JP2001188114A - リフレクタ、リフレクタ反射型光電センサ - Google Patents

リフレクタ、リフレクタ反射型光電センサ

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JP2001188114A JP37504399A JP37504399A JP2001188114A JP 2001188114 A JP2001188114 A JP 2001188114A JP 37504399 A JP37504399 A JP 37504399A JP 37504399 A JP37504399 A JP 37504399A JP 2001188114 A JP2001188114 A JP 2001188114A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのような角度で光を受けても、その光を投
光位置から所定方向にオフセットした位置に返すことが
可能なリフレクタと、光軸調整作業を容易に行うことが
できるリフレクタ反射型光電センサを提供する。 【解決手段】 プリズム10に備えた主反射面12及び
両小斜面15A,15Bの3面は、それぞれが互いに直
角に交わるいわゆるコーナーキューブ構造となっている
から、プリズム10はどのような角度から光を受けて
も、この3面に順次に反射した光は、投光経路と並行し
た反射経路で、投光部側に戻される。そして、コーナー
キューブ状の3面で反射するときは、両主反射面11,
12における、互いに離れた受光点の間隔は、隣合った
両小斜面15A,15Bにおいて互いに離れた受光点の
間隔より大きくなるから、プリズム10が受けた光は、
主反射面11,12が並ぶ方向で大きくオフセットされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リフレクタ、リフ
レクタ反射型光電センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図18に示した従来の回帰リフレクタ反
射型光電センサは、投光部1と受光部2とを隣接させた
もので、この光電センサに備えたリフレクタ3は、図1
9に示すように、それぞれが90度の角度を有して配さ
れた3面4X,4Y,4Zで構成されたいわゆるコーナ
ーキューブを、蜂の巣状に複数並べた構造(道路に配さ
れた反射鏡と同じ構造)をなしている。これにより、リ
フレクタ3は、投光部1からどのような角度で光を受け
ても、投光部1とほぼ同じ位置に光を戻し、これが、投
光部1に隣接した受光部2に受光される。
【0003】これに対し、図20に示したリフレクタ反
射型光電センサには、投光部1と受光部2とをオフセッ
トさせて設けたもので、この光電センサには、リフレク
タとしてプリズム5が備えられている。プリズム5は、
一般に知られているように、受けた光をオフセットして
投光側に返すと共に、図21に示すように、プリズム5
の両主反射面6A,6Bが並んだ同図のX方向で、どの
ような角度で光を受けても、投光部1からオフセットし
た受光部2に光を返すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのX方向
と90度の角度を有して配された同図のY方向で、斜め
に光が照射された場合は、プリズム5は受けた光を受光
部2に返すことができない。このため、従来構造のプリ
ズム5を用いたリフレクタ反射型光電センサでは、光軸
調整に手間がかかる結果となっていた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、どのような角度で光を受けても、その光を投光位置
から所定方向にオフセットした位置に返すことが可能な
リフレクタと、光軸調整作業を容易に行うことができる
リフレクタ反射型光電センサの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記目的
を達成するため、請求項1の発明に係るリフレクタは、
互いに90度の角度を有して配された一対の主反射面を
備え、入射する光を、一方の主反射面から他方の主反射
面へと反射させて、入射する光の入射位置に対してオフ
セットした位置に返すリフレクタにおいて、一方の主反
射面は、平坦状をなし、他方の主反射面は、両主反射面
