JP2001183342A - Hc分析装置 - Google Patents

Hc分析装置

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JP2001183342A
JP2001183342A JP37247199A JP37247199A JP2001183342A JP 2001183342 A JP2001183342 A JP 2001183342A JP 37247199 A JP37247199 A JP 37247199A JP 37247199 A JP37247199 A JP 37247199A JP 2001183342 A JP2001183342 A JP 2001183342A
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JP
Japan
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drain pot
detection unit
pipe
fid detection
analyzer
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JP37247199A
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Shigeyuki Kusano
茂之 草野
Yoshihiro Nakase
善博 中瀬
Kenji Kanehara
賢治 金原
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FID法によるHC分析装置の低温環境下の
計測精度を向上する。 【解決手段】 FID検出ユニット2から排出される排
出物質から水分を除去するドレーンポット5をFID検
出ユニット2の直下位置に配置し、上記排出物質をドレ
ーンポット5を経て回収する回収管路4を、FID検出
ユニット2の底面から突出せしめるとともにこの突出部
41,42をドレーンポット5の天井部に形成された接
続口501,502と接続することにより、回収管路4
の、FID検出ユニット2とドレーンポット5の間にお
ける配管長を短くすることで、回収管路4内を流通する
排出物質が低温の管壁から奪熱されるのを抑制して回収
管路4内の凍結によるサンプルガス流量の変動を回避す
る。これによりサンプルガス流量変動に基因した計測誤
差が生じるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFID法によりHC
を検出するHC分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃焼現象を詳細に捉えるには
内燃機関の燃焼室等に存在する燃焼ガスや排ガス中の成
分を高速応答して検出することが必要であり、かかる成
分のうち、HCは、これから内燃機関における未燃焼の
程度を知ることができるので重要である。HC検出に用
いられるものとして水素炎イオン化検出法(FID法)
を用いたHC分析装置がある。このHC分析装置はサン
プルガス中のHC成分を水素炎によりイオン化してイオ
ン濃度を検出するFID検出ユニットを備えており、イ
オン濃度はイオンをキャリアとする電流出力から得る。
【0003】FID検出ユニットには検出器本体の前段
にノンメタンカッターを設けてサンプルガス中のメタン
以外のHC成分を除去しメタンのみを検出するようにし
たものがある。ノンメタンカッターは金属酸化物等の触
媒によりノンメタンを燃焼しメタンのみを流通するもの
で、ノンメタンカッターを流通するサンプルガスに水分
を添加することでメタンとノンメタンの分離能が向上す
ることが知られており、HC分析装置に適用されている
(特開平8−35950号公報)。したがって、FID
検出ユニットは、検出器本体における燃焼ガスとしての
水分、ノンメタンカッターに添加される水分、内燃機関
の排ガスを計測する場合であればその中に含まれている
水分等、多くの水分を排出し、図5に示すようにFID
検出ユニット91の排出口から伸びる回収管路92は排
出物質から水分を除去するドレーンポット93を経由し
て排出物質を回収する。ドレーンポット93にはその天
井部に回収管路92との接続口931,932を設けて
回収管路92と接続されて気相の排出物質のみを回収管
路92の下流へと流すようになっており、ドレーンポッ
ト92に排出物質中の液化した水分が貯留する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内燃機関の
燃焼現象を計測する場合であれば、内燃機関が使用され
る環境下で計測を行う必要がある。寒冷地では内燃機関
