JP2001184682A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JP2001184682A
JP2001184682A JP36892599A JP36892599A JP2001184682A JP 2001184682 A JP2001184682 A JP 2001184682A JP 36892599 A JP36892599 A JP 36892599A JP 36892599 A JP36892599 A JP 36892599A JP 2001184682 A JP2001184682 A JP 2001184682A
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JP
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objective lens
elastic support
driving device
center
lens driving
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JP36892599A
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Goichi Akanuma
悟一 赤沼
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品精度や組付け精度を厳しくしなくても、
組立後に調整することで、組付け誤差、部品誤差を吸収
し、可動部移動時のチルトを小さくできる対物レンズ駆
動装置を提供する。 【解決手段】 対物レンズ2が矢印θの方向に傾いた場
合には、右側の2本のワイヤばね4を支持する固定部材
7の切込み部7Rに調整部品14を押し込み支持部分の
フォーカス方向のスパンを広げるように調整すること
で、右側の2本のワイヤばね4の支持力を大きくする。
これにより、支持中心の位置を駆動力中心に一致させ、
対物レンズ2の傾きが最も小さくなるように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクドライ
ブ又は光磁気ディスクドライブの対物レンズ駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の対物レンズ駆動装置には幾つか
の方式があるが、低コストで可動部の軽量化に有利な方
式として4本ワイヤ方式(4WS方式)がある。
【0003】この4WS方式の対物レンズ駆動装置の従
来例(特開平8−22626号公報に示される例…第1
の従来例)を図11に示す。対物レンズ101を保持す
る対物レンズ保持部材102が4本のワイヤばね103
により弾性的に支持されている。対物レンズ保持部材1
02には円筒状にフォーカスコイル104が巻線され、
その側面に平面状に巻線されたトラックコイル105が
取付けられている。そして、基台106上に設けられた
磁石107はフォーカスコイル104及びトラックコイ
ル105の駆動部分に磁束が貫くようにギャップを設け
てヨーク108に固定されている。このような構成にお
いて、フォーカスコイル104とトラックコイル105
に電流を流すことによって対物レンズ101をフォーカ
ス方向(Y方向)及びトラック方向(X方向)に移動さ
せることができる。109は基台106上に設けられて
4本のワイヤばね103を支持する固定部材、110は
ワイヤばね103の両端をその軸方向に可動可能なヒン
ジ構造で保持する保持部材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図11に示
したような磁気回路とコイルとによる駆動用モータを備
えた対物レンズ駆動装置の場合、対物レンズ101をフ
ォーカス、トラック動作させた時のチルトが大きな問題
となる。
【0005】このチルトの発生原理を図12及び図13
に基づいて説明する。図12は駆動用モータ部分を抽出
して示す模式的平面図、図13はその模式的正面図であ
る。図12(a)は組付け、部品精度が理想的な場合を
示しており、駆動力発生部分による駆動中心と4本のワ
イヤばね103の中心(可動部支持中心)とが一致して
おり、モーメントは発生しない。ところが、部品精度や
組付け精度などによって図12(b)に示すように駆動
力発生部分の中心と可動部支持中心(又は重心)とが一
致しない場合がある。いま、トラッキング動作をしてい
ない状態で図12(b)に示すようにフォーカシング駆
動力の中心と可動部のトラッキング方向の可動部支持中
心とにずれが発生しているときにフォーカス移動をする
と、図13に示すようにモーメントを発生し、可動部
(対物レンズ101)はチルトしてしまう。
