JP2001191587A - 印字装置および印字データ処理方法 - Google Patents

印字装置および印字データ処理方法

Info

Publication number
JP2001191587A
JP2001191587A JP2000007168A JP2000007168A JP2001191587A JP 2001191587 A JP2001191587 A JP 2001191587A JP 2000007168 A JP2000007168 A JP 2000007168A JP 2000007168 A JP2000007168 A JP 2000007168A JP 2001191587 A JP2001191587 A JP 2001191587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
print
head
image
image memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000007168A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Sugiyama
裕一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copyer Co Ltd filed Critical Copyer Co Ltd
Priority to JP2000007168A priority Critical patent/JP2001191587A/ja
Publication of JP2001191587A publication Critical patent/JP2001191587A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印字データ処理における装置全体のメモリ効
率、処理効率の向上を図る。 【解決手段】ラスタ順の印字データを受け、これを画像
メモリに格納する際に、アドレス順に読み出せば横1ワ
ード幅縦長の画像部分のデータが順次得られるように、
画像メモリの所定間隔のアドレス位置に格納する。画像
メモリから印字データをアドレス順に読み出し、得られ
た横1ワード×縦1バンドのデータブロックDBについ
て、バンドの先頭側から順次スライスデータSLを切り
出して出力するラスタスライス変換を行う。このライス
データを順次印字ヘッドへ転送する。また、複数の印字
ヘッドに対して画像メモリ上にそれぞれ独立したアドレ
ス領域を用意し、基準ヘッドに対する他の印字ヘッドの
横方向および縦方向の位置ずれ量を考慮して、各ヘッド
の印字データの格納開始アドレスを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、プロッ
タ等の印字装置に関し、特にその印字データの処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印字装置のシステム構成を図17
に示す。この印字装置は、大別してイメージコントロー
ラとプリンタエンジンとからなる。イメージコントロー
ラは、ホストコンピュータから画像データを受信し、こ
の受信した画像データを解析し、プリンタエンジンに適
した印字データを生成する。ホストから送られる画像デ
ータは、圧縮/非圧縮、多値/2値、線順位/点順位等
の違いはあるが、基本的にはラスタ形式のデータであ
る。ベクタ形式のデータの場合は、イメージコントロー
ラでラスタ形式のデータに変換する。この処理をベクタ
/ラスタ変換、またはVRCと呼ぶ。
【0003】次に、それらの画像データに対し、RGB
系データからYMCK系データへの変換を含む最適な色
処理等を施すことにより印字データを生成し、この印字
データをプリンタエンジンに送る。このときプリンタエ
ンジンは、キャリッジを移動させながら、バンド単位に
印字を行う。そのため、イメージコントローラは、プリ
ンタエンジンにデータを送るとき、ラスタ方向に垂直な
方向(スライス方向)に印字データを変換して転送して
いた。つまり、イメージコントローラは、データの伸
張、二値化処理のあとプリンタエンジンにデータを転送
する際、ラスタ方向の印字データを、印字ヘッドのノズ
ル数に合わせてスライス方向にデータを並べ替えてい
た。この処理をラスタ/スライス変換、またはRS変換
と呼ぶ。
【0004】一方、プリンタエンジン側では、印字ヘッ
ドやモータ等の負荷の制御の他、イメージコントローラ
からスライス形式の印字データを受信し、印字データの
マスク処理(マルチパス印字の場合)、および印字ヘッ
ド相互間の縦方向および横方向のずれを補正する縦レジ
補正、横レジ補正を行う。縦レジ補正は、各ヘッドのノ
ズル群の利用対象範囲の移動により行い、横レジ補正
は、印字タイミングの補正により行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このRS変換をイメー
ジコントローラで処理する場合、ソフトウエアによる方
法、ハードウエアによる方法が考えられるが、ハードウ
ェアによる場合は1バンド単位のデータを扱うためにハ
ードウエア量が大となり、ソフトウェアによる場合は処
理速度が低下するという問題があった。いずれにせよ、
この処理のために必要なメモリアクセスが増加し、イメ
ージコントローラ内での複雑な多値から二値への変換、
VRC処理の効率がダウンしていた。
【0006】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、印字データの処理における
装置全体でのメモリ効率、処理効率の向上を図ることが
できる方法および装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、イメージコントロー
