JP2001178371A - 冷菓製造装置 - Google Patents
冷菓製造装置Info
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- JP2001178371A JP2001178371A JP37270499A JP37270499A JP2001178371A JP 2001178371 A JP2001178371 A JP 2001178371A JP 37270499 A JP37270499 A JP 37270499A JP 37270499 A JP37270499 A JP 37270499A JP 2001178371 A JP2001178371 A JP 2001178371A
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- mix
- cooling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シールなどの封止を不要とし、メンテナンス
性の向上を図る事を目的とした。 【解決手段】 原料となるミックスを冷却する冷却筒1
1と、この冷却筒11に隣接して設けられ、ミックスを
撹拌する撹拌器12とを備え、前記冷却筒11により前
記ミックスを冷却しながら前記撹拌器12により撹拌す
ることによって冷菓などを製造する冷菓製造装置1にお
いて、前記冷却筒11の近傍に設けられた駆動装置、即
ち電動モータ35と、この電動モータ35にて回転し、
前記冷却筒11の円周面上を回転する回転案内部36
と、前記撹拌器12に設けられ、この回転案内部36に
追動する回転追動部34とよりなり、この回転追動部3
4と前記回転案内部36とは磁力にて非接触的に連動す
る。
性の向上を図る事を目的とした。 【解決手段】 原料となるミックスを冷却する冷却筒1
1と、この冷却筒11に隣接して設けられ、ミックスを
撹拌する撹拌器12とを備え、前記冷却筒11により前
記ミックスを冷却しながら前記撹拌器12により撹拌す
ることによって冷菓などを製造する冷菓製造装置1にお
いて、前記冷却筒11の近傍に設けられた駆動装置、即
ち電動モータ35と、この電動モータ35にて回転し、
前記冷却筒11の円周面上を回転する回転案内部36
と、前記撹拌器12に設けられ、この回転案内部36に
追動する回転追動部34とよりなり、この回転追動部3
4と前記回転案内部36とは磁力にて非接触的に連動す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトクリーム、
アイスクリーム、若しくはフローズンシャーベット等の
冷菓などを主に製造する冷菓製造装置に関する。
アイスクリーム、若しくはフローズンシャーベット等の
冷菓などを主に製造する冷菓製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種冷菓製造装置は、例えば特開
平9−98723号公報に示される如く、冷却器にて冷
却されるシリンダ内でミックスを撹拌し、所定の粘性と
なるまでミックスを冷却しながら撹拌することにより、
半冷凍の冷菓を製造するものである。また、近年ではミ
ックスを貯留するミックスタンク内に冷却筒と撹拌器を
配設し、ミックスタンク内において直接ミックスを冷却
しながら撹拌する簡易的なディスペンサも開発されてい
る。
平9−98723号公報に示される如く、冷却器にて冷
却されるシリンダ内でミックスを撹拌し、所定の粘性と
なるまでミックスを冷却しながら撹拌することにより、
半冷凍の冷菓を製造するものである。また、近年ではミ
ックスを貯留するミックスタンク内に冷却筒と撹拌器を
配設し、ミックスタンク内において直接ミックスを冷却
しながら撹拌する簡易的なディスペンサも開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来技術の冷
菓製造装置では、冷却筒内に設けられた撹拌器を回転さ
せるため、軸にて駆動装置と接続する必要がある。この
ため、冷却筒の中に設けられる撹拌器と、冷却筒の外に
設けられる駆動装置、即ち電動モータとを接続する場
合、軸が冷却筒の一部を貫通する事となる。
菓製造装置では、冷却筒内に設けられた撹拌器を回転さ
せるため、軸にて駆動装置と接続する必要がある。この
ため、冷却筒の中に設けられる撹拌器と、冷却筒の外に
設けられる駆動装置、即ち電動モータとを接続する場
合、軸が冷却筒の一部を貫通する事となる。
【0004】従って、この駆動伝達部分、即ち軸部分に
シールが必要となると共に、シールを定期的に交換する
などメンテナンス作業が必要となる。
シールが必要となると共に、シールを定期的に交換する
などメンテナンス作業が必要となる。
