JP2001185265A - プリント配線板のキャップ及び低挿入力コネクタ - Google Patents

プリント配線板のキャップ及び低挿入力コネクタ

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JP2001185265A
JP2001185265A JP37573499A JP37573499A JP2001185265A JP 2001185265 A JP2001185265 A JP 2001185265A JP 37573499 A JP37573499 A JP 37573499A JP 37573499 A JP37573499 A JP 37573499A JP 2001185265 A JP2001185265 A JP 2001185265A
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printed wiring
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cap
slider
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JP37573499A
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Kaori Yasufuku
かおり 安福
Taiji Hosaka
泰司 保坂
Masaaki Miyazawa
雅昭 宮沢
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JST Mfg Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/82Coupling devices connected with low or zero insertion force
    • HELECTRICITY
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    • H01R12/83Coupling devices connected with low or zero insertion force connected with pivoting of printed circuits or like after insertion
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    • H05K2201/20Details of printed circuits not provided for in H05K2201/01 - H05K2201/10
    • H05K2201/2027Guiding means, e.g. for guiding flexible circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板の挿入力を低減して接続作業
性を改善し、コンタクトや導電パッドの損傷等をなくし
てコネクタの信頼性を高める。熱対策及び電磁波対策に
も有効なコネクタを提供する。 【解決手段】 矩形基板110の前辺の表面又は裏面に
導電パッド130を有してコネクタに接続されるプリン
ト配線板に装着するキャップである。このキャップは、
プリント配線板100の前辺に被さるように袋状で且つ
プリント配線板の板厚方向に対応する厚さが前方に向か
って薄くなる楔形に形成されていると共に、プリント配
線板の導電パッド130を外部に露出させる窓が開口し
ていることを特徴とするプリント配線板のキャップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、矩形基板の前辺に
導電パッドを有するプリント配線板及びこのプリント配
線板を接続するコネクタの技術分野に属し、その接続作
業性の改善対策等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなプリント配線板とし
て、例えば矩形基板に半導体メモリ等の半導体チップを
実装したものが知られている。そして、このプリント配
線板を例えばマザーボードなどのプリント配線板(以
下、相手側基板という)に対して板面が略平行になる体
勢で接続するコネクタが広く用いられている。このコネ
クタは、プリント配線板の前辺、左辺及び右辺に対応し
て略コ字形に形成されており、このコネクタにはプリン
ト配線板の前辺を受け入れる溝が形成され、この溝に、
プリント配線板の導電パッドに接触してプリント配線板
を挟持する複数のコンタクトを設けている。また、コネ
クタにおけるプリント配線板の左辺及び右辺に対応して
後方へ延びるアームの先端は左右方向へ弾性変形できる
ようになっており、この先端内側面に係止爪が形成され
ている。このコネクタは、コンタクトのソルダーテイル
を相手側基板に半田付けすることで相手側基板に実装さ
れる。そして、コネクタにプリント配線板を装着すると
きは、まずプリント配線板を接続体勢よりも後端が持ち
上がった挿入・抜去体勢にして前辺をコンタクト間に挿
入し、次いでプリント配線板の後辺を押し下げることで
