JP2001184139A - ユーザインタフェースシステム - Google Patents

ユーザインタフェースシステム

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JP2001184139A
JP2001184139A JP37090999A JP37090999A JP2001184139A JP 2001184139 A JP2001184139 A JP 2001184139A JP 37090999 A JP37090999 A JP 37090999A JP 37090999 A JP37090999 A JP 37090999A JP 2001184139 A JP2001184139 A JP 2001184139A
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fatigue
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JP37090999A
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Koji Ikeda
幸次 池田
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NEC Corp
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの作業環境、作業状態、物理的状態、
心理的状態及びユーザの作業内容に応じて、個別的な手
段でユーザの疲労を軽減することができるユーザインタ
フェースシステムを提供する。 【解決手段】 操作入力部100と、出力部101と、
ユーザインタフェース制御部103と、生体情報獲得部
102と、アプリケーション実行部200と、操作入力
部100及び生体情報獲得部102にて入力される情報
によりユーザの状態及びユーザによる作業を監視し、ユ
ーザの疲労を検出して疲労低減のための支援措置を決定
し、出力部101及びユーザインタフェース制御部10
3を制御してユーザの疲労低減のための支援措置を実行
する疲労低減制御部300とを備え、疲労低減制御部3
00が、システム情報管理部320と、タスク管理部3
10と、疲労検知部330と、支援措置選択部340
と、疲労低減実行部350とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムを用いた作業を行うユーザの状態やコンピュータシ
ステム上でのユーザの作業内容に応じて、ユーザの負担
を軽減し、疲労を低減させるユーザインタフェースシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムを使用する場合、
ユーザは、主として、ディスプレイ装置の出力画面を見
ながら、キーボードやマウスなどの入力デバイスを用い
てデータやコマンドの入力を行うといった作業を行う。
したがって、長時間にわたってディスプレイ装置を見続
けたり、ある程度決まった姿勢をとり続けたりするため
に、眼精疲労や筋肉疲労など、特徴的な疲労が生じやす
い。そのため、従来から、ユーザの疲労を軽減するため
の種々の提案がなされている。この種の疲労軽減のため
の従来の方法としては、ユーザの連続作業時間や、脳
波、眼球運動といった生体情報などを利用して、ユーザ
に警告や刺激を与えるもの、疲労軽減のためのアドバイ
スをするものなどがある。
【0003】この種の従来技術として、例えば、特開平
10−207677号公報に開示された技術がある。同
公報に開示された画像操作表示システムは、一定時間連
続した作業が行われた場合に、休憩用の画像や音楽をユ
ーザに提示することによって、ユーザの疲労を軽減しよ
うとする。しかし、この従来技術は、ユーザの疲労状態
を作業を行っている時間で判断しているため、必ずしも
ユーザの実際の疲労状態を正確に把握できる訳ではな
い。また、疲労軽減用に用意されている画像や音楽は、
個々のユーザの疲労状態や個別的な作業内容に対して恒
常的に疲労軽減の効果があるとは限らない。
【0004】また、生体情報をもとに疲労を検知する従
来技術として、例えば、特開平9−276253号公報
に開示された技術がある。同公報に開示された疲労検知
装置は、作業中のユーザの瞬きを監視し、その結果に基
づいてユーザの疲労を検出する。しかし、人間の瞬き
は、疲労の原因となる負荷が軽減された時に変化するこ
とが知られている。したがって、特開平9−27625
3号公報に記載されている従来技術では、作業中の疲労
を的確に検出してその軽減に利用することはできない。
【0005】また、特開平9−212276号公報に
は、ユーザの操作情報から操作支援のためのアドバイス
を提示する従来技術が開示されている。同公報に開示さ
れたアドバイス推測システムは、どのキーが良く押され
ているかといったキー操作の統計量を利用して文章作成
操作のアドバイスを推測し、提示する。これにより、ユ
ーザの文章作成時の負担を軽減する。しかし、作業にお
けるユーザのキー操作が必ずしもユーザの意図を反映し
ているとは限らず、また、ユーザが予め操作方法やタス
ク内容を十分に理解していなければ、キー操作から得ら
れる情報に誤操作やタイプミスなどのノイズが含まれる
ため、適切なアドバイスを推測することができない。
【0006】また、生体情報からユーザの状態を判定す
る従来技術として、例えば、特開平7−79936号公
報に開示された技術がある。同公報に開示された装置
は、生体情報から居眠り状態を検出し、警告を与える。
しかし、ユーザの作業内容や作業行程を考慮していない
ため、ユーザの作業管理を行うことができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の技術は、ユーザの疲労検知の基準に作業時間や生体情
報しか考慮されていないため、ユーザの作業内容や作業
状態を反映した疲労軽減ができないという欠点があっ
た。
【0008】また、ユーザの作業内容や疲労の種類、度
合いに応じた疲労軽減手段を備えていないため、効果的
な疲労の軽減を行うことができなかった。
【0009】さらにまた、ユーザの作業行程に関する情
報や管理手段を備えていないため、ユーザの行うべき作
業行程を管理して、ユーザの負担を軽減することを効率
的に行うことができなかった。
【0010】更に上述した各従来技術は、いずれも、ユ
ーザの疲労の原因を特定する手段や疲労の原因に応じた
疲労軽減の手段を備えていないため、疲労の原因を低減
することができないという欠点があった。
【0011】本発明の目的は、上記従来の欠点を解決
し、ユーザの作業環境、作業状態、物理的状態、心理的
状態及びユーザの作業内容に応じて、個別的な手段でユ
ーザの疲労を軽減することができるユーザインタフェー
スシステムを提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、ユーザの作業行程に
応じてユーザの疲労を軽減できるユーザインタフェース
システムを提供することにある。
【0013】本発明のさらに他の目的は、ユーザ自身に
よる作業内容の確認及び明確化を促すことによって、当
該作業におけるユーザの負担を軽減できるユーザインタ
フェースシステムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明のユーザインタフェースシステムは、ユーザがシス
