JP2001190010A - 電線用プロテクタ - Google Patents

電線用プロテクタ

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JP2001190010A
JP2001190010A JP2000000001A JP2000000001A JP2001190010A JP 2001190010 A JP2001190010 A JP 2001190010A JP 2000000001 A JP2000000001 A JP 2000000001A JP 2000000001 A JP2000000001 A JP 2000000001A JP 2001190010 A JP2001190010 A JP 2001190010A
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JP
Japan
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protector
cover
protector body
electric wire
dimensional
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Pending
Application number
JP2000000001A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Shimazawa
勝次 島沢
Akihiro Kojima
章弘 小島
Hideyuki Eguchi
英行 江口
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け易くかつ安価にする。 【解決手段】 ワイヤハーネス1を包んで保護するプロ
テクタ2は、三次元形状のプロテクタ本体3と、二次元
形状から三次元形状に変形可能なカバー4との組合せに
より構成する。プロテクタ本体3にはカバー4に当接す
る当接面12a〜12fを設け、これらの当接面12a
〜12fのそれぞれは平坦面とする。カバー4のカバー
本体14は平板状とし、プロテクタ本体3の当接面12
a〜12fにそれぞれ当接する領域14a〜14fを、
ヒンジ作用可能な長細い薄肉部14g〜14kを介して
設ける。カバー4をプロテクタ本体3に押し付けると、
カバー4は薄肉部14g〜14kにおいて折曲し、カバ
ー4の領域14a〜14fがプロテクタ本体3の当接面
12a〜12fにそれぞれ密接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のワ
イヤハーネスを収容して保護する電線用プロテクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車ではワイヤハーネスを例
えばボディの内側に沿って布線する場合に、ワイヤハー
ネスが損傷することのないようにプロテクタに収容して
保護する場合が多い。ワイヤハーネスはボディの隅部等
においては三次元方向に曲がった部分を有する場合があ
るため、その部分を保護するプロテクタはそれに倣った
形状となっている。この種の従来のプロテクタはプロテ
クタ本体とカバーとから成り、これらは相互に錠止可能
に別体となっているか、或いはヒンジを介して一体とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プロテ
クタ本体が三次元方向に曲がって形成されている場合に
は、カバーをプロテクタ本体に倣わせるように成形する
ことは容易ではなく、金型の構造が複雑になり、金型コ
ストを含む製造コストの削減も困難になっている。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
カバーをプロテクタ本体に組み付けがし易くかつ安価な
電線用プロテクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電線用プロテクタは、三次元方向に布線
した電線束を収容するプロテクタ本体とそのカバーとか
ら成り、前記プロテクタ本体とカバーは複数個所の錠止
手段により結合可能とした電線用プロテクタにおいて、
前記カバーは平板状であって前記プロテクタ本体の当接
面に倣って折曲可能とする折曲部を形成したことを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1はワイヤハーネス1を部分的に収
納したプロテクタ2の実施例の斜視図であり、プロテク
タ2は三次元方向に曲がった筒状とされ、ワイヤハーネ
ス1を包囲して保護するように形成されている。このプ
ロテクタ2はプロテクタ本体3とカバー4とから構成さ
れており、プロテクタ本体3とカバー4は合成樹脂材料
から別体として成形されている。
【0007】図2はプロテクタ2の分解斜視図であり、
プロテクタ本体3はワイヤハーネス1の一面側に位置す
る三次元方向に曲がった底板11と、この底板11の両
側縁から略直交する方向に平行に延在してワイヤハーネ
ス1の両側縁の外側にそれぞれ位置する一対の側板12
と、これらの側板12の外面から外方に突出してカバー
4の後述する錠止枠と係合する例えば6対の錠止突起1
3とを有している。
【0008】底板11には、例えば6つの領域11a〜
11fが設けられており、領域11a〜11fのそれぞ
れは略平板状とされている。側板12の高さはワイヤハ
ーネス1の厚さ等に応じて決定されており、側板12の
頂面はカバー4の縁部と当接する当接面12a〜12f
