JP2001192181A - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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JP2001192181A
JP2001192181A JP2000002849A JP2000002849A JP2001192181A JP 2001192181 A JP2001192181 A JP 2001192181A JP 2000002849 A JP2000002849 A JP 2000002849A JP 2000002849 A JP2000002849 A JP 2000002849A JP 2001192181 A JP2001192181 A JP 2001192181A
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instruction
floor
control device
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JP2000002849A
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Shuichi Takagi
修一 高木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータの用途に応じて乗りかごの停止位
置の精度を向上させる。 【解決手段】 各乗車階に設置された車椅子乗車釦41
が押下された場合には、乗りかご1の下段に設置された
かご位置検出スイッチ32cの受光素子12を上側に位
置する受光素子12Xに切り替えて着検板3を検出する
位置レベルを高く設定することにより、乗りかご1の停
止位置の上昇方向へのずれや変動の大きさを低減する。
また、乗りかご1内に設置された車椅子降車釦42が押
下された場合には、乗りかご1の上段に設置されたかご
位置検出スイッチ32aの受光素子12を下側に位置す
る受光素子12Yに切り替えて着検板3を検出する位置
レベルを低く設定することにより、乗りかご1の停止位
置の下降方向へのずれや変動の大きさを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの乗り
かごの昇降を制御するエレベータ制御装置に係り、特
に、乗りかごの停止位置を調整する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの乗りかごの昇降制御は、中
央制御装置が停止中および移動中における乗りかごの現
在位置を算出し、その現在位置と目的階における停止位
置との距離に応じて巻上げ機のモータの回転速度を加速
・定速・減速させる制御を行うことで実現している。
【0003】このとき、中央制御装置は、巻上げ機のモ
ータに接続されたパルス発生装置の発生する変位パルス
を取得し、そのパルス数を計測することにより乗りかご
の移動距離を計算し、乗りかごの現在位置を算出してい
る。しかし、この方法では、乗りかごを吊しているロー
プの伸びやスリップ等が考慮されないため、乗りかごの
移動距離の計算に誤差を生じる場合がある。特に、出発
階と目的階との間の移動距離が長い場合にはその誤差が
大きくなり、目的階での停止位置に昇降方向のずれをも
たらすことがある。そこで、目的階における乗りかごの
停止位置をより正確に検出して制御するための機構を導
入している。
【0004】図5は、その停止位置検出機構の構成を示
す斜視図である。エレベータの乗りかご1の昇降方向に
所定の長さを有する着検板3が、エレベータ昇降路内壁
の各階に設けられ、乗りかご1の外壁には凹型形状の3
つのかご位置検出スイッチ2a、2b、2cが昇降方向
に縦列配置され、乗りかご1が各階を通過する毎に、着
検板3がかご位置検出スイッチ2a〜2cの凹型形状の
両突端部間を通過するようになっている。
【0005】図6は、かご位置検出スイッチ2の構成を
示す上面図である。発光素子11と受光素子12は、か
ご位置検出スイッチ2の凹型形状の両突端部に対向配置
されている。発光素子11の発する光は受光素子12に
より検出され、その光検出量は光検出信号13に変換さ
れて光出力判定回路14に入力される。光出力判定回路
14は、光検出信号13の光検出量が所定の基準量より
も低い場合、すなわち、発光素子11が発する光を着検
板3が遮断して受光素子12における光検出量が低下し
た場合に、光出力判定回路14は着検板検出信号15を
中央制御装置に出力するようになっている。このような
