JP2001190795A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001190795A
JP2001190795A JP2000007817A JP2000007817A JP2001190795A JP 2001190795 A JP2001190795 A JP 2001190795A JP 2000007817 A JP2000007817 A JP 2000007817A JP 2000007817 A JP2000007817 A JP 2000007817A JP 2001190795 A JP2001190795 A JP 2001190795A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外枠に対して内枠を開閉可能に取り付けるた
めのヒンジを外部から見えないように隠蔽することによ
り、外観に優れ、かつ不正行為を防止することが可能な
遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機を固定するための外枠2と、遊技
盤を有して外枠2の前面側に、ヒンジ30により開閉可
能に取り付けられた内枠3と、遊技盤の前面側を覆うよ
うにして内枠3の前面側に開閉可能に取り付けられたガ
ラス枠5とを備える。閉状態となったガラス枠5等から
なる隠蔽部材により、ヒンジ30の少なくとも前面側を
隠蔽する。ヒンジ30は、第1ヒンジ部材40と、第2
ヒンジ部材50とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、特
に、遊技機を固定するための外枠と、外枠に開閉可能に
取り付けられた内枠と、内枠に設けられた遊技盤の前面
を覆うガラス枠とを備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の遊技機としてパチン
コ機が知られている。従来のパチンコ機90は、図17
に示すように、いわゆる島構造にパチンコ機90を取り
付けるための外枠91と、この外枠91の前面側に開閉
可能に取り付けられた内枠92とを備えている。内枠9
2には、上半部に窓部93が開口されており、この窓部
93を後方から塞ぐようにして遊技盤94が取り付けら
れている。また、内枠92に取り付けられた遊技盤94
の前面側を覆うようにして、ガラス枠95が開閉可能に
取り付けられている。
【0003】このようなパチンコ機90では、外枠91
および内枠92の対向する一側に、上下一対のヒンジ9
6を設け、このヒンジ96により外枠91に対して内枠
92を開閉可能に取り付けている。また、ガラス枠95
は、窓部93の前面側縁部を覆う金枠97に対して開閉
可能に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のパチンコ機90では、外枠91に対して内枠9
2を取り付けるためのヒンジ96が、パチンコ機90の
前面側から見えてしまい、パチンコ機90の外観がすっ
きりせずに見栄えの悪いものとなっていた。
【0005】また、ヒンジ96が外部に露出しているた
め、ヒンジ96に対して外側から細工を加えることが可
能となり、内枠92をこじ開けてパチンコ機90の内部
に設置された機器類を操作する等の不正行為が行われる
おそれがあった。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑み提案された
もので、外枠に対して内枠を開閉可能に取り付けるため
のヒンジを外部から見えないように隠蔽することによ
り、外観に優れ、かつ不正行為を防止することが可能な
遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遊技機は、
上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えてい
る。請求項1記載の本発明に係る遊技機は、遊技機を固
定するための外枠と、遊技盤を有して前記外枠の前面側
に、ヒンジにより開閉可能に取り付けられた内枠と、前
記遊技盤の前面側を覆うようにして前記内枠の前面側に
開閉可能に取り付けられたガラス枠とを備えた遊技機に
おいて、前記ガラス枠は、閉状態となった際に、前記ヒ
ンジの少なくとも前面側を隠蔽することを特徴とするも
