JP2001187957A - スプロケット - Google Patents

スプロケット

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JP2001187957A
JP2001187957A JP2000374519A JP2000374519A JP2001187957A JP 2001187957 A JP2001187957 A JP 2001187957A JP 2000374519 A JP2000374519 A JP 2000374519A JP 2000374519 A JP2000374519 A JP 2000374519A JP 2001187957 A JP2001187957 A JP 2001187957A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/30Chain-wheels
    • F16H2055/306Chain-wheels with means providing resilience or vibration damping in chain sprocket wheels

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  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェーンとの円滑な噛合関係を維持しつつ板
厚を全体的に薄肉に構成して軽量化が可能で、捩じれに
対する強度を十分に確保できるとともにプレス成形によ
り容易に製作可能で、デザイン的に優れたスプロケット
を提供する。 【解決手段】 板厚をチェーンに対して適正に噛合する
適正歯の歯元の厚さの4/5〜1/10に設定した金属
板からなり、少なくとも外周部に円周方向に沿って厚さ
方向に振幅する波形部2を形成するとともに、波形部2
の波の少なくとも頂部3の外端部に歯5を形成すること
で、歯5の見かけ上の厚さを適正歯と同じ厚さに設定
し、波形部2の少なくとも1つの波における頂部3間を
他の波における頂部間のピッチと異なるピッチに設定
し、この波においては頂部3の外端部に歯5を形成する
とともに頂部3間の傾斜部4Gの途中部の外端部に歯5
Gを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーンを介して
動力等を伝達する巻掛伝動装置のスプロケットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、オートバイや自転車或いは種々
の産業機械の動力伝達系において、チェーンとスプロケ
ットとを用いた巻掛伝動装置が広く採用されている。ま
た、チェーン及びスプロケットの形状やサイズに関して
は、JIS規格のJISB1801、JISB1802
に夫々規定されている。前記スプロケットにおいては、
材料の使用量を少なくしてその製作コストを安価にする
ためや、オートバイ等においては、車体重量の軽減や、
加速時における応答性などの改善のため、所定の配列で
複数の軽減孔を形成して、スプロケットの重量を軽減し
たものもある。また、オートバイの後輪側に設けられる
スプロケットは、外部に露出させることも多く、軽減孔
の形状によりオートバイの外観が大きく左右されるの
で、軽減孔の形状やサイズに関しても多数の提案がなさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように軽減孔を
設けることにより、スプロケットの重量はかなり軽減で
きるが、歯の強度、剛性を確保するため、スプロケット
の外周端部には軽減孔を形成できないので、現在なされ
ている以上の重量軽減は困難であった。しかも、加速時
における応答性の改善のためには、スプロケットの外周
側部分を軽量に構成することが好ましいが、前述のよう
に軽減孔ではスプロケットの外周側部分を十分に軽量に
構成できないという問題もある。
【0004】一方、チェーンは、平行配置された2枚の
ピンリンクプレート及びローラリンクプレートを交互に
配して、それを機械的にピン結合した構成になっている
関係上、許容し得る引張強度には自ずから限界があり、
現在使用しているものよりも幅の狭いものを使用する
と、強度的に問題が発生する。それに対して、スプロケ
ットにはチェーンのような機械的な連結部分がなく、し
かも、近年、強度、剛性に優れた素材が種々提案されて
