JP2001182849A - マニホールド弁構造体 - Google Patents

マニホールド弁構造体

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JP2001182849A JP36539599A JP36539599A JP2001182849A JP 2001182849 A JP2001182849 A JP 2001182849A JP 36539599 A JP36539599 A JP 36539599A JP 36539599 A JP36539599 A JP 36539599A JP 2001182849 A JP2001182849 A JP 2001182849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性に優れるとともに、設置後において供
給する副流体の数等を変更する場合にも簡単かつ迅速に
対応でき、コスト的にも有利なマニホールド弁構造体を
提供する。 【解決手段】 第1流出入口22と第1弁開口23とを
有する第1流体チャンバ21と、前記第1弁開口を介し
て連通され第1連通開口26を有する第1主流体チャン
バ25と、前記第1弁開口を開閉する第1弁機構V1を
備える第1弁ブロック20と、第2流出入口32と第2
弁開口33とを有する第2流体チャンバ31と、前記第
2弁開口を介して連通され第2連通開口36を有する第
2主流体チャンバ35と、前記第2弁開口を開閉する第
2弁機構V2を備える第2弁ブロック(30)とからな
り、前記第1弁ブロックの第1連通開口と前記第2弁ブ
ロックの第2連通開口とが互いに連通して連結配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マニホールド弁
構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場等で、配管に純水等の流体
を流し、所定の作業場所へ供給する場合がある。その
際、目的とする作業や製品に応じて、前記純水等の流体
に必要となる薬品等を所定流量で混入して主流体として
供給するため、あるいは前記主流体等の一の流体を複数
の場所へ分配して供給するため、配管の途中に図13及
び図14に示すようなマニホールド弁構造体50を接続
することがある。
【0003】前記マニホールド弁構造体50は、略直方
体の本体ブロック51と弁機構60を備える副ブロック
55よりなる。前記本体ブロック51には、その長手方
向に所定間隔でもって複数の本体側連通開口52が本体
ブロック51の上面から本体ブロック51内に下向きに
形成されている。該本体側連通開口52の下端位置には
本体ブロック51の長手方向に沿う水平方向の主流体流
路53が形成されており、該主流体流路53と本体側連
通開口52とが通じている。なお、前記主流体流路53
の両端の少なくとも一方(図示の例では片方)には配管
等との接続口となる主流体流出入口54が設けられ、該
主流体流出入口54は弁構造体50外に開口している。
【0004】一方、副ブロック55は、前記本体ブロッ
ク51の上面に複数個(図示の例では3個)並設されて
いる。それぞれの副ブロック55の下部には、前記本体
側連通開口52の上端と一連に通じる副ブロック側連通
開口56が上下方向に形成されると共に、該副ブロック
側連通開口56の上端と弁機構60の下部を介して通じ
る副流体(純水や薬品等)のための副流体流出入口57
が副ブロック55の正面または背面から水平方向に形成
されている。また、前記弁機構60はエアーにより上昇
しスプリング65により下降する弁部61を備える公知
のもので、前記弁部61が副ブロック側連通開口56を
開閉するように設けられている。符号62はダイアフラ
ムである。
【0005】前記構造のマニホールド弁構造体50は、
前記副流体流出入口57に薬品等の供給装置が接続され
る。そして、必要に応じて副ブロック55の弁機構60
を適宜作動させて前記副ブロック側連通開口56を開放
すれば、所定量の副流体を副ブロック側連通開口56及
び本体ブロック側連通開口52を通して主流体流路53
内に供給できる。また、複数の副流体を切り替えて供給
する場合には、該当する他の副ブロック側連通流路の上
端をそれと対応する弁機構60の作動によって開ければ
よい。
【0006】しかしながら、前記従来のマニホールド弁
構造体50にあっては、ユーザーのニーズに合わせて、
供給する副流体の数等に対応できるように、言い換えれ
ば、組み合わせる副ブロック55(副流体流出入口5
7)の数に合致するするように、その都度本体ブロック
51を設計しなければならず、汎用性に劣っていた。ま
た、工場等へのマニホールド弁構造体の設置後、供給す
る副流体の数を増減させる必要が生じたときには、本体
ブロック51を新たに設計変更して取り替える必要が生
