JPH11259557A - コンピュータワークフローシステム及び方法 - Google Patents
コンピュータワークフローシステム及び方法Info
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- JPH11259557A JPH11259557A JP5646198A JP5646198A JPH11259557A JP H11259557 A JPH11259557 A JP H11259557A JP 5646198 A JP5646198 A JP 5646198A JP 5646198 A JP5646198 A JP 5646198A JP H11259557 A JPH11259557 A JP H11259557A
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 349
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 claims description 19
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 2
- 238000012216 screening Methods 0.000 claims description 2
- 241000255777 Lepidoptera Species 0.000 claims 1
- 238000010923 batch production Methods 0.000 claims 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 21
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- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 2
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 238000012552 review Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】セキュリティを向上させると共に、利用者の操
作負担を軽減し、現実の運用状況に合わせた各処理の起
動可否の柔軟な調整を可能とする。 【解決手段】本発明は、複数の端末機器1乃至6とホス
トコンピュータ6とが通信自在に接続され構成されたコ
ンピュータワークフローシステムであって、上記ホスト
コンピュータ6が、複数ある各処理と実行可能点数との
関係に係る処理点数表と、操作者の権限レベル毎に分け
られた各処理と付与される点数との関係に係る権限点数
表とを少なくとも記憶すると共に、各処理が実行される
毎に、上記権限点数表より検出された当該処理を実行す
る操作者の権限レベルに対応した点数を累積的に記憶す
る記憶部6bと、上記処理点数表、権限点数表を用いて
操作者の各処理の実行の可否を判断するCPU6aとを
有する。
作負担を軽減し、現実の運用状況に合わせた各処理の起
動可否の柔軟な調整を可能とする。 【解決手段】本発明は、複数の端末機器1乃至6とホス
トコンピュータ6とが通信自在に接続され構成されたコ
ンピュータワークフローシステムであって、上記ホスト
コンピュータ6が、複数ある各処理と実行可能点数との
関係に係る処理点数表と、操作者の権限レベル毎に分け
られた各処理と付与される点数との関係に係る権限点数
表とを少なくとも記憶すると共に、各処理が実行される
毎に、上記権限点数表より検出された当該処理を実行す
る操作者の権限レベルに対応した点数を累積的に記憶す
る記憶部6bと、上記処理点数表、権限点数表を用いて
操作者の各処理の実行の可否を判断するCPU6aとを
有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定型のビジネス業
務をコンピュータ化したコンピュータワークフローシス
テム及び方法に関するものである。
務をコンピュータ化したコンピュータワークフローシス
テム及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、定型のビジネス業務をコンピュー
タ化したコンピュータワークフローシステムは、次のよ
うな処理から構成されていた。
タ化したコンピュータワークフローシステムは、次のよ
うな処理から構成されていた。
【0003】即ち、図22のフローチャートに示される
ように、先ず「受付処理」では、申請されたデータがコ
ンピュータに入力される(ステップS101)。続い
て、「審査処理」では、受付の完了したデータに対して
決済が判定され(ステップS102)、「発行処理」で
は、審査で可と判定されたデータに対して、証書や伝票
の作成がなされたり、相手方へ回答がなされたり、最終
的な承認が下されたりされる(ステップS103)。そ
して、「完了処理」では、発行処理を経て、実業務での
実行も完了したデータに対して履行完了が登録される
(ステップS104)。以上のような大きく4つに大別
される一連の処理がなされる。
ように、先ず「受付処理」では、申請されたデータがコ
ンピュータに入力される(ステップS101)。続い
て、「審査処理」では、受付の完了したデータに対して
決済が判定され(ステップS102)、「発行処理」で
は、審査で可と判定されたデータに対して、証書や伝票
の作成がなされたり、相手方へ回答がなされたり、最終
的な承認が下されたりされる(ステップS103)。そ
して、「完了処理」では、発行処理を経て、実業務での
実行も完了したデータに対して履行完了が登録される
(ステップS104)。以上のような大きく4つに大別
される一連の処理がなされる。
【0004】上記受付、審査、発行、完了等の各処理
は、端末やクライアントと称されるコンピュータ上でデ
ータの作成や参照、更新、削除の機能を有するアプリケ
ーションで実行される。一方、処理されるデータは、サ
ーバまたはホストと呼ばれるコンピュータで管理され
る。尚、端末やクライアントとサーバやホストコンピュ
ータとは、ローカルエリアネットワーク(LAN;Local
Area Network)等の回線で接続され、各々は連携して動
作するよう構成されていた。
は、端末やクライアントと称されるコンピュータ上でデ
ータの作成や参照、更新、削除の機能を有するアプリケ
ーションで実行される。一方、処理されるデータは、サ
ーバまたはホストと呼ばれるコンピュータで管理され
る。尚、端末やクライアントとサーバやホストコンピュ
ータとは、ローカルエリアネットワーク(LAN;Local
Area Network)等の回線で接続され、各々は連携して動
作するよう構成されていた。
【0005】さらに、不正処理を防止するために、利用
者毎にユーザIDとパスワード及び実行権限レベルが付
与され、サーバ、ホスト上に予め登録されている。
者毎にユーザIDとパスワード及び実行権限レベルが付
与され、サーバ、ホスト上に予め登録されている。
【0006】このユーザIDとパスワード、権限レベル
の関係は図23(b)に示される通りであり、各ユーザ
IDに対応するパスワード、権限レベルが登録されてい
る。尚、これらは端末やクライアント上に登録されてい
る場合もある。また、上記各権限レベルに対応した各処
理の実行の可否については、図23(c)に示されるよ
うなテーブルにより管理されていた。
の関係は図23(b)に示される通りであり、各ユーザ
IDに対応するパスワード、権限レベルが登録されてい
る。尚、これらは端末やクライアント上に登録されてい
る場合もある。また、上記各権限レベルに対応した各処
理の実行の可否については、図23(c)に示されるよ
うなテーブルにより管理されていた。
【0007】以下、図23(a)を参照して、従来のコ
ンピュータワークフローシステムの動作を説明する。利
用者が各処理を実行する際には、起動時にユーザIDと
パスワードの入力が求められる(ステップS111)。
ンピュータワークフローシステムの動作を説明する。利
用者が各処理を実行する際には、起動時にユーザIDと
パスワードの入力が求められる(ステップS111)。
【0008】そして、入力結果は、端末やクライアント
からサーバやホストコンピュータへと送信される(ステ
ップS112)。ホストコンピュータでは、これらのユ
ーザIDとパスワードを受信すると(ステップS11
3)、登録済ユーザ情報と照合を行い(ステップS11
4)、ユーザIDが登録されているか、ユーザIDとパ
スワードの関係が登録済みの内容と一致しているか、起
動しようとする処理の実行権限レベルが付与されている
か等の照合が行われる。尚、これらの照合は、端末やク
ライアント上で行われることもある。
からサーバやホストコンピュータへと送信される(ステ
ップS112)。ホストコンピュータでは、これらのユ
ーザIDとパスワードを受信すると(ステップS11
3)、登録済ユーザ情報と照合を行い(ステップS11
4)、ユーザIDが登録されているか、ユーザIDとパ
スワードの関係が登録済みの内容と一致しているか、起
動しようとする処理の実行権限レベルが付与されている
か等の照合が行われる。尚、これらの照合は、端末やク
ライアント上で行われることもある。
【0009】こうして登録済権限レベルを入手すると
(ステップS115)、その照合結果と入手権限レベル
を端末へと送信する(ステップS116,118)。端
末では照合結果と権限レベルを受信すると(ステップS
117,S119)、これらの処理結果に応じて処理を
分岐させ(ステップS120)、全業務アプリの起動
(ステップS121)、一部業務アプリの起動(ステッ
プS122)、業務アプリ起動拒否(ステップS12
3)を行う。即ち、上記照合結果に応じて、端末やクラ
イアント上での各処理の実行やデータ操作が判定されて
いた。
(ステップS115)、その照合結果と入手権限レベル
を端末へと送信する(ステップS116,118)。端
末では照合結果と権限レベルを受信すると(ステップS
117,S119)、これらの処理結果に応じて処理を
分岐させ(ステップS120)、全業務アプリの起動
(ステップS121)、一部業務アプリの起動(ステッ
プS122)、業務アプリ起動拒否(ステップS12
3)を行う。即ち、上記照合結果に応じて、端末やクラ
イアント上での各処理の実行やデータ操作が判定されて
いた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、従来技術に係るコンピュータワークフローシ
ステムでは、各処理の実行可否をユーザ毎に設定された
権限レベルによって判定しているが、現実のビジネス慣
習には合致しない硬直したものであり、以下に述べるよ
うな種々の問題が生じていた。
たように、従来技術に係るコンピュータワークフローシ
ステムでは、各処理の実行可否をユーザ毎に設定された
権限レベルによって判定しているが、現実のビジネス慣
習には合致しない硬直したものであり、以下に述べるよ
うな種々の問題が生じていた。
【0011】先ず、第1の問題点を説明する。
【0012】コンピュータワークフローシステムが円滑
に遂行されるためには、前述した受付→審査→発行→完
了等の一連の各処理の実行が求められる各時点で、適切
な利用者が、端末上のアプリケーションを実行する必要
がある。ここで、適切な利用者とは、ユーザIDとパス
ワードが登録済みで、当該処理の実行権限を有する者を
いう。逆に、偶然に審査処理の実行権限を有する利用者
が1人もいない場合には、受付完了のデータに対する審
査だけでなく、発行や完了の処理も止まってしまうこと
になる。このコンピュータワークフローシステムの問題
点を運用レベルで解決するために、各処理の実行権限レ
ベルの付与基準を甘くして、本来は受付と発行だけが実
行可能であるべき利用者に審査の権限までを付与するこ
とがなされていた。また、審査権限を持たない利用者
に、審査権限を持つ利用者のユーザIDとパスワードを
教えて、後者不在時の業務遅延を予防することもなされ
ていた。しかしながら、これらの措置は、本来は実行権
限を有さない処理を実行するのであるから、いずれも不
正の温床となりうるものであった。
に遂行されるためには、前述した受付→審査→発行→完
了等の一連の各処理の実行が求められる各時点で、適切
な利用者が、端末上のアプリケーションを実行する必要
がある。ここで、適切な利用者とは、ユーザIDとパス
ワードが登録済みで、当該処理の実行権限を有する者を
いう。逆に、偶然に審査処理の実行権限を有する利用者
が1人もいない場合には、受付完了のデータに対する審
査だけでなく、発行や完了の処理も止まってしまうこと
になる。このコンピュータワークフローシステムの問題
点を運用レベルで解決するために、各処理の実行権限レ
ベルの付与基準を甘くして、本来は受付と発行だけが実
行可能であるべき利用者に審査の権限までを付与するこ
とがなされていた。また、審査権限を持たない利用者
に、審査権限を持つ利用者のユーザIDとパスワードを
教えて、後者不在時の業務遅延を予防することもなされ
ていた。しかしながら、これらの措置は、本来は実行権
限を有さない処理を実行するのであるから、いずれも不
正の温床となりうるものであった。
【0013】次に、第2の問題点を説明する。
【0014】ある利用者に対して、全ての処理の実行権
限が付与されている場合、当然1人で全処理が実行可能
となるが、これでは誰のチェックもなされることなく、
受付→審査→発行→完了の処理を行うことができること
となり、これも不正の温床となり得るものであった。
限が付与されている場合、当然1人で全処理が実行可能
となるが、これでは誰のチェックもなされることなく、
受付→審査→発行→完了の処理を行うことができること
となり、これも不正の温床となり得るものであった。
【0015】以上、第1及び第2の問題点で述べたよう
に、現在のコンピュータワークフローシステムで採用さ
れている、ユーザID−パスワードと処理−実行権限レ
ベルのマトリックスに基づく処理の認証方式は、実世界
のビジネス業務に完全には対応できないものであった。
に、現在のコンピュータワークフローシステムで採用さ
れている、ユーザID−パスワードと処理−実行権限レ
ベルのマトリックスに基づく処理の認証方式は、実世界
のビジネス業務に完全には対応できないものであった。
【0016】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、セキュリティを向上させ
ると共に、利用者の操作負担を軽減し、現実の運用状況
に合わせた各処理の柔軟な調整を可能としたコンピュー
タワークフローシステムを提供することにある。
で、その目的とするところは、セキュリティを向上させ
ると共に、利用者の操作負担を軽減し、現実の運用状況
に合わせた各処理の柔軟な調整を可能としたコンピュー
タワークフローシステムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様では、複数の端末機器とホスト
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数の処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させた処理点数表
と、操作者の権限レベルと各処理に付与される点数とを
対応させた権限点数表とを記憶する第1の記憶手段と、
各端末にて処理が実行される毎に、上記権限点数表より
当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点数
を処理データに累積的に記憶する点数付与手段と、上記
処理点数表における当該処理の実行可能点数と処理デー
タに付与されている点数とを比較して、操作者による処
理の実行の可否を判断する判定手段とを具備することを
特徴とするコンピュータワークフローシステムが提供さ
れる。
に、本発明の第1の態様では、複数の端末機器とホスト
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数の処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させた処理点数表
と、操作者の権限レベルと各処理に付与される点数とを
対応させた権限点数表とを記憶する第1の記憶手段と、
各端末にて処理が実行される毎に、上記権限点数表より
当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点数
を処理データに累積的に記憶する点数付与手段と、上記
処理点数表における当該処理の実行可能点数と処理デー
タに付与されている点数とを比較して、操作者による処
理の実行の可否を判断する判定手段とを具備することを
特徴とするコンピュータワークフローシステムが提供さ
れる。
【0018】第2の態様では、上記判定手段は、処理デ
ータに付与されている点数と上記処理点数表における当
該実行可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば
当該処理の実行を許可することを特徴とする第1の態様
に記載のコンピュータワークフローシステムが提供され
る。
ータに付与されている点数と上記処理点数表における当
該実行可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば
当該処理の実行を許可することを特徴とする第1の態様
に記載のコンピュータワークフローシステムが提供され
る。
【0019】第3の態様では、複数の端末機器とホスト
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数の処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させた処理点数表
と、操作者の権限レベルと処理に対して付与される点数
とを対応させた権限点数表とを記憶する記憶手段と、上
記端末機器から操作者に係る情報及び受付処理の指定が
入力されると、上記ホストコンピュータが上記権限点数
表により当該操作者の権限レベルに応じた受付処理に付
与される第1の点数を参照し、上記処理点数表より上記
受付処理の実行可能点数を参照し、上記第1の点数と当
該実行可能点数とを比較し、第1の点数が実行可能点数
以上であれば受付処理の実行を許可すると共に上記第1
の点数を処理データに付与して記憶する受付処理手段
と、上記受付処理がなされた後、上記端末機器から操作
者に係る情報及び審査処理の指定が入力されると、上記
ホストコンピュータが上記権限点数表により当該操作者
の権限レベルに応じた審査処理に付与される第2の点数
を参照し、上記処理点数表より上記審査処理の実行可能
点数を参照し、上記第1の点数に上記第2の点数を加算
した第3の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、
第3の点数が実行可能点数以上であれば審査処理の実行
を許可すると共に上記第3の点数を処理データに付与し
て記憶する審査処理手段と、上記審査処理がなされた
後、上記端末機器から操作者に係る情報及び発行処理の
指定が入力されると、上記ホストコンピュータが上記権
限点数表により当該操作者の権限レベルに応じた発行処
理に付与される第4の点数を参照し、上記処理点数表よ
り上記発行処理の実行可能点数を参照し、上記第3の点
数に上記第4の点数を加算した第5の点数と、上記当該
実行可能点数とを比較し、第5の点数が実行可能点数以
上であれば発行処理の実行を許可すると共に上記第5の
点数を処理データに付与して記憶する発行処理手段と、
上記発行処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び完了処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記権限点数表により当該操作者の権
限レベルに応じた完了処理に付与される第6の点数を参
照し、上記処理点数表より上記所望とする処理の実行可
能点数を参照し、上記第5の点数に上記第6の点数を加
算した値と、上記当該実行可能点数とを比較し、第6の
点数が実行可能点数以上であれば完了処理の実行を許可
する完了処理手段とを具備することを特徴とするコンピ
ュータワークフローシステムが提供される。
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数の処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させた処理点数表
と、操作者の権限レベルと処理に対して付与される点数
とを対応させた権限点数表とを記憶する記憶手段と、上
記端末機器から操作者に係る情報及び受付処理の指定が
入力されると、上記ホストコンピュータが上記権限点数
表により当該操作者の権限レベルに応じた受付処理に付
与される第1の点数を参照し、上記処理点数表より上記
受付処理の実行可能点数を参照し、上記第1の点数と当
該実行可能点数とを比較し、第1の点数が実行可能点数
以上であれば受付処理の実行を許可すると共に上記第1
の点数を処理データに付与して記憶する受付処理手段
と、上記受付処理がなされた後、上記端末機器から操作
者に係る情報及び審査処理の指定が入力されると、上記
ホストコンピュータが上記権限点数表により当該操作者
の権限レベルに応じた審査処理に付与される第2の点数
を参照し、上記処理点数表より上記審査処理の実行可能
点数を参照し、上記第1の点数に上記第2の点数を加算
した第3の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、
第3の点数が実行可能点数以上であれば審査処理の実行
を許可すると共に上記第3の点数を処理データに付与し
て記憶する審査処理手段と、上記審査処理がなされた
後、上記端末機器から操作者に係る情報及び発行処理の
指定が入力されると、上記ホストコンピュータが上記権
限点数表により当該操作者の権限レベルに応じた発行処
理に付与される第4の点数を参照し、上記処理点数表よ
り上記発行処理の実行可能点数を参照し、上記第3の点
数に上記第4の点数を加算した第5の点数と、上記当該
実行可能点数とを比較し、第5の点数が実行可能点数以
上であれば発行処理の実行を許可すると共に上記第5の
点数を処理データに付与して記憶する発行処理手段と、
上記発行処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び完了処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記権限点数表により当該操作者の権
