JP2001193849A - ゲートバルブ - Google Patents
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- JP2001193849A JP2001193849A JP2000005269A JP2000005269A JP2001193849A JP 2001193849 A JP2001193849 A JP 2001193849A JP 2000005269 A JP2000005269 A JP 2000005269A JP 2000005269 A JP2000005269 A JP 2000005269A JP 2001193849 A JP2001193849 A JP 2001193849A
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- housing
- opening
- box
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- Details Of Valves (AREA)
- Valve Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 弁棒の支持構造の簡素化を図り、組立作業を
容易に、かつ迅速に行うことができ、しかも、コストの
低下を図ることができる。 【解決手段】 開口2部を有し、開口部2の周囲に弁座
3を有する弁箱1の支持板8に軸受シールユニット13
を設ける。軸受シールユニット13に弁棒12を軸方向
に移動可能に、かつ回動可能に挿通させて支持する。弁
棒12の先端部に弁体32を取付け、弁体32を弁座3
に当接させ、若しくは弁座3から離隔させて開口部2を
開閉させる。弁箱1外に駆動手段38を設ける。駆動手
段38は、弁体32を開口部2に対向する前進位置と開
口部2の軸心に対する直角方向の後退位置とに移動させ
るとともに、弁体32の前進位置で弁体32により開口
部2を開閉させるように、弁棒32および弁体32を弁
棒12の軸方向に移動させるとともに、弁棒12および
弁体32を回動させる。
容易に、かつ迅速に行うことができ、しかも、コストの
低下を図ることができる。 【解決手段】 開口2部を有し、開口部2の周囲に弁座
3を有する弁箱1の支持板8に軸受シールユニット13
を設ける。軸受シールユニット13に弁棒12を軸方向
に移動可能に、かつ回動可能に挿通させて支持する。弁
棒12の先端部に弁体32を取付け、弁体32を弁座3
に当接させ、若しくは弁座3から離隔させて開口部2を
開閉させる。弁箱1外に駆動手段38を設ける。駆動手
段38は、弁体32を開口部2に対向する前進位置と開
口部2の軸心に対する直角方向の後退位置とに移動させ
るとともに、弁体32の前進位置で弁体32により開口
部2を開閉させるように、弁棒32および弁体32を弁
棒12の軸方向に移動させるとともに、弁棒12および
弁体32を回動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体ウ
エハ、液晶等の製造装置において、半導体ウエハ、液晶
等を各処理室に出し入れする通路を開閉するためなどに
用いるゲートバルブに関する。
エハ、液晶等の製造装置において、半導体ウエハ、液晶
等を各処理室に出し入れする通路を開閉するためなどに
用いるゲートバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゲートバルブとしては、
処理室に不純物が侵入するのを防止する必要があり、例
えば、特開平7−83336号公報、特開平8−128
542号公報等に記載されているように、弁棒および弁
体を作動させる機構部材を弁箱外に設けた構成が知られ
ている。このようなゲートバルブの構成について概略説
明すると、開口部を有し、この開口部の周囲に弁座を有
する弁箱に弁棒が挿通され、弁箱と弁棒における弁箱外
への突出部との間にベローズが取付けられ、弁棒には弁
箱内において弁座に当接し、若しくは弁座から離隔して
開口部を開閉するための弁体が固定され、弁体を開口部
に対向する前進位置と開口部の軸心に対する直角方向の
後退位置とに移動させるとともに、弁体を前進位置で開
口部を開閉させるように案内手段および駆動手段により
弁棒および弁体を弁棒の軸方向に移動させ、かつ弁棒お
よび弁体を回動させるように構成されている。
処理室に不純物が侵入するのを防止する必要があり、例
えば、特開平7−83336号公報、特開平8−128
542号公報等に記載されているように、弁棒および弁
体を作動させる機構部材を弁箱外に設けた構成が知られ
ている。このようなゲートバルブの構成について概略説
明すると、開口部を有し、この開口部の周囲に弁座を有
する弁箱に弁棒が挿通され、弁箱と弁棒における弁箱外
への突出部との間にベローズが取付けられ、弁棒には弁
箱内において弁座に当接し、若しくは弁座から離隔して
開口部を開閉するための弁体が固定され、弁体を開口部
に対向する前進位置と開口部の軸心に対する直角方向の
後退位置とに移動させるとともに、弁体を前進位置で開
口部を開閉させるように案内手段および駆動手段により
弁棒および弁体を弁棒の軸方向に移動させ、かつ弁棒お
よび弁体を回動させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例のゲートバルブでは、弁棒および弁体の移
動および回動を案内する手段が、弁棒の両側で弁棒とシ
リンダ装置とに設ける必要があるため、案内構造が複雑
となり、組立作業にも手数を要する。
ような従来例のゲートバルブでは、弁棒および弁体の移
動および回動を案内する手段が、弁棒の両側で弁棒とシ
リンダ装置とに設ける必要があるため、案内構造が複雑
となり、組立作業にも手数を要する。
【0004】ところで、上記のようなゲートバルブは、
一般的には弁箱を上方に配置して使用するが、上記のよ
うに弁箱と弁棒とをベローズによりシールすると、破損
したウエハの破片やガスが弁箱における弁棒の挿通空間
からベローズ内に入る。ウエハの破片等をベローズ内か
ら除去したり、ベローズを交換するには、駆動手段およ
び案内手段の全体を弁箱から取外さなければならず、し
かも、その取外し作業は弁箱の下側で行わなければなら
ないため、交換やメンテナンスの作業に多くの時間や手
数を要する。
一般的には弁箱を上方に配置して使用するが、上記のよ
うに弁箱と弁棒とをベローズによりシールすると、破損
したウエハの破片やガスが弁箱における弁棒の挿通空間
からベローズ内に入る。ウエハの破片等をベローズ内か
ら除去したり、ベローズを交換するには、駆動手段およ
び案内手段の全体を弁箱から取外さなければならず、し
かも、その取外し作業は弁箱の下側で行わなければなら
ないため、交換やメンテナンスの作業に多くの時間や手
数を要する。
【0005】本発明の目的は、上記のような従来の問題
を解決しようとするものであって、弁棒を弁箱に軸方向
に移動可能に、かつ回動可能に支持するようにし、弁棒
の支持構造の簡素化を図ることができ、したがって、組
立作業を容易に、かつ迅速に行うことができ、しかも、
コストの低下を図ることができるようにしたゲートバル
ブを提供するにある。
を解決しようとするものであって、弁棒を弁箱に軸方向
に移動可能に、かつ回動可能に支持するようにし、弁棒
の支持構造の簡素化を図ることができ、したがって、組
立作業を容易に、かつ迅速に行うことができ、しかも、
コストの低下を図ることができるようにしたゲートバル
ブを提供するにある。
【0006】本発明の他の目的は、弁棒を弁箱に対して
シール状態に支持する手段を弁箱の内側から取り外すこ
とができるようにして交換やメンテナンスの作業に要す
る時間や手数を少なく抑えることができるようにしたゲ
ートバルブを提供するにある。
シール状態に支持する手段を弁箱の内側から取り外すこ
とができるようにして交換やメンテナンスの作業に要す
る時間や手数を少なく抑えることができるようにしたゲ
ートバルブを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のゲートバルブは、開口部を有し、この開口部
の周囲に弁座を有する弁箱に先端側から挿入される弁棒
と、この弁棒の先端部に取付けられ、上記弁座に当接
し、若しくは上記弁座から離隔して上記開口部を開閉す
る弁体と、上記弁棒を上記弁箱に対してシール状態で軸
方向に移動可能に、かつ回動可能に支持するシールおよ
び支持手段と、上記弁箱外に設けられ、上記弁対を上記
開口部に対向する前進位置と上記開口部の軸芯に対する
直角方向の後退位置とに移動させるとともに、上記弁体
の上記前進位置で上記弁体により上記開口部を開閉させ
るように、上記弁棒および上記弁体を上記弁棒の軸方向
に移動させるとともに、上記弁棒および上記弁体を回動
させる駆動手段とを備えたものである。
に本発明のゲートバルブは、開口部を有し、この開口部
の周囲に弁座を有する弁箱に先端側から挿入される弁棒
と、この弁棒の先端部に取付けられ、上記弁座に当接
し、若しくは上記弁座から離隔して上記開口部を開閉す
る弁体と、上記弁棒を上記弁箱に対してシール状態で軸
方向に移動可能に、かつ回動可能に支持するシールおよ
び支持手段と、上記弁箱外に設けられ、上記弁対を上記
開口部に対向する前進位置と上記開口部の軸芯に対する
直角方向の後退位置とに移動させるとともに、上記弁体
の上記前進位置で上記弁体により上記開口部を開閉させ
るように、上記弁棒および上記弁体を上記弁棒の軸方向
に移動させるとともに、上記弁棒および上記弁体を回動
させる駆動手段とを備えたものである。
【0008】上記課題を解決するために本発明の他のゲ
ートバルブは、上記構成において、弁体が弁棒に取外し
可能に取付けられ、シールおよび支持手段の少なくとも
弁箱内側部分がこの弁箱内側から取外し可能に取付けら
れるものである。
ートバルブは、上記構成において、弁体が弁棒に取外し
可能に取付けられ、シールおよび支持手段の少なくとも
弁箱内側部分がこの弁箱内側から取外し可能に取付けら
れるものである。
【0009】そして、上記構成において、シールおよび
支持手段として、弁箱の取付け穴にシール状態で上記弁
箱内側から少なくとも一部を取外すことができるように
取付けられ、球面状に凹入された内面を有する分割型の
ハウジングと、このハウジングの球面状内面に沿って回
転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方向に移
動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジング内側
に取外し可能で回転可能に支持される回転体と、上記ハ
ウジングの球面状内面と上記回転体の球面状外面との少
なくとも一方に形成された係合溝と、この係合溝に係合
され、上記ハウジングと上記回転体とシールするシール
部材と、上記回転体の貫通穴内壁面に形成された係合溝
と、この係合溝に係合され、上記回転体と上記弁棒とを
シールするシール部材とを備えた軸受シールユニットに
より構成することができる。
支持手段として、弁箱の取付け穴にシール状態で上記弁
箱内側から少なくとも一部を取外すことができるように
取付けられ、球面状に凹入された内面を有する分割型の
ハウジングと、このハウジングの球面状内面に沿って回
転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方向に移
動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジング内側
に取外し可能で回転可能に支持される回転体と、上記ハ
ウジングの球面状内面と上記回転体の球面状外面との少
なくとも一方に形成された係合溝と、この係合溝に係合
され、上記ハウジングと上記回転体とシールするシール
部材と、上記回転体の貫通穴内壁面に形成された係合溝
と、この係合溝に係合され、上記回転体と上記弁棒とを
シールするシール部材とを備えた軸受シールユニットに
より構成することができる。
【0010】また、上記シールおよび支持手段として、
弁箱の取付け穴に取付けられ、球面状に凹入された内面
を有するハウジング、このハウジングの球面状内面に沿
って回転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方
向に移動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジン
グの内側に回転可能に支持される回転体を備えた軸受ユ
ニットと、上記弁箱内で上記弁棒の外周部に設けられ、
上記弁箱の内部を外部に対してシールするベローズとか
ら構成することができる。
弁箱の取付け穴に取付けられ、球面状に凹入された内面
を有するハウジング、このハウジングの球面状内面に沿
って回転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方
向に移動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジン
グの内側に回転可能に支持される回転体を備えた軸受ユ
