JP2001189932A - 画像伝送システムおよび画像伝送方法 - Google Patents

画像伝送システムおよび画像伝送方法

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JP2001189932A
JP2001189932A JP37307899A JP37307899A JP2001189932A JP 2001189932 A JP2001189932 A JP 2001189932A JP 37307899 A JP37307899 A JP 37307899A JP 37307899 A JP37307899 A JP 37307899A JP 2001189932 A JP2001189932 A JP 2001189932A
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JP37307899A
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Inventor
Junichi Shinohara
原 潤 一 篠
Hiroyuki Kobayashi
林 広 幸 小
Kazuhiro Takagi
木 和 弘 高
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送網を介して動画像と静止画像を伝送で
き、かつ、動画像の任意の断面で高精細な静止画像を表
示できる画像伝送システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る画像伝送システムは、監視
対象を撮影してビデオ信号を出力するビデオカメラ1
と、ビデオ信号に基づいてコード化された動画像データ
および静止画像データを生成する画像エンコード装置2
と、動画像データおよび静止画像データを伝送する伝送
網3と、伝送網3を介して受信された動画像データおよ
び静止画像データをデコードする画像デコード装置4と
を備えている。動画像データと静止画像データを、時間
的に同期させながら伝送網3を介して画像エンコード装
置2から画像デコード装置4に伝送するため、画像デコ
ード装置4内の表示部に表示された動画像の任意の断面
で、高精細な静止画像を表示することができる。伝送網
として汎用回線を利用できるため、コストを削減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラによ
り撮影されたビデオ信号をコード化して圧縮した後に伝
送網を経由して伝送し、伝送先で解凍復元する画像伝送
システムおよび画像伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号を通信回線を通じて効率よく
伝送するため、ISOのJPEG(Joint Photographic Image
Group)やMPEG(Moving Picture coding experts Grou
p)で検討された規約が利用されている。動画像を伝送
するために従来利用されている伝送路の伝送ビットレー
トは10Mb/sである。現在実績のある動画像の圧縮技術
であるMPEG2はこの伝送ビットレートを意図して標準化
されたものである。
【0003】他方、近年、PHS(personal handyphone S
ysytem )や携帯電話等の移動無線通信の性能向上によ
り、数十Kb/sの伝送ビットレートを有する安価な通信回
線が容易に入手できる様になった。またパーソナルコン
ピュータの性能も著しく向上しつつあり、これらを組み
合わせて安価な動画像伝送システムを構築できるように
なりつつある。
【0004】PHSや携帯電話などの低速度伝送ビットレ
ートを伝送媒体とした画像伝送方法として、現在までに
提案されている技術として、JPEGフォーマットにて一定
周期で画像を送るモーションJPEG方式や、MPEG4のプロ
トタイプを利用した動画像のみを伝送する方式などがあ
る。ここで、MPEG4は、1993年に発足し、MPEG2よりも10
倍の圧縮率で、無線環境に耐えることをねらって開発が
進んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
うち、前者のモーションJPEG方式は、JPEGフォーマット
の圧縮率が20%から50%と大きくないため、ビデオカメ
ラで撮影される画像が100kバイト程度になると1分に近
い伝送時間を必要とする。したがって1分周期で伝送さ
れる画像では動きのある現場の状況を把握することは困
難である。
【0006】一方、後者のMPEG4のプロトタイプを利用
した動画像のみを伝送する方式では、MPEG4のねらいと
している伝送ビットレート32kb/sから64kb/sの範囲で、
入力画像サイズCIF(Common Intermediate Format、輝
度信号:352画素×288ライン)からQCIF(CIFの縦横半
分のサイズ)に近い値を実現している。しかしながら、
CIFやQCIFは近年のPCやワークステーションのモニタ
サイズ(1280画素×1024ライン)に比べて非常に小さ
く、例えば無人設備を監視するためには十分なものとは
いえない。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、電話回線等の汎用の伝送網を介して動画
像と静止画像を伝送でき、かつ、表示された動画像の任
意の断面で高精細な静止画像を表示できる画像伝送シス
テムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、被写体を撮像する撮像手段
と、前記撮像手段で撮像されたビデオ信号に基づいて、
コード化された動画像データおよび静止画像データの少
なくとも一方を生成するエンコード装置と、前記エンコ
ード装置で生成された画像データを伝送する伝送手段
と、前記エンコード装置から前記伝送手段を介して伝送
された画像データをデコードして表示手段に表示するデ
コード装置と、を備えた画像伝送システムにおいて、前
記エンコード装置は、前記撮像手段で撮像されたビデオ
信号を所定の周期でサンプリングしたデータに、サンプ
リングした時刻情報を付加したディジタルビデオデータ
を生成するディジタルビデオデータ生成手段と、前記デ
ィジタルビデオデータに基づいて、静止画像のコード化
処理を行って静止画像データを生成する第1のエンコー
ド手段と、前記ディジタルビデオデータに基づいて、動
画像のコード化処理を行って動画像データを生成する第
2のエンコード手段と、を有し、前記第1のエンコード
手段は、前記第2のエンコード手段が前記動画像データ
を生成する周期よりも遅い周期で前記静止画像データを
生成し、かつ、前記動画像データよりも解像度の高い前
記静止画像データを生成する。
【0009】請求項1の発明では、動画像データを生成
する周期よりもゆっくりした周期で高解像度の静止画像
を生成するため、両画像データを同時に伝送手段を介し
