JP2001177535A - Atmセル組立分解装置およびその警報転送方法ならびに通信システム - Google Patents
Atmセル組立分解装置およびその警報転送方法ならびに通信システムInfo
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- JP2001177535A JP2001177535A JP36108399A JP36108399A JP2001177535A JP 2001177535 A JP2001177535 A JP 2001177535A JP 36108399 A JP36108399 A JP 36108399A JP 36108399 A JP36108399 A JP 36108399A JP 2001177535 A JP2001177535 A JP 2001177535A
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】TDM回線とATM回線との間に設けるATM
セル組立分解装置で、警報転送用の特別なセルの送受信
無しで、対局側にTDM回線の障害を通知する。 【解決手段】TDM回線インタフェース回路3は時分割
多重回線に障害が有るか否かを常時監視し、障害が有る
ことが検出された場合には、セルの送信を停止させるセ
ル送信停止信号をATMセル組立分解回路4に出力し、
ATM回線に対するセル送信動作を停止させる。一方、
ATM回線からセルを受信し、揺らぎ吸収のためあらか
じめ定められた一定量のセルを揺らぎ吸収バッファ回路
2のバッファに初期蓄積して、この初期蓄積が完了した
らATM回線からセルをバッファに継続して蓄積しつつ
セルを分解してTDM回線に送信する。警報転送制御回
路5は、バッファにおけるアンダーフローを常時監視
し、アンダーフローが発生したことを検出した場合に
は、時分割多重回線に警報信号を出力させる。
セル組立分解装置で、警報転送用の特別なセルの送受信
無しで、対局側にTDM回線の障害を通知する。 【解決手段】TDM回線インタフェース回路3は時分割
多重回線に障害が有るか否かを常時監視し、障害が有る
ことが検出された場合には、セルの送信を停止させるセ
ル送信停止信号をATMセル組立分解回路4に出力し、
ATM回線に対するセル送信動作を停止させる。一方、
ATM回線からセルを受信し、揺らぎ吸収のためあらか
じめ定められた一定量のセルを揺らぎ吸収バッファ回路
2のバッファに初期蓄積して、この初期蓄積が完了した
らATM回線からセルをバッファに継続して蓄積しつつ
セルを分解してTDM回線に送信する。警報転送制御回
路5は、バッファにおけるアンダーフローを常時監視
し、アンダーフローが発生したことを検出した場合に
は、時分割多重回線に警報信号を出力させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDM(Time
Division Multiplex:時分割多
重)信号をATM(Asynchronous Tra
nsfer Mode:非同期転送モード)信号に変換
するATM CLAD(Cell Assemble
Deassemble:セル組立分解)装置およびその
警報転送方法に関し、特に、音声や映像データのように
一定間隔でトラフィックが発生するCBR(Const
ant Bit Rate)トラフィックをATM変換
する際に用いられるATMセル組立分解装置およびその
警報転送方法に関する。
Division Multiplex:時分割多
重)信号をATM(Asynchronous Tra
nsfer Mode:非同期転送モード)信号に変換
するATM CLAD(Cell Assemble
Deassemble:セル組立分解)装置およびその
警報転送方法に関し、特に、音声や映像データのように
一定間隔でトラフィックが発生するCBR(Const
ant Bit Rate)トラフィックをATM変換
する際に用いられるATMセル組立分解装置およびその
警報転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TDM信号をATM信号に変換す
るATM CLAD装置における警報転送方式について
は、ATM区間の警報転送方式として、警報転送用の特
別なセル,例えば、AIS(Alarm Indica
tion Signal)セルの送受信により警報転送
を行っていた。また、特開平9−284291号公報に
は、警報転送手段として、ATMセルのペイロード部分
に警報情報を盛り込ませて警報転送を行う方式が提案さ
れている。
るATM CLAD装置における警報転送方式について
は、ATM区間の警報転送方式として、警報転送用の特
別なセル,例えば、AIS(Alarm Indica
tion Signal)セルの送受信により警報転送
を行っていた。また、特開平9−284291号公報に
は、警報転送手段として、ATMセルのペイロード部分
に警報情報を盛り込ませて警報転送を行う方式が提案さ
れている。
【0003】図6は従来の警報転送方式の一例を示すブ
ロック図である。図6に示された非ATM伝送路に接続
されたATM通信装置は、非ATM信号として入力され
たデータを一旦書込むためのメモリ11と、非ATM信
号のクロック断等の伝送路障害を検出する伝送路障害検
出部12と、伝送路障害情報に対応する警報パタンを生
成する警報パタン生成部13と、ATMセルを一定周期
で発生するATMセル発生部14と、伝送路正常時には
メモリ11から読み出されたデータをあるいは伝送路障
害時は警報パタンを選択する転送情報選択部15と、選
択された情報をATMセル内のあらかじめ定められたペ
