JP2001190595A - 使い捨ての体液処理用品 - Google Patents

使い捨ての体液処理用品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体液を流入させるためのくぼみを内面に有す
る体液処理用品の提供。 【解決手段】 体液処理用品1が内面シート2側から外
面シート3側へ向かってくぼむ排泄物収容部22を有す
る。収容部22は処理用品1のコア4の周縁近傍に形成
され、コアの周縁と収容部22との間に位置するコアの
第1部分46,47は収容部よりも内側に位置するコア
の第2部分44よりも厚く形成され、収容部22の近傍
で第1部分46,47の丈が第2部分44の丈よりも高
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使い捨ておむつ
や軟便処理用パッド等の使い捨ての体液処理用品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】実開平5−44115号公報に開示され
た使い捨ておむつは、一様な厚さの吸収性コアを有し、
コアの後胴周り域端縁の近傍には、端縁に並行しておむ
つの幅方向へ延びる溝が形成されている。かかるおむつ
では、股下域から後胴周り域方向へ流れる尿や軟便等の
排泄物をこの溝で捕捉し、端縁からのこれら排泄物の漏
洩を防止することができる。
【0003】実開平5−86320号公報に開示された
使い捨ておむつは、股下域に便留めを有し、この便留め
は、コアの上面からくぼむ凹部と、その上面から隆起し
て凹部を囲んでいる環状の隆起部とを有する。隆起部が
肛門の近傍に密着することで、排泄される軟便等をその
凹部で捉え、おむつ内面での軟便等の広がりを抑えるこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記実開平5−441
15号公報のおむつでは、これを着用したときに、胴周
り端縁部を肌に密着させると、溝の周囲も肌に密着し
て、溝が肌で覆われてしまい、軟便等の流入の妨げにな
るという場合がある。また、前記実開平5‐86320
号公報のおむつの場合には、隆起部が肛門を囲むように
肌に密着すればよいが、そのように囲むことができない
場合には、隆起部が軟便の流入の妨げになる。このよう
に、従来技術のおむつに形成された溝や凹部等のくぼみ
として形成された排泄物収容部には一長一短がある。
【0005】そこで、この発明は、使い捨ておむつ等の
体液処理用品の内面が肌に密着した場合でも、その内面
にくぼみとして形成された排泄物収容部への体液の流入
が妨げられることのない体液処理用品の提供を課題にし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、
この発明が対象とするのは、通液性の内面シートと、非
通液性の外面シートと、これら両シート間に介在する吸
液性のコアとからなる積層構造部分を有し、前記積層構
造部分には前記内面シート側から外面シート側へ向かっ
てくぼむ排泄物収容部が形成されている使い捨ての体液
処理用品である。
【0007】かかる体液処理用品において、この発明が
特徴とするところは、前記収容部のうちの少なくとも一
つが前記コアの周縁近傍に形成され、前記コアの周縁と
前記周縁近傍の収容部との間に位置する前記コアの第1
部分は、前記収容部よりも内側に位置する前記コアの第
2部分よりも厚く形成されていて、前記収容部の周囲で
は前記第1部分の丈が前記第2部分の丈よりも高くなっ
ていることにある。
【0008】この発明には、以下のような好ましい実施
態様がある。 (1)前記コアが弾性的に圧縮可能なものである態様。 (2)前記第1部分と第2部分との丈の差が、これら両
部分が挟む前記収容部の近傍では少なくとも3mmであ
る態様。 (3)前記コアが、前記内面シート側に位置する熱可塑
性合成樹脂からなる三次元網状構造の上層と、前記外面
シート側に位置するパルプ繊維を含む下層とを有してい
る態様。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明に係る使い捨ての体液処
理用品として使い捨てのおむつを例にとり、添付の図面
を参照して、発明の詳細を説明すると以下のとおりであ
る。
【0010】図1に部分破断斜視図で示されたおむつ1
は、通液性の内面シート2と、非通液性の外面シート3
と、これら両シート2,3間に介在し内面シート2の下
面に当接している便保持層6と、保持層6の下面に当接
している水分吸収層7とからなる積層構造部分を有す
る。保持層6と吸収層7とは、実質的に同型同大であっ
て、互いに重なり合って砂時計型を呈し、排泄物を収容
するためのコア4を形成している。内外面シート2,3
は、これら保持層6と吸収層7との周縁から延出して重
なり合い、その重なり合う部分がホットメルト接着剤
(図示せず)を介して接合し、おむつ1の周縁部を形成
