JP2001187063A - ケーブル状引っ張り要素を引き伸ばすための外科用器具 - Google Patents
ケーブル状引っ張り要素を引き伸ばすための外科用器具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 引っ張り要素を用いて脊椎骨を引き伸ばす外
科用器具において、引っ張り要素に加えられた張力を測
定可能とすること。 【解決手段】 ケーブル状、帯状またはコード状の引っ
張り要素5を伸張するための外科用器具は、手での作動
が可能なレバーシステムを備える。第1作動レバーおよ
び第2作動レバー1,2は、第3レバー3により共同的
に接続される。システムの基本位置において、第1レバ
ー1の設置用開口部15内と、第2レバー2および第3
レバー3の挟持ギャップ32内とには、引っ張り要素5
を配置することができる。一方の作動レバー2を、曲げ
弾性を有するビーム20´,10´内に形成する。ビー
ム20´,10´の形状変化の程度は測定可能である。
この形状変化と引っ張り要素5の張力との関係は既知で
ある。これを認識し、形状変化を測定装置209,21
1,8で測定した結果、張力が設定可能となる。
科用器具において、引っ張り要素に加えられた張力を測
定可能とすること。 【解決手段】 ケーブル状、帯状またはコード状の引っ
張り要素5を伸張するための外科用器具は、手での作動
が可能なレバーシステムを備える。第1作動レバーおよ
び第2作動レバー1,2は、第3レバー3により共同的
に接続される。システムの基本位置において、第1レバ
ー1の設置用開口部15内と、第2レバー2および第3
レバー3の挟持ギャップ32内とには、引っ張り要素5
を配置することができる。一方の作動レバー2を、曲げ
弾性を有するビーム20´,10´内に形成する。ビー
ム20´,10´の形状変化の程度は測定可能である。
この形状変化と引っ張り要素5の張力との関係は既知で
ある。これを認識し、形状変化を測定装置209,21
1,8で測定した結果、張力が設定可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル状、帯状
またはコード状の引っ張り要素を引っ張るための外科用
器具に関する。
またはコード状の引っ張り要素を引っ張るための外科用
器具に関する。
【0002】
【従来の技術】引っ張り要素は、例えば、金属ワイヤ製
のケーブル、プラスチックフィラメント製の合成糸、ま
たは複数のヤーンより構成された直線状綱とし得るが、
この種の引っ張り要素を略してバンドとも称することに
する。
のケーブル、プラスチックフィラメント製の合成糸、ま
たは複数のヤーンより構成された直線状綱とし得るが、
この種の引っ張り要素を略してバンドとも称することに
する。
【0003】ドゥオイヤー(Dwyer)は、脊柱の弯
曲(脊柱側弯症)の外科処置のための手術方法を開発し
た。この手術方法では、患者の身体内でケーブルおよび
ねじにより一連の隣接する複数の脊椎骨同士を共に引き
伸ばし、脊柱の補強部を形成する。この手術にはケーブ
ル式引っ張り装置が用いられる。この種の装置は英国特
許出願出願公開第A−1551707号により公知であ
る。このケーブル式引っ張り装置は、レバー様の第1の
部分と、ケーブルの把持要素として形成された第2の部
分とを備えている。これら2つの部分は、メインジョイ
ントを介して互いに接続されている。第2の部分は、複
数のレバーが3つのジョイントを介して互いに接続され
たレバーシステムである。これらのレバーのうち2つ
は、把持要素の挟持ギャップを形成する。
曲(脊柱側弯症)の外科処置のための手術方法を開発し
た。この手術方法では、患者の身体内でケーブルおよび
ねじにより一連の隣接する複数の脊椎骨同士を共に引き
伸ばし、脊柱の補強部を形成する。この手術にはケーブ
ル式引っ張り装置が用いられる。この種の装置は英国特
許出願出願公開第A−1551707号により公知であ
る。このケーブル式引っ張り装置は、レバー様の第1の
部分と、ケーブルの把持要素として形成された第2の部
分とを備えている。これら2つの部分は、メインジョイ
ントを介して互いに接続されている。第2の部分は、複
数のレバーが3つのジョイントを介して互いに接続され
たレバーシステムである。これらのレバーのうち2つ
は、把持要素の挟持ギャップを形成する。
【0004】バンドを引っ張る別の外科用器具として、
先に例示したケーブル式引っ張り装置よりも少ない数の
相互に移動可能な部分から組み立てたものが開発されて
いる。この外科用器具は、以下の特徴を備えた手動可能
なレバーシステムとして特徴付けることができる。
先に例示したケーブル式引っ張り装置よりも少ない数の
相互に移動可能な部分から組み立てたものが開発されて
いる。この外科用器具は、以下の特徴を備えた手動可能
なレバーシステムとして特徴付けることができる。
【0005】即ち、このレバーシステムは、第3レバー
により共同的に動くように接続された2つの作動レバー
と、このレバー間に配置した複数のばねから構成されて
いる。このレバーシステムにおいて、システムの安定な
基本位置は、機械的応力を受けているばねと、2つの作
動レバーと第3レバーとの間で作用する移動の限界とに
より与えられる。第1作動レバーの先端部には、引っ張
り要素用の設置用開口部を配置し、第2作動レバーの先
端部には、引っ張り要素用の挟持ギャップに対する第1
のジョー(あご)を配置する。第3レバーには、この挟
持ギャップに対する第2のジョーを設置する。システム
の基本位置では、引っ張り要素は、第1作動レバーにあ
る設置用開口部および第2作動レバーにある挟持ギャッ
プに挿入される。手で作動レバーを同時に押圧すると、
第2作動レバーが第3レバーに対して旋回移動する。そ
の結果、挟持ギャップが狭くなるので、引っ張り要素が
堅固に挟持される。さらに一緒に押圧すると、2つの作
動レバーの先端間の距離は大きくなる。第3レバーは、
2つの側板を有する弓のように対称的に形成されてお
り、第1および第2作動レバーはジャーナルボルトで2
つの側板の間に旋回可能に配置され、ジャーナルボルト
は2つの側板の穴に固定される。第3レバーの挟持ジョ
ーは弓形状のうちのクラウン(頂部)位置に設けられて