ラでのメモリ効率、処理効率の向上を図るため、プリン
タエンジンはラスタ形式のデータを受け取ることを可能
とし、さらにプリンタエンジンにて受信した印字データ
を効率的にヘッドに転送する方法および装置を提供する
ことにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、複数の印字ヘッ
ドを採用した装置において、基準印字ヘッドに対する他
の印字ヘッドの位置ずれを補正する新たな方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による印字データ
処理方法は、複数のドット記録要素を有する印字ヘッド
を主走査方向に移動させて、印字媒体上に順次1バンド
毎の画像を記録する印字装置の印字データ処理方法であ
って、ラスタ順の印字データを受け、アドレス順に読み
出せば横1ワード幅縦長の画像部分のデータが順次得ら
れるように、前記ラスタ順に受けた印字データを画像メ
モリの所定間隔のアドレス位置に格納し、前記画像メモ
リから印字データをアドレス順に読み出し、この読み出
しによって得られた横1ワード×縦1バンドのデータブ
ロックについて、バンドの先頭側から順次スライスデー
タを切り出して出力するラスタスライス変換を行い、ラ
スタスライス変換により得られたスライスデータを順次
印字ヘッドへ転送することを特徴とする。これにより、
印字データの処理における装置全体でのメモリ効率、処
理効率の向上を図ることができるようになる。
【0010】この印字データ処理方法において、好まし
くは、複数の印字ヘッドに対して前記画像メモリ上にそ
れぞれ独立したアドレス領域を用意し、基準印字ヘッド
に対する他の印字ヘッドの横方向(主走査方向)および
縦方向の少なくとも一方の位置ずれ量を考慮して、前記
画像メモリ上の基準印字ヘッドに対して他の印字ヘッド
の格納開始アドレスを決定することを特徴とする。これ
により、いわゆる横レジずれおよび縦レジずれの補正を
メモリ上で実現することが可能となる。
【0011】本発明による印字装置は、複数のドット記
録要素を有する印字ヘッドを主走査方向に移動させて、
印字媒体上に順次1バンド毎の画像を記録する印字装置
において、ラスタ順に入力される印字データを格納する
画像メモリと、アドレス順に読み出せば横1ワード幅縦
長の画像部分のデータが順次得られるように、前記ラス
タ順に受けた印字データを画像メモリの所定間隔のアド
レス位置に格納するメモリ格納手段と、前記画像メモリ
から印字データをアドレス順に読み出すメモリ読み出し
手段と、この読み出しによって得られた横1ワード×縦
1バンドのデータブロックについて、バンドの先頭側か
ら順次スライスデータを切り出して出力するラスタスラ
イス変換を行うラスタスライス変換手段と、ラスタスラ
イス変換により得られたスライスデータを順次印字ヘッ
ドへ転送する転送手段とを備えたものである。
【0012】この印字装置は、外部から受信したベクタ
形式の画像データをラスタ形式の印字データに変換する
ベクタラスタ変換手段をさらに備えてもよい。
【0013】前記印字ヘッドとして複数の印字ヘッドを
備える場合、好ましくは、前記画像メモリは、前記複数
の印字ヘッドに対してそれぞれ独立したアドレス領域を
有し、前記メモリ格納手段は、基準印字ヘッドに対する
他の印字ヘッドの横方向(主走査方向)および縦方向の
少なくとも一方の位置ずれ量を考慮して、前記画像メモ
リ上の基準印字ヘッドに対して他の印字ヘッドの格納開
始アドレスを決定する。
【0014】基準印字ヘッドに対する他の印字ヘッドの
横方向のずれであって、1ワード未満のずれについて
は、これに対応して、印字データを当該1ワード未満の
ずれ量だけシフトするデータシフト手段とを設けること
が可能である。
【0015】前記印字装置は、外部から受信した画像デ
ータを処理して印字データを生成するイメージコントロ
ーラと、このイメージコントローラから送られた印字デ
ータを1バンド毎に印字および印字媒体搬送を繰り返す
プリンタエンジンとを有し、前記プリンタエンジンが、
前記画像メモリ、前記メモリ格納手段、前記メモリ読み
出し手段、前記ラスタスライス変換手段、前記転送手段
を内蔵するよう構成することができる。これにより、イ
メージコントローラでは、従来行っていたRS変換の必
要がなくなり、その本来の処理の効率を向上させること
が可能となる。
【0016】印字データを画像メモリに書き込む際、印
字媒体を次の印字先頭まで搬送できない場合に、印字ヘ
ッドの印字開始印字要素をずらすべく前記画像メモリの
格納アドレスをずらすことができる。このように画像メ
モリの入力アドレスで補正することにより、複数個の印
字ヘッドのノズル配列方向の各ずれを簡単に補正するこ
とができる。これにより、印字ヘッドのノズル方向の印
字位置を印字データの段階で変えることができるため、
高速に端部の印字をすることができる。
【0017】前記印字ヘッドが、ヘッド移動方向に垂直
な線を印字するとき、同時に駆動される印字要素が隣合
わないように印字要素の配列方向がヘッド移動方向と垂
直な方向から傾いている場合、印字データを画像メモリ
に書き込む前に、前記印字要素の配列の傾きに対応して
前記データシフト手段により印字データをシフトするこ
とができる。これにより、イメージコントローラは、印
字ノズルの傾きを考慮する必要がなく、またプリンタエ
ンジンの処理負荷増加、メモリ効率の低下をきたすこと
がない良好なデータ処理を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明を用いたインクジェット式
のラージフォーマットプリンタの印字ユニット部の概略
の外観を示す。但し、本発明はバンド毎の印字を行うも
のであれば、インクジェット式に限らず、また、ラージ