て伝送しても、データの伝送量がそれほど増えない。し
たがって、電話回線等の汎用回線を介してデータを伝送
できる。また、動画像データと静止画像データのそれぞ
れに時刻情報を付加するため、動画像データと静止画像
データとを関連づけて表示手段に表示することができ
る。
【0010】請求項2の発明は、被写体を撮像する撮像
手段と、前記撮像手段で撮像されたビデオ信号に基づい
て、コード化された動画像データおよび静止画像データ
の少なくとも一方を生成するエンコード装置と、前記エ
ンコード装置で生成された画像データを伝送する伝送手
段と、前記エンコード装置から前記伝送手段を介して伝
送された画像データをデコードして表示手段に表示する
デコード装置と、を備えた画像伝送システムにおいて、
前記デコード装置は、前記表示手段に表示される画像サ
イズを指示するサイズ指示手段と、前記サイズ指示手段
で指示した画像サイズを前記伝送手段を介して前記エン
コード手段に送信する送信手段と、を有し、前記エンコ
ード装置は、前記撮像手段で撮像されたビデオ信号を所
定の周期でサンプリングしたデータに、サンプリングし
た時刻情報を付加したディジタルビデオデータを生成す
るディジタルビデオデータ生成手段と、前記サイズ指示
手段から前記伝送手段を介して伝送されてきた画像サイ
ズに基づいて、画像の圧縮形式と画像サイズとを決定す
る画像種類決定手段と、前記画像種類決定手段の決定内
容に基づいて、前記ディジタルビデオデータをコード化
処理して前記動画像データまたは前記静止画像データを
生成する第1のエンコード手段と、を有する。
【0011】請求項2の発明では、表示手段に表示する
画像サイズに応じて、動画像データを生成するか、静止
画像データを生成するかを自動的に決定するようにした
ため、指定された画像サイズに最適な形態の画像データ
を生成できる。また、動画像データと静止画像データと
を同一のエンコード手段で生成するため、エンコード装
置内の構成を簡略化できる。
【0012】請求項3の発明では、被写体にある程度以
上の変化が生じた場合のみ、被写体の高解像度の静止画
像データを生成するようにしたため、静止画像データを
生成する頻度が少なくなり、伝送手段を介して伝送され
るデータ量を削減できる。
【0013】請求項4の発明では、被写体に変化が生じ
たときの静止画像データをデコード装置内に保存するた
め、この静止画像データを必要なときに瞬時に表示手段
に表示することができる。
【0014】請求項5の発明では、被写体に変化が生じ
たときの静止画像データをエンコード装置内に保存する
ため、デコード装置から要求があった場合のみ、この静
止画像データを伝送網を介してデコード装置に伝送すれ
ばよく、伝送網を介して伝送されるデータ量をより削減
できる。
【0015】請求項6の発明では、複数のビデオカメラ
で被写体周辺のそれぞれ異なる領域を撮像した結果に基
づいて、被写体に変化が生じたか否かを判断するため、
被写体に変化が生じたか否かをより正確に判断すること
ができる。
【0016】請求項7の発明では、2台のビデオカメラ
を用いて被写体周辺の互いに異なる領域を撮像し、一方
のビデオカメラのみが被写体に変化が生じたことを検出
した場合のみ、静止画像データを生成するようにしたた
め、ホワイトノイズの影響を受けなくなり、被写体に変
化が生じたか否かをより正確に判断することができる。
【0017】請求項8の発明では、撮像手段で撮像され
た範囲の少なくとも一部の領域の変化率が前記所定値を
上回った後に所定値を下回った場合に、変化率が所定値
を最後に上回った領域を特定し、特定した方向を撮像手
段で撮像するようにしたため、被写体中の最後に変化が
生じた方向を詳細に観察することができ、無駄のない効
率的な観察を行える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像伝送シス
テムについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0019】(第1の実施形態)図1は本発明に係る画
像伝送システムの第1の実施形態のブロック図である。
図1の画像伝送システムは、監視対象を撮影してビデオ
信号を出力するビデオカメラ(撮像手段)1と、ビデオ
信号に基づいてコード化された動画像データおよび静止
画像データを生成する画像エンコード装置2と、動画像
データおよび静止画像データを伝送する伝送網(伝送手
段)3と、伝送網3を介して受信された動画像データお
よび静止画像データをデコードする画像デコード装置4
とを備えている。
【0020】画像エンコード装置2の内部には、時刻付
加部11と、サイクリック保存部1(ディジタルビデオ
データ生成手段)2と、動画像エンコード部(第2のエ
ンコード手段)13と、静止画像エンコード部(第1の
エンコード手段)14と、送信部15と、受信部16と
が設けられている。
【0021】サイクリック保存部12は、アナログのビ
デオ信号を所定の周期でサンプリングしてディジタル信
号に変換し、各ディジタル信号を時刻付加部11からの
時刻情報とともに保存する。以下では、サイクリック保
存部12に保存されるデータをディジタルビデオデータ
と呼ぶ。
【0022】図2はサイクリック保存部12の内部構成
を示す図である。図示のように、サイクリック保存部1
2は例えば3つのデータ領域に分かれており、データ領
域D1には11月10日13時30分30秒から30秒間のデータが
格納され、データ領域D2には11月10日13時30分35秒か
ら30秒間のデータが格納され、データ領域D3には11月
10日13時30分40秒から30秒間のデータが格納される。
【0023】サイクリック保存部12は、図2の3つの
データ領域D1〜D3に順繰りにディジタル信号を格納
する。
【0024】図1の動画像エンコード部13は、サイク
リック保存部12に保存されたディジタルビデオデータ
をコード化して動画像データを生成する。
【0025】図3は動画像エンコード部13が行うエン
コード処理の概要を説明する図である。動画像エンコー
ド部13は、ディジタルビデオデータに基づいて、MPEG
標準のI(Intra coded)ピクチャと、P(predictive cod
ed)ピクチャと、B(Bidirectionally predictive code
d)ピクチャとの3種類の画面データを生成する。
【0026】Iピクチャは、サイクリック保存部12に
保存されたディジタルビデオデータを用いて生成され
る、イントラ(画面内)符号化の画面データである。P
ピクチャは、時間的に過去に位置するIピクチャから予
測符号化を行って生成される、前方向予測符号化の画面
データである。Bピクチャは、IピクチャとPピクチャ
の間に内挿される画面データである。
【0027】本実施形態の動画像エンコード部13は、
図3に示すように、各ピクチャに時刻を付加した動画像
データを生成する。例えば、図3の先頭のIピクチャに
は図2の先頭のデータが有する時刻が付加され、2番目
のIピクチャには図2の2番目のデータが有する時刻が