いることから、従来の半分以下の肉厚でも同程度の強
度、剛性が得られるようになってきている。
【0005】そこで、チェーンは、十分な強度を有する
現状のサイズのものを使用し、スプロケットのみを薄肉
に構成してその重量を全体的に軽減することも考えられ
るが、スプロケットとチェーン間にスプロケットの厚さ
方向へのガタが発生し、噛み合いが円滑になされず騒音
の原因になったり、スプロケットやチェーンが偏摩耗し
たり、偏荷重によりスプロケットやチェーンが捩じれた
りする、という問題の発生が懸念される。
【0006】本発明の目的は、チェーンとの円滑な噛合
関係を維持しつつ板厚を全体的に薄肉に構成して軽量化
が可能で、しかも捩じれに対する強度を十分に確保でき
るとともにプレス成形により容易に製作可能で、デザイ
ン的に優れたスプロケットを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るスプロケ
ットは、板厚をチェーンに対して適正に噛合する適正歯
の歯元の厚さの4/5〜1/10に設定した金属板から
なり、少なくとも外周部に円周方向に沿って厚さ方向に
振幅する波形部を形成するとともに、波形部の波の少な
くとも頂部の外端部に歯を形成することで、歯の見かけ
上の厚さを適正歯と同じ厚さに設定し、波形部の少なく
とも1つの波における頂部間を他の波における頂部間の
ピッチと異なるピッチに設定し、この波においては頂部
の外端部及び頂部間の傾斜部の途中部の外端部に歯を形
成したものである。
【0008】ここで、請求項1記載のスプロケットの波
形部は、請求項2記載のように波形部の波の頂部をスプ
ロケットの径方向に放射状に形成したり、請求項3記載
のように、波形部の波の頂部をスプロケットの径方向に
対して傾斜状に形成したり、請求項4記載のように、波
形部の波の頂部をスプロケットの径方向に対して湾曲状
に形成することが好ましい実施例である。スプロケット
における波形部の形成位置としては、請求項5記載のよ
うに、スプロケットの中央部に形成した貫通孔から外周
部にかけて形成してもよいし、請求項6記載のように、
スプロケットの外周部近傍にのみ形成してもよい。波形
部は、請求項7記載のように、各波の頂部を平坦に形成
したり、請求項8記載のように、各波の頂部を折曲状に
形成してもよい。また、請求項9記載のように、スプロ
ケットの歯は平板状に形成してもよい。請求項10記載
のように、スプロケットにその重量を軽減するための軽
減孔を形成してもよい。軽減孔の形状としては、請求項
11乃至12に記載のように、円形や小判形を含む種々
の形状のものや、請求項13記載のように、スプロケッ
トの中央部に貫通孔に開口する軽減孔等を採用できる。
【0009】請求項14記載のように、スプロケットと
チェーンとの接触により発生するノイズを低減するため
のノイズ低減手段を備えることが好ましい。ノイズ低減
手段としては、請求項15乃至16に記載のように、合
成ゴムや合成樹脂などのエラストマーからなる緩衝材を
採用できる。ノイズ低減手段は、請求項17記載のよう
にスプロケットの歯底又は歯底近傍に設けたり、請求項
18記載のようにスプロケットの波形部の一部又は全部
の溝に充填状に設けたり、請求項19記載のように、ス
プロケットの波形部の頂部を覆うように設けたり、請求
項20記載のように、スプロケットの表裏両面又は片面
に設けることが可能であるが、いずれにしても、チェー
ンに接触すると、ノイズを効果的に低減できるが、ノイ
ズ低減手段の耐久性が低下するので、チェーンに対して
接触しないようにしつつ極力接近した位置に設けること
が好ましい。スプロケットに対するノイズ低減手段の固
定方法としては、請求項21記載のように接着剤で固定
したり、請求項22記載のようにスプロケットの波形部
に挿通孔を形成し、挿通孔を介して固定したり、接着剤
と挿通孔を併用する固定方法が考えられる。また、請求
項23記載のように、ノイズ低減手段として、環状のエ
ラストマーを用い、このエラストマーをスプロケットの
複数の歯に交互に係止させて、スプロケットの歯底付近
に位置決め固定してもよい。
【0010】
【作用】請求項1に係るスプロケットにおいては、スプ
ロケットの少なくとも外周部に、円周方向に沿って厚さ
方向に振幅する波形部が形成され、波形部の波の頂部の
外端部に歯が形成されているので、スプロケットの歯は
チェーンのローラに対してローラの一端側と他端側とに