いる。他の挟持ジョーおよび側板の部分と共に、バンド
に対しては側方に閉じた通路が与えられる。3つのレバ
ーより構成されるこのシステムでは、ジョイント軸受の
製造が複雑かつコスト高であることが分かった。
により共同的に動くように接続された2つの作動レバー
と、このレバー間に配置した複数のばねから構成されて
いる。このレバーシステムにおいて、システムの安定な
基本位置は、機械的応力を受けているばねと、2つの作
動レバーと第3レバーとの間で作用する移動の限界とに
より与えられる。第1作動レバーの先端部には、引っ張
り要素用の設置用開口部を配置し、第2作動レバーの先
端部には、引っ張り要素用の挟持ギャップに対する第1
のジョー(あご)を配置する。第3レバーには、この挟
持ギャップに対する第2のジョーを設置する。システム
の基本位置では、引っ張り要素は、第1作動レバーにあ
る設置用開口部および第2作動レバーにある挟持ギャッ
プに挿入される。手で作動レバーを同時に押圧すると、
第2作動レバーが第3レバーに対して旋回移動する。そ
の結果、挟持ギャップが狭くなるので、引っ張り要素が
堅固に挟持される。さらに一緒に押圧すると、2つの作
動レバーの先端間の距離は大きくなる。第3レバーは、
2つの側板を有する弓のように対称的に形成されてお
り、第1および第2作動レバーはジャーナルボルトで2
つの側板の間に旋回可能に配置され、ジャーナルボルト
は2つの側板の穴に固定される。第3レバーの挟持ジョ
ーは弓形状のうちのクラウン(頂部)位置に設けられて
いる。他の挟持ジョーおよび側板の部分と共に、バンド
に対しては側方に閉じた通路が与えられる。3つのレバ
ーより構成されるこのシステムでは、ジョイント軸受の
製造が複雑かつコスト高であることが分かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、バン
ドの引っ張り装置としての使用が可能であるとともに、
伸張中のバンドに作用する張力の測定を可能とするよう
な3レバーシステムとして構成される器具を形成するこ
とにある。さらに、この器具は、3つのレバーから問題
が生じることなく器具の組立てが可能となるような形態
で提供するべきである。目的の第1の部分は、請求項1
または2の特徴を有する器具によって満たされる。ま
た、目的の両部分は、請求項3または4による器具によ
って満たされる。
ドの引っ張り装置としての使用が可能であるとともに、
伸張中のバンドに作用する張力の測定を可能とするよう
な3レバーシステムとして構成される器具を形成するこ
とにある。さらに、この器具は、3つのレバーから問題
が生じることなく器具の組立てが可能となるような形態
で提供するべきである。目的の第1の部分は、請求項1
または2の特徴を有する器具によって満たされる。ま
た、目的の両部分は、請求項3または4による器具によ
って満たされる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、第3レバーにより共同
的に接続された2つのレバーである第1作動レバーおよ
び第2作動レバーを有する、手で作動可能なレバーシス
テムを備え、システムの基本位置において、第1レバー
の設置用開口部内、または第2レバーおよび第3レバー
の挟持ギャップ内で、ケーブル状、帯状またはコード状
の引っ張り要素を伸張するための外科用器具において、
作動レバーの1つを、曲げ弾性を有するビームとしての
1つの部分内に形成し、ビームの形状変化の程度を測定
することが可能であり、この形状変化と引っ張り要素の
伸張との関係は既知であり、これを認識し、形状変化を
測定装置で測定した結果から、張力を設定することが可
能であるか、または、同じ目的のために機能する手段
が、対応する作動レバーにて作用するトルクを測定する
ために備えられていることを要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明は、第3レバーにより共同
的に接続された2つのレバーである第1作動レバーおよ
び第2作動レバーを有する、手で作動可能なレバーシス
テムを備え、システムの基本位置において、第1レバー
の設置用開口部内、または第2レバーおよび第3レバー
の挟持ギャップ内で、ケーブル状、帯状またはコード状
の引っ張り要素を伸張するための外科用器具において、
作動レバーの1つを、曲げ弾性を有するビームとしての
1つの部分内に形成し、ビームの形状変化の程度を測定
することが可能であり、この形状変化と引っ張り要素の
伸張との関係は既知であり、これを認識し、形状変化を
測定装置で測定した結果から、張力を設定することが可
能であるか、または、同じ目的のために機能する手段
が、対応する作動レバーにて作用するトルクを測定する
ために備えられていることを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
器具において、前記基本位置が、少なくとも1つのばね
を前記レバー間に配置した結果として、または他の手段
により対応する力を作用させた結果としての、安定位置
を表すことを要旨とする。
器具において、前記基本位置が、少なくとも1つのばね
を前記レバー間に配置した結果として、または他の手段
により対応する力を作用させた結果としての、安定位置
を表すことを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
器具において、前記第3レバーが1枚の側板のみを有し
て非対称的に形成され、2つのレバージョイント用のジ
ャーナルボルトが前記第3レバーの一部であり、単一の
ばねが前記第3レバーに固着され、前記第3レバーの挟
持ジョーがU字型通路の底面であり、前記ばねは、各々
が機械的応力下において作動レバーの内側面で接触状態
にある2つのアームを有しており、前記第2レバーの挟
持ジョーは前記U字型通路内に没入しており、前記第2
レバーと前記第3レバーとの間に作用する移動の限界
が、別個に挿入可能な当接ピンによって付与されること
を要旨とする。
器具において、前記第3レバーが1枚の側板のみを有し
て非対称的に形成され、2つのレバージョイント用のジ
ャーナルボルトが前記第3レバーの一部であり、単一の
ばねが前記第3レバーに固着され、前記第3レバーの挟