イロード部分に書き込む転送情報書込み部16都とから
構成される。このような装置において、伝送路障害検出
部12が伝送路障害を検出した場合には、警報パタン生
成部13で作成した警報パタンを転送情報選択部15に
より選択することにより、ATMペイロード部分に警報
情報を挿入している。
ロック図である。図6に示された非ATM伝送路に接続
されたATM通信装置は、非ATM信号として入力され
たデータを一旦書込むためのメモリ11と、非ATM信
号のクロック断等の伝送路障害を検出する伝送路障害検
出部12と、伝送路障害情報に対応する警報パタンを生
成する警報パタン生成部13と、ATMセルを一定周期
で発生するATMセル発生部14と、伝送路正常時には
メモリ11から読み出されたデータをあるいは伝送路障
害時は警報パタンを選択する転送情報選択部15と、選
択された情報をATMセル内のあらかじめ定められたペ
イロード部分に書き込む転送情報書込み部16都とから
構成される。このような装置において、伝送路障害検出
部12が伝送路障害を検出した場合には、警報パタン生
成部13で作成した警報パタンを転送情報選択部15に
より選択することにより、ATMペイロード部分に警報
情報を挿入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式は
いずれも、警報情報を対局に転送するために、ATM回
線にセルを送出しているため、障害発生時にATMネッ
トワークに余計な負荷を発生させているという問題があ
った。
いずれも、警報情報を対局に転送するために、ATM回
線にセルを送出しているため、障害発生時にATMネッ
トワークに余計な負荷を発生させているという問題があ
った。
【0005】本発明の目的は、TDM回線の障害有無に
よりATM回線へのセル送信制御を実施することによ
り、警報転送用の特別なセルの送受信無しで、対局側に
TDM回線の障害を通知することができるATMセル組
立分解装置およびその警報転送方法ならびに通信システ
ムを提供することにある。
よりATM回線へのセル送信制御を実施することによ
り、警報転送用の特別なセルの送受信無しで、対局側に
TDM回線の障害を通知することができるATMセル組
立分解装置およびその警報転送方法ならびに通信システ
ムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のATMセル組立
分解装置は、時分割多重回線とATM回線との間に設け
られセルの組立分解を行うATMセル組立分解装置にお
いて、時分割多重回線の障害有無を常時監視する監視手
段と、前記監視手段が時分割多重回線の障害を検出した
場合にATM回線へのセル送信を止めることにより対局
側に警報転送を行う警報制御手段とを備え、さらに、正
常時に常時受信しているセルが一定時間受信されないこ
とにより対局側の時分割多重回線の障害を認識する認識
手段を備え、前記警報制御手段は、前記認識手段が障害
を認識した場合に自局側の時分割多重回線へ警報転送を
行う構成である。
分解装置は、時分割多重回線とATM回線との間に設け
られセルの組立分解を行うATMセル組立分解装置にお
いて、時分割多重回線の障害有無を常時監視する監視手
段と、前記監視手段が時分割多重回線の障害を検出した
場合にATM回線へのセル送信を止めることにより対局
側に警報転送を行う警報制御手段とを備え、さらに、正
常時に常時受信しているセルが一定時間受信されないこ
とにより対局側の時分割多重回線の障害を認識する認識
手段を備え、前記警報制御手段は、前記認識手段が障害
を認識した場合に自局側の時分割多重回線へ警報転送を
行う構成である。
【0007】また、本発明のATMセル組立分解装置
は、ATM回線とのセル送受信を行うATM回線インタ
フェース回路と、前記ATM回線インタフェース回路か
らセル受信した場合ATM回線で発生したセル遅延変動
を吸収するために一定量のセルをバッファ内に蓄積する
揺らぎ吸収バッファ回路と、時分割多重回線での障害有
無を常時監視しその結果を出力する時分割多重回線イン
タフェース回路と、前記揺らぎ吸収バッファ回路から入
力されたセルを分解して前記時分割多重回線インタフェ
ース回路に多重データを送信するとともに前記時分割多
重回線インタフェース回路14から入力された多重デー
タをATMセル化して前記ATM回線インタフェース回
路に送信するATMセル組立分解回路と、警報転送のた
めの制御を行う警報転送制御回路とを備え、前記警報転
送制御回路は、前記揺らぎ吸収バッファ回路のバッファ
アンダーフロー状態を常時監視しバッファアンダーフロ
ーの発生を検出した場合には前記時分割多重回線インタ
フェース回路に選択信号を出力し、前記時分割多重回線
インタフェース回路から前記時分割多重回線の障害情報
が入力された場合には前記ATMセル組立分解回路に対
してセル送信停止指示信号を出力する構成であり、前記
時分割多重回線インタフェース回路は、時分割多重回線
における警報信号を常時発生している警報信号発生回路
と、時分割多重回線の障害有無を常時監視し障害を検出
したときに障害情報を前記警報転送制御回路に出力する
障害検出回路と、前記警報転送制御回路からの選択信号
により時分割多重回線への送信データを前記警報信号発
生回路からの出力信号にするかまたは前記ATMセル組
立分解回路からの出力信号にするかを選択しこの選択さ
れた出力信号を前記時分割多重回線に出力する選択回路
とを備える。さらに、本発明のATMセル組立分解装置
は、前記揺らぎ吸収バッファ回路でのアンダーフロー発
生時に一定時間を計時するタイマを備え、前記警報転送
制御回路は、アンダーフローが一定時間継続したことを