【0006】近年、光ディスクにおいては、高密度記録
の必要性から、スポットを小さくするために、対物レン
ズの開口数NAが大きくなるに従って、チルトに対する
要求が厳しくなっており、図11に示したような駆動用
モータを備えた対物レンズ駆動装置の場合、対物レンズ
101をフォーカス、トラック動作させた時のチルトが
大きな問題となってしまう。
【0007】即ち、従来のCD等の光ディスクに関して
は、光ピックアップで使用するレーザ波長が780nm
前後であり、トラックピッチも1.6μm程度であり、
比較的、光ディスク上の記録密度が低いため、光ディス
ク面に対する光ピックアップ、特に対物レンズの光学的
傾き(チルト)の許容精度が大きく、各部品の単品精度
を加工精度内に抑えておけば、組立後の総合精度として
光ピックアップのチルトが問題にならないレベルの製品
となる。しかしながら、近年では、記録密度を上げたD
VD等の高密度記録の光ディスクが実用化の段階にあ
り、高密度化に対応して、光ピックアップで使用するレ
ーザ波長が650nm程度の短波長となり、トラックピ
ッチも0.74μm程度に狭くなり、厳しい規格条件が
要求されている。これに対応して、光ピックアップ、特
に対物レンズのチルトが、従来のCDの約半分程度に抑
えなくてはならない、といった厳しい条件が課されるよ
うになってきているためである。
【0008】このような問題に対処するため、例えば、
特開平11−134679号公報によれば、ステム(固
定部材)を磁気回路に対して移動調整自在とする提案が
されている(第2の従来例)。その構成例を図14に示
す(なお、図11の場合と対応する部分には同一符号を
付して示す…図15でも同様とする)。
【0009】ヨーク108と一体の基台106の支持ホ
ルダ109の取付け面には突起106a,106bが設
けられ、支持ホルダ109には突起106a,106b
に嵌合するように移動方向に長い2つの長穴109a,
109が形成され、ネジ111を回転させることによ
り、第1のヨーク108a、第2のヨーク108bと第
1の磁石107aと第2の磁石107bとからなる磁気
回路に対して、支持ホルダ109をトラッキング方向
(光ディスクの半径方向)に移動可能とされている。
【0010】これによれば、支持ホルダ109を磁気回
路に対してトラッキング方向に移動調整することによ
り、第1の従来例で発生していたずれをなくすことによ
ってモーメントの発生を防ぐことで、チルトを低減させ
ることができる。
【0011】ところが、この第2の従来例による場合、
支持ホルダ109の移動調整に伴い、対物レンズ101
もラジアル方向に移動してしまうため光軸ずれ(レーザ
の光軸と対物レンズ101の光軸とのずれ)を発生して
しまう。また、磁気回路と可動部との間のラジアル方向
のギャップを調整分だけ大きくとらなければならないと
いう問題を有する。
【0012】また、特開平11−134679号公報の
場合とは逆に、磁石をステム(固定部材)に対して移動
調整自在とする提案もある(第3の従来例)。その構成
例を図15に示す。即ち、この対物レンズ駆動装置で
は、固定部材109を固定しておき、磁石107aをラ
ジアル方向に移動調整することにより、第2の従来例に
おける光軸ずれの問題を解決している。図中、112は
基板、113は光ディスク、114は立上げプリズム、
115はワイヤばね103を固定させるための半田であ
る。
【0013】ところが、第3の従来例による場合も、磁
気回路と可動部との間のラジアル方向のギャップを調整
分だけ大きくとらなければならない点では第2の従来例
と同様である。また、磁気回路と可動部との間のわずか
な隙間に治具を挿入して磁石107aを移動調整するた
め可動部を支持するワイヤばね103を破損させてしま
う危険性がある。
【0014】そこで、本発明は、光軸ずれを生ずること
がなく、磁気回路と可動部との間のギャップを大きくと
る必要がない構成で、部品精度或いは組付け精度を厳し
くしなくても、組立後に調整をすることにより、組付け
誤差、部品誤差を吸収し、可動部移動時のチルトが小さ
い対物レンズ駆動装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光スポットを形成する対物レンズと、この対物レンズを
保持する対物レンズ保持部材と、この対物レンズ保持部
材を基台に対して1軸方向又は2軸方向に移動可能に支
持する数本の棒状弾性支持部材と、前記対物レンズ保持
部材に設けられて前記対物レンズを前記1軸方向又は2
軸方向に変位させるための駆動手段と、前記棒状弾性支
持部材を支持する固定部材とを備えた対物レンズ駆動装
置において、少なくとも1軸方向なる移動方向の中心軸
に対して両側に配設される前記弾性支持部材同士の前記