持ジョーがU字型通路の底面であり、前記ばねは、各々
が機械的応力下において作動レバーの内側面で接触状態
にある2つのアームを有しており、前記第2レバーの挟
持ジョーは前記U字型通路内に没入しており、前記第2
レバーと前記第3レバーとの間に作用する移動の限界
が、別個に挿入可能な当接ピンによって付与されること
を要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
記載の器具において、相互に磁気引力で作用し合う磁石
要素をばねの代わりに使用とし、これらの磁石要素のう
ち少なくとも1つは永久磁石であり、他方の磁石要素ま
たはその他の複数の磁石要素は強磁性であり、1つの永
久磁石または複数の永久磁石のうち1つは前記挿入開口
部と前記レバージョイントとの間の範囲内において前記
第1作動レバー内に配置され、更に、前記他方の磁石要
素またはその他の複数の要素は、前記第2作動レバー内
または前記第3レバー内のそれぞれ対応する位置に配置
されることを要旨とする。
記載の器具において、相互に磁気引力で作用し合う磁石
要素をばねの代わりに使用とし、これらの磁石要素のう
ち少なくとも1つは永久磁石であり、他方の磁石要素ま
たはその他の複数の磁石要素は強磁性であり、1つの永
久磁石または複数の永久磁石のうち1つは前記挿入開口
部と前記レバージョイントとの間の範囲内において前記
第1作動レバー内に配置され、更に、前記他方の磁石要
素またはその他の複数の要素は、前記第2作動レバー内
または前記第3レバー内のそれぞれ対応する位置に配置
されることを要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項記載の器具において、前記曲げ弾性を有
するビームは、前記基準ビームと隣接して配置されてお
り、前記2つのビームは同じ方向に実質的に平行に延
び、前記セグメントはビームの方向と交差するように前
記ビームと接続し、該セグメント上に、形状変化を測定
するための目盛りを備えていることを要旨とする。
のいずれか1項記載の器具において、前記曲げ弾性を有
するビームは、前記基準ビームと隣接して配置されてお
り、前記2つのビームは同じ方向に実質的に平行に延
び、前記セグメントはビームの方向と交差するように前
記ビームと接続し、該セグメント上に、形状変化を測定
するための目盛りを備えていることを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
器具において、前記曲げ弾性を有するビームの前記セグ
メントを、基準ビームにおけるセグメントとの協働で曲
げ限界が生じるように、幾何学的に形成することを要旨
とする。
器具において、前記曲げ弾性を有するビームの前記セグ
メントを、基準ビームにおけるセグメントとの協働で曲
げ限界が生じるように、幾何学的に形成することを要旨
とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれか1項記載の器具において、センサ、具体的に
は歪みゲージまたは圧電結晶を有するセンサを、前記引
っ張り要素に作用する張力を測定する手段として備え、
前記センサは、前記引っ張り要素に作用している張力を
表示するための電気測定装置または電子測定装置の少な
くとも一方の一部であることを要旨とする。
のいずれか1項記載の器具において、センサ、具体的に
は歪みゲージまたは圧電結晶を有するセンサを、前記引
っ張り要素に作用する張力を測定する手段として備え、
前記センサは、前記引っ張り要素に作用している張力を
表示するための電気測定装置または電子測定装置の少な
くとも一方の一部であることを要旨とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項7記載の
器具において、前記測定装置を、前記センサが配置され
ている前記作動レバーに、または当該作動レバー内に組
み込むことを要旨とする。
器具において、前記測定装置を、前記センサが配置され
ている前記作動レバーに、または当該作動レバー内に組
み込むことを要旨とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8
のいずれか1項記載の器具において、前記第1作動レバ
ーの前記設置用開口部が、眼状の孔または2つのフォー
クの歯間の間隙であることを要旨とする。
のいずれか1項記載の器具において、前記第1作動レバ
ーの前記設置用開口部が、眼状の孔または2つのフォー
クの歯間の間隙であることを要旨とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項1乃至
請求項9のいずれか1項記載の器具において、前記挟持
ギャップの前記ジョーが、前記挟持表面上にリブ付けを
有し、該リブ付けの縁端の向きが好ましくは張力の方向
と交差するように延びることを要旨とする。
請求項9のいずれか1項記載の器具において、前記挟持
ギャップの前記ジョーが、前記挟持表面上にリブ付けを
有し、該リブ付けの縁端の向きが好ましくは張力の方向
と交差するように延びることを要旨とする。
【0017】請求項11に記載の発明は、請求項1乃至
10のいずれか1項記載の器具において、前記ゼロ点の
表示を、前記引っ張り要素上に作用する張力を測定する
手段に備え、同ゼロ点表示を設定可能であることを要旨
とする。
10のいずれか1項記載の器具において、前記ゼロ点の
表示を、前記引っ張り要素上に作用する張力を測定する
手段に備え、同ゼロ点表示を設定可能であることを要旨
とする。
【0018】請求項12に記載の発明は、請求項1乃至
請求項11のいずれか1項記載の器具の使用方法におい
て、バンドと共に引き伸ばされる隣接する脊椎骨に挿入
されるペディキュラねじを用いたことを要旨とする。従
属請求項4乃至11は、本発明の器具の有効な実施形態
に関する。
請求項11のいずれか1項記載の器具の使用方法におい
て、バンドと共に引き伸ばされる隣接する脊椎骨に挿入
されるペディキュラねじを用いたことを要旨とする。従
属請求項4乃至11は、本発明の器具の有効な実施形態
に関する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
について説明する。図1に示す本発明による器具、即