している。おむつ1は、前後方向に前胴周り域11と、
後胴周り域12と、これら両胴周り域11、12間に位
置する股下域13とを有し、股下域13の両側縁14は
おむつ1の内方へ向かって湾曲している。股下域13で
は両側縁14に沿って脚周り弾性部材16が延び、後胴
周り域12では端縁17に沿って胴周り弾性部材18が
延びている。これら弾性部材16,18は、内外面シー
ト2,3間にあって、これらシート2、3の少なくとも
一方の内面に伸長状態で接合している。後胴周り域12
の両側縁14からはテープファスナ21が延びている。
なお、胴周り弾性部材18は、もし必要であるならば、
前胴周り域11の端縁に沿って設けることもできる。
【0011】おむつ1の内面には、排泄物、特に軟便を
流入させることに適した収容部22が少なくとも一つコ
ア4の周縁近傍に形成されている。図中、後胴周り域1
2においてコア4の端縁4Aと側縁4Bとに沿って延び
る第1の収容部22(22A)がそのような収容部であ
り、端縁4Aと側縁4Bとからの離間寸法L,L
それぞれ3〜30mmの範囲にある。図示例のおむつ1
は、第1収容部22Aの他に、おむつ着用者の肛門近傍
に位置させるための第2の収容部22(22B)を有す
る。
【0012】図2は、図1のII−II線断面図であ
る。おむつ1を形成している内面シート2と、内面シー
ト2の下面に当接する保持層6と、保持層6の下面に当
接する吸収層7と、吸収層7の下面に当接する外面シー
ト3とが、好ましくは互いに当接する部位で接着または
溶着によって接合している。
【0013】保持層6と吸収層7とからなるコア4は、
第1収容部22Aよりも内側の部分44でほぼ一様な厚
さhを有し、第1収容部22Aよりも外側にあってコ
ア4の端縁4Aとの間に位置する部分46、およびコア
4の側縁4Bとの間に位置する部分47で厚さhをす
る。厚さhは少なくとも3mmであり、厚さhは厚
さhよりも2〜20mm、より好ましくは3〜10m
m厚く形成されている。図示されたコア4の下面はほぼ
平坦であるから、第1収容部22Aの近傍では、コア4
の内面側において、第1収容部22Aよりも外側の部分
46、47の丈が、第1収容部22Aよりも内側の部分
44の丈よりも、hとhとの差だけ高くなる。その
差は、少なくとも3mmであることが好ましい。図にお
いて、コア4の部分45では、厚さがhからhへと
徐々に変化している。
【0014】収容部22は、内面シート2に形成された
開口26と、開口26の直下であって保持層6に形成さ
れた凹部27とを有する。凹部27は、保持層6におけ
る部分44の上面から少なくとも1.5mmの深さを有
し、より好ましくは保持層6を貫通する深さを有する。
また、凹部27は吸収層7の内部にまで延びることもで
きる。図示例では、収容部22のうちの第1収容部22
Aの凹部27Aが保持層6における部分44の厚さの約
1/2の深さを有し、第2収容部22Bの凹部27Bが
保持層6を貫通して吸収層7に達する深さを有してい
る。後胴周り域12の端縁4Aと側縁4Bとに沿って延
びる第1収容部22Aは、これらの縁4A,4Bと直交
する方向に2〜30mmの幅Wを有する。第2収容部2
2Bは、この中に便が排泄されることを意図したもの
で、例えば乳幼児のおむつ1であれば、3,000〜
7,000mmの開口面積を有することが好ましく、
また、大人用のおむつ1であれば、20,000〜3
0,000mm程度の開口面積を有することが好まし
く、それぞれのおむつに応じて適宜の深さにすることが
できる。収容部22が複数である場合には、図示例のよ
うに、そのうちの一つ22Bを肛門とその近傍とに配置
することができる。
【0015】このようなおむつ1において、内面シート
2には、繊維間隙において通液性を有する親水性または
疎水性の不織布や多数の通液性開孔を有するプラスチッ
クフィルム、多数の通液性開孔を有する熱可塑性合成樹
脂発泡シートなどが使用される。内面シート2の厚さ
は、それがフィルムや不織布であれば0.01〜0.3
mm、発泡シートであれば0.2〜2mmの範囲にある
ことが好ましい。
【0016】保持層6は、厚さ方向とこれに交差する面
方向とに通気・通水性を有する三次元ネットワーク構造
の熱可塑性合成樹脂からなる弾性体であって、熱可塑性
合成繊維のカードウェブからなる嵩高な繊維集合体、熱
可塑性合成繊維からなる嵩高な不織布、連続気泡を有す
る発泡ウレタンシートの如き発泡シート等によって形成
される。保持層6にはまた、100重両部の熱可塑性合
成繊維に1〜100重量部の非熱溶融性の親水性繊維を
加えることができる。かかる親水性繊維には、パルプ繊
維やコットン繊維等の天然繊維、レーヨン繊維等の化学
繊維、ポリビニルアルコールや高吸水性樹脂からなる繊
維等がある。熱可塑性合成繊維には捲縮したものを使用
して、保持層6を嵩高にして弾性を有するものにするこ
とが好ましい。保持層6は、その厚さTが5〜100