テムへの入力を行うための操作入力手段と、システムか
らの出力をユーザに提供する出力手段と、前記操作入力
手段及び前記出力手段を用いたユーザとシステムとの間
の入出力を制御するユーザインタフェース制御手段と、
ユーザの生体情報を獲得する生体情報獲得手段と、各種
のアプリケーションソフトウェアを実行するアプリケー
ション実行手段と、前記操作入力手段及び前記生体情報
獲得手段にて入力される情報によりユーザの状態及びユ
ーザによる作業を監視し、ユーザの疲労を検出して疲労
低減のための支援措置を決定し、前記出力手段及び前記
ユーザインタフェース制御手段を制御してユーザの疲労
低減のための支援措置を実行する疲労低減制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0015】請求項2のユーザインタフェースシステム
は、前記疲労低減制御手段が、前記操作入力手段にて入
力される情報及び前記アプリケーション実行手段にて実
行されるアプリケーションソフトウェアに関する情報に
基づいて、ユーザ及びアプリケーションソフトウェアの
状態を管理するシステム情報管理手段と、前記システム
情報管理手段にて取得されるユーザ及びアプリケーショ
ンソフトウェアの状態に関する情報に基づいて、ユーザ
の実行するタスクの情報を管理するタスク管理手段と、
前記生体情報獲得手段にて獲得された生体情報及び前記
タスク管理手段により取得されたユーザの実行するタス
クに関する情報を用いてユーザの疲労の状態を検出する
疲労検知手段と、前記疲労検知手段にて検知されたユー
ザの疲労状態に応じて疲労低減に必要な支援措置の指示
を生成する支援措置選択手段と、前記支援措置選択手段
にて生成された支援措置の指示に応じてユーザの疲労を
低減させるための装置制御を実行する疲労低減実行手段
とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項3の本発明のユーザインタフェース
システムは、前記支援措置選択手段が、アプリケーショ
ン、タスク及びユーザの状態と疲労軽減のための支援措
置との関係を格納した支援措置情報記憶手段と、前記支
援措置情報記憶手段に記憶されている情報と、前記疲労
検知手段の疲労判定手段から送られたユーザの疲労状態
とに基づいて、疲労低減のための適切な支援措置の指示
を生成する支援措置指示生成手段とを備える。
【0017】請求項4の本発明のユーザインタフェース
システムは、前記疲労低減実行手段が、前記支援措置選
択手段から送られた支援措置の指示に基づいて、前記支
援措置を実行するために必要なインターフェース制御、
またはユーザに対して前記支援措置を実行するようなア
ドバイスメッセージを作成して出力することを特徴とす
る。
【0018】請求項5の本発明のユーザインタフェース
システムは、前記タスク管理手段が、さらにユーザによ
るタスクの実行を制御するためのタスク制御情報を生成
し、前記支援措置選択手段が、前記タスク管理手段にて
与えられるタスクの制御条件を考慮した支援措置の指示
を生成することを特徴とする。
【0019】請求項6の本発明のユーザインタフェース
システムは、ユーザが実行中のタスクを明確化し、ユー
ザが実現しようと考えていることを実現するために必要
なアプリケーションの操作やタスクをユーザ自身が理解
でききるように支援するアドバイスを生成する発想支援
手段をさらに備え、前記疲労低減実行手段が、前記支援
措置選択手段から送られた支援措置の指示に加えて、前
記発想支援手段から送られたアドバイスに基づいて、ユ
ーザを支援するアドバイスメッセージを作成して出力す
ることを特徴とする。
【0020】また、上記の目的を達成する本発明のユー
ザインタフェースシステムは、ユーザがシステムへの入
力を行うための操作入力手段と、システムからの出力を
ユーザに提供する出力手段と、前記操作入力手段及び前
記出力手段を用いたユーザとシステムとの間の入出力を
制御するユーザインタフェース制御手段と、ユーザの生
体情報を獲得する生体情報獲得手段と、各種のアプリケ
ーションソフトウェアを実行するアプリケーション実行
手段と、前記操作入力手段及び前記生体情報獲得手段に
て入力される情報によりユーザの状態及びユーザによる
作業を監視し、ユーザの疲労を検出して疲労低減のため
の支援措置を決定し、前記出力手段及び前記ユーザイン
タフェース制御手段を制御してユーザの疲労低減のため
の支援措置を実行する疲労低減制御手段とを備え、前記
疲労低減制御手段が、前記操作入力手段にて入力される
情報及び前記アプリケーション実行手段にて実行される
アプリケーションソフトウェアに関する情報に基づい
て、ユーザ及びアプリケーションソフトウェアの状態を
管理するシステム情報管理手段と、前記システム情報管
理手段にて取得されるユーザ及びアプリケーションソフ
トウェアの状態に関する情報に基づいて、ユーザの実行
するタスクの情報を管理するタスク管理手段と、前記生
体情報獲得手段にて獲得された生体情報及び前記タスク
管理手段により取得されたユーザの実行するタスクに関
する情報を用いてユーザの疲労の状態を検出する疲労検
知手段と、前記疲労検知手段にて検知されたユーザの疲
労状態に応じて、ユーザが実行中のタスクを明確化し、
ユーザが実現しようと考えていることを実現するために
必要なアプリケーションの操作やタスクをユーザ自身が
理解でききるように支援するアドバイスを生成する発想
支援手段と、前記発想支援手段にて生成されたアドバイ
スに基づいて、ユーザを支援するアドバイスメッセージ
を作成して出力する疲労低減実行手段とを備えることを
特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本発明の
第1の実施の形態によるユーザインタフェースシステム
の構成を示すブロック図である。 図1を参照すると、
本実施の形態は、ユーザがシステムへの入力を行うため
の操作入力部100と、システムからの出力をユーザに
提供する出力部101と、操作入力部100及び出力部
101を用いたユーザとシステムとの間の入出力を制御
するユーザインタフェース制御部103と、ユーザの生
体情報を獲得する生体情報獲得部102と、各種のアプ
リケーションソフトウェアを実行するアプリケーション
実行部200と、ユーザによる作業を監視して疲労低減
のための動作を行う疲労低減制御部300とを備える。
【0022】疲労低減制御部300は、ユーザの実行す
るタスクの情報を管理するタスク管理部310と、ユー
ザ及びアプリケーションの状態を管理するシステム情報
管理部320と、生体情報獲得部102にて獲得された
生体情報及びユーザの作業に関する情報を用いてユーザ
の疲労を検出する疲労検知部330と、疲労検知部33
0にて検知されたユーザの疲労状態に応じて疲労低減に
必要な支援措置を選択する支援措置選択部340と、支
援措置選択部340から出力される支援措置の内容に応
じてユーザの疲労を低減させるための装置制御を実行す
る疲労低減実行部350とを備える。
【0023】上記構成において、操作入力部100は、
キーボードや、マウス、ペンタブレットなどの入力デバ
イスであり、ユーザが作業においてシステムに対してデ
ータやコマンドを入力するために用いられる。出力部1
01は、ディスプレー装置(VDT:Visual Display T
erminal)、スピーカ、振動装置などの出力デバイスで