フォーマットである必要もない。
【0020】図1において、キャリッジ12は、4個の
カラーのヘッド10を搭載し、キャリッジモータによる
無端ワイヤ(またはベルト)の駆動によりガイドレール
(いずれも図示せず)に沿って、キャリッジ移動方向
(Y)に往復移動する。各ヘッド10は1列に配置され
た複数のノズル(ドット記録要素)を有する。ガイドレ
ールに沿って設けられたリニアスケール62の規則的な
ストライプパターンまたはスリットを、キャリッジ12
に搭載されたリニアスケールセンサ61が検知すること
により、キャリッジ12(ひいては媒体センサ18)の
Y方向における現在の位置が分かるようになっている。
キャリッジ12の位置認識に関しては、リニアスケール
62の利用の他、ロータリエンコーダ、キャリッジモー
タ(パルスモータ等)の駆動パルス監視などによっても
行うことが可能である。なお、図中、13はプリンタエ
ンジンからヘッド10へ電力および各種信号を供給する
フラットケーブルを示す。このフラットケーブル13は
プレート11の内部から外部へ導出されている。
【0021】一方、ヘッド10による印字が行われる印
字媒体(用紙)14は、搬送プラテン20上を、搬送モ
ータ63の駆動により、搬送ローラ16およびピンチロ
ーラ15(図2)を介して、キャリッジ移動方向とほぼ
直角な用紙搬送方向(X)に搬送される。プラテン20
(図2)の下部には吸引ファン19(図2)が配置さ
れ、プラテン20に設けられた通気孔(図示せず)を介
して、媒体14をプラテン20の表面に吸引することが
できる。媒体14の搬送経路内に設けられた媒体センサ
17は用紙セットの有無を検知するためのものである。
【0022】ここで、カット用紙のロードシーケンスお
よび印字動作について説明する。図2に示すように、オ
ペレータは、搬送ローラ16とピンチローラ15の加圧
を解除し、その間に媒体14をセットする。プリンタ
は、本体に設けられた媒体センサ17により媒体がセッ
トされたことを検知したら、吸引ファン19により媒体
14のプラテン20への吸引を開始する。オペレータ
は、媒体14のセットが完了したら再び搬送ローラ16
を加圧し、ロードシーケンスを開始させる。次にキャリ
ッジ12を主走査方向に移動させ、キャリッジ12上の
媒体センサ18により、媒体14の右端、左端を検知す
る。次にキャリッジ12を媒体14のほぼ中央にまで移
動させ、媒体14を後ろ方向(図2の左側)に送りなが
ら、媒体センサ18で媒体の先端を検知し、媒体18を
印字開始できる定位置に移動させスタンバイ状態とな
る。この状態で、プリンタは、ホストコンピュータから
の画像データおよび印字命令を受けることが可能となる
(一般的に、”オンライン”状態という)。
【0023】図3は、本発明による概略のシステム構成
を示す。印字装置は、イメージコントローラ32とプリ
ンタエンジン33とにより構成され、ホストコンピュー
タ31からホスト・イメージコントローラインターフェ
イスを介して画像データを受信する。ホストコンピュー
タ31から画像データが送られてくると、イメージコン
トローラ32は、VRC処理および色変換(RGB→Y
MCK)を行い、プリンタエンジン32にYMCKラス
タ形式の印字データを転送する。図17の従来構成と比
較して分かるように、本発明ではイメージコントローラ
32においては、ラスタ/スライス変換(RS変換)を
行わなず、印字データはラスタ形式のままプリンタエン
ジン33へ送る。
【0024】プリンタエンジン33は、マスク処理(マ
ルチパス印字時)、縦レジ補正、横レジ補正、RS変換
のため、画像メモリの入力アドレスの最適化処理を行
い、印字データを画像メモリに格納する。1バンド分印
字データを蓄えたら、キャリッジの移動に同期したリニ
アスケールのタイミングで印字を行う。
【0025】1バンド分の印字が終了すると、媒体14
をキャリッジ12の移動方向に対して垂直の方向に1バ
ンド分だけ移動する。次いで次の1バンド分の印字を行
う。このような処理の繰り返しで媒体1枚の印字を完了
する。
【0026】次に、図4および図5により、それぞれ、
イメージコントローラ32およびプリンタエンジン33
の制御ブロックを説明する。
【0027】図4のイメージコントローラ32の制御
は、プログラムメモリ42に格納されたプログラムに従
い、MPU41が行う。すなわち、イメージコントロー
ラ32は、ホストコンピュータ31から送られた画像デ
ータ(RGB線順位のラスタデータ)をホストインター
フェイス47より受信し、メインメモリ43に取り込
む。イメージコントローラ32は、プリンタエンジン3
3に搭載された印字ヘッド(ブラック、シアン、マゼン
タ、イエロー)に合わせて色変換を行い、プリンタエン
ジン33から要求された量の印字データを、イメコン/
エンジンインターフェイス48経由でプリンタエンジン
33に転送する。このときの印字データは、KCMY線
順位のラスタデータである。ユーザからの入力指示やユ
ーザへのLCD表示はコントロールパネル45により行
われる。コントロールパネル45や、前記インターフェ
イス47,48の制御は、MPU41の制御下でインタ
ーフェイス制御部44により行われる。
【0028】図5のプリンタエンジン33の制御は、プ
ログラムメモリ205に格納されたプログラムに従い、
MPU204が行う。画像入力制御部201は、イメコ
ン/エンジンインターフェイス48を介して印字データ
の入力を受け付ける。画像入力制御部201は、直ち
に、MPU204に対しDMAリクエスト(REQ1)
を出力する。MPU204は、これに応答して入力印字
データを画像メモリ202にDMA転送するとともに、
DMAアクノリッジ(ACK1)を画像入力制御部20
1に返送する。本実施の形態では、画像メモリ202は
少なくとも1バンドのデータ容量を有すればよい。
