JP2001179198A - 乾式洗浄装置 - Google Patents

乾式洗浄装置

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JP2001179198A JP37300999A JP37300999A JP2001179198A JP 2001179198 A JP2001179198 A JP 2001179198A JP 37300999 A JP37300999 A JP 37300999A JP 37300999 A JP37300999 A JP 37300999A JP 2001179198 A JP2001179198 A JP 2001179198A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】銅や鉄などに代表される粒子状の無機物汚染物
質やフォトレジスト等の樹脂などに代表される有機物汚
染物質を共に効率良く除去できる乾式洗浄装置を提供す
ることにある。 【解決手段】高速エアを吹き付けて被処理物(30)の
表面から粉塵を除去する集塵手段(a1)とこの集塵手
段による処理の直後、あるいは同時に200nm以下に
放射光を有する紫外線ランプ(21)によって放射され
た真空紫外線およびこれにより生成されるオゾンの作用
によって被処理物表面を洗浄する紫外線洗浄手段(a
2)を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄装置に関し、特
に被処理物の表面を洗浄する紫外線洗浄手段を有する乾
式洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体、液晶や電子部品の製造工程にお
いて、基板表面にさまざまな物質を塗布、付着また雰囲
気中で熱処理を行う工程があるが工程移動中に無機物や
有機物などの汚染物質が基板表面上に付着する。
【0003】その汚染物質が基板上に存在すると最終的
にはデバイス性能を著しく損なったり、配線の断線、シ
ョートが発生したりし、歩留りの低下を引き起こす大き
な原因となっている。そのため半導体、液晶や電子部品
の製造工程においては、全工程にわたり基板表面上をい
かに清浄に保つかが歩留り向上に直結しており、基板表
面上を洗浄することの重要性が一段と高まっている。
【0004】例えば、半導体製造工程で問題となる銅や
鉄などに代表される粒子状の無機物汚染物質やフォトレ
ジスト等の樹脂などに代表される有機物汚染物質を除去
するために、洗浄液として過酸化水素水をベースにした
RCA洗浄方式の湿式洗浄装置が多数使用されている。
このRCA洗浄プロセスは複数の洗浄液を使用する洗浄
プロセスに対応し、洗浄液の混入を避けるために洗浄装
置は複数の洗浄槽を有し、また各洗浄液処理槽の間に超
純水リンス槽も配置されているマルチバス方式が主流で
ある。ここで用いられる洗浄液はアンモニア、硫酸、塩
酸、フッ酸などである。近年、洗浄液で洗浄後に超純水
で使用した洗浄液を希釈して洗い流し、更に超純水で完
全に水洗した後、次の薬液を投入するというひとつの処
理槽で対応するワンバス方式の湿式洗浄装置も使用され
てきている。また、より一層の洗浄能力向上のため、残
留微粒子除去のために洗浄液とブラシを組み合わたスク
ラブ洗浄装置や、洗浄液と超音波を組み合わせたメガソ
ニック洗浄装置などをRCA洗浄方式の湿式洗浄装置と
組み合わせた複合湿式洗浄装置が使用されている。
【0005】粒子状の無機物汚染物質を除去する他の方
法の一つに、超音波高圧エアを基板表面上に吹き付け、
基板表面上から粒子状の無機物汚染物質を剥離し、真空