のである。
【0008】請求項2記載の本発明に係る遊技機は、前
記請求項1記載の発明に係る遊技機の特徴点に加えて、
前記隠蔽部材は、閉状態となった際における前記ガラス
枠からなることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の本発明に係る遊技機は、前
記請求項1または2記載の発明に係る遊技機の特徴点に
加えて、前記ガラス枠は、前記ヒンジを用いて前記内枠
に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の本発明に係る遊技機は、前
記請求項1〜3のうちいずれか1項記載の発明に係る遊
技機の特徴点に加えて、前記ヒンジは、前記外枠から前
方に向かって突出して設けられ、前記内枠を開閉可能に
支持するための第1ヒンジ部材と、前記内枠から前方に
向かって突出して設けられ、前記第1ヒンジ部材と係合
する第2ヒンジ部材とからなり、前記内枠に、前記第1
ヒンジ部材を挿通するための挿通孔を設け、前記ガラス
枠に、前記第2ヒンジ部材と係合して前記ガラス枠を前
記内枠に開閉可能に支持するための支持部を設けたこと
を特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の本発明に係る遊技機は、前
記請求項1〜4のうちいずれか1項記載の発明に係る遊
技機の特徴点に加えて、前記第1ヒンジ部材と前記第2
ヒンジ部材の少なくとも一方には、前記内枠の開放角度
を規制するための開放角度規制部材を設けたことを特徴
とするものである。
【0012】請求項6記載の本発明に係る遊技機は、前
記請求項1〜5のうちいずれか1項記載の発明に係る遊
技機の特徴点に加えて、遊技機をパチンコ機としたこと
を特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
係る遊技機の一実施形態を説明する。なお、以下に説明
する実施形態では、代表的な遊技機としてパチンコ機を
例にとって説明する。
【0014】<パチンコ機>図1〜14は、本発明の一
実施形態に係るパチンコ機を示すもので、図1は、パチ
ンコ機の正面図、図2は、開状態となった外枠と内枠と
ガラス枠の平面図、図3は、外枠の正面図、図4は、上
方から見た状態の外枠上部の斜視図、図5は、下方から
見た状態の外枠上部の斜視図、図6は、上方から見た状
態の外枠下部の斜視図、図7は、内枠の正面図、図8
は、上方から見た状態の内枠上部の斜視図、図9は、下
方から見た状態の内枠上部の斜視図、図10は、上方か
ら見た状態の内枠中間部の斜視図、図11は、下方から
見た状態の内枠下部の斜視図、図12は、ガラス枠の正
面図、図13は、下方から見た状態のガラス枠上部の背
面図、図14は、下方から見た状態のガラス枠下部の背
面図である。
【0015】また、図15,16は、本発明の一実施形
態に係るパチンコ機に使用するヒンジを示すもので、図
15は、外枠に取り付ける第1ヒンジ部材の平面図
(A)、正面図(B)、左側面図(C)、図16は、内
枠に取り付ける第2ヒンジ部材の平面図(A)、背面図
(B)である。
【0016】本発明の一実施形態に係るパチンコ機は、
図1に示すように、封入球式のパチンコ機1であり、実
際に遊技盤4上に弾発される球はパチンコ機1内に封入
されている。そして、パチンコ機1の外部から供給され
る遊技球をパチンコ機1内に取り込むことにより、取り
込まれた遊技球と同数の封入球により遊技を行うことが
できる。
【0017】また、このパチンコ機1は、パチンコ機1
の側方に設けられたカードリーダ・ライタユニット(図
示せず)にプリペイドカードを挿入することにより、遊
技球が供給されるようになっている。
【0018】このパチンコ機1は、図1に示すように、
外枠2の前面に内枠3を開閉可能に取り付け、内枠3の
上半部に遊技盤4を設け、遊技盤4の前面にガラス枠5
を開閉可能に取り付けている。また、遊技盤4の下方に
は、当該パチンコ機1における球貸操作等を行うための
操作パネル6と、賞として払い出される遊技球を貯留す
るための球貯留皿7とを上下に並べて設け、球貯留皿7
の右側に、封入球の発射操作を行うための発射ハンドル
8を設け、球貯留皿7の左側に灰皿9を設けている。ま
た、操作パネル6の左斜め上方には、遊技球を手動で投
