JP2001177497A - 直交周波数分割多重無線伝送システムの搬送波電力対ノイズ電力密度比を測定する測定システム、送信装置、測定装置、送信方法、測定方法、および、情報記録媒体 - Google Patents

直交周波数分割多重無線伝送システムの搬送波電力対ノイズ電力密度比を測定する測定システム、送信装置、測定装置、送信方法、測定方法、および、情報記録媒体

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JP2001177497A
JP2001177497A JP36012299A JP36012299A JP2001177497A JP 2001177497 A JP2001177497 A JP 2001177497A JP 36012299 A JP36012299 A JP 36012299A JP 36012299 A JP36012299 A JP 36012299A JP 2001177497 A JP2001177497 A JP 2001177497A
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Hiroshi Harada
博司 原田
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孝子 山村
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雅行 藤瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OFDM無線伝送方式の搬送波電力対ノイズ
電力密度比を測定する測定システム等を提供する。 【解決手段】 送信部111は、送信信号c1(t)、c2(t)
をを異なる時刻に直交周波数分割多重無線伝送により送
信し、受信部121は、当該送信信号c1(t)、c2(t)を、
受信信号r1(t)、r2(t)として受信し、周波数応答関数取
得部123は、受信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、
送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/C1
(f)から、周波数応答関数H1(f)を取得し、レプリカ生成
部125は、C2(f)にH1(f)を乗じて、第1の擬似受信信
号のフーリエ変換D2(f)を取得し、ノイズ電力取得部1
26は、R2(f)とD2(f)の差R2(f)-D2(f)から、ノイズ電
力Npを取得し、搬送波電力取得部127は、受信信号r2
(t)のフーリエ変換R2(f)から、搬送波電力Cpを取得し、
測定結果出力部128は、Cpと、Npの比Cp/Npから、搬
送波電力対ノイズ電力密度比C/N 0を取得して出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;O
FDM)無線伝送システムにおける搬送波電力対ノイズ
電力密度比(C/N0)を測定する測定システム、送信装
置、測定装置、送信方法、測定方法、および、情報記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】OFDM無線伝送システムは、マルチパ
スフェージングに対する耐性が高いこと、および、周波
数利用効率がよいことなどから、広帯域信号の有効な伝
送方式として脚光をあびている。たとえば、日本ではM
MAC、米国ではIEEE802.11、欧州ではET
SI BRANなど、20Mbps以上を目指した次世
代の無線LANシステムの標準化部会においても基本伝
送方式として採用されている。また、現在標準化作業お
よび全世界での規格の統一化等が行われており、盛んに
検討が行われている。
【0003】このようなOFDM無線伝送システムにお
いて、効率的に伝送容量を増大させるとともに、誤り制
御にかかる負担を低減させる手法として、適応変調方式
が提案されている。
【0004】適応変調方式とは、伝送路の状況に応じて
変調方式を可変する方式をいう。適応変調方式では、伝
送路状況が良いときには、単位時間でより多くのビット
を伝送できる変調方式を選ぶ。一方、伝送路状況が悪い
ときには、伝送容量は小さいがフェージングに対して耐
性の強い変調方式を選択して伝送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような適応変調を
実現するためには、伝送路状況の正確な推定が必要とな
る。このような伝送路状況の一つとして、伝送する信号
の帯域幅および変調方式に依存しない搬送波電力対ノイ
ズ電力密度比(C/N0)があげられる。
【0006】C/N0を推定する手法として、以下のような
手法がある(宗田・松本・望月・梅比良(NTTネット
ワークサービスシステム研究所)「OFDM用周波数領
域リンクアダプテーション方式の提案」1999年、電
