JP2001183309A - 透明板の均質性評価装置および評価方法 - Google Patents

透明板の均質性評価装置および評価方法

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JP2001183309A
JP2001183309A JP36941099A JP36941099A JP2001183309A JP 2001183309 A JP2001183309 A JP 2001183309A JP 36941099 A JP36941099 A JP 36941099A JP 36941099 A JP36941099 A JP 36941099A JP 2001183309 A JP2001183309 A JP 2001183309A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検査用透明板の光透過特性の均質度を、シュリ
ーレン光学系を用いることによって、高精度に効率よく
求め評価することのできる装置および方法の提供を課題
とする。 【解決手段】前記シュリーレン光学系で得られる可視化
像を撮像手段によって読み取り、得られた画像データに
低周波数成分除去処理を施した後、検査領域の画像デー
タの平均値を求め評価値とすることによって前記課題を
解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明板の透過性の
均質度を定量的に評価する評価装置およびその評価方法
に関し、特に、ブラウン管用ガラスや液晶表示装置のパ
ネル等に使用される透明ガラス板の透過性の均質度を定
量的に評価することのできる透明ガラス板の均質性評価
装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の発達に伴い高密度
高階調の画像を大画面に表示できる画像表示装置が望ま
れている。特に、大型ブラウン管のパネルや液晶表示装
置の大型パネルに用いられるガラス板は、屈折率が一定
であり、大きな画像表示装置に用いられても表示画像に
むらが発生することのないように、光透過性の均質度が
高いことが要求されている。ところが、ガラス板は、ガ
ラス原材料を高温で溶解して溶融し、所定の型に成形し
た後、徐冷工程を経て製造されるため、原材料の調整不
良や溶融中の揮発や製造時に用いられる溶解炉の耐火物
成分の混入等により、ガラス板の組成変動が生じ、例え
ば、糸すじ状の脈理や点状の節や平板状のリーム等の種
々の欠陥が発生し、光透過性の均質度に影響を与える。
【0003】このような欠陥によって生じる光透過性の
均質度は、従来より光透過性の情報を含んだ可視化され
た像を検査者が観察することによって定性的な検査や評
価が行われていた。例えば、シャドウ法やシュリーレン
法が挙げられる。シャドウ法とは、点光源からの投影光
を検査用透明板に照射し、検査用透明板を透過した透過
光をスクリーン等に投影し、また、カメラで撮影し、検
査者がこの投影された像を定性的に観察する方法であ
る。シュリーレン法とは、検査用透明板に平行光を照射
し、検査用透明板を透過した透過光を光学系によって収
束させるとともに、収束位置近傍においてナイフエッジ
状の遮光板で透過光の光束の一部を遮ることによって得
られる像をカメラで撮影し、またスクリーンに投影し、
検査者がこの可視化された像を定性的に観察する方法で
ある。
【0004】また、シャドウ法の一種として、特開平5
−172753号公報で透明板の光透過特性検査装置が
提案されている。それによると、発光手段と、受光手段
と、この発光手段と受光手段の間に検査用透明板を介在
させた状態で発光手段と受光手段とをこの検査用透明板
に対して相対的に移動する移動手段とを設け、移動設定
された各検査位置において透明板を透過した透過光を受
光手段で受光し、この受光して得られる受光量データに
基づいて標準偏差(ばらつき)を求めることによって、
透明板の光透過性検査を行うことが提案されている。そ
の結果、検査用透明板全体を均一に検査でき、光透過性
の均質度を低下させる光学的欠陥を確実に検出すること
ができるとされている。
【0005】これに対して、シュリーレン法は、広い光
束面を持つ平行光を検査用透明板に投影し、検査用透明
板を透過して得られる透過光の光束を収束させ、その一
部を遮断することによって可視化し、例えば、図6
(a)に示すように、暗い背景領域Aの中に明領域Bが
発生する可視化された像を得ることができる。ここで可