じるので、手間がかかるとともにコスト的に不利であっ
た。
【0007】加えて、前記従来構造では、配管等との接
続口となる主流体流出入口54と副流体流出入口57
は、図示の如く互いに直交する方向に形成されるのが一
般的である。その結果、マニホールド弁構造体50外に
おける主流体の流れ方向と副流体の流れ方向とが平行に
なるようにマニホールド弁構造体50を設置する場合に
は、当該マニホールド弁構造体50の設置スペースを広
くとる必要が生じる等、制約を受けることがあった。詳
しくは、当該マニホールド弁構造体50の主流体流出入
口57を、図12の(B)のように、該弁構造体外の副
流体の流れ方向に平行な、つまり前記主流体流路53に
直交する配管Pに接続する場合には、図示の如く継ぎ手
R等により流体の流れを変換する必要が生じ、その継ぎ
手R分無駄なスペースができてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みて提案されたものであって、汎用性に優れるととも
に、設置後において供給する副流体の数等を変更する場
合にも簡単かつ迅速に対応でき、コスト的にも有利なマ
ニホールド弁構造体を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、第1流体のための第1流出入口(22)と第1弁
開口(23)とを有する第1流体チャンバ(21)と、
前記第1弁開口(23)を介して連通され主流体のため
の第1連通開口(26)を有する第1主流体チャンバ
(25)と、前記第1弁開口(23)を開閉する第1弁
機構(V1)とを備える第1弁ブロック(20)と、第
2流体のための第2流出入口(32)と第2弁開口(3
3)とを有する第2流体チャンバ(31)と、前記第2
弁開口(33)を介して連通され主流体のための第2連
通開口(36)を有する第2主流体チャンバ(35)
と、前記第2弁開口(33)を開閉する第2弁機構(V
2)とを備える第2弁ブロック(30)とからなり、前
記第1弁ブロックの第1主流体チャンバ(25)または
第2弁ブロックの第2主流体チャンバ(35)の少なく
とも一方に主流体流出入口(27)が形成されるととも
に、前記第1弁ブロックの第1連通開口(26)と前記
第2弁ブロックの第2連通開口(36)とが互いに連通
して連結配置されていることを特徴とするマニホールド
弁構造体(10)に係る。
【0010】また、請求項2の発明は、第1流体のため
の第1流出入口(22)と第1弁開口(23)とを有す
る第1流体チャンバ(21)と、前記第1弁開口(2
3)を介して連通され主流体のための第1連通開口(2
6)を有する第1主流体チャンバ(25)と、前記第1
弁開口(23)を開閉する第1弁機構(V1)とを備え
る第1弁ブロック(20)と、第2流体のための第2流
出入口(32)と第2弁開口(33)とを有する第2流
体チャンバ(31)と、前記第2弁開口(33)を介し
て連通され主流体のための第2連通開口(36)を有す
る第2主流体チャンバ(35)と、前記第2弁開口(3
3)を開閉する第2弁機構(V2)とを備える第2弁ブ
ロック(30)と、第3流体のための第3流出入口(4
2)と第3弁開口(43)とを有する第3流体チャンバ
(41)と、前記第3弁開口(43)を介して連通され
主流体のための第3連通開口(46)及び第4連通開口
(47)を有する第3主流体チャンバ(45)と、前記
第3弁開口(43)を開閉する第3弁機構(V3)とを
備える第3弁ブロック(40)とからなり、前記第1弁
ブロックの第1主流体チャンバ(25)、第2弁ブロッ
クの第2主流体チャンバ(35)、第3弁ブロックの第
3主流体チャンバ(45)の少なくとも一つに主流体流
出入口(27)が形成されるとともに、前記第1弁ブロ
ックの第1連通開口(26)と前記第3弁ブロックの第
3連通開口(46)と、及び前記第2弁ブロックの第2
連通開口(36)と前記第3弁ブロックの第4連通開口
(47)とがそれぞれ連通して連結配置されていること
を特徴とするマニホールド弁構造体(10B)に係る。
【0011】さらに、請求項3の発明は、請求項2にお
いて、前記第3弁ブロック(40)を複数備え、隣接す
る第3弁ブロック(40)の第3連通開口(46)と第
4連通開口(47)とが連通して連結配置されているマ
ニホールド弁構造体(10C)に係る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1は請求項1の発明の一実施例に
係るマニホールド弁構造体を示す正面図、図2は図1の
2−2断面図、図3は図1の3−3断面図、図4は同マ
ニホールド弁構造体のブロック並設方向に沿って切断し
た断面図、図5は同マニホールド弁構造体におけるブロ
ック連結部分の連通開口周辺を拡大して示す断面図、図
6は請求項1に記載した発明の他の実施例に係るマニホ
