JP2001184206A - ライセンス管理方法及びライセンス管理システム - Google Patents

ライセンス管理方法及びライセンス管理システム

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JP2001184206A
JP2001184206A JP36852399A JP36852399A JP2001184206A JP 2001184206 A JP2001184206 A JP 2001184206A JP 36852399 A JP36852399 A JP 36852399A JP 36852399 A JP36852399 A JP 36852399A JP 2001184206 A JP2001184206 A JP 2001184206A
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江 寛 人 入
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ側がソフトウエアメーカに対して、不
当なライセンス数制限であるとして不信感を抱く虞のな
い、ライセンス管理方法及びライセンス管理システムを
提供すること。 【解決手段】 ライセンス登録対象者を「現職者」、
「退職者」、「出向者」の3つのグループに分け、それ
ぞれのグループの重み数値を「1」、「0」、「0.
5」とする。使用ライセンス数は、各グループの人数に
重み数値を掛けたものの合計加算値となる。例えば、新
規採用者100人のライセンス登録を行う場合、「現職
者」は950人+100人=1050人となるので、使
用ライセンス数は、(1050×1)+(500×0)
+(200×0.5)=1150人となり、許可ライセ
ンス数1200人以下となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人事システム等の
種々のシステムに対して用いられるライセンス管理方法
及びライセンス管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】企業又はその他の組織内において、通
常、従業員又は構成員の人事管理を行う人事システムは
コンピュータシステムとして確立されている。このよう
な人事システムにおいては、システム上の管理対象とな
る従業員(又は構成員)には予めライセンスが付与さ
れ、ライセンスが付与された従業員に対してのみ以後ラ
イセンス登録者として種々のコンピュータ処理が行われ
ることになる。
【0003】ここで、従業員に対して実際に付与される
ライセンスの数を「使用ライセンス数」と呼び、その人
事システムにおける使用ライセンス数の最大値を「許可
ライセンス数」と呼ぶことにする。この許可ライセンス
数は、企業が人事システムのソフトウエアをソフトウエ
アメーカから購入する際に予め決定されており、ユーザ
企業側で勝手に許可ライセンス数を変更しないようにし
ている。なぜなら、ソフトウエアメーカは、所定の許可
ライセンス数を前提としてソフトウエアの設計・制作、
及びソフトウエア販売後のメインテナンスサービス等を
行っており、また、許可ライセンス数に応じてソフトウ
エアの価格が異なってくるなど、許可ライセンス数はソ
フトウエアメーカにとって重要な意味を有する管理デー
タだからである。したがって、ユーザ企業側の従業員数
が増加し、使用ライセンス数が許可ライセンス数を上回
ることが予想されるような場合、ユーザ企業はソフトウ
エアメーカにライセンス数の追加を発注することにより
許可ライセンス数の変更を行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザ企業
においてライセンス登録される従業員には、現職者の他
に退職者及び出向者が含まれているのが通常である。こ
れは、企業においては人事情報として退職者の履歴デー
タも管理しておく必要があるからである。しかし、人事
システムが退職者に対してソフトウエア上機能すること
は殆どなく、また、出向者に対してもソフトウエア上機
能する割合は現職者に比べてかなり少ないはずである。
それにもかかわらず、現在の人事システムではこれら現
職者、退職者、及び出向者を区別することなく同じ従業
員としてライセンス登録しているため、ユーザ企業が価
格的な面で不合理感を抱く虞があり、ひいては不当なラ
イセンス数の制限であるとしてユーザ企業がソフトウエ
アメーカに対して不信感を抱く虞のあるものとなってい
る。例えば、毎年の新規採用者数と退職者数とがほぼ同
