JP2005284834A - 文書入力装置、文書入力プログラム、文書入力プログラムを記録した記録媒体、及び文書入力方法 - Google Patents

文書入力装置、文書入力プログラム、文書入力プログラムを記録した記録媒体、及び文書入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 音声入力された文書をペン操作で修正することにより、ユーザの作業負担を軽減することを目的とする。
【解決手段】 表示部に表示された文字列のうち、修正したい文字列をペン等で指定する(S01)。その文字列内の文字データに付与されている識別情報が検知され(S02)、何れの入力方法で入力された文字列なのか判断される(S03)。音声入力された文字データが含まれている場合は(S04、Yes)、音声認識候補とペン入力欄とが表示部に表示される(S05)。修正したい文字を選択すると、修正箇所の文字と置き換えられる(S06)。また、ペン入力欄に直接、文字を入力することもできる(S06)。一方、音声入力された文字データが含まれていない場合は(S04、No)、ペン入力欄のみが表示部に表示され(S07)、ペン入力欄に直接、文字を入力する(S08)。
【選択図】 図2

Description

この発明は、医療診断又は医療検査を行う専門医の診療所見レポートを作成する文書入力装置に関し、特に、音声認識により入力した文書を修正する技術に関する。
病院等の医療施設においては、医師は、必要に応じてX線間接撮影装置、CT断層撮影装置、MRI断層撮影装置、超音波診断装置、脳波測定装置、又は心電図装置等の医療検査装置を用いて、患者の検査を行う。このような医用機器を用いた検査を行った場合、医師は患者に対してどのような検査を行ったか等を示す診療所見レポートを作成する必要がある。
診療所見レポートとは、具体的には、上記の医療検査装置により撮影又は計測された患者の画像や検査データ等の医療情報を医師が読影し、又は観察、診断、検討等をして、診療所見を記述した報告書のことをいう。
しかし、医師が検査画像の読影を行いながら、その都度診療結果の所見をワープロ、コンピュータ、又は手書き等で文書化する場合、文書化の度に専門医は画像から目を離すので、読影だけに集中できない。また、読影と診療の仕事と文書作成の仕事とは全く形態の異なる別の作業であり、両方を交互又は同時に行うことは作業効率と診断の正確性の点で好ましくない。
一方、読影を全て完了した後に、改めて医師の所見を文書化する場合では、読影の際の判断結果を全て記憶している必要があり、ワープロ等で正確に文書化しなければならない。しかし、そのような正確性を満たすことは困難である。
また、診療所見レポートはワープロやコンピュータ等を用いて作成されるが、キーボード入力に馴染みがない医師には、文書を入力する作業自体が大きな負担となっており、作業効率の点で好ましくない。
そこで、検査画像を読影中に検査画像から目を離すことなく、診療所見レポートを作成するために、音声認識による文書の入力が可能な文書入力装置が導入されるようになった(例えば、特許文献1)。診療所見レポート作成等の文書入力作業において、音声認識システムは、キーボード入力に馴染みがない医師の文書入力作業を支援し、文書の入力速度を向上させ、作業の効率化を図ることができる。また、近年のコンピュータの高速化及び高性能化に伴い、検索の性能や辞書の語彙数の向上も進み、音声の認識率も向上している。
特開2002−215796号公報(段落[0012]−[0034])
音声認識による文書入力技術は上述のように近年目覚しい進歩を遂げ、音声の認識率も向上しているが、必ずしも認識率が100%になるわけではない。一般的に、音声認識による文書の入力においては、音声により文書を入力した後、誤認識した部分をキーボード等で再度入力して修正する必要がある。
しかしながら、誤認識した部分をキーボード入力で修正する必要があるならば、そもそもキーボード入力に馴染みがない医師のために音声認識による文書入力装置を導入した意義が薄れてしまう。結局、キーボード入力を行う必要があり、そのことが、キーボード入力に馴染みがない医師が音声認識による文書入力装置を使用する妨げとなってしまう。
このように、音声認識による文書入力のワークフロー(音声による文書の入力、入力内容の確認、修正)全体を管理・制御する文書入力装置やアプリケーションソフトや文書入力方法が確立されておらず、医師等のユーザは、音声認識による文書入力システムの導入を躊躇している。
この発明は上記の問題を解決するものであり、音声認識により入力された文書を、ペンを用いた操作で修正することにより、キーボード入力に馴染みがない医師の作業負担を軽減することを目的とする。そして、ペンを用いて修正することにより、直感的な操作を可能とし、修正のための文書入力作業を削減して、作業の効率化を図ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、画像診断装置のモニタ上の医用画像を読影しながら診療所見レポートを作成するための文書入力装置であって、前記診療所見レポートに書き込む情報を音声により入力する音声入力手段と、前記音声入力手段により入力された音声を認識処理して文字列に変換する変換手段と、ペン入力により情報を入力するペン入力手段と、前記変換手段により変換された文字列、又は前記ペン入力手段により入力された文字列のうち、少なくとも一方を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された文字列の所定の領域を指定する指定手段と、前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された文字列が含まれているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていると判断された場合は、前記指定された範囲の文字列を修正するための修正候補一覧を含む修正データを前記表示手段に選択可能に表示させるとともに、前記ペン入力手段による情報を入力するためのペン入力欄を前記表示手段に表示させ、前記判断手段により、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていないと判断された場合は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする文書入力装置である。