限レベルに応じた完了処理に付与される第6の点数を参
照し、上記処理点数表より上記所望とする処理の実行可
能点数を参照し、上記第5の点数に上記第6の点数を加
算した値と、上記当該実行可能点数とを比較し、第6の
点数が実行可能点数以上であれば完了処理の実行を許可
する完了処理手段とを具備することを特徴とするコンピ
ュータワークフローシステムが提供される。
【0020】第4の態様では、複数の端末機器とホスト
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、上記端末より入力されたユーザIDとキー
項目値を融合した操作ログを作成して記憶し、次の処理
が指定された場合に当該操作ログより前処理をした操作
者との同一性を判断し、同一操作者の操作を制限する制
御手段を有することを特徴とするコンピュータワークフ
ローシステムが提供される。
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、上記端末より入力されたユーザIDとキー
項目値を融合した操作ログを作成して記憶し、次の処理
が指定された場合に当該操作ログより前処理をした操作
者との同一性を判断し、同一操作者の操作を制限する制
御手段を有することを特徴とするコンピュータワークフ
ローシステムが提供される。
【0021】第5の態様では、複数の端末機器とホスト
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数の処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させた処理点数表
と、操作者の権限レベルと各処理に付与される点数とを
対応させた権限点数表を記憶する第1の記憶手段と、各
処理が実行される毎に、上記権限点数表より検出された
当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点数
を処理データに累積的に付与する点数付与手段と、上記
端末より入力されたユーザIDとキー項目値を融合した
操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定された場合
に当該操作ログより前処理をした操作者との同一性を判
断し、同一操作者の操作を制限する第1の手段と、上記
第1の制御手段により同一操作者による操作でないと判
断された場合には、上記処理点数表における当該処理の
実行可能点数と処理データに付与されている点数とを比
較して、操作者の当該処理の実行の可否を更に判断する
第2の手段とを具備することを特徴とするコンピュータ
ワークフローシステムが提供される。
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数の処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させた処理点数表
と、操作者の権限レベルと各処理に付与される点数とを
対応させた権限点数表を記憶する第1の記憶手段と、各
処理が実行される毎に、上記権限点数表より検出された
当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点数
を処理データに累積的に付与する点数付与手段と、上記
端末より入力されたユーザIDとキー項目値を融合した
操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定された場合
に当該操作ログより前処理をした操作者との同一性を判
断し、同一操作者の操作を制限する第1の手段と、上記
第1の制御手段により同一操作者による操作でないと判
断された場合には、上記処理点数表における当該処理の
実行可能点数と処理データに付与されている点数とを比
較して、操作者の当該処理の実行の可否を更に判断する
第2の手段とを具備することを特徴とするコンピュータ
ワークフローシステムが提供される。
【0022】第6の態様では、複数の端末機器とホスト
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数の処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させた処理点数表
と、操作者の権限レベルと各処理に付与される加算点数
を対応させた加算権限点数表と、操作者の権限レベルと
各処理と付与される減算点数とを対応させた減算権限点
数表とを記憶する第1の記憶手段と、上記端末より入力
されたユーザIDにより操作ログを作成して記憶し、次
の処理が指定された場合に当該操作ログより前処理をし
た操作者との同一性を判断する第1の判断手段と、各処
理が実行される場合に、上記第1の判断手段により同一
操作者による操作であると判断された場合には上記減算
権限点数表を選択し、選択された減算権限点数表により
操作者の権限レベルに応じた各処理に付与される加算点
数を処理データに加算し、同一操作者でない者による操
作であると判断された場合には上記加算権限点数表を選
択し、上記加算処理点数表より上記各処理に付与される
減算点数を処理データが減算する点数付与手段と、上記
点数付与手段にて処理データに付与された点数と上記処
理点数表における実行可能点数とを比較し、実行可能点
数以上であれば当該処理の実行を許可する第2の判断手
段とを具備することを特徴とするコンピュータワークフ
ローシステムが提供される。
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数の処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させた処理点数表
と、操作者の権限レベルと各処理に付与される加算点数
を対応させた加算権限点数表と、操作者の権限レベルと
各処理と付与される減算点数とを対応させた減算権限点
数表とを記憶する第1の記憶手段と、上記端末より入力
されたユーザIDにより操作ログを作成して記憶し、次
の処理が指定された場合に当該操作ログより前処理をし
た操作者との同一性を判断する第1の判断手段と、各処
理が実行される場合に、上記第1の判断手段により同一
操作者による操作であると判断された場合には上記減算
権限点数表を選択し、選択された減算権限点数表により
操作者の権限レベルに応じた各処理に付与される加算点
数を処理データに加算し、同一操作者でない者による操
作であると判断された場合には上記加算権限点数表を選
択し、上記加算処理点数表より上記各処理に付与される
減算点数を処理データが減算する点数付与手段と、上記
点数付与手段にて処理データに付与された点数と上記処
理点数表における実行可能点数とを比較し、実行可能点
数以上であれば当該処理の実行を許可する第2の判断手
段とを具備することを特徴とするコンピュータワークフ
ローシステムが提供される。
【0023】第7の態様では、複数の端末機器とホスト
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数ある各処理と実行可能点数との関係に
係る処理点数表と、操作者の権限レベル毎の各処理に対
して付与される点数に係る権限点数表とを少なくとも記
憶する記憶手段と、上記端末より入力されたユーザID
とキー項目値を融合した操作ログを作成して記憶し、次
の処理が指定された場合に当該操作ログより前処理をし
た操作者との同一性を判断し、同一操作者による操作で
ある場合には上記減算権限点数表を選択し、同一操作者
でない者による操作である場合には上記加算権限点数表
を選択する制御手段と、上記端末機器から操作者に係る
情報及び受付処理の指定が入力されると、上記ホストコ
ンピュータが上記制御手段により選択された権限点数表
により当該操作者の権限レベルに応じた受付処理に付与
される第1の点数を検出し、上記処理点数表より上記受
付処理の実行可能点数を検出し、上記第1の点数と当該
実行可能点数とを比較し、第1の点数が実行可能点数以
上であれば受付処理の実行を許可すると共に上記第1の
点数を記憶する受付処理手段と、上記受付処理がなされ
た後、上記端末機器から操作者に係る情報及び審査処理
の指定が入力されると、上記ホストコンピュータが上記
制御手段により選択された権限点数表により当該操作者
の権限レベルに応じた審査処理に付与される第2の点数
を検出し、上記処理点数表より上記審査処理の実行可能
点数を検出し、上記第2の点数に上記第1の点数を加算
した第3の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、
実行可能点数以上であれば審査処理の実行を許可すると
共に上記第3の点数を記憶する審査処理手段と、上記審
査処理がなされた後、上記端末機器から操作者に係る情
報及び発行処理の指定が入力されると、上記ホストコン
ピュータが上記制御手段により選択された権限点数表に
より当該操作者の権限レベルに応じた発行処理に付与さ
れる第4の点数を検出し、上記処理点数表より上記発行
処理の実行可能点数を検出し、上記第4の点数に上記第
3の点数を加算した第5の点数と、上記当該実行可能点
数とを比較し、実行可能点数以上であれば発行処理の実
行を許可すると共に上記第5の点数を記憶する発行処理
手段と、上記発行処理がなされた後、上記端末機器から
操作者に係る情報及び完了処理の指定が入力されると、
上記ホストコンピュータが上記制御手段により選択され
た権限点数表により当該操作者の権限レベルに応じた完
了処理に付与される第6の点数を検出し、上記処理点数
表より上記所望とする処理の実行可能点数を検出し、上
記第6の点数に上記第5の点数を加算した値と、上記当
該実行可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば
完了処理の実行を許可する完了処理手段と、を具備する
ことを特徴とするコンピュータワークフローシステムが
提供される。
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数ある各処理と実行可能点数との関係に
係る処理点数表と、操作者の権限レベル毎の各処理に対
して付与される点数に係る権限点数表とを少なくとも記
憶する記憶手段と、上記端末より入力されたユーザID
とキー項目値を融合した操作ログを作成して記憶し、次
の処理が指定された場合に当該操作ログより前処理をし
た操作者との同一性を判断し、同一操作者による操作で
ある場合には上記減算権限点数表を選択し、同一操作者
でない者による操作である場合には上記加算権限点数表
を選択する制御手段と、上記端末機器から操作者に係る
情報及び受付処理の指定が入力されると、上記ホストコ
ンピュータが上記制御手段により選択された権限点数表
により当該操作者の権限レベルに応じた受付処理に付与
される第1の点数を検出し、上記処理点数表より上記受
付処理の実行可能点数を検出し、上記第1の点数と当該
実行可能点数とを比較し、第1の点数が実行可能点数以
上であれば受付処理の実行を許可すると共に上記第1の
点数を記憶する受付処理手段と、上記受付処理がなされ
た後、上記端末機器から操作者に係る情報及び審査処理
の指定が入力されると、上記ホストコンピュータが上記
制御手段により選択された権限点数表により当該操作者
の権限レベルに応じた審査処理に付与される第2の点数
を検出し、上記処理点数表より上記審査処理の実行可能
点数を検出し、上記第2の点数に上記第1の点数を加算
した第3の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、
実行可能点数以上であれば審査処理の実行を許可すると
共に上記第3の点数を記憶する審査処理手段と、上記審
査処理がなされた後、上記端末機器から操作者に係る情
報及び発行処理の指定が入力されると、上記ホストコン
ピュータが上記制御手段により選択された権限点数表に
より当該操作者の権限レベルに応じた発行処理に付与さ
れる第4の点数を検出し、上記処理点数表より上記発行
処理の実行可能点数を検出し、上記第4の点数に上記第
3の点数を加算した第5の点数と、上記当該実行可能点
数とを比較し、実行可能点数以上であれば発行処理の実
行を許可すると共に上記第5の点数を記憶する発行処理
手段と、上記発行処理がなされた後、上記端末機器から
操作者に係る情報及び完了処理の指定が入力されると、
上記ホストコンピュータが上記制御手段により選択され
た権限点数表により当該操作者の権限レベルに応じた完
了処理に付与される第6の点数を検出し、上記処理点数
表より上記所望とする処理の実行可能点数を検出し、上
記第6の点数に上記第5の点数を加算した値と、上記当
該実行可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば
完了処理の実行を許可する完了処理手段と、を具備する
ことを特徴とするコンピュータワークフローシステムが
提供される。
【0024】第8の態様では、複数の端末機器とホスト
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数ある各処理と実行可能点数との関係に
係る処理点数表と、操作者の権限レベル毎に分けられた
各処理と付与される点数との関係に係る権限点数表と、
一括処理基準点数、個別処理基準点数を少なくとも記憶
する第1の記憶手段と、各処理が実行される毎に、上記
権限点数表より検出された当該処理を実行する操作者の
権限レベルに対応した点数を累積的に記憶する第2の記
憶手段と、上記処理点数表、権限点数表に基づいて操作
者の各処理の実行の可否を判断すると共に、上記一括処
理基準点数、個別処理基準点数に基づいて操作者の一括
処理、個別処理の可否を判断する制御手段とを具備する
ことを特徴とするコンピュータワークフローシステムが
提供される。
コンピュータとが通信自在に接続され構成されたコンピ
ュータワークフローシステムであって、上記ホストコン
ピュータが、複数ある各処理と実行可能点数との関係に
係る処理点数表と、操作者の権限レベル毎に分けられた
各処理と付与される点数との関係に係る権限点数表と、
一括処理基準点数、個別処理基準点数を少なくとも記憶
する第1の記憶手段と、各処理が実行される毎に、上記
権限点数表より検出された当該処理を実行する操作者の
権限レベルに対応した点数を累積的に記憶する第2の記
憶手段と、上記処理点数表、権限点数表に基づいて操作
者の各処理の実行の可否を判断すると共に、上記一括処
理基準点数、個別処理基準点数に基づいて操作者の一括
処理、個別処理の可否を判断する制御手段とを具備する
ことを特徴とするコンピュータワークフローシステムが
提供される。
【0025】第9の態様では、上記一括処理基準点数
は、上記個別処理基準点数よりも高く設定されているこ
とを特徴とする請求項9に記載のコンピュータワークフ
ローシステムが提供される。
は、上記個別処理基準点数よりも高く設定されているこ
とを特徴とする請求項9に記載のコンピュータワークフ
ローシステムが提供される。
【0026】第10の態様では、複数の端末機器とホス
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるワークフロー方法
であって、上記ホストコンピュータ側において、複数の
処理に関する実行可否の判定を行うための実行可能点数
を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権限レベ
ルと各処理に付与される点数とを対応させた権限点数表
とを記憶しておき、各端末にて処理が実行される毎に、
上記権限点数表より当該処理を実行する操作者の権限レ
ベルに対応した点数を処理データに累積的に記憶する第
1のステップと、上記処理点数表における当該処理の実
行可能点数と処理データに付与されている点数とを比較
して、操作者による処理の実行の可否を判断する第2の
ステップと、を具備することを特徴とするコンピュータ
ワーク方法が提供される。
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるワークフロー方法
であって、上記ホストコンピュータ側において、複数の
処理に関する実行可否の判定を行うための実行可能点数
を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権限レベ
ルと各処理に付与される点数とを対応させた権限点数表
とを記憶しておき、各端末にて処理が実行される毎に、
上記権限点数表より当該処理を実行する操作者の権限レ
ベルに対応した点数を処理データに累積的に記憶する第
1のステップと、上記処理点数表における当該処理の実
行可能点数と処理データに付与されている点数とを比較
して、操作者による処理の実行の可否を判断する第2の
ステップと、を具備することを特徴とするコンピュータ
ワーク方法が提供される。
【0027】第11の態様では、上記第2のステップで
は、処理データに付与されている点数と上記処理点数表
における当該実行可能点数とを比較し、実行可能点数以
上であれば当該処理の実行を許可することを特徴とする
請求項10に記載のコンピュータワークフロー方法が提
供される。
は、処理データに付与されている点数と上記処理点数表
における当該実行可能点数とを比較し、実行可能点数以
上であれば当該処理の実行を許可することを特徴とする
請求項10に記載のコンピュータワークフロー方法が提
供される。
【0028】第12の態様では、複数の端末機器とホス
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムであって、上記ホストコ
ンピュータ側において、複数の処理に関する実行可否の
判定を行うための実行可能点数を各処理に対応させた処
理点数表と、操作者の権限レベルと処理に対して付与さ
れる点数とを対応させた権限点数表とを記憶するしてお
き、上記端末機器から操作者に係る情報及び受付処理の
指定が入力されると、上記ホストコンピュータが上記権
限点数表により当該操作者の権限レベルに応じた受付処
理に付与される第1の点数を参照し、上記処理点数表よ
り上記受付処理の実行可能点数を参照し、上記第1の点
数と当該実行可能点数とを比較し、第1の点数が実行可
能点数以上であれば受付処理の実行を許可すると共に上
記第1の点数を処理データに付与して記憶するステップ
と、上記受付処理がなされた後、上記端末機器から操作
者に係る情報及び審査処理の指定が入力されると、上記
ホストコンピュータが上記権限点数表により当該操作者
の権限レベルに応じた審査処理に付与される第2の点数
を参照し、上記処理点数表より上記審査処理の実行可能
点数を参照し、上記第1の点数に上記第2の点数を加算
した第3の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、
第3の点数が実行可能点数以上であれば審査処理の実行
を許可すると共に上記第3の点数を処理データに付与し
て記憶するステップと、上記審査処理がなされた後、上
記端末機器から操作者に係る情報及び発行処理の指定が
入力されると、上記ホストコンピュータが上記権限点数
表により当該操作者の権限レベルに応じた発行処理に付
与される第4の点数を参照し、上記処理点数表より上記
発行処理の実行可能点数を参照し、上記第3の点数に上
記第4の点数を加算した第5の点数と、上記当該実行可
能点数とを比較し、第5の点数が実行可能点数以上であ
れば発行処理の実行を許可すると共に上記第5の点数を
処理データに付与して記憶するステップと、上記発行処
理がなされた後、上記端末機器から操作者に係る情報及
び完了処理の指定が入力されると、上記ホストコンピュ
ータが上記権限点数表により当該操作者の権限レベルに
応じた完了処理に付与される第6の点数を参照し、上記
処理点数表より上記所望とする処理の実行可能点数を参
照し、上記第5の点数に上記第6の点数を加算した値
と、上記当該実行可能点数とを比較し、第6の点数が実
行可能点数以上であれば完了処理の実行を許可するステ
ップとを具備することを特徴とするコンピュータワーク
フロー方法が提供される。
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムであって、上記ホストコ
ンピュータ側において、複数の処理に関する実行可否の
判定を行うための実行可能点数を各処理に対応させた処
理点数表と、操作者の権限レベルと処理に対して付与さ
れる点数とを対応させた権限点数表とを記憶するしてお
き、上記端末機器から操作者に係る情報及び受付処理の
指定が入力されると、上記ホストコンピュータが上記権
限点数表により当該操作者の権限レベルに応じた受付処
理に付与される第1の点数を参照し、上記処理点数表よ
り上記受付処理の実行可能点数を参照し、上記第1の点
数と当該実行可能点数とを比較し、第1の点数が実行可
能点数以上であれば受付処理の実行を許可すると共に上
記第1の点数を処理データに付与して記憶するステップ
と、上記受付処理がなされた後、上記端末機器から操作
者に係る情報及び審査処理の指定が入力されると、上記
ホストコンピュータが上記権限点数表により当該操作者
の権限レベルに応じた審査処理に付与される第2の点数
を参照し、上記処理点数表より上記審査処理の実行可能
点数を参照し、上記第1の点数に上記第2の点数を加算
した第3の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、
第3の点数が実行可能点数以上であれば審査処理の実行
を許可すると共に上記第3の点数を処理データに付与し
て記憶するステップと、上記審査処理がなされた後、上
記端末機器から操作者に係る情報及び発行処理の指定が
入力されると、上記ホストコンピュータが上記権限点数
表により当該操作者の権限レベルに応じた発行処理に付
与される第4の点数を参照し、上記処理点数表より上記
発行処理の実行可能点数を参照し、上記第3の点数に上
記第4の点数を加算した第5の点数と、上記当該実行可
能点数とを比較し、第5の点数が実行可能点数以上であ
れば発行処理の実行を許可すると共に上記第5の点数を
処理データに付与して記憶するステップと、上記発行処
理がなされた後、上記端末機器から操作者に係る情報及
び完了処理の指定が入力されると、上記ホストコンピュ
ータが上記権限点数表により当該操作者の権限レベルに
応じた完了処理に付与される第6の点数を参照し、上記
処理点数表より上記所望とする処理の実行可能点数を参
照し、上記第5の点数に上記第6の点数を加算した値
と、上記当該実行可能点数とを比較し、第6の点数が実
行可能点数以上であれば完了処理の実行を許可するステ
ップとを具備することを特徴とするコンピュータワーク
フロー方法が提供される。