認識した場合には自局からATM回線への送信セルを停
止させる構成としてもよい。
は、ATM回線とのセル送受信を行うATM回線インタ
フェース回路と、前記ATM回線インタフェース回路か
らセル受信した場合ATM回線で発生したセル遅延変動
を吸収するために一定量のセルをバッファ内に蓄積する
揺らぎ吸収バッファ回路と、時分割多重回線での障害有
無を常時監視しその結果を出力する時分割多重回線イン
タフェース回路と、前記揺らぎ吸収バッファ回路から入
力されたセルを分解して前記時分割多重回線インタフェ
ース回路に多重データを送信するとともに前記時分割多
重回線インタフェース回路14から入力された多重デー
タをATMセル化して前記ATM回線インタフェース回
路に送信するATMセル組立分解回路と、警報転送のた
めの制御を行う警報転送制御回路とを備え、前記警報転
送制御回路は、前記揺らぎ吸収バッファ回路のバッファ
アンダーフロー状態を常時監視しバッファアンダーフロ
ーの発生を検出した場合には前記時分割多重回線インタ
フェース回路に選択信号を出力し、前記時分割多重回線
インタフェース回路から前記時分割多重回線の障害情報
が入力された場合には前記ATMセル組立分解回路に対
してセル送信停止指示信号を出力する構成であり、前記
時分割多重回線インタフェース回路は、時分割多重回線
における警報信号を常時発生している警報信号発生回路
と、時分割多重回線の障害有無を常時監視し障害を検出
したときに障害情報を前記警報転送制御回路に出力する
障害検出回路と、前記警報転送制御回路からの選択信号
により時分割多重回線への送信データを前記警報信号発
生回路からの出力信号にするかまたは前記ATMセル組
立分解回路からの出力信号にするかを選択しこの選択さ
れた出力信号を前記時分割多重回線に出力する選択回路
とを備える。さらに、本発明のATMセル組立分解装置
は、前記揺らぎ吸収バッファ回路でのアンダーフロー発
生時に一定時間を計時するタイマを備え、前記警報転送
制御回路は、アンダーフローが一定時間継続したことを
認識した場合には自局からATM回線への送信セルを停
止させる構成としてもよい。
【0008】本発明の通信システムは、時分割多重回線
の障害有無を常時監視する監視手段と、前記監視手段が
時分割多重回線の障害を検出した場合にATM回線への
セル送信を止めることにより対局側に警報転送を行う警
報制御手段とを備えるATMセル組立分解装置を用いる
ものであり、さらに、正常時に常時受信しているセルが
一定時間受信されないことにより対局側の時分割多重回
線の障害を認識する認識手段を備え、前記警報制御手段
は、前記認識手段が障害を認識した場合に自局側の時分
割多重回線へ警報転送を行うATMセル組立分解装置を
用いてもよい。
の障害有無を常時監視する監視手段と、前記監視手段が
時分割多重回線の障害を検出した場合にATM回線への
セル送信を止めることにより対局側に警報転送を行う警
報制御手段とを備えるATMセル組立分解装置を用いる
ものであり、さらに、正常時に常時受信しているセルが
一定時間受信されないことにより対局側の時分割多重回
線の障害を認識する認識手段を備え、前記警報制御手段
は、前記認識手段が障害を認識した場合に自局側の時分
割多重回線へ警報転送を行うATMセル組立分解装置を
用いてもよい。
【0009】また、本発明の通信システムは、ATM回
線とのセル送受信を行うATM回線インタフェース回路
と、前記ATM回線インタフェース回路からセル受信し
た場合ATM回線で発生したセル遅延変動を吸収するた
めに一定量のセルをバッファ内に蓄積する揺らぎ吸収バ
ッファ回路と、時分割多重回線での障害有無を常時監視
しその結果を出力する時分割多重回線インタフェース回
路と、前記揺らぎ吸収バッファ回路から入力されたセル
を分解して前記時分割多重回線インタフェース回路に多
重データを送信するとともに前記時分割多重回線インタ
フェース回路から入力された多重データをATMセル化
して前記ATM回線インタフェース回路に送信するAT
Mセル組立分解回路と、警報転送のための制御を行う警
報転送制御回路とを備え、前記警報転送制御回路は、前
記揺らぎ吸収バッファ回路のバッファアンダーフロー状
態を常時監視しバッファアンダーフローの発生を検出し
た場合には前記時分割多重回線インタフェース回路に選
択信号を出力し、前記時分割多重回線インタフェース回
路から前記時分割多重回線の障害情報が入力された場合
には前記ATMセル組立分解回路に対してセル送信停止
指示信号を出力するATMセル組立分解装置を用いても
よいし、前記揺らぎ吸収バッファ回路でのアンダーフロ
ー発生時に一定時間を計時するタイマを備え、前記警報
転送制御回路は、アンダーフローが一定時間継続したこ
とを認識した場合には自局からATM回線への送信セル
を停止させるATMセル組立分解装置を用いてもよい。
線とのセル送受信を行うATM回線インタフェース回路
と、前記ATM回線インタフェース回路からセル受信し
た場合ATM回線で発生したセル遅延変動を吸収するた
めに一定量のセルをバッファ内に蓄積する揺らぎ吸収バ
ッファ回路と、時分割多重回線での障害有無を常時監視
しその結果を出力する時分割多重回線インタフェース回
路と、前記揺らぎ吸収バッファ回路から入力されたセル
を分解して前記時分割多重回線インタフェース回路に多
重データを送信するとともに前記時分割多重回線インタ
フェース回路から入力された多重データをATMセル化
して前記ATM回線インタフェース回路に送信するAT
Mセル組立分解回路と、警報転送のための制御を行う警
報転送制御回路とを備え、前記警報転送制御回路は、前
記揺らぎ吸収バッファ回路のバッファアンダーフロー状