吸引装置を用いて吸引除去する超音波ドライクリーナー
なども使用されている。
【0006】有機物汚染物質を除去する方法として、波
長200nm以下の真空紫外線を照射することにより、
真空紫外線およびこれにより生成されるオゾンの作用に
よって被処理体を処理する紫外線洗浄装置が使用されて
いる。このような紫外線洗浄装置に使用されているラン
プとしては、従来、水銀の共鳴線である波長185nmの真
空紫外線を放出する低圧水銀ランプが使用されていた
が、最近においては、一部が誘電体により構成された放
電容器に、エキシマ分子を形成する放電用ガスを充填
し、誘電体バリア放電(別名オゾナイザ放電あるいは無
声放電。電気学会発行改定新版「放電ハンドブック」平
成1年6月再販7刷発行第263ページ参照)によって
エキシマ分子を形成せしめ、該エキシマ分子から放射さ
れる光を利用するランプ、すなわち誘電体バリア放電ラ
ンプが使用されている。
【0007】しかしながら、上記の洗浄装置においては
以下のような問題があった。 (1).湿式洗浄装置は大型であるとともに、純水装置、
排水処理装置、乾燥装置等の付帯設備が必要でなり、装
置全体の設備導入費用が高価になるとともにランニング
コストも高価である。湿式洗浄装置で使用される洗浄液
は気化しやすく、製造工程内の環境汚染源となってい
る。近年の地球環境保全に対する配慮により、半導体、
液晶の製造工程で使用されている洗浄液などの使用量削
減や全廃が課題となっている。 (2).ドライクリーナーは、有機物汚染物質を除去でき
ないことや高圧エアを基板表面上に吹き付けるために発
生する静電気により、逆に粒子状の無機物汚染物質を再
付着が発生することもあり、静電気除去を行うためにイ
オナイザー等の付帯設備を設ける必要がある。 (3).紫外線洗浄装置は有機物汚染物質を除去に対して
は優れているが無機物汚染物質の除去にはほとんど効果
がない。
【0008】そこで、半導体及び液晶製造会社よりコン
パクトでランニングコストが安く、かつ、洗浄液の使用
しないで粒子状の無機物汚染物質や有機物汚染物質を共
に効率良く除去できる乾式洗浄装置が強く要望されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、銅や鉄などに代表される粒子状の
無機物汚染物質やフォトレジスト等の樹脂などに代表さ
れる有機物汚染物質を共に効率良く除去できる乾式洗浄
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、高速エアを吹き付けて被処理物の表面から粉塵を除
去する集塵手段とこの集塵手段による処理の直後、ある
いは同時に200nm以下に放射光を有する紫外線ラン
プによって放射された真空紫外線およびこれにより生成
されるオゾンの作用によって被処理物表面を洗浄する紫
外線洗浄手段を有することを特徴とする。
【0011】図1に本発明にかかわる乾式洗浄装置を示
す。本乾式洗浄装置Aは大きく分けて3つの部分より構
成されており、被照射物表面に付着する粒子状の無機物
汚染物質を良好に被照射物表面から剥離させ、かつ真空
吸引によって除去する部分いわゆる集塵装置a1、真空
紫外線およびこれにより生成されるオゾンの作用によっ
て被処理物表面を洗浄する紫外線照射装置a2、搬送装
置a3から成る。
【0012】集塵装置a1は、高速エアを発生させる高
圧ヘッド10と高圧ヘッド10より発生した高速エアを
被照射物に効率良く吹き付けるためのノズル11と、高
速エアにより被照射物表面から剥離させ、粒子状の無機
物汚染物質を真空吸引を行うバキュームヘッド12から