の交線に沿って複数の小斜面を連ねた波形構造をなすと
共に、隣り合った小斜面同士が互いに90度の角度をも
って配されたところに特徴を有する。
【0007】本発明のリフレクタによれば、波形構造の
主反射面に備えた隣り合う両小斜面(図5(A)の符号
15A,15B参照)と、平坦状の主反射面(図5
(A)の符号12参照)との3面にて、互いに90度の
角度に配された、いわゆるコーナーキューブ構造が構成
されるから、どのような角度から光を受けても、この3
面に順次に反射した光は、投光経路と平行な経路で、光
が投光された側に返る。ここで、両主反射面において、
互いに離れた受光点の間隔(図5(A)の受光点P1,
P2の間隔参照)は、隣合った両小斜面における互いに
離れた受光点の間隔(図5(A)の受光点P2,P3の
間隔参照)より大きくなるから、リフレクタが受けた光
は、主反射面が並ぶ方向で大きくオフセットされ、か
つ、両小斜面が並ぶ方向で、僅かにだけオフセットされ
て、光が投光された側に返される。
【0008】これにより、リフレクタは、受けた光を、
所定の方向にだけ大きくオフセットさせ、かつ、どのよ
うな角度から光を受けても、投光経路と平行な経路で、
投光部側に光を返すことができる。
【0009】また、投光部及び受光部を、相互にオフセ
ットさせて設け、投光部及び受光部に対向する位置に、
請求項1記載のリフレクタを備えてリフレクタ反射型光
電センサを構成すれば(請求項2の発明)、リフレクタ
が投光部から受けた光は、所定方向にだけ大きくオフセ
ットされて受光部に返される。ここで、リフレクタは、
どのような角度から光を受けても、投光経路と平行な経
路で受光部に光を返すから、リフレクタ反射型光電セン
サの光軸調整作業の容易化が図られる。
【0010】さらに、投光部から受光部への光路の途中
に、少なくとも2つ以上の請求項1記載のリフレクタを
配して、投光部からの光を、複数のリフレクタにて、順
次に複数回オフセットさせて、受光部で受けるようにし
てリフレクタ反射型光電センサを構成することができる
(請求項3の発明)。
【0011】そして、このリフレクタ反射型光電センサ
に備えた各リフレクタは、それぞれ受けた光を、所定方
向にだけ大きくオフセットさせ、かつ、どのような角度
から光を受けても、投光経路と平行な経路で、投光部側
に光を返すから、リフレクタによる反射回数が多いリフ
レクタ反射型光電センサにおいて、光軸調整を容易に行
うことができる。
【0012】また、上記したリフレクタ反射型光電セン
サにおいて、投光部の前面には、第1偏光部材が配され
る一方、受光部の前面には、第2偏光部材が配され、第
1と第2の偏光部材は、互いに異なる方向を偏光面とし
た光のみの通過を許容する構成とした場合は(請求項4
の発明)、以下のようになる。
【0013】即ち、投光部からの光は第1偏光部材を通
過することで、一方向のみを偏光面とした光として最初
のリフレクタに照射される。そして、リフレクタにてオ
フセットされて返されるときには、位相がずれて、ほぼ
自然光の近い楕円偏光に変わる。そして、この楕円偏光
は、以下リフレクタにて順次にオフセットされて、受光
部の前面に配された第2偏光部材に投光され、第2偏光
部材にて、今度は、前記一方向とは異なる他方向のみを
偏光面とした光だけが、通過を許容されて受光部に受光
される。そして、光軸の途中に、被検出物が位置した場
合には、受光部に光が受光されなくなって、これを検出
することができる。
【0014】ところが、投光部から投光された光が、リ
フレクタを通さずに、不正規の部位で正反射して、受光
部に向かう場合には、一方向のみを偏光面とした光が、
受光部の前面の第2偏光部材に投光されるから、この一
方向の光は、第2偏光部材を通過することができない。
これにより、正規の投光経路以外の経路を通って受光部
に検出光が受光されることが防がれ、S/N比が向上す
る。
【0015】また、投光部、受光部及び複数のリフレク
タの間を結ぶ複数の相互にオフセットした光軸のうち少
なくとも受光部に入射する光軸の1つ前の光軸が出射さ
れるリフレクタの出射面には、第3偏光部材が配され、
この第3偏光部材と受光部の前面に配した第2偏光部材
とが、互いに異なる方向を偏光面とした光のみの通過を
許容する構成とした場合は(請求項5の発明)、以下の
