JPH09304041A - 管内面のスケール厚さ測定装置および方法 - Google Patents

管内面のスケール厚さ測定装置および方法

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JPH09304041A
JPH09304041A JP8125836A JP12583696A JPH09304041A JP H09304041 A JPH09304041 A JP H09304041A JP 8125836 A JP8125836 A JP 8125836A JP 12583696 A JP12583696 A JP 12583696A JP H09304041 A JPH09304041 A JP H09304041A
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echo
scale
probe
pipe
thickness
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良彦 若松
Koji Sasaki
宏二 佐々木
Hiroyuki Esashi
弘之 江刺
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • G01N29/04Analysing solids
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ボイラの管内周に付着しているスケ
ールの厚さが最も厚い部分を見つけだすことが出来る装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】ボイラの管表面に接触して超音波の送信と
受信を行う垂直探触子1と、管外形に合ったV型ブロッ
ク2と、超音波発生装置9と、反射エコーの周波数分析
器10と、演算器11を具備し、V型ブロック2を取り
付けた垂直探触子1を管3に垂直に接触させ、超音波発
生装置9により発せられた送信エコー5が、管内周とそ
の管内周に付着しているスケール4との境界で反射した
境界エコー6と、スケール4の内周で反射した底面エコ
ー7とを分離して、垂直探触子1の受信側で受信し、反
射して戻ってきたそれぞれのエコーを、周波数分析器1
0により分析し、境界エコー6と、底面エコー7のエコ
ー高さを求め、鋼中およびスケール中音速から、演算器
11により、スケール厚さを求めることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラプラント
(自家発電用、ごみ焼却用)のボイラ管内面に生成した
酸化スケールを、ボイラ管外面から非破壊で測定する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、定期的な抜管により供試された
管に対して、断面切断を行い、光学顕微鏡を用いて内面
スケール厚さを測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自家発電を主体とした
ボイラーの寿命は、 材質的な劣化 肉厚の減少 管内面の水蒸気酸化スケールの生成 などに影響されることが経験的に認められている。
【0004】特に、管内面に付着したスケールは、その
厚さが熱伝導の低下を伴って、管材の温度を上昇させ、
オーバーヒートの原因となり、クリープ・ラプチャー強
度に及ぼす影響を大きくする。
【0005】これらの管内面スケールを把握するために
は、従来は、経験的な位置の抜管切断調査を行うことで
対応してしたが、それは必ずしもスケール厚さが最も厚
い部分とは限らず、またそれらの工事は復旧工事を合わ
せて、時間、コストが多くかかっていた。本発明は、こ
れらの問題を解決することができる管内面スケール厚さ
測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(第1の手段)本発明に係る、管内面のスケール厚さ測
定装置は、ボイラの管内面に付着したスケールの厚さを
測定する装置において、(A)ボイラの管表面に接触し
て超音波の送信と受信を行う垂直探触子と、(B)測定
する管外形に合ったV型ブロックと、(C)超音波発生
装置と、(D)反射エコーの周波数分析器と、(E)ス
ケールの厚さを求める演算器を具備し、(F)前記V型
ブロックを取り付けた垂直探触子を管に垂直に接触さ
せ、(G)前記超音波発生装置により発せられた送信エ
コーが、管内周とその管内周に付着しているスケールと
の境界で反射した境界エコー(Iエコー)と、スケール
4の内周で反射した底面エコー(Bエコー)とを分離し
て、垂直探触子の受信側で受信し、(H)前記反射して
戻ってきたそれぞれのエコーを、周波数分析器により分
析し、境界エコー(Iエコー)と、底面エコー(Bエコ
ー)のエコー高さを求め、鋼中およびスケール中音速か
ら、演算器により、スケール厚さを求めることを特徴と
する。 (第2の手段)本発明に係る、管内面のスケール厚さ測
定装置は、ボイラの管内面に付着したスケールの厚さを
測定する装置において、(A)ボイラの管表面に接触し
て超音波の送信を行う斜角探触子と、(B)受信を行う
探触子と、(C)斜角探触子に取り付けた第1V型ブロ
ックと、(D)受信を行う探触子取り付けた第2V型ブ