態を常時監視しバッファアンダーフローの発生を検出し
た場合には前記時分割多重回線インタフェース回路に選
択信号を出力し、前記時分割多重回線インタフェース回
路から前記時分割多重回線の障害情報が入力された場合
には前記ATMセル組立分解回路に対してセル送信停止
指示信号を出力するATMセル組立分解装置を用いても
よいし、前記揺らぎ吸収バッファ回路でのアンダーフロ
ー発生時に一定時間を計時するタイマを備え、前記警報
転送制御回路は、アンダーフローが一定時間継続したこ
とを認識した場合には自局からATM回線への送信セル
を停止させるATMセル組立分解装置を用いてもよい。
【0010】本発明のATMセル組立分解装置における
警報転送方法は、時分割多重回線とATM回線との間に
設けられセルの組立分解を行うATMセル組立分解装置
における警報転送方法において、時分割多重回線に障害
が有るか否かを常時監視し、障害が有ることが検出され
た場合には、セルの送信を停止させるセル送信停止信号
を出力し、ATM回線に対するセル送信動作を停止させ
る構成であり、ATM回線からセルを受信し、揺らぎ吸
収のためあらかじめ定められた一定量のセルをバッファ
に初期蓄積して、この初期蓄積が完了したらATM回線
からセルを前記バッファに継続して蓄積しつつ、前記バ
ッファから取出したセルを分解して時分割多重回線に送
信し、前記バッファにおけるアンダーフローを常時監視
し、アンダーフローが発生したことを検出した場合に
は、時分割多重回線に警報信号を出力し、前記バッファ
でのアンダーフロー発生時に、このアンダーフローが一
定時間継続したことを認識した場合には自局からATM
回線への送信セルを停止させる構成としてもよい。
警報転送方法は、時分割多重回線とATM回線との間に
設けられセルの組立分解を行うATMセル組立分解装置
における警報転送方法において、時分割多重回線に障害
が有るか否かを常時監視し、障害が有ることが検出され
た場合には、セルの送信を停止させるセル送信停止信号
を出力し、ATM回線に対するセル送信動作を停止させ
る構成であり、ATM回線からセルを受信し、揺らぎ吸
収のためあらかじめ定められた一定量のセルをバッファ
に初期蓄積して、この初期蓄積が完了したらATM回線
からセルを前記バッファに継続して蓄積しつつ、前記バ
ッファから取出したセルを分解して時分割多重回線に送
信し、前記バッファにおけるアンダーフローを常時監視
し、アンダーフローが発生したことを検出した場合に
は、時分割多重回線に警報信号を出力し、前記バッファ
でのアンダーフロー発生時に、このアンダーフローが一
定時間継続したことを認識した場合には自局からATM
回線への送信セルを停止させる構成としてもよい。
【0011】本発明によれば、TDM回線の障害有無を
常時監視し、TDM回線で障害が発生した場合にATM
回線へのセル送信を止めることにより、対局側に警報を
転送する。ATMセル受信側では、正常時に常時受信し
ているセルが一定時間受信されないことにより、対局側
のTDM回線の障害を認識し、自局側TDM回線へ警報
信号を送信する。
常時監視し、TDM回線で障害が発生した場合にATM
回線へのセル送信を止めることにより、対局側に警報を
転送する。ATMセル受信側では、正常時に常時受信し
ているセルが一定時間受信されないことにより、対局側
のTDM回線の障害を認識し、自局側TDM回線へ警報
信号を送信する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
について図面を参照して説明する。
【0013】図1を参照すると、TDM回線とATM回
線との間に設けられセルの組立分解を行うATMセル組
立分解装置のブロック図が示されている。ATMセル組
立分解装置は、ATM回線インタフェース回路1と、揺
らぎ吸収バッファ回路2と、TDM回線インタフェース
回路3と、ATMセル組立分解回路4と、警報転送制御
回路5とから構成されている。このATMセル組立分解
装置は、例えば既存の加入者交換機とATM中継交換機
間に設置され、これらの交換機間を接続する交換システ
ムが構築される。
線との間に設けられセルの組立分解を行うATMセル組
立分解装置のブロック図が示されている。ATMセル組
立分解装置は、ATM回線インタフェース回路1と、揺
らぎ吸収バッファ回路2と、TDM回線インタフェース
回路3と、ATMセル組立分解回路4と、警報転送制御
回路5とから構成されている。このATMセル組立分解
装置は、例えば既存の加入者交換機とATM中継交換機
間に設置され、これらの交換機間を接続する交換システ
ムが構築される。
【0014】ATM回線インタフェース回路1は、AT
M回線とのセル送受信を行い、ATM回線からセルを受
信したら、揺らぎ吸収バッファ回路2にセルを送信す
る。また、ATMセル組立分解回路4からセルを受信し
たら、ATM回線にセル送信する。揺らぎ吸収バッファ
回路2は、ATM回線インタフェース回路1からセル受
信したら、ATM回線で発生したセル遅延変動(CD
V:Cell DelayVariation)を吸収
するために、ある一定量、セルをバッファ内に蓄積す
る。ある一定量のセル蓄積が完了したら一定速度でセル
をATMセル組立分解回路4に送信する。
M回線とのセル送受信を行い、ATM回線からセルを受
信したら、揺らぎ吸収バッファ回路2にセルを送信す
る。また、ATMセル組立分解回路4からセルを受信し
たら、ATM回線にセル送信する。揺らぎ吸収バッファ
回路2は、ATM回線インタフェース回路1からセル受
信したら、ATM回線で発生したセル遅延変動(CD
V:Cell DelayVariation)を吸収
