JP2001183126A - 配管内面スケールの厚さ測定システム - Google Patents

配管内面スケールの厚さ測定システム

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JP2001183126A
JP2001183126A JP36781599A JP36781599A JP2001183126A JP 2001183126 A JP2001183126 A JP 2001183126A JP 36781599 A JP36781599 A JP 36781599A JP 36781599 A JP36781599 A JP 36781599A JP 2001183126 A JP2001183126 A JP 2001183126A
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pipe
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スケール厚が0〜200μm程度に薄い場合
であっても、過熱器管、再熱器管などを取り外すことな
く、超音波を使用した非破壊方式で精度良く測定可能に
する。 【解決手段】 超音波測定装置6、超音波トランスデュ
ーサ4によって得られた波形データに基づき、スケール
厚が“200μm”以上か、“200μm”に満たない
かを判定させ、この判定結果に基づき、解析処理を選択
させて、スケール厚、管肉厚などを算出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラ過熱器の
管、再熱器の管などの外部から非破壊方式で、ボイラ管
などの内部に付着したスケールの厚さなどを測定する配
管内面スケールの厚さ測定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】経年ボイラの過熱器管、再熱器管は、設
計上の耐用時間を越えて使用されることが多い。
【0003】このため、設計上の耐用年数が過ぎた管に
ついては、図10に示すように、その内面にスケール
(管内面に浸食した内層スケールと、管内面に付着した
外層スケールから成る)が蓄積されるため、管の一部を
外して、その肉厚やスケール厚を測定し、この測定結果
に基づき、管の交換時期などを決めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の方法では、過熱器管、再熱器管の肉厚、スケール
厚を測定するとき、ボイラの運転を停止させて、過熱器
管、再熱器管の一部を外して、その肉厚、スケール厚を
測定するという手順で測定していたので、管の保守に、
手間と時間がかかり過ぎるという問題があった。
【0005】本発明は上記の事情に鑑み、スケール厚が
薄いときでも、過熱器管、再熱器管などを取り外すこと
なく、超音波を使用した非破壊方式で、過熱器管、再熱
器管などの内面に蓄積されたスケールの厚さと管の肉厚
を高精度で同時に測定できる配管内面スケールの厚さ測
定システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、配管に取り付けられ、前
記配管の内部側に向かって超音波を送波するとともに、
前記配管の内部側から戻ってくる反射波を受波して反射
波信号を生成する超音波トランスデューサと、この超音
波トランスデューサを駆動して、超音波を送波させる処
理、受波動作で得られたRF波形の反射波信号をデジタ
ル化して、これを記憶する処理を行う超音波測定装置
と、この超音波測定装置に記憶されているRF波形信号
の波形パターンに基づき、前記配管の肉厚と、配管内部
に蓄積したスケールの厚さを同時に計測する解析装置と
を備えたことを特徴としている。
【0007】請求項2では、請求項1に記載の配管内面
スケールの厚さ測定システムにおいて、前記超音波トラ
ンスデューサは、高い分解能を得るのに必要な高周波
数、高ダンピング特性の超音波を発生することを特徴と
している。
【0008】請求項3では、請求項1、2のいずれかに
記載の配管内面スケールの厚さ測定システムにおいて、
前記解析装置は、RF反射波データに含まれるスケール
厚さ波形成分における反射波の立ち上がり部分の幅、1
つの目のピーク値と2つ目のピーク値との比率、または
瘤の有無のいずれかを用いて、スケール厚を算出するこ