ニットと、上記弁箱内で上記弁棒の外周部に設けられ、
上記弁箱の内部を外部に対してシールするベローズとか
ら構成することができる。
【0011】または上記シールおよび支持手段として、
弁箱の取付け穴に取付けられ、球面状に凹入された内面
を有するハウジング、このハウジングの球面状内面に沿
って回転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方
向に移動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジン
グの内側に回転可能に支持される回転体を備えた軸受ユ
ニットと、上記弁箱内で上記弁棒の外周部に取外し可能
に設けられ、上記弁箱の内部を外部に対してシールする
ベローズとから構成することができる。
弁箱の取付け穴に取付けられ、球面状に凹入された内面
を有するハウジング、このハウジングの球面状内面に沿
って回転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方
向に移動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジン
グの内側に回転可能に支持される回転体を備えた軸受ユ
ニットと、上記弁箱内で上記弁棒の外周部に取外し可能
に設けられ、上記弁箱の内部を外部に対してシールする
ベローズとから構成することができる。
【0012】または上記シールおよび支持手段として、
弁箱の取付け穴に取付けられ、球面状に凹入された内面
を有するハウジング、このハウジングの球面状内面に沿
って回転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方
向に移動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジン
グの内側に回転可能に支持される回転体を備えた軸受ユ
ニットと、上記弁箱外で上記弁棒の外周部に設けられ、
上記弁箱の内部を外部に対してシールするベローズとか
ら構成することができる。
弁箱の取付け穴に取付けられ、球面状に凹入された内面
を有するハウジング、このハウジングの球面状内面に沿
って回転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方
向に移動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジン
グの内側に回転可能に支持される回転体を備えた軸受ユ
ニットと、上記弁箱外で上記弁棒の外周部に設けられ、
上記弁箱の内部を外部に対してシールするベローズとか
ら構成することができる。
【0013】または上記シールおよび支持手段として、
弁箱の取付け穴に取付けられ、球面状に凹入された内面
を有するハウジング、このハウジングの球面状内面に沿
って回転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方
向に移動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジン
グの内側に回転可能に支持される回転体を備えた軸受ユ
ニットと、上記弁箱外で上記弁棒の外周部に取外し可能
に設けられ、上記弁箱の内部を外部に対してシールする
ベローズとから構成することができる。
弁箱の取付け穴に取付けられ、球面状に凹入された内面
を有するハウジング、このハウジングの球面状内面に沿
って回転し得る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方
向に移動可能に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジン
グの内側に回転可能に支持される回転体を備えた軸受ユ
ニットと、上記弁箱外で上記弁棒の外周部に取外し可能
に設けられ、上記弁箱の内部を外部に対してシールする
ベローズとから構成することができる。
【0014】また、上記のようにベローズを取外し可能
とする構成においては、ハウジングを、弁箱の内側から
少なくとも一部を取外し、回転体を取外すことができる
ように分割型に形成して上記弁箱の取付け穴に取り付け
ることができる。
とする構成においては、ハウジングを、弁箱の内側から
少なくとも一部を取外し、回転体を取外すことができる
ように分割型に形成して上記弁箱の取付け穴に取り付け
ることができる。
【0015】また、上記各構成における駆動手段とし
て、弁箱外に設けられるシリンダ装置と、弁体を弁座か
ら離隔させるように弁棒および上記弁体を付勢するばね
と、上記シリンダ装置の作動により上記弁体を開口部に
対向する前進位置と上記開口部の軸心に対する直角方向
の後退位置とに移動させる間においては、上記弁体を上
記弁座から離隔させるように上記弁棒および上記弁体を
上記ばねの弾性により保持させ、上記弁体を上記開口部
に対向させた前進位置において、上記シリンダ装置の作
動により上記弁棒および上記弁体を上記ばねの弾性に抗
して回動させ、上記弁体を上記弁座に当接させることが
できる回動手段とを備えることができる。
て、弁箱外に設けられるシリンダ装置と、弁体を弁座か
ら離隔させるように弁棒および上記弁体を付勢するばね
と、上記シリンダ装置の作動により上記弁体を開口部に
対向する前進位置と上記開口部の軸心に対する直角方向
の後退位置とに移動させる間においては、上記弁体を上
記弁座から離隔させるように上記弁棒および上記弁体を
上記ばねの弾性により保持させ、上記弁体を上記開口部
に対向させた前進位置において、上記シリンダ装置の作
動により上記弁棒および上記弁体を上記ばねの弾性に抗
して回動させ、上記弁体を上記弁座に当接させることが
できる回動手段とを備えることができる。
【0016】また、上記各構成において、弁体を開口部
に対向させた前進位置で回転体に係合して上記弁体およ
び弁棒の前進を規制するためのストッパを上記弁棒に備
えることができる。
に対向させた前進位置で回転体に係合して上記弁体およ
び弁棒の前進を規制するためのストッパを上記弁棒に備
えることができる。
【0017】上記のように構成された本発明によれば、
弁体および弁棒が弁棒の軸方向に移動し得るように、か
つ回動し得るように、弁棒を弁箱に対して支持手段によ
り支持しているので、支持手段は弁箱における弁棒の挿
通部に取付けるだけでよく、構成の簡素化を図ることが
できる。
弁体および弁棒が弁棒の軸方向に移動し得るように、か
つ回動し得るように、弁棒を弁箱に対して支持手段によ
り支持しているので、支持手段は弁箱における弁棒の挿
通部に取付けるだけでよく、構成の簡素化を図ることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第1の実
施形態ついて説明する。図1ないし図6は本発明の第1
の実施形態に係るゲートバルブを示し、図1は弁箱の開
口部を開放した状態の中央部縦断正面図、図2は弁箱の
開口部を弁体により閉じた状態の中央部縦断正面図、図
3は弁箱の開口部を開放した図1と同様の状態の中央部
縦断側面図、図4は弁箱の開口部に弁体を対向させた前
進規制状態の中央部縦断側面図、図5は弁箱の開口部を
弁体により閉じた図2と同様の状態の中央部縦断側面
図、図6は図1おける弁棒のシールおよび支持手段部分
の拡大図である。
図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第1の実
施形態ついて説明する。図1ないし図6は本発明の第1
の実施形態に係るゲートバルブを示し、図1は弁箱の開
口部を開放した状態の中央部縦断正面図、図2は弁箱の
開口部を弁体により閉じた状態の中央部縦断正面図、図
3は弁箱の開口部を開放した図1と同様の状態の中央部
縦断側面図、図4は弁箱の開口部に弁体を対向させた前
進規制状態の中央部縦断側面図、図5は弁箱の開口部を
弁体により閉じた図2と同様の状態の中央部縦断側面
図、図6は図1おける弁棒のシールおよび支持手段部分
の拡大図である。
【0019】図1ないし図6に示すように、弁箱1はガ
ス流路用の開口部2を有し、開口部2の周囲に弁座3が
形成されている。本実施形態における弁座3は、開口部
2の周囲に形成された蟻溝状の係合溝4にゴム等の弾性
材から成るシール材5が圧入されて抜け止め状態に保持
されている。弁箱1の底板6には開口部7が形成され、
底板6の外側面には開口部7を閉塞するように支持板8
がねじ9により取外し可能に取付けられている。支持板
8の内側面には開口部7の周縁部に位置して係合溝10
が形成され、係合溝10にゴム等の弾性材から成るシー
ル材11が係合され、シール材11が係合溝10と底板
6の外側面とに圧接されて底板6と支持板8とがシール
されている。支持板8には一対の弁棒12が挿通され、
各弁棒12は支持板8に対して軸受シールユニット13
によりシール状態で軸方向に移動可能に、かつ回動可能
に支持される。本実施形態においては、軸受シールユニ
ット13により弁箱1と弁棒12とのシール機能および
弁箱1に対する弁棒12の支持機能とが兼用されてい
る。
ス流路用の開口部2を有し、開口部2の周囲に弁座3が
形成されている。本実施形態における弁座3は、開口部
2の周囲に形成された蟻溝状の係合溝4にゴム等の弾性
材から成るシール材5が圧入されて抜け止め状態に保持
されている。弁箱1の底板6には開口部7が形成され、
底板6の外側面には開口部7を閉塞するように支持板8
がねじ9により取外し可能に取付けられている。支持板
8の内側面には開口部7の周縁部に位置して係合溝10
が形成され、係合溝10にゴム等の弾性材から成るシー
ル材11が係合され、シール材11が係合溝10と底板
6の外側面とに圧接されて底板6と支持板8とがシール
されている。支持板8には一対の弁棒12が挿通され、
各弁棒12は支持板8に対して軸受シールユニット13
によりシール状態で軸方向に移動可能に、かつ回動可能
に支持される。本実施形態においては、軸受シールユニ
ット13により弁箱1と弁棒12とのシール機能および
弁箱1に対する弁棒12の支持機能とが兼用されてい
る。
【0020】軸受シールユニット13の一例について説
明すると、ハウジング14は全体として円筒状に形成さ
れ、その内側に凹入された球面状内面15を有し、軸心
に対して直角方向の面で中央部において二分割されてい
る。そして、一方の分割片が支持板8の取付け穴16に
嵌合状態に挿入されている。取付け穴16はその軸心方
向の中間部において弁箱1の内部側より外部側がやや小
径となる段差部17を有し、この段差部17により分割
片が外方へ抜け止めされている。他方の分割片は一部が
取付け穴16に挿入されて大部分が取付け穴16から弁
箱1の開口部7内に突出されるか、若しくは全体が取付
け穴16外で開口部7内に突出されている。回転体18
は球面状外面19を有し、中央部に貫通穴20を有し、
球面状外面19がハウジング14の両分割片の球面状内
面15に跨って取外し可能で回転し得るように支持され
ている。クランプ部材21はその両端部がねじ22によ
り支持板8の内側面に取外し可能に取付けられ、中間部
の外部側に一対形成された大径穴23がハウジング14
における弁箱1内への突出部に嵌合されている。クラン
プ部材21には大径穴23に続いて内部側に小径穴24
が形成され、大径穴23と小径穴24との段差部25に
よりハウジング14が弁箱1の内方へ抜け止めされてい
る。
明すると、ハウジング14は全体として円筒状に形成さ
れ、その内側に凹入された球面状内面15を有し、軸心
に対して直角方向の面で中央部において二分割されてい
る。そして、一方の分割片が支持板8の取付け穴16に
嵌合状態に挿入されている。取付け穴16はその軸心方
向の中間部において弁箱1の内部側より外部側がやや小
径となる段差部17を有し、この段差部17により分割
片が外方へ抜け止めされている。他方の分割片は一部が
取付け穴16に挿入されて大部分が取付け穴16から弁
箱1の開口部7内に突出されるか、若しくは全体が取付
け穴16外で開口部7内に突出されている。回転体18
は球面状外面19を有し、中央部に貫通穴20を有し、
球面状外面19がハウジング14の両分割片の球面状内
面15に跨って取外し可能で回転し得るように支持され
ている。クランプ部材21はその両端部がねじ22によ
り支持板8の内側面に取外し可能に取付けられ、中間部
の外部側に一対形成された大径穴23がハウジング14
における弁箱1内への突出部に嵌合されている。クラン
プ部材21には大径穴23に続いて内部側に小径穴24
が形成され、大径穴23と小径穴24との段差部25に
よりハウジング14が弁箱1の内方へ抜け止めされてい
る。
【0021】回転体18の貫通穴20の径は弁棒12の
外径とほぼ等しくなるように設定され、ハウジング14
の上下の開放部の内径およびクランプ部材21の小径穴
24の径は弁棒12の外形よりやや大きくなるように設
定されている。そして、弁棒12はハウジング14の開
放部、回転体18の貫通穴20、クランプ部材21の小
径穴24に挿通され、貫通穴20に沿って軸方向に移動
可能に支持されるようになっている。
