JP2001177692A - 画像読み取り装置並びに画像読み取り装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像読み取り装置並びに画像読み取り装置の制御方法および記憶媒体

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JP2001177692A
JP2001177692A JP36171999A JP36171999A JP2001177692A JP 2001177692 A JP2001177692 A JP 2001177692A JP 36171999 A JP36171999 A JP 36171999A JP 36171999 A JP36171999 A JP 36171999A JP 2001177692 A JP2001177692 A JP 2001177692A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリの空き容量不足による原稿読み取りエ
ラーが発生した場合でも、エラー発生原稿の再読み取り
を可能とし、1ページ分のページメモリを要することな
くリカバリ処理可能な安価な大量原稿連続読み取り環境
を構築すること。 【解決手段】 原稿制御ユニット2001により順次給
送される原稿から原稿読取りユニット2010が画像情
報を読み取り、該読み取られた画像情報を符号化データ
蓄積メモリ2024に蓄積し、CPU2025により監
視される符号化データ蓄積メモリ2024の空き容量に
基づいて、CPU2025が原稿読取りユニット201
0による原稿読み取り位置を切り替え制御する構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の原稿を積
載可能で、該複数枚の原稿を順次原稿読み取り台上へ分
離給送又は原稿読み取り台から引き戻し可能な原稿給送
部と、前記原稿給送部により給送されている原稿から画
像情報を読み取り蓄積メモリに蓄積する読み取り部とを
有する画像読み取り装置並びに画像読み取り装置の制御
方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の画像読み取り装置の構成
を説明するブロック図である。
【0003】図に示すように、画像読み取り装置は、原
稿制御ユニット(DF)2001並びに原稿読取りユニ
ット2010および制御ユニット2020を有する。
【0004】原稿制御ユニット2001は、図示しない
原稿給送台に複数の原稿を積載可能で、この原稿給送台
に載置された原稿束2002から1枚ずつ順次原稿を給
送する。2003は原稿制御ユニット2001により給
送された流し読み動作中の原稿であり、図中矢印Bの方
向に移動する。
【0005】原稿読み取りユニット2010において、
2011は原稿読み取り用のガラス(以下、原稿台ガラ
ス(プラテンガラス))であり、2012は白板で、光
学読み取りセンサユニット2016の補正に使用される
と共に、原稿台ガラス2011に原稿を押圧する圧板で
もある。
【0006】2015はランプユニットで、下方に記さ
れた矢印Aの様に図面左右方向に移動しながら、ランプ
を点灯させて原稿台ガラス2011上の原稿全面を照明
する。2013,2014は光学ミラーで、原稿からの
反射光を光学読み取りセンサユニット2016に導く。
【0007】光学読み取りセンサユニット2016は、
原稿からの反射光を光電変換し電気信号を出力する。
【0008】2017は操作パネルで、動作状況,メッ
セージ等を表示する表示部、倍率設定等の各種設定を行
う設定キー、読取り動作の開始を指示するスタートキー
等を備えている。
【0009】制御ユニット2020において、2021
は画像処理部で、光学読み取りセンサユニット2016
により光電変換された電気信号をデジタル画像に変換
し、各種操作部で設定された画像処理を施す。2022
はページメモリで、画像処理部2021からの画像信号
を一時記憶する。2023は符号化部で、ページメモリ
2022から読み出したイメージデータを符号化圧縮、
例えばJBIG圧縮(Joint Bi−level
Image Coding Experts Grou
p)する。2024は符号化データ蓄積メモリで、符号
化部2023にて符号化されたデータを蓄積する。な
お、符号化部2023による符号化圧縮はJBIG圧縮
に限られるものではない。
【0010】2025はCPUで、ROM,RAMを含
む1チップCPUであり、図示しないROM又はその他
の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて原稿給紙
および原稿読取り等の画像読み取り装置の一連の動作を
制御し、画像読み取り装置全体を統括制御する。
【0011】2026は制御部で、原稿給紙および原稿