とを特徴としている。
【0009】請求項4では、請求項1、2のいずれかに
記載の配管内面スケールの厚さ測定システムにおいて、
前記解析装置は、RF反射波データに含まれるスケール
厚さ波形成分における反射波の立ち上がり部分の幅、1
つの目のピーク値と2つ目のピーク値との比率、または
瘤の有無のいずれかをスケール厚に変換する特徴値/ス
ケール厚変換テーブルを使用して、スケール厚を算出す
ることを特徴としている。
【0010】上記の構成により、請求項1では、超音波
測定装置によって、前記配管に取り付けられた超音波ト
ランスデューサを駆動させて、前記配管の内部側に向か
って超音波を送波させるとともに、前記配管の内部側か
ら戻ってくる反射波を受波させて得られた反射波信号を
デジタル化させて、反射波データを生成させ、これを記
憶させた後、解析装置によって、前記超音波測定装置に
記憶されている反射波データの波形パターンに基づき、
スケール厚の範囲を判定させて、スケール厚の範囲に応
じた最適な解析処理を選択させ、前記配管の肉厚と、配
管内部に蓄積したスケール厚を同時に計測させる。これ
により、過熱器管、再熱器管などを取り外すことなく、
超音波を使用した非破壊方式で、過熱器管、再熱器管な
どの内面に蓄積されたスケールの厚さを測定させて、こ
れによってボイラ過熱器管、再熱器管などの保守に要す
る時間と、手間とを大幅に削減させて、保守費用を大幅
に削減させる。
【0011】請求項2では、前記超音波トランスデュー
サによって、高い分解能を得るのに必要な高周波数、高
ダンピング特性の超音波を発生させることにより、超音
波を使用した非破壊方式で、過熱器管、再熱器管などの
内面に蓄積されたスケールの厚さを測定させるとき、分
解能を高くしながら、大きな信号波形を確保させ、これ
によってスケール厚の測定精度を高く保持させる。
【0012】請求項3では、前記解析装置で行われる解
析処理において、反射波の立ち上がり部分の幅、1つの
目のピーク値と2つ目のピーク値との比率、瘤の有無の
いずれかを使用して、スケール厚を算出させることによ
り、過熱器管、再熱器管などの内面に蓄積されたスケー
ルの厚さが薄いときでも、スケール厚を正確に算出さ
せ、これによってスケール厚が薄いときでも、ボイラ過
熱器管、再熱器管などの状態を判定させて、ボイラ過熱
器管、再熱器管などの保守に要する時間と、手間とを大
幅に削減させ、保守費用を大幅に削減させる。
【0013】請求項4では、前記解析装置で行われる解
析処理において、反射波の立ち上がり部分の幅、1つの
目のピーク値と2つ目のピーク値との比率、瘤の有無の
いずれかををスケール厚に変換する特徴値/スケール厚
変換テーブルを使用して、スケール厚を算出することに
より、過熱器管、再熱器管などの内面に蓄積されたスケ
ールの厚さが薄いときでも、スケール厚を正確に算出さ
せ、これによってスケール厚が薄いときでも、ボイラ過
熱器管、再熱器管などの状態を判定させて、ボイラ過熱
器管、再熱器管などの保守に要する時間と、手間とを大
幅に削減させ、保守費用を大幅に削減させる。
【0014】
【発明の実施の形態】[発明の基本原理]まず、本発明
による配管内面スケールの厚さ測定システムの詳細な説
明に先だって、本発明をボイラ管の内面スケールの厚さ
測定システムに適用した場合の基本原理について説明す
る。
【0015】従来、超音波を使用して、管内面に蓄積さ
れたスケールの厚さを測定するとき、通常使用されてい
るボイラ管の場合には、スケール厚が約“200μm”
以上(超音波周波数が約20MHzの場合)であれば、
スケール厚を求めることができる。但し、この場合のス
ケール厚は管肉厚を含む値であり、管肉厚とスケール厚
とを分離した形での同時測定はできない。
【0016】一方、従来、管内面に蓄積されたスケール
の厚さが“200μm”に満たないときには、スケール
厚を求めることはできなかった。なお、ボイラ管の種類
や超音波周波数によっては、スケール厚のしきい値であ
る“200μm”の数値は、多少前後する。
【0017】そこで、本発明者は、スケール厚が異なる
多数の管に超音波を与え、その反射波を調べることによ
り、スケール厚と管肉厚とを同時に測定できるかどう
か、およびスケール厚が“200μm”に満たないとき
でも超音波によってスケール厚の測定が可能かどうかを
検証した。なお、超音波トランスジューサの周波数は、