交互に噛合することになり、スプロケットとチェーン間
におけるスプロケットの厚さ方向への遊びは常時適正な
状態に維持される。つまり、スプロケットの少なくとも
外周部に波形部を形成することで、チェーンの強度に応
じてスプロケットを薄肉に構成しても、チェーンに噛合
するスプロケットの歯の見かけ上の厚さは適正歯の厚さ
と同じになるので、スプロケットとチェーンとの噛合関
係は適正な状態に維持される。しかも、スプロケットに
波形部を形成することで、スプロケット全体の捩じれに
対する強度、剛性も高くなるし、スプロケットの回転に
より波形部が空気を切ることになるので、スプロケット
の温度上昇も抑制されることになる。更に、スプロケッ
トの使用途中で外面に付着した泥水等は、スプロケット
の回転による遠心力でスプロケットとチェーンとの噛合
部分へ移動することになるが、スプロケットの少なくと
も外周部には波形部を形成してあるので、泥水等は波形
部の溝に沿って外部へ効率的に排出され、スプロケット
とチェーン間に噛み込まれることはほとんどない。ま
た、波形部の少なくとも1つの波における頂部間を他の
波における頂部間のピッチと異なるピッチに設定し、こ
の波においては頂部の外端部及び頂部間の傾斜部の途中
部の外端部に歯を形成し、異なるピッチの波の個数を奇
数に設定することで、奇数歯のスプロケットを作製する
ことが可能となる。
【0011】請求項2乃至3記載のように、波形部の波
の頂部をスプロケットの径方向に対して放射状や傾斜状
や湾曲状に形成すると、波形部自体がスプロケットの外
観を特徴付けるデザインとして作用し、スプロケットの
外観が向上する。また、請求項5記載のように、波形部
をスプロケットの中央部の貫通孔から外周部にかけて形
成すると、スプロケット全体に占める波形部の面積が大
きくなり、波形部の外観が一層強調される。また、請求
項6記載のように、波形部をスプロケットの外周部近傍
にのみ形成すると、スプロケットの回転時における空気
抵抗を極力少なくすることが可能となる。
【0012】請求項10乃至13に記載のように、軽減
孔を形成すると、スプロケットの重量を一層低減するこ
とが可能となる。また、軽減孔として円形や小判形の軽
減孔を一定の規則で形成すると、軽減孔自体がスプロケ
ットの外観を特徴付けるデザインとして作用し、スプロ
ケットの外観が向上する。
【0013】請求項14乃至23記載のように、スプロ
ケットにノイズ低減手段を設けると、スプロケットとチ
ェーンとの接触により発生するノイズを低減して、チェ
ーン駆動時における静粛性を高めることが可能となる。
請求項15乃至16に記載のように、ノイズ低減手段と
しては、合成ゴムや合成樹脂などのエラストマーからな
る緩衝材を用いる場合には、緩衝材が弾性変形すること
により、スプロケットとチェーンとが接触することによ
る振動エネルギーと衝突エネルギーが吸収され、チェー
ン駆動時におけるノイズが低減されることになる。
【0014】請求項17記載のように、ノイズ低減手段
をスプロケットの歯底又は歯底近傍に設ける場合には、
ノイズ低減手段をスプロケットに噛合するチェーンに接
近配置させることが可能で、チェーン駆動時におけるノ
イズを効率的に低減できる。請求項18乃至19記載の
ように波形部に対してノイズ低減手段を設けると、波形
部の溝に充填されたノイズ低減手段がアンカーとして機
能するので、スプロケットに対するノイズ低減手段の結
合強度が高くなる。ノイズ低減手段は、請求項21記載
のように、接着剤でスプロケットに対して固定すること
も可能であるが、請求項22記載のように、スプロケッ
トの波形部に挿通孔を形成し、挿通孔を介して固定する
と、スプロケットに対するノイズ低減手段の取り付け強
度を一層向上できるばかりでなく、ノイズの低減効果に
も優れる。また、請求項23記載のように、ノイズ低減
手段として、環状のエラストマーを用い、このエラスト
マーをスプロケットの複数の歯に交互に係止させて、ス
プロケットの歯底付近に位置決め固定すると、スプロケ
ットに対するノイズ低減手段の組付けが容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。図1〜図8に示すスプロケット1
は、円板状の金属製の板状の部材をプレス成形して製作
され、各部の板厚は略同じに設定されている。但し、鋳
造等により製作することも可能である。スプロケット1
の外端部から中心部に向かって半径の約1/3の範囲に