医師等のユーザは、画像診断装置のモニタに表示されている医用画像(例えば、超音波診断画像、CT診断画像、MRI診断画像等)を読影しながら診療所見レポートを作成する。その際、医師等のユーザは、音声入力、キーボード入力、又はペン入力のうち、少なくとも1つの方法により、所見を文書入力装置に入力する。音声により入力された文書(所見)は音声認識処理され、文字列に変換されてモニタ等からなる表示手段に表示され、その他の入力方法によって入力された文書(所見)も文字列に変換されて表示手段に表示される。
そして、表示手段に表示された文書中に修正したい箇所がある場合は、指定手段によりその修正したい箇所を指定する。この指定手段は、ペン入力手段で構成されていても良い。その場合、ペンを表示手段の画面に押し当てて、修正したい箇所を指定する。ペン入力以外にも、例えば、マウス操作によって指定することも可能である。このように、修正したい箇所を指定すると、ペン入力欄が表示手段の画面に表示され、更に、指定された箇所に音声入力による文字列が含まれている場合は、修正データも同時に表示される。
修正データとは、現在表示手段の画面に表示されている文字列の次候補であり、ユーザはこの次候補の中から所望の文字列を選択することになる。ユーザは、修正データ(次候補欄)からの選択又はペン入力による修正により、修正したい箇所を修正する。このように、修正データ又はペン入力により修正することができ、キーボード入力により修正する必要がないため、キーボード入力に馴染みがないユーザの作業負担を軽減することが可能となる。
一方、指定された箇所に音声入力による文字列が含まれていない場合は、修正データ(次候補欄)は表示されず、ペン入力欄のみが表示される。これは、音声以外の方法(例えば、キーボード入力やペン入力)により文書が入力されているため、次候補を挙げなくても、ユーザはキーボード又はペンにより文書を入力すると考えられるからである。このように、ユーザの使用形態に合致させ、操作性を向上させるために、音声入力による文字列が含まれない場合は、ペン入力欄のみを表示させることにしている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の文書入力装置であって、前記修正候補一覧を含む修正データが選択された場合、又は前記ペン入力手段により情報が入力された場合、前記表示制御手段は、前記指定された範囲内の文字列を、前記選択された修正データ、又は前記ペン入力手段により入力された修正するための情報に置き換えて前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の文書入力装置であって、前記判断手段は、前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された複数の単語が含まれているか否かを判断し、前記判断手段により、前記指定された範囲に音声により入力された複数の単語が含まれていると判断された場合は、前記表示制御手段は、単語ごとに、前記修正データと前記ペン入力欄とを前記表示手段に表示させることを特徴とするである。
指定手段により指定された範囲内に、複数の単語が含まれている場合は、単語ごとに修正データとペン入力欄とを表示する。音声入力により入力された単語については、両方を表示させるが、音声以外、例えば、キーボード入力又はペン入力により入力された単語については、上述のように、ペン入力欄のみを表示させる。この理由は、上述した通りであり、ユーザの使用形態に合致し、文書入力装置の操作性が向上するからである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の文書入力装置であって、前記修正データと前記ペン入力欄とが前記表示手段に表示された後に、前記ペン入力手段により情報が入力された場合は、前記表示制御手段は、前記ペン入力欄のみを前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。
ユーザは、一度ペン入力により文書を入力すると、選択範囲の最後までペンによる入力を行うと考えられる。従って、ペン入力手段により情報が入力された場合は、その後においては、ペン入力欄のみを表示させてペン入力のみを可能とし、ユーザの使用形態に合致させて、文書入力装置の操作性を向上させている。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の文書入力装置であって、前記判断手段は、前記指定手段により指定された範囲の先頭が、音声により入力された文字列か否かを判断し、前記判断手段により、前記指定された範囲の先頭が、音声により入力された文字列ではないと判断された場合は、前記表示制御手段は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。