高い分解能を得るのに必要な高周波数である“20MH
z”を使用した。
【0018】まず、スケール厚が“ゼロ”のとき、スケ
ールによる反射波が含まれないことから、図8(a)に
示す如く、立ち上がり点Aが鋭利になるとともに、プラ
ス側のピーク点B、ピーク点Cがほぼ同じ高さになると
いう特徴を持つ反射波102が得られた。但し、超音波
トランスデューサのダンピング特性、ボイラ管の種類
(径、肉厚、材料など)によって、条件が変わることか
ら、ボイラ管の種類毎に、立ち上がり点A、ピーク点
B、ピーク点Cの位置を決める必要がある。
【0019】そして、スケール厚が“ゼロ”より少し大
きくなる毎に、図8(b)、(c)、(d)に示す如く
ボイラ管内面とスケールとの境界で反射された反射波
と、スケールの内面とボイラ管の内部にある空気(また
は、水蒸気)との境界で、反射された反射波とが重なり
合い、スケール厚が“ゼロ”のときのスケール波形10
2に比べ、立ち上がり点Aの幅が広くなるとともに、ピ
ーク点Cのレベルに比べて、ピーク点Bのレベルが低い
という特徴を持つ反射波103が得られた。なお、図8
(b)はスケール35μmのRF波形、同(c)はスケ
ール厚60μmのRF波形、同(d)はスケール厚13
0μmのRF波形、同(e)はスケール厚200μmの
RF波形、および同(f)はスケール厚630μmのR
F波形をそれぞれ示している。ここで、“RF(Real F
requency)波形”とは、検波前の実計測波形を指す。
【0020】特に、図8の(d)に示す如く、スケール
厚が“130μm”程度であるとき、立ち上がり点Aよ
り少し後に、プラス側に瘤Eを持つ特徴的な反射波10
3が得られた。
【0021】さらに、スケール厚が“200μm”以上
になると、図8の(e)、(f)に示す如くボイラ管の
内面とスケールとの境界で反射された反射波と、スケー
ルの内面とボイラ管の内部にある空気(または、水蒸気
など)との境界で反射された反射波とが完全に分離し
て、立ち上がり点Aからすぐ後にあるピーク点Fがマイ
ナス側になるとともに、スケール厚が“ゼロ”のときと
同様に、立ち上がり点Aの幅が狭く、かつピーク点Bの
レベルと、ピーク点Cのレベルとがほぼ同じになるとい
う特徴を持つ反射波104が得られた。図9は、このよ
うにして得られた最初のピーク点と次のピーク点との比
(ピーク比)と、スケール厚との関係を曲線化したもの
である。なお、スケール厚は顕微鏡等を用いた実測値を
使用した。
【0022】以上のことから明らかなように、反射波の
数が1つであれば、スケール厚が“0μm”〜“200
μm”の範囲にあると判定することができ、また反射波
の数が2つであれば、スケール厚が“200μm”以上
であると判定することができる。
【0023】そして、スケール厚が“0μm”〜“20
0μm”の範囲であれば、反射波102、または反射波
103の立ち上がり点Aの幅、ピーク点Bのレベルとピ
ーク点Cのレベルとの比率、瘤Eの有無などを数値化し
た特徴値と、実際のスケール厚とを対応させた特徴値/
スケール厚変換テーブルを作成しておけば、超音波を管
に送波したときの反射波の立ち上がり点Aの幅、ピーク
点Bのレベルとピーク点Cのレベルとの比率、瘤Eの有
無などを数値化した特徴値に基づいて、特徴値/スケー
ル厚変換テーブルを参照するだけでスケール厚を求める
ことができる。
【0024】[実施の形態の構成]図1は、上述した基
本原理を使用した、本発明が適用されたボイラ内面スケ
ールの厚さ測定システムを示す構成図である。
【0025】この図に示すボイラ内面スケールの厚さ測
定システム1は、良否判定対象となる加熱器または再熱
器に設けられた管2に塗布されるグリセリン接触媒質な
どのカップラント3と、このカップラント3を介して、
管2に密着配置される超音波トランスデューサ4と、ケ
ーブル5を介して、超音波トランスデューサ4を駆動し
て、超音波を送波させるとともに、その反射波を受波さ
せて、波形、時間などを計測する超音波測定装置6と、
この超音波測定装置6で得られた波形データを処理し
て、管2の内面に蓄積したスケール7の厚さを求める解
析装置8とを備えており、対象となる加熱器または再熱
器に設けられた管2にカップラント3を塗布させて超音
波トランスデューサ4を取り付けさせた後、超音波測定
装置6を操作させて、超音波トランスデューサ4から超