数となる企業の場合、現職者数は一定であるが、退職者
数が累積されるために、毎年追加ライセンスをソフトウ
エアメーカに発注しなければならない結果となってい
る。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ユーザ側がソフトウエアメーカに対して、不当な
ライセンス数制限であるとして不信感を抱く虞のない、
ライセンス管理方法及びライセンス管理システムを提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、発行し得る使用
ライセンス数の最大値を予め許可ライセンス数として定
めているライセンス管理方法において、ライセンス登録
対象者全員を所定の基準に従ってグループ分けすると共
に、各グループに対して所定の重み数値を設定し、前記
各グループに属するライセンス登録対象者数とそのグル
ープに設定されている重み数値との乗算値についての全
グループにわたる合計加算値を前記使用ライセンス数と
して定める、ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、発行し得る使用ラ
イセンス数の最大値を予め許可ライセンス数として定め
ているライセンス管理方法において、使用ライセンス数
を変更する案件を決裁する場合に、ライセンス登録対象
者全員を所定の基準に従ってグループ分けすると共に、
各グループに対して所定の重み数値を設定し、前記各グ
ループに属するライセンス登録対象者数とそのグループ
に設定されている重み数値との乗算値についての全グル
ープにわたる合計加算値を前記使用ライセンス数として
求め、使用ライセンス数が許可ライセンス数以下となる
場合のみ前記案件を可とする決裁を行い、しかも、許可
ライセンス数から使用ライセンス数を差し引いた値が予
め設定してあるアラーム値以下になったときには両者の
数が接近した状態にある旨の警告情報を発生させる、こ
とを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、発行し得る使用ラ
イセンス数の最大値を予め許可ライセンス数として定め
ているライセンス管理方法において、使用ライセンス数
を変更する案件を予備的にチェックする場合に、ライセ
ンス登録対象者全員を所定の基準に従ってグループ分け
すると共に、各グループに対して所定の重み数値を設定
し、前記各グループに属するライセンス登録対象者数と
そのグループに設定されている重み数値との乗算値につ
いての全グループにわたる合計加算値を前記使用ライセ
ンス数として求め、使用ライセンス数が許可ライセンス
数を上回ったときには、その旨及び前記案件は不可とさ
れるべきものである旨の警告情報を発生させる、ことを
特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、発行し得る使用ラ
イセンス数の最大値を予め許可ライセンス数として定め
ているライセンス管理方法において、前記許可ライセン
ス数は該当システムにデータファイルとして暗号化され
設定されたものである、ことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、発行し得る使用ラ
イセンス数の最大値を予め許可ライセンス数として定め
ているライセンス管理システムにおいて、前記許可ライ
センス数が記憶されている許可ライセンス数データファ
イルと、所定の基準に従ってグループ分けされた各ライ
センス登録対象者がどのグループに属するかについての
情報が記憶されている登録対象者情報ファイルと、前記
各グループに対して設定された各重み数値が記憶されて
いる重みデータファイルと、前記許可ライセンス数デー
タファイル、前記登録者情報ファイル、及び前記重みデ
ータファイルに記憶されている情報及びデータに基づい
て、前記各グループのライセンス登録対象者数とそのグ
ループに設定されている重み数値との乗算値についての
全グループにわたる合計加算値を前記使用ライセンス数
として求め、この使用ライセンス数が許可ライセンス数
を上回らないように監視を行う使用ライセンス数チェッ
ク手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。この実施形態では、人事システムにおけるライセン
スの管理方法及びそのシステムについて説明する。本実
施形態における人事システムのライセンス管理方法で
は、ユーザ企業内のライセンス登録対象者全員を「現職
者」、「退職者」、「出向者」の3つのグループに分
け、また、「現職者」には「1」、「退職者」には