付加される。
【0028】Pピクチャは、Iピクチャから予測される
データであるため、図3のPピクチャには、先頭のIピ
クチャの時刻「11月10日13時30分00秒000ミリ秒」から
所定の時刻、例えば300ミリ秒後の時刻が付加される。
【0029】図3の先頭のIピクチャに続く2つのBピ
クチャにはそれぞれ、Iピクチャから100ミリ秒後の時
刻と200ミリ秒後の時刻とが付加される。
【0030】このようにして、動画像エンコード部13
は、I、B、B、P、B、B、P、…、B、Iピクチャ
を順に生成し、生成した動画像データ(MPEGビットスト
リーム)を送信部15に伝送する。
【0031】図1の静止画像エンコード部14は、サイ
クリック保存部12に保存されたディジタルビデオデー
タをコード化して静止画像データを生成する。その際、
静止画像エンコード部14は、動画像エンコード部13
が動画像データを生成する周期よりも遅い周期で静止画
像データを生成し、かつ、動画像データよりも解像度の
高い静止画像データを生成する。例えば、動画像エンコ
ード部13が、1秒間に30コマの動画像データを生成
する場合、静止画像エンコード部14は、1秒間に数コ
マの静止画像データを生成する。
【0032】このように、静止画像データを生成する周
期を動画像データを生成する周期よりも遅くすることに
より、伝送網3を介して伝送されるデータ量を抑制で
き、通常の電話回線等を用いてデータ伝送を行うことが
できるようになる。
【0033】図4は静止画像エンコード部14が行うエ
ンコード処理の概要を説明する図である。図4の先頭の
データは、図2の先頭のディジタル信号をコード化した
静止画像データである。同様に、図4の2番目、3番目
のデータは、図2の2番目、3番目のディジタル信号を
コード化した静止画像データである。
【0034】静止画像を生成するためのコード化処理の
一例として、JPEGがある。本実施形態の静止画像エンコ
ード部14は、図4に示すような時刻情報を付加した静
止画像データを送信部15に伝送する。
【0035】送信部15は、コード化された動画像デー
タおよび静止画像データを、それぞれパケットの形態で
伝送網3に送信する制御を行う。パケットには、動画像
データと静止画像データとを識別する情報が含まれてい
る。
【0036】受信部16は、伝送網3を介して画像デコ
ード装置4から送られてきたデータを受信する制御を行
い、受信データを送信部15に伝送する。送信部15
は、受信部16からのデータに基づいて、動画像データ
と静止画像データのいずれを送信するかを選択制御す
る。
【0037】一方、図1の画像デコード装置4の内部に
は、受信部21と、動画像デコード部22と、静止画像
デコード部23と、表示部24と、入力部25と、画像
切換部26と、送信部(送信手段)27とが設けられて
いる。
【0038】受信部21は、画像エンコード装置2から
のデータを受信する。動画像デコード部22は、受信部
21で受信されたデータの中から動画像データを抽出し
てビデオ信号に変換する。より詳しくは、パケットの形
態で受信したビットストリームを図3に示した時刻ごと
に不図示のバッファに格納し、MPEGで規定されている手
法でデコードを行う。
【0039】静止画像デコード部23は、受信部21で
受信されたデータの中から静止画像データを抽出してビ
デオ信号に変換する。より詳しくは、パケットの形態で
受信したビットストリームを図4に示した時刻ごとに不
図示のバッファに格納し、JPEGで規定している手法でデ
コードを行う。
【0040】動画像デコード部22と静止画像デコード
部23で生成されたビデオ信号は、表示部24にて再生
される。
【0041】図5は表示部24の画面表示例を示す図で
ある。画面内には、動画像の表示を指示する動画像表示
ボタンB1と、静止画像の表示を指示する静止画像表示
ボタンB2と、動画像を表示する動画像表示ウインドウ
W1と、静止画像を表示する静止画像表示ウインドウW
2とが設けられている。
【0042】オペレータがボタンB1,B2のいずれか
を操作すると、その操作情報は、画像デコード装置4内
の送信部27、伝送網3、画像エンコード装置2内の受
信部16を介して送信部15に伝送される。送信部15
は、ボタンB1,B2の操作内容に応じて、動画像デー
タおよび静止画像データの少なくとも一方を伝送網3を
介して画像デコード装置4に伝送する。
【0043】送信部15は、動画像データと静止画像デ
ータとを互いに同期を取りながら伝送する。このため、
画像デコード装置4の表示部24には、同じ時刻の動画
像データと静止画像データとが表示される。
【0044】このように、第1の実施形態では、動画像
データと静止画像データを、時間的に同期させながら伝
送網3を介して画像エンコード装置2から画像デコード
装置4に伝送するため、表示部24に表示された動画像
の任意の断面で、高精細な静止画像を表示することがで
きる。また、伝送網3として、PHSや携帯電話などに利
用されている数十Kb/secの伝送ビットレートをもつ電
話回線やISDN回線などの汎用回線を利用できるため、専
用の高速回線を用いる必要がなくなり、コスト削減が図
れるとともに、どのような場所にも設置可能になる。し
たがって、本実施形態は、変電所や原子力施設などの危
険地域や無人施設の進入監視や防犯監視などの目的に利
用できる。
【0045】(第2の実施形態)第2の実施形態は、画
像エンコード装置2内の動画像エンコード部13と静止
画像エンコード部14とを共通化するものである。
【0046】図6は本発明に係る画像伝送システムの第
2の実施形態のブロック図である。図6では、図1と共
通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相
違点を中心に説明する。
【0047】図6の画像エンコード装置2は、図1の動
画像エンコード部13と静止画像エンコード部14の2
つの機能を兼ねる動/静止画像エンコード部(第1のエ
ンコード手段)17と、エンコードすべき画像の種類お
よびサイズを選択する画像種類決定部(画像種類決定手
段)18とを有する。
【0048】画像種類決定部18は、受信部16で受信
されたデータに基づいて、動/静止画像エンコード部1
7で動画像を生成するか、静止画像を生成するかを選択
するとともに、画像のサイズも選択する。この選択結果
に基づいて、動/静止画像エンコード部17は、選択さ
れた画像サイズの動画像データまたは静止画像データを
生成する。
【0049】図6の画像デコード装置4は、図1の動画
像デコード部22と静止画像デコード部23の2つの機
能を兼ねる動/静止画像デコード部20と、図1の画像
切換部26の代用となる画像サイズ指示部(サイズ指示
手段)28とを有する。
【0050】図7は画像デコード装置4内の表示部24
の画面表示例を示す図である。図示のように、画面内に
は、動画像表示ウインドウW1と静止画像表示ウインド
ウW2の他に、画像サイズ選択ウインドウW3が設けら
れる。