視化された像は、検査用透明板に投影する投影光が広い
光束面を持つことから、検査用透明板の広い範囲を可視
化することができる。さらに、この像の暗い背景領域の
中に発生する明領域は、透明板のわずかな屈折率の変化
に対応して敏感に変化するため、検査用透明板のわずか
な屈折率の変化による分布を高精度に可視化することが
できる。特に、透明ガラス板の糸すじ状の脈理の欠陥の
ように、検査用透明板の屈折率の変動が一方向に発生す
る場合、鮮明な明領域を有する像を提供することが可能
である。そこで、この可視化される像をスクリーン等に
投影し、またカメラで撮影し、得られた画像の暗い背景
領域の中に発生する明領域の明るさや領域の広さを定性
的に評価することによって、検査用透明板の屈折率の分
布、すなわち光透過性の均質度を定性的に評価すること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記シャドウ
法による上記検査装置においては、検査用透明板の光透
過性を精度よく検査するためには、スリット板を用いて
発光手段から照射された投影光のスポット径を小さくし
なければならず、その結果、1回の検査でカバーできる
検査用透明板の検査領域は狭くなる。そのため、検査用
透明板全体を検査するには、移動手段を用いて検査領域
を細かく移動して検査を数多く繰り返さなければなら
ず、検査用透明板全体の検査に長時間を要し、検査効率
が非常に低下するといった問題があった。
【0007】一方、シュリーレン法では、検査用透明板
の広い範囲の光透過性の分布を高精度に可視化すること
ができるものの、可視化された画像の暗い背景領域は、
遮断板のナイフエッジに対応するエッジ領域(図6
(a)の例では、暗い背景領域Aの左エッジ領域A1
ほど明るく、この領域から離れるに従って暗くなるグラ
デーションを持つため、グラデーションを持つ暗い背景
領域に対する明領域の明るさやその領域の広さを定量的
に評価することは困難であった。たとえ、定量的に評価
を行うために、CCDセンサ等の撮像手段を用いて画像
データを取得しても、暗い背景領域のグラデーションの
上に、透明板の屈折率の不均質度によって発生する明領
域の像が発生するため、定量化は困難であった。
【0008】また、シュリーレン法で可視化される像
は、検査用透明板の屈折率の変動方向と遮断板のナイフ
エッジ方向との相対方向によって変化するため、この検
査用透明板を平行光の光軸回りに回転させながら像の暗
い背景領域と明領域の明るさの差(コントラスト)が最
大となる位置を検査員が見出して検査、評価をしなけれ
ばならず、検査者にとっても大きな負担であった。
【0009】そこで、本発明は、上記問題を解決すべ
く、検査用透明板の光透過特性の均質度を、高精度に効
率よく求め、評価することのできる均質性評価装置およ
び評価方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明第1の態様は、光源と、前記光源からの光を
平行光にする第1の光学系と、前記平行光の光路中に配
置される検査用透明板を透過した透過光の光束を収束さ
せる第2の光学系と、前記光束の収束する位置近傍に配
置され、前記光束の一部をナイフエッジ状に遮断する遮
断板と、この遮断板を通過した前記透過光の担持する像
を読み取る撮像手段と、この撮像手段によって読み取っ
て得られる画像データに対して、低周波数成分の除去処
理を行う低周波数成分除去手段と、この低周波数成分の
除去された処理画像データに基づいて前記被検査透明板
の透過性の均質度を評価する評価手段とを備えることを
特徴とする透明板の均質性評価装置を提供するものであ
る。
【0011】ここで、前記低周波数成分除去手段は、ロ
ーパスフィルタまたはメディアンフィルタを備え、前記
ローパスフィルタは、平滑化フィルタであるのが好まし
い。また、前記評価手段は、所定の検査領域における前
記処理画像データの平均値を求めることによって前記検
査用透明板の均質度を評価するのが好ましい。さらに、
前記検査用透明板または前記遮断板は、前記検査用透明
板と前記遮断板とが光軸回りに相対的に回転する回転手
段を備えるのが好ましい。
【0012】また、本発明の第2の態様は、光源からの
投影光を第1の光学系を用いて平行光とし、この平行光
を検査用透明板に透過させて平行光の透過光を得、この
透過光の光束を第2の光学系を用いて収束させるととも
に、光束の収束する位置近傍に配置した遮断板によって
透過光の光束の一部をナイフエッジ状に遮断し、この遮