「0」、「出向者」には「0.5」の重み数値をそれぞ
れ設定している。これは、ソフトウエアとしての人事シ
ステムの機能を使用する程度に応じて定められたもの
で、「現職者」を基準として考えた場合に、「退職者」
は殆ど機能を使用せず、「出向者」が機能を使用する程
度は「現職者」の半分程度と見るのが妥当と思われるか
らである。そして、人事システム全体における使用ライ
センス数は、各グループの人数にそのグループの重み数
値を乗算し、この乗算値の全グループにわたる合計加算
値として求めることができる。すなわち、使用ライセン
ス数は下式(1)により求めることができる。
【0012】 使用ライセンス数=「現職者」の人数×1+「退職者」の人数×0+「出向 者」の人数×0.5 … (1) ユーザ企業では、使用ライセンス数が許可ライセンス数
以下となるように人事システムを運用しなければなら
ず、もし、新規採用者の加入等によって使用ライセンス
数が大幅に増加するような場合は、追加ライセンスをソ
フトウエアメーカに発注しなければならないが、上記の
ような使用ライセンス数の求め方によれば、ユーザ企業
のソフトウエアメーカに対する不信感を払拭することが
できると考えられる。
【0013】つまり、従来は、システム機能を殆ど利用
しない「退職者」や利用割合が少ないと考えられる「出
向者」をシステム上では「現職者」と区別することなく
同等に扱い、これらの合計人数をそのまま使用ライセン
ス数としてカウントした状態で追加ライセンス発注の必
要の有無を判断していたため、ユーザ企業はソフトウエ
アとしての人事システムのコストに対して割高感を抱か
ざるを得ないものとなっていた。これに対し、上記
(1)式に基づき決定された使用ライセンス数によれ
ば、システム機能の利用状況に合致し、ユーザ企業が納
得し得るシステム価格を算出することが可能となる。
【0014】図1は、上記のようなライセンス管理方法
を実行するためのライセンス管理システムの構成を示す
ブロック図である。この図において、ネットワーク1に
は、クライアントマシンとしての入力装置2と、サーバ
としての人事システム格納装置3とが接続されている。
人事システム格納装置3は、その内部に、人事システム
処理手段4と、使用ライセンス数チェック手段5と、記
憶部6と、許可ライセンス数更新処理手段11と、アラ
ーム値更新処理手段12とを有している。そして、記憶
部6は、登録対象者情報ファイル7と、許可ライセンス
数データファイル8と、アラーム値データファイル9
と、重みデータファイル10とを有している。
【0015】入力装置2は、ユーザ企業側において例え
ば人事課のオペレータが入力操作を行うものである。一
方、人事システム格納装置3はソフトウエアメーカ側の
管理対象となるものである。人事システム格納装置3内
の人事システム処理手段4は、人事システム上の種々の
処理を行うものである。例えば、オペレータが入力装置
2を操作し、所定人数の新規採用者のライセンス登録が
可能であるか否かという案件を人事システム処理手段4
に出力したとすると、人事システム処理手段4は使用ラ
イセンス数チェック手段5にチェックを行わせ、そのチ
ェック結果に基づく判別を入力装置2側に返送するよう
になっている。
【0016】記憶部6内の登録対象者情報ファイル7に
は、登録対象となっている各従業員が「現職者」、「退
職者」、「出向者」のどのグループに属するかという情
報や各グループの人数についての情報が格納されてい
る。これらの情報は、人事システム処理手段4によって
書き込まれるものであり、また、人事システム処理手段
4を介して入力装置2のディスプレイに表示できるよう
になっている。
【0017】許可ライセンス数データファイル8には、
使用ライセンス数の最大値である許可ライセンス数につ
いてのデータが格納されている。この許可ライセンス数
データファイル8に書き込まれている許可ライセンス数
は、許可ライセンス数更新処理手段11により更新可能
となっている。
【0018】アラーム値データファイル9には、使用ラ
イセンス数が許可ライセンス数に接近した状態にあるこ
とを警告するためのアラーム値についてのデータが格納
されている。このアラーム値は、アラーム値更新処理手
段12が入力装置2からの更新指令の入力に基づき更新
できるようになっている。なお、このアラーム値として
は、一度にライセンス登録を行う場合の最大値と考えら
れる数を予想して設定しておけば、システム運用上は突
然にライセンス数が不足するような事態を回避すること
ができ好都合である。例えば、新規採用者数の最大値が
100人であると予想されるような場合は、このアラー
