JP2001178579A - 折畳みサイドテーブル付き前後折り畳み椅子 - Google Patents
折畳みサイドテーブル付き前後折り畳み椅子Info
- Publication number
- JP2001178579A JP2001178579A JP36994599A JP36994599A JP2001178579A JP 2001178579 A JP2001178579 A JP 2001178579A JP 36994599 A JP36994599 A JP 36994599A JP 36994599 A JP36994599 A JP 36994599A JP 2001178579 A JP2001178579 A JP 2001178579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- chair
- side table
- holding member
- folding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来は横方向に展開する折り畳み椅子にサイド
テーブルを取り付けており、収納可能なサイドテーブル
付きの前後折り畳み椅子の登場が待たれていた。 【解決手段】前後折り畳み椅子において、前脚枠体(2
1)の立設杆である脚足(21v)の中程に、軸回動可
能にして取り付けた保持部材(61)と、該保持部材か
ら水平片持ち状に軸支保持され、かつ支持軸が軸回動可
能とした天板(60)とからなる折畳みサイドテーブル
機構(6)を配置する。あるいは前脚枠体(21)の立
設杆である脚足(21v)の中程に取り付け固定した保
持部材(71)と、該保持部材にヒンジ部(70a)を
介して水平回動可能に、かつ略水平から下方向に回動可
能に軸支持した天板(70)とからなる折畳みサイドテ
ーブル機構(7)とする。また天板(60、70)と保
持部材(61、71)との間に支え部材(8)を配置す
る。
テーブルを取り付けており、収納可能なサイドテーブル
付きの前後折り畳み椅子の登場が待たれていた。 【解決手段】前後折り畳み椅子において、前脚枠体(2
1)の立設杆である脚足(21v)の中程に、軸回動可
能にして取り付けた保持部材(61)と、該保持部材か
ら水平片持ち状に軸支保持され、かつ支持軸が軸回動可
能とした天板(60)とからなる折畳みサイドテーブル
機構(6)を配置する。あるいは前脚枠体(21)の立
設杆である脚足(21v)の中程に取り付け固定した保
持部材(71)と、該保持部材にヒンジ部(70a)を
介して水平回動可能に、かつ略水平から下方向に回動可
能に軸支持した天板(70)とからなる折畳みサイドテ
ーブル機構(7)とする。また天板(60、70)と保
持部材(61、71)との間に支え部材(8)を配置す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャンプやレジャ
ー用の椅子に関し、特に、折畳み式のサイドテーブルを
一体的に備えた折畳みサイドテーブル付き前後折り畳み
椅子に関するものである。
ー用の椅子に関し、特に、折畳み式のサイドテーブルを
一体的に備えた折畳みサイドテーブル付き前後折り畳み
椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャンプ等用の椅子としては、従来から
種々のものが提案されてきたが、最近の国内におけるい
わゆるアウトドア指向の高まりを受け、使いやすさを追
求したもの等が数多く提案されてきている。これら従来
の椅子は、折り畳みやすさ、収納性、運搬性、又は座り
心地の良さ等についての機能に関する改善がそのほとん
どであった。
種々のものが提案されてきたが、最近の国内におけるい
わゆるアウトドア指向の高まりを受け、使いやすさを追
求したもの等が数多く提案されてきている。これら従来
の椅子は、折り畳みやすさ、収納性、運搬性、又は座り
心地の良さ等についての機能に関する改善がそのほとん
どであった。
【0003】また、キャンプ等用の椅子は、常にテーブ
ルの傍らにおいて使用するわけではなく、個々に独立し
た状態で使用することも多いことから、椅子の側方に水
平展開するサイドテーブル付きの椅子を用いたりしてい
た。
ルの傍らにおいて使用するわけではなく、個々に独立し
た状態で使用することも多いことから、椅子の側方に水