入するための遊技球投入口10を設けている。
【0019】上記遊技盤4の前面には、ガイドレール1
1で囲まれた略円形の遊技部12を設けている。また、
図示しないが、遊技部12内には、複数の障害釘や風車
等からなる障害部材と、複数の入賞口と、遊技部12内
に発射されていずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球
を遊技盤4の裏面側に導くためのアウト口等を設けてい
る。
【0020】<操作パネル>上述した操作パネル6は、
図1に示すように、球貯留皿7の上方に設けられてい
る。この操作パネル6には、その前面のほぼ中央に、プ
リペイドカードの残度数を表示するための残度数表示部
13と、エラーコードを表示するためのエラー表示部1
4と、パチンコ機1内に一時的に貯留されている遊技球
数を表示するためのクレジット数表示部15とを設けて
いる。例えば、残度数表示部13は、3個の7セグメン
ト表示器からなり、エラー表示部14は、2個の7セグ
メント表示器からなり、クレジット数表示部15は、3
個の7セグメント表示器からなる。したがって、残度数
表示部13には3桁の数字を表示することができ、エラ
ー表示部14には、2桁のエラーコードを表示すること
ができ、クレジット数表示部15には、3桁の数字を表
示することができる。
【0021】また、操作パネル6の前面には、上記表示
部13〜15の左右に、複数の操作ボタンを設けてい
る。すなわち、操作パネル6の前面左側には、プリペイ
ドカードに記録された情報の範囲内で遊技球を貸し出す
ための貸球ボタン16と、プリペイドカードの返却を指
示するためのカード返却ボタン17とを上下に並べて設
けている。
【0022】また、上記操作パネル6の前面右側には、
賞球をパチンコ機1内に貯留するクレジットモードを選
択するためのクレジットボタン18と、入賞毎に賞球を
払い出すペイアウトモードを選択するためのペイアウト
ボタン19と、パチンコ機1内に貯留された全ての遊技
球を払い出すための精算ボタン20とを上下に並べて設
けている。
【0023】<ヒンジ>遊技盤4等を備えた内枠3は、
ヒンジ30により、外枠2に対して開閉可能に取り付け
られている。このヒンジ30は、外枠2に対して内枠3
の上部を開閉可能に支持するための部材で、図2に示す
ように、外枠2から前方に向かって突出して設けられ、
内枠3を開閉可能に支持するための第1ヒンジ部材40
と、内枠3から前方に向かって突出して設けられ、第1
ヒンジ部材40と係合する第2ヒンジ部材50とからな
る。また、このヒンジ30により、内枠3に対してガラ
ス枠5を開閉可能に取り付けることができる。
【0024】<第1ヒンジ部材>第1ヒンジ部材40
は、図3〜5に示すように、外枠2の左側上部に取り付
けて使用するための部材である。この第1ヒンジ部材4
0は、図15に示すように、外枠2の左側上面および左
側側面に固定するための断面略L字状の第1取付基板4
1と、この第1取付基板41の前面側から下方に向かっ
て延設された下垂片42と、この下垂片42の下端部か
ら前方に向かって延設された第1支持片43とからな
る。
【0025】第1取付基板41は、外枠2の左側上面に
取り付ける面に4つのネジ孔44を設けるとともに、外
枠2の左側側面に取り付ける面に2つのネジ孔45を設
けている。
【0026】第1支持片43は、略L字状をした薄板状
の部材で、その先端部に支持孔46が開設されている。
また、第1支持片43の先端部の前縁には、第2ヒンジ
部材50の開放角度、すなわち、内枠3の開放角度を規
制するための切り欠き部47が設けられている。
【0027】また、外枠2の左側上面および左側側面に
は、図4に示すように、第1ヒンジ部材40を取り付け
るための取付凹部21が設けられている。
【0028】外枠2に対して第1ヒンジ部材40を取り
付けるには、第1支持片43が外枠2の前面側に向かっ
て突出するようにして、外枠2の左側上面および左側側
面に設けた取付凹部21に第1取付基板41を臨ませ、
ネジ孔44,45にネジ48を挿通して、ネジ48の先
端部を外枠2にネジ込めばよい。なお、本実施形態で
は、図4に示すように、第1取付基板41の上面に設け
たネジ孔44のうちから、外枠2の中央部寄りの2個の
ネジ孔44にネジ48を取り付けているが、ネジ48を
取り付けるネジ孔44は、外枠2および内枠3の材質、