【0029】第13の態様では、複数の端末機器とホス
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるコンピュータワー
クフロー方法であって、上記ホストコンピュータ側にお
いて、上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値
を融合した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定
された場合に当該操作ログより前処理をした操作者との
同一性を判断し、同一操作者の操作を制限するステップ
を有することを特徴とするコンピュータワークフロー方
法が提供される。
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるコンピュータワー
クフロー方法であって、上記ホストコンピュータ側にお
いて、上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値
を融合した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定
された場合に当該操作ログより前処理をした操作者との
同一性を判断し、同一操作者の操作を制限するステップ
を有することを特徴とするコンピュータワークフロー方
法が提供される。
【0030】第14の態様では、複数の端末機器とホス
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるワークフロー方法
であって、上記ホストコンピュータ側において、複数の
処理に関する実行可否の判定を行うための実行可能点数
を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権限レベ
ルと各処理に付与される点数とを対応させた権限点数表
を記憶しておき、各処理が実行される毎に、上記権限点
数表より検出された当該処理を実行する操作者の権限レ
ベルに対応した点数を処理データに累積的に付与する第
1のステップと、上記端末より入力されたユーザIDと
キー項目値を融合した操作ログを作成して記憶し、次の
処理が指定された場合に当該操作ログより前処理をした
操作者との同一性を判断し、同一操作者の操作を制限す
る第2のステップと、上記第2のステップにおいて、同
一操作者による操作でないと判断された場合には、上記
処理点数表、における当該処理の実行可能点数と処理デ
ータに付与されている点数とを比較して、操作者の当該
処理の実行の可否を更に判断する第3のステップとを具
備することを特徴とするコンピュータワークフロー方法
が提供される。
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるワークフロー方法
であって、上記ホストコンピュータ側において、複数の
処理に関する実行可否の判定を行うための実行可能点数
を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権限レベ
ルと各処理に付与される点数とを対応させた権限点数表
を記憶しておき、各処理が実行される毎に、上記権限点
数表より検出された当該処理を実行する操作者の権限レ
ベルに対応した点数を処理データに累積的に付与する第
1のステップと、上記端末より入力されたユーザIDと
キー項目値を融合した操作ログを作成して記憶し、次の
処理が指定された場合に当該操作ログより前処理をした
操作者との同一性を判断し、同一操作者の操作を制限す
る第2のステップと、上記第2のステップにおいて、同
一操作者による操作でないと判断された場合には、上記
処理点数表、における当該処理の実行可能点数と処理デ
ータに付与されている点数とを比較して、操作者の当該
処理の実行の可否を更に判断する第3のステップとを具
備することを特徴とするコンピュータワークフロー方法
が提供される。
【0031】第15の態様では、複数の端末機器とホス
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるワークフロー方法
であって、上記ホストコンピュータ側において、複数の
処理に関する実行可否の判定を行うための実行可能点数
を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権限レベ
ルと各処理に付与される加算点数を対応させた加算権限
点数表と、操作者の権限レベルと各処理と付与される減
算点数とを対応させた減算権限点数表とを記憶してお
き、上記端末より入力されたユーザIDにより操作ログ
を作成して記憶し、次の処理が指定された場合に当該操
作ログより前処理をした操作者との同一性を判断する第
1のステップと、各処理が実行される場合に、上記第1
のステップにて同一操作者による操作であると判断され
た場合には上記減算権限点数表を選択し、選択された減
算権限点数表により操作者の権限レベルに応じた各処理
に付与される加算点数を処理データに加算し、同一操作
者でない者による操作であると判断された場合には上記
加算権限点数表を選択し、上記加算処理点数表より上記
各処理に付与される減算点数を処理データが減算する第
2のステップと、上記第2のステップにて処理データに
付与された点数と上記処理点数表における実行可能点数
とを比較し、実行可能点数以上であれば当該処理の実行
を許可する第3のステップとを具備することを特徴とす
るコンピュータワークフロー方法が提供される。
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるワークフロー方法
であって、上記ホストコンピュータ側において、複数の
処理に関する実行可否の判定を行うための実行可能点数
を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権限レベ
ルと各処理に付与される加算点数を対応させた加算権限
点数表と、操作者の権限レベルと各処理と付与される減
算点数とを対応させた減算権限点数表とを記憶してお
き、上記端末より入力されたユーザIDにより操作ログ
を作成して記憶し、次の処理が指定された場合に当該操
作ログより前処理をした操作者との同一性を判断する第
1のステップと、各処理が実行される場合に、上記第1
のステップにて同一操作者による操作であると判断され
た場合には上記減算権限点数表を選択し、選択された減
算権限点数表により操作者の権限レベルに応じた各処理
に付与される加算点数を処理データに加算し、同一操作
者でない者による操作であると判断された場合には上記
加算権限点数表を選択し、上記加算処理点数表より上記
各処理に付与される減算点数を処理データが減算する第
2のステップと、上記第2のステップにて処理データに
付与された点数と上記処理点数表における実行可能点数
とを比較し、実行可能点数以上であれば当該処理の実行
を許可する第3のステップとを具備することを特徴とす
るコンピュータワークフロー方法が提供される。
【0032】第16の態様では、複数の端末機器とホス
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるコンピュータワー
クフロー方法であって、上記ホストコンピュータ側にお
いて、複数ある各処理と実行可能点数との関係に係る処
理点数表と、操作者の権限レベル毎の各処理に対して付
与される点数に係る権限点数表とを少なくとも記憶して
おき、上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値
を融合した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定
された場合に当該操作ログより前処理をした操作者との
同一性を判断し、同一操作者による操作である場合には
上記減算権限点数表を選択し、同一操作者でない者によ
る操作である場合には上記加算権限点数表を選択するス
テップと、上記端末機器から操作者に係る情報及び受付
処理の指定が入力されると、上記ホストコンピュータが
上記制御手段により選択された権限点数表により当該操
作者の権限レベルに応じた受付処理に付与される第1の
点数を検出し、上記処理点数表より上記受付処理の実行
可能点数を検出し、上記第1の点数と当該実行可能点数
とを比較し、第1の点数が実行可能点数以上であれば受
付処理の実行を許可すると共に上記第1の点数を記憶す
る第2のステップと、上記受付処理がなされた後、上記
端末機器から操作者に係る情報及び審査処理の指定が入
力されると、上記ホストコンピュータが上記制御手段に
より選択された権限点数表により当該操作者の権限レベ
ルに応じた審査処理に付与される第2の点数を検出し、
上記処理点数表より上記審査処理の実行可能点数を検出
し、上記第2の点数に上記第1の点数を加算した第3の
点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、実行可能点
数以上であれば審査処理の実行を許可すると共に上記第
3の点数を記憶する第3のステップと、上記審査処理が
なされた後、上記端末機器から操作者に係る情報及び発
行処理の指定が入力されると、上記ホストコンピュータ
が上記制御手段により選択された権限点数表により当該
操作者の権限レベルに応じた発行処理に付与される第4
の点数を検出し、上記処理点数表より上記発行処理の実
行可能点数を検出し、上記第4の点数に上記第3の点数
を加算した第5の点数と、上記当該実行可能点数とを比
較し、実行可能点数以上であれば発行処理の実行を許可
すると共に上記第5の点数を記憶する第4のステップ
と、上記発行処理がなされた後、上記端末機器から操作
者に係る情報及び完了処理の指定が入力されると、上記
ホストコンピュータが上記制御手段により選択された権
限点数表により当該操作者の権限レベルに応じた完了処
理に付与される第6の点数を検出し、上記処理点数表よ
り上記所望とする処理の実行可能点数を検出し、上記第
6の点数に上記第5の点数を加算した値と、上記当該実
行可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば完了
処理の実行を許可する第5のステップとを具備すること
を特徴とするコンピュータワークフロー方法が提供され
る。
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるコンピュータワー
クフロー方法であって、上記ホストコンピュータ側にお
いて、複数ある各処理と実行可能点数との関係に係る処
理点数表と、操作者の権限レベル毎の各処理に対して付
与される点数に係る権限点数表とを少なくとも記憶して
おき、上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値
を融合した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定
された場合に当該操作ログより前処理をした操作者との
同一性を判断し、同一操作者による操作である場合には
上記減算権限点数表を選択し、同一操作者でない者によ
る操作である場合には上記加算権限点数表を選択するス
テップと、上記端末機器から操作者に係る情報及び受付
処理の指定が入力されると、上記ホストコンピュータが
上記制御手段により選択された権限点数表により当該操
作者の権限レベルに応じた受付処理に付与される第1の
点数を検出し、上記処理点数表より上記受付処理の実行
可能点数を検出し、上記第1の点数と当該実行可能点数
とを比較し、第1の点数が実行可能点数以上であれば受
付処理の実行を許可すると共に上記第1の点数を記憶す
る第2のステップと、上記受付処理がなされた後、上記
端末機器から操作者に係る情報及び審査処理の指定が入
力されると、上記ホストコンピュータが上記制御手段に
より選択された権限点数表により当該操作者の権限レベ
ルに応じた審査処理に付与される第2の点数を検出し、
上記処理点数表より上記審査処理の実行可能点数を検出
し、上記第2の点数に上記第1の点数を加算した第3の
点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、実行可能点
数以上であれば審査処理の実行を許可すると共に上記第
3の点数を記憶する第3のステップと、上記審査処理が
なされた後、上記端末機器から操作者に係る情報及び発
行処理の指定が入力されると、上記ホストコンピュータ
が上記制御手段により選択された権限点数表により当該
操作者の権限レベルに応じた発行処理に付与される第4
の点数を検出し、上記処理点数表より上記発行処理の実
行可能点数を検出し、上記第4の点数に上記第3の点数
を加算した第5の点数と、上記当該実行可能点数とを比
較し、実行可能点数以上であれば発行処理の実行を許可
すると共に上記第5の点数を記憶する第4のステップ
と、上記発行処理がなされた後、上記端末機器から操作
者に係る情報及び完了処理の指定が入力されると、上記
ホストコンピュータが上記制御手段により選択された権
限点数表により当該操作者の権限レベルに応じた完了処
理に付与される第6の点数を検出し、上記処理点数表よ
り上記所望とする処理の実行可能点数を検出し、上記第
6の点数に上記第5の点数を加算した値と、上記当該実
行可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば完了
処理の実行を許可する第5のステップとを具備すること
を特徴とするコンピュータワークフロー方法が提供され
る。
【0033】第17の態様では、複数の端末機器とホス
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるコンピュータワー
クフロー方法であって、上記ホストコンピュータ側にお
いて、複数ある各処理と実行可能点数との関係に係る処
理点数表と、操作者の権限レベル毎に分けられた各処理
と付与される点数との関係に係る権限点数表と、一括処
理基準点数、個別処理基準点数を少なくとも記憶してお
き、各処理が実行される毎に、上記権限点数表より検出
された当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応し
た点数を累積的に記憶する第1のステップと、上記処理
点数表、権限点数表に基づいて操作者の各処理の実行の
可否を判断すると共に、上記一括処理基準点数、個別処
理基準点数に基づいて操作者の一括処理、個別処理の可
否を判断する第2のステップとを具備することを特徴と
するコンピュータワークフロー方法が提供される。
トコンピュータとが通信自在に接続され構成されたコン
ピュータワークフローシステムによるコンピュータワー
クフロー方法であって、上記ホストコンピュータ側にお
いて、複数ある各処理と実行可能点数との関係に係る処
理点数表と、操作者の権限レベル毎に分けられた各処理
と付与される点数との関係に係る権限点数表と、一括処
理基準点数、個別処理基準点数を少なくとも記憶してお
き、各処理が実行される毎に、上記権限点数表より検出
された当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応し
た点数を累積的に記憶する第1のステップと、上記処理
点数表、権限点数表に基づいて操作者の各処理の実行の
可否を判断すると共に、上記一括処理基準点数、個別処
理基準点数に基づいて操作者の一括処理、個別処理の可
否を判断する第2のステップとを具備することを特徴と
するコンピュータワークフロー方法が提供される。
【0034】第18の態様では、上記一括処理基準点数
は、上記個別処理基準点数よりも高く設定されているこ
とを特徴とする第17の態様のコンピュータワークフロ
ー方法が提供される。
は、上記個別処理基準点数よりも高く設定されているこ
とを特徴とする第17の態様のコンピュータワークフロ
ー方法が提供される。
【0035】第19の態様では、複数の端末機器が通信
可能に接続され記憶データに対する処理が各端末機器に
より分担して実行されるコンピュータワークフローシス
テムのホストコンピュータにおいて、各端末にて実行さ
れる処理に関する実行可否の判定を行うための実行可能
点数を各処理に対応させて記憶している第1の記憶手段
と、各端末を操作する操作者の権限レベルと各処理に付
与される点数とを対応させて記憶している第2の記憶手
段と、各端末装置においてデータ処理が実行された際に
第2の記憶手段に記憶されている操作者の権限レベルに
対応した点数を処理データに累計加算する点数付与手段
と、各端末装置においてデータ処理が実行される前に処
理データに付与されている点数に第2の記憶手段に記憶
されている操作者の権限レベルに対応した点数を加算
し、加算した点数と第1の記憶手段に記憶されている当
該処理の実行可能点数とを比較し当該端末における処理
の実行可否を判定する判定手段とを具備することを特徴
とするコンピュータワークフローシステムが提供され
る。
可能に接続され記憶データに対する処理が各端末機器に
より分担して実行されるコンピュータワークフローシス
テムのホストコンピュータにおいて、各端末にて実行さ
れる処理に関する実行可否の判定を行うための実行可能
点数を各処理に対応させて記憶している第1の記憶手段
と、各端末を操作する操作者の権限レベルと各処理に付
与される点数とを対応させて記憶している第2の記憶手
段と、各端末装置においてデータ処理が実行された際に
第2の記憶手段に記憶されている操作者の権限レベルに
対応した点数を処理データに累計加算する点数付与手段
と、各端末装置においてデータ処理が実行される前に処
理データに付与されている点数に第2の記憶手段に記憶
されている操作者の権限レベルに対応した点数を加算
し、加算した点数と第1の記憶手段に記憶されている当
該処理の実行可能点数とを比較し当該端末における処理
の実行可否を判定する判定手段とを具備することを特徴
とするコンピュータワークフローシステムが提供され
る。
【0036】第20の態様では、ホストコンピュータに
複数の端末機器が通信可能に接続されホストコンピュー
タの記憶データに対する処理が各端末機器により分担し
て実行されるコンピュータワークフローシステムに用い
られる端末装置において、各端末にて実行される処理に
関する実行可否の判定を行うための実行可能点数を各処
理に対応させて記憶している第1の記憶手段と、各端末
を操作する操作者の権限レベルと各処理に付与される点
数とを対応させて記憶している第2の記憶手段と、各端
末装置においてデータ処理が実行された際に第2の記憶
手段に記憶されている操作者の権限レベルに対応した点
数を処理データに累計加算する点数付与手段と、各端末
装置においてデータ処理が実行される前に処理データに
付与されている点数に第2の記憶手段に記憶されている
操作者の権限レベルに対応した点数を加算し、加算した
点数と第1の記憶手段に記憶されている当該処理の実行
可能点数とを比較し当該端末における処理の実行可否を
判定する判定手段とを具備することを特徴とするコンピ
ュータワークフローシステムが提供される。
複数の端末機器が通信可能に接続されホストコンピュー
タの記憶データに対する処理が各端末機器により分担し
て実行されるコンピュータワークフローシステムに用い
られる端末装置において、各端末にて実行される処理に
関する実行可否の判定を行うための実行可能点数を各処
理に対応させて記憶している第1の記憶手段と、各端末
を操作する操作者の権限レベルと各処理に付与される点
数とを対応させて記憶している第2の記憶手段と、各端
末装置においてデータ処理が実行された際に第2の記憶
手段に記憶されている操作者の権限レベルに対応した点
数を処理データに累計加算する点数付与手段と、各端末
装置においてデータ処理が実行される前に処理データに
付与されている点数に第2の記憶手段に記憶されている
操作者の権限レベルに対応した点数を加算し、加算した
点数と第1の記憶手段に記憶されている当該処理の実行
可能点数とを比較し当該端末における処理の実行可否を
判定する判定手段とを具備することを特徴とするコンピ
ュータワークフローシステムが提供される。
【0037】第21の態様では、ホストコンピュータに
複数の端末機器が通信可能に接続されホストコンピュー
タの記憶データに対する処理が各端末機器により分担し
て実行されるコンピュータワークフローシステムに用い
られるコンピュータワークフロー処理プログラムを記憶
したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、各
端末にて実行される処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させて記憶している
第1のテーブルと、各端末を操作する操作者の権限レベ
ルと各処理に付与される点数とを対応させて記憶してい
る第2のテーブルと、各端末装置においてデータ処理が
実行された際に第2の記憶手段に記憶されている操作者
の権限レベルに対応した点数を処理データに累計加算さ
せる手段と、各端末装置においてデータ処理が実行され
る前に処理データに付与されている点数に第2の記憶手
段に記憶されている操作者の権限レベルに対応した点数
を加算し、加算した点数と第1の記憶手段に記憶されて
いる当該処理の実行可能点数とを比較し、当該端末にお
ける処理の実行可否を判定させる判定手段と、を記憶し
たことを特徴とするコンピュータワークフロー処理プロ
グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
が提供される。
複数の端末機器が通信可能に接続されホストコンピュー
タの記憶データに対する処理が各端末機器により分担し
て実行されるコンピュータワークフローシステムに用い
られるコンピュータワークフロー処理プログラムを記憶
したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、各
端末にて実行される処理に関する実行可否の判定を行う
ための実行可能点数を各処理に対応させて記憶している
第1のテーブルと、各端末を操作する操作者の権限レベ
ルと各処理に付与される点数とを対応させて記憶してい
る第2のテーブルと、各端末装置においてデータ処理が
実行された際に第2の記憶手段に記憶されている操作者
の権限レベルに対応した点数を処理データに累計加算さ
せる手段と、各端末装置においてデータ処理が実行され
る前に処理データに付与されている点数に第2の記憶手
段に記憶されている操作者の権限レベルに対応した点数
を加算し、加算した点数と第1の記憶手段に記憶されて
いる当該処理の実行可能点数とを比較し、当該端末にお
ける処理の実行可否を判定させる判定手段と、を記憶し