子情報通信学会通信ソサイエティ大会、B−5−5
6)。
【0007】すなわち、既知信号を利用して伝送路の周
波数応答関数を算出し、周波数領域において正規化され
た受信信号の振幅と周波数応答関数の振幅との差を、ノ
イズ電力を反映した値npとする。一方、各周波数成分の
周波数応答関数の振幅の和を信号電力を反映した値cpと
する。これらの比cp/npを、C/N0の推定値として用い
る。
【0008】しかしながら、この手法では、振幅成分の
みに着目しているため、この手法のcp/npを、C/N0に相
当する値として用いるには、ノイズの位相成分に起因す
る誤差が大きい。
【0009】このように、より正確にC/N0を測定する手
法が強く望まれている。
【0010】本発明は、このような課題を解決するもの
で、OFDM無線伝送システムにおけるC/N0を測定する
測定システム、送信装置、測定装置、送信方法、測定方
法、および、これらを実現するプログラムを記録した情
報記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
【0012】本発明の測定システムは、直交周波数分割
多重無線伝送システムの搬送波電力対ノイズ電力密度比
を測定し、送信装置と、測定装置と、を備えるように構
成する。
【0013】ここで、送信装置は、送信部を備える。
【0014】送信部は、第1の送信信号c1(t)と、第2
の送信信号c2(t)と、を異なる時刻に直交周波数分割多
重無線伝送により送信する。
【0015】一方、測定装置は、受信部と、第1の応答
関数取得部と、第1の擬似受信信号フーリエ変換取得部
と、ノイズ電力取得部と、搬送波電力取得部と、測定結
果出力部と、を備える。
【0016】受信部は、送信装置により異なる時刻に直
交周波数分割多重無線伝送により送信された当該第1の
送信信号c1(t)、および、当該第2の送信信号c2(t)を、
それぞれ、第1の受信信号r1(t)、および、第2の受信
信号r2(t)として受信する。
【0017】第1の応答関数取得部は、受信部により受
信された第1の受信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、
送信装置により送信された第1の送信信号c1(t)のフー
リエ変換C1(f)と、の比R1(f)/C1(f)から、周波数応答関
数H1(f)を取得する。
【0018】第1の擬似受信信号フーリエ変換取得部
は、送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
フーリエ変換C2(f)に応答関数取得部により取得された
周波数応答関数H1(f)を乗じて、第1の擬似受信信号の
フーリエ変換D2(f)を取得する。
【0019】ノイズ電力取得部は、受信部により受信さ
れた第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、第1
の擬似受信信号フーリエ変換取得部により取得された第
1の擬似受信信号のフーリエ変換D2(f)と、の差R2(f)-D
2(f)から、ノイズ電力Npを取得する。
【0020】搬送波電力取得部は、受信部により受信さ
れた第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)から、搬
送波電力Cpを取得する。
【0021】測定結果出力部は、搬送波電力取得部によ
り取得された搬送波電力Cpと、ノイズ電力取得部により
取得されたノイズ電力Npと、の比Cp/Npから、搬送波電
力対ノイズ電力密度比C/N0を取得して測定結果として出
力する。
【0022】また、本発明の測定システムの測定装置
は、第2の応答関数取得部と、第2の擬似受信信号フー
リエ変換取得部と、をさらに備えるように構成すること
ができる。
【0023】ここで、第2の応答関数取得部は、受信部
により受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R
2(f)と、送信装置により送信された第2の送信信号c2
(t)のフーリエ変換C2(f)と、の比R2(f)/C2(f)から、周
波数応答関数H2(f)を取得する。
【0024】一方、第2の擬似受信信号フーリエ変換取
得部は、送信装置により送信された第1の送信信号c1
(t)のフーリエ変換C1(f)に第2の応答関数取得部により
取得された周波数応答関数H2(f)を乗じて、第2の擬似
受信信号のフーリエ変換D1(f)を取得する。
【0025】さらに、ノイズ電力取得部は、受信部によ
り受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)
と、第1の擬似受信信号フーリエ変換取得部により取得
された第1の擬似受信信号のフーリエ変換D2(f)と、の
差R2(f)-D2(f)、および、受信部により受信された第1
