JP2001191288A - ノズル交換装置及び部品実装装置 - Google Patents
ノズル交換装置及び部品実装装置Info
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Abstract
ル間隔を広げたり、ノズル交換装置を大型化する必要が
なく、かつ、保持解除動作を同期駆動して均等に行わせ
るための機構が簡単なものとなるノズル交換装置及び部
品実装装置を提供する。 【解決手段】 複数のノズル10をその大小にかかわら
ずにそれぞれ並べて保持し、押さえ部材202,120
2をノズル配列ピッチとずらせるようにスライドするこ
とで、複数のノズルを同一機構で係止保持及び係止解除
することができて、ノズルホルダ100からのノズルの
一括保持及び保持解除を行わせる。押さえ部材とともに
保持解除部材201を移動させるとき、保持解除部材の
みを押さえ部材に対して上昇させて、複数のノズルホル
ダが複数のノズルを保持していても、同一機構で複数の
ノズルホルダから一斉に保持解除させる。
Description
給された部品を吸着ノズルにより吸着保持したのち、基
板や部品などの被装着体に装着する部品実装装置に関
し、詳しくは、対象部品により吸着ノズルを交換して装
着動作を行うノズル交換装置、並びに、ノズル交換装置
を有する部品実装装置に関する。
は種々の構造のものが知られている。例えば、図17に
示すように、ノズルホルダー881は、インナースリー
ブ882の内側に支持されたボール884,…,884
をアウタースリーブ883でインナースリーブ882を
介して押すことにより、ボール884,…,884がノ
ズル887の係合凹部886に入り込み、ノズル887
をノズルホルダー881に保持するように構成したもの
がある。
1によるノズル887の保持を保持解除するため、保持
解除棒880でアウタースリーブ883をインナースリ
ーブ882に対して持ち上げ、ノズル887の係合凹部
886からボール884,…,884を係合保持解除可
能とした上で、ノズル887を押えてノズルホルダー8
81から取り外すようにしている。
造のものでは、多数のノズル887,…,887を一括
交換する場合には、隣接するノズル887,887との
隙間が小さく、保持解除棒880の可動範囲が互いに重
なり合うため、重ならないようにノズル間隔を広げるか
若しくはノズル交換装置を大型化する必要がある一方、
保持解除棒880による保持解除動作を同期駆動して均
等に行わせるための機構が複雑になるといった問題があ
った。
することにあって、多数のノズルを一括交換する場合で
も、ノズル間隔を広げたり、ノズル交換装置を大型化す
る必要がなく、かつ、保持解除動作を同期駆動して均等
に行わせるための機構が簡単なものとなるノズル交換装
置及び部品実装装置を提供することにある。
に、本発明は以下のように構成する。
する部品供給部と、上記部品供給部から供給された上記
部品をそれぞれ吸着保持する複数のノズルを複数のノズ
ルホルダに着脱可能に有する1つの作業ヘッドとを備え
て、上記作業ヘッドを被装着体まで移動して上記ノズル
に吸着保持された上記部品を上記被装着体に装着する部
品実装装置において上記ノズルと交換される交換用ノズ
ルを保持するノズル交換装置において、上記作業ヘッド
の上記複数のノズルホルダに取り付けられた上記複数の
使用していたノズルを保持可能な使用ノズル保持部と、
上記作業ヘッドの上記ノズルホルダに取り付けられた上
記複数のノズルと交換する複数の交換用ノズルを保持し
ている交換用ノズル保持部とを有するノズル載置部材
と、上記ノズル載置部材の上方に上記ノズル載置部材に
対して移動可能に配置され、ノズル交換時に、上記複数
のノズルホルダが挿入される貫通穴と、上記複数のノズ
ルホルダが上記貫通穴に挿入されたのち上記複数のノズ
ルホルダの挿入方向とは逆方向にノズルホルダ保持解除
位置まで移動して上記複数のノズルホルダに係合する係
止部とを有して、上記複数のノズルホルダに上記係止部
が係合することにより上記複数のノズルホルダのノズル
保持を一斉に解除させて、各ノズルホルダから保持して
いた各ノズルを取り外し可能に又は各ノズルホルダに各
交換用ノズルを保持可能にする保持解除部材と、上記保
持解除部材より下方で上記ノズル載置部材の上に、上記
複数のノズルホルダの挿入方向とは交差する移動方向に
向けて摺動可能に載置され、かつ、上記ノズル載置部材
の上記使用ノズル保持部に保持される上記複数のノズル
ホルダの上記複数のノズルを上記使用ノズル保持部側に
貫通させる貫通穴と、上記複数のノズルホルダが保持し
ている上記複数のノズルを係止する第1係止部と、上記
ノズル載置部材の上記交換用ノズル保持部に挿入して保
持されている上記複数の交換用ノズルを係止する第2係
止部と、上記複数の交換用ノズルを上記交換用ノズル保
持部側から保持解除部材側に貫通させる貫通穴とを有す
る押さえ部材とを備え、上記保持解除部材と上記押さえ
部材とがリンク機構により連結されて上記押さえ部材に
対して上記保持解除部材が大略平行に昇降して上記保持
解除部材を上記複数のノズルホルダの挿入方向とは逆方
向にノズルホルダ保持解除位置まで移動可能であり、ノ
ズル交換時、上記作業ヘッドの上記複数のノズルホルダ
に取り付けられた上記複数のノズルを、上記保持解除部
材の上記貫通穴を貫通させ、さらに、上記押さえ部材の
上記貫通穴を貫通させることにより、上記ノズル載置部
材の上記使用ノズル保持部に保持し、上記押さえ部材が
上記移動方向の係止側に向けて移動することにより、上
記押さえ部材の上記第1係止部により上記使用ノズル保
持部に抜き出し不可能に係止する一方、上記保持解除部
材が上記移動方向の係止解除側に向けて移動することに
より、上記保持解除部材の上記係止部が上記複数のノズ
ルホルダに係合して上記複数のノズルホルダのノズル保
持を一斉に解除させて、各ノズルホルダから保持してい
た各ノズルを取り外す一方、上記作業ヘッドの上記ノズ
ルを保持しない上記ノズルホルダを上記保持解除部材の
上記貫通穴と上記押さえ部材の上記貫通穴とを通過させ
て、上記ノズル載置部材の上記交換用ノズル保持部の上
記複数の交換用ノズルを上記作業ヘッドの上記ノズルを
保持しない上記ノズルホルダ内に挿入し、上記保持解除
部材が上記移動方向の係止解除側に向けて移動すること
により、上記保持解除部材の上記係止部が上記複数のノ
ズルホルダに係合して上記複数のノズルホルダのノズル
保持を一斉に解除させて、各ノズルホルダに各交換用ノ
ズルを保持可能とし、上記押さえ部材が上記移動方向の
係止側に向けて移動することにより、上記押さえ部材の
上記第2係止部により係止されていた上記複数の交換用
ノズルの係止を解除して上記複数の交換用ノズルが上記
貫通穴に入り込み、上記交換用ノズル保持部から上記複
数の交換用ノズルを抜き出し可能とすることを特徴とす
るノズル交換装置を提供する。
部材が上記複数のノズルホルダの挿入方向とは交差する
上記移動方向に向けて移動するとき、上記保持解除部材
は、上記押さえ部材に対して相対的に移動する範囲と、
上記押さえ部材と同期して一体的に移動する範囲とを有
する第1の態様に記載のノズル交換装置を提供する。
る部品供給部と、上記部品供給部から供給された上記部
品をそれぞれ吸着保持する複数のノズルを複数のノズル
ホルダに着脱可能に有する1つの作業ヘッドとを備え
て、上記作業ヘッドを被装着体まで移動して上記ノズル
に吸着保持された上記部品を上記被装着体に装着する部
品実装装置において上記ノズルと交換される交換用ノズ
ルを保持するノズル交換装置において、上記複数のノズ
ルホルダの挿入方向とは交差する移動方向に向けて摺動
可能に配置され、かつ、上記作業ヘッドの上記複数のノ
ズルホルダに取り付けられた上記複数の使用していたノ
ズルを保持可能な使用ノズル保持部と、上記作業ヘッド
の上記ノズルホルダに取り付けられた上記複数のノズル
と交換する複数の交換用ノズルを保持している交換用ノ
ズル保持部とを有するノズル載置部材と、上記ノズル載
置部材の上方に位置し上記ノズル載置部材に対してリン
ク機構により連結されて上記ノズル載置部材に対して上
記保持解除部材が大略平行に昇降して上記保持解除部材
を上記複数のノズルホルダの挿入方向とは逆方向にノズ
ルホルダ保持解除位置まで移動可能としかつ上記ノズル
載置部材とともに移動可能に配置され、ノズル交換時
に、上記複数のノズルホルダが挿入される貫通穴と、上
記複数のノズルホルダが上記貫通穴に挿入されたのち上
記複数のノズルホルダの挿入方向とは逆方向にノズルホ
ルダ保持解除位置まで移動して上記複数のノズルホルダ
に係合する係止部とを有して、上記複数のノズルホルダ
に上記係止部が係合することにより上記複数のノズルホ
ルダのノズル保持を一斉に解除させて、各ノズルホルダ
から保持していた各ノズルを取り外し可能に又は各ノズ
ルホルダに各交換用ノズルを保持可能にする保持解除部
材と、上記保持解除部材より下方で上記ノズル載置部材
の上方に、上記ノズル載置部材に対して相対的に上記複
数のノズルホルダの挿入方向とは交差する上記移動方向
に向けて摺動可能に載置され、かつ、上記ノズル載置部
材の上記使用ノズル保持部に保持される上記複数のノズ
ルホルダの上記複数のノズルを上記使用ノズル保持部側
に貫通させる貫通穴と、上記複数のノズルホルダが保持
している上記複数のノズルを係止する第1係止部と、上
記ノズル載置部材の上記交換用ノズル保持部に挿入して
保持されている上記複数の交換用ノズルを係止する第2
係止部と、上記複数の交換用ノズルを上記交換用ノズル
保持部側から保持解除部材側に貫通させる貫通穴とを有
する押さえ部材とを備え、ノズル交換時、上記作業ヘッ
ドの上記複数のノズルホルダに取り付けられた上記複数
のノズルを、上記保持解除部材の上記貫通穴を貫通さ
せ、さらに、上記押さえ部材の上記貫通穴を貫通させる
ことにより、上記ノズル載置部材の上記使用ノズル保持
部に保持し、上記押さえ部材が上記移動方向の係止側に
向けて移動することにより、上記押さえ部材の上記第1
係止部により上記使用ノズル保持部に抜き出し不可能に
係止する一方、上記保持解除部材が上記移動方向の係止
解除側に向けて移動することにより、上記保持解除部材
の上記係止部が上記複数のノズルホルダに係合して上記
複数のノズルホルダのノズル保持を一斉に解除させて、
各ノズルホルダから保持していた各ノズルを取り外す一
方、上記作業ヘッドの上記ノズルを保持しない上記ノズ
ルホルダを上記保持解除部材の上記貫通穴と上記押さえ
部材の上記貫通穴とを通過させて、上記ノズル載置部材
の上記交換用ノズル保持部の上記複数の交換用ノズルを
上記作業ヘッドの上記ノズルを保持しない上記ノズルホ
ルダ内に挿入し、上記保持解除部材が上記移動方向の係
止解除側に向けて移動することにより、上記保持解除部
材の上記係止部が上記複数のノズルホルダに係合して上
記複数のノズルホルダのノズル保持を一斉に解除させ
て、各ノズルホルダに各交換用ノズルを保持可能とし、
上記押さえ部材が上記移動方向の係止側に向けて移動す
ることにより、上記押さえ部材の上記第2係止部により
係止されていた上記複数の交換用ノズルの係止を解除し
て上記複数の交換用ノズルが上記貫通穴に入り込み、上
記交換用ノズル保持部から上記複数の交換用ノズルを抜
き出し可能とすることを特徴とするノズル交換装置を提
供する。
置部材を上記移動方向に進退させる駆動装置と、上記押
さえ部材は、上記移動方向沿いに延びる、上記ノズル載
置部材の突起が挿入される長穴を有するとともに、上記
保持解除部材の端部には、上記移動方向の係止側に固定
されたストッパプレートに当接し転動可能なローラを有
して、上記駆動装置により上記ノズル載置部材が上記移
動方向の係止側に移動するとき、上記ノズル載置部材の
上記突起が、上記長穴を上記長穴の上記移動方向の係止
解除側の端部から係止側の端部に向けて移動して上記係
止側の端部に接触したのち、上記ノズル載置部材ととも
に上記押さえ部材が上記移動方向の係止側に移動して、
上記第1係止部により上記複数のノズルホルダが保持し
ている上記複数のノズルを係止するとともに、上記第2
係止部により上記ノズル載置部材の上記交換用ノズル保
持部に挿入して保持されている上記複数の交換用ノズル
を係止し、さらに、上記駆動装置により上記ノズル載置
部材が上記移動方向の係止側にさらに移動して上記保持
解除部材の端部の上記ローラが上記ストッパプレートに
当接して上向きに転動することにより、上記保持解除部
材が上記リンク機構により大略平行に上昇して、上記保
持解除部材を上記複数のノズルホルダの挿入方向とは逆
方向に上記ノズルホルダ保持解除位置まで移動させる一
方、上記駆動装置により上記ノズル載置部材が上記移動
方向の係止解除側に移動するとき、上記ノズル載置部材
の上記突起が、上記長穴を上記長穴の上記移動方向の係
止側の端部から係止解除側の端部に向けて移動して上記
係止解除側の端部に接触したのち、上記ノズル載置部材
とともに上記押さえ部材が上記移動方向の係止解除側に
移動して、上記第1係止部により上記複数のノズルホル
ダが保持している上記複数のノズルを係止解除するとと
もに、上記第2係止部により上記ノズル載置部材の上記
交換用ノズル保持部に挿入して保持されている上記複数
の交換用ノズルを係止解除し、さらに、上記駆動装置に
より上記ノズル載置部材が上記移動方向の係止解除側に
さらに移動して上記保持解除部材が上記リンク機構によ
り大略平行に下降して、上記保持解除部材を上記複数の
ノズルホルダの挿入方向に上記ノズルホルダ保持位置ま
で移動させる第3の態様に記載のノズル交換装置を提供
する。
部材を上記ノズル載置部材に対して下端位置に付勢する
付勢部材をさらに備え、上記駆動装置により上記ノズル
載置部材が上記移動方向の係止解除側に移動するとき、
上記ノズル載置部材の上記突起は、上記長穴の上記移動
方向の係止側の端部から係止解除側の端部に向けて移動
して係止解除側の端部に接触したのち、上記ノズル載置
部材とともに上記押さえ部材が上記移動方向の係止解除
側に移動して、上記第1係止部により上記複数のノズル
ホルダが保持している上記複数のノズルを係止解除する
とともに、上記第2係止部により上記ノズル載置部材の
上記交換用ノズル保持部に挿入して保持されている上記
複数の交換用ノズルを係止解除し、さらに、上記駆動装
置により上記ノズル載置部材が上記移動方向の係止解除
側に移動して上記付勢部材の付勢力により上記保持解除
部材の端部の上記ローラが上記ストッパプレートに当接
して下向きに転動することにより、上記保持解除部材が
上記リンク機構により大略平行に下降して、上記保持解
除部材を上記複数のノズルホルダの挿入方向に上記ノズ
ルホルダ保持位置まで移動させる第4の態様に記載のノ
ズル交換装置を提供する。