断板を通過した透過光の担持する像を撮像手段によって
読み取ることによって画像データを得、この画像データ
に対して低周波数成分の除去処理を施して処理画像デー
タを得、この得られた処理画像データに基づいて前記被
検査用透明板の透過性の均質度を評価することを特徴と
する透明板の均質性評価方法を提供するものである。
【0013】ここで、前記低周波数成分の除去処理は、
ローパスフィルタ処理あるいはメディアンフィルタ処理
であるのが好ましく、前記検査用透明板の透過性の均質
度の評価は、所定の検査領域における前記処理画像デー
タの平均値を求めることによって行われるのが好まし
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の透明板の均質性評
価装置および評価方法について、添付の図面に示される
好適実施例を基に詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の透明板の均質性評価装置
の一例である透明ガラス板の均質性評価装置10の概略
の構成を示す構成図である。均質性評価装置10は、公
知のシュリーレン法を用いて検査用透明ガラス板G(以
降、ガラス板Gという)の光透過性の均質度を評価する
評価装置であり、ガラス板Gに投影光を投影する点光源
12と、ガラス板Gに投影する投影光を平行光Lとする
光学系レンズ14と、ガラス板Gを平行光Lの光路中の
所定の位置に配置するボックス16と、ガラス板Gを透
過した平行光を収束させる光学系レンズ18と、光学系
レンズ18によって平行光(透過光)の収束する位置近
傍に配置し、収束した透過光の光束の一部をナイフエッ
ジ状に遮断する遮断板20と、遮断板20を通過した透
過光を受光して画像データを得るCCDカメラ22と、
ガラス板Gを平行光Lの光軸回りに回転する回転装置2
3と、CCDカメラ22より得られた画像データに補正
処理を施し、ガラス板Gの透明性の均質度を評価する画
像処理部24と、CCDカメラ22で得られた画像デー
タや補正処理された画像データ等を用いて画像表示する
ディスプレイ26とを主に備える。
【0016】本実施例では、ガラス板Gを光透過性の均
質度を評価する検査対象の透明板として用いるものであ
るが、本発明における透明板とは、透明ガラス板に限ら
れず、ブラウン管用ガラスパネルのようなガラス成形体
およびメタクリル樹脂板等の透明板の他に光透過性を持
つ半透明板も含まれる。また、透明板の光透過性の均質
度とは、透明板の屈折率分布の均一度を示す程度をい
う。
【0017】点光源12は、ガラス板Gに投影する投影
光を発光する光源であって、特に制限されず、公知の光
源であればよく、例えばキセノンランプが挙げられる。
また、発光ダイオードやレーザダイオード等を点光源1
2の替わりに用いてもよく、被検査対象の透明板の波長
に対する透過特性に応じて、投影光の種類も可視光のみ
ならず赤外光や紫外光としてもよい。その際、投影光を
受光するCCDカメラ22の撮像素子も投影光の種類に
応じて選択するとよい。
【0018】光学系レンズ14は、点光源12からの投
影光を平行光Lとするコリメータレンズであって公知の
コリメータレンズが用いられる。ボックス16は、透明
容器16a内に浸透液16bを内部に保持し、この浸透
液16b中に被検査対象のガラス板Gを配置するガラス
板配置手段であり、ボックス16の所定の位置に配置さ
れたガラス板Gは、平行光Lの光路中に配置されるよう
に構成される。また、ボックス16は、回転装置23に
接続され、平行光Lの光軸に対して回転し、所望の角度
にガラス板Gを固定することができる。この場合、ガラ
ス板Gが脈理の欠陥を有する時は、脈理の方向が例えば
ほぼ鉛直方向(上下方向)となるように配置する。脈理
の方向が鉛直方向でない時は、回転装置23を用いて光
軸回りに回転させて調整する。浸透液16bは、後述す
るCCDカメラ22で得られる像が、ガラス板Gの表面
の細かな凹凸による投影光や透過光の乱反射等の影響を
受けないように、ガラス板Gの表面の凹凸を吸収するた
めに用いられ、例えば、テトラリンが用いられる。浸透
液16bは、検査用透明板の種類によっては浸透液16
bを用いることなく、平行光Lの光路中に直接ガラス板
Gを配置してもよい。
【0019】光学系レンズ18は、ガラス板Gを透過し
た透過光の光束を収束させるレンズであって公知のレン
ズが用いられる。遮断板20は、光学系レンズ18の焦
点距離によって定まる透過光の光束の収束位置近傍にお