構成により、中央制御装置は、目的階における乗りかご
の停止位置を検出することができる。
【0006】図7は、かご位置検出スイッチ2a〜2c
と着検板3との位置関係を示す側面図である。同図にお
いては、乗りかご1の床面の位置と図示していない停止
階の床面の位置とが一致しているものとする。また、か
ご位置検出スイッチ2a〜2cのそれぞれに示された黒
点は、図6におけるA位置から見たときの発光素子11
及び受光素子12の位置を示している。
【0007】ここで、上昇中の乗りかご1を目的階に着
床させる場合について説明する。目的階の着検板3に対
して下方から減速した乗りかご1が上昇していくと、中
央制御装置には、かご位置検出スイッチ2aからの着検
板検出信号15aが入力され、次に、かご位置検出スイ
ッチ2bからの着検板検出信号15bが入力される。そ
して、中央制御装置は、かご位置検出スイッチ2aから
の着検板検出信号15aが入力されなくなったときに、
エレベータの停止ブレーキを作動させて乗りかご1を完
全に停止させる。しかしながら、着検板検出信号15a
が入力されなくなった時点から乗りかご1が完全に停止
した状態となるまでには、中央制御装置における処理時
間や停止ブレーキの作動時間等が必要であるため、乗り
かご1は、この時間の分だけ移動してから停止する。こ
のため、この移動を考慮して、停止したときの乗りかご
1の床面の位置が停止階の床面の位置に一致するように
設計されている。以下、この移動距離を空走距離と呼ぶ
ことにする。図7においては、上昇時における空走距離
をaと表し、下降時における空走距離をcと表してい
る。なお、かご位置検出スイッチ2は、説明の便宜上3
個としたが、システムの安全上の観点から多数の検出ス
イッチを設置している場合もある。
【0008】次に、この停止位置検出機構を用いて停止
中の乗りかご1の上下変動を許容範囲内に調整する機能
について説明する。
【0009】図8は、中央制御装置によるこの調整の処
理を示すフローチャートである。
【0010】まず、ステップ10では、乗りかごの扉を
開放する際に、利用者等が安全に乗降できるようにする
ため、かご位置検出スイッチ2bが動作して着検板検出
信号15bが入力されていることを確認する。ステップ
11では、利用者等の乗降が完了して扉が閉成した場合
に本処理を終了する。一方、まだ扉が開放されている場
合には、ステップ12へ進み、かご位置検出スイッチ2
a,2cからの着検板検出信号15a,15cの入力の
有無を監視する。着検板検出信号15aの入力があった
場合、すなわち、乗りかご1の床面と停止階の床面とが
一致した状態から乗りかご1が下降方向に移動してかご
位置検出スイッチ2aが着検板3を検出した場合には、
ステップ13でこれを判定してステップ14へ進み、エ
レベータのブレーキを開放して乗りかご1を微速上昇さ
せる。一方、着検板検出信号15aの入力がなく、着検
板検出信号15cが入力された場合、すなわち、乗りか
ご1が上昇方向に移動してかご位置検出スイッチ2cが
着検板3を検出した場合には、ステップ15でこれを判
定してステップ16へ進み、エレベータのブレーキを開
放して乗りかご1を微速下降させる。ステップ13,1
5において、着検板検出信号15a,15cのいずれの
検出信号も入力されない場合には、ステップ17へ進ん
でエレベータのブレーキ停止状態を維持する。ステップ
14,16,17でそれぞれの処理をした後、ステップ
10へ戻る。
【0011】上記の処理を乗りかご扉の開放中に繰り返
し行うことにより、利用者の乗降中や荷物の搬出入中に
おける乗りかご1の上下変動を緩和することができる。
すなわち、図7において、利用者の乗降等に伴う乗りか
ご1の上昇方向への変動は距離cまで、下降方向への変
動は距離aまでに制限するようになっており、空走距離
がそのまま上下変動の許容範囲となっている。
【0012】この距離a及び距離cをより短い距離に設
定することにより、乗りかごの上下変動を少なくするこ
とが望ましいと考えられる。しかし、昇降制御において
は、上述したようなブレーキ作動に関する技術的制約の
他、ブレーキの調整技術や乗りかご内の荷重や時間的変
化等の微妙な要素も関係するため、空走距離をあまり短
い距離に設定することはできない。したがって、現実的
な距離a及びcとしては、通常はそれぞれ10〜15m
m程度に設定されている。また、この程度の変動であれ
ば、健常者による利用に際してはほとんど支障はないと
考えられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
はエレベータの用途が広がってきたため、以下のような
様々な問題が生じている。