上述の様に、音声以外により入力された場合は、ペン入力欄のみが表示される。指定された範囲の先頭が、音声により入力された文字列ではない場合は、ペン入力欄のみが表示され、ユーザはペン入力により文書を修正する。上述の様に、ユーザは、一度ペン入力を行うと、その後もペン入力を行うと考えられる。先頭が音声入力ではない場合は、必然的に、ペン入力が開始されるため、その後は、ペン入力欄のみを表示させることにしている。この方が、ユーザの使用形態に合致し、文書入力装置の操作性が向上するからである。
請求項6に記載の発明は、診療所見レポートに書き込む情報を音声により入力する音声入力手段と、前記音声入力手段により入力された音声を認識処理して文字列に変換する変換手段と、ペン入力により情報を入力するペン入力手段と、前記変換手段により変換された文字列、又は前記ペン入力手段により入力された文字列のうち、少なくとも一方を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された文字列の所定の領域を指定する指定手段と、を備えた文書入力装置に、前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された文字列が含まれているか否かの判断をする判断機能と、前記判断機能により、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていると判断された場合は、前記指定された範囲の文字列を修正するための修正候補一覧を含む修正データを前記表示手段に選択可能に表示させるとともに、前記ペン入力手段による情報を入力するためのペン入力欄を前記表示手段に表示させ、前記判断機能により、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていないと判断された場合は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示させる表示制御機能と、を実行させることを特徴とする文書入力プログラムである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の文書入力プログラムであって、前記修正候補一覧を含む修正データが選択された場合、又は前記ペン入力手段により情報が入力された場合、前記表示制御機能は、前記指定された範囲内の文字列を、前記選択された修正データ、又は前記ペン入力手段により入力された情報に置き換えて前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の文書入力プログラムであって、前記判断機能は、前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された複数の単語が含まれているか否かを判断し、前記判断機能により、前記指定された範囲に音声により入力された複数の単語が含まれていると判断された場合は、前記表示制御機能は、単語ごとに、前記修正データと前記ペン入力欄とを前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の文書入力プログラムであって、前記修正データと前記ペン入力欄とが前記表示手段に表示された後に、前記ペン入力手段により情報が入力された場合は、前記表示制御機能は、前記ペン入力欄のみを前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項6に記載の文書入力プログラムであって、前記判断機能は、前記指定手段により指定された範囲の先頭が、音声により入力された文字列か否かを判断し、前記判断機能により、前記指定された範囲の先頭が、音声により入力された文字列ではないと判断された場合は、前記表示制御機能は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の文書入力プログラムを記録した記録媒体であることを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明は、診療所見レポートに書き込む情報を音声により情報を入力する音声入力手段と、前記音声入力手段により入力された音声を認識処理して文字列に変換する変換手段と、ペン入力により情報を入力するペン入力手段と、前記変換手段により変換された文字列、又は前記ペン入力手段により入力された文字列のうち、少なくとも一方を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された文字列の所定の領域を指定する指定手段と、を備えた文書入力装置の文書入力方法であって、前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された文字列が含まれているか否かの判断をする判断ステップと、前記判断ステップにおいて、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていると判断された場合は、前記指定された範囲の文字列を修正するための修正候補一覧を含む修正データを前記表示手段に選択可能に表示するとともに、前記ペン入力手段による情報を入力するためのペン入力欄を前記表示手段に表示し、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていないと判断された場合は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示する表示ステップと、を有することを特徴とする文書入力方法である。