いて、透過光の光束の一部、好ましくは略半分をナイフ
エッジとして一方向に向けて直線的に遮断するように配
置される遮断板である。この遮断板20は、光透過性の
均質度の検出感度を上げるのに有効であり、より感度を
上げるには、例えば脈理の走っている方向に対して、ナ
イフエッジの方向を平行に配置するのが好ましい。
【0020】CCDカメラ22は、遮断板20で遮断さ
れず通過した透過光をCCD(charged coupled devic
e)撮像素子の受光面で受光して、透過光の担持する像
を読み取る撮像手段であり、CCD撮像素子で得られる
画像信号を増幅して8ビット等のA/D変換をし、Lo
g変換、暗時補正やホワイトバランス補正等の処理を施
して画像データI1 とする。CCDカメラ22は、カラ
ー画像を得るカメラでもよいが、可視化される像の輝度
成分を取得して白黒画像を得るカメラであればよい。な
お、本発明において、撮像手段はCCDカメラ22に制
限されず、例えばCMOS型撮像素子等を用いたカメラ
であってもよい。得られた画像データI1 は、画像処理
部24に送られる。
【0021】回転装置23は、ボックス16内に配置さ
れるガラス板Gと接続され、ガラス板Gを平行光Lの光
軸に対して回転可能とし、遮断板20のナイフエッジ方
向と所定の相対角度を保持した状態で固定する装置であ
る。このようにガラス板Gを光軸に対して回転しその向
きを微調整することによって、光透過性の均質度を評価
する、コントラストの最大となる可視化された像を得る
ことができる。すなわち、後述する様にガラス板Gの光
透過性の均質度は、可視化された画像の画像データに基
づいて評価するが、この可視化される像は、ガラス板G
の光透過性の分布の方向性と遮断板20のナイフエッジ
の方向によって評価対象となる画像のコントラストが大
きく変化する。そのため、ガラス板Gを回転することに
よって、コントラストの最大となる像を見出し、この画
像データに基づいて光透過性の均質度を評価するのであ
る。
【0022】例えば、ガラス板Gの一方向に発生する糸
すじ状の脈理の欠陥によって生じる可視化された像の一
例が図6(a)に示されている。ここで、暗い背景領域
Aの中にガラス板Gの3つの脈理の欠陥に対応して明領
域B(領域B1 、B2 およびB3 )が発生し、暗い背景
領域Aと明領域Bの像のコントラストが最も大きくなっ
ている。このような像は、回転装置23によってガラス
Gを回転させて、一方向に発生する脈理の発生方向と遮
断板20のナイフエッジの配置方向を揃えた際に得られ
る。像は、CCDカメラ22で読取りられ、ディスプレ
イ26に画像表示された画像を観察することによって検
査者がコントラストの最大となるガラス板Gの角度を見
いだすことができる。
【0023】本実施例において、遮断板20は固定され
ているが、遮断板20を光軸回りに回転させる回転装置
を設けて、例えば脈理の方向と平行になるようにしても
よく、また、ガラス板Gおよび遮断板20の双方に設け
てもよい。少なくとも、ガラス板Gと遮断板20とを相
対的に回転させ、例えば脈理の方向と遮断板20のナイ
フエッジ方向とが平行またははぼ平行に設定できる回転
手段であればよく、回転のための機構は公知のものが用
いられる。
【0024】回転装置23は、検査者がCCDカメラ2
2で撮影された画像をディスプレイ26を見てコントラ
ストの最大となる画像を見つけ出すために用いられる
が、検査者による手動によって、あるいは、後述する画
像処理装置24と接続して自動的に、一定の相対角度毎
にガラス板Gを回転させて、ガラス板Gと遮断板20と
の相対角度を変え、その都度CCDカメラ22で得られ
た画像データに基づいて評価を行うものであってもよ
い。
【0025】画像処理部24は、後述する補正処理の開
始の指示や評価の指示を与える制御部24Aと、CCD
カメラ22から送られた画像データI1 に低周波数成分
除去処理を行い処理画像データI3 を得る補正処理部2
4Bと、補正処理の施された処理画像データI3 に基づ
いてガラス板Gの透過性の均質度を評価する評価部24
Cとを備え、これらは、画像処理部24全体を統括し制
御するCPU、各種ROMやRAMから構成されるコン
ピュータ上で実行することによって機能を発揮するソフ
トウェアで構成されもよく、また回路を用いて組まれた
ハードウェアで構成されてもよい。
【0026】制御部24Aは、CCDカメラ22より送
られた画像データI1 に基づいてディスプレイ26に画
像を表示させ、この表示された画像から検査者の指定に