プリント配線板の導電パッドとコンタクトとを接触させ
ると共に、アーム先端を外側方へ押し広げてプリント配
線板を係止爪の下側へ潜らせておいてから元の位置に戻
った係止爪でプリント配線板の左辺及び右辺を係止さ
せ、これでプリント配線板を接続体勢に保持する。ま
た、装着されたプリント配線板をコネクタから取り外す
ときは、指でアーム先端を外側方へ弾性変形させて係止
爪をプリント配線板から外すと、コンタクトの弾性復元
力によりプリント配線板の後辺が持ち上げられて接続体
勢から挿入・抜去体勢になるので、プリント配線板をコ
ンタクト間から抜去することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコネクタで
は、プリント配線板の導電パッドとコンタクトとの接触
不良等を防止するために、これらの間の接触力が高く設
定される傾向にあることから、プリント配線板をコンタ
クト間に挿入するときに大きな力を要し、そのために接
続作業性が大きく損なわれる。このことは接点が多くな
れば、それだけ助長される。また、プリント配線板の角
でコンタクトのメッキ層が傷ついたりコンタクトを変形
させることでコネクタの信頼性が低下するおそれがあ
る。さらに、導電パッドが損傷するおそれがある。この
ような課題は、半導体メモリを実装するか否かにかかわ
らずコネクタに挿入されるプリント配線板にとって共通
の課題である。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、楔形の補助部
材を設けてコンタクトの接点をスムーズにプリント配線
板の導電パッドへ導くことにより、プリント配線板の挿
入力を低減して接続作業性を改善すると共に、コンタク
トや導電パッドの損傷等をなくしてコネクタの信頼性を
高めることにある。
【0005】ところで、半導体メモリは、例えばCPU
の高速化に応じて動作速度が高められるなどの原因によ
り、発熱量が著しく増加する傾向にある。そのため、こ
の熱負荷を受けてコネクタが変形し、係止部による係止
機能が損なわれるおそれがある。また、指で腕部先端を
外側方へ弾性変形させる操作により腕部が塑性変形する
おそれもあり、これらはいずれもプリント配線板の接続
不良・脱落という事態を招く。さらに、発熱により半導
体メモリの作動が不安定になるという問題がある。ま
た、コネクタが周辺から電磁波等の影響を受けると、こ
れによって回路の作動が不安定になる可能性がある。こ
のような課題は半導体メモリを備えたプリント配線板に
用いるコネクタに限らず、一般の半導体チップを備えた
プリント配線板に用いるコネクタにとって共通の課題で
ある。
【0006】そこで、ここでは、更に熱対策及び電磁波
対策にも有効なコネクタを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のキャップは、矩形基板の前辺に導電パッ
ドを有してコネクタに接続されるプリント配線板に装着
するキャップであって、プリント配線板の前辺に被さる
ように袋状で且つプリント配線板の板厚方向に対応する
厚さが前方に向かって薄くなる楔形に形成されていると
共に、プリント配線板の導電パッドを外部に露出させる
窓が開口していることを特徴としている。
【0008】このキャップをプリント配線板の前辺に被
せてから、プリント配線板の前辺をコンタクトに向けて
挿入してゆくと、コンタクトの接点が楔形をしたキャッ
プの斜面に沿ってスムーズに窓に導かれ、窓の中にある
プリント配線板の導電パッドに接触する。そのため、プ
リント配線板の導電パッドとコンタクトの接触力を下げ
ることなく、プリント配線板の挿入力が低減して接続作
業性が改善されると共に、コンタクトや導電パッドの損
傷等がなくなり、コネクタの信頼性が高められる。な
お、プリント配線板に面取りを施すことでも同様の作用
が得られるが、既存のプリント配線板をそのまま利用で
きないこと、プリント配線板の前辺の縁を斜めカット加
工することになるため導電パッドが剥がれたりメッキの
散逸によるコスト上の損失があるなどの欠点がある。こ
れに対して請求項1のキャップによれば、このような問
題が生じない。
【0009】請求項2のキャップは、請求項1のプリン
ト配線板のキャップにおいて、コネクタのコンタクトに
向かって前進し、コンタクトから後退できるようにコネ
クタに係止されている。
【0010】このようにすれば、コネクタに係止された
キャップにプリント配線板の前辺を入れて押し込めば、
このキャップ及びプリント配線板がコンタクトに向かっ
て挿入され、逆に引き出せばコンタクトからキャップ及
びプリント配線板が抜去され、さらにプリント配線板を
引けばキャップから抜けるので、プリント配線板の挿入
・抜去作業が簡単である。
【0011】請求項3のコネクタは、矩形基板の前辺に
導電パッドを有するプリント配線板を接続する低挿入力
コネクタであって、導電パッドに接触してプリント配線
板を挟持する複数のコンタクトが設けられたコネクタ本
体と、コネクタ本体にコンタクトに向かって前進・後退
できるようにスライド可能に支持され且つプリント配線
板を載せて保持するスライダとを備え、スライダの前端
には、後端部がスライダ上のプリント配線板の前辺に連
続し且つプリント配線板の板厚方向に対応する厚さが前