するために、ある一定量、セルをバッファ内に蓄積す
る。ある一定量のセル蓄積が完了したら一定速度でセル
をATMセル組立分解回路4に送信する。
【0015】TDM回線インタフェース回路3は、TD
M回線での障害有無を常時監視し、警報転送制御回路5
にTDM回線での障害有無の情報を常時送信する。AT
Mセル組立分解回路4は、揺らぎ吸収バッファ回路2か
ら入力されたATMセルを分解してTDM回線インタフ
ェース回路3にTDMデータを送信するとともに、TD
M回線インタフェース回路3から入力されたTDMデー
タをATMセル化して、ATM回線インタフェース回路
1にATMセルを送信する。また、警報転送制御回路5
からのセル送信停止指示を受信した場合には、ATM回
線インタフェース回路1へのセル送信を停止する。
M回線での障害有無を常時監視し、警報転送制御回路5
にTDM回線での障害有無の情報を常時送信する。AT
Mセル組立分解回路4は、揺らぎ吸収バッファ回路2か
ら入力されたATMセルを分解してTDM回線インタフ
ェース回路3にTDMデータを送信するとともに、TD
M回線インタフェース回路3から入力されたTDMデー
タをATMセル化して、ATM回線インタフェース回路
1にATMセルを送信する。また、警報転送制御回路5
からのセル送信停止指示を受信した場合には、ATM回
線インタフェース回路1へのセル送信を停止する。
【0016】警報転送制御回路5は、揺らぎ吸収バッフ
ァ回路2のバッファアンダーフロー状態を常時監視し、
バッファアンダーフローが発生した場合には、TDM回
線インタフェース回路3に選択信号を送信する。また、
TDM回線インタフェース回路3からTDM回線の障害
情報が入力された場合には、ATMセル組立分解回路4
に対してセル送信停止指示信号を出力し、TDM回線の
障害が復旧するまでATM回線へのセル送信を止める。
ァ回路2のバッファアンダーフロー状態を常時監視し、
バッファアンダーフローが発生した場合には、TDM回
線インタフェース回路3に選択信号を送信する。また、
TDM回線インタフェース回路3からTDM回線の障害
情報が入力された場合には、ATMセル組立分解回路4
に対してセル送信停止指示信号を出力し、TDM回線の
障害が復旧するまでATM回線へのセル送信を止める。
【0017】図2はTDM回線インタフェース回路3の
内部詳細を示すブロック図であり、TDM回線インタフ
ェース回路3は、警報信号発生回路6と、障害検出回路
7と、選択回路8とから構成されている。警報信号発生
回路6は、TDM回線における警報信号を常時発生して
おり、選択回路8に警報信号を出力している。障害検出
回路7は、TDM回線の障害有無を常時監視し、障害を
検出した場合には障害情報aを警報転送制御回路5に出
力する。選択回路8は、警報転送制御回路5からの選択
信号bにより、TDM回線への送信データを警報信号発
生回路6からの出力信号にするかまたはATMセル組立
分解回路4からの出力信号にするかを選択し、この選択
された信号をTDM回線に出力する。ATM回線からの
入力セルが一定時間無かった場合、揺らぎ吸収バッファ
回路2にてバッファアンダーフローが発生し、結果とし
て、TDM回線には、警報信号発生回路6で発生した警
報信号が送信されることになる。
内部詳細を示すブロック図であり、TDM回線インタフ
ェース回路3は、警報信号発生回路6と、障害検出回路
7と、選択回路8とから構成されている。警報信号発生
回路6は、TDM回線における警報信号を常時発生して
おり、選択回路8に警報信号を出力している。障害検出
回路7は、TDM回線の障害有無を常時監視し、障害を
検出した場合には障害情報aを警報転送制御回路5に出
力する。選択回路8は、警報転送制御回路5からの選択
信号bにより、TDM回線への送信データを警報信号発
生回路6からの出力信号にするかまたはATMセル組立
分解回路4からの出力信号にするかを選択し、この選択
された信号をTDM回線に出力する。ATM回線からの
入力セルが一定時間無かった場合、揺らぎ吸収バッファ
回路2にてバッファアンダーフローが発生し、結果とし
て、TDM回線には、警報信号発生回路6で発生した警
報信号が送信されることになる。
【0018】以下に図1,図2,図3および図4を参照
して第1の実施の形態の動作を説明する。図3は本発明
におけるセル送信動作を説明するためのフローチャート
である。また、図4は本発明におけるセル受信動作を説
明するためのフローチャートである。
して第1の実施の形態の動作を説明する。図3は本発明
におけるセル送信動作を説明するためのフローチャート
である。また、図4は本発明におけるセル受信動作を説
明するためのフローチャートである。
【0019】先ず、図3を用いてセル送信動作について
説明する。図3に示すように、セル送信動作としては、
TDM回線インタフェース回路3がTDMデータを受信
するフローからはじまる(ステップ1:S1と略称、以
降同様)。TDM回線インタフェース回路3内部の障害
検出回路7は、TDM回線に障害が有るか無いかを常時
監視しており(S2)、TDM回線に障害が有る場合に
は障害情報aを警報転送制御回路5に出力し、これによ
りセル送信停止信号を出力する警報転送制御回路5の指
示によりセル送信動作が停止する(S3)。
説明する。図3に示すように、セル送信動作としては、
TDM回線インタフェース回路3がTDMデータを受信
するフローからはじまる(ステップ1:S1と略称、以
降同様)。TDM回線インタフェース回路3内部の障害
検出回路7は、TDM回線に障害が有るか無いかを常時
監視しており(S2)、TDM回線に障害が有る場合に
は障害情報aを警報転送制御回路5に出力し、これによ