移動方向の剛性比を変化させてなる。
【0016】従って、光軸ずれを発生せず、磁気回路と
可動部間のギャップを大きくする必要がない構成とし
て、可動部と磁気回路の位置関係を保持したまま、弾性
支持部材同士の移動方向の剛性比を変化させる調整によ
り、組付け誤差、部品誤差を吸収させて、駆動力中心と
支持中心とを一致させることができ、可動部が移動した
ときに、対物レンズがメディアに対して傾きにくくする
ことができる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズ駆動装置において、両側に配設される前記弾性
支持部材の片方における可動部側又は固定部側の少なく
とも一方の前記移動方向のスパンを変化させてなる。
【0018】従って、請求項1記載の発明の剛性比を変
化させる具体的手段として、棒状弾性支持部材のスパン
を変化させることによって駆動中心と支持中心とを一致
させることができる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズ駆動装置において、両側に配設される前記弾性
支持部材の片方の長さを変化させてなる。
【0020】従って、請求項1記載の発明の剛性比を変
化させる具体的手段として、棒状弾性支持部材の長さを
変化させることによって駆動中心と支持中心とを一致さ
せることができる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズ駆動装置において、両側に配設される前記弾性
支持部材の片方の剛性を変化させてなる。
【0022】従って、請求項1記載の発明の剛性比を変
化させる具体的手段として、棒状弾性支持部材の剛性を
変化させることによって駆動中心と支持中心とを一致さ
せることができる。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズ駆動装置において、前記固定部材により支持さ
れる前記弾性支持部材の連結部の周囲又は根元部分に粘
弾性材料が付着されており、両側に配設される前記弾性
支持部材の片方に対する前記粘弾性材料の量を変化させ
てなる。
【0024】従って、請求項1記載の発明の剛性比を変
化させる具体的手段として、粘弾性材料の量を変化させ
ることによって駆動中心と支持中心とを一致させること
ができる。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズ駆動装置において、前記固定部材により支持さ
れる前記弾性支持部材の連結部の周囲又は根元部分に粘
弾性材料が付着されており、両側に配設される前記弾性
支持部材の片方に対して前記粘弾性材料とは特性の異な
る粘弾性材料を追加してなる。
【0026】従って、請求項5記載の発明の変形的な手
段として、調整の容易な特性の粘弾性材料を追加するこ
とによって駆動力中心と支持中心とを一致させることが
できる。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズ駆動装置において、前記固定部材により支持さ
れる前記弾性支持部材の連結部の周囲又は根元部分に粘
弾性材料が付着されており、両側に配設される前記弾性
支持部材の片方に対する前記粘弾性材料の弾性係数を変
化させてなる。
【0028】従って、請求項1記載の発明の剛性比を変
化させる具体的手段として、粘弾性材料の硬度を変化さ
せることによって駆動力中心と支持中心とを一致させる
ことができる。
【0029】請求項8記載の発明は、請求項2記載の対
物レンズ駆動装置において、前記固定部材における前記
棒状弾性支持部材との連結部の中間に切込み部を有し、
この切込み部に挿入された調整部品により前記棒状弾性
支持部材の少なくとも一方の前記移動方向のスパンを変
化させてなる。
【0030】従って、請求項2記載の発明のスパンを変
化させる具体的手段として、切込み部の形成された固定
部材の男性的な変形を利用することにより、容易に、か
つ、精度よく棒状弾性支持部材のスパンを変化させ、駆
動中心と支持中心とを一致させることができる。
【0031】請求項9記載の発明は、請求項2記載の対
物レンズ駆動装置において、前記固定部材における前記
棒状弾性支持部材との連結部の中間に切込み部を有し、
この切込み部に挿入された調整部品により少なくとも一
方の前記移動方向のスパンをその移動方向の中心軸に対
して両側に配設される両方の前記弾性支持部材について
変化させてなる。
【0032】従って、移動方向に対して両側の棒状弾性
支持部材の移動方向のスパンを所定量だけ変化させるこ
とにより、棒状弾性支持部材を撓ませ、ヨーイングやピ
ッチングといった回転剛体モードの共振を制振しやすく
することができる上に、請求項8記載の作用効果を維持
できる。