方に向かって薄くなる楔形に形成されたガイドが設けら
れていることを特徴としている。
【0012】このコネクタは、例えばコンタクトのソル
ダーテイルを相手側基板に半田付けすることで、この相
手側基板に実装される。そして、スライダにプリント配
線板を載せて前進させると、プリント配線板の前辺がコ
ネクタ本体のコンタクトに向かって挿入される。その場
合、コンタクトの接点が楔形をしたガイドの斜面に沿っ
てスムーズにプリント配線板に導かれ、導電パッドに接
触する。そのため、プリント配線板の導電パッドとコン
タクトの間の接触力を下げることなく、プリント配線板
の挿入力が低減して接続作業性が改善されると共に、コ
ンタクトや導電パッドの損傷等がなくなり、コネクタの
信頼性が高められる。また、スライダを後退させると、
プリント配線板がコンタクトから抜去される。なお、プ
リント配線板に面取りを施すことでも同様の作用が得ら
れるが、既存のプリント配線板をそのまま利用できない
こと、プリント配線板の前辺の縁を斜めカット加工する
ことになるため導電パッドが剥がれたりメッキの散逸に
よるコスト上の損失があるなどの欠点がある。これに対
して請求項3のコネクタによれば、このような問題が生
じない。
【0013】請求項4のコネクタは、請求項3の低挿入
力コネクタにおいて、前端がコネクタ本体にヒンジ結合
されてスライダとの間でプリント配線板を挟持し、後端
を上げるとスライダが後退するようスライダに連結され
た板状のカバーを備えている。
【0014】このようにすれば、スライダとカバーとの
間でプリント配線板を挟持する保持構造であるので、半
導体チップから熱負荷を受けたとしてもプリント配線板
の保持力が影響をうけにくく、確実に保持することがで
きる。また、コネクタには操作により弾性変形させる部
位がないので破損することがなく、プリント配線板が確
実に接続体勢に保持される。従って、接続不良・脱落が
防止される。さらに、カバー後端の上げ下げにより大き
なモーメントが得られ、このモーメントに応じてスライ
ダが後退、前進するので、プリント配線板の挿入力が低
減して接続作業性が更に改善される。
【0015】請求項5のコネクタは、請求項4の低挿入
力コネクタにおいて、プリント配線板の基板に半導体チ
ップが実装されており、カバーが金属製である。
【0016】このようにすれば、コネクタが半導体チッ
プから熱負荷を受けても、金属製カバーの放熱作用によ
ってコネクタが受ける熱負荷が軽減されるので、コネク
タが変形しにくい。また、金属製カバーがコネクタ、プ
リント配線板を覆うので、シールド機能が発揮され、コ
ネクタ、プリント配線板への電磁波等の影響が軽減され
て回路の作動が安定に維持される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリント配線
板のキャップの実施形態及び低挿入力コネクタの実施形
態を説明する。各実施形態では方向付けとして前後左右
上下の各方向で説明を進めるが、これは説明の便宜上、
キャップ及びコネクタに対してのみ用いられる方向付け
であって、コネクタが実装された相手側基板やこれが収
納された機器などが実際にどういう向きに設置されるか
ということとは関係がない。
【0018】図1ないし図3はキャップの第1実施形態
を示す。図2はコネクタに接続されるプリント配線板1
00を示し、このプリント配線板100は矩形の基板1
10の前辺111の表面及び裏面に、導体により導電パ
ッド130が配列されている。本発明は、この他にも基
板の前辺の表面にのみ導電パッドを設けたプリント配線
板、基板の前辺の裏面にのみ導電パッドを設けたプリン
ト配線板も対象とする。この実施形態では基板110に
半導体チップ120が実装されているが、本発明は半導
体チップを実装していないプリント配線板も対象として
いる。また、必要に応じてプリント配線板100の左側
面112及び右側面113には内方へ凹陥した切欠部1
15が形成されている。なお、説明の便宜上、基板11
0の前辺、側面、底面等に用いた符号はそのままプリン
ト配線板100の前辺、側面、底面等の符号として用い
ることとする。
【0019】図1はプリント配線板100に装着するキ
ャップ200を示す。このキャップ200は、樹脂等の
絶縁材により、プリント配線板100の前辺111に被
さるように袋状に形成されており、内部に後方に向かっ
て開口する収納部210が形成されている。図1(b)
に示すように、このキャップ200は、プリント配線板
100の板厚方向に対応する厚さtが前方に向かって薄
くなる楔形に形成されており、これにより前方に向かっ
て傾斜する二つの斜面220が形成されている。さら
に、このキャップ200には、プリント配線板100の
導電パッド130を外部に露出させる窓230が開口し
ている。図1では強度を高めるために窓230を各導電
パッド130に対応して個別に開口し、隣り合う窓23
0の間に桟が現れているが、窓を一連に形成してもよ
い。
【0020】図4及び図5は上記プリント配線板100
を接続するコネクタ300を示す。このコネクタ300
はプリント配線板100を相手側基板600に対して板
面が略平行になる体勢で接続するものである。このコネ
クタ100は、プリント配線板100の前辺に対応した
