JP2001178662A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001178662A JP2000303095A JP2000303095A JP2001178662A JP 2001178662 A JP2001178662 A JP 2001178662A JP 2000303095 A JP2000303095 A JP 2000303095A JP 2000303095 A JP2000303095 A JP 2000303095A JP 2001178662 A JP2001178662 A JP 2001178662A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要に応じて排気還流割合を変化させること
ができる電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機5を内蔵した掃除機本体1と
吸込具とを、吸気流路Aと電動送風機5からの排気を還
流する排気還流路Bを介して連結すると共に、掃除機本
体1に、電動送風機5からの排気を掃除機本体外に排出
する排気路Cを備えた電気掃除機であって、掃除機本体
1には、電動送風機5の風量切替操作に連動して、排気
還流路Bに還流する排気量と排気路Cを介して掃除機本
体外に排出する排気量の割合を調整する電磁弁81を備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は電気掃除機に係わ
り、特に掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を
ホース及びパイプを介して床用吸込具等に還流するよう
にした排気還流(循環)式の電気掃除機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般的な床移動型の掃除機においては、
掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を総て本体
背面側等に形成された排気口から外部に排出するように
している。
【0003】すなわち、床用吸込具等から空気と共に吸
引された塵埃がパイプ及びホースを介して掃除機本体内
に取り込まれ、集塵用紙パック等で塵埃を取り除かれた
空気が電動送風機のモータ駆動部を冷却した後、排気口
から外部に排出されることになるが、電動送風機からの
排気が総て排出されるため、かなりの勢いで外部に吹き
出される。従って、この排気風によって床面や絨毯上に
沈滞する埃が舞い上がって、部屋中に飛散するという不
具合が生じる。
【0004】このような外部に吹き出される排気風を減
らしたり、集塵効果を上げる等の目的で、従来より、掃
除機本体に連結されるホース,パイプ及び吸込具に、吸
気流路と共に電動送風機からの排気を還流する排気還流
路を形成して成る電気掃除機が提案されている。
【0005】ところが、電動送風機の排気を全てモータ
駆動部に通して、このモータ駆動部を冷却した排気風を
還流すると、モータ駆動部を冷却することにより温度が
上昇した排気風が循環することになるので、更なる温度
上昇を招き、掃除機本体やホース及びパイプ、そしてモ
ータ自身も高温化させ、掃除機使用時の不快感や、ひい
ては掃除機本体の変形やモータの劣化、破壊等を招く恐
れがある。また、モータ駆動部を冷却した排気風には、
モータのカーボンブラシと整流子との接触により発生す
るカーボン粉が含まれており、これが循環すると、排気
還流路にカーボン粉が付着して汚れたり、吸込具から吹
き出されて掃除面が汚れたりする不具合が生じる。ま
た、全ての排気を還流させると、吸込具から新たに吸引
される外気が少なくなるので、吸引力(吸込力)も低下
してしまう。
【0006】そこで、本願出願人は、従来の一般的な電
動送風機の遠心ファンを覆うファンカバーの外周部に排
気口を形成し、遠心ファンから排出される排気風の一部
は従来と同様にしてモータ駆動部の冷却に用いてから本
体側排気口から外部に排出し、残りをモータ駆動部を通
さずにファンカバー排気口から排気還流路に排出するよ
うにしたものを既に提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成に
おいて、還流させる排気量と、本体排気口から外部に排
出する排気量との割合は、電動送風機から吸込具までの
排気還流路の流路抵抗と本体排気口までの排気路の流路