【0033】請求項10記載の発明は、請求項3記載の
対物レンズ駆動装置において、前記移動方向に対して片
方の前記棒状弾性支持部材の端部を接着剤により固定す
ることで両側に配設される前記弾性支持部材同士の長さ
を変化させてなる。
【0034】従って、請求項3記載の発明の弾性支持部
材の長さを変化させる具体的手段として、接着剤の固定
位置を変えることにより、容易に棒状弾性支持部材の長
さを変化させて支持中心を駆動中心に一致させることが
できる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。本実施の形態は、請求項
1,2及び8記載の発明に相当し、概略的には、ワイヤ
ばねのスパンを調整して駆動中心と支持中心とを一致さ
せることで移動時のチルトの発生を抑制するようにした
ものである。
【0036】まず、光ディスク1に対向する対物レンズ
2を保持する対物レンズ保持部材3が設けられている。
この対物レンズ保持部材3は、棒状弾性支持部材である
4本のワイヤばね4によって弾性的に支持されており、
これらの可動部は基台5に対して対物レンズ2の光軸方
向に沿ったフォーカス方向とこれに直交するトラック方
向との2軸方向に変位移動自在とされている。ここに、
ワイヤばね4の可動側端部は対物レンズ保持部材3の両
側において半田6により固定され、固定側端部は基台5
に設けられた固定部材7により支持されている。固定部
材7の外面側には基板8が取付けられており、ワイヤば
ね4が電気的に接続されている。
【0037】また、対物レンズ保持部材3には円筒状に
フォーカスコイル9が巻線され、その側面に平面状に巻
線された2個のトラックコイル10が取り付けられてい
る。これらのコイル9,10が駆動手段を構成してい
る。また、磁石11a,11bはフォーカスコイル9及
びトラックコイル10の駆動部分に磁束が貫くようにギ
ャップを設けてヨーク12a,12bに固定されてい
る。これらのヨーク12a,12bは基台5上に一体化
されている。なお、21は立ち上げプリズムである。
【0038】このような基本的な構成により、フォーカ
スコイル9とトラックコイル10に電流を流すことによ
って対物レンズ2をフォーカス方向及びトラック方向に
移動させることができる。
【0039】ここで、本実施の形態では、固定部材7の
形状の工夫により、ワイヤばね4の連結部のフォーカス
方向のスパンが変化可能に構成されている。即ち、固定
部材7には例えば右側の2本のワイヤばね4の連結部間
の中央に中央付近まで切り込んだ切込み部7Rが形成さ
れ(基板8にも対応する切込み部8Rが形成されている
…なお、基板8は固定部材7と同一サイズであるが、図
面表記上、一回り小さく図示するものとする)、中央や
や右寄り上下には適当な弾性を持って撓みやすくするた
めの切欠き7UR,7DRが形成されている(基板8に
も対応する切欠き8UR,8DRが形成されている)。
なお、基台5の一部は固定部材7の右側の変形を容易に
するため、切欠き5aが形成されている。このような切
込み部7Rに対応させて基台5上には調整台13Rが搭
載され、この調整台13Rを介して切込み部7Rに対し
て楔状の調整部材(調整部品)14が挿入自在とされ、
ねじ15によりその押込み量を調整し得るように構成さ
れている。この調整部材14の押込み量をねじ15によ
り微調整することにより、右側の2本のワイヤばね4の
固定部側のフォーカス方向のスパンが微調整可能であ
り、左側の2本のワイヤばね4との剛性比を変更可能と
されている。
【0040】このような構成により、例えば、フォーカ
スコイル9に電流を流し、可動部(対物レンズ2及び対
物レンズ保持部材3)を上下させたとき、図2(a)に
示すように、対物レンズ2が左方向(図中、矢印θの方
向)に傾いた場合には、フォーカス駆動力とトラック方
向の支持中心とにずれがあって、右側の推力が強いか、
又は右側の支持力が弱いということである。そこで、ネ
ジ15をねじ込んで、切込み部7Rに対する調整部材1
4の押込み量を微調整し、固定部材7の右側を弾性変形
させることで、図2(b)に示すように、右側の2本の
ワイヤばね4の支持部におけるフォーカス方向のスパン
を広げることによって右側の2本のワイヤばね4の支持
力を大きくする。これにより、支持中心の位置を駆動力
中心に一致させ、対物レンズ2の傾きが最も小さくなる
ように調整する。
【0041】このように、本実施の形態によれば、可動
部(対物レンズ2及び対物レンズ保持部材3)と磁気回
路(磁石11a,11bとヨーク12a,12b)との
位置関係を保持したまま(即ち、光軸ずれを発生せず、
かつ、可動部と磁気回路との間のギャップを大きくする
必要のない構成のまま)、調整により支持中心の位置を
駆動力中心に一致させることにより、可動部がフォーカ