【0051】画像サイズ選択ウインドウW3には、例え
ば、1/2倍、1倍、2倍および4倍という4つのボタン
B3,B4,B5,B6があり、これらのボタンをオペ
レータは入力部25を介して任意に操作することができ
る。これらのボタンの操作情報は、送信部27、伝送網
3、および画像エンコード装置2内の受信部16を介し
て画像種類決定部18に伝送される。
【0052】画像種類決定部18は、例えば図8に示す
ようなテーブルに基づいて、動/静止画像エンコード部
17でエンコードすべき画像の種類と画像サイズを決定
する。
【0053】図8のテーブルの場合、画像種類決定部1
8は、オペレータが1倍のボタンB4を操作すると、CI
F(Common Intermediate Format)サイズの動画像を選択
する。また、オペレータが2倍のボタンB5を操作する
と、CIFの縦横2倍のサイズの静止画像を選択し、オペ
レータが4倍のボタンB6を操作すると、CIFの縦横4
倍のサイズの静止画像を選択する。また、オペレータが
1/2倍のボタンB3を操作すると、QCIFサイズの動画像
を選択する。
【0054】このように、第2の実施形態では、オペレ
ータが選択した画像サイズに応じて、画像エンコード装
置2で動画像データを生成するか、静止画像データを生
成するかを自動的に決定し、かつ、画像サイズも自動的
に決定するため、オペレータが選択した画像サイズに最
適な画像を表示できるとともに、伝送網3を介して伝送
されるデータ量を減らすことができる。したがって、PH
Sや携帯電話などで利用されている数十Kb/s程度の伝
送ビットレートで画像伝送を行える。
【0055】(第3の実施形態)第3の実施形態は、画
像が変化した部分だけ伝送網3を介して画像デコード装
置4に伝送するものである。
【0056】図9は本発明に係る画像伝送システムの第
3の実施形態のブロック図である。図9では、図1と共
通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相
違点を中心に説明する。
【0057】図9の画像エンコード装置2は、画像の時
間的な変化を検出する変化率検出部(変化率検出手段)
19を有する。変化率検出部19は、サイクリック保存
部12に保存されたディジタルビデオデータを所定単位
ブロックごとに分割し、各ブロックごとに画像の時間的
な変化の有無を検出する。そして、画像の変化したブロ
ックが所定の割合を超えると、送信部15に対して、画
像デコード装置4への画像データの送信を指示する。
【0058】例えば、本システムで無人設備の監視を行
う場合、オペレータは表示部24に表示された動画像を
目視するのが一般的である。動画像を表示すれば、監視
対象をリアルタイムに監視できるためである。
【0059】この状態で、監視対象に変化が生じたこと
が変化率検出部19で検出されたとする。静止画像エン
コード部14は、変化の発生した時刻に最も近い時刻
(直前または直後)のデジタルビデオデータをサイクリ
ック保存部12から読み出し、静止画像データを生成
し、送信部(エンコード制御手段)15に送信する。送
信部15は、静止画像データを伝送網3を介して画像デ
コード装置4に伝送する。
【0060】一方、図9の画像デコード装置4は、図1
の構成に加えて、静止画像保存部(静止画像保存手段)
29を有する。変化率検出部19で変化が検出されて、
それに応じて画像エンコード装置2から送信された静止
画像データは、静止画像保存部29に保存される。静止
画像保存部29に保存された静止画像データは、入力部
25からの要求に応じて、表示部24の静止画像表示ウ
インドウW2に表示される。
【0061】図10は表示部24の表示例を示す図であ
る。図示のように、表示部24の画面内には、動画像表
示ウインドウW1と静止画像表示ウインドウW2の他
に、動画像表示ボタンB1と、静止画像表示ボタンB2
と、保存静止画像表示ボタン(表示指示手段)B7とが
表示される。
【0062】オペレータが入力部25を介して保存静止
画像表示ボタンB7を操作すると、監視対象に変化が生
じた直前直後の画像を表示することができ、監視対象を
効率よく監視することができる。
【0063】このように、第3の実施形態では、監視対
象に変化が生じると、その時点に最も近い時刻の監視対
象の静止画像データを伝送し、この静止画像データをオ
ペレータは必要に応じて表示させることができるように
したため、オペレータは表示部24を目視し続ける必要
がなくなり、オペレータの負担が軽減する。また、監視
対象の変化を見落とすおそれもなくなる。
【0064】(第4の実施形態)第4の実施形態は、第
3の実施形態の変形例であり、監視対象に変化が生じた
ときに生成される静止画像データを、画像エンコード装
置2内で保存するものである。
【0065】図11は本発明に係る画像伝送システムの
第4の実施形態のブロック図である。図11では図9と
共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では
相違点を中心に説明する。
【0066】図11の画像エンコード装置2は、監視対
象に変化が生じた場合に、変化が生じた時刻に最も近い
時刻の静止画像を保存する静止画像保存部29を有す
る。すなわち、図11のシステムは、図9のシステムで
画像デコード装置4内にあった静止画像保存部29を、
画像エンコード装置2内に設けた点に特徴がある。
【0067】画像デコード装置4内の表示部24は、図
10と同様の画面を表示する。この画面内の保存静止画
像表示ボタンB7をオペレータが操作すると、その操作
情報は、送信部(送信制御手段)15、伝送網3、およ
び画像エンコード装置2内の受信部16を介して、送信
部15に伝送される。送信部15は、静止画像保存部2
9に保存されている静止画像データを読み出して、伝送
網3を介して画像デコード装置4に伝送する。
【0068】このように、第4の実施形態では、監視対
象に変化が生じた直前または直後の静止画像データを画
像エンコード装置2内に保存しておき、オペレータから
要求があった場合のみ、この静止画像データを伝送網3
を介して画像デコード装置4に伝送するようにしたた
め、伝送網3を介して伝送される画像データの量を削減
できる。したがって、PHSや携帯電話などで利用されて
いる数十Kb/s程度の伝送ビットレートをもつ電話回線
を伝送網3として利用でき、コスト削減が図れる。
【0069】また、監視対象に変化が生じた場合のみ、
静止画像保存部29に静止画像データが保存されるた
め、静止画像保存部29のメモリ容量を削減できる。
【0070】(第5の実施形態)第5の実施形態は、複
数台のビデオカメラ1を用いて監視対象を撮像するもの
である。
【0071】図12は本発明に係る画像伝送システムの
第5の実施形態のブロック図である。図12では図9と
共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では
相違点を中心に説明する。
【0072】図12の画像エンコード装置2は、二台の