【0029】また、MPU204は、印字を開始するた
めに、ヘッド制御部203に印字データを転送する。印
字データの転送を受けたヘッド制御部203は、キャリ
ッジ12の移動に同期してリニアスケールセンサ61か
ら入力されるリニアスケール信号のカウント値に基づ
き、印字データを印字ヘッド10(図1)に転送すると
ともに、印字パルスをヘッド10に与えることにより印
字を行う。ヘッド制御部203内の印字データが無くな
れば、ヘッド制御部203は、印字データの要求をMP
U204に対して行う(DMA2)。これらの印字デー
タ処理の詳細については後に詳述する。
【0030】キャリッジ12の移動に関連してその基準
位置を定めるホームポジションセンサ210がプロッタ
内の所定位置に装備されている。
【0031】MPU204は、駆動制御部206を介し
て、印字媒体を搬送するための搬送モータ63、および
キャリッジを往復移動するためのキャリッジモータ20
8を駆動する。
【0032】媒体センサ17,18は、図1内に示した
同符号のものに対応している。
【0033】次に本発明の中心をなす、イメージコント
ローラ32から受信した印字データに対する、プリンタ
エンジン33における処理について説明する。
【0034】まず、搭載された印字ヘッドの縦レジ、横
レジ情報に基づいて、印字データを画像メモリ202
(図5)に格納するアドレスを決定する。ここで縦レ
ジ、横レジ情報とは、予め求められた、K(黒)ヘッド
を基準とした各ヘッドのずれ量のことである。レジ情報
を得る方法には、本体に搭載されたセンサによるもの
や、テストパターンを出力しユーザの目視によるものが
あり、また、パーマネントヘッドの場合は工場出荷時の
調整により行われるが、いずれの方法であってもよい。
【0035】ここで、インクジェット方式の印字方法
で、一般的に行われているマルチパス印字(搭載された
印字ノズルの優位性をなくすため、隣り合った画素を同
一のノズルで印字しない様にするため、複数回のスキャ
ンで画像を完成させていく方法)を考える。マルチパス
で使用するマスクデータは印字データと”AND”処理
することにより、データを間引くためのパターンデータ
である。このマスクデータは、従来、プログラムメモリ
205(図5)に格納していたが、本装置では、ノズル
の優位性をできるだけなくすために大きなマスクデータ
を発生する目的で、プログラムによりマスクデータを生
成し、画像メモリ202(図5)の一部に展開してお
く。すなわち、1バンド印字毎に最適なマスクデータを
生成する。但し、本発明においてマルチパス印字は必須
のものではない。したがって、マルチパス印字のための
マスクデータも必須のデータではない。
【0036】次に、図6のフローチャートおよび図5の
プリンタエンジンブロック図を参照して、イメージコン
トローラ32からプリンタエンジン33への印字データ
の取込シーケンスについて説明する。
【0037】イメージコントローラ32からプリンタエ
ンジン33に印字開始命令が発生すると、プリンタエン
ジン33は、これを受け付け(S11)、MPU204
により、印字するバンドに関する情報(印字開始命令に
含まれる)に基づいてマスクデータを生成する(S1
2)。次に印字データを格納する画像メモリ202の各
ヘッドに対する初期アドレスを画像入力制御部201に
設定する(S13)。同時にスライス長(1バンド分)
およびラスタ長も設定する。これにより、画像入力制御
部201は、印字データを画像メモリ202に格納する
アドレスを決定する。
【0038】次に、MPU204は、画像入力制御部2
01に対し、印字データの取込許可を行う(S14)。
画像入力制御部201は、1ワード取り込む毎に、MP
U204にマスクデータの要求をする(DMAリクエス
ト:REQ1)(S15)。MPU204は、事前に画
像メモリ202に展開しておいたマスクデータを画像入
力制御部201にDMA転送する(ACK1)(S1
6)。画像入力制御部201は、次に印字データとマス
クデータの論理積をとり、そのデータを画像メモリ20
2に格納する。このとき、画像入力制御部201は、M
PU204に対し、バスフェッチ要求を出し、MPU2
04に、システムバスの解放を要求する。MPU204
が、システムバスを解放したら、画像メモリ202に印
字データを書き込むよう構成されている(S17)。1
バンド分の印字データの取り込みが終了するまで(S1
8)、ステップS15に戻り、上記処理を繰り返す。
【0039】次に、このようにして画像メモリ202に
格納した印字データを印字ヘッドに転送するシーケンス
について図7のフローチャートにより説明する。
【0040】印字位置の情報より、MPU204は印字
開始、終了位置をヘッド制御部203に設定する(S2
1)。そこで、キャリッジの移動とともに印字データの
転送を開始する(S22)。ヘッド制御部203は、M
PU204に、逐次ヘッドデータの転送要求(DMAリ
クエスト:REQ2)を発行する(S23)。これに応
答して、MPU204は、画像メモリ202から定めら
れた量の印字データをヘッド制御部203に転送する
(ACK2)(S24)。転送が終了するまで(S2
5)ステップS23に戻り、上記処理を繰り返す。
【0041】転送された印字データは、ヘッド制御部2
03でRS変換され印字ヘッドに転送される。
【0042】次に、図9に、画像入力制御部201の詳
細ブロック図を示す。画像入力制御部201は、マスク
処理部91、シフトレジスタ92、アドレス制御部9
3、およびバスコントローラ94からなる。
【0043】ここで、Kに対する各色(C,M,Y)ヘ
ッドの縦方向のずれ量を、 C:Cx、 M:Mx、 Y:Yx とする。単位は、ノズルピッチである。
【0044】また、横方向のずれ量を、 C:C1y[ワード]+C2y[ビット]、 M:M1y×[ワード]+M2y[ビット]、 Y:Y1y[ワード]+Y2y[ビット] とする。