抵抗によって決まり、所望の割合になるように設計され
る。
【0008】しかし、排気還流の割合を高く設定する
と、掃除機本体の排気口からの排気風は少なくなるの
で、排気風による塵埃の飛散は減るが、吸引力(吸込
力)はあまり強くできない。従って、多くの塵埃を短時
間で掃除するためには掃除機本体の排気口からの排気量
を増やす必要がある。すなわち、吸引力を必要とする掃
除、例えば吸込口が狭く形成された隙間用ノズルを使用
する場合等には、排気還流量が多くなると隙間用ノズル
の吸込口からの吹き出しによって、吸い込むべき塵埃が
逆に飛び散ってしまうので、掃除機本体の排気口からの
排気量を増やして排気還流量を減らし、吸引力を大きく
したいが、排気還流の割合は設計時に固定的に設定され
るので、このような使用形態には対応できない。
【0009】そこで、本願発明はこのような課題を解決
するためになされたものであり、必要に応じて排気還流
割合を変化させることができる電気掃除機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、電動送風機を内蔵すると共にホース差込口
を有する掃除機本体と、該掃除機本体に設けられ、前記
電動送風機からの排気を排気路を介して排出する排気口
と、前記ホース差込口に装着されるホースと、該ホース
に接続される連結パイプと、該連結パイプに接続される
吸込具とを備え、前記掃除機本体に、電動送風機からの
排気をホース及び連結パイプを介して吸込具に還流する
排気還流路を形成した電気掃除機であって、前記掃除機
本体には、前記電動送風機の風量切替操作に連動して、
前記排気還流路に還流する排気量と排気路を介して掃除
機本体外に排出する排気量の割合を調整する排気量調整
弁を備えたことを特徴とする。
【0011】前記排気量調整弁は、排気路を開閉制御す
るよう構成することが好ましい。
【0012】前記排気量調整弁は、排気路の開放量を可
変制御するよう構成することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施形態を図
1〜図4を参照して詳細に説明する。
【0014】本願発明が適用される床移動型の掃除機
は、図1に示すように、掃除機本体1、ホース2、連結
パイプ3及び床用吸込具4などから構成されている。
【0015】掃除機本体1には、吸引用の電動送風機5
を収容する電動機室6及び集塵用紙パック7や微塵フィ
ルタ8を用いた集塵室9が内蔵されている。
【0016】また、掃除機本体1の両側に取り付けられ
る大径の後車輪10には、電動送風機5内のモータ駆動
部(図示せず)を冷却してブラケット排気口51から排
出される排気風を排気フィルタ11を介して外部に排出
する排気口12が形成されている。
【0017】そして、掃除機本体1の一部、ホース2、
連結パイプ3及び床用吸込具4は流路が二重構造に成っ
ており、吸気流路Aと排気還流路Bに分かれ、各部間で
連通するように構成されている。
【0018】すなわち、掃除機本体1の集塵室9や電動
機室6の下部側には、電動送風機5のファンカバー排気
口52から排出される排気風をファンカバー排気口52
の下方に形成された連通部13を介して還流するための
排気還流路Bが形成され、この排気還流路Bは掃除機本
体1のホース差込口14に装着されるホースジョイント
部20の排気還流路Bに連通部15を介して連通するよ
うになっている。
【0019】上記ホースジョイント部20は、接続パイ
プ20a,20bが同心円状の二重構造で、吸気流路A
を形成する内側の接続パイプ20a両端が突出した構成
になっており、その一端が紙パック7の取付部7aに差
し込まれると共に、外側の接続パイプ20bにより形成
される排気還流路Bが連通部15を介して上記本体1側
の排気還流路Bに連通するように構成されている。
【0020】上記接続パイプ20a,20bの他端側に
は内側ホース2aと外側ホース2bから成る二重構造の
ホース2の一端が取り付けられている。また、上記ホー
ス2の他端は、手元操作用のグリップ部24に上記と同
様に接続パイプ24a,24bを介して取り付けられて
いる。上記手元操作用のグリップ部24には、電動送風
機5の運転の強弱(吸引力の強弱)を切替操作する操作
スイッチ等の操作部25が設けられている。
【0021】また、連結パイプ3,3はそれぞれ、例え
ば断面略円形の吸気流路Aを形成する内側筒状部3a
と、この内側筒状部3aと上部が一体に形成されると共