ールド弁構造体を示す正面図、図7は同マニホールド弁
構造体のブロック並設方向に沿って切断した断面図、図
8は請求項2の発明の一実施例に係るマニホールド弁構
造体を示す正面図、図9は同マニホールド弁構造体のブ
ロック並設方向に沿って切断した断面図、図10は請求
項3の発明の一実施例に係るマニホールド弁構造体を示
す正面図、図11は同マニホールド弁構造体のブロック
並設方向に沿って切断した断面図、図12は図8のマニ
ホールド弁構造体の配管等との接続例を従来構造と比較
して示した概略図である。
【0013】〔請求項1の発明〕図1ないし図4に示す
マニホールド弁構造体10は、請求項1の発明の一実施
例に係るものであり、第1弁ブロック20と第2弁ブロ
ック30とからなる。このマニホールド弁構造体10
は、工場等で、純水等の流体を所定の作業場所へ供給す
る配管の途中等に接続され、前記純水等に薬品等を所定
流量で混合して主流体として供給したり、あるいは所定
流体を複数の場所へ分配して供給したりするのに使用さ
れる。なお、図2及び図3は図1の2−2線、3−3線
でそれぞれ切断した断面図であるが、理解を容易にする
ために、各弁ブロック20,30を後述する作動流体流
通口28a,28b,38a,38bを通って切断して
いる。
【0014】第1弁ブロック20は、図のような略直方
体に形成され、第1流体チャンバ21と第1主流体チャ
ンバ25と第1弁機構V1を備えている。なお、この実
施例では、図示から理解されるように、前記第1流体チ
ャンバ21は第1弁ブロック20の略中央に位置し、該
第1流体チャンバ21の下方に前記第1主流体チャンバ
25が位置している。
【0015】前記第1流体チャンバ21は、第1流体
(純水や薬品等)のための第1流出入口22と第1弁開
口23を有している。前記第1流出入口22は、当該第
1弁ブロック20における第1流体が流出入する部分で
あり、第1弁ブロック20の正面20a,背面20b,
第2弁ブロック30の反対側の側面20c,下面20e
の何れか(図示の例では背面20b)から略水平方向に
形成されている。また、前記第1弁開口23は、第1主
流体チャンバ25に連通するように、前記第1流出入口
22と直交する略鉛直方向(上下方向)に形成されてい
る。なお、この実施例では、前記第1流体チャンバ21
内には、後述するように第1弁機構V1の弁部Vaが配
され、当該第1流体チャンバ21は弁室を構成してい
る。
【0016】第1主流体チャンバ25は、前記第1弁開
口23を介して第1流体チャンバ21と連通するように
形成され、主流体のための第1連通開口26と主流体流
出入口27を有している。前記第1連通開口26は、後
述する第2弁ブロック30の第2連通開口36と連通す
る部分であり、第1弁ブロック20の第2弁ブロックに
対向する側面(図の右側面)20dから略水平方向に形
成されている。また、前記主流体流出入口27は、当該
弁構造体10における主流体が流出入する部分であり、
第1弁ブロック20の正面20a,背面20b,第2弁
ブロックの反対側の側面(図の左側面)20c,下面2
0eの何れか(図示の例では前記第1流出入口22とは
反対側となる正面20a)から略水平方向に形成されて
いる。
【0017】また、前記第1流体チャンバ21または第
1主流体チャンバ25の何れか、実施例では第1流体チ
ャンバ21には、前記第1弁開口23を開閉する第1弁
機構V1が配設されている。この第1弁機構V1として
は、前記第1流体チャンバ21内を適宜手段により上下
動する弁部を備えたものが用いられる。
【0018】実施例では、前記第1弁機構V1は、第1
流体チャンバ21内を上下動する弁部Vaと、該弁部V
aの上部に固着され前記第1流体チャンバ21上方の第
1調圧室28内を上下動するピストン部Vbとを有し、
そのピストン部Vb上面と第1調圧室28の内壁間には
スプリングSが介在され、当該ピストン部Vbは下方向
へ付勢されている。そして、前記第1調圧室28のピス
トン部Vbより下方の空間にエアー等の作動流体を流入
させることにより前記ピストン部Vb及び弁部Vaが上
昇し、反対に前記空間から作動流体を流出させると前記
スプリングSの弾性力により前記ピストン部Vb及び弁
部Vaが下降する。また、実施例の第1弁機構V1にお
いては、前記弁部Vaの上部にダイヤフラム部Vcが設
けられている。さらに、実施例では、第1弁ブロック2
0の上面20fに調節ネジ部材Nが螺着され、該調節ネ
ジ部材Nの回動によりピストン部Vb上面と第1調圧室
28の内壁間の距離(ピストン部Vbが上死点に位置す
る場合における距離)を変え、それにより前記弁部Va
と第1弁開口23間の開度を微調整できるようになって
いる。なお、図中の符号28a,28bは前記第1弁機
構V1を上下動させるエアー等の作動流体を第1調圧室
28内に流通させるための作動流体流通口である。