【0045】さらに、スライス方向(用紙送り方向)の
1バンド幅をL(ワード)とする。
【0046】ここで印字媒体を基準とした印字データの
構成を図8に示す。画像原点(head,0,0)は、
余白を含まない左上角の点である。画像原点からx方向
にaドット、y方向にbドットのK(ブラック)の画像
は、PIX(k,a,b)と表される。
【0047】ここで、データをラスタ方向にワード単位
に区切り、 PIX(head,n,16m+15〜16m)→PI
X(Head,n,M) PIX(head,n,16(m+1)+15〜16
(m+1))→PIX(Head,n,M+1) ・ ・ とする。すなわち、1ワード、16画素のデータをPI
X(Head,n,M)の形式で表記する。
【0048】画像入力制御部201は、1ワード分の画
像データであるPIX(Head,n,M)と、同じく
1ワード分のマスクデータ、MASK(Head,n,
M)との論理積を演算する。演算後のデータをPIX_
M(Head,n,M)とし、シフトレジスタ92に送
る。シフトレジスタでは、ブラックヘッドに対する横レ
ジのずれ分のうち、1ワードに満たない端数ビット分の
C2y,M2y,Y2yをこのシフトレジスタ92で行
う。シフト後のデータをPIX_S(Head,n,
M)とする。
【0049】図12にそのシフト動作をフローチャート
で示す。シフト動作は、受け取ったデータが1ラスタの
1ワード目か否かで異なる処理を行う(S31)。今、
xビット(xは1から15までの整数)のシフトを考え
る。1ワード目の場合、1ワードのシフト前データのビ
ット0からビット(15−x)までを、シフト後データ
のビットxからビット15までとするとともに、シフト
後のビット0からビット(x−1)をオール”0”とす
る(S32)。2ワード目以降では、シフト前のビット
(16m−x)からビット(16m+15−x)まで
を、シフト後のビット16mからビット(16m+1
5)とする。
【0050】横レジのずれ分C1y,M1y,Y1yお
よび縦レジのずれ分Cx,Mx,Yxは、アドレス制御
部93による、画像メモリの入力アドレスの指定(決
定)に反映される。
【0051】図11に、本実施の形態における画像デー
タの各ワードとその格納されるアドレス位置との対応関
係を示す。同図のデータ(Data)の(K,0,0)等の
表記は、前述のワード単位の表記PIX(Head,
n,M)の括弧部分に相当する。図11から分かるよう
に、各色ヘッド毎に専用のアドレスがサイクリック(循
環的)に割り当てられている。すなわち、この例では、
Kにはアドレス値を4(ヘッド数)で割った余りが0と
なるアドレス、Cにはその余りが1となるアドレス、M
にはその余りが2となるアドレス、Yにはその余りが3
となるアドレス、がそれぞれ割り当てられる。この様子
をメモリマップとして示したのが図15である。図15
から、各ヘッドに対してアドレスがサイクリックに割り
当てられていることがより明確に分かる。1つのヘッ
ド、例えばKに着目すれば、(K,0,0)、(K,
0,1)、(K,0,2)、・・・のようにラスタ方向
に沿ってデータが受信されるが、これを横1ワード×縦
1バンド幅の画像部分のデータブロックに相当するデー
タ量だけのアドレス間隔を空けて飛び飛びのアドレスに
格納していく。例えば、(K,0,0)がアドレス0に
格納された後、次の(K,0,1)はアドレス4×16
×Lに格納される。ここで、”4”はヘッドの数、16
は1ワードのビット数、Lはバンド幅をワード数に換算
したものである。例えば、128ノズルのヘッドで、1
ワードが16ビットの場合、Lは8ワードとなる。
【0052】C、M、Yについては、Kを基準とした横
レジおよび縦レジの大きさを考慮して格納開始アドレス
を決定する。Kに対するそれぞれのオフセット量Offset
_C,Offset_M,Offset_Yの値は、次のように表さ
れる。 Offset_C=C1y×16×L×4+Cx×4 Offset_M=M1y×16×L×4+Mx×4 Offset_Y=Y1y×16×L×4+Yx×4
【0053】ここに、Cx、C1yは前述したように、
それぞれ縦レジずれ量、およびワード単位の横レジずれ
量である。ワード単位の横レジずれ量C1yに係数”1
6×L×4”を掛けているのは、RS変換をアドレス順
に処理可能にするために前述のように画像データワード
を飛び飛びのアドレスに格納するようにしたことに関連
する。すなわち、ラスター方向のずれ量(ワード単位)
であるC1yは、アドレスではその”16×L×4”倍
のずれに相当する。このことは、例えば、横1ワード分
ずれている図11の(K,0,0)と(K,0,1)の
アドレス差が16×L×4となっていることことから理
解されよう。なお、Cxに4を掛けているのは、縦1ド
ット分ずれている図11の(K,0,0)と(K,1,
0)のアドレス差が4となっていることから理解されよ
う。M、Yについても同様である。
【0054】したがって、図15のメモリマップでは、
Cに割り当てられたアドレス領域の中の指定されたオフ
セット量だけKの格納開始アドレスからずれたアドレス
位置からCのデータが格納される。M、Yについても同
様である。これにより、縦レジ、横レジ方向のヘッドず
れの補正を入力データのアドレス指定方法で実現でき
る。1ワードに満たない端数ビット分のC2y,M2
y,Y2yの補正をシフトレジスタで行うことは前述し
たとおりである。
【0055】次に図10にヘッド制御部203の構成例
を示す。
【0056】MPU204より、DMA転送されてきた
ヘッドデータ(Head_Data)は、RS変換部1
001によりラスタ/スライス変換(RS変換)され、
デュアルポートメモリ1003に格納される。RS変換