たことを特徴とするコンピュータワークフロー処理プロ
グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
が提供される。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0039】図1には本発明のコンピュータワークフロ
ーシステムの概略構成図を示し説明する。このコンピュ
ータワークフローシステムは、詳細は後述する第1乃至
第5の実施の形態に係るシステム共通の構成となってい
る。
ーシステムの概略構成図を示し説明する。このコンピュ
ータワークフローシステムは、詳細は後述する第1乃至
第5の実施の形態に係るシステム共通の構成となってい
る。
【0040】図1(a)に示されるように、本システム
は、複数の端末1乃至5とホストコンピュータ6がLA
N7により通信自在に接続された構成となっている。こ
のホストコンピュータ6は、更にCPU6aと記憶部6
bとを有する。
は、複数の端末1乃至5とホストコンピュータ6がLA
N7により通信自在に接続された構成となっている。こ
のホストコンピュータ6は、更にCPU6aと記憶部6
bとを有する。
【0041】各端末1乃至5では、各々、受付、審査、
発行、完了の業務アプリケーションが用意されており、
本システムは、IDカードを発行するシステムに適用さ
れる。端末1、2は受付処理を行う端末であり、IDカ
ードの発行申請に基づいて、申請者の個人データ等を受
け入力し、ホストコンピュータ6の記憶部6bに登録す
る処理を行う受付端末である。また、端末3は、端末
1,2で登録された申請者の個人データ等を確認し、I
Dカードの発行の可否を判定し、その結果を入力する審
査端末である。端末4は、審査端末3にて発行が許可さ
れたデータに基づいてIDカードの発行を行う発行端末
であり、この発行端末には図示しないカード作成機が接
続されている。端末5は、発行端末4により発行された
カードの申請者への受け渡し、若しくは発送の完了手続
を入力する端末であり、各端末1乃至5で入力もしくは
処理されたデータは、ホストコンピュータ6の記憶部6
bに登録されるようになっている。以上の受付、審査、
発行、完了の処理内容は図4のフローチャートに示され
た手順で行われる。これについては後述する。
発行、完了の業務アプリケーションが用意されており、
本システムは、IDカードを発行するシステムに適用さ
れる。端末1、2は受付処理を行う端末であり、IDカ
ードの発行申請に基づいて、申請者の個人データ等を受
け入力し、ホストコンピュータ6の記憶部6bに登録す
る処理を行う受付端末である。また、端末3は、端末
1,2で登録された申請者の個人データ等を確認し、I
Dカードの発行の可否を判定し、その結果を入力する審
査端末である。端末4は、審査端末3にて発行が許可さ
れたデータに基づいてIDカードの発行を行う発行端末
であり、この発行端末には図示しないカード作成機が接
続されている。端末5は、発行端末4により発行された
カードの申請者への受け渡し、若しくは発送の完了手続
を入力する端末であり、各端末1乃至5で入力もしくは
処理されたデータは、ホストコンピュータ6の記憶部6
bに登録されるようになっている。以上の受付、審査、
発行、完了の処理内容は図4のフローチャートに示され
た手順で行われる。これについては後述する。
【0042】このような構成において、ホストコンピュ
ータ6は、その記憶部6bに後述する処理点数表や権限
点数表(加算権限点数表、減算権限点数表)等が予め記
憶されており、各端末1乃至5からのユーザID等の入
力に基づいて業務アプリケーションソフトのシーケンス
に従って、上記各点数表を利用して、CPU6が受付、
審査、発行、完了の各処理の実行の可否を決定するもの
である。これらの詳細は、第1乃至第5の実施の形態と
して、後述する。
ータ6は、その記憶部6bに後述する処理点数表や権限
点数表(加算権限点数表、減算権限点数表)等が予め記
憶されており、各端末1乃至5からのユーザID等の入
力に基づいて業務アプリケーションソフトのシーケンス
に従って、上記各点数表を利用して、CPU6が受付、
審査、発行、完了の各処理の実行の可否を決定するもの
である。これらの詳細は、第1乃至第5の実施の形態と
して、後述する。
【0043】次に本発明の第1の実施の形態に係るコン
ピュータワークフローシステムについて詳細に説明す
る。
ピュータワークフローシステムについて詳細に説明す
る。
【0044】第1の実施の形態に係るワークフローシス
テムでは、図2(a)に示されるような「処理点数表」
を採用し、各処理を点数化している。この処理点数表
は、各処理と点数の関係を一次元の表で表したものであ
る。各処理に対応する点数付与は、当該各処理の実行に
際して必要とされる業務上の権限の程度を基準に行われ
る。例えば、単なるデータの入力にすぎない受付には0
点、高度な判断を必要とされる審査には100点、相手
方への履行を最終的に決定する発行には100点、履行
の完了を登録する完了には10点である。
テムでは、図2(a)に示されるような「処理点数表」
を採用し、各処理を点数化している。この処理点数表
は、各処理と点数の関係を一次元の表で表したものであ
る。各処理に対応する点数付与は、当該各処理の実行に
際して必要とされる業務上の権限の程度を基準に行われ
る。例えば、単なるデータの入力にすぎない受付には0
点、高度な判断を必要とされる審査には100点、相手
方への履行を最終的に決定する発行には100点、履行
の完了を登録する完了には10点である。
【0045】また、不正処理を防止するために、利用者
毎にユーザIDとパスワード及び実行権限レベルが付与
され、サーバ、ホスト上に予め登録されている。このユ
ーザIDとパスワード、権限レベルの関係は図2(b)
に示される通りであり、各ユーザIDに対応するパスワ
ード、権限レベルが登録されている。尚、これらは、端
末やクライアント上に登録されている場合もある。
毎にユーザIDとパスワード及び実行権限レベルが付与
され、サーバ、ホスト上に予め登録されている。このユ
ーザIDとパスワード、権限レベルの関係は図2(b)
に示される通りであり、各ユーザIDに対応するパスワ
ード、権限レベルが登録されている。尚、これらは、端
末やクライアント上に登録されている場合もある。
【0046】さらに、第1の実施の形態に係るワークフ
ローシステムでは、図2(c)に示されるような「権限
点数表」を採用している。
ローシステムでは、図2(c)に示されるような「権限
点数表」を採用している。
【0047】各利用者には、ユーザIDとパスワード及
び権限レベルが付与されるが、権限レベルは、従来方式
のように各処理の実行の可否を判定する○×表ではな
く、各権限レベルと各処理との関係を点数で表現したマ
トリックスとして存在する。
び権限レベルが付与されるが、権限レベルは、従来方式
のように各処理の実行の可否を判定する○×表ではな
く、各権限レベルと各処理との関係を点数で表現したマ
トリックスとして存在する。
【0048】以下、この権限点数表における各権限レベ
ルの内容を説明する。
ルの内容を説明する。
【0049】尚、権限点数表に示した数字以外のNul
l点とは、点数が未定義で当該処理の実行権限を全く有
しないことを意味する。
l点とは、点数が未定義で当該処理の実行権限を全く有
しないことを意味する。
【0050】先ず「権限レベルA」は、受付処理だけを
行うためのものであり、実業務ではアルバイト社員など
を想定している。この場合、受付処理に0点、審査、発
行、完了の各処理にNull点がそれぞれ付与される。
行うためのものであり、実業務ではアルバイト社員など
を想定している。この場合、受付処理に0点、審査、発
行、完了の各処理にNull点がそれぞれ付与される。
【0051】「権限レベルB」は、受付処理を中心に行
うためのものであり、実業務では一般社員を想定してい
る。この場合、受付、審査、発行の各処理には0点、完
了処理には−50点がそれぞれ付与される。
うためのものであり、実業務では一般社員を想定してい
る。この場合、受付、審査、発行の各処理には0点、完
了処理には−50点がそれぞれ付与される。
【0052】「権限レベルC」は、審査・発行処理を中
心に行うものであり、実業務では遂行の要となる主任を
想定しているする。この場合、受付、審査、発行の各処
理には100点、完了処理には0点がそれぞれ付与され
る。
心に行うものであり、実業務では遂行の要となる主任を
想定しているする。この場合、受付、審査、発行の各処
理には100点、完了処理には0点がそれぞれ付与され
る。
【0053】「権限レベルD」は、発行だけを行うもの
であり、実業務では渉外専門の一般社員を想定してい
る。この場合、受付、審査、完了の各処理にはNull
点、作成処理には50点がそれぞれ付与される。
であり、実業務では渉外専門の一般社員を想定してい
る。この場合、受付、審査、完了の各処理にはNull
点、作成処理には50点がそれぞれ付与される。
【0054】「権限レベルE」は、完了処理だけを行う
ものであり、実業務では履行結果の確認だけを行う課長
を想定している。この場合、受付、審査、発行の各処理
にはNull点、完了処理には10点がそれぞれ付与さ
れる。
ものであり、実業務では履行結果の確認だけを行う課長
を想定している。この場合、受付、審査、発行の各処理
にはNull点、完了処理には10点がそれぞれ付与さ
れる。
【0055】次に図3を参照して、データへの点数加算
について説明する。
について説明する。
【0056】本発明では、受付で作成され、審査、発
行、完了の各処理で更新されるデータにも1件毎に点数
を付与し、権限レベルに応じて点数が加算される。
行、完了の各処理で更新されるデータにも1件毎に点数
を付与し、権限レベルに応じて点数が加算される。
【0057】いま、受付処理を権限レベルAの者が行っ
た場合には、当該権限レベルAの者は権限点数表より受
付について0点が付与されているので、データの点数に
0点を加算する。ここでは、データの点数は0点のまま
である。次いで、審査処理を権限レベルCの者が行った
場合には、当該権限レベルCの者は権限点数表より審査
について100点が付与されているので、データの点数
に更に100点を加算する。これにより、上記0点+1
00点で点数が100点となる。次いで、作成処理を権
限レベルCの者が行った場合には、当該権限レベルCの
者は権限点数表より作成について100点が付与されて
いるので、データの点数に100点を加算する。これに
より、上記100点+100点で点数が200点とな
る。そして、最後に完了処理を権限レベルEの者が行っ
た場合には、当該権限レベルEの者は権限点数表より完
了について100点が付与されているので、データの点
数に100点が加算される。これにより、上記200点
+100点で点数が300点となる。上記各過程におい
て、対応データにユーザの権限レベルに応じた点数を加
算した点数と図2(a)の基準点数とを比較して、処理
の可能・不可能を判断する。
た場合には、当該権限レベルAの者は権限点数表より受
付について0点が付与されているので、データの点数に
0点を加算する。ここでは、データの点数は0点のまま
である。次いで、審査処理を権限レベルCの者が行った
場合には、当該権限レベルCの者は権限点数表より審査
について100点が付与されているので、データの点数
に更に100点を加算する。これにより、上記0点+1
00点で点数が100点となる。次いで、作成処理を権
限レベルCの者が行った場合には、当該権限レベルCの
者は権限点数表より作成について100点が付与されて
いるので、データの点数に100点を加算する。これに
より、上記100点+100点で点数が200点とな
る。そして、最後に完了処理を権限レベルEの者が行っ
た場合には、当該権限レベルEの者は権限点数表より完
了について100点が付与されているので、データの点
数に100点が加算される。これにより、上記200点
+100点で点数が300点となる。上記各過程におい
て、対応データにユーザの権限レベルに応じた点数を加
算した点数と図2(a)の基準点数とを比較して、処理
の可能・不可能を判断する。
【0058】以下、図4のフローチャートを参照して、
ワークフロー処理プログラムのシーケンスを説明する。
ユーザが端末に自己のID及びパスワード等を入力する
と(ステップS1)、ホストコンピュータ6では、入力
されたID及びパスワードからユーザの正当性を確認す
る。即ち、ユーザが正当な場合には、図2(b)のテー
ブルからユーザ権限を確認する(ステップS2)。続い
て、ユーザの権限に基づいて、図2(c)のテーブル
(権限点数表)を参照し、ユーザ権限による点数を確認
する(ステップS3)。そして、ユーザ権限による点数
を処理データの点数に加算し、加算した処理データの点
数と処理点数表とを比較する(ステップS4)。この加
算した処理データの点数と処理点数表とを比較した結
果、処理データの点数が大きい場合は、端末に対して処
理許可を通知し(ステップS5)、端末より処理データ
受け処理データを更新する(ステップS7)。処理デー
タの点数が小さい場合には、端末に対して処理不許可を
通知し(ステップS6)、動作を終了する(ステップS
8)。
ワークフロー処理プログラムのシーケンスを説明する。
ユーザが端末に自己のID及びパスワード等を入力する
と(ステップS1)、ホストコンピュータ6では、入力
されたID及びパスワードからユーザの正当性を確認す
る。即ち、ユーザが正当な場合には、図2(b)のテー
ブルからユーザ権限を確認する(ステップS2)。続い
て、ユーザの権限に基づいて、図2(c)のテーブル
(権限点数表)を参照し、ユーザ権限による点数を確認
する(ステップS3)。そして、ユーザ権限による点数
を処理データの点数に加算し、加算した処理データの点
数と処理点数表とを比較する(ステップS4)。この加
算した処理データの点数と処理点数表とを比較した結
果、処理データの点数が大きい場合は、端末に対して処
理許可を通知し(ステップS5)、端末より処理データ
受け処理データを更新する(ステップS7)。処理デー
タの点数が小さい場合には、端末に対して処理不許可を
通知し(ステップS6)、動作を終了する(ステップS
8)。
【0059】以下、図5乃至図10を参照して、第1の
実施の形態に係るコンピュータワークフローシステムに
よるデータ処理を更に詳細に説明する。
実施の形態に係るコンピュータワークフローシステムに
よるデータ処理を更に詳細に説明する。
【0060】尚、データ処理は、受付処理→審査処理→
発行処理→完了処理の順番に処理される為、各過程に分
けて詳細にデータ処理を説明する。
発行処理→完了処理の順番に処理される為、各過程に分
けて詳細にデータ処理を説明する。
【0061】第1に、図5を参照して受付処理を詳細に
説明する。
説明する。
【0062】処理点数表上、受付処理は0点と規定され
ている。データはこれから作成されるので、一律に0点
が付与されているものとみなす(図5(a)参照)。
ている。データはこれから作成されるので、一律に0点
が付与されているものとみなす(図5(a)参照)。
【0063】「権限レベルD、E」の利用者は、権限点
数表上に受付処理の点数がNull点として定義されて
いるので、受付処理の実行は不可能とする(図5(b)
参照)。 「権限レベルA、B」の利用者による受付処
理を権限点数表上で突き合わせると、権限レベルA、B
と受付が交差する項目の点数は0点である。上記権限点
数表上の値(0点)が処理点数表上の値(0点)以上で
あるため、かかる権限レベルA、Bの利用者による受付
は許可されることになる。これによって作成されたデー
タをデータ1と定義する。かかるデータ1には、権限レ
ベルA、Bの受付の点数である0点が付与される(図5
(c)参照)。
数表上に受付処理の点数がNull点として定義されて
いるので、受付処理の実行は不可能とする(図5(b)
参照)。 「権限レベルA、B」の利用者による受付処
理を権限点数表上で突き合わせると、権限レベルA、B
と受付が交差する項目の点数は0点である。上記権限点
数表上の値(0点)が処理点数表上の値(0点)以上で
あるため、かかる権限レベルA、Bの利用者による受付
は許可されることになる。これによって作成されたデー
タをデータ1と定義する。かかるデータ1には、権限レ
ベルA、Bの受付の点数である0点が付与される(図5
(c)参照)。
【0064】「権限レベルC」の利用者について、受付
処理を権限点数表上で突き合わせると、権限レベルCと
受付が交差する項目の点数は100点である。上記権限
点数表上の値(100点)が処理点数表上の値(0点)
以上であるため、かかる権限レベルCの利用者による受
付は許可されることになる。これによって作成されたデ
ータをデータ2と定義する。かかるデータ2には、権限
レベルCの受付の点数である100点が付与される(図
5(d)参照)。
処理を権限点数表上で突き合わせると、権限レベルCと
受付が交差する項目の点数は100点である。上記権限
点数表上の値(100点)が処理点数表上の値(0点)
以上であるため、かかる権限レベルCの利用者による受
付は許可されることになる。これによって作成されたデ
ータをデータ2と定義する。かかるデータ2には、権限
レベルCの受付の点数である100点が付与される(図
5(d)参照)。
【0065】第2に、図6を参照して審査処理を詳細に
説明する。
説明する。
【0066】処理点数表上、審査処理の点数は100点
と規定される。処理実行の基準点は、0点(受付)+1
00点(審査)=100点とする。現在のデータの点数
と各権限レベルの審査点数の合計が、この基準点(10
0点)以上でなければ、審査処理は実行できないことに
なる(図6(a)参照)。
と規定される。処理実行の基準点は、0点(受付)+1
00点(審査)=100点とする。現在のデータの点数
と各権限レベルの審査点数の合計が、この基準点(10
0点)以上でなければ、審査処理は実行できないことに
なる(図6(a)参照)。
【0067】「権限レベルA、D、E」の利用者につい
ては、権限点数表上にNull点として定義されている
ので、審査処理は実行できない(図6(b)参照)。
ては、権限点数表上にNull点として定義されている
ので、審査処理は実行できない(図6(b)参照)。
【0068】次に上記データ1の審査処理の実行可否判
定について説明する。
定について説明する。
【0069】尚、データ1の点数は現在0点である。
「権限レベルB」の利用者については、現在のデータ1
の点数と権限点数表上の権限レベルBの審査の点数の加
算結果(0点+0点=0点)が100点未満である。従
って、権限レベルBによるデータ1の審査処理は実行で
きない(図6(c)参照)。
「権限レベルB」の利用者については、現在のデータ1
の点数と権限点数表上の権限レベルBの審査の点数の加
算結果(0点+0点=0点)が100点未満である。従
って、権限レベルBによるデータ1の審査処理は実行で
きない(図6(c)参照)。
【0070】これに対して、「権限レベルC」の利用者
については、現在のデータ1の点数と権限点数表上の権
限レベルCの審査の点数の加算結果(0点+100点=
100点)が100点以上である。従って、権限レベル
Cの利用者によるデータ1の審査は実行できる。これに
より審査されたデータをデータ1−1と定義する。デー
タ1−1には100点(0点+100点)が付与される
(図6(d)参照)。次に上記データ2の審査処理の実
行可否判定について説明する。
については、現在のデータ1の点数と権限点数表上の権
限レベルCの審査の点数の加算結果(0点+100点=
100点)が100点以上である。従って、権限レベル
Cの利用者によるデータ1の審査は実行できる。これに
より審査されたデータをデータ1−1と定義する。デー
タ1−1には100点(0点+100点)が付与される
(図6(d)参照)。次に上記データ2の審査処理の実
行可否判定について説明する。
【0071】尚、データ2の点数は現在100点であ
る。「権限レベルB」の利用者については、現在のデー
タ2の点数とBの審査点数(権限点数表)の加算結果
(100点+0点=100点)が、審査実行に必要な点
数(100点)以上である。従って、権限レベルBによ
るデータ2の審査は実行できる。これにより審査された
データをデータ2−1と定義する。かかるデータ2−1
には100点(100点+0点)が付与される(図6
(e)参照)。
る。「権限レベルB」の利用者については、現在のデー
タ2の点数とBの審査点数(権限点数表)の加算結果
(100点+0点=100点)が、審査実行に必要な点
数(100点)以上である。従って、権限レベルBによ
るデータ2の審査は実行できる。これにより審査された
データをデータ2−1と定義する。かかるデータ2−1
には100点(100点+0点)が付与される(図6
(e)参照)。
【0072】一方、「権限レベルC」の利用者について
は、現在のデータ2の点数とCの審査点数(権限点数
表)の加算結果(100点+100点=200点)が、
審査実行に必要な点数(100点)以上である。従っ
て、権限レベルCによるデータ2の審査は実行できる。
これにより審査されたデータをデータ2−2と定義す
る。かかるデータ2−2には200点(100点+10
0点)が付与される(図6(f)参照)。
は、現在のデータ2の点数とCの審査点数(権限点数
表)の加算結果(100点+100点=200点)が、
審査実行に必要な点数(100点)以上である。従っ
て、権限レベルCによるデータ2の審査は実行できる。
これにより審査されたデータをデータ2−2と定義す
る。かかるデータ2−2には200点(100点+10
0点)が付与される(図6(f)参照)。
【0073】第3に、図7及び図8を参照して発行処理
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0074】処理点数表上、発行処理の点数は100点
と規定される。処理実行の基準点は、0点(受付)+1
00点(審査)+100点(発行)=200点とする。
現在のデータの点数と各権限レベルの発行点数の合計
が、この基準点(200点)以上でなければ、発行処理
は実行できない(図7(a)参照)。
と規定される。処理実行の基準点は、0点(受付)+1
00点(審査)+100点(発行)=200点とする。
現在のデータの点数と各権限レベルの発行点数の合計
が、この基準点(200点)以上でなければ、発行処理
は実行できない(図7(a)参照)。
【0075】「権限レベルA、E」の利用者について
は、権限点数表上にNull点として定義されているA
とEによる発行処理は実行できない(図7(b)参
照)。