ビデオカメラ1a,1bを備えており、各ビデオカメラ
1a,1bはそれぞれ、サイクリック保存部12aまた
は12bと、時刻付加部11aまたは11bとを有す
る。各サイクリック保存部12a,12bは、対応する
ビデオカメラ1a,1bで撮像したビデオ信号を所定の
時間間隔でサンプリングしてディジタルビデオデータに
変換し、時刻付加部11a,11bからの時刻情報を付
加して保存する。
【0073】各ビデオカメラ1a,1bは、監視対象の
それぞれ異なる領域を撮像する。変化率検出部19は、
各サイクリック保存部12a,12bごとに、保存され
たディジタルビデオデータを所定単位のブロックに分割
し、画像が変化したブロックの割合が所定の割合を越え
たか否かを検出する。
【0074】変化率検出部19は、サイクリック保存部
12a,12bに保存されたディジタルビデオデータの
うち、一方のディジタルビデオデータで所定の割合以上
の変化が検出され、他方のディジタルビデオデータで所
定の割合以上の変化が検出されなかった場合に、監視対
象に変化が生じたと判断して、そのときのディジタルビ
デオデータを静止画像保存部29に保存する。
【0075】本実施形態が、複数のビデオカメラ1a,
1bを用いて監視対象に変化が生じたか否かを検出する
ようにした理由は、日光の位置変化等によりビデオ信号
の輝度や色差情報が変化すると、本来は監視対象に変化
が生じていないのに、変化が生じたと誤認識するおそれ
があるためである。
【0076】両ビデオカメラ1a,1bで撮像された両
ディジタルビデオデータでともに変化が検出された場合
は、輝度や色差等の変化によるホワイトノイズが原因と
考えられるため、いずれか一方のディジタルビデオデー
タのみで変化が検出された場合のみ、監視対象に変化が
生じたと判断する。これにより、ホワイトノイズの影響
を受けずに監視対象の変化検出を行うことができ、変化
の検出精度が向上する。
【0077】静止画像エンコード部14は、変化率検出
部19の指示に応じて、監視対象に変化が生じた時刻の
直前直後の静止画像データを生成する。このデータは、
送信部と伝送網3を介して画像デコード装置4に伝送さ
れ、静止画像デコード部23でデコードされた後、静止
画像保存部29に保存される。
【0078】図12の画像デコード装置4内の表示部2
4は、図10と同様の画面を表示し、この画面中の保存
静止画像表示ボタンB7をオペレータが操作すると、静
止画像保存部29に保存されている静止画像が表示部2
4に表示される。
【0079】このように、第5の実施形態では、異なる
二方向から監視対象を撮像した結果に基づいて、監視対
象に変化が生じたか否かを検出するため、監視対象に変
化が生じたか否かを精度よく検出することができる。
【0080】なお、図12では、2つのビデオカメラ1
を設ける例を説明したが、ビデオカメラ1の台数には特
に制限はなく、3台以上のビデオカメラ1を設けてもよ
い。
【0081】(第6の実施形態)第6の実施形態は、第
5の実施形態の変形例であり、監視対象に変化が生じた
場合に生成される静止画像データを画像エンコード装置
2内で保存するものである。
【0082】図13は本発明に係る画像エンコード装置
2の第6の実施形態のブロック図である。図13では、
図12と共通する構成部分には同一符号を付しており、
以下では相違点を中心に説明する。
【0083】図13の画像エンコード装置2は、監視対
象に変化が生じた時刻の直前直後の静止画像データを保
存する静止画像保存部29を有する。
【0084】図13の画像エンコード装置2では、監視
対象に変化が生じたことが変化率検出部19により検出
されると、変化が生じた時刻に最も近い時刻のデジタル
ビデオデータに基づいて、静止画像エンコード部14で
静止画像データを生成し、生成した静止画像データを静
止画像保存部29に保存する。
【0085】オペレータが、入力部25を介して、画像
デコード装置4内の表示部24の保存静止画像表示ボタ
ンB7を選択すると、静止画像保存部29に保存されて
いる静止画像データは、送信部15と伝送網3を介して
画像デコード装置4に伝送され、静止画像デコード部2
3でデコードされた後に、表示部24に表示される。
【0086】このように、第6の実施形態は、監視対象
に変化が生じた時刻の直前直後の静止画像データを保存
する静止画像保存部29を画像エンコード装置2内に設
けるため、オペレータから要求があった場合のみ、この
静止画像データを伝送網3を介して画像エンコード装置
2に送信すればよく、伝送効率を向上できるとともに、
静止画像保存部29のメモリ容量も削減できる。
【0087】(第7の実施形態)第7の実施形態は、第
2の実施形態(図6)の変形例であり、第2の実施形態
に、変化率検出部19を設けたものである。
【0088】図14は本発明に係る画像伝送システムの
第7の実施形態のブロック図である。図14では図6と
共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では
相違点を中心に説明する。
【0089】図14の画像エンコード装置2は、図6の
構成に加えて、監視対象に変化が生じたか否かを検出す
る変化率検出部19を有する。
【0090】変化率検出部19は、図9等の変化率検出
部19と同様の機能を有する。変化率検出部19にて監
視対象の変化が検出されると、動/静止画像エンコード
部17は、監視対象に変化が生じた時刻に最も近い時刻
のディジタルビデオデータをエンコードして静止画像デ
ータを生成する。この静止画像データは、送信部15と
伝送網3を介して画像デコード装置4に伝送され、動/
静止画像デコード部20でデコードされた後、静止画像
保存部29に保存される。
【0091】図15は画像コード装置内の表示部24の
画面表示例を示す図である。図示のように、画面内に
は、動画像表示ウインドウW1と静止画像表示ウインド
ウW2の他に、画像サイズ選択ウインドウW3が設けら
れる。
【0092】画像サイズ選択ウインドウW3には、1/2
倍表示ボタンB3と、1倍表示ボタンB4と、2倍表示
ボタンB5と、4倍表示ボタンB6と、保存静止画像表
示ボタンB7とが設けられ、これらのボタンをオペレー
タは入力部25を介して任意に操作することができる。
ボタンの操作情報は、送信部27、伝送網3、および画
像エンコード装置2内の受信部16を介して画像種類決
定部18に伝送される。
【0093】オペレータが保存静止画像表示ボタンB7
を選択すると、静止画像保存部29に保存されている監
視対象の変化前後の静止画像が画面に表示される。
【0094】このように、第7の実施形態では、監視対
象に変化が生じると、その時点に最も近い時刻の監視対
象の静止画像データを伝送し、この静止画像データをオ
ペレータは必要に応じて表示させることができるように
したため、オペレータは表示部24を目視し続ける必要
がなくなり、オペレータの負担が軽減する。
【0095】(第8の実施形態)第8の実施形態は、第
