JPH08224242A - 医療用装置 - Google Patents

医療用装置

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JPH08224242A
JPH08224242A JP7033880A JP3388095A JPH08224242A JP H08224242 A JPH08224242 A JP H08224242A JP 7033880 A JP7033880 A JP 7033880A JP 3388095 A JP3388095 A JP 3388095A JP H08224242 A JPH08224242 A JP H08224242A
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JP
Japan
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gripper
force
gripping
forceps
medical device
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JP7033880A
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English (en)
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Akio Uchiyama
昭夫 内山
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08224242A publication Critical patent/JPH08224242A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】把持力検出手段の組み付け作業性が向上し、ま
た把持力検出手段に接続される配線部材の張力が検出部
に与える影響を小さくできる医療用装置を提供すること
にある。 【構成】対象部位を把持する把持手段としてのグリッパ
12と、このグリッパ12の把持力を検出する把持力検
出手段としての歪みゲージ16とを有する医療用装置に
おいて、前記歪みゲージ16を前記グリッパ12の背面
側から取り付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体の体腔内に挿入し
生体組織を把持する把持手段を持った医療用装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】生体の体腔内に挿入し生体組織を把持す
る把持鉗子などの手術機器に、特に、力覚情報を検知す
るセンサを取り付け、生体組織を把持したときにその硬
さの測定し、手術機器が生体に加えている把持力、また
は、生体からの反力を計測し、これを操作者に提示する
ことができる手術機器が知られている。
【0003】例えば、実開昭55−51235号公報
は、2個の挟持片で被測定物を挟持し、その挟持度合い
によって被測定物の硬度を測定する挟持式硬度計が開示
されている。すなわち、2個の挟持片は交差する2個の
レバーからなるパンタグラフ式のリンク機構を持ってお
り、平行に開閉する把持片に加わる力を把持片とは異な
る他端に設けられたロードセルにて検出するものであ
る。
【0004】また、特願平5−59957は、体腔内に
挿入される医療器具の先端にセンサを設け、この触覚セ
ンサの出力を内視鏡画像に提示するものである。また、
特願平6−260286は、体腔内に挿入される医療器
具の先端にセンサを設け、この触覚センサの出力を操作
者に振動として提示するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開昭55−
51235号公報のように、リンク機構や管腔内を通る
ロッドを介してセンサに接続される構造では、リンク機
構やロッドと管腔間に生じる摩擦力などにより正確な測
定ができない。また機器が関節構造を持っていたり、小
型化をした場合には摩擦力が上昇し正確な測定をするこ
とはさらに困難である。
【0006】また、特願平5−59957、特願平6−
260286では、センサを直接機器の先端内面に取り
付けられている。しかし、センサを鉗子グリッパ内面に
配置すると、グリッパ部の内面に歯を設けずらくなる、
センサの耐久性が低下するなどの問題がある。また、セ
ンサを内面に取り付けることは組立性が悪いという問題
がある。
【0007】また、配線材とセンサの接続方法によって
は、センサが配線材の張力による力も検出してしまい正
確な測定ができない場合が考えられる。また、配線材に
無理な力が加わる場合、断線を引き起こす可能性もあ
る。