平展開するサイドテーブル付きの椅子を用いたりしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サイドテーブル付椅子は椅子幅方向に折り畳む椅子に取
り付け、サイドテーブルを横方向に展開するものがほと
んどであった。
サイドテーブル付椅子は椅子幅方向に折り畳む椅子に取
り付け、サイドテーブルを横方向に展開するものがほと
んどであった。
【0005】本願発明は、上記問題点に鑑み、前後方向
に折り畳む椅子に対しても折り畳んで収納可能なサイド
テーブルを一体に取り付けた椅子として、収納性を損な
うことなく使用者の利便性を高めたサイドテーブル付き
前後折り畳み椅子を提供するものである。
に折り畳む椅子に対しても折り畳んで収納可能なサイド
テーブルを一体に取り付けた椅子として、収納性を損な
うことなく使用者の利便性を高めたサイドテーブル付き
前後折り畳み椅子を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明のサイドテーブル付き前後折り畳み椅子
は、以下のように構成される。すなわち、主要骨格が棒
状材の枠体により構成されるものであって、椅子(1)
前位に配置した前脚枠体(21)と、該前脚枠体(2
1)と対向させて椅子(1)後位に所定傾斜をもって配
置した後脚枠体(22)と、該後脚枠体(22)の中ほ
どに連結して略立設させた背当枠体(4)と、該背当枠
体(4)の下部付近と前脚枠体(21)の中ほどに軸支
状に架け渡して略水平に配置した座面枠体(3)と、該
背当枠体(4)の中程付近と前脚枠体(21)および後
脚枠体(22)との上端部とを結ぶように軸支状に架け
渡して配置した一対の肘掛け(5)と、さらに、前記背
当枠体(4)と前記座面枠体(3)とにそれぞれ所定幅
の可撓性シート材を張設して形成した背当面(41)と
座面(30)とから成り、各軸支点を回動させて椅子前
後方向に折畳んで縮小化する前後折り畳み椅子におい
て、前脚枠体(21)の立設杆である脚足(21v)の
左右のいずれか又は両方の中程に略水平に片持ち支持
し、該脚足(21v)の取付け部に対して略水平回動す
ると共に上下方向に回動して略水平保持を可能とする折
畳みサイドテーブル機構(6、7)を備えたことを特徴
とする。
め、本願発明のサイドテーブル付き前後折り畳み椅子
は、以下のように構成される。すなわち、主要骨格が棒
状材の枠体により構成されるものであって、椅子(1)
前位に配置した前脚枠体(21)と、該前脚枠体(2
1)と対向させて椅子(1)後位に所定傾斜をもって配
置した後脚枠体(22)と、該後脚枠体(22)の中ほ
どに連結して略立設させた背当枠体(4)と、該背当枠
体(4)の下部付近と前脚枠体(21)の中ほどに軸支
状に架け渡して略水平に配置した座面枠体(3)と、該
背当枠体(4)の中程付近と前脚枠体(21)および後
脚枠体(22)との上端部とを結ぶように軸支状に架け
渡して配置した一対の肘掛け(5)と、さらに、前記背
当枠体(4)と前記座面枠体(3)とにそれぞれ所定幅
の可撓性シート材を張設して形成した背当面(41)と
座面(30)とから成り、各軸支点を回動させて椅子前
後方向に折畳んで縮小化する前後折り畳み椅子におい
て、前脚枠体(21)の立設杆である脚足(21v)の
左右のいずれか又は両方の中程に略水平に片持ち支持
し、該脚足(21v)の取付け部に対して略水平回動す
ると共に上下方向に回動して略水平保持を可能とする折
畳みサイドテーブル機構(6、7)を備えたことを特徴
とする。
【0007】より具体的には、折畳みサイドテーブル機
構(6)において、前脚枠体(21)の立設杆である脚
足(21v)の左右のいずれか又は両方の中程に、軸回
動可能にして取り付けた保持部材(61)と、該保持部
材(61)から水平片持ち状に軸支保持され、かつ支持
軸を軸回動可能とした天板(60)と、から構成したこ
とを特徴とする。
構(6)において、前脚枠体(21)の立設杆である脚
足(21v)の左右のいずれか又は両方の中程に、軸回
動可能にして取り付けた保持部材(61)と、該保持部
材(61)から水平片持ち状に軸支保持され、かつ支持
軸を軸回動可能とした天板(60)と、から構成したこ
とを特徴とする。
【0008】あるいは、折畳みサイドテーブル機構
(7)において、前脚枠体(21)の立設杆である脚足
(21v)の左右のいずれか又は両方の中程に取り付け