音波を送波させるとともに、その反射波を受波させて得
られた反射波信号を取り込ませ、波形、時間などを計測
させて得られた計測結果(RF波形データ)を記憶させ
る。次いで、超音波測定装置6を解析装置8が設置され
ている場所に持ち込ませ、ケーブル9によって超音波測
定装置6と、解析装置8とを接続させた後、解析装置8
によって超音波測定装置6に記憶されている各管2毎の
RF波形データを解析させて、管肉厚、スケール厚など
を算出させる。
【0026】この場合、超音波トランスデューサ3は、
スケール7の厚さを測定するときの分解能を高くし、か
つ超音波が管2、スケール7内を伝搬するときに生じる
減衰量を小さくするのに適した周波数、例えば“20M
Hz”の周波数で発振する超音波発生器などを備えてお
り、超音波測定装置6→ケーブル5→超音波トランスデ
ューサ4なる経路で、パルス状の駆動信号が供給された
とき、超音波発生器から超音波を送波させ、超音波発生
器→カップラント3→管2の外面→管2の内面とスケー
ル7との境界→スケール7と空気(または、水蒸気な
ど)との境界なる経路で、超音波を伝えるとともに、管
2の内面とスケール7との境界、スケール7と空気(ま
たは、水蒸気など)との境界で反射されて戻ってきた超
音波(反射波)を時系列的に受波し、これによって得ら
れた反射波信号を超音波トランスデューサ3→ケーブル
5→超音波測定装置6なる経路で、超音波測定装置6に
供給する。
【0027】超音波測定装置6は、携帯に便利な程度の
大きさ、形状に形成される測定装置筐体10と、この測
定装置筐体10の操作面(上面)上部に配置され、超音
波測定に必要な各種情報、測定結果などを表示するLE
D11と、測定装置筐体10の操作面(上面)下部に配
置され、超音波測定に必要な各種設定を行うときに操作
される複数のキー12と、測定装置筐体10内に配置さ
れ、各キー12が操作されたとき、操作内容に応じて、
パルス状の駆動信号を生成して、これを超音波トランス
デューサ4に供給する処理、超音波トランスデューサ4
から出力される反射波信号をA/D変換(アナログ/デ
ジタル変換)して、波形データを生成し、これを各管2
毎に記憶する処理、ケーブル9を介して解析装置8と通
信回線を確立する処理、記憶している各管2毎の波形デ
ータを読み出し、これを解析装置8に供給する処理など
を行う処理基板13とを備えている。
【0028】そして、検査員によって、各キー12が操
作されて、測定開始指示が入力されたとき、パルス状の
駆動信号を生成して、これを超音波測定装置6→ケーブ
ル5→超音波トランスデューサ4なる経路で、超音波ト
ランスデューサ4に供給しながら、超音波トランスデュ
ーサ4→ケーブル5→超音波測定装置6なる経路で、超
音波トランスデューサ4から出力される反射波信号を取
り込んで、A/D変換処理を行い、これによって得られ
た波形データをLED11上に表示しながら、各管2毎
に分類して記憶する。次いで、検査員によって、解析装
置8が設置されている場所まで運ばせ、ケーブル9によ
って、解析装置8に接続させた後、解析装置8→ケーブ
ル9→超音波測定装置8なる経路で、転送指示が供給さ
れたとき、記憶している各管2毎の波形データを読み出
し、これを超音波測定装置6→ケーブル9→解析装置8
なる経路で、解析装置8に供給させる。
【0029】解析装置8は、図2に示す如くCPU、R
OMなどを有するマザーボード14、このマザーボード
14から出力されるグラフィックデータを処理して表示
信号を生成するグラフィックボード15、ケーブル9を
介して、超音波測定装置6と通信を行う入出力ボード1
6、CPUの作業エリアなどとして使用されるメモリボ
ード17、CPUの動作を規定する各種プログラムなど
とともに、波形データなどの格納場所、各テーブルなど
の格納場所などとして使用されるハードディスク18な
どを持つパソコン装置によって構成される解析装置本体
19と、この解析装置本体19上に載置され、解析装置
本体19から出力される表示信号の内容を画面表示する
表示装置20と、多数のキー21を有し、これらの各キ
ー21が操作されたとき、操作内容に応じた各種指示、
各種データを生成し、これを解析装置本体19に供給す
るキーボード装置22とを備えている。前記ハードディ
スク18には、超音波を管に送波したときの反射波の立
ち上がり点Aの幅、ピーク点Bのレベルとピーク点Cの