【0014】まず、身障者の社会進出が活発化して駅や
病院等の公共施設に設置されたエレベータを車椅子等に
より利用する機会が進んでおり、距離a及び距離cが、
健常者には支障がなくとも身障者等にとっては乗降時に
困難を伴うという問題がある。すなわち、乗りかごと乗
降階と間に段差が生じていたり、他の乗降者や身障者自
身の乗降等により乗りかごが上下に大きく変動したりす
ると、車椅子等の乗降が困難になる。特に、乗り場階よ
りも乗りかごの方が高くなっている場合や、乗りかごよ
りも降り場階の方が高くなっている場合に、その困難は
顕著となる。
【0015】また、高速走行によって乗りかごが予め設
定された距離a又はcを越えて停止しまった場合には、
上述した上下変動の調整機能が作動して乗りかごを正確
な停止位置へ戻そうとするため、その揺り戻しによる衝
撃や振動が発生するという問題がある。このため、特に
病院の寝台用エレベータ等に関しては、衝撃等の発生を
未然に防止するための高精度な着床品質が求められてい
る。
【0016】その他、台車による荷物の搬出入時やVI
P利用時等の特殊な用途に関しても、上述したような乗
りかごの停止時における段差や利用者の乗降時における
乗りかごの上下変動、着床品質等に対する改善要求が益
々増大している。
【0017】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、エレベータの用途に応じて乗
りかごの停止位置の精度を向上させ得るエレベータ制御
装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、停止階の床面に対する乗
りかごの上下変動を所定の許容範囲内に調整する機能を
有するエレベータ制御装置において、前記許容範囲を変
更する許容範囲変更手段を有することを要旨とする。
【0019】本発明にあっては、乗りかごの上下変動の
許容範囲を変更可能としたことで、停止時における乗り
かごの床面と停止階の床面との段差や利用者の乗降時に
おける乗りかごの上下変動の大きさ等を変更することが
でき、エレベータの用途に応じて乗りかごの停止位置の
精度を向上させることができる。
【0020】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
エレベータ制御装置において、移動中における乗りかご
の着床前の減速量を変更する減速量変更手段を有するこ
とを要旨とする。
【0021】本発明にあっては、乗りかごの着床前の減
速量を変更可能としたことで、乗りかごを通常よりも低
速で目的階に着床させた場合には、停止位置に正確に停
止させることができる。
【0022】請求項3記載の本発明は、請求項1又は2
記載のエレベータ制御装置において、利用者による指示
を受け付ける指示受付手段を有し、前記許容範囲変更手
段は、この指示に従って前記許容範囲を変更することを
要旨とする。
【0023】請求項4記載の本発明は、請求項2又は3
記載のエレベータ制御装置において、利用者による指示
を受け付ける指示受付手段を有し、前記減速量変更手段
は、この指示に従って前記減速量を変更することを要旨
とする。
【0024】請求項3,4に記載の本発明にあっては、
利用者による指示を受け付ける指示受付手段を設けたこ
とで、利用者の必要に応じて許容範囲や減速量を変更す
ることができる。
【0025】請求項5記載の本発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載のエレベータ制御装置において、前記
許容範囲変更手段は、前記乗りかごの停止時における基
準位置レベルの上下に縦列配置された前記乗りかごの位
置を検出するための複数の検出センサと、基準位置レベ
ルの上側及び下側でそれぞれ使用する検出センサを選択
する選択手段とを有し、前記選択手段における選択によ
り使用する検出センサ間の距離を変更することによって
前記許容範囲を変更することを要旨とする。
【0026】本発明にあっては、乗りかごの停止時にお
ける基準位置レベルの上下のそれぞれに縦列配置した複
数の検出センサを、基準位置レベルの上側と下側とでそ
れぞれ選択して検出センサ間の距離を変更することによ
り許容範囲を変更可能としたことで、乗りかごの上方向
若しくは下方向へのずれや変動の大きさをそれぞれ低減
させることができる。
【0027】請求項6記載の本発明は、請求項3乃至5
のいずれかに記載のエレベータ制御装置において、前記
指示受付手段は、乗車指示又は降車指示の少なくとも一
方を受け付けるものであって、前記許容範囲変更手段
は、この指示受付手段が乗車指示を受け付けた場合には
乗りかごの上方向への許容範囲を狭く変更し、降車指示