は円周方向に一定周期で厚さ方向に振幅する波形部2が
折曲状に形成され、波形部2の各波の頂部3及び頂部3
から隣接する頂部3に至る傾斜部4は夫々放射状に配置
されている。波形部2の外周部には、頂部3の外端部が
歯先3aとなり、傾斜部4の外端部の途中部が歯底4a
となるように複数の歯5が形成され、歯5の先端部の頂
面側には面取り部5aが形成されている。尚、図1と図
6とは、同じスプロケット1の異なる周方向位置の波形
部2の構成を示すものである。
【0016】このスプロケット1には、図6〜図8に示
すように、波形部2の少なくとも1つの波における頂部
3間のピッチが、他の頂部3間のピッチP1の2倍、つ
まり1周期分のピッチをあけて頂部3が形成され、この
波においては、頂部3の外端部に歯5が形成されるとと
もに、頂部3間の傾斜部4Gの途中部の外端部に歯5G
が形成され、傾斜部4Gの個数を奇数に設定することで
奇数歯のスプロケットを実現できるように構成されてい
る。但し、傾斜部4Gの個数を偶数に設定すると、偶数
歯のスプロケットとなる。また、傾斜部4Gを複数設け
る場合には、スプロケット1のバランスを良くするた
め、円周一定間隔おきに設けることが好ましい。尚、後
述するスプロケット1A〜1Dにおいても、少なくとも
1つの波の頂部間を1周期分あけて設けて、両頂部間の
傾斜部の途中部の外端部に歯を形成し、傾斜部の個数を
奇数となすことで、奇数歯のスプロケットを製作するこ
とが可能である。
【0017】スプロケット1の板厚T1は、隣接する歯
5の歯元の厚さ方向の距離T2の4/5以上では重量軽
減のメリットを十分に得られず、1/5以下では強度を
十分に確保できないので、4/5〜1/5に設定されて
いる。但し、強度的に許すならば4/5〜1/10に設
定してもよい。図面では約1/2倍に設定され、隣接す
る2枚の歯5を仮想的に周方向にずらして重ね合わせる
と、通常のスプロケットの1枚の歯の断面形状と同じに
なるように構成されている。
【0018】スプロケット1の中央部には貫通孔6が形
成され、スプロケット1の波形部2と貫通孔6間には平
坦な取付部7が形成され、取付部7の半径方向の途中部
には4つの取付孔8が一定間隔おきに形成されている。
そして、例えば、オートバイのスプロケット1において
は、スプロケット1を後輪の回転軸に挿通させ、取付部
7を回転軸のフランジ部に4本のボルトで固定して回転
軸に取付られることになる。但し、スプロケット1の取
付部7に形成する取付孔8の個数は、任意に設定するこ
とが可能で、例えば6、5、3、8などの個数設けても
よい。波形部2の振幅の中心は、取付部7の厚さ方向の
中心と同一平面内に配置されている。但し、必ずしも同
一平面内に配置させる必要はなく、例えば取付部7の一
方の面と波形部2の一方の頂面とが同一平面内に配置さ
れるように設定したりすることも可能である。
【0019】次に、前記スプロケット1の作用、効果に
ついて説明する。図5に示すように、スプロケット1に
対してチェーン10は、歯5がローラ11に対してロー
ラ11の一端側と他端側とに交互に噛合するように張設
されることになる。このため、複数の歯5がチェーン1
0に噛合した状態では、スプロケット1の歯5とローラ
リンクプレート12及びピンリンクプレート13間に適
正なクリアランスが形成され、スプロケット1とチェー
ン10との噛合関係は常時適正な状態に維持されること
になる。このように、スプロケット1の厚さを通常のス
プロケット1の厚さの約1/2に設定しても、スプロケ
ット1はチェーン10に対して常時適正な状態に噛合す
るので、軽減孔等を設けなくても、スプロケット1の材
料使用量を約1/2に設定することが可能となる。ま
た、スプロケット1の外周部を波形状に形成すること
で、スプロケット1全体の捩じれに対する強度、剛性が
高められることになる。更に、スプロケット1に付着し
た泥水等が、波形部2の各波の頂部3の凹面側に形成さ
れる溝2aに沿って移動して、円滑に外部に排出される
ので、泥水等がスプロケット1とチェーン10間に噛み
込まれることによる、スプロケット1やチェーン10の
破損を未然に防止することが可能となる。
【0020】次に、前記スプロケット1の構成を部分的
に変更した他の実施例について説明する。尚、前記実施
例と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省
略する。 (1) 図9に示すスプロケット1Aのように、外周端