固定した保持部材(71)と、該保持部材(71)にヒ
ンジ部(71a)を介して水平回動可能に、かつ略水平
から下方向に回動可能に軸支して支持した天板(70)
と、から構成したことを特徴とする。
(7)において、前脚枠体(21)の立設杆である脚足
(21v)の左右のいずれか又は両方の中程に取り付け
固定した保持部材(71)と、該保持部材(71)にヒ
ンジ部(71a)を介して水平回動可能に、かつ略水平
から下方向に回動可能に軸支して支持した天板(70)
と、から構成したことを特徴とする。
【0009】さらに、上記折畳みサイドテーブル機構
(6、7)において、天板(60、70)の裏面側又は
側端面と保持部材(61、71)との間に、折畳み可能
の支え部材(8)を配置したことを特徴とする。なお、
本明細書において、符号を付して説明することがある
が、これにより本発明を限定するものではない。
(6、7)において、天板(60、70)の裏面側又は
側端面と保持部材(61、71)との間に、折畳み可能
の支え部材(8)を配置したことを特徴とする。なお、
本明細書において、符号を付して説明することがある
が、これにより本発明を限定するものではない。
【0010】
【作用】上記構成により、本願発明に係るサイドテーブ
ル付き前後折り畳み椅子は、テーブルを引き上げた後、
側方に旋回させることで肘掛枠体の前側方へ略水平に設
置され、また収納時には椅子とともに折り畳まれるの
で、使用者にとっては飲食物等を置く場所が提供される
ことになり、利便性の向上が図られることとなる。
ル付き前後折り畳み椅子は、テーブルを引き上げた後、
側方に旋回させることで肘掛枠体の前側方へ略水平に設
置され、また収納時には椅子とともに折り畳まれるの
で、使用者にとっては飲食物等を置く場所が提供される
ことになり、利便性の向上が図られることとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本願発明に係るサイドテ
ーブル付き前後折り畳み椅子の具体的実施形態例につい
て、図面に基づき詳細に説明する。
ーブル付き前後折り畳み椅子の具体的実施形態例につい
て、図面に基づき詳細に説明する。
【0012】[実施形態1]図1は実施形態1にかかる
サイドテーブル付き前後折り畳み椅子の使用状態を示す
全体斜視図であり、図2は実施形態1にかかるサイドテ
ーブル付き前後折り畳み椅子を折畳んだ状態を示す全体
斜視図であり、図3は実施形態1の折畳みサイドテーブ
ル機構(以下「テーブル機構」と略称。)の可動状態を
示す斜視図であり、図4は実施形態1のテーブル機構の
使用状態を示す斜視図であり、図5は実施形態1のテー
ブル機構に用いた支え部材8の可動状態を示す側面図で
ある。
サイドテーブル付き前後折り畳み椅子の使用状態を示す
全体斜視図であり、図2は実施形態1にかかるサイドテ
ーブル付き前後折り畳み椅子を折畳んだ状態を示す全体
斜視図であり、図3は実施形態1の折畳みサイドテーブ
ル機構(以下「テーブル機構」と略称。)の可動状態を
示す斜視図であり、図4は実施形態1のテーブル機構の
使用状態を示す斜視図であり、図5は実施形態1のテー
ブル機構に用いた支え部材8の可動状態を示す側面図で
ある。
【0013】図示符号1で示す実施形態1のサイドテー
ブル付き前後折り畳み椅子(以下、「椅子」と省略す
る。)は、主に、脚足枠体2、座面枠体3、背当枠体
4、肘掛け5、およびテーブル機構6とから構成してい
る。
ブル付き前後折り畳み椅子(以下、「椅子」と省略す
る。)は、主に、脚足枠体2、座面枠体3、背当枠体
4、肘掛け5、およびテーブル機構6とから構成してい
る。
【0014】脚足枠体2は、床面に接する水平杆21
h、22hとその両端から立設させた立設杆21v、2
2vにより略U字状に形成した枠体をなし、椅子1の前
後方向に配置し、かつ上端部に向かって互いに近接する
ように対向傾斜させて配置した前脚枠体21と後脚枠体
22とからなる。
h、22hとその両端から立設させた立設杆21v、2
2vにより略U字状に形成した枠体をなし、椅子1の前
後方向に配置し、かつ上端部に向かって互いに近接する
ように対向傾斜させて配置した前脚枠体21と後脚枠体
22とからなる。
【0015】座面枠体3は、前側が開放した略コの字状
の枠体であり、前脚枠体21の立設杆21vの中程の高
さ位置と、後脚枠体22の立設杆22vの中程の高さ位
