JP2001184115A - 生産計画立案システム及びこれを用いた生産計画立案方法 - Google Patents

生産計画立案システム及びこれを用いた生産計画立案方法

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JP2001184115A
JP2001184115A JP36782999A JP36782999A JP2001184115A JP 2001184115 A JP2001184115 A JP 2001184115A JP 36782999 A JP36782999 A JP 36782999A JP 36782999 A JP36782999 A JP 36782999A JP 2001184115 A JP2001184115 A JP 2001184115A
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Yuko Fukuda
祐子 福田
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NEC Corp
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各設備の能力調整及び負荷調整を迅速に行う
生産計画を立案することができる生産計画立案システム
を提供する。 【解決手段】 メモリ上に展開された計画データに基づ
いて無制限負荷山積処理が行われた後、各設備毎に能力
累積及び負荷累積が算出され、この能力累積及び負荷累
積がそれぞれ能力累積線301及び負荷累積線302と
して計画データに展開される。次に、能力累積線301
と負荷累積線302とが比較され、該比較結果に基づい
て計画データに展開された設備の能力累積線が更新され
る。次に、能力累積線301と負荷累積線302とが交
差する時間T31〜T36が算出され、時間T31〜T
36に基づいて6つの調整期間(T30〜T31,T3
1〜T32,T32〜T33,T33〜T34,T34
〜T35,T35〜T36)が設定される。その後、調
整期間毎に設備の生産作業と並行して設備の負荷調整を
行うように計画データが更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無制限負荷山積み
後に各設備の能力及び負荷の調整を行う生産計画を立案
する生産計画立案システム及びこれを用いた生産計画立
案方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、無制限負荷山積み後に各設備
の能力及び負荷の調整を行う生産計画を立案する生産計
画立案システムにおいては、所定の時間幅(以下、バケ
ットと称する)毎に各設備の能力及び負荷がチェックさ
れ、負荷が能力を超えているバケットがある場合は、こ
のバケットにおける負荷の超過分を他のバケットに移動
させる生産計画が立案される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の生産計画立案システムにおいては、各設
備の能力及び負荷を調整する場合、1つのバケットに対
する能力調整及び負荷調整が、全てのバケットの負荷が
能力以下に収まるように行われるため、生産計画の立案
に多大な時間が消費されてしまうという問題点がある。
【0004】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、各設備の能力
調整及び負荷調整を迅速に行う生産計画を立案すること
ができる生産計画立案システムを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、計画データをメモリ上に展開し、該計画デ
ータに基づいて無制限負荷山積処理を行った後、複数の
設備の能力及び負荷を調整して前記計画データを更新
し、該計画データを生産計画として立案する生産計画立
案システムにおいて、前記複数の設備毎に計画期間内の
能力累積線及び負荷累計線を作成して前記メモリ上の前
記計画データに展開し、該能力累積線及び負荷累計線に
基づいて、各設備毎の能力及び負荷を調整して前記メモ
リ上の前記計画データを更新することを特徴とする。
【0006】また、前記能力累積線と前記負荷累計線と
を比較し、該比較結果に基づいて前記メモリ上の前記計
画データに展開された各設備の前記能力累積線を更新す
ることを特徴とする。
【0007】また、前記メモリ上の前記計画データに展
開された各設備の能力累積線と負荷累積線との交点に基
づいて各設備毎に負荷調整を行う調整期間を設定し、該
調整期間毎に各設備の生産作業と並行して各設備に対し
て負荷調整を行うように前記メモリ上の前記計画データ
を更新することを特徴とする。
【0008】また、前記計画データを前記メモリ上に展
開するデータ読み出し部と、前記計画データに基づいて
無制限負荷山積み処理を行う無制限負荷山積み部と、前
記無制限負荷山積み部による無制限負荷山積み処理後
に、各設備の能力累積線及び負荷累計線を作成して前記
メモリ上の前記計画データに展開する累積量算出部と、
前記能力累積線と前記負荷累計線とを比較し、該比較結