内との温度差がきわめて大きくなるため、低温環境下で
のデータは重要である。したがって、HC分析装置は低
温環境下でも常温環境下と遜色のない正確さで計測でき
ることが望ましいが、凝固点が二酸化炭素等に比してか
なり高い上記水分の影響で低温環境下で高い計測精度を
維持するのは困難であった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
低温環境下で高い計測精度の得られるHC分析装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、天井部にFID検出ユニットからの排出物質を回収
する回収管路との接続口を設けて排出物質中の液化した
水分を貯留するドレーンポットを、FID検出ユニット
の直下位置に配置して上記FID検出ユニットと一体化
せしめる。上記回収管路を上記FID検出ユニットの底
面より突出せしめて、上記ドレーンポットと接続する。
【0007】FID検出ユニットの回収管路突出面と、
ドレーンポットの上記接続口の形成面とを対向せしめる
ことで、回収管路の、FID検出ユニットからドレーン
ポットに到る部分における配管長を短くとることがで
き、回収管路の管壁における奪熱を抑制する。したがっ
て、低温環境下でも排出物質中の水分により回収管路内
が凍結せず、回収管路の通路断面積が変動するのを防止
することができる。これにより、FID検出ユニットを
流出入するサンプルガスおよび排出ガスの流量が一定に
保たれ、低温環境下でも計測精度を高精度に維持するこ
とができる。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1の発明
の構成において、上記回収管路および上記ドレーンポッ
トを断熱性部材により覆う。
【0009】排出物質に対する奪熱作用がさらに抑制さ
れるので、より低温の環境下でも計測精度を高精度に維
持することができる。
【0010】請求項3記載の発明では、請求項2の発明
の構成において、上記ドレーンポットの底側の一部に上
記断熱性部材の薄肉部を設ける。
【0011】ドレーンポットにおいて排出物質に対する
一定の奪熱作用を奏し排出物質中の水分を凝縮するので
排出物質中の水分除去作用を十分に確保することができ
る。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項2または
3の発明の構成において、上記断熱性部材を、上記回収
管路および上記ドレーンポットとともに上記FID検出
ユニットを覆う構成とする。
【0013】FID検出ユニットにおける燃焼等による
熱が放散せず、FID検出ユニットから回収管路、ドレ
ーンポットへと伝熱し回収管路、ドレーンポットの保温
に寄与することができる。
【0014】請求項5記載の発明では、請求項2ないし
4の発明の構成において、上記断熱性部材の形成部で上
記回収管路および上記ドレーンポットを温調する温調手
段を具備せしめる。
【0015】排出物質中の水分の凝固防止作用をさらに
高めることで、さらに低温の環境に対応することができ
る。
【0016】上記温調手段は、請求項6の発明のよう
に、熱を輸送する作動物質を循環せしめる熱輸送管路
と、上記作動物質を加熱するヒータとを具備し、上記熱
輸送管路により上記回収管路および上記ドレーンポット
を囲む構成とすることができる。
【0017】請求項7記載の発明では、請求項6の発明
の構成において、上記断熱性部材を、上記回収管路およ
び上記ドレーンポットとともに上記FID検出ユニット
を覆う構成とし、上記熱輸送管路は、上記回収管路およ
び上記ドレーンポットとともに上記FID検出ユニット
の周囲を囲む構成とする。
【0018】熱輸送管路が一定量の発熱があるFID検
出ユニットの周囲を囲むことで、効率のよい温調が可能
となる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に本発明の
HC分析装置を示す。HC分析装置は本体部11と制御
部12とが各種のガスホースを束ねたホース群13や電
気ケーブル群14により接続されたもので、小型の本体
部11のみを計測対象となる内燃機関等の近くに設置す
る構成としてある。本体部11はFID検出ユニット2
とその筐体21の端壁面から伸びるサンプリング管3と
を備えており、サンプリング管3の先端部を例えば内燃
機関の燃焼室に挿入してFID検出ユニット2にサンプ
ルガスとして燃焼室内ガスを導入する。FID検出ユニ
ット2はサンプルガス中のHC成分を水素炎によりイオ
ン化しイオン濃度に応じて得られる電流の検出信号を得
る公知の構成のもので、FID検出ユニット2の筐体2
1内には検出器本体22の他、ノンメタンカッターや、
上記電流の処理回路等の電子回路が格納される。
