JP2001183833A - レジスト組成物 - Google Patents
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】F2エキシマーレーザー光に代表されるVUV
光に対して優れた解像性を発揮できるレジスト組成物を
提供する。 【解決手段】感光性樹脂を有し、光リソグラフィーに用
いられるレジスト組成物において、該感光性樹脂の波長
157nmの光に対する透過率が、厚さ0.1μmに塗
布した薄膜において40%以上であるレジスト組成物。
光に対して優れた解像性を発揮できるレジスト組成物を
提供する。 【解決手段】感光性樹脂を有し、光リソグラフィーに用
いられるレジスト組成物において、該感光性樹脂の波長
157nmの光に対する透過率が、厚さ0.1μmに塗
布した薄膜において40%以上であるレジスト組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外光、中でも真
空紫外光(以下、VUV光ということがある)で露光す
ることにより微細なレジストパターンを得ることができ
るレジスト組成物に関する。
空紫外光(以下、VUV光ということがある)で露光す
ることにより微細なレジストパターンを得ることができ
るレジスト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化に伴い、配
線の微細化、多層化が進行している。高集積化の進んだ
次世代の半導体装置の製造には、微細加工用のリソグラ
フィー技術としてVUV光が露光光源として検討され始
めており、特にF2エキシマーレーザー光である波長1
57nmの光を用いてリソグラフィを行うことが考えら
れている。しかしながら、このような光源の短波長化に
よって生じる問題としては、KrFエキシマーレーザー
光やArFエキシマーレーザー光を用いるリソグラフィ
ーに使うために提案されたレジスト材料は、通常157
nmなどのVUV光に対して透過率が低く、高解像度を
実現することができないことが挙げられる。
線の微細化、多層化が進行している。高集積化の進んだ
次世代の半導体装置の製造には、微細加工用のリソグラ
フィー技術としてVUV光が露光光源として検討され始
めており、特にF2エキシマーレーザー光である波長1
57nmの光を用いてリソグラフィを行うことが考えら
れている。しかしながら、このような光源の短波長化に
よって生じる問題としては、KrFエキシマーレーザー
光やArFエキシマーレーザー光を用いるリソグラフィ
ーに使うために提案されたレジスト材料は、通常157
nmなどのVUV光に対して透過率が低く、高解像度を
実現することができないことが挙げられる。
【0003】このような従来のレジスト材料では、15
7nmなどのVUV光に対して透過率が低いため、実際
に使用される膜厚では下部まで十分に光が透過しない。
したがって、良好なパターン形成ができないため、半導
体製造プロセスで用いることが困難となる問題を有して
いた。
7nmなどのVUV光に対して透過率が低いため、実際
に使用される膜厚では下部まで十分に光が透過しない。
したがって、良好なパターン形成ができないため、半導
体製造プロセスで用いることが困難となる問題を有して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような従来技術の問題点を解決し、F2エキシマーレ
ーザー光に代表されるVUV光に対して優れた解像性を
発揮できるレジスト組成物を提供することである。
のような従来技術の問題点を解決し、F2エキシマーレ
ーザー光に代表されるVUV光に対して優れた解像性を
発揮できるレジスト組成物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
解決するために、鋭意検討した結果、用いる感光性樹脂
の波長157nmの光に対する透過率が、特定の値以上
であるときに目的を達成できることを見出し、種々検討
の結果、本発明に至った。すなわち、本発明は、感光性
樹脂を有し、光リソグラフィーに用いられるレジスト組
成物において、該感光性樹脂の波長157nmの光に対
する透過率が、厚さ0.1μmに塗布した薄膜において
40%以上であるレジスト組成物に係るものである。
解決するために、鋭意検討した結果、用いる感光性樹脂
の波長157nmの光に対する透過率が、特定の値以上
であるときに目的を達成できることを見出し、種々検討
の結果、本発明に至った。すなわち、本発明は、感光性
樹脂を有し、光リソグラフィーに用いられるレジスト組
成物において、該感光性樹脂の波長157nmの光に対
する透過率が、厚さ0.1μmに塗布した薄膜において
40%以上であるレジスト組成物に係るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明のレジスト組成物は、感光性樹脂を有し、
光リソグラフィーに用いられるレジスト組成物におい
て、該感光性樹脂の波長157nmの光に対する透過率
が、厚さ0.1μmに塗布した薄膜において40%以上
であることを特徴とする。
する。本発明のレジスト組成物は、感光性樹脂を有し、
光リソグラフィーに用いられるレジスト組成物におい
て、該感光性樹脂の波長157nmの光に対する透過率
が、厚さ0.1μmに塗布した薄膜において40%以上
であることを特徴とする。
【0007】ここでいう感光性樹脂とは、光感応性機能
により物理化学的性状に変化を起こすことができる樹脂
のことであり、具体的には、光分解基を有する樹脂、感
光性架橋基を有する樹脂、感光性化合物の作用により現
像液への溶解性が変化する樹脂、または感光性化合物の
作用により架橋剤と反応する樹脂などが挙げられる。
により物理化学的性状に変化を起こすことができる樹脂
のことであり、具体的には、光分解基を有する樹脂、感
光性架橋基を有する樹脂、感光性化合物の作用により現
像液への溶解性が変化する樹脂、または感光性化合物の
作用により架橋剤と反応する樹脂などが挙げられる。
【0008】本発明で用いる感光性樹脂としては、0.