は、権限点数表上にNull点として定義されているA
とEによる発行処理は実行できない(図7(b)参
照)。
【0076】次にデータ1−1の発行処理の実行可否を
判定について説明する。
判定について説明する。
【0077】尚、データ1−1の点数は、現在100点
である。「権限レベルB」の利用者については、現在の
データ1−1の点数と権限点数表上のBの発行点数(権
限点数表)の加算結果(100点+0点=100点)が
発行処理実行に必要な点数(200点)未満である。従
って、権限レベルBによるデータ1−1の発行処理は実
行できない(図7(c)参照)。
である。「権限レベルB」の利用者については、現在の
データ1−1の点数と権限点数表上のBの発行点数(権
限点数表)の加算結果(100点+0点=100点)が
発行処理実行に必要な点数(200点)未満である。従
って、権限レベルBによるデータ1−1の発行処理は実
行できない(図7(c)参照)。
【0078】「権限レベルC」の利用者については、現
在のデータ1−1の点数とCの発行点数(100点)の
加算結果(100点+100点=200点)が、発行処
理実行に必要な点数(200点)以上である。従って、
権限レベルCによるデータ1−1の発行は実行できる。
これにより発行されたデータを1−1−1と定義する。
かかるデータ1−1−1には200点(100点+10
0点)が付与される(図7(d)参照)。
在のデータ1−1の点数とCの発行点数(100点)の
加算結果(100点+100点=200点)が、発行処
理実行に必要な点数(200点)以上である。従って、
権限レベルCによるデータ1−1の発行は実行できる。
これにより発行されたデータを1−1−1と定義する。
かかるデータ1−1−1には200点(100点+10
0点)が付与される(図7(d)参照)。
【0079】これに対して、「権限レベルD」の利用者
については、現在のデータ1−1の点数とDの発行点数
(50点)の加算結果(100点+50点)が、発行処
理に必要な点数(200点)未満である。従って、Dに
よるデータ1−1の発行処理は実行できない(図7
(e)参照)。
については、現在のデータ1−1の点数とDの発行点数
(50点)の加算結果(100点+50点)が、発行処
理に必要な点数(200点)未満である。従って、Dに
よるデータ1−1の発行処理は実行できない(図7
(e)参照)。
【0080】次にデータ2−1の発行処理の実行可否の
判定について説明する。
判定について説明する。
【0081】尚、データ2−1の点数は、現在100点
である。「権限レベルB」の利用者については、現在の
データ2−1の点数とBの発行点数(権限点数表)の加
算結果(100点+0点=100点)が発行処理実行に
必要な点数(200点)未満である。従って、Bによる
データ2−1の発行処理は実行できない(図8(a)参
照)。
である。「権限レベルB」の利用者については、現在の
データ2−1の点数とBの発行点数(権限点数表)の加
算結果(100点+0点=100点)が発行処理実行に
必要な点数(200点)未満である。従って、Bによる
データ2−1の発行処理は実行できない(図8(a)参
照)。
【0082】「権限レベルC」の利用者については、現
在のデータ2−1の点数とCの発行点数(権限点数表)
の加算結果(100点+100点=200点)が発行処
理実行に必要な点数(200点)以上である。従って、
Cによるデータ2−1の発行処理は実行できる。これに
より発行されたデータをデータ2−1−1とする。かか
るデータ2−1−1には200点(100点+100
点)が付与される(図8(b)参照)。
在のデータ2−1の点数とCの発行点数(権限点数表)
の加算結果(100点+100点=200点)が発行処
理実行に必要な点数(200点)以上である。従って、
Cによるデータ2−1の発行処理は実行できる。これに
より発行されたデータをデータ2−1−1とする。かか
るデータ2−1−1には200点(100点+100
点)が付与される(図8(b)参照)。
【0083】これに対して、「権限レベルD」の利用者
については、現在のデータ2−1の点数とDの発行点数
(権限点数表)の加算結果(100点+50点=150
点)が発行処理実行に必要な点数(200点)未満であ
る。従って、Dによるデータ2−1の発行処理は実行で
きない(図8(c)参照)。
については、現在のデータ2−1の点数とDの発行点数
(権限点数表)の加算結果(100点+50点=150
点)が発行処理実行に必要な点数(200点)未満であ
る。従って、Dによるデータ2−1の発行処理は実行で
きない(図8(c)参照)。
【0084】次にデータ2−2の発行処理の実行可否の
判定について説明する。
判定について説明する。
【0085】尚、データ2−2の点数は、現在200点
である。「権限レベルB」の利用者については、現在の
データ2−2の点数とBの発行点数(権限点数表)の加
算結果(200点+0点=200点)が発行処理実行に
必要な点数(200点)以上である。従って、Bによる
データ2−2の発行処理は実行できる。これにより発行
されたデータを2−1−1とする。かかるデータ2−2
−1には、200点(200点+0点)が付与されてい
る(図8(d)参照)。
である。「権限レベルB」の利用者については、現在の
データ2−2の点数とBの発行点数(権限点数表)の加
算結果(200点+0点=200点)が発行処理実行に
必要な点数(200点)以上である。従って、Bによる
データ2−2の発行処理は実行できる。これにより発行
されたデータを2−1−1とする。かかるデータ2−2
−1には、200点(200点+0点)が付与されてい
る(図8(d)参照)。
【0086】「権限レベルC」の利用者については、現
在のデータ2−2の点数とCの発行点数(権限点数表)
の加算結果(200点+100点=300点)が発行処
理実行に必要な点数(200点)以上である。従って、
Cによるデータ2−2の発行処理は実行できる。これに
より発行されたデータを2−2−2とする。かかるデー
タ2−2−2には、300点(200点+100点)が
付与される(図8(e)参照)。
在のデータ2−2の点数とCの発行点数(権限点数表)
の加算結果(200点+100点=300点)が発行処
理実行に必要な点数(200点)以上である。従って、
Cによるデータ2−2の発行処理は実行できる。これに
より発行されたデータを2−2−2とする。かかるデー
タ2−2−2には、300点(200点+100点)が
付与される(図8(e)参照)。
【0087】「権限レベルD」の利用者については、現
在のデータ2−2の点数とDの発行点数(権限点数表)
の加算結果(200点+50点=250点)が発行処理
実行に必要な点数(200点)以上である。従って、D
によるデータ2−2の発行処理は実行できる。これによ
り発行されたデータを2−2−3とする。かかるデータ
2−2−3には、250点(200点+50点)が付与
される(図8(f)参照)。
在のデータ2−2の点数とDの発行点数(権限点数表)
の加算結果(200点+50点=250点)が発行処理
実行に必要な点数(200点)以上である。従って、D
によるデータ2−2の発行処理は実行できる。これによ
り発行されたデータを2−2−3とする。かかるデータ
2−2−3には、250点(200点+50点)が付与
される(図8(f)参照)。
【0088】第4に、図9及び図10を参照して完了処
理を詳細に説明する。
理を詳細に説明する。
【0089】処理点数表上、完了処理の点数は10点と
規定される。処理実行の基準点は、0点(受付)+10
0点(審査)+100点(発行)+10点(完了)=2
10点とする。現在のデータの点数と各権限レベルの発
行点数の合計が、この基準点(210点)以上でなけれ
ば、完了処理は実行できない(図9(a)参照)。
規定される。処理実行の基準点は、0点(受付)+10
0点(審査)+100点(発行)+10点(完了)=2
10点とする。現在のデータの点数と各権限レベルの発
行点数の合計が、この基準点(210点)以上でなけれ
ば、完了処理は実行できない(図9(a)参照)。
【0090】「権限レベルA、D」の利用者について
は、権限点数表上にNull点として定義されているA
とDによる完了処理は実行できない(図9(b)参
照)。
は、権限点数表上にNull点として定義されているA
とDによる完了処理は実行できない(図9(b)参
照)。
【0091】次にデータ1−1−1の完了処理の実行可
否の判定を説明する。
否の判定を説明する。
【0092】尚、データ1−1−1の点数は、現在20
0点である。「権限レベルB」の利用者については、現
在のデータ1−1−1の点数とBの完了点数(権限点数
表)の加算結果(200点+(−50点)=150点)
が処理に必要な点数(210点)未満である。従って、
Bによるデータ1−1−1の完了処理は実行できない
(図9(c)参照)。
0点である。「権限レベルB」の利用者については、現
在のデータ1−1−1の点数とBの完了点数(権限点数
表)の加算結果(200点+(−50点)=150点)
が処理に必要な点数(210点)未満である。従って、
Bによるデータ1−1−1の完了処理は実行できない
(図9(c)参照)。
【0093】「権限レベルC」の利用者については、現
在のデータ1−1−1の点数とCの完了点数(権限点数
表)の加算結果(200点+0点=200点)が処理に
必要な点数(210点)未満である。従って、Cによる
データ1−1−1の完了処理は実行できない(図9
(d)参照)。
在のデータ1−1−1の点数とCの完了点数(権限点数
表)の加算結果(200点+0点=200点)が処理に
必要な点数(210点)未満である。従って、Cによる
データ1−1−1の完了処理は実行できない(図9
(d)参照)。
【0094】「権限レベルE」の利用者については、現
在のデータ1−1−1の点数とEの完了点数(権限点数
表)の加算結果(200点+10点=210点)が処理
に必要な点数(210点)以上である。従って、Dによ
るデータ1−1−1の完了処理は実行できる(図9
(e)参照)。
在のデータ1−1−1の点数とEの完了点数(権限点数
表)の加算結果(200点+10点=210点)が処理
に必要な点数(210点)以上である。従って、Dによ
るデータ1−1−1の完了処理は実行できる(図9
(e)参照)。
【0095】次にデータ2−1−1及び2−2−1の完
了処理の実行可否の判定を説明する。データ2−1−1
及び2−2−1の現在の点数は、完了前のデータ1−1
−1の点数と同値である。従って、上記同様に、権限レ
ベルB、Cの利用者による完了はできないが、Eの利用
者による完了はできる。
了処理の実行可否の判定を説明する。データ2−1−1
及び2−2−1の現在の点数は、完了前のデータ1−1
−1の点数と同値である。従って、上記同様に、権限レ
ベルB、Cの利用者による完了はできないが、Eの利用
者による完了はできる。
【0096】次にデータ2−2−2の完了処理の実行可
否の判定を説明する。
否の判定を説明する。
【0097】尚、データ2−2−2の点数は、現在30
0点である。
0点である。
【0098】「権限レベルB」の利用者については、現
在のデータ2−2−2の点数とBの完了点数(権限点数
表)の加算結果(300点+(−50点)=250点)
が処理に必要な点数(210点)以上である。従って、
Bによるデータ2−2−2の完了処理は実行できる(図
10(a)参照)。
在のデータ2−2−2の点数とBの完了点数(権限点数
表)の加算結果(300点+(−50点)=250点)
が処理に必要な点数(210点)以上である。従って、
Bによるデータ2−2−2の完了処理は実行できる(図
10(a)参照)。
【0099】「権限レベルC」の利用者については、現
在のデータ2−2−2の点数とCの完了点数(権限点数
表)の加算結果(300点+0点=300点)が処理に
必要な点数(210点)以上である。従って、Cによる
データ2−2−2の完了処理は実行できる(図10
(b)参照)。
在のデータ2−2−2の点数とCの完了点数(権限点数
表)の加算結果(300点+0点=300点)が処理に
必要な点数(210点)以上である。従って、Cによる
データ2−2−2の完了処理は実行できる(図10
(b)参照)。
【0100】「権限レベルE」の利用者については、現
在のデータ2−2−2の点数とEの完了点数(権限点数
表)の加算結果(300点+10点=310点)が処理
に必要な点数(210点)以上である。従って、Eによ
るデータ2−2−2の完了処理は実行できる(図10
(c)参照)。
在のデータ2−2−2の点数とEの完了点数(権限点数
表)の加算結果(300点+10点=310点)が処理
に必要な点数(210点)以上である。従って、Eによ
るデータ2−2−2の完了処理は実行できる(図10
(c)参照)。
【0101】次にデータ2−2−3の完了処理の実行可
否の判定を説明する。
否の判定を説明する。
【0102】尚、データ2−2−3の点数は、現在25
0点である。
0点である。
【0103】「権限レベルB」の利用者については、現
在のデータ2−2−3の点数とBの完了点数(権限点数
表)の加算結果(250点+(−50点)=200点)
が処理に必要な点数(210点)未満である。従って、
Bによるデータ2−2−3の完了処理は実行できない
(図10(d)参照)。
在のデータ2−2−3の点数とBの完了点数(権限点数
表)の加算結果(250点+(−50点)=200点)
が処理に必要な点数(210点)未満である。従って、
Bによるデータ2−2−3の完了処理は実行できない
(図10(d)参照)。
【0104】「権限レベルC」の利用者については、現
在のデータ2−2−2の点数とCの完了点数(権限点数
表)の加算結果(250点+0点=250点)が処理に
必要な点数(210点)以上である。従って、Cによる
データ2−2−3の完了処理は実行できる(図10
(e)参照)。
在のデータ2−2−2の点数とCの完了点数(権限点数
表)の加算結果(250点+0点=250点)が処理に
必要な点数(210点)以上である。従って、Cによる
データ2−2−3の完了処理は実行できる(図10
(e)参照)。
【0105】「権限レベルE」の利用者については、現
在のデータ2−2−3の点数とEの完了点数(権限点数
表)の加算結果(250点+10点=260点)が処理
に必要な点数(260点)以上である。従って、Eによ
るデータ2−2−3の完了処理は実行できる(図10
(f)参照)。
在のデータ2−2−3の点数とEの完了点数(権限点数
表)の加算結果(250点+10点=260点)が処理
に必要な点数(260点)以上である。従って、Eによ
るデータ2−2−3の完了処理は実行できる(図10
(f)参照)。
【0106】次に図11及び図12を参照して、本発明
の第2の実施の形態に係るコンピュータワークフローシ
ステムについて説明する。
の第2の実施の形態に係るコンピュータワークフローシ
ステムについて説明する。
【0107】前述した第1のの実施の形態では、権限レ
ベルCの利用者を実業務遂行の要となる主任と想定して
いるので、全処理に対して高い権限点数を与えている。
権限レベルCの利用者であれば、1人で受付→審査→発
行→完了の一連処理を実行できる。誰のチェックも経な
い業務遂行が可能となり不正の温床となり得る。第2の
実施の形態によれば、この問題が解決される。
ベルCの利用者を実業務遂行の要となる主任と想定して
いるので、全処理に対して高い権限点数を与えている。
権限レベルCの利用者であれば、1人で受付→審査→発
行→完了の一連処理を実行できる。誰のチェックも経な
い業務遂行が可能となり不正の温床となり得る。第2の
実施の形態によれば、この問題が解決される。
【0108】尚、処理点数表、権限点数表、データへの
点数加算に関しては、前述した第1の実施の形態と同様
であるため、ここでは説明を省略する。
点数加算に関しては、前述した第1の実施の形態と同様
であるため、ここでは説明を省略する。
【0109】以下、第2の実施の形態による同一データ
への連続処理の制限について説明する。第2の実施の形
態では、1人の利用者が同一データに対して別々の処理
を行うことを不可能とする。即ち、ある利用者が受付を
処理した場合、該利用者の当該データに対する審査、発
行、完了の処理を制限する。同様に審査を処理した場合
は、発行、完了を制限する。また、発行を処理した場
合、完了を制限する。
への連続処理の制限について説明する。第2の実施の形
態では、1人の利用者が同一データに対して別々の処理
を行うことを不可能とする。即ち、ある利用者が受付を
処理した場合、該利用者の当該データに対する審査、発
行、完了の処理を制限する。同様に審査を処理した場合
は、発行、完了を制限する。また、発行を処理した場
合、完了を制限する。
【0110】かかる制限のためには、どの利用者が、ど
のデータを処理したかの情報を蓄積する必要があるので
(審査〜完了)、各処理実行時に利用者を一意に識別す
るユーザIDとデータを一意に識別するキー項目値を合
体させて、操作ログを作成する。さらに、利用者が、当
該データを処理できるか判定する必要があるため(審査
〜完了)、利用者のユーザIDと当該データのキー項目
値により、操作ログを検索して、判定するようにしてい
る。
のデータを処理したかの情報を蓄積する必要があるので
(審査〜完了)、各処理実行時に利用者を一意に識別す
るユーザIDとデータを一意に識別するキー項目値を合
体させて、操作ログを作成する。さらに、利用者が、当
該データを処理できるか判定する必要があるため(審査
〜完了)、利用者のユーザIDと当該データのキー項目
値により、操作ログを検索して、判定するようにしてい
る。
【0111】次に、図11及び図12を参照して、権限
レベルCの利用者(ユーザID=USER1,2)の同
ーデータ(キー項目値−DATA−KEY1,2)への
連続処理の制限について更に具体的に説明する。
レベルCの利用者(ユーザID=USER1,2)の同
ーデータ(キー項目値−DATA−KEY1,2)への
連続処理の制限について更に具体的に説明する。
【0112】先ず図11(a)、12(a)を参照し
て、操作ログの作成について説明する。
て、操作ログの作成について説明する。
【0113】利用者が受付処理を実行すると(ステップ
S11)、当該利用者のユーザID=USER1が抽出
され(ステップS12)、キー項目値=DATA−KE
Y1が抽出され(ステップS13)、これらのユーザI
Dとキー項目値が合体され(ステップS14)、操作ロ
グへと出力される(ステップS15)。これにより、操
作ログUSER1;DATA−KEY1が作成される。
S11)、当該利用者のユーザID=USER1が抽出
され(ステップS12)、キー項目値=DATA−KE
Y1が抽出され(ステップS13)、これらのユーザI
Dとキー項目値が合体され(ステップS14)、操作ロ
グへと出力される(ステップS15)。これにより、操
作ログUSER1;DATA−KEY1が作成される。
【0114】ユーザID=USER2が抽出され、キー
項目値=DATA−KEY2の利用者により受付処理が
実行された場合にも、同様の過程により、操作ログUS
ER2;DATA−KEY2が作成される(ステップS
11乃至S15)。
項目値=DATA−KEY2の利用者により受付処理が
実行された場合にも、同様の過程により、操作ログUS
ER2;DATA−KEY2が作成される(ステップS
11乃至S15)。
【0115】次に図11(b)、図11(b)を参照し
て、当該データの処理可否の判定について説明する。審
査処理〜完了処理で、ユーザID=USER1の利用者
がキー項目値=DATA−KEY1のデータに対して各
処理を実行する場合には、以下に示す方法によって各処
理の実行の可否の判定が行われる。
て、当該データの処理可否の判定について説明する。審
査処理〜完了処理で、ユーザID=USER1の利用者
がキー項目値=DATA−KEY1のデータに対して各
処理を実行する場合には、以下に示す方法によって各処
理の実行の可否の判定が行われる。
【0116】先ず、ユーザIDを抽出し(ステップS2
1)、キー項目値を抽出する(ステップS22)。ここ
では、ユーザID=USER1、キー項目値=DATA
−KEY1がそれぞれ抽出される。続いて、これらを合
体させ(ステップS23)、操作ログを検索する(ステ
ップS24)。ここで、該当データがある場合には同一
利用者による前処理がなされているので該当処理実行不
可となり(ステップS31)、該当データがない場合に
は、同位置利用者による前処理はなされていないので、
処理を実行し(ステップS25)、再びユーザIDを抽
出し(ステップS26)、キー項目値を抽出し(ステッ
プS27)、これらを合体させて操作ログへと出力する
(ステップS28,S29)。
1)、キー項目値を抽出する(ステップS22)。ここ
では、ユーザID=USER1、キー項目値=DATA
−KEY1がそれぞれ抽出される。続いて、これらを合
体させ(ステップS23)、操作ログを検索する(ステ
ップS24)。ここで、該当データがある場合には同一
利用者による前処理がなされているので該当処理実行不
可となり(ステップS31)、該当データがない場合に
は、同位置利用者による前処理はなされていないので、
処理を実行し(ステップS25)、再びユーザIDを抽
出し(ステップS26)、キー項目値を抽出し(ステッ
プS27)、これらを合体させて操作ログへと出力する
(ステップS28,S29)。
【0117】その他の処理実行可否の判定は、前述した
第1の実施の形態と同様である為、ここでは詳細な説明
を省略する。
第1の実施の形態と同様である為、ここでは詳細な説明
を省略する。
【0118】次に図13乃至図19を参照して、本発明
の第3の実施の形態に係るコンピュータワークフローシ
ステムについて説明する。
の第3の実施の形態に係るコンピュータワークフローシ
ステムについて説明する。
【0119】前述した第2の実施の形態では、1人の利
用者は同一データに対して1回だけ処理を行うことがで
きる。従って、業務が円滑に遂行されるためには4人以
上が常時いることが前提となる。また、同一データに対
して同一の利用者が重複して処理しない配慮が必要とな
り煩雑である。結局、1人の利用者が複数のユーザID
とパスワードを保持する運用に陥り、不正の温床となり
やすい。第3の実施の形態によれば、この問題が解決さ
れる。
用者は同一データに対して1回だけ処理を行うことがで
きる。従って、業務が円滑に遂行されるためには4人以
上が常時いることが前提となる。また、同一データに対
して同一の利用者が重複して処理しない配慮が必要とな
り煩雑である。結局、1人の利用者が複数のユーザID
とパスワードを保持する運用に陥り、不正の温床となり