読取り等の画像読み取り装置の一連の動作のタイミング
を取る。2027はインタフェース部で、プリンタ,コ
ンピュータ等の各種外部装置やイーサネット等のネット
ワーク等と接続可能である。
【0012】以下、従来の画像読み取り装置における画
像読み取り動作について説明する。
【0013】まず、オペレータが原稿制御ユニット20
01の不図示の原稿給送台に原稿束2002をセット
し、操作パネル2017もしくはインタフェース部20
27を通じて図示しない外部機器から原稿読み取りを指
示されると、CPU2025は原稿制御ユニット200
1及び原稿読み取りユニット2020に動作開始を知ら
せる。
【0014】原稿読み取りユニット2010はランプユ
ニット2015を発光させ、白板2012の位置に移動
し白板を光学読み取りセンサユニット(光学センサ)2
016で読み取ることにより、センサの補正を行い、そ
の後原稿台ガラス内部の所定の位置へ移動する。
【0015】原稿制御ユニット2001は原稿を順次原
稿台ガラス2011の上を移動させ、ランプユニット2
015の上を通過させることにより、原稿2003上の
画像はランプ2015から照射された光を光学ミラー2
013,2014により反射させて、光学センサ201
6へ送る。
【0016】光学センサ2016は、入力された光デー
タを電気信号に変換し、図示しない経路を介して画像処
理部2021へ入力し、所定の画像処理を行いつつペー
ジメモリ2022へイメージデータを書き込む。
【0017】制御部2026にてページメモリにデータ
が入ったのを検知し、符号化部2023へ通知すること
により、符号化部は、ページメモリ2022からイメー
ジデータを読み出して符号化しつつ符号化データ蓄積メ
モリ2024ヘ書き込む。
【0018】この時、制御部2026にて、符号化部2
023はページメモリ2022からデータを読み出す際
に、画像処理部2021が書き込むデータ領域を追い越
すことが無いように制御される。
【0019】そして、原稿2003が図中矢印Aの示す
方向に移動していって、ランプユニット2015の上を
通り過ぎて1枚の読み込みが完了し、読み取り原稿の符
号化データが符号化データ蓄積メモリ2024に全て格
納された時点で、ランプユニット2015は白板201
2まで戻り、光学センサの補正を行い、2枚目の原稿の
読み込みを行う。
【0020】以下、従来の画像読み取り装置におけるエ
ラーリカバリ処理動作、即ち任意のページの読み取りの
際に、ページメモリ2022を符号化部2023が符号
化した結果が、符号化データ蓄積メモリ2024の空き
領域より大きくなってしまい、符号化したデータを符号
化データ蓄積メモリ2024に格納できなかった場合の
動作について説明する。
【0021】これまで、読み取ったデータをインタフェ
ース部2027より図示しない外部装置に送るなどの処
理を行い、符号化データ蓄積メモリ2024の空き容量
を確保し、エラー発生ページ以降の処理を続けるわけで
あるが、エラーが発生したページに関しては流し読みの
構造上その原稿は読み取りユニット2010の上を通過
し、図示しない原稿ストック部に移動している。
【0022】その代わり、ページメモリ2022に残さ
れたイメージデータを再度、符号化部2023で符号化
し、符号化データ蓄積メモリ2024へ送ることにより
エラー発生ページの情報が欠落することなくエラー処理
が行われる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像読み取り装置では、符号化した画像が大きすぎ
てメモリに格納できないといったエラーリカバリ時に、
既に原稿がDFを通り過ぎ排紙されてしまって再度読み
取ることが不可能な場合がある。このため、一度読み取
った原稿を確実にメモリに格納できるように、読み取り
画像をイメージで格納できるメモリ(図5に示したペー
ジメモリ2022に相当する)を少なくとも1ページ分
持つ必要があり、画像読み取り装置が高価なものになっ
てしまうという問題点があった。
【0024】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、原稿給送部により順次給送される原稿から読
み取り部が画像情報を読み取り、該読み取られた画像情
報を蓄積メモリに蓄積し、監視手段により監視される蓄
積メモリの空き容量に基づいて、読み取り部による原稿
読み取り位置を切り替え制御することにより、メモリの
空き容量不足による原稿読み取りエラーが発生した場合
でも、エラー発生原稿の再読み取りを可能とし、1ペー
ジ分のページメモリを要することなくリカバリ処理可能
な安価な大量原稿連続読み取り環境を構築することがで
きる画像読み取り装置並びに画像読み取り装置の制御方
法および記憶媒体を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数枚の原稿を積載可能で、該複数枚の原稿を順次