【0008】本発明は、前記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、把持力を検出する把持
力検出手段の取り付けが容易な医療用装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、対象部位を把持する把持手段と、前記把
持手段の把持力を検出する把持力検出手段とを有する医
療用装置において、前記把持力検出手段を前記把持手段
の背面側から取り付けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】把持手段としてのグリッパが対象物を把持した
場合、グリッパは対象物からの反力を受ける。この反力
を把持手段としてのグリッパに取り付けた把持力検出手
段により正確に検出できるようにするとともに、把持面
の背面側から把持力検出手段を取り付けることにより把
持力検出手段のグリッパに対する取り付け作業の容易化
を図る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図4は第1の実施例を示し、図1は医療
用装置としての鉗子の先端部を示す。11は鉗子本体で
あり、鉗子本体11の先端部には把持手段としてのグリ
ッパ12が設けられている。グリッパ12は、その内面
に鋸歯状の把持部12が設けられ、基端部はパンタグラ
フ構造を持つリンク機構13の先端に接続されている。
【0012】リンク機構13の他端は鉗子本体11の管
腔内を通る操作ワイヤ(図示しない)に接続され、操作
ワイヤの進退動作によりグリッパ12を開閉させること
ができるようになっている。グリッパ12の一方の外側
(背面側)には把持力を検出する力覚センサとして歪み
ゲージ16が取り付けられている。歪みゲージ16には
フレキシブル基板が配線材17として接続されている。
配線材17はリンク機構13を構成するリンク部材の隙
間13aを通り、鉗子本体11の外壁に導かれ、さらに
鉗子本体11の内部に挿入されている。
【0013】配線材17が鉗子本体11の内部に挿入さ
れる部分はシール材等により水密に保たれている。ま
た、本実施例では配線材17としてフレキシブル基板を
使用したが、絶縁が確保できる配線材ならば様々なもの
が使用でき、例えばポリイミド被膜ワイヤ、ポリエルテ
ル被膜ワイヤなどが使用できる。
【0014】図2は歪みゲージ16を取り付けたグリッ
パ12を背面から見た図を示す。本実施例で使用した歪
みゲージ16は、検出部に配置されている検出用ゲージ
16aと歪みゲージ16が置かれている周囲温度の変化
による出力変化を抑えるための温度補償用ゲージ16b
を同一膜上に構成している。ここで検出用ゲージ16a
は鉗子本体11の中心軸方向の圧縮、引張りの力が検出
できるように構成されており、温度補償用ゲージ16b
は検出用ゲージ16aに対して90度回転した向きで、
グリッパ12の先端側に配置されている。これはグリッ
パ12が対象物を把持した場合にも温度補償用ゲージ1
6bの抵抗値が変化しないようにするためである。
【0015】グリッパ12が対象物を把持した場合、グ
リッパ12は対象物からの反力を受け変形する。このと
き、歪み量が大きい場所に歪みゲージ16の検出部を配
置することが望ましい。グリッパ12はグリッパ12の
固定部に支点18があり、グリッパ12の先端を作用点
とした片持ち鍼とみなすことができる。
【0016】片持ち鍼の歪み量の計算式は ε=(W×L)/(Z×E) で表される。ここでεは歪み量、Wは加える荷重、Lは
作用点からの距離(図2に図示)、Zは断面係数、Eは
縦弾性係数である。このことより、作用点から離れ、支
点18に近い部分の方が歪み量が大きいことがわかる。
【0017】小さな力で大きなセンサ出力変化を得るた
めに本実施例では歪みゲージ16の検出用ゲージ16a
をグリッパ12の支点寄りに配置している。それに対
し、歪みゲージ16と配線材17の接続部19は、グリ
ッパ12の先端側に設けているが、これは以下の述べる
理由による。すなわち、配線材17は一方の先端が接続
部19に、他端が鉗子本体11に接続されている。両固
定端の間にはリンク機構13が存在しているため、グリ
ッパ12の開閉により配線材17の状態は変化してしま
う。よって、グリッパ12の開閉によって接続部19に
加わる力は常に変化してしまう。接続部19が検出用ゲ
ージ16aの近傍にあると、接続部19に配線材17か
ら加わる力を検出用ゲージ16aが検出してしまい正確
な測定ができず、検出用ゲージ16aと接続部19が離
れた位置に配置されていることが望ましいためである。
【0018】また、接続部19を検出用ゲージ16aよ
りグリッパ12の先端に配置することにより、検出用ゲ
ージ16aをより歪みの大きい支点18よりの場所に配