の受信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、第2の擬似受
信信号フーリエ変換取得部により取得された第2の擬似
受信信号のフーリエ変換D1(f)と、の差R1(f)-D1(f)、か
ら、ノイズ電力Npを取得する。
【0026】また、本発明の測定システムの測定装置の
搬送波電力取得部は、受信部により受信された第2の受
信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、第1の受信信号r1
(t)のフーリエ変換R1(f)と、から、搬送波電力Cpを取得
するように構成することができる。
【0027】本発明の測定システムは、直交周波数分割
多重無線伝送システムの搬送波電力対ノイズ電力密度比
を測定し、送信装置と、測定装置と、を備えるように構
成する。
【0028】ここで、送信装置は、送信部を備える。
【0029】送信部は、第1の送信信号c1(t)と、第2
の送信信号c2(t)と、を異なる時刻に直交周波数分割多
重無線伝送により送信する。
【0030】一方、測定装置は、受信部と、第1の応答
関数取得部と、第1の逆関数取得部と、第1の擬似送信
信号フーリエ変換取得部と、ノイズ電力取得部と、搬送
波電力取得部と、測定結果出力部と、を備える。
【0031】受信部は、送信装置により異なる時刻に直
交周波数分割多重無線伝送により送信された当該第1の
送信信号c1(t)、および、当該第2の送信信号c2(t)を、
それぞれ、第1の受信信号r1(t)、および、第2の受信
信号r2(t)として受信する。
【0032】第1の応答関数取得部は、受信部により受
信された第1の受信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、
送信装置により送信された第1の送信信号c1(t)のフー
リエ変換C1(f)と、の比R1(f)/C1(f)から、周波数応答関
数H1(f)を取得する。
【0033】第1の逆関数取得部は、第1の応答関数取
得部により取得された周波数応答関数H1(f)の逆関数H1
-1(f)を取得する。
【0034】第1の擬似送信信号フーリエ変換取得部
は、受信部により受信された第2の受信信号r2(t)のフ
ーリエ変換R2(f)に第1の逆関数取得部により取得され
た周波数応答関数H1(f)の逆関数H1-1(f)を乗じて、第1
の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)を取得する。
【0035】ノイズ電力取得部は、送信装置により送信
された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、第
1の擬似送信信号フーリエ変換取得部により取得された
第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)と、の差C2(f)
-E2(f)から、ノイズ電力Npを取得する。
【0036】搬送波電力取得部は、送信装置により送信
された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)から、
搬送波電力Cpを取得する。
【0037】測定結果出力部は、搬送波電力取得部によ
り取得された搬送波電力Cpと、ノイズ電力取得部により
取得されたノイズ電力Npと、の比Cp/Npから、搬送波電
力対ノイズ電力密度比C/N0を取得して測定結果として出
力する。
【0038】また、本発明の測定システムの測定装置
は、第2の応答関数取得部と、第2の逆関数取得部と、
第2の擬似送信信号フーリエ変換取得部と、を備えるよ
うに構成することができる。
【0039】ここで、第2の応答関数取得部は、受信部
により受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R
2(f)と、送信装置により送信された第2の送信信号c2
(t)のフーリエ変換C2(f)と、の比R2(f)/C2(f)から、周
波数応答関数H2(f)を取得する。
【0040】一方、第2の逆関数取得部は、第2の応答
関数取得部により取得された周波数応答関数H2(f)の逆
関数H2-1(f)を取得する。
【0041】さらに、第2の擬似送信信号フーリエ変換
取得部は、受信部により受信された第1の受信信号r1
(t)のフーリエ変換R1(f)に第2の逆関数取得部により取
得された周波数応答関数H2(f)の逆関数H2-1(f)を乗じ
て、第2の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)を取得す
る。
【0042】そして、ノイズ電力取得部は、送信装置に
より送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2
(f)と、第1の擬似送信信号フーリエ変換取得部により
取得された第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)