を受け付けた場合には乗りかごの下方向への許容範囲を
狭く変更することを要旨とする。
【0028】本発明にあっては、乗車指示を受け付けた
場合には、乗りかごの上方向への許容範囲を狭く変更す
ることで、乗りかごの上方向への段差を小さくすること
ができ、また、降車指示を受け付けた場合には、乗りか
ごの下方向への許容範囲を狭く変更することで、乗りか
ごの下方向への段差を小さくすることができ、乗車又は
降車に応じて乗りかごの床面の位置レベルを適切に調整
することができる。
【0029】請求項7記載の本発明は、請求項2乃至6
のいずれかに記載のエレベータ制御装置において、前記
減速量変更手段は、前記許容範囲変更手段により変更さ
れた許容範囲に応じて前記減速量を変更することを要旨
とする。
【0030】本発明にあっては、変更された許容範囲に
応じて移動中の乗りかごの減速量を変更可能としたこと
で、この許容範囲を狭く設定するとともに、乗りかごを
通常よりも低速で着床させることにより、乗りかごを目
的階の停止位置に正確に停止させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。ここでは、一例として車椅
子利用者等の身障者による乗降を用途とする場合につい
て説明する。
【0032】図1は、本実施の形態に係るエレベータ制
御装置の構成を示す図である。エレベータの乗りかご1
の昇降方向に所定の長さを有する着検板3が、エレベー
タ昇降路内壁の各階に設けられ、乗りかご1の外壁には
凹型形状の3つのかご位置検出スイッチ32a、2b、
32cが昇降方向に縦列配置され、乗りかご1が各階を
通過する毎に、着検板3がかご位置検出スイッチ32
a,2b,32cの凹型形状の両突端部間を通過するよ
うになっている。
【0033】かご位置検出スイッチ32a,2b,32
cのうち、上段及び下段に位置するかご位置検出スイッ
チ32a,32cの両突端部には、それぞれ昇降方向に
縦列設置された受光素子12X,12Yと図示していな
い発光素子とが対向して配置され、中央制御装置21か
らの出力切替指令16a,16cによりそれぞれの受光
素子12Xと12Yとを切替可能としている。なお、か
ご位置検出スイッチ2bは、図5を用いて説明したもの
と同一物である。
【0034】また、本エレベータ制御装置は、車椅子等
を使用して乗車することを乗り場身障者呼び信号22に
より中央制御装置21に通知する複数の身障者乗車釦4
1a,41b,…41zが各階に一つずつ設置される一
方、希望の階に車椅子等を使用して降車することをかご
身障者呼び信号23により中央制御装置21に通知する
身障者降車釦42が乗りかご1内に設置されている。中
央制御装置21は、乗り場身障者呼び信号22又はかご
身障者呼び信号23のいずれかの信号の入力に従って出
力切替指令16a,16bの出力を制御する。また、中
央制御装置21は、エレベータの巻き上げ機のモータ4
4の回転速度を調整するためのモータ制御信号24をモ
ータ44に出力する。
【0035】図2は、かご位置検出スイッチ32の構成
を示す上面図である。凹型形状の両突端部には、発光素
子11と昇降方向に縦列した受光素子12X,12Yと
がそれぞれ対向して配置されている。発光素子11の発
する光は各受光素子12X,12Yにて検出され、その
光検出量はそれぞれ光検出信号13X,13Yに変換さ
れて出力切替器17に入力される。出力切替器17は、
中央制御装置21から出力される出力切替指令16に従
って、光検出信号13X,13Yのいずれか一方を選択
して光出力判定回路14に出力する。光出力判定回路1
4は、選択された光検出信号13の光検出量が所定の基
準量よりも低い場合に、着検板検出信号15を中央制御
装置21へ出力する。すなわち、かご位置検出スイッチ
32aに関しては着検板検出信号15aを、かご位置検
出スイッチ32cに関しては着検板検出信号15cを出
力する。このように、発光素子11と受光素子12X,
12Yは、乗りかごの位置を検出する検出センサとして
機能するものである。なお、同図において、受光素子1
2X,12Yは、同一の水平面上に並列配置されている
如く描かれているが、実際には、図1のかご位置検出ス
イッチ32a,32bに示したように昇降方向に縦列配
置されており、上段の黒点が受光素子12Xの位置、下
段の黒点が受光素子12Yの位置に対応するものであ
る。
【0036】次に、本実施の形態に係るエレベータ制御
装置の2つの作用について説明する。
【0037】まず、1つめの作用として停止階における
乗りかご1の上下変動の調整機能について説明する。
【0038】図3は、かご位置検出スイッチ32a,2