【0019】前記第1弁機構V1は、適当な制御装置
(図示せず)と接続されており、第1流体あるいは主流
体の所要供給量に合わせて前記弁部Vaが上下動するこ
とによって、前記第1弁開口23を開閉し、第1流体チ
ャンバ21の第1流出入口22から流入する第1流体を
第1主流体チャンバ25内へ供給しまたは供給を停止
し、あるいは第1主流体チャンバ25の主流体流出入口
27から流入する流体を第1流体チャンバ21内へ供給
しまたは供給を停止する。
【0020】第2弁ブロック30は、前記第1弁ブロッ
ク20と同様に、図のような略直方体に形成され、第2
流体チャンバ31と第2主流体チャンバ35と第2弁機
構V2を備えている。なお、この実施例では、図示から
理解されるように、前記第2流体チャンバ31は第2弁
ブロック30の略中央に位置し、該第2流体チャンバ3
1の下方に前記第2主流体チャンバ35が位置してい
る。
【0021】前記第2流体チャンバ31は、第2流体の
ための第2流出入口32と第2弁開口33を有してい
る。前記第2流出入口32は、当該第2弁ブロック30
における第2流体が流出入する部分であり、第2弁ブロ
ック30の正面30a,背面30b,第1弁ブロックの
反対側の側面(図の右側面)30d,下面30eの何れ
か(図示の例では背面30b)から略水平方向に形成さ
れている。また、前記第2弁開口33は、第2主流体チ
ャンバ35に連通するように、前記第2流出入口32と
直交する略鉛直方向に形成されている。なお、この実施
例では、前記第2流体チャンバ31内には、後述する第
2弁機構V2の弁部Vaが配され、当該第2流体チャン
バ31は弁室を構成している。
【0022】第2主流体チャンバ35は、前記第2弁開
口33を介して第2流体チャンバ31と連通するように
形成され、主流体のための第2連通開口36を有してい
る。前記第2連通開口36は、前記第1弁ブロック20
の第1連通開口26と連通する部分であり、第2弁ブロ
ック30の第1弁ブロック20に対向する側面(図の左
側面)30cから略水平方向に形成されている。
【0023】また、前記第2流体チャンバ31または第
2主流体チャンバ35の何れか、実施例では第2流体チ
ャンバ31には、前記第2弁開口33を開閉する第2弁
機構V2が設けられている。この第2弁機構V2は前記
第1弁機構V1と同じ構成のものが用いられるので、図
示において前記第1弁機構V1の部材と同一部材につい
ては同一符号を付し、その説明を省略する。なお、図中
の符号38は第2弁ブロック30の第2流体チャンバ3
1上方に形成される第2調圧室、38a,38bは第2
弁機構V2を上下動させるエアー等の作動流体を第2調
圧室38内に流通させるための作動流体流通口である。
【0024】ここで、前記第1弁機構V1と第2弁機構
V2は、各流体毎に供給及び供給停止の切り替えや供給
量の増減の調整を行えるよう互いに独立して作動できる
ようにしたり、あるいは各流体の同時供給や交互供給の
場合等に対応できるよう各弁機構同士を関連させて作動
できるようにしてもよい。このように各弁機構を関連さ
せて作動させる一方法としては、図示しないコンピュー
タ制御装置等を介して作動流体供給装置を前記作動流体
流通口28a,28b,38a,38bと接続する方法
がある。
【0025】前記各弁ブロック20,30及び弁機構V
1,V2の弁部VaやダイヤフラムVc等流体と接触す
る部分の材質は、主流体及び副流体の種類によって適宜
選択されるが、酸やアルカリ等に対する耐性を有するP
TFE(ポリテトラフルオロエチレン)等が好適であ
る。
【0026】このマニホールド弁構造体10において
は、前記第1弁ブロック20及び第2弁ブロック30
を、それらの連通開口26,36を有する側面20d,
30cが連結面となるように連結される。これにより、
前記第1弁ブロック20の第1連通開口26と第2弁ブ
ロック30の第2連通開口36とが互いに連通して連結
配置され、第1弁ブロック20の第1主流体チャンバ2
5と第2弁ブロック30の第2主流体チャンバ35が一
体になる。
【0027】前記各ブロック20,30の連結は、各ブ
ロック側面から螺着されるボルト等の緊締部材(図示せ
ず)を用いて行われるが、マニホールド弁構造体10の
使用に際して漏れのないよう当該連結を密に行う必要が
ある。この実施例では、図5の(A)に示すように、前
記第1弁ブロック20の第2弁ブロック側側面20dの
第1連通開口26外周には該第1連通開口26を取り囲
むように環状凹溝部29aが形成され、これに対して、
前記第2弁ブロック30の第1弁ブロック側側面30c
の第2連通開口36周縁には環状突起39aが突設さ
れ、さらに環状突起39aの外周には前記環状凹溝部2
9に収容される頭部39cと前記環状凹溝部29aの内
周縁部29bに当接するテーパ面39dとを有する環状
突部39bが形成されていて、当該両弁ブロック20,