ロックと、(D)超音波発生装置と、(E)周波数分析
器と、(F)演算器を具備し、(G)前記送信用斜角探
触子は固定し、受信用探触子はスライドさせ、(H)前
記第1V型ブロックを取り付けた斜角探触子により、ボ
イラ管の板厚により定まる所定の屈折角θで送信エコー
を発信し、(I)前記超音波発生装置により発せられた
送信エコーが管内周と、その管内周に付着しているスケ
ールとの境界で反射した境界エコー(Iエコー)と、ス
ケールの内周で反射した底面エコー(Bエコー)とを分
離して、第2V型ブロックを取り付けた受信用探触子で
受信し、(I)前記反射して戻ってきたそれぞれのエコ
ーを、周波数分析器により分析し、境界エコー(Iエコ
ー)と、底面エコー(Bエコー)のエコー高さを求め、
鋼中およびスケール中音速から、演算器により、スケー
ル厚さを求めることを特徴とする。 (第3の手段)本発明に係る、管内面のスケール厚さ測
定装置は、第2の手段において、第1V型ブロックを取
り付けた斜角探触子により発信する送信エコーの屈折角
θは、ボイラ管の板厚が厚い場合には45°〜55°と
し、ボイラ管の板厚が薄い場合には70°〜80°とす
ることを特徴とする。 (第4の手段)本発明に係る、管内面のスケール厚さ測
定方法は、ボイラの管内面に付着したスケールの厚さを
測定する方法において、(A)ボイラの管表面に接触し
て超音波の送信と受信を行う垂直探触子と、測定する管
外形に合ったV型ブロックと、超音波発生装置と、反射
エコーの周波数分析器と、スケールの厚さを求める演算
器を具備し、(B)管内面には接触媒体として水を充満
させ、(C)前記V型ブロックを取り付けた垂直探触子
を管に垂直に接触させ、(D)前記超音波発生装置によ
り発せられた送信エコーが管内周と、その管内周に付着
しているスケールとの境界で反射した境界エコー(Iエ
コー)と、スケールの内周で反射した底面エコー(Bエ
コー)とを分離して、垂直探触子の受信側で受信し、
(E)前記反射して戻ってきたそれぞれのエコーを、周
波数分析器により分析し、境界エコー(Iエコー)と、
底面エコー(Bエコー)のエコー高さを求め、鋼中およ
びスケール中音速から、演算器により垂直探触子側のス
ケールの内周と、反対側のスケールの内周との距離から
スケールの内周の直径DS を求め、(G)管内周に付着
しているスケールとの境界で反射した境界エコー(Iエ
コー)から管内周の直径DB を求め、(H)前記直径D
B と直径DS の差に基づきスケール厚さを求めることを
特徴とする。
【0007】すなわち、本発明は、超音波を用いて管内
面のスケール厚さを測定するために、 垂直探触子1を用いて測定する装置、 斜角探触子21を用いて測定する装置、 管内径を測定し、スケールの厚さを推定する方法、 を提供するものであり、いずれも超音波探触子から発せ
られる超音波が管軸に対して垂直あるいは斜角に送信さ
れ、管内周とその内周に付着しているスケールとの境界
エコー(Iエコー)と、その内面スケールの内周の底面
エコー(Bエコー)のエコー高さを周波数分析により、
それぞれ求めて、そのエコー間距離と、鋼中音速および
スケール中音速により、スケール厚さを求めるものであ
る。
【0008】そして、垂直探触子を用いる装置では、垂
直探触子1は、管に対し垂直に接触させなければならな
いため、探触子プローブにV型ブロック2を取り付け
る。他方、斜角探触子を用いる装置では、測定する管の
肉厚が変化しても、超音波エコーがよりよい角度で透過
できるように、受信用探触子にはスライド式プローブを
取り付ける。その場合送信用探触子プローブ21は固定
し、受信用探触子プローブ22をスライドさせて、その
時の管肉厚に合った透過角度が容易に得られるようにす
る。
【0009】従って、つぎのように作用する。 (1)垂直探触子、または、斜角探触子から発せられた
超音波エコーは、管内周とその内周に付着しているスケ
ールとの境界で反射するIエコーと、スケール内周面で
反射するBエコーとに分けられる。
【0010】それらのエコーは受信用探触子で受信さ
れ、周波数分析されて、モニター上にIエコーおよびB
エコーの波形(山形)が表示される。このIエコーとB
エコーとの距離が、実際の内面に付着しているスケール
の厚さを表しており、この距離間を測定するためには、
超音波の音速(鋼中およびスケール中)も加味して、演
算器により処理されて表示される。
【0011】また、よりよい結果を得るために、垂直探
触子1については、探触子にV型ブロック2を取り付
け、斜角探触子21については、送信用探触子21を固
定し、受信用探触子22のみをスライドさせることによ
り、よりよいエコーが得られるスライド式第2V型ブロ
ック32を取り付ける。これらのブロックを探触子に取
り付けることにより、安定した超音波エコーを鋼中およ
びスケール中に透過でき、精度のよい測定結果が得られ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態を図1
〜図2に示す。図1は第1の実施の形態に係る垂直探触
子の使用状況を示す図、図2は第1の実施の形態で使用
するV型ブロックの形状を示す図である。
【0013】本発明の第1の実施の形態は、図1〜図2
に示すように、垂直探触子1を用いた装置であり、測定
する管外形に合ったV型ブロック2を取り付けた垂直探