コネクタ本体310と、プリント配線板100の左辺及
び右辺に対応してコネクタ本体310の左端及び右端か
ら後方へ延びるアーム320とを備える。このコネクタ
本体310にはプリント配線板100の前辺を受け入れ
る溝311が形成され、この溝311に、プリント配線
板100の両面の導電パッド130に接触してプリント
配線板100を挟持する複数のコンタクト312a、3
12bを設けている。図6に示すように、これらは溝3
11の中でコンタクト312aの接点が上に、コンタク
ト312bの接点が下にそれぞれ配置されてほぼ対向し
ている。コンタクト312a、312bは少なくとも一
対以上が設けられている。なお、基板の前辺の表面にの
み導電パッドを設けたプリント配線板を対象にしたとき
には、コンタクトを上側にのみ設けてもよい。また、基
板の前辺の裏面にのみ導電パッドを設けたプリント配線
板を対象にしたときには、コンタクトを下側にのみ設け
てもよい。本発明はアーム320を左右二本とせずに一
体的に形成した実施形態を含む。
【0021】また、アーム320の内側面には後方から
みてL字形及び逆L字形の段差部321が設けられ、こ
の段差部321の横面でプリント配線板100の底面1
14を受けると共に、縦面で左右側面112、113を
受けるようにしている。そして、段差部321にはプリ
ント配線板100の位置決めを行う位置決め突起322
が設けられている。アーム320の先端323は左右方
向へ弾性変形できるようになっており、この先端内側面
に内方へ向けて係止爪324が形成されている。
【0022】このコネクタ300は、コンタクト312
a、312bのソルダーテイルを相手側基板600に半
田付けすることで相手側基板600に実装される。そし
て、コネクタ300にプリント配線板100を装着する
ときは、まずプリント配線板100を接続体勢よりも後
端が持ち上がった挿入・抜去体勢にして前辺111を上
下に対向するコンタクト間に挿入し(図6(a)を参
照)、次いで、プリント配線板100の後辺を押し下げ
ることでプリント配線板100の導電パッド130とコ
ンタクト312a、312bとを接触させると共に(図
6(b)を参照)、アーム320の先端323を外側方
へ押し広げてプリント配線板100を係止爪324の下
側へ潜らせておいてから元の位置に戻った係止爪324
でプリント配線板100の左辺及び右辺を係止させ、こ
れでプリント配線板100を接続体勢に保持する(図7
を参照)。また、装着されたプリント配線板100をコ
ネクタ300から取り外すときは、指でアーム320先
端323を外側方へ弾性変形させて係止爪324をプリ
ント配線板100から外すと、コンタクト312a、3
12bの弾性復元力によりプリント配線板100の後辺
が持ち上げられて接続体勢から挿入・抜去体勢になるの
で、プリント配線板100をコンタクト間から抜去する
ことができる。
【0023】その場合、図3に示すように、上記キャッ
プ200をプリント配線板100の前辺111に被せて
から、プリント配線板100の前辺111をコンタクト
間に挿入してゆくと、図6(a)から図6(b)へと示
すように、コンタクト312a、312bの接点が楔形
をしたキャップ200の斜面220に沿ってスムーズに
窓230に導かれ、窓230の中にあるプリント配線板
100の導電パッド130に接触する。そのため、プリ
ント配線板100の導電パッド130とコンタクト31
2a、312bの接触力を下げることなく、プリント配
線板100の挿入力が低減して接続作業性が改善される
と共に、コンタクト312a、312bや導電パッド1
30の損傷等がなくなり、コネクタ300の信頼性が高
められる。なお、プリント配線板100に面取りを施す
ことでも同様の作用が得られるが、既存のプリント配線
板100をそのまま利用できないこと、プリント配線板
100の前辺の縁を斜めカット加工することになるため
導電パッド130が剥がれたりメッキの散逸によるコス
ト上の損失があるなどの欠点がある。これに対して上記
実施形態のキャップ200によれば、このような問題が
生じない。
【0024】図8はキャップの第2実施形態を示す。第
1実施形態の説明は、この第2実施形態にもそのまま引
用し、相違する部分のみを以下に説明することとする。
また、第2実施形態で得られる作用及び効果のうち第1
実施形態で既に説明したものは重ねて説明しないことに
する。この第2実施形態では、キャップ200が、コネ
クタ300のコンタクト312a、312bに向かって
前進し、コンタクト312a、312bから後退できる
ようにコネクタ300に係止されている。すなわち、キ
ャップ200の左端面及び右端面には、側方へ向けて棒
状のピン240が突設されており、このピン240がコ
ネクタ300のアーム320の内側面に形成されたピン
用ガイド溝325にスライド可能に嵌入している。この
ピン用ガイド溝325は、アーム320の上面に達して
いる始端からコンタクト312a、312bに向かって
前下方に延びて終端に至っている。
【0025】このコネクタ300にプリント配線板10
0を装着するときは、まず、ピン240がピン用ガイド
溝325の始端にあってキャップ200がコンタクト3