に内側筒状部3aを覆うようにして排気還流路Bを形成
する外側筒状部3bとから構成されている。
【0022】一方、電動送風機5は、電動機部5aと送
風機部5bとから成り、電動機部5aは、図示しないロ
ータやステータから成るモータ駆動部がブラケット53
で覆われ、このブラケット53には、前述したようにモ
ータ駆動部を冷却した排気風が排出されるブラケット排
気口51が形成されている。
【0023】また、送風機部5bは、図示しない遠心フ
ァンとディフューザとから成り、これらがファンカバー
54で覆われている。そして、ファンカバー54の外周
部には、遠心ファンから吐出された排気風の一部を排出
するためのファンカバー排気口52がほぼ等間隔に複数
形成されている。残りの排気風は、ディフューザを介し
てブラケット53内に導かれてモータ駆動部を冷却し、
ブラケット排気口51から外部へ排出される。
【0024】そして、本実施形態では、上記ブラケット
排気口51からの排気を本体1両側の後車輪10に形成
された排気口12に導く排気路Cに、電動送風機5から
の排気の背圧に応じて当該排気路Cを開閉する開閉弁6
1が備えられている。
【0025】上記開閉弁61は、排気路Cの両側壁62
から延設されて先端が接する弁体63,63から成り、
各弁体63の付け根部分には、例えばポリプロピレンの
分子配列を縦方向に揃えることによって、繰り返し折曲
にも耐える化学的特性を利用したPP(ポリプロピレ
ン)ヒンジと呼ばれる弾性ヒンジ64が形成されてい
る。従って、この開閉弁61は、上記弾性ヒンジ64に
より排気路Cを閉じる方向に付勢され、電動送風機5か
らの排気の背圧に応じて開放される。
【0026】さて、上記のように構成された排気還流式
掃除機の使用時には、電動送風機5の吸引によって、床
用吸込具4から吸い込んだ塵埃の混じった空気が連結パ
イプ3の吸気流路A、ホース2の吸気流路Aを通って掃
除機本体1内に取り込まれる。本体1内では、紙パック
7で塵埃が取り除かれ、更に微塵フィルタ8を介して清
浄化された空気が電動送風機5に吸引される。
【0027】そして、電動送風機5からの排気風は、そ
の一部がファンカバー54の外周部に形成されたファン
カバー排気口52から排出されて、連通部13を介し
て、掃除機本体1の下部側に形成された排気還流路Bに
還流され、ホース2の排気還流路B、連結パイプ3の排
気還流路Bを通って、床用吸込具4に還流し、この排気
風により舞い上げられた塵埃及び新たに吸引される外気
と共に、再び連結パイプ3の吸気流路Aへと循環するこ
とになる。
【0028】残りの排気風は、モータ駆動部を覆うブラ
ケット53内に導かれてモータ駆動部を冷却し、ブラケ
ット排気口51から排出される。
【0029】ここで、吸引力が弱いとき、すなわち手元
操作用のグリップ部24の操作部25に設けられた操作
スイッチを操作して電動送風機5を弱運転にしたとき
は、図3に示すようになる。
【0030】すなわち、電動送風機5が弱運転になる
と、電動送風機5からの排気の背圧が低いので、排気路
Cに設けられた開閉弁61は開かない。このため、ブラ
ケット排気口51から排出された排気風は、本体側排気
口12から外部に排出されず、電動送風機5からの排気
風は100%還流される。従って、本体側排気口12か
らの排気風は出なくなるので、排気風によって床面や絨
毯上に沈滞する埃が舞い上がることは全くなくなる。
【0031】一方、吸引力が強いとき、すなわち隙間用
ノズル等を使用するため手元操作用グリップ部24の操
作部24に設けられた操作スイッチを操作して電動送風
機5を強運転にしたときは、図4に示すようになる。
【0032】電動送風機5が強運転になると、電動送風
機5からの排気の背圧が高くなるので、排気路Cに設け
られた開閉弁61が開放される。このため、ブラケット
排気口51から排出された排気風は、本体側排気口12
から外部に排出され、ファンカバー排気口52から排出
される排気風のみが還流される。従って、強運転にして
も還流排気が隙間用ノズル等の吸込口から勢い良く吹き
出すことなく、還流排気と共に、本体側排気口12から
外部に排出された排気量に相当する分だけ新たに外気が
吸い込まれるので、大きな吸込力が得られる。これは、
上述した隙間用ノズルを使用する場合のように、吹き出
しを生じることなく大きな吸込力を必要とする場合に特
に有効である。
【0033】以上のように本実施形態によれば、弾性ヒ
ンジ64による開閉弁61を用いたことにより、部品点
数も増えない簡単な構成で、電動送風機5からの排気の