から貫通孔6に至る部分に波形部2Aを形成してもよい
し、図10に示すスプロケット1Bのように、外周近傍
部にのみに波形部2Bを形成してもよい。 (2) スプロケット1Bにおいて取付部7に、図1
1、図12に示すように、4つや8つの円形の軽減孔2
0を形成したり、図13に示すように、小判形の4つの
軽減孔21を形成したり、或いは図14に示すように、
貫通孔6から延びる切り抜き状の4つの軽減孔22を形
成したり、その他の種々の形状の軽減孔を任意の個数形
成して、スプロケット1Bの重量を一層軽減させるよう
にしてもよい。また、図示していないが、スプロケット
1においては、歯5の強度を低下させないように、波形
部2だけ或いは波形部2と取付部7とに亙って、またス
プロケット1Aにおいては、波形部2Aに円形や小判形
や切り抜き状或いはその他の種々の形状の軽減孔を形成
してもよい。
【0021】(3) スプロケット1の波形部2におい
ては頂部3を放射状に形成したが、図15に示すスプロ
ケット1Cの波形部2Cのように、頂部3Cを半径方向
に対して傾斜状に形成してもよい。尚、スプロケット1
A、1Bにおいても、スプロケット1Cと同様に頂部を
傾斜状に形成することが可能である。また、スプロケッ
ト1Bの波形部2Bにおいては頂部3を放射状に形成し
たが、図16に示すスプロケット1Dの波形部2Dのよ
うに、頂部3Dを湾曲状に形成してもよい。尚、スプロ
ケット1、1Aにおいても、スプロケット1Dと同様に
頂部3を湾曲状に形成することが可能である。 (4) スプロケット1、1A〜1Dでは頂部3を平坦
に形成したが、図17に示す頂部3Eのように、折曲状
に形成してもよいし、図18に示す頂部3Fのように、
歯が平板状になるように頂部3の付近をも平坦に形成し
てもよい。また、波形部2、2A〜2Cの波の周期を長
くして、傾斜部4の途中部の外端部にも歯を形成するよ
うにしてもよい。更に、図18のように構成する場合に
は、隣接する複数の歯を1組にして波の頂部3Fに形成
してもよい。
【0022】次に、本発明に係るスプロケットの参考技
術について図19〜図25を参照しながら説明するが、
この参考技術は本発明を構成するものではない。 (1) 図19、図20に示すスプロケット31のよう
に、スプロケット31の少なくとも外周部に、半径方向
に一定周期で厚さ方向に振幅する環状の波形部32を形
成し、波形部32の外周部に歯35を形成してもよい。
このスプロケット31においては、図21に示すよう
に、歯35に形成される波形部32の隣接する2つの頂
部33を対向するローラリンクプレート12間に位置さ
せることで、スプロケット31とチェーン10との噛合
関係が適正状態に維持されることになる。尚、波形部3
2の形成範囲は、スプロケット31の外縁部を含む範囲
であれば任意に設定することが可能である。
【0023】(2) 図22、図23に示すスプロケッ
ト41のように、スプロケット41の少なくとも外周部
に厚肉部42と薄肉部43とを円周方向に一定間隔おき
に交互に配置した波形部46を形成し、厚肉部42の外
端部に歯45を形成してもよい。このスプロケット41
におていは、図24に示すように、スプロケット41の
厚肉部42に形成した歯45が、通常のスプロケットの
歯と同様にチェーン10のローラ11の略全長に亙って
噛合することで、スプロケット41とチェーン10との
噛合関係が適正状態に維持される。尚、図25に示すよ
うに、波形部として波形状の薄肉部43Aを有する波形
部46Aを形成してもよい。このスプロケット41にお
いても、スプロケット1C、1Dと同様に、波形部46
Aの厚肉部42を半径方向に対して傾斜状や湾曲状に形
成してもよい。また、波形部46Aの形成範囲は、スプ
ロケット41の外縁部を含む範囲であれば任意に設定す
ることが可能である。
【0024】尚、上記各実施例のスプロケットに、チェ
ーンとの接触により発生するノイズを低減するためのノ
イズ低減手段を設けるようにしてもよい。例えば、図1
に示したスプロケット1の周辺に、図26に示すよう
に、可撓性且つ弾性を有する合成ゴムや合成樹脂などの
エラストマーからなる環状の緩衝材50を配置してもよ
い。この場合、緩衝材50は、スプロケット1の複数の
歯5に交互に係合させて、スプロケット1の外周部に沿
って配置させ、接着剤によってスプロケット1に固定す
ることになる。このように歯底4a付近に緩衝材50を