7の実施形態の変形例であり、画像エンコード装置2内
に静止画像保存部29を設けるものである。
【0096】図16は本発明に係る画像伝送システムの
第8の実施形態のブロック図である。図16では、図1
4と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下
では相違点を中心に説明する。
【0097】図16の画像エンコード装置2は、監視対
象に変化が生じた場合に、変化が生じた時刻に最も近い
時刻の静止画像を保存する静止画像保存部29を有す
る。すなわち、図16のシステムは、画像デコード装置
4内にあった静止画像保存部29を画像エンコード装置
2内に設けた点に特徴がある。
【0098】静止画像保存部29に保存された静止画像
データは、オペレータから要求があった場合のみ、送信
部15と伝送網3を介して画像デコード装置4に伝送さ
れる。したがって、伝送網3を介して伝送される画像デ
ータの量を削減でき、伝送効率が向上する。
【0099】(第9の実施形態)第9の実施形態は、第
7の実施形態(図12)の変形例であり、監視対象を二
台のビデオカメラ1で撮像した結果に基づいて、監視対
象に変化が生じたか否かを検出するものである。
【0100】図17は本発明に係る画像伝送システムの
第9の実施形態のブロック図である。図17では、図1
2と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下
では相違点を中心に説明する。
【0101】図17の画像エンコード装置2は、二台の
ビデオカメラ1a,1bを備えており、各ビデオカメラ
1a,1bはそれぞれ、サイクリック保存部12aまた
は12bと時刻付加部11aまたは11bとを有する。
各サイクリック保存部12は、対応するビデオカメラ1
で撮像したビデオ信号を所定の時間間隔でサンプリング
してディジタルビデオデータに変換し、時刻付加部11
からの時刻情報を付加して保存する。
【0102】各ビデオカメラ1a,1bは、互いに異な
る方向から監視対象を撮像する。変化率検出部19は、
サイクリック保存部12a,12bのそれぞれごとに、
保存されたディジタルビデオデータを所定単位のブロッ
クに分割し、画像が変化したブロックの割合が所定の割
合を越えたか否かを検出する。
【0103】変化率検出部19は、サイクリック保存部
12a,12bに保存されたディジタルビデオデータの
うち、一方のディジタルビデオデータで所定の割合以上
の変化が検出され、他方のディジタルビデオデータで所
定の割合以上の変化が検出されなかった場合に、監視対
象に変化が生じたと判断して、そのときのディジタルビ
デオデータを静止画像保存部29に保存する。
【0104】本実施形態のように、複数のビデオカメラ
1からのビデオ信号を元に判断すれば、ディジタルビデ
オデータに含まれるホワイトノイズの影響を受けること
なく監視対象の変化を検出でき、変化の検出精度が向上
する。
【0105】(第10の実施形態)第10の実施形態
は、第9の実施形態の変形例であり、静止画像保存部2
9を画像エンコード装置2内に設けるものである。
【0106】図18は本発明に係る画像伝送システムの
第10の実施形態のブロック図である。図18では、図
17と共通する構成部分には同一符号を付しており、以
下では相違点を中心に説明する。
【0107】図18の画像エンコード装置2は、監視対
象に変化が生じた時刻の直前直後の静止画像データを保
存する静止画像保存部29を有する。
【0108】図18の画像エンコード装置2では、監視
対象に変化が生じたことが変化率検出部19により検出
されると、変化が生じた時刻に最も近い時刻のデジタル
ビデオデータに基づいて、動/静止画像エンコード部1
7で静止画像データを生成し、生成した静止画像データ
を静止画像保存部29に保存する。
【0109】オペレータが、入力部25を介して、画像
デコード装置4内の表示部24の保存静止画像表示ボタ
ンB7を操作すると、静止画像保存部29に保存されて
いる静止画像データは、送信部15と伝送網3を介して
画像デコード装置4に伝送され、静止画像デコード部2
3でデコードされた後に、表示部24に表示される。
【0110】このように、第10の実施形態は、監視対
象に変化が生じた時刻の直前直後の静止画像データを保
存する静止画像保存部29を画像エンコード装置2内に
設けるため、オペレータから要求があった場合のみ、こ
の静止画像データを伝送網3を介して画像エンコード装
置2に送信すればよく、伝送効率を向上できるととも
に、静止画像保存部29のメモリ容量も削減できる。
【0111】(第11の実施形態)第11の実施形態
は、監視対象に変化が生じたことが検出されると、変化
のあった方向にビデオカメラ1を向ける制御を行うもの
である。
【0112】図19は本発明に係る画像伝送システムの
第11の実施形態のブロック図である。図19では、図
1と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下
では相違点を中心に説明する。
【0113】図19の画像エンコード装置2は、図1の
構成に加えて、変化率推移検出部(領域特定手段)31
と、カメラ制御部(方向制御手段)32とを有する。変
化率推移検出部31は、ビデオカメラ1で撮像した監視
対象の画像を所定単位のブロックに分割し、各ブロック
ごとに変化があったか否かを検出する。そして、最後に
変化したブロックを特定する。
【0114】カメラ制御部32は、変化率推移検出部3
1で最後に変化が検出されたブロックの方向にビデオカ
メラ1を向ける。
【0115】図20はビデオカメラ1で撮像される範囲
内で監視対象が移動する様子を示す図である。図20の
例では、ブロックE3で最初に変化が発生し、以後、ブ
ロックD3,C3が順に変化し、最後にブロックB3が
変化した時点で変化が停止する。この場合、変化を引き
起こした対象はブロックB3内に存在するため、カメラ
制御部32はブロックB3の方向にビデオカメラ1を向
ける制御を行う。また、ビデオカメラ1の方向を制御す
るだけでなく、ズーム制御を行ってもよい。例えば、図
20の例の場合、ブロックB3の周囲を拡大して撮像す
れば、変化を引き起こした対象を詳細に観察することが
できる。
【0116】また、カメラ制御部32を制御してビデオ
カメラ1の方向を変えた場合は、静止画像エンコード部
14にて静止画像データを生成するのが望ましい。静止
画像の方が動画像に比べて解像度が高いためである。
【0117】静止画像データは、送信部15および伝送
網3を介して画像デコード部に伝送され、静止画像デコ
ード部23でデコードされた後、表示部24に表示され
る。
【0118】このように、第11の実施形態では、監視
対象の撮影画像中で最後に変化したブロックを特定し、
このブロックの方向にビデオカメラ1を向けて撮影を継
続するため、監視対象中の変化のあった部分を詳細に監
視することができ、監視対象を効率的に監視することが
できる。
【0119】(第12の実施形態)第12の実施形態