部1001の内部の詳細は特に示さないが、ハードウエ
ア回路であり、その具体的作用は後述する。デュアルポ
ートメモリ1003は、RS変換部1001から出力さ
れるスライスデータを一時的に蓄積し、ヘッドへの入力
のタイミングのずれを吸収するためのバッファとして機
能する。その書込および読み出しは、アドレス制御部1
002により行われる。画像データ入力制御部201に
より、入力時にRS変換を考慮して画像メモリ202に
並べてあるため、ヘッド制御部203では、入力された
データ順にRS変換を行えば、スライス単位にデータが
並ぶ様になる。この詳細をさらに以下に説明する。
【0057】RS変換に関し、Kデータに注目した変換
例を図13,図14に示す。図13の順にRS変換部1
001に入力されたデータは、図14の順に出力され
る。すなわち、図16に示すように1バンドの画像デー
タは横1ワード幅で複数のデータブロックDBに分割さ
れ、画像メモリ202からはその分割された左端のデー
タブロックから順に各データブロックがRS変換部10
01に入力される。図16では、1バンド128ビット
の例を示している。図13は、その1データブロックの
ビット構成を示す。図13および図14での(k,0,
0)等の表記は図8の表記に従い、1ビットを表すこと
に留意されたい。図13の1データブロックは、上から
順次ワード単位にRS変換部1001に入力される。
【0058】次に、図14に示すように、この1データ
ブロックのデータはスライス順に出力される。但し、1
スライスのビット数は1ワードのビット数より大きいの
で、1スライスのデータSLは複数ワードに分けて出力
される。この例では、1スライスはL(例えば8)ワー
ドである。また、1ワード16ビットなので、1データ
ブロックは第1から第16のスライスに分割される。
【0059】この実施の形態では、RS変換部1001
は横1ワード×縦1バンドのデータブロック単位にRS
変換を行えばよいので、RS変換部1001のハードウ
エア量を軽減することができる。
【0060】次に、リニアスケール61の信号に同期
し、デュアルポートメモリ1003から順番にデータを
ヘッドに転送することにより印字を行うことができる。
【0061】本発明による画像メモリの格納アドレスの
指定は、次のような特殊な用途にも利用可能である。す
なわち、例えば、ラスタデータを画像メモリに入力する
際、搬送部によりカット紙の端部において次のバンドの
印字先頭までカット紙を搬送できない場合、印字ヘッド
の印字開始ノズルを紙搬送方向にずらすべく入力アドレ
スを補正することにより、この問題に対処することがで
きる。
【0062】また、シフトレジスタによる画像データの
シフトは、次のような用途にも利用できる。すなわち、
キャリッジ移動方向に垂直な線を印字するとき、同時に
駆動されるノズルが隣合わないように印字ノズル配列方
向がキャリッジ移動方向に対し垂直でない傾いた印字ヘ
ッドを搭載したプリンタエンジンにて、ラスタデータを
画像メモリに書き込む前に、前記印字ノズルの傾きに対
応して、シフトレジスタでラスタデータをシフトして入
力することにより、この問題に対処することができる。
【0063】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、種々の変形、変更が可能である。例えば、
アドレス指定による縦レジ補正と横レジ補正は互いに独
立であり、その一方のみを採用することも可能である。
例えば縦レジ補正のみをアドレス指定により行い、横レ
ジ補正を従来のタイミング補正で行ってもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、印字データの処理にお
けるメモリ効率、処理効率の向上を図ることができる。
特に、従来行っていたイメージコントローラでのラスタ
/スライス変換の必要がなくなり、メモリアクセスを効
率的に行うことができる。また、本発明による印字デー
タ処理アルゴリズムを利用することにより、限られたハ
ードウエア資源で、MPUの負荷を最小限に抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用したインクジェット式ラージフォ
ーマットプリンタの印字ユニット部の概略の外観図であ
る。メモリに画像データを格納する順番を示す。
【図2】図1のプリンタにおける媒体の経路を示す概略
側面図である。
【図3】本発明による概略のシステム構成を示す図であ
る。
【図4】図3内に示したイメージコントローラの内部構
成例を示すブロック図である。
【図5】図3内に示したプリンタエンジンの内部構成例
を示すブロック図である。
【図6】図5のプリンタエンシンにおける画像データの
取込フローチャートである。
【図7】図5のプリンタエンジンにおけるヘッドデータ
の転送フローチャートである。
【図8】印字媒体上を基準とした画像データの構成を示
す図である。
【図9】図5に示したプリンタエンジン内における画像
データ入力制御部のブロック図である。
【図10】図5に示したプリンタエンジン内におけるヘ
ッド制御部のブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態における画像データの各
ワードとその格納されるアドレス位置との対応関係を示
す図である。
【図12】図9内に示したシフトレジスタのシフト動作
を表すフローチャートである。
【図13】図10内に示したRS変換部で変換される前
の1データブロックの構成を示す図である。
【図14】図10内に示したRS変換部で変換された後
のスライスデータの構成を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態における画像メモリのメ
モリマップ図である。
【図16】本発明の実施の形態における画像データのデ