より定められた、あるいは自動的に定められた検査領域
の矩形枠Cを表示させるほか、補正処理24Bに補正処
理の開始の指示を行い、また、評価部24Cの評価の指
示を行う部分である。図2にディスプレイ26に表示さ
れる画面の一例が示される。図中において、検査領域は
検査者の指定により、あるいは自動的に定められて検査
領域の矩形枠Cが表示されている。検査領域は、図中、
矩形枠Cの左上方の点S(画素座標(Xs ,YS ))
と、右下方の点E(画素座標(XE ,YE ))とによっ
て定められる。
【0027】補正処理部24Bは、図3(a)に示すよ
うに、制御部24Aの補正処理の開始の指示に応じて低
周波数成分の除去処理を行う部分であって、画像データ
1から低周波数成分画像データI2 を得るためのロー
パスフィルタ24B1 と、画像データI1 と低周波数成
分画像データI2 を減算し、さらに所定のオフセット値
OSを加算する加算減算器24B2 とを備える。
【0028】ローパスフィルタ24B1 は、CCDカメ
ラ22から出力された画像データI 1 の空間周波数特性
における低周波数成分を抽出するために用いられるもの
である。例えば、図6(a)に示される可視化された像
を得た場合、図中X方向に沿った画像データI1 (輝度
値)の分布は、図6(b)に示すように、なだらかに輝
度値の変化する暗い背景領域Aに対応した基準部分D
に、明領域B1 、B2 およびB3 に対応した急峻なピー
クP1 、P2 およびP3 を持つ分布を示すが、ローパス
フィルタ24B1 は、この急峻なピークP1 、P2 およ
びP3 を排除して輝度値がなだらかに変化する基準部分
Dを抽出し、この基準部分Dを低周波数成分画像データ
2 とするものである。
【0029】ローパスフィルタ24B1 は、基準部分D
を抽出するものであればいずれのフィルタであってもよ
く、例えば平滑化フィルタやローパスデジタルフィルタ
が挙げられる。例えば、平滑化フィルタは、画像データ
1 の画素位置(i,j)での値をI 1 (i,j)とし
た場合、以下に示す式(1)のように画素位置(i,
j)を中心として縦方向および横方向に9画素ずつ備え
る81画素(9画素×9画素)の矩形領域の画像データ
1 (i+k,j+l)( k 、l は−4以上4以下の整
数)の単純加算平均値を求めることによって低周波数成
分画像データI2 (i,j)を得る。
【数1】
【0030】平滑化フィルタは、注目する画素位置を中
心として9画素×9画素の矩形領域の画像データ値の単
純加算平均値を求めるものであるが、この加算平均値は
9画素×9画素の矩形領域に限られず、8画素×8画素
や10画素×10画素や8画素×9画素や9画素×8画
素等の予め定められた矩形領域の単純加算平均値であれ
ばよく、また矩形領域の替わりに注目画素位置を中心と
した一定の半径の円領域であってもよい。この場合、画
像データI1 の空間周波数特性の低周波数成分を抽出す
る点から矩形領域や円領域を広く設定するのがよい。
【0031】ローパスデジタルフィルタは、平滑化フィ
ルタで行う単純加算平均の替わりに、加重平均によって
値を抽出するフィルタである。具体的には、空間周波数
特性から所定の周波数以下の低周波数成分を抽出する際
に定まるデジタルフィルタの係数を求め、この係数を、
注目画素位置からの相対的位置に応じた加重平均のため
の重み付け係数とすればよい。
【0032】また、ローパスフィルタ24B1 の替わり
に、所定の画素領域の画像データI 1 の値の中からメデ
ィアン値を求め、これを低周波数成分画像データI2
するメディアンフィルタを用いてもよい。
【0033】ところで、画像に基づいて検査を行う検査
装置は、一般的に検査装置自身の特性を除去するために
シェーディング補正処理を行う。すなわち、検査装置自
身の特性画像データをシェーディング補正データとして
予め保有し、検査対象物を検査して画像データを得る
際、画像データからシェーディング補正データを減算し
て、検査装置自身の特性を除去する補正処理を行う。し
かし、ガラス板Gを遮断板20に対して相対角度を変え
て画像のコントラストの最大となる相対角度を見出し、
この相対位置での画像に基づいて検査、評価する均質性
評価装置10では、図3(b)に示すような基準部分D
のグラデーションの輝度値の勾配等も相対角度によって
変化する。しかも、この勾配等も検査対象のガラス板G
の欠陥の程度によって変化する。そのため、上述した一
般的なシェーディング補正を行うことができない。そこ