外径とほぼ等しくなるように設定され、ハウジング14
の上下の開放部の内径およびクランプ部材21の小径穴
24の径は弁棒12の外形よりやや大きくなるように設
定されている。そして、弁棒12はハウジング14の開
放部、回転体18の貫通穴20、クランプ部材21の小
径穴24に挿通され、貫通穴20に沿って軸方向に移動
可能に支持されるようになっている。
【0022】ハウジング14における外部側分割片の外
周面には環状の係合溝26が形成され、係合溝26にゴ
ム等の弾性材から成るシール材であるOリング27が係
合され、Oリング27が係合溝26と取付け穴16の周
壁とに圧接されて両者間がシールされている。ハウジン
グ14における両分割片間の空所28にゴム等の弾性材
から成るシール材であるOリング29が挿入され、Oリ
ング29が支持板8における取付け穴16の壁面と回転
体18の球面状外面19とに圧接されて支持板8、ハウ
ジング14、回転体18との間がそれぞれシールされて
いる。回転体18の貫通穴20の周壁には環状の係合溝
30が一条、若しくは複数条(図示例では2条)形成さ
れ、各係合溝30にゴム等の弾性材から成るシール材で
あるOリング31が係合され、Oリング31が係合溝3
0と弁棒12の外周面とに圧接されて両者間がシールさ
れている。したがって、弁棒12はOリング31により
シールされた状態で貫通穴20に沿って軸方向に移動さ
れ、Oリング29によりシールされた状態で回転体18
と共にハウジング14の球面状内面15に沿って回動さ
れる。
周面には環状の係合溝26が形成され、係合溝26にゴ
ム等の弾性材から成るシール材であるOリング27が係
合され、Oリング27が係合溝26と取付け穴16の周
壁とに圧接されて両者間がシールされている。ハウジン
グ14における両分割片間の空所28にゴム等の弾性材
から成るシール材であるOリング29が挿入され、Oリ
ング29が支持板8における取付け穴16の壁面と回転
体18の球面状外面19とに圧接されて支持板8、ハウ
ジング14、回転体18との間がそれぞれシールされて
いる。回転体18の貫通穴20の周壁には環状の係合溝
30が一条、若しくは複数条(図示例では2条)形成さ
れ、各係合溝30にゴム等の弾性材から成るシール材で
あるOリング31が係合され、Oリング31が係合溝3
0と弁棒12の外周面とに圧接されて両者間がシールさ
れている。したがって、弁棒12はOリング31により
シールされた状態で貫通穴20に沿って軸方向に移動さ
れ、Oリング29によりシールされた状態で回転体18
と共にハウジング14の球面状内面15に沿って回動さ
れる。
【0023】両弁棒12における弁箱1内の先端部(上
端部)には弁体32の中間部に一対形成された穴33が
嵌合され、各穴33に連通して反対側にねじ取付け穴3
4が形成され、ねじ取付け穴34からねじ35が弁棒1
2の先端部に軸心方向に形成されたねじ穴36に螺入さ
れることにより、弁体32が弁棒12に取外し可能に取
り付けられている。そして、弁棒12が上記のように軸
受シールユニット13により軸方向への移動を案内され
ることにより、弁体32が開口部2に対向する前進位置
(図4参照)と、開口部2に対する直角方向の後退位置
(図1、図3参照)とに移動されるようになっている。
また、弁棒12が上記のように軸受シールユニット13
により回動を案内されることにより、弁体32が上記前
進位置で開口部2を開閉し得るようになっている。弁体
32による開口部2の閉塞時において、弁体32の回動
支点が弁座2の延長線上にないため、弁体32における
開口部2側の面が弁棒12側に至るに従い、次第に緩や
かに弁座3側へ近付くように傾斜されるなどにより、弁
体32が弁座3の全周に均一な圧接力で確実に接触さ
れ、開口部2が確実に閉塞されるようになっている。ま
た、上記のように弁体32を開口部2に対向させた前進
位置で弁棒12の中間部に形成された係合部37が回転
体18に係合され、弁体32および弁棒12が前進規制
されるようになっている。
端部)には弁体32の中間部に一対形成された穴33が
嵌合され、各穴33に連通して反対側にねじ取付け穴3
4が形成され、ねじ取付け穴34からねじ35が弁棒1
2の先端部に軸心方向に形成されたねじ穴36に螺入さ
れることにより、弁体32が弁棒12に取外し可能に取
り付けられている。そして、弁棒12が上記のように軸
受シールユニット13により軸方向への移動を案内され
ることにより、弁体32が開口部2に対向する前進位置
(図4参照)と、開口部2に対する直角方向の後退位置
(図1、図3参照)とに移動されるようになっている。
また、弁棒12が上記のように軸受シールユニット13
により回動を案内されることにより、弁体32が上記前
進位置で開口部2を開閉し得るようになっている。弁体
32による開口部2の閉塞時において、弁体32の回動
支点が弁座2の延長線上にないため、弁体32における
開口部2側の面が弁棒12側に至るに従い、次第に緩や
かに弁座3側へ近付くように傾斜されるなどにより、弁
体32が弁座3の全周に均一な圧接力で確実に接触さ
れ、開口部2が確実に閉塞されるようになっている。ま
た、上記のように弁体32を開口部2に対向させた前進
位置で弁棒12の中間部に形成された係合部37が回転
体18に係合され、弁体32および弁棒12が前進規制
されるようになっている。
【0024】上記のような弁棒12および弁体32の移
動および回動については弁箱1外に設けられた駆動手段
38により行われる。その一例について説明すると、弁
棒12の外側方において支持フレーム40の一対の側板
41がねじ42等により支持板8に取外し可能に取付け
られ、支持フレーム40における側板41の端部間に渡
された支持板43にエアシリンダ44のシリンダ本体4
5の頂部が取り付けられ、エアシリンダ44のピストン
ロッド46が支持板43に形成された穴47に挿通され
て伸縮されるようになっている。ピストンロッド46の
先端にはホルダ48がねじ49等により取外し可能に取
付けられ、ホルダ48の両側には案内ローラ50が水平
方向の軸により回転可能に支持されている。各案内ロー
ラ50は各側板41にピストンロッド46の軸心方向に
沿って形成された案内溝51に案内されるようになって
いる。
動および回動については弁箱1外に設けられた駆動手段
38により行われる。その一例について説明すると、弁
棒12の外側方において支持フレーム40の一対の側板
41がねじ42等により支持板8に取外し可能に取付け
られ、支持フレーム40における側板41の端部間に渡
された支持板43にエアシリンダ44のシリンダ本体4
5の頂部が取り付けられ、エアシリンダ44のピストン
ロッド46が支持板43に形成された穴47に挿通され
て伸縮されるようになっている。ピストンロッド46の
先端にはホルダ48がねじ49等により取外し可能に取
付けられ、ホルダ48の両側には案内ローラ50が水平
方向の軸により回転可能に支持されている。各案内ロー
ラ50は各側板41にピストンロッド46の軸心方向に
沿って形成された案内溝51に案内されるようになって
いる。
【0025】両弁棒12の基端部(下端部)はホルダ5
2の基部両側部に螺着等により取外し可能に取付けら
れ、ホルダ52の両側突出部にはその内側に位置してロ
ーラ53が水平方向の軸54により回転可能に支持され
ている。ホルダ48の両側部にはローラカム55がねじ
56等により取外し可能に、かつ位置調整可能に取付け
られている。各ローラカム55のカム溝57は、ローラ
53を係合する円弧状の係合部57aに続いてローラ5
3を乗り越えさせる頂点部57bにより緩やかに屈折す
る傾斜面57cに形成されている。ホルダ52の基部中
央部にはブラケット58の基部がねじ59等により取付
けられ、ブラケット58の先端部(下端部)にはばね掛
け60が取付けられている。両ローラカム55間にはば
ね掛け61が取り付けられている。両ばね掛け60、6
1間には引張ばね62が1本、若しくは複数本(図示例
では2本)掛けられてホルダ52、ローラカム55間に
引張ばね62が張設され、この引張ばね62の引張力に
よりローラ53がローラカム55のカム溝57における
係合部57a等の側に対して付勢されている。すなわ
ち、引張ばね62により弁棒12、弁体32等が開口部
2の開放側へ付勢されている。
2の基部両側部に螺着等により取外し可能に取付けら
れ、ホルダ52の両側突出部にはその内側に位置してロ
ーラ53が水平方向の軸54により回転可能に支持され
ている。ホルダ48の両側部にはローラカム55がねじ
56等により取外し可能に、かつ位置調整可能に取付け
られている。各ローラカム55のカム溝57は、ローラ
53を係合する円弧状の係合部57aに続いてローラ5
3を乗り越えさせる頂点部57bにより緩やかに屈折す
る傾斜面57cに形成されている。ホルダ52の基部中
央部にはブラケット58の基部がねじ59等により取付
けられ、ブラケット58の先端部(下端部)にはばね掛
け60が取付けられている。両ローラカム55間にはば
ね掛け61が取り付けられている。両ばね掛け60、6
1間には引張ばね62が1本、若しくは複数本(図示例
では2本)掛けられてホルダ52、ローラカム55間に
引張ばね62が張設され、この引張ばね62の引張力に
よりローラ53がローラカム55のカム溝57における
係合部57a等の側に対して付勢されている。すなわ
ち、引張ばね62により弁棒12、弁体32等が開口部
2の開放側へ付勢されている。
【0026】そして、エアシリンダ44のピストンロッ
ド46の伸縮に伴ってホルダ48、ローラカム55が前
進、後退するに際し、ローラカム55の係合部57aが
ローラ53に係合された状態(図3、図4参照)で、弁
体32および弁棒12が上記のように弁棒12の軸方向
に沿って移動され、開口部21に対向する前進位置と後
退位置とに移動され、ローラ53をローラカム55の係
合部57aから頂点部57b上に位置させ、若しくは頂
点部57bから傾斜面57cへ僅かに低くなる位置に乗
り越えさせた状態(図5参照)で、弁体32および弁棒
12が上記のように回動され、弁体32が開口部2を閉
塞し得るように設定されている。
ド46の伸縮に伴ってホルダ48、ローラカム55が前
進、後退するに際し、ローラカム55の係合部57aが
ローラ53に係合された状態(図3、図4参照)で、弁
体32および弁棒12が上記のように弁棒12の軸方向
に沿って移動され、開口部21に対向する前進位置と後
退位置とに移動され、ローラ53をローラカム55の係
合部57aから頂点部57b上に位置させ、若しくは頂
点部57bから傾斜面57cへ僅かに低くなる位置に乗
り越えさせた状態(図5参照)で、弁体32および弁棒
12が上記のように回動され、弁体32が開口部2を閉
塞し得るように設定されている。
【0027】以上の構成において、以下、開口部2の開
閉動作について説明する。今、図1、図3に示すよう
に、エアシリンダ44のピストンロッド46が縮められ
てホルダ48、ローラカム55等が後退(下降)し、引
張ばね62によりローラ53がローラカム57の係合部
57aに付勢された状態でローラ53、ホルダ52、弁
棒12、弁体32等が後退(下降)し、開口部2が開放
された状態に保持されているものとする。
閉動作について説明する。今、図1、図3に示すよう
に、エアシリンダ44のピストンロッド46が縮められ
てホルダ48、ローラカム55等が後退(下降)し、引
張ばね62によりローラ53がローラカム57の係合部
57aに付勢された状態でローラ53、ホルダ52、弁
棒12、弁体32等が後退(下降)し、開口部2が開放
された状態に保持されているものとする。
【0028】この状態から図4に示すように、エアシリ
ンダ44のピストンロッド46を伸長させ、ホルダ4
8、ローラカム55等を案内ローラ50と案内溝51と
の案内(図2、図5参照)により前進(上昇)させる。
このとき、引張ばね62の引張力によりローラ53がカ
ム溝57の係合部57aに係合状態に保持されているの
で、ローラ53、ホルダ52、弁棒12、弁体32等が
上記のように軸受シールユニット13の案内より、弁体
32を弁座3から少し離した位置で弁軸12の軸方向、
すなわち、ピストンロッド46の軸方向に沿って移動す
る。弁体32が開口部2に対向する位置まで前進する
と、弁棒12の係合部37が軸受シールユニット13の
回転体18に係合し、ローラ53、ホルダ52、弁棒2
1、弁体32等が前進規制される。
ンダ44のピストンロッド46を伸長させ、ホルダ4
8、ローラカム55等を案内ローラ50と案内溝51と
の案内(図2、図5参照)により前進(上昇)させる。
このとき、引張ばね62の引張力によりローラ53がカ
ム溝57の係合部57aに係合状態に保持されているの
で、ローラ53、ホルダ52、弁棒12、弁体32等が
上記のように軸受シールユニット13の案内より、弁体
32を弁座3から少し離した位置で弁軸12の軸方向、
すなわち、ピストンロッド46の軸方向に沿って移動す
る。弁体32が開口部2に対向する位置まで前進する
と、弁棒12の係合部37が軸受シールユニット13の
回転体18に係合し、ローラ53、ホルダ52、弁棒2
1、弁体32等が前進規制される。