1μmに塗布した薄膜における透過率が157nmにお
いて透過率が40%以上である樹脂である。該透過率が
40%未満の場合には、レジストのプロファイル、コン
トラスト、感度などの性能が低い。本発明で用いる感光
性樹脂として、具体的には炭素系ポリマー、フッ素系ポ
リマー、ケイ素系ポリマーなどが挙げられる。
1μmに塗布した薄膜における透過率が157nmにお
いて透過率が40%以上である樹脂である。該透過率が
40%未満の場合には、レジストのプロファイル、コン
トラスト、感度などの性能が低い。本発明で用いる感光
性樹脂として、具体的には炭素系ポリマー、フッ素系ポ
リマー、ケイ素系ポリマーなどが挙げられる。
【0009】本発明で提供されるレジスト組成物は、ポ
ジ型、ネガ型のいずれとしても好適に用いることができ
る。また化学増幅型レジスト、非化学増幅型レジストの
いずれとしても好適に用いることができる。
ジ型、ネガ型のいずれとしても好適に用いることができ
る。また化学増幅型レジスト、非化学増幅型レジストの
いずれとしても好適に用いることができる。
【0010】さらに、ネガ型感光性のレジスト組成物と
して用いる場合、真空紫外光により架橋する官能基を持
つアルカリ可溶性樹脂を含有することができる。具体的
には、樹脂構造中にアルカリ可溶性基として例えばフェ
ノール基またはカルボキシル基などを含有し、感光性架
橋基として例えばクロロメチルフェニル基、ビニル基、
またはアリル基などを含有する樹脂を挙げることができ
る。
して用いる場合、真空紫外光により架橋する官能基を持
つアルカリ可溶性樹脂を含有することができる。具体的
には、樹脂構造中にアルカリ可溶性基として例えばフェ
ノール基またはカルボキシル基などを含有し、感光性架
橋基として例えばクロロメチルフェニル基、ビニル基、
またはアリル基などを含有する樹脂を挙げることができ
る。
【0011】また、化学増幅ネガ型感光性のレジスト組
成物として用いる場合、真空紫外光により酸を発生する
化合物、アルカリ可溶性樹脂および酸の作用によりアル
カリ可溶性樹脂を架橋する化合物を含有することができ
る。具体的には酸発生剤として、特開平11―2024
95号公報記載の化合物等を挙げることができる。ま
た、酸の作用によりアルカリ可溶性樹脂を架橋する化合
物として、メチロール化メラミン、メトキシメチロール
化メラミン、ジメチル化メチロール尿素、1,3−ビス
(メトキシメチル)エチレンユリア、1,3−ビス(ヒ
ドロキシメチル)−4,5−ビス(ヒドロキシ)エチレ
ンユリア、1,3―ビス(ヒドロキシメチル)―テトラ
ヒドロー2(1H)ピリミジノン、ジメチロールウロ
ン、1,3,4,6−テトラキス(ヒドロキシメチル)
グリコールウリル、1,3,4,6−テトラキス(メト
キシメチル)グリコールウリル等を挙げることができ
る。
成物として用いる場合、真空紫外光により酸を発生する
化合物、アルカリ可溶性樹脂および酸の作用によりアル
カリ可溶性樹脂を架橋する化合物を含有することができ
る。具体的には酸発生剤として、特開平11―2024
95号公報記載の化合物等を挙げることができる。ま
た、酸の作用によりアルカリ可溶性樹脂を架橋する化合
物として、メチロール化メラミン、メトキシメチロール
化メラミン、ジメチル化メチロール尿素、1,3−ビス
(メトキシメチル)エチレンユリア、1,3−ビス(ヒ
ドロキシメチル)−4,5−ビス(ヒドロキシ)エチレ
ンユリア、1,3―ビス(ヒドロキシメチル)―テトラ
ヒドロー2(1H)ピリミジノン、ジメチロールウロ
ン、1,3,4,6−テトラキス(ヒドロキシメチル)
グリコールウリル、1,3,4,6−テトラキス(メト
キシメチル)グリコールウリル等を挙げることができ
る。
【0012】また、化学増幅ポジ型感光性のレジスト組
成物として用いる場合、真空紫外光により酸を発生する
化合物および酸の作用により分解しアルカリ水溶液に対
する溶解速度が増加する樹脂を含有することができる。
具体的には酸発生剤として、特開平11―202495