あり、システムからユーザへの出力を行う。
【0024】ユーザインタフェース制御部103は、こ
れら入出力デバイスの制御装置及び制御プログラムであ
り、操作入力部100及び出力部101を制御する。ま
た、ユーザインタフェース制御部103は、操作入力部
100を監視して、キータイプやマウスの操作などの操
作情報を取得し、アプリケーション実行部200及び疲
労低減制御部300の疲労検知部330に送る。
【0025】アプリケーション実行部200は、コンピ
ュータシステムのCPU及び内部メモリで実現され、ユ
ーザインタフェース制御部103から受け取った操作情
報に応じ、アプリケーションプログラム及びアプリケー
ションデータに従って、ユーザの指定したアプリケーシ
ョンを実行する。アプリケーションの実行結果は、ユー
ザインタフェース制御部103を介して出力部101に
送られる。また、アプリケーション実行部200は、ユ
ーザインタフェース制御部103から受け取った操作情
報を疲労低減制御部300のシステム情報管理部320
に送る。
【0026】生体情報入力部102は、心拍計、筋電位
計、発汗計測器、脳波計といった計測機器と、これらの
計測機器の測定データをデジタル情報としてシステムに
送信する送信手段とで実現される。そして、ユーザの生
体情報を獲得し、疲労低減制御部300の疲労検知部3
30に送る。ここで、生体情報の計測機器としては、任
意のものを採用することができる。また、部屋の明るさ
や温度などユーザの環境情報を計測する計測機器を更に
設け、送信手段にて生体情報と共にユーザに影響を与え
る環境情報をシステムに送信するようにしても良い。
【0027】疲労低減制御部300のタスク管理部31
0は、タスクの状態を判定するタスク検知部311と、
タスクシーケンスやタスクの状態についての情報を格納
したタスク情報記憶部312とを備える。タスク検知部
311は、タスク情報記憶部312に記憶されているタ
スク情報と、アプリケーション実行部200において実
行中のアプリケーションに関する情報と、後述するシス
テム情報管理部320から入力するアプリケーション及
びユーザの状態に基づいて、作業中のタスクの状態を判
定する。具体的には、例えば、線画を描画している、変
形処理をしている等である。判定されたタスクの状態
は、疲労検知部330へ送られる。
【0028】システム情報管理部320は、ユーザの状
態を判定するユーザ判定部321と、ユーザの操作履歴
としてユーザの状態と操作の関係を格納したユーザ情報
記憶部322と、アプリケーションの状態を判定するア
プリケーション判定部323と、アプリケーションの操
作方法とアプリケーションの動作情報として操作と状態
の関係を格納したアプリケーション情報記憶部324と
を備える。ユーザ判定部321は、ユーザ情報記憶部3
22に記憶されているユーザの操作履歴と、ユーザイン
タフェース制御部103にて取得される操作入力部10
0へのユーザの操作内容を示す操作情報とに基づいて、
ユーザの状態を判定する。具体的には、キータイプを行
っている、マウスを移動している等である。アプリケー
ション判定部323は、アプリケーション情報記憶部3
24に記憶されている情報と、アプリケーション実行部
200で実行されるアプリケーションに関する情報とに
基づいて、アプリケーションの状態を判定する。ユーザ
判定部321とアプリケーション判定部323とにおけ
る判定結果は、タスク管理部310のタスク検知部31
1へ送られる。
【0029】疲労検知部330は、ユーザの疲労状態を
判定する疲労判定部331と、ユーザの肉体的、心理的
な疲労状態と生体情報との関係を格納した疲労情報記憶
部332とを備える。ここで、生体情報とは、生体情報
入力部102にて取得される生体情報に対応する。すな
わち、心拍、筋電位、発汗の度合い、脳波などである。
したがって、疲労情報記憶部には、一般に知られている
これら生体情報と疲労との関係、すなわち、長時間同じ
姿勢で作業をすることによる肉体的な疲労の度合いやス
トレス等を原因とする心理的な疲労の度合いと、心拍や
筋電位の値、発汗の度合い、脳波の値等との関係が対応
付けられて格納されている。疲労検知部331は、疲労
情報記憶部332に記憶されている情報と、生体情報入
力部102で計測された生体情報と、タスク管理部31
0のタスク検知部311から送られたタスクの状態に関
する情報とに基づいて、ユーザの疲労状態を判定する。
具体的には、例えば、線画を描画している状態で筋肉の
疲労が検知された場合、疲労情報記憶部332に記憶さ
れている情報に基づいて、線画の描画による疲労として
判定する。判定結果は、支援措置選択部340に送られ
る。
【0030】支援措置選択部340は、疲労低減のため
の支援措置の指示を生成する支援措置指示生成部341
と、アプリケーション、タスク及びユーザの状態と疲労
軽減のための支援措置との関係を格納した支援措置情報
記憶部342とを備える。ここで、支援措置とは、ユー
ザの具体的な疲労の状態に対応するための支援措置であ
る。すなわち、ディスプレー装置の画面において表示を
大きくしたり、コントラストを強調したりすることや、
音声を大きくしたり、マウスやペンタブレット等の入力
デバイスの入力感度の強化等である。支援措置指示生成
部341は、支援措置情報記憶部342に記憶されてい
る情報と、疲労検知部330の疲労判定部331から送
られたユーザの疲労状態とに基づいて、疲労低減のため
の適切な支援措置の指示を生成する。生成される支援措
置の指示の内容は、ユーザの疲労の状態によっても異な
るが、アプリケーションや作業中のタスクの種類によっ
ても異なる。また、疲労低減のための支援措置の指示に
は、適用条件と優先度、利用頻度などの追加情報が含ま
れる。これにより、個々のユーザ及びそのアプリケーシ
ョンの実行環境に対応した具体的な支援措置を提供する
ことができることとなる。生成された支援措置の指示
は、疲労低減実行部350に送られる。
【0031】疲労低減実行部350は、疲労低減のため
の装置制御を実行する疲労低減制御部351と、疲労低
減のための支援措置と制御可能な装置(ユーザインタフ
ェース)の制御情報とを対応付けて格納した疲労制御情
報記憶部352とを備える。疲労低減制御部351は、
疲労制御情報記憶部352に記憶されている情報と、支
援措置選択部340から送られた支援措置の指示とに基
づいて、当該支援措置を実行するために必要なインター
フェース制御を行う。具体的には、例えば、コントラス
ト強調によって線を見やすくすることで疲労低減を行う
という支援措置が選ばれていた場合、元の画像に対して
コントラスト強調されるように制御が行われる。ここ
で、支援措置としての制御は、複数の装置(ユーザイン
タフェース)に対して行うことが可能である。また、制
御対象の装置を、操作入力部100からの入力により、
ユーザ自身が選択することもできる。
【0032】また、疲労低減実行部350は、支援措置
選択部340から送られた支援措置の指示に基づく装置
制御を行うことができない場合は、ユーザに対して当該
支援措置を実行するようなアドバイスメッセージを作成
して出力する。例えば、ディスプレイ装置のコントラス
トを強調するように指示したり、照明を明るくするよう
に指示したりするメッセージを出力する。メッセージの
出力は、ディスプレイ装置にメッセージ文を表示した
り、音声を出力したりすることにより行うことができ
る。さらにまた、ユーザ自身が実行すべき疲労軽減の付