12a、312bから最も離れているときに、このキャ
ップ200にプリント配線板100の前辺111を入れ
る(図13を参照)。次に、プリント配線板100を挿
入・抜去体勢にして前辺111を上下に対向するコンタ
クト間に挿入する(図14〜図15を参照)。次いで、
プリント配線板100の後辺を押し下げることでプリン
ト配線板100の導電パッド130とコンタクト312
a、312bとを接触させると共に(図16を参照)、
アーム320の先端323を外側方へ押し広げてプリン
ト配線板100を係止爪324の下側へ潜らせておいて
から元の位置に戻った係止爪324でプリント配線板1
00の左辺及び右辺を係止させ、これでプリント配線板
100を接続体勢に保持する(図17を参照)。また、
装着されたプリント配線板100をコネクタ300から
取り外すときは、以上とは逆の操作で行い、ピン240
がピン用ガイド溝325の始端にあってキャップ200
がコンタクト312a、312bから最も離れていると
きに、このキャップ200からプリント配線板100を
抜く。
【0026】第2実施形態のようにすれば、コネクタ3
00に係止されたキャップ200にプリント配線板10
0の前辺111を入れてコンタクト312a、312b
に向けて押し込めばコンタクト間に挿入され、逆に引き
出せばコンタクト間からキャップ200及びプリント配
線板100が抜去され、さらにプリント配線板100を
引けばキャップ200から抜けるので、プリント配線板
100の挿入・抜去作業が簡単である。しかも、キャッ
プ200がコネクタ300に係止されて一体化されてい
るから、取り扱い性が優れている。
【0027】図18〜図29は、本発明に係るコネクタ
を第3実施形態として示している。このコネクタ400
は、先に説明したような矩形基板110の前辺111の
表面及び裏面に導電パッド130を有するプリント配線
板100を接続するものである(図22を参照)。図1
8に示すように、このコネクタ400はコネクタ本体4
10を備えており、このコネクタ本体410は、接続体
勢にあるプリント配線板100の前辺111、左辺及び
右辺に沿って延びる略コの字形をしている。
【0028】コネクタ本体410には、両面の導電パッ
ド130に接触してプリント配線板100を挟持する複
数のコンタクト412a、412bが設けられている。
すなわち、この実施形態では、図27(b)に示すよう
に、コネクタ本体410の央部の後面にプリント配線板
100の前辺111が入る溝411が形成され、溝41
1の中でコンタクト412aの接点が上に、コンタクト
412bの接点が下にそれぞれ配置されてほぼ対向して
おり、この二接点間の距離がプリント配線板100の前
辺111の厚さにほぼ一致するように設定されている。
コンタクト412a、412bは少なくとも一対が設け
られている。
【0029】コネクタ本体410には、コンタクト41
2a、412bに向かって前進・後退できるようにスラ
イド可能に支持され且つプリント配線板100を載せて
保持するスライダ420が設けられている。この実施形
態では、図19に示すように、スライダ420は矩形の
薄板状に形成されており、上面の央部が凹陥して陥没面
422が形成されており、この陥没面422にプリント
配線板100をはめ込むことでプリント配線板100を
前後左右への移動を阻止して保持するようになってい
る。コネクタ本体410におけるプリント配線板100
の左辺及び右辺に沿って延びるアーム413の内側面に
は、スライダ用ガイド溝414が前後方向に形成されて
いる。そして、このガイド溝414にスライダ420の
左右側端が嵌入していて、ほぼコンタクト412a、4
12bの接点間の高さでスライダ420が前後にスライ
ドできるようになっている。なお、スライダの他の実施
形態としては、上面の左右に突起を立設し、この規制突
起をプリント配線板100に貫通して形成した切欠部1
15や位置決め孔に嵌合してプリント配線板100の前
後左右への移動を規制するようにした実施形態がある。
コネクタ本体410の例えばアーム413には、必要に
応じて例えば金属製の補強タブ(図示省略)が固定さ
れ、この補強タブを相手側基板600に半田付け等によ
り固定する。本発明はアームを左右二本とせずに一体的
に形成した実施形態を含む。
【0030】このコネクタ400は、前端がコネクタ本
体410にヒンジ結合されてスライダ420との間でプ
リント配線板100を挟持する板状のカバー430を備
えている。このカバー430は金属製である。ヒンジ結
合とは、二つの部材がヒンジ軸まわりに相対的に回動可
能に結合されていることをいい、実体のある棒状のヒン
ジ軸を介して結合されている形態と、二つの部材が仮想
のヒンジ軸のまわりに相対的に回動可能となるように係
合されているものの両方を含む。この実施形態のヒンジ
結合は、コネクタ本体410に左右方向に延びるヒンジ
軸431を設け、このヒンジ軸431にカバー430を
連結することで実現している。カバー430のコネクタ
本体210に係止する場合、係止構造としては種々の形
態があるが、この実施形態ではカバー430の後端の左
右に、左右方向に撓む小片により係止フック433を形
成し、カバー430がコネクタ本体410に被さると係
止フック433がアーム413の後端の外側面に凹陥形