置できる。また、歪みゲージ16がグリッパ12の背面
側に取り付けられるため、その取付作業が容易に行え
る。
【0019】次に、配線材17をリンク機構13のリン
ク部材の隙間13aを通している理由について説明す
る。図3は配線材17をリンク機構13の外側を通した
場合17aと、隙間13aを通した場合17bを比較し
た図である。
【0020】配線材17をリンク機構13の外側に通し
た場合17aではグリッパ12を開いた場合、配線材1
7が鉗子本体11より離れてしまい、また、接続部19
の付近で配線材17の曲げ半径が小さくなってしまって
いる。これにより、接続部19に無理な力がかかってし
まう。また、使用中に、配線材17に周囲の物体が引っ
かかり断線を引き起こす可能性が高い。
【0021】それに対し、配線材17をリンク機構13
の隙間13aを通した場合17bでは、配線材17がほ
とんど鉗子本体11より離れることがない。また、接続
部19の付近での配線材17の曲げ半径にもほとんど変
化がない。このことより、隙間13aに配線材17を通
すことにより、接続部19に無理な力が働かず、断線の
恐れの少ない歪みゲージ16への配線を実現することが
できる。
【0022】図4は医療用システムの全体構成図であ
る。鉗子本体11の管腔から導出された操作ワイヤは、
制御回路21に接続されたモータ22に接続されてい
る。モータ22を制御することにより、グリッパ12の
開閉角を制御することができる。グリッパ12の一方の
外側に設けた歪みゲージ16に接続された前記配線材1
7配線材17はリンク機構13のリンク部材の隙間13
aを通り、鉗子本体11の外壁に導かれ、さらに鉗子本
体11の内部を通って検出回路23に接続されている。
【0023】したがって、把持手段としてのグリッパ1
2が対象物を把持した場合、グリッパ12は対象物から
の反力を受け変形する。このとき、歪み量が大きい場
所、つまりグリッパ12の支点寄りで、しかも把持面の
背面側に把持力検出手段としての歪みゲージ16を取り
付けてグリッパ12の開閉により配線材17に力が加わ
ることはなく、歪みゲージ16によって把持力を正確に
正確に検出できるようにするとともに、歪みゲージ16
のグリッパ12に対する取り付け作業の容易化を図る。
【0024】検出回路23で検出された力信号に基づ
き、提示入力手段24に内蔵されたアクチュエータ(図
示しない)にトルクを発生させる。操作者25は、アク
チュエータより発生したトルクをグリッパ12の把持力
として、感じることができ鉗子操作に対するインフォメ
ーションを得られ、鉗子操作を行いやすくなる。
【0025】図5は第2の実施例を示し、31は鉗子本
体である。鉗子本体31の先端にはリンク機構34によ
って可動するグリッパ32と鉗子本体31と一体のグリ
ッパ33が設けられている。グリッパ32はリンク機構
34と接続され、枢支軸32aを中心として回動するよ
うになっている。グリッパ33の根元部には大きな歪み
が得られるように内側に凹溝35が設けられている。凹
溝35の背面には力覚センサとして歪みゲージ36が取
り付けられている。歪みゲージ36は接続部37におい
てフレキシブル基板を用いた配線材38と接続されてい
る。
【0026】また、鉗子本体31には湾曲機構39が接
続されている。湾曲機構39は操作者の操作により湾曲
させることができる。湾曲機構39の内部には配線材料
としてポリイミド被膜ワイヤー41が挿入されていて接
続口40に導出されている。一方、配線材38はリンク
機構34の間を通り、導出口40の近傍に導かれ、ポリ
イミド被膜ワイヤー41に接続されている。そして、こ
のポリイミド被膜ワイヤー41に接続後、前記導出口4
0は熱収縮チューブ42を鉗子本体31に被せることに
よりシールされる。
【0027】ここで、配線材38をリンク機構34の間
を通したことにより、配線材38の歪みゲージ36と接
続した面と同じ面が導出口40の付近では外側になる。
このため、配線材38に設ける接点の向きを一方に整え
ることができ、フレキシブル基板からなる配線材38の
製造コストを安く押さえることが出来るとともに、配線
材38の厚さを薄く押さえることができる。
【0028】図6および図7は第3の実施例を示し、図
6に示す、61は鉗子本体である。鉗子本体61の先端
にはリンク機構(図示しない)により可動するグリッパ
62と鉗子本体61と一体のグリッパ63が設けられて
いる。グリッパ62は枢支軸62aを支点として回動自
在に設けられている。
【0029】グリッパ63には中心部に矩形状の取付け
孔64が設けられ、背面側の縁には嵌め込み位置合わせ
を行うための段部65が設けられている。さらに、取付
け孔64の内壁における枢支軸62a側にはスロープ6
6が設けられている。
【0030】一方、67はセンサユニットであり、この