置から立設した後述の背当枠体4の下端側とを軸支して
略水平に配設している。また、座面枠体3の左右間には
帆布、メッシュ布、または樹脂布、等の可撓性シート材
を張設することにより座面30を形成している。
の枠体であり、前脚枠体21の立設杆21vの中程の高
さ位置と、後脚枠体22の立設杆22vの中程の高さ位
置から立設した後述の背当枠体4の下端側とを軸支して
略水平に配設している。また、座面枠体3の左右間には
帆布、メッシュ布、または樹脂布、等の可撓性シート材
を張設することにより座面30を形成している。
【0016】背当枠体4は、下方を開放した略コの字状
の枠体からなり、その下端側は座面枠体3の後部側に回
動自在に軸支するとともに、リンク部材40を介して後
側枠体22の立設杆22vの中程と連結している。ま
た、背当枠体4の左右間には座面30と同様材質の可撓
性シート材を張設することにより背当面41を形成して
いる。
の枠体からなり、その下端側は座面枠体3の後部側に回
動自在に軸支するとともに、リンク部材40を介して後
側枠体22の立設杆22vの中程と連結している。ま
た、背当枠体4の左右間には座面30と同様材質の可撓
性シート材を張設することにより背当面41を形成して
いる。
【0017】肘掛け5は、断面コ字状で座面枠体3とほ
ぼ同程度の長さを有する樋状の長尺材であり、その先端
側と略中間部付近とを脚足枠体2の各上端部と、及びそ
の後端部を背当枠体4の中程とそれぞれ回動自在にピン
支持している。
ぼ同程度の長さを有する樋状の長尺材であり、その先端
側と略中間部付近とを脚足枠体2の各上端部と、及びそ
の後端部を背当枠体4の中程とそれぞれ回動自在にピン
支持している。
【0018】かかる構成により、椅子1は、各連結部を
回動させて、脚足枠体2、座面枠体3および肘掛け5を
背当枠体4側へ折り畳まれ、図2に示すように略面状と
なって携帯または収納に供せられる。
回動させて、脚足枠体2、座面枠体3および肘掛け5を
背当枠体4側へ折り畳まれ、図2に示すように略面状と
なって携帯または収納に供せられる。
【0019】次に、本願発明の特徴であるテーブル機構
6は、前脚枠体21の立設杆21vの中程に取付けられ
るものであり、主に天板60、保持部材61および支え
部材8とからなる。なお、該テーブル機構6の取付け
は、左右側のいずれか、または両方でも良いが、本実施
例では着座者から見て右側に配置するようにしている。
6は、前脚枠体21の立設杆21vの中程に取付けられ
るものであり、主に天板60、保持部材61および支え
部材8とからなる。なお、該テーブル機構6の取付け
は、左右側のいずれか、または両方でも良いが、本実施
例では着座者から見て右側に配置するようにしている。
【0020】天板60は外側角部を隅丸とし、椅子1の
半分程度の幅に形成した略四角形の平板状をなしてお
り、その左辺上側は後述する保持部材61の上部に設け
た軸支部材62により略水平軸支することで、天板60
の前辺側を引き起こし可能に保持している。
半分程度の幅に形成した略四角形の平板状をなしてお
り、その左辺上側は後述する保持部材61の上部に設け
た軸支部材62により略水平軸支することで、天板60
の前辺側を引き起こし可能に保持している。
【0021】保持部材61は、天板60の前後長の半分
程度の長さを有する金属や樹脂などからなる中空パイプ
部材であり、前脚枠体21の右側の立設杆21vに対し
て同軸上を回動自在して環装状に取付けている。また、
保持部材61の回動角度を規制するため、保持部材61
の下部側には前脚枠体21の右側の立設杆21vから右
側に突出させた係止ピン23に係合する切り欠き孔61
aを中心角約180°に渡って内外貫通状に開設して、
保持部材61の回動角度を約180°にとして旋回後の
軸支部材62により天板60を略水平軸支するようにし
ている。
程度の長さを有する金属や樹脂などからなる中空パイプ
部材であり、前脚枠体21の右側の立設杆21vに対し
て同軸上を回動自在して環装状に取付けている。また、
保持部材61の回動角度を規制するため、保持部材61
の下部側には前脚枠体21の右側の立設杆21vから右
側に突出させた係止ピン23に係合する切り欠き孔61
aを中心角約180°に渡って内外貫通状に開設して、
保持部材61の回動角度を約180°にとして旋回後の
軸支部材62により天板60を略水平軸支するようにし
ている。
