JP2001183042A - 冷却液の循環による電気部品の冷却装置 - Google Patents

冷却液の循環による電気部品の冷却装置

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JP2001183042A JP36711199A JP36711199A JP2001183042A JP 2001183042 A JP2001183042 A JP 2001183042A JP 36711199 A JP36711199 A JP 36711199A JP 36711199 A JP36711199 A JP 36711199A JP 2001183042 A JP2001183042 A JP 2001183042A
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Hideo Kawamura
英男 河村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この冷却液の循環による電気部品の冷却装置
は,車体フレーム等を放熱構造体に構成し,電気部品で
発熱した熱を冷却液の循環で効率的に放熱して電気部品
を冷却する。 【解決手段】 この冷却装置は,電気部品5が取り付け
た電気回路ボード12に接して冷却液を流す冷却通路7
が形成された冷却ボード3を取り付け,車体フレーム等
の放熱構造体6に冷却液を冷却する放熱通路8が形成さ
れた放熱ボード4を取り付ける。冷却通路7と放熱通路
8とを,加熱された冷却液を流す第1パイプ14及び冷
却された冷却液を流す冷却液パイプ15で連通させる。
冷却液は,ポンプ9によって第1パイプ14,放熱通路
8,第2パイプ15及び冷却通路7を循環し,電気部品
5を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,受熱領域と放熱
領域との間で水,オイル等の冷却液を循環させて受熱領
域で発生した熱を放熱領域へと熱移動させ,受熱領域に
おける電子回路等の電気部品を冷却する電気部品の冷却
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,自動車等の移動体,或いはコンパ
クト化を要求される機器類を電子回路等の電気部品で制
御する装置では,電力制御に要する電力ロスが大きくな
り,発熱量が増大し,電子素子類の電気部品が加熱し,
使用できなくなる。そこで,電子素子,トランジスタ等
の電気部品を冷却できるように極めて大きい冷却装置が
設けられている。また,半導体回路等の電気部品におい
て,大電流を制御してサインカーブ等にする高出力イン
バータでは,大抵の場合に,大型サイリスタ又はパワー
トランジスタが用いられている。このような半導体回路
では,サイリスタやトランジスタ等での熱損失が大き
く,作動中に発熱によってサイリスタやトランジスタ等
の電子部品の機能が劣化することが度々発生する。そこ
で,半導体回路での作動中の発熱を阻止するため,半導
体回路を冷却する種々の冷却装置が知られている。イン
バータは,直流を交流に変換したり,電圧と周波数を変
換させて速度等を調節するものであり,例えば,周波数
を10〜600サイクルの範囲で変換でき,インバータ
で周波数を変換して発電機や回転軸の回転数を変換でき
る。
【0003】また,特開平11−190595号公報に
は,図3に示すような半導体回路の冷却装置が開示され
ている。該冷却装置30は,熱伝導率が大きい多孔質金
属部材31に冷却空気を通すことによって多孔質金属部
材31自体から熱を奪うという特性を利用し,各種の電
子部品の熱影響による劣化を防止するものである。冷却
装置30は,セラミックス等の絶縁材から成る一方の面
の取付面42に電子部品を取り付けられたトランジスタ
基板35,トランジスタ基板35の背面43に固着した
高熱伝導率のアルミニウム製本体32,アルミニウム製
本体32に取り付けられた多孔質金属部材31,多孔質
金属部材31を覆うケーシング33,多孔質金属部材3
1内に冷却のためケーシング33の入口44から出口4
5へと空気流を形成するファン37,及びファン37を
駆動する小型モータ38から構成されている。多孔質金