と、の差C2(f)-E2(f)、および、送信装置により送信さ
れた第1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、第2
の擬似送信信号フーリエ変換取得部により取得された第
2の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)と、の差C1(f)-E
1(f)、から、ノイズ電力Npを取得する。
【0043】また、本発明の測定システムの測定装置の
搬送波電力取得部は、送信装置により送信された第2の
送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、第1の送信信号
c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、から、搬送波電力Cpを取
得するように構成することができる。
【0044】また、本発明の測定システムの送信装置
は、第1の逆フーリエ変換部と、第2の逆フーリエ変換
部と、送信部と、を備えるように構成することができ
る。
【0045】ここで、第1の逆フーリエ変換部は、第1
の送信シンボルC1(f)の逆フーリエ変換c1(t)を取得す
る。
【0046】一方、第2の逆フーリエ変換部は、第2の
送信シンボルC2(f)の逆フーリエ変換c2(t)を取得する。
【0047】さらに、送信部は、第1の逆フーリエ変換
部により取得された逆フーリエ変換c1(t)と、第2の逆
フーリエ変換部により取得された逆フーリエ変換c2(t)
と、を異なる時刻に送信する。
【0048】本発明の送信方法は、直交周波数分割多重
無線伝送システムの搬送波電力対ノイズ電力密度比を測
定するための送信信号を送信し、第1の逆フーリエ変換
工程と、第2の逆フーリエ変換工程と、送信工程と、を
備えるように構成する。
【0049】ここで、第1の逆フーリエ変換工程では、
第1の送信シンボルC1(f)の逆フーリエ変換c1(t)を取得
する。
【0050】一方、第2の逆フーリエ変換工程では、第
2の送信シンボルC2(f)の逆フーリエ変換c2(t)を取得す
る。
【0051】さらに、送信工程では、第1の逆フーリエ
変換工程にて取得された逆フーリエ変換c1(t)と、第2
の逆フーリエ変換工程にて取得された逆フーリエ変換c2
(t)と、を異なる時刻に送信する。
【0052】本発明の測定方法は、直交周波数分割多重
無線伝送システムの搬送波電力対ノイズ電力密度比を測
定し、受信工程と、第1の応答関数取得工程と、第1の
擬似受信信号フーリエ変換取得工程と、ノイズ電力取得
工程と、搬送波電力取得工程と、測定結果出力工程と、
を備えるように構成する。
【0053】ここで、受信工程では、送信装置により異
なる時刻に直交周波数分割多重無線伝送により送信され
た第1の送信信号c1(t)、および、第2の送信信号c2(t)
を、それぞれ、第1の受信信号r1(t)、および、第2の
受信信号r2(t)として受信する。
【0054】一方、第1の応答関数取得工程では、受信
工程にて受信された第1の受信信号r1(t)のフーリエ変
換R1(f)と、送信装置により送信された第1の送信信号c
1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/C1(f)から、周
波数応答関数H1(f)を取得する。
【0055】さらに、第1の擬似受信信号フーリエ変換
取得工程では、送信装置により送信された第2の送信信
号c2(t)のフーリエ変換C2(f)に、第1の応答関数取得工
程にて取得された周波数応答関数H1(f)を乗じて、第1
の擬似受信信号のフーリエ変換D2(f)を取得する。
【0056】そして、ノイズ電力取得工程では、受信工
程にて受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R
2(f)と、第1の擬似受信信号フーリエ変換取得工程にて
取得された第1の擬似受信信号のフーリエ変換D2(f)
と、の差R2(f)-D2(f)から、ノイズ電力Npを取得する。
【0057】一方、搬送波電力取得工程では、受信工程
にて受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2
(f)から、搬送波電力Cpを取得する。
【0058】さらに、測定結果出力工程では、搬送波電
力取得工程にて取得された搬送波電力Cpと、ノイズ電力
取得工程にて取得されたノイズ電力Npと、の比Cp/Npか
ら、搬送波電力対ノイズ電力密度比C/N0を取得して測定
結果として出力する。
【0059】また、本発明の測定方法は、第2の応答関
数取得工程と、第2の擬似受信信号フーリエ変換取得工
程と、をさらに備えるように構成することができる。
【0060】ここで、第2の応答関数取得工程では、受
信工程にて受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ
変換R2(f)と、送信装置により送信された第2の送信信
号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、の比R2(f)/C2(f)か
ら、周波数応答関数H2(f)を取得する。
【0061】一方、第2の擬似受信信号フーリエ変換取
得工程では、送信装置により送信された第1の送信信号
c1(t)のフーリエ変換C1(f)に第2の応答関数取得工程に
て取得された周波数応答関数H2(f)を乗じて、第2の擬
似受信信号のフーリエ変換D1(f)を取得する。
【0062】さらに、ノイズ電力取得工程では、受信工
程にて受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R
2(f)と、第1の擬似受信信号フーリエ変換取得工程にて
取得された第1の擬似受信信号のフーリエ変換D2(f)
と、の差R2(f)-D2(f)、および、受信工程にて受信され
た第1の受信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、第2の
擬似受信信号フーリエ変換取得工程にて取得された第2
の擬似受信信号のフーリエ変換D1(f)と、の差R1(f)-D1
(f)、から、ノイズ電力Npを取得する。
【0063】また、本発明の測定方法の搬送波電力取得
工程は、受信工程にて受信された第2の受信信号r2(t)
のフーリエ変換R2(f)と、第1の受信信号r1(t)のフーリ
エ変換R1(f)と、から、搬送波電力Cpを取得するように
構成することができる。
【0064】本発明の測定方法は、直交周波数分割多重
無線伝送システムの搬送波電力対ノイズ電力密度比を測
定し、受信工程と、第1の応答関数取得工程と、第1の
逆関数取得工程と、第1の擬似送信信号フーリエ変換取
得工程と、ノイズ電力取得工程と、搬送波電力取得工程
と、測定結果出力工程と、を備えるように構成すること
ができる。
【0065】ここで、受信工程では、送信装置により異
なる時刻に直交周波数分割多重無線伝送により送信され
た第1の送信信号c1(t)、および、第2の送信信号c2(t)
を、それぞれ、第1の受信信号r1(t)、および、第2の
受信信号r2(t)として受信する。
【0066】一方、第1の応答関数取得工程では、受信
工程にて受信された第1の受信信号r1(t)のフーリエ変
換R1(f)と、送信装置により送信された第1の送信信号c
1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/C1(f)から、周
波数応答関数H1(f)を取得する。
【0067】さらに、第1の逆関数取得工程では、第1
の応答関数取得工程にて取得された周波数応答関数H1
(f)の逆関数H1-1(f)を取得する。
【0068】そして、第1の擬似送信信号フーリエ変換
取得工程では、受信工程にて受信された第2の受信信号
r2(t)のフーリエ変換R2(f)に第1の逆関数取得工程にて
取得された周波数応答関数H1(f)の逆関数H1-1(f)を乗じ
て、第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)を取得す
る。
【0069】一方、ノイズ電力取得工程では、送信装置
により送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C
2(f)と、第1の擬似送信信号フーリエ変換取得工程にて
取得された第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)
と、の差C2(f)-E2(f)から、ノイズ電力Npを取得する。
【0070】さらに、搬送波電力取得工程では、送信装
置により送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変
換C2(f)から、搬送波電力Cpを取得する。
【0071】そして、測定結果出力工程では、搬送波電
力取得工程にて取得された搬送波電力Cpと、ノイズ電力
取得工程にて取得されたノイズ電力Npと、の比Cp/Npか
ら、搬送波電力対ノイズ電力密度比C/N0を取得して測定
結果として出力する。
【0072】また、本発明の測定方法は、第2の応答関
数取得工程と、第2の逆関数取得工程と、第2の擬似送
信信号フーリエ変換取得工程と、をさらに備えるように
構成することができる。
【0073】ここで、第2の応答関数取得工程では、受
信工程にて受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ
変換R2(f)と、送信装置により送信された第2の送信信
号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、の比R2(f)/C2(f)か
ら、周波数応答関数H2(f)を取得する。