置部材の上記移動方向の係止側及び係止解除側の移動を
案内するノズル載置部材案内部材と、上記押さえ部材の
上記移動方向の係止側及び係止解除側の移動を案内する
押さえ部材案内部材とをさらに備えるようにした第4又
は5の態様に記載のノズル交換装置を提供する。
ドは、上記ノズル載置部材に保持された上記交換用のノ
ズルを検出する検出装置を有し、上記検出装置により、
上記交換用のノズル有無を判定するとともに、上記ノズ
ル載置部材、上記押さえ部材、又は、上記保持解除部材
に備えられた識別マークを読んで上記交換用のノズルの
配列状態を判断する第1〜6のいずれか1つの態様に記
載のノズル交換装置を提供する。
置部材と上記押さえ部材と上記保持解除部材とより1つ
のノズル収納体を構成し、上記ノズル収納体を、部品実
装を行うときに使用するノズルの種類によって用意する
交換用ノズル及び使用ノズルの各保持部の配列が異なる
複数種類用意し、部品実装に応じて交換可能とする第1
〜7のいずれかの態様に記載のノズル交換装置を提供す
る。
ずれかの態様に記載のノズル交換装置を備える部品実装
装置を提供する。
ッドによる全てのノズル交換をする場合におけるノズル
切り離し判定において、上記作業ヘッドにある上記複数
のノズルの切り離し判定を同時に行い、切り離しが行わ
れていると判定した場合には上記複数のノズルの切り離
し判定を1回で行い、上記ノズルの切り離しが行われて
いないと判定した場合のみ上記複数のノズルの各ノズル
毎に切り離し判定を行い、切り離しが行われていないノ
ズルの確定をするようにした第7の態様に記載のノズル
交換装置を提供する。
態を図面に基づいて詳細に説明する。
換装置を有する部品実装装置の全体概略斜視図を図1に
示す。
(位置に関係なく基板を指す場合には参照番号2により
示し、特定の位置の基板は参照番号2−0,2−1,2
−2,2−3のように示す。)を搬入するローダー、1
1は電子回路基板2−3を搬出するアンローダーであ
る。3はローダー1から搬入される電子回路基板2を搬
送保持する一対のサポートレール部を備える第1基板搬
送保持装置、4は電子部品を吸着保持する部品吸着ノズ
ル10を交換可能に複数本例えば10本装着した作業ヘ
ッド、5は作業ヘッド4を部品実装作業領域内の直交す
る2方向であるXY方向の所定位置に位置決めするXY
ロボット、7は部品実装作業領域において部品供給部8
Aの近傍に配置され、かつ、複数の種類の電子部品に適
した複数の種類のノズル10を収納して必要に応じて作
業ヘッド4に装着されたノズル10と交換するノズル交
換装置である。8A,8Bは部品実装作業領域の作業者
に対して手前側すなわち前側の端部にそれぞれ配置さ
れ、かつ、上記基板2に実装すべき部品をテープ状に収
納保持されたテーピング部品を収納する部品供給部、8
Cは部品供給部8Bの近傍に配置され、かつ、上記基板
2に実装すべき部品をトレー状に収納保持されたトレー
部品を収納する部品供給部、9は部品供給部8Aの近傍
の部品実装作業領域中央に近い側に配置され、かつ、作
業ヘッド4のノズル10が吸着した電子部品の吸着姿勢
を撮像する認識カメラである。
搬送される電子回路基板2−1を搬送保持する一対のサ
ポートレール部を備える第2基板搬送保持装置、14は
電子部品を吸着保持する部品吸着ノズル10を交換可能
に複数本例えば10本装着した作業ヘッド、15は作業
ヘッド14を部品実装作業領域内の直交する2方向であ
るXY方向の所定位置に位置決めするXYロボット、1
7は部品供給部18Aの近傍に配置され、かつ、複数の
種類の電子部品に適した複数の種類のノズル10を収納
して必要に応じて作業ヘッド14に装着されたノズル1
0と交換するノズル交換装置である。18A,18Bは
部品実装作業領域の作業者に対して奥側すなわち後側の
端部にそれぞれ配置され、かつ、上記基板2−1に実装
すべき部品をテープ状に収納保持されたテーピング部品
を収納する部品供給部、18Cは部品供給部18Bの近
傍に配置され、かつ、上記基板2に実装すべき部品をト
レー状に収納保持されたトレー部品を収納する部品供給
部、19は部品供給部18Aの近傍の部品実装作業領域
中央に近い側に配置され、かつ、作業ヘッド14のノズ
ル10が吸着した電子部品の吸着姿勢を撮像する認識カ
メラである。
に構成されている。XYロボット装置6の2本のY軸駆
動部6a,6aが実装装置基台16上の部品実装作業領
域200の前後端縁に固定配置され、これらの2本のY
軸駆動部6a,6aにまたがって2本のX軸駆動部6
b,6cがY軸方向に独立的に移動可能にかつ衝突回避
可能に配置されて、さらに、X軸駆動部6bには部品実
装作業領域内の手前側半分の実装領域内を移動する作業
ヘッド4がX軸方向に移動可能に配置されるとともに、
X軸駆動部6cには部品実装作業領域内の奥側半分の実
装領域内を移動する作業ヘッド14がX軸方向に移動可
能に配置されている。よって、上記XYロボット5は、
実装装置基台16に固定された2本のY軸駆動部6a,
6aと、Y軸駆動部6a,6a上でY軸方向に移動可能
なX軸駆動部6bと、X軸駆動部6bにおいてX軸方向
に移動可能な作業ヘッド4とより構成される。また、上
記XYロボット15は、実装装置基台16に固定された
2本のY軸駆動部6a,6aと、Y軸駆動部6a,6a
上でY軸方向に移動可能なX軸駆動部6cと、X軸駆動
部6cにおいてX軸方向に移動可能な作業ヘッド14と
より構成される。このようにして、作業ヘッド4,14
は独立してXY方向に移動することができる。
4,14内に配置される部品吸着ノズル昇降装置の斜視
図である。各部品吸着ノズル昇降装置は、複数の、例え
ば10本の、ノズル昇降軸55と、ノズル昇降軸55と
同数のノズル選択用アクチュエータの一例としてのノズ
ル選択シリンダ(例としては、エアシリンダ、又は、電
磁ソレノイドなど)45と、昇降用回転駆動装置の一例
としての1個の昇降駆動モータ56と、上死点変更装置
の一例としての少なくとも1個の上死点変更用アクチュ
エータ、この第1実施形態では2個の上死点変更用アク
チュエータの一例としての上死点切り替え用第1及び第
2上死点変更シリンダ(一例としてエアシリンダ)6
1,62とより大略構成している。
着保持する吸着ノズル10を各ノズル昇降軸55の下端
にノズルホルダ100を介して支持しかつ常時は上向き
にバネ65により付勢されている。各ノズル昇降軸55
はその上下方向の昇降動作が、作業ヘッド4,14の支
持板42に固定された案内部材59により案内されるよ
うになっている。なお、各ノズル昇降軸55の上端位置
は、具体的には図示しないが、案内部材59に設けた係
止突起により各ノズル昇降軸55が係止されるなどし
て、所定の上端位置以上には上方に突出しないように規
制されている。
なくノズル選択シリンダを指す場合には参照番号45に
より示し、第1〜10番目のノズル選択シリンダはそれ
ぞれ参照番号45−1,45−2,45−3,45−
4,45−5,45−6,45−7,45−8,45−
9,45−10のように示す。)は、作業ヘッド4,1
4の支持板42に対して昇降する昇降部材58に、上記
複数のノズル昇降軸55のそれぞれに対応して固定さ
れ、上記複数のノズル10のうち下降させるべき1つの
吸着ノズル10が選択されるとき、当該選択された吸着
ノズル10を有する選択された上記ノズル昇降軸55に
対応する上記ノズル選択シリンダ45のピストンロッド
46を、上記ピストンロッド46が選択された上記ノズ
ル昇降軸55に接触しない範囲で、当該ノズル昇降軸5
5の上端部に向けて下降させるようにしている。例え
ば、図2では第8番目のノズル10に対応する上記ノズ
ル選択シリンダ45−8のピストンロッド46−8が下
端位置まで下降している状態を示している。各ピストン
ロッド46はT字状の側面を持つようにその下端に円板
が固定されおり、後述するようにノズル昇降軸55を押
し下げしやすくなっている。
持板42に対して昇降可能に支持されている。すなわ
ち、支持板42には2本の平行な直線ガイド部材43,
43が設けられており、上記昇降部材58の裏面に設け
られた上下2個ずつのスライダ44が各直線ガイド部材
43に沿って昇降することにより、上記昇降部材58の
昇降動作が案内されるようにしている。さらに、上記昇
降部材58は、上記各ノズル昇降軸の上端部が貫通可能
な貫通穴又は切欠(図2では切欠として図示。)58a
を有し、上記複数のノズル10のうち下降させるべき1
つの吸着ノズル10が選択されるとき、上記ノズル昇降
軸55の上端部は上記切欠58aより上方に突出しない
範囲で上記切欠58a内に位置するとともに上記ノズル
選択シリンダ45の上記ピストンロッド46の下端が上
記切欠58aの縁の昇降部材58に当接するまで下降さ
せられ、上記ピストンロッド46の下端と上記ノズル昇
降軸55の上端部との間に隙間Aが上記切欠58a内に
おいて形成され、上記昇降駆動モータ56の回転駆動に
より上記昇降部材58が下降するとき、上記切欠58a
から上記ノズル昇降軸55の上端部突き出ることにより
上記ピストンロッド46の下端と上記ノズル昇降軸55
の上端部とが当接して、上記ピストンロッド46の下端
により上記ノズル昇降軸55が下降させられる。
4,14の支持板42に対してブラケット60により固
定されている。上記昇降駆動モータ56の回転軸にはネ
ジ軸の一例としてのボールネジ軸57が連結されてお
り、ボールネジ軸57は、昇降部材58のナット49に
螺合している。よって、上記ボールネジ軸57の正逆回
転により昇降部材58が昇降することにより上記全ての
ノズル選択シリンダ45を一体的に同時に昇降させるよ
うにしている。よって、上記全てのノズル選択シリンダ
45を一体的に同時に下降するとき、上記ノズル選択シ
リンダ45から選択的に下降させられた上記ピストンロ
ッド46も下降することにより、当該ピストンロッド4
6が上記選択されたノズル昇降軸55に当接して当該ノ
ズル昇降軸55を下降させるようにしている。
死点変更シリンダ61とは、上記各ノズル昇降軸55の
上死点の位置を変更させるものであって、各上死点変更
シリンダ62,61のピストンロッドの先端に上記ノズ
ル昇降軸55のノズルホルダ100の上端部に係合する
係合部64,63を有している。上記第1上死点変更シ
リンダ62は第2上死点変更シリンダ61よりも下方に
位置するようにそれぞれ作業ヘッド4,14の支持板4
2に固定されている。
ストンロッドの上記係合部64は、各ノスル昇降軸55
の下部のノズルホルダ100の外径寸法よりも大きな内
径寸法を持ちノズルホルダ100が貫通して非係合とな
る非係合貫通穴部64aと、ノズルホルダ100の外径
寸法よりも小さな内径寸法を持ちノズルホルダ100が
係合する係合貫通穴部64bとを交互に形成した板体よ
り構成されている。よって、上記第1上死点変更シリン
ダ62の上記ピストンロッドの横方向の移動により、全
てのノスル昇降軸55の下部のノズルホルダ100に対
して、非係合となる非係合貫通穴部64aと、係合する
係合貫通穴部64bとが選択的に位置することにより、
全てのノスル昇降軸55に対する係合解除動作又は係合
動作が一斉に行えるようになっている。
ストンロッドの上記係合部63は、各ノスル昇降軸55
の下部のノズルホルダ100の外径寸法よりも大きな内
径寸法を持ちノズルホルダ100が貫通して非係合とな
る非係合貫通穴部63aと、ノズルホルダ100の外径
寸法よりも小さな内径寸法を持ちノズルホルダ100が
係合する係合貫通穴部63bとを交互に形成した板体よ
り構成されている。よって、上記第2上死点変更シリン
ダ61の上記ピストンロッドの横方向の移動により、全
てのノスル昇降軸55の下部のノズルホルダ100に対
して、非係合となる非係合貫通穴部63aと、係合する
係合貫通穴部63bとが選択的に位置することにより、
全てのノスル昇降軸55に対する係合解除動作又は係合
動作が一斉に行えるようになっている。
解除動作が明確に理解できるように、上記各係合部6
4,63は、貫通穴ではなく切欠穴として、係合時には
ノスル昇降軸55のノズルホルダ100の上端に係合部
64,63が当接して上死点を規制する一方、非係合時
にはノスル昇降軸55から抜け出して対比できるように
図示しているが、係合動作と非係合動作の考え方は上記
非係合貫通穴部63aと係合貫通穴部63bと全く同一
である。
ズル交換装置7,17に対する構造は同一であるため、
代表例としてノズル交換装置7について以下は述べ
る。)は、図2及び図3に示すように、交換用ノズル1
0,…,10(小ノズルは10S、大ノズルは10Bで
示す。)を収納保持しているノズル収納体400を交換
式すなわち着脱可能とし、最上面のプレート上に設けた
識別マーク250により、どの種類のノズル収納体40
0が設置されているか判断できるようにしている。一
方、作業ヘッド4,14(両方の作業ヘッド4,14に
対する構造は同一であるため、代表例として作業ヘッド
4について以下は述べる。)にノズル有無検出センサ2
60を備え、ノズル有無検出センサ260で識別マーク
250を検出して、用意されているノズル収納体400
には交換用ノズル10,…,10としてどのような種類
のノズル10,…,10がどのような配列でノズル収納
体400に用意されているかなどの情報を部品実装装置
本体に送り、ノズル交換の適否などを判断するようにし
ている。なお、この判断方法及び装置は第1実施形態以
外の実施形態にも適用できる。
それぞれ、異なる種類のノズル収納体400を示す平面
図である。なお、各平面図の左側の黒丸及び白丸の列は
それぞれのノズル収納体400の最上位に位置し後述す
る押えプレート201の上面に表示された識別マーク2
50の拡大図である。図6(a)は、10個の小ノズル
10Sの1列配置と4個の大ノズル10Bの1列配置と
がそれぞれ交互に配置したノズル収納体400を示して
いる。図6(b)は、10個の小ノズル10Sを3列配
置するとともに4個の大ノズル10Bを1列配置したノ
ズル収納体400を示している。図6(c)は、10個
の小ノズル10Sを4列配置したノズル収納体400を
示している。図6(d)は、4個の大ノズル10Bを4
列配置したノズル収納体400を示している。これら4
種類のノズル収納体400は、ノズル有無検出センサ2
60により検出され、かつ、5個の丸印より構成される
識別マーク250をそれぞれ有しており、4種類のノズ
ル収納体400では識別マーク250が互いに異なるよ
うに黒丸と白丸とが組み合わせられており、互いに識別
できるようにしている。ノズル有無検出センサ260に
より検出されたノズル収納体400の識別情報は、上記
部品実装装置の制御部(図示せず)に送られ、実装プロ
グラムと照合されてノズル交換の適否判断などが行われ
る。
でのノズルホルダ100の縦断面図である。