【0005】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、シールなどの封止を不要とし、メンテナンス性
の向上を図る事を目的とした冷菓製造装置を提供する。
もので、シールなどの封止を不要とし、メンテナンス性
の向上を図る事を目的とした冷菓製造装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、本発明の請求項1では、原料となるミッ
クスを冷却する冷却筒と、この冷却筒に設けられ、ミッ
クスを撹拌する撹拌器とを備え、前記冷却筒により前記
ミックスを冷却しながら前記撹拌器により撹拌すること
によって冷菓などを製造する冷菓製造装置において、前
記冷却筒の近傍に設けられた駆動装置と、この駆動装置
にて回転し、前記冷却筒の円周面上を回転する回転案内
部と、前記撹拌器に設けられ、この回転案内部に追動す
る回転追動部とよりなり、この回転追動部と前記回転案
内部とは磁力にて非接触的に連動する冷菓製造装置を提
供する。
の手段として、本発明の請求項1では、原料となるミッ
クスを冷却する冷却筒と、この冷却筒に設けられ、ミッ
クスを撹拌する撹拌器とを備え、前記冷却筒により前記
ミックスを冷却しながら前記撹拌器により撹拌すること
によって冷菓などを製造する冷菓製造装置において、前
記冷却筒の近傍に設けられた駆動装置と、この駆動装置
にて回転し、前記冷却筒の円周面上を回転する回転案内
部と、前記撹拌器に設けられ、この回転案内部に追動す
る回転追動部とよりなり、この回転追動部と前記回転案
内部とは磁力にて非接触的に連動する冷菓製造装置を提
供する。
【0007】この様に、冷却筒の近傍に設けられた駆動
装置にて回転する回転案内部を設け、この回転案内部の
回転を、冷却筒に設けられた撹拌器の回転追動部に磁力
にて伝達する。
装置にて回転する回転案内部を設け、この回転案内部の
回転を、冷却筒に設けられた撹拌器の回転追動部に磁力
にて伝達する。
【0008】また、請求項2の発明では、原料となるミ
ックスを冷却する冷却筒と、この冷却筒に設けられ、ミ
ックスを撹拌する撹拌器とを備え、前記冷却筒により前
記ミックスを冷却しながら前記撹拌器により撹拌するこ
とによって冷菓などを製造する冷菓製造装置において、
前記撹拌器に設けられた回転子と、この回転子を回転さ
せ、前記冷却筒外に設けられた固定子とで駆動装置を構
成することを特徴とする冷菓製造装置。
ックスを冷却する冷却筒と、この冷却筒に設けられ、ミ
ックスを撹拌する撹拌器とを備え、前記冷却筒により前
記ミックスを冷却しながら前記撹拌器により撹拌するこ
とによって冷菓などを製造する冷菓製造装置において、
前記撹拌器に設けられた回転子と、この回転子を回転さ
せ、前記冷却筒外に設けられた固定子とで駆動装置を構
成することを特徴とする冷菓製造装置。
【0009】この様に、電動モータ同様、冷却筒外に設
けられた固定子でもって、撹拌器に設けられた回転子を
回転させる。
けられた固定子でもって、撹拌器に設けられた回転子を
回転させる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明を具備するソフトクリームフ
リーザの正面図、図2はソフトクリームフリーザの破断
斜視図、図3は本発明を具備する半凍結飲料ディスペン
サの縦側断面図、図4はソフトクリームフリーザに請求
項1の発明を用いた実施形態の要部拡大断面図、図5は
半凍結飲料ディスペンサに請求項1の発明を用いた実施
形態の要部拡大断面図、図6は図4及び図5のA−A断
面図、図7はソフトクリームフリーザに請求項2の発明
を用いた実施形態の要部拡大断面図、図8は半凍結飲料
ディスペンサに請求項2の発明を用いた実施形態の要部
拡大断面図である。
リーザの正面図、図2はソフトクリームフリーザの破断
斜視図、図3は本発明を具備する半凍結飲料ディスペン
サの縦側断面図、図4はソフトクリームフリーザに請求
項1の発明を用いた実施形態の要部拡大断面図、図5は
半凍結飲料ディスペンサに請求項1の発明を用いた実施
形態の要部拡大断面図、図6は図4及び図5のA−A断
面図、図7はソフトクリームフリーザに請求項2の発明
を用いた実施形態の要部拡大断面図、図8は半凍結飲料
ディスペンサに請求項2の発明を用いた実施形態の要部
拡大断面図である。
【0012】図1及び図2において、1は冷菓製造装置
の一種であり、ソフトクリームを製造するソフトクリー
ムフリーザである。このソフトクリームフリーザ1の上
部には、左右2つの冷菓抽出器(サービスコック)2、
2が備えられており、少なくとも2種類の冷菓(例え
ば、バニラ味のソフトクリームとチョコレート味のソフ
トクリームなど)を販売する事ができるように構成され
ている。更に、サービスコック2、2の下方には、漏れ
た冷菓を受ける受け皿3が設けられている。
の一種であり、ソフトクリームを製造するソフトクリー