で、本実施例では、上記フィルタ処理によって、画像デ
ータI1 から低周波数成分画像データI2 を得、この低
周波数成分画像データI2 を、シェーディング補正デー
タとして用いるのである。
【0034】加算減算器24B2 は、以下に示す式
(2)のように、画像データI1 からローパスフィルタ
24B1 で得られた低周波数成分画像データI2 を減算
し、所定のオフセット値IOSを加算し、低周波数成分の
除去処理を行って処理画像データI3 を得る部分であ
る。 I3 (i,j)= I1 (i,j)−I2 (i,j)+ IOS (2) このようにして得られた低周波数成分の除去処理後の処
理画像データI3 は、評価部24Cに送られる。
【0035】このような補正処理部24Bでの処理によ
って、グラデーションのある暗い背景領域と明領域とか
らなる可視化された像は、グラデーションのない一律の
輝度値を持った暗い背景領域と明領域とからなる像とな
る。例えば、画像データI1 の表す画像が図6(a)に
示す脈理の欠陥による像の場合、ローパスフィルタ24
1 から出力される低周波数成分画像データI2 の表す
画像は、図3(b)のように、グラデーションを持った
暗い背景領域Aのみからなる画像を得ることができる。
さらに式(2)によって求められる処理画像データI3
の表す画像は、図3(c)のように、グラデーションの
ない一律の輝度値を持った暗い背景領域に脈理の欠陥に
起因して生じる明領域が発生する画像となる。
【0036】このように、処理画像データI3 から、図
3(c)のようなグラデーションのない一律の輝度値を
持った暗い背景領域と、脈理等のガラスGの欠陥に起因
して生じる明領域とを備える画像が得られるので、処理
画像データI3 は、ガラスGの欠陥による光透過性の均
質度を定量的に評価することができる。補正処理部24
Bで得られた処理画像データI3 は評価部24Cに送ら
れる。
【0037】評価部24Cは、制御部24Aから送られ
てきた評価の指示に応じて、処理画像データI3 に基づ
いてガラス板Gの光透過性の均質度の評価値Vを取得す
る部分である。評価値Vは、以下に示す式(3)によっ
て求められる。
【数2】 すなわち、制御部24Aで定められた検査領域の処理画
像データI3 の値(輝度値)の平均値を算出する。
【0038】評価値Vとして、検査領域の処理画像デー
タI3 の平均値を用いるのは、以下の理由による。評価
値として、検査領域の処理画像データI3 の平均値の他
に、検査領域の処理画像データI3 の最大値、すなわち
明領域の最大輝度値や、検査領域の処理画像データI3
の分散値や、検査領域に占める明領域の占有率も考えら
れる。しかし、最大値は、処理画像データI3 に含まれ
るノイズ成分や局所的な光透過性の不均質度に依存する
ため、検査者の官能評価結果に十分に対応せず、また分
散値は、輝度値の平均値からのばらつきを示すものなの
で、例えば図6(a)に示されるようなガラス板Gの脈
理の欠陥に起因して得られる画像の場合、分散値で光透
過性の均質度を評価すると、検査者の官能評価結果に比
べて均質度が低くなり、検査者の官能評価結果に十分に
対応しない。また、占有率で評価する場合、明領域と暗
い背景領域を区別する輝度値の閾値によって占有率が変
動し、しかも閾値以下に含まれる明領域が考慮されない
ため、検査者の官能評価結果に十分に対応しない。
【0039】しかし、処理画像データI3 の平均値は、
図6(a)に示すような明領域B1、B2 やB3 等の輝
度値の最大値とこの明領域の検査領域における占有率と
を反映するため、ガラス板Gの光透過特性の不均質の程
度と不均質領域の占有率の程度を加味した1つの評価値
として用いることができる。その結果、図4に示すよう
に、平均値を評価値Vとし、検査者が画像を見て評価す
る従来の官能評価(点数)の結果と一対比較をした場
合、相関係数で0.93といった強い相関を持ち、検査
者の官能評価と精度よく対応する。評価部24Cは、検
査領域の処理画像データI3 の平均値を評価値Vとして
算出し、その結果がディスプレイ26に送られる。
【0040】ディスプレイ26は、画像データI1 や低
周波数成分画像データI2 や処理画像データI3 に基づ
いて画像を表示し、評価値Vの表示や各種指示を行うた
めの画面を表示する画像表示装置である。また、画像処
理装置24は、検査領域の指定をしたり、各種指示を行
うための図示されないマウスやキーボードを備える。
【0041】均質性評価装置10は、以上のように構成