【0029】続いて、図2、図5に示すように、エアシ
リンダ44のピストンロッド46を伸長させ、ホルダ4
8、ローラカム55等を案内ローラ50と案内溝51と
の案内により前進させると、上記のようにローラ53、
ホルダ52、弁棒12、弁体32等が前進規制されてい
るので、ローラ53を引張ばね62の引張力に抗してカ
ム溝57の係合部57aから頂点部57b上、若しくは
頂点部57bを傾斜面57c側へ僅に乗り越えさせて水
平方向へ移動させる。これに伴い、ホルダ52、弁棒1
2、弁体32等を上記のように軸受シールユニット13
を支点として回動させ、弁体32を水平方向に移動させ
て弁座3に密着させ、開口部2をシール状態に閉塞する
ことができる。上記のようにローラ53、ホルダ52、
弁棒12、弁体32等を回動させる際、エアシリンダ4
4のピストンロッド46、ホルダ48、ローラカム55
側は、ホルダ48に支持した案内ローラ50と支持フレ
ーム40の案内溝51とでピストンロッド46の軸方向
に沿って直線状に移動させるように案内し、斜め方向か
ら荷重が加わらないようにピストンロッド46等を円滑
に作動させることができる。
リンダ44のピストンロッド46を伸長させ、ホルダ4
8、ローラカム55等を案内ローラ50と案内溝51と
の案内により前進させると、上記のようにローラ53、
ホルダ52、弁棒12、弁体32等が前進規制されてい
るので、ローラ53を引張ばね62の引張力に抗してカ
ム溝57の係合部57aから頂点部57b上、若しくは
頂点部57bを傾斜面57c側へ僅に乗り越えさせて水
平方向へ移動させる。これに伴い、ホルダ52、弁棒1
2、弁体32等を上記のように軸受シールユニット13
を支点として回動させ、弁体32を水平方向に移動させ
て弁座3に密着させ、開口部2をシール状態に閉塞する
ことができる。上記のようにローラ53、ホルダ52、
弁棒12、弁体32等を回動させる際、エアシリンダ4
4のピストンロッド46、ホルダ48、ローラカム55
側は、ホルダ48に支持した案内ローラ50と支持フレ
ーム40の案内溝51とでピストンロッド46の軸方向
に沿って直線状に移動させるように案内し、斜め方向か
ら荷重が加わらないようにピストンロッド46等を円滑
に作動させることができる。
【0030】また、ローラ53をカム溝57の頂点部5
7bに位置させた弁体32による開口部2の閉塞状態
で、弁体32の推力が最大となり、弁棒12等の弾性に
よりシール荷重を保持するように設定しておくことによ
り、ローラ53がカム溝57の頂点部57b上に位置す
る場合には、弁体32による開口部2の閉塞状態で弁体
32の推力を維持することができ、また、ローラ53が
カム溝57の頂点部57bから僅に低くなる傾斜面57
c側に位置する場合にも、弁体32による開口部2の閉
塞状態で弁体32の推力をほとんど弱めないようにする
ことができ、弁体32により開口部2を確実にシールし
た閉塞状態で弁体32をロックすることができる。
7bに位置させた弁体32による開口部2の閉塞状態
で、弁体32の推力が最大となり、弁棒12等の弾性に
よりシール荷重を保持するように設定しておくことによ
り、ローラ53がカム溝57の頂点部57b上に位置す
る場合には、弁体32による開口部2の閉塞状態で弁体
32の推力を維持することができ、また、ローラ53が
カム溝57の頂点部57bから僅に低くなる傾斜面57
c側に位置する場合にも、弁体32による開口部2の閉
塞状態で弁体32の推力をほとんど弱めないようにする
ことができ、弁体32により開口部2を確実にシールし
た閉塞状態で弁体32をロックすることができる。
【0031】これとは逆に、開口部2を開放するには、
図2、図5に示す状態でエアシリンダ44のピストンロ
ッド46を縮め、ホルダ48、ローラカム55等を案内
ローラ50と案内溝51との案内により後退させる。こ
の後退に伴い、まず、図4に示すように、ロックローラ
55のカム溝57における頂点部57b上に位置し、若
しくは頂点部57bを僅に傾斜面57c側に乗り越えて
いるローラ53が引張ばね62の引張力により係合部5
7aに落ち込んで係合する。これに伴い、ホルダ52、
弁棒12、弁体32等が軸受シールユニット13の案内
により上記とは逆方向に回動し、弁体12の軸がピスト
ンロッド46の軸とほぼ平行となり、弁体32が弁座3
から離隔して開口部2を開放する。
図2、図5に示す状態でエアシリンダ44のピストンロ
ッド46を縮め、ホルダ48、ローラカム55等を案内
ローラ50と案内溝51との案内により後退させる。こ
の後退に伴い、まず、図4に示すように、ロックローラ
55のカム溝57における頂点部57b上に位置し、若
しくは頂点部57bを僅に傾斜面57c側に乗り越えて
いるローラ53が引張ばね62の引張力により係合部5
7aに落ち込んで係合する。これに伴い、ホルダ52、
弁棒12、弁体32等が軸受シールユニット13の案内
により上記とは逆方向に回動し、弁体12の軸がピスト
ンロッド46の軸とほぼ平行となり、弁体32が弁座3
から離隔して開口部2を開放する。
【0032】続いて、上記のようにローラ53が引張ば
ね62の引張力によりローラカム55のカム溝57にお
ける係合部57aに係合されているので、図1、図3に
示すように、ローラ53、ホルダ52、弁棒12、弁体
32等がホルダ48、ローラカム55等の後退と共に、
軸受シールユニット13の案内により弁棒12の軸方向
に沿って後退する。
ね62の引張力によりローラカム55のカム溝57にお
ける係合部57aに係合されているので、図1、図3に
示すように、ローラ53、ホルダ52、弁棒12、弁体
32等がホルダ48、ローラカム55等の後退と共に、
軸受シールユニット13の案内により弁棒12の軸方向
に沿って後退する。
【0033】そして、上記のようにエアシリンダ44の
作動により弁体32が開口部2の開放状態で前進、後退
する間、ローラ53が引張ばね62の引張力によりカム
溝57の係合部57aに係合し、ローラ53がカム溝5
7の頂点部57bに乗り上げ、若しくは頂点部57bを
乗り越えなければ弁棒12、弁体32等を回動させて開
口部2を閉塞することができないようになっている。し
たがって、ローラ53が頂点部57bに乗り上げ、若し
くは頂点部57bを乗り越える荷重が大きくなるので、
引張ばね62の引張力が小さくても、弁体32等の自重
と慣性で弁体32が開口部2に対向する以前に開口部2
の閉塞位置へ回動するのを防止し、シール材5を弁体3
2でこすらないようにすることができる。また、弁体3
2で開口部2を閉塞する際、ローラ53がカム溝57に
おける頂点部57bに乗り上げ、若しくは頂点部57b
を乗り越えることにより、弁体32の締め付け推力を大
きくすることができ、エアシリンダ44の操作圧力がな
くても弁体32を開口部2の閉塞状態でロックすること
ができる。
作動により弁体32が開口部2の開放状態で前進、後退
する間、ローラ53が引張ばね62の引張力によりカム
溝57の係合部57aに係合し、ローラ53がカム溝5
7の頂点部57bに乗り上げ、若しくは頂点部57bを
乗り越えなければ弁棒12、弁体32等を回動させて開
口部2を閉塞することができないようになっている。し
たがって、ローラ53が頂点部57bに乗り上げ、若し
くは頂点部57bを乗り越える荷重が大きくなるので、
引張ばね62の引張力が小さくても、弁体32等の自重
と慣性で弁体32が開口部2に対向する以前に開口部2
の閉塞位置へ回動するのを防止し、シール材5を弁体3
2でこすらないようにすることができる。また、弁体3
2で開口部2を閉塞する際、ローラ53がカム溝57に
おける頂点部57bに乗り上げ、若しくは頂点部57b
を乗り越えることにより、弁体32の締め付け推力を大
きくすることができ、エアシリンダ44の操作圧力がな
くても弁体32を開口部2の閉塞状態でロックすること
ができる。
【0034】使用に伴って、軸受シールユニット13に
おけるOリング26、29、31等の変換を必要とする
場合には、弁箱1側において、まず、ねじ35を緩めて
弁体32を弁棒12から外す。次に、ねじ22を緩めて
クランプ部材21を支持板8および弁棒12から外す。
次に、ハウジング14の一方の分割片、回転体18、ハ
ウジング14の他方の分割片をOリング26、29、3
1と共に、順次、支持板8の取付け穴16および弁棒1
2から外す。次に、古いOリング26、29、31を新
しいOリング26、29、31に交換する。次にハウジ
ング14の分割片、回転体18、ハウジング14の分割
片の順で弁棒12に嵌め、弁棒12に沿って移動させて
ハウジング14の分割片を支持板8の取付け穴16に挿
入するとともに、ハウジング14内に回転体18を収め
る。次に、クランプ部材21を弁棒12に嵌め、弁棒1
2に沿って移動させ、穴23をハウジング14の突出部
に嵌める。次に、クランプ部材21をねじ22により支
持板8に固定状態に取付ける。その後、弁棒12の先端
部に弁体32をねじ35により取付ける。なお、軸受シ
ールユニット13は回転体18をハウジング14内に収
めた状態で取付け穴16に挿入することもできる。ま
た、ハウジング14と回転体18等の全体を変換するこ
ともできる。
おけるOリング26、29、31等の変換を必要とする
場合には、弁箱1側において、まず、ねじ35を緩めて
弁体32を弁棒12から外す。次に、ねじ22を緩めて
クランプ部材21を支持板8および弁棒12から外す。
次に、ハウジング14の一方の分割片、回転体18、ハ
ウジング14の他方の分割片をOリング26、29、3
1と共に、順次、支持板8の取付け穴16および弁棒1
2から外す。次に、古いOリング26、29、31を新
しいOリング26、29、31に交換する。次にハウジ
ング14の分割片、回転体18、ハウジング14の分割
片の順で弁棒12に嵌め、弁棒12に沿って移動させて
ハウジング14の分割片を支持板8の取付け穴16に挿
入するとともに、ハウジング14内に回転体18を収め
る。次に、クランプ部材21を弁棒12に嵌め、弁棒1
2に沿って移動させ、穴23をハウジング14の突出部
に嵌める。次に、クランプ部材21をねじ22により支
持板8に固定状態に取付ける。その後、弁棒12の先端
部に弁体32をねじ35により取付ける。なお、軸受シ
ールユニット13は回転体18をハウジング14内に収
めた状態で取付け穴16に挿入することもできる。ま
た、ハウジング14と回転体18等の全体を変換するこ
ともできる。
【0035】本実施形態によれば、弁体32および弁棒
12が弁棒12の軸方向に移動し得るように、かつ回動
し得るように、弁棒12を弁箱1に対して軸受シールユ
ニット13により支持しているので、軸受シールユニッ
ト13は弁箱1における弁棒12の挿通部に取付けるだ
けでよく、構成の簡素化を図ることができる。したがっ
て、組立作業を容易に、かつ迅速に行うことができる。
また、軸受シールユニット13は弁箱1側から交換する
ことができるので、交換、メンテナンス等の作業を短時
間で、しかも、能率よく行うことができる。したがっ
て、軸受シールユニット13等の交換、メンテナンス等
に要するコストの低下を図ることができる。また、軸受
シールユニット13は弁箱1に対して弁棒12をシール
状態で軸方向に移動可能に、かつ回動可能に支持するの
で、弁箱1に対して弁棒12を簡単にシール状態で挿通
させることができ、しかも、上記のような従来例の高価
なベローズに比べて低コスト化を図ることができる。更
に、弁棒12に形成した係合部37を軸受シールユニッ
ト13の回転体18に係合することにより、弁体32が
開口部2に対応する弁体32および弁棒12の前進位置
を規制するので、上記従来例のようにストッパ機構を有
する案内手段を弁棒の両側に設ける場合に比べて構成の
簡素化を図り、低コスト化を図ることができる。
12が弁棒12の軸方向に移動し得るように、かつ回動
し得るように、弁棒12を弁箱1に対して軸受シールユ
ニット13により支持しているので、軸受シールユニッ
ト13は弁箱1における弁棒12の挿通部に取付けるだ
けでよく、構成の簡素化を図ることができる。したがっ
て、組立作業を容易に、かつ迅速に行うことができる。
また、軸受シールユニット13は弁箱1側から交換する
ことができるので、交換、メンテナンス等の作業を短時
間で、しかも、能率よく行うことができる。したがっ
て、軸受シールユニット13等の交換、メンテナンス等
に要するコストの低下を図ることができる。また、軸受
シールユニット13は弁箱1に対して弁棒12をシール
状態で軸方向に移動可能に、かつ回動可能に支持するの
で、弁箱1に対して弁棒12を簡単にシール状態で挿通
させることができ、しかも、上記のような従来例の高価
なベローズに比べて低コスト化を図ることができる。更
に、弁棒12に形成した係合部37を軸受シールユニッ
ト13の回転体18に係合することにより、弁体32が
開口部2に対応する弁体32および弁棒12の前進位置
を規制するので、上記従来例のようにストッパ機構を有
する案内手段を弁棒の両側に設ける場合に比べて構成の
簡素化を図り、低コスト化を図ることができる。
【0036】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図7ないし図9は本発明の第2の実施形態に係