mmの範囲にあり、好ましくは、35g/cmの荷重
を5分間加えて圧縮したときの厚さTが厚さTの4
0〜80%となるような圧縮率を有している。また、保
持層6は、35g/cmの荷重を5分間加えてからそ
の荷重を取り除いて30分間放置したときの厚さT
厚さTの50%以上にまで弾性的に戻るような圧縮回
復率を有することが好ましい。保持層6の凹部27の周
面31や底面32には、これら繊維集合体や発泡シート
の三次元ネットワーク構造が露出している。なお、この
発明において、厚さというときには、特に測定条件が示
されている場合を除いて、2g/cm の荷重を5分間
加えた状態での厚さを意味する。
【0017】かかる保持層6を熱可塑性合成繊維の不織
布で形成する場合には、繊度6〜100dの繊維を坪量
100〜1500g/mの割合で使用し、より好まし
くはその使用量のうちの50%以上が繊度10〜70d
のもので占められるようにし、繊維どうしを溶着及び/
または機械的交絡によって一体化して前記圧縮率と圧縮
回復率とを付与すると同時に、繊維間に通気・通水性を
もたらす多くの空隙を作ることが好ましい。繊維には親
水性のものを使用することが好ましいが、疎水性のもの
を使用することもできる。
【0018】吸収層7は、吸水性繊維や高吸水性樹脂を
含むもので、少なくとも生理食塩水を8g/gの割合で
吸収できることが好ましく、また、20〜600g/m
の坪量を有し、厚さtが0.1〜20mm,密度が
0.01〜0.1g/cmの範囲にあることが好まし
い。吸収層7は、35g/cmの荷重を5分間加えて
圧縮したときの厚さtが厚さtの40%以上となる
ような圧縮率を有し、35g/cmの荷重を5分間加
えてからその荷重を取り除いて30分間放置したときの
厚さtが厚さtの50%以上にまで弾性的に復帰す
るような圧縮回復率を有することが好ましい。
【0019】かかる吸収層7において、吸水性繊維に
は、パルプ繊維、レーヨン繊維等の化学繊維、繊維状の
高吸水性樹脂等を使用することができ、これら繊維に親
水性の熱可塑性合成繊維、親水化処理した疎水性の熱可
塑性合成繊維等を混合することができる。吸水性繊維
は、吸収層7の30〜100重量%を占めることが好ま
しい。熱可塑性合成繊維は、熱溶融性のものであって、
繊度6〜100dのものを使用することが好ましく、使
用量のうちの50重量%以上が繊度10〜70dのもの
で占められることがより好ましい。熱可塑性合成繊維
は、吸収層7に通気・通水性の空隙を形成し、弾性を付
与することに役立つ。吸収層7に20重量%を上限とし
て疎水性の熱可塑性合成繊維を混合することは、吸収層
7内の水分の拡散性を向上させることに役立つ。高吸水
性樹脂は、繊維状のものの他に粒子状のものを使用する
ことができ、その使用量は吸収層7の0〜70重量%の
範囲内にあることが好ましい。
【0020】外面シート3には、厚さ0.01〜0.3
mmのポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂フィルムを使
用することが好ましい。かかるフィルムには、非通液性
のものと通気非通液性のものとがある。
【0021】このようなおむつ1は、これを着用する
と、第1、2収容部22A,22Bのうちの少なくとも
第1収容部22Aの周囲において、おむつ1の内面が第
1収容部22Aよりも外側の丈の高い部分46,47で
肌に密着する一方、第1収容部22Aよりも内側の丈の
低い部分44では内面と肌との間に空隙を生じ易い。股
下域13から後胴周り域12へ向かって流れる尿や軟便
は、その空隙から第1収容部22Aに流入できる。しか
し、第1収容部22Aよりも先では、おむつ内面と肌と
が密着しているから、尿や軟便が第1収容部22Aを越
えておむつ1の端縁17や側縁19から漏洩することは
ない。
【0022】おむつ1の第1、2収容部22A,22B
では、尿や軟便が内面シート2の開口26を通過して保
持層6の凹部27に進入する。保持層6は、三次元のネ
ットワーク構造を有しているから、軟便は凹部27の周
面31および底面32から側方と下方とヘ移行可能であ
り、保持層6に体圧がかかると特にその移行が促進され
る。凹部27において側方へ移行した軟便は、内面シー
ト2に覆われていて肌に接触することがない。かかる保
持層6は、前記の圧縮特性、すなわち前記の圧縮率と圧
縮回復率とを有していれば、体圧がかかっても潰れたま
まになるということがなく、潰れることによって軟便が
凹部27の外へ流出するということを防ぐことができ
る。また、そのような圧縮特性を有することによって、
第1収容部22Aよりも外側の部分46,47が肌によ
く密着する。
【0023】軟便は、その水分が保持層6や吸収層7の
吸水性材料によって吸収され、保持層6には固形分だけ
が残る。軟便は、固形分だけになれば、もはや流動する
ことがないから、凹部27の外へ流出して肌を広い範囲
にわたって汚すということもない。内面シート2の開口