配置したので、チェーンとスプロケットとの噛み合い時
にチェーンのローラ11が緩衝材50に当たって、スプ
ロケット1とチェーンとの接触により発生するノイズが
低減される。
【0025】図26に示した例では、緩衝材50を周方
向の各部において一様な断面形状に形成したが、図27
に示すように、緩衝材50のうち歯5と接触する部分
に、歯5に嵌合する凹部52を形成してもよい。このよ
うに凹部52を形成すると、緩衝材50をほとんど撓ま
せることなくスプロケット1の外周部に配置できるの
で、緩衝材50の耐久性を向上させる上で好ましい。更
に、凹部52を歯5の基端部に隙間なく嵌合させれば、
スプロケット1と緩衝材50間への異物の侵入等を防止
できる。また、環状に形成した緩衝材50を、波形に形
成した歯5に合わせて波形に形成することによっても、
歯5との間に隙間を形成することなく該緩衝材50をス
プロケット1に取り付けることがでる。
【0026】図26及び図27では緩衝材50を環状に
形成した例を示したが、図28に示すように、スプロケ
ット1の歯底4aに緩衝材54を夫々個別に取り付けて
もよい。また、緩衝材54を波形部2の溝2a側へ延ば
して、スプロケット1と緩衝材54との結合強度を高め
るようにしてもよい。
【0027】図26〜図28で示した緩衝材50、54
は、チェーンに接触するように配置されているので、チ
ェーンの駆動時におけるノイズを効果的に低減できる
が、緩衝材50、54の耐久性の低下が問題になること
があるので、次のように構成してもよい。即ち、図2
9、図30に示すように、スプロケット1の波形部2の
各波の溝2aに緩衝材60を充填状に設け、この緩衝材
60を少なくともチェーン10と接触しないように接近
配置してもよい。この場合、緩衝材60は接着剤のみに
よりスプロケット1に固定することも可能であるが、図
30に示すように、波形部2の各頂部3に挿通孔61を
形成し、この挿通孔61にも緩衝材60を充填させて連
結部62を形成し、連結部62を介してスプロケット1
の表裏両面に配置される緩衝材60を連結させ、緩衝材
60をスプロケット1に固定してもよい。また、緩衝材
60が波形部2の頂部3よりも厚さ方向の外方側へ突出
しないようにする場合には、傾斜部4に挿通孔を形成し
て、表裏の緩衝材60を連結固定してもよい。
【0028】また、図31、図32に示すように、緩衝
材60の外縁を歯5の外縁と同じ位置或いは歯5の外縁
よりもやや内側の位置まで配置させてもよい。但し、緩
衝材60は、少なくともチェーン10と噛合する位置に
おいて、波形部2の頂部3よりも厚さ方向の外方へ突出
しないように構成することになる。このように構成する
と、緩衝材60がチェーン10に接触することを回避し
つつ緩衝材60をノイズの発生源付近に配置させること
が可能となるので、緩衝材60の耐久性を確保しつつ、
ノイズを一層効果的に防止できる。尚、全ての溝2aに
緩衝材60を充填状に設けたが、一部の溝2a、例えば
1乃至2個おきの溝2aに緩衝材60を設けてもよい。
また、スプロケットの一方の面側にのみ緩衝材60を設
けてもよい。更に、図7に示すスプロケット1Bのよう
に、波形部2をスプロケット1Bの外周部のみに形成す
る場合には、緩衝材60を取付部7側へ延ばして、取付
部7に形成した挿通孔を介して表裏の緩衝材60を連結
してもよい。更にまた、このような構成のノイズ低減手
段は、前述した各実施例のスプロケットの対しても同様
に設けることが可能である。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係るスプロケットによれば、
スプロケットの少なくとも外周部に波形部を形成し、波
形部の波の頂部の外端部に歯を形成するという、プレス
成形や鋳造により容易に製作可能な簡単な構成で、スプ
ロケットとチェーンとの噛合関係を適正に維持しつつ、
スプロケットをチェーンの強度に応じた厚さに構成して
その重量を容易に軽減することが可能となる。また、ス
プロケットの少なくとも外周部に波形部を形成すること
で、スプロケット全体の捩じれに対する強度、剛性を十
分に確保することが可能となる。しかも、波形部が空気
を切ることによりスプロケットが効率的に冷却されるの
で、スプロケットの熱変形も防止できる。更に、スプロ
ケットに付着した泥水等が、スプロケットとチェーン間
に噛み込まれることなく円滑に外部に排出されるので、
スプロケットやチェーンの破損を未然に防止することが