30の連結時、すなわち前記緊締部材の緊締時には、図
5の(B)に示すように、前記第2弁ブロック30の環
状突起39aが前記第1弁ブロック20の第1連通開口
26周縁に圧着されるとともに、前記第弁2ブロック3
0の環状突部39bが前記環状凹溝部29aに収容され
かつ前記環状突部39bのテーパ面39dが前記環状凹
溝部29aの内周縁部29bに圧着されるようになって
いる。このようにすれば実に密に両弁ブロック20,3
0を連結できる。勿論、これに限らず、当該弁ブロック
の連結に際して両弁ブロック間にシールパッキン等を介
設する等してシール性を高めるシール構造を適用しても
よい。
【0028】次に、かかる構造のマニホールド弁構造体
10の作動について説明する。なお、各流体供給時の異
なる時点の作動を一度に視覚的に確認できるようにする
ため、図4ではマニホールド弁構造体10の2つの弁機
構V1,V2が第1流体あるいは第2流体供給時の異な
った時点の位置を同時に示している。
【0029】まず、当該マニホールド弁構造体10を、
純水や薬品等の副流体(実施例では第1流体と第2流体
に相当する。)を所定流量で混合して主流体として供給
するために用いる場合における作動について述べる。最
初に、前記第1流出入口22または第2流出入口32か
らマニホールド弁構造体10内に入った第1流体または
第2流体は、前記第1流体チャンバ21または第2流体
チャンバ31を満たす。次いで、弁機構V1,V2の弁
部Vaが上昇し、前記第1弁開口23または第2弁開口
33が開くと所定流量の各流体が前記第1主流体チャン
バ25または第2主流体チャンバ35内に供給される。
ここで、前記第2主流体チャンバ35内に供給された第
2流体は前記第2連通開口36,第1連通開口26を介
して第1主流体チャンバ25内に流入し、該第1主流体
チャンバ25内で第1流体と第2流体とが混合される。
そして、その混合流体が主流体として前記第1主流体チ
ャンバ25の第1主流体流出入口27から排出される。
これに対して、前記エアー等の作動流体の切換により第
1弁機構V1または第2弁機構V2の両方または何れか
一方の弁部VaがスプリングSのバネ弾性によって下降
すると、該弁部Vaに対応する第1弁開口23または第
2弁開口33が閉じられ、第1流体または第2流体の第
1主流体チャンバ25または第2主流体チャンバ35へ
の供給が停止する。
【0030】次に、所定流体を複数の場所へ分配して供
給するために、当該マニホールド弁構造体10を用いる
場合における作動について述べる。最初に、前記第1主
流体流出入口27からマニホールド弁構造体10内に入
った流体は、前記第1主流体チャンバ25を満たすとと
もに、その流体は前記第1連通開口26,第2連通開口
36を介して第2主流体チャンバ35内に流入する。次
いで、前記弁機構V1,V2の弁部Vaが上昇し、前記
第1弁開口23及び第2弁開口33が開くと所定流量の
流体が前記第1流体チャンバ21及び第2流体チャンバ
31内に流入し、その後前記第1流出入口22及び第2
流出入口32から弁構造体10外へ流出される。一方、
前記エアー等の作動流体の切換により第1弁機構V1ま
たは第2弁機構V2の両方または何れか一方の弁部Va
がスプリングSのバネ弾性によって下降すると、該弁部
Vaに対応する第1弁開口23または第2弁開口33が
閉じられ、流体の第1流体チャンバ21または第2流体
チャンバ31への流入(供給)が停止する。
【0031】なお、上記実施例においては、各弁ブロッ
ク20,30の第1流体チャンバ21及び第2流体チャ
ンバ31は各主流体チャンバ25,35の上方に位置
し、該第1流体チャンバ21及び第2流体チャンバ31
内に弁機構V1,V2の弁部Vaが配されているが、こ
れに限らず、図6及び図7に示す他の実施例に係るマニ
ホールド弁構造体10Aの如く、第1流体チャンバ21
A及び第2流体チャンバ31Aを第1主流体チャンバ2
5A及び第2主流体チャンバ35Aの下方に形成し、前
記第1主流体チャンバ25A内に第1流体チャンバ21
Aの第1弁開口23Aを開閉する第1弁機構V1の弁部
Vaを、第2主流体チャンバ35A内に第2流体チャン
バ31Aの第2弁開口33Aを開閉する第2弁機構V2
の弁部Vaをそれぞれ配してもよい。図示の符号20A
は第1弁ブロック、22Aは第1流体チャンバ21Aの
第1流出入口、26Aは第1主流体チャンバ25Aの第
1連通開口、27Aは第1主流体チャンバ25Aの主流
体流出入口、30Aは第2弁ブロック、32Aは第2流
体チャンバ31Aの第2流出入口、36Aは第2主流体
チャンバ35Aの第2連通開口である。
【0032】〔請求項2の発明〕次に、請求項2の発明
について図8及び図9を用いて説明する。図示するマニ
ホールド弁構造体10Bは、請求項2の発明の一実施例
に係るものであり、第1弁ブロック20と第2弁ブロッ