ータブロックを説明するための図である。
【図17】従来のシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
10 印字ヘッド 32 イメージコントローラ 33 プリンタエンジン 41 MPU 61 リニアスケール 91 マスク処理部 201 画像入力制御部 202 画像メモリ 203 ヘッド制御部 204 MPU 1001 RS変換部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のドット記録要素を有する印字ヘッド
    を主走査方向に移動させて、印字媒体上に順次1バンド
    毎の画像を記録する印字装置の印字データ処理方法であ
    って、 ラスタ順の印字データを受け、 アドレス順に読み出せば横(主走査方向)1ワード幅縦
    長の画像部分のデータが順次得られるように、前記ラス
    タ順に受けた印字データを画像メモリの所定間隔のアド
    レス位置に格納し、 前記画像メモリから印字データをアドレス順に読み出
    し、 この読み出しによって得られた横1ワード×縦1バンド
    のデータブロックについて、バンドの先頭側から順次ス
    ライスデータを切り出して出力するラスタスライス変換
    を行い、 ラスタスライス変換により得られたスライスデータを順
    次印字ヘッドへ転送する、印字装置の印字データ処理方
    法。
  2. 【請求項2】複数の印字ヘッドに対して前記画像メモリ
    上にそれぞれ独立したアドレス領域を用意し、基準印字
    ヘッドに対する他の印字ヘッドの横方向および縦方向の
    少なくとも一方の位置ずれ量を考慮して、前記画像メモ
    リ上の基準印字ヘッドに対して他の印字ヘッドの格納開
    始アドレスを決定することを特徴とする請求項1記載の
    印字データ処理方法。
  3. 【請求項3】複数のドット記録要素を有する印字ヘッド
    を主走査方向に移動させて、印字媒体上に順次1バンド
    毎の画像を記録する印字装置において、 ラスタ順に入力される印字データを格納する画像メモリ
    と、 アドレス順に読み出せば横1ワード幅縦長の画像部分の
    データが順次得られるように、前記ラスタ順に受けた印
    字データを画像メモリの所定間隔のアドレス位置に格納
    するメモリ格納手段と、 前記画像メモリから印字データをアドレス順に読み出す
    メモリ読み出し手段と、 この読み出しによって得られた横1ワード×縦1バンド
    のデータブロックについて、バンドの先頭側から順次ス
    ライスデータを切り出して出力するラスタスライス変換
    を行うラスタスライス変換手段と、 ラスタスライス変換により得られたスライスデータを順
    次印字ヘッドへ転送する転送手段と、 を備えた印字装置。
  4. 【請求項4】外部から受信したベクタ形式の画像データ
    をラスタ形式の印字データに変換するベクタラスタ変換
    手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の印字装
    置。
  5. 【請求項5】前記印字ヘッドとして複数の印字ヘッドを
    備え、 前記画像メモリは、前記複数の印字ヘッドに対してそれ
    ぞれ独立したアドレス領域を有し、 前記メモリ格納手段は、基準印字ヘッドに対する他の印
    字ヘッドの横方向および縦方向の少なくとも一方の位置
    ずれ量を考慮して、前記画像メモリ上の基準印字ヘッド
    に対して他の印字ヘッドの格納開始アドレスを決定する
    ことを特徴とする請求項3または4記載の印字装置。
  6. 【請求項6】基準印字ヘッドに対する他の印字ヘッドの
    横方向のずれであって、1ワード未満のずれに対応し
    て、印字データを当該1ワード未満のずれ量だけシフト
    するデータシフト手段とを備えたことを特徴とする請求
    項5記載の印字装置。
  7. 【請求項7】前記印字装置は、外部から受信した画像デ
    ータを処理して印字データを生成するイメージコントロ
    ーラと、このイメージコントローラから送られた印字デ
    ータを1バンド毎に印字および印字媒体搬送を繰り返す
    プリンタエンジンとを有し、 前記プリンタエンジンが、前記画像メモリ、前記メモリ
    格納手段、前記メモリ読み出し手段、前記ラスタスライ
    ス変換手段、前記転送手段を内蔵することを特徴とする
    請求項3,4または5記載の印字装置。
  8. 【請求項8】印字データを画像メモリに書き込む際、印
    字媒体を次の印字先頭まで搬送できない場合に、印字ヘ
    ッドの印字開始印字要素をずらすべく前記画像メモリの
    格納アドレスをずらすことを特徴とする請求項5記載の
    印字装置。
  9. 【請求項9】前記印字ヘッドが、ヘッド移動方向に垂直
    な線を印字するとき、同時に駆動される印字要素が隣合
    わないように印字要素の配列方向がヘッド移動方向と垂
    直な方向から傾いている場合、印字データを画像メモリ
    に書き込む前に、前記印字要素の配列の傾きに対応して
    前記データシフト手段により印字データをシフトするこ
    とを特徴とする請求項6記載の印字装置。
JP2000007168A 2000-01-14 2000-01-14 印字装置および印字データ処理方法 Withdrawn JP2001191587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007168A JP2001191587A (ja) 2000-01-14 2000-01-14 印字装置および印字データ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007168A JP2001191587A (ja) 2000-01-14 2000-01-14 印字装置および印字データ処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001191587A true JP2001191587A (ja) 2001-07-17