形状、重量等により、適宜変更して実施することができ
る。また、第1取付基板41には合計6つのネジ孔4
4,45を設けているが、ネジ孔44,45の数は適宜
変更して実施することができる。さらに、外枠2に対し
て第1取付基板41を取り付ける手段はネジ48に限ら
ず、接着等、他の手段であってもよい。
【0029】<第2ヒンジ部材>第2ヒンジ部材50
は、図7〜9に示すように、内枠3の左側上部に取り付
けて使用するための部材である。この第2ヒンジ部材5
0は、図16に示すように、内枠3の左側背面に固定す
るための第2取付基板51と、この第2取付基板51の
前面側から前方に向かって延設された第2支持片52と
からなる。第2取付基板51は、内枠3の左側背面に取
り付ける面に5つのネジ孔53を設けている。
【0030】第2支持片52は、略L字状をした薄板状
の部材で、その先端部に、上下に向かってそれぞれ突出
した上側支柱54および下側支柱55を設けている。こ
の上側支柱54および下側支柱55は、詳細には図示し
ないが、円形のフランジ56の上下面から、それぞれ上
側支柱54と下側支柱55を突出して設けることにより
形成されている。また、第2支持片52の先端部には、
支柱取付孔(図示せず)が開設されており、この支柱取
付孔の上側から下側支柱55を差し込んで、フランジ5
6を第2支持片52の上面に載置し、カシメ等の手段に
より固定することにより、第2ヒンジ部材50に上側支
柱54および下側支柱55を取り付けることができる。
【0031】また、第2支持片52の先端部の前縁に
は、内枠3に設けた切り欠き部47に突き当たることに
より、第2ヒンジ部材50の開放角度、すなわち、内枠
3の開放角度を規制するための突出片57が下方に向か
って延設されている。
【0032】また、内枠3の左側上部には、図7〜9に
示すように、第1ヒンジ部材40の第1支持片43およ
び第2ヒンジ部材50の第2支持片52を挿通するため
の支持片挿通孔60を設けている。
【0033】内枠3に対して第2ヒンジ部材50を取り
付けるには、支持片挿通孔60の背面側から前面側に向
かって第2支持片52を挿通し、支持片挿通孔60から
第2支持片52を突出させる。そして、内枠3の上部背
面に第2取付基板51を臨ませ、ネジ孔53にネジ(図
示せず)を挿通して、ネジの先端部を内枠3にネジ込め
ばよい。なお、本実施形態では、図16に示すように、
第2取付基板51には5つのネジ孔53を設けている
が、ネジ孔53の数は適宜変更して実施することができ
る。また、内枠3に対して第2取付基板51を取り付け
る手段はネジに限らず、接着等、他の手段であってもよ
い。
【0034】<外枠下部に対する内枠下部の支持>上述
したように、内枠3の上部は、ヒンジ30により外枠2
の上部に開閉可能に支持されている。一方、外枠2の下
部と内枠3の下部とは、内枠3に設けた下部支柱挿通孔
61に、外枠2に設けた下部支柱70を挿通することに
より開閉可能に支持されている。
【0035】さらに詳しく説明すると、外枠2の左側下
部には、図3,6に示すように、外枠2の前面側に向か
って、内枠3の下面を支持するための棚部71を設けて
いる。また、棚部71の上面には、上方に向かって突出
する下部支柱70を設けている。この下部支柱70は、
詳細には図示しないが、円形のフランジ72の上面から
上方に向かって下部支柱70を突出して設け、フランジ
72の下面には、下方に向かって突出した取付突起(図
示せず)を設けることにより形成されている。また、棚
部71には、突起取付孔(図示せず)が開設されてお
り、この突起取付孔の上側から取付突起を差し込んで、
フランジ72を棚部71の上面に係止させることによ
り、棚部71に下部支柱70を取り付けることができ
る。
【0036】また、内枠3の左側下部には、図11に示
すように、外枠2に設けた下部支柱70を挿通するため
の下部支柱挿通孔61を設けている。したがって、棚部
71の上方から内枠3の下面を臨ませ、下部支柱挿通孔
61内に下部支柱70を挿通することにより、外枠2の
下部に対して内枠3の下部を開閉可能に支持することが
できる。
【0037】また、下部支柱70の先端部は上方に向か
って縮径するように形成されており、下部支柱挿通孔6
1も上方に向かって縮径するように形成されている。し