原稿読み取り台上へ分離給送又は原稿読み取り台から引
き戻し可能な原稿給送手段(図1に示す原稿制御ユニッ
ト2001)と、前記原稿給送手段により原稿読み取り
台に給送されている原稿から画像情報を読み取り可能な
読み取り手段(図1に示す原稿読取りユニット201
0)と、前記読み取り手段により読み取られた画像情報
を蓄積する蓄積手段(図1に示す符号化データ蓄積メモ
リ2024)と、前記蓄積手段の空き容量を監視する監
視手段(図1に示すCPU2025が図示しないROM
又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づい
て監視処理する)と、前記監視手段により監視される前
記蓄積手段の空き容量に基づいて、前記読み取り手段に
よる原稿読み取り位置を切り替え制御する制御手段(図
1に示すCPU2025が図示しないROM又はその他
の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて切り替え
処理する)とを有するものである。
【0026】本発明に係る第2の発明は、前記制御手段
は、前記監視手段により前記蓄積手段の空き容量が所定
のサイズ(原稿サイズから最大符号化データサイズ)未
満であることが検出された場合、前記読み取り手段によ
る原稿読み取り位置を通常の原稿読み取り位置より原稿
給送上流方向に所定量移動した位置に切り替え制御する
ものである。
【0027】本発明に係る第3の発明は、前記所定のサ
イズ(最大符号化データサイズ)は、原稿サイズに基づ
いて算出されるものである。
【0028】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
は、前記読み取り手段が前記通常の原稿読み取り位置よ
り原稿給送上流方向に所定量移動した位置にて原稿から
読み取った画像情報により、前記蓄積手段が溢れたこと
が検出された場合、前記原稿給送手段により給送されて
いる原稿を停止させ、前記原稿読み取り台上に停止して
いる原稿を引き戻すように制御するものである。
【0029】本発明に係る第5の発明は、前記制御手段
は、前記給送手段により引き戻された原稿を再度給送さ
せ、再度前記読み取り手段にて読み取るように制御する
ものである。
【0030】本発明に係る第6の発明は、前記蓄積手段
に蓄積された画像情報を出力する出力手段(図1に示し
たインタフェース部2027)を設けたものである。
【0031】本発明に係る第7の発明は、複数枚の原稿
を積載可能で、該複数枚の原稿を順次原稿読み取り台上
へ分離給送又は原稿読み取り台から引き戻し可能な原稿
給送部と、前記原稿給送部により給送されている原稿か
ら画像情報を読み取り蓄積メモリに蓄積する読み取り部
とを有する画像読み取り装置の制御方法において、前記
蓄積メモリの空き容量を監視する監視工程(図3のステ
ップS103)と、該監視される前記蓄積メモリの空き
容量に基づいて、前記読み取り部による原稿読み取り位
置を切り替える切り替え工程(図3のステップS10
3,S104,S105)とを有するものである。
【0032】本発明に係る第8の発明は、複数枚の原稿
を積載可能で、該複数枚の原稿を順次原稿読み取り台上
へ分離給送又は原稿読み取り台から引き戻し可能な原稿
給送部と、前記原稿給送部により給送されている原稿か
ら画像情報を読み取り蓄積メモリに蓄積する読み取り部
とを有する画像読み取り装置に、前記蓄積メモリの空き
容量を監視する監視工程(図3のステップS103)
と、該監視される前記蓄積メモリの空き容量に基づい
て、前記読み取り部による原稿読み取り位置を切り替え
る切り替え工程(図3のステップS103,S104,
S105)とを実行させるためのプログラムを記憶媒体
にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものであ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像読み取り装
置の構成を説明するブロック図であり、従来の技術の欄
で説明した図5と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0034】図において、1022はバッファメモリ
で、画像処理部2021からの画像信号を一時記憶す
る。
【0035】ここで、バッファメモリ1022は、リア
ルタイム処理が要求される画像データを符号化部202
3及び符号化データ蓄積メモリ2024といった、デバ
イスに接続する為に用意したものであり、通常数ライン
分程度のメモリ容量しかなく、書き込まれたデータを読
み取り側が追いかけてゆき、読み取ったエリアはまた書
き込みに使用するといった、リング処理を行うものとす
る。もちろん符号化部2023以降が画像信号のリアル
タイム処理を保証できれば無くても構わない。
【0036】図2は、図1に示した原稿制御ユニット2