Family

ID=18535591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000007168A Withdrawn JP2001191587A (ja) 2000-01-14 2000-01-14 印字装置および印字データ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001191587A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103846A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Seiko Instruments Inc インクジェットプリンタ
JP2006247905A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Canon Inc 記録装置、記録装置のデータ処理方法、及び記録システム
US8020954B2 (en) 2005-03-08 2011-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and data processing method for recording apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103846A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Seiko Instruments Inc インクジェットプリンタ
JP4704635B2 (ja) * 2001-09-28 2011-06-15 株式会社セイコーアイ・インフォテック インクジェットプリンタ
JP2006247905A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Canon Inc 記録装置、記録装置のデータ処理方法、及び記録システム
US8020954B2 (en) 2005-03-08 2011-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and data processing method for recording apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03246042A (ja) 画像記録装置
US7722147B2 (en) Printing system architecture
EP1700698B1 (en) Recording apparatus, data processing method for recording apparatus, and recording system
EP0950945B1 (en) Image forming apparatus and system, information processing apparatus, and their control method
JP3663899B2 (ja) 印刷装置および印刷方法並びに記録媒体
US5689294A (en) Method and apparatus for skipping white spaces in marking devices
JP4665792B2 (ja) 印刷システム及び印刷方法
JP2001191587A (ja) 印字装置および印字データ処理方法
JP2001096809A (ja) プリンタの印刷制御方法およびプリンタの印刷制御装置
JP4439207B2 (ja) 画像形成方法および装置
JP3613076B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および記録媒体
US6793312B2 (en) Ink jet recording apparatus and method for controlling ink jet recording apparatus
JP2007316943A (ja) 記録制御装置および記録制御方法
US8020954B2 (en) Recording apparatus and data processing method for recording apparatus
JP2003154640A (ja) インクジェット記録装置および該装置の制御方法
JPH106575A (ja) 画像データ処理方法および記憶媒体および画像データ処理装置およびカラープリンタ装置
JP2000238249A (ja) インクジェット記録装置
JP3003266B2 (ja) シリアルプリンタ
JP6221604B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム
JP2001225460A (ja) 印刷時の条件に応じて使用ノズル数を変更する印刷
JPH09300755A (ja) 印刷装置
JP2003154642A (ja) インクジェット記録装置および該装置の制御方法
JPH0148714B2 (ja)
JPH08267831A (ja) インクジェット式画像形成装置
JP2001225505A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070403