ち、バンド引っ張り装置は、ジョイント11および22
の位置で第3レバーによって接続される2つのレバー1
およびレバー2より構成されたレバーシステムである。
2つのレバー1,2、即ち、第1作動レバーおよび第2
作動レバーは、図1にその一部のみを示すハンドル10
およびハンドル20を有する。器具は非対称に設計され
ており、図中の可視側は、図1の下半分に鏡像として示
した不可視側とは異なっている(図1の下側半分には、
側板の最下表面のみを示し、またハンドル10および2
0の一部を一点鎖線で示してある)。
について説明する。図1に示す本発明による器具、即
ち、バンド引っ張り装置は、ジョイント11および22
の位置で第3レバーによって接続される2つのレバー1
およびレバー2より構成されたレバーシステムである。
2つのレバー1,2、即ち、第1作動レバーおよび第2
作動レバーは、図1にその一部のみを示すハンドル10
およびハンドル20を有する。器具は非対称に設計され
ており、図中の可視側は、図1の下半分に鏡像として示
した不可視側とは異なっている(図1の下側半分には、
側板の最下表面のみを示し、またハンドル10および2
0の一部を一点鎖線で示してある)。
【0020】レバー1,2および3の間に配置されると
共に機械的応力を受けているばね4と、移動限界とによ
り、システムの安定な基本位置が得られる。第1作動レ
バー1と第3レバー3との間の移動限界は、第3レバー
3の部分31によって形成される。第2作動レバー2と
第3レバー3との間の移動限界は、当接ピン35によっ
て形成される。図1において、仮想レバー位置では、第
1作動レバー1がずれた位置にあり、他の2つのレバー
2、3が基本位置内のそれぞれの位置にあることがわか
る。
共に機械的応力を受けているばね4と、移動限界とによ
り、システムの安定な基本位置が得られる。第1作動レ
バー1と第3レバー3との間の移動限界は、第3レバー
3の部分31によって形成される。第2作動レバー2と
第3レバー3との間の移動限界は、当接ピン35によっ
て形成される。図1において、仮想レバー位置では、第
1作動レバー1がずれた位置にあり、他の2つのレバー
2、3が基本位置内のそれぞれの位置にあることがわか
る。
【0021】ケーブル状、帯状またはコード状の引っ張
り要素、端的に言えばバンド5(図2参照)のための設
置用開口部15を、第1作動レバー1の先端13に配設
する。バンド5のための挟持ギャップ32に対する第1
のジョー33´を、第3レバー3の先端33に配置す
る。この挟持ギャップ32に対する第2のジョー23´
を、第2作動レバー2の一端23に設ける。システムの
基本位置において、第1作動レバー1の設置用開口部1
5、および第2作動レバー2の挟持ギャップ32にバン
ド5を挿入することが可能である。作動レバー1および
2を同時に手で押圧する(矢印7´および7″で図示)
すると、第2作動レバー2が第3レバー3に対して小さ
な枢動を行って挟持ギャップ32が狭くなり、その結
果、バンド5が堅固に挟持される。さらに共に押しつづ
けると、離間移動が起こり、2つの作動レバー1および
2の先端13と33との間の距離が大きくなる。
り要素、端的に言えばバンド5(図2参照)のための設
置用開口部15を、第1作動レバー1の先端13に配設
する。バンド5のための挟持ギャップ32に対する第1
のジョー33´を、第3レバー3の先端33に配置す
る。この挟持ギャップ32に対する第2のジョー23´
を、第2作動レバー2の一端23に設ける。システムの
基本位置において、第1作動レバー1の設置用開口部1
5、および第2作動レバー2の挟持ギャップ32にバン
ド5を挿入することが可能である。作動レバー1および
2を同時に手で押圧する(矢印7´および7″で図示)
すると、第2作動レバー2が第3レバー3に対して小さ
な枢動を行って挟持ギャップ32が狭くなり、その結
果、バンド5が堅固に挟持される。さらに共に押しつづ
けると、離間移動が起こり、2つの作動レバー1および
2の先端13と33との間の距離が大きくなる。
【0022】図2は、本発明による器具の前面部を示
す。この器具の前面部によって、上述した離間移動によ
りバンド5は伸張状態に置かれている。図2において、
第1のペディキュラ(pedicular)ねじ61の
頭部64の中に延びる円筒ねじ63によって、バンド5
を固定する。第1のペディキュラねじ61からプラスチ
ック管60(いわゆる、クッション)を介して第2のペ
ディキュラねじ62の頭部64´へとバンド5を通過さ
せて、そこで別の円筒ねじ63´で伸張状態に固定する
ことが可能である。脊髄手術では、ペディキュラねじ6
1,62および管60より構成されたユニット6を用い
て、管60の長さによって与えられる距離で2つの隣接
する脊椎骨を固定する。
す。この器具の前面部によって、上述した離間移動によ
りバンド5は伸張状態に置かれている。図2において、
第1のペディキュラ(pedicular)ねじ61の
頭部64の中に延びる円筒ねじ63によって、バンド5
を固定する。第1のペディキュラねじ61からプラスチ
ック管60(いわゆる、クッション)を介して第2のペ
ディキュラねじ62の頭部64´へとバンド5を通過さ
せて、そこで別の円筒ねじ63´で伸張状態に固定する
ことが可能である。脊髄手術では、ペディキュラねじ6
1,62および管60より構成されたユニット6を用い
て、管60の長さによって与えられる距離で2つの隣接
する脊椎骨を固定する。
【0023】第3レバー3(図3参照)は、1枚の側板
30だけを非対称的に備えた設計となっている。2つの
レバージョイント11,22のためのジャーナルボルト
110,220は、第3レバー3の一部である。ボルト
に対応する穴を有する作動レバー1および2に、ボルト
110,220を取り付けて、スクリューで回転可能に
接続する。
30だけを非対称的に備えた設計となっている。2つの
レバージョイント11,22のためのジャーナルボルト
110,220は、第3レバー3の一部である。ボルト
に対応する穴を有する作動レバー1および2に、ボルト
110,220を取り付けて、スクリューで回転可能に
接続する。
【0024】第3レバー3の挟持ジョー33´は、U字
型通路の底面を形成する。第2レバー2の挟持ジョー2