加的な措置(例えば、作業を中断して休憩を取るように
指示するなど)もアドバイスメッセージとして出力する
ことができる。
【0033】次に、図2のフローチャートを参照して本
実施の形態の動作について説明する。
【0034】まず、操作入力部100及び生体情報入力
部102により、各種の情報が入力される(ステップ2
01)。すなわち、ユーザが操作入力部100を操作す
ることにより操作情報がユーザインタフェース制御部1
03を介してアプリケーション実行部200へ送られ、
アプリケーションに対する操作としてタスク管理部31
0及びシステム情報管理部320へ送られる。また、生
体情報入力部102がユーザの生体情報を継続的に監視
し、得られる生体情報を随時疲労検知部330に送る。
【0035】次に、システムの状態を判定する(ステッ
プ202)。すなわち、システム情報管理部320のア
プリケーション判定部323が、アプリケーション実行
部200を介して入力したユーザの操作情報と、アプリ
ケーション情報記憶部324に記憶されているアプリケ
ーションの動作情報とから、実行中のアプリケーション
の状態を特定する。また、ユーザ判定部321が、アプ
リケーション実行部200を介して入力したユーザの操
作情報と、ユーザ情報記憶部322に記憶されているユ
ーザの操作履歴とから、ユーザがアプリケーション上の
どのような操作を行っているのかを判定する。
【0036】次に、タスク管理部310のタスク検知部
311が、システム情報管理部320におけるアプリケ
ーション判定部323の判定結果であるアプリケーショ
ンの情報とユーザ判定部321の判定結果であるユーザ
の状態情報とを入力し、これらの情報とタスク情報記憶
部312に記憶されているタスクの履歴とから、実行中
のタスク及びタスクの実行状況を判定する(ステップ2
03)。
【0037】次に、疲労検知部330の疲労判定部33
1が、システム情報管理部320におけるアプリケーシ
ョン判定部323及びユーザ判定部321の判定結果で
あるアプリケーション及びユーザの情報と、タスク管理
部310におけるタスク検知部311の判定結果である
タスクの情報と、生体情報入力部102から送られたユ
ーザの生体情報と、疲労情報記憶部332に記憶された
疲労状態の対応関係とから、ユーザの疲労状態を判定す
る(ステップ204)。疲労判定部331の判定結果
は、疲労検知部330の出力として支援措置選択部34
0に送られる。
【0038】次に、支援措置選択部340の支援措置指
示生成部341が、疲労検知部330から送られたユー
ザの疲労状態の判定結果と、支援措置情報記憶部342
に記憶されている疲労軽減のための支援措置とから、ユ
ーザの疲労状態に合った支援措置の指示を作成する(ス
テップ205)。支援措置指示生成部341で決定され
た支援措置の指示は、支援措置選択部340の出力とし
て疲労低減実行部350に送られる。
【0039】最後に、疲労低減実行部350の疲労低減
制御部351が、ユーザインタフェース制御部103及
び出力部101に対して、支援措置選択部340から送
られた支援措置の指示と、疲労制御情報記憶部352に
記憶されている支援措置とインタフェースの制御情報と
の対応関係から、当該支援措置の指示に対応したユーザ
インタフェース制御部103及び出力部101の制御を
行う(ステップ206)。この時、上述したように装置
制御と共にアドバイスメッセージを出力することもでき
る。
【0040】以上のようにして、本実施の形態によれ
ば、ユーザの生体情報、実行中のアプリケーションの情
報及び実行中のタスクの情報をもとにユーザの疲労状態
を判定し、ユーザの疲労の状態に個別的に対応した効果
的な疲労軽減のための制御が実行される。
【0041】図3は、コンピュータシステムと生体情報
計測装置を用いて本実施の形態によるユーザインタフェ
ースシステムを構成したものである。図3において、ユ
ーザ400の生体情報は、生体情報計測装置430によ
り獲得され、コンピュータシステム440に送られる。
ユーザの操作入力は、入力機器であるキーボード410
からコンピュータシステム440に送られる。システム
の出力は出力装置であるVDT(ディスプレー装置)4
20からユーザに提示される。
【0042】図4は、図3の構成を説明するための図で
ある。図4を参照すると、図1のユーザインタフェース
制御部103、アプリケーション実行部200及び疲労
低減制御部300は、コンピュータシステム440上に
実現される。また、図1の生体情報入力部102は、生
体情報計測装置430である筋電位計431及び照度計
432により構成されている。照度計432は、図1の
出力部101を構成するVDT420の表示画面の照度
を計測する。そして、VDT420から出力される画像
がユーザにどのような刺激を与えているかを間接的に計
測する。
【0043】図4のシステムにおいて、3次元画像作成
作業時に画像情報に対する疲労低減のための制御を行う
例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0044】まず、システム情報管理部320としての
コンピュータシステム440が、コンピュータシステム
内で獲得される実行プロセスのリスト及びユーザによる
キーボード410の入力から、画像作成用のアプリケー
ションが実行されていることを判断する(ステップ50
1)。
【0045】次に、タスク管理部310としてのコンピ
ュータシステム440が、画像作成用のアプリケーショ
ンにおけるどのようなタスクを行っているかについて、
ユーザの操作入力、アプリケーションの実行履歴及びア
プリケーションのコマンドリストなどのアプリケーショ
ンの動作情報、以前のタスク情報から判定する(ステッ
プ502)。例えば、線画を描画している、変形処理を
している等である。
【0046】次に、疲労検知部330としてのコンピュ
ータシステム440が、生体情報計測装置430から入
力されるユーザの生体情報と、疲労低減装置で管理して
いるタスクの状態から、疲労状態を判定する(ステップ
503)。例えば、線画を描画している状態で、筋肉の
疲労が検知された場合、線画に描画による疲労と判定す
る。
【0047】次に、支援措置選択部340としてのコン
ピュータシステム440が、疲労状態に応じた支援措置
のうち、作業中のアプリケーション実行環境で実行可能
なもの選び出し、指示を生成する(ステップ504)。
図4の場合、VDT制御、キーボード制御などのインタ
フェース制御のみが実行可能である。例えば、画面拡
大、コントラスト強調、入力感度強化などである。ま
た、さらに音声合成装置や照明制御などが可能である場
合は、それらの制御可能な装置に応じた支援措置を用意
することによって、ユーザのアプリケーション実行環境
に応じた効率的な疲労軽減が可能である。
【0048】最後に、疲労低減実行部350としてのコ
ンピュータシステム440が、支援措置の指示に応じた
インタフェース制御を行う(ステップ505)。図6及
び図7を参照して具体的に説明する。例えば、画像のコ
ントラストを強調して線を見やすくすることにより疲労
低減を行う支援措置が選ばれていた場合、図6に示す元
の画像に対して、図7に示す画像のようにコントラスト
強調されるように制御を行う。図6及び図7の場合、出
力する画像に対してコントラストを強調する処理を施し
ているが、VDT420自体の装置制御がコンピュータ
システム440から可能な構成であれば、VDT420