たがって、下部支柱挿通孔61に対して下部支柱70を
容易に挿通することができる。
【0038】<外枠に対する内枠の取り付け>外枠2に
対して内枠3を取り付ける手順を説明する。外枠2に対
して内枠3を取り付けるには、外枠2に設けた第1ヒン
ジ部材40の上方から内枠3に設けた第2ヒンジ部材5
0を臨ませるとともに、外枠2に設けた下部支柱70の
上方から内枠3に設けた下部支柱挿通孔61を臨ませ
る。そして、第1ヒンジ部材40の支持孔46内に第2
ヒンジ部材50の下側支柱55を挿通するとともに、内
枠3に設けた下部支柱挿通孔61内に外枠2に設けた下
部支柱70を挿通することにより、外枠2に対して内枠
3を開閉可能に取り付けることができる。
【0039】このようにして外枠2に取り付けられた内
枠3は、鍵等の手段により、外枠2に対して閉状態に係
止される。また、内枠3を開いてゆくと、第1ヒンジ部
材40に設けた切り欠き部47に対して、第2ヒンジ部
材50に設けた突出片57が突き当たり、内枠3の開放
角度が規制される。
【0040】<ガラス枠>ガラス枠5は、図1,12に
示すように、遊技盤4に設けた遊技部12の前面側を閉
塞するための部材で、遊技部12と同様の円形状に形成
されたガラス窓80と、ガラス窓80の周囲に設けられ
た装飾部81とからなる。なお、図13,14は、ガラ
ス枠5を背面側から見た状態を示すものであるため、以
下の説明において、ガラス枠5の正面から見て左側とい
う場合には、図13,14では右側となっている。
【0041】ガラス窓80には、透明なガラス板82が
はめ込まれており、ガラス板82を通して遊技部12を
視認することができる。
【0042】装飾部81は、透光性を有するプラスチッ
ク部材からなり、複数のレンズ部83が設けられてい
る。また、ガラス枠5の内側には、レンズ部83等に臨
むようにして複数の装飾ランプ等(図示せず)が設けら
れている。なお、装飾部81の左側上部であって、少な
くともヒンジ30に対向する領域は、ヒンジ30が視認
不能となるように形成されている。装飾部81の当該領
域においてヒンジ30を視認不能とするためには、例え
ば、当該領域を不透光性のプラスチック部材により形成
したり、当該領域に着色を施したり、当該領域に不透光
性のシート等を貼り付ければよい。
【0043】ガラス枠5の正面から見て左側上部には、
図13に示すように、ガラス枠5の内側に位置するよう
にして、ガラス枠5の前方に向かって突出する取付片8
4を設けている。この取付片84は、ガラス枠5を内枠
3に対して開閉可能に支持するための支持部として機能
する部材で、第2ヒンジ部材50の上側支柱54に対向
する位置に、上側支柱挿通孔85を設けている。また、
ガラス枠5の正面から見て左側下部には、図14に示す
ように、下方に向かって突出するガラス枠支柱86を設
けている。
【0044】また、内枠3の左側中部には、図10に示
すように、内枠3の前面側に向かって、ガラス枠5の下
面を支持するための棚部62を設けている。また、棚部
62には、ガラス枠支柱86を挿通するためのガラス枠
支柱挿通孔63を設けている。
【0045】したがって、棚部62の上方からガラス枠
5の下面を臨ませ、ガラス枠支柱挿通孔63内にガラス
枠支柱86を挿通することにより、内枠3の下部に対し
てガラス枠5の下部を開閉可能に支持することができ
る。
【0046】また、ガラス枠支柱86の先端部は下方に
向かって縮径するように形成されており、ガラス枠支柱
挿通孔63も下方に向かって縮径するように形成されて
いる。したがって、ガラス枠支柱挿通孔63に対してガ
ラス枠支柱86を容易に挿通することができる。
【0047】<内枠に対するガラス枠の取り付け>内枠
3に対してガラス枠5を取り付ける手順を説明する。内
枠3に対してガラス枠5を取り付けるには、内枠3に設
けた第2ヒンジ部材50の上方からガラス枠5に設けた
取付片84を臨ませるとともに、内枠3に設けたガラス
枠支柱挿通孔63の上方からガラス枠5に設けたガラス
枠支柱86を臨ませる。そして、ガラス枠5の取付片8
4に設けた上側支柱挿通孔85内に、第2ヒンジ部材5
0に設けた上側支柱54を挿通するとともに、内枠3に
設けたガラス枠支柱挿通孔63内に、ガラス枠5に設け
たガラス枠支柱86を挿通することにより、内枠3に対
してガラス枠5を開閉可能に取り付けることができる。