3´は、このU字型通路内に没入している。第2作動レ
バー2と第3レバー3との間で行われる移動の限界が、
別個に挿入可能な当接ピン35によって付与される。幾
何学的理由により、当接ピン35が従来のように存在し
ない場合、作動レバー2は第3レバー3とだけ結合する
ことができる。
型通路の底面を形成する。第2レバー2の挟持ジョー2
3´は、このU字型通路内に没入している。第2作動レ
バー2と第3レバー3との間で行われる移動の限界が、
別個に挿入可能な当接ピン35によって付与される。幾
何学的理由により、当接ピン35が従来のように存在し
ない場合、作動レバー2は第3レバー3とだけ結合する
ことができる。
【0025】ばね4は、ねじ34によって第3レバー3
に固定される(図2参照)。ばね4は2本のアーム41
および42を有する。各アームは、機械的応力下では、
作動レバー1および2の内側面43において接触状態に
ある。アーム41,42は内側面43の溝の中を摺動可
能である。第1作動レバー1の設置用開口部15は眼状
の孔であるが、2つのフォークの歯間の間隙としてフォ
ークのように設計することも可能である。挟持ギャップ
32のジョー23´および33´は、挟持表面230,
330上にリブ付けを有するという利点がある。リブ付
けの縁端は、バンド5に作用する張力の方向と交差する
向きに設けることが好ましい。
に固定される(図2参照)。ばね4は2本のアーム41
および42を有する。各アームは、機械的応力下では、
作動レバー1および2の内側面43において接触状態に
ある。アーム41,42は内側面43の溝の中を摺動可
能である。第1作動レバー1の設置用開口部15は眼状
の孔であるが、2つのフォークの歯間の間隙としてフォ
ークのように設計することも可能である。挟持ギャップ
32のジョー23´および33´は、挟持表面230,
330上にリブ付けを有するという利点がある。リブ付
けの縁端は、バンド5に作用する張力の方向と交差する
向きに設けることが好ましい。
【0026】図4は、バンド5を堅固に挟持した器具の
前面部を示す。ここでも、作動レバー1は基本位置にあ
る。当接ピン35は作動レバー2から離れている。作動
レバー2は、曲げ弾性があるビーム20´としての部分
に沿ってハンドル20の側面上に形成される(図1およ
び図5参照)。ビーム20´の形状変化の程度を測定す
ることができる。ビーム20´の形状変化とバンド5の
張力との関係を求めることが可能であり、これは既知で
あるとする。バンド引っ張り装置の作動時、バンド5で
の張力は制御することができるので、バンド5の張力は
上述のことを認識し、形状変化を測定した結果から設定
が可能である。曲げ弾性を有するビーム20´は基準ビ
ーム21と隣接して配置されている。2つのビーム20
´,21は、ギャップ210に沿って互いに平行に延び
る。セグメント20a,21aは、ギャップ210と交
差する方向でビーム20´および21に接続する。セグ
メント20aおよび21aには、それぞれ形状変化を測
定するための目盛り209a,209bおよび211を
付ける。目盛り線209a,211は、例えば、バンド
5の伸張が超えてはならない限度に達すると、目盛り線
209a,211が共通直線上に来るように付けられる
(図5参照)。目盛り線209aをゼロ点に規定する。
この状態では、張力はもはや作用することもなく、バン
ド5は挟持ギャップ32内で固定される。別個に装着可
能な薄膜に目盛りを付けて備えることが可能である。こ
れらの薄膜は経験的に得られたゼロ点に基づいて装着す
ることが可能である。
前面部を示す。ここでも、作動レバー1は基本位置にあ
る。当接ピン35は作動レバー2から離れている。作動
レバー2は、曲げ弾性があるビーム20´としての部分
に沿ってハンドル20の側面上に形成される(図1およ
び図5参照)。ビーム20´の形状変化の程度を測定す
ることができる。ビーム20´の形状変化とバンド5の
張力との関係を求めることが可能であり、これは既知で
あるとする。バンド引っ張り装置の作動時、バンド5で
の張力は制御することができるので、バンド5の張力は
上述のことを認識し、形状変化を測定した結果から設定
が可能である。曲げ弾性を有するビーム20´は基準ビ
ーム21と隣接して配置されている。2つのビーム20
´,21は、ギャップ210に沿って互いに平行に延び
る。セグメント20a,21aは、ギャップ210と交
差する方向でビーム20´および21に接続する。セグ
メント20aおよび21aには、それぞれ形状変化を測
定するための目盛り209a,209bおよび211を
付ける。目盛り線209a,211は、例えば、バンド
5の伸張が超えてはならない限度に達すると、目盛り線
209a,211が共通直線上に来るように付けられる
(図5参照)。目盛り線209aをゼロ点に規定する。
この状態では、張力はもはや作用することもなく、バン
ド5は挟持ギャップ32内で固定される。別個に装着可
能な薄膜に目盛りを付けて備えることが可能である。こ
れらの薄膜は経験的に得られたゼロ点に基づいて装着す
ることが可能である。
【0027】曲げ弾性を有するビーム20´のセグメン
ト20aは、基準ビーム21のセグメント21aとの協
働で曲げ限界を生じるように、幾何学的に形成すること
が可能である。この種の曲げ限界の一例を図5に示す。
即ち、セグメント20aの端部20bがフック形状にな
るように設計されている。
ト20aは、基準ビーム21のセグメント21aとの協
働で曲げ限界を生じるように、幾何学的に形成すること
が可能である。この種の曲げ限界の一例を図5に示す。
即ち、セグメント20aの端部20bがフック形状にな
るように設計されている。
【0028】曲げ弾性があるビーム20´には、センサ
を、具体的には歪みゲージ8を、取り付けることが可能
である。このセンサは、バンド5に作用する張力を表示
する電気測定装置または電子測定装置(図示せず)の少
なくとも一方の測定装置の一部である。測定装置はセン
サ8,9を配置する作動レバー位置に、または作動レバ
ー内に組み込むことができる。
を、具体的には歪みゲージ8を、取り付けることが可能
である。このセンサは、バンド5に作用する張力を表示
する電気測定装置または電子測定装置(図示せず)の少