可能となる。更にまた、奇数歯のスプロケットを作製す
ることが可能となる。
【0030】請求項2乃至3記載のように構成すると、
波形部自体がスプロケットの外観を特徴付けるデザイン
として作用し、スプロケットの外観が向上する。請求項
5記載のように構成すると、スプロケット全体に占める
波形部の面積が大きくなり、波形部の外観を一層強調で
きる。また、請求項6記載のように構成すると、スプロ
ケットの回転時における空気抵抗を極力少なくすること
が可能となる。請求項10乃至13に記載のように構成
すると、軽減孔によりスプロケットの重量を一層低減す
ることが可能となる。また、軽減孔として円形や小判形
の軽減孔を一定の規則で形成すると、軽減孔自体がスプ
ロケットの外観を特徴付けるデザインとして作用し、ス
プロケットの外観が向上する。請求項14乃至23記載
のように構成すると、ノイズ低減手段によりスプロケッ
トとチェーンとの接触により発生するノイズを低減し
て、チェーン駆動時における静粛性を高めることが可能
となる。
【0031】請求項17記載のように構成すると、ノイ
ズ低減手段をスプロケットに噛合するチェーンに極力接
近配置させることが可能で、チェーン駆動時におけるノ
イズを効率的に低減できる。請求項18乃至19記載の
ように構成すると、波形部の溝を活用してスプロケット
に対するノイズ低減手段の結合強度を向上できる。請求
項23記載のように構成すると、環状のエラストマーを
スプロケットの複数の歯に交互に係止させることで、ス
プロケットに対してノイズ低減手段を効率良く組付ける
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスプロケットの正面図
【図2】 同スプロケットの歯の展開図
【図3】 図1のIII-III 線断面図
【図4】 図1のIV−IV線断面図
【図5】 チェーンとの噛合状態を示す説明図
【図6】 他の実施例に係るスプロケットの正面図
【図7】 図6に示す波形部の歯の展開図
【図8】 図6に示す波形部の図3相当図
【図9】 他の実施例に係るスプロケットの正面図
【図10】 他の実施例に係るスプロケットの正面図
【図11】 他の実施例に係るスプロケットの正面図
【図12】 他の実施例に係るスプロケットの正面図
【図13】 他の実施例に係るスプロケットの正面図
【図14】 他の実施例に係るスプロケットの正面図
【図15】 他の実施例に係るスプロケットの正面図
【図16】 他の実施例に係るスプロケットの正面図
【図17】 他の実施例に係るスプロケットの図3相当
【図18】 他の実施例に係るスプロケットの図3相当
【図19】 参考技術に係るスプロケットの正面図
【図20】 図19のXX-XX線断面図
【図21】 同スプロケットのチェーンとの噛合関係を
示す説明図
【図22】 参考技術に係るスプロケットの正面図
【図23】 同スプロケットの図3相当図
【図24】 同スプロケットのチェーンとの噛合関係を
示す説明図
【図25】 参考技術に係るスプロケットの図3相当図
【図26】 ノイズ低減手段を組付けたスプロケットの
正面図
【図27】 他の構成のノイズ低減手段を組付けたスプ
ロケットの側面図
【図28】 他の構成のノイズ低減手段を組付けたスプ
ロケットの正面図
【図29】 他の構成のノイズ低減手段を組付けたスプ
ロケットの正面図
【図30】 同ノイズ低減手段を組付けたスプロケット
の縦断面図
【図31】 他の構成のノイズ低減手段を組付けたスプ
ロケットの正面図
【図32】 同ノイズ低減手段を組付けたスプロケット
の縦断面図
【符号の説明】
1 スプロケット 2 波形部 2a 溝 3 頂部 3a 歯先 4 傾斜部 4a 歯底 4G 傾斜部 5 歯 5a 面取り部 5G 歯 6 貫通孔 7 取付部 8 取付孔 10 チェーン 11 ローラ 12 ローラリンクプレート 13 ピンリンクプレート 1A スプロケット 2A 波形部 1B スプロケット 2B 波形部 20 軽減孔 21 軽減孔 22 軽減孔 1C スプロケット 2C 波形部 3C 頂部 1D スプロケット 2D 波形部 3D 頂部 3E 頂部 3F 頂部 31 スプロケット 32 波形部 33 頂部 35 歯 41 スプロケット 42 厚肉部 43 薄肉部 45 歯 46 波形部 46A 波形部 43A 薄肉部 50 緩衝材 52 凹部 54 緩衝材 60 緩衝材 61 挿通孔 62 連結部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板厚をチェーンに対して適正に噛合する