センサユニット67には前記取付け孔64に嵌め込まれ
ると共に、段部65に位置決めされる係合段部68を有
する基台69を有している。この基台69には圧電振動
子を利用した力覚センサ70が設けられ、この力覚セン
サ70はフレキシブル基板からなる配線材70aが接続
されている。ここで上げた圧電振動子を利用した力覚セ
ンサについては、特開平3−81641号公報などに開
示されている。なお、本実施例では配線材70aとして
フレキシブル基板を使用したが、絶縁が確保できる配線
材ならば様々なものが使用でき、例えばポリイミド被膜
ワイヤー、ポリエルテル被膜ワイヤーなどが使用でき
る。
【0031】図7はセンサユニット67をグリッパ63
の取付け孔64に嵌め込み、接続した状態を示す。セン
サユニット67はグリッパ63に対して嵌め込んだ後、
接着剤により固定されている。
【0032】本実施例によれば、鉗子本体61の背面よ
り力覚センサ70を組み付けることができるため、組立
性が大幅に向上するという効果が得られる。また、ここ
では圧電式の力覚センサ70を用いたが、本実施例では
センサは、どのような方式のものでも構わない。
【0033】図8は第4の実施例を示し、71は鉗子本
体である。鉗子本体71の先端にはリンク機構74によ
り回動するグリッパ72と鉗子本体71と一体のグリッ
パ73が設けられている。グリッパ73の根元は大きな
歪みが得られるように凹溝75が設けられている。凹溝
75の背面には力覚センサとして歪みゲージ76が取り
付けられている。歪みゲージ76は接続部77において
フレキシブル基板を用いた配線材78と接続されてい
る。また、本実施例では配線材78としてフレキシブル
基板を使用したが、絶縁が確保できる配線材ならば様々
なものが使用でき、例えばポリイミド被膜ワイヤー、ポ
リエルテル被膜ワイヤーなどが使用できる。
【0034】前記歪みゲージ76は鉗子本体71と一体
のグリッパ73に取り付けられているため、配線材78
が鉗子本体71の先端部で回動するグリッパ72やリン
ク機構74に接触することなく鉗子本体71に通すこと
が可能である。
【0035】また、本実施例では、配線材78を鉗子本
体71の外壁に接着し、鉗子本体71と配線材78を一
体的に形成している。このため、鉗子本体71を洗浄す
る際に配線材78の断線に気を使うことなく容易に洗浄
作業を行うことができる。さらに、配線材78がリンク
機構74等の可動機構と接触することなく配置できるた
め、配線材78に加わっている力が変化しない。このこ
とにより、配線材78の張力による歪みゲージ76の出
力の変化を抑えることができ安定した測定が行える。ま
た、配線材78の断線の可能性を減少させることができ
ると共に、鉗子本体71の洗浄作業を容易に行える。
【0036】図9は第5の実施例を示し、81は鉗子の
グリッパ部を示す。グリッパ部81は枢支軸81aを支
点として回動自在で、内側に鋸歯状の歯部83aを有す
る一対のグリッパ片83からなり、一方のグリッパ片8
3の背面は力覚検出部材82を取り付け易いように平面
に加工された取付け部84が設けられている。この取付
け部84の一側には力覚検出部材82の取付け位置決め
を容易にするためにエッジ85と端部には凹溝85が形
成されている。なお、凹溝85はホールド部90を切断
するときに使用する切断溝を兼ねている。
【0037】前記力覚検出部材82は、歪みゲージが形
成された検出部86と配線材87と接続されている接続
部88および取り付け時に凹溝85の位置と一致させる
マーカー89が形成されている。また、組立時に力覚検
出部材82を作業者が把持し易いように力覚検出部材8
2の端部にはホールド部90が形成されている。
【0038】本実施例で使用されている力覚検出部材8
2は、ポリイミド薄膜上に半導体プロセスにて作成され
たもので、マーカー89は歪みゲージと同じ材質を矢印
状に形成したものであり、また、ホールド部90はポリ
イミド薄膜を切断せずに残して置けばよい。
【0039】次に、力覚検出部材82の組み付け法につ
いて説明すると、まず、取付け部84に接着剤を塗布
し、ホールド部90をピンセット等で持ち、力覚検出部
材82の側縁91をエッジ85の位置を揃える。さら
に、マーカー89と凹溝85の位置を揃えた後、力覚検
出部材82を取付け部84に接着させる。このとき、ホ
ールド部90を把持することにより作業者は力覚検出部
材82がピンセット等で遮られることなく視認しながら
作業を行うことができる。また、力覚検出部材82の内
部の検出部86を損傷させることなく作業ができ作業性
が良い。また、力覚検出部材82の位置合わせがエッジ
84、凹溝85およびマーカー89を設けたことにより
容易にかつ正確に行うことができる。
【0040】力覚検出部材82を取付け部84に接着