ムフリーザである。このソフトクリームフリーザ1の上
部には、左右2つの冷菓抽出器(サービスコック)2、
2が備えられており、少なくとも2種類の冷菓(例え
ば、バニラ味のソフトクリームとチョコレート味のソフ
トクリームなど)を販売する事ができるように構成され
ている。更に、サービスコック2、2の下方には、漏れ
た冷菓を受ける受け皿3が設けられている。
【0013】また、ソフトクリームフリーザ1の下部に
は機械室6が構成されており、その前面及び側面には、
外気を取り入れるためのグリル6Aが形成されている。
更に、このグリル6Aの上部には、機械室6内の機器を
メンテナンスするため、扉7が開閉自在に設けられてい
る。
は機械室6が構成されており、その前面及び側面には、
外気を取り入れるためのグリル6Aが形成されている。
更に、このグリル6Aの上部には、機械室6内の機器を
メンテナンスするため、扉7が開閉自在に設けられてい
る。
【0014】尚、8はソフトクリームフリーザ1を支持
すると共に、移動可能とするローラを備えた台脚であ
り、9はソフトクリームフリーザ1の上部に設けられ、
POPなどの広告を掲示する掲示板、10は機器をコン
トロールするためのコントロールパネルである。
すると共に、移動可能とするローラを備えた台脚であ
り、9はソフトクリームフリーザ1の上部に設けられ、
POPなどの広告を掲示する掲示板、10は機器をコン
トロールするためのコントロールパネルである。
【0015】また、前記サービスコック2、2は、ソフ
トクリームフリーザ1本体内に設けられた冷却筒11の
前端に取り付けられており、この冷却筒11内には、回
転自在な撹拌器12が設けられている。更に、この冷却
筒11の外面には、熱交換的に蒸発器13が巻回されて
いる。
トクリームフリーザ1本体内に設けられた冷却筒11の
前端に取り付けられており、この冷却筒11内には、回
転自在な撹拌器12が設けられている。更に、この冷却
筒11の外面には、熱交換的に蒸発器13が巻回されて
いる。
【0016】そして、この撹拌器12は、回転軸12A
と、この回転軸12Aに取り付けられた掻取部材、即ち
ブレード12Bが設けられている。
と、この回転軸12Aに取り付けられた掻取部材、即ち
ブレード12Bが設けられている。
【0017】更に、前記機械室6内には、前記蒸発器1
3と共に冷凍サイクルを構成する凝縮器14、圧縮機1
5が設けられており、図示しないが、凝縮器冷却用送風
機が設けられている。
3と共に冷凍サイクルを構成する凝縮器14、圧縮機1
5が設けられており、図示しないが、凝縮器冷却用送風
機が設けられている。
【0018】この他、冷菓製造装置として、図3に示す
半凍結飲料、即ちフローズンアイスなどの冷菓を製造す
るディスペンサ20を用いても良い。
半凍結飲料、即ちフローズンアイスなどの冷菓を製造す
るディスペンサ20を用いても良い。
【0019】このディスペンサ20は、所謂冷菓やホッ
ト飲料を製造するものであり、図示しない加熱装置や冷
却装置、制御装置を内蔵せる本体21と、この本体21
上に配設された左右の2つのミックスタンク22、22
とから構成されている。各ミックスタンク22、22は
透明な樹脂製であり、上面に開口すると共に、この上面
開口を開閉自在に閉塞する蓋23をそれぞれ備えてい
る。
ト飲料を製造するものであり、図示しない加熱装置や冷
却装置、制御装置を内蔵せる本体21と、この本体21
上に配設された左右の2つのミックスタンク22、22
とから構成されている。各ミックスタンク22、22は
透明な樹脂製であり、上面に開口すると共に、この上面
開口を開閉自在に閉塞する蓋23をそれぞれ備えてい
る。
【0020】また、各ミックスタンク22、22の前面
下部には注出部24がそれぞれ取り付けられており、更
に本体21の前部には前記注出部24、24の下方に対
応する位置に漏れた冷菓やホット飲料を受ける受け皿2
5が設けられている。
下部には注出部24がそれぞれ取り付けられており、更
に本体21の前部には前記注出部24、24の下方に対
応する位置に漏れた冷菓やホット飲料を受ける受け皿2
5が設けられている。
【0021】次に、各ミックスタンク22、22内下部
には、ミックスタンク22の底面と間隔を存して熱良導
性の冷却筒26が左右にそれぞれ配設されている。この
冷却筒26には冷却装置の蒸発器27が交熱的に取り付
けられている。尚、27Aは蒸発器27の冷媒入口パイ
プ、27Bは冷媒出口パイプである。また、冷却筒26
の前端はミックスタンク22内に開放しており、その中
央には回転軸28が貫通して設けられている。また、こ
の回転軸28の前端はミックスタンク22に形成された
軸受け29に回動自在に支持されている。
には、ミックスタンク22の底面と間隔を存して熱良導
性の冷却筒26が左右にそれぞれ配設されている。この