のコントラスト強調機能により同様の支援措置を実現す
ることも可能である。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図8は、本発明の第2
の実施の形態によるユーザインタフェースシステムの構
成を示すブロック図である。
【0050】図8を参照すると、本実施の形態は、ユー
ザがシステムへの入力を行うための操作入力部100
と、システムからの出力をユーザに提供する出力部10
1と、操作入力部100及び出力部101を用いたユー
ザとシステムとの間の入出力を制御するユーザインタフ
ェース制御部103と、ユーザの生体情報を獲得する生
体情報獲得部102と、各種のアプリケーションソフト
ウェアを実行するアプリケーション実行部200と、ユ
ーザによる作業を監視して疲労低減のための動作を行う
疲労低減制御部300とを備える。 疲労低減制御部3
00は、ユーザの実行するタスクの情報を管理するタス
ク管理部310と、ユーザ及びアプリケーションの状態
を管理するシステム情報管理部320と、生体情報獲得
部102にて獲得された生体情報及びユーザの作業に関
する情報を用いてユーザの疲労を検出する疲労検知部3
30と、疲労検知部330にて検知されたユーザの疲労
状態に応じて疲労低減に必要な支援措置を選択する支援
措置選択部340と、支援措置選択部340から出力さ
れる支援措置の内容に応じてユーザの疲労を低減させる
ための装置制御を実行する疲労低減実行部350とを備
える。
【0051】上述した第1の実施の形態では、ユーザの
実行するタスクには何ら条件を加えなかった。しかしな
がら、予めユーザのタスク実行に条件を加えることで、
ユーザのタスクの重要性との調整を考慮した疲労低減を
行うことが可能である。そこで、図8に示す第2の実施
の形態では、タスク検知部310は、図1に示したタス
ク検知部311及びタスク情報記憶部312に加え、さ
らに、ユーザのタスク実行を制御するためのタスク制御
情報を生成するタスク制御部313と、タスクの実行条
件を格納したタスク制御情報記憶部314とを備える。
ここで、タスクの実行条件としては、ユーザのスケジュ
ール、能力、リソースなどの様々な条件に基づいたタス
クの実行に対する制御条件を与えることができる。タス
ク制御部313は、タスク検知部311において判定さ
れた作業中のタスクの内容と、タスク制御情報記憶部3
14に記憶されているタスク実行条件とを用いて、ユー
ザのタスク実行を制御するためのタスク制御情報を生成
する。生成されたタスク制御情報は、タスク検知部31
1において判定されたタスクの情報と共に、疲労検知部
330へ送られる。
【0052】また、支援措置選択部340は、図1に示
した支援措置指示生成部341及び支援措置情報記憶部
342に代えて、タスク制御部313にて与えられるタ
スクの制御条件を考慮した支援措置の指示を生成する支
援措置指示生成部343と、アプリケーション、タス
ク、ユーザの状態及びタスクの制御条件と疲労軽減のた
めの支援措置との関係を格納した支援措置情報記憶部3
44とを備える。支援措置指示生成部343は、支援措
置情報記憶部344に記憶されている情報と、疲労検知
部330の疲労判定部331から送られたユーザの疲労
状態とに基づいて、疲労低減のための適切な支援措置の
指示を生成する。これにより、ユーザの疲労を低減する
ために取るべき支援措置の決定要素として、タスクの制
御条件を含むこととなる。これにより、ユーザのスケジ
ュールや能力といったタスクの制御条件に応じた支援措
置を決定することができるため、より一層、個々のユー
ザに適した個別的な支援措置を講じることが可能とな
る。なお、疲労低減のための支援措置の指示に、適用条
件と優先度、利用頻度などの追加情報が含まれること
は、第1の実施の形態の場合と同様である。
【0053】本実施の形態における他の構成要素は、図
1に示した第1の実施の形態における対応する各構成要
素と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0054】次に、図9のフローチャートを参照して本
実施の形態の動作について説明する。
【0055】ステップ901からステップ903に示
す、操作入力部100及び生体情報入力部102により
各種の情報が入力されてから、タスク管理部310のタ
スク検知部311が実行中のタスク及びタスクの実行状
況を判定するまでの動作は、図2に示した第1の実施の
形態におけるステップ201からステップ203までの
動作と同一であるので、説明を省略する。
【0056】ステップ903において、タスク管理部3
10のタスク検知部311が実行中のタスク及びタスク
の実行状況を判定した後、タスク管理部310のタスク
制御部313が、タスク検知部311の判定結果である
タスク状態と、タスク制御情報記憶部314に記憶され
ているタスクの実行条件とから、タスクの制御情報を決
定する(ステップ904)。タスク検知部311の判定
結果及びタスク制御部313の決定結果は、タスク管理
部310の出力として疲労検知部330に送られる。
【0057】次に、疲労検知部330の疲労判定部33
1が、システム情報管理部320におけるアプリケーシ
ョン判定部323及びユーザ判定部321の判定結果で
あるアプリケーション及びユーザの情報と、タスク管理
部310におけるタスク検知部311の判定結果である
タスクの情報と、生体情報入力部102から送られたユ
ーザの生体情報と、疲労情報記憶部332に記憶された
疲労状態の対応関係とから、ユーザの疲労状態を判定す
る(ステップ905)。この動作は、図2に示した第1
の実施の形態におけるステップ204の動作と同様であ
る。疲労判定部331の判定結果は、疲労検知部330
の出力として支援措置選択部340に送られる。
【0058】次に、支援措置選択部340の支援措置指
示生成部341が、疲労検知部330から送られたユー
ザの疲労状態の判定結果と、支援措置情報記憶部342
に記憶されている疲労軽減のための支援措置と、タスク
管理部310のタスク制御部313にて与えられたタス
ク制御情報とから、ユーザの疲労状態及びユーザのタス
ク実行条件に合った支援措置の指示を作成する(ステッ
プ906)。支援措置指示生成部341で決定された支
援措置の指示は、支援措置選択部340の出力として疲
労低減実行部350に送られる。
【0059】最後に、疲労低減実行部350の疲労低減
制御部351が、ユーザインタフェース制御部103及
び出力部101に対して、支援措置選択部340から送
られた支援措置の指示と、疲労制御情報記憶部352に
記憶されている支援措置とインタフェースの制御情報と
の対応関係から、当該支援措置の指示に対応したユーザ
インタフェース制御部103及び出力部101の制御を
行う(ステップ907)。この動作は、図2に示した第
1の実施の形態におけるステップ206の動作と同様で
ある。
【0060】以上のようにして、本実施の形態によれ
ば、ユーザの疲労の状態のみならず、ユーザのスケジュ
ールや能力といった付加的なタスク制御情報を考慮した
個別的かつ効果的な疲労軽減のための制御が実行され
る。
【0061】図10は、図3及び図4に示した、コンピ
ュータシステムと生体情報計測装置を用いて、第2の実
施の形態によるユーザインタフェースシステムを構成し
た場合における、3次元画像作成作業時に画像情報に対
する疲労低減のための制御を行う動作例を説明するフロ