と、円筒形状本体部10dの下部に部品を吸着する部品
吸着部10bとを有し、円筒形状本体部10dの上部を
ノズルホルダ100で保持するように円筒形状本体部1
0dに係合溝10cを有し、円筒形状本体部10dの中
間部にノズルを収納時に係止される鍔部10aを有して
いる。
解除可能に保持するノズルホルダ、101は互いに平行
に等ピッチに配列され作業ヘッド4にノズルホルダ10
0を取り付けるスピンドル、102はスピンドル101
にノズルホルダ100を固定するセット部、103はノ
ズルホルダ100の大略下部全体及びノズル10を下向
きに付勢する上下スプリング、104はノズルホルダ1
00のピン、105はノズルホルダ100の保持スプリ
ング、106はノズル10の上部の係合溝10c内に係
合可能なノズルホルダ100のボール、107はノズル
ホルダ100のノズル保持用保持スリーブ、108はノ
ズル10の上部を抱持可能なノズルホルダ円筒部であ
る。このような構成においては、作業ヘッド4内でノズ
ル10を装填するノズルホルダ100はノズル10を包
むノズルホルダ円筒部108内にボール106,…,1
06を収め、該ノズルホルダ円筒部108を包む保持ス
リーブ107がボール106,…,106を付勢し、ノ
ズル10に設けた溝部10cと噛み合いノズル保持する
機構を有している。すなわち、ノズル保持用保持スリー
ブ107は保持スプリング105により図7において常
時下向きに付勢されて、ノズルホルダ円筒部108の内
側に設けられた複数のボール106がノズル10の上部
の係合溝10c内に係合して、ノズル10をノズルホル
ダ100に抜き出し不可に保持している。この状態で、
ノズル保持用保持スリーブ107をノズルホルダ円筒部
108に対して保持スプリング105の付勢力に抗して
上昇させ、かつ、ノズルホルダ100に対してノズル1
0を相対的に下向きに移動させると、ノズルホルダ円筒
部108の内側に設けられた複数のボール106がノズ
ル10の上部の係合溝10c内から離脱可能となり、ノ
ズル10がノズルホルダ100から外れるようになる。
逆に、ノズル10をノズルホルダ100に保持させると
きには、ノズル保持用保持スリーブ107をノズルホル
ダ円筒部108に対して保持スプリング105の付勢力
に抗して上昇させ、かつ、ノズルホルダ100に対して
ノズル10を相対的に上向きに挿入すると、ノズルホル
ダ円筒部108の内側に設けられた複数のボール106
がノズル10の上部の係合溝10c内に係合可能とな
り、ノズル10がノズルホルダ100に抜き出し不可に
係止保持されるようになる。
図3に示す。各ノズル交換装置7にはノズル収納体40
0が着脱可能に取り付けられている。ノズル収納体40
0には、交換用のノズル10,…,10をノズルホルダ
100,…,100のスピンドル101,…,101の
ピッチの定数倍に配列しており、作業ヘッド4のノズル
ホルダ100,…,100に保持されているノズル1
0,…,10を収納するとともに、交換用ノズル10,
…,10も収納するようにしている。
屈曲した板体より構成され、かつ、ノズル載置部材の一
例として機能する、ストッパプレート208付きノズル
載置プレート203と、ノズル載置プレート203上に
摺動可能に配置され、押さえ部材の一例としての機能し
てノズル切り離し時に各ノズル鍔部10aを一斉に押さ
える板状の押さえプレート202と、押さえプレート2
02上に配置され、押さえプレート202とともに移動
可能な保持解除部材の一例としての機能して各ノズルホ
ルダ100の各保持スリーブ107を一斉に持ち上げて
各ノズルホールダ100での各ノズル10の保持を解除
する保持解除プレート201とより大略構成されてい
る。押さえプレート202と保持解除プレート201と
はリンク機構420により連結されており、保持解除プ
レート201は押さえプレート202に対して押さえプ
レート202とともに横方向に移動可能でありかつ上下
方向に平行移動可能となっている。
納体400はその底部のベース210が駆動シリンダな
どから構成されるノズル収納体昇降駆動装置270に連
結されて、ノズル収納体昇降駆動装置270により昇降
され、上限位置検出センサ270uにより上限位置が検
出されるとともに、下限位置検出センサ270dにより
下限位置が検出される。このノズル収納体昇降駆動装置
270の駆動は、上限位置検出センサ270u及び下限
位置検出センサ270dからの情報が入力されるノズル
交換装置制御部290により動作制御される。ノズル交
換装置昇降駆動装置270によるノズル収納体400の
昇降は、ノズル交換装置制御部290により動作制御の
下に、ノズル交換装置7においてノズル交換動作を行う
ときには、ノズル収納体昇降駆動装置270を駆動して
ノズル収納体400を上限位置に位置させる一方、ノズ
ル交換動作を行わないときにはノズル収納体昇降駆動装
置270を駆動してノズル収納体400を下限位置に位
置させるようにしている。
駆動シリンダ205の駆動も制御する。プレート駆動シ
リンダ205は、図9及び図10に示すように、そのロ
ッド206が連結部207を介して押さえプレート20
2の前端部(図9及び図10の右端部)に連結されてお
り、プレート駆動シリンダ205の閉位置は閉位置検出
センサ205cにより検出されてノズル交換装置制御部
290に入力されるとともに、開位置は開位置検出セン
サ205oにより検出されてノズル交換装置制御部29
0に入力される。よって、ノズル載置プレート203上
で押さえプレート202がプレート駆動シリンダ205
の駆動により摺動するとき、その移動距離及び移動タイ
ミングをノズル交換装置制御部290により動作制御す
るようにしている。
び図3に示すように、保持解除プレート201と押さえ
プレート202とが重なり合って保持解除プレート20
1がリンク機構420により下端位置に位置しており、
保持解除プレート201の先端(図2では左上側の端
部)が押さえプレート202の先端より突出している状
態で、プレート駆動シリンダ205の駆動により、ノズ
ル載置プレート203の上を、保持解除プレート201
と押さえプレート202とが一体となって図2において
左上向きに移動する。そして、保持解除プレート201
がストッパプレート208に当接し、その後もさらに、
プレート駆動シリンダ205の駆動により、ノズル載置
プレート203の上を押さえプレート202が図2にお
いて左上向きに移動することにより、保持解除プレート
201がリンク機構420,…,420により押さえプ
レート202に対して上昇させられて上端位置に位置す
るとともに、保持解除プレート201もストッパプレー
ト208に当接するとともに、プレート駆動シリンダ2
05の駆動を停止する。一方、逆に、プレート駆動シリ
ンダ205を駆動して、ノズル載置プレート203の上
を押さえプレート202が図2において右下向きに移動
することにより、当初は押さえプレート202が図2に
おいて右下向きに移動して保持解除プレート201が上
端位置から下端位置まで下降したのち、押さえプレート
202とともに図2において右下向きに移動し、所定距
離移動すると、駆動を停止する。なお、ノズル載置プレ
ート203は横方向には全く移動しない。このようにノ
ズル収納体400が駆動されることにより、以下に示す
ように、上記作業ヘッド4に支持されている10本のノ
ズルホルダ100,…,100の全てに保持されている
ノズル10,…,10を一括して保持解除してノズル収
納体400に収納保持させる一方、交換用ノズル10,
…,10を10本のノズルホルダ100,…,100の
全てに一括して保持させることにより、一括交換作業が
行えるようにしている。なお、上記作業ヘッド4に支持
されている10本のノズルホルダ100,…,100の
うち所望の1本又は任意の本数のノズルホルダ100を
先に図21及び図22で述べたようなノズルホルダ10
0の上下機構により選択的に下降させて、下降したノズ
ルホルダ100に対してのみノズル交換を行うようにし
てもよい。
4〜図16に基いて説明する。
1に示すように、交換される予定のノズル10,…,1
0(大ノズルは10Bで示し、小ノズルは10Sで示
す。)がそれぞれの円筒形状本体部10dの下部の部品
吸着部10b(図7参照)が貫通穴(ノズルポケット)
203c,…,203c(図8参照)内に入り込みかつ
各ノズル10の鍔部10aが各貫通穴203cの周囲の
凹部203aにそれぞれ保持されている。図中、203
bは貫通穴203cに隣接して配置されかつ貫通穴20
3cより幅狭の溝部であり、231は各ノズル10を貫
通穴203c及び凹部203aに案内するためにノズル
10の位置を規正するノズル位置規正用ピンである。ま
た、204はノズル載置プレート203の両側部の両端
部近傍に夫々配置されてノズル載置プレート203上で
摺動する押さえプレート202をノズル載置プレート2
03の長手方向沿いに案内する押さえプレートガイドで
ある。また、220はノズル載置プレート203を支柱
209を介してベース210に固定するための取付ボル
トである(図9参照)。ノズル載置プレート203と押
さえプレート202と保持解除プレート201とより大
略構成されるノズル収納体400を交換するときには、
上記4つの取付ボルト220,…,220を4つの支柱
209,…,209から取り外せば簡単に取り外すこと
ができ,新たなノズル収納体400を取り付けるとき
も、そのノズル載置プレート203を上記4つの取付ボ
ルト220,…,220で4つの支柱209,…,20
9に取り付ければ簡単に取り付けることができる。この
とき、新たなノズル収納体400のノズル載置プレート
203は、その下部の係合穴内に一側部の2本の支柱2
09,209に固定された前後一対の位置合わせピン2
49,249(図13参照)を係合させることにより、
ノズル載置プレート203をベース210に対して位置
合わせしたのち取り付けるための位置合わせ作業が簡単
に行えるようにしている。上記貫通穴203c,…,2
03c及び凹部203a,…,203aは、その一部の
貫通穴203c,…,203c及び凹部203a,…,
203a(例えば、図11〜図13では上側の2列の貫
通穴203c,…,203c及び凹部203a,…,2
03a)が、作業ヘッド4の上記複数のノズルホルダ1
00,…,100に取り付けられて使用していた上記複
数のノズル10,…,10、例えば大ノズル10B,
…,10B,小ノズル10S,…,10Sを収納保持す
る使用ノズル保持部として機能するとともに、残りの貫
通穴203c,…,203c及び凹部203a,…,2
03a(例えば、図11〜図13では残りの下側の2列
の貫通穴203c,…,203c及び凹部203a,
…,203a)は、上記作業ヘッド4の上記複数のノズ
ルホルダ100,…,100に取り付けられた上記複数
のノズル10,…,10と交換する予定の複数の交換用
ノズル10,…,10、例えば交換用大ノズル10B,
…,10B,交換用小ノズル10S,…,10Sを挿入
して保持する交換用ノズル保持部として機能するように
構成されている。ただし、例えば、作業ヘッド4の上記
複数のノズルホルダ100,…,100に取り付けられ
て使用していた上記複数のノズル10,…,10が使用
ノズル保持部に収納保持されたのち、再びこれらの収納
保持されたノズル10,…,10を使用するときには、
上記使用ノズル保持部が交換用ノズル保持部として機能
することになる。また、上記交換用ノズル保持部から複
数の交換用ノズル10,…,10が作業ヘッド4の上記
複数のノズルホルダ100,…,100に取り付けられ
て取り外されると、上記交換用ノズル保持部にはノズル
が無くなるため、作業ヘッド4の上記複数のノズルホル
ダ100,…,100に取り付けられて使用していた上
記複数のノズル10,…,10が収納保持される使用ノ
ズル保持部として機能させることになる。よって、上記
使用ノズル保持部と上記交換用ノズル保持部は交互にそ
の機能を交換することができる。
図12では、押えプレート202がノズル載置プレート
203上に載置された状態を示している。押えプレート
202はノズル載置プレート203上に摺動可能に載置
されており、ノズル載置プレート203の各貫通穴20
3c及び各凹部203bに保持された各ノズル10の鍔
部10a,…,10aが通過可能すなわち抜き出し可能
とする貫通穴202aと、上記ノズル10の鍔部10a
に係止して上記ノズル10の鍔部10aを抜き出し不可
能に係止する、係止部202bと、貫通穴202aに隣
接して一対の係止部202b,202bにより貫通穴2
02aよりも幅が狭く形成されかつ各ノズル10の円筒
形状本体部10dは移動可能な幅狭溝部202nとを備
えている。大ノズル10B,…,10B及び小ノズル1
0S,…,10Sとでは、上記貫通穴202aと係止部
202bと幅狭溝部202nとは大きさが異なるだけで
相似形状をしており、機能は全く同一である。よって、
ノズル載置プレート203に対して押えプレート202
が移動するとき、ノズル載置プレート203の各凹部2
03b及び貫通穴203cに保持された各ノズル10の
鍔部10aに対して、各凹部203bと貫通穴203c
が各貫通穴202aと一致したときには、ノズル10を
一括して抜き出すことができるノズル抜き出し可能位置
(ノズル係止解除位置)(図4参照)となっている。こ
のノズル抜き出し可能位置から、ノズル載置プレート2
03上で押えプレート202がノズル配列ピッチの半分
のピッチ分だけさらに摺動すると、各凹部203b及び
貫通穴203cから貫通穴202aがずれてノズル載置
プレート203の各凹部203bと各係止部202bと
が一致すると、ノズル載置プレート203の各凹部20
3b及び貫通穴203cに保持された上記各ノズル10
の鍔部10aが係止部202bで係止されてノズル10
を抜き出し不可能に係止するノズル鍔部係止位置(ノズ
ル保持位置)(図5及び図8参照)となる。
す。図13では、保持解除プレート201はノズル載置
プレート203上の押えプレート202上に配置された
状態を示している。保持解除プレート201は押えプレ
ート202上にリンク機構420を介して配置されてお
り、ノズル載置プレート203の各貫通穴203c及び
各凹部203bに保持された各ノズル10の鍔部10
a,…,10aが通過可能すなわち抜き出し可能とする
貫通穴201aと、保持解除プレート201が押えプレ
ート202に対してリンク機構420により上昇して上
端位置に位置するとき上記ノズルホルダ100のノズル
ホルダ円筒部107に係合可能となってノズルホルダ円
筒部107をノズルホルダ円筒部108に対して上昇さ
せてノズル10の係合を解除させる係止部201bと、
貫通穴201aに隣接して係止部201bにより貫通穴