やすい。第3の実施の形態によれば、この問題が解決さ
れる。
【0120】図13(a)に示されるように、第3の実
施の形態が採用する処理点数表に関しては、第1の実施
の形態と同様である為、説明を省略する。
施の形態が採用する処理点数表に関しては、第1の実施
の形態と同様である為、説明を省略する。
【0121】次に権限点数表については、各権限レベル
と各処理の関係を点数で表現したマトリックスとして存
在する点は、第1の実施の形態と同様である。但し、第
3の実施の形態では、前処理が同一利用者によって実行
されていない場合に適用する権限点数表と、既に実行さ
れている場合に適用する権限点数表の2通りを用意す
る。前者を加算権限点数表、後者を減算権限点数表とす
る。
と各処理の関係を点数で表現したマトリックスとして存
在する点は、第1の実施の形態と同様である。但し、第
3の実施の形態では、前処理が同一利用者によって実行
されていない場合に適用する権限点数表と、既に実行さ
れている場合に適用する権限点数表の2通りを用意す
る。前者を加算権限点数表、後者を減算権限点数表とす
る。
【0122】図13(b)に示されるように、加算権限
点数表については、権限レベルA〜Eは、前述した第1
の実施の形態に使用した権限点数表と同様である。
点数表については、権限レベルA〜Eは、前述した第1
の実施の形態に使用した権限点数表と同様である。
【0123】これに対して、図13(c)に示されるよ
うに、減算権限点数表では、権限レベルBでは、審査、
発行、完了の各処理には、Null点がそれぞれ付与さ
れる。そして、権限レベルCでは、審査、発行、完了の
各処理には、0点、−10点、0点がそれぞれ付与され
る。但し、これは一例に過ぎないことは勿論である。
うに、減算権限点数表では、権限レベルBでは、審査、
発行、完了の各処理には、Null点がそれぞれ付与さ
れる。そして、権限レベルCでは、審査、発行、完了の
各処理には、0点、−10点、0点がそれぞれ付与され
る。但し、これは一例に過ぎないことは勿論である。
【0124】ここで、権限点数表適用の判断について説
明する。
明する。
【0125】加算権限点数表と減算権限点数表のどちら
を適用するかの判断が、審査、作成、完了の処理で必要
となる。これは、第2の実施の形態と同様の方法で判定
する。
を適用するかの判断が、審査、作成、完了の処理で必要
となる。これは、第2の実施の形態と同様の方法で判定
する。
【0126】先ず、図14(a)を参照して、操作ログ
の作成について説明する。利用者が受付処理を実行する
と(ステップS41)、当該利用者のユーザID=US
ER1が抽出され(ステップS42)、キー項目値=D
ATA−KEY1が抽出され(ステップS43)、これ
らのユーザIDとキー項目値が合体され、操作ログへと
出力される(ステップS44,S45)。これにより、
操作ログUSER1;DATA−KEY1が作成され
る。
の作成について説明する。利用者が受付処理を実行する
と(ステップS41)、当該利用者のユーザID=US
ER1が抽出され(ステップS42)、キー項目値=D
ATA−KEY1が抽出され(ステップS43)、これ
らのユーザIDとキー項目値が合体され、操作ログへと
出力される(ステップS44,S45)。これにより、
操作ログUSER1;DATA−KEY1が作成され
る。
【0127】ユーザID=USER2が抽出され、キー
項目値=DATA−KEY2の利用者により受付処理が
実行された場合にも、同様の過程により、操作ログUS
ER2;DATA−KEY2が作成される(ステップS
41乃至S45)。
項目値=DATA−KEY2の利用者により受付処理が
実行された場合にも、同様の過程により、操作ログUS
ER2;DATA−KEY2が作成される(ステップS
41乃至S45)。
【0128】次に図14(b)を参照して、当該データ
の処理可否の判定について説明する。審査処理〜完了処
理で、ユーザID=USER1の利用者がキー項目値=
DATA−KEY1のデータに対して各処理を実行する
場合、下記の方法によって実行の可否の判定が行われ
る。
の処理可否の判定について説明する。審査処理〜完了処
理で、ユーザID=USER1の利用者がキー項目値=
DATA−KEY1のデータに対して各処理を実行する
場合、下記の方法によって実行の可否の判定が行われ
る。
【0129】先ず、ユーザIDを抽出し(ステップS5
1)、キー項目値を抽出する(ステップS52)。ここ
では、ユーザID=USER1、キー項目値=DATA
−KEY1がそれぞれ抽出される。続いて、これらを合
体させ(ステップS53)、操作ログを検索する(ステ
ップS54)。
1)、キー項目値を抽出する(ステップS52)。ここ
では、ユーザID=USER1、キー項目値=DATA
−KEY1がそれぞれ抽出される。続いて、これらを合
体させ(ステップS53)、操作ログを検索する(ステ
ップS54)。
【0130】ここで、該当データがある場合には同一利
用者による前処理がなされているので、減算権限点数表
を適用し(ステップS62)、該当値がNullである
場合には処理の実行を不可とし(ステップS63、S6
5)、Nullでない場合には処理を実行する(ステッ
プS63、S64)。
用者による前処理がなされているので、減算権限点数表
を適用し(ステップS62)、該当値がNullである
場合には処理の実行を不可とし(ステップS63、S6
5)、Nullでない場合には処理を実行する(ステッ
プS63、S64)。
【0131】これに対して、該当データがない場合には
(ステップS55)、同一利用者による前処理はなされ
ていないので、加算権限点数表を適用し(ステップs5
6)、処理を実行し(ステップS57)、再びユーザI
Dを抽出し(ステップS58)、キー項目値を抽出し
(ステップS59)、これらを合体させて操作ログへと
出力する(ステップS60,S61)。
(ステップS55)、同一利用者による前処理はなされ
ていないので、加算権限点数表を適用し(ステップs5
6)、処理を実行し(ステップS57)、再びユーザI
Dを抽出し(ステップS58)、キー項目値を抽出し
(ステップS59)、これらを合体させて操作ログへと
出力する(ステップS60,S61)。
【0132】以下、利用者Wは権限レベルBを有する
者、利用者Xは権限レベルCを有する者、利用者Yは権
限レベルCを有する者、利用者Zは権限レベルCを有す
る者と定義付け、利用者W,Xによる同一データに対す
る処理を説明する。
者、利用者Xは権限レベルCを有する者、利用者Yは権
限レベルCを有する者、利用者Zは権限レベルCを有す
る者と定義付け、利用者W,Xによる同一データに対す
る処理を説明する。
【0133】先ず、利用者Wによる同一データに対する
処理を説明する。
処理を説明する。
【0134】利用者Wが受付を実行し、データ3を作成
した場合には、利用者Wによるデータ3の審査には、減
算権限点数表が適用される。このとき、該当値はNul
l点なので、データ3に対する審査はできない。さら
に、利用者Wによるデータ3の発行には、減算権限点数
表が適用される。このとき、該当値はNull点なの
で、データ3に対する発行はできない。さらに、利用者
Wによるデータ3の完了には、減算権限点数表が適用さ
れる。このとき、該当値はNull点なので、データ3
に対する完了はできないことになる。
した場合には、利用者Wによるデータ3の審査には、減
算権限点数表が適用される。このとき、該当値はNul
l点なので、データ3に対する審査はできない。さら
に、利用者Wによるデータ3の発行には、減算権限点数
表が適用される。このとき、該当値はNull点なの
で、データ3に対する発行はできない。さらに、利用者
Wによるデータ3の完了には、減算権限点数表が適用さ
れる。このとき、該当値はNull点なので、データ3
に対する完了はできないことになる。
【0135】一方、他の利用者が作成したデータ4を、
利用者Wが審査を実行した場合には、利用者Wによるデ
ータ4の発行には、減算権限点数表が適用される。この
とき、該当値はNull点なので、データ3に対する発
行はできない。利用者Wによるデータ4の完了には、減
算権限点数表が適用される。このとき、該当値はNul
l点なので、データ3に対する完了はできない。
利用者Wが審査を実行した場合には、利用者Wによるデ
ータ4の発行には、減算権限点数表が適用される。この
とき、該当値はNull点なので、データ3に対する発
行はできない。利用者Wによるデータ4の完了には、減
算権限点数表が適用される。このとき、該当値はNul
l点なので、データ3に対する完了はできない。
【0136】さらに、他の利用者が作成したデータ5
を、利用者Wが発行を実行した場合には、利用者Wによ
るデータ5の完了には、減算権限点数表が適用される。
該当値はNull点なので、データ3に対する完了はで
きない。
を、利用者Wが発行を実行した場合には、利用者Wによ
るデータ5の完了には、減算権限点数表が適用される。
該当値はNull点なので、データ3に対する完了はで
きない。
【0137】次に利用者Xによる同一データに対する処
理を説明する。
理を説明する。
【0138】先ず利用者Xが受付を実行し、データ7を
作成した場合(データ7は100点が付与される)には
(図16参照)、データ7に対する利用者Xの審査に
は、減算権限点数表が適用される。現在のデータ6の点
数とXの発行点数(減算権限点数表)の加算結果(10
0点+0点=100点)が審査に必要な点数(100
点)以上である。従って、Xによるデータ7の審査は実
行できる。このデータをデータ7−1とする。データ7
−1には100点が付与されている(図17(a),
(b)参照)。
作成した場合(データ7は100点が付与される)には
(図16参照)、データ7に対する利用者Xの審査に
は、減算権限点数表が適用される。現在のデータ6の点
数とXの発行点数(減算権限点数表)の加算結果(10
0点+0点=100点)が審査に必要な点数(100
点)以上である。従って、Xによるデータ7の審査は実
行できる。このデータをデータ7−1とする。データ7
−1には100点が付与されている(図17(a),
(b)参照)。
【0139】データ7−1に対する利用者Xの発行処理
には、減算権限点数表が適用される。現在のデータ7−
1の点数とXの発行点数(減算権限点数表)の加算結果
(100点+(−10点)=90点)が発行に必要な点
数(200点)未満である。従って、Xによるデータ7
−1の審査は実行できない。このデータ7−1を発行で
きるのは、利用者Y、Zだけである(図18(a),
(b)参照)。
には、減算権限点数表が適用される。現在のデータ7−
1の点数とXの発行点数(減算権限点数表)の加算結果
(100点+(−10点)=90点)が発行に必要な点
数(200点)未満である。従って、Xによるデータ7
−1の審査は実行できない。このデータ7−1を発行で
きるのは、利用者Y、Zだけである(図18(a),
(b)参照)。
【0140】一方、利用者Xが受付を実行し、データ7
を作成した場合(データ7は100点が付与される)に
は(図16参照)、データ7に対する利用者Yの審査に
は、加算権限点数表が適用される。現在のデータ7の点
数とYの発行点数(加算権限点数表)の加算結果(10
0点+100点=200点)が発行に必要な点数(10
0点)以上である。従って、Yによるデータ7の審査は
実行できる。このデータをデータ7−2とする。データ
7−2には200点が付与される(図17(a),
(c)参照)。
を作成した場合(データ7は100点が付与される)に
は(図16参照)、データ7に対する利用者Yの審査に
は、加算権限点数表が適用される。現在のデータ7の点
数とYの発行点数(加算権限点数表)の加算結果(10
0点+100点=200点)が発行に必要な点数(10
0点)以上である。従って、Yによるデータ7の審査は
実行できる。このデータをデータ7−2とする。データ
7−2には200点が付与される(図17(a),
(c)参照)。
【0141】そして、データ7−2に対する利用者Xの
発行処理には、減算権限点数表が適用される。現在のデ
ータ7−2の点数とXの発行点数(減算権限点数表)の
加算結果(200点+(−10点)=190点)が発行
に必要な点数(200点)未満である。従って、Xによ
るデータ7−2の発行は実行できない(図18(a),
(b)参照)。
発行処理には、減算権限点数表が適用される。現在のデ
ータ7−2の点数とXの発行点数(減算権限点数表)の
加算結果(200点+(−10点)=190点)が発行
に必要な点数(200点)未満である。従って、Xによ
るデータ7−2の発行は実行できない(図18(a),
(b)参照)。
【0142】同様に、データ7−2に対する利用者Yの
発行処理には、減算権限点数表が適用される。現在のデ
ータ7−2の点数とYの発行点数(減算権限点数表)の
加算結果(200点+(−10点)=190点)が発行
に必要な点数(200点)未満である。従って、Yによ
るデータ7−2の発行は実行できない(図18(a),
(d)参照)。
発行処理には、減算権限点数表が適用される。現在のデ
ータ7−2の点数とYの発行点数(減算権限点数表)の
加算結果(200点+(−10点)=190点)が発行
に必要な点数(200点)未満である。従って、Yによ
るデータ7−2の発行は実行できない(図18(a),
(d)参照)。
【0143】また、データ7−2に対する利用者Zの発
行処理には、加算権限点数表が適用される。現在のデー
タ7−2の点数とZの発行点数(加算権限点数表)の加
算結果(200点+100点=300点)が発行に必要
な点数(200点)以上である。従って、Zによるデー
タ7−2の発行は実行できる。このデータを7−2−1
とする。データ7−2−1には300点が付与される
(図17(a),(e)参照)。
行処理には、加算権限点数表が適用される。現在のデー
タ7−2の点数とZの発行点数(加算権限点数表)の加
算結果(200点+100点=300点)が発行に必要
な点数(200点)以上である。従って、Zによるデー
タ7−2の発行は実行できる。このデータを7−2−1
とする。データ7−2−1には300点が付与される
(図17(a),(e)参照)。
【0144】そして、データ7−2−1に対する利用者
X、Y、Zの完了処理には、減算点数表が適用される。
現在の7−2−1の点数と発行点数(減算権限点数表)
の加算結果(300点+0点=300点)が完了に必要
な点数(200点)以上である。従って、X、Y、Zに
よるデータ7−2−1の完了は実行できる(図19参
照)。
X、Y、Zの完了処理には、減算点数表が適用される。
現在の7−2−1の点数と発行点数(減算権限点数表)
の加算結果(300点+0点=300点)が完了に必要
な点数(200点)以上である。従って、X、Y、Zに
よるデータ7−2−1の完了は実行できる(図19参
照)。
【0145】次に本発明の第4の実施の形態に係るコン
ピュータワークフローシステムについて説明する。
ピュータワークフローシステムについて説明する。
【0146】前述した各実施の形態によれば、利用者
が、目的の処理を実行できるか否かは権限点数表の該当
項目がNullか否かによって一律に判定できる。
が、目的の処理を実行できるか否かは権限点数表の該当
項目がNullか否かによって一律に判定できる。
【0147】一方、目的のデータを処理するためには、
当該データの現在の点数と権限点数表上の当該項目の値
の加算結果が、目的の処理の基準点以上である必要があ
る。この計算を全て、利用者の負担において実施しなけ
ればいけないなら、次の問題を指摘できる。即ち、第1
に利用者は当該データの現在の点数を知らなければなら
ない。第2に利用者は目的の処理の現在の基準点を知ら
なければならない。第3に利用者は各処理の権限点数の
値を知らなければならない。
当該データの現在の点数と権限点数表上の当該項目の値
の加算結果が、目的の処理の基準点以上である必要があ
る。この計算を全て、利用者の負担において実施しなけ
ればいけないなら、次の問題を指摘できる。即ち、第1
に利用者は当該データの現在の点数を知らなければなら
ない。第2に利用者は目的の処理の現在の基準点を知ら
なければならない。第3に利用者は各処理の権限点数の
値を知らなければならない。
【0148】これらを全て理解した上で、点数の計算も
自己の負担において実施するなら、処理は非常に複雑に
なってしまう。また、各処理の基準点や権限点数表は諸
種の事情により日々変更され運用されるのであるから、
一層煩雑なものとなる。
自己の負担において実施するなら、処理は非常に複雑に
なってしまう。また、各処理の基準点や権限点数表は諸
種の事情により日々変更され運用されるのであるから、
一層煩雑なものとなる。
【0149】第4の実施の形態によれば、これらの負担
をより軽減することができる。
をより軽減することができる。
【0150】即ち、第4の実施の形態では、利用者は、
目的の処理の起動時に処理起動可否の判定を受ける。こ
れは、権限点数表の該当項目がNullか否かによって
判定される。さらに、利用者が目的のデータに対して、
審査、作成、完了の各処理を実行する際には、これを一
意に特定するキーとなる項目を端末へ入力し表示する操
作が必要となるが、このキーとなる項目を端末へ入力し
た際に、利用者の権限点数と目的データの現在の点数が
基準点数以上であるか否かを端末かホストで判定する。
基準点以上である場合には、目的データの処理を許可す
る。基準点未満である場合には、処理が許されない旨の
メッセージを表示する。
目的の処理の起動時に処理起動可否の判定を受ける。こ
れは、権限点数表の該当項目がNullか否かによって
判定される。さらに、利用者が目的のデータに対して、
審査、作成、完了の各処理を実行する際には、これを一
意に特定するキーとなる項目を端末へ入力し表示する操
作が必要となるが、このキーとなる項目を端末へ入力し
た際に、利用者の権限点数と目的データの現在の点数が
基準点数以上であるか否かを端末かホストで判定する。
基準点以上である場合には、目的データの処理を許可す
る。基準点未満である場合には、処理が許されない旨の
メッセージを表示する。
【0151】尚、第4の実施の形態では、利用者にとっ
ての使い勝手を向上させるために、下記の情報を端末に
表示することも可能である。即ち、第1に利用者の現在
の権限点数を端末に表示させること、第2に各処理の基
準点数を端末に表示させること、第3に目的のデータの
現在の点数を端末に表示させることが可能である。但
し、利用者の使い勝手より、セキュリティの向上を優先
させる場合、これらの表示を端末には一切しないことも
できる。
ての使い勝手を向上させるために、下記の情報を端末に
表示することも可能である。即ち、第1に利用者の現在
の権限点数を端末に表示させること、第2に各処理の基
準点数を端末に表示させること、第3に目的のデータの
現在の点数を端末に表示させることが可能である。但
し、利用者の使い勝手より、セキュリティの向上を優先
させる場合、これらの表示を端末には一切しないことも
できる。
【0152】次に図20及び図21を参照して、第5の
実施の形態に係るコンピュータワークフローシステムに
ついて説明する。
実施の形態に係るコンピュータワークフローシステムに
ついて説明する。
【0153】審査、作成、完了の各処理は、端末、クラ
イアントに表示されたデータを確認することで行われ
る。しかし、処理件数が増大すると1件ごとに確認する
方式では対応しきれなくなる。そこで、複数件のデータ
の一部だけを表示して、これを確認することで一度に複
数件の処理を行う方式と併用していることが多い。前者
を個別方式、後者を一括方式とする。各データをどちら
の方式で処理するかは、運用次第であることが多い。つ
まり、業務多忙時には一括方式が、閑散期には個別方式
が行われるなどである。この場合、一括方式だけで運用
されれば、本来はチェックが必要なデータにもれが発生
することとなる。また、各データの特定項目(例;金
額)の値に着目して、一括と個別の方式に処理を振り分
けている場合もある。この場合も、個別方式に引っ掛か
らない程度のデータ(例;小額データ)を複数作成し一
括方式で処理されてしまうおそれがある。
イアントに表示されたデータを確認することで行われ
る。しかし、処理件数が増大すると1件ごとに確認する
方式では対応しきれなくなる。そこで、複数件のデータ
の一部だけを表示して、これを確認することで一度に複
数件の処理を行う方式と併用していることが多い。前者
を個別方式、後者を一括方式とする。各データをどちら
の方式で処理するかは、運用次第であることが多い。つ
まり、業務多忙時には一括方式が、閑散期には個別方式
が行われるなどである。この場合、一括方式だけで運用
されれば、本来はチェックが必要なデータにもれが発生
することとなる。また、各データの特定項目(例;金
額)の値に着目して、一括と個別の方式に処理を振り分
けている場合もある。この場合も、個別方式に引っ掛か
らない程度のデータ(例;小額データ)を複数作成し一
括方式で処理されてしまうおそれがある。
【0154】第5の実施の形態によれば、これら個別/
一括方式の選択の問題を改善できる。
一括方式の選択の問題を改善できる。
【0155】即ち、前述した実施の形態に係るシステム
では、データには点数が付与されている点数は、各処理
ごとに利用者の権限レベルや運用状況をもとに付与され
ている。さらに、各処理にも基準となる点数が規定され
ている。
では、データには点数が付与されている点数は、各処理
ごとに利用者の権限レベルや運用状況をもとに付与され
ている。さらに、各処理にも基準となる点数が規定され
ている。
【0156】これに対して、第5の実施の形態では、図
20に示されるように、更に一括方式基準点数/個別方
式基準点数を設ける。例えば、作成処理の基準点数は、
0点(受付)+100点(審査)+100点(発行)=
200点である。これに対して、一括方式基準点数を2
50点と設定する。そして、ある利用者の発行点数が1
00点の場合の判定(一括/個別)は次のとおりとな
る。審査済みデータの中、点数が150点以上の場合
は、一括方式で作成可能とする。一方、100点以上1
50点未満のデータは、個別方式でだけ作成可能とす
る。
20に示されるように、更に一括方式基準点数/個別方
式基準点数を設ける。例えば、作成処理の基準点数は、
0点(受付)+100点(審査)+100点(発行)=
200点である。これに対して、一括方式基準点数を2
50点と設定する。そして、ある利用者の発行点数が1
00点の場合の判定(一括/個別)は次のとおりとな
る。審査済みデータの中、点数が150点以上の場合
は、一括方式で作成可能とする。一方、100点以上1