ム値を100に設定することが好ましい。
【0019】重みデータファイル10には、前述した
「現職者」、「退職者」、「出向者」のそれぞれについ
ての重み数値である「1」、「0」、「0.5」の各デ
ータが格納されている。
【0020】使用ライセンス数チェック手段5は、人事
システム処理手段4から使用ライセンス数チェック指令
を受け取ると、登録対象者情報ファイル7、許可ライセ
ンス数データファイル8、アラーム値データファイル
9、及び重みデータファイル10の各データを読み込ん
で使用ライセンス数についてのチェック処理を行い、そ
のチェック結果を人事システム処理手段4に出力する。
人事システム処理手段4は、このチェック結果に基づき
案件の可否を判別し、その判別結果を入力装置2に出力
するようになっている。
【0021】ところで、本実施形態では、許可ライセン
ス数データファイル8に格納されている許可ライセンス
数をユーザ企業側が不正に増加することができないよう
に、この許可ライセンス数を暗号化するようにしてい
る。暗号化の例として、例えば、10桁の英数字を用い
ることとし、1桁目にライセンス数の記載開始桁を示す
データ、2桁目にそのライセンス数が何桁の数であるか
を示すデータを付し、更に、0,1,2,…等の数字を
「A」、「B」、「C」、…等の英文字に置き換えるよ
うにする。したがって、例えば、許可ライセンス数を
「500」に設定した場合、この10桁の英数字は、
「43CFAAT89T」となる。
【0022】また、ユーザ企業が許可ライセンス数を増
加させようとする場合、ソフトウエアメーカに対して
「追加ライセンス媒体」を発注して購入し、この追加ラ
イセンス媒体に記載されている追加ライセンス情報を許
可ライセンス数更新処理手段11に出力しなければなら
ないようになっている。この追加ライセンス情報には上
記のような10桁の英数字が媒体番号として含まれてお
り、許可ライセンス数更新処理手段11は、この10桁
の英数字を読み出し、これを許可ライセンス数データフ
ァイル8に追加して格納する。これにより、許可ライセ
ンス数データファイル8には、それまでの許可ライセン
ス数データに加えて、追加ライセンス媒体の追加ライセ
ンス数データが格納される。
【0023】この場合、許可ライセンス数データファイ
ル8には、同一の媒体番号に係る追加ライセンス数デー
タは存在できないようにしておくことにより、ユーザ企
業側で同じ追加ライセンス媒体を複数回適用して不正に
許可ライセンス数を増加させようとする行為に対処する
ことができる。なお、使用ライセンス数チェック手段5
は、予め内蔵されている解読ロジックに基づき暗号解読
作業を行うが、上記の暗号化は所定のルールに基づき行
われるものであるため、ライセンス数を追加する毎に解
読ロジックを変更する必要はない。
【0024】次に、図1のライセンス管理システムに基
づき、新規採用者に対してライセンス登録を行おうとす
る案件処理の手順を図2のフローチャートに基づき説明
する。人事システム処理手段4は、例えば新規採用者1
00人に対するライセンス登録を行いたい旨の案件情報
を入力し(ステップ1)、使用ライセンス数チェック指
令を使用ライセンス数チェック手段5に対して出力す
る。
【0025】すると使用ライセンス数チェック手段5
は、登録対象者情報ファイル7から、「現職者」が95
0人、「退職者」が500人、「出向者」が200人と
いう登録対象者情報を読み込む(ステップ2)と共に、
許可ライセンス数データファイル8から、現在の許可ラ
イセンス数が1200であるという情報を読み込み(ス
テップ3)、更に、重みデータファイル10から、「現
職者」、「退職者」、及び「出向者」の各重み数値
「1」、「0」、「0.5」を読み込む(ステップ
4)。
【0026】そして、使用ライセンス数チェック手段5
は、前述した(1)式を用いて、下式に示すように使用
ライセンス数の演算を行う(ステップ4)。なお、この
場合、「現職者」の数は、現在登録対象者情報ファイル
7に格納されている人数である950に新規採用者の人
数100を加えた1050となる。
【0027】(1050×1)+(500×0)+(2
00×0.5)=1150 次いで、使用ライセンス数チェック手段5は、上記のよ
うに演算して求めた使用ライセンス数が許可ライセンス
数を超過しているか否かにつき判別し(ステップ6)、
もし超過していれば「エラー処理」のチェック結果を人
事システム処理手段4に出力する(ステップ7)。上記
の場合は、使用ライセンス数の1050は許可ライセン
ス数の1200を超過していないので、ステップ6の判