ようになる。即ち、受光部に入射する光軸の1つ前の光
軸に係る光の偏光面と、受光部の前面の偏光部材が通過
を許容する光の偏光面とが異なるから、受光部に入射す
る光軸の1つ前の光軸の光を、鏡面体が受けて受光部側
に反射させても、その反射光は、受光部の前方の偏光部
材を通過しない。これにより、受光素子の近傍に鏡面体
が位置したときの誤検出も防ぐことができる。
【0016】また、投光部は、レーザを光源とし、受光
部の前面には、レーザ光の偏光面と異なる方向の偏光部
材が配されている構成とした場合は(請求項6の発
明)、以下のようになる。即ち、投光部から出射された
光が、直接または不正規の部位で正反射して受光部側に
向かっても、その光は、受光部の前方の偏光部材を通過
せず、これにより、誤検出も防ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
リフレクタとしてのプリズムに係る第1実施形態を、図
1〜6に基づいて説明する。このプリズム10は、例え
ば、透明な樹脂で形成されて、図1に示すように、全体
的には、概ね直角三角柱状をなし、光が出入りする入出
光面13と、互いに90度の角度を有して配された一対
の主反射面11,12とを有する。
【0018】さて、上記した一方の主反射面12は、平
坦状に形成されているが、他方の主反射面11は、両主
反射面11,12の交線(図2の符号P14で示した位
置において、紙面を垂直に貫通する線)に沿って複数の
小斜面15を連ねた波形構造をなし、図3に示すよう
に、それら小斜面15は、隣合ったもの同士が、互いに
90度の角度を有して配されている。これにより、図5
に示すように、波形構造の主反射面に備えた隣り合う両
小斜面15,15(図5(A)の符号15A,15B参
照)と、平坦状の主反射面12との3面にて、互いに直
角に交わった、いわゆるコーナーキューブ構造(図19
参照)が構成される。
【0019】なお、これら小斜面15は、全て同じ幅
(図3の符号W参照)をなすように形成されているが、
小斜面は、隣合ったもの同士が、互いに90度の角度を
有して配されていれば、各小斜面の幅はそれぞれ異なっ
ていてもよい。従って、例えば、図4に示すように、交
互に幅が広い小斜面16Aと狭い小斜面16Bとが交互
に連ねられて波形をなす構造としてもよい。
【0020】次に、本実施形態のプリズム10の作用効
果について説明する。図5(A)及び図5(B)に示す
ように、本実施形態のプリズム10の入出光面13に入
光した光は、平坦状の主反射面12で反射して主反射面
11に向かい、主反射面11のうち隣合った両小斜面1
5A,15Bで反射して、入出光面13からプリズム1
0の外に出射される。ここで、主反射面12及び両小斜
面15A,15Bの3面は、それぞれが互いに直角に交
わるいわゆるコーナーキューブ構造となっているから、
プリズム10は、どのような角度から光を受けても、こ
の3面に順次に反射した光は、投光経路と平行な反射経
路で、投光部側に戻される。
【0021】特に、本実施形態のプリズム10では、図
6に示したY方向(小斜面15が並ぶ方向)において、
どのような角度で光を受けても、投光経路(図6の符号
R20参照)と平行な反射経路(図6の符号R21参
照)で、投光部側に光を返すことができる。そして、上
記コーナーキューブの3面で反射するときは、両主反射
面11,12における、互いに離れた受光点の間隔(図
5(A)の受光点P1,P2の間隔参照)は、隣合った
両小斜面15A,15Bにおいて互いに離れた受光点の
間隔(図5(A)の受光点P2,P3の間隔参照)より
大きくなるから、プリズム10が受けた光は、主反射面
11,12が並ぶ方向で大きくオフセットされ、かつ、
両小斜面15A,15Bが並ぶ方向で、僅かにだけオフ
セットされて投光部側に戻される。
【0022】このように、本実施形態のプリズム10で
は、受けた光を、所定方向にだけ大きくオフセットさ
せ、かつ、どのような角度から光を受けても、投光経路
と平行な反射経路で、投光部側に光を返すことができ
る。
【0023】なお、主反射面11,12は、90度の角
度をもって配されていれば、必ずしも繋がっている必要
はなく、図17に示すように、プリズムを同図の上方か
ら見たときに、台形形状をなすように形成してもよい。
【0024】<第2実施形態>以下、図7を参照しつ