ス方向に移動するときに対物レンズ2が光ディスク1に
対して傾きにくくすることができる。
【0042】なお、本実施の形態では、フォーカス方向
のスパンを調整して、ラジアル方向の駆動力中心と、支
持中心とのずれをなくしてフォーカス移動による対物レ
ンズ2のチルトが小さくなるように調整したが、トラッ
ク方向のスパンを調整することによって、フォーカス方
向の駆動力中心と支持中心とのずれをなくして、トラッ
ク移動による対物レンズ2のチルトが小さくなるように
することもできる。
【0043】また、上記の調整はワイヤばね4の固定部
材7に対する連結部にUV硬化性の粘弾性材料を注入
し、紫外線を照射して硬化させて固定させた後に行うこ
とによって、粘弾性材料の注入量の誤差、硬化程度のば
らつきの影響も調整により吸収することが可能となる。
【0044】本発明の第二の実施の形態を図3及び図4
に基づいて説明する。図1及び図2で示した部分と同一
部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降の
各実施の形態でも順次同様とする)。本実施の形態は、
請求項1,2及び9記載の発明に相当し、基本的には、
第一の実施の形態に準ずるが、初めに固定部材7を所定
量だけ撓ませておき回転剛体モード(ヨーイング、ピッ
チング)の共振を制振する機能を持たせたものである。
【0045】構成的には、固定部材7には左側の2本の
ワイヤばね4の連結部間の中央に中央付近まで切り込ん
だ切込み部7Lが形成され(基板8にも対応する切込み
部8Lが形成されている)、中央やや左寄り上下には適
当な弾性を持って撓みやすくするための切欠き7UL,
7DLが形成されている(基板8にも対応する切欠き8
UL,8DLが形成されている)。このような切込み部
7Lに対応させて基台5上には調整台13Lが搭載さ
れ、この調整台13Lを介して切込み部7Lに対して楔
状の調整部材(調整部品)16が挿入自在とされ、ねじ
17によりその押込み量を調整し得るように構成されて
いる。この調整部材16の押込み量をねじ17により微
調整することにより、左側の2本のワイヤばね4の固定
部側のフォーカス方向のスパンが微調整可能とされてい
る。これにより、左右両側についてフォーカス方向のス
パンが微調整自在とされている。
【0046】これは、ワイヤばねを撓ませることによっ
て、回転剛体モードの共振を制振できることが特開平9
−190636号公報等により知られていることを利用
するものである。即ち、固定部材7を図4に示すような
形状に形成しておき、第一の実施の形態で説明したよう
なチルト調整を行う前に、固定部材7の両側の切込み部
7R,7Lに、図4(a)に示すように調整部材14,
16を挿入して、ねじ15,17で微調整することによ
り、図4(b)に示すように、ワイヤばね4のフォーカ
ス方向のスパンを所定量(例えば、0.3mm程度)だ
け撓ませることができる。これによって回転剛体モード
の共振を制振することができる。この後、第一の実施の
形態で説明した場合と同様に、右側のワイヤばね4のフ
ォーカス方向のスパンを微調整することによって対物レ
ンズ2のチルトを小さくすることができる。
【0047】本発明の第三の実施の形態を図5及び図6
に基づいて説明する。本実施の形態は、請求項1及び3
記載の発明に相当し、概略的には、ワイヤばねの長さを
変更することによって駆動中心と支持中心とを一致させ
ることで移動時のチルトの発生を抑制するようにしたも
のである。本実施の形態の場合、一般的な対物レンズ駆
動装置(図5参照)においてワイヤばね4の支持部分の
固定個所を変更するだけで実施可能である。
【0048】今、例えばフォーカス方向に駆動したとき
に可動部(対物レンズ2及び対物レンズ保持部材3)の
右側が左側よりも大きく撓んで傾いた場合には(図7等
参照)、フォーカス駆動力の中心とトラック方向の支持
中心とにずれがあって、可動部中心に対して、右側の推
力が強いか又は右側の支持力が弱いということである。
従って、このような場合には右側の2本のワイヤばね4
の根元部分の固定部材7側を接着剤18で固定すること
により、右側の2本のワイヤばね4の長さをLからL’
に短くする(左側の2本のワイヤばね4の長さはLのま
ま)ことによって右側の支持力を強くすることが可能で
ある。このようにばね力の弱い側のワイヤばね4を短く
することによってそのばね力を大きくして、両側で釣り
合うようにして、対物レンズ2の傾きを小さくすること
ができる。
【0049】なお、通常は、フォーカスストロークの方
がトラックストロークよりも長いので、フォーカス移動
による対物レンズ2のチルトの方が問題になることか
ら、フォーカス駆動の例で説明したが、トラック駆動力
の中心とフォーカス方向の支持中心とにずれがある場合
にも同様に調整することが可能である。