果に基づいて前記メモリ上の前記計画データに展開され
た各設備の能力累積線を更新する能力調整部と、前記能
力調整部における処理が行われた後、前記メモリ上の前
記計画データに展開された各設備の能力累積線と負荷累
積線との交点に基づいて各設備毎に負荷調整を行う調整
期間を設定し、該調整期間毎に各設備の生産作業と並行
して各設備に対して負荷調整を行うように前記メモリ上
の前記計画データを更新する負荷調整部とを有すること
を特徴とする。
【0009】また、前記負荷調整部は、前記能力調整部
における処理が行われた後、計画期間内に負荷が能力を
上回っている設備が存在する場合にのみ、該設備の前記
調整期間を設定し、該調整期間毎に該設備の生産作業と
並行して該設備に対して負荷調整を行うように前記メモ
リ上の前記計画データを更新することを特徴とする。
【0010】また、前記生産計画立案システムを用いた
生産計画立案方法であって、前記データ読み出し部によ
って、前記計画データを前記メモリ上に展開し、前記無
制限負荷山積み部によって、前記計画データに基づいて
無制限負荷山積み処理を行い、前記累積量算出部によっ
て、前記無制限負荷山積み部による無制限負荷山積み処
理後に、各設備の能力累積線及び負荷累計線を作成して
前記メモリ上の前記計画データに展開し、前記能力調整
部によって、前記能力累積線と前記負荷累計線とを比較
し、該比較結果に基づいて前記メモリ上の前記計画デー
タに展開された各設備の能力累積線を更新し、前記負荷
調整部によって、前記能力調整部における処理が行われ
た後、前記メモリ上の前記計画データに展開された各設
備の能力累積線と負荷累積線との交点に基づいて各設備
毎に負荷調整を行う調整期間を設定し、該調整期間毎に
各設備の生産作業と並行して各設備に対して負荷調整を
行うように前記メモリ上の前記計画データを更新するこ
とを特徴とする。
【0011】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、各設備における計画期間内の能力累積線及び
負荷累計線がメモリ上の計画データに展開され、負荷累
計線と能力累積線との比較結果に基づいて能力累積線が
更新され、各設備の能力累積線と負荷累積線との交点に
基づいて各設備毎に負荷調整を行う調整期間が設定さ
れ、該調整期間毎に各設備の生産作業と並行して各設備
に対して負荷調整を行うようにメモリ上の計画データが
更新される。
【0012】これにより、立案者の意図が反映されると
ともに、各設備の負荷量が能力値に収まるような能力調
整及び負荷調整が迅速に行われる生産計画が立案され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の生産計画立案システムの
実施の一形態を示す図である。
【0015】図1に示すように本形態においては、メモ
リ19と、ディスク等の記録媒体(不図示)から計画デ
ータ11を読み出し、計画18としてメモリ19上に展
開するデータ読み出し部12と、データ読み出し部12
によりメモリ上に展開された計画18に基づいて、無制
限負荷山積み処理を行う無制限負荷山積み部13と、無
制限負荷山積み部13による無制限負荷山積み処理後
に、各設備における計画期間内の能力累積及び負荷累計
を算出し、該能力累積及び負荷累計をそれぞれ能力累積
線及び負荷累計線としてメモリ19上の計画18に展開
する累積量算出部14と、累積量算出部14によりメモ
リ19上に展開された各設備の能力累計線と負荷累計線
とを比較し、該比較結果に基づいてメモリ19上の計画
18に展開された各設備の能力累積線を更新する能力調
整部15と、能力調整部15における処理が行われた
後、メモリ19上の計画18に展開された各設備の能力
累積線と負荷累積線との交点に基づいて各設備毎に負荷
調整を行う調整期間を設定し、該調整期間毎に各設備の
生産作業と並行して各設備に対して負荷調整を行うよう
にメモリ19上の計画18を更新する負荷調整部16
と、負荷調整部16による負荷調整後に、メモリ19上
の計画18を新たな計画データ11として上記記憶装置
に保存するデータ保存部17とが設けられている。
【0016】計画データ11は、生産計画を立案するた
めの磁気データであり、例えば、注文(以下、オーダと
称する)、工程手順、各工程の使用設備、作業時間、各
設備の能力及び生産単位等の情報を含む。
【0017】なお、データ保存部17は、計画18をデ
ータ読み出し部12にて読み出し可能なように加工した
後、加工された計画18を新たな計画データ11とて上
記記憶装置に保存する。
【0018】以下に、上記のように構成された生産計画
立案システムの動作について説明する。
【0019】まず、読み出し部12において、計画デー
タ11が記録媒体から読み出され、この計画データ11
が計画18としてメモリ19上に展開される。
【0020】次に、無制限負荷山積み部13において、
読み出し部12によってメモリ19上に展開された計画
18に基づいて、全てのオーダに対して無制限山積み処
理が行われる。
【0021】具体例を挙げると、所定のオーダ品(以
下、オーダ品Aと称する)が工程1〜工程4の各工程を