つ、本発明のリフレクタとしての偏光保存型反射ミラー
に係る第2実施形態を説明する。この偏光保存型反射ミ
ラー20は、基部29に設けた谷部28を構成する一対
の斜面が、本発明に係る互いに90度の角度を有して配
された主反射面21,22をなし、これら主反射面2
1,22となっている。この主反射面21,22は、例
えば、非金属製の基部29上に金属等の反射体を蒸着、
コーティング、メッキ等されてなる。
【0025】そして、一方の主反射面22は、平坦状に
形成され、他方の主反射面21は、両主反射面21,2
2の交線(図7の符号P23で示した位置において、紙
面を垂直に貫通する線)に沿って複数の小斜面25を連
ねた波形構造をなす。また、それら小斜面25は、隣合
ったもの同士が、互いに90度の角度を有して配された
ように形成されている。
【0026】このように構成した本実施形態の偏光保存
型反射ミラー20によっても、第1実施形態と同様に、
受けた光を、所定方向にだけ大きくオフセットさせ、か
つ、どのような角度から光を受けても、投光経路と平行
な反射経路で、投光部側に光を返すことができる。
【0027】ところで、本実施形態の偏光保存型反射ミ
ラー20のように、主反射面21,22を電気の良導体
である金属面で構成した場合は、光は、その主反射面2
1,22での反射の前後で位相がほとんど変わらない。
従って、例えば、一方向を偏光面とした光が、偏光保存
型反射ミラー20で反射しても、その反射光は一方向を
偏光面とした光のまま反射される。このような偏光保存
作用は、また、偏光保存型反射ミラーの主反射面は、上
記した金属等の蒸着以外に、前記ミラー20の基部29
そのものを金属で構成して、これを鏡面仕上げした構成
としても得られる。さらに、例えば、前記第1実施形態
のプリズム10の主反射面11,12に金属等の反射体
を蒸着、コーティング、メッキ等しても、偏光保存作用
を得ることができる。
【0028】また、これに対し、第1実施形態のプリズ
ム10ように前記の誘電体である樹脂やガラスで主反射
面11,12を構成した場合には、光は、その主反射面
11,12での反射の前後で位相ずれが生じる。従っ
て、例えば、一方向を偏光面とした光が、プリズム10
で反射したときには、その反射光は、位相ずれにより、
多方向を偏光面とした楕円偏光に変わる。以下、これを
上記「偏光保存型」に対して「全反射型」と呼ぶことと
する。また、全反射型プリズムは、前記コーナーキュー
ブを構成する3面のうち少なくとも1つの面が、樹脂や
ガラス等で構成されていれば、擬似的な全反射型とする
ことができる。
【0029】以下の実施形態では、「プリズム」または
「反射ミラー」に「偏光保存型」か「全反射型」かのい
ずれかを付すことで両者の違いを明らかにするものと
し、いずれかも付していない場合は、「偏光保存型」
「全反射型」のいずれであってもよいものとする。さら
に、「偏光保存型」又は「全反射型」と付して説明して
あるものでは、その構造は、ミラーとプリズムのいずれ
であってもよいとする。
【0030】<第3実施形態>図8に示した本実施形態
に係るリフレクタ反射型光電センサ30は、投光素子3
1と受光素子32とを、相互にオフセットさせて備え、
投光素子31及び受光素子32と対向する位置に、前記
第1実施形態のプリズム10を備えてなる。
【0031】この構成により、プリズム10が投光素子
31から受けた光は、プリズム10にて、所定方向にだ
け大きくオフセットされて受光素子32に受光される。
このとき、プリズム10は、どのような角度から光を受
けても、投光経路(図8の符号R1)と平行な反射経路
(図8の符号R2)で受光素子32に光を返すから、リ
フレクタ反射型光電センサ30の光軸調整作業の容易化
が図られる。
【0032】尚、本実施形態では、投光素子31から投
光された光が、プリズム10の両主反射面11,12の
うち平坦状の主反射面12で先に反射する配置としてあ
るが、これらの反射順序はどちらでもよく、その他の各
実施形態でも同様である。
【0033】<第4実施形態>図9には、本発明のリフ
レクタ反射型光電センサの一例としてのエリアセンサに
係る実施形態が示されている。このエリアセンサは、対
向して配された一対のユニット35,36を備え、同図
における左側のユニット35には、その上端寄りに、投