【0020】FID検出ユニット2は、サンプリング管
3、後述する回収管路4、ドレーンポット5、ホース群
13のうちの1本および制御部12内蔵のポンプととも
に1本のガス流通系を形成し、上記ポンプの作動により
FID検出ユニット2から計測終了後の燃焼ガスやノン
メタンカッターに添加された水分等の排出物質が回収さ
れるとともに、サンプリング管3に新しいサンプルガス
が吸引されてFID検出ユニット2に一定流量のサンプ
ルガスが導入されるようになっており、リアルタイムで
サンプルガスの分析が可能である。サンプルガスの流量
はポンプ能力の他、ガス流通系の形状等により規定され
る。
【0021】ガス流通系の一部を構成する回収管路4は
FID検出ユニット2からの排出物質を回収しドレーン
ポット5を経て上記ホース群13のうちの1本に送出す
るもので、ドレーンポット5をはさむ上流側と下流側と
の1対の、例えばテフロンチューブにより構成され、こ
れらのドレーンポット5側の端部41,42はドレーン
ポット5との接続のためFID検出ユニット筐体21を
貫通してその底面から引き出してある。以下、検出器本
体22の排気口に通じる上記端部41を上流側引き出し
配管部41と、上記ホース群の1本に通じる上記端部4
2を下流側引き出し配管部42という。
【0022】ガス流通系の一部を構成するドレーンポッ
ト5はFID検出ユニット2の直下位置であって上記上
流側引き出し配管部41および下流側引き出し配管部4
2の下方に配置してある。ドレーンポット5の天井部に
は上流側引き出し配管部41との接続口501と下流側
引き出し配管部42との接続口502とが設けられ、上
流側引き出し配管部41からドレーンポット5内に入っ
た排出物質のうち気相状態の成分のみが下流側引き出し
配管部42へと抜け、液化した水分は上記ドレーンポッ
ト5に貯留する。
【0023】ここで、上流側引き出し配管部41の引き
出し位置とドレーンポット接続口501形成位置とが重
なるように、また下流側引き出し配管部42の引き出し
位置とドレーンポット接続口502形成位置とが重なる
ように設定され、上流側引き出し配管部41および下流
側引き出し配管部42がFID検出ユニット筐体21底
面から直管状に突出してドレーンポット接続口501,
502とつながっており、回収管路4の配管長がFID
検出ユニット2からドレーンポット5に到る部分におい
て短くとられている。
【0024】ドレーンポット5の底部には水抜き用の配
管51が設けてあり、ドレーンポット5に一定量の水が
溜まると弁52が開いて溜まった水をドレーンポット5
外へ流すようになっている。弁52の開閉は例えばフロ
ート式の水位センサ等により制御し得る。
【0025】FID検出ユニット2、上流側引き出し配
管部41、下流側引き出し配管部42およびドレーンポ
ット5はブロック状の断熱性部材61により覆われてお
り、ドレーンポット5はFID検出ユニット2と一体化
している。
【0026】FID検出ユニット2には、上記ノンメタ
ンカッターのメタンとノンメタンの分離能を向上せしめ
るべく、制御部12から上記ガスホース群13を通り空
気および水素が供給されて添加用の水が生成されるよう
になっている。また、ガスホース群13を介してFID
検出ユニット2に校正用のゼロガスやスパンガスが導入
可能である。これらのガスの供給や調量の制御は制御部
12において行われる。
【0027】本HC分析装置は回収管路4の配管長がF
ID検出ユニット2とドレーンポット5の間において短
くとってあるので、回収管路4内を流通する排出物質か
らの装置設置雰囲気による奪熱に寄与する管壁面積を最
小限に抑えるとともに、FID検出ユニット2内におけ
る燃焼熱および上記電子回路の発熱が回収管路4および
ドレーンポット5の保温に効率よく供される。これによ
り、寒冷地域で使用する場合でも回収管路4内をつたう
液化した水分の凝固を抑制することができるので、回収
管路4内のガス流通面積が変動することを防止すること
ができ、計測精度に影響が生じないようにすることがで
きる。
【0028】しかも、FID検出ユニット2、上流側引
き出し配管部41、下流側引き出し配管部42およびド
レーンポット5は断熱性部材61により覆われているの
で、FID検出ユニット2における熱の放散が抑制され
るとともに上流側引き出し配管部41、下流側引き出し
配管部42およびドレーンポット5における装置設置雰
囲気空気による奪熱がさらに抑制され、回収管路4内を
つたう液化した水分の凝結抑制効果がより向上し相当の
極寒地域においても良好な計測性能を発揮する。また、
FID検出ユニット2内の電子回路が低温雰囲気の影響
を受けにくくなるので耐環境性の高い特別の部品で構成
しなくとも、安定した回路特性を維持することができ、