ク30と該両弁ブロック20,30間に挟まれる第3弁
ブロック40からなる。なお、このマニホールド弁構造
体10Bの第1弁ブロック20及び第2弁ブロック30
の構成は、前記図1ないし図4に示したマニホールド弁
構造体10のものと同一であるため、図において同一符
号を付し、それらの説明は便宜上省略するものとする。
以下、第3弁ブロック40について詳述する。
【0033】第3弁ブロック40は、前記第1弁ブロッ
ク20及び第2弁ブロック30と同様に、図のような略
直方体に形成され、第3流体チャンバ41と第3主流体
チャンバ45と第3弁機構V3を備えている。なお、こ
の実施例では、図示から理解されるように、前記第3流
体チャンバ41は第3弁ブロック40の略中央に位置
し、該第3流体チャンバ41の下方に前記第3主流体チ
ャンバ45が位置しているが、前述したマニホールド弁
構造体10Aの各弁ブロック20A,30Aの如く、第
3主流体チャンバが第3流体チャンバの上方に位置する
ように両チャンバを形成してもよい。
【0034】前記第3流体チャンバ41は、第3流体の
ための第3流出入口42と第3弁開口43を有してい
る。前記第3流出入口42は、第3弁ブロック40にお
ける第3流体が流出入する部分であり、第3弁ブロック
40の正面,背面,下面の何れか(図示の例では背面)
から略水平方向に形成されている。前記第3弁開口43
は、第3主流体チャンバ45に連通するように、前記第
3流出入口42と直交する略鉛直方向に形成されてい
る。
【0035】第3主流体チャンバ45は、前記第3弁開
口43を介して第3流体チャンバ41と連通するように
形成され、主流体のための第3連通開口46及び第4連
通開口47を有している。前記第3連通開口46は、第
1弁ブロック20の第1連通開口26と連通する部分で
あり、第3弁ブロック40の第1弁ブロック20に対向
する側面(図の左側面)から略水平方向に形成されてい
る。一方、前記第4連通開口47は、第2弁ブロック3
0の第2連通開口36と連通する部分であり、第3弁ブ
ロック40の第2弁ブロック30に対向する側面(図の
右側面)から略水平方向に形成されている。
【0036】また、前記第3流体チャンバ41または第
3主流体チャンバ45の何れか、実施例では第3流体チ
ャンバ41には、前記第3弁開口43を開閉する第3弁
機構V3が配設されている。なお、前記したように第3
主流体チャンバが第3流体チャンバの上方に位置する場
合には、第3主流体チャンバに第3弁機構V3が配設さ
れることになる。前記第3弁機構V3としては、前記第
1弁機構V1と同じ構成のものが用いられるので、図示
において前記第1弁機構V1の部材と同一部材について
は同一符号を付し、その説明を省略する。図中の符号4
8は第3弁ブロック40の第3流体チャンバ41上方に
形成される第3調圧室、48a,48bは第3弁機構V
3を上下動させるエアー等の作動流体を第3調圧室48
内に流通させるための作動流体流通口である。
【0037】そして、このマニホールド弁構造体10B
においては、第1弁ブロック20及び第2弁ブロック3
0とで第3弁ブロック40を挟むようにボルト等の緊締
部材により密に連結されることによって、前記第1弁ブ
ロック20の第1連通開口26と前記第3弁ブロック4
0の第3連通開口46と、及び前記第2弁ブロック30
の第2連通開口36と前記第3弁ブロック40の第4連
通開口47とがそれぞれ連通して連結配置され、前記第
1主流体チャンバ25,第2主流体チャンバ35,第2
主流体チャンバ45が一体となる。なお、この各ブロッ
クを連結する際には、上記したマニホールド弁構造体1
0のシール構造を適用するのが好ましい。また、このマ
ニホールド弁構造体10Bの作動については上記マニホ
ールド弁構造体10の作動と概ね同じであるので説明は
省略する。
【0038】〔請求項3の発明〕図10及び図11に
は、請求項3の発明の一実施例に係るマニホールド弁構
造体10Cが示されている。このマニホールド弁構造体
10Cは、前記第1弁ブロック20と第2弁ブロック3
0と複数(図示の例では2つ)の第3弁ブロック40,
40からなる。なお、各弁ブロック20,30,40の
構成は、前記マニホールド弁構造体10あるいは10B
の構成と同一であるため、図において同一符号を付し、
それらの説明は省略する。
【0039】そして、このマニホールド弁構造体10C
においては、第1弁ブロック20及び第2弁ブロック3
0とで複数の第3弁ブロック40,40を挟むようにボ
ルト等の緊締部材により連結される。これによって、第
1弁ブロック20の第1連通開口26と最も第1弁ブロ
ック寄りの第3弁ブロック40の第3連通開口46と、
及び前記第2弁ブロック30の第2連通開口36と最も
第2弁ブロック寄りの第3弁ブロック40の第4連通開
口47と、並びに隣接する第3弁ブロック40の第3連