【0074】一方、第2の逆関数取得工程では、第2の
応答関数取得工程にて取得された周波数応答関数H2(f)
の逆関数H2-1(f)を取得する。
【0075】さらに、第2の擬似送信信号フーリエ変換
取得工程では、受信工程にて受信された第1の受信信号
r1(t)のフーリエ変換R1(f)に第2の逆関数取得工程にて
取得された周波数応答関数H2(f)の逆関数H2-1(f)を乗じ
て、第2の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)を取得す
る。
【0076】そして、ノイズ電力取得工程では、送信装
置により送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変
換C2(f)と、第1の擬似送信信号フーリエ変換取得工程
にて取得された第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2
(f)と、の差C2(f)-E2(f)、および、送信装置により送信
された第1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、第
2の擬似送信信号フーリエ変換取得工程にて取得された
第2の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)と、の差C1(f)
-E1(f)、から、ノイズ電力Npを取得する。
【0077】また、本発明の測定方法の搬送波電力取得
工程は、送信装置により送信された第2の送信信号c2
(t)のフーリエ変換C2(f)と、第1の送信信号c1(t)のフ
ーリエ変換C1(f)と、から、搬送波電力Cpを取得するよ
うに構成することができる。
【0078】本発明の測定システム、送信装置、測定装
置、送信方法、測定方法を実現するプログラムをコンパ
クトディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、
光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テー
プ、半導体メモリなどのコンピュータ読取可能な情報記
録媒体に記録することができる。
【0079】本発明の情報記録媒体に記録されたプログ
ラムを、コンピュータ、特に、ディジタル信号プロセッ
サ(Digital Signal Processor;DSP)に実行させて
これらを送信装置や測定装置として機能させるにより、
上記の送信装置、測定装置、送信方法、および、測定方
法を実現することができる。
【0080】たとえば、ソフトウェアラジオ端末のDS
P部やFPGA(Field Programmable Gate Array)部
に、本発明の情報記録媒体に記録されたプログラムを実
行させることにより、上記の送信装置、測定装置、送信
方法、および、測定方法を実現することができる。
【0081】また、情報処理装置とは独立して、本発明
のプログラムを記録した情報記録媒体を配布、販売する
ことができる。
【0082】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を説明
する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのも
のであり、本発明の範囲を制限するものではない。した
がって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素
をこれと均等なものに置換した実施形態を採用すること
が可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含
まれる。
【0083】(第1の実施形態)図1は、本発明のOF
DM無線伝送システムのC/N0の測定システムの第1の実
施形態の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参
照して説明する。
【0084】測定システム101は、送信装置102
と、測定装置103と、を備える。本測定システムは、
送信装置102と、測定装置103と、の間の電波伝搬
特性のC/N0を測定する。
【0085】送信装置102は、送信信号c1(t)と、送
信信号c2(t)と、を、送信部111から、異なる時刻に
送信する。これらの信号が送信される順序は、いずれが
先でも構わない。
【0086】送信信号c1(t)と、送信信号c2(t)と、は、
伝送路の影響を受けて変化するが、これらを、測定装置
103の受信部121で、それぞれ、受信信号r1(t)
と、受信信号r2(t)として、受信する。
【0087】なお、測定装置103と、送信装置102
とは、送信信号c1(t)と、送信信号c2(t)と、を共有して
いる。したがって、これらのフーリエ変換C1(f)、C2(f)
を測定装置103で利用することができる。
【0088】測定装置103は、受信した受信信号r1