号公報記載の化合物等を挙げることができる。また、酸
の作用により分解しアルカリ水溶液に対する溶解速度が
増加する樹脂としては、樹脂構造中にアルカリ可溶性基
として、例えばフェノール基やカルボキシル基などと、
それらアルカリ可溶性基の水素原子を酸の作用により解
離する基で置換した基を含有する樹脂を挙げることがで
きる。ここで用いられる置換基としては、t−ブトキシ
カルボニル基、t−ブトキシカルボニルメチル基、トリ
メチルシリル基、テトラヒドロピラニル基、エトキシエ
チル基、エトキシプロピル基、プロピルオキシエチル
基、t−ブチル基などを挙げることができる。
成物として用いる場合、真空紫外光により酸を発生する
化合物および酸の作用により分解しアルカリ水溶液に対
する溶解速度が増加する樹脂を含有することができる。
具体的には酸発生剤として、特開平11―202495
号公報記載の化合物等を挙げることができる。また、酸
の作用により分解しアルカリ水溶液に対する溶解速度が
増加する樹脂としては、樹脂構造中にアルカリ可溶性基
として、例えばフェノール基やカルボキシル基などと、
それらアルカリ可溶性基の水素原子を酸の作用により解
離する基で置換した基を含有する樹脂を挙げることがで
きる。ここで用いられる置換基としては、t−ブトキシ
カルボニル基、t−ブトキシカルボニルメチル基、トリ
メチルシリル基、テトラヒドロピラニル基、エトキシエ
チル基、エトキシプロピル基、プロピルオキシエチル
基、t−ブチル基などを挙げることができる。
【0013】溶剤としては、ポリマー、感光性化合物、
その他の添加剤など、通常レジストに使用される成分が
充分に溶解され、かつレジスト膜が均一に広がるものが
好ましい。具体的には、エチレングリコールメチルエー
テルアセテート、エチレングリコールエチルエーテルア
セテート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテ
ート、プロピレングリコールエチルエーテルアセテー
ト、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソアミル、酢酸n
−ブチル、γ-ブチロラクトン、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、メチルアミルケトンなどを挙げること
ができる。溶剤は、1種を単独で使用しても、2種以上
を組み合わせて使用してもよい。なお、溶剤の配合量
は、溶剤以外のレジストに使用される成分の重量の5倍
から100倍量を用いることが好ましい。
その他の添加剤など、通常レジストに使用される成分が
充分に溶解され、かつレジスト膜が均一に広がるものが
好ましい。具体的には、エチレングリコールメチルエー
テルアセテート、エチレングリコールエチルエーテルア
セテート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテ
ート、プロピレングリコールエチルエーテルアセテー
ト、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソアミル、酢酸n
−ブチル、γ-ブチロラクトン、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、メチルアミルケトンなどを挙げること
ができる。溶剤は、1種を単独で使用しても、2種以上
を組み合わせて使用してもよい。なお、溶剤の配合量
は、溶剤以外のレジストに使用される成分の重量の5倍
から100倍量を用いることが好ましい。
【0014】また、上記の成分に加えて、本発明のレジ
スト組成物には必要に応じて界面活性剤などの塗膜改良
剤などを配合することができる。
スト組成物には必要に応じて界面活性剤などの塗膜改良
剤などを配合することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例により、何ら限定される
ものではない。 実施例1 還流管、温度計を取り付けた四つ口フラスコに、1,3