ーチャートである。本動作例では、タスク制御情報とし
てユーザのスケジュール情報を想定する。
【0062】図10を参照すると、まず、システム情報
管理部320としてのコンピュータシステム440が、
コンピュータシステム内で獲得される実行プロセスのリ
スト及びユーザによるキーボード410の入力から、画
像作成用のアプリケーションが実行されていることを判
断する(ステップ1001)。
【0063】次に、タスク管理部310としてのコンピ
ュータシステム440が、画像作成用のアプリケーショ
ンにおけるどのようなタスクを行っているかについて、
ユーザの操作入力、アプリケーションの実行履歴及びア
プリケーションのコマンドリストなどのアプリケーショ
ンの動作情報、以前のタスク情報から判定する。そして
さらに、作業中のタスクがタスク制御情報に該当するタ
スクである場合は、タスク制御情報を生成する(ステッ
プ1002)。例えば、線画を描画しているという作業
が判定され、さらに描画という作業がユーザのスケジュ
ール情報により制御される場合に、作業時間が最小とな
るようなタスク制御情報が付加されることとなる。
【0064】次に、疲労検知部330としてのコンピュ
ータシステム440が、生体情報計測装置430から入
力されるユーザの生体情報と、疲労低減装置で管理して
いるタスクの状態から、疲労状態を判定する(ステップ
1003)。
【0065】次に、支援措置選択部340としてのコン
ピュータシステム440が、疲労状態及びタスク制御情
報に応じた支援措置のうち、作業中のアプリケーション
実行環境で実行可能なもの選び出し、指示を生成する
(ステップ1004)。
【0066】最後に、疲労低減実行部350としてのコ
ンピュータシステム440が、支援措置の指示に応じた
インタフェース制御を行う(ステップ1005)。例え
ば、画像のコントラストを強調して線を見やすくするこ
とにより疲労低減を行う支援措置が選ばれていた場合、
元の画像に対してコントラスト強調する制御には、制御
範囲、制御方法などの違いによって消費されるシステム
リソースや時間が異なる。本実施例の場合、作業時間が
最小というタスク制御情報が与えられているので、処理
時間が最小となる制御方法が選ばれる。
【0067】以上のように、タスク制御条件として、ユ
ーザのスケジュール情報を想定すると、タスクの実行時
間を増大させない、あるいは短縮するような疲労軽減の
支援措置を選択する。これにより、決められたスケジュ
ールに従ってタスクをこなすことをができるようにし
て、疲労軽減のための制御を行うことが可能となる。
【0068】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図11は、本発明の第
3の実施の形態によるユーザインタフェースシステムの
構成を示すブロック図である。
【0069】図11を参照すると、本実施の形態は、ユ
ーザがシステムへの入力を行うための操作入力部100
と、システムからの出力をユーザに提供する出力部10
1と、操作入力部100及び出力部101を用いたユー
ザとシステムとの間の入出力を制御するユーザインタフ
ェース制御部103と、ユーザの生体情報を獲得する生
体情報獲得部102と、各種のアプリケーションソフト
ウェアを実行するアプリケーション実行部200と、ユ
ーザによる作業を監視して疲労低減のための動作を行う
疲労低減制御部300とを備える。 疲労低減制御部3
00は、ユーザの実行するタスクの情報を管理するタス
ク管理部310と、ユーザ及びアプリケーションの状態
を管理するシステム情報管理部320と、生体情報獲得
部102にて獲得された生体情報及びユーザの作業に関
する情報を用いてユーザの疲労を検出する疲労検知部3
30と、疲労検知部330にて検知されたユーザの疲労
状態に応じて疲労低減のためのアドバイスを生成する発
想支援部360と、発想支援部360から出力される支
援措置の内容に応じてユーザの疲労を低減させるための
装置制御を実行する疲労低減実行部350とを備える。
【0070】上述した第1の実施の形態では、ユーザの
実行するタスクがユーザの作業目的にとって不必要なタ
スクなのかどうかを予めユーザ自身が知っている必要が
ある。しかしながら、ユーザ自身でタスクを明確化し、
タスクの必要性を確認することができる手段を加えれ
ば、ユーザにとって無駄なタスクを回避することによっ
て疲労低減を行うことも可能である。そこで、図11に
示す第3の実施の形態では、タスクの明確化を行う手段
を導入する。すなわち、図1に示した支援措置選択部3
40に代えて、ユーザが実行中のタスクを明確化し、ユ
ーザが実現しようと考えていることを実現するために必
要なアプリケーションの操作やタスクをユーザ自身が理
解でききるように支援する発想支援部360を備える。
【0071】発想支援部360は、ユーザ自身によるタ
スクの明確化のための指示を生成する発想支援アドバイ
ス生成部361と、ユーザ自身によるタスクの推論、構
造化、分類などのタスクの明確化のために必要な情報を
格納した発想支援情報記憶部362とを備える。発想支
援アドバイス生成部361は、発想支援情報記憶部36
2に記憶されている情報と、疲労検知部330の疲労判
定部331から送られたユーザの疲労状態と、タスク管
理部310から出力されたタスクの情報とに基づいて、
ユーザにとって最も理解し易いタスクの明確化を支援す
るアドバイスを生成する。具体的には、例えば、作成す
る画像の利用目的、利用形態、形状やレイアウトなどの
明確化のための一般的なヒントや問題点を指摘するメッ
セージなどである。
【0072】疲労低減実行部350の疲労制御情報記憶
部352には、特に発想支援部360の発想支援アドバ
イス生成部361にて生成されるアドバイスに対応し
て、このアドバイスとインタフェースの制御情報との関
係が格納されている。
【0073】本実施の形態における他の構成要素は、図
1に示した第1の実施の形態における対応する各構成要
素と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0074】次に、図12のフローチャートを参照して
本実施の形態の動作について説明する。
【0075】ステップ1201からステップ1204に
示す、操作入力部100及び生体情報入力部102によ
り各種の情報が入力されてから、ユーザの疲労状態を判
定するまでの動作は、図2に示した第1の実施の形態に
おけるステップ201からステップ204までの動作と
同一であるので、説明を省略する。
【0076】ステップ1204において、疲労検知部3
30の疲労判定部331がユーザの疲労状態を判定した
後、発想支援部360の発想支援アドバイス生成部36
1が、疲労検知部330から送られたユーザの疲労状態
の判定結果と、タスク管理部310から出力されたタス
クの情報と、疲労検知部330において得られるユーザ
の疲労状態と、発想支援情報記憶部362に記憶されて
いるタスクの明確化のための情報とから、ユーザにとっ
て最も理解し易いタスクの明確化のためのアドバイスを
生成する(ステップ1205)。発想支援アドバイス生
成部361で生成されたアドバイスは、発想支援部36
0の出力として疲労低減実行部350に送られる。
【0077】最後に、疲労低減実行部350の疲労低減
制御部351が、ユーザインタフェース制御部103及
び出力部101に対して、発想支援部360から送られ
た発想支援アドバイスと、疲労制御情報記憶部352に