冷却筒26には冷却装置の蒸発器27が交熱的に取り付
けられている。尚、27Aは蒸発器27の冷媒入口パイ
プ、27Bは冷媒出口パイプである。また、冷却筒26
の前端はミックスタンク22内に開放しており、その中
央には回転軸28が貫通して設けられている。また、こ
の回転軸28の前端はミックスタンク22に形成された
軸受け29に回動自在に支持されている。
【0022】前記回転軸28には冷却筒26の内側に位
置する螺旋状の内側ブレード31と冷却筒26の外側に
位置する螺旋状の外側ブレード32が取り付けられてお
り、回転軸28を正面から見て時計回りに回転させるこ
とにより、内側ブレード31は冷却筒26内側のミック
スを前部から後部に搬送する機能を奏し、外側ブレード
32は冷却筒26外側のミックスを後部から前部に搬送
する機能を奏する。これら回転軸28、内側ブレード3
1、外側ブレード32によって撹拌器33を構成してい
る。
置する螺旋状の内側ブレード31と冷却筒26の外側に
位置する螺旋状の外側ブレード32が取り付けられてお
り、回転軸28を正面から見て時計回りに回転させるこ
とにより、内側ブレード31は冷却筒26内側のミック
スを前部から後部に搬送する機能を奏し、外側ブレード
32は冷却筒26外側のミックスを後部から前部に搬送
する機能を奏する。これら回転軸28、内側ブレード3
1、外側ブレード32によって撹拌器33を構成してい
る。
【0023】尚、図2及び図3は、本発明の請求項2の
駆動装置の構造を示している。
駆動装置の構造を示している。
【0024】以上の構成にして、請求項1の発明につい
て図4乃至図6を参照して説明する。
て図4乃至図6を参照して説明する。
【0025】前記撹拌器12、33の回転軸12A、2
8の後端には、回転追動部34が設けられ、前記冷却筒
11、26の後方には、駆動装置、例えば電動モータ3
5が設けられている。そして、この電動モータ35に
は、前記冷却筒11、26の後部外周の円周面上に沿っ
て回転する回転案内部36が取り付けられている。
8の後端には、回転追動部34が設けられ、前記冷却筒
11、26の後方には、駆動装置、例えば電動モータ3
5が設けられている。そして、この電動モータ35に
は、前記冷却筒11、26の後部外周の円周面上に沿っ
て回転する回転案内部36が取り付けられている。
【0026】また、前記回転追動部34の外端には、磁
石などの磁性体にて形成された追動磁性体34A、34
Bが設けられ、この追動磁性体34A、34Bに対応し
て、前記回転案内部36には磁石などの磁性体にて形成
された回転磁性体36A、36Bが設けられている。
石などの磁性体にて形成された追動磁性体34A、34
Bが設けられ、この追動磁性体34A、34Bに対応し
て、前記回転案内部36には磁石などの磁性体にて形成
された回転磁性体36A、36Bが設けられている。
【0027】従って、前記電動モータ35によって回転
案内部36が回転すると、回転磁性体36A、36Bと
前記追動磁性体34A、34Bとが磁力にて非接触的に
連動する関係上、回転追動部34が回転し、撹拌器1
2、33が回転する事となる。
案内部36が回転すると、回転磁性体36A、36Bと
前記追動磁性体34A、34Bとが磁力にて非接触的に
連動する関係上、回転追動部34が回転し、撹拌器1
2、33が回転する事となる。
【0028】以上の如く、回転案内部36及び回転追動
部34に磁性体にて形成された回転磁性体36A、36
Bと追動磁性体34A、34Bとを設けたため、駆動伝
達のための穴を冷却筒11、26に形成する必要が無く
なると共に、シールの必要も無くなり、メンテナンス性
向上を図る事ができる。
部34に磁性体にて形成された回転磁性体36A、36
Bと追動磁性体34A、34Bとを設けたため、駆動伝
達のための穴を冷却筒11、26に形成する必要が無く
なると共に、シールの必要も無くなり、メンテナンス性
向上を図る事ができる。
【0029】更に、前記追動磁性体34A、34Bは、
回転追動部34の外端に設けられており、ほぼ冷却筒1
1、26の内面壁近傍に位置するため、撹拌器12、3
3を回転させるだけの十分な回転トルクを得る事ができ
る。
回転追動部34の外端に設けられており、ほぼ冷却筒1
1、26の内面壁近傍に位置するため、撹拌器12、3
3を回転させるだけの十分な回転トルクを得る事ができ
る。
【0030】また、本実施形態では、図6に示す如く、
前記追動磁性体34AはN極、追動磁性体34BはS極
であり、対向する回転磁性体36AはS極、回転磁性体
36BはN極としているが、追動磁性体34A、34B
を共にN極、回転磁性体36A、36Bを共にS極とし
ても良いし、逆であっても良い。
前記追動磁性体34AはN極、追動磁性体34BはS極
であり、対向する回転磁性体36AはS極、回転磁性体