−ビス(カルボキシプロピル)テトラメチルジシロキサ
ン9.2g、純水84ml、濃塩酸8.4ml、テトラ
ヒドロフラン320mlを入れて撹拌し、還流温度まで
昇温した。この混合物にテトラエトキシシラン12.5
gを30分かけて滴下し、1時間反応を行った。その後
テトラヒドロフラン12.4gを入れさらにテトラエト
キシシラン10.4gを30分かけて滴下し、1時間反
応させた。反応液を室温まで放冷し、濃縮後、多量のメ
チルイソブチルケトン(以下、MIBKと記すことがあ
る)に溶解した。この溶液を分液水洗した後、有機層を
共沸により脱水し、MIBK 90g、ピリジン0.2
8gを入れて撹拌し70℃に昇温した。混合物中にクロ
ロメチルフェニルエチルジメチルクロロシラン1.0g
を滴下し、2時間反応させた。室温まで放冷後、溶液を
濾過した。濾液を室温で撹拌しながらトリメチルシリル
イミダゾール8.0gを滴下し、2時間反応させた。こ
の反応溶液に塩酸12mlを添加した後濾過し、濾液を
分液ロートに移して水層が中性になるまで水洗した。有
機層を共沸により脱水した後濃縮して、高分子量成分を
トルエンで分別により除去し、ジオキサンで凍結乾燥し
て分子量8000、分散度1.7の目的のケイ素含有ポ
リマーを得た。
るが、本発明はこれらの実施例により、何ら限定される
ものではない。 実施例1 還流管、温度計を取り付けた四つ口フラスコに、1,3
−ビス(カルボキシプロピル)テトラメチルジシロキサ
ン9.2g、純水84ml、濃塩酸8.4ml、テトラ
ヒドロフラン320mlを入れて撹拌し、還流温度まで
昇温した。この混合物にテトラエトキシシラン12.5
gを30分かけて滴下し、1時間反応を行った。その後
テトラヒドロフラン12.4gを入れさらにテトラエト
キシシラン10.4gを30分かけて滴下し、1時間反
応させた。反応液を室温まで放冷し、濃縮後、多量のメ
チルイソブチルケトン(以下、MIBKと記すことがあ
る)に溶解した。この溶液を分液水洗した後、有機層を
共沸により脱水し、MIBK 90g、ピリジン0.2
8gを入れて撹拌し70℃に昇温した。混合物中にクロ
ロメチルフェニルエチルジメチルクロロシラン1.0g
を滴下し、2時間反応させた。室温まで放冷後、溶液を
濾過した。濾液を室温で撹拌しながらトリメチルシリル
イミダゾール8.0gを滴下し、2時間反応させた。こ
の反応溶液に塩酸12mlを添加した後濾過し、濾液を
分液ロートに移して水層が中性になるまで水洗した。有
機層を共沸により脱水した後濃縮して、高分子量成分を
トルエンで分別により除去し、ジオキサンで凍結乾燥し
て分子量8000、分散度1.7の目的のケイ素含有ポ
リマーを得た。
【0016】このポリマのMIBK溶液をMgF2基板
に回転塗布し、110℃で60秒ベークして試料を調製
した。得られたポリマーの透過率は157nmで43%
(いずれも膜厚0.1μm換算)であった。
に回転塗布し、110℃で60秒ベークして試料を調製
した。得られたポリマーの透過率は157nmで43%
(いずれも膜厚0.1μm換算)であった。
【0017】実施例2 実施例1の樹脂のみをMIBKに溶解させて、二層レジ
ストの上層用レジスト溶液を調製した。シリコンウェハ
上にノボラックレジスト溶液(住友化学工業(株)製PF
I−38A4)を回転塗布し、250℃のホットプレー
トで30分ベークして0.5μm厚の下層レジスト膜を
形成した。続いて、先に調製した上層用レジスト溶液を
下層レジスト膜上に回転塗布し、110℃で60秒プリ
ベークして0.136μmの上層レジスト膜を形成し
た。この上層レジスト膜をF2エキシマレーザ光で露光
後、0.238% テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド(TMAH)水溶液で現像を行った。その結果、図
1に示されるようにコントラストの高い感度曲線が得ら
れた。
ストの上層用レジスト溶液を調製した。シリコンウェハ
上にノボラックレジスト溶液(住友化学工業(株)製PF