別は「NO」となる。
【0028】そして、使用ライセンス数チェック手段5
は、アラーム値データファイル9からアラーム値100
を読み込み(ステップ8)、アラームの必要の有無につ
いて判別する(ステップ9)。すなわち、使用ライセン
ス数チェック手段5は、許可ライセンス数1200と使
用ライセンス数1150との差50を求め、これとアラ
ーム値100との大小関係を必要することによりアラー
ムが必要であるか否かを判別する。この場合、差50は
アラーム値100以下であるため、使用ライセンス数チ
ェック手段5は、使用ライセンス数が許可ライセンス数
に近づいていることを示す警告情報を人事システム処理
手段4に出力する(ステップ10)。
【0029】人事システム処理手段4は、この警告情報
と共に、新規採用者100人のライセンス登録が可能で
ある旨の決裁処理情報を入力装置2側に対して出力する
(ステップ11)。入力装置2側では、ユーザ企業の人
事課のオペレータがこの決裁処理情報を受け取った後、
ライセンス登録の準備を行う。そして、ユーザ企業では
この決裁処理情報に付された警告情報に基づき、追加ラ
イセンスをソフトウエアメーカに速やかに発注すること
ができる。なお、ステップ9での判別結果が「NO」の
場合、つまり許可ライセンス数と使用ライセンス数との
差がアラーム値を上回っている場合、人事システム処理
手段4は警告情報を付することなくライセンス登録が可
能である旨の決裁処理情報を入力装置2側に対して出力
する。
【0030】上記の図2のフローチャートに係る案件処
理の手順は、本来必要な案件決裁処理情報に加えて、ラ
イセンス追加についての警告情報が得られるものである
ため、案件の起案時点からライセンス登録すべき時点ま
での期間が比較的に短い場合、あるいは人の出入りが比
較的頻繁な企業にとって好適なものといえる。
【0031】これに対し、案件の起案時点からライセン
ス登録すべき時点までの期間が比較的長い場合、あるい
は人の出入りがそれほど頻繁ではない企業に対しては、
図2の手順をより簡略化し、これを案件の予備的なチェ
ックを行う手法として採用することも可能である。図3
は、このような案件の予備的チェックの処理手順を示す
フローチャートである。
【0032】図3におけるステップ31〜36は、図2
におけるステップ1〜ステップ6と同様の動作であるた
め、重複した説明を省略する。ステップ36における使
用ライセンス数チェック手段5の判別結果は人事システ
ム処理手段4に送られる。人事システム処理手段4は、
この判別結果が「NO」の場合、すなわち使用ライセン
ス数が許可ライセンス数を超過していない場合には、単
に、案件が可である旨の判別結果のみを入力装置2側に
対して出力し(ステップ37)、一方、この判別結果が
「YES」の場合には、使用ライセンス数が許可ライセ
ンス数を超過している旨、及び、案件は不可となるべき
ものである旨の警告情報を入力装置2側に出力する(ス
テップ37,38)。
【0033】なお、上記の実施形態では、人事システム
における場合を例に取り説明したが、本発明の技術はラ
イセンス管理を必要とする種々のシステムに対して適用
可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ライセ
ンス登録対象者全員を所定の基準に従ってグループ分け
すると共に、各グループに対して所定の重み数値を設定
し、前記各グループに属するライセンス登録対象者数と
そのグループに設定されている重み数値との乗算値につ
いての全グループにわたる合計加算値を前記使用ライセ
ンス数として定める構成としているので、ユーザ側がソ
フトウエアメーカに対して、不当なライセンス数制限で
あるとして不信感を抱く虞のない、ライセンス管理方法
及びライセンス管理システムを提供することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るライセンス管理システ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】図1のライセンス管理システムによる処理手順
を説明するためのフローチャート。
【図3】図2の処理手順をより簡略化したものについて
のフローチャート。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 入力装置 3 人事システム格納装置 4 人事システム処理手段 5 使用ライセンス数チェック手段 6 記憶部 7 登録対象者情報ファイル 8 許可ライセンス数データファイル 9 アラーム値データファイル 10 重みデータファイル 11 許可ライセンス数更新処理手段 12 アラーム値更新処理手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発行し得る使用ライセンス数の最大値を予