請求項1、請求項6、及び請求項12に記載の発明によると、音声により入力された文書をペン入力で修正することができるため、直感的な作業を可能とし、キーボード入力に馴染みがないユーザの作業負担を軽減することが可能となる。また、修正すべき文書に音声により入力された文字列が含まれている場合は、修正データ(次候補)とペン入力欄とを表示させることにより、修正データ(次候補)を選択したり、ペンにより文字列を入力したりして、修正することが可能となる。いずれにしても、キーボード入力を必要としないため、ユーザの作業負担を軽減することが可能となる。また、修正すべき文書に、音声により入力された文字列が含まれていない場合は、ペン入力欄のみを表示させることとし、ユーザの使用形態に合致させ、文書入力装置の操作性を向上させることが可能となる。
また、請求項3及び請求項8に記載の発明によると、単語ごとに修正データとペン入力欄を表示させることにより、各単語を修正する際においても、キーボード入力を必要とせず、ユーザの作業負担を軽減することが可能となる。
また、請求項4及び請求項9に記載の発明によると、ペン入力による修正がなされた後は、ペン入力欄のみを表示させることにより、ユーザの使用形態に合致させ、文書入力装置の操作性を向上させることが可能となる。ユーザは、一度ペン入力を行うと、文書の最後までペン入力を行うと考えられるためである。
また、請求項5及び請求項10に記載の発明によると、指定された範囲の先頭が音声により入力された文字列ではない場合はペン入力欄のみを表示させることにより、ユーザの使用形態に合致させ、文書入力装置の操作性を向上させることが可能となる。ユーザは、上述の様に、一度ペン入力を行うと、文書の最後までペン入力を行うと考えられるからである。
(構成)
この発明の実施形態に係る文書入力装置の構成について、図1を参照しつつ説明する。図1は、この発明の実施形態に係る文書入力装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態に係る文書入力装置1は、音声入力部2、音声認識処理部4、音声認識辞書6、キーボード入力部8、ポインティングデバイス部10、文字認識処理部12、制御部14、表示部18、指定部20、検知部22、比較判断部24、及びデータ記憶部26を有して構成されている。
音声入力部2は、マイク(図示しない)を通じて音声を入力する。音声認識処理部4は、音声入力部2によって入力された音声に対して、音声認識辞書6に記憶されている情報を参照して音声認識処理を実行し、その結果を制御部14に出力し、データ記憶部26の音声認識結果記憶部26bに記憶させる。音声認識辞書6は、音声入力部2から入力された音声に対して音声認識処理部4が音声認識を行うために必要な各種の情報が記憶されている。また、この音声認識辞書6には、医用に関係する専門用語も記憶されており、医師が音声入力により文書を作成する際にも対応可能となっている。
キーボード入力部8は、キーボード(図示しない)から文字列を入力する。ポインティングデバイス部10は、ペンやマウス(図示しない)等のポインティングデバイスから文字データを入力したり、認識候補の選択処理でのポインティングの位置やボタン等、各種操作用のデータを入力したりする。文字認識処理部12は、ポインティングデバイス部10で入力された文字データに対して、文字認識処理を実行し、その結果を制御部14に出力する。
制御部14は、文書入力装置1全体の制御を行なうものであり、制御プログラム(オペレーティングプログラム)や文書作成プログラム(アプリケーションプログラム)等のプログラムを実行する。音声入力部2、キーボード入力部8、及びポインティングデバイス部10から入力される各種データに基づいて文書作成のために各処理部の動作を制御する。また、各入力部で入力された文字データを合成してデータ記憶部26に出力する。更に、この制御部14は、各種データに識別可能な識別情報を付与する。例えば、音声データ、キーデータ、及び文字データが区別されるような識別情報を、各データに付与する。
表示部18は、CRT、LCD等の表示装置からなり、音声入力部2やキーボード入力部8等から入力された文字列や、文字列をユーザ(例えば医師)に選択させるための次候補一覧等を表示する。更に、この表示部18は、タッチパネル方式等が採用されており、ポンティングデバイス部10又は指定部20のペン等により画面を押下して表示されている文字列を指定したり、ペン入力欄を表示させて、その欄内に文字を記載することにより、文字データを入力したりすることができる。つまり、この表示部18は、文字列を表示するだけでなく、文字を入力する手段としても機能する。
指定部20は、ペンやマウス等のポインディングデバイスからなり、表示部18に表示されている文字列を指定したり、次候補一覧から文字列を選択したりするものである。ユーザ(例えば医師)は、文字列の中から修正したい部分を指定部20で指定する。尚、この指定部20は、ポインティングデバイス部10と一体となって構成されていても良い。
検知部22は、指定部20により指定された部分に含まれる文字列から、識別情報を検知する。各入力部から入力されたデータには、他のデータと識別可能な識別情報が付与されており、検知部22はその付与された識別情報を検知する。
比較判断部24は、指定部20により指定された部分に含まれる文字列に、音声入力部2によって入力された文字列が含まれているか否かの判断を行う。その判断は、検知部22により検知された識別情報に基づいて行う。また、この比較判断部24は、指定部20により指定された部分に、音声入力された複数の単語が含まれているか否かの判断を行う。この判断は、指定部20により指定された部分に含まれる文節に注目して行われる。この判断手法については、文書入力装置1の動作を説明する際に説明する。
データ記憶部26は、文書入力装置1によって扱われる各種のデータが記憶されるもので、入力文字列記憶部26aと、音声認識結果記憶部26bと、候補一覧記憶部26cとが設けられている。