経て製品として完成する場合、オーダ品Aの要求納期に
基づいてオーダ品Aの所要量が作業単位であるロットに
分割され、各ロット毎に、まず、工程4の作業時間及び
設備が決定され、その後、工程3、工程2、工程1の順
序で各工程の作業時間及び設備が決定される。
【0022】図2は、図1に示した無制限負荷山積み部
13にて無制限山積み処理が行われた後の所定の設備に
おけるロット割付の一例を示す図である。なお、図2に
おいては、時間に対する設備の負荷量が示されている。
【0023】図2に示した例においては、この設備にロ
ット201〜204が割り付けられており、特に、ロッ
ト201,202がそれぞれ2回割付けられている。ま
た、期間H21,H22のそれぞれにおいては、複数の
ロットが割付けられているため、この設備の負荷量が能
力値を超えていることになる。
【0024】累積量算出部14においては、無制限負荷
山積み部13により無制限山積み処理が行われると、各
設備における計画期間内の能力累積及び負荷累積が算出
され、算出された能力累積及び負荷累積がそれぞれ能力
累積線及び負荷累積線としてメモリ19上の計画18に
展開される。なお、能力累積線及び負荷累積線は、計画
期間内で所定時間毎に能力累積及び負荷累積を算出し、
この能力累積及び負荷累積を時間軸に対してプロットし
たものである。
【0025】図3は、図1に示した累積算出部14にて
メモリ19上に展開された所定の設備における能力累積
線及び負荷累計線の一例を示す図である。なお、図3に
おいては、時間T30から時間T36までの期間が計画
期間である。
【0026】図3に示した例においては、計画期間が十
分に細かく分割され、分割された期間毎に能力累積及び
負荷累積が算出されているため、負荷累計線302が曲
線となっている。また、負荷累計線302が能力累積線
301を上回る期間が存在している。
【0027】能力調整部15においては、累積量算出部
14により能力累積線及び負荷累計線がメモリ19上の
計画18に展開されると、能力累積線と負荷累計線とが
比較され、該比較結果に基づいてメモリ19上に展開さ
れた計画18における各設備の能力累積線が更新され
る。
【0028】なお、能力調整部15においては、各設備
毎に、能力累積線と負荷累計線との交点或いは高低差に
基づいて、能力累積線と負荷累計線とが比較される。
【0029】以下に、能力調整部15における動作につ
いて具体例を挙げて詳細に説明する。
【0030】図4は、図1に示した能力調整部15にお
ける動作を説明するための図であり、所定の設備の能力
累積線及び負荷累計線の一例を示す。なお、図4におい
ては、時間T40から時間T42までの期間が計画期間
であり、時間T40,41は、互いに期間H43だけ離
れているものとする。
【0031】図4に示した例においては、累積量算出部
14にてメモリ19の計画18上に展開された負荷累積
線及び能力累積線がそれぞれ負荷累計線403及び能力
累計線400であり、全ての期間で負荷累計線403が
能力累積線400を上回っている。このため、設備の負
荷に対して常に能力が不足しており、計画期間が終了す
る時間T42においても、負荷に対して能力が不足して
いるため実行不可能な計画である。
【0032】このような状態を避けるために、能力調整
部15においては、能力累積線と負荷累計線との比較結
果に基づいて、メモリ19上に展開された計画18にお
ける各設備の能力累積線が更新される。
【0033】ここで、能力調整部15における動作条件
として、 (1)能力値を常に一定に保つ。 (2)負荷量を前後方向に移動できる。 (3)オーダの納期を過ぎてから製品が完成しても良
い。
【0034】という3つの条件が存在する場合には、能
力調整部15において、計画期間が終了する時間T42
における負荷累積量Aと、計画期間開始の時間T40に
おける累積値0とが直線で結ばれ、この直線で表わされ
る能力累積線401が設備における新たな能力累積線に
更新される。
【0035】また、能力調整部15における動作条件と
して、 (1)能力値を最小限に維持する。 (2)負荷量を前後方向に移動できない。 (3)能力値は一定時間経過後に変更できる(例えば、
H43期間後)。
【0036】という3つの条件が存在する場合には、能
力調整部15において、まず、計画期間開始の時間T4
0における累積値0から、負荷累計403に対して正の
傾きを具備する接線が引かれ、その後、期間H43毎
に、負荷累計403に対して正の傾きを具備する接線が
引かれ、期間H43毎に引かれた接線同士が結合されて
能力累積線402が作成され、この能力累積線402が
設備における新たな能力累積線として更新される。
【0037】なお、設備の能力値を増加させる実際の方
法としては、実際には、作業員を増やす方法や、運転サ
イクルを短くする方法や、能率の良い設備を導入する方
法等がある。
【0038】負荷調整部16においては、能力調整部1
5にて各設備の能力累積線が更新されると、計画期間内
で負荷量が能力値を上回っている設備が存在する場合、
メモリ19上の計画18に展開された能力累積線と負荷
累積線との交点に基づいて、負荷量が能力値を上回って