レベルとの比率、瘤Eの有無などを数値化し、これによ
って得られる特徴値をスケール厚に変換する特徴値/ス
ケール厚変換テーブル23が格納されている。
【0030】そして、ケーブル9によって、超音波測定
装置6に接続された後、キーボード装置22が操作され
て、波形データ取込み指示が入力されたとき、超音波測
定装置6とデータの送受信を行って、通信回線を確立し
た後、転送指示を生成して、超音波測定装置6に記憶さ
れている各管2毎の波形データを取り込んで、ハードデ
ィスク機構18に記憶し、さらにキーボード装置22が
操作されて、解析開始指示が入力されたとき、ハードデ
ィスク18に記憶されている各管2毎の波形データを順
次、解析して、管2の内面に蓄積されたスケール7の厚
さ、管肉厚などを求め、表示装置20に表示させる。
【0031】[実施の形態の動作]次に、図3、図4、
図5に示す各フローチャート、図6、図7に示す各説明
図を参照しながら、ボイラ内面スケールの厚さ測定シス
テム1の動作について、詳細に説明する。
【0032】まず、図3のフローチャートに示す如く加
熱器または再熱器に設けられた管2の判定対象部位に、
カップラント3が塗布された後、超音波トランスデュー
サ4が取り付けられて、超音波測定装置6の各キー12
が操作され、測定開始指示が入力されると(ステップS
T1)、超音波測定装置6によってパルス状の駆動信号
が生成されて、これが超音波測定装置6→ケーブル5→
超音波トランスデューサ4なる経路で、超音波トランス
デューサ4に供給される。
【0033】これにより、超音波トランスデューサ6を
構成している超音波発生器から超音波が送波されて、超
音波発生器→カップラント3→管2の外面→管2の内面
とスケール7との境界→スケール7と空気(または、水
蒸気など)との境界なる経路で、超音波が伝えられると
ともに(ステップST2)、超音波発生器によって、管
2の内面とスケール7との境界、スケール7と空気(ま
たは、水蒸気など)との境界で反射されて戻ってきた超
音波(反射波)が時系列的に受波されてRF反射波信号
が生成され、これが超音波トランスデューサ4→ケーブ
ル5→超音波測定装置6なる経路で、超音波測定装置6
に供給される。
【0034】そして、この超音波測定装置6によって、
超音波トランスデューサ4から出力されるRF反射波信
号が連続的に取り込まれて、A/D変換処理された後、
これによって得られたRF波形データがLED11上に
表示されるとともに、各管2毎に整理されて、メモリに
記憶される(ステップST3)。
【0035】以下、管2の各判定対象部位毎に、上述し
た超音波による非破壊検査が順次、繰り返され、管2の
各判定対象部位毎に、波形データが収集され、これが超
音波測定装置6内のメモリに記憶される(ステップST
1〜ST4)。
【0036】次いで、波形データの収集が完了した超音
波測定装置6が解析装置8の配置場所まで運ばれて、超
音波測定装置6と、解析装置8の解析装置本体19とが
ケーブル9で接続された後、図3、図4のフローチャー
トに示す如く解析装置8のキーボード装置22が操作さ
れて、波形データ取込み指示が入力され(ステップST
10)、これに対応して解析装置本体19から通信回線
の確立に必要な通信条件要求指示が出力され、解析装置
本体19→ケーブル9→超音波測定装置6なる経路で、
超音波測定装置6に供給されると(ステップST5)、
超音波測定装置6によって予め登録されている通信条件
データが読み出され、これが超音波測定装置6→ケーブ
ル9→解析装置本体19なる経路で、解析装置本体19
に供給され、前記通信条件データで指定された通信速
度、通信形式などで、解析装置本体19と、超音波測定
装置6との通信回線が確立される(ステップST6、S
T11)。
【0037】この後、超音波測定装置6に記憶されてい
る各管2毎の波形データが順次、読み出され、これが超
音波測定装置6→ケーブル9→解析装置本体19なる経
路で、解析装置本体19に供給されて、この解析装置本
体19内に設けられたハードディスク機構18に記憶さ
れ、超音波測定装置6に記憶されている各管2毎の波形
データを全て、解析装置本体19に転送し終わったと
き、これら超音波測定装置6と、解析装置本体19との
間の通信回線が遮断される(ステップST7、ST8、
ST12、ST13)。
【0038】次いで、図5のフローチャートに示す如く