    適正歯の歯元の厚さの4/5〜1/10に設定した金属
    板からなり、 少なくとも外周部に円周方向に沿って厚さ方向に振幅す
    る波形部を形成するとともに、波形部の波の少なくとも
    頂部の外端部に歯を形成することで、歯の見かけ上の厚
    さを適正歯と同じ厚さに設定し、 波形部の少なくとも1つの波における頂部間を他の波に
    おける頂部間のピッチと異なるピッチに設定し、この波
    においては頂部の外端部及び頂部間の傾斜部の途中部の
    外端部に歯を形成したスプロケット。
  2. 【請求項2】 波形部の波の頂部をスプロケットの径方
    向に放射状に形成した請求項1記載のスプロケット。
  3. 【請求項3】 波形部の波の頂部をスプロケットの径方
    向に対して傾斜状に形成した請求項1記載のスプロケッ
    ト。
  4. 【請求項4】 波形部の波の頂部をスプロケットの径方
    向に対して湾曲状に形成した請求項1記載のスプロケッ
    ト。
  5. 【請求項5】 スプロケットの中央部に貫通孔を形成
    し、該貫通孔から外周部にかけて波形部を形成した請求
    項1〜4のいずれか1項記載のスプロケット。
  6. 【請求項6】 波形部をスプロケットの外周部近傍にの
    み形成した請求項1〜4のいずれか1項記載のスプロケ
    ット。
  7. 【請求項7】 各波の頂部を平坦に形成した請求項1〜
    6のいずれか1項記載のスプロケット。
  8. 【請求項8】 各波の頂部を折曲状に形成した請求項1
    〜6のいずれか1項記載のスプロケット。
  9. 【請求項9】 スプロケットの歯を平板状に形成した請
    求項1〜6のいずれか1項記載のスプロケット。
  10. 【請求項10】 スプロケットにその重量を軽減するた
    めの軽減孔を形成した請求項1〜9のいずれか1項記載
    のスプロケット。
  11. 【請求項11】 軽減孔として円形の開口を形成した請
    求項10記載のスプロケット。
  12. 【請求項12】 軽減孔として小判形の開口を形成した
    請求項10記載のスプロケット。
  13. 【請求項13】 スプロケットの中央部に貫通孔を形成
    し、貫通孔に開口する軽減孔を形成した請求項10記載
    のスプロケット。
  14. 【請求項14】 スプロケットとチェーンとの接触によ
    り発生するノイズを低減するためのノイズ低減手段を備
    えた請求項1〜13のいずれか1項記載のスプロケッ
    ト。
  15. 【請求項15】 ノイズ低減手段として、スプロケット
    に緩衝材を取付けた請求項14記載のスプロケット。
  16. 【請求項16】 緩衝材として、スプロケットにエラス
    トマーを取付けた請求項15記載のスプロケット。
  17. 【請求項17】 ノイズ低減手段をスプロケットの歯底
    又は歯底近傍に設けた請求項14〜16のいずれか1項
    記載のスプロケット。
  18. 【請求項18】 ノイズ低減手段をスプロケットの波形
    部の一部又は全部の溝に充填状に設けた請求項14〜1
    7のいずれか1項記載のスプロケット。
  19. 【請求項19】 ノイズ低減手段をスプロケットの波形
    部の頂部を覆うように設けた請求項18記載のスプロケ
    ット。
  20. 【請求項20】 ノイズ低減手段をスプロケットの表裏
    両面又は片面に設けた請求項14〜19のいずれか1項
    記載のスプロケット。
  21. 【請求項21】 ノイズ低減手段を接着剤でスプロケッ
    トに固定した請求項14〜20のいずれか1項記載のス
    プロケット。
  22. 【請求項22】 スプロケットの波形部に挿通孔を形成
    し、挿通孔を介してノイズ低減手段をスプロケットに固
    定した請求項14〜21のいずれか1項記載のスプロケ
    ット。
  23. 【請求項23】 ノイズ低減手段として、環状のエラス
    トマーを用い、このエラストマーをスプロケットの複数
    の歯に交互に係止させて、スプロケットの歯底付近に位
    置決め固定した請求項14記載のスプロケット。
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