【0050】本発明の第四の実施の形態を図7及び図8
に基づいて説明する。本実施の形態は、請求項1及び5
記載の発明に相当し、概略的には、ワイヤばねを固定さ
せるための粘弾性材料の量を変化させることによって駆
動中心と支持中心とを一致させることで移動時のチルト
の発生を抑制するようにしたものである。
【0051】前述した実施の形態のように、4本のワイ
ヤばね4の固定側は固定部材7に形成された円錐台形状
の穴19R,19Lに挿入され、粘弾性材料20により
固定支持される。ここに、本実施の形態では、粘弾性材
料20を注入する穴19が通常よりも大きめに形成さ
れ、粘弾性材料20の追加が可能とされている。
【0052】このような構成において、例えば、フォー
カス方向に駆動したときに図7に示すように対物レンズ
2が左方向(図7中、矢印θで示す方向)に傾いた場合
には、フォーカス駆動力の中心とトラック方向の支持中
心とにずれがあって、可動部(対物レンズ2及び対物レ
ンズ保持部材3)中心に対して、右側の推力が強いか又
は右側の支持力が弱いということである。そこで、図8
(b)に示すように、右側の穴19Rに対して粘弾性材
料20の量を少量加えて、右側の支持力を大きくするこ
とによって、フォーカス駆動力の中心と支持中心とを一
致させることにより、フォーカス移動時の対物レンズ2
の傾きを小さくすることができる。
【0053】なお、通常は、フォーカスストロークの方
がトラックストロークよりも長いので、フォーカス移動
による対物レンズ2のチルトの方が問題になることか
ら、フォーカス駆動の例で説明したが、トラック駆動力
の中心とフォーカス方向の支持中心とにずれがある場合
にも同様に調整することが可能である。
【0054】また、調整するために追加する粘弾性材料
は、その調整を容易にするために、予め注入してある粘
弾性材料Aとは異なる特性(主に硬度)のものを追加し
て調整するようにしてもよい(請求項6記載の発明に相
当する)。
【0055】本発明の第五の実施の形態を図9及び図1
0に基づいて説明する。本実施の形態は、請求項1及び
7記載の発明に相当し、概略的には、ワイヤばねを固定
させるための粘弾性材料の硬度を変化させることによっ
て駆動中心と支持中心とを一致させることで移動時のチ
ルトの発生を抑制するようにしたものである。
【0056】前述した実施の形態のように、4本のワイ
ヤばね4の固定側は固定部材7に形成された円錐台形状
の穴19R,19Lに挿入され、穴19R,19Lに充
填された粘弾性材料20により固定支持される。ここ
に、本実施の形態では、粘弾性材料20を紫外線硬化性
樹脂(UV樹脂)とし、始めは十分に紫外線を照射せず
完全に硬化させないでおく。
【0057】このような構成において、例えば、フォー
カス方向に駆動したときに図9に示すように対物レンズ
2が左方向(図9中、矢印θで示す方向)に傾いた場合
には、フォーカス駆動力の中心とトラック方向の支持中
心とにずれがあって、可動部(対物レンズ2及び対物レ
ンズ保持部材3)中心に対して、右側の推力が強いか又
は右側の支持力が弱いということである。そこで、図9
(b)に示すように右側の穴19Rに充填された粘弾性
材料20に対してのみさらに紫外線を照射して硬化さ
せ、右側のワイヤばね4による支持力を大きくして、フ
ォーカス駆動力の中心と支持中心とを一致させることに
より、フォーカス移動時の対物レンズ2の傾きを小さく
することができる。
【0058】なお、通常は、フォーカスストロークの方
がトラックストロークよりも長いので、フォーカス移動
による対物レンズ2のチルトの方が問題になることか
ら、フォーカス駆動の例で説明したが、トラック駆動力
の中心とフォーカス方向の支持中心とにずれがある場合
にも同様に調整することが可能である。
【0059】なお、本実施の形態では、粘弾性材料20
として紫外線硬化性樹脂を用いたが、熱硬化性の粘弾性
材料を用いれば加熱量を調整しながら粘弾性材料を硬化
させていき、フォーカス移動時の対物レンズ2の傾きが
小さくなるように調整することができる。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、少なくと
も1軸方向なる移動方向の中心軸に対して両側に配設さ
れる弾性支持部材同士の移動方向の剛性比を変化させて
なるので、光軸ずれを発生せず、磁気回路と可動部間の
ギャップを大きくする必要がない構成として、可動部と
磁気回路の位置関係を保持したまま、弾性支持部材同士
の移動方向の剛性比を変化させる調整により、組付け誤
差、部品誤差を吸収させて、駆動力中心と支持中心とを
一致させることができ、可動部が移動したときに対物レ
ンズがメディアに対して傾きにくくすることができる。