るゲートバルブを示し、図7は弁箱の開口部を開放した
状態の中央部縦断正面図、図8は同状態の中央部縦断側
面図、図9は図7における弁棒のシールおよび支持手段
部分の拡大図である。
明する。図7ないし図9は本発明の第2の実施形態に係
るゲートバルブを示し、図7は弁箱の開口部を開放した
状態の中央部縦断正面図、図8は同状態の中央部縦断側
面図、図9は図7における弁棒のシールおよび支持手段
部分の拡大図である。
【0037】上記第1の実施形態にあっては、弁体32
を二本の弁棒12等を用いて作動させるように構成して
いるが、本実施形態にあっては、弁体32を一本の弁棒
12等を用いて作動させるように構成している点におい
て構成を異にするので、上記第1の実施形態と同じ構成
については同一符号を付してその説明を省略し、主とし
て異なる構成について説明する。
を二本の弁棒12等を用いて作動させるように構成して
いるが、本実施形態にあっては、弁体32を一本の弁棒
12等を用いて作動させるように構成している点におい
て構成を異にするので、上記第1の実施形態と同じ構成
については同一符号を付してその説明を省略し、主とし
て異なる構成について説明する。
【0038】本実施形態においては、図7ないし図9に
示すように、一本の弁棒12が弁箱1の支持板8に軸受
シールユニット13により軸方向に沿って移動可能に、
かつ回動可能に挿通状態で支持されている。弁棒12に
おける弁箱1内の先端部には弁体32の中央部に形成さ
れた穴33が嵌合され、穴33の反対側に形成されたね
じ取付け穴34からねじ35が弁棒12のねじ穴36に
螺入されている。弁棒12の先端部には軸心と直角方向
に貫通穴63が形成され、貫通穴63に挿通されたピン
64が弁体32にねじ取付け穴34の反対側で形成され
た凹所65に挿入され、上記ねじ35による締付けによ
りピン64が凹所65におけるねじ取付け穴34側の位
置決め面に係合されることにより、弁体32が弁棒12
および開口部2に対して適正な姿勢となるように取付け
られている。弁棒12の基端部は駆動手段38における
ホルダ52の基部中央部に取外し可能に取付けられる。
その一例として、弁棒12の基端部がホルダ52の基部
中央部に形成された穴66に挿入され、ホルダ52の基
部に穴66と直角方向で連通状態で形成されたねじ穴6
7にねじ68が螺入され、ねじ68の先端が弁棒12の
基端部に形成された溝69に係合されることにより、弁
棒12の基端部がホルダ52の基部中央部に取外し可能
に取付けられている。また、軸受けシールユニット13
におけるハウジング14と回転体18との間をシールす
るOリング29は、ハウジング14の各分割片に対応し
て回転体18の外周面に形成された係合溝70に係合さ
れている。
示すように、一本の弁棒12が弁箱1の支持板8に軸受
シールユニット13により軸方向に沿って移動可能に、
かつ回動可能に挿通状態で支持されている。弁棒12に
おける弁箱1内の先端部には弁体32の中央部に形成さ
れた穴33が嵌合され、穴33の反対側に形成されたね
じ取付け穴34からねじ35が弁棒12のねじ穴36に
螺入されている。弁棒12の先端部には軸心と直角方向
に貫通穴63が形成され、貫通穴63に挿通されたピン
64が弁体32にねじ取付け穴34の反対側で形成され
た凹所65に挿入され、上記ねじ35による締付けによ
りピン64が凹所65におけるねじ取付け穴34側の位
置決め面に係合されることにより、弁体32が弁棒12
および開口部2に対して適正な姿勢となるように取付け
られている。弁棒12の基端部は駆動手段38における
ホルダ52の基部中央部に取外し可能に取付けられる。
その一例として、弁棒12の基端部がホルダ52の基部
中央部に形成された穴66に挿入され、ホルダ52の基
部に穴66と直角方向で連通状態で形成されたねじ穴6
7にねじ68が螺入され、ねじ68の先端が弁棒12の
基端部に形成された溝69に係合されることにより、弁
棒12の基端部がホルダ52の基部中央部に取外し可能
に取付けられている。また、軸受けシールユニット13
におけるハウジング14と回転体18との間をシールす
るOリング29は、ハウジング14の各分割片に対応し
て回転体18の外周面に形成された係合溝70に係合さ
れている。
【0039】本実施形態によれば、上記第1の実施形態
における利点に加え、弁棒12を一本のみ用いるので、
軸受シールユニット13等の構成の簡素化を図ることが
でき、一層、製作コストの低減を図ることができる。
における利点に加え、弁棒12を一本のみ用いるので、
軸受シールユニット13等の構成の簡素化を図ることが
でき、一層、製作コストの低減を図ることができる。
【0040】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図10は本発明の第3の実施形態に係るゲート
バルブを示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を
開放し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面
図である。
明する。図10は本発明の第3の実施形態に係るゲート
バルブを示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を
開放し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面
図である。
【0041】上記第1の実施形態にあっては、エアシリ
ンダ44のピストンロッド46を伸長させることによ
り、弁体32等を前進させるとともに、回動させて開口
部2を閉塞し、ピストンロッド46を縮めることによ
り、弁体32等を回動させて開口部2を開放するととも
に、後退させるように構成しているが、本実施形態にお
いては、エアシリンダ44を上記とは逆向きに配置した
点において構成を異にするので、上記第1の実施形態と
同じ構成については同一符号を付してその説明を省略
し、主として異なる構成について説明する。
ンダ44のピストンロッド46を伸長させることによ
り、弁体32等を前進させるとともに、回動させて開口
部2を閉塞し、ピストンロッド46を縮めることによ
り、弁体32等を回動させて開口部2を開放するととも
に、後退させるように構成しているが、本実施形態にお
いては、エアシリンダ44を上記とは逆向きに配置した
点において構成を異にするので、上記第1の実施形態と
同じ構成については同一符号を付してその説明を省略
し、主として異なる構成について説明する。
【0042】本実施形態においては、図10に示すよう
に、一対の弁棒12の間において、エアシリンダ44の
シリンダ本体45の底部が支持板8に取付けられ、ピス
トンロッド46の先端にホルダ48がねじ等により取外
し可能に取付けられている。また、一対の弁棒12間に
エアシリンダ44が配置されることにより、一対の弁棒
12の間隔が広くなるので、クランプ部材21が弁棒1
2ごとに分割されている。また、一対の弁棒12間にエ
アシリンダ44が配置されることにより、ホルダ52が
弁棒12ごとに分割され、ホルダ52とローラカム55
とに突設されたばね掛け71と72とに引張ばね62が
掛けられてホルダ52、ローラカム55間に引張ばね6
2が張設されている。そして、エアシリンダ44のピス
トンロッド46を縮めることにより、上記第1の実施形
態と同様にして弁棒12、弁体32等を前進させ、続い
て、前進限で回動させ、弁体32により開口部2を閉塞
することができる。これとは逆に、エアシリンダ44の
ピストンロッド46を伸ばすことにより、上記第1の実
施形態と同様にして弁棒12、弁体32等を回動させて
開口部2を開放させ、続いて、後退させることができ
る。
に、一対の弁棒12の間において、エアシリンダ44の
シリンダ本体45の底部が支持板8に取付けられ、ピス
トンロッド46の先端にホルダ48がねじ等により取外
し可能に取付けられている。また、一対の弁棒12間に
エアシリンダ44が配置されることにより、一対の弁棒
12の間隔が広くなるので、クランプ部材21が弁棒1
2ごとに分割されている。また、一対の弁棒12間にエ
アシリンダ44が配置されることにより、ホルダ52が
弁棒12ごとに分割され、ホルダ52とローラカム55
とに突設されたばね掛け71と72とに引張ばね62が
掛けられてホルダ52、ローラカム55間に引張ばね6
2が張設されている。そして、エアシリンダ44のピス
トンロッド46を縮めることにより、上記第1の実施形
態と同様にして弁棒12、弁体32等を前進させ、続い
て、前進限で回動させ、弁体32により開口部2を閉塞
することができる。これとは逆に、エアシリンダ44の
ピストンロッド46を伸ばすことにより、上記第1の実
施形態と同様にして弁棒12、弁体32等を回動させて
開口部2を開放させ、続いて、後退させることができ
る。
【0043】本実施形態においても、上記第1の実施形
態と同様の利点を有する。
態と同様の利点を有する。
【0044】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。図11は本発明の第4の実施形態に係るゲート
バルブを示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を
開放し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面
図である。
明する。図11は本発明の第4の実施形態に係るゲート
バルブを示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を
開放し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面
図である。
【0045】上記第2の実施形態にあっては、エアシリ
ンダ44のピストンロッド46を伸長させることによ
り、弁体32等を前進させるとともに、回動させて開口
部2を閉塞し、ピストンロッド46を縮めることによ
り、弁体32等を回動させて開口部2を開放するととも
に、後退させるように構成しているが、本実施形態にお
いては、エアシリンダ44を上記とは逆向きに配置する
とともに、エアシリンダ44を一対用いてホルダ48、
ローラカム55等の前進、後退を案内する案内ローラ5
0、案内溝51等を不要とした点において構成を異にす
るので、上記第2の実施形態と同じ構成については同一
符号を付してその説明を省略し、主として異なる構成に
ついて説明する。
ンダ44のピストンロッド46を伸長させることによ
り、弁体32等を前進させるとともに、回動させて開口
部2を閉塞し、ピストンロッド46を縮めることによ
り、弁体32等を回動させて開口部2を開放するととも
に、後退させるように構成しているが、本実施形態にお
いては、エアシリンダ44を上記とは逆向きに配置する
とともに、エアシリンダ44を一対用いてホルダ48、
ローラカム55等の前進、後退を案内する案内ローラ5
0、案内溝51等を不要とした点において構成を異にす
るので、上記第2の実施形態と同じ構成については同一
符号を付してその説明を省略し、主として異なる構成に
ついて説明する。
【0046】本実施形態においては、図11に示すよう
に、一本の弁棒12の両側において、エアシリンダ44
のシリンダ本体45の底部が支持板8の外側面に取付け
られ、ピストンロッド46の先端間にヨーク73の両端
部が取付けられ、ヨーク73の中間部にローラカム55
がねじ56等により取外し可能に取付けられている。そ
して、エアシリンダ44のピストンロッド46を縮める
ことにより、上記第1、第2の実施形態と同様にして弁
棒12、弁体32等を前進させ、続いて、前進限で回動
させ、弁体32により開口部2を閉塞することができ
る。これとは逆に、エアシリンダ44のピストンロッド
46を伸ばすことにより、上記第1、第2の実施形態と
同様にして弁棒12、弁体32等を回動させて開口部2
を開放させ、続いて、後退させることができる。
に、一本の弁棒12の両側において、エアシリンダ44
のシリンダ本体45の底部が支持板8の外側面に取付け
られ、ピストンロッド46の先端間にヨーク73の両端
部が取付けられ、ヨーク73の中間部にローラカム55
がねじ56等により取外し可能に取付けられている。そ
して、エアシリンダ44のピストンロッド46を縮める
ことにより、上記第1、第2の実施形態と同様にして弁
棒12、弁体32等を前進させ、続いて、前進限で回動
させ、弁体32により開口部2を閉塞することができ
る。これとは逆に、エアシリンダ44のピストンロッド
46を伸ばすことにより、上記第1、第2の実施形態と
同様にして弁棒12、弁体32等を回動させて開口部2
を開放させ、続いて、後退させることができる。
【0047】本実施形態においては、弁棒12の両側に
一対のエアシリンダ44を配置し、しかも、弁棒12、
弁体32等を前進させて回動させるためにエアシリンダ
44に大きな負荷が加わる際にエアシリンダ44のピス
トンロッド46を縮めるようにしているので、ピストン