b,32cと着検板3との位置関係を示す側面図であ
る。同図において、乗りかご1の床面の位置と図示して
いない停止階の床面の位置とは一致しているものとす
る。乗りかご1の着床前においては、出力切替器17
は、かご位置検出スイッチ32aに関しては受光素子1
2Xの出力する光検出信号13Xを、かご位置検出スイ
ッチ32cに関しては受光素子12Yの出力する光検出
信号13Yを光出力判定回路14に出力し、許容する空
走距離をa,cとする。そして、乗りかご1の停止時に
おいては、中央制御装置21から出力される出力切替指
令16aに従ってかご位置検出スイッチ32aの受光素
子12Xを12Yに切り替えることにより、かご位置の
変動の許容範囲となる距離aをa’に切り替えるように
なっており、また、出力切替指令16bに従ってかご位
置検出スイッチ32cの受光素子12Yを12Xに切り
替えることにより、かご位置の変動の許容範囲となる距
離cをc’に切り替えるようになっている。
【0039】すなわち、乗りかご1の床面の位置と停止
階の床面の位置とが一致した状態において、着検板3の
底辺および上辺を基準位置レベルとすると、底辺の基準
位置レベルの下側にかご位置検出センサ32cの受光素
子12X,12Yを配置し、上辺の基準位置レベルの上
側にかご位置検出センサ32aの受光素子12X,12
Yを配置するようにして、基準位置レベルの上側と下側
とでそれぞれ受光素子12X又は12Yを選択すること
により使用する受光素子間の距離を変更することによっ
て、乗りかご1の上下変動の許容範囲を変更するように
なっている。
【0040】図4は、乗りかご1の上下変動を許容範囲
内に調整する中央制御装置における処理を示すフローチ
ャートである。
【0041】まず、車椅子利用者が乗り場階に設置され
た身障者乗車釦41を押下すると、乗り場階身障者呼び
信号22が中央制御装置21に入力され、この乗り場階
が車椅子利用階として記憶される。また、車椅子利用者
等が乗りかご1内部に設置された身障者降車釦42を押
下した場合には、かご身障者呼び信号23が中央制御装
置21に入力され、降車希望の階が車椅子利用階として
記憶される。
【0042】ステップ20では、中央制御装置21は、
乗りかご1の扉を開放する際に、停止した階が記憶され
た車椅子利用階であるか否かを判断し、車椅子利用階で
ある場合にはステップ21へ進み、車椅子利用階でない
場合にはステップ28の標準モードへ進む。ステップ2
1では、乗り場階身障者呼び信号22が入力されなかっ
た場合(乗車がない場合)にステップ24へ進む。乗車
がある場合には、ステップ22,23の乗車モードへ進
み、かご位置検出スイッチ32cの出力切替器17に出
力切替指令16cを出力する。出力切替器17は出力切
替指令16cを受けると、受光素子12Yが出力する光
検出信号13Yを受光素子12Xが出力する光検出信号
13Xに切り替え、かご位置検出スイッチ32cの着検
板3の検出位置を高く設定する。続いてステップ27に
進み、車椅子の降車がないことを確認した場合に同図の
印Bを介してステップ10へ進む。
【0043】このステップ10以降の処理は図8に示し
た処理と同一であるので、比較的容易にシステムを実現
することができる。ステップ10以降の処理の一例につ
いて説明すると、乗り場階よりも乗りかご1の停止位置
の方が高くなり、かご位置検出スイッチ32cの受光素
子12Xの光検出量が所定の基準量以下であると光出力
判定器14にて判断された場合には、ステップ15で中
央制御装置21が着検板検出信号15cを確認し、ステ
ップ16で乗りかご1を下降操作するので、乗り場階と
乗りかご1との段差は小さくなり、車椅子の乗車が容易
となる。
【0044】一方、ステップ21からステップ24に進
んだ場合には、中央制御装置21は、かご身障者呼び信
号23が入力されなかった場合(降車がない場合)にス
テップ28の標準モードに進む。降車がある場合には、
ステップ25の降車モードへ進む。また、ステップ25
へは、前述したステップ23で乗車モードを設定した
後、ステップ27でその時の停止階に関してかご身障者
呼び信号23が重複して入力されている場合にも進むも
のとし、乗車モードと重複して降車モードを設定する。
降車モードにおいては、ステップ26で、中央制御装置
21は、かご位置検出スイッチ32aの出力切替器17
に出力切替指令16aを出力する。出力切替器17は、
受光素子12Xが出力する光検出信号13Xを受光素子
12Yが出力する光検出信号13Yに切り替え、かご位
置検出スイッチ32aの着検板3の検出位置を低く設定
する。そして同図の印Bを介してステップ10へ進む。