とされている。これらの当接面12a〜12fのそれぞ
れは平坦面とされ、例えば当接面12aは一次元方向に
延在され、当接面12b〜12dは二次元方向に折曲さ
れ、当接面12e、12fは二次元方向と三次元方向に
折曲されている。なお、上述の錠止突起13は当接面1
2a〜12fのそれぞれの略中央に対応する側部位置に
設けられている。
【0009】一方、カバー4のカバー本体14は二次元
形状の平板とされ、プロテクタ本体3の当接面12a〜
12fにそれぞれ密接可能な領域14a〜14fが、ヒ
ンジ作用を呈する長細い薄肉部14g〜14kを介して
接続されている。これらの薄肉部14g〜14kは、カ
バー本体14の内面側を溝状とすることにより形成さ
れ、カバー本体14の側縁に略直交する方向に向けられ
ている。
【0010】そして、カバー本体14の側縁近傍には、
プロテクタ本体3の側板12の内側に進入する6対の案
内突起15と、プロテクタ本体3の側板12の外側にお
いて錠止突起13と係合する6対の錠止枠16とが設け
られている。これらの案内突起15と錠止枠16は、領
域14a〜14fのそれぞれの略中央に対応する側部位
置に設けられている。
【0011】このようなプロテクタ2を使用する際に
は、ワイヤハーネス1を収容するようにしてプロテクタ
本体3を保持し、錠止突起13と錠止枠16を整合さ
せ、カバー4の案内突起15をプロテクタ本体3の側板
12の内側に進入させる。そして、カバー4の領域14
a〜14fをプロテクタ本体3の当接面12a〜12f
にそれぞれ当接させるように、カバー4をプロテクタ本
体3に押し付ける。これにより、カバー4がプロテクタ
本体3に倣って薄肉部14g〜14kにおいて折曲し、
カバー4の領域14a〜14fがプロテクタ本体3の当
接面12a〜12fにそれぞれ密接すると共に、全ての
錠止突起13と錠止枠16がそれぞれ係合する。
【0012】このように、実施例では二次元形状のカバ
ー4を三次元形状のプロテクタ本体3に押し付けるだけ
で容易に三次元形状に組み付けることができる。また、
二次元形状のカバー4を三次元形状のプロテクタ本体3
に倣うように折曲させるので、カバー4をプロテクタ本
体3に密接させることが可能となる。更に、カバー4は
二次元形状に成形するだけであるので、金型の構造が低
次元化即ち簡素化し、起型工数と金型コストを含むプロ
テクタ2の製造コストを削減できる。そして、錠止突起
13と錠止枠16を領域11a〜11fと14a〜14
fの略中央に対応する位置にそれぞれ設けたので、当接
面12a〜12fと領域14a〜14fを平均した力で
密接させることができる。
【0013】なお、上述の実施例ではカバー4の薄肉部
14g〜14kをカバー本体14の内面側を溝状とする
ことにより形成したが、カバー本体14の外面側を溝状
としてもよい。また、プロテクタ本体の当接面は直線で
なく緩い曲面であっても、カバー4の材質によってはこ
の曲面に倣って変形させることができる。更に、実施例
いおいてはプロテクタ内にワイヤハーネスを収容すると
して説明したが、通常の電線束であってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電線用
プロテクタは、カバーを平板状であってプロテクタ本体
の当接面に倣って折曲可能とする折曲部を有するように
形成したので、二次元形状のカバーを三次元形状のプロ
テクタ本体に押し付けるだけで容易に組み付けることが
できる。また、二次元形状のカバーを三次元形状のプロ
テクタ本体に倣うように折曲させるので、カバーをプロ
テクタ本体に密接させることが可能となる。更に、カバ
ーは二次元形状に形成するだけであるので、金型の構造
が低次元化即ち簡素化し、起型工数と金型コストを含む
プロテクタの製造コストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤハーネスを保護した状態の実施例の斜視
図である。
【図2】分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス 2 プロテクタ 3 プロテクタ本体 4 カバー 12 側板 12a〜12f 当接面 13 錠止突起 14 カバー本体 14a〜14f 領域 14g〜14k 薄肉部 16 錠止枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江口 英行 東京都練馬区小竹町一丁目8番1号 菱星 電装株式会社内 Fターム(参考) 5G357 DA06 DB03 DC12 DD02 DD06 DE03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元方向に布線した電線束を収容する
    プロテクタ本体とそのカバーとから成り、前記プロテク
    タ本体とカバーは複数個所の錠止手段により結合可能と
    した電線用プロテクタにおいて、前記カバーは平板状で
    あって前記プロテクタ本体の当接面に倣って折曲可能と
    する折曲部を形成したことを特徴とする電線用プロテク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記折曲部はその両側の領域をヒンジ状
    に連結する薄肉部とした請求項1に記載の電線用プロテ
    クタ。
  3. 【請求項3】 前記錠止手段は前記領域の側縁の略中央
    に位置するように設けた請求項2に記載の電線用プロテ
    クタ。
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