001の構成を説明する断面図であり、図1と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0037】図において、701はピックアップローラ
で、原稿給送台706に載置された原稿束2002の上
から原稿を1枚ずつ分離給紙する。702はレジローラ
で、ピックアップローラ701により給紙された原稿を
原稿台ガラス2011上で搬送し、ランプユニット20
15に対して移動させる(図中707,708で示
す)。704は排紙トレイで、排紙搬送された原稿70
9を積載する。705はセンサで、原稿給送台706上
の原稿の有無および原稿サイズを検知する。また、71
0は通常の原稿読み取り位置(第1の原稿読み取り位
置)を示し、711は通常の原稿読み取り位置よりセン
タ寄り(通常の原稿読み取り位置より原稿給送上流方向
に所定量移動した位置)の原稿読み取り位置(第2の原
稿読み取り位置)を示す。
【0038】本実施形態での原稿読み取り方法は、ピッ
クアップローラ701を原稿面に落とすことで給送動作
を開始し、レジローラ702で原稿をランプユニット2
015,原稿台ガラス2011に対して一定の速度で移
動(通過)させ、通常の原稿読み取り位置(第1の原稿
読み取り位置)で停止しているランプユニット2015
に対して一定の速度で移動する原稿をランプユニット2
015で露光することで原稿読み込みを行う。
【0039】また、1枚目の原稿読み込みが終了した
ら、2枚目の原稿を給紙し、レジローラ702で待機さ
せておく。そしてその時にセンサ705で次の原稿があ
るかどうかを検知し、その次原稿有り無し情報をCPU
2025に通知する。その後、給送指示があると2枚目
の原稿の給送を開始する。以降順次原稿給送、および読
み込みを行う。
【0040】なお、原稿制御ユニット2001は、原稿
台ガラス2011上にある原稿(例えば708)を、レ
ジストローラ702の位置707まで引き戻すことがで
きる。
【0041】以下、本発明の画像読み取り装置における
画像読み取り動作について説明する。
【0042】まず、オペレータが原稿制御ユニット20
01の不図示の原稿給送台706に原稿束2002をセ
ットし、操作パネル2017もしくはインタフェース部
2027を通じて図示しない外部機器から原稿読み取り
を指示されると、CPU2025は原稿制御ユニット2
001及び原稿読み取りユニット2020に動作開始を
知らせる。
【0043】原稿読み取りユニット2010はランプユ
ニット2015を発光させ、白板2012の位置に移動
し白板を光学読み取りセンサ2016で読み取ることに
より、センサの補正を行い、その後原稿台ガラス内部の
所定の位置(第1の原稿読み取り位置710)へ移動す
る。
【0044】原稿制御ユニット2001は原稿を順次原
稿台ガラス2011の上を移動させ、ランプユニット2
015の上を通過させる。原稿2003上の画像はラン
プユニット2015から照射された光を光学ミラー20
13,2014により反射させて、光学センサ2016
へ送られる。
【0045】光学センサ2016は、入力された光デー
タを電気信号に変換し、図示しない経路を介して画像処
理部2021へ入力し、所定の画像処理を行いつつバッ
ファメモリ1022へイメージデータを書き込む。
【0046】制御部2026にてバッファメモリ102
2にデータが入ったのを検知し、符号化部2023へ通
知することにより、符号化部は、バッファメモリ102
2からイメージデータを読み出して符号化しつつ符号化
データ蓄積メモリ2024ヘ書き込む。
【0047】そして、原稿2003が図中矢印Bの示す
方向に移動していって、ランプユニット2015の上を
通り過ぎて1枚の読み込みが完了し、読み取り原稿の符
号化データが符号化データ蓄積メモリ2024に全て格
納された時点で、ランプユニット2015は白板201
2まで戻り、光学センサの補正を行い、2枚目の原稿の
読み込みを行う。
【0048】以下、本発明の画像読み取り装置における
エラーリカバリ処理動作、即ち任意のページの読み取り
の際に、バッファメモリ1022を符号化部2023が
符号化した結果が、符号化データ蓄積メモリ2024の
空き領域より大きくなってしまい符号化したデータを格
納できなかった場合の復帰動作について説明する。
【0049】本発明は、CPU2025により符号化デ
ータ蓄積メモリ2024の空き容量を監視することによ
り、任意のページの読み込みを開始する前に、そのペー
ジの原稿サイズから最大符号化データサイズ(JBIG
圧縮であればイメージサイズと等しい)を算出し、符号
化データ蓄積メモリ2024の空き容量が、このサイズ
より少なくなった場合に、次の原稿読み取り時にエラー
が発生する可能性がある事を検知し、光学読み取りユニ
ット2010の読み取り位置(ランプユニット201
5)をより原稿ガラスのセンター方向(通常の原稿読み