【0045】ステップ10以降の処理の一例について説
明すると、降り場階よりも乗りかご1の停止位置の方が
低くなり、かご位置検出スイッチ32aの受光素子12
Yの光検出量が所定の基準量以下であると光出力判定器
14にて判断された場合には、ステップ13で中央制御
装置21が着検板検出信号15aを確認し、ステップ1
4で乗りかご1を上昇操作するので、降り場階と乗りか
ご1との段差は小さくなり、車椅子の降車が容易とな
る。
【0046】また、ステップ20,24からステップ2
8の標準モードに進んだ場合には、そのまま印Bを介し
てステップ10以降の処理を行う。
【0047】そして、前述したようにステップ16,1
4,あるいは17の処理を行ったところでステップ20
へ戻って上記と同様の処理を繰り返し、ステップ11
で、乗りかご1の扉が閉じたことを確認したところで乗
りかご1の上下変動の調整処理を終了する。
【0048】次に、2つめの作用として移動中における
乗りかご1の着床の精度を向上させる機能について説明
する。
【0049】高精度の着床を実現するためには、乗りか
ご1の昇降中において、中央制御装置21は、乗り場階
身障者呼び信号22が入力されて乗車モードに設定され
た場合には、着床前に、図3に示したかご位置検出スイ
ッチ32cの受光素子12Yを12Xに切り替えて許容
される空走距離cをc'に設定する。同様に、かご身障
者呼び信号23が入力されて降車モードに設定された場
合には、かご位置検出スイッチ32aの受光素子12X
を12Yに切り替えて許容される空走距離aをa'に設
定する。
【0050】この一方で、中央制御装置21は、モータ
制御信号24の出力値を変更することにより、移動中に
おける乗りかご1の着床前の減速タイミングを通常より
も早めに行って減速量を増加させる。
【0051】そして、乗りかご1を通常よりも低速で目
的階へ接近させ、実際の空走距離を短く抑えるようにす
ることにより、乗りかご1を狭く変更された空走距離の
許容範囲内にスムーズに着床させる。
【0052】このような着床制御にあっては、着床前の
乗りかご1の速度が減速した分だけ、運行の効率が低下
する懸念があり、オフィスビルの出退勤の時間帯で利用
者が健常者に限られる場合等においては適用することは
好ましくない。しかしながら、身障者等が利用する場合
など、高精度の着床品質が要求される場合には有効であ
る。このような観点から、本実施の形態は、用途によっ
て通常の着床制御と高精度の着床制御とを切り替え可能
としたものである。
【0053】したがって、本実施の形態によれば、基準
位置レベルの上側と下側にそれぞれ受光素子12X,1
2Yを配置し、車椅子乗車釦41又は車椅子降車釦42
の押下状態に応じて基準位置レベルの上側と下側とでそ
れぞれ受光素子12X又は12Yを選択することにより
使用する受光素子間の距離を変更することによって、乗
りかご1の上下変動の許容範囲を変更可能としたこと
で、用途に応じて乗りかごの停止位置の精度を向上させ
ることができる。
【0054】特に、乗り場身障者呼び信号22により車
椅子利用者等の乗車を認識した場合、すなわちエレベー
タの用途が乗りかご停止位置の上昇方向へのずれを不都
合とする場合には、かご位置検出スイッチ32cの受光
素子12を上段に位置する受光素子12Xに切り替え、
着検板3を検出する位置レベルを高く設定するようにし
たことで、乗りかご1がわずかでも上昇方向へずれた場
合には、中央制御装置21により下降操作されるので、
乗りかご1の停止位置の上昇方向へのずれや変動の大き
さを低減することができる。
【0055】一方、かご身障者呼び信号23により車椅
子利用者の降車を認識した場合、すなわちエレベータの
用途が乗りかご停止位置の下降方向へのずれを不都合と
する場合には、かご位置検出スイッチ32aの受光素子
12を下段に位置する受光素子12Yに切り替え、着検
板3を検出する位置レベルを低く設定するようにしたこ
とで、乗りかご1がわずかでも下降方向へずれた場合に
は、中央制御装置21により上昇操作されるので、乗り
かご1の停止位置の下降方向へのずれや変動の大きさを
低減することができる。
【0056】また、本実施の形態によれば、中央制御装
置21が、モータ制御信号24の出力値を変更して移動
中の乗りかご1の着床前における減速量を変更するよう
にしたことで、身障者乗車釦41又は身障者降車釦42
のいずれかが押下された場合には、乗りかご1の空走距
離の許容範囲を狭く設定するとともに、乗りかご1を通
常よりも低速で目的階へ接近させて実際の空走距離を短
く抑えることにより、乗りかご1を正確な停止位置へス
ムーズに着床させることができ、揺り戻しによる衝撃や