ロッド46に撓むように負荷が作用するおそれはなく、
上記各実施形態における案内ローラ50、案内溝51、
ホルダ48等は不要となる。したがって、本実施形態に
おいては、上記第2の実施形態と同様の利点に加え、構
成の簡素化を図り、製作コストの低減を図ることができ
る利点を有する。
一対のエアシリンダ44を配置し、しかも、弁棒12、
弁体32等を前進させて回動させるためにエアシリンダ
44に大きな負荷が加わる際にエアシリンダ44のピス
トンロッド46を縮めるようにしているので、ピストン
ロッド46に撓むように負荷が作用するおそれはなく、
上記各実施形態における案内ローラ50、案内溝51、
ホルダ48等は不要となる。したがって、本実施形態に
おいては、上記第2の実施形態と同様の利点に加え、構
成の簡素化を図り、製作コストの低減を図ることができ
る利点を有する。
【0048】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。図12は本発明の第5の実施形態に係るゲート
バルブを示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を
開放し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面
図である。
明する。図12は本発明の第5の実施形態に係るゲート
バルブを示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を
開放し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面
図である。
【0049】上記第1の実施形態にあっては、弁棒12
を軸受シールユニット13により、弁箱1と弁棒12と
のシール機能および弁箱1に対する弁棒12の支持機能
を一体的に組み合わせるように構成しているが、本実施
形態にあっては、弁箱1内外のシール機能と弁棒12の
支持機能とを独立させるように構成している点において
構成を異にするので、上記第1の実施形態と同じ構成に
ついては同一符号を付してその説明を省略し、主として
異なる構成について説明する。
を軸受シールユニット13により、弁箱1と弁棒12と
のシール機能および弁箱1に対する弁棒12の支持機能
を一体的に組み合わせるように構成しているが、本実施
形態にあっては、弁箱1内外のシール機能と弁棒12の
支持機能とを独立させるように構成している点において
構成を異にするので、上記第1の実施形態と同じ構成に
ついては同一符号を付してその説明を省略し、主として
異なる構成について説明する。
【0050】本実施形態においては、図12に示すよう
に、各弁棒12を支持する軸受ユニット74が弁箱1の
支持板8に備えられている。その一例について説明する
と、ハウジング75は全体として円筒状に形成され、凹
入された球面状内面76を有し、軸心に対して直角方向
の面で中央部において二分割されている。一方の分割片
が支持板8の取付け穴77に嵌合状態で挿入されてい
る。取付け穴77はその軸心方向の中間部において弁箱
1の内部側より外部側がやや小径となる段差部78を有
し、この段差部78により分割片が外方へ抜け止めされ
ている。他方の分割片は取付け穴77から弁箱1の開口
部7内に突出されている。回転体79は球面状外面80
を有し、中央部に貫通穴81を有し、球面状外面80が
ハウジング75の両分割片の球面状内面76に跨って回
転し得るように支持されている。クランプ部材82はそ
の両端部がねじ83により支持板8の内側面に取外し可
能に取付けられ、弁棒12に対応して中間部の外部側に
形成された大径穴84がハウジング75における弁箱1
内への突出部の外周部に嵌合されている。クランプ部材
82には大径穴84に続いて内部側に小径穴85が形成
され、大径穴84と小径穴85との段差部86によりハ
ウジング75が弁箱1の内方へ抜け止めされている。支
持板8の内側面には取付け穴77の外周部において係合
溝87が形成され、この係合溝87にはシール材である
Oリング88が係合され、Oリング88が係合溝87と
クランプ部材82とに圧接されて支持板8とクランプ部
材82とがシールされている。
に、各弁棒12を支持する軸受ユニット74が弁箱1の
支持板8に備えられている。その一例について説明する
と、ハウジング75は全体として円筒状に形成され、凹
入された球面状内面76を有し、軸心に対して直角方向
の面で中央部において二分割されている。一方の分割片
が支持板8の取付け穴77に嵌合状態で挿入されてい
る。取付け穴77はその軸心方向の中間部において弁箱
1の内部側より外部側がやや小径となる段差部78を有
し、この段差部78により分割片が外方へ抜け止めされ
ている。他方の分割片は取付け穴77から弁箱1の開口
部7内に突出されている。回転体79は球面状外面80
を有し、中央部に貫通穴81を有し、球面状外面80が
ハウジング75の両分割片の球面状内面76に跨って回
転し得るように支持されている。クランプ部材82はそ
の両端部がねじ83により支持板8の内側面に取外し可
能に取付けられ、弁棒12に対応して中間部の外部側に
形成された大径穴84がハウジング75における弁箱1
内への突出部の外周部に嵌合されている。クランプ部材
82には大径穴84に続いて内部側に小径穴85が形成
され、大径穴84と小径穴85との段差部86によりハ
ウジング75が弁箱1の内方へ抜け止めされている。支
持板8の内側面には取付け穴77の外周部において係合
溝87が形成され、この係合溝87にはシール材である
Oリング88が係合され、Oリング88が係合溝87と
クランプ部材82とに圧接されて支持板8とクランプ部
材82とがシールされている。
【0051】回転体79の貫通穴81の径は弁棒12の
外形とほぼ等しくなるように設定され、ハウジング75
の上下の開放部の内径およびクランプ部材82の小径穴
85の径は大径穴84の径よりやや小さくなるように設
定されている。そして、弁棒12はハウジング75の開
放部、回転体79の貫通穴81、クランプ部材82の小
径穴85に挿通され、貫通穴81により軸方向に移動可
能に支持され、ハウジング75の球面状内面76に回転
体79と共に回動可能に支持されるようになっている。
外形とほぼ等しくなるように設定され、ハウジング75
の上下の開放部の内径およびクランプ部材82の小径穴
85の径は大径穴84の径よりやや小さくなるように設
定されている。そして、弁棒12はハウジング75の開
放部、回転体79の貫通穴81、クランプ部材82の小
径穴85に挿通され、貫通穴81により軸方向に移動可
能に支持され、ハウジング75の球面状内面76に回転
体79と共に回動可能に支持されるようになっている。
【0052】クランプ部材82における弁棒12の外周
部にはベローズ取付け用のリング状部89が形成され、
弁棒12における弁体32の後部側外周にはベローズ取
付け用のリング90が嵌合されている。リング90は弁
棒12に形成された係合部91と、弁体32の後側で弁
棒12の外周に嵌合されたカラー92とで挟持されて固
定状態に保持されている。リング90の内周面と弁棒1
2の外周面とはシールされている。その一例として、リ
ング90の内周面に係合溝93が形成され、この係合溝
93に係合されたシール材であるOリング94が係合溝
93と弁棒12の外周面とに圧接されている。リング状
部89とリング90にはベローズ95の各端部が溶接等
によりシール状態に取付けられている。そして、ベロー
ズ95により弁棒12の外周部において弁箱1の内外が
シールされた状態で、上記第1の実施形態と同様に、弁
棒12等が軸方向に移動され、かつ回動されて開口部2
が開閉されるようになっている。
部にはベローズ取付け用のリング状部89が形成され、
弁棒12における弁体32の後部側外周にはベローズ取
付け用のリング90が嵌合されている。リング90は弁
棒12に形成された係合部91と、弁体32の後側で弁
棒12の外周に嵌合されたカラー92とで挟持されて固
定状態に保持されている。リング90の内周面と弁棒1
2の外周面とはシールされている。その一例として、リ
ング90の内周面に係合溝93が形成され、この係合溝
93に係合されたシール材であるOリング94が係合溝
93と弁棒12の外周面とに圧接されている。リング状
部89とリング90にはベローズ95の各端部が溶接等
によりシール状態に取付けられている。そして、ベロー
ズ95により弁棒12の外周部において弁箱1の内外が
シールされた状態で、上記第1の実施形態と同様に、弁
棒12等が軸方向に移動され、かつ回動されて開口部2
が開閉されるようになっている。
【0053】使用に伴って、ベローズ95等の交換を必
要とする場合には、弁箱1側において、まず、ねじ35
を暖めて弁体32を弁棒12から外し、カラー92も弁
棒12から外す。次に、ねじ83を暖めてクランプ部材
82、リング90、ベローズ95等を支持板8、弁棒1
2から外す。更に、必要であれば、ハウジング75の一
方の分割片、回転体79、ハウジング75の他方の分割
片等を順次、支持板8の取付け穴77および弁棒12か
ら外す。次に、古いベローズ95を新しいベローズ95
にクランプ部材82、リング90等と共に交換し、必要
であれば、ハウジング75、回転体79を新しいものに
交換する。次に、ハウジング75の分割片、回転体7
9、ハウジング75の分割片の順で弁棒12に嵌め、弁
棒12に沿って移動させてハウジング75の分割片を支
持板8の取付け穴77に挿入するとともに、ハウジング
75内に回転体79を収める。次に、クランプ部材8
2、ベローズ95、リング90等を弁棒12に嵌め、弁
棒12に沿って移動させ、穴84をハウジング75の突
出部に嵌める。次に、クランプ部材82をねじ83によ
り支持板8に固定状態に取付ける。その後、弁棒12の
先端部に弁体32をねじ35により取付ける。
要とする場合には、弁箱1側において、まず、ねじ35
を暖めて弁体32を弁棒12から外し、カラー92も弁
棒12から外す。次に、ねじ83を暖めてクランプ部材
82、リング90、ベローズ95等を支持板8、弁棒1
2から外す。更に、必要であれば、ハウジング75の一
方の分割片、回転体79、ハウジング75の他方の分割
片等を順次、支持板8の取付け穴77および弁棒12か
ら外す。次に、古いベローズ95を新しいベローズ95
にクランプ部材82、リング90等と共に交換し、必要
であれば、ハウジング75、回転体79を新しいものに
交換する。次に、ハウジング75の分割片、回転体7
9、ハウジング75の分割片の順で弁棒12に嵌め、弁
棒12に沿って移動させてハウジング75の分割片を支
持板8の取付け穴77に挿入するとともに、ハウジング
75内に回転体79を収める。次に、クランプ部材8
2、ベローズ95、リング90等を弁棒12に嵌め、弁
棒12に沿って移動させ、穴84をハウジング75の突
出部に嵌める。次に、クランプ部材82をねじ83によ
り支持板8に固定状態に取付ける。その後、弁棒12の
先端部に弁体32をねじ35により取付ける。
【0054】本実施形態によれば、上記第1の実施形態
における利点に加え、軸受ユニット74を大気側に設
け、ベローズ95を弁箱1側(真空側)に設けているの
で、弁箱1側を真空状態に確実に保つことができ、しか
も、不純物が弁箱1内に侵入するのを確実に防止するこ
とができ、真空度、不純物の侵入防止が厳格に要求され
る用途に特に有用である。
における利点に加え、軸受ユニット74を大気側に設
け、ベローズ95を弁箱1側(真空側)に設けているの
で、弁箱1側を真空状態に確実に保つことができ、しか
も、不純物が弁箱1内に侵入するのを確実に防止するこ
とができ、真空度、不純物の侵入防止が厳格に要求され
る用途に特に有用である。
【0055】次に、本発明の第6の実施形態について説
明する。図13は本発明の第6の実施形態に係るゲート
バルブを示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を
開放し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面
図である。
明する。図13は本発明の第6の実施形態に係るゲート
バルブを示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を
開放し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面
図である。
【0056】本実施形態にあっては、上記第5の実施形
態と同様に、シール機能と支持機能とを一体的に組み合
わせるように構成しているが、上記第5の実施形態とは
ベローズの配置を異にするのみであるので、上記第1な
いし第5の実施形態と同じ構成については同一符号を付
してその説明を省略し、主として異なる構成について説
明する。
態と同様に、シール機能と支持機能とを一体的に組み合
わせるように構成しているが、上記第5の実施形態とは
ベローズの配置を異にするのみであるので、上記第1な
いし第5の実施形態と同じ構成については同一符号を付
してその説明を省略し、主として異なる構成について説
明する。