りセル送信停止信号を出力する警報転送制御回路5の指
示によりセル送信動作が停止する(S3)。
【0020】一方、TDM回線に障害が無い場合には、
TDM回線から入力されたTDM信号をATMセル組立
分解回路4にてATMセル化しATM回線インタフェー
ス回路1経由でATM回線に一定間隔でセル送信を行う
(S4)。つまり、TDM回線に障害が有る場合には、
ATM回線にはセルが出力されないことになり、TDM
回線に障害が無い場合には、ATM回線にTDM回線か
らのデータがセル化されて出力されることになる。
TDM回線から入力されたTDM信号をATMセル組立
分解回路4にてATMセル化しATM回線インタフェー
ス回路1経由でATM回線に一定間隔でセル送信を行う
(S4)。つまり、TDM回線に障害が有る場合には、
ATM回線にはセルが出力されないことになり、TDM
回線に障害が無い場合には、ATM回線にTDM回線か
らのデータがセル化されて出力されることになる。
【0021】次に、図4を用いてセル受信動作について
説明する。図4に示すように、セル受信動作としては、
ATM回線インタフェース回路1でのATMセル受信か
らフローがはじまる(S11)。ATM回線インタフェ
ース回路1で受信されたATMセルは、揺らぎ吸収バッ
ファ回路2に蓄積され、揺らぎ吸収バッファ回路2で
は、CDV吸収のためにあらかじめ決められた一定量の
セルを初期蓄積する(S12)。
説明する。図4に示すように、セル受信動作としては、
ATM回線インタフェース回路1でのATMセル受信か
らフローがはじまる(S11)。ATM回線インタフェ
ース回路1で受信されたATMセルは、揺らぎ吸収バッ
ファ回路2に蓄積され、揺らぎ吸収バッファ回路2で
は、CDV吸収のためにあらかじめ決められた一定量の
セルを初期蓄積する(S12)。
【0022】揺らぎ吸収バッファ回路2は、初期蓄積が
完了したか否かを判定し(S13)、完了したら、AT
M回線インタフェース回路1からの入力セルを継続して
蓄積しつつ、ATMセル組立分解回路4にATMセルを
一定間隔で送信する。ATMセル組立分解回路4は、揺
らぎ吸収バッファ回路2からの入力セルを分解してTD
M回線インタフェース3に送信する(S14)。警報転
送制御回路5は、揺らぎ吸収バッファ回路2のバッファ
アンダーフローを常時監視しており(S15)、バッフ
ァアンダーフロー発生時には、TDM回線インタフェー
ス回路3に選択信号bを送信する。TDM回線インタフ
ェース回路3内部の選択回路8は、警報転送制御回路5
からの選択信号bにより、揺らぎ吸収バッファ回路2で
バッファアンダーフローが発生している場合には、警報
信号発生回路6からの出力信号をTDM回線に出力し
(S16)、バッファアンダーフローが発生していない
場合は、ATMセル組立分解回路4から出力されるAT
Mセル分解信号をTDM回線インタフェース回路3に出
力する。以上のような動作により、TDM回線での障害
有無をATMセルを送信すること無く、対局側のTDM
回線に情報転送することが可能となる。
完了したか否かを判定し(S13)、完了したら、AT
M回線インタフェース回路1からの入力セルを継続して
蓄積しつつ、ATMセル組立分解回路4にATMセルを
一定間隔で送信する。ATMセル組立分解回路4は、揺
らぎ吸収バッファ回路2からの入力セルを分解してTD
M回線インタフェース3に送信する(S14)。警報転
送制御回路5は、揺らぎ吸収バッファ回路2のバッファ
アンダーフローを常時監視しており(S15)、バッフ
ァアンダーフロー発生時には、TDM回線インタフェー
ス回路3に選択信号bを送信する。TDM回線インタフ
ェース回路3内部の選択回路8は、警報転送制御回路5
からの選択信号bにより、揺らぎ吸収バッファ回路2で
バッファアンダーフローが発生している場合には、警報
信号発生回路6からの出力信号をTDM回線に出力し
(S16)、バッファアンダーフローが発生していない
場合は、ATMセル組立分解回路4から出力されるAT
Mセル分解信号をTDM回線インタフェース回路3に出
力する。以上のような動作により、TDM回線での障害
有無をATMセルを送信すること無く、対局側のTDM
回線に情報転送することが可能となる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
説明する。
【0024】図5では、図1の構成に加えATM CL
AD装置の構成要素としてタイマ回路6が追加されてい
る。本例では、ATM回線へのATMセル送信停止の条
件として、TDM回線での障害発生に加えて、揺らぎ吸
収バッファ回路2でのアンダーフロー発生の条件も加え
ることが可能となる。前述の第1の実施の形態では、揺
らぎ吸収バッファ回路2でアンダーフローが発生した場
合の動作として、自局のTDM回線側に警報信号を送信
するのみであり、自局からの送信セル制御は何も実施し
ていなかった。
AD装置の構成要素としてタイマ回路6が追加されてい
る。本例では、ATM回線へのATMセル送信停止の条
件として、TDM回線での障害発生に加えて、揺らぎ吸
収バッファ回路2でのアンダーフロー発生の条件も加え
ることが可能となる。前述の第1の実施の形態では、揺
らぎ吸収バッファ回路2でアンダーフローが発生した場
合の動作として、自局のTDM回線側に警報信号を送信
するのみであり、自局からの送信セル制御は何も実施し
ていなかった。
【0025】タイマ回路9を追加することにより、揺ら
ぎ吸収バッファ回路2でアンダーフロー発生時に一定時
間を計時するタイマを設け、アンダーフローが一定時間
継続した場合に自局からの送信セル停止も同時に実施す