属部材31の空気通路34の入口44側には流入する空
気を清浄にするダストフィルタ36が配置され,空気通
路34の下流側にはモータ38で駆動されるファン37
が配置されている。多孔質金属部材31に固定されたト
ランジスタ基板35には,パワートランジスタ40,サ
イリスタ41,プリント回路の回路素子39等の電子部
品が取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,基板の
取り付けられた半導体回路は,インバータの作動によっ
て周波数を切り換えるとき,パワートタンジスタ等で熱
が発生し,その熱が半導体の特性を劣化させるので,半
導体回路には冷却装置が設けられている。従来の冷却装
置は,半導体回路を冷却するため,大きなファンを持っ
た極めて冷却効率の悪いフィン型構造であり,大型構造
のものである。半導体回路から成る制御装置等の小型の
機器では,アルミニウム製の大型の冷却フィンを用いる
ことができず,該冷却フィンを用いた場合には制御機器
を小型に構成できない。そこで,半導体回路の冷却装置
について,冷却性能が良く,コンパクトな構造の冷却装
置が望まれているのが現状である。
【0005】ところで,自動車等の移動体における車体
フレーム,或いは外気に晒されている金属製の機器本体
では,最適の放熱体を構成している。このような放熱体
を,電気部品を冷却に利用できれば,電気部品の冷却装
置を小型に構成すると考えられるが,電気部品で発生す
る熱を放熱体に移動させるため,如何なる構成にすれば
良いかの課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の熱発生させる電気部品には該電気部品を組み込む機器
があり,しかも該機器が放熱体を構成しているというこ
とを考慮し,該放熱体を利用して電気部品を冷却するた
め,冷却液を放熱体と電気部品を取り付けた基盤間で循
環させて電気部品を冷却すると共に,基盤から冷却液へ
の熱伝達,冷却液から放熱体への熱伝達を良好にするよ
うに構成した冷却液の循環による電気部品の冷却装置を
提供することである。
【0007】この発明は,電気部品が取り付けられた電
気回路ボード,該電気回路ボードに接して固定され且つ
冷却液を流す冷却通路が形成された冷却ボード,該冷却
ボードの前記冷却通路を通過して加熱された前記冷却液
を冷却する放熱通路が形成された放熱ボード,前記冷却
通路の出口と前記放熱通路の入口とを連通した加熱され
た前記冷却液を流す第1パイプ,前記放熱通路の出口と
前記冷却通路の入口とを連通した冷却された前記冷却液
を流す第2パイプ,前記放熱ボードが取り付けられた放
熱構造体,並びに前記冷却液を前記第1パイプ,前記放
熱通路,前記第2パイプ及び前記冷却通路に循環させる
ポンプ,から成る冷却液の循環による電気部品の冷却装
置に関する。
【0008】前記放熱ボードと前記放熱構造体との間に
熱的遮断層ができないように互いに密着状態に固定する
ため,前記放熱ボードと前記放熱構造体との間に高熱伝
導性の可塑性樹脂材又はSiC,AlN等の粒子を混入
した可塑性樹脂材が介在されている。また,前記冷却ボ
ードと前記電気回路ボードとの間に熱的遮断層ができな
いように互いに密着状態に固定するため,前記冷却ボー
ドは前記電気回路ボードに高熱伝導性の可塑性絶縁材又
はSiC,AlN等の粒子を混入した可塑性絶縁材を介
して取り付けられている。
【0009】前記放熱構造体は,走行風に晒される金属
製車体フレーム又は前記電気部品を取り付けた機器の金
属製構造体で構成されているものである。
【0010】前記冷却通路は,前記冷却ボードに伝熱面
積が大きくなるようにジグザグ通路又は多孔通路に形成
されている。また,前記放熱通路は,前記放熱ボードに
伝熱面積が大きくなるようにジグザグ通路又は多孔通路
に形成されている。
【0011】前記第1パイプと前記第2パイプは,放熱
機能を有するフィン等の放熱壁体で構成されている。ま
た,前記冷却ボードと前記放熱ボードは,高熱伝導性の
金属材料で形成されている。
【0012】この冷却装置では,前記冷却液は,冷却水
又は潤滑油等の冷却オイルを利用できる。また,前記電
気回路ボードは,半導体回路ボード等の電子回路ボード
である。