背圧に応じて自動的に排気量が変わる排気還流式掃除機
が実現できる。
【0034】図5〜図7は本願発明の他の実施形態を示
す図で、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を
示している。
【0035】電動送風機5からの排気の背圧に応じて開
閉する開閉弁を用いる点は前記実施形態と同様である
が、本実施形態では、排気路Cに形成された開口部70
にスプリング74を用いた開閉弁71を設けたものであ
る。
【0036】この開閉弁71は、排気路Cの開口部70
を開閉する弁体73に一体に形成されたスプリング受7
5と開口部70周縁との間にスプリング74を介装した
ものである。
【0037】このように構成しても、前記実施形態同
様、吸引力が弱いときは図6に示すように開閉弁71が
閉じ、吸引力が強きときは図7に示すように開閉弁71
が開くので、前記実施形態と同様な作用効果が得られる
と共に、スプリング74の方が弾性力の調整がしやすい
利点がある。
【0038】図8〜図10は、本願発明の更に他の実施
形態を示す図で、前記実施形態と同一符号は同一又は相
当部分を示している。
【0039】本実施形態では、手元操作用グリップ部2
4の操作部25に設けられた操作スイッチによる電動送
風機5の強弱運転切替操作に連動して排気路Cを開閉す
る電磁弁81を備えたものである。
【0040】この電磁弁81は、排気路Cの電磁弁取付
部80に形成された通風孔82を開閉する弁体83がス
プリング84により通風孔82を塞ぐ方向に付勢される
と共に、強運転時に通電されるコイル85の磁力により
スプリング84の付勢力に抗して弁体83が通風孔82
を開放する方向に移動するように構成されている。
【0041】このように構成しても、前記実施形態同
様、吸引力が弱いときは図9に示すように電磁弁81が
閉じ、吸引力が強きときは図10に示すように電磁弁8
1が開くので、前記実施形態と同様な作用効果が得られ
ると共に、背圧に依らず、強弱運転切替操作に連動して
開閉するので、動作遅れもなく確実に開閉動作が行われ
る。
【0042】なお、上記実施形態では、電磁弁81を強
弱運転切替操作に連動させたが、この電磁弁81用の独
立した操作スイッチを手元操作用グリップ部24の操作
部25に設けるようにすることもできる。
【0043】このように構成すれば、吸引力の強弱にか
かわらず、排気量を使用者の好みに応じて変化させるこ
とができる。例えばアトピー等の粉塵アレルギーの人が
いる家庭では常に本体排気口12から排気風が出ないよ
うにすることができ、又、そのような心配がない家庭で
は吸込力を優先するというような,使用者の要望に応じ
た使用形態に対応できる排気還流式掃除機が実現でき
る。
【0044】図11〜図14は、本願発明の更に他の実
施形態を示す図で、前記実施形態と同一符号は同一又は
相当部分を示している。
【0045】本実施形態では、排気路Cに形成された開
口部90にモータ駆動の開閉弁91を設けたものであ
る。
【0046】この開閉弁91は、段階的又は連続的に位
置決め可能なモータ92の回転軸93に取り付けられ、
図11に示すように水平状態に位置決めされると開口部
90が完全に閉じられ、図12,図13に示すように傾
斜状態に位置決めされると開口部90が半開状態とな
り、図14に示すように垂直状態に位置決めされると開
口部90が全開状態となる。モータ92の駆動は、段階
的又は連続的に操作可能な操作スイッチ又は操作レバー
を手元操作用グリップ部24の操作部25に設けること
により実現できる。
【0047】このように構成することにより、前記実施
形態同様、吸引力が弱いときは図11に示すように開閉
弁91を完全に閉じ、吸引力が強きときは図14に示す
ように開閉弁91を全開とすることにより、前記実施形
態と同様な作用効果が得られる。さらに、図12に示す
ように、吸引力が弱いときに開閉弁91を半開状態とす
ることにより吸込力を少し大きくしたり、図13に示す
ように、吸引力が大きいときに開閉弁91を半開状態と
することにより吸込力を少し小さくして本体排気口12
からの排気風を弱めるといった,上記実施形態より更に
多様な使用形態に対応することができる。
【0048】なお、上記各実施形態においては、本願発
明を床移動型の電気掃除機に適用した場合について説明
したが、本願発明はこれに限らず、例えば吸込具が掃除
機本体に直接連結されるようなアップライト型(縦型)