入力文字列記憶部26aは、各入力部から入力された文字列(文書)が記憶されるものである。音声認識結果記憶部26bは、音声入力部2から入力された音声に対する音声認識処理によって得られた音声認識結果(候補)が記憶されるものである。候補一覧記憶部26cは、入力された音声に対して得られた複数の音声認識候補からユーザ(医師)に文字列を選択させるために表示する候補一覧のデータが記憶されるものである。
また、図示しないが、本実施形態に係る文書入力装置には、CPU、ROM、及びRAMが備えられている。
(作用)
次に、本実施形態に係る文書入力装置の作用について、図2及び図3を参照しつつ説明する。図2は、本実施形態に係る文書入力装置の動作の流れを示すフローチャートである。図3は、表示部に表示される画面の一例である。
まず、音声入力部2によって音声が入力される。例えば、医師が検査画像を読影しながら診療所見レポートを作成するために、読影しながら音声を発する。音声認識処理部4は、入力された音声データを受け取り、音声認識辞書6に記憶されている情報を参照して音声認識処理を実行し、単語毎にそれぞれ複数の音声認識候補とする文字列を求める。そして、その文字データは制御部14に出力され、その制御部14にて識別可能な識別情報が付与され、データ記憶部24の音声認識結果記憶部26bに出力されて、記憶される。また、この文字データは、入力文字列記憶部24aにも記憶される。更に、複数の音声認識候補からユーザ(医師)に文字列を選択させるために表示する候補一覧のデータが、候補一覧記憶部26cに記憶される。
一方、音声入力部2からではなく、キーボード入力部8から文字データが入力されると、その文字データは、制御部14を介して入力文字列記憶部26aに出力されて、記憶される。制御部14は、キーボード入力部8で入力された文字データに対しても、識別可能な識別情報を付与する。また、ポインディングデバイス部10を用いて文字列が入力されると、その文字データは文字認識処理部12に出力される。文字認識処理部12は、入力された文字データを受け取り、文字認識処理を実行し、文字列を求める。そして、その文字列データは制御部14を介して入力文字列記憶部26aに出力されて、記憶される。制御部14は、ポインティングデバイス部10で入力された文字データに対しても、識別可能な識別情報を付与する。
尚、各入力部で入力された文字データは、制御部14にて合成されて入力文字列記憶部26aに記憶される。例えば、一部分の文字データは音声入力部2で入力され、他の部分の文字データはポインティングデバイス部10等で入力された場合は、入力された順番に従ってそれらの文字データが制御部14にて合成され、入力文字列記憶部26aに記憶される。そして、制御部14は入力文字列記憶部26aに記憶された文字列を表示部18にて表示させる。このとき、音声入力部2により入力された文字列に対しては、各単語の第1番目の認識候補を対象として表示部18に表示させる。図3に、表示部18に表示される文字列の例を示す。図3において、文字列18a「解離腔は依然高濃度で、前回と比較して」が上述の動作によって入力され、表示されたものである。
このように音声入力部2、キーボード入力部8、又はペン入力等のポインティングデバイス部10で入力された文字列を、医師等のユーザが修正する場合は、修正したい文字列をペンやマウス等からなる指定部20を用いて指定する(ステップS01)。例えば、図3に示すように、修正したい文字列18b「濃度で、」を指定する。尚、指定部20はポインティングデバイス部10に含まれていても良いため、そのような場合は、ポインティングデバイス部10により修正箇所を指定する。
修正対象となる文字列18b「濃度で、」が指定されると、指定された箇所の座標データが制御部14に出力され、制御部14は、その座標データに対応する文字データを入力文字列記憶部26aから検索する。そして、検知部22は、その文字列18b「濃度で」内の文字データに付与されている識別情報を検知する(ステップS02)。各入力部にて入力された文字データには、他の入力部にて入力された文字データと区別するための識別情報が付与されているため、検知部22はその識別情報を検知する。そして、検知された識別情報は、比較判断部24により、何れの入力部で入力された文字列なのか判断される(ステップS03)。具体的には、音声入力部2で入力された文字列なのか否かが判断される。
そして、比較判断部24により、指定された文字列18b「濃度で」内に音声入力部2により入力された文字データが含まれていると判断された場合(ステップS04、Yes)、制御部14は、その判断を受けて、指定された文字列に対応する複数の音声認識候補を候補一覧記憶部26cから表示部18に表示させ、更に、ペン入力欄を表示させる(ステップS05)。つまり、指定された文字列18b「濃度で」に音声入力による文字データが含まれている場合は、図3に示すように、音声認識の次候補18cとペン入力欄18dとが表示部18に表示される。この音声認識の次候補18cには、音声認識処理部4にて作成された次候補の文字が複数表示されており、医師等のユーザは、ポインティングデバイス部10や指定部20のペンを表示部18に押下したり、マウスで指定したりすることにより、修正したい文字を選択する。
音声認識の次候補18cから文字が選択されると、制御部14はその指示を受けて、音声認識結果記憶部26bから選択された文字データを検索し、修正箇所の文字と置き換えて表示する(ステップS06)。また、音声認識の次候補18cに希望する文字列が存在しない場合や、音声認識の次候補18cを参照せずにペン入力欄18dで直接、文字を入力したい場合は、ポインティングデバイス部10のペンを使用して、ペン入力欄18dに直接、文字を入力することもできる(ステップS06)。表示部18にタッチパネル方式を採用することにより、ペン入力欄18dに文字を直接入力し、入力された文字を文字認識処理部12にて文字認識処理を実行し、処理された文字が修正箇所の文字と置き換えられる。