(t)を、高速フーリエ変換部122にて高速フーリエ変
換し、このフーリエ変換R1(f)を得る。同様に、受信し
た受信信号r2(t)を、高速フーリエ変換部124にて高
速フーリエ変換し、このフーリエ変換R2(f)を得る。
【0089】なお、後述するように、これらの高速フー
リエ変換部122、124は、実際には、同じ高速フー
リエ変換回路を用いて実現される。
【0090】一般に、ある信号のフーリエ変換は、当該
信号を周波数成分に分解したものと解釈することができ
る。
【0091】さらに、測定装置103は、周波数応答関
数取得部123にて、H1(f)=R1(f)/C1(f)を計算し、送
信装置102と、測定装置103と、の間の伝送路の周
波数応答関数H1(f)を得る。
【0092】次に、測定装置103は、レプリカ生成部
125にて、D2(f)=H1(f)C2(f)を計算し、得られた周波
数応答関数H1(f)と、送信信号c2(t)のフーリエ変換C2
(f)から、受信信号のレプリカのフーリエ変換D2(f)を得
る。
【0093】このレプリカD2(f)は、「仮にc1(t)とc2
(t)とが同時刻に送信されたとした場合、c2(t)がどのよ
うに変化したか」を表すものである。したがって、レプ
リカD2(f)と実際の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)
との差が、当該伝送路のノイズに相当することになる。
【0094】測定装置103は、ノイズ電力取得部12
6にて、実際の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)との
差の2乗を、周波数fについて積分(総和)をとり、そ
の結果をノイズ電力Npとする。すなわち、以下の式が成
立する。 Np=Σf (D2(f)-R2(f))2
【0095】一方、測定装置103は、搬送波電力取得
部127にて、搬送波電力Cpを、以下のように計算して
得る。 Cp=Σf R2(f)2
【0096】最後に、測定装置103は、測定結果出力
部128にて、計算された搬送波電力Cpと、ノイズ電力
Npから算出されるノイズ電力密度Np0と、の比を計算
し、これを測定結果のC/N0として出力する。すなわち、
以下の計算を行う。 C/N0=Cp/Np0
【0097】ノイズ電力Npからノイズ電力密度Np0を算
出するには、公知の技法を用いることができる。
【0098】このようにして、本発明の測定システム1
01により、C/N0を正確に測定することができる。
【0099】(送信装置の概要構成)図2は、図1に示
す測定システム101の送信装置102の概要構成を示
す模式図である。なお、本図において、上述の図と同じ
機能を果たす要素には同じ符号を付してある。以下、本
図を参照して説明する。
【0100】送信装置102は、2つの送信シンボルC1
(f)、C2(f)を、それぞれ逆フーリエ変換部301、30
2により、逆フーリエ変換して送信信号c1(t)、c2(t)を
得る。なお、後述するように、実際には、逆フーリエ変
換部301、302は、同じ逆フーリエ変換回路により
実現する。送信信号c1(t)、c2(t)は、異なる時刻に送信
されるからである。
【0101】得られた送信信号c1(t)、c2(t)は、送信部
111により、異なる時刻に送信される。
【0102】なお、2つの送信シンボルC1(f)、C2(f)
は、測定装置103と共有されている。これらのシンボ
ルは、同じシンボルでもよいし、異なるシンボルでもよ
い。
【0103】図3は、送信フレームのフォーマット例を
示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
【0104】1つの送信フレームは、ガードインターバ
ルGIと、2つの既知シンボルc1(t)、c2(5)と、6つのデ
ータシンボルdata1(t)〜data6(t)と、からなる。シンボ
ル間干渉を避けるため、ガードインターバルを十分に挿
入する必要がある。このため、c1(t)、c2(t)の間にはガ
ードインターバルを挿入せず、c1(t)の前にまとめて2
つ分のガードインターバルを挿入している。
【0105】このフォーマット例では、ガードインター
バル1つ分の長さは1.6μsecであり、送信シンボルとデ
ータシンボルの1つ分の長さは3.2μsecである。
【0106】図4は、送信装置102の詳細な構成を示
す模式図である。なお、本図において、上述の図と同じ
機能を果たす要素には同じ符号を付してある。以下、本
図を参照して説明する。
【0107】送信装置102の直列並列変換部(S/
P)401は、既知シンボルC1(f)、C2(f)と、データシ
ンボルdata1〜data6を含むデータストリームを受け付け
て、低速なデータ系列に変換する。
【0108】変調部(MOD)402は、これらの低速
なデータ系列を適当な変調方法により変調する。変調方
法は、上記のようにして測定されたