JP2001190897A - 除湿乾燥機 - Google Patents
除湿乾燥機Info
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- JP2001190897A JP2001190897A JP2000002184A JP2000002184A JP2001190897A JP 2001190897 A JP2001190897 A JP 2001190897A JP 2000002184 A JP2000002184 A JP 2000002184A JP 2000002184 A JP2000002184 A JP 2000002184A JP 2001190897 A JP2001190897 A JP 2001190897A
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- drying
- air
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乾燥むらが発生したり、乾燥時間にバラツキ
が出る場合でも、適切な時間で運転を終了することので
きる除湿乾燥機の提供を目的としている。 【解決手段】 除湿乾燥機１は、湿度検知手段３５を備
えた乾燥室２と、空気乾燥装置３から成り、前記湿度検
知手段３５と、この検知した湿度により乾燥の終了時期
を的確に判定する乾燥終了判定手段３６で構成され、適
切な時間で運転を終了させることができる。
が出る場合でも、適切な時間で運転を終了することので
きる除湿乾燥機の提供を目的としている。 【解決手段】 除湿乾燥機１は、湿度検知手段３５を備
えた乾燥室２と、空気乾燥装置３から成り、前記湿度検
知手段３５と、この検知した湿度により乾燥の終了時期
を的確に判定する乾燥終了判定手段３６で構成され、適
切な時間で運転を終了させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類の乾燥、レイ
ンウエア類の乾燥、スキー用の靴や手袋類などの乾燥に
使用する除湿乾燥機に関する。
ンウエア類の乾燥、スキー用の靴や手袋類などの乾燥に
使用する除湿乾燥機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般的な乾燥機として、回転ドラ
ムを用いた乾燥機があり、この回転ドラム内に洗濯後の
衣類を投入し、回転させながら電熱ヒーターや燃焼によ
る温風加熱により乾燥を行うものである。これらの乾燥
機に関しては、特公平５−４９３１４号公報などによっ
ても示されている。また乾燥用空気の生成装置として、
冷凍サイクルを用いたものが特開昭５７−１３１４９３
号公報によって示されている。
ムを用いた乾燥機があり、この回転ドラム内に洗濯後の
衣類を投入し、回転させながら電熱ヒーターや燃焼によ
る温風加熱により乾燥を行うものである。これらの乾燥
機に関しては、特公平５−４９３１４号公報などによっ
ても示されている。また乾燥用空気の生成装置として、
冷凍サイクルを用いたものが特開昭５７−１３１４９３
号公報によって示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の乾燥
機では、被乾燥物を多量に投入すると、乾燥むらが発生
したり、乾燥時間にバラツキがでるために、自動タイマ
ー運転においては、必要以上の長時間運転とそれによる
消費電力の増大という課題がある。
機では、被乾燥物を多量に投入すると、乾燥むらが発生
したり、乾燥時間にバラツキがでるために、自動タイマ
ー運転においては、必要以上の長時間運転とそれによる
消費電力の増大という課題がある。
【０００４】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、多量に乾燥物を投入した時に発生する乾
燥むらなどに対しても、乾燥終了を的確に判定し、適切
な時間で運転を終了することのできる除湿乾燥機を提供
することを目的としている。
るものであり、多量に乾燥物を投入した時に発生する乾
燥むらなどに対しても、乾燥終了を的確に判定し、適切
な時間で運転を終了することのできる除湿乾燥機を提供
することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の除湿乾燥機は、被乾燥物を吊り下げる支持機
構と、給気口と、排気口とを備えた乾燥室と、この乾燥
室の内部に設けた湿度検知手段と、取り入れ口と、取り
出し口と、空気中の水分を吸着する吸着材と、前記吸着
材に吸着した水分を熱風により脱着する再生機構と、送
風装置とを備えた空気乾燥装置と、この空気乾燥装置の
取り出し口と、前記乾燥室の給気口とを連通させるとと
もに、前記湿度検知手段の検知した湿度に基づいて、乾
燥終了を判定する乾燥終了判定手段を備えた構成とした
ものである。
に本発明の除湿乾燥機は、被乾燥物を吊り下げる支持機
構と、給気口と、排気口とを備えた乾燥室と、この乾燥
室の内部に設けた湿度検知手段と、取り入れ口と、取り
出し口と、空気中の水分を吸着する吸着材と、前記吸着
材に吸着した水分を熱風により脱着する再生機構と、送
風装置とを備えた空気乾燥装置と、この空気乾燥装置の
取り出し口と、前記乾燥室の給気口とを連通させるとと
もに、前記湿度検知手段の検知した湿度に基づいて、乾
燥終了を判定する乾燥終了判定手段を備えた構成とした
ものである。
【０００６】本発明によれば、多量に被乾燥物を処理す
る際に発生する乾燥むらなどに対しても、乾燥終了を的
確に判定し、適切な時間で運転を終了することができる
ため、必要以上の長時間運転やそれによる消費電力の増
大を避けることができる。
る際に発生する乾燥むらなどに対しても、乾燥終了を的
確に判定し、適切な時間で運転を終了することができる
ため、必要以上の長時間運転やそれによる消費電力の増
大を避けることができる。
【０００７】また他の手段は、前記支持機構に質量検知
手段を設け、この質量検知手段の検知した質量に基づい
て、乾燥終了を判定する乾燥終了判定手段を備えた構成
としたものである。
手段を設け、この質量検知手段の検知した質量に基づい
て、乾燥終了を判定する乾燥終了判定手段を備えた構成
としたものである。
【０００８】そして本発明によれば、上記と同様に多量
に被乾燥物を処理する際に発生する乾燥むらなどに対し
ても、乾燥終了を的確に判定し、適切な時間で運転を終
了することができるため、必要以上の長時間運転やそれ
による消費電力の増大を避けることができる。
に被乾燥物を処理する際に発生する乾燥むらなどに対し
ても、乾燥終了を的確に判定し、適切な時間で運転を終
了することができるため、必要以上の長時間運転やそれ
による消費電力の増大を避けることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明は、乾燥室と空気乾燥装置
から成り、乾燥室は被乾燥物を吊り下げる支持機構と給
気口と排気口と乾燥室の内部に設けた湿度検知手段とこ
の湿度検知手段で検知した情報に基づいて乾燥終了を判
定する乾燥終了判定手段から構成され、空気乾燥装置は
送風装置により取り入れ口より取り入れた外気をハニカ
ムローター構造を有した吸着材を通過させることにより
その空気中の水分を吸着し乾燥した空気を乾燥室の給気
口より供給し乾燥室内を乾燥状態にすることで、前記乾
燥室内に吊り下げた被乾燥物を乾燥させる。また前記吸
着材に吸着した水分は、熱風を送風する機構を有した再
生機構で脱着されて外部に放出され、前記吸着材が回転
する工程で、吸着と脱着が順次繰り返されるようにした
ものであり、乾燥室の内部に設けた湿度検知手段の検知
した湿度の情報に基づいて、乾燥終了判定手段により乾
燥終了を判定するという作用を有する。
から成り、乾燥室は被乾燥物を吊り下げる支持機構と給
気口と排気口と乾燥室の内部に設けた湿度検知手段とこ
の湿度検知手段で検知した情報に基づいて乾燥終了を判
定する乾燥終了判定手段から構成され、空気乾燥装置は
送風装置により取り入れ口より取り入れた外気をハニカ
ムローター構造を有した吸着材を通過させることにより
その空気中の水分を吸着し乾燥した空気を乾燥室の給気
口より供給し乾燥室内を乾燥状態にすることで、前記乾
燥室内に吊り下げた被乾燥物を乾燥させる。また前記吸
着材に吸着した水分は、熱風を送風する機構を有した再
生機構で脱着されて外部に放出され、前記吸着材が回転
する工程で、吸着と脱着が順次繰り返されるようにした
ものであり、乾燥室の内部に設けた湿度検知手段の検知
した湿度の情報に基づいて、乾燥終了判定手段により乾
燥終了を判定するという作用を有する。
【００１０】また、前記支持機構に質量検知手段を設け
たものであり、この質量検知手段の検知した質量の情報
に基づいて、乾燥終了判定手段により乾燥終了を判定す
ることができる。
たものであり、この質量検知手段の検知した質量の情報
に基づいて、乾燥終了判定手段により乾燥終了を判定す
ることができる。
【００１１】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１２】
【実施例】（実施例１）図１に示すように、本発明の除
湿乾燥機１は、乾燥室２と空気乾燥装置３から成り、乾
燥室２は、被乾燥物４を吊り下げる支持機構５と、給気
口６と、排気口７から構成されている。空気乾燥装置３
は、送風装置８と、外気の取り入れ口９と、ハニカムロ
ーター型の構造を有した吸着材１０と、軸１０ａと、乾
燥した空気の取り出し口１１を有し、さらに前記吸着材
１０に吸着した水分を熱風により脱着する再生機構１２
と、再生用空気の入口１３と、出口１４とから構成され
ている。また前記再生機構１２は、送風機１５と、ヒー
ター１６から構成されている。また、前記乾燥室２の内
部には湿度検知手段３５を備え、この湿度検知手段３５
の検知した湿度に基づいて、乾燥終了を判定する乾燥終
了判定手段３６を備えている。また前記空気乾燥装置３
の取り出し口１１は、前記乾燥室２の給気口６とダクト
１７により接続されている。また前記乾燥室２および前
記空気乾燥装置３の底面には、それぞれ移動用のキャス
ター１８および１８ａが設けてある。
湿乾燥機１は、乾燥室２と空気乾燥装置３から成り、乾
燥室２は、被乾燥物４を吊り下げる支持機構５と、給気
口６と、排気口７から構成されている。空気乾燥装置３
は、送風装置８と、外気の取り入れ口９と、ハニカムロ
ーター型の構造を有した吸着材１０と、軸１０ａと、乾
燥した空気の取り出し口１１を有し、さらに前記吸着材
１０に吸着した水分を熱風により脱着する再生機構１２
と、再生用空気の入口１３と、出口１４とから構成され
ている。また前記再生機構１２は、送風機１５と、ヒー
ター１６から構成されている。また、前記乾燥室２の内
部には湿度検知手段３５を備え、この湿度検知手段３５
の検知した湿度に基づいて、乾燥終了を判定する乾燥終
了判定手段３６を備えている。また前記空気乾燥装置３
の取り出し口１１は、前記乾燥室２の給気口６とダクト
１７により接続されている。また前記乾燥室２および前
記空気乾燥装置３の底面には、それぞれ移動用のキャス
ター１８および１８ａが設けてある。
【００１３】上記構成において、空気乾燥装置３は、送
風装置８により、取り入れ口９より外気を矢印で示すよ
うに取り入れ、ハニカムローター構造を有した吸着材１
０を通過させる。この時、その空気中の水分が吸着され
るため、乾燥した空気が前記乾燥室２の給気口６より供
給される。そしてこの乾燥室２内を乾燥状態にすること
で、前記乾燥室２内に吊り下げた被乾燥物４を乾燥させ
る。この工程において、前記被乾燥物４の水分は、時間
とともに乾燥して水蒸気となり、前記排気口７から外部
に排出される。一方、前記吸着材１０に吸着された水分
は、前記入口１３から取り入れた外気を、再生機構１２
のヒーター１６により熱風として送風することにより、
脱着されて、前記出口１４から外部に放出される。なお
これら一連の脱着工程を、再生工程とも呼んでいる。な
お前記熱風の温度は、前記吸着材１０の材質によって異
なるが、１００℃〜２００℃にすることが多い。前記ハ
ニカムローター構造を有した吸着材１０は、軸１０ａを
中心にして回転するよう構成されており、この回転する
工程で、前記吸着工程と脱着工程が順次繰り返されるこ
とになる。したがって、常に乾燥した空気が連続的に前
記乾燥室２に供給されることになる。ここで、前記乾燥
室２内の湿度の変化を見てみる。
風装置８により、取り入れ口９より外気を矢印で示すよ
うに取り入れ、ハニカムローター構造を有した吸着材１
０を通過させる。この時、その空気中の水分が吸着され
るため、乾燥した空気が前記乾燥室２の給気口６より供
給される。そしてこの乾燥室２内を乾燥状態にすること
で、前記乾燥室２内に吊り下げた被乾燥物４を乾燥させ
る。この工程において、前記被乾燥物４の水分は、時間