される。次に、本発明の透明板の均質性評価方法につい
て、均質性評価装置10を基に説明する。
【0042】まず、点光源12から照射された投影光
は、光学系レンズ14によって平行光Lとされる。この
平行光Lはボックス16内に配置されたガラス板Gを透
過し、光学系レンズ18によって収束されるとともに、
光束の収束する位置近傍に配置した遮断板20によって
透過光の光束の一部がナイフエッジ状に遮断される。遮
断板20によって遮断されずに通過した透過光はCCD
カメラ22によって読み取られ、透過光の担持する像の
画像信号を得る。
【0043】このように平行光Lの光路中に検査対象の
透明板を配置し、この透明板を透過した平行光を光学系
を用いて収束させるとともに、収束位置近傍にナイフエ
ッジ状の遮断板を配置することによって、透過光の一部
を遮断して、検査対象の透明板の光透過性の分布を担持
した像を可視化する方法は、シュリーレン法として知ら
れている。本実施例では、2つの光学系レンズ14およ
び18を用いて、透明板の屈折率の分布を可視化してい
るが、この方法に限定されず、この他に凹面鏡を用いた
公知のシュリーレン法によって可視化してもよい。
【0044】CCDカメラ22によって読み取られた画
像信号は、増幅されA/D変換、Log変換されて画像
データI1 とされ、画像処理部24およびディスプレイ
26に送られる。画像処理部24に送られた画像データ
1 は、メモリに一時的に記録される。一方、ディスプ
レイ26に送られた画像データI1 に基づいて可視化さ
れた像が画像表示され、検査者はこの表示画像を見なが
ら、得られた画像の暗い背景領域と明領域とのコントラ
ストに注目し、回転装置23を回転させてコントラスト
の最大となる画像を見つけ出す。つぎに、コントラスト
の最大となる画像を見つけ出した後、この画像に対し
て、図2に示されるような検査領域の矩形枠Cを指定す
る。その後、検査者の画像処理開始の指示によって、画
像処理部24での処理が、補正処理部24Bの低周波数
成分の除去処理から開始される。
【0045】すなわち、画像処理部24では、図6に示
されるフローに沿って処理が行われる。まず、画像デー
タI1 が補正処理部24Bに入力され、ローパスフィル
タ24B1 に送られる。ローパスフィルタ24B1
は、例えば注目画素位置を中心とした9画素×9画素の
一定の領域の平滑化フィルタ等によるローパスフィルタ
処理が行われ、画像データI1 の空間周波数特性におけ
る低周波数成分が抽出され、低周波数成分画像データI
2 が得られる。加算減算器24B2 では、画像データI
1 からローパスフィルタ24B1 で得られた低周波数成
分画像データI2 を減算し、所定のオフセット値IOS
加算して処理画像データI3 が算出される。算出された
処理画像データI3 は、評価部24Cに送られ、式
(3)に示される単純加算平均を行って評価値Vが算出
される。
【0046】評価値Vは、ガラス板Gの光透過性の均質
度が低下する程、すなわち、画像中の明領域の輝度値の
最大値とこの明領域の検査領域における占有率が大きい
ほど、値が大きくなる。従って、評価値Vの大小に基づ
いてガラス板Gの光透過性の均質度を評価することがで
きる。なお、本実施例は、暗い背景領域と明領域とのコ
ントラストが最大になる画像をガラス板Gを回転装置2
3を用いて回転して見出し、ここで得られる画像データ
1 に対して画像処理部24で処理を行い評価値Vを求
めるものであるが、自動的に、あるいは検査者によって
マニュアルで、ガラス板Gを一定角度ずつ振り、その度
に得られる画像データI1 に対して画像処理部24で処
理を行い複数の評価値Vを求め、その中で最大となる評
価値Vをガラス板Gの光透過性の均質度の評価値として
もよい。
【0047】以上、本発明の透明板の均質性評価装置お
よび評価方法について詳細に説明したが、本発明は上記
実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、各種の改良および変更を行ってもよいのはも
ちろんである。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、従来より透明板の光透過性の均質度の官能評価
を行うために用いられているシュリーレン法による可視
化された画像の画像データに基づいて低周波数成分の除
去処理を行った後評価を行うので、透明板の屈折率の変
化に基づく光学的透過特性の均質度の評価値を、検査者
の官能評価結果に対応する形で定量的に求めることがで