通開口46と第4連通開口47とがそれぞれ連通して連
結配置され、前記第1主流体チャンバ25,第2主流体
チャンバ35,第2主流体チャンバ45,45が一体と
なる。なお、このマニホールド弁構造体10Cの作動に
ついては上記マニホールド弁構造体10の作動と概ね同
じであるので説明は省略する。
【0040】上で述べてきたように前記各弁ブロック2
0,30,40をモジュール化すれば、前記第3弁ブロ
ック40の数を適宜選択することにより、様々なユーザ
ーのニーズ、つまり多種多様な副流体の数(あるいは流
体を分配供給する作業場所の数)に対応でき、汎用性に
優れる。また、工場等におけるマニホールド弁構造体の
設置後、前記副流体の数(あるいは流体を分配供給する
作業場所の数)を変更する必要が生じても、それに簡単
かつ迅速にしかも低コストで対応することができる。
【0041】図12には、上で説明した実施例のマニホ
ールド弁構造体を、該弁構造体外における主流体の流れ
方向と副流体の流れ方向が平行となるように、配管等と
接続する一例が従来構造の場合と対比して示されてい
る。同図の(A)では、上記請求項2の発明の一実施例
に係るマニホールド弁構造体10Bが該弁構造体10B
外における副流体(第1流体,第2流体,第3流体)の
流れ方向に平行な主流体用配管Pに接続され、同図
(B)では、先の従来技術の欄で説明したマニホールド
弁構造体50が該弁構造体50外における副流体の流れ
方向に平行な主流体用配管Pに接続されている。図から
も理解されるように、従来のマニホールド弁構造体50
の場合には、主流体流出入口54と副流体流出入口5
7,57,57は互いに直交するように形成されるの
で、前記配管Pと主流体流出入口54との接続に際して
継ぎ手Rが必要となり無駄なスペースができてしまう。
これに対して、前記マニホールド弁構造体10Bの場合
には、主流体流出入口27と副流体流出入口22,3
2,42は互いに平行に形成されているので、前記主流
体流出入口27に直接配管Pを接続でき、無駄なスペー
スが生じるのを避けることができる。
【0042】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て構成の一部を適宜変更して実施することができる。例
えば上記実施例ののマニホールド弁構造体10,10
A,10B,10Cにおいては、主流体流出入口は第1
弁ブロックに1つ設けられているが、該主流体流出入口
を第1弁ブロック,第2弁ブロック,第3弁ブロック中
の適宜ブロックに適宜数設けることができる。このよう
に、本発明のマニホールド弁構造体においては、ユーザ
ーのニーズに応じて主流体流出入口の位置(主流体の流
れ方向)および数を自由に設定することができる。
【0043】
【発明の効果】以上図示し説明したように、本発明に係
るマニホールド弁構造体においては、副流体のためのチ
ャンバと主流体のためのチャンバをそれぞれ有する各弁
ブロックは互いに独立したモジュールとして構成されて
いるので、該弁ブロックを様々な組合せで組み合わせる
ことにより、ユーザーの多種多様なニーズ、つまり副流
体の数(あるいは流体を分配供給する作業場所の数)に
合致するマニホールド弁構造体を提供でき、極めて汎用
性に優れる。また、当該マニホールド弁構造体は、工場
等への設置後に副流体の数(あるいは流体を分配供給す
る作業場所の数)を変更する必要が生じても、それに簡
単かつ迅速にしかも低コストで対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例に係るマニホールド
弁構造体を示す正面図である。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】図1の3−3断面図である。
【図4】同マニホールド弁構造体のブロック並設方向に
沿って切断した断面図である。
【図5】同マニホールド弁構造体におけるブロック連結
部分の連通開口周辺を拡大して示す断面図である。
【図6】請求項1に記載した発明の他の実施例に係るマ
ニホールド弁構造体を示す正面図である。
【図7】同マニホールド弁構造体のブロック並設方向に
沿って切断した断面図である。
【図8】請求項2の発明の一実施例に係るマニホールド
弁構造体を示す正面図である。
【図9】同マニホールド弁構造体のブロック並設方向に
沿って切断した断面図である。
【図10】請求項3の発明の一実施例に係るマニホール
ド弁構造体を示す正面図である。
【図11】同マニホールド弁構造体のブロック並設方向
に沿って切断した断面図である。
【図12】図8のマニホールド弁構造体の配管等との接
続例を従来構造と比較して示した概略図である。
【図13】従来のマニホールド弁構造体を示す正面図で
ある。
【図14】同マニホールド弁構造体の断面図である。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C:マニホールド弁構造体 20:第1弁ブロック 21:第1流体チャンバ 22:第1流出入口 23:第1弁開口 25:第1主流体チャンバ 26:第1連通開口 27:主流体流出入口 30:第2弁ブロック 31:第2流体チャンバ 32:第2流出入口 33:第2弁開口 35:第2主流体チャンバ 36:第2連通開口 40:第3弁ブロック 41:第3流体チャンバ 42:第3流出入口 43:第3弁開口 45:第3主流体チャンバ 46:第3連通開口 47:第4連通開口 V1,V2,V3:弁機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 知子 愛知県名古屋市千種区上野3丁目11番8号 アドバンス電気工業株式会社内 Fターム(参考) 3H051 AA01 BB02 BB04 CC01 CC14 CC15 FF02 FF12 3H067 AA01 AA32 BB08 CC33 CC35 DD07 DD14 DD23 EC07 EC21 EC22 EC23 EC25 FF09 FF11 GG13 GG26 GG27 GG28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1流体のための第1流出入口(22)
    と第1弁開口(23)とを有する第1流体チャンバ(2
    1)と、前記第1弁開口(23)を介して連通され主流
    体のための第1連通開口(26)を有する第1主流体チ
    ャンバ(25)と、前記第1弁開口(23)を開閉する
    第1弁機構(V1)とを備える第1弁ブロック(20)
    と、 第2流体のための第2流出入口(32)と第2弁開口
    (33)とを有する第2流体チャンバ(31)と、前記
    第2弁開口(33)を介して連通され主流体のための第
    2連通開口(36)を有する第2主流体チャンバ(3
    5)と、前記第2弁開口(33)を開閉する第2弁機構
    (V2)とを備える第2弁ブロック(30)とからな
    り、 前記第1弁ブロックの第1主流体チャンバ(25)また
    は第2弁ブロックの第2主流体チャンバ(35)の少な
    くとも一方に主流体流出入口(27)が形成されるとと
    もに、 前記第1弁ブロックの第1連通開口(26)と前記第2
    弁ブロックの第2連通開口(36)とが互いに連通して
    連結配置されていることを特徴とするマニホールド弁構
    造体(10)。
  2. 【請求項2】 第1流体のための第1流出入口(22)
    と第1弁開口(23)とを有する第1流体チャンバ(2
    1)と、前記第1弁開口(23)を介して連通され主流
    体のための第1連通開口(26)を有する第1主流体チ
    ャンバ(25)と、前記第1弁開口(23)を開閉する
    第1弁機構(V1)とを備える第1弁ブロック(20)
    と、 第2流体のための第2流出入口(32)と第2弁開口
    (33)とを有する第2流体チャンバ(31)と、前記
    第2弁開口(33)を介して連通され主流体のための第
    2連通開口(36)を有する第2主流体チャンバ(3
    5)と、前記第2弁開口(33)を開閉する第2弁機構
    (V2)とを備える第2弁ブロック(30)と、 第3流体のための第3流出入口(42)と第3弁開口
    (43)とを有する第3流体チャンバ(41)と、前記
    第3弁開口(43)を介して連通され主流体のための第
    3連通開口(46)及び第4連通開口(47)を有する
    第3主流体チャンバ(45)と、前記第3弁開口(4
    3)を開閉する第3弁機構(V3)とを備える第3弁ブ
    ロック(40)とからなり、 前記第1弁ブロックの第1主流体チャンバ(25)、第
    2弁ブロックの第2主流体チャンバ(35)、第3弁ブ
    ロックの第3主流体チャンバ(45)の少なくとも一つ
    に主流体流出入口(27)が形成されるとともに、 前記第1弁ブロックの第1連通開口(26)と前記第3
    弁ブロックの第3連通開口(46)と、及び前記第2弁
    ブロックの第2連通開口(36)と前記第3弁ブロック
    の第4連通開口(47)とがそれぞれ連通して連結配置
    されていることを特徴とするマニホールド弁構造体(1
    0B)。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第3弁ブロック
    (40)を複数備え、隣接する第3弁ブロック(40)
    の第3連通開口(46)と第4連通開口(47)とが連
    通して連結配置されているマニホールド弁構造体(10
    C)。
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