構成されている。また上記方法は集塵装置a1は、被照
射物と非接触であるために接触式のクリーナーに比べて
スクラッチの発生がない。
【0013】紫外線照射装置a2は、ステンレス製の容
器20の内部に、172nmにピーク波長を有する誘電
体バリア放電ランプ21が複数配置されており、容器2
0の前方には真空紫外光を透過するための合成石英ガラ
スよりなる窓部材22が配置されている。この容器20
は密閉されており、誘電体バリア放電ランプ21は大気
と隔離され、容器20内には誘電体バリア放電ランプ2
1から放射される光に対して透過性であり真空紫外光を
吸収しない不活性体、例えば窒素、アルゴン、ネオン等
のガスが充満されている。反射鏡23は必要によって設
けられるものであり、誘電体バリア放電ランプ21から
放射される真空紫外光を効率良く窓部材22の方向に反
射させるためのものである。誘電体バリア放電ランプ2
1は中空円筒状の放電容器内にエキシマ発光用ガスを充
填し、誘電体バリア放電を発生させることにより、エキ
シマが生成されてエキシマ光が放出されるものである。
誘電体バリア放電ランプ21の放電容器を構成する材料
として、真空紫外線に対して透過性を有するもので実施
例では合成石英ガラスを用いた。本実施例で使用した誘
電体バリア放電ランプ21は有効長250mm、ランプ
電力50Wものであり、真空紫外光を発生させるためエ
キシマ発光用ガスとしてキセノンガスを用いている。ま
た、紫外線照射装置a2の内部には、誘電体バリア放電
ランプ21が4本配置されている。誘電体バリア放電ラ
ンプについては、例えば、特許第2775697号、特
許第2836056号、特許第2775698号、特許
第2854250号、特許第2775699号等に開示
されている。なお本実施例において、紫外線ランプとし
て誘電体バリア放電ランプを用いたが、低圧水銀灯、ホ
ロカソードランプ、マイクロ波放電ランプ、高周波放電
ランプなど200nm以下に放射光を有する紫外線ラン
プであれば、どのようなランプでも構わない。
【0014】搬送装置a3は、シリコンウエハ30が収
納されているカセットボックス31からロボットアーム
32を用いてシリコンウエハ30を試料ステージ33に
搬送し、その後試料ステージ33ごと集塵装置a1や紫
外線照射装置a2に移動するいわゆるシャトル搬送を使
用した。本実施例ではシャトル搬送を用いたが被照射物
を集塵装置a1や紫外線照射装置a2の直下を搬送ロー
ラーを用いて搬送を行うこともできる。
【0015】上記仕様の乾式洗浄装置Aを用いて洗浄実
験を行った。洗浄実験に用いたサンプルは次のような手
順で作製した。まず既存のシリコンウエハに対してRC
A洗浄を実施し、粒子状の無機物汚染物質を除去し、さ
らにシリコンウエハを550℃で加熱し有機物汚染物質
の除去を行った。その後クリーンルーム内にシリコンウ
エハを20日放置し、有機物汚染物質をシリコンウエハ
上に強制的に堆積させた。なおシリコンウエハ上に堆積
した有機物汚染物質を特定するために、同条件にて放置
した分析用シリコンウエハを不活性気流中にて400℃
で加熱を行い、シリコンウエハ表面より熱脱離した有機
物を吸着剤に捕集濃縮したのち、ガスクロマトグラフィ
ーで測定する、いわゆるウエーハ加熱脱離―ガスクロマ
トグラフィーー質量分析法(WTD−GC−MS)で組成
分析を行った。検出された有機物汚染物質は、フタル酸
ジーn−ブチル(DBP)やフタル酸ジー2−エチルヘキ
シル(DOP)などであった。これらの有機物汚染物質は
デバイスの性能を著しく低下させる原因のものである。
粒子状の無機物汚染物質として粒子径が10.0、5.0、3.