一方、比較判断部24により、指定された文字列18b「濃度で」内に音声入力部2により入力された文字データが含まれていないと判断された場合(ステップS04、No)、制御部14は、その判断を受けて、ペン入力欄18dを表示部18に表示させる(ステップS07)。そして、医師等のユーザは、ペン入力欄18dに直接、文字を入力するか、キーボード入力部8からキーボードを使用して文字を入力する(ステップS08)。このように入力された文字は、修正箇所の文字と置き換えられる。
キーボード入力部8やポインティングデバイス部10で文字列が入力された場合に、ペン入力欄18dのみを表示させ、音声認識の次候補18cのように次候補欄を表示させないのは、入力されたデータの認識率の差や、入力時における入力ミス等の差によるためである。音声により文字列が入力される場合は、音声から文字への変換の正確性が、キーボード入力部8やポインティングデバイス部10により入力される場合よりも低いため、音声認識の次候補18cを表示させる必要がある。しかし、キーボード入力部8等による入力の場合は入力や変換の正確性が高いため、次候補欄を表示させる必要がないからである。また、キーボード入力部8やポンティングデバイス部10で文字列が入力された場合は、ユーザはキーボード入力やペン入力により文字列を修正すると考えられるからである。従って、ペン入力欄18dのみを表示させた方が、ユーザの使用形態に合致し、文書入力装置の操作性を向上させることが可能となる。
以上のように、音声入力で入力された文書(診療所見)をペン入力で修正することにより、直感的な作業を可能とし、キーボード入力に馴染みがないユーザの作業負担を軽減することが可能となる。また、修正すべき文書(診療所見)に、音声により入力された文字列が含まれていない場合は、ペン入力欄のみを表示させることとし、ユーザの使用形態に合致させ、操作性を向上させることが可能となる。
また、音声認識の次候補18cから次候補を選択しないでペン入力欄18dに直接、文字を入力した場合は、音声認識の次候補18cの表示が消され、ペン入力欄18dのみが表示されるように制御する。そして、指定された全ての範囲がペン入力で入力された文字列で置き換えられる。この表示の制御は、制御部10が行なう。ポインティングデバイス部10のペンを用いてペン入力が行われると、制御部10は、表示部18又はポインティングデバイス部10から入力信号を受け、その信号に応じて音声認識の次候補18cの表示を消し、ペン入力欄18dのみを表示させる。
医師等のユーザは、一度ペン入力により文書を入力すると、文書の最後までペンによる入力を行うと考えられる。従って、ポインティングデバイス部10のペンを用いてペン入力を行った場合は、音声認識の次候補18cの表示を消し、ペン入力欄18dのみを表示させた方が、ユーザの使用形態に合致する。このようなユーザの使用状況があるため、上記のように制御している。尚、ペン入力がなされても音声認識の次候補18cを表示させても構わない。
また、指定された範囲に音声入力部2により入力された複数の単語が含まれている場合は、単語ごとに音声認識の次候補18cとペン入力欄18dとを表示部18に表示させる。この複数の単語の区別は、比較判断部24が、例えば、文書の文節に注目して判断する。具体的には、「濃度で、」が指定された場合は、その文節には「濃度」と「で」の2つの単語が含まれていると判断される。また、例えば、「解離腔は依然高濃度で、前回と比較して」が指定された場合は、「解離腔」、「は」、「依然」、「高濃度」、「で」、「前回」、「と」、「比較」、「して」のように単語に分割される。
そして、医師等のユーザは、ペンやマウス等のポインティングデバイス部10で音声認識の次候補18cの中から置き換えるべき文字を選択したり、ペン入力欄18dに直接、文字を入力したりする。そして、選択又はペン入力されると、修正箇所の文字が、選択又はペン入力された文字に置き換えられる。複数の単語が含まれている場合は、その処理を順次行っていくことになるが、一度、ペン入力により文字を入力して修正箇所の文字を置き換えると、それ以降の文字については、全てペン入力で文字を直接入力していくことになり、音声認識の次候補18cの表示は消える。このような処理を行うのは、医師等のユーザは一度ペン入力を行うと、修正箇所の最後までペン入力により文字を入力すると考えられるからである。
また、指定された範囲の文字列において、その先頭の文字が音声入力部2による入力ではない場合は、ペン入力欄18dのみを表示部18に表示させ、音声認識の次候補18cを表示させないように制御する。例えば、図3に示す文字列において、文字列18aがキーボード入力部8又はポインティングデバイス部10によって入力されたものである場合は、ペン入力欄18dのみを表示させる。この判断は、比較判断部24が文字に付与されている識別情報に基づいて行う。比較判断部24により、指定された範囲の文字列の先頭の文字が、音声入力部2以外の入力部によって入力されたと判断されたときは、制御部14は、その判断を受けて表示部18にペン入力欄18dのみを表示させる。
指定された文字列が音声入力部2による入力でない場合は、上述のように、ペン入力欄18dのみが表示され、ユーザは、ペン入力欄18dにより修正文字をペン入力する。そして、一度ペン入力し始めると、ユーザは修正箇所の最後までペン入力により文字を入力すると考えられる。従って、指定された文字列の先頭が音声入力ではない場合は、最初にペン入力が行われることになるが、たとえ、途中に音声入力による文字が含まれていても、ペン入力欄18dのみを表示させた方が、ユーザの使用形態に合致し、操作性を向上させることができる。