なくとも一方の測定装置の一部である。測定装置はセン
サ8,9を配置する作動レバー位置に、または作動レバ
ー内に組み込むことができる。
【0029】図6に、歪みゲージの第2の例を示す。作
動レバー2はハンドル部分20および前部20″から2
つのねじ28で組み立てられる。曲げ弾性を有するビー
ム20´の2つの側面に、2つの歪みゲージ8a,8b
を取り付ける。2つの軟質の被覆層80a,80bがセ
ンサである歪みゲージ8a,8bのカプセルの機能を果
たすが、この被覆層80a,80bが及ぼすビーム20
´の形状変化への影響は、実際上無視できる程度のもの
である。カム207およびビーム208は、過負荷から
の保護の目的で曲げを制限するように作用する。
動レバー2はハンドル部分20および前部20″から2
つのねじ28で組み立てられる。曲げ弾性を有するビー
ム20´の2つの側面に、2つの歪みゲージ8a,8b
を取り付ける。2つの軟質の被覆層80a,80bがセ
ンサである歪みゲージ8a,8bのカプセルの機能を果
たすが、この被覆層80a,80bが及ぼすビーム20
´の形状変化への影響は、実際上無視できる程度のもの
である。カム207およびビーム208は、過負荷から
の保護の目的で曲げを制限するように作用する。
【0030】図7に示すのは、バンド5における引っ張
りを監視する他の可能な手段、即ち、バンド5を引っ張
る間に作動レバー2にて作用するトルクを測定する手段
である。このレバー2は、ハンドル部分20および前部
20″から同様に組み立てられるが、ここでは、ジョイ
ント29を介している。2つの部分20″および20そ
れぞれの2つの強化プレートレット91および92の間
に配置した圧電結晶9は、2つの作動レバー10と20
とを共に押圧する間、圧力状態に置かれているが、これ
はレバー2にて作用するトルクに比例するので、バンド
5の張力にも比例する。
りを監視する他の可能な手段、即ち、バンド5を引っ張
る間に作動レバー2にて作用するトルクを測定する手段
である。このレバー2は、ハンドル部分20および前部
20″から同様に組み立てられるが、ここでは、ジョイ
ント29を介している。2つの部分20″および20そ
れぞれの2つの強化プレートレット91および92の間
に配置した圧電結晶9は、2つの作動レバー10と20
とを共に押圧する間、圧力状態に置かれているが、これ
はレバー2にて作用するトルクに比例するので、バンド
5の張力にも比例する。
【0031】センサと表示装置との間の測定連鎖に付随
して、次のような注意を加えることができる。即ち、表
示装置において信号判定が行われる。この信号判定の結
果は、視覚的表示または聴覚的表示の少なくともいずれ
か一方により示される。センサが歪みゲージの場合に
は、電流の供給が必要である。センサが圧電結晶の場合
には、ゼロ修正を行い得ることが必要である。電圧ある
いは電流信号(歪みゲージ)用の測定値増幅器または電
荷増幅(圧電結晶)用の測定値増幅器を、それぞれ、器
具内または表示装置内に組み込むことができる。歪みゲ
ージは、半ブリッジ回路または全ブリッジ回路内に共に
接続することができる。測定値増幅器と表示装置とをつ
なぐ接続ケーブルは、水蒸気滅菌が可能であり、ねじれ
(キンク)に対する保護手段を有するものでなければな
らない。絶縁材に好ましい材料は、シリコーンゴムまた
はテフロン(登録商標)の少なくとも一方である。器具
とケーブルとの間およびケーブルと表示装置との間のイ
ンターフェースは、医療での使用に適していなければな
らない。即ち、滅菌および気密封止が可能なプラグ接続
の形態を採らなければならない。器具とケーブルとの間
のインターフェースは、着脱自在とする代わりに、固定
することも可能である。
して、次のような注意を加えることができる。即ち、表
示装置において信号判定が行われる。この信号判定の結
果は、視覚的表示または聴覚的表示の少なくともいずれ
か一方により示される。センサが歪みゲージの場合に
は、電流の供給が必要である。センサが圧電結晶の場合
には、ゼロ修正を行い得ることが必要である。電圧ある
いは電流信号(歪みゲージ)用の測定値増幅器または電
荷増幅(圧電結晶)用の測定値増幅器を、それぞれ、器
具内または表示装置内に組み込むことができる。歪みゲ
ージは、半ブリッジ回路または全ブリッジ回路内に共に
接続することができる。測定値増幅器と表示装置とをつ
なぐ接続ケーブルは、水蒸気滅菌が可能であり、ねじれ
(キンク)に対する保護手段を有するものでなければな
らない。絶縁材に好ましい材料は、シリコーンゴムまた
はテフロン(登録商標)の少なくとも一方である。器具
とケーブルとの間およびケーブルと表示装置との間のイ
ンターフェースは、医療での使用に適していなければな
らない。即ち、滅菌および気密封止が可能なプラグ接続
の形態を採らなければならない。器具とケーブルとの間
のインターフェースは、着脱自在とする代わりに、固定
することも可能である。
【0032】図8に示すのは、図1乃至図5の代表的な
機械的実施形態に対する代替実施形態、即ち、伸張され
るバンド5の引っ張りを機械的表示で監視する、本発明
に基づくバンド引っ張り装置の例に対する代替実施形態
である。この例では、曲げ弾性を有するビーム10´と
して設計された部分は、第1作動レバー1の一部である
が、実際には、先端13とジョイント11との間のS字
型形状の前方領域の一部である。基準ビーム12は前方
領域の2つめの部分である。この基準ビーム12の底面
には、作動レバー1と第3レバー3との間を接続させる
ジョイント11が配置されている。図示しないバンド5
を引っ張る間(図2参照)、ビーム10´および20の
先端13a、13bにおける当該ビーム10´,20間
の距離は、(張力に比例して)短縮する。基本位置が付
与する距離aが非常に効果的に設けられているので、所
望の張力に達すると、即ち、距離aがゼロになるとビー
ム10´およびビーム12が接触する。両ビーム10´
および12は、それぞれ、バンド5のための設置用開口
部15aおよび15bをその先端13a、13bに備え
る。手術中、外科医は距離aをよく確認できないので、
図8に示す代替の機械的な第1の代表的実施形態の方が
好ましい。
機械的実施形態に対する代替実施形態、即ち、伸張され