【0048】なお、内枠3に対してガラス枠5を取り付
ける機構は、上述した実施形態のものに限られず、内枠
3とガラス枠5が相互に係合する機構であればどのよう
な機構であってもよい。例えば、内枠3にスライド溝を
設け、ガラス枠5にスライド部材を設けて、スライド溝
内にスライド部材を取り付けることにより、内枠3に対
してガラス枠5をスライドして取り付けるようにしても
よい。
【0049】また、上述した実施形態では、ヒンジ30
の前面側を隠蔽するための隠蔽部材をガラス枠5により
構成しているが、隠蔽部材はヒンジ30の前面側を隠蔽
できればどのような部材であってもよい。
【0050】例えば、外枠2あるいは内枠3からパチン
コ機1の前面側に向かって、ヒンジ30の前面側を覆う
部材を設けることにより隠蔽部材を構成してもよい。こ
の場合には、隠蔽部材がガラス枠5の開閉の支障となら
ないように、ガラス枠5の回動支点を内枠3の回動支点
とずらして設けたり、隠蔽部材を着脱可能あるいは移動
可能とする必要がある。
【0051】また、上述した実施形態は、代表的な遊技
機としてパチンコ機を例にとって説明したが、本発明
は、スロットマシン、パチスロ遊技機、アレンジボール
遊技機、雀球遊技機等の遊技機に応用することができ
る。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る遊技機は、上述した構成を
有するため、以下に説明する効果を奏することができ
る。請求項1記載の本発明に係る遊技機では、隠蔽部材
により、外枠に対して内枠を開閉可能に取り付けるため
のヒンジの少なくとも前面側を隠蔽することができる。
【0053】したがって、遊技機の前面側からヒンジが
見えないので、遊技機の外観が美しくなり、遊技機の装
飾効果を高めることができる。また、遊技機の前面側に
ヒンジが露出していないので、内枠をこじ開ける等の不
正行為を防止することができる。
【0054】請求項2記載の本発明に係る遊技機では、
閉状態となった際におけるガラス枠により隠蔽部材を構
成している。したがって、遊技機の前面側のデザインが
すっきりとして、遊技機の装飾効果を高めることができ
る。また、別途隠蔽部材を設ける必要がなく、点数が削
減され、製造コストを低減することができるとともに、
組み付け作業およびメンテナンスが容易となる。
【0055】請求項3記載の本発明に係る遊技機では、
ヒンジを用いて、内枠に対してガラス枠を取り付けるこ
とができる。したがって、外枠、内枠、ガラス枠の取付
機構が単純となる。このため、部品点数が削減され、製
造コストを低減することができるとともに、組み付け作
業およびメンテナンスが容易となる。
【0056】請求項4記載の本発明に係る遊技機では、
第1ヒンジ部材と第2ヒンジ部材とによりヒンジを構成
している。したがって、ヒンジの構成を単純なものとす
ることができ、部品点数が削減され、製造コストを低減
することができるとともに、組み付け作業およびメンテ
ナンスが容易となる。
【0057】請求項5記載の本発明に係る遊技機では、
開放規制部材により、内枠の開放角度を規制することが
できる。したがって、内枠を開いた場合に、内枠が当該
遊技機に並設された他の遊技機に衝突するおそれがなく
なる。このため、内枠およびガラス枠の破損を防止する
ことができる。また、開状態となった内枠が、当該遊技
機に並設された他の遊技機で遊技を行っている遊技者の
邪魔になることがない。
【0058】請求項6記載の本発明に係る遊技機では、
パチンコ機において、上述した種々の効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図
【図2】開状態となった外枠と内枠とガラス枠の平面図
【図3】外枠の正面図
【図4】上方から見た状態の外枠上部の斜視図
【図5】下方から見た状態の外枠上部の斜視図
【図6】上方から見た状態の外枠下部の斜視図
【図7】内枠の正面図
【図8】上方から見た状態の内枠上部の斜視図
【図9】下方から見た状態の内枠上部の斜視図
【図10】上方から見た状態の内枠中間部の斜視図
【図11】下方から見た状態の内枠下部の斜視図
【図12】ガラス枠の正面図
【図13】下方から見た状態のガラス枠上部の背面図
【図14】下方から見た状態のガラス枠下部の背面図
【図15】外枠に取り付ける第1ヒンジ部材を示し、