振動の発生を防止することができる。
【0057】なお、本実施の形態においては、身障者に
よる利用を用途とした場合について説明したが、これに
限定されるものではなく、病院の寝台用や台車搬出入
用、VIP対応用等様々な用途に用いることができるの
は勿論である。この場合、本実施の形態における身障者
乗車釦や身障者降車釦のように、エレベータの用途によ
って、寝台使用釦や台車搬入釦、VIP用釦等をそれぞ
れ必要な場所に設置するようにして、必要な信号を必要
なタイミングで中央処理装置21に出力するようにして
もよい。
【0058】また、本実施の形態においては、かご位置
検出スイッチ32を凹型形状としたが、この形状に限定
されるものではなく、発光素子11と受光素子12とが
対向配置され、発光素子11が発する光を着検板3が遮
断可能な形状となっていればよい。
【0059】さらに、本実施の形態においては、1個の
発光素子11に対向して2個の受光素子12X,12Y
を設けた構成としたが、受光素子12Xと12Yとの間
の距離を長めにする場合には、個別に発光素子を設けた
方がよいことはいうまでもない。この場合、それぞれの
発光素子が出力する光の波長を異なる波長にするなどし
て、光の相互干渉を防ぐようにすることが好ましい。
【0060】また、本実施の形態においては、各かご位
置検出スイッチ32に設置された受光素子12の数を2
個としたが、この数に限定されるものではなく、複数の
受光素子を昇降方向に縦列配置し、エレベータの用途に
応じて乗りかごの停止位置の調整精度を多段階的に変更
できるようにしてもよい。この場合、複数対の発光素子
と受光素子とを昇降方向に縦列配置した構成としてもよ
い。
【0061】また、本実施の形態においては、かご位置
検出スイッチ32a,2b,32cを乗りかご1に設置
し、着検板3を各停止階に設置することとしたが、かご
位置検出スイッチ32,2bを各停止階に設置し、着検
板3を乗りかご1に設置するようにしてもよく、かかる
場合にも上記と同様の効果を得ることができる。
【0062】また、本実施の形態においては、着検板3
の底辺と上辺とを基準位置レベルとしたが、基準位置レ
ベルを一箇所としてもよい。例えば、着検板3の底辺だ
けを基準位置レベルとした場合には、この基準位置レベ
ルを中心とする上下に複数の受光素子を縦列配置し、基
準位置レベルの上側と下側とでそれぞれ使用する受光素
子を選択するようにすれば、上記とほぼ同様の効果を得
ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、乗りかごの上下変動の許容範囲を変更可
能としたことで、停止時における乗りかごの床面と停止
階の床面との段差や利用者の乗降時における乗りかごの
上下変動の大きさ等を変更することができ、エレベータ
の用途に応じて乗りかごの停止位置の精度を向上させる
ことができる。
【0064】請求項2記載の本発明によれば、乗りかご
の着床前の減速量を変更可能としたことで、乗りかごを
通常よりも低速で目的階に着床させた場合には、停止位
置に正確に停止させることができ、もって揺り戻しによ
る衝撃や振動の発生を防止することができる。
【0065】請求項3,4に記載の本発明によれば、利
用者による指示を受け付ける指示受付手段を設けたこと
で、利用者の必要に応じて許容範囲や減速量を変更する
ことができる。
【0066】請求項5記載の本発明によれば、乗りかご
の停止位置における基準位置レベルの上下のそれぞれに
縦列配置した複数の検出センサを、基準位置レベルの上
側と下側とでそれぞれ選択して検出センサ間の距離を変
更することにより許容範囲を変更可能としたことで、乗
りかごの上方向若しくは下方向へのずれや変動の大きさ
をそれぞれ低減させることができる。
【0067】請求項6記載の本発明によれば、乗車指示
を受け付けた場合には、乗りかごの上方向への許容範囲
を狭く変更することで、乗りかごの上方向への段差を小
さくすることができ、また、降車指示を受け付けた場合
には、乗りかごの下方向への許容範囲を狭く変更するこ
とで、乗りかごの下方向への段差を小さくすることがで
き、乗車又は降車に応じて乗りかごの床面の位置レベル
を適切に調整することができる。
【0068】請求項7記載の本発明によれば、変更され
た許容範囲に応じて移動中の乗りかごの減速量を変更可
能としたことで、この許容範囲を狭く設定するととも
に、乗りかごを通常よりも低速で着床させることによ
り、乗りかごを目的階の停止位置に正確に停止させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るエレベータ制御装置の構成
を示す図である。