触子1を、管3に垂直に接触させ、超音波発生装置9に
より発せられた送信エコー5が管内周と、その管内周に
付着しているスケール4との境界で反射した境界エコー
(Iエコー)6と、スケール4の内周で反射した底面エ
コー(Bエコー)7とに分離され、垂直探触子1の受信
側に戻る。
【0014】その反射して戻ってきたそれぞれのエコー
を、周波数分析器10により分析し、境界エコー(Iエ
コー)6と、底面エコー(Bエコー)7のエコー高さを
求め、鋼中およびスケール中音速から、演算器11によ
り、スケール厚さを求める。 (第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態を図3
〜図4に示す。
【0015】図3は第2の実施の形態に係る斜角探触子
の使用状況を示す図、図4は第2の実施の形態で使用す
るスライド式第2V型ブロックの形状を示す図である。
【0016】本発明の第2の実施の形態は、図3〜図4
に示すように、斜角探触子21を用いた装置であり、送
信用の斜角探触子21により、ボイラ管の板厚により定
まる所定の屈折角θで送信エコー(送信による透過エコ
ー)5を送信し、受信用探触子22に戻るものである。
【0017】屈折角θは、板厚が厚い場合には45°〜
55°が適当であるが、板厚が薄い場合には70°〜8
0°が適当である。板厚が中程度の場合には55°〜7
0°の中間の角度が適当である。
【0018】この場合は、固定式の第1V型ブロック3
1に送信用探触子21を取り付け、スライド式の第2V
型ブロック32に受信用探触子22を取り付け、送信用
探触子21は固定とし、受信用探触子22をスライドさ
せるものとする。
【0019】これにより、管肉厚に合わせて、よりよい
透過エコーが得られる角度を容易に探すことができる。
板厚が厚い場合に、屈折角θが大きくなるとビーム路長
Lが長くなり、拡散して感度がさがる。
【0020】板厚が薄い場合に、屈折角θが小さくなる
とビーム路長Lが短くなり、送信パルスとの分離が悪る
くなる。板厚に合わせて、スライド式V型ブロック2に
より、受信用探触子22を移動して、送信用探触子21
と受信用探触子22の距離を調整し、屈折角θを適切な
角度に設定する。 (第3の実施の形態)本発明の第3の実施の形態を図5
に示す。
【0021】本発明の第3の実施の形態は、図5に示す
ように管内径とスケール内周面の直径を測定し、スケー
ル4の厚さを測定する方法であり、使用する装置は垂直
探触子1である。
【0022】管内面には接触媒体として水14を充満さ
せ、垂直探触子側のスケール4の内周と、反対側のスケ
ール4の内周との距離を求める。その原理は、垂直探触
子1を用いた第1の実施の形態と同様で、垂直探触子1
にV型ブロック2を取り付け、より安定した超音波エコ
ーを透過できるものとする。
【0023】内面スケール4の厚さが極薄い場合には、
垂直探触子法では管3との境界からの反射エコーが返っ
てこない場合がある。その場合に、第3の実施の形態の
方法で管内径とスケール内周面の直径を測定して、スケ
ール4の厚さを測定する。
【0024】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)従来は、経験的な位置の抜管切断調査を行い、光
学顕微鏡を用いて内面スケール厚さを測定していたが、
それは必ずしもスケール厚さが最も厚い部分とは限らな
かった。
【0025】しかし、本発明によれば、スケール厚さが
最も厚い部分を見つけだして、抜管あるいは今後の運用
へのアドバイスなどができる。 (2)そのため、抜管工事にかかる時間や、コストの大
幅な削減をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る垂直探触子の
使用状況を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態で使用するV型ブロ
ックの形状を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る斜角探触子の
使用状況を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態で使用するスライド
式V型ブロックの形状を示す図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る管内径の測定
方法の説明図。
【符号の説明】
1…垂直探触子 2…V型ブロック 3…管 4…スケール 5…送信エコー(送信による透過エコー) 6…境界エコー(Iエコー) 7…底面エコー(Bエコー) 8…反射エコー(反射による透過エコー) 9…超音波発生装置 10…周波数分析器 11…演算器 12…モニター 13…記録計 14…水 21…斜角探触子(送信用) 22…探触子(受信用) 31…第1V型ブロック 32…第2V型ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイラの管内面に付着したスケールの厚さ
    を測定する装置において、(A)ボイラの管表面に接触
    して超音波の送信と受信を行う垂直探触子(1)と、
    (B)測定する管外形に合ったV型ブロック(2)と、
    (C)超音波発生装置(9)と、(D)反射エコーの周
    波数分析器(10)と、(E)スケールの厚さを求める
    演算器(11)を具備し、(F)前記V型ブロック
    (2)を取り付けた垂直探触子(1)を管(3)に垂直
    に接触させ、(G)前記超音波発生装置(9)により発
    せられた送信エコー(5)が、管内周とその管内周に付
    着しているスケール(4)との境界で反射した境界エコ
    ー(Iエコー)(6)と、スケール(4)の内周で反射
    した底面エコー(Bエコー)(7)とを分離して、垂直
    探触子(1)の受信側で受信し、(H)前記反射して戻
    ってきたそれぞれのエコーを、周波数分析器(10)に
    より分析し、境界エコー(Iエコー)(6)と、底面エ
    コー(Bエコー)(7)のエコー高さを求め、鋼中およ
    びスケール中音速から、演算器(11)により、スケー
    ル厚さを求めることを特徴とする管内面のスケール厚さ
    測定装置。
  2. 【請求項2】ボイラの管内面に付着したスケールの厚さ
    を測定する装置において、(A)ボイラの管表面に接触
    して超音波の送信を行う斜角探触子(21)と、(B)
    受信を行う探触子(22)と、(C)斜角探触子(2
    1)に取り付けた第1V型ブロック(31)と、(D)
    受信を行う探触子(22)に取り付けた第2V型ブロッ
    ク(32)と、(D)超音波発生装置(9)と、(E)
    周波数分析器(10)と、(F)演算器(11)を具備
    し、(G)前記送信用斜角探触子(21)は固定し、受
    信用探触子(22)はスライドさせ、(H)前記第1V
    型ブロック(31)を取り付けた斜角探触子(21)に
    より、ボイラ管の板厚により定まる所定の屈折角θで送
    信エコー(5)を発信し、(I)前記超音波発生装置
    (9)により発せられた送信エコー(5)が管内周と、
    その管内周に付着しているスケール(4)との境界で反
    射した境界エコー(Iエコー)(6)と、スケール
    (4)の内周で反射した底面エコー(Bエコー)(7)
    とを分離して、第2V型ブロック(32)を取り付けた
    受信用探触子(22)で受信し、(I)前記反射して戻
    ってきたそれぞれのエコーを、周波数分析器(10)に
    より分析し、境界エコー(Iエコー)(6)と、底面エ
    コー(Bエコー)(7)のエコー高さを求め、鋼中およ
    びスケール中音速から、演算器(11)により、スケー
    ル厚さを求めることを特徴とする管内面のスケール厚さ
    測定装置。
  3. 【請求項3】第1V型ブロック(31)を取り付けた斜
    角探触子(21)により、発信する送信エコー(5)の
    屈折角θは、ボイラ管の板厚が厚い場合には45°〜5
    5°とし、ボイラ管の板厚が薄い場合には70°〜80
    °とすることを特徴とする請求項2記載の管内面のスケ
    ール厚さ測定装置。
  4. 【請求項4】ボイラの管内面に付着したスケールの厚さ
    を測定する方法において、(A)ボイラの管表面に接触
    して超音波の送信と受信を行う垂直探触子(1)と、測
    定する管外形に合ったV型ブロック(2)と、超音波発
    生装置(9)と、反射エコーの周波数分析器(10)
    と、スケールの厚さを求める演算器(11)を具備し、
    (B)管内面には接触媒体として水(14)を充満さ
    せ、(C)前記V型ブロック2を取り付けた垂直探触子
    (1)を管(3)に垂直に接触させ、(D)前記超音波
    発生装置(9)により発せられた送信エコー(5)が管
    内周と、その管内周に付着しているスケール(4)との
    境界で反射した境界エコー(Iエコー)(6)と、スケ
    ール(4)の内周で反射した底面エコー(Bエコー)
    (7)とを分離して、垂直探触子(1)の受信側で受信
    し、(E)前記反射して戻ってきたそれぞれのエコー
    を、周波数分析器(10)により分析し、境界エコー
    (Iエコー)(6)と、底面エコー(Bエコー)(7)
    のエコー高さを求め、鋼中およびスケール中音速から、
    演算器(11)により、垂直探触子側のスケール(4)
    の内周と、反対側のスケール(4)の内周との距離から
    スケール(4)の内周の内径DS を求め、(F)管内周
    に付着しているスケール(4)との境界で反射した境界
    エコー(Iエコー)(6)から管内周の内径DB を求
    め、(G)前記内径DB と内径DS の差に基づきスケー
    ル厚さを求めることを特徴とする管内面のスケール厚さ
    測定方法。
JP8125836A 1996-05-21 1996-05-21 管内面のスケール厚さ測定装置および方法 Withdrawn JPH09304041A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100966543B1 (ko) * 2002-12-24 2010-06-29 주식회사 포스코 유도 초음파를 이용한 배관 내부 침적층 평가 장치
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