いる設備に対して負荷調整を行う調整期間が設定され、
該調整期間毎に各設備の生産作業と並行して各設備に対
して負荷調整を行うようにメモリ19上の計画18が更
新される。
【0039】以下に、負荷調整部16における動作につ
いて具体例を挙げて詳細に説明する。ここでは、能力調
整部15にて各設備の能力累積線が更新された後に、所
定の設備の能力累積線及び負荷累積線が図3に示した能
力累積線301及び負荷累積線302である場合に、こ
の設備に対して行われる動作について説明する。
【0040】図3に示した例においては、上述したよう
に負荷累計線302が能力累積線301を上回る期間が
存在し、この期間では負荷が能力を上回っている。
【0041】このような状態を避けるために、負荷調整
部16においては、計画期間内で能力累積線301と負
荷累積線302とが交差する時間T31〜T36が算出
され、時間T31〜T36に基づいて6つの調整期間
(T30〜T31,T31〜T32,T32〜T33,
T33〜T34,T34〜T35,T35〜T36)が
設定され、調整期間毎にこの設備の生産作業と並行して
この設備に対して負荷調整を行うようにメモリ19上の
計画18が更新される。
【0042】ここで、能力累積線301が負荷累積線3
02を上回っている調整期間(例えば、時間T30〜T
31)に行われる負荷調整について説明する。
【0043】図5は、図1に示した負荷調整部16にて
能力累積線が負荷累積線を上回っている調整期間に行わ
れる負荷調整を説明するための図であり、所定の設備に
おけるロット割付の一例を示す。なお、図5において
は、時間に対する設備の負荷量が示されており、時間T
50から時間T51までの期間が調整期間である。
【0044】図5に示した例においては、この設備にロ
ット501〜511が割り付けられており、調整期間の
後半に負荷量が偏っている。
【0045】このような状態を避けるために、負荷調整
部16においては、調整期間の後半のロット508〜5
10を調整期間の前半に移動させるように計画18が更
新され、これにより、調整期間内に負荷量が能力値を上
回る期間がなくなる。
【0046】なお、能力累積線301と負荷累積線30
2とが交わる時間には能力累積と負荷累積とが一致して
いるため、調整期間内では能力総量と負荷総量とが一致
する。
【0047】また、能力累積線が負荷累積線を上回って
いる調整期間における他の負荷調整方法としては、調整
期間内のロットを優先順位や納期の順序で並べ、この順
序で調整期間の初めからロットの負荷を割付ける等の方
法がある。
【0048】一方、負荷累積線が能力累積線を上回って
いる調整期間(例えば、時間T31〜T32)において
は、調整期間の前半に負荷量が偏っているため(不図
示)、負荷調整部16においては、調整期間の前半のロ
ットを調整期間の後半に移動させるように計画18が更
新され、これにより、調整期間内に負荷量が能力値を上
回る期間がなくなる。
【0049】なお、能力調整部15にて各設備の能力累
積線が更新された後、計画期間内で負荷量が能力値を上
回っている期間が存在しない場合(例えば、図4に示し
た能力累計402及び負荷累積線403)、負荷調整部
16にて上記動作が行われない。
【0050】その後、データ保存部17において、負荷
調整部26にて更新されたメモリ19上の計画18が新
たな計画データ11として記録媒体に保存される。
【0051】なお、データ保存部17においては、負荷
調整部16にて動作が行われない場合、能力調整部15
にて各設備の能力累積線が更新されたメモリ19上の計
画18が新たな計画データ11として記録媒体に保存さ
れることになる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
各設備における計画期間内の能力累積線及び負荷累計線
がメモリ上の計画データに展開され、負荷累計線と能力
累積線との比較結果に基づいて能力累積線が更新され、
各設備の能力累積線と負荷累積線との交点に基づいて各
設備毎に負荷調整を行う調整期間が設定され、該調整期
間毎に各設備の生産作業と並行して各設備に対して負荷
調整を行うようにメモリ上の計画データが更新されるよ
うな構成としたため、立案者の意図を反映することがで
きるとともに、各設備の負荷量が能力値に収まるような
能力調整及び負荷調整を迅速に行うことができる生産計
画が立案可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生産計画立案システムの実施の一形態
を示す図である。
【図2】図1に示した無制限負荷山積み部にて無制限山
積み処理が行われた後の所定の設備におけるロット割付
の一例を示す図である。
【図3】図1に示した累積量算出部にてメモリ上に展開
された所定の設備の能力累積線及び負荷累計線の一例を
示す図である。
【図4】図1に示した能力調整部における動作を説明す
るための図である。
【図5】図1に示した負荷調整部にて能力累積線が負荷
累積線を上回っている調整期間に行われる負荷調整を説
明するための図である。
【符号の説明】