取り位置より原稿給送上流方向に所定量移動した位置;
第2の原稿読み取り位置711)へ移動するので、エラ
ーが発生した場合に、原稿の移動を停止させ、エラー発
生原稿を再度引き戻し、再度読み込みを行うことによ
り、エラーリカバリを行うものである。
【0050】つまり、CPU2025により符号化デー
タ蓄積メモリ2024の空き容量が次のページの最大符
号化データサイズより少なくなったことが検出された時
点で、次の原稿を読み込む前に、光学読み取りユニット
2010の読み取り位置(ランプユニット2015)を
第1の原稿読み取り位置710からより原稿ガラスのセ
ンタ方向の位置(通常の原稿読み取り位置より原稿給送
上流方向に所定量移動した位置;第2の原稿読み取り位
置711)へ移動し、以後読み取り時にメモリオーバの
エラーが発生したら、原稿の移動を停止させ、まだ原稿
台ガラス2011上に存在しているエラー発生原稿を引
き戻すので、再度原稿の読み取りが可能になり、エラー
発生ぺージの情報が欠落することなくエラー処理を行う
ことができる。
【0051】なお、上記最大符号化データサイズは、ペ
ージの原稿サイズからそのページを読み取って符号化部
2023で符号化した場合の最大データサイズであり、
原稿サイズは、図7に示したセンサ705等により検出
される。
【0052】以下、本発明の画像読み取り装置のエラー
リカバリ動作を具体的に例をあげて説明すると、例え
ば、5ページ目の原稿を読み取った時点で、符号化デー
タ蓄積メモリ2024の空き容量が1イメージサイズよ
り少なくなった事をCPU2020の読み取り位置(ラ
ンプユニット2015)が検知したとすると、次の6ペ
ージ目の読み込み時は光学読み取りユニット2015
を、白板2012を読み調整モードを行った後、通常の
位置より原稿ガラス1011内のセンター寄り(通常の
原稿読み取り位置より原稿給送上流方向に所定量移動し
た位置;第2の原稿読み取り位置711)まで移動す
る。
【0053】そして6ページ目の読み取りを行いエラー
が無ければ、同様に第2の原稿読み取り位置で7ページ
目の読み取りを開始する。
【0054】そして7ページ目の読み取り時にメモリオ
ーバーのエラーが発生したら、これまで読み取ったデー
タ(符号化データ蓄積メモリ2024に蓄積されたデー
タ)をインタフェース部2027より図示しない外部装
置に送るなどの処理を行い、エラー発生ページ以降の処
理を続けるために、符号化データ蓄積メモリ2024の
空き容量を確保する。
【0055】ここで、エラーが発生した7ページ目の原
稿は、まだ原稿台ガラス2011上に存在しているの
で、レジストローラ702の位置707まで引き戻すこ
とができる。よって、この原稿を引き戻し、再度原稿台
ガラス2011へ給送する事により、再度原稿の読み取
りが可能になり、エラー発生ぺージの情報が欠落するこ
となくエラー処理を行うことができる。
【0056】以下、図3のフローチャートを参照して、
本発明の画像読み取り装置における画像読み取り処理動
作について説明する。
【0057】図3は、本発明の画像読み取り装置におけ
る第1の画像読み取り処理手順の一例を示すフローチャ
ートであり、図1に示したCPU2025が図示しない
ROMはその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいて実行する。なお、S101〜S107は各ステッ
プを示す。
【0058】原稿読み取り動作が開始されると、図2に
示したセンサ705により原稿給送台706上の原稿の
有無をセンサ705により検知することにより原稿の有
無を判定し(S101)、原稿給送台706上に原稿が
無いと判定された場合は、処理を終了する。
【0059】一方、ステップS101で、原稿給送台7
06上に原稿が有ると判定された場合は、原稿読み取り
ユニット2010はランプユニット2015を発光さ
せ、白板2012の位置に移動し、白板2012を光学
読み取りセンサユニット2016で読み取ることによ
り、センサの補正(調整)を行う(S102)。
【0060】次に、CPU2025により符号化データ
蓄積メモリ2024の空き容量を監視し、これから読み
取るページの原稿サイズから最大符号化データサイズ
(JBIG圧縮であればイメージサイズと等しい)を算
出し、符号化データ蓄積メモリ2024の空き容量が、
算出されたサイズのデータを格納可能か否かを判定する
(S103)。
【0061】ステップS103で符号化データ蓄積メモ
リ2024の空き容量が、算出されたサイズのデータを
格納可能であると判定された場合は、原稿読み取りユニ
ット2010はランプユニット2015を原稿台ガラス
内部の通常の位置(第1原稿読み取り位置710)へ移
動させ、原稿制御ユニット2001は原稿を順次原稿台
ガラス2011上で移動させ、ランプユニット2015
の上を通過させることにより、原稿の読み取りを行い、