0、1.0、0.5μmの5種類のシリコンビーズを有機物汚染
物質が堆積しているシリコンウエハ上に無策に散布し、
洗浄実験サンプルとした。
【0016】実験手順として、予めパーティクルカウン
タを用いてシリコンウエハ30の表面上に存在するシリ
コンビーズの数量を測定したシリコンウエハ30をカセ
ットボックス31に収納しておく。乾式洗浄装置Aを稼
動させ、ロボットアーム32にてシリコンウエハ30を
試料ステージ33に設置し、試料ステージ33ごと集塵
装置a1に移動させる。なお、シリコンウエハ30の表
面と集塵装置a1のバキュームヘッド13の空間距離d
1は2mmである。試料ステージ33に配置されたシリ
コンウエハ30の端部が集塵装置a1の下側を通過しは
じめた瞬間に、集塵装置a1の高圧ヘッド10より発生
させた高速エアをノズル11からシリコンウエハ30の
表面上に吹き付けると同時に高速エアによりシリコンウ
エハ30の表面から剥離させたシリコンビーズをバキュ
ームヘッド12から真空吸引を行う。集塵装置a1で洗
浄されたシリコンウエハ30を紫外線照射装置a2に移
動させ、紫外線照射装置a2の窓部材22の直下で試料
ステージ33を静止させ、紫外線照射装置a2より放射
される真空紫外線およびこれにより生成されるオゾンの
作用によってシリコンウエハ30の表面に堆積している
有機物汚染物質の除去を行う。今回の実施例では紫外線
照射装置a2の窓部材22とシリコンウエハ30までの
距離d2は2mmで、真空紫外線の照射時間は60秒と
した。集塵装置a1と紫外線照射装置a2にて洗浄が終
了したシリコンウエハ30をカセットボックス31に格
納する。格納されたシリコンウエハ30を取り出し、パ
ーティクルカウンタを用いてシリコンビーズの残存数の
測定とWTD−GC−MSによる有機物汚染物質の残存
測定を行い、洗浄前後におけるシリコンビーズの除去率
と有機物汚染物質の除去度合いで評価を行った。なお従
来技術と比較を行うために、集塵装置a1と紫外線照射
装置a2を単独で稼動させた場合の洗浄効果も合せて確
認した。
【0017】まず集塵装置a1を単独で稼動させ洗浄実
験を行った。その結果、粒子径が3μm以上のシリコン
ビーズの除去率は99%以上で、粒子径が0.5及び
1.0μmでは除去率が97%であった。しかしなが
ら、WTD−GC−MSで有機物汚染物質の除去につい
て評価を行ったところ、DBPやDOPなどの有機物汚
染物質は除去されていなかった。なお、集塵装置a1を
単独で稼動させて洗浄実験を行ったとき、高圧エアをシ
リコンウエハ30に吹き付けたことにより静電気が発生
し、シリコンウエハ30の帯電が生じた。この帯電は、
集塵処理自身においては、特に目立って無機物汚染物質
を付着させないが、その後被処理物を放置しておくと容
易に無機物汚染物質を付着させてしまう。
【0018】次に紫外線照射装置a2を単独で稼動させ
洗浄実験を行った。その結果、シリコンビーズの除去効
果はほとんで確認できなかったが、DBPやDOPなど
の有機物汚染物質は完全に除去された。また、紫外線照
射装置a2を単独で稼動させ洗浄実験を行った場合、シ
リコンウエハ30の帯電が生じなかった。
【0019】本願発明の集塵装置a1と紫外線照射装置
a2を組み合わせた乾式洗浄装置Aで洗浄実験を行っ
た。その結果、粒子径が3μm以上のシリコンビーズの
除去率は99%以上で、粒子径が0.5及び1.0μm
では除去率が97%で、DBPやDOPなどの有機物汚
染物質も完全に除去された。さらに集塵装置a1を単独
で稼動させ洗浄を行った時に発生したシリコンウエハ3
0の帯電も生じなかった。シリコンウエハ30に帯電が
生じなかった理由は、真空紫外線の照射による静電気の
除去いわゆる除電が行われたからである。このように帯
電が生じないため、当該処理の後、被処理物を放置して
おいてとしても無機物汚染物質は当該被処理物質に付着
することはない。なお本実施例では集塵装置a1で洗浄
を行ったのちに紫外線照射装置a2で洗浄を行ったが、
集塵装置a1と紫外線照射装置a2の順番を入れ替えて
も、シリコンビーズとDBPやDOPなどの有機物汚染
物質の除去に関しては同様の結果となった。しかしなが
ら、紫外線照射装置a2を集塵装置a1の先に配置した
ため、真空紫外線の照射による静電気の除去効果が少な
く、シリコンウエハ30が若干帯電が生じた。つまり、