尚、この実施形態においては、表示部18にタッチパネル方式等を採用して、表示部18の画面を押下することにより、次候補を選択したり、文字を入力したりしているが、表示部18にパッチパネル方式等を採用しなくても構わない。表示部18の画面からペン入力するのではなく、ポインティングデバイス部10でペン入力すれば良いからである。
また、この実施形態に係る文書入力装置1は、例えば図4に示す医療システムに用いられる。図4は、この実施形態に係る文書入力装置の1つの利用形態を示す医療システムのブロック図である。
図4に示すように、この医療システム30は、例えば、デジタルX線撮影装置(DR装置)32と、MRI断層撮影装置34と、CT断層撮影装置36と、X線画像撮影装置(CR装置)38とが含まれている。更に、それらの装置で得られた診断画像を電子データとして保存する画像保存装置40と、電子データとしての診断画像を表示する画像観察装置42とが含まれている。これらの装置は、ネットワークNで接続されており、DR装置32等で得られた画像は、ネットワークNを介して画像保存装置40に保存され、読影時には画像観察装置42に表示される。そして、本実施形態に係る文書入力装置1は、このネットワークNに接続され、医師は、画像観察装置42に表示される診断画像を読影しながら診療所見レポートを作成する。
この実施形態に係る文書入力装置1を用いることにより、キーボード入力を必要としないため、診断画像の読影に集中することが可能となる。また、席を立って診断画像を読影する場合等のように、キーボード入力が不可能な場合であっても、診療所見レポートを作成及び修正することが可能となる。
この発明の実施形態に係る文書入力装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 この発明の実施形態に係る文書入力装置の動作を順番に示すフローチャートである。 この発明の実施形態に係る文書入力装置に設置されている表示部に表示される、文字列を修正するときの画面である。 この発明の実施形態に係る文書入力装置の1つの利用態様を示す医療システムのブロック図である。
符号の説明
1 文書入力装置
2 音声入力部
4 音声認識処理部
6 音声認識辞書
8 キーボード入力部
10 ポインティングデバイス部
12 文字認識処理部
14 制御部
18 表示部
20 指定部
22 検知部
24 比較判断部
26 データ記憶部
26a 入力文字列記憶部
26b 音声認識結果記憶部
26c 候補一覧記憶部
30 医療システム
32 デジタルX線撮影装置(DR装置)
34 MRI断層撮影装置
36 CT断層撮影装置
38 X線撮影装置(CR装置)
40 画像保存装置
42 画像観察装置

Claims (12)

  1. 画像診断装置のモニタ上の医用画像を読影しながら診療所見レポートを作成するための文書入力装置であって、
    前記診療所見レポートに書き込む情報を音声により入力する音声入力手段と、
    前記音声入力手段により入力された音声を認識処理して文字列に変換する変換手段と、
    ペン入力により情報を入力するペン入力手段と、
    前記変換手段により変換された文字列、又は前記ペン入力手段により入力された文字列のうち、少なくとも一方を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された文字列の所定の領域を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された文字列が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていると判断された場合は、前記指定された範囲の文字列を修正するための修正候補一覧を含む修正データを前記表示手段に選択可能に表示させるとともに、前記ペン入力手段による情報を入力するためのペン入力欄を前記表示手段に表示させ、
    前記判断手段により、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていないと判断された場合は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする文書入力装置。
  2. 前記修正候補一覧を含む修正データが選択された場合、又は前記ペン入力手段により情報が入力された場合、
    前記表示制御手段は、前記指定された範囲内の文字列を、前記選択された修正データ、又は前記ペン入力手段により入力された修正するための情報に置き換えて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の文書入力装置。
  3. 前記判断手段は、前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された複数の単語が含まれているか否かを判断し、
    前記判断手段により、前記指定された範囲に音声により入力された複数の単語が含まれていると判断された場合は、前記表示制御手段は、単語ごとに、前記修正データと前記ペン入力欄とを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の文書入力装置。
  4. 前記修正データと前記ペン入力欄とが前記表示手段に表示された後に、前記ペン入力手段により情報が入力された場合は、前記表示制御手段は、前記ペン入力欄のみを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3に記載の文書入力装置。