36BはN極としているが、追動磁性体34A、34B
を共にN極、回転磁性体36A、36Bを共にS極とし
ても良いし、逆であっても良い。
【0031】更には、回転案内部36に回転磁性体36
A、36Bを設け、回転追動部34側に回転磁性体36
A、36Bと磁着する鉄などの磁着体を設けても良い
し、回転追動部34に追動磁性体34A、34Bを設
け、回転案内部36に追動磁性体34A、34Bと磁着
する磁着体を設けても良い。
A、36Bを設け、回転追動部34側に回転磁性体36
A、36Bと磁着する鉄などの磁着体を設けても良い
し、回転追動部34に追動磁性体34A、34Bを設
け、回転案内部36に追動磁性体34A、34Bと磁着
する磁着体を設けても良い。
【0032】次に、請求項2の発明について図7及び図
8を参照して説明する。
8を参照して説明する。
【0033】前記撹拌器12、33の回転軸12A、2
8の後端には、回転子37が設けられ、この回転子37
に対応して、冷却筒11、26の外面には、固定子38
が設けられている。
8の後端には、回転子37が設けられ、この回転子37
に対応して、冷却筒11、26の外面には、固定子38
が設けられている。
【0034】本実施形態では、回転子37を永久磁石、
又は電磁石にて形成し、固定子38を電気巻き線とする
回転界磁形とする。これは、電気巻き線を用いる方を冷
却筒11、26の外側に設け、電気接続を必要としない
永久磁石の回転子37を内側に設ける事で、電気配線を
冷却筒11、26に通す必要が無くなるためである。
又は電磁石にて形成し、固定子38を電気巻き線とする
回転界磁形とする。これは、電気巻き線を用いる方を冷
却筒11、26の外側に設け、電気接続を必要としない
永久磁石の回転子37を内側に設ける事で、電気配線を
冷却筒11、26に通す必要が無くなるためである。
【0035】この様に、固定子38と回転子37とで駆
動装置を構成し、固定子38へ通電して回転子37を回
転させるため、駆動伝達のための穴を冷却筒11、26
に形成する必要が無くなると共に、シールの必要も無く
なり、メンテナンス性向上を図る事ができる。
動装置を構成し、固定子38へ通電して回転子37を回
転させるため、駆動伝達のための穴を冷却筒11、26
に形成する必要が無くなると共に、シールの必要も無く
なり、メンテナンス性向上を図る事ができる。
【0036】更に、この請求項2の発明の場合、別途電
動モータ35などを用意する必要がなく、コストダウン
を図る事ができる。
動モータ35などを用意する必要がなく、コストダウン
を図る事ができる。
【0037】尚、回転子37に巻き線を設け、固定子3
8を永久磁石や電磁石とする回転電機子形としても良
い。この場合、前記回転軸12A、28自体を電気伝導
体とし、この回転軸12A、28と接触する軸受け28
を介して通電する事で、冷却筒11、26に穴を形成す
る必要が無くなる。
8を永久磁石や電磁石とする回転電機子形としても良
い。この場合、前記回転軸12A、28自体を電気伝導
体とし、この回転軸12A、28と接触する軸受け28
を介して通電する事で、冷却筒11、26に穴を形成す
る必要が無くなる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の請求項1に
よると、冷却筒の近傍に設けられた駆動装置にて回転す
る回転案内部を設け、この回転案内部の回転を、冷却筒
に設けられた撹拌器の回転追動部に磁力にて伝達する。
よると、冷却筒の近傍に設けられた駆動装置にて回転す
る回転案内部を設け、この回転案内部の回転を、冷却筒
に設けられた撹拌器の回転追動部に磁力にて伝達する。
【0039】また、請求項2の発明によると、電動モー
タ同様、冷却筒外に設けられた固定子でもって、撹拌器
に設けられた回転子を回転させる。
タ同様、冷却筒外に設けられた固定子でもって、撹拌器
に設けられた回転子を回転させる。
【0040】従って、駆動伝達のために穴をあけ、シー
ルするなどの必要が無くなり、メンテナンス性の向上を
図る事となる。
ルするなどの必要が無くなり、メンテナンス性の向上を
図る事となる。
【図1】本発明を具備するソフトクリームフリーザの正
面図である。
面図である。
【図2】ソフトクリームフリーザの破断斜視図である。
【図3】本発明を具備する半凍結飲料ディスペンサの縦
側断面図である。
側断面図である。
【図4】ソフトクリームフリーザに請求項1の発明を用
いた実施形態の要部拡大断面図である。
いた実施形態の要部拡大断面図である。
【図5】半凍結飲料ディスペンサに請求項1の発明を用
いた実施形態の要部拡大断面図である。
いた実施形態の要部拡大断面図である。
【図6】図4及び図5のA−A断面図である。
【図7】ソフトクリームフリーザに請求項2の発明を用
いた実施形態の要部拡大断面図である。