I−38A4)を回転塗布し、250℃のホットプレー
トで30分ベークして0.5μm厚の下層レジスト膜を
形成した。続いて、先に調製した上層用レジスト溶液を
下層レジスト膜上に回転塗布し、110℃で60秒プリ
ベークして0.136μmの上層レジスト膜を形成し
た。この上層レジスト膜をF2エキシマレーザ光で露光
後、0.238% テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド(TMAH)水溶液で現像を行った。その結果、図
1に示されるようにコントラストの高い感度曲線が得ら
れた。
【0018】
【発明の効果】本発明のレジスト組成物は、VUVなど
の紫外光による微細加工に有用である。特にF2エキシ
マレーザーの露光波長において、良好なプロファイルを
有した微細なパターンを容易に形成することができると
いう特徴を有する。
の紫外光による微細加工に有用である。特にF2エキシ
マレーザーの露光波長において、良好なプロファイルを
有した微細なパターンを容易に形成することができると
いう特徴を有する。
【図1】露光量に対する現像後の残膜率を示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 502R 515B
Claims (11)
- 【請求項1】感光性樹脂を有し、光リソグラフィーに用
いられるレジスト組成物において、該感光性樹脂の波長
157nmの光に対する透過率が、厚さ0.1μmに塗
布した薄膜において40%以上であることを特徴とする
レジスト組成物。 - 【請求項2】光リソグラフィーの光源として、真空紫外
光を用いることを特徴とする請求項1に記載のレジスト
組成物。 - 【請求項3】真空紫外光が157nmの波長を用いたF
2エキシマーレーザー光であることを特徴とする請求項
2に記載のレジスト組成物。 - 【請求項4】感光性樹脂が、光分解基を有する樹脂、感
光性架橋基を有する樹脂、感光性化合物の作用により現
像液への溶解性が変化する樹脂、または感光性化合物の
作用により架橋剤と反応する樹脂であることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載のレジスト組成物。 - 【請求項5】感光性樹脂が炭素系ポリマー、フッ素系ポ
リマー、またはケイ素系ポリマーであることを特徴とす
る請求項1〜4のいずれかに記載のレジスト組成物。 - 【請求項6】感光性樹脂が真空紫外光により架橋する官
能基を持つアルカリ可溶性樹脂を含有するネガ型感光性
樹脂組成物であることを特徴とする請求項1〜5のいず
れかに記載のレジスト組成物。 - 【請求項7】感光性樹脂の構造中にアルカリ可溶性基お
よび感光性架橋基を含有し、ネガ型感光性を有すること
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のレジスト
組成物。 - 【請求項8】アルカリ可溶性基がフェノール基またはカ
ルボキシル基であり、感光性架橋基がクロロメチルフェ
ニル基、ビニル基またはアリル基であることを特徴とす
る請求項7記載のレジスト組成物。 - 【請求項9】真空紫外光により酸を発生する化合物、ア
ルカリ可溶性樹脂および酸の作用によりアルカリ可溶性
樹脂を架橋する化合物を含有し、化学増幅ネガ型感光性
を有することを特徴とする請求項7または8に記載のレ
ジスト組成物。 - 【請求項10】真空紫外光により酸を発生する化合物、
および酸の作用により分解してアルカリ水溶液に対する
溶解速度が増加する樹脂を含有し、化学増幅ポジ型感光
性を有する請求項1〜5のいずれかに記載のレジスト組
成物。 - 【請求項11】酸の作用により分解してアルカリ水溶液
に対する溶解速度が増加する樹脂が、フェノール基また
はカルボキシル基の水素原子を酸の作用により解離する
基で置換した基を該樹脂構造中に含有することを特徴と
する請求項10に記載のレジスト組成物。
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