また、電子回路の劣化を防止することができる。
【0029】なお、ガスホース群13は束ねてハーネス
化して断熱性部材62により被覆されており、ドレーン
ポット5で除去し切れなかった僅かな水分が凝固するの
を防止する。また、サンプリング管3は断熱性部材63
により被覆されており、これは内燃機関からの排出ガス
を計測する場合に排出ガス中の水分の凝固を防止するの
に効果がある。
【0030】(第2実施形態)図2、図3に本発明の別
のHC分析装置の本体部を示す。図中、第1実施形態と
同じ番号を付した部分は実質的に同じ作動をするので第
1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0031】本体部11Aは、FID検出ユニット2A
の筐体21Aの底面に凹所が形成されるとともに、凹所
内にドレーンポット5の天井部が位置しており、さらに
回収管路4Aの長さをFID検出ユニット2Aとドレー
ンポット5の間において短くしてある。
【0032】断熱性部材61Aは、回収管路4Aの引き
出し部である上流側引き出し配管部41Aおよび下流側
引き出し配管部42A、ドレーンポット5のみを覆う形
状となっている。
【0033】断熱性部材61Aのうち、ドレーンポット
5の底側半部を覆う下側の部分611Aは薄肉としてあ
り、断熱性を、上流側引き出し配管部41Aおよび下流
側引き出し配管部42A、ドレーンポット5の天井側半
部を覆う上側の部分612Aよりも減じてある。これに
より、ドレーンポット5に流入した排出物質に対し、ド
レーンポット5のポット壁における熱交換で一定の奪熱
作用が働くようにしてドレーンポット5における水分の
液化作用を確保し、水分除去を十分に行い得るようにし
ている。
【0034】断熱性部材下側部分612Aが形成され
る、上流側引き出し配管部41Aおよび下流側引き出し
配管部42Aとドレーンポット5の天井側半部には、図
3に示すように温調手段たるリボンヒータ7が巻装して
あり、上記電気ケーブル群14Aを介して制御部12
(図1参照)から通電することにより、上流側引き出し
配管部41Aおよび下流側引き出し配管部42A、ドレ
ーンポット5の天井側半部の保温を行う。
【0035】なお、ヒータ7は環境温度により通電量を
制御し、回収管路4Aにおける水分の凍結防止作用とド
レーンポット5における水分除去作用のバランスをとる
のもよい。
【0036】(第3実施形態)図4に本発明のさらに別
のHC分析装置の本体部を示す。図中、第1実施形態と
同じ番号を付した部分は実質的に同じ作動をするので第
1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0037】本体部11Bは断熱性部材61に熱輸送配
管たる温水配管71が埋め込まれ、上流側引き出し配管
部41および下流側引き出し配管部42、ドレーンポッ
ト5の天井側半部の外周に上下方向にらせん状に囲んで
おり、FID検出ユニット2の外周を長手方向(図中左
右方向)にらせん状に囲んでいる。温水配管71は、本
体部11Bと制御部12Aとを接続する温水ホース7
2、および制御部12Aに格納されたポンプ73および
投げ込みヒータ75が浸漬する加熱用タンク74ととも
に、温調手段たる温水の循環システム7A流路を構成し
ており、投げ込みヒータ75により循環する水を加熱し
てポンプ73により温水を温水配管71に供給する。
【0038】かかる構成でも上流側引き出し配管部41
および下流側引き出し配管部42、ドレーンポット5の
天井側半部を保温するので、第2実施形態のごとく回収
管路4における水分の凍結防止作用が得られるととも
に、ドレーンポット5における水分除去作用を確保する
ことができる。
【0039】しかも、FID検出ユニット2の外周に温
水配管71を配設することでFID検出ユニット2の放
熱を利用し効率よく上流側引き出し配管部41および下
流側引き出し配管部42、ドレーンポット5の天井側半
部の保温が可能である。
【0040】なお、温水ホース72はガスホース群13
と一緒に束ねて循環温水によりガスホース内の水分の凝
固を防止する構成でもよい。
【0041】また、本実施形態では断熱性部材をドレー
ンポットの底部側と天井側とで厚さを変えていないが、
第2実施形態のごとくドレーンポットの底部側の半部を
薄肉としてよいのは勿論である。また、上流側引き出し
配管部および下流側引き出し配管部、ドレーンポットの
天井側半部の外周のみに温水配管を配設する構成でもよ
い。
【0042】また、本発明は、ノンメタンカッターに水
を添加しない構成のFID検出ユニットを搭載したHC
分析装置にも適用することができる。また、計測対象も
内燃機関だけに限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のHC分析装置の構成図である。