201aよりも幅が狭く形成されかつ各ノズル10の円
筒形状本体部10dは移動可能な幅狭溝部201nとを
備えている。大ノズル10B,…,10B及び小ノズル
10S,…,10Sとでは、上記貫通穴201aと係止
部201bと幅狭溝部201nとは大きさが異なるだけ
で相似形状をしており、機能は全く同一である。よっ
て、ノズル載置プレート203に対して押えプレート2
02が移動し保持解除プレート201も移動するとき、
ノズル載置プレート203の各凹部203b及び貫通穴
203cに保持された各ノズル10の鍔部10aに対し
て、各凹部203bと貫通穴203cが各貫通穴202
a及び各貫通穴201aと一致したときには、ノズル1
0を一括して押えプレート202及び保持解除プレート
201から抜き出すことができるノズル抜き出し可能位
置(ノズル係止解除位置)(図4参照)となっている。
このノズル抜き出し可能位置から、ノズル載置プレート
203上で押えプレート202及び保持解除プレート2
01がノズル配列ピッチの半分のピッチ分だけさらに摺
動すると、各凹部203b及び貫通穴203cから貫通
穴201aがずれてノズル載置プレート203の各凹部
203bと各係止部201bとが一致するとともに、保
持解除プレート201が押えプレート202に対してリ
ンク機構420により上昇して下端位置(ノズル保持位
置)から上端位置(ノズル保持解除位置)に位置する
と、ノズルホルダ100が各凹部203b及び貫通穴2
03cに保持されたノズル10を保持しようとするか又
は使用していた使用ノズルを各凹部203b及び貫通穴
203cに保持させようとしたとき、ノズルホルダ10
0のノズルホルダ円筒部107に係止部201bが係合
してノズルホルダ円筒部107によるノズル10の保持
解除動作を行わせるようにしている。
ト202上に配置されるための4箇所のリンク機構42
0は以下のような構造のものである。すなわち、押さえ
プレート202の前端部には突出部202fを備え、突
出部202fにはこれを貫通する第1リンクロッド21
4を有する。この第1リンクロッド214の両端部に
は、前側リンク板212,212の下部が回転自在に連
結されるとともに、前側リンク板212,212の上部
は、保持解除プレート201の前端部に突出した一対の
突出部201f,201fを貫通した第2リンクロッド
213に回転自在に連結されている。突出部201f,
201fより前側に突出するような直径を有し、かつ、
第2リンクロッド213に対して回転自在なローラ21
1がそれぞれ配置されている。この一対のローラ21
1,211は、後述するようにストッパプレート208
に当接したのち転動することにより、保持解除プレート
201を上方向に下端位置(ノズル保持位置)から上端
位置(ノズル保持解除位置)まで案内する機能を持って
いる。また、押さえプレート202の後端部には突出部
202eを備え、突出部202eにはこれを貫通する第
3リンクロッド244を有する。この第3リンクロッド
244の両端部には、後側リンク板243,243の下
部が回転自在に連結されるとともに、後側リンク板24
3,243の上部は、保持解除プレート201の後端部
に突出した一対の突出部201e,201eを貫通した
第4リンクロッド241に回転自在に連結されている。
また、保持解除プレート201の後端部の一対の突出部
201e,201eの互いに対向する側とは反対側に
は、付勢部材の一例としてのネジリコイルバネ242を
それぞれ設けて、各ネジリコイルバネ242の一端を第
4リンクロッド241に係止し、他端を保持解除プレー
ト201に係止する。これにより、2つのネジリコイル
バネ242,242の付勢力でもって、常に、保持解除
プレート201が押さえプレート202よりも前側すな
わちストッパプレート208側に突出するように、言い
換えれば、保持解除プレート201が押さえプレート2
02上に重なり合うように、付勢されている。このよう
に、保持解除プレート201が押さえプレート202よ
りも前側すなわちストッパプレート208側に突出して
いる分だけ、ストッパプレート208とローラ211,
211により保持解除プレート201が下端位置(ノズ
ル保持位置)から上端位置(ノズル保持解除位置)まで
上昇させられることになる。
2及び保持解除プレート201では、各ノズル10の鍔
部10aが貫通穴201a,202aをそれぞれ通過
し、且つ、それがスライド時に各ノズルホルダ円筒部1
08が幅狭溝部201n,202nを通過できるように
串団子状の穴部言い換えれば上記貫通穴201a,20
2aに隣接して設けられて、押さえプレート202と保
持解除プレート201とがノズル配列ピッチの例えば約
半ピッチ分だけスライドしてずれるようになっている。
一方、押さえプレート202と保持解除プレート201
は、4つの棒リンクのリンク機構420,…,420で
連結され、スライド終端で保持解除プレート201のみ
がストッパプレート208に当接してストッパプレート
208に沿って上昇することにより、押さえプレート2
02が各ノズル10の鍔部10aを一斉に押さえ、保持
解除プレート201が各ノズルホルダ100の保持スリ
ーブ107を上昇させることでノズルホルダ100の保
持を解除する。
のように動作する。
装置制御部290により動作制御の下に、ノズル収納体
昇降駆動装置270を駆動してノズル収納体400を上
限位置に位置させる。
…,100に10本のノズル10,…,10を保持して
いる作業ヘッド4をノズル交換装置7のノズル収納体4
00上方に位置させたのち、交換用ノズル10,…,1
0が載置されていない使用ノズル保持部であるノズル載
置プレート203の貫通穴203c,…,203c及び
凹部203a,…,203aに向けて下降させる。
ルホルダ100からノズル10を取り外すため、保持解
除プレート201が下端位置である保持位置に位置する
とともに、保持解除プレート201の貫通穴201aと
押さえプレート202の貫通穴202aとノズル載置プ
レート203の貫通穴203c及び凹部203aとが一
致する位置すなわちノズル鍔部10aを係止しない非係
止位置に位置している。このため、各ノズルホルダ10
0に保持されているノズル10は、保持解除プレート2
01の貫通穴201aと押さえプレート202の貫通穴
202aとを貫通して、ノズル載置プレート203の貫
通穴203c及び凹部203aに保持される。
動によりノズル載置プレート203上で押さえプレート
202が保持解除プレート201とともにノズル配列ピ
ッチの半分だけ上記複数のノズルホルダ100,…,1
00の挿入方向とは交差する移動方向(図11〜図13
では右方向)(他の図ではストッパプレート208に接
近する方向)に向けて移動させると、ノズル載置プレー
ト203の貫通穴203c及び凹部203aに保持され
たノズル10の鍔部10aに押さえプレート202の係
止部202bが位置して、この鍔部係止位置で鍔部10
aを抜き出し不可能に係止する(図8参照)。
05の駆動によりノズル載置プレート203上で押さえ
プレート202が保持解除プレート201とともにノズ
ル配列ピッチの1.5倍だけ移動させると、保持解除プ
レート201がストッパプレート208に当接してロー
ラ211,211により上向きに案内されて下端位置
(ノズル保持位置)から上端位置(ノズル保持解除位
置)に位置する。保持解除プレート201が上端位置
(ノズル保持解除位置)に位置すると、保持解除プレー
ト201の係止部201bが、ノズルホルダ100のノ
ズルホルダ円筒部107に係合してノズルホルダ円筒部
107によるノズル10の保持解除動作を行わせること
により、ノズル載置プレート203の貫通穴203c及
び凹部203aに保持されたノズル10に対するノズル
ホルダ100の保持が解除され(図8の右側のノズルホ
ルダとノズルの組み合わせを参照)、ノズルホルダ10
0を上昇させると、ノズル10がノズルホルダ100か
ら離脱する。このような動作を10本のノズル10,
…,10と10本のノズルホルダ100,…,100で
一斉に行うと、10本のノズル10,…,10の一括保
持解除を行うことができる。なお、押さえプレート20
2が保持解除プレート201とともにノズル配列ピッチ
の1.5倍だけ移動させるとき、上記したように、半ピ
ッチではノズル10の鍔部10aに押さえプレート20
2の係止部202bが位置して係止していたのが、同一
ピッチになると係止部202bによる係止が解除される
が、さらに、1.5ピッチになるとノズル10の鍔部1
0aに押さえプレート202の係止部202bが位置し
て係止されることになる。よって、ノズルホルダ100
を上昇させても、ノズル10は押さえプレート202の
係止部202bで係止されているため、ノズルホルダ1
00の上昇にともないノズル10を抜き出すように作用
させることができる。
保持解除プレート201と押さえプレート202との位
置について、表1に整理して示す。
10を保持されるときには、以下のように行う。なお、
このとき、ノズル収納体400は、上記ノズルホルダ1
00からノズル10を保持解除して取り出した状態のま
まとなっている。
ノズル収納体400の使用ノズル保持部に対向する位置
から交換用ノズル保持部、すなわち、交換用ノズル1
0,…,10が載置されているノズル載置プレート20
3の貫通穴203c,…,203c及び凹部203a,
…,203aの上方に移動させたのち下降させる。この
とき、ノズル収納体400では、ノズル載置プレート2
03の貫通穴203c,…,203c及び凹部203
a,…,203aには交換用ノズル10,…,10が用
意されて、各交換用ノズル10の鍔部10aに押さえプ
レート202の各係止部202bが位置して、この鍔部
係止位置で鍔部10aを抜き出し不可能に係止してい
る。また、保持解除プレート201はストッパプレート
208に当接してローラ211,211により上向きに
案内されて下端位置(ノズル保持位置)から上端位置
(ノズル保持解除位置)に既に位置している。よって、
保持解除プレート201が上端位置(ノズル保持解除位
置)に位置しているため、保持解除プレート201の各
係止部201bが、下降してきた各ノズルホルダ100
のノズルホルダ円筒部107に係合可能となり、ノズル
ホルダ円筒部107によるノズル保持解除動作が行われ
ることにより、各ノズルホルダ100のノズルホルダ円
筒部108内に交換用ノズル10の上部が入り込み、か
つ、ノズル載置プレート203の各貫通穴203c及び
凹部203aに保持された各交換用ノズル10に対する
各ノズルホルダ100の保持が可能となる(図8の右側
のノズルホルダとノズルの組み合わせを参照)。すなわ
ち、ノズルホルダ円筒部108の内側に設けられた複数
のボール106がノズル10の上部の係合溝10c内に
係合可能となる。
記とは逆に駆動して、上記複数のノズルホルダ100,
…,100の挿入方向とは交差する移動方向でかつスト
ッパプレート208から保持解除プレート201と押さ
えプレート202とが離れる方向(図11〜図13では
左方向)に向けて移動して初期位置まで戻る。この結
果、保持解除プレート201が上方向に上端位置(ノズ
ル保持解除位置)から下端位置(ノズル保持位置)まで
下降されて、保持解除プレート201の各係止部201
bが、各ノズルホルダ100のノズルホルダ円筒部10
7から離れて係合が解除され、ノズル保持用保持スリー
ブ107が再び保持スプリング105の付勢力により下
降させられて、各交換用ノズル10が各ノズルホルダ1
00に抜き出し不可に係止保持されるようになる(図8
の左側のノズルホルダとノズルの組み合わせを参照)。
また、ノズル載置プレート203の凹部203bと上記
押えプレート202の係止部202bとの間で鍔部10
aが係止されていたのが、押えプレート202の各係止
部202bが移動して各貫通穴202aが鍔部10aに
対向するようになり、かつ、保持解除プレート201の
各貫通穴201aも対向するようになる。この結果、各
ノズルホルダ100を上昇させると、各ノズルホルダ1
00に保持された交換用ノズル10が、ノズル載置プレ
ート203の各貫通穴203cと凹部203bから各貫
通穴202a及び201aを貫通して抜き出されること
になる。このような動作を10本の交換用ノズル10,
…,10と10本のノズルホルダ100,…,100で
一斉に行うと、10本の交換用ノズル10,…,10の
一括保持を行うことができる。
解除プレート201と押さえプレート202との位置に
ついて、表2に整理して示す。
は作業ヘッド4のスピンドルピッチに収まる標準鍔部ノ
ズル10Sとスピンドルピッチの倍の大型鍔部ノズル1
0Bを収納して、該押さえプレート202、保持解除プ
レート201のスライドピッチをヘッド4のノズルホル
ダ100,…,100の配列ピッチの例えば1.5倍ス
ライドすることで、両者の保持及び保持解除機構を一つ
のスライドピッチで実現することができるようにしてい
る。
保持解除プレート201と押えプレート202の移動量
は、一例として、ノズル配列ピッチの1.5倍の寸法
(例えば40mm)だけ移動して、押えプレート202
によりノズル10の鍔部10aを押えるようにしている
が、これに限られるものではなく、ノズル配列ピッチか
らずれることにより、押えプレート202によりノズル
10の鍔部10aを押えることができればよい。
ート202がリンク機構420により連結されて保持解
除プレート201の一対のローラ211,211がスト
ッパプレート208に当り上昇するとき、例えば3mm
程度上昇するようにしている。これも、ノズルホルダ1
00のノズル保持が解除できる程度でれば、この距離に
限られるものではない。
ズル10B,…,10B、小ノズル10S,…,10S
を並列にそれぞれ並べ、押さえプレート202を作業ヘ
ッド4のノズル配列ピッチの1.5倍分だけスライドす
ることで、大ノズル10B,…,10Bのみが配列され
ていても、小ノズル10S,…,10Sのみが配列され
ていても、又は、大ノズル10B,…,10B及び小ノ
ズル10S,…,10Sの両方が配列されていても、同
一機構で係止保持及び係止解除することができて、ノズ
ルホルダ100,…,100からのノズルの一括保持及
び保持解除を行わせることができる。また、押さえプレ
ート202とともに保持解除プレート201を移動させ
るとき、保持解除プレート201の一対のローラ21
1,211をストッパプレート208に当接することに
より、保持解除プレート201のみを押さえプレート2
02に対して上昇させて、ノズルホルダ100,…,1
00が大ノズル10B,…,10Bを保持していても、
又は、ノズルホルダ100,…,100が小ノズル10
S,…,10Sを保持していても、両者を同一機構でノ