し、接着剤が十分に乾燥した後、凹溝85に沿ってホー
ルド部90を切断すれば、力覚検出部材82の取付けが
完了する。
【0041】本実施例によれば、グリッパ片83に取付
け部84とエッジ85と凹溝85を設け、力覚検出部材
82にホールド部90とマーカー89を形成することに
より組立作業が容易にできる。
【0042】前述した実施態様によれば、次の構成が得
られる。 (付記1)対象部位を把持する把持手段と、前記把持手
段の把持力を検出する把持力検出手段とを有する医療用
装置において、前記把持力検出手段を前記把持手段の背
面側から取り付けたことを特徴とする医療用装置。
【0043】(付記2)対象部位を把持する把持手段
と、前記把持手段の把持力を検出する把持力検出手段
と、前記把持力検出手段に接続する配線手段とを有する
医療用装置において、前記配線手段と先端部の前記把持
力検出手段との接続部と、医療用装置本体側への配線位
置とを、前記把持手段の回動軸を含む平面に対して、各
々反対側となるように前記配線手段を配置したことを特
徴とする医療用装置。
【0044】(付記3)前記把持力検出手段は、前記把
持手段の背面に設けたことを特徴とする付記1または2
記載の医療用装置。 (付記4)把持力検出手段は、歪みゲージであることを
特徴とする付記1または2記載の医療用装置。
【0045】(付記5)歪みゲージに接続される配線手
段と、歪みゲージとの接続部が、把持手段の先端の歪み
ゲージの検出部より端部寄りに配置されていることを特
徴とする付記4記載の医療用装置。
【0046】(付記6)配線手段は、把持手段に接続さ
れ把持手段を可動とするためのリンク機構の隙間を通過
していることを特徴とする付記1または2記載の医療用
装置。
【0047】(付記7)リンク機構は、パンタグラフ式
であることを特徴とする付記6記載の医療用装置。 (付記8)配線手段は、フレキシブル基板であることを
特徴とする付記6記載の医療用装置。
【0048】(付記9)把持力検出手段は、温度補償手
段を有していることを特徴とする付記1または2記載の
医療用装置。 (付記10)歪みゲージは、検出部と温度補償手段とが
同一基板上に設けられていることを特徴とする付記5記
載の医療用装置。
【0049】(付記11)把持手段は、対象物に接触し
可動する第1の接触部と、医療装置本体と一体に構成さ
れ、第1の接触部と対をなし、対象物に接触する第2の
接触部よりなることを特徴とする付記1または2記載の
医療用装置。
【0050】(付記12)第1の接触部のみが把持手段
を可動させるためのリンク機構に接続されていることを
特徴とする付記11記載の医療用装置。 (付記13)把持力検出手段に接続され把持力検出手段
に電力を供給し、前記把持力検出手段からの出力を伝送
する配線手段が、前記第1の接触部および把持手段を可
動させるためのリンク機構を相交わらないよう配置され
たことを特徴とする付記11記載の医療用装置。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、把
持力検出手段を把持手段の背面に設けたことにより、把
持力検出手段の組み付け作業性が向上し、また把持力検
出手段に接続される配線部材の張力が検出部に与える影
響を小さくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す鉗子の先端部の斜
視図。
【図2】同実施例の歪みゲージの取付け状態を示す側面
図。
【図3】同実施例の鉗子の先端部の側面図。
【図4】同実施例の全体の構成図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す鉗子の先端部の側
面図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す鉗子の先端部の斜
視図。
【図7】同実施例の鉗子の先端部の斜視図。
【図8】本発明の第4の実施例を示す鉗子の先端部の斜
視図。
【図9】本発明の第5の実施例を示す鉗子の先端部の斜
視図。
【符号の説明】
11…鉗子本体、12…グリッパ、13…リンク機構、
16…歪みゲージ、17…配線材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象部位を把持する把持手段と、前記把
    持手段の把持力を検出する把持力検出手段とを有する医
    療用装置において、前記把持力検出手段を前記把持手段
    の背面側から取り付けたことを特徴とする医療用装置。
JP7033880A 1995-02-22 1995-02-22 医療用装置 Withdrawn JPH08224242A (ja)

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