るバンド5の引っ張りを機械的表示で監視する、本発明
に基づくバンド引っ張り装置の例に対する代替実施形態
である。この例では、曲げ弾性を有するビーム10´と
して設計された部分は、第1作動レバー1の一部である
が、実際には、先端13とジョイント11との間のS字
型形状の前方領域の一部である。基準ビーム12は前方
領域の2つめの部分である。この基準ビーム12の底面
には、作動レバー1と第3レバー3との間を接続させる
ジョイント11が配置されている。図示しないバンド5
を引っ張る間(図2参照)、ビーム10´および20の
先端13a、13bにおける当該ビーム10´,20間
の距離は、(張力に比例して)短縮する。基本位置が付
与する距離aが非常に効果的に設けられているので、所
望の張力に達すると、即ち、距離aがゼロになるとビー
ム10´およびビーム12が接触する。両ビーム10´
および12は、それぞれ、バンド5のための設置用開口
部15aおよび15bをその先端13a、13bに備え
る。手術中、外科医は距離aをよく確認できないので、
図8に示す代替の機械的な第1の代表的実施形態の方が
好ましい。
【0033】図9に示す別の代替実施形態では、相互に
磁気引力で作用する磁石要素45、46および47は、
ばね4の代わりに使用されている。これら磁石要素4
5,46,47のうち少なくとも1つは永久磁石45で
あり、他方の磁石要素またはその他の複数の磁石要素4
6,47は強磁性である。永久磁石45または永久磁石
の内の1つは、挿入開口部15とレバージョイント11
との間の範囲内の第1作動レバー1内に配置される。他
方の磁石要素またはその他の複数の要素46および47
は、第2作動レバー内または第3レバー内のそれぞれの
対応する位置に配置される。
磁気引力で作用する磁石要素45、46および47は、
ばね4の代わりに使用されている。これら磁石要素4
5,46,47のうち少なくとも1つは永久磁石45で
あり、他方の磁石要素またはその他の複数の磁石要素4
6,47は強磁性である。永久磁石45または永久磁石
の内の1つは、挿入開口部15とレバージョイント11
との間の範囲内の第1作動レバー1内に配置される。他
方の磁石要素またはその他の複数の要素46および47
は、第2作動レバー内または第3レバー内のそれぞれの
対応する位置に配置される。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による外科
用器具は、ケーブル状、帯状またはコード状の引っ張り
要素を伸張させるバンド引っ張り装置として使用すると
共に、伸張中のバンドに作用する張力を測定するために
使用することができる。
用器具は、ケーブル状、帯状またはコード状の引っ張り
要素を伸張させるバンド引っ張り装置として使用すると
共に、伸張中のバンドに作用する張力を測定するために
使用することができる。
【図1】本発明による器具を示す斜視図。
【図2】引っ張った状態にあるバンドを備えた上記器具
の前部を示す正面図。
の前部を示す正面図。
【図3】本発明による器具の第3レバーを示す正面図。
【図4】バンドを堅固に挟持した器具の前部を示す正面
図。
図。
【図5】力測定を行う手段を備えた第2作動レバーの切
欠図。
欠図。
【図6】力測定を行う手段を備えた別の第2作動レバー
の切欠図。
の切欠図。
【図7】力測定を行う手段を備えた別の第2作動レバー
の切欠図。
の切欠図。
【図8】図1乃至図5の例示的な機械的実施形態の代替
実施形態を示す正面図。
実施形態を示す正面図。
【図9】磁石要素がばねの代わりに使用されている別の
代替実施形態を示す正面図。
代替実施形態を示す正面図。
1…第1レバー、2…第2レバー,3…第3レバー、4
…ばね、5…引っ張り要素(バンド)、8,8a,8b
…測定装置としての歪みゲージ、9…圧電結晶、10´
…ビーム、11…レバージョイント、15…設置用開口
部、20a,21a…セグメント、21…基準ビーム、
22…レバージョイント、23´…挟持ジョー、30…
側板、32…挟持ギャップ、33´…挟持ジョー、35
…当接ピン、41,42…アーム、45,46,47…
磁石、61,62…ペディキュラねじ、209a,20
9b,211…測定装置としての目盛り、330…挟持
表面。
…ばね、5…引っ張り要素(バンド)、8,8a,8b
…測定装置としての歪みゲージ、9…圧電結晶、10´
…ビーム、11…レバージョイント、15…設置用開口
部、20a,21a…セグメント、21…基準ビーム、
22…レバージョイント、23´…挟持ジョー、30…
側板、32…挟持ギャップ、33´…挟持ジョー、35
…当接ピン、41,42…アーム、45,46,47…
磁石、61,62…ペディキュラねじ、209a,20
9b,211…測定装置としての目盛り、330…挟持
表面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン ブライメッサー スイス国 CH−8353 エルグ ガイスビ ュールシュトラーセ 45 アー (72)発明者 シモン カスット スイス国 CH−9200 ゴッサウ ビショ ッフスツェラーシュトラーセ 45 (72)発明者 レト ブラウンシュバイラー スイス国 CH−8413 ネフテンバッハ シュールシュトラーセ 148
Claims (12)
- 【請求項1】 第3レバー(3)により共同的に接続さ
れた2つのレバー(1,2)である第1作動レバー
(1)および第2作動レバー(2)を有する、手で作動
可能なレバーシステムを備え、システムの基本位置にお
いて、第1レバー(1)の設置用開口部(15)内、ま
たは第2レバー(2)および第3レバー(3)の挟持ギ
ャップ(32)内で、ケーブル状、帯状またはコード状
の引っ張り要素(5)を伸張するための外科用器具にお
いて、 作動レバーの1つ(2)を、曲げ弾性を有するビーム
(20´,10´)としての1つの部分内に形成し、ビ
ーム(20´,10´)の形状変化の程度を測定するこ
とが可能であり、この形状変化と引っ張り要素の伸張と
の関係は既知であり、これを認識し、形状変化を測定装
置(209,211,8)で測定した結果から、張力を
設定することが可能であるか、または、同じ目的のため
に機能する手段(9)が、対応する作動レバー(2)に