【0022】また、天板60の左辺の略中間部と保持部
材61の下部とには、それぞれ支え部材8で連結して、
天板60を略水平に保持するようにしている。かかる支
え部材8の構成は、上片80および下片81からなる2
枚の帯板状の金属板の端部付近を連結部82でピン結合
して下側に向けてのみ折り畳み可能とし、かつ下片81
の連結部82よりも先端側には、上片80と係合させる
ストッパ83を設けた構成としている。
材61の下部とには、それぞれ支え部材8で連結して、
天板60を略水平に保持するようにしている。かかる支
え部材8の構成は、上片80および下片81からなる2
枚の帯板状の金属板の端部付近を連結部82でピン結合
して下側に向けてのみ折り畳み可能とし、かつ下片81
の連結部82よりも先端側には、上片80と係合させる
ストッパ83を設けた構成としている。
【0023】[実施形態1の作用]次に、上記構成によ
り、本実施形態1の椅子1は、以下のように作用する。
椅子1は、前後方向に展開させることにより使用可能な
状態となり、また折り畳むことにより携帯性、収納性を
有する。収納時のテーブル機構6は前脚枠体21の立設
杆21v間に垂れ下がった形態となる。
り、本実施形態1の椅子1は、以下のように作用する。
椅子1は、前後方向に展開させることにより使用可能な
状態となり、また折り畳むことにより携帯性、収納性を
有する。収納時のテーブル機構6は前脚枠体21の立設
杆21v間に垂れ下がった形態となる。
【0024】テーブル機構6を使用するには、係止ピン
23が切り欠き孔61aの他端側に当るまでテーブル機
構6を保持部材61と共に右側方へ180°旋回させる
(矢印a)。次に、天板60を軸支部材62を回動軸と
して略水平まで引き起し(矢印b)、そして、支え部材
8の下片81のストッパ83を上片80に係合させて、
上片80と下片81を略一直線に係合させることで連結
部82を固定する。これにより、天板60を略水平な状
態に維持する。なお、テーブル機構6を収納するには、
上記逆の手順で行えばよい。
23が切り欠き孔61aの他端側に当るまでテーブル機
構6を保持部材61と共に右側方へ180°旋回させる
(矢印a)。次に、天板60を軸支部材62を回動軸と
して略水平まで引き起し(矢印b)、そして、支え部材
8の下片81のストッパ83を上片80に係合させて、
上片80と下片81を略一直線に係合させることで連結
部82を固定する。これにより、天板60を略水平な状
態に維持する。なお、テーブル機構6を収納するには、
上記逆の手順で行えばよい。
【0025】[実施形態2]実施形態1では、テーブル
機構6を保持する保持部材61を、傾斜した立設杆21
vの軸上で回動するようにしているため、天板60を水
平に設置できる位置が限定されている。これに対して、
実施形態2では天板70を水平に維持しながら使用者の
好みに応じてある程度の旋回移動を可能としたものであ
る。なお、実施形態1と同一機能を有する構成要素につ
いては、同一符号を付しその詳細な説明を省略する。
機構6を保持する保持部材61を、傾斜した立設杆21
vの軸上で回動するようにしているため、天板60を水
平に設置できる位置が限定されている。これに対して、
実施形態2では天板70を水平に維持しながら使用者の
好みに応じてある程度の旋回移動を可能としたものであ
る。なお、実施形態1と同一機能を有する構成要素につ
いては、同一符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0026】図7、図8は実施形態2のテーブル機構の
折り畳み機構を示す要部説明図であり、図9は実施形態
2のテーブル機構に用いた支え部材の可動状態を示す側
面図である。
折り畳み機構を示す要部説明図であり、図9は実施形態
2のテーブル機構に用いた支え部材の可動状態を示す側
面図である。
【0027】実施形態2では、所定幅の金属板の一端側
を前脚枠体21の右側の立設杆21vの座面30付近に
固定するとともに、他端側には床面に対して略垂直な回
転軸となるヒンジ部71aを有する保持部材71を取り
付けている。このヒンジ部71aには、保持部材71と
同程度の上下幅を有する矩形状金属板からなる回動板7
2を回動自在に取り付けている。回動板72の上部の左
右には天板70の左右辺の上部を略水平に軸支する軸支
部材73を配設するとともに、回動板72の下部の左右