26の直下では、保持層6が凹部27を形成しているか
ら、保持層6を構成しいる繊度の高い繊維でも開口26
の外へ突出しておむつ1着用者の肌を刺激するというこ
とがない。
【0024】図3、4は、この発明の実施態様の一例を
示すおむつ1の平面図と、そのIV−IV線断面図であ
る。このおむつ1では、コア4の全周に収容部22が形
成されている。収容部22は、コア4の端縁4A,4C
からの離間寸法L,Lと、側縁4Bからの離間寸法
とが3〜30mmの範囲にあり、収容部22よりも
外側の部分46,47,48は厚さhを有していてお
むつ内面での丈が高く、収容部22よりも内側の部分4
4は厚さhを有していておむつ内面での丈が低い。断
面図から明らかなように、コア4は、粉砕パルプと高吸
水性ポリマー粉末とからなる吸収層7のみからなり、保
持層6を有しておらず、収容部22が吸収層7に形成さ
れている。また、コア4は、その上面の全体が内面シー
ト2によって被覆されている。粉砕パルプは、それが乾
燥状態にあるときに、コア4に弾性的な圧縮回復性を付
与することができるし、粉砕パルプに混合される熱可塑
性合成繊維は、その圧縮回復性をさらに向上させること
ができる。かかるおむつ1では、前後方向と横方向とに
向かって流れる尿や軟便を収容部22で捕捉することが
できる。
【0025】使い捨ておむつ1を例にして説明したこの
発明は、その他の体液処理用品、例えばパンツ形状のお
むつで実施することもできるし、おむつやおむつカバ
−、パンツ等の内側に取り付けて着用者の肛門とその近
傍にあてがうようにして使用する便処理用のパッドで実
施することもできる。また、この発明は、乳幼児用のお
むつや便処理用パッドばかりでなく、成人用のそれらで
も実施することができるし、生理用ナプキンで実施する
こともできる。
【0026】
【発明の効果】この発明に係る使い捨ての体液処理用品
は、コアの縁の近傍に、内面シート側から外面シート側
へ向かってくぼむ排泄物収容部が形成され、その収容部
よりも外側では、処理用品内面側におけるコアの丈が収
容部よりも内側の丈に比べて高いから、この処理用品を
着用したときに肌で収容部を塞ぐことがない。それゆ
え、この処理用品では、従来技術のものに比べ、くぼん
だ収容部がその機能を十分に発揮して、体液の漏れを防
止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】使い捨ての体液処理用品の部分破断平面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図1と異なる態様の処理用品の平面図。
【図4】図3のIV−IV線断面図。
【符号の説明】
1 体液処理用品(おむつ) 2 内面シート 3 外面シート 4 コア 4A,4B,4C 周縁 6 上層(保持層) 7 下層(吸収層) 22,22A,22B 収容部 44 第2部分 46 第1部分 47 第1部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 和彰 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 Fターム(参考) 3B029 BA02 BA03 BA05 BA12 BA14 BD09 4C003 AA02 AA06 HA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通液性の内面シートと、非通液性の外面
    シートと、これら両シート間に介在する吸液性のコアと
    からなる積層構造部分を有し、前記積層構造部分に前記
    内面シート側から外面シート側へ向かってくぼむ排泄物
    収容部が形成されている使い捨ての体液処理用品におい
    て、 前記収容部のうちの少なくとも一つが前記コアの周縁近
    傍に形成され、前記コアの周縁と前記周縁近傍の収容部
    との間に位置する前記コアの第1部分は、前記収容部よ
    りも内側に位置する前記コアの第2部分よりも厚く形成
    されていて、前記収容部の周囲では前記第1部分の丈が
    前記第2部分の丈よりも高くなっていることを特徴とす
    る前記処理用品。
  2. 【請求項2】 前記コアが弾性的に圧縮可能なものであ
    る請求項1記載の処理用品。
  3. 【請求項3】 前記第1部分と第2部分との丈の差が、
    これら両部分が挟む前記収容部の近傍では少なくとも3
    mmである請求項1または2記載の処理用品。
  4. 【請求項4】 前記コアが、前記内面シート側に位置す
    る熱可塑性合成樹脂からなる三次元網状構造の上層と、
    前記外面シート側に位置するパルプ繊維を含む下層とを
    有している請求項1〜3のいずれかに記載の処理用品。
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