記憶されているアドバイスとインタフェースの制御情報
との対応関係から、当該アドバイスに対応した制御を行
う(ステップ1206)。ここでは、ユーザに対してア
ドバイスを行うことにより、タスクを明確化し、ユーザ
自身に必要なタスクを選択させることを目的とするの
で、疲労低減制御部351による制御は、主として出力
部101からアドバイスメッセージを出力することであ
る。アドバイスメッセージは、文字、音声、アニメーシ
ョン等の出力部101で出力可能な媒体形式で作成さ
れ、提示される。
【0078】以上のようにして、本実施の形態によれ
ば、ユーザの状態や実行中のアプリケーション及びタス
クに応じて、ユーザ自身が必要なタスクを理解できるよ
うな発想支援のアドバイスを個別的に提供することがで
きる。このため、ユーザ自身が無駄なタスクを排除する
ことによって、作業における負担を軽減し、疲労を低減
することができる。
【0079】図13は、図3及び図4に示した、コンピ
ュータシステムと生体情報計測装置を用いて、第3の実
施の形態によるユーザインタフェースシステムを構成し
た場合における、3次元画像作成作業時に画像情報に対
する疲労低減のための制御を行う動作例を説明するフロ
ーチャートである。本動作例では、タスク制御情報とし
てユーザのスケジュール情報を想定する。
【0080】図13を参照すると、システム情報管理部
320としてのコンピュータシステム440が、コンピ
ュータシステム内で獲得される実行プロセスのリスト及
びユーザによるキーボード410の入力から、画像作成
用のアプリケーションが実行されていることを判断する
(ステップ1301)。
【0081】次に、タスク管理部310としてのコンピ
ュータシステム440が、画像作成用のアプリケーショ
ンにおけるどのようなタスクを行っているかについて、
ユーザの操作入力、アプリケーションの実行履歴及びア
プリケーションのコマンドリストなどのアプリケーショ
ンの動作情報、以前のタスク情報から判定する(ステッ
プ1302)。例えば、線画を描画しているという作業
が判定される。
【0082】次に、疲労検知部330としてのコンピュ
ータシステム440が、生体情報計測装置430から入
力されるユーザの生体情報と、疲労低減装置で管理して
いるタスクの状態から、疲労状態を判定する(ステップ
1303)。
【0083】次に、発想支援部360としてのコンピュ
ータシステム440が、疲労状態に応じた発想支援のた
めの情報のうち、ユーザのタスクに最も関連性あるもの
選択してアドバイスを生成する(ステップ1304)。
例えば、作成する画像の利用目的、利用形態、形状やレ
イアウトなどの明確化のための一般的なヒントや問題点
などである。
【0084】最後に、疲労低減実行部350としてのコ
ンピュータシステム440が、発想支援アドバイスに対
応したインタフェース制御を行う(ステップ130
5)。例えば、レイアウトの明確化によって作業順序を
分かり易くすることで疲労を低減するアドバイスが選ば
れていた場合、作業中の画像中の部位のリストを作成す
るようにユーザに促すアドバイスメッセージを作成して
提示するといった制御方法が選ばれる。
【0085】ここで、本実施の形態を、ワードプロセッ
サにより文章作成を行う例を用いて説明する。
【0086】タスクとして新しい章の作成が行われ、ユ
ーザが疲労状態にあると判定された場合、文章作成中の
ユーザの行為を明確化できるように、文章構成の手法や
文章のテンプレートの提示がアドバイスとして選択さ
れ、提示される。したがって、ユーザは自分がどのよう
な構成の文章を書けば良いのかを容易に確かめることが
できる。これにより、ユーザは無駄なタスクを実行しな
くてすむため、作業における負担を軽減し、無用な疲労
の蓄積を回避することが可能となる。
【0087】以上、好ましい実施の形態をあげて本発明
を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定
されるものではない。例えば、第2の実施の形態の構成
要素であるタスク制御部313及びタスク制御情報記憶
部314を、第3の実施の形態におけるタスク管理部3
10に設けても良い。また、第3の実施の形態における
発想支援部360を、第1の実施の形態や第2の実施の
形態における支援措置選択部340と共に設けても良
い。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のユーザイ
ンタフェースシステムによれば、ユーザの作業環境、作
業状態、物理的状態、心理的状態及びユーザの作業内容
に応じた疲労軽減のための支援措置を提供することによ
り、これらの個別的な条件に応じて効果的にユーザの疲
労の軽減を図ることができるという効果がある。
【0089】また、本発明によれば、タスクの制御情報
を疲労軽減の支援措置に反映させることにより、上記の
効果に加えて、ユーザの作業行程に応じて、更に効果的
にユーザの疲労の軽減を図ることができるという効果が
ある。
【0090】更にまた、本発明によれば、ユーザ自身に
よる作業内容の確認及び明確化を促すことにより無駄な
タスクを実行することを回避できるため、ユーザの作業
付加を軽減し、疲労の軽減を図ることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるユーザイン
タフェースシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】 コンピュータシステムと生体情報計測装置を
用いて第1の実施の形態のユーザインタフェースシステ
ムを構成した構成例を示す参考図である。
【図4】 図3のユーザインタフェースシステムの構成
を説明するためのブロック図である。
【図5】 図3のユーザインタフェースシステムによる
疲労低減のための制御の実行例を示すフローチャートで
ある。
【図6】 第1の実施の形態による、疲労低減のために
画像のコントラストを強調する制御を説明する図であ
り、制御前の状態を示す図。
【図7】 第1の実施の形態による、疲労低減のために
画像のコントラストを強調する制御を説明する図であ
り、制御後のコントラストが強調された状態を示す図。
【図8】 本発明の第2の実施の形態によるユーザイン
タフェースシステムの構成を示すブロック図である。
【図9】 第2の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】 図3のユーザインタフェースシステムを用
いた、第2の実施の形態による疲労低減のための制御の
実行例を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の第3の実施の形態によるユーザイ
ンタフェースシステムの構成を示すブロック図である。
【図12】 第3の実施の形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【図13】 図3のユーザインタフェースシステムを用
いた、第3の実施の形態による疲労低減のための制御の