と天板70の左右辺の略中間部とは、それぞれ支え部材
8で連結して天板70を略水平に保持している。
を前脚枠体21の右側の立設杆21vの座面30付近に
固定するとともに、他端側には床面に対して略垂直な回
転軸となるヒンジ部71aを有する保持部材71を取り
付けている。このヒンジ部71aには、保持部材71と
同程度の上下幅を有する矩形状金属板からなる回動板7
2を回動自在に取り付けている。回動板72の上部の左
右には天板70の左右辺の上部を略水平に軸支する軸支
部材73を配設するとともに、回動板72の下部の左右
と天板70の左右辺の略中間部とは、それぞれ支え部材
8で連結して天板70を略水平に保持している。
【0028】[実施形態2の作用]次に、上記構成によ
り、本実施形態2の椅子1は、以下のように作用する。
椅子1自体の展開及び収納は上記実施形態1と同様にし
て行われ、実施形態2の特徴であるテーブル機構7は、
保持部材71のヒンジ部71aを旋回軸として天板70
を右前側方へ適宜旋回させた後(矢印c)、天板70を
略水平に引き起し(矢印d)、上記実施形態1と同様構
成の支え部材8で固定して天板70を略水平な状態に維
持して使用に供する。この際、テーブル機構7の天板7
0は使用者の好みの位置に適宜旋回移動させて使用に供
される。なお、テーブル機構7を収納するには、上記逆
の手順で行えばよい。
り、本実施形態2の椅子1は、以下のように作用する。
椅子1自体の展開及び収納は上記実施形態1と同様にし
て行われ、実施形態2の特徴であるテーブル機構7は、
保持部材71のヒンジ部71aを旋回軸として天板70
を右前側方へ適宜旋回させた後(矢印c)、天板70を
略水平に引き起し(矢印d)、上記実施形態1と同様構
成の支え部材8で固定して天板70を略水平な状態に維
持して使用に供する。この際、テーブル機構7の天板7
0は使用者の好みの位置に適宜旋回移動させて使用に供
される。なお、テーブル機構7を収納するには、上記逆
の手順で行えばよい。
【0029】[本実施形態の変形例]本願発明の目的を
達成するため、上記実施形態例1、2は、以下のように
変形することも可能である。
達成するため、上記実施形態例1、2は、以下のように
変形することも可能である。
【0030】本実施形態1では天板の左右を軸支部材お
よび支え部材で水平支持するための保持枠63を介して
天板60を保持部材61に取り付けるようにしても良い
(図6)。また、実施形態2では回動板の反対面にテー
ブル機構を取り付けるようにしてもよい。さらに、実施
形態1、2において支え部材の折り曲げ方向を規制する
ストッパは、実施形態に限定されるものではないため、
上側へのみ中折れ可能としてもよいし、その他適宜の変
更によりテーブル機構を略水平状態に固定するものであ
れば他の公知の機構を用いてもよい。
よび支え部材で水平支持するための保持枠63を介して
天板60を保持部材61に取り付けるようにしても良い
(図6)。また、実施形態2では回動板の反対面にテー
ブル機構を取り付けるようにしてもよい。さらに、実施
形態1、2において支え部材の折り曲げ方向を規制する
ストッパは、実施形態に限定されるものではないため、
上側へのみ中折れ可能としてもよいし、その他適宜の変
更によりテーブル機構を略水平状態に固定するものであ
れば他の公知の機構を用いてもよい。
【0031】
【効果】本願にかかるサイドテーブル機構付き前後折り
畳み椅子は、上記のように構成されているため、前後方
向の折り畳み椅子に補助テーブル機構を付加して、着座
時の身近な位置にカップや小物などを確保できて非常に
便利である。加えて、当該テーブル機構を取り外すこと
なく折り畳み椅子と一緒にして折り畳むことができ、従
来の折り畳み椅子に更なる利便性を付加するものであ
り、その効果は顕著なものである。
畳み椅子は、上記のように構成されているため、前後方
向の折り畳み椅子に補助テーブル機構を付加して、着座
時の身近な位置にカップや小物などを確保できて非常に
便利である。加えて、当該テーブル機構を取り外すこと
なく折り畳み椅子と一緒にして折り畳むことができ、従
来の折り畳み椅子に更なる利便性を付加するものであ
り、その効果は顕著なものである。
【図1】実施形態1にかかるサイドテーブル付き前後折
り畳み椅子の使用状態を示す全体斜視図である。
り畳み椅子の使用状態を示す全体斜視図である。
【図2】実施形態1にかかるサイドテーブル付き前後折