【0013】前記ポンプは,加熱状態の冷却液が排出す
る前記冷却通路の出口側に設けられたギヤポンプで構成
されることが,冷却液を確実に循環させることができ,
好ましいタイプである。また,前記ポンプは,前記冷却
ボードの所定温度以上の温度で作動されるように構成す
ることができる。
【0014】この冷却装置は,上記のように,受熱領域
と放熱領域とを分離させた構造に構成したので,電子部
品そのものをコンパクトに構成でき,スペースに限界が
あるような車両等への搭載性を向上させることができ,
車両の走行風を利用してファン等の付属品を不要にして
冷却効果を向上させることができる。また,放熱領域に
おける車両のフレームは,平らな面に形成されていない
ので,放熱板を車両フレームの面に密着させるため,良
熱伝導率の可塑性樹脂材又はSiC,AlN等の粒子を
混入した可塑性樹脂材を介在させることによって熱伝達
を良好に構成でき,放熱効率を向上させることができ
る。また,受熱領域と放熱領域との間を水や潤滑油の冷
却液即ち冷媒液を循環させるパイプは,放熱パイプに構
成でき,冷却効果を良好にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による冷却液の循環による電気部品の冷却装置の実施例
を説明する。図1はこの発明による冷却液の循環による
電気部品の冷却装置の一実施例を示す断面図,及び図2
は図1の冷却装置における受熱領域の冷却ボードを示す
平面図である。
【0016】この発明による冷却液の循環による電気部
品の冷却装置は,特に,半導体回路等の電子回路を冷却
するのに適したものであり,例えば,車両に搭載する発
電機によって発電される電圧を調整する制御素子等の電
気部品5を冷却するのに使用して好ましいものである。
この冷却装置は,発熱源となる電気部品5が設けられて
いる受熱領域1,受熱領域1で受熱した熱エネルギを放
熱する放熱領域2,及び受熱領域1と放熱領域2との間
で冷却液を循環させるため受熱領域1と放熱領域2とを
連通するパイプ14,15から構成されている。
【0017】電気回路ボード12は,セラミックス等の
絶縁板から成るトランジスタ基板,半導体回路ボード等
の電子回路ボード等であり,電気回路ボード12に取り
付けられた電気部品5には,パワートランジスタ,サイ
リスタ,ダイオード,プリント回路の回路素子等があ
る。電気回路ボード12には,電気部品5を取り付けた
領域に異物が侵入しないようにするため電気回路カバー
16が設けられている。例えば,電気部品5におけるパ
ワートランジスタは,大電力,大電流用に設計されたも
のであり,制御機器に適用されているが,頻繁な切り換
え作動等によって熱を発生する制御素子である。
【0018】この冷却液の循環による電気部品の冷却装
置は,主として,電気部品5が取り付けられた電気回路
ボード12,電気回路ボード12に接して固定され且つ
冷却液を流す冷却通路7が形成された冷却ボード3,冷
却ボード3の冷却通路7を通過して加熱された冷却液即
ち高温液を冷却する放熱通路8が形成された放熱ボード
4,冷却通路7の出口19と放熱通路8の入口20とを
連通する加熱された冷却液を流す第1パイプ14,放熱
通路8の出口21と冷却通路7の入口18とを連通する
冷却された冷却液を流す第2パイプ15,放熱ボード4
が取り付けられた放熱構造体6,並びに冷却液(高温
液)を第1パイプ14,放熱通路8,第2パイプ15及
び冷却通路7に循環させるポンプ9から構成されてい
る。
【0019】冷却ボード3は,冷却通路7が形成された
冷却通路本体27と,冷却通路本体27にシール部材2
4を介在して密封状態に固着された冷却平板10とから
構成されている。冷却ボード3は,電気回路ボード12
にボルト22や接着剤等によって密着状態に固着されて
いる。また,冷却通路本体27に形成された冷却通路7
は,冷却通路本体27に伝熱面積が大きくなるようにジ
グザグ通路又は多孔通路に形成されている。また,冷却
ボード3における冷却平板10は,電気回路ボード12
に高熱伝導性の可塑性絶縁材26を介して互いに密着し
て取り付けられている。また,可塑性絶縁材26の代わ
りに,SiC,AlN等の粒子を混入した可塑性絶縁材
を用いることもできる。