光素子31が配されると共に、それより下方にオフセッ
トさせて、第1実施形態と同じ構成のプリズム37が設
けられている。このプリズム37は、入出光面13を相
手側ユニット36に対面させ、かつ、両主反射面37
U、37Dを上下方向に並べるようにして配されてい
る。
【0034】また、同図における右側のユニット36に
は、その上端寄りに、第1実施形態と同じ構成のプリズ
ム38が入出光面13を相手側ユニット36に対面さ
せ、かつ、両主反射面38U,38Dを上下方向に並べ
るようにして配されている。さらに、プリズム38の上
側の主反射面38Uは、投光素子31に対面し、下側の
主反射面38Dは、投光素子31の上側の主反射面37
Uに対面するように配されている。そして、ユニット3
6の下端寄り位置には、受光素子32が、相手側のプリ
ズム37の下側の主反射面37Dに対面するように配さ
れている。
【0035】本実施形態のエリアセンサでは、両ユニッ
ト35,36の間で、一方のユニット36のプリズム3
8が投光素子31から受けた光を、図9の下方にオフセ
ットさせて、相手側ユニット35のプリズム37に与
え、このプリズム37が、受けた光を更に下方にオフセ
ットさせて、受光素子32に与える。これにより、上下
方向にオフセットした並んだ3本の光軸が形成される。
【0036】ここで、各プリズム37,38は、前記第
1実施形態で説明したように、受けた光を、所定方向
(この場合、図9の下方)にだけ大きくオフセットさ
せ、かつ、どのような角度から光を受けても、投光経路
と平行な反射経路で、投光部側に光を返すことができる
から、プリズムによる反射回数が多い、エリアセンサに
おいて、光軸調整を容易に行うことができる。
【0037】<第5実施形態>本実施形態に係るエリア
センサは、図10に示されており、一方のユニット35
には、投光素子31と受光素子32とが、それらの間に
プリズム37を配して設けられ、他方のユニット36に
は、2つのプリズム38が設けられた構造をなす。そし
て、これらプリズム37,38,38は、互いにオフセ
ットして対面している。本実施形態のエリアセンサで
も、前記第4実施形態と同様の作用効果が得られると共
に、検出用の光軸の4本となって前記第4実施形態のも
のより、検出範囲が広がる。
【0038】これと同様にして、プリズムの数を変える
ことで、例えば、次述する図11に示した第6実施形態
のエリアセンサのように、検出用の光軸を8本にした
り、図12に示した第7実施形態のエリアセンサのよう
に6本にしたりして、検出範囲を所定の広さに変えるこ
とができる。
【0039】また、検出用の光軸を増やせば、以下のよ
うな効果も得られる。即ち、例えば、透明体を検出する
場合において、1本の光軸だけではその透明体に光が通
過して光の強度の減衰が僅かなときにも、検出用の光軸
を増やせば、透明体に光が複数回通過して光の減衰が大
きくなり、透明体を確実に検出することができる。
【0040】<第6実施形態>本実施形態のエリアセン
サは、図11に示されており、対向する両部位のうち一
方側に投光素子31と受光素子32とをまとめて配しか
つ全反射型プリズム37を3つ備え、他方側に全反射型
プリズム38を4つ備えた構成をなし、これにより検出
用の光軸が8本設けられた構成となっている。
【0041】そして、投光素子31の前面には、偏光フ
ィルタ40Xが配され、受光素子32の前面には、偏光
フィルタ40Yが配されている。ここで、偏光フィルタ
40Xは、楕円偏光のうち図11の上下方向を偏光面と
した光のみの通過を許容するもので、偏光フィルタ40
Yは、これと90度の角度を有して配された左右方向
(図11の紙面と90度の角度を有して配された方向)
を偏光面とした光のみの通過を許容するものである。
【0042】本実施形態の動作は以下の通りである。投
光素子31から偏光フィルタ40Xを通して投光された
光は、上下方向を偏光面とした光として同図の右側最上
段の全反射型プリズム38に入光する。そして、この光
は、全反射型プリズム38にてオフセットされて出射さ
れるときには、位相がずれて、多方向を偏光面とする楕
円偏光に変わる。そして、この楕円偏光は、以下、同図
の左右の全反射型プリズム37,38にて順次に下方に
オフセットされて、受光素子32の前面に配された偏光