り畳み椅子を折畳んだ状態を示す全体斜視図である。
り畳み椅子を折畳んだ状態を示す全体斜視図である。
【図3】実施形態1のテーブル機構の可動状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】実施形態1のテーブル機構の使用状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】実施形態1のテーブル機構に用いた支え部材の
可動状態を示す側面図である。
可動状態を示す側面図である。
【図6】実施形態1の他形態のテーブル機構を示す斜視
図である。
図である。
【図7】実施形態2のテーブル機構の折り畳み機構を示
す要部説明図である。
す要部説明図である。
【図8】実施形態2のテーブル機構の折り畳み機構を示
す要部説明図である。
す要部説明図である。
【図9】実施形態2のテーブル機構に用いた支え部材の
可動状態を示す側面図である。
可動状態を示す側面図である。
1 椅子 2 脚足枠体 21 前脚枠体 21h 水平杆 21v 立設杆 22 後脚枠体 22h 水平杆 22v 立設杆 23 係止ピン 3 座面枠体 30 座面 4 背当枠体 40 リンク部材 41 背当面 5 肘掛け 6 テーブル機構(実施形態1) 60 天板(実施形態1) 61 保持部材(実施形態1) 61a 切り欠き孔 62 軸支部材 63 保持枠(実施形態1の変形例) 7 テーブル機構(実施形態2) 70 天板(実施形態2) 71 保持部材(実施形態2) 71a ヒンジ部 72 回動板 73 軸支部材 8 支え部材 80 上片 81 下片 82 連結部 83 ストッパ
Claims (4)
- 【請求項1】 主要骨格が棒状材の枠体により構成され
るものであって、椅子(1)前位に配置した前脚枠体
(21)と、該前脚枠体(21)と対向させて椅子
(1)後位に所定傾斜をもって配置した後脚枠体(2
2)と、該後脚枠体(22)の中ほどに連結して略立設
させた背当枠体(4)と、該背当枠体(4)の下部付近
と前脚枠体(21)の中ほどに軸支状に架け渡して略水
平に配置した座面枠体(3)と、該背当枠体(4)の中
程付近と前脚枠体(21)および後脚枠体(22)との
上端部とを結ぶように軸支状に架け渡して配置した一対
の肘掛け(5)と、さらに、前記背当枠体(4)と前記
座面枠体(3)とにそれぞれ所定幅の可撓性シート材を
張設して形成した背当面(41)と座面(30)とから
成り、各軸支点を回動させて椅子前後方向に折畳んで縮
小化する前後折り畳み椅子において、 前脚枠体(21)の立設杆である脚足(21v)の左右
のいずれか又は両方の中程に略水平に片持ち支持し、該
脚足(21v)の取付け部に対して略水平回動すると共
に上下方向に回動して略水平保持を可能とする折畳みサ
イドテーブル機構(6、7)を備えたことを特徴とする
サイドテーブル付き前後折り畳み椅子。 - 【請求項2】 折畳みサイドテーブル機構(6)におい
て、 前脚枠体(21)の立設杆である脚足(21v)の左右
のいずれか又は両方の中程に、軸回動可能にして取り付
けた保持部材(61)と、 該保持部材(61)から水平片持ち状に軸支保持され、
かつ支持軸を軸回動可能とした天板(60)と、 から構成したことを特徴とする請求項1記載の折畳みサ
イドテーブル付き前後折り畳み椅子。 - 【請求項3】 折畳みサイドテーブル機構(7)におい
て、 前脚枠体(21)の立設杆である脚足(21v)の左右
のいずれか又は両方の中程に取り付け固定した保持部材
(71)と、 該保持部材(71)にヒンジ部(71a)を介して水平
回動可能に、かつ略水平から下方向に回動可能に軸支し
て支持した天板(70)と、 から構成したことを特徴とする請求項1、又は2記載の
折畳みサイドテーブル付き前後折り畳み椅子。 - 【請求項4】 折畳みサイドテーブル機構(6、7)に
おいて、 天板(60、70)の裏面側又は側端面と保持部材(6
1、71)との間に、折畳み可能の支え部材(8)を配
置したことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の折