【0020】また,放熱ボード4は,放熱通路8が形成
された放熱通路本体28と,放熱通路本体28にシール
部材25を介在して密封状態に固着された放熱平板11
とから構成されている。放熱ボード4は,車両フレーム
等の放熱構造体6に可塑性樹脂材13を介在してボルト
23や接着剤等によって密着状態に固着されている。放
熱通路本体28に形成された放熱通路8は,放熱通路本
体28に伝熱面積が大きくなるようにジグザグ通路又は
多孔通路に形成されている。また,放熱ボード4におけ
る放熱平板11は,放熱構造体6に高熱伝導性の可塑性
樹脂材13を介して互いに密着して取り付けられてい
る。また,可塑性樹脂材13の代わりに,SiC,Al
N等の粒子を混入した可塑性樹脂材をもちいることもで
きる。
【0021】放熱構造体6は,走行風に晒される金属製
車体フレーム又は前記電気部品を取り付けた機器の金属
製構造体で構成することができる。例えば,車両に搭載
する発電機によって発電される電圧を調整する制御素子
等の電気部品5は,車両に搭載されているので,車体フ
レームは走行時には走行風を直接受けており,常に空冷
されている状態であるので,最適な放熱構造体6として
利用できる。車両等では,冷却水や潤滑油を循環させて
いるので,それらの液体を冷却液として利用することが
できる。また,車体フレーム等の放熱構造体6は,必ず
しも平らな面に形成されていないので,放熱ボード4の
放熱平板11を放熱構造体6に密着させるため,可塑性
樹脂材13又はSiC,AlN等の粒子を混入した可塑
性樹脂材を介在させて接触面に空気層が形成されない構
造にして良好な熱伝達構造に構成することができる。同
様に,冷却平板10と電気回路ボード12との間に,高
熱伝導性の可塑性絶縁材26又はSiC,AlN等の粒
子を混入した可塑性絶縁材を介在させて接触面に空気層
が形成されない構造に構成する。
【0022】第1パイプ14と第2パイプ15は,放熱
機能を有する放熱壁体で構成されている。第1パイプ1
4と第2パイプ15は,例えば,銅,アルミニウム,S
US等の高熱伝導性の金属材料で作製されている。場合
によっては,第1パイプ14と第2パイプ15は,パイ
プ外周面に放熱フィン等を形成した構造に構成されてい
る。この冷却装置では,冷却液は,冷却水又は潤滑油等
の冷却オイルを使用することができる。また,ポンプ9
は,加熱された冷却液が排出される冷却通路7の出口1
9側に設けられたギヤポンプで構成され,モータ17の
回転によって作動される。ポンプ9は,コントローラ
(図示せず)によって冷却ボード3の所定温度以上の温
度でモータ17が作動し,駆動されるように構成するこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】この発明による冷却液の循環による電気
部品の冷却装置は,上記のように構成されているので,
電気部品で発熱する受熱領域から車体フレーム等の放熱
構造体へパイプによって冷却液(高温液)を循環させる
ことで効果的に熱を移動させることができ,電気部品を
適正に冷却することができ,電気部品を熱影響で劣化さ
せることがない。しかも,電気部品を取り付けた電気回
路ボードには,冷却液が循環する冷却通路の形成した冷
却ボードの取り付けるのみであるので,電気部品を取り
付けた電気機器類は,電気部品を取り付けた冷却装置の
受熱領域の構造そのものがコンパクトで小型に形成でき
るので,設計の自由度をアップさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による冷却液の循環による電気部品の
冷却装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の冷却装置における受熱領域の冷却ボード
を示す平面図である。
【図3】従来の半導体回路の冷却装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 受熱領域 2 放熱領域 3 冷却ボード 4 放熱ボード 5 電気部品 6 放熱構造体 7 冷却通路 8 放熱通路 9 ギヤポンプ 10 冷却平板 11 放熱平板 12 電気回路ボード 13 可塑性樹脂材 14 第1パイプ 15 第2パイプ 18,20 入口 19,21 出口 26 可塑性絶縁材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品が取り付けられた電気回路ボー