【0061】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の剛性比を変化させる具体的手段として、棒状
弾性支持部材のスパンを変化させることによって駆動中
心と支持中心とを一致させることができる。
【0062】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の剛性比を変化させる具体的手段として、棒状
弾性支持部材の長さを変化させることによって駆動中心
と支持中心とを一致させることができる。
【0063】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の剛性比を変化させる具体的手段として、棒状
弾性支持部材の剛性を変化させることによって駆動中心
と支持中心とを一致させることができる。
【0064】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の剛性比を変化させる具体的手段として、粘弾
性材料の量を変化させることによって駆動中心と支持中
心とを一致させることができる。
【0065】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の変形的な手段として、調整の容易な特性の粘
弾性材料を追加することによって駆動力中心と支持中心
とを一致させることができる。
【0066】請求項7記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の剛性比を変化させる具体的手段として、粘弾
性材料の硬度を変化させることによって駆動力中心と支
持中心とを一致させることができる。
【0067】請求項8記載の発明によれば、請求項2記
載の発明のスパンを変化させる具体的手段として、切込
み部の形成された固定部材の男性的な変形を利用するこ
とにより、容易に、かつ、精度よく棒状弾性支持部材の
スパンを変化させ、駆動中心と支持中心とを一致させる
ことができる。
【0068】請求項9記載の発明によれば、移動方向に
対して両側の棒状弾性支持部材の移動方向のスパンを所
定量だけ変化させることにより、棒状弾性支持部材を撓
ませ、ヨーイングやピッチングといった回転剛体モード
の共振を制振しやすくすることができる上に、請求項8
記載の作用効果を維持できる。
【0069】請求項10記載の発明によれば、請求項3
記載の発明の弾性支持部材の長さを変化させる具体的手
段として、接着剤の固定位置を変えることにより、容易
に棒状弾性支持部材の長さを変化させて支持中心を駆動
中心に一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の対物レンズ駆動装
置を示し、(a)は平面図、(b)はその側面図であ
る。
【図2】対物レンズ駆動装置を示し、(a)は調整前の
正面図、(b)は調整後の正面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態の対物レンズ駆動装
置を示し、(a)は平面図、(b)はその側面図であ
る。
【図4】対物レンズ駆動装置を示し、(a)は調整前の
正面図、(b)は調整後の正面図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態の調整前の対物レン
ズ駆動装置を示し、(a)は平面図、(b)はその側面
図である。
【図6】調整後の対物レンズ駆動装置を拡大して示し、
(a)は平面図、(b)はその側面図である。
【図7】本発明の第四の実施の形態の調整前の対物レン
ズ駆動装置の状態を示す正面図である。
【図8】対物レンズ駆動装置の一部を拡大して示し、
(a)は調整前の水平断面図、(b)は調整後の水平断
面図である。
【図9】本発明の第五の実施の形態の調整前の対物レン
ズ駆動装置の状態を示す正面図である。
【図10】対物レンズ駆動装置の一部を拡大して示し、
(a)は調整前の水平断面図、(b)は調整後の水平断
面図である。
【図11】第1の従来例の対物レンズ駆動装置を示す斜
視図である。
【図12】チルト発生を模式的に示し、(a)はチルト
が発生しない理想的な場合の平面図、(b)はチルトが
発生する場合の平面図である。
【図13】チルトが発生する場合の模式的正面図であ
る。
【図14】第2の従来例の対物レンズ駆動装置を示す平
面図である。
【図15】第3の従来例の対物レンズ駆動装置を示し、
(a)は平面図、(b)はその側面図である。
【符号の説明】
2 対物レンズ 3 対物レンズ保持部材 4 棒状弾性支持部材 5 基台 7 固定部材 7R,7L 切込み部 9,10 駆動手段 14,16 調整部品 18 接着剤 20 粘弾性材料

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光スポットを形成する対物レンズと、こ