ズルホルダ100,…,100から一斉に保持解除させ
ることができる。よって、ノズルホルダ100,…,1
00からノズル10,…,10を一括して交換すること
が可能となる。すなわち、多数のノズル10,…,10
を一括交換する場合でも、ノズル間隔を広げたり、ノズ
ル交換装置を大型化する必要がなく、かつ、保持解除動
作を同期駆動して均等に行わせるための機構が簡単なも
のとなる。
ものではなく、その他種々の態様で実施できる。
業ヘッド4のノズル10,…,10を全て交換する場合
において、確実に、全てのノズルホルダ100,…,1
00からノズル10,…,10がノズル交換装置側に係
止保持されて、残っていないか否かを検査するノズルチ
ェック動作の効率化を行うため、以下のようにすること
もできる。図18は、上記本発明の第2実施形態にかか
るノズル交換におけるノズルの有無検出動作を示す説明
図である。図19は、図18の上記ノズル交換において
ノズルの有るノズルホルダを検出する動作を示す説明図
である。図20は、図18の上記ノズル交換におけるノ
ズルの有無検出動作並びにノズルの有るノズルホルダを
検出する動作を示すフローチャートである。
…,100からノズル10,…,10が外された確認
は、どのノズルホルダ100でノズル切り離しミスがあ
るか確定する為に、ノズルホルダ100を1本ずつ確認
する作業を行っていた。すなわち、10ノズルであれ
ば、ノズルホルダ100を10回チェックすることが必
要となっていた。よって、1本ずつチェックを行うの
で、多ノズルになればなる程、タクトロスが発生するこ
とになる。
ル10,…,10を全て交換する場合にノズルホルダ1
00からノズル10が外されたか否かの確認は全てのノ
ズルホルダ100,…,100を一括で行い、ノズル1
0の切り離しミスがあった場合のみ、ノズル10,…,
10を1本ずつチェックを行うことにより、タクトの向
上を行うことができる。
作業ヘッド4の両端部にブラケット902,902を介
して、レーザー光線を発するレーザ900と、そのレー
ザー光線を検出する検出器901とを設ける。このレー
ザー光線の投射位置は、ノズルホルダ100,…,10
0の下死点の位置で、もし、ノズルホルダ100にノズ
ル10が残っていればそのノズル10によりレーザー光
線が遮られる位置とする。
うなノズル有無判定動作を行うことができる。
00を下死点に移動する(ステップS1)。
らレーザー光線を検出器901に向けて投射して、ノズ
ルホルダ100,…,100にノズル10が残っている
か否かを検出する。もし、レーザー光線が検出器901
で受け取れなかったならば、レーザー光線がノズルホル
ダ100に残ったノズル10により遮られたものと考
え、ノズル有りと判断し、ステップS3へ進む。一方、
レーザー光線が検出器901で受け取られると、いずれ
のノズルホルダ100にもノズル10がないと判断でき
る為、ノズル有無判定処理を終了する(ステップS
2)。
テップS3で全てのノズルホルダ100,…,100を
ノズル上死点に移動する。また、ノズル交換を行ったヘ
ッド4のすべでのノズル10,…,10の数を変数(H
_NUMBER)に入力し(ノズル交換を行ったヘッド
のすべでのノズル10,…,10の数→H_NUMBE
R)、変数Nに1を入力する(ステップS3)。さら
に、第1番目のノズル10から第N番目のノズル10ま
での有無を記憶させるメモリMEM[1]〜MEM
[N]を初期化する。ここで、MEM[N]のNは1〜
(H_NUMBER)までの値をとる変数である。
初は、変数Nに1が入力されているため、1番目のノズ
ルホルダ100)を下死点まで移動を行い(ステップS
4)、ノズルホルダ100にノズル10が残っているか
否か検出を行う(ステップS5)。ノズル10の検出が
行なえた場合は、ステップ6に進み、配列MEM[N]
に1を入力する。すなわち、メモリ配列MEM[N]に
1が入力されていれば、そのメモリに対応するノズル1
0が残っていることを意味する。例えば、メモリ配列M
EM[4]に1が入力されていれば、そのメモリに対応
する第4ノズル10が残っていることを意味する。
ダ100にノズル10が残っていない場合)とステップ
S6の処理を終了した場合、それぞれ、ステップS7に
進む。ステップS7にて、Nと(H_NUMBER)と
の比較を行なう。N=(H_NUMBER)の場合は、
全てのノズルホルダ100に対してノズル有無チェック
が行われているため、ステップS9に進む。N=(H_
NUMBER)でない場合には、全てのノズルホルダ1
00に対してノズル有無チェックが完了していない為、
ステップS8に進み、変数Nに1を加算(N+1→N)
した後、ステップS4に戻り、次のノズルホルダ100
のノズル有無チェックを行う。
ップS3〜ステップS8にて検出した、ノズルホルダ1
00に残っているノズル10をノズル収納体400に置
く動作を行う。
初期化を行う。ステップS10にて、配列MEM[N]
=1か否かの判定を行い、MEM[N]=1であればN
番目のノズルホルダ100にノズル10が残されている
為、ステップS11に進み、そのノズル10をノズルホ
ルダ100から切り離してノズル収納体400に置く動
作を行う。
い場合と、ステップS11にてノズル10をノズル収納
体400に置く動作終了した場合、それぞれ、ステップ
S12に進み、Nと(H_NUMBER)の比較を行
い、N=(H_NUMBER)の場合は、全てのノズル
ホルダ100,…,100に対して処理が完了している
為、処理を終了する。N=(H_NUMBER)でない
場合は、全てのノズルホルダ100,…,100に対し
て処理が終了していない為、ステップS13に進み、N
に1を加算した後(N+1→N)、ステップS10から
処理を繰り返す。
切り離しミスが発生しているノズルホルダ100の特定
を行うことができる。
ズル10が残っていることを検出する毎にノズル切り離
しを行うようにしているが、ノズル10が残っている位
置を記憶しておき、すべてのノズルについてのノズルが
残っている位置が判別したのち、残っているノズルに対
して一括してノズル切り離しを行うようにしてもよい。
は10本あり、10本のノズルを保持可能であるが、例
えば、第1番目、第4番目、第10番目のノズルホルダ
の合計3本しかノズルを保持しない場合には、上記処理
において以下のように行う。すなわち、ステップS3で
は、ノズル交換を行ったヘッド4の3本のノズル10,
…,10の数である3を変数(H_NUMBER)に入
力し、ステップS4では、N番目の代わりに、第1番
目、第4番目、第10番目のノズルのうちの第1番目の
ノズルホルダ100を下死点まで移動を行う。そして、
ステップS5及びステップS6を同様に行い、ステップ
S7では3本のノズルについてノズル有無判定したか否
かを判断し、3本のノズルについてノズル有無判定して
いないときには、ステップS8からステップS4に戻
り、次の第4番目のノズルホルダ100を下死点まで移
動を行い、次いで、ステップS5〜ステップS8を同様
に行い、ステップS4で次の第10番目のノズルホルダ
100を下死点まで移動を行い、次いで、ステップS5
〜ステップS6を同様に行う。ステップS7では3本の
ノズルについてノズル有無判定したのち、ステップS9
からステップS13を同様に行い、第1番目、第4番
目、第10番目のノズルのうちの残っていたノズルがあ
れば、そのノズルの切り離しを行うようにしてもよい。
ける、ノズル切り離しチェックを多ノズル同時に一括し
て行うことにより、ノズル切り離しミスが発生しない場
合は、上記最初のノズルホルダ全体に対する1回のチェ
ックで全てのノズルチェックが完了する為、タクトアッ
プを図ることができる。
実装装置のノズル交換装置を図22〜図40に示す。こ
の第3実施形態にかかるノズル交換装置は、第1実施形
態にかかるノズル交換装置よりも、全体としての移動量
を少なくしてコンパクトにするとともに、押さえプレー
ト202が所定のノズル鍔部係止位置(ノズル保持位
置)とノズル抜き出し可能位置(ノズル係止解除位置)
に大略正確に位置決めできるようにしたものである。言
い換えれば、第1実施形態にかかるノズル交換装置にお
いては、プレート駆動シリンダ205の駆動によりノズ
ル載置プレート203上で押さえプレート202が保持
解除プレート201とともに移動するとき、ノズル載置
プレート203の昇降移動量とノズル10の鍔部10a
に対する係止及び係止解除動作用移動量とを合計した量
だけ移動しているため、移動量が大きくなっており、そ
の分、係止位置及び係止解除位置での位置ズレも大きく
なる可能性があることから、押さえプレート202は最
低限必要な上記係止及び係止解除動作用移動量の分だけ
移動するようにしたものである。
部材の一例としての保持解除プレート1201、押さえ
部材の一例としての押さえプレート1202、ノズル載
置部材の一例としてのノズル載置プレート1203、押
さえプレートガイド1204A、ストッパプレート12
08は、それぞれ、第1実施形態における、保持解除プ
レート201、押さえプレート202、ノズル載置プレ
ート203、押さえプレートガイド204、ストッパプ
レート208に大略相当するものである。よって、ノズ
ル載置部材の一例として機能する、ストッパプレート1
208付きノズル載置プレート1203と、ノズル載置
プレート1203上に摺動可能に配置され、押さえ部材
の一例としての機能してノズル切り離し時に各ノズル鍔
部10aを一斉に押さえる板状の押さえプレート120
2と、押さえプレート1202上に配置され、押さえプ
レート1202とともに移動可能な保持解除部材の一例
としての機能して各ノズルホルダ100の各保持スリー
ブ107を一斉に持ち上げて各ノズルホールダ100で
の各ノズル10の保持を解除する保持解除プレート12
01とより大略構成されている。押さえプレート120
2と保持解除プレート1201とはリンク機構420に
より連結されており、保持解除プレート1201は押さ
えプレート1202に対して押さえプレート1202と
ともに横方向に移動可能でありかつ上下方向に平行移動
可能となっている。
ノズル交換装置が第1実施形態にかかる部品実装装置の
ノズル交換装置と大きく異なる点は、図23及び図24
に示すように、プレート駆動シリンダ205のロッド2
06が連結部207を介して押さえプレート202の前
端部に連結されるとともに、ノズル載置プレート203
が移動不可に固定されてストッパプレート208がノズ
ル載置プレート203に固定されているのではなく、以
下のように構成されていることである。すなわち、プレ
ート駆動シリンダ205のロッド206が連結部120
7を介してノズル載置プレート1203に連結され、ノ
ズル載置プレート1203が前側リンク板212,21
2及び後側リンク板242,242を介して保持解除プ
レート1201に連結されるとともに、ノズル載置プレ
ート1203も移動可能となり、ストッパプレート12
08はベース1210の前端部に固定されている。さら
に、ノズル載置プレート1203の前端部の突出部20
3fの上面に固定されたピン500が押さえプレート1
202の長穴501内に挿入され、押さえプレート12
02は押さえ部材案内部材の一例としての4個の押さえ
プレートガイド1204A,…,1204Aで摺動案内
され、ノズル載置プレート1203はノズル載置部材案
内部材の一例としての4個のノズル載置プレートガイド
1204B,…,1204Bで摺動案内されていること
である。なお、第1実施形態にかかる部品実装装置のノ
ズル交換装置と同じ部分には同一符号を付して説明を省
略する。
作動する。
7〜図40に示すように、保持解除プレート1201の
前端部には1対の突出部201f,201fを備え、突
出部201f,201fにはこれを貫通する第2リンク
ロッド213を有する。この第2リンクロッド213の
両端部には、前側リンク板212,212の上部が回転
自在に連結されている。前側リンク板212,212の
下部は、ノズル載置プレート1203の前端部の突出部
203fを貫通した第1リンクロッド214に回転自在
に連結されている。第2リンクロッド213に対して
は、突出部201f,201fより前側に突出するよう
な直径を有する回転自在なローラ211,211がそれ
ぞれ配置されている。この一対のローラ211,211
は、ベース1210の前端部に固定されたストッパプレ
ート1208に当接したのち転動することにより、保持
解除プレート1201を上方向に向けて下端位置L(ノ
ズル保持位置)から上端位置U(ノズル保持解除位置)
まで案内する機能を持っている。また、ノズル載置プレ
ート1203の後端部には1対の突出部203e,20
3eを備え、1対の突出部203e,203eにはこれ
を貫通する第3リンクロッド244を有する。この第3
リンクロッド244の両端部には、後側リンク板24
3,243の下部が回転自在に連結されるとともに、後
側リンク板243,243の上部は、保持解除プレート
1201の後端部に突出した一対の突出部201e,2
01eを貫通した第4リンクロッド241に回転自在に
連結されている。また、保持解除プレート1201の後
端部の一対の突出部201e,201eの互いに対向す
る側とは反対側には、ネジリコイルバネ242をそれぞ
れ設けて、各ネジリコイルバネ242の一端を第4リン
クロッド241に係止し、他端を保持解除プレート12
01に係止する。これにより、2つのネジリコイルバネ
242,242の付勢力でもって、常に、保持解除プレ
ート1201がノズル載置プレート1203よりも前側
すなわちストッパプレート1208側に突出するよう
に、言い換えれば、保持解除プレート1201が押さえ
プレート1202上に隙間を介して重なり合うように、
付勢されている(言い換えれば保持解除プレート120
1がその下端位置側に付勢される)。このように、保持
解除プレート1201が押さえプレート1202よりも
前側すなわちストッパプレート1208側に突出してい
ることにより、ストッパプレート1208とローラ21
1,211により保持解除プレート1201が下端位置
L(ノズル保持位置)から上端位置U(ノズル保持解除
位置)まで上昇させられる。
中央部の突出部203fの上面にはピン500が上向き
に突出するように固定され、このピン500は押さえプ
レート1202の長穴501内に挿入されている。押さ
えプレート1202の長穴501は押さえプレート12
02の移動方向沿いに延びるように形成されている。
うに、ピン500が長穴501の前端501bに接触す
るとき、図26(B)に示すように係止部201bがノ
ズル10(例えば大ノズル10B)の鍔部10aを係止
した状態となる。一方、図34及び図35に鎖線で示す
ように、ピン500が長穴501の後端501aに接触