符号化したデータを符号化データ蓄積メモリ2024ヘ
書き込み(S104)、ステップS101の処理に戻
る。
【0062】一方、ステップS103で符号化データ蓄
積メモリ2024の空き容量が、算出されたサイズのデ
ータを格納不可能であると判定された場合は、原稿読み
取りユニット2010はランプユニット2015を原稿
台ガラス内部の通常よりセンタ寄りの原稿読み取り位置
(第2の原稿読み取り位置)へ移動させて、原稿画像の
読み取りを行いうことにより、符号化したデータを符号
化データ蓄積メモリ2024ヘ書き込む(S105)。
【0063】次に、メモリエラーが発生した(符号化デ
ータ蓄積メモリ2024が溢れた)か否かを判定し、メ
モリエラーが発生していないと判定された場合は、ステ
ップS101の処理に戻る。
【0064】一方、ステップS106でメモリエラーが
発生したと判定された場合は、原稿の移動を停止させ、
これまで読み取ったデータ(符号化データ蓄積メモリ2
024に蓄積されたデータ)をインタフェース部202
7より図示しない外部装置に転送して、所定の空き容量
を確保した後、原稿台ガラス2011上に残っている
(停止している)エラー発生原稿を引き戻し(S10
7)、ステップS101の処理に戻り、再度原稿の給
送,読み取りを行う。
【0065】以上のように、符号化データ蓄積メモリ2
024の空き容量を監視し、空き容量が少なくなった場
合、次の読み取り時にランプ位置を白板よりセンタ寄り
に移動することにより、エラー発生ページの再読み取り
を可能にし、1ページ分のページメモリを設けなくて
も、画像上方を欠落することなく確実に画像を読み取る
ことができる安価な画像読み取り装置を提供することが
できる。
【0066】以上より、複数枚の原稿が積載可能で該原
稿を順次読み取り部へ給紙可能な原稿制御ユニット20
01と、原稿制御ユニット2001から送られてくる原
稿を読み取る為のランプユニット2015,光学ミラー
2013,2014,光学読み取りセンサユニット20
16等の光学読み取り部を有する原稿読取りユニット2
010と、原稿読取りユニット2010にて読み取った
原稿の画像イメージを符号化圧縮し、蓄積する為の符号
化部2023と符号化データ蓄積メモリ2024を備え
る制御ユニット2020とを有する構成において、符号
化データ蓄積メモリ2024の空き容量をCPU202
5が監視し、該監視結果に基づいて(符号化データ蓄積
メモリ2024の空き容量が少なくなった場合)、原稿
読取りユニット2010内部の光学読み取り部の原稿読
み取り位置(第1の原稿読み取り位置710,第2の原
稿読み取り位置711)を切り替えることにより、メモ
リの空き容量不足による原稿読み取りエラーが発生した
場合でも、エラー発生原稿の再読み取りを可能とし、1
ページ分のページメモリを要することなくリカバリ処理
可能な安価な大量原稿連続読み取り環境を構築すること
ができる。
【0067】なお、上記実施形態で符号化データ蓄積メ
モリ2024に蓄積された画像情報は、インタフェース
部2027を介してプリンタ、コンピュータ、ハードデ
ィスク等の外部装置に出力することができる。また、本
発明の画像読み取り装置を複写装置の読み取り部として
使用する場合には複写装置のプリンタ部に出力すること
ができる。この際、符号化データ蓄積メモリ2024に
圧縮蓄積された画像情報を伸長(展開)して出力するよ
うにしても、そのまま出力するようにしてもよい。
【0068】また、上述のプリンタは、電子写真方式で
も、インクジェット、昇華式でもその他の方式であって
もよい。
【0069】以上より、符号化データ蓄積メモリ202
4の空き容量を監視し、空き容量が少なくなったら流し
読み時の光学読み取りユニットの位置を移動することに
より、エラー発生ページの再読み取りを可能にしたこと
により、1ページ分のページメモリを不要とすることが
できる。
【0070】以下、図4に示すメモリマップを参照して
本発明に係る画像読み取り装置で読み出し可能なデータ
処理プログラムの構成について説明する。
【0071】図4は、本発明に係る画像読み取り装置で
読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記
憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0072】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0073】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0074】本実施形態における図3に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