成された係止穴415に嵌入することでカバー430を
コネクタ本体410に係止するようにしている。
【0031】カバー430は、その後端の下げ上げに伴
いスライダ420を前後にスライドさせるようにスライ
ダ420に結合されている。この実施形態では、カバー
430の左右両端にリンク432がヒンジ軸431の半
径方向に向けて固定され、このリンク432の先端がス
ライダ420に係合していて、カバー430の後端が上
がっているとスライダ420が最も後ろに引いた位置に
あり(図26及び図27を参照)、カバー430の後端
を下ろしていくとスライダ420が前進するようになっ
ている(図28及び図29を参照)。リンク432のス
ライダ420への係合は、例えばリンク432の先端に
形成された長孔にスライダ420から左右に突き出た軸
421を嵌合することで実現される。この構成により、
カバー430の後端が上がっているときにスライダ42
0にプリント配線板100を載せ、カバー430の後端
を下ろしていくとスライダ420が前進し、プリント配
線板100が前辺111からコネクタ本体410のコン
タクト間に挿入され、逆の操作でプリント配線板100
がコンタクト間から抜去されるようになっている。な
お、これとは逆にリンクをスライダに設け、このリンク
にカバーを係合してもよい。カバーを、その後端の下げ
上げに伴いスライダを前後にスライドさせるようにスラ
イダに結合する構造としては、例えばラック・ピニオン
機構その他の公知の機構を用いることができ、本発明は
このような構造を用いた実施形態を含む。
【0032】そして、図20及び図21に示すように、
スライダ420の前端には、樹脂等の絶縁材により、ガ
イド500が設けられている。このガイド500は、後
端部520がスライダ上のプリント配線板100の前辺
111に連続するように設けられている。この実施形態
では、ガイド500はスライダ420の陥没面422の
上に設けられ、後端部520の厚さtがプリント配線板
100の厚さと同一に形成されており、後端面がプリン
ト配線板100の前面に臨み、あるいは前面に接触して
いる。また、プリント配線板100の板厚方向に対応す
る厚さtが前方に向かって薄くなる楔形に形成されてお
り、これにより前方に向かって傾斜する二つの斜面51
0が形成されている。このガイド500は、プリント配
線板100をスライダ420に載せたときにプリント配
線板100の前辺111に沿って少なくとも導電パッド
130がある範囲に設けられている。
【0033】この第3実施形態のプリント配線板用コネ
クタ400は、例えばコンタクト412a、412bの
ソルダーテイルを相手側基板600に半田付けし、必要
に応じて補強タブなどを介してコネクタ本体410を相
手側基板600に固定することで、この相手側基板60
0に実装される。そして、コネクタ400にプリント配
線板100を装着するときは、カバー430の後端が上
がっているときにスライダ420にプリント配線板10
0を載せ(図23〜図27を参照)、カバー430の後
端を下ろしていくとスライダ420が前進し、プリント
配線板100の前辺111がコンタクト間に挿入され
る。そして、カバー430がプリント配線板100に被
さってアーム413に係止すると、プリント配線板10
0がスライダ420とカバー430との間で挟持されて
接続体勢に保持される(図28及び図29を参照)。そ
の場合、カバー430とスライダ420とによりプリン
ト配線板100の上下方向の位置決めがなされると共に
陥没面422の内側面でプリント配線板100の前後左
右方向の位置決めがなされてプリント配線板100が接
続体勢に保持される。コネクタ400からプリント配線
板100を取り外すときは、カバー430を引き上げる
と、コネクタ本体410への係止が解除され、スライダ
420が後退してプリント配線板100がコンタクト間
から抜去される。
【0034】その場合、プリント配線板100の前辺1
11がコンタクト間に挿入してゆくと、図27(b)か
ら図29(b)へと示すように、コンタクト412a、
412bの接点が楔形をしたガイド500の斜面510
に沿ってスムーズにプリント配線板100に導かれ、導
電パッド130に接触する。そのため、プリント配線板
100の導電パッド130とコンタクト412a、41
2bの間の接触力を下げることなく、プリント配線板1
00の挿入力が低減して接続作業性が改善されると共
に、コンタクト412a、412bや導電パッド130
の損傷等がなくなり、コネクタ400の信頼性が高めら
れる。なお、プリント配線板100に面取りを施すこと
でも同様の作用が得られるが、既存のプリント配線板1
00をそのまま利用できないこと、プリント配線板10
0の前辺の縁を斜めカット加工することになるため導電
パッド130が剥がれたりメッキの散逸によるコスト上
の損失があるなどの欠点がある。これに対して上記第3
実施形態のコネクタ400によれば、このような問題が
生じない。
【0035】本発明は、第3実施形態におけるコネクタ
本体410のみで構成したコネクタの実施形態を含む。
しかし、第3実施形態のように、前端がコネクタ本体4
10にヒンジ結合され、スライダ420との間でプリン
ト配線板100を挟持する板状のカバーを備えたときに