いた実施形態の要部拡大断面図である。
【図8】半凍結飲料ディスペンサに請求項2の発明を用
いた実施形態の要部拡大断面図である。
いた実施形態の要部拡大断面図である。
1 ソフトクリームフリーザ 11 冷却筒 12 撹拌器 12A 回転軸 13 蒸発器 20 ディスペンサ 26 冷却筒 37 蒸発器 28 回転軸 30 撹拌モータ 31 内側ブレード 32 外側ブレード 33 撹拌器 34 回転追動部 35 電動モータ(駆動装置) 36 回転案内部 37 回転子 38 固定子
Claims (2)
- 【請求項1】 原料となるミックスを冷却する冷却筒
と、この冷却筒に設けられ、ミックスを撹拌する撹拌器
とを備え、前記冷却筒により前記ミックスを冷却しなが
ら前記撹拌器により撹拌することによって冷菓などを製
造する冷菓製造装置において、 前記冷却筒の近傍に設けられた駆動装置と、この駆動装
置にて回転し、前記冷却筒の円周面上を回転する回転案
内部と、前記撹拌器に設けられ、この回転案内部に追動
する回転追動部とよりなり、 この回転追動部と前記回転案内部とは磁力にて非接触的
に連動することを特徴とする冷菓製造装置。 - 【請求項2】 原料となるミックスを冷却する冷却筒
と、この冷却筒に設けられ、ミックスを撹拌する撹拌器
とを備え、前記冷却筒により前記ミックスを冷却しなが
ら前記撹拌器により撹拌することによって冷菓などを製
造する冷菓製造装置において、 前記撹拌器に設けられた回転子と、この回転子を回転さ
せ、前記冷却筒外に設けられた固定子とで駆動装置を構
成することを特徴とする冷菓製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37270499A JP2001178371A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 冷菓製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37270499A JP2001178371A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 冷菓製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001178371A true JP2001178371A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18500916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37270499A Pending JP2001178371A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 冷菓製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001178371A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111905587A (zh) * | 2019-05-09 | 2020-11-10 | 艾力集团有限责任公司-卡皮贾尼 | 搅拌单元、包括该搅拌单元的机器和制作液态或半液态食品的方法 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37270499A patent/JP2001178371A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111905587A (zh) * | 2019-05-09 | 2020-11-10 | 艾力集团有限责任公司-卡皮贾尼 | 搅拌单元、包括该搅拌单元的机器和制作液态或半液态食品的方法 |
US20200352193A1 (en) * | 2019-05-09 | 2020-11-12 | Ali Group S.R.L. - Carpigiani | Stirring unit, machine comprising the stirring unit and method for making liquid or semi-liquid food products |
US11617377B2 (en) * | 2019-05-09 | 2023-04-04 | Ali Group S.R.L.—Carpigiani | Stirring unit, machine comprising the stirring unit and method for making liquid or semi-liquid food products |
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