【図2】本実施の形態に係るエレベータ制御装置のかご
位置検出スイッチ32の構成を示す上面図である。
【図3】本実施の形態に係るエレベータ制御装置のかご
位置検出スイッチ32と着検板3との位置関係を示す側
面図である。
【図4】本実施の形態に係るエレベータ制御装置の乗り
かご1の上下変動を許容範囲内に調整する処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】従来のエレベータ制御装置の停止位置検出機構
の構成を示す斜視図である。
【図6】従来のエレベータ制御装置のかご位置検出スイ
ッチ2の構成を示す上面図である。
【図7】従来のエレベータ制御装置におけるかご位置検
出スイッチ2と着検板3との位置関係を示す側面図であ
る。
【図8】従来のエレベータ制御装置における乗りかご1
の上下変動を許容範囲内に調整する処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 乗りかご 2a,2b,2c かご位置検出スイッチ 3 着検板 11 発光素子 12,12X,12Y 受光素子 13,13X,13Y 光検出信号 14 光出力判定回路 15a,15b,15c 着検板検出信号 16a,16c 出力切替指令 21 中央制御装置 22 乗り場身障者呼び信号 23 かご身障者呼び信号 24 モータ制御信号 32a,32c かご位置検出スイッチ 41a〜41z 身障者乗車釦 42 身障者降車釦 44 モータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停止階の床面に対する乗りかごの上下変
    動を所定の許容範囲内に調整する機能を有するエレベー
    タ制御装置において、 前記許容範囲を変更する許容範囲変更手段を有すること
    を特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 【請求項2】 移動中における乗りかごの着床前の減速
    量を変更する減速量変更手段を有することを特徴とする
    請求項1記載のエレベータ制御装置。
  3. 【請求項3】 利用者による指示を受け付ける指示受付
    手段を有し、 前記許容範囲変更手段は、この指示に従って前記許容範
    囲を変更することを特徴とする請求項1又は2記載のエ
    レベータ制御装置。
  4. 【請求項4】 利用者による指示を受け付ける指示受付
    手段を有し、 前記減速量変更手段は、この指示に従って前記減速量を
    変更することを特徴とする請求項2又は3記載のエレベ
    ータ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記許容範囲変更手段は、前記乗りかご
    の停止時における基準位置レベルの上下に縦列配置され
    た前記乗りかごの位置を検出するための複数の検出セン
    サと、 基準位置レベルの上側及び下側でそれぞれ使用する検出
    センサを選択する選択手段とを有し、 前記選択手段における選択により使用する検出センサ間
    の距離を変更することによって前記許容範囲を変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のエ
    レベータ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記指示受付手段は、乗車指示又は降車
    指示の少なくとも一方を受け付けるものであって、 前記許容範囲変更手段は、この指示受付手段が乗車指示
    を受け付けた場合には乗りかごの上方向への許容範囲を
    狭く変更し、降車指示を受け付けた場合には乗りかごの
    下方向への許容範囲を狭く変更することを特徴とする請
    求項3乃至5のいずれかに記載のエレベータ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記減速量変更手段は、前記許容範囲変
    更手段により変更された許容範囲に応じて前記減速量を
    変更することを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに
    記載のエレベータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010150929A1 (ko) * 2009-06-25 2010-12-29 노아테크놀로지(주) 승강기 층, 운행 검출 및 알림장치
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