    ド,該電気回路ボードに接して固定され且つ冷却液を流
    す冷却通路が形成された冷却ボード,該冷却ボードの前
    記冷却通路を通過して加熱された前記冷却液を冷却する
    放熱通路が形成された放熱ボード,前記冷却通路の出口
    と前記放熱通路の入口とを連通した加熱された前記冷却
    液を流す第1パイプ,前記放熱通路の出口と前記冷却通
    路の入口とを連通した冷却された前記冷却液を流す第2
    パイプ,前記放熱ボードが取り付けられた放熱構造体,
    並びに前記冷却液を前記第1パイプ,前記放熱通路,前
    記第2パイプ及び前記冷却通路に循環させるポンプ,か
    ら成る冷却液の循環による電気部品の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記放熱ボードと前記放熱構造体との間
    に熱的遮断層ができないように互いに密着状態に固定す
    るため,前記放熱ボードと前記放熱構造体との間に高熱
    伝導性の可塑性樹脂材又はSiC,AlN等の粒子を混
    入した可塑性樹脂材が介在されていることから成る請求
    項1に記載の冷却液の循環による電気部品の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却ボードと前記電気回路ボードと
    の間に熱的遮断層ができないように互いに密着状態に固
    定するため,前記冷却ボードは前記電気回路ボードに高
    熱伝導性の可塑性絶縁材又はSiC,AlN等の粒子を
    混入した可塑性絶縁材を介して取り付けられていること
    から成る請求項1に記載の冷却液の循環による電気部品
    の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記放熱構造体は,走行風に晒される金
    属製車体フレーム又は前記電気部品を取り付けた機器の
    金属製構造体であることから成る請求項1に記載の冷却
    液の循環による電気部品の冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記冷却通路は前記冷却ボードに伝熱面
    積が大きくなるようにジグザグ通路又は多孔通路に形成
    され,また,前記放熱通路は前記放熱ボードに伝熱面積
    が大きくなるようにジグザグ通路又は多孔通路に形成さ
    れていることから成る請求項1に記載の冷却液の循環に
    よる電気部品の冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記第1パイプと前記第2パイプは,放
    熱機能を有するフィン等の放熱壁体で構成されているこ
    とから成る請求項1に記載の冷却液の循環による電気部
    品の冷却装置。
  7. 【請求項7】 前記冷却ボードと前記放熱ボードは,高
    熱伝導性の金属材料で形成されていることから成る請求
    項1に記載の冷却液の循環による電気部品の冷却装置。
  8. 【請求項8】 前記冷却液は,冷却水又は潤滑油等の冷
    却オイルであることから成る請求項1に記載の冷却液の
    循環による電気部品の冷却装置。
  9. 【請求項9】 前記電気回路ボードは,半導体回路ボー
    ド等の電子回路ボードであることから成る請求項1に記
    載の冷却液の循環による電気部品の冷却装置。
  10. 【請求項10】 前記ポンプは,加熱状態の冷却液が排
    出する前記冷却通路の出口側に設けられたギヤポンプで
    構成されていることから成る請求項1に記載の冷却液の
    循環による電気部品の冷却装置。
  11. 【請求項11】 前記ポンプは,前記冷却ボードの所定
    温度以上の温度で作動されることから成る請求項1に記
    載の冷却液の循環による電気部品の冷却装置。
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