とともに乾燥して水蒸気となり、前記排気口７から外部
に排出される。一方、前記吸着材１０に吸着された水分
は、前記入口１３から取り入れた外気を、再生機構１２
のヒーター１６により熱風として送風することにより、
脱着されて、前記出口１４から外部に放出される。なお
これら一連の脱着工程を、再生工程とも呼んでいる。な
お前記熱風の温度は、前記吸着材１０の材質によって異
なるが、１００℃〜２００℃にすることが多い。前記ハ
ニカムローター構造を有した吸着材１０は、軸１０ａを
中心にして回転するよう構成されており、この回転する
工程で、前記吸着工程と脱着工程が順次繰り返されるこ
とになる。したがって、常に乾燥した空気が連続的に前
記乾燥室２に供給されることになる。ここで、前記乾燥
室２内の湿度の変化を見てみる。
【００１４】図２は、乾燥の工程における乾燥室２の内
部の湿度の変化を示す特性図である。横軸Ｔは時間、縦
軸Ｈは相対湿度である。特性Ａは、前記湿度検知手段３
５で検知した前記乾燥室２の内部の湿度の変化、特性Ｂ
は、前記乾燥室２の外部の湿度の変化を表している。図
２から明らかなように、乾燥工程の初期の段階において
は、乾燥室２の内部の湿度は、乾燥室２の外部の湿度よ
りも高い状態になっているが、乾燥の進展とともに湿度
が低下し、Ｔａ時間で乾燥室２の外部の湿度よりも低く
なり、Ｔｂ時間で一定の湿度状態に落ち着く。このＴｂ
時間を乾燥の終了と判断することができる。この湿度の
変化は、乾燥工程の初期の段階においては、前記被乾燥
物４の水分が多く蒸発し、乾燥の末期になるほど少なく
なることと深く関係したものである。ここで、前記乾燥
終了判定手段３６により、乾燥室２の内部の湿度が低下
傾向から横ばい傾向に変化する時点、もっと詳しく説明
すると、前記湿度検知手段３５で検知した湿度の時間的
な変化値（ΔＨ／ΔＴ）を、前記乾燥終了判定手段３６
によって判定し、この変化値が負（−）の状態から横ば
い（０）の状態に変化する時点をＴｃとして、このＴｃ
時間から一定時間（Ｔｄ）後、たとえばＴｄ＝１０分後
を乾燥の終了と判定し、この時点で除湿乾燥機１の運転
を自動的に終了することができる。
部の湿度の変化を示す特性図である。横軸Ｔは時間、縦
軸Ｈは相対湿度である。特性Ａは、前記湿度検知手段３
５で検知した前記乾燥室２の内部の湿度の変化、特性Ｂ
は、前記乾燥室２の外部の湿度の変化を表している。図
２から明らかなように、乾燥工程の初期の段階において
は、乾燥室２の内部の湿度は、乾燥室２の外部の湿度よ
りも高い状態になっているが、乾燥の進展とともに湿度
が低下し、Ｔａ時間で乾燥室２の外部の湿度よりも低く
なり、Ｔｂ時間で一定の湿度状態に落ち着く。このＴｂ
時間を乾燥の終了と判断することができる。この湿度の
変化は、乾燥工程の初期の段階においては、前記被乾燥
物４の水分が多く蒸発し、乾燥の末期になるほど少なく
なることと深く関係したものである。ここで、前記乾燥
終了判定手段３６により、乾燥室２の内部の湿度が低下
傾向から横ばい傾向に変化する時点、もっと詳しく説明
すると、前記湿度検知手段３５で検知した湿度の時間的
な変化値（ΔＨ／ΔＴ）を、前記乾燥終了判定手段３６
によって判定し、この変化値が負（−）の状態から横ば
い（０）の状態に変化する時点をＴｃとして、このＴｃ
時間から一定時間（Ｔｄ）後、たとえばＴｄ＝１０分後
を乾燥の終了と判定し、この時点で除湿乾燥機１の運転
を自動的に終了することができる。
【００１５】この作用により、乾燥終了を的確に判定
し、適切な時間で運転を終了させることができる。
し、適切な時間で運転を終了させることができる。
【００１６】（実施例２）実施例１と同一箇所には同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。図３に示すよ
うに、前記支持機構５に質量検知手段４０を設け、この
質量検知手段の検知した質量に基づいて、乾燥終了を判
定する乾燥終了判定手段４１を備えたものである。ここ
で、前記被乾燥物４の質量の変化を見てみる。
符号を付し、その詳細な説明は省略する。図３に示すよ
うに、前記支持機構５に質量検知手段４０を設け、この
質量検知手段の検知した質量に基づいて、乾燥終了を判
定する乾燥終了判定手段４１を備えたものである。ここ