フィルタ40Yに投光され、偏光フィルタ40Yにて、
今度は、左右方向を偏光面とした光だけが、通過を許容
されて受光素子32に受光される。そして、光軸(図1
1のR3)の途中に、被検出物が位置した場合には、受
光素子32に光が受光されなくなって、これを検出する
ことができる。
【0043】さて、投光素子31から投光された光は、
上記した正規の光路(光軸R3参照)を通らずに、例え
ば図11の符号R4にて示した場合のように、全反射型
プリズム37,38の入出光面13にて正反射し、受光
素子32に向かう場合がある。ところが、全反射型プリ
ズム37,38の入出光面13で正反射した光は、上下
方向を偏光面とした光のまま、受光素子32前方の偏光
フィルタ40Yに投光されるから、偏光フィルタ40Y
を通過することができない。これにより、受光素子32
に、正規の投光経路以外を経路を通って受光素子32に
検出光が受光されることが防がれ、S/N比が向上す
る。
【0044】なお、偏光保存型リフレクタ(例えば、第
2実施形態の偏光保存型反射ミラー20)の場合は、全
反射型リフレクタ(例えば、第1実施形態の全反射型プ
リズム10)の場合に比べて、位相ずれは少ないが、偏
光保存型であっても、多少は位相ずれが生じ、反射を繰
り返すことでこの位相ずれが増えて楕円偏光に近づくの
で、上記本第6実施形態において、全反射型プリズム3
7,38に代えて偏光保存型反射ミラー20を用いて
も、同様の作用効果を得ることができる。
【0045】<第7実施形態>本実施形態のエリアセン
サは、図12に示されており、対向する両部位のうち一
方側には、2つの全反射型プリズム37を間に配して投
光素子31及び受光素子32が設けられると共に、他方
側には、3つの全反射型プリズム38が備えられ、これ
により検出用の光軸が6本設けられた構成となってい
る。
【0046】そして、投光素子31の前面には、上記第
6実施形態で説明した偏光フィルタ40Xが配され、受
光素子32の前面には、やはり上記第6実施形態で説明
した偏光フィルタ40Yが配されている。これに加え、
受光素子32のすぐ上側に位置した全反射型プリズム3
7のうち光が出射される部位の前面には、上記第6実施
形態で説明した偏光フィルタ40Xが配されている。
【0047】このような構成とすれば、全反射型プリズ
ムにより順次にオフセットされて、全部で6本設けられ
た検出用の光軸のうち、図12の下から2番目の光軸
(図12の符号R6参照)は、上下方向を偏光面とした
光になり、それ以外の光軸(図12の符号R5及びR
8)の光は、楕円偏光となる。これにより、図12の下
から2番目の光軸の光を、鏡面体45が受けて受光素子
32側に反射させても、その反射光は、上下方向で振幅
した光であるから、偏光フィルタ40Yを通過しない。
これにより、不正規の部位で正反射したものによる誤検
出を防ぐことができる他、受光素子32の近傍に鏡面体
45が位置したときの誤検出も防ぐことができる。
【0048】<第8実施形態>本実施形態のエリアセン
サは、図13に示されており、上記した第7実施形態に
おいて、全反射型プリズム38Gを除く、全ての全反射
型プリズム37,38の前面に、偏光フィルタ40Xを
配した構成をなす。このような構成とすると、受光素子
32に入射する光軸R9’を除く全ての光軸R9は、上
下方向で振幅した光となり、光軸R9’は上下左右で振
幅した光となるから、受光素子32は、光を受光してい
る状態となる。そして、これら光軸を、位相ずれを生じ
させるフィルムが横切ると、受光素子32に光が受信さ
れる量が変化して、これを検出することができる。
【0049】<第9実施形態>本実施形態のエリアセン
サは、図11に示した上記第6実施形態において、同図
の右側最下部の全反射型プリズム38Eを除く全ての全
反射型プリズム37,38を、前記第2実施形態で説明
した偏光保存型反射ミラー20に代えた構成をなす。こ
こで、偏光保存型反射ミラー20は、受けた光を位相ず
れを起こさないようにして、返すことができるから、図
11の一番下の光軸の光以外は、上下方向を偏光面とし
た光となり、図11の一番下の光軸の光だけが、上下及
び左右方向を偏光面とした楕円偏光となって、受光素子
32の前面の偏光フィルタ40Yに与えられる。このよ
うな構成とすることで、位相ずれを生じさせるフィルム