解析装置8のキーボード装置22が操作されて、解析開
始指示が入力されると(ステップST14)、解析装置
本体19のマザーボード14に取り付けられたCPUに
よって、ハードディスク18に記憶されている各管2毎
の波形データのうち、指定された管2、指定された部位
のRF波形データが読み出される(ステップST1
5)。これが図6(a)、(b)、(c)に示す如くス
ケール波形(スケール部分を示す波形)がオーバーラッ
プしている波形パターン、または図7に示す如くスケー
ル波形が分離している波形パターンのうち、どちらの波
形パターンに属するかがチェックされる。
【0039】そして、スケール波形がオーバーラップし
ている波形パターンであるとき(ステップST16)、
CPUによって、指定された管2の指定された部位に蓄
積したスケール7の厚さが“200μm”に満たないと
判定されて、波形データで示される最初の立ち上がり部
分の幅“W”と、1つ目のピークとなる部分の波高値
“p1”と、2つ目のピークとなる部分の波高値
“p2”、ゼロ点(管の外面)から各ピーク部分までの
時間“t1”、“t2”と、瘤の有無などの特徴が順次、
求められた後(ステップST17)、ハードディスク1
8に登録されている特徴値/スケール厚変換テーブル2
3の内容が参照されて、これら幅“W”、波高値
“p1”、波高値“p2”、時間“t1”、“t2”、瘤の
有無に対応する管肉厚“D”、スケール厚“GW”が算
出され、これら管肉厚“D”、スケール厚“GW”がハ
ードディスク18に記憶される(ステップST18、S
T21)。
【0040】また、スケール波形がオーバーラップして
いない波形パターン、すなわち2つのスケール波形に分
離された波形パターンであれば(ステップST16)、
CPUによって、指定された管2の指定された部位に蓄
積したスケール7の厚さが“200μm”以上であると
判定されて、ゼロ点(管の外面)から1つ目のスケール
波形までの時間“t3”と、2つめのスケール波形まで
の時間“t4”とが順次、求められた後(ステップST
19)、次式に示す演算式が使用されて、管肉厚
“D”、スケール厚“GW”が順次、算出され、ハード
ディスク18に記憶される(ステップST20、ST2
1)。
【0041】 D=t3×(1/2)×V1 …(1) 但し、V1:管2の材質に対応する音速 t3:ゼロ点から1つ目のスケール波形までの時間 1/2:反射波が戻ってくるまでの時間を得る係数 GW=(t4−t3)×(1/2)×V2 …(2) 但し、V2:スケールに対応する音速 t3:ゼロ点から1つ目のスケール波形までの時間 t4:ゼロ点から2つ目のスケール波形までの時間 1/2:反射波が戻ってくるまでの時間を得る係数 以下、指定された管2、指定された部位毎に、上述した
波形データの読み出し処理、波形パターンの解析処理、
波形パターンに応じた管肉厚“D”、スケール厚“G
W”の算出処理が順次、繰り返され、処理結果がハード
ディスク18に記憶される(ステップST15〜ST2
2)。
【0042】次いで、指定された範囲に含まれる波形デ
ータの処理が終了した時点で(ステップST22)、ハ
ードディスク18に記憶されている各管2、各部位毎
に、管肉厚“D”、スケール厚“GW”が整理されて、
各管毎に、管肉厚分布データ、スケール厚分布データな
どが求められ、管肉厚分布データ、スケール厚分布デー
タなどが評価され、表示装置20に管肉厚分布グラフ、
スケール厚分布グラフなどとともに、表示される(ステ
ップST23)。
【0043】このように、この実施の形態においては、
超音波測定装置6、超音波トランスデューサ4によって
得られた波形データに基づき、スケール厚が“200μ
m”以上か、“200μm”に満たないかを判定させ、
この判定結果に基づき、解析処理を選択させて、スケー
ル厚、管肉厚などを算出させるようにしているので、過
熱器管、再熱器管などの管2を取り外すことなく、超音
波を使用した非破壊方式で、過熱器管、再熱器管などの
内面に蓄積されたスケールの厚さと管肉厚とを同時に測
定させることができ、これによってボイラ過熱器管、再
熱器管などの保守に要する時間と、手間とを大幅に削減
させて、保守費用を大幅に削減させることができる。
【0044】また、この実施の形態では、超音波トラン
スデューサ4から送波される超音波の周波数として、高
い分解能と、高ダンピング特性を確保できる“20MH