る。本動作を実施することにより、対局側でのTDM回
線障害発生時に自局からのATMセルの送信も停止する
ことが可能となり、ATMネットワークの負荷軽減にさ
らに一層の効果が得られる。
ぎ吸収バッファ回路2でアンダーフロー発生時に一定時
間を計時するタイマを設け、アンダーフローが一定時間
継続した場合に自局からの送信セル停止も同時に実施す
る。本動作を実施することにより、対局側でのTDM回
線障害発生時に自局からのATMセルの送信も停止する
ことが可能となり、ATMネットワークの負荷軽減にさ
らに一層の効果が得られる。
【0026】ここで、対局側障害によるセル送信停止/
セル送信停止解除に一定時間のタイマを持たせる理由
は、自局の障害が原因で双方でセル停止したのか、対局
の障害が原因で双方でセル停止したのかを各装置側に認
識させるためであり障害復旧手段を各装置側に持たせる
ためである。例えば、自局の障害が原因でセル送信停止
を実施した場合は、障害復旧手段として、自局の障害が
復旧したら即座にセル送信を開始させ、一定時間対局か
らのセル受信が無くてもセル送信停止は実施しない。ま
た、他局の障害が原因でセル送信停止を実施した場合
は、バッファアンダーフローが復旧したら即座にセル送
信を開始させる。
セル送信停止解除に一定時間のタイマを持たせる理由
は、自局の障害が原因で双方でセル停止したのか、対局
の障害が原因で双方でセル停止したのかを各装置側に認
識させるためであり障害復旧手段を各装置側に持たせる
ためである。例えば、自局の障害が原因でセル送信停止
を実施した場合は、障害復旧手段として、自局の障害が
復旧したら即座にセル送信を開始させ、一定時間対局か
らのセル受信が無くてもセル送信停止は実施しない。ま
た、他局の障害が原因でセル送信停止を実施した場合
は、バッファアンダーフローが復旧したら即座にセル送
信を開始させる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、T
DM信号をATM信号に変換するATM CLAD装置
において、TDM回線での障害有無を警報転送用の特別
なセルの送受信無しで対局側に警報転送可能であるた
め、TDM回線での障害時にATMネットワークの負荷
低減に貢献できる。また、警報転送のために特別なセル
送受信の必要が無いため、警報転送用のセル送受信回路
の削減が可能となり、ATM CLAD装置自身の回路
構成の縮小化が可能となる。
DM信号をATM信号に変換するATM CLAD装置
において、TDM回線での障害有無を警報転送用の特別
なセルの送受信無しで対局側に警報転送可能であるた
め、TDM回線での障害時にATMネットワークの負荷
低減に貢献できる。また、警報転送のために特別なセル
送受信の必要が無いため、警報転送用のセル送受信回路
の削減が可能となり、ATM CLAD装置自身の回路
構成の縮小化が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1におけるTDM回線インタフェース回路の
細部を示すブロック図である。
細部を示すブロック図である。
【図3】本発明のATM CLAD装置における警報転
送のうちセル送信動作を説明するためのフローチャート
である。
送のうちセル送信動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】本発明のATM CLAD装置における警報転
送のうちセル受信動作を説明するためのフローチャート
である
送のうちセル受信動作を説明するためのフローチャート
である
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】従来の警報転送方式の構成例を示すブロック図
である。
である。
1 ATM回線インタフェース回路 2 揺らぎ吸収バッファ回路 3 TDM回線インタフェース回路 4 ATMセル組立分解回路 5 警報転送制御回路 6 警報信号発生回路 7 障害検出回路 8 選択回路 9 タイマ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 11/04 H04Q 11/04 L Fターム(参考) 5K028 EE03 KK35 PP02 QQ02 SS24 5K030 GA12 HB00 HB01 HB02 HB29 JA06 JA10 KA21 KX11 MA13 MB12 MB15 5K035 AA02 DD01 JJ01 JJ03 LL03 MM03 MM06 5K069 BA10 CB08 DA06
Claims (9)
- 【請求項1】 時分割多重回線とATM回線との間に設
けられセルの組立分解を行うATMセル組立分解装置に
おいて、時分割多重回線の障害有無を常時監視する監視
手段と、前記監視手段が時分割多重回線の障害を検出し
た場合にATM回線へのセル送信を止めることにより対
局側に警報転送を行う警報制御手段とを備えることを特
徴とするATMセル組立分解装置。 - 【請求項2】 正常時に常時受信しているセルが一定時
間受信されないことにより対局側の時分割多重回線の障
害を認識する認識手段を備え、前記警報制御手段は、前
記認識手段が障害を認識した場合に自局側の時分割多重
回線へ警報転送を行うことを特徴とする請求項1記載の
ATMセル組立分解装置。 - 【請求項3】 ATM回線とのセル送受信を行うATM
回線インタフェース回路と、前記ATM回線インタフェ
ース回路からセル受信した場合ATM回線で発生したセ
ル遅延変動を吸収するために一定量のセルをバッファ内
に蓄積する揺らぎ吸収バッファ回路と、時分割多重回線
での障害有無を常時監視しその結果を出力する時分割多