は、スライダ420とカバー430との間でプリント配
線板100を挟持する保持構造であるので、半導体チッ
プ120から熱負荷を受けたとしてもプリント配線板1
00の保持力が影響をうけにくく、確実に保持すること
ができる。また、コネクタ400には操作により弾性変
形させる部位がないので破損することがなく、プリント
配線板100が確実に接続体勢に保持される。従って、
接続不良・脱落が防止される。
【0036】本発明は、カバーとスライダを連結せずに
別個に動かすようにした実施形態を含む。しかし、カバ
ー430を、後端を上げるとスライダ420が後退する
ようにスライダ430に連結したときには、カバー後端
の上げ下げにより大きなモーメントが得られ、このモー
メントに応じてスライダ420が後退、前進するので、
プリント配線板100の挿入力が低減して接続作業性が
更に改善される。
【0037】本発明は、半導体チップを実装しないプリ
ント配線板も対象になり、カバーの材質を樹脂性その他
任意の材質とした実施形態を含む。しかし、第3実施形
態のように、プリント配線板100が基板110に半導
体チップ120を実装したものであり、カバー430を
金属製としたときには、コネクタ400が半導体チップ
120から熱負荷を受けても、カバー430の放熱作用
によってコネクタ400が受ける熱負荷が軽減されるの
で、コネクタ400が変形しにくい。また、カバー43
0がコネクタ400、プリント配線板100を覆うの
で、シールド機能が発揮され、コネクタ400、プリン
ト配線板100への電磁波等の影響が軽減されて回路の
作動が安定に維持される。なお、金属製の補強タブでコ
ネクタ本体410を相手側基板600に固定する場合、
カバー430がコネクタ本体410に係止すると、この
カバー430が補強タブに接触するようにしておけば、
カバー430を補強タブを介して接地する回路を組むこ
とができ、カバー430のシールド機能の能力を高める
ことができる。
【0038】本発明は、以上の実施形態の特徴を組み合
わせた実施形態をすべて含むものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1のプリント配線板のキャップに
よれば、プリント配線板のコンタクトへの挿入時、コン
タクトの接点がスムーズにプリント配線板の導電パッド
へ導かれるので、プリント配線板の導電パッドとコンタ
クトの接触力を下げることなく、プリント配線板の挿入
力を低減して接続作業性を改善することができると共
に、コンタクトや導電パッドの損傷等をなくしてコネク
タの信頼性を高めることができる。また、プリント配線
板を加工するものではないので、既存のプリント配線板
をそのまま利用できると共に、導電パッドの剥がれ、メ
ッキ散逸によるコスト損失が生じない。
【0040】請求項2のようにすれば、プリント配線板
の挿入・抜去作業を簡単に行うことができる。
【0041】請求項3の低挿入力コネクタによれば、ス
ライダにプリント配線板を載せて前進させることでプリ
ント配線板の前辺をコネクタ本体のコンタクトに向けて
挿入することができる上、コンタクトの接点をスムーズ
にプリント配線板の導電パッドに導くので、プリント配
線板の導電パッドとコンタクトとの間の接触力を下げる
ことなく、プリント配線板の挿入力を低減して接続作業
性を改善することができると共に、コンタクトや導電パ
ッドの損傷等をなくしてコネクタの信頼性を高めること
ができる。また、プリント配線板を加工するものではな
いので、既存のプリント配線板をそのまま利用できると
共に、導電パッドの剥がれ、メッキ散逸によるコスト損
失が生じない。
【0042】請求項4のようにすれば、カバー後端の上
げ下げにより大きなモーメントが得られ、このモーメン
トに応じてスライダが後退、前進するので、プリント配
線板の挿入力が低減して接続作業性を更に改善すること
ができる。また、熱負荷や操作力によりプリント配線板
の保持機能が落ちることがないので、プリント配線板の
接続不良・脱落を防止することができる。
【0043】請求項5のようにすれば、熱負荷によるコ
ネクタの変形を防止することができると共に、シールド
機能によりコネクタ、プリント配線板への電磁波等の影
響を軽減して回路の作動が安定に維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1実施形態のキャップの斜視図、
(b)はその縦断面図である。
【図2】第1実施形態で用いるプリント配線板の斜視図
である。
【図3】(a)は上記プリント配線板に第1実施形態の
キャップを被せたときの斜視図、(b)はその縦断面図
である。
【図4】第1実施形態で用いるコネクタの斜視図であ
る。
【図5】第1実施形態で用いるコネクタの平面図であ
る。
【図6】第1実施形態で用いるコネクタにおけるコネク
タ本体の縦断面を拡大した図であり、(a)はプリント
配線板を挿入・抜去体勢にして挿入しつつあるときを、
(b)はプリント配線板が接続体勢にあるときを示す。
【図7】第1実施形態のプリント配線板を装着したコネ
クタの斜視図である。
【図8】(a)は第2実施形態のキャップの斜視図、
(b)はその縦断面図である。
【図9】(a)は上記プリント配線板に第2実施形態の