【0075】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0076】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0077】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモ
リカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等
を用いることができる。
【0078】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0079】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0080】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0081】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、複数枚の原稿を積載可能で、該複数枚
の原稿を順次原稿読み取り台上へ分離給送又は原稿読み
取り台から引き戻し可能な原稿給送手段により原稿読み
取り台に給送されている原稿から画像情報を読み取り手
段が読み取り、前記読み取り手段により読み取られた画
像情報を蓄積手段に蓄積し、前記蓄積手段の空き容量を
監視手段が監視し、前記監視手段により監視される前記
蓄積手段の空き容量に基づいて、制御手段が、前記読み
取り手段による原稿読み取り位置を切り替え制御するの
で、メモリの空き容量不足により原稿読み取りエラーが
発生した場合でも、エラー発生原稿が読み取り部を通過
してしまうことを防止して、該エラー原稿の再読み取り
を可能とする。
【0083】第2の発明によれば、前記制御手段は、前
記監視手段により前記蓄積手段の空き容量が所定のサイ
ズ未満であることが検出された場合、前記読み取り手段
による原稿読み取り位置を通常の原稿読み取り位置より
原稿給送上流方向に所定量移動した位置に切り替え制御
するので、メモリの空き容量不足により原稿読み取りエ
ラーが発生した場合でも、エラー発生原稿が読み取り部
を通過してしまうことを防止して、該エラー原稿の再読
み取りを可能とする。
【0084】第3の発明によれば、前記所定のサイズ
は、原稿サイズに基づいて算出されるので、原稿読み取
り位置の切り替えタイミングを正確に検出することがで
き、メモリの空き容量不足による原稿読み取りエラーの
発生を抑制することができる。
【0085】第4の発明によれば、前記制御手段は、前
記読み取り手段が前記通常の原稿読み取り位置より原稿
給送上流方向に所定量移動した位置にて原稿から読み取
った画像情報により、前記蓄積手段が溢れたことが検出
された場合、前記原稿給送手段により給送されている原
稿を停止させ、前記原稿読み取り台上に停止している原
稿を引き戻すように制御するので、メモリの空き容量不
足により原稿読み取りエラーが発生した場合でも、エラ
ー原稿の再給紙を可能とする。
【0086】第5の発明によれば、前記制御手段は、前
記給送手段により引き戻された原稿を再度給送させ、再
度前記読み取り手段にて読み取るように制御するので、
メモリの空き容量不足により原稿読み取りエラーが発生
した場合でも、エラー原稿の再読み取りによるリカバリ
処理を自動実行して、1枚の抜けも無く原稿を確実に読
み取ることができる。
【0087】第6の発明によれば、前記蓄積手段に蓄積
された画像情報を出力する出力手段を設けたので、メモ
リの空き容量不足による原稿読み取りエラーが発生した
場合でも、メモリの空き容量不足により原稿読み取りエ
ラーが発生した場合でも、エラー原稿の再読み取りによ
るリカバリ処理を自動実行して、1枚の抜けも無く読み
取った原稿画像を出力することができる。
【0088】第7,8の発明によれば、複数枚の原稿を
積載可能で、該複数枚の原稿を順次原稿読み取り台上へ
分離給送又は原稿読み取り台から引き戻し可能な原稿給
送部により給送されている原稿から画像情報を読み取り
蓄積メモリに蓄積し、前記蓄積メモリの空き容量を監視
し、該監視される前記蓄積メモリの空き容量に基づい
て、前記読み取り部による原稿読み取り位置を切り替え
るので、メモリの空き容量不足により原稿読み取りエラ
ーが発生した場合でも、エラー発生原稿が読み取り部を
通過してしまうことを防止して、該エラー原稿の再読み
取りを可能とする。
【0089】従って、メモリの空き容量不足による原稿
読み取りエラーが発生した場合でも、エラー発生原稿の
再読み取りを可能とし、1ページ分のページメモリを要
することなくリカバリ処理可能な安価な大量原稿連続読
み取り環境を構築することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読み取り装置の構成を説明するブ
ロック図である。
【図2】図1に示した原稿制御ユニットの構成を説明す
る断面図である。