  5. 前記判断手段は、前記指定手段により指定された範囲の先頭が、音声により入力された文字列か否かを判断し、
    前記判断手段により、前記指定された範囲の先頭が、音声により入力された文字列ではないと判断された場合は、前記表示制御手段は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の文書入力装置。
  6. 診療所見レポートに書き込む情報を音声により入力する音声入力手段と、前記音声入力手段により入力された音声を認識処理して文字列に変換する変換手段と、ペン入力により情報を入力するペン入力手段と、前記変換手段により変換された文字列、又は前記ペン入力手段により入力された文字列のうち、少なくとも一方を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された文字列の所定の領域を指定する指定手段と、を備えた文書入力装置に、
    前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された文字列が含まれているか否かの判断をする判断機能と、
    前記判断機能により、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていると判断された場合は、前記指定された範囲の文字列を修正するための修正候補一覧を含む修正データを前記表示手段に選択可能に表示させるとともに、前記ペン入力手段による情報を入力するためのペン入力欄を前記表示手段に表示させ、
    前記判断機能により、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていないと判断された場合は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示させる表示制御機能と、
    を実行させることを特徴とする文書入力プログラム。
  7. 前記修正候補一覧を含む修正データが選択された場合、又は前記ペン入力手段により情報が入力された場合、
    前記表示制御機能は、前記指定された範囲内の文字列を、前記選択された修正データ、又は前記ペン入力手段により入力された情報に置き換えて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項6に記載の文書入力プログラム。
  8. 前記判断機能は、前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された複数の単語が含まれているか否かを判断し、
    前記判断機能により、前記指定された範囲に音声により入力された複数の単語が含まれていると判断された場合は、前記表示制御機能は、単語ごとに、前記修正データと前記ペン入力欄とを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項6に記載の音声入力プログラム。
  9. 前記修正データと前記ペン入力欄とが前記表示手段に表示された後に、前記ペン入力手段により情報が入力された場合は、前記表示制御機能は、前記ペン入力欄のみを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項8に記載の文書入力プログラム。
  10. 前記判断機能は、前記指定手段により指定された範囲の先頭が、音声により入力された文字列か否かを判断し、
    前記判断機能により、前記指定された範囲の先頭が、音声により入力された文字列ではないと判断された場合は、前記表示制御機能は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項6に記載の文書入力プログラム。
  11. 請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の文書入力プログラムを記録した記録媒体。
  12. 診療所見レポートに書き込む情報を音声により情報を入力する音声入力手段と、前記音声入力手段により入力された音声を認識処理して文字列に変換する変換手段と、ペン入力により情報を入力するペン入力手段と、前記変換手段により変換された文字列、又は前記ペン入力手段により入力された文字列のうち、少なくとも一方を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された文字列の所定の領域を指定する指定手段と、を備えた文書入力装置の文書入力方法であって、
    前記指定手段により指定された範囲に、音声により入力された文字列が含まれているか否かの判断をする判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて、前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていると判断された場合は、前記指定された範囲の文字列を修正するための修正候補一覧を含む修正データを前記表示手段に選択可能に表示するとともに、前記ペン入力手段による情報を入力するためのペン入力欄を前記表示手段に表示し、
    前記指定された範囲に音声により入力された文字列が含まれていないと判断された場合は、前記ペン入力欄を前記表示手段に表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする文書入力方法。

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