で、前記被乾燥物４の質量の変化を見てみる。
【００１７】図４は、乾燥の工程における被乾燥物４の
質量の変化を示す特性図である。横軸Ｔは時間、縦軸Ｇ
は質量である。図４から明らかなように、前記被乾燥物
４の質量は、乾燥の進展とともに低下し、Ｔｂ時間で一
定の状態に落ち着く。このＴｂ時間を乾燥の終了と判断
することができる。この質量の変化は、乾燥工程の初期
の段階から一定の間は、前記被乾燥物４の水分が多く蒸
発するために、変化量が大きくなる。しかし乾燥の末期
になると、水分の蒸発も少なくなり、上記の変化量も小
さくなる。ここで、前記乾燥終了判定手段４１により、
上記質量の変化が減少傾向から横ばい傾向に変化する時
点、もっと詳しく説明すると、前記質量検知手段４０で
検知した質量の時間的な変化値（ΔＧ／ΔＴ）を、前記
乾燥終了判定手段４１によって判定し、この変化値が負
（−）の状態から横ばい（０）の状態に変化する時点を
Ｔａとして、このＴａ時間から一定時間（Ｔｃ）後、た
とえばＴｃ＝１０分後を乾燥の終了と判定し、この時点
で除湿乾燥機１の運転を自動的に終了することができ
る。
質量の変化を示す特性図である。横軸Ｔは時間、縦軸Ｇ
は質量である。図４から明らかなように、前記被乾燥物
４の質量は、乾燥の進展とともに低下し、Ｔｂ時間で一
定の状態に落ち着く。このＴｂ時間を乾燥の終了と判断
することができる。この質量の変化は、乾燥工程の初期
の段階から一定の間は、前記被乾燥物４の水分が多く蒸
発するために、変化量が大きくなる。しかし乾燥の末期
になると、水分の蒸発も少なくなり、上記の変化量も小
さくなる。ここで、前記乾燥終了判定手段４１により、
上記質量の変化が減少傾向から横ばい傾向に変化する時
点、もっと詳しく説明すると、前記質量検知手段４０で
検知した質量の時間的な変化値（ΔＧ／ΔＴ）を、前記
乾燥終了判定手段４１によって判定し、この変化値が負
（−）の状態から横ばい（０）の状態に変化する時点を
Ｔａとして、このＴａ時間から一定時間（Ｔｃ）後、た
とえばＴｃ＝１０分後を乾燥の終了と判定し、この時点
で除湿乾燥機１の運転を自動的に終了することができ
る。
【００１８】この作用により、乾燥終了を的確に判定
し、適切な時間で運転を終了させることができる。
し、適切な時間で運転を終了させることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、多量に被乾燥物を投入した時に発生する乾
燥むらなどに対しても、乾燥終了を的確に判定し、適切
な時間で運転を終了することができ、自動タイマー運転
における必要以上の長時間運転とそれによる消費電力の
増大を避けることができる。
明によれば、多量に被乾燥物を投入した時に発生する乾
燥むらなどに対しても、乾燥終了を的確に判定し、適切
な時間で運転を終了することができ、自動タイマー運転
における必要以上の長時間運転とそれによる消費電力の
増大を避けることができる。
【図１】本発明の実施例１の除湿乾燥機の断面図
【図２】同湿度特性図
【図３】同実施例２の除湿乾燥機の断面図
【図４】同質量変化特性図
１ 除湿乾燥機 ２ 乾燥室 ３ 空気乾燥装置 ４ 被乾燥物 ５ 支持機構 ６ 給気口 ７ 排気口 ８ 送風装置 ９ 取り入れ口 １０ 吸着材 １１ 取り出し口 １２ 再生機構 １５ 送風機 ３５ 湿度検知手段 ３６ 乾燥終了判定手段 ４０ 質量検知手段 ４１ 乾燥終了判定手段
Claims (2)
- 【請求項１】 被乾燥物を吊り下げる支持機構と、給気
口と、排気口とを備えた乾燥室と、この乾燥室の内部に
設けた湿度検知手段と、取り入れ口と、取り出し口と、
空気中の水分を吸着する吸着材と、前記吸着材に吸着し
た水分を熱風により脱着する再生機構と、送風装置とを
備えた空気乾燥装置と、前記湿度検知手段の検知した湿
度に基づいて、乾燥終了を判定する乾燥終了判定手段を
備え、前記空気乾燥装置の取り出し口と、前記乾燥室の
給気口とを連通した除湿乾燥機。 - 【請求項２】 前記支持機構に質量検知手段を設け、こ
の質量検知手段の検知した質量に基づいて、乾燥終了を
判定する乾燥終了判定手段を備えた請求項１記載の除湿
乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000002184A JP2001190897A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 除湿乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000002184A JP2001190897A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 除湿乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001190897A true JP2001190897A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18531320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000002184A Pending JP2001190897A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 除湿乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001190897A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105824329A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-08-03 | 浙江乔兴建设集团湖州智能科技有限公司 | 一种智能检测式自动化除湿电动鞋撑器 |
| CN108004737A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-05-08 | 广西荔浦蓝天电器有限公司 | 一种智能干衣箱及其控制方法 |
| CN112832000A (zh) * | 2019-11-22 | 2021-05-25 | 漳州灿坤实业有限公司 | 衣物护理机及其控制方法 |
| CN114901896A (zh) * | 2019-12-25 | 2022-08-12 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 衣物处理装置 |
-
2000
- 2000-01-11 JP JP2000002184A patent/JP2001190897A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN108004737A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-05-08 | 广西荔浦蓝天电器有限公司 | 一种智能干衣箱及其控制方法 |
| CN108004737B (zh) * | 2017-12-01 | 2024-04-26 | 中山市中孚科技有限公司 | 一种智能干衣箱及其控制方法 |
| CN112832000A (zh) * | 2019-11-22 | 2021-05-25 | 漳州灿坤实业有限公司 | 衣物护理机及其控制方法 |
| CN112832000B (zh) * | 2019-11-22 | 2022-07-15 | 漳州灿坤实业有限公司 | 衣物护理机及其控制方法 |
| US11414812B2 (en) | 2019-11-22 | 2022-08-16 | Tsann Kuen (Zhang Zhou) Enterprise Co., Ltd. | Clothing care machine and control method thereof |
| CN114901896A (zh) * | 2019-12-25 | 2022-08-12 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 衣物处理装置 |
| CN114901896B (zh) * | 2019-12-25 | 2024-03-19 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 衣物处理装置 |
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