するとき、図26(C)に示すように係止部201bが
ノズル10(例えば大ノズル10B)の鍔部10aを係
止解除した状態となる。なお、保持解除プレート120
1の前端には半円形切欠201gを形成して、ピン50
0との接触を防止している。
ース1210の前端部には、ストッパプレート1208
とともにその下方にストッパ1208Aが固定されてお
り、プレート駆動シリンダ205のロッド206の先端
の連結部1207がこのストッパ1208Aに当て止め
されることにより、連結部1207の前進位置すなわち
ノズル載置プレート1203と押さえプレート1202
の前進位置及び保持解除プレート1201の上昇位置を
規制している。
実施形態のノズル載置プレート203よりも薄い板状部
材で構成するため、ノズル載置プレート203を摺動案
内する両側の4個のノズル載置プレートガイド1204
B,…,1204Bを介して1対の支持板1212,1
212で支持されている。1対の支持板1212,12
12は支柱1209,…,1209を介してベース12
10に固定されている。ベース1210にはプレート駆
動シリンダ205が固定されており、基台1211に対
してノズル交換装置昇降駆動装置270によりベース1
210が大略平行移動できるように昇降駆動されてい
る。ノズル収納体昇降駆動装置270は第1実施形態と
同様のものであり、図38及び図40に詳細に示すよう
に、ノズル収納体昇降駆動装置270の両側及び前後の
合計4箇所に昇降案内ロッド270A,…,270Aが
配置されて、ベース1210が大略平行に円滑に昇降で
きるようにしている。
及び図27に示すように、保持解除プレート1201と
押さえプレート1202とが隙間を介して重なり合って
保持解除プレート1201がリンク機構420,…,4
20により図27に一点鎖線で示すように下端位置Lに
位置しており、保持解除プレート1201の前端(図2
7では右端部)が押さえプレート1202の先端より突
出している状態で、プレート駆動シリンダ205の駆動
により、最初は、押さえプレート1202は移動せず、
ノズル載置プレート1203とノズル載置プレート12
03にリンク機構420,…,420により連結された
保持解除プレート1201とがノズル載置プレートガイ
ド1204B,…,1204Bにより案内されつつ図2
7において右向きに移動(前進)する。このとき、ノズ
ル載置プレート1203の前進に伴い、ノズル載置プレ
ート1203に固定されたピン500は押さえプレート
1202の長穴501の後端501aに接触していた位
置から前端501bに接触する位置まで長穴501内を
移動する。そして、ピン500が長穴501の前端50
1bに接触すると、それ以後は、押さえプレート120
2が押さえプレートガイド1204A,…,1204A
により案内されるとともにノズル載置プレート1203
がノズル載置プレートガイド1204B,…,1204
Bにより案内されつつ、ノズル載置プレート1203と
押さえプレート1202とが一体的に図27において右
向きに移動(前進)する。ピン500が長穴501の前
端501bに接触するときと大略同時的に、又は、その
前後において、図23に示すように保持解除プレート1
201の前端に配置したローラ211,211がストッ
パプレート1208に当接し、その後もさらに、プレー
ト駆動シリンダ205の駆動により、ノズル載置プレー
ト1203とともに保持解除プレート1201がストッ
パプレート1208に向けて前進することにより、保持
解除プレート1201がリンク機構420,…,420
によりノズル載置プレート1203に対して上昇させら
れて上端位置U(実線参照)に位置するとともに、プレ
ート駆動シリンダ205のロッド206の先端の連結部
1207がストッパプレート1208の下方に固定され
たストッパ1208Aに接触して当て止めされたのち、
プレート駆動シリンダ205の前進駆動を停止する。
を駆動して、ノズル載置プレート1203が図27にお
いて左向きに移動(後退)することにより、最初は、押
さえプレート1202は移動せず、ノズル載置プレート
1203とノズル載置プレート1203にリンク機構4
20,…,420により連結された保持解除プレート1
201とがノズル載置プレートガイド1204B,…,
1204Bにより案内されつつ図27において左向きに
移動(後退)する。このとき、ノズル載置プレート12
03の移動に伴い、ノズル載置プレート1203に固定
されたピン500は押さえプレート1202の長穴50
1の前端501bに接触していた位置から後端501a
に接触する位置まで長穴501内を移動する。そして、
ピン500が長穴501の後端501aに接触すると、
それ以後は、押さえプレート1202が押さえプレート
ガイド1204A,…,1204Aにより案内されると
ともにノズル載置プレート1203がノズル載置プレー
トガイド1204B,…,1204Bにより案内されつ
つ、ノズル載置プレート1203と押さえプレート12
02とが一体的に後退する。ピン500が長穴501の
前端501bから離れるときと大略同時的に、又は、そ
の前後において、ノズル載置プレート1203とともに
保持解除プレート1201が後退し始めることにより、
保持解除プレート1201の前端に配置したローラ21
1,211がストッパプレート1208上で下降し始
め、その後もさらに、プレート駆動シリンダ205の駆
動により、ノズル載置プレート1203とともに保持解
除プレート1201が後退することにより、保持解除プ
レート1201がリンク機構420,…,420により
ノズル載置プレート1203に対して下降させられて下
端位置Lに位置するとともに、プレート駆動シリンダ2
05のピストンがその後端位置に位置すると、プレート
駆動シリンダ205の後退駆動を停止する。
ることにより、第1実施形態と同様に、上記作業ヘッド
4に支持されている10本のノズルホルダ100,…,
100の全てに保持されているノズル10,…,10を
一括して保持解除してノズル収納体400に収納保持さ
せる一方、交換用ノズル10,…,10を10本のノズ
ルホルダ100,…,100の全てに一括して保持させ
ることにより、一括交換作業が行えるようにしている。
なお、上記作業ヘッド4に支持されている10本のノズ
ルホルダ100,…,100のうち所望の1本又は任意
の本数のノズルホルダ100を先に図21及び図22で
述べたようなノズルホルダ100の上下機構により選択
的に下降させて、下降したノズルホルダ100に対して
のみノズル交換を行うようにしてもよい。また、第1実
施形態と同様に第3実施形態でもノズル交換装置制御部
290により動作制御するようにしている。
7の動作を詳細に説明する。
装置制御部290により動作制御の下に、ノズル収納体
昇降駆動装置270を駆動してノズル収納体400を上
限位置に位置させる。
…,100に10本のノズル10,…,10を保持して
いる作業ヘッド4をノズル交換装置7のノズル収納体4
00上方に位置させたのち、交換用ノズル10,…,1
0が載置されていない使用ノズル保持部であるノズル載
置プレート1203の貫通穴203c,…,203c及
び凹部203a,…,203aに向けて下降させる。
ルホルダ100からノズル10を取り外すため、保持解
除プレート1201が下端位置Lである保持位置に位置
するとともに、保持解除プレート1201の貫通穴20
1aと押さえプレート1202の貫通穴202aとノズ
ル載置プレート1203の貫通穴203c及び凹部20
3aとが一致する位置すなわちノズル鍔部10aを係止
しない非係止位置に位置している。このため、各ノズル
ホルダ100に保持されているノズル10は、保持解除
プレート1201の貫通穴201aと押さえプレート1
202の貫通穴202aとを貫通して、ノズル載置プレ
ート1203の貫通穴203c及び凹部203aに保持
される。
動により、最初は、押さえプレート1202は移動せ
ず、ノズル載置プレート1203とノズル載置プレート
1203にリンク機構420,…,420により連結さ
れた保持解除プレート1201とが図27において右向
きに移動(前進)する。このとき、ノズル載置プレート
1203の前進に伴い、ノズル載置プレート1203に
固定されたピン500は押さえプレート1202の長穴
501の後端501aから前端501bまで移動する。
この結果、押さえプレート1202がノズル載置プレー
ト1203に対して相対的にノズル配列ピッチの半分だ
け上記複数のノズルホルダ100,…,100の挿入方
向とは交差する移動方向(図23及び図27では右方
向)(他の図ではストッパプレート1208に接近する
方向)に向けて移動することになり、ノズル載置プレー
ト1203の貫通穴203c及び凹部203aに保持さ
れたノズル10の鍔部10aに押さえプレート1202
の係止部202bが位置して、この鍔部係止位置で鍔部
10aを抜き出し不可能に係止する(図37参照)。な
お,図37の実線はノズル交換装置昇降駆動装置270
により昇降前の下限位置で待機している状態を示し、上
側の二点鎖線は上端位置Uでの状態を示している。
05の駆動により、ピン500が長穴501の前端50
1bに接触した後、押さえプレート1202が押さえプ
レートガイド1204A,…,1204Aにより案内さ
れつつかつノズル載置プレート1203がノズル載置プ
レートガイド1204B,…,1204Bにより案内さ
れつつ、ノズル載置プレート1203と押さえプレート
1202とが一体的に図27において右向きに移動(前
進)する。ピン500が長穴501の前端501bに接
触するときと大略同時的に、又は、その前後において、
図23に示すように保持解除プレート1201の前端に
配置したローラ211,211がストッパプレート12
08に当接し、ローラ211,211により上向きに案
内されて、保持解除プレート1201がリンク機構42
0,…,420によりノズル載置プレート1203に対
して大略平行に上昇させられて下端位置L(ノズル保持
位置)から上端位置U(ノズル保持解除位置)に位置す
るとともに、プレート駆動シリンダ205のロッド20
6の先端の連結部1207がストッパプレート1208
の下方に固定されたストッパ1208Aに接触して当て
止めされたのち、プレート駆動シリンダ205の前進駆
動を停止する。
(ノズル保持解除位置)に位置すると、保持解除プレー
ト1201の係止部201bが、ノズルホルダ100の
ノズルホルダ円筒部107に係合してノズルホルダ円筒
部107によるノズル10の保持解除動作を行わせるこ
とにより、ノズル載置プレート1203の貫通穴203
c及び凹部203aに保持されたノズル10に対するノ
ズルホルダ100の保持が解除され(図37の左側の鎖
線のノズルホルダとノズルの組み合わせを参照)、ノズ
ルホルダ100を上昇させると、ノズル10がノズルホ
ルダ100から離脱する(図40の左端の二点鎖線のノ
ズルホルダとノズルの組み合わせを参照)。このような
動作を10本のノズル10,…,10と10本のノズル
ホルダ100,…,100で一斉に行うと、10本のノ
ズル10,…,10の一括保持解除を行うことができ
る。
置プレート1203に対して相対的にノズル配列ピッチ
の半ピッチだけ移動するだけでそれ以上移動せず、ノズ
ル載置プレート1203がさらに前進する分は保持解除
プレート1201の上昇動作にのみ変換される。
保持解除プレート1201と押さえプレート1202と
の位置については、表1と同様である。
10を保持されるときには、以下のように行う。なお、
このとき、ノズル収納体400は、上記ノズルホルダ1
00からノズル10を保持解除して取り出した状態のま
まとなっている。
ノズル収納体400の使用ノズル保持部に対向する位置
から交換用ノズル保持部、すなわち、交換用ノズル1
0,…,10が載置されているノズル載置プレート12
03の貫通穴203c,…,203c及び凹部203
a,…,203aの上方に移動させたのち下降させる。
このとき、ノズル収納体400では、ノズル載置プレー
ト1203の貫通穴203c,…,203c及び凹部2
03a,…,203aには交換用ノズル10,…,10
が用意されて、各交換用ノズル10の鍔部10aに押さ
えプレート1202の各係止部202bが位置して、こ
の鍔部係止位置で鍔部10aを抜き出し不可能に係止し
ている。また、保持解除プレート1201はストッパプ
レート1208に当接してローラ211,211により
上向きに案内されて下端位置L(ノズル保持位置)から
上端位置U(ノズル保持解除位置)に既に位置してい
る。よって、保持解除プレート1201が上端位置U
(ノズル保持解除位置)に位置しているため、保持解除
プレート1201の各係止部201bが、下降してきた
各ノズルホルダ100のノズルホルダ円筒部107に係
合可能となり、ノズルホルダ円筒部107によるノズル
保持解除動作が行われることにより、各ノズルホルダ1
00のノズルホルダ円筒部108内に交換用ノズル10
の上部が入り込み、かつ、ノズル載置プレート1203
の各貫通穴203c及び凹部203aに保持された各交
換用ノズル10に対する各ノズルホルダ100の保持が
可能となる(図40の左から二番目のノズルホルダとノ
ズルの組み合わせを参照)。すなわち、ノズルホルダ円
筒部108の内側に設けられた複数のボール106がノ
ズル10の上部の係合溝10c内に係合可能となる。
記とは逆に駆動して、ノズル載置プレート1203が、
上記複数のノズルホルダ100,…,100の挿入方向
とは交差する移動方向でかつストッパプレート208か
ら保持解除プレート201と押さえプレート202とノ
ズル載置プレート1203とが離れる方向、すなわち、
図27において左向きに移動(後退)することにより、
最初は、押さえプレート1202は移動せず、ノズル載
置プレート1203とノズル載置プレート1203にリ
ンク機構420,…,420により連結された保持解除
プレート1201とが図27において左向きに移動(後
退)する。このとき、ノズル載置プレート1203の移
動に伴い、ノズル載置プレート1203に固定されたピ
ン500が押さえプレート1202の長穴501の前端
501bから後端501aまで移動して、ノズル載置プ
レート1203の凹部203bと上記押えプレート12
02の係止部202bとの間で鍔部10aが係止されて
いたのが、押えプレート1202の各係止部202bが
移動して各貫通穴202aが鍔部10aに対向するよう
に係止解除される。さらに、ピン500が長穴501の
後端501aに接触した後は、押さえプレート1202
が押さえプレートガイド1204A,…,1204Aに
より案内されるつつかつノズル載置プレート1203が
ノズル載置プレートガイド1204B,…,1204B