を検出することができると共に、前記第7実施形態と同
様に、受光素子32の近傍に鏡面体が位置したときの誤
検出も防ぐことができる。
【0050】<第10実施形態>本実施形態のエリアセ
ンサは、図12に示した上記第7実施形態において、同
図の右側最下部の全反射型プリズム38Fを除く全ての
全反射型プリズム37,38を、前記第2実施形態で説
明した偏光保存型反射ミラー20に代えた構成をなす。
このような構成としても、上記第9実施形態と同様の作
用効果を得ることができる。
【0051】<第11実施形態>本実施形態のエリアセ
ンサは、図13に示した上記第8実施形態において、同
図の右側最下部の全反射型プリズム38Gを除く全ての
全反射型プリズム37,38を、前記第2実施形態で説
明した偏光保存型反射ミラー20に代えた構成をなす。
このような構成とすれば、上記第9及び第10実施形態
と同様の作用効果を得ることができる。
【0052】<第12実施形態>本実施形態のエリアセ
ンサは、図14に示されており、上記第8実施形態との
相違点が、全ての全反射型プリズム37,38の前面に
1/4波長板40Hが配した点にあり、その他の構成
は、第8実施形態と同じである。この1/4波長板40
Hは、上下方向で振幅した光が通過し、リフレクタ(こ
の場合プリズム)で反射した後、もう一度、この1/4
波長板40Hを通過して出てきたとき、左右方向で振幅
する光に変わり、これとは逆に、左右方向で振幅した光
の場合には、上下方向で振幅する光に変わる。このよう
な構成とすれば、鏡面体が検出エリアに位置したときの
誤検出が防がれる。
【0053】<第13実施形態>本実施形態のエリアセ
ンサは、図15に示されており、対向する両部位のうち
一方側には、投光素子31の下側に、前記第2実施形態
で説明した偏光保存型反射ミラー20が2つ並べて配さ
れ、他方側には、受光素子32の上側にやはり前記第2
実施形態で説明した偏光保存型反射ミラー20が2つ並
べて配されている。また、投光素子31の前面には、第
6実施形態で説明した偏光フィルタ40Xが配される一
方、受光素子32の前面には、第6実施形態で説明した
偏光フィルタ40Yが配されている。さらに、全偏光保
存型反射ミラー20の前面には、第12実施形態で説明
した1/4波長板40Hが配されている。このような構
成とすれば、図15に示された検出用の5本の光軸は、
上下方向を偏光面とした光の光軸(図15の符号RX)
と、左右方向を偏光面とした光の光軸(図15の符号R
Y)とが、上から交互に繰り返されるようにすることが
できる。
【0054】<第14実施形態>本実施形態のエリアセ
ンサは、図16に示されており、前記第13実施形態と
と同様に、対向する両部位の一方側に、投光素子31及
び一対の偏光保存型反射ミラー20を配し、他方側に、
受光素子32及び一対の偏光保存型反射ミラー20を配
して備える。また、投光素子31の前面には偏光フィル
タ40X、受光素子32の前面には偏光フィルタ40
Y、さらに、同図の左側の両偏光保存型反射ミラー2
0,20と、同図の右下側の偏光保存型反射ミラー20
の各前面に、1/4波長板40Hが配されている。この
ような構成とすれば、図16に示した検出用の5本の光
軸のうち、最上段の光軸は、上下方向を偏光面とした光
の光軸となり、この光は、受光素子32の前面の偏光フ
ィルタ40Yを通過できないから、投光素子31からの
光が、直接、偏光保存型反射ミラー20を介さず、直に
受光素子32に受光されてしまうことを防ぐことでき
る。なお、図16において、右上側の偏光保存型反射ミ
ラー20Jを、図1で示す全反射型プリズムに置き換
え、その全反射型プリズムの前面に、偏光フィルタ40
Xを配しても、上記本実施形態と同様の作用効果を得る
ことができる。
【0055】本発明は、上記第1〜14の各実施形態に
限定されるものではなく、上記以外にも要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変更して実施することができる。例え
ば、図22に示すように、投光素子31と受光素子32
とを横並びにして、その上方に横向きにプリズム10X
を配し、これと対向した位置に、一対の縦向きプリズム
10Y、10Zを横並びにして配した構成としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のプリズムの斜視図