z”を使用するようにしているので、超音波を使用した
非破壊方式で、過熱器管、再熱器管などの内面に蓄積さ
れたスケールの厚さを測定させるとき、分解能を高くし
ながら、大きな信号波形を確保させることができる。
【0045】さらに、この実施の形態では、スケール厚
が“200μm”以上か、“200μm”に満たないか
を判定させ、この判定結果に基づき、解析処理を選択さ
せて、スケール厚、管肉厚などを算出させるようにして
いるので、超音波を使用した非破壊方式で、過熱器管、
再熱器管などの内面に蓄積されたスケールの厚さを測定
させるとき、過熱器管、再熱器管などの内面に蓄積され
たスケールの厚さに対応した最適な解析方法で、スケー
ル厚を算出させることができる。
【0046】さらに、この実施の形態では、RF波形デ
ータに含まれる反射波の解析処理として、反射波の立ち
上がり点Aの幅“W”、1つの目のピーク点Bの波高値
“p 1”と2つ目のピーク点Cの波高値“p2”との比
率、瘤の有無のいずれかを用いて、スケール厚を算出さ
せるようにしているので、過熱器管、再熱器管などの内
面に蓄積されたスケールの厚さが薄いときでも、スケー
ル厚を正確に算出させることができる。
【0047】なお、上述した実施の形態では、過熱器
管、再熱器管などの内面に蓄積されたスケールの厚さが
“200μm”に満たないとき、特徴値/スケール厚変
換テーブル23を使用させて、反射波の立ち上がり点A
の幅“W”、1つの目のピーク点Bの波高値“p1”と
2つ目のピーク点Cの波高値“p2”との比率、瘤の有
無に対応するスケール厚を選択させるようにしている
が、特徴値/スケール厚変換テーブル23の内容を整理
して得られる演算式を使用させて、スケール厚を算出さ
せるようにしても良い。
【0048】このようにすることにより、メモリの使用
量を低減させながら、ボイラ過熱器管、再熱器管などの
状態を判定させ、これによってボイラ過熱器管、再熱器
管などの保守に要する時間と、手間とを大幅に削減させ
て、保守費用を大幅に削減させることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、過
熱器管、再熱器管などの内面に蓄積されたスケールの厚
さが薄いときでも、過熱器管、再熱器管などを取り外す
ことなく、超音波を使用した非破壊方式で、スケール厚
と配管の肉厚とを同時に測定でき、ボイラ過熱器管、再
熱器管などの保守に要する時間と、手間とを大幅に削減
させて、保守費用を大幅に削減させることができる。し
かも、測定に際しては、分解能を高くしながら、大きな
信号波形を確保させることができ、これによってスケー
ル厚の測定精度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたボイラ管内面スケールの厚
さ測定システムの実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1に示す解析装置の詳細な回路構成例を示す
ブロック図である。
【図3】図1に示す超音波測定装置の動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1に示す解析装置の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図5】図1に示す解析装置の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図6】図1に示すボイラ管内面スケールの厚さ測定シ
ステムによって処理されるスケール波形のうち、スケー
ル厚が200μmに満たないときのスケール波形の一例
を示す説明図である。
【図7】図1に示すボイラ管内面スケールの厚さ測定シ
ステムによって処理されるスケール波形のうち、スケー
ル厚が200μm以上のスケール波形の一例を示す説明
図である。
【図8】超音波を使用して、スケールの厚さが“ゼロ”
の管〜“200μm”以上の管を測定したときに得られ
る反射波の一例を示す波形図である。
【図9】超音波を使用して、スケールの厚さが“ゼロ”
の管〜“200μm”以上の管を測定したときに得られ
たスケール厚とピーク比との関係を示す校正曲線図であ
る。
【図10】ボイラ管内に形成された内層スケールおよび