【図3】本発明の画像読み取り装置における第1の画像
読み取り処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る画像読み取り装置で読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップを説明する図である。
【図5】従来の画像読み取り装置の構成を説明するブロ
ック図である。
【符号の説明】
2001 原稿制御ユニット 2010 原稿読取りユニット 2020 制御ユニット 2021 画像処理部 1022 バッファメモリ 2023 符号化部 2024 符号化データ蓄積メモリ 2025 CPU 2026 制御部 2027 インタフェース部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の原稿を積載可能で、該複数枚の
    原稿を順次原稿読み取り台上へ分離給送又は原稿読み取
    り台から引き戻し可能な原稿給送手段と、 前記原稿給送手段により原稿読み取り台に給送されてい
    る原稿から画像情報を読み取り可能な読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた画像情報を蓄積す
    る蓄積手段と、 前記蓄積手段の空き容量を監視する監視手段と、 前記監視手段により監視される前記蓄積手段の空き容量
    に基づいて、前記読み取り手段による原稿読み取り位置
    を切り替え制御する制御手段と、を有することを特徴と
    する画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記監視手段により前
    記蓄積手段の空き容量が所定のサイズ未満であることが
    検出された場合、前記読み取り手段による原稿読み取り
    位置を通常の原稿読み取り位置より原稿給送上流方向に
    所定量移動した位置に切り替え制御することを特徴とす
    る請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記所定のサイズは、原稿サイズに基づ
    いて算出されることを特徴とする請求項2記載の画像読
    み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記読み取り手段が前
    記通常の原稿読み取り位置より原稿給送上流方向に所定
    量移動した位置にて原稿から読み取った画像情報によ
    り、前記蓄積手段が溢れたことが検出された場合、前記
    原稿給送手段により給送されている原稿を停止させ、前
    記原稿読み取り台上に停止している原稿を引き戻すよう
    に制御することを特徴とする請求項2または3記載の画
    像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記給送手段により引
    き戻された原稿を再度給送させ、再度前記読み取り手段
    にて読み取るように制御することを特徴とする請求項4
    記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記蓄積手段に蓄積された画像情報を出
    力する出力手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 複数枚の原稿を積載可能で、該複数枚の
    原稿を順次原稿読み取り台上へ分離給送又は原稿読み取
    り台から引き戻し可能な原稿給送部と、前記原稿給送部
    により給送されている原稿から画像情報を読み取り蓄積
    メモリに蓄積する読み取り部とを有する画像読み取り装
    置の制御方法において、 前記蓄積メモリの空き容量を監視する監視工程と、 該監視される前記蓄積メモリの空き容量に基づいて、前
    記読み取り部による原稿読み取り位置を切り替える切り
    替え工程と、を有することを特徴とする画像読み取り装
    置の制御方法。
  8. 【請求項8】 複数枚の原稿を積載可能で、該複数枚の
    原稿を順次原稿読み取り台上へ分離給送又は原稿読み取
    り台から引き戻し可能な原稿給送部と、前記原稿給送部
    により給送されている原稿から画像情報を読み取り蓄積
    メモリに蓄積する読み取り部とを有する画像読み取り装
    置に、 前記蓄積メモリの空き容量を監視する監視工程と、 該監視される前記蓄積メモリの空き容量に基づいて、前
    記読み取り部による原稿読み取り位置を切り替える切り
    替え工程と、を実行させるためのプログラムをコンピュ
    ータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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