    の対物レンズを保持する対物レンズ保持部材と、この対
    物レンズ保持部材を基台に対して1軸方向又は2軸方向
    に移動可能に支持する数本の棒状弾性支持部材と、前記
    対物レンズ保持部材に設けられて前記対物レンズを前記
    1軸方向又は2軸方向に変位させるための駆動手段と、
    前記棒状弾性支持部材を支持する固定部材とを備えた対
    物レンズ駆動装置において、 少なくとも1軸方向なる移動方向の中心軸に対して両側
    に配設される前記弾性支持部材同士の前記移動方向の剛
    性比を変化させてなることを特徴とする対物レンズ駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 両側に配設される前記弾性支持部材の片
    方における可動部側又は固定部側の少なくとも一方の前
    記移動方向のスパンを変化させてなることを特徴とする
    請求項1記載の対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 両側に配設される前記弾性支持部材の片
    方の長さを変化させてなることを特徴とする請求項1記
    載の対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 両側に配設される前記弾性支持部材の片
    方の剛性を変化させてなることを特徴とする請求項1記
    載の対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記固定部材により支持される前記弾性
    支持部材の連結部の周囲又は根元部分に粘弾性材料が付
    着されており、両側に配設される前記弾性支持部材の片
    方に対する前記粘弾性材料の量を変化させてなることを
    特徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記固定部材により支持される前記弾性
    支持部材の連結部の周囲又は根元部分に粘弾性材料が付
    着されており、両側に配設される前記弾性支持部材の片
    方に対して前記粘弾性材料とは特性の異なる粘弾性材料
    を追加してなることを特徴とする請求項1記載の対物レ
    ンズ駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記固定部材により支持される前記弾性
    支持部材の連結部の周囲又は根元部分に粘弾性材料が付
    着されており、両側に配設される前記弾性支持部材の片
    方に対する前記粘弾性材料の弾性係数を変化させてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記固定部材における前記棒状弾性支持
    部材との連結部の中間に切込み部を有し、この切込み部
    に挿入された調整部品により前記棒状弾性支持部材の少
    なくとも一方の前記移動方向のスパンを変化させてなる
    ことを特徴とする請求項2記載の対物レンズ駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記固定部材における前記棒状弾性支持
    部材との連結部の中間に切込み部を有し、この切込み部
    に挿入された調整部品により少なくとも一方の前記移動
    方向のスパンをその移動方向の中心軸に対して両側に配
    設される両方の前記弾性支持部材について変化させてな
    ることを特徴とする請求項2記載の対物レンズ駆動装
    置。
  10. 【請求項10】 前記移動方向に対して片方の前記棒状
    弾性支持部材の端部を接着剤により固定することで両側
    に配設される前記弾性支持部材同士の長さを変化させて
    なることを特徴とする請求項3記載の対物レンズ駆動装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1936616A2 (en) 2006-12-20 2008-06-25 Funai Electric Co., Ltd. Objective lens driving device, assembling method for the same and optical disc apparatus
JP2008310916A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Sanyo Electric Co Ltd 光ピックアップ装置のレンズホルダー支持装置

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