【図2】本発明の別のHC分析装置の本体部の構成図で
ある。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】本発明のさらに別のHC分析装置の本体部の構
成図である。
【図5】従来のHC分析装置の代表例の斜視図である。
【符号の説明】
11,11A,11B 本体部 12,12A 制御部 13 ガスホース群 14 電気ケーブル群 2,2A FID検出ユニット 21,21A 筐体 22 検出器本体 3 サンプリング管 4,4A 回収管路 41,41A 上流側引き出し配管部 42,41A 下流側引き出し配管部 5 ドレーンポット 61,61A 断熱性部材 7 リボンヒータ(温調手段) 7A 温水循環システム(温調手段) 71 温水配管(熱輸送管路) 72 温水ホース 73 ポンプ 74 加熱タンク 75 投げ込みヒータ(ヒータ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金原 賢治 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 Fターム(参考) 2G087 AA13 BB11 CC35

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプルガス中のHC成分を水素炎によ
    りイオン化してイオン濃度を検出するFID検出ユニッ
    トと、上記FID検出ユニットからの排出物質をドレー
    ンポットを経由して回収する回収管路とを備え、上記ド
    レーンポットにはその天井部に上記回収管路との接続口
    を設けて上記ドレーンポットに上記排出物質中の液化し
    た水分を貯留するようになしたHC分析装置において、
    上記ドレーンポットを上記FID検出ユニットの直下位
    置に配置して上記FID検出ユニットと一体化せしめ、
    上記回収管路を上記FID検出ユニットの底面より突出
    せしめて上記ドレーンポットと接続したことを特徴とす
    るHC分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のHC分析装置において、
    上記回収管路および上記ドレーンポットを断熱性部材に
    より覆ったHC分析装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のHC分析装置において、
    上記ドレーンポットの底側の一部に上記断熱性部材の薄
    肉部を設けたHC分析装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3いずれか記載のHC分
    析装置において、上記断熱性部材を、上記回収管路およ
    び上記ドレーンポットとともに上記FID検出ユニット
    を覆う構成としたHC分析装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4いずれか記載のHC分
    析装置において、上記断熱性部材の形成部で上記回収管
    路および上記ドレーンポットを温調する温調手段を具備
    せしめたHC分析装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のHC分析装置において、
    上記温調手段は、熱を輸送する作動物質を循環せしめる
    熱輸送管路と、上記作動物質を加熱するヒータとを具備
    し上記熱輸送管路により上記回収管路および上記ドレー
    ンポットを囲む構成としたHC分析装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のHC分析装置において、
    上記断熱性部材を、上記回収管路および上記ドレーンポ
    ットとともに上記FID検出ユニットを覆う構成とし、
    上記熱輸送管路は、上記回収管路および上記ドレーンポ
    ットとともに上記FID検出ユニットの周囲を囲む構成
    としたHC分析装置。
JP37247199A 1999-12-28 1999-12-28 Hc分析装置 Withdrawn JP2001183342A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218873A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Shimadzu Corp 揮発性有機化合物測定装置

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