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図
【図16】内枠に取り付ける第2ヒンジ部材を示し、
(A)は平面図、(B)は背面図
【図17】従来のパチンコ機の正面図
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 外枠 3 内枠 4 遊技盤 5 ガラス枠 6 操作パネル 7 球貯留皿 8 発射ハンドル 9 灰皿 10 遊技球投入口 11 ガイドレール 12 遊技部 13 残度数表示部 14 エラー表示部 15 クレジット数表示部 16 貸球ボタン 17 カード返却ボタン 18 クレジットボタン 19 ペイアウトボタン 20 精算ボタン 30 ヒンジ 40 第1ヒンジ部材 41 第1取付基板 42 下垂片 43 第1支持片 44,45 ネジ孔 46 支持孔 47 切り欠き部 48 ネジ 50 第2ヒンジ部材 51 第2取付基板 52 第2支持片 53 ネジ孔 54 上側支柱 55 下側支柱 56 フランジ 57 突出片 60 支持片挿通孔 61 下部支柱挿通孔 62 棚部 63 ガラス枠支柱挿通孔 70 下部支柱 71 棚部 72 フランジ 80 ガラス窓 81 装飾部 82 ガラス板 83 レンズ部 84 取付片 85 上側支柱挿通孔 86 ガラス枠支柱 90 従来のパチンコ機 91 外枠 92 内枠 93 窓部 94 遊技盤 95 ガラス枠 96 ヒンジ 97 金枠

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機を固定するための外枠と、遊技盤
    を有して前記外枠の前面側に、ヒンジにより開閉可能に
    取り付けられた内枠と、前記遊技盤の前面側を覆うよう
    にして前記内枠の前面側に開閉可能に取り付けられたガ
    ラス枠とを備えた遊技機において、 前記ヒンジの少なくとも前面側を隠蔽するための隠蔽部
    材を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記隠蔽部材は、閉状態となった際にお
    ける前記ガラス枠からなることを特徴とする請求項1記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記ガラス枠は、前記ヒンジを用いて前
    記内枠に取り付けられていることを特徴とする請求項1
    または2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジは、 前記外枠から前方に向かって突出して設けられ、前記内
    枠を開閉可能に支持するための第1ヒンジ部材と、 前記内枠から前方に向かって突出して設けられ、前記第
    1ヒンジ部材と係合する第2ヒンジ部材とからなり、 前記内枠に、前記第1ヒンジ部材を挿通するための挿通
    孔を設け、 前記ガラス枠に、前記第2ヒンジ部材と係合して前記ガ
    ラス枠を前記内枠に開閉可能に支持するための支持部を
    設けたことを特徴とする請求項1〜3のうち少なくとも
    1項記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記第1ヒンジ部材と前記第2ヒンジ部
    材の少なくとも一方には、前記内枠の開放角度を規制す
    るための開放角度規制部材を設けたことを特徴とする請
    求項1〜4のうちいずれか1項記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記遊技機は、パチンコ機であることを
    特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の遊技
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005205092A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Olympia:Kk 弾球遊技機
JP2007319229A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機
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