キャップを被せたときの斜視図、(b)はその縦断面図
である。
【図10】第2実施形態で用いるコネクタの斜視図であ
る。
【図11】第2実施形態で用いるコネクタの平面図であ
る。
【図12】図11におけるA−A線断面図である。
【図13】(a)は第2実施形態で用いるコネクタにお
けるコネクタ本体の縦断面を拡大した図、(b)はピン
及びピン用ガイド溝の拡大図であり、共にピンがピン用
ガイド溝の始端にあってキャップがコンタクトから最も
離れているときを示す。
【図14】図13のときよりもピンが少し下がったとき
の図13相当図である。
【図15】プリント配線板が挿入・抜去体勢にあるとき
の図13相当図である。
【図16】プリント配線板が接続体勢にあるときの図1
3相当図である。
【図17】第2実施形態のプリント配線板を装着したコ
ネクタの斜視図である。
【図18】第3実施形態のコネクタを示す斜視図であ
る。
【図19】第3実施形態のコネクタのスライダの斜視図
である。
【図20】第3実施形態のコネクタのスライダの平面図
である
【図21】図20におけるB−B線断面図である。
【図22】第3実施形態で用いるプリント配線板の斜視
図である。
【図23】第3実施形態のコネクタにプリント配線板を
装着したときの斜視図である。
【図24】第3実施形態のコネクタのスライダにプリン
ト配線板を載せたときの平面図である。
【図25】図24におけるC−C線断面図である。
【図26】第3実施形態のコネクタのスライダにプリン
ト配線板を載せたときの側面図である。
【図27】(a)は第3実施形態のコネクタのスライダ
にプリント配線板を載せたときの縦断側面図、(b)は
その要部拡大図である。
【図28】第3実施形態のコネクタのスライダにプリン
ト配線板を載せてカバーの後端を下ろしたときの側面図
である。
【図29】(a)は第3実施形態のコネクタのスライダ
にプリント配線板を載せてカバーの後端を下ろしたとき
の縦断側面図、(b)はその要部拡大図である。
【符号の説明】
100 プリント配線板 110 基板 111 前辺 120 半導体チップ 130 導電パッド 200 キャップ 220 斜面 230 窓 240 ピン 300 コネクタ 312a コンタクト 312b コンタクト 400 コネクタ 410 コネクタ本体 412a コンタクト 412b コンタクト 420 スライダ 430 カバー 431 ヒンジ軸 432 リンク 500 ガイド 510 斜面 520 後端部 600 相手側基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮沢 雅昭 神奈川県川崎市高津区千年新町12−3− 202 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA11 FB02 FB05 FC07 FC16 FC21 FC31 HA07 LA10 LA15 5E023 AA04 AA16 AA18 BB01 BB22 BB25 BB29 CC23 CC26 DD02 DD07 DD18 DD22 DD28 EE10 FF01 GG02 HH01 HH05 HH12 HH23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形基板の前辺に導電パッドを有してコ
    ネクタに接続されるプリント配線板に装着するキャップ
    であって、プリント配線板の前辺に被さるように袋状で
    且つプリント配線板の板厚方向に対応する厚さが前方に
    向かって薄くなる楔形に形成されていると共に、プリン
    ト配線板の導電パッドを外部に露出させる窓が開口して
    いることを特徴とするプリント配線板のキャップ。
  2. 【請求項2】 コネクタのコンタクトに向かって前進
    し、コンタクトから後退できるようにコネクタに係止さ
    れている請求項1記載のプリント配線板のキャップ。
  3. 【請求項3】 矩形基板の前辺に導電パッドを有するプ
    リント配線板を接続する低挿入力コネクタであって、導
    電パッドに接触してプリント配線板を挟持する複数のコ
    ンタクトが設けられたコネクタ本体と、コネクタ本体に
    コンタクトに向かって前進・後退できるようにスライド
    可能に支持され且つプリント配線板を載せて保持するス
    ライダとを備え、スライダの前端には、後端部がスライ
    ダ上のプリント配線板の前辺に連続し且つプリント配線
    板の板厚方向に対応する厚さが前方に向かって薄くなる
    楔形に形成されたガイドが設けられていることを特徴と
    する低挿入力コネクタ。
  4. 【請求項4】 前端がコネクタ本体にヒンジ結合されて
    スライダとの間でプリント配線板を挟持し、後端を上げ
    るとスライダが後退するようスライダに連結された板状
    のカバーを備えている請求項3記載の低挿入力コネク
    タ。
  5. 【請求項5】 プリント配線板の基板に半導体チップが
    実装されており、カバーが金属製である請求項4記載の
    低挿入力コネクタ。
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