50点未満のデータは、個別方式でだけ作成可能とす
る。
【0157】尚、一括作成画面の一例は図21(a)に
示される通りであり、個別作成画面の一例は図21
(b)に示される通りである。これらの図に示されるよ
うに、一括作成画面では、各キー項目内容が一括で入力
・作成表示等され、個別作成画面では、個別に入力・作
成等されることになる。
示される通りであり、個別作成画面の一例は図21
(b)に示される通りである。これらの図に示されるよ
うに、一括作成画面では、各キー項目内容が一括で入力
・作成表示等され、個別作成画面では、個別に入力・作
成等されることになる。
【0158】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、これらの実施の形態によれば、以下の効果が奏さ
れる。
たが、これらの実施の形態によれば、以下の効果が奏さ
れる。
【0159】先ず、第1乃至第3の実施の形態の効果を
以下に述べる。
以下に述べる。
【0160】利用者を中心に各処理の実行可否を判定す
る従来の方式は、硬直しており、現実の運用と合わない
ため、「従来の問題点」で前述した問題があった。
る従来の方式は、硬直しており、現実の運用と合わない
ため、「従来の問題点」で前述した問題があった。
【0161】本発明では、第1乃至第3の実施の形態で
説明した通り、各処理の実行可否の判定に、全体のワー
クフローシステムの中で、当該データがどの程度の権限
を有する者によって処理されてきたのかに着目して処理
する方式を採用している。
説明した通り、各処理の実行可否の判定に、全体のワー
クフローシステムの中で、当該データがどの程度の権限
を有する者によって処理されてきたのかに着目して処理
する方式を採用している。
【0162】利用者が目的の処理を実行できるか否かの
判定は、権限点数表上の該当項目の値がNullか否か
で判定される。この点は、従来の○×表(権限レベルと
処理のマトリックス)と同じ機能を有する。従来の方式
と同じ方法も併用できる点は、本発明の優れている点と
言える。
判定は、権限点数表上の該当項目の値がNullか否か
で判定される。この点は、従来の○×表(権限レベルと
処理のマトリックス)と同じ機能を有する。従来の方式
と同じ方法も併用できる点は、本発明の優れている点と
言える。
【0163】さらに、利用者が目的のデータを処理でき
るかどうかは、第1乃至第3の実施の形態として述べた
諸種の方法によるが、従来の方式と比して、下記の点で
優れているといえる。即ち、以下の効果を奏するといえ
る。
るかどうかは、第1乃至第3の実施の形態として述べた
諸種の方法によるが、従来の方式と比して、下記の点で
優れているといえる。即ち、以下の効果を奏するといえ
る。
【0164】即ち、第1の実施の形態では、権限レベル
の高い利用者によって受付や審査が行われているなら
ば、権限レベルの低い者による作成も可能としている。
つまり、高度の意志決定が資格のある者によって完了し
ているならば、その結果の出力処理に過ぎない作成は、
一般の社員によって処理されても問題がない。この点に
従来の方式にはないシステム運用上の柔軟さがある。
の高い利用者によって受付や審査が行われているなら
ば、権限レベルの低い者による作成も可能としている。
つまり、高度の意志決定が資格のある者によって完了し
ているならば、その結果の出力処理に過ぎない作成は、
一般の社員によって処理されても問題がない。この点に
従来の方式にはないシステム運用上の柔軟さがある。
【0165】さらに、第1の実施の形態では、権限レベ
ルの低い利用者によって受付が行われた場合、権限レベ
ルの高い利用者による審査が必要となる。つまり、高度
の意志決定が資格のある者によって完了していない場合
には、作成の処理を不可能としている。システム運用上
のセキュリティにも考慮している。
ルの低い利用者によって受付が行われた場合、権限レベ
ルの高い利用者による審査が必要となる。つまり、高度
の意志決定が資格のある者によって完了していない場合
には、作成の処理を不可能としている。システム運用上
のセキュリティにも考慮している。
【0166】そして、第1の実施の形態では、円滑に処
理される必要のあるデータに対しては、権限レベルの高
い者が予め受付や審査を行えば、以降の処理は権限レベ
ルの低い者による作成や完了も可能である。特定の重要
顧客のデータを権限レベルの高い者が操作することとな
り、現実の運用に合致した内容となる。
理される必要のあるデータに対しては、権限レベルの高
い者が予め受付や審査を行えば、以降の処理は権限レベ
ルの低い者による作成や完了も可能である。特定の重要
顧客のデータを権限レベルの高い者が操作することとな
り、現実の運用に合致した内容となる。
【0167】また、第1の実施の形態では、処理点数表
の変更により、各処理の基準点が連動して変化する。現
実の運用状況に合わせてきめ細かく各処理の起動可否を
調整できるので、従来の○×表以上の柔軟さがある。
の変更により、各処理の基準点が連動して変化する。現
実の運用状況に合わせてきめ細かく各処理の起動可否を
調整できるので、従来の○×表以上の柔軟さがある。
【0168】一方、第2の実施の形態では、同一利用者
による特定のデータの重複処理(例えば受付と作成等)
を不可能にしている。システム運用上問題となるセキュ
リティを確保している点が従来の方式と比して、優れて
いる。
による特定のデータの重複処理(例えば受付と作成等)
を不可能にしている。システム運用上問題となるセキュ
リティを確保している点が従来の方式と比して、優れて
いる。
【0169】また、第3の実施の形態では、同一利用者
による特定のデータの重複処理(例えば受付と作成等)
を可能としている。しかし、2回目以降の処理では、本
来の権限レベルではなく、一段下げた権限レベルを適用
している。これにより、セキュリティを確保するととも
に、運用上の柔軟性を確保している。
による特定のデータの重複処理(例えば受付と作成等)
を可能としている。しかし、2回目以降の処理では、本
来の権限レベルではなく、一段下げた権限レベルを適用
している。これにより、セキュリティを確保するととも
に、運用上の柔軟性を確保している。
【0170】次に第4及び第5の実施の形態の効果を以
下に述べる。
下に述べる。
【0171】本発明では、当該データがどの程度の権限
を有する者によって処理されてきたのかに着目して処理
する方式を採用している。しかし、実運用では各利用者
が、自己の権限レベルの程度と目的処理の基準点及び対
象データの現在の点数を意識する必要があるとすれば、
操作は繁雑なものとなってしまう。
を有する者によって処理されてきたのかに着目して処理
する方式を採用している。しかし、実運用では各利用者
が、自己の権限レベルの程度と目的処理の基準点及び対
象データの現在の点数を意識する必要があるとすれば、
操作は繁雑なものとなってしまう。
【0172】この点に関しては、第4及び第5の実施の
形態を採用すれば解決できると共に、各処理の効率を上
げることもできる。
形態を採用すれば解決できると共に、各処理の効率を上
げることもできる。
【0173】即ち、第4の実施の形態では、利用者が本
発明によるシステムを操作する際に、自己の権限レベル
の程度(点数)と目的処理の基準点及び対象データの現
在の点数に関する知識を前提としない。利用者の負担軽
減という点で優れている。
発明によるシステムを操作する際に、自己の権限レベル
の程度(点数)と目的処理の基準点及び対象データの現
在の点数に関する知識を前提としない。利用者の負担軽
減という点で優れている。
【0174】一方、第5の実施の形態では、処理対象の
複数のデータの現在の点数と自己の権限レベル及び処理
の基準点数の値の関係から一括方式または個別方式の選
択ができる。すでに、より高いレベルの意志決定が完了
しているものについては、一括方式の簡易処理が選択で
きるので、処理の効率を上げることができる。
複数のデータの現在の点数と自己の権限レベル及び処理
の基準点数の値の関係から一括方式または個別方式の選
択ができる。すでに、より高いレベルの意志決定が完了
しているものについては、一括方式の簡易処理が選択で
きるので、処理の効率を上げることができる。
【0175】さらに、第5の実施の形態では、より高い
レベルの意志決定が完了していないデータについては、
一括方式の処理が選択できないので、安易な運用を回避
することができる。さらに、第5の実施の形態では、権
限点数表の調整により、権限レベルの高い者だけが一括
方式による処理を行える設定できる。業務知識の程度、
システムに対する習熟度、繁忙の度合いに応じて実行可
能な方式を設定できるので、運用上の柔軟性が高い。
レベルの意志決定が完了していないデータについては、
一括方式の処理が選択できないので、安易な運用を回避
することができる。さらに、第5の実施の形態では、権
限点数表の調整により、権限レベルの高い者だけが一括
方式による処理を行える設定できる。業務知識の程度、
システムに対する習熟度、繁忙の度合いに応じて実行可
能な方式を設定できるので、運用上の柔軟性が高い。
【0176】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
セキュリティを向上させると共に、利用者の操作負担を
軽減し、現実の運用状況に合わせた各処理の起動可否の
柔軟な調整を可能としたコンピュータワークフローシス
テム及び方法を提供することができる。
セキュリティを向上させると共に、利用者の操作負担を
軽減し、現実の運用状況に合わせた各処理の起動可否の
柔軟な調整を可能としたコンピュータワークフローシス
テム及び方法を提供することができる。
【図1】(a)は本発明のコンピュータワークフローシ
ステムの概略構成を示す図、(b)はホストコンピュー
タの記憶部の構成を示す図である。
ステムの概略構成を示す図、(b)はホストコンピュー
タの記憶部の構成を示す図である。
【図2】(a)は第1の実施の形態に係るコンピュータ
ワークフローシステムにて採用する処理点数表、(b)
はユーザIDとパスワード、権限レベルの関係を示した
テーブル、(c)は権限点数表をそれぞれ示す図であ
る。
ワークフローシステムにて採用する処理点数表、(b)
はユーザIDとパスワード、権限レベルの関係を示した
テーブル、(c)は権限点数表をそれぞれ示す図であ
る。
【図3】データへの点数加算の過程を示す図である。
【図4】本発明のワークフロー処理プログラムのシーケ
ンスを示すフローチャートである。
ンスを示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態による受付処理を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図6】第1の実施の形態による審査処理を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図7】第1の実施の形態による発行処理を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図8】第1の実施の形態による発行処理を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図9】第1の実施の形態による完了処理を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図10】第1の実施の形態による完了処理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図11】権限レベルCの利用者(ユーザID=USE
R1,2)の同ーデータ(キー項目値−DATA−KE
Y1,2)への連続処理の制限について更に具体的に説
明するための図である。
R1,2)の同ーデータ(キー項目値−DATA−KE
Y1,2)への連続処理の制限について更に具体的に説
明するための図である。
【図12】(a)は操作ログの作成について説明するた
めのフローチャート、(b)はデータ処理可否の判定に
ついて説明するためのフローチャートである。
めのフローチャート、(b)はデータ処理可否の判定に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図13】(a)は第3の実施の形態が採用する処理点
数表、(b)は加算権限点数表、(c)は減算権限点数
表である。
数表、(b)は加算権限点数表、(c)は減算権限点数
表である。
【図14】(a)は操作ログの作成について説明するた
めのフローチャート、(b)はデータ処理可否の判定に
ついて説明するためのフローチャートである。
めのフローチャート、(b)はデータ処理可否の判定に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図15】権限レベルCの利用者(ユーザID=USE
R1,2)の同ーデータ(キー項目値−DATA−KE
Y1,2)への連続処理の制限について更に具体的に説
明するための図である。
R1,2)の同ーデータ(キー項目値−DATA−KE
Y1,2)への連続処理の制限について更に具体的に説
明するための図である。
【図16】第3の実施の形態による受付処理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図17】第3の実施の形態による審査処理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図18】第3の実施の形態による作成処理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図19】第3の実施の形態による作成処理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図20】第5の実施の形態にかかる個別/一括方式を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図21】(a)は第5の実施の形態にかかる一括作成
画面例を示す図、(b)は個別作成画面例を示す図であ
る。
画面例を示す図、(b)は個別作成画面例を示す図であ
る。
【図22】従来技術に係るコンピュータワークフローシ
ステムの処理過程を説明するためのフローチャートであ
る。
ステムの処理過程を説明するためのフローチャートであ
る。
【図23】従来技術に係るコンピュータワークフローシ
ステムについて説明するための図である。
ステムについて説明するための図である。
1〜5 端末 1a 記憶部 1b CPU 1c 操作部 6 ホストコンピュータ 6a CPU 6b 記憶部
Claims (21)
- 【請求項1】 複数の端末機器とホストコンピュータと
が通信自在に接続され構成されたコンピュータワークフ
ローシステムであって、 上記ホストコンピュータが、 複数の処理に関する実行可否の判定を行うための実行可
能点数を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権
限レベルと各処理に付与される点数とを対応させた権限
点数表とを記憶する第1の記憶手段と、 各端末にて処理が実行される毎に、上記権限点数表より
当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点数
を処理データに累積的に記憶する点数付与手段と、 上記処理点数表における当該処理の実行可能点数と処理
データに付与されている点数とを比較して、操作者によ
る処理の実行の可否を判断する判定手段と、を具備する
ことを特徴とするコンピュータワークフローシステム。 - 【請求項2】 上記判定手段は、処理データに付与され
ている点数と上記処理点数表における当該実行可能点数
とを比較し、実行可能点数以上であれば当該処理の実行
を許可することを特徴とする請求項1に記載のコンピュ
ータワークフローシステム。 - 【請求項3】 複数の端末機器とホストコンピュータと
が通信自在に接続され構成されたコンピュータワークフ
ローシステムであって、 上記ホストコンピュータが、 複数の処理に関する実行可否の判定を行うための実行可
能点数を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権
限レベルと処理に対して付与される点数とを対応させた
権限点数表とを記憶する記憶手段と、 上記端末機器から操作者に係る情報及び受付処理の指定
が入力されると、上記ホストコンピュータが上記権限点
数表により当該操作者の権限レベルに応じた受付処理に
付与される第1の点数を参照し、上記処理点数表より上
記受付処理の実行可能点数を参照し、上記第1の点数と
当該実行可能点数とを比較し、第1の点数が実行可能点
数以上であれば受付処理の実行を許可すると共に上記第
1の点数を処理データに付与して記憶する受付処理手段
と、 上記受付処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び審査処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記権限点数表により当該操作者の権
限レベルに応じた審査処理に付与される第2の点数を参
照し、上記処理点数表より上記審査処理の実行可能点数
を参照し、上記第1の点数に上記第2の点数を加算した
第3の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、第3
の点数が実行可能点数以上であれば審査処理の実行を許
可すると共に上記第3の点数を処理データに付与して記
憶する審査処理手段と、 上記審査処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び発行処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記権限点数表により当該操作者の権
限レベルに応じた発行処理に付与される第4の点数を参
照し、上記処理点数表より上記発行処理の実行可能点数
を参照し、上記第3の点数に上記第4の点数を加算した
第5の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、第5
の点数が実行可能点数以上であれば発行処理の実行を許
可すると共に上記第5の点数を処理データに付与して記
憶する発行処理手段と、 上記発行処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び完了処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記権限点数表により当該操作者の権
限レベルに応じた完了処理に付与される第6の点数を参
照し、上記処理点数表より上記所望とする処理の実行可
能点数を参照し、上記第5の点数に上記第6の点数を加
算した値と、上記当該実行可能点数とを比較し、第6の
点数が実行可能点数以上であれば完了処理の実行を許可
する完了処理手段と、を具備することを特徴とするコン
ピュータワークフローシステム。 - 【請求項4】 複数の端末機器とホストコンピュータと
が通信自在に接続され構成されたコンピュータワークフ
ローシステムであって、 上記ホストコンピュータが、 上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値を融合
した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定された
場合に当該操作ログより前処理をした操作者との同一性
を判断し、同一操作者の操作を制限する制御手段を有す
ることを特徴とするコンピュータワークフローシステ
ム。 - 【請求項5】 複数の端末機器とホストコンピュータと
が通信自在に接続され構成されたコンピュータワークフ
ローシステムであって、 上記ホストコンピュータが、 複数の処理に関する実行可否の判定を行うための実行可
能点数を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権
限レベルと各処理に付与される点数とを対応させた権限
点数表を記憶する第1の記憶手段と、 各処理が実行される毎に、上記権限点数表より検出され
た当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点
数を処理データに累積的に付与する点数付与手段と、 上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値を融合
した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定された
場合に当該操作ログより前処理をした操作者との同一性
を判断し、同一操作者の操作を制限する第1の手段と、 上記第1の制御手段により同一操作者による操作でない
と判断された場合には、上記処理点数表における当該処
理の実行可能点数と処理データに付与されている点数と
を比較して、操作者の当該処理の実行の可否を更に判断
する第2の手段と、を具備することを特徴とするコンピ
ュータワークフローシステム。 - 【請求項6】 複数の端末機器とホストコンピュータと
が通信自在に接続され構成されたコンピュータワークフ
ローシステムであって、 上記ホストコンピュータが、 複数の処理に関する実行可否の判定を行うための実行可
能点数を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権
限レベルと各処理に付与される加算点数を対応させた加
算権限点数表と、操作者の権限レベルと各処理と付与さ
れる減算点数とを対応させた減算権限点数表とを記憶す
る第1の記憶手段と、 上記端末より入力されたユーザIDにより操作ログを作
成して記憶し、次の処理が指定された場合に当該操作ロ
グより前処理をした操作者との同一性を判断する第1の
判断手段と、 各処理が実行される場合に、上記第1の判断手段により
同一操作者による操作であると判断された場合には上記
減算権限点数表を選択し、選択された減算権限点数表に
より操作者の権限レベルに応じた各処理に付与される加
算点数を処理データに加算し、同一操作者でない者によ
る操作であると判断された場合には上記加算権限点数表
を選択し、上記加算処理点数表より上記各処理に付与さ
れる減算点数を処理データが減算する点数付与手段と、 上記点数付与手段にて処理データに付与された点数と上
記処理点数表における実行可能点数とを比較し、実行可
能点数以上であれば当該処理の実行を許可する第2の判
断手段と、を具備することを特徴とするコンピュータワ
ークフローシステム。 - 【請求項7】 複数の端末機器とホストコンピュータと