重回線インタフェース回路と、前記揺らぎ吸収バッファ
回路から入力されたセルを分解して前記時分割多重回線
インタフェース回路に多重データを送信するとともに前
記時分割多重回線インタフェース回路14から入力され
た多重データをATMセル化して前記ATM回線インタ
フェース回路に送信するATMセル組立分解回路と、警
報転送のための制御を行う警報転送制御回路とを備え、
前記警報転送制御回路は、前記揺らぎ吸収バッファ回路
のバッファアンダーフロー状態を常時監視しバッファア
ンダーフローの発生を検出した場合には前記時分割多重
回線インタフェース回路に選択信号を出力し、前記時分
割多重回線インタフェース回路から前記時分割多重回線
の障害情報が入力された場合には前記ATMセル組立分
解回路に対してセル送信停止指示信号を出力することを
特徴とするATMセル組立分解装置。 - 【請求項4】 前記時分割多重回線インタフェース回路
は、時分割多重回線における警報信号を常時発生してい
る警報信号発生回路と、時分割多重回線の障害有無を常
時監視し障害を検出したときに障害情報を前記警報転送
制御回路に出力する障害検出回路と、前記警報転送制御
回路からの選択信号により時分割多重回線への送信デー
タを前記警報信号発生回路からの出力信号にするかまた
は前記ATMセル組立分解回路からの出力信号にするか
を選択しこの選択された出力信号を前記時分割多重回線
に出力する選択回路とを備えることを特徴とする請求項
3記載のATMセル組立分解装置。 - 【請求項5】 前記揺らぎ吸収バッファ回路でのアンダ
ーフロー発生時に一定時間を計時するタイマを備え、前
記警報転送制御回路は、アンダーフローが一定時間継続
したことを認識した場合には自局からATM回線への送
信セルを停止させることを特徴とする請求項3記載のA
TMセル組立分解装置。 - 【請求項6】 請求項1,2,3,4のいずれか記載の
ATMセル組立分解装置を用いることを特徴とする通信
システム。 - 【請求項7】 時分割多重回線とATM回線との間に設
けられセルの組立分解を行うATMセル組立分解装置に
おける警報転送方法において、時分割多重回線に障害が
有るか否かを常時監視し、障害が有ることが検出された
場合には、セルの送信を停止させるセル送信停止信号を
出力し、ATM回線に対するセル送信動作を停止させる
ことを特徴とするATMセル組立分解装置における警報
転送方法。 - 【請求項8】 ATM回線からセルを受信し、揺らぎ吸
収のためあらかじめ定められた一定量のセルをバッファ
に初期蓄積して、この初期蓄積が完了したらATM回線
からセルを前記バッファに継続して蓄積しつつ、前記バ
ッファから読み出したセルを分解して時分割多重回線に
送信し、前記バッファにおけるアンダーフローを常時監
視し、アンダーフローが発生したことを検出した場合に
は、時分割多重回線に警報信号を出力することを特徴と
する請求項7記載のATMセル組立分解装置における警
報転送方法。 - 【請求項9】 前記バッファでのアンダーフロー発生時
に、このアンダーフローが一定時間継続したことを認識
した場合には自局からATM回線への送信セルを停止さ
せることを特徴とする請求項8記載のATMセル組立分
解装置における警報転送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36108399A JP2001177535A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | Atmセル組立分解装置およびその警報転送方法ならびに通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36108399A JP2001177535A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | Atmセル組立分解装置およびその警報転送方法ならびに通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001177535A true JP2001177535A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18472131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36108399A Pending JP2001177535A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | Atmセル組立分解装置およびその警報転送方法ならびに通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001177535A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7905441B2 (en) | 2004-03-09 | 2011-03-15 | Takata Corporation | Seat belt tensioner |
-
1999
- 1999-12-20 JP JP36108399A patent/JP2001177535A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7905441B2 (en) | 2004-03-09 | 2011-03-15 | Takata Corporation | Seat belt tensioner |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021224 |