    め許可ライセンス数として定めているライセンス管理方
    法において、 ライセンス登録対象者全員を所定の基準に従ってグルー
    プ分けすると共に、各グループに対して所定の重み数値
    を設定し、前記各グループに属するライセンス登録対象
    者数とそのグループに設定されている重み数値との乗算
    値についての全グループにわたる合計加算値を前記使用
    ライセンス数として定める、 ことを特徴とするライセンス管理方法。
  2. 【請求項2】発行し得る使用ライセンス数の最大値を予
    め許可ライセンス数として定めているライセンス管理方
    法において、 使用ライセンス数を変更する案件を決裁する場合に、ラ
    イセンス登録対象者全員を所定の基準に従ってグループ
    分けすると共に、各グループに対して所定の重み数値を
    設定し、前記各グループに属するライセンス登録対象者
    数とそのグループに設定されている重み数値との乗算値
    についての全グループにわたる合計加算値を前記使用ラ
    イセンス数として求め、使用ライセンス数が許可ライセ
    ンス数以下となる場合のみ前記案件を可とする決裁を行
    い、しかも、許可ライセンス数から使用ライセンス数を
    差し引いた値が予め設定してあるアラーム値以下になっ
    たときには両者の数が接近した状態にある旨の警告情報
    を発生させる、 ことを特徴とするライセンス管理方法。
  3. 【請求項3】発行し得る使用ライセンス数の最大値を予
    め許可ライセンス数として定めているライセンス管理方
    法において、 使用ライセンス数を変更する案件を予備的にチェックす
    る場合に、ライセンス登録対象者全員を所定の基準に従
    ってグループ分けすると共に、各グループに対して所定
    の重み数値を設定し、前記各グループに属するライセン
    ス登録対象者数とそのグループに設定されている重み数
    値との乗算値についての全グループにわたる合計加算値
    を前記使用ライセンス数として求め、使用ライセンス数
    が許可ライセンス数を上回ったときには、その旨及び前
    記案件は不可とされるべきものである旨の警告情報を発
    生させる、 ことを特徴とするライセンス管理方法。
  4. 【請求項4】発行し得る使用ライセンス数の最大値を予
    め許可ライセンス数として定めているライセンス管理方
    法において、 前記許可ライセンス数は該当システムにデータファイル
    として暗号化されて設定されたものである、 ことを特徴とするライセンス管理方法。
  5. 【請求項5】発行し得る使用ライセンス数の最大値を予
    め許可ライセンス数として定めているライセンス管理シ
    ステムにおいて、 前記許可ライセンス数が記憶されている許可ライセンス
    数データファイルと、 所定の基準に従ってグループ分けされた各ライセンス登
    録対象者がどのグループに属するかについての情報が記
    憶されている登録対象者情報ファイルと、 前記各グループに対して設定された各重み数値が記憶さ
    れている重みデータファイルと、 前記許可ライセンス数データファイル、前記登録者情報
    ファイル、及び前記重みデータファイルに記憶されてい
    る情報及びデータに基づいて、前記各グループのライセ
    ンス登録対象者数とそのグループに設定されている重み
    数値との乗算値についての全グループにわたる合計加算
    値を前記使用ライセンス数として求め、この使用ライセ
    ンス数が許可ライセンス数を上回らないように監視を行
    う使用ライセンス数チェック手段と、 を備えたことを特徴とするライセンス管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006127197A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Fujitsu Ltd アプリケーションプログラム,サーバコンピュータ,ライセンスキー発行プログラム、ライセンスキー発行装置及びライセンスキー発行システム
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