集塵装置により処理を先に行い、その直後において紫外
線照射処理を行うことで両者を個別に行った場合に得ら
れる効果に加えて、集塵処理により発生する被処理物上
の帯電を紫外線照射処理で良好に消すことが可能になっ
て新規な効果を有することになる。
【0020】図2のような集塵装置a1と紫外線照射装
置a2を同時に稼動させられる乾式洗浄装置Bの場合、
図1の乾式洗浄装置Aよりも一層の洗浄効果が得られ
る。その効果とは、粒子径が0.5及び1.0μmの除
去率が飛躍的に向上し除去率99%となった。なお、D
BPやDOPなどの有機物汚染物質の除去とシリコンウ
エハ30の帯電に関しては図1の乾式洗浄装置Aと同様
であった。なお、粒子径が0.5及び1.0μmの除去
率が99%に向上した要因は、集塵装置a1より高圧エ
アをシリコンウエハ30に吹き付けると同時に200n
m以下に放射光を有する紫外線ランプを点灯させたこと
により、高圧エアの吹き付けることにより発生する静電
気が除去され、その結果として粒子径の小さなシリコン
ビーズの再付着が防止されたためである。また、集塵装
置a1を稼動させたときに、シリコンウエハ30の裏面
から200nm以下に放射光を有する紫外線ランプを点
灯させても静電気の除去ができた。
【0021】図1や図2に示される本実施例では、20
0nm以下に放射光を有する紫外線ランプを1ヵ所のみ
に適用したが、複数配置することにより静電気の除去及
び有機物汚染物質の除去効果が飛躍的に向上する。従っ
て、本願発明の乾式洗浄装置は、高速エアを吹き付けて
被処理物表面から粉塵を除去する集塵手段と、この集塵
手段による処理の直前や直後、あるいは同時に200n
m以下に放射光を有する紫外線ランプによって放射され
た真空紫外線およびこれにより生成されるオゾンの作用
によって被処理物表面を洗浄する紫外線洗浄手段を有す
ることで、コンパクトでランニングコストが安く、か
つ、洗浄液の使用しないで粒子状の無機物汚染物質や有
機物汚染物質を共に効率良く除去できる。さらに、高速
エアを吹き付けて被処理物表面から粉塵を除去する集塵
手段によって発生する静電気の除去手段として、200
nm以下に放射光を有する紫外線ランプを用いることに
より、静電気を除去することができる。
【0022】
【発明の効果】高速エアを吹き付けて被処理物表面から
粉塵を除去する集塵手段と、この集塵手段による処理の
直前や直後、あるいは同時に200nm以下に放射光を
有する紫外線ランプによって放射された真空紫外線およ
びこれにより生成されるオゾンの作用によって被処理物
表面を洗浄する紫外線洗浄手段を有することによって、
銅や鉄などに代表される粒子状の無機物汚染物質やフォ
トレジスト等の樹脂などに代表される有機物汚染物質を
共に効率良く除去することができる。
【0023】高速エアを吹き付けて被処理物表面から粉
塵を除去する集塵手段によって発生する静電気の除去手
段として、200nm以下に放射光を有する紫外線ラン
プを有することにより、静電気を除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乾式洗浄装置を示す。
【図2】本発明の乾式洗浄装置の他の発明を示す。
【符号の説明】
a1 集塵装置 a2 紫外線照射装置 a3 搬送装置 21 誘電体バリア放電ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA02 AA03 AB14 AB42 BB22 BB72 BC01 4C058 AA30 BB06 BB07 CC04 CC06 EE23 JJ14 KK02 KK12 KK22 KK44

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速エアを吹き付けて被処理物の表面から
    粉塵を除去する集塵手段と、この集塵手段による処理の
    直後、あるいは同時に波長200nm以下にピークを有
    する紫外光を放射する紫外線ランプによって放射された
    真空紫外線、およびこれにより生成されるオゾンの作用
    によって被処理物表面を洗浄する紫外線洗浄手段を有す
    ることを特徴とした乾式洗浄装置。
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