【0057】本実施形態においては、図13に示すよう
に、上記第5の実施形態と同様に弁箱1の支持板8に軸
受ユニット74が備えられている。支持板8の外面側に
は取付け穴77の外周部においてベローズ取付け用のリ
ング96がその外周複数箇所の突出部97を利用してね
じ98により取付けられている。支持板8の外側面には
取付け穴77の外周において係合溝99が形成され、こ
の係合溝99に係合されたシール材であるOリング10
0が係合溝99とリング96とに圧接され、支持板8と
リング96との間がシールされている。弁棒12におけ
るホルダ52の前側外周にはベローズ取付け用のリング
101が嵌合されている。リング101は弁棒12に係
合された係合部102とホルダ52の前面とで挟持され
て固定状態に保持されている。リング101の内周面と
弁棒12の外周面とはシールされている。その一例とし
て、リング101の内周面に係合溝103が形成され、
この係合溝103に係合されたシール材であるOリング
104が係合溝103と弁棒12の外周面とに圧接され
ている。リング96とリング101にはベローズ105
の各端部が溶接等によりシール状態に取付けられてい
る。そして、ベローズ105により弁棒12の外周部に
おいて弁箱1の内外がシールされた状態で、上記第1の
実施形態と同様に、弁棒12等が軸方向に移動され、か
つ回動されて開口部2が開閉されるようになっている。
に、上記第5の実施形態と同様に弁箱1の支持板8に軸
受ユニット74が備えられている。支持板8の外面側に
は取付け穴77の外周部においてベローズ取付け用のリ
ング96がその外周複数箇所の突出部97を利用してね
じ98により取付けられている。支持板8の外側面には
取付け穴77の外周において係合溝99が形成され、こ
の係合溝99に係合されたシール材であるOリング10
0が係合溝99とリング96とに圧接され、支持板8と
リング96との間がシールされている。弁棒12におけ
るホルダ52の前側外周にはベローズ取付け用のリング
101が嵌合されている。リング101は弁棒12に係
合された係合部102とホルダ52の前面とで挟持され
て固定状態に保持されている。リング101の内周面と
弁棒12の外周面とはシールされている。その一例とし
て、リング101の内周面に係合溝103が形成され、
この係合溝103に係合されたシール材であるOリング
104が係合溝103と弁棒12の外周面とに圧接され
ている。リング96とリング101にはベローズ105
の各端部が溶接等によりシール状態に取付けられてい
る。そして、ベローズ105により弁棒12の外周部に
おいて弁箱1の内外がシールされた状態で、上記第1の
実施形態と同様に、弁棒12等が軸方向に移動され、か
つ回動されて開口部2が開閉されるようになっている。
【0058】使用に伴って、ベローズ105等の交換を
必要とする場合には、弁箱1側において、まず、ねじ3
5を暖めて弁体32を弁棒12から外す。次に、ねじ2
2を暖めてクランプ部材82を支持板8、弁棒12から
外す。次に、ハウジング75の一方の分割片、回転体7
9、ハウジング75の他方の分割片等を順次、支持板8
の取付け穴77および弁棒12から外す。次に、ねじ4
2を緩めて駆動手段38を支持板8から外すとともに、
弁棒12を弁箱1から抜き取る。次に、古いベローズ1
05を新しいベローズ105にリング96、101等と
共に交換し、必要であれば、ハウジング75、回転体7
9を新しいものに交換する。次に、リング96、ベロー
ズ105、リング101等を弁棒12に嵌めて弁棒12
に沿って移動させる。次に、弁棒12の先端側を弁箱1
内に取付け穴77から挿入し、駆動手段38をねじ42
により支持板8に取付ける。次に、ハウジング75の分
割片、回転体79、ハウジング75の分割片の順で弁棒
12に嵌め、弁棒12に沿って移動させてハウジング7
5の分割片を支持板8の取付け穴77に挿入するととも
に、ハウジング75内に回転体79を収める。次に、ク
ランプ部材82を弁棒12に嵌め、弁棒12に沿って移
動させ、穴84をハウジング75の突出部に嵌める。次
に、クランプ部材82をねじ83により支持板8に固定
状態に取付ける。その後、弁棒12の先端部に弁体32
をねじ35により取付ける(なお、軸受ユニット74を
先に支持板8に取付けた後、弁棒12を軸受ユニット7
4の貫通穴81に挿通させるようにしてもいよい。
必要とする場合には、弁箱1側において、まず、ねじ3
5を暖めて弁体32を弁棒12から外す。次に、ねじ2
2を暖めてクランプ部材82を支持板8、弁棒12から
外す。次に、ハウジング75の一方の分割片、回転体7
9、ハウジング75の他方の分割片等を順次、支持板8
の取付け穴77および弁棒12から外す。次に、ねじ4
2を緩めて駆動手段38を支持板8から外すとともに、
弁棒12を弁箱1から抜き取る。次に、古いベローズ1
05を新しいベローズ105にリング96、101等と
共に交換し、必要であれば、ハウジング75、回転体7
9を新しいものに交換する。次に、リング96、ベロー
ズ105、リング101等を弁棒12に嵌めて弁棒12
に沿って移動させる。次に、弁棒12の先端側を弁箱1
内に取付け穴77から挿入し、駆動手段38をねじ42
により支持板8に取付ける。次に、ハウジング75の分
割片、回転体79、ハウジング75の分割片の順で弁棒
12に嵌め、弁棒12に沿って移動させてハウジング7
5の分割片を支持板8の取付け穴77に挿入するととも
に、ハウジング75内に回転体79を収める。次に、ク
ランプ部材82を弁棒12に嵌め、弁棒12に沿って移
動させ、穴84をハウジング75の突出部に嵌める。次
に、クランプ部材82をねじ83により支持板8に固定
状態に取付ける。その後、弁棒12の先端部に弁体32
をねじ35により取付ける(なお、軸受ユニット74を
先に支持板8に取付けた後、弁棒12を軸受ユニット7
4の貫通穴81に挿通させるようにしてもいよい。
【0059】本実施形態によれば、ベローズ105を交
換する際、弁箱1外からの取外し、取付け作業を必要と
する点において上記第1の実施形態よりも交換、メンテ
ナンスの作業性にやや劣るが、その他においては、上記
第1の実施形態における利点に加え、軸受ユニット74
とベローズ105とを組み合わせて用いているので、弁
箱1側を真空状態に確実に保つことができ、しかも、不
純物が弁箱1内に侵入するのを少なく抑制することがで
き、真空度が厳格に要求される用途に特に有用である。
換する際、弁箱1外からの取外し、取付け作業を必要と
する点において上記第1の実施形態よりも交換、メンテ
ナンスの作業性にやや劣るが、その他においては、上記
第1の実施形態における利点に加え、軸受ユニット74
とベローズ105とを組み合わせて用いているので、弁
箱1側を真空状態に確実に保つことができ、しかも、不
純物が弁箱1内に侵入するのを少なく抑制することがで
き、真空度が厳格に要求される用途に特に有用である。
【0060】なお、上記各実施形態において、軸受シー
ルユニット13、若しくは軸受ユニット74の回転体1
8、若しくは79の貫通穴20、若しくは81は回転体
18、若しくは79の貫通穴にスリーブを取付けること
により形成してもよく、また、上記第1、第2の実施形
態における軸受シールユニット13はシール材を反対側
の部材に配置し、若しくは反対側の部材とに跨って配置
してもよく、また、ハウジング14の一方の分割片は支
持板8の取付け穴16、77に溶接によりシール状態に
取付けるなど、種々設計変更することができる。また、
上記第5、第6の実施形態においては、上記第1の実施
形態と同様に弁棒12を二本用いているが、上記第2の
実施形態と同様に弁棒12を一本のみ用いる場合にも適
用することができ、また、上記第3、第4の実施形態の
ようにエアシリンダ44を逆向きに配置する場合にも適
用することができる。また、上記第5、第6の実施形態
におけるベローズ105は取外し可能でなくてもよい。
更に、上記各実施形態においては、エアシリンダ44の
作動により弁棒12、弁体32を引張ばね62の弾性に
抗して回動させ、弁体32を弁座3に当接させる駆動手
段38における回動手段として、ローラ53とローラカ
ム55とを用いているが、これに限定されるものではな
く、公知であるリンクとその連結手段、菱形の板状カム
とその係合手段、ローラと傾斜長穴のほか、種々の機構
を用いることができる。このほか、本発明は、その基本
的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することが
できる。
ルユニット13、若しくは軸受ユニット74の回転体1
8、若しくは79の貫通穴20、若しくは81は回転体
18、若しくは79の貫通穴にスリーブを取付けること
により形成してもよく、また、上記第1、第2の実施形
態における軸受シールユニット13はシール材を反対側
の部材に配置し、若しくは反対側の部材とに跨って配置
してもよく、また、ハウジング14の一方の分割片は支
持板8の取付け穴16、77に溶接によりシール状態に
取付けるなど、種々設計変更することができる。また、
上記第5、第6の実施形態においては、上記第1の実施
形態と同様に弁棒12を二本用いているが、上記第2の
実施形態と同様に弁棒12を一本のみ用いる場合にも適
用することができ、また、上記第3、第4の実施形態の
ようにエアシリンダ44を逆向きに配置する場合にも適
用することができる。また、上記第5、第6の実施形態
におけるベローズ105は取外し可能でなくてもよい。
更に、上記各実施形態においては、エアシリンダ44の
作動により弁棒12、弁体32を引張ばね62の弾性に
抗して回動させ、弁体32を弁座3に当接させる駆動手
段38における回動手段として、ローラ53とローラカ
ム55とを用いているが、これに限定されるものではな
く、公知であるリンクとその連結手段、菱形の板状カム
とその係合手段、ローラと傾斜長穴のほか、種々の機構
を用いることができる。このほか、本発明は、その基本
的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することが
できる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、弁
体および弁棒が弁棒の軸方向に移動し得るように、かつ
回動し得るように、弁棒を弁箱に対して支持手段により
支持しているので、支持手段は弁箱における弁棒の挿通
部に取付けるだけでよく、構成の簡素化を図ることがで
きる。したがって、組立作業を容易に、かつ迅速に行う
ことができ、しかも、コストの低下を図ることができ
る。
体および弁棒が弁棒の軸方向に移動し得るように、かつ
回動し得るように、弁棒を弁箱に対して支持手段により
支持しているので、支持手段は弁箱における弁棒の挿通
部に取付けるだけでよく、構成の簡素化を図ることがで
きる。したがって、組立作業を容易に、かつ迅速に行う
ことができ、しかも、コストの低下を図ることができ
る。
【0062】また、弁体を弁棒に取外し可能に取付け、
シールおよび支持手段の少なくとも弁箱内側部分をこの
弁箱内側から取外し可能に取付けることにより、部品の
交換、メンテナンス等の作業を短時間で、しかも、能率
よく行うことができ、したがって、部品の交換、メンテ
ナンス等に要するコストの低下を図ることができる。
シールおよび支持手段の少なくとも弁箱内側部分をこの
弁箱内側から取外し可能に取付けることにより、部品の
交換、メンテナンス等の作業を短時間で、しかも、能率
よく行うことができ、したがって、部品の交換、メンテ
ナンス等に要するコストの低下を図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るゲートバルブを
示し、弁箱の開口部を開放した状態の中央部縦断正面図
である。
示し、弁箱の開口部を開放した状態の中央部縦断正面図
である。
【図2】同ゲートバルブを示し、弁箱の開口部を弁体に
より閉じた状態の中央部縦断正面図である。
より閉じた状態の中央部縦断正面図である。
【図3】同ゲートバルブを示し、弁箱の開口部を開放し
た図1と同様の状態の中央部縦断側面図である。
た図1と同様の状態の中央部縦断側面図である。
【図4】同ゲートバルブを示し、弁箱の開口部に弁体を
対向させた前進規制状態の中央部縦断側面図である。
対向させた前進規制状態の中央部縦断側面図である。
【図5】同ゲートバルブを示し、弁箱の開口部を弁体に
より閉じた図2と同様の状態の中央縦断側面図である。
より閉じた図2と同様の状態の中央縦断側面図である。
【図6】同ゲートバルブを示し、図1における弁棒のシ
ールおよび支持手段部分の拡大図である。
ールおよび支持手段部分の拡大図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るゲートバルブを
示し、弁箱の開口部を開放した状態の中央部縦断正面図
である。
示し、弁箱の開口部を開放した状態の中央部縦断正面図
である。
【図8】同ゲートバルブを示し、図7と同様の状態の中
央部縦断側面図である。
央部縦断側面図である。
【図9】同ゲートバルブを示し、図7における弁棒のシ
ールおよび支持手段部分の拡大図である。