は、第2の実施形態(図6)に第11の実施形態と同様
の機能を追加したものである。
【0120】図21は本発明に係る画像伝送システムの
第12の実施形態のブロック図である。図21では、図
6と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下
では相違点を中心に説明する。
【0121】図21の画像エンコード装置2は、図6の
構成に、図19と同様の変化率推移検出部31とカメラ
制御部32とを追加した構成になっている。
【0122】図21のシステムの場合も、第11の実施
形態と同様に、監視対象中の変化のあった部分を詳細に
監視することができ、監視効率が向上する。
【0123】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、動画像データよりも遅い周期で高解像度の静止画
像データを生成し、両画像データを伝送手段を介してデ
コード装置に伝送するようにしたため、データの伝送量
を増やすことなく、被写体の変化をリアルタイムかつ鮮
明に表示手段に表示させることができる。
【0124】すなわち、本発明によれば、PHSや携帯
電話等で利用されている汎用の電話回線を用いて動/静
止画像データを伝送できるため、システムの構築が容易
であり、かつ、コストも削減できる。
【0125】また、動画像データと静止画像データに
は、いずれも時刻情報が付加されているため、動画像デ
ータに対応する高解像度の静止画像データを瞬時に表示
手段に表示でき、被写体に変化が生じた場合に、詳細に
被写体の様子を監視できる。このため、本発明を、変電
所や原子力施設などの無人施設に設置すれば、効率的か
つ低コストで監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像伝送システムの第1の実施形
態のブロック図。
【図2】サイクリック保存部の内部構成を示す図。
【図3】動画像エンコード部が行うエンコード処理の概
要を説明する図。
【図4】静止画像エンコード部が行うエンコード処理の
概要を説明する図。
【図5】表示部の画面表示例を示す図。
【図6】本発明に係る画像伝送システムの第2の実施形
態のブロック図。
【図7】画像デコード装置内の表示部の画面表示例を示
す図。
【図8】画像の種類と画像サイズを決定するテーブルを
示す図。
【図9】本発明に係る画像伝送システムの第3の実施形
態のブロック図。
【図10】表示部の表示例を示す図。
【図11】本発明に係る画像伝送システムの第4の実施
形態のブロック図。
【図12】本発明に係る画像伝送システムの第5の実施
形態のブロック図。
【図13】本発明に係る画像エンコード装置の第6の実
施形態のブロック図。
【図14】本発明に係る画像伝送システムの第7の実施
形態のブロック図。
【図15】画像コード装置内の表示部の画面表示例を示
す図。
【図16】本発明に係る画像伝送システムの第8の実施
形態のブロック図。
【図17】本発明に係る画像伝送システムの第9の実施
形態のブロック図。
【図18】本発明に係る画像伝送システムの第10の実
施形態のブロック図。
【図19】本発明に係る画像伝送システムの第11の実
施形態のブロック図。
【図20】ビデオカメラで撮像される範囲内で監視対象
が移動する様子を示す図。
【図21】本発明に係る画像伝送システムの第12の実
施形態のブロック図。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ 2 画像エンコード装置 3 伝送網 4 画像デコード装置 11 時刻付加部 12 サイクリック保存部 13 動画像エンコード部 14 静止画像エンコード部 15 送信部 16 受信部 17 動/静止画像エンコード部 18 画像種類決定部 19 変化率検出部 20 動/静止画像デコード部 21 受信部 22 動画像デコード部 23 静止画像デコード部 24 表示部 25 入力部 26 画像切換部 27 送信部 28 画像サイズ指示部 29 静止画像保存部 31 変化率推移検出部 32 カメラ制御部 W1 動画像表示ウインドウ W2 静止画像表示ウインドウ B1 動画像表示ボタン B2 静止画像表示ボタン B3 1/2倍ボタン B4 1倍ボタン B5 2倍ボタン B6 4倍ボタン B7 保存静止画像表示ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高 木 和 弘 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5C054 CC00 CG06 DA01 DA09 EB02 EF06 EG01 EG06 EG10 EH07 FC01 FC12 FC13 FD07 GA04 GB05 GD05 GD09 HA18 5C059 KK08 LB01 MA00 NN01 NN28 NN41 PP01 PP05 PP06 PP07 RA01 RC04 SS06 SS14 TA71 TB02 TB08 TC13 TC45 TD05 UA02 UA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段で撮像されたビデオ信号に基づいて、コー
    ド化された動画像データおよび静止画像データの少なく
    とも一方を生成するエンコード装置と、 前記エンコード装置で生成された画像データを伝送する
    伝送手段と、 前記エンコード装置から前記伝送手段を介して伝送され
    た画像データをデコードして表示手段に表示するデコー
    ド装置と、を備えた画像伝送システムにおいて、 前記エンコード装置は、 前記撮像手段で撮像されたビデオ信号を所定の周期でサ
    ンプリングしたデータに、サンプリングした時刻情報を
    付加したディジタルビデオデータを生成するディジタル
    ビデオデータ生成手段と、 前記ディジタルビデオデータに基づいて、静止画像のコ
    ード化処理を行って静止画像データを生成する第1のエ
    ンコード手段と、 前記ディジタルビデオデータに基づいて、動画像のコー
    ド化処理を行って動画像データを生成する第2のエンコ
    ード手段と、を有し、 前記第1のエンコード手段は、前記第2のエンコード手
    段が前記動画像データを生成する周期よりも遅い周期で
    前記静止画像データを生成し、かつ、前記動画像データ
    よりも解像度の高い前記静止画像データを生成すること
    を特徴とする画像伝送システム。
  2. 【請求項2】被写体を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段で撮像されたビデオ信号に基づいて、コー
    ド化された動画像データおよび静止画像データの少なく
    とも一方を生成するエンコード装置と、 前記エンコード装置で生成された画像データを伝送する
    伝送手段と、 前記エンコード装置から前記伝送手段を介して伝送され
    た画像データをデコードして表示手段に表示するデコー