が通信自在に接続され構成されたコンピュータワークフ
ローシステムであって、 上記ホストコンピュータが、 複数ある各処理と実行可能点数との関係に係る処理点数
表と、操作者の権限レベル毎の各処理に対して付与され
る点数に係る権限点数表とを少なくとも記憶する記憶手
段と、 上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値を融合
した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定された
場合に当該操作ログより前処理をした操作者との同一性
を判断し、同一操作者による操作である場合には上記減
算権限点数表を選択し、同一操作者でない者による操作
である場合には上記加算権限点数表を選択する制御手段
と、 上記端末機器から操作者に係る情報及び受付処理の指定
が入力されると、上記ホストコンピュータが上記制御手
段により選択された権限点数表により当該操作者の権限
レベルに応じた受付処理に付与される第1の点数を検出
し、上記処理点数表より上記受付処理の実行可能点数を
検出し、上記第1の点数と当該実行可能点数とを比較
し、第1の点数が実行可能点数以上であれば受付処理の
実行を許可すると共に上記第1の点数を記憶する受付処
理手段と、 上記受付処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び審査処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記制御手段により選択された権限点
数表により当該操作者の権限レベルに応じた審査処理に
付与される第2の点数を検出し、上記処理点数表より上
記審査処理の実行可能点数を検出し、上記第2の点数に
上記第1の点数を加算した第3の点数と、上記当該実行
可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば審査処
理の実行を許可すると共に上記第3の点数を記憶する審
査処理手段と、 上記審査処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び発行処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記制御手段により選択された権限点
数表により当該操作者の権限レベルに応じた発行処理に
付与される第4の点数を検出し、上記処理点数表より上
記発行処理の実行可能点数を検出し、上記第4の点数に
上記第3の点数を加算した第5の点数と、上記当該実行
可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば発行処
理の実行を許可すると共に上記第5の点数を記憶する発
行処理手段と、 上記発行処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び完了処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記制御手段により選択された権限点
数表により当該操作者の権限レベルに応じた完了処理に
付与される第6の点数を検出し、上記処理点数表より上
記所望とする処理の実行可能点数を検出し、上記第6の
点数に上記第5の点数を加算した値と、上記当該実行可
能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば完了処理
の実行を許可する完了処理手段と、を具備することを特
徴とするコンピュータワークフローシステム。 - 【請求項8】 複数の端末機器とホストコンピュータと
が通信自在に接続され構成されたコンピュータワークフ
ローシステムであって、 上記ホストコンピュータが、 複数ある各処理と実行可能点数との関係に係る処理点数
表と、操作者の権限レベル毎に分けられた各処理と付与
される点数との関係に係る権限点数表と、一括処理基準
点数、個別処理基準点数を少なくとも記憶する第1の記
憶手段と、 各処理が実行される毎に、上記権限点数表より検出され
た当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点
数を累積的に記憶する第2の記憶手段と、 上記処理点数表、権限点数表に基づいて操作者の各処理
の実行の可否を判断すると共に、上記一括処理基準点
数、個別処理基準点数に基づいて操作者の一括処理、個
別処理の可否を判断する制御手段と、 を具備することを特徴とするコンピュータワークフロー
システム。 - 【請求項9】 上記一括処理基準点数は、上記個別処理
基準点数よりも高く設定されていることを特徴とする請
求項9に記載のコンピュータワークフローシステム。 - 【請求項10】 複数の端末機器とホストコンピュータ
とが通信自在に接続され構成されたコンピュータワーク
フローシステムによるワークフロー方法であって、 上記ホストコンピュータ側において、 複数の処理に関する実行可否の判定を行うための実行可
能点数を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権
限レベルと各処理に付与される点数とを対応させた権限
点数表とを記憶しておき、 各端末にて処理が実行される毎に、上記権限点数表より
当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点数
を処理データに累積的に記憶する第1のステップと、 上記処理点数表における当該処理の実行可能点数と処理
データに付与されている点数とを比較して、操作者によ
る処理の実行の可否を判断する第2のステップと、を具
備することを特徴とするコンピュータワーク方法。 - 【請求項11】 上記第2のステップでは、処理データ
に付与されている点数と上記処理点数表における当該実
行可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば当該
処理の実行を許可することを特徴とする請求項10に記
載のコンピュータワークフロー方法。 - 【請求項12】 複数の端末機器とホストコンピュータ
とが通信自在に接続され構成されたコンピュータワーク
フローシステムであって、 上記ホストコンピュータ側において、 複数の処理に関する実行可否の判定を行うための実行可
能点数を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権
限レベルと処理に対して付与される点数とを対応させた
権限点数表とを記憶するしておき、 上記端末機器から操作者に係る情報及び受付処理の指定
が入力されると、上記ホストコンピュータが上記権限点
数表により当該操作者の権限レベルに応じた受付処理に
付与される第1の点数を参照し、上記処理点数表より上
記受付処理の実行可能点数を参照し、上記第1の点数と
当該実行可能点数とを比較し、第1の点数が実行可能点
数以上であれば受付処理の実行を許可すると共に上記第
1の点数を処理データに付与して記憶するステップと、
上記受付処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び審査処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記権限点数表により当該操作者の権
限レベルに応じた審査処理に付与される第2の点数を参
照し、上記処理点数表より上記審査処理の実行可能点数
を参照し、上記第1の点数に上記第2の点数を加算した
第3の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、第3
の点数が実行可能点数以上であれば審査処理の実行を許
可すると共に上記第3の点数を処理データに付与して記
憶するステップと、 上記審査処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び発行処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記権限点数表により当該操作者の権
限レベルに応じた発行処理に付与される第4の点数を参
照し、上記処理点数表より上記発行処理の実行可能点数
を参照し、上記第3の点数に上記第4の点数を加算した
第5の点数と、上記当該実行可能点数とを比較し、第5
の点数が実行可能点数以上であれば発行処理の実行を許
可すると共に上記第5の点数を処理データに付与して記
憶するステップと、 上記発行処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び完了処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記権限点数表により当該操作者の権
限レベルに応じた完了処理に付与される第6の点数を参
照し、上記処理点数表より上記所望とする処理の実行可
能点数を参照し、上記第5の点数に上記第6の点数を加
算した値と、上記当該実行可能点数とを比較し、第6の
点数が実行可能点数以上であれば完了処理の実行を許可
するステップと、を具備することを特徴とするコンピュ
ータワークフロー方法。 - 【請求項13】 複数の端末機器とホストコンピュータ
とが通信自在に接続され構成されたコンピュータワーク
フローシステムによるコンピュータワークフロー方法で
あって、 上記ホストコンピュータ側においてが、 上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値を融合
した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定された
場合に当該操作ログより前処理をした操作者との同一性
を判断し、同一操作者の操作を制限するステップを有す
ることを特徴とするコンピュータワークフロー方法。 - 【請求項14】 複数の端末機器とホストコンピュータ
とが通信自在に接続され構成されたコンピュータワーク
フローシステムによるワークフロー方法であって、 上記ホストコンピュータ側において、 複数の処理に関する実行可否の判定を行うための実行可
能点数を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権
限レベルと各処理に付与される点数とを対応させた権限
点数表を記憶しておき、 各処理が実行される毎に、上記権限点数表より検出され
た当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点
数を処理データに累積的に付与する第1のステップと、 上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値を融合
した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定された
場合に当該操作ログより前処理をした操作者との同一性
を判断し、同一操作者の操作を制限する第2のステップ
と、 上記第2のステップにおいて、同一操作者による操作で
ないと判断された場合には、上記処理点数表、における
当該処理の実行可能点数と処理データに付与されている
点数とを比較して、操作者の当該処理の実行の可否を更
に判断する第3のステップと、を具備することを特徴と
するコンピュータワークフロー方法。 - 【請求項15】 複数の端末機器とホストコンピュータ
とが通信自在に接続され構成されたコンピュータワーク
フローシステムによるワークフロー方法であって、 上記ホストコンピュータ側において、 複数の処理に関する実行可否の判定を行うための実行可
能点数を各処理に対応させた処理点数表と、操作者の権
限レベルと各処理に付与される加算点数を対応させた加
算権限点数表と、操作者の権限レベルと各処理と付与さ
れる減算点数とを対応させた減算権限点数表とを記憶し
ておき、 上記端末より入力されたユーザIDにより操作ログを作
成して記憶し、次の処理が指定された場合に当該操作ロ
グより前処理をした操作者との同一性を判断する第1の
ステップと、 各処理が実行される場合に、上記第1のステップにて同
一操作者による操作であると判断された場合には上記減
算権限点数表を選択し、選択された減算権限点数表によ
り操作者の権限レベルに応じた各処理に付与される加算
点数を処理データに加算し、同一操作者でない者による
操作であると判断された場合には上記加算権限点数表を
選択し、上記加算処理点数表より上記各処理に付与され
る減算点数を処理データが減算する第2のステップと、 上記第2のステップにて処理データに付与された点数と
上記処理点数表における実行可能点数とを比較し、実行
可能点数以上であれば当該処理の実行を許可する第3の
ステップと、を具備することを特徴とするコンピュータ
ワークフロー方法。 - 【請求項16】 複数の端末機器とホストコンピュータ
とが通信自在に接続され構成されたコンピュータワーク
フローシステムによるコンピュータワークフロー方法で
あって、 上記ホストコンピュータ側において、 複数ある各処理と実行可能点数との関係に係る処理点数
表と、操作者の権限レベル毎の各処理に対して付与され
る点数に係る権限点数表とを少なくとも記憶しておき、 上記端末より入力されたユーザIDとキー項目値を融合
した操作ログを作成して記憶し、次の処理が指定された
場合に当該操作ログより前処理をした操作者との同一性
を判断し、同一操作者による操作である場合には上記減
算権限点数表を選択し、同一操作者でない者による操作
である場合には上記加算権限点数表を選択するステップ
と、 上記端末機器から操作者に係る情報及び受付処理の指定
が入力されると、上記ホストコンピュータが上記制御手
段により選択された権限点数表により当該操作者の権限
レベルに応じた受付処理に付与される第1の点数を検出
し、上記処理点数表より上記受付処理の実行可能点数を
検出し、上記第1の点数と当該実行可能点数とを比較
し、第1の点数が実行可能点数以上であれば受付処理の
実行を許可すると共に上記第1の点数を記憶する第2の
ステップと、 上記受付処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び審査処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記制御手段により選択された権限点
数表により当該操作者の権限レベルに応じた審査処理に
付与される第2の点数を検出し、上記処理点数表より上
記審査処理の実行可能点数を検出し、上記第2の点数に
上記第1の点数を加算した第3の点数と、上記当該実行
可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば審査処
理の実行を許可すると共に上記第3の点数を記憶する第
3のステップと、 上記審査処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び発行処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記制御手段により選択された権限点
数表により当該操作者の権限レベルに応じた発行処理に
付与される第4の点数を検出し、上記処理点数表より上
記発行処理の実行可能点数を検出し、上記第4の点数に
上記第3の点数を加算した第5の点数と、上記当該実行
可能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば発行処
理の実行を許可すると共に上記第5の点数を記憶する第
4のステップと、 上記発行処理がなされた後、上記端末機器から操作者に
係る情報及び完了処理の指定が入力されると、上記ホス
トコンピュータが上記制御手段により選択された権限点
数表により当該操作者の権限レベルに応じた完了処理に
付与される第6の点数を検出し、上記処理点数表より上
記所望とする処理の実行可能点数を検出し、上記第6の
点数に上記第5の点数を加算した値と、上記当該実行可
能点数とを比較し、実行可能点数以上であれば完了処理
の実行を許可する第5のステップと、を具備することを
特徴とするコンピュータワークフロー方法。 - 【請求項17】 複数の端末機器とホストコンピュータ
とが通信自在に接続され構成されたコンピュータワーク
フローシステムによるコンピュータワークフロー方法で
あって、 上記ホストコンピュータ側において、 複数ある各処理と実行可能点数との関係に係る処理点数
表と、操作者の権限レベル毎に分けられた各処理と付与
される点数との関係に係る権限点数表と、一括処理基準
点数、個別処理基準点数を少なくとも記憶しておき、 各処理が実行される毎に、上記権限点数表より検出され
た当該処理を実行する操作者の権限レベルに対応した点
数を累積的に記憶する第1のステップと、 上記処理点数表、権限点数表に基づいて操作者の各処理
の実行の可否を判断すると共に、上記一括処理基準点
数、個別処理基準点数に基づいて操作者の一括処理、個
別処理の可否を判断する第2のステップと、を具備する
ことを特徴とするコンピュータワークフロー方法。 - 【請求項18】 上記一括処理基準点数は、上記個別処
理基準点数よりも高く設定されていることを特徴とする
請求項17に記載のコンピュータワークフロー方法。 - 【請求項19】 複数の端末機器が通信可能に接続され
記憶データに対する処理が各端末機器により分担して実
行されるコンピュータワークフローシステムのホストコ
ンピュータにおいて、 各端末にて実行される処理に関する実行可否の判定を行
うための実行可能点数を各処理に対応させて記憶してい
る第1の記憶手段と、 各端末を操作する操作者の権限レベルと各処理に付与さ
れる点数とを対応させて記憶している第2の記憶手段
と、 各端末装置においてデータ処理が実行された際に第2の
記憶手段に記憶されている操作者の権限レベルに対応し
た点数を処理データに累計加算する点数付与手段と、 各端末装置においてデータ処理が実行される前に処理デ
ータに付与されている点数に第2の記憶手段に記憶され
ている操作者の権限レベルに対応した点数を加算し、加
算した点数と第1の記憶手段に記憶されている当該処理
の実行可能点数とを比較し当該端末における処理の実行
可否を判定する判定手段と、を具備することを特徴とす
るコンピュータワークフローシステム。 - 【請求項20】 ホストコンピュータに複数の端末機器
が通信可能に接続されホストコンピュータの記憶データ
に対する処理が各端末機器により分担して実行されるコ
ンピュータワークフローシステムに用いられる端末装置
において、 各端末にて実行される処理に関する実行可否の判定を行
うための実行可能点数を各処理に対応させて記憶してい
る第1の記憶手段と、 各端末を操作する操作者の権限レベルと各処理に付与さ
れる点数とを対応させて記憶している第2の記憶手段
と、 各端末装置においてデータ処理が実行された際に第2の
記憶手段に記憶されている操作者の権限レベルに対応し
た点数を処理データに累計加算する点数付与手段と、 各端末装置においてデータ処理が実行される前に処理デ
ータに付与されている点数に第2の記憶手段に記憶され
ている操作者の権限レベルに対応した点数を加算し、加
算した点数と第1の記憶手段に記憶されている当該処理
の実行可能点数とを比較し当該端末における処理の実行
可否を判定する判定手段と、を具備することを特徴とす
るコンピュータワークフローシステム。 - 【請求項21】 ホストコンピュータに複数の端末機器
が通信可能に接続されホストコンピュータの記憶データ
に対する処理が各端末機器により分担して実行されるコ
ンピュータワークフローシステムに用いられるコンピュ
ータワークフロー処理プログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体において、 各端末にて実行される処理に関する実行可否の判定を行
うための実行可能点数を各処理に対応させて記憶してい
る第1のテーブルと、 各端末を操作する操作者の権限レベルと各処理に付与さ
れる点数とを対応させて記憶している第2のテーブル
と、 各端末装置においてデータ処理が実行された際に第2の
記憶手段に記憶されている操作者の権限レベルに対応し
た点数を処理データに累計加算させる手段と、 各端末装置においてデータ処理が実行される前に処理デ
ータに付与されている点数に第2の記憶手段に記憶され
ている操作者の権限レベルに対応した点数を加算し、加
算した点数と第1の記憶手段に記憶されている当該処理
の実行可能点数とを比較し、当該端末における処理の実
行可否を判定させる判定手段と、を記憶したことを特徴
とするコンピュータワークフロー処理プログラムを記憶
したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5646198A JPH11259557A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | コンピュータワークフローシステム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5646198A JPH11259557A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | コンピュータワークフローシステム及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11259557A true JPH11259557A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13027750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5646198A Pending JPH11259557A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | コンピュータワークフローシステム及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11259557A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20230025040A (ko) * | 2021-08-13 | 2023-02-21 | 윤호경 | 대중교통 스테이션 인증 관리 시스템 |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP5646198A patent/JPH11259557A/ja active Pending
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