ールおよび支持手段部分の拡大図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るゲートバルブ
を示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を開放
し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面図で
ある。
を示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を開放
し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面図で
ある。
【図11】本発明の第4の実施形態に係るゲートバルブ
を示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を開放
し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面図で
ある。
を示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を開放
し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面図で
ある。
【図12】本発明の第5の実施形態に係るゲートバルブ
を示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を開放
し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面図で
ある。
を示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を開放
し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面図で
ある。
【図13】本発明の第6の実施形態に係るゲートバルブ
を示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を開放
し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面図で
ある。
を示し、中心線の両側でそれぞれ弁箱の開口部を開放
し、弁箱の開口部を閉塞した状態の中央部縦断正面図で
ある。
1 弁箱 2 開口部 3 弁座 12 弁棒 13 軸受シールユニット 14 ハウジング 15 球面状内面 18 回転体 19 球面状外面 20 貫通穴 21 クランプ部材 27 Oリング 29 Oリング 31 Oリング 32 弁体 38 駆動手段 44 エアシリンダ 52 ホルダ 53 ローラ 55 ローラカム 57 カム溝 62 引張ばね 74 軸受ユニット 75 ハウジング 76 球面状内面 79 回転体 80 球面状外面 81 貫通穴 82 クランプ部材 95 ベローズ 105 ベローズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 51/02 F16K 51/02 B Fターム(参考) 3H051 AA03 BB02 BB03 CC11 CC12 CC16 FF09 3H053 AA02 AA22 AA26 AA31 BB23 BD01 BD02 BD03 DA09 3H056 AA05 BB33 BB37 BB38 BB41 CA01 CD04 GG02 GG14 3H063 AA04 BB22 BB33 BB37 BB39 BB41 BB47 DA15 DB22 DC04 EE08 EE11 EE15 GG02 GG15 3H066 AA03 BA18 BA19 BA38 DA01 DA11
Claims (10)
- 【請求項1】 開口部を有し、この開口部の周囲に弁座
を有する弁箱に先端側から挿入される弁棒と、この弁棒
の先端部に取付けられ、上記弁座に当接し、若しくは上
記弁座から離隔して上記開口部を開閉する弁体と、上記
弁棒を上記弁箱に対してシール状態で軸方向に移動可能
に、かつ回動可能に支持するシールおよび支持手段と、
上記弁箱外に設けられ、上記弁体を上記開口部に対向す
る前進位置と上記開口部の軸芯に対する直角方向の後退
位置とに移動させるとともに、上記弁体の上記前進位置
で上記弁体により上記開口部を開閉させるように、上記
弁棒および上記弁体を上記弁棒の軸方向に移動させると
ともに、上記弁棒および上記弁体を回動させる駆動手段
とを備えたゲートバルブ。 - 【請求項2】 弁体が弁棒に取外し可能に取付けられ、
シールおよび支持手段の少なくとも弁箱内側部分がこの
弁箱内側から取外し可能に取付けられる請求項1記載の
ゲートバルブ。 - 【請求項3】 シールおよび支持手段が、弁箱の取付け
穴にシール状態で上記弁箱内側から少なくとも一部を取
外すことができるように取付けられ、球面状に凹入され
た内面を有する分割型のハウジングと、このハウジング
の球面状内面に沿って回転し得る球面状外面を有し、中
央部に弁棒を軸方向に移動可能に挿通させる貫通穴を有
し、上記ハウジング内側に取外し可能で回転可能に支持
される回転体と、上記ハウジングの球面状内面と上記回
転体の球面状外面との少なくとも一方に形成された係合
溝と、この係合溝に係合され、上記ハウジングと上記回
転体とシールするシール部材と、上記回転体の貫通穴内
壁面に形成された係合溝と、この係合溝に係合され、上
記回転体と上記弁棒とをシールするシール部材とを備え
た軸受シールユニットにより構成されている請求項2記
載のゲートバルブ。 - 【請求項4】 シールおよび支持手段が、弁箱の取付け
穴に取付けられ、球面状に凹入された内面を有するハウ
ジング、このハウジングの球面状内面に沿って回転し得
る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方向に移動可能
に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジングの内側に回
転可能に支持される回転体を備えた軸受ユニットと、上
記弁箱内で上記弁棒の外周部に設けられ、上記弁箱の内
部を外部に対してシールするベローズとから構成されて
いる請求項1記載のゲートバルブ。 - 【請求項5】 シールおよび支持手段が、弁箱の取付け
穴に取付けられ、球面状に凹入された内面を有するハウ
ジング、このハウジングの球面状内面に沿って回転し得
る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方向に移動可能
に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジングの内側に回
転可能に支持される回転体を備えた軸受ユニットと、上
記弁箱内で上記弁棒の外周部に取外し可能に設けられ、
上記弁箱の内部を外部に対してシールするベローズとか
ら構成されている請求項2記載のゲートバルブ。 - 【請求項6】 シールおよび支持手段が、弁箱の取付け
穴に取付けられ、球面状に凹入された内面を有するハウ
ジング、このハウジングの球面状内面に沿って回転し得
る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方向に移動可能
に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジングの内側に回
転可能に支持される回転体を備えた軸受ユニットと、上
記弁箱外で上記弁棒の外周部に設けられ、上記弁箱の内
部を外部に対してシールするベローズとから構成されて
いる請求項1記載のゲートバルブ。 - 【請求項7】 シールおよび支持手段が、弁箱の取付け
穴に取付けられ、球面状に凹入された内面を有するハウ
ジング、このハウジングの球面状内面に沿って回転し得
る球面状外面を有し、中央部に弁棒を軸方向に移動可能
に挿通させる貫通穴を有し、上記ハウジングの内側に回
転可能に支持される回転体を備えた軸受ユニットと、上
記弁箱外で上記弁棒の外周部に取外し可能に設けられ、
上記弁箱の内部を外部に対してシールするベローズとか
ら構成されている請求項2記載のゲートバルブ。 - 【請求項8】 ハウジングが、弁箱の内側から少なくと
も一部を取外し、回転体を取外すことができるように分
割型に形成されて上記弁箱の取付け穴に取り付けられて
いる請求項5または7記載のゲートバルブ。 - 【請求項9】 駆動手段が、弁箱外に設けられるシリン
ダ装置と、弁体を弁座から離隔させるように弁棒および
上記弁体を付勢するばねと、上記シリンダ装置の作動に
より上記弁体を開口部に対向する前進位置と上記開口部
の軸心に対する直角方向の後退位置とに移動させる間に
おいては、上記弁体を上記弁座から離隔させるように上
記弁棒および上記弁体を上記ばねの弾性により保持さ
せ、上記弁体を上記開口部に対向させた前進位置におい
て、上記シリンダ装置の作動により上記弁棒および上記
弁体を上記ばねの弾性に抗して回動させ、上記弁体を上
記弁座に当接させることができる回動手段とを備えた請
求項1ないし8のいずれかに記載のゲートバルブ。 - 【請求項10】 弁体を開口部に対向させた前進位置で
回転体に係合して上記弁体および弁棒の前進を規制する
ためのストッパを上記弁棒に備えた請求項2ないし9の
いずれかに記載のゲートバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005269A JP2001193849A (ja) | 2000-01-05 | 2000-01-05 | ゲートバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005269A JP2001193849A (ja) | 2000-01-05 | 2000-01-05 | ゲートバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001193849A true JP2001193849A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18533952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000005269A Pending JP2001193849A (ja) | 2000-01-05 | 2000-01-05 | ゲートバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001193849A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004005781A1 (ja) * | 2002-07-03 | 2004-01-15 | Nippon Valqua Industries, Ltd. | ゲート弁 |
JP2005076845A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Tokyo Electron Ltd | ゲートバルブ |
JP2005291221A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Vat Holding Ag | 真空ゲートバルブ、バルブ板および多機能工具 |
JP2013087814A (ja) * | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Kitz Sct:Kk | 真空用ゲートバルブ |
-
2000
- 2000-01-05 JP JP2000005269A patent/JP2001193849A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004005781A1 (ja) * | 2002-07-03 | 2004-01-15 | Nippon Valqua Industries, Ltd. | ゲート弁 |
JP2005076845A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Tokyo Electron Ltd | ゲートバルブ |
JP2005291221A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Vat Holding Ag | 真空ゲートバルブ、バルブ板および多機能工具 |
JP4541015B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-09-08 | ヴィ・エイ・ティー ホールディング アクチェンゲゼルシャフト | 真空ゲートバルブ、バルブ板および多機能工具 |
JP2013087814A (ja) * | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Kitz Sct:Kk | 真空用ゲートバルブ |
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