【図2】 図1のA−A切断面におけるプリズムの断面
【図3】 図2のB方向から見たプリズムの斜上方側面
【図4】 小斜面の構造の変形例を示すプリズムの側面
【図5】(A),(B)光の反射を示すプリズムの斜視
【図6】(A),(B)光の反射を示すプリズムの斜上
方側面図
【図7】 第2実施形態の偏光保存型反射ミラーの側断
面図
【図8】 第3実施形態の構成を示すブロック図
【図9】 第4実施形態の構成を示すブロック図
【図10】 第5実施形態の構成を示すブロック図
【図11】 第6,9実施形態の構成を示すブロック図
【図12】 第7,10実施形態の構成を示すブロック
【図13】 第8,11,12実施形態の構成を示すブ
ロック図
【図14】 第11実施形態の構成を示すブロック図
【図15】 第13実施形態の構成を示すブロック図
【図16】 第14実施形態の構成を示すブロック図
【図17】 プリズムの構造の変形例を示す斜視図
【図18】 従来の光電センサの側面図
【図19】 コーナーキューブの斜視図
【図20】 従来のプリズム及び光電センサの斜視図
【図21】 従来のプリズム及び光電センサの斜視図
【図22】 従来のプリズム及び光電センサの斜視図
【符号の説明】
10,37,38…プリズム(リフレクタ) 11,12…主反射面 15…小斜面 20…偏光保存型反射ミラー(リフレクタ) 21,22…主反射面 25…小斜面 30…リフレクタ反射型光電センサ 31…投光素子(投光部) 32…受光素子(受光部) 37U,37D…主反射面 38D,38U…主反射面 40X,40Y…偏光フィルタ(偏光部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに90度の角度を有して配された一
    対の主反射面を備え、入射する光を、一方の前記主反射
    面から他方の前記主反射面へと反射させて、前記入射す
    る光の入射位置に対してオフセットした位置に返すリフ
    レクタにおいて、 一方の前記主反射面は、平坦状をなし、 他方の前記主反射面は、前記両主反射面の交線に沿って
    複数の小斜面を連ねた波形構造をなすと共に、隣り合っ
    た前記小斜面同士が互いに90度の角度をもって配され
    たことを特徴とするリフレクタ。
  2. 【請求項2】 投光部及び受光部を、相互にオフセット
    させて設け、 前記投光部及び受光部に対向する位置に、前記請求項1
    記載のリフレクタを備えたことを特徴とするリフレクタ
    反射型光電センサ。
  3. 【請求項3】 投光部から受光部への光路の途中に、少
    なくとも2つ以上の前記請求項1記載のリフレクタを配
    して、前記投光部からの光を、複数の前記リフレクタに
    て、順次に複数回オフセットさせて、前記受光部で受け
    るようにしたことを特徴とするリフレクタ反射型光電セ
    ンサ。
  4. 【請求項4】 前記投光部の前面には、第1偏光部材が
    配される一方、前記受光部の前面には、第2偏光部材が
    配され、前記第1と第2の偏光部材は、互いに異なる方
    向を偏光面とした光のみの通過を許容する構成としたこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載のリフレクタ反射型
    光電センサ。
  5. 【請求項5】 前記投光部、前記受光部及び複数の前記
    リフレクタの間を結ぶ複数の相互にオフセットした光軸
    のうち少なくとも前記受光部に入射する光軸の1つ前の
    光軸が出射されるリフレクタの出射面には、第3偏光部
    材が配され、この第3偏光部材と前記受光部の前面に配
    した前記第2偏光部材とが、互いに異なる方向を偏光面
    とした光のみの通過を許容する構成としたことを特徴と
    する請求項4記載のリフレクタ反射型光電センサ。
  6. 【請求項6】 前記投光部は、レーザを光源とし、前記
    受光部の前面には、レーザ光の偏光面と異なる方向の偏
    光部材が配されていることを特徴とする請求項2〜5の
    いずれかに記載のリフレクタ反射型光電センサ。
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