て作用するトルクを測定するために備えられていること
を特徴とする器具。 - 【請求項2】 前記基本位置が、少なくとも1つのばね
(4)を前記レバー間に配置した結果として、または他
の手段(45,46,47)により対応する力を作用さ
せた結果としての、安定位置を表すことを特徴とする請
求項1記載の器具。 - 【請求項3】 前記第3レバー(3)が1枚の側板(3
0)のみを有して非対称的に形成され、2つのレバージ
ョイント(11,22)用のジャーナルボルト(11
0,220)が前記第3レバー(3)の一部であり、単
一のばね(4)が前記第3レバー(3)に固着され、前
記第3レバー(3)の挟持ジョー(33´)がU字型通
路(32,33)の底面であり、前記ばね(4)は、各
々が機械的応力下において作動レバー(1,2)の内側
面で接触状態にある2つのアーム(41,42)を有し
ており、前記第2レバー(2)の挟持ジョー(23´)
は前記U字型通路内(32,33)に没入しており、前
記第2レバー(2)と前記第3レバー(3)との間に作
用する移動の限界が、別個に挿入可能な当接ピン(3
5)によって付与されることを特徴とする請求項2記載
の器具。 - 【請求項4】 相互に磁気引力で作用し合う磁石要素
(45,46,47)をばね(4)の代わりに使用と
し、これらの磁石要素(45,46,47)のうち少な
くとも1つは永久磁石(45)であり、他方の磁石要素
またはその他の複数の磁石要素(46,47)は強磁性
であり、1つの永久磁石(45)または複数の永久磁石
のうち1つは前記挿入開口部(15)と前記レバージョ
イント(11)との間の範囲内において前記第1作動レ
バー(1)内に配置され、更に、前記他方の磁石要素ま
たはその他の複数の要素(46,47)は、前記第2作
動レバー(2)内または前記第3レバー(3)内のそれ
ぞれ対応する位置に配置されることを特徴とする請求項
2又は3記載の器具。 - 【請求項5】 前記曲げ弾性を有するビーム(20´)
は、前記基準ビーム(21)と隣接して配置されてお
り、前記2つのビーム(20´,21)は同じ方向に実
質的に平行に延び、前記セグメント(20a,21a)
はビームの方向と交差するように前記ビーム(20´,
21)と接続し、該セグメント(20a,21a)上
に、形状変化を測定するための目盛り(209a,20
9b,211)を備えていることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれか1項記載の器具。 - 【請求項6】 前記曲げ弾性を有するビーム(20´)
の前記セグメント(20a)を、基準ビーム(21)に
おけるセグメント(20b)との協働で曲げ限界が生じ
るように、幾何学的に形成することを特徴とする請求項
5記載の器具。 - 【請求項7】 センサ(8,9)、具体的には歪みゲー
ジ(8,8a,8b)または圧電結晶(9)を有するセ
ンサを、前記引っ張り要素(5)に作用する張力を測定
する手段として備え、前記センサ(8,9)は、前記引
っ張り要素(5)に作用している張力を表示するための
電気測定装置または電子測定装置の少なくとも一方の一
部であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1
項記載の器具。 - 【請求項8】 前記測定装置を、前記センサ(8,9)
が配置されている前記作動レバー(2)に、または当該
作動レバー(2)内に組み込むことを特徴とする請求項
7記載の器具。 - 【請求項9】 前記第1作動レバー(1)の前記設置用
開口部(15)が、眼状の孔または2つのフォークの歯
間の間隙であることを特徴とする請求項1乃至8のいず
れか1項記載の器具。 - 【請求項10】 前記挟持ギャップ(32)の前記ジョ
ー(23´,33´)が、前記挟持表面(330)上に
リブ付けを有し、該リブ付けの縁端の向きが好ましくは
張力の方向と交差するように延びることを特徴とする請
求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の器具。 - 【請求項11】 前記ゼロ点(209a)の表示を、前
記引っ張り要素(5)上に作用する張力を測定する手段
(20a,21a,8,9)に備え、同ゼロ点表示(2
09a)を設定可能であることを特徴とする請求項1乃
至10のいずれか1項記載の器具。 - 【請求項12】 バンド(5)と共に引き伸ばされる隣
接する脊椎骨に挿入されるペディキュラねじ(61,6
2)を用いた、脊柱の外科処置のための請求項1乃至請
求項11のいずれか1項記載の器具の使用方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP99811087 | 1999-11-25 | ||
EP99811194.2 | 1999-12-22 | ||
EP99811194 | 1999-12-22 | ||
EP99811087.8 | 1999-12-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001187063A true JP2001187063A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=26153765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000356342A Pending JP2001187063A (ja) | 1999-11-25 | 2000-11-22 | ケーブル状引っ張り要素を引き伸ばすための外科用器具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6616667B1 (ja) |
JP (1) | JP2001187063A (ja) |
AT (1) | ATE275877T1 (ja) |
DE (1) | DE50007759D1 (ja) |
ES (1) | ES2223442T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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