きる。光透過性の均質度の評価は、低周波数成分の除去
処理の施された処理画像データの検査領域の平均値によ
って行うので、局所的な光透過性の不均質度および光透
過性の不均質領域の占有率の程度を同時に加味した評価
ができ、従来の検査者の官能評価に精度よく対応させる
ことができる。また、透明板と遮蔽板との相対角度を変
化させる回転手段を、透明板または遮蔽板は備えるの
で、効率よく透明板の光学的透過特性の均質度を評価す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の透明板の均質性評価装置の一例を示
す構成図である。
【図2】 本発明の透明板の均質性評価装置で得られる
画像の一例を表示した画像表示画面を示す説明図であ
る。
【図3】 (a)は、本発明の透明板の均質性評価装置
の低周波数成分除去手段の一例を示す構成図であり、
(b)および(c)は、(a)の低周波数成分除去手段
で得られる画像データの表す画像を示す図である。
【図4】 本発明の透明板の均質性評価方法で得られる
評価値の官能評価との対応を示す図である。
【図5】 本発明の透明板の均質性評価方法で行われる
要部の流れを示すフローチャートである。
【図6】 (a)は、従来のシュリーレン法によって可
視化される像の一例を示す図であり、(b)は、(a)
で示される像の一方向の輝度値の分布を示す図である。
【符号の説明】
10 均質度評価装置 12 点光源 14,18 光学系レンズ 16 ボックス 20 遮断板 22 CCDカメラ 24 画像処理部 24A 制御部 24B 補正処理部 24C 評価部 26 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA84 AB20 AC21 BA20 BB07 CA04 CB02 CD05 DA08 EA11 EA14 EC03 ED04 2G059 AA05 BB15 EE01 FF01 JJ11 JJ30 KK04 MM01 MM03 MM09 MM10 MM20 NN01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、 前記光源からの光を平行光にする第1の光学系と、 前記平行光の光路中に配置される検査用透明板を透過し
    た透過光の光束を収束させる第2の光学系と、 前記光束の収束する位置の近傍に配置され、前記光束の
    一部をナイフエッジ状に遮断する遮断板と、 この遮断板を通過した前記透過光の担持する像を読み取
    る撮像手段と、 この撮像手段によって読み取って得られる画像データに
    対して、低周波数成分の除去処理を行う低周波数成分除
    去手段と、 この低周波数成分の除去された処理画像データに基づい
    て前記被検査透明板の透過性の均質度を評価する評価手
    段とを備えることを特徴とする透明板の均質性評価装
    置。
  2. 【請求項2】前記評価手段は、所定の検査領域における
    前記処理画像データの平均値を求めることによって前記
    検査用透明板の均質度を評価する請求項1に記載の透明
    板の均質性評価装置。
  3. 【請求項3】前記検査用透明板または前記遮断板は、前
    記検査用透明板と前記遮断板とが光軸回りに相対的に回
    転する回転手段を備える請求項1または2に記載の透明
    板の均質性評価装置。
  4. 【請求項4】光源からの投影光を第1の光学系を用いて
    平行光とし、 この平行光を検査用透明板に透過させて平行光の透過光
    を得、 この透過光の光束を第2の光学系を用いて収束させると
    ともに、光束の収束する位置近傍に配置した遮断板によ
    って透過光の光束の一部をナイフエッジ状に遮断し、 この遮断板を通過した透過光の担持する像を撮像手段に
    よって読み取ることによって画像データを得、 この画像データに対して低周波数成分の除去処理を施し
    て処理画像データを得、 この得られた処理画像データに基づいて前記被検査用透
    明板の透過性の均質度を評価することを特徴とする透明
    板の均質性評価方法。
  5. 【請求項5】前記検査用透明板の透過性の均質度の評価
    は、所定の検査領域における前記処理画像データの平均
    値を求めることによって行われる請求項4に記載の透明
    板の均質性評価方法。
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