により案内されつつ、ノズル載置プレート1203と押
さえプレート1202とが一体的に後退する。
ら離れるときと大略同時的に、又は、その前後におい
て、ノズル載置プレート1203とともに保持解除プレ
ート1201が後退し始めることにより、保持解除プレ
ート1201の前端に配置したローラ211,211が
ストッパプレート1208上で下降し始め、その後もさ
らに、プレート駆動シリンダ205の駆動により、ノズ
ル載置プレート1203とともに保持解除プレート12
01が後退することにより、保持解除プレート1201
がリンク機構420,…,420によりノズル載置プレ
ート1203に対して大略平行に下降させられて下端位
置Lに位置するとともに、プレート駆動シリンダ205
の後退駆動を停止する。
方向に上端位置U(ノズル保持解除位置)から下端位置
L(ノズル保持位置)まで下降されて、保持解除プレー
ト1201の各係止部201bが、各ノズルホルダ10
0のノズルホルダ円筒部107から離れて係合が解除さ
れ、ノズル保持用保持スリーブ107が再び保持スプリ
ング105の付勢力により下降させられて、各交換用ノ
ズル10が各ノズルホルダ100に抜き出し不可に係止
保持されるようになる(図40の左から二番目のノズル
ホルダとノズルの組み合わせを参照)。このとき、各貫
通穴202aがノズル10の鍔部10aに対向している
上に、保持解除プレート1201の各貫通穴201aも
ノズル10の鍔部10aに対向するようになる。
ると、各ノズルホルダ100に保持された交換用ノズル
10が、ノズル載置プレート1203の各貫通穴203
cと凹部203bから各貫通穴202a及び201aを
貫通して抜き出されることになる。このような動作を1
0本の交換用ノズル10,…,10と10本のノズルホ
ルダ100,…,100で一斉に行うと、10本の交換
用ノズル10,…,10の一括保持を行うことができ
る。
解除プレート1201と押さえプレート1202との位
置については、上記表2と同様である。
は作業ヘッド4のスピンドルピッチに収まる標準鍔部ノ
ズル10Sとスピンドルピッチの倍の大型鍔部ノズル1
0Bを収納して、押さえプレート1202はノズル載置
プレート1203に対してヘッド4のノズルホルダ10
0,…,100の配列ピッチの例えば半ピッチのみ相対
的に移動させ、ノズル載置プレート1203と保持解除
プレート1201とのスライドピッチをヘッド4のノズ
ルホルダ100,…,100の配列ピッチの例えば半ピ
ッチ強だけスライドすることで、両者の保持及び保持解
除機構を一連のスライドピッチで実現することができる
ようにしている。
ズル10B,…,10B、小ノズル10S,…,10S
を並列にそれぞれ並べ、押さえプレート1202はノズ
ル載置プレート1203に対して作業ヘッド4のノズル
配列ピッチの少なくとも0.5倍分だけ相対的にスライ
ドするとともに、ノズル載置プレート1203と保持解
除プレート1201とのスライドピッチをヘッド4のノ
ズルホルダ100,…,100の配列ピッチの少なくと
も半ピッチ強だけスライドすることで、大ノズル10
B,…,10Bのみが配列されていても(図32〜図3
4)、小ノズル10S,…,10Sのみが配列されてい
ても(図35及び図36)、又は、大ノズル10B,
…,10B及び小ノズル10S,…,10Sの両方が配
列されていても(図28〜図31)、同一機構で係止保
持及び係止解除することができて、ノズルホルダ10
0,…,100からのノズルの一括保持及び保持解除を
行わせることができる。また、ノズル載置プレート12
03とともに保持解除プレート1201を移動させると
き、保持解除プレート1201の一対のローラ211,
211をストッパプレート1208に当接することによ
り、保持解除プレート1201のみを押さえプレート1
202及びノズル載置プレート1203に対して上昇さ
せて、ノズルホルダ100,…,100が大ノズル10
B,…,10Bを保持していても、又は、ノズルホルダ
100,…,100が小ノズル10S,…,10Sを保
持していても、両者を同一機構でノズルホルダ100,
…,100から一斉に保持解除させることができる。よ
って、ノズルホルダ100,…,100からノズル1
0,…,10を一括して交換することが可能となる。す
なわち、多数のノズル10,…,10を一括交換する場
合でも、ノズル間隔を広げたり、ノズル交換装置を大型
化する必要がなく、かつ、保持解除動作を同期駆動して
均等に行わせるための機構が簡単なものとなる。また、
上記したように、ノズル載置プレート1203と保持解
除プレート1201とのスライドピッチをヘッド4のノ
ズルホルダ100,…,100の配列ピッチの例えば半
ピッチ強だけスライドすればよいため、第1実施形態よ
りも少ない移動距離で同様な作用を行うことができる。
また、保持解除プレート1201を昇降するとき、押さ
えプレート1202がノズル載置プレート1203に対
して相対的に移動して押さえプレート1202による係
止又は係止解除動作を最初に行ったのち、その係止又は
係止解除動作を維持しつつ、保持解除プレート1201
を昇降するようにしたので、ノズル載置プレート120
3に載置されたノズル110の鍔部10aに対する押さ
えプレート1202による係止又は係止解除動作が確実
にかつ精度良く行うことができ、ノズルホルダ100,
…,100に対する保持解除プレート1201の保持及
び保持解除動作中でもその係止又は係止解除動作を維持
することができるため、ノズルホルダ100,…,10
0によるノズル10,…,10に対する保持および保持
解除を円滑にかつ確実に行うことができる。
実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有
する効果を奏するようにすることができる。
大小にかかわらずにそれぞれ並べて保持し、押さえ部材
をノズル配列ピッチとずらせるようにスライドすること
で、複数のノズルを同一機構で係止保持及び係止解除す
ることができて、ノズルホルダからのノズルの一括保持
及び保持解除を行わせることができる。また、押さえ部
材とともに保持解除部材、又は、押さえ部材と保持解除
部材とノズル載置部材とを移動させるとき、保持解除部
材のみを押さえ部材に対して上昇させて、複数のノズル
ホルダが複数のノズルを保持していても、同一機構で複
数のノズルホルダから一斉に保持解除させることができ
る。よって、複数のノズルホルダから複数のノズルを一
括して交換することが可能となる。すなわち、多数のノ
ズルを一括交換する場合でも、ノズル間隔を広げたり、
ノズル交換装置を大型化する必要がなく、かつ、保持解
除動作を同期駆動して均等に行わせるための機構が簡単
なものとなる。
き、押さえ部材がノズル載置部材に対して相対的に移動
して押さえ部材による係止又は係止解除動作を最初に行
ったのち、その係止又は係止解除動作を維持しつつ、保
持解除部材を昇降するようにすれば、ノズル載置部材に
載置されたノズルの鍔部に対する押さえ部材による係止
又は係止解除動作が確実にかつ精度良く行うことがで
き、ノズルホルダに対する保持解除部材の保持及び保持
解除動作中でもその係止又は係止解除動作を維持するこ
とができるため、ノズルホルダによるノズルに対する保
持および保持解除を円滑にかつ確実に行うことができ
る。
の斜視図である。
ル交換装置でのノズル交換動作時の斜視図である。
ル交換動作時の斜視図である。
ル保持解除状態での上記ノズル交換装置の平面図であ
る。
ル保持状態での上記ノズル交換装置の平面図である。
れ、上記部品実装装置のノズル交換装置での異なる種類
のノズル収納体400を示す平面図である。なお、各平
面図の左側の黒丸及び白丸の列はそれぞれの押えプレー
トの上面に表示された識別マークの拡大図である。
のノズルホルダの縦断面図である。
においてノズル保持状態及びノズル保持解除状態での上
記部品実装装置のノズル交換装置の断面側面図である。
においてノズル保持状態での上記部品実装装置のノズル
交換装置の側面図である。
ルダにおいてノズル保持解除状態での上記部品実装装置
のノズル交換装置の側面図である。
レートでの交換用ノズルの位置を二点鎖線で示す状態で
のノズル載置プレートの平面図である。
レート上に押えプレートが載置され、かつ、交換用ノズ
ルの鍔部が係止保持されている状態を示す平面図であ
る。
レート上の押えプレート上に保持解除プレートが配置さ
れ、かつ、交換用ノズルの鍔部が係止保持されている状
態を示す平面図である。
20を示す正面図である。
20を示す部分側面拡大図である。
20を示す背面図である。
るための説明図である。
におけるノズルの有無検出動作を示す説明図である。
有るノズルホルダを検出する動作を示す説明図である。
有無検出動作並びにノズルの有るノズルホルダを検出す
る動作を示すフローチャートである。
装置の斜視図である。
装置の一部断面説明図である。
置のノズル交換装置においてノズルホルダにおいてノズ
ル保持解除状態での上記ノズル交換装置の概略側面図で
ある。
記ノズル交換装置の概略分解斜視図である。
記ノズル交換装置のピンと長穴の関係を示す説明図であ
る。
3実施形態の上記部品実装装置の上記ノズル交換装置に
おいてノズルの鍔部の一部が押さえプレートの係止部に
より係止されている状態、ノズルの鍔部が係止部により
係止されている状態、ノズルの鍔部が係止部により係止
されていない係止解除状態を示す説明図である。
記ノズル交換装置の保持解除プレートが上端位置に位置
しかつ交換用ノズルの鍔部が係止されている状態での側
面図である。
記ノズル交換装置の大小ノズル交換用の保持解除プレー
トが上端位置に位置しかつ交換用ノズルの鍔部が係止さ
れている状態での横断面図である。
部品実装装置の上記ノズル交換装置の背面図である。
記ノズル交換装置の大小ノズル交換用の保持解除プレー
トが下端位置に位置しかつ押さえプレートにより交換用
ノズルの鍔部が係止解除されている状態での図27のC
−C線断面図である。
記ノズル交換装置の大小ノズル交換用の保持解除プレー
トが上端位置に位置しかつ押さえプレートにより交換用
ノズルの鍔部が係止されている状態での図27のB−B
線断面図である。
記ノズル交換装置の大ノズル交換用の保持解除プレート
が上端位置に位置しかつ交換用ノズルの鍔部が係止され
ている状態での横断面図である。
記ノズル交換装置の大ノズル交換用の保持解除プレート
が下端位置に位置しかつ押さえプレートにより交換用ノ
ズルの鍔部が係止解除されている状態での横断面図であ
る。
記ノズル交換装置の大ノズル交換用の保持解除プレート
が上端位置に位置しかつ押さえプレートにより交換用ノ
ズルの鍔部が係止されている状態での横断面図である。
記ノズル交換装置の小ノズル交換用の保持解除プレート
が上端位置に位置しかつ交換用ノズルの鍔部が係止され
ている状態での横断面図である。
記ノズル交換装置の小ノズル交換用の保持解除プレート
が上端位置に位置しかつ押さえプレートにより交換用ノ
ズルの鍔部が係止されている状態での横断面図である。
記ノズル交換装置の大小ノズル交換用の保持解除プレー
トが上端位置に位置しかつ押さえプレートにより交換用
ノズルの鍔部が係止されている状態での図27のA−A
線断面図である。
記ノズル交換装置の全体的な側面図である。
記ノズル交換装置の一部切欠正面図である。
記ノズル交換装置の全体的な正面図である。
基板、3,13…基板搬送保持装置、4,14…作業ヘ
ッド、4G,14G…基板認識装置、5,15…XYロ
ボット、6a…Y軸駆動部、6b,6c…X軸駆動部、
7,17…ノズル交換装置、8A,8B,8C,18
A,18B,18C…部品供給部材、9,19…認識カ
メラ、10…ノズル、10a…鍔部、10b…部品吸着
部、10c…係合溝、10d…円筒形状本体部、10B
…大ノズル、10S…小ノズル、11…アンローダー、
16…実装装置基台、42…支持板、43…直線ガイド
部材、44…スライダ、45…ノズル選択シリンダ、4
6…ピストンロッド、50…θ回転駆動用モータ、51
…両面歯付きベルト、52…ギヤ、53…θ回転用ギ
ヤ、55…ノズル昇降軸、55a…平板部、56…昇降
駆動モータ、58…昇降部材、58a…貫通穴又は切
欠、59…案内部材、61…上死点変更用切り替え用第
1シリンダ、62…上死点変更用切り替え用第2シリン
ダ、63…係合部、63a…非係合貫通穴部、63b…
係合貫通穴部、64…係合部、64a…非係合貫通穴
部、64b…係合貫通穴部、65…バネ、100…ノズ
ルホルダ、101…スピンドル、102…セット部、1
03…上下スプリング、104…ピン、105…保持ス
プリング、106…ボール、107…保持スリーブ、1
08…ノズルホルダ円筒部、200…部品実装作業領
域、201…保持解除プレート、201a…貫通穴、2
01b…係止部、201g…半円形切欠、201n…幅
狭溝部、202…押さえプレート、202a…貫通穴、
202b…係止部、202e…突出部、202f…突出
部、202n…幅狭溝部、203…ノズル載置プレー
ト、203a…凹部、203b…溝部、203c…貫通
穴、201e…突出部、201f…突出部、204…押
さえプレートガイド、205…プレート駆動シリンダ、
205c…閉位置検出センサ、205o…開位置検出セ
ンサ、206…ロッド、207…連結部、208…スト
ッパプレート、209…支柱、210…ベース、211
…ローラ、212…前側リンク板、213…第2リンク
ロッド、214…第1リンクロッド、220…取付ボル
ト、231…ノズル位置規正用ピン、241…第4リン
クロッド、242…ネジリコイルバネ、243…後側リ
ンク板、244…第3リンクロッド244、249…位
置合わせピン、250…識別マーク、260…ノズル有
無検出センサ、270…ノズル交換装置昇降駆動装置、
270A…昇降案内ロッド、270u…上限位置検出セ
ンサ、270d…下限位置検出センサ、290…ノズル
交換装置制御部、400…ノズル収納体、420…リン
ク機構、500…ピン、501…長穴、501a…後
端、501b…前端、900…レーザー、901…検出
器、902…プラケット、1201…保持解除プレー
ト、1202…押さえプレート、1203…ノズル載置
プレート、1204A…押さえプレートガイド、120
4B…ノズル載置プレートガイド、1207…連結部、
1208…ストッパプレート、1208A…ストッパ、
1209…支柱、1210…ベース、1211…基台、
1212…支持板、L…下端位置、U…上端位置。
Claims (10)
- 【請求項1】 部品を供給する部品供給部(8A,8
B,8C,18A,18B,18C)と、上記部品供給
部から供給された上記部品をそれぞれ吸着保持する複数
のノズル(10)を複数のノズルホルダ(100)に着