の掃除機にも適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、排気還
流路に還流する排気量と排気路を介して掃除機本体外に
排出する排気量の割合を、電動送風機の風量切替操作に
連動して排気量調整弁により調整するよう構成したの
で、使用状態に応じて排気還流割合を動作遅れなく確実
に調整することができる。
【0050】また、排気路の開閉量を可変調整し得る構
成とすることにより、多様な使用形態に対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る電気掃除機の全体
構成を示す側断面図。
【図2】上記実施形態の掃除機本体部分の拡大側断面
図。
【図3】上記実施形態の作用を示す掃除機本体部分の拡
大側断面図。
【図4】同じく、上記実施形態の作用を示す掃除機本体
部分の拡大側断面図。
【図5】本願発明の他の実施形態に係る電気掃除機の掃
除機本体部分の拡大側断面図。
【図6】上記図5の実施形態の作用を示す掃除機本体部
分の拡大側断面図。
【図7】同じく、上記図5の実施形態の作用を示す掃除
機本体部分の拡大側断面図。
【図8】本願発明の更に他の実施形態に係る電気掃除機
の掃除機本体部分の拡大側断面図。
【図9】上記図8の実施形態の作用を示す掃除機本体部
分の拡大側断面図。
【図10】同じく、上記図8の実施形態の作用を示す掃
除機本体部分の拡大側断面図。
【図11】本願発明の更に他の実施形態に係る電気掃除
機の掃除機本体部分の構成及び作用を示す拡大側断面
図。
【図12】上記図11の実施形態の作用を示す掃除機本
体部分の拡大側断面図。
【図13】同じく、上記図11の実施形態の作用を示す
掃除機本体部分の拡大側断面図。
【図14】同じく、上記図11の実施形態の作用を示す
掃除機本体部分の拡大側断面図。
【符号の説明】
1 掃除機本体 2 ホース 3 連結パイプ 4 床用吸込具 5 電動送風機 6 電動機室 7 集塵用紙パック 9 集塵室 10 後車輪 11 排気フィルタ 12 本体排気口 24 手元操作用グリップ部 25 操作部 51 ブラケット排気口 52 ファンカバー排気口 61,71,91 開閉弁 64 弾性ヒンジ 72 スプリング 81 電磁弁 A 吸気流路 B 排気還流路 C 排気路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿野 裕隆 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会 社内 Fターム(参考) 3B006 BA05 BA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を内蔵すると共にホース差込
    口を有する掃除機本体と、該掃除機本体に設けられ、前
    記電動送風機からの排気を排気路を介して排出する排気
    口と、前記ホース差込口に装着されるホースと、該ホー
    スに接続される連結パイプと、該連結パイプに接続され
    る吸込具とを備え、前記掃除機本体に、電動送風機から
    の排気をホース及び連結パイプを介して吸込具に還流す
    る排気還流路を形成した電気掃除機であって、 前記掃除機本体には、前記電動送風機の風量切替操作に
    連動して、前記排気還流路に還流する排気量と排気路を
    介して掃除機本体外に排出する排気量の割合を調整する
    排気量調整弁を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記排気量調整弁は、前記排気路を開閉
    制御するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の
    電気掃除機。
  3. 【請求項3】 前記排気量調整弁は、前記排気路の開放
    量を可変制御するよう構成したことを特徴とする請求項
    1記載の電気掃除機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030010106A (ko) * 2001-07-25 2003-02-05 대우전자주식회사 환류식 진공청소기의 환류제어장치
JP2010029428A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機

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