11 計画データ 12 データ読み出し部 13 無制限負荷山積み部 14 累積量算出部 15 能力調整部 16 負荷調整部 17 データ保存部 18 計画 19 メモリ 301,400,401,402 能力累積線 302,403 負荷累積線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計画データをメモリ上に展開し、該計画
    データに基づいて無制限負荷山積処理を行った後、複数
    の設備の能力及び負荷を調整して前記計画データを更新
    し、該計画データを生産計画として立案する生産計画立
    案システムにおいて、 前記複数の設備毎に計画期間内の能力累積線及び負荷累
    計線を作成して前記メモリ上の前記計画データに展開
    し、該能力累積線及び負荷累計線に基づいて、各設備毎
    の能力及び負荷を調整して前記メモリ上の前記計画デー
    タを更新することを特徴とする生産計画立案システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の生産計画立案システム
    において、 前記能力累積線と前記負荷累計線とを比較し、該比較結
    果に基づいて前記メモリ上の前記計画データに展開され
    た各設備の前記能力累積線を更新することを特徴とする
    生産計画立案システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の生産計
    画立案システムにおいて、 前記メモリ上の前記計画データに展開された各設備の能
    力累積線と負荷累積線との交点に基づいて各設備毎に負
    荷調整を行う調整期間を設定し、該調整期間毎に各設備
    の生産作業と並行して各設備に対して負荷調整を行うよ
    うに前記メモリ上の前記計画データを更新することを特
    徴とする生産計画立案システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    生産計画立案システムにおいて、 前記計画データを前記メモリ上に展開するデータ読み出
    し部と、 前記計画データに基づいて無制限負荷山積み処理を行う
    無制限負荷山積み部と、 前記無制限負荷山積み部による無制限負荷山積み処理後
    に、各設備の能力累積線及び負荷累計線を作成して前記
    メモリ上の前記計画データに展開する累積量算出部と、 前記能力累積線と前記負荷累計線とを比較し、該比較結
    果に基づいて前記メモリ上の前記計画データに展開され
    た各設備の能力累積線を更新する能力調整部と、 前記能力調整部における処理が行われた後、前記メモリ
    上の前記計画データに展開された各設備の能力累積線と
    負荷累積線との交点に基づいて各設備毎に負荷調整を行
    う調整期間を設定し、該調整期間毎に各設備の生産作業
    と並行して各設備に対して負荷調整を行うように前記メ
    モリ上の前記計画データを更新する負荷調整部とを有す
    ることを特徴とする生産計画立案システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の生産計画立案システム
    において、 前記負荷調整部は、前記能力調整部における処理が行わ
    れた後、計画期間内に負荷が能力を上回っている設備が
    存在する場合にのみ、該設備の前記調整期間を設定し、
    該調整期間毎に該設備の生産作業と並行して該設備に対
    して負荷調整を行うように前記メモリ上の前記計画デー
    タを更新することを特徴とする生産計画立案システム。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の生産計
    画立案システムを用いた生産計画立案方法であって、 前記データ読み出し部によって、前記計画データを前記
    メモリ上に展開し、 前記無制限負荷山積み部によって、前記計画データに基
    づいて無制限負荷山積み処理を行い、 前記累積量算出部によって、前記無制限負荷山積み部に
    よる無制限負荷山積み処理後に、各設備の能力累積線及
    び負荷累計線を作成して前記メモリ上の前記計画データ
    に展開し、 前記能力調整部によって、前記能力累積線と前記負荷累
    計線とを比較し、該比較結果に基づいて前記メモリ上の
    前記計画データに展開された各設備の能力累積線を更新
    し、 前記負荷調整部によって、前記能力調整部における処理
    が行われた後、前記メモリ上の前記計画データに展開さ
    れた各設備の能力累積線と負荷累積線との交点に基づい
    て各設備毎に負荷調整を行う調整期間を設定し、該調整
    期間毎に各設備の生産作業と並行して各設備に対して負
    荷調整を行うように前記メモリ上の前記計画データを更
    新することを特徴とする生産計画立案方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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