畳みサイドテーブル付き前後折り畳み椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36994599A JP2001178579A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 折畳みサイドテーブル付き前後折り畳み椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36994599A JP2001178579A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 折畳みサイドテーブル付き前後折り畳み椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001178579A true JP2001178579A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18495704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36994599A Pending JP2001178579A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 折畳みサイドテーブル付き前後折り畳み椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001178579A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014521483A (ja) * | 2011-08-16 | 2014-08-28 | ジョハン ビー. ベルヒーム | 高架式リクライニングエクササイズチェア |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP36994599A patent/JP2001178579A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014521483A (ja) * | 2011-08-16 | 2014-08-28 | ジョハン ビー. ベルヒーム | 高架式リクライニングエクササイズチェア |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR200395903Y1 (ko) | 의자용 등받이 틸팅장치 | |
US5069503A (en) | Portable, collapsible multi-purpose chair | |
EP1269890A3 (en) | Folding lounge chair | |
KR20200000556U (ko) | 전동식 레저용 리프트 리클라이너 | |
JP2003527893A (ja) | 折畳み椅子 | |
US20130119739A1 (en) | Foldable Chair | |
JP6163332B2 (ja) | 折り畳み式チェア | |
WO2022257212A1 (zh) | 座面倾角调节结构以及休闲椅 | |
JP2001178579A (ja) | 折畳みサイドテーブル付き前後折り畳み椅子 | |
US4699422A (en) | Reclining and swingable chair | |
JP3087852B1 (ja) | 足置付き折り畳み椅子 | |
JPH0114215Y2 (ja) | ||
JP2001061597A (ja) | スライドテーブル付き折り畳み椅子 | |
KR200414598Y1 (ko) | 접이식 의자용 팔걸이구조 | |
JP3055483U (ja) | サイドテーブル付き折り畳み椅子 | |
JP2001061576A (ja) | 折り畳み椅子用の補助テーブル | |
JPH11178671A (ja) | 折畳み椅子 | |
CN220607848U (zh) | 折叠椅 | |
US20020014791A1 (en) | Reclining chair | |
CN220607849U (zh) | 折叠椅 | |
JP3049052B1 (ja) | 折り畳み式のスイングチェアー | |
CN220713424U (zh) | 折叠椅 | |
CN220713425U (zh) | 折叠椅 | |
CN215502079U (zh) | 座面倾角调节结构以及休闲椅 | |
KR101394371B1 (ko) | 자립형 접이식 의자 |