実行例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 操作入力部 101 出力部 102 生体情報入力部 103 ユーザインタフェース制御部 200 アプリケーション実行部 300 疲労低減制御部 310 タスク管理部 311 タスク検知部 312 タスク情報記憶部 313 タスク制御部 314 タスク制御情報記憶部 320 システム情報管理部 321 ユーザ判定部 322 ユーザ情報記憶部 323 アプリケーション判定部 324 アプリケーション情報記憶部 330 疲労検知部 331 疲労判定部 332 疲労情報記憶部 340 支援措置選択部 341、343 支援措置指示生成部 342、344 支援措置情報記憶部 350 疲労低減実行部 351 疲労低減制御部 352 疲労制御情報記憶部 360 発想支援部 361 発想支援アドバイス生成部 362 発想支援情報記憶部 400 ユーザ 410 キーボード 420 VDT(ディスプレー装置) 440 コンピュータシステム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザがシステムへの入力を行うための
    操作入力手段と、 システムからの出力をユーザに提供する出力手段と、 前記操作入力手段及び前記出力手段を用いたユーザとシ
    ステムとの間の入出力を制御するユーザインタフェース
    制御手段と、 ユーザの生体情報を獲得する生体情報獲得手段と、 各種のアプリケーションソフトウェアを実行するアプリ
    ケーション実行手段と、 前記操作入力手段及び前記生体情報獲得手段にて入力さ
    れる情報によりユーザの状態及びユーザによる作業を監
    視し、ユーザの疲労を検出して疲労低減のための支援措
    置を決定し、前記出力手段及び前記ユーザインタフェー
    ス制御手段を制御してユーザの疲労低減のための支援措
    置を実行する疲労低減制御手段とを備えることを特徴と
    するユーザインタフェースシステム。
  2. 【請求項2】 前記疲労低減制御手段が、 前記操作入力手段にて入力される情報及び前記アプリケ
    ーション実行手段にて実行されるアプリケーションソフ
    トウェアに関する情報に基づいて、ユーザ及びアプリケ
    ーションソフトウェアの状態を管理するシステム情報管
    理手段と、 前記システム情報管理手段にて取得されるユーザ及びア
    プリケーションソフトウェアの状態に関する情報に基づ
    いて、ユーザの実行するタスクの情報を管理するタスク
    管理手段と、 前記生体情報獲得手段にて獲得された生体情報及び前記
    タスク管理手段により取得されたユーザの実行するタス
    クに関する情報を用いてユーザの疲労の状態を検出する
    疲労検知手段と、 前記疲労検知手段にて検知されたユーザの疲労状態に応
    じて疲労低減に必要な支援措置の指示を生成する支援措
    置選択手段と、 前記支援措置選択手段にて生成された支援措置の指示に
    応じてユーザの疲労を低減させるための装置制御を実行
    する疲労低減実行手段とを備えることを特徴とする請求
    項1に記載のユーザインタフェースシステム。
  3. 【請求項3】 前記支援措置選択手段が、 アプリケーション、タスク及びユーザの状態と疲労軽減
    のための支援措置との関係を格納した支援措置情報記憶
    手段と、 前記支援措置情報記憶手段に記憶されている情報と、前
    記疲労検知手段の疲労判定手段から送られたユーザの疲
    労状態とに基づいて、疲労低減のための適切な支援措置
    の指示を生成する支援措置指示生成手段とを備えること
    を特徴とする請求項2に記載のユーザインタフェースシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記疲労低減実行手段が、 前記支援措置選択手段から送られた支援措置の指示に基
    づいて、前記支援措置を実行するために必要なインター
    フェース制御、またはユーザに対して前記支援措置を実
    行するようなアドバイスメッセージを作成して出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載のユーザインタフェー
    スシステム。
  5. 【請求項5】 前記タスク管理手段が、さらにユーザに
    よるタスクの実行を制御するためのタスク制御情報を生
    成し、 前記支援措置選択手段が、前記タスク管理手段にて与え
    られるタスクの制御条件を考慮した支援措置の指示を生
    成することを特徴とする請求項2に記載のユーザインタ
    フェースシステム。
  6. 【請求項6】 ユーザが実行中のタスクを明確化し、ユ
    ーザが実現しようと考えていることを実現するために必
    要なアプリケーションの操作やタスクをユーザ自身が理
    解でききるように支援するアドバイスを生成する発想支
    援手段をさらに備え、 前記疲労低減実行手段が、前記支援措置選択手段から送
    られた支援措置の指示に加えて、前記発想支援手段から
    送られたアドバイスに基づいて、ユーザを支援するアド
    バイスメッセージを作成して出力することを特徴とする
    請求項2乃至請求項5に記載のユーザインタフェースシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 ユーザがシステムへの入力を行うための
    操作入力手段と、 システムからの出力をユーザに提供する出力手段と、 前記操作入力手段及び前記出力手段を用いたユーザとシ
    ステムとの間の入出力を制御するユーザインタフェース
    制御手段と、 ユーザの生体情報を獲得する生体情報獲得手段と、 各種のアプリケーションソフトウェアを実行するアプリ
    ケーション実行手段と、 前記操作入力手段及び前記生体情報獲得手段にて入力さ
    れる情報によりユーザの状態及びユーザによる作業を監
    視し、ユーザの疲労を検出して疲労低減のための支援措
    置を決定し、前記出力手段及び前記ユーザインタフェー
    ス制御手段を制御してユーザの疲労低減のための支援措
    置を実行する疲労低減制御手段とを備え、 前記疲労低減制御手段が、 前記操作入力手段にて入力される情報及び前記アプリケ
    ーション実行手段にて実行されるアプリケーションソフ
    トウェアに関する情報に基づいて、ユーザ及びアプリケ
    ーションソフトウェアの状態を管理するシステム情報管
    理手段と、前記システム情報管理手段にて取得されるユ
    ーザ及びアプリケーションソフトウェアの状態に関する
    情報に基づいて、ユーザの実行するタスクの情報を管理
    するタスク管理手段と、 前記生体情報獲得手段にて獲得された生体情報及び前記
    タスク管理手段により取得されたユーザの実行するタス
    クに関する情報を用いてユーザの疲労の状態を検出する
    疲労検知手段と、 前記疲労検知手段にて検知されたユーザの疲労状態に応
    じて、ユーザが実行中のタスクを明確化し、ユーザが実
    現しようと考えていることを実現するために必要なアプ
    リケーションの操作やタスクをユーザ自身が理解できき
    るように支援するアドバイスを生成する発想支援手段
    と、 前記発想支援手段にて生成されたアドバイスに基づい
    て、ユーザを支援するアドバイスメッセージを作成して
    出力する疲労低減実行手段とを備えることを特徴とする
    ユーザインタフェースシステム。
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