脱可能に有する1つの作業ヘッド(4)とを備えて、上
記作業ヘッドを被装着体(2)まで移動して上記ノズル
に吸着保持された上記部品を上記被装着体に装着する部
品実装装置において上記ノズルと交換される交換用ノズ
ル(10,10B,10S)を保持するノズル交換装置
において、 上記作業ヘッドの上記複数のノズルホルダに取り付けら
れた上記複数の使用していたノズルを保持可能な使用ノ
ズル保持部(203c)と、上記作業ヘッドの上記ノズ
ルホルダに取り付けられた上記複数のノズルと交換する
複数の交換用ノズル(10,10B,10S)を保持し
ている交換用ノズル保持部(203c)とを有するノズ
ル載置部材(203)と、 上記ノズル載置部材の上方に上記ノズル載置部材に対し
て移動可能に配置され、ノズル交換時に、上記複数のノ
ズルホルダが挿入される貫通穴(201a)と、上記複
数のノズルホルダが上記貫通穴に挿入されたのち上記複
数のノズルホルダの挿入方向とは逆方向にノズルホルダ
保持解除位置まで移動して上記複数のノズルホルダに係
合する係止部(201b)とを有して、上記複数のノズ
ルホルダに上記係止部が係合することにより上記複数の
ノズルホルダのノズル保持を一斉に解除させて、各ノズ
ルホルダから保持していた各ノズルを取り外し可能に又
は各ノズルホルダに各交換用ノズルを保持可能にする保
持解除部材(201)と、 上記保持解除部材より下方で上記ノズル載置部材の上
に、上記複数のノズルホルダの挿入方向とは交差する移
動方向に向けて摺動可能に載置され、かつ、上記ノズル
載置部材の上記使用ノズル保持部に保持される上記複数
のノズルホルダの上記複数のノズルを上記使用ノズル保
持部側に貫通させる貫通穴(202a)と、上記複数の
ノズルホルダが保持している上記複数のノズルを係止す
る第1係止部(202b)と、上記ノズル載置部材の上
記交換用ノズル保持部に挿入して保持されている上記複
数の交換用ノズルを係止する第2係止部(202b)
と、上記複数の交換用ノズルを上記交換用ノズル保持部
側から保持解除部材側に貫通させる貫通穴(202a)
とを有する押さえ部材(202)とを備え、 上記保持解除部材と上記押さえ部材とがリンク機構(4
20)により連結されて上記押さえ部材に対して上記保
持解除部材が大略平行に昇降して上記保持解除部材を上
記複数のノズルホルダの挿入方向とは逆方向にノズルホ
ルダ保持解除位置まで移動可能であり、ノズル交換時、
上記作業ヘッドの上記複数のノズルホルダに取り付けら
れた上記複数のノズルを、上記保持解除部材の上記貫通
穴を貫通させ、さらに、上記押さえ部材の上記貫通穴を
貫通させることにより、上記ノズル載置部材の上記使用
ノズル保持部に保持し、上記押さえ部材が上記移動方向
の係止側に向けて移動することにより、上記押さえ部材
の上記第1係止部により上記使用ノズル保持部に抜き出
し不可能に係止する一方、上記保持解除部材が上記移動
方向の係止解除側に向けて移動することにより、上記保
持解除部材の上記係止部が上記複数のノズルホルダに係
合して上記複数のノズルホルダのノズル保持を一斉に解
除させて、各ノズルホルダから保持していた各ノズルを
取り外す一方、 上記作業ヘッドの上記ノズルを保持しない上記ノズルホ
ルダを上記保持解除部材の上記貫通穴と上記押さえ部材
の上記貫通穴とを通過させて、上記ノズル載置部材の上
記交換用ノズル保持部の上記複数の交換用ノズルを上記
作業ヘッドの上記ノズルを保持しない上記ノズルホルダ
内に挿入し、上記保持解除部材が上記移動方向の係止解
除側に向けて移動することにより、上記保持解除部材の
上記係止部が上記複数のノズルホルダに係合して上記複
数のノズルホルダのノズル保持を一斉に解除させて、各
ノズルホルダに各交換用ノズルを保持可能とし、上記押
さえ部材が上記移動方向の係止側に向けて移動すること
により、上記押さえ部材の上記第2係止部により係止さ
れていた上記複数の交換用ノズルの係止を解除して上記
複数の交換用ノズルが上記貫通穴に入り込み、上記交換
用ノズル保持部から上記複数の交換用ノズルを抜き出し
可能とすることを特徴とするノズル交換装置。 - 【請求項2】 上記押さえ部材が上記複数のノズルホル
ダの挿入方向とは交差する上記移動方向に向けて移動す
るとき、上記保持解除部材は、上記押さえ部材に対して
相対的に移動する範囲と、上記押さえ部材と同期して一
体的に移動する範囲とを有する請求項1に記載のノズル
交換装置。 - 【請求項3】 部品を供給する部品供給部(8A,8
B,8C,18A,18B,18C)と、上記部品供給
部から供給された上記部品をそれぞれ吸着保持する複数
のノズル(10)を複数のノズルホルダ(100)に着
脱可能に有する1つの作業ヘッド(4)とを備えて、上
記作業ヘッドを被装着体(2)まで移動して上記ノズル
に吸着保持された上記部品を上記被装着体に装着する部
品実装装置において上記ノズルと交換される交換用ノズ
ル(10,10B,10S)を保持するノズル交換装置
において、 上記複数のノズルホルダの挿入方向とは交差する移動方
向に向けて摺動可能に配置され、かつ、上記作業ヘッド
の上記複数のノズルホルダに取り付けられた上記複数の
使用していたノズルを保持可能な使用ノズル保持部(2
03c)と、上記作業ヘッドの上記ノズルホルダに取り
付けられた上記複数のノズルと交換する複数の交換用ノ
ズル(10,10B,10S)を保持している交換用ノ
ズル保持部(203c)とを有するノズル載置部材(1
203)と、 上記ノズル載置部材の上方に位置し上記ノズル載置部材
に対してリンク機構(420)により連結されて上記ノ
ズル載置部材に対して上記保持解除部材が大略平行に昇
降して上記保持解除部材を上記複数のノズルホルダの挿
入方向とは逆方向にノズルホルダ保持解除位置まで移動
可能としかつ上記ノズル載置部材とともに移動可能に配
置され、ノズル交換時に、上記複数のノズルホルダが挿
入される貫通穴(201a)と、上記複数のノズルホル
ダが上記貫通穴に挿入されたのち上記複数のノズルホル
ダの挿入方向とは逆方向にノズルホルダ保持解除位置ま
で移動して上記複数のノズルホルダに係合する係止部
(201b)とを有して、上記複数のノズルホルダに上
記係止部が係合することにより上記複数のノズルホルダ
のノズル保持を一斉に解除させて、各ノズルホルダから
保持していた各ノズルを取り外し可能に又は各ノズルホ
ルダに各交換用ノズルを保持可能にする保持解除部材
(1201)と、 上記保持解除部材より下方で上記ノズル載置部材の上方
に、上記ノズル載置部材に対して相対的に上記複数のノ
ズルホルダの挿入方向とは交差する上記移動方向に向け
て摺動可能に載置され、かつ、上記ノズル載置部材の上
記使用ノズル保持部に保持される上記複数のノズルホル
ダの上記複数のノズルを上記使用ノズル保持部側に貫通
させる貫通穴(202a)と、上記複数のノズルホルダ
が保持している上記複数のノズルを係止する第1係止部
(202b)と、上記ノズル載置部材の上記交換用ノズ
ル保持部に挿入して保持されている上記複数の交換用ノ
ズルを係止する第2係止部(202b)と、上記複数の
交換用ノズルを上記交換用ノズル保持部側から保持解除
部材側に貫通させる貫通穴(202a)とを有する押さ
え部材(1202)とを備え、 ノズル交換時、上記作業ヘッドの上記複数のノズルホル
ダに取り付けられた上記複数のノズルを、上記保持解除
部材の上記貫通穴を貫通させ、さらに、上記押さえ部材
の上記貫通穴を貫通させることにより、上記ノズル載置
部材の上記使用ノズル保持部に保持し、上記押さえ部材
が上記移動方向の係止側に向けて移動することにより、
上記押さえ部材の上記第1係止部により上記使用ノズル
保持部に抜き出し不可能に係止する一方、上記保持解除
部材が上記移動方向の係止解除側に向けて移動すること
により、上記保持解除部材の上記係止部が上記複数のノ
ズルホルダに係合して上記複数のノズルホルダのノズル
保持を一斉に解除させて、各ノズルホルダから保持して
いた各ノズルを取り外す一方、 上記作業ヘッドの上記ノズルを保持しない上記ノズルホ
ルダを上記保持解除部材の上記貫通穴と上記押さえ部材
の上記貫通穴とを通過させて、上記ノズル載置部材の上
記交換用ノズル保持部の上記複数の交換用ノズルを上記
作業ヘッドの上記ノズルを保持しない上記ノズルホルダ
内に挿入し、上記保持解除部材が上記移動方向の係止解
除側に向けて移動することにより、上記保持解除部材の
上記係止部が上記複数のノズルホルダに係合して上記複
数のノズルホルダのノズル保持を一斉に解除させて、各
ノズルホルダに各交換用ノズルを保持可能とし、上記押
さえ部材が上記移動方向の係止側に向けて移動すること
により、上記押さえ部材の上記第2係止部により係止さ
れていた上記複数の交換用ノズルの係止を解除して上記
複数の交換用ノズルが上記貫通穴に入り込み、上記交換
用ノズル保持部から上記複数の交換用ノズルを抜き出し
可能とすることを特徴とするノズル交換装置。 - 【請求項4】 上記ノズル載置部材を上記移動方向に進
退させる駆動装置(205)と、 上記押さえ部材(1202)は、上記移動方向沿いに延
びる、上記ノズル載置部材(1203)の突起(50
0)が挿入される長穴(501)を有するとともに、上
記保持解除部材(1201)の端部には、上記移動方向
の係止側に固定されたストッパプレート(1208)に
当接し転動可能なローラ(211)を有して、 上記駆動装置により上記ノズル載置部材が上記移動方向
の係止側に移動するとき、上記ノズル載置部材の上記突
起が、上記長穴を上記長穴の上記移動方向の係止解除側
の端部から係止側の端部に向けて移動して上記係止側の
端部に接触したのち、上記ノズル載置部材とともに上記
押さえ部材が上記移動方向の係止側に移動して、上記第
1係止部(202b)により上記複数のノズルホルダが
保持している上記複数のノズルを係止するとともに、上
記第2係止部(202b)により上記ノズル載置部材の
上記交換用ノズル保持部に挿入して保持されている上記
複数の交換用ノズルを係止し、さらに、上記駆動装置に
より上記ノズル載置部材が上記移動方向の係止側にさら
に移動して上記保持解除部材(1201)の端部の上記
ローラ(211)が上記ストッパプレート(1208)
に当接して上向きに転動することにより、上記保持解除
部材(1201)が上記リンク機構により大略平行に上
昇して、上記保持解除部材(1201)を上記複数のノ
ズルホルダの挿入方向とは逆方向に上記ノズルホルダ保
持解除位置まで移動させる一方、 上記駆動装置により上記ノズル載置部材が上記移動方向
の係止解除側に移動するとき、上記ノズル載置部材の上
記突起が、上記長穴を上記長穴の上記移動方向の係止側
の端部から係止解除側の端部に向けて移動して上記係止
解除側の端部に接触したのち、上記ノズル載置部材とと
もに上記押さえ部材が上記移動方向の係止解除側に移動
して、上記第1係止部(202b)により上記複数のノ
ズルホルダが保持している上記複数のノズルを係止解除
するとともに、上記第2係止部(202b)により上記
ノズル載置部材の上記交換用ノズル保持部に挿入して保
持されている上記複数の交換用ノズルを係止解除し、さ
らに、上記駆動装置により上記ノズル載置部材が上記移
動方向の係止解除側にさらに移動して上記保持解除部材
(1201)が上記リンク機構により大略平行に下降し
て、上記保持解除部材(1201)を上記複数のノズル
ホルダの挿入方向に上記ノズルホルダ保持位置まで移動
させる請求項3に記載のノズル交換装置。 - 【請求項5】 上記保持解除部材(1201)を上記ノ
ズル載置部材に対して下端位置に付勢する付勢部材(2
42)をさらに備え、 上記駆動装置により上記ノズル載置部材が上記移動方向
の係止解除側に移動するとき、上記ノズル載置部材の上
記突起は、上記長穴の上記移動方向の係止側の端部から
係止解除側の端部に向けて移動して係止解除側の端部に
接触したのち、上記ノズル載置部材とともに上記押さえ
部材が上記移動方向の係止解除側に移動して、上記第1
係止部(202b)により上記複数のノズルホルダが保
持している上記複数のノズルを係止解除するとともに、
上記第2係止部(202b)により上記ノズル載置部材
の上記交換用ノズル保持部に挿入して保持されている上
記複数の交換用ノズルを係止解除し、さらに、上記駆動
装置により上記ノズル載置部材が上記移動方向の係止解
除側に移動して上記付勢部材の付勢力により上記保持解
除部材(1201)の端部の上記ローラ(211)が上
記ストッパプレート(1208)に当接して下向きに転
動することにより、上記保持解除部材(1201)が上
記リンク機構により大略平行に下降して、上記保持解除
部材(1201)を上記複数のノズルホルダの挿入方向
に上記ノズルホルダ保持位置まで移動させる請求項4に
記載のノズル交換装置。 - 【請求項6】 上記ノズル載置部材の上記移動方向の係
止側及び係止解除側の移動を案内するノズル載置部材案
内部材(1204B)と、 上記押さえ部材の上記移動方向の係止側及び係止解除側
の移動を案内する押さえ部材案内部材(1204A)と
をさらに備えるようにした請求項4又は5に記載のノズ
ル交換装置。 - 【請求項7】 上記作業ヘッドは、上記ノズル載置部材
に保持された上記交換用のノズルを検出する検出装置
(260)を有し、上記検出装置により、上記交換用の
ノズル有無を判定するとともに、上記ノズル載置部材、
上記押さえ部材、又は、上記保持解除部材に備えられた
識別マーク(250)を読んで上記交換用のノズルの配
列状態を判断する請求項1〜6のいずれか1つに記載の
ノズル交換装置。 - 【請求項8】 上記ノズル載置部材と上記押さえ部材と
上記保持解除部材とより1つのノズル収納体(400)
を構成し、 上記ノズル収納体を、部品実装を行うときに使用するノ
ズルの種類によって用意する交換用ノズル及び使用ノズ
ルの各保持部の配列が異なる複数種類用意し、部品実装
に応じて交換可能とする請求項1〜7のいずれかに記載
のノズル交換装置。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のノズル
交換装置を備える部品実装装置。 - 【請求項10】 上記作業ヘッドによる全てのノズル交
換をする場合におけるノズル切り離し判定において、上
記作業ヘッドにある上記複数のノズルの切り離し判定を
同時に行い、切り離しが行われていると判定した場合に
は上記複数のノズルの切り離し判定を1回で行い、上記
ノズルの切り離しが行われていないと判定した場合のみ
上記複数のノズルの各ノズル毎に切り離し判定を行い、
切り離しが行われていないノズルの確定をするようにし
た請求項7に記載のノズル交換装置。
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