    ド装置と、を備えた画像伝送システムにおいて、 前記デコード装置は、 前記表示手段に表示される画像サイズを指示するサイズ
    指示手段と、 前記サイズ指示手段で指示した画像サイズを前記伝送手
    段を介して前記エンコード手段に送信する送信手段と、
    を有し、 前記エンコード装置は、 前記撮像手段で撮像されたビデオ信号を所定の周期でサ
    ンプリングしたデータに、サンプリングした時刻情報を
    付加したディジタルビデオデータを生成するディジタル
    ビデオデータ生成手段と、 前記サイズ指示手段から前記伝送手段を介して伝送され
    てきた画像サイズに基づいて、画像の圧縮形式と画像サ
    イズとを決定する画像種類決定手段と、 前記画像種類決定手段の決定内容に基づいて、前記ディ
    ジタルビデオデータをコード化処理して前記動画像デー
    タまたは前記静止画像データを生成する第1のエンコー
    ド手段と、を有することを特徴とする画像伝送システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記エンコード装置は、 前記ディジタルビデオデータの所定時間当たりの変化率
    が所定値以上か否かを判定する変化率検出手段と、 前記変化率が所定値以上であると判定されると、その判
    定時刻の直前および直後の少なくとも一方の時刻におけ
    る被写体の静止画像データを前記第1のエンコード手段
    に生成させるエンコード制御手段と、を有することを特
    徴とする請求項1または2に記載の画像伝送システム。
  4. 【請求項4】前記デコード装置は、 前記エンコード制御手段の指示に従って前記第1のエン
    コード手段で生成された静止画像データを保存する静止
    画像保存手段と、 前記静止画像保存手段に保存された静止画像データを前
    記表示部に表示させるか否かを指示する表示指示手段
    と、を有することを特徴とする請求項3に記載の画像伝
    送システム。
  5. 【請求項5】前記エンコード装置は、 前記エンコード制御手段の指示に従って前記第1のエン
    コード手段で生成された静止画像データを保存する静止
    画像保存手段と、 前記デコード装置から要求があった場合のみ、前記静止
    画像保存手段に保存された静止画像データを前記伝送網
    を介して前記デコード装置に伝送する送信制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の画像伝送シ
    ステム。
  6. 【請求項6】前記撮像手段は、被写体周辺のそれぞれ異
    なる領域を撮像する複数のビデオカメラを有し、 前記変化率検出手段は、前記複数のビデオカメラで撮像
    されたビデオデータに基づいて、被写体に変化が生じた
    か否かを検出することを特徴とする請求項3〜5のいず
    れかに記載の画像伝送システム。
  7. 【請求項7】前記撮像手段は、被写体周辺の互いに異な
    る領域を撮像する2台のビデオカメラを有し、 前記2台のビデオカメラのそれぞれに対応して、前記デ
    ィジタルビデオデータ生成手段が設けられ、 前記エンコード制御手段は、前記2台のビデオカメラの
    うち一方に対応する前記デジタルビデオデータの変化率
    が前記所定値以上で、他方のビデオカメラに対応する前
    記デジタルビデオデータの変化率が前記所定値未満の場
    合に、前記第1のエンコード手段に被写体の静止画像デ
    ータを生成させることを特徴とする請求項6に記載の画
    像伝送システム。
  8. 【請求項8】前記エンコード装置は、 前記撮像手段で撮像された範囲の少なくとも一部の領域
    の変化率が前記所定値を上回った後に前記所定値を下回
    った場合に、前記変化率が前記所定値を最後に上回った
    領域を特定する領域特定手段と、 前記領域特定手段で特定された領域の方向を撮像するよ
    うに前記撮像手段の撮像方向を制御する方向制御手段
    と、を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載の画像伝送システム。
  9. 【請求項9】撮像手段で撮像されたビデオ信号を所定の
    周期でサンプリングしたデータに、サンプリングした時
    刻情報を付加したディジタルビデオデータを生成するス
    テップと、 前記ディジタルビデオデータに基づいて、静止画像のコ
    ード化処理を行って静止画像データを生成する静止画像
    生成ステップと、 前記ディジタルビデオデータに基づいて、動画像のコー
    ド化処理を行って動画像データを生成する動画像生成ス
    テップと、 前記静止画像データおよび前記動画像データを伝送手段
    を介してデコード装置に伝送するステップと、 前記デコード装置内で前記静止画像データおよび前記動
    画像データをデコードした後に表示手段に表示するステ
    ップと、を有し、 前記静止画像生成ステップは、前記動画像生成ステップ
    が前記動画像データを生成する周期よりも遅い周期で前
    記静止画像データを生成し、かつ、前記動画像データよ
    りも解像度の高い前記静止画像データを生成することを
    特徴とする画像伝送方法。
  10. 【請求項10】被写体を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段で撮像されたビデオ信号に基づいて、コー
    ド化された動画像データおよび静止画像データの少なく
    とも一方を生成するエンコード装置と、 前記エンコード装置で生成された画像データを伝送する
    伝送手段と、 前記エンコード装置から前記伝送手段を介して伝送され
    た画像データをデコードして表示手段に表示するデコー
    ド装置と、を備えた画像伝送システムにおける画像伝送
    方法において、 前記デコード装置は、 前記表示手段に表示される画像サイズを指示するステッ
    プと、 指示された画像サイズを前記伝送手段を介して前記エン
    コード手段に送信するステップと、を有し、 前記エンコード装置は、 前記撮像手段で撮像されたビデオ信号を所定の周期でサ
    ンプリングしたデータに、サンプリングした時刻情報を
    付加したディジタルビデオデータを生成するステップ
    と、 前記デコード装置から前記伝送手段を介して伝送されて
    きた画像サイズの指示情報に基づいて、画像の圧縮形式
    と画像サイズとを決定するステップと、 決定された画像の圧縮形式と画像サイズに基づいて、前
    記ディジタルビデオデータをコード化処理して前記動画
    像データまたは前記静止画像データを生成するステップ
    と、を有することを特徴とする画像伝送方法。
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