外層スケールの状態を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1:ボイラ管内面スケールの厚さ測定システム 2:管 3:カップラント 4:超音波トランスデューサ 5:ケーブル 6:超音波測定装置 7:スケール 8:解析装置 9:ケーブル 10:測定装置筐体 11:LED 12:キー 13:処理基板 14:マザーボード 15:グラフィックボード 16:入出力ボード 17:メモリボード 18:ハードディスク 19:解析装置本体 20:表示装置 21:キー 22:キーボード装置 23:特徴値/スケール厚変換テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F068 AA28 BB09 CC00 DD07 DD13 EE06 FF03 FF12 FF14 KK02 KK13 NN01 QQ05 QQ14 QQ22 QQ23 QQ24 QQ42 RR00 RR03 RR13 2G047 AB01 AC02 BA03 BC18 DB18 EA10 GF05 GG09 GG19 GH20 GJ28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管に取り付けられ、前記配管の内部側
    に向かって超音波を送波するとともに、前記配管の内部
    側から戻ってくる反射波を受波して反射波信号を生成す
    る超音波トランスデューサと、 この超音波トランスデューサを駆動して、超音波を送波
    させる処理、受波動作で得られたRF波形の反射波信号
    をデジタル化して、これを記憶する処理を行う超音波測
    定装置と、 この超音波測定装置に記憶されているRF波形信号の波
    形パターンに基づき、前記配管の肉厚と、配管内部に蓄
    積したスケールの厚さを同時に計測する解析装置と、 を備えたことを特徴とする配管内面スケールの厚さ測定
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の配管内面スケールの厚
    さ測定システムにおいて、 前記超音波トランスデューサは、高い分解能を得るのに
    必要な高周波数、高ダンピング特性の超音波を発生す
    る、 ことを特徴とする配管内面スケールの厚さ測定システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の配管内
    面スケールの厚さ測定システムにおいて、 前記解析装置は、RF反射波データに含まれるスケール
    厚さ波形成分における反射波の立ち上がり部分の幅、1
    つの目のピーク値と2つ目のピーク値との比率、または
    瘤の有無のいずれかを用いて、スケール厚を算出する、 ことを特徴とする配管内面スケールの厚さ測定システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2のいずれかに記載の配管内
    面スケールの厚さ測定システムにおいて、 前記解析装置は、RF反射波データに含まれるスケール
    厚さ波形成分における反射波の立ち上がり部分の幅、1
    つの目のピーク値と2つ目のピーク値との比率、または
    瘤の有無のいずれかをスケール厚に変換する特徴値/ス
    ケール厚変換テーブルを使用して、スケール厚を算出す
    る、 ことを特徴とする配管内面スケールの厚さ測定システ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116406A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Nippon Steel Corp メッキ厚計測装置、メッキ厚計測方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
CN102305607A (zh) * 2011-05-24 2012-01-04 华北电力大学 超声波测量锅炉管内壁氧化层厚度的校准方法
CN103134449A (zh) * 2013-01-29 2013-06-05 浙江省质量检测科学研究院 一种塑料管道壁厚超声波检测方法
CN104101290A (zh) * 2014-07-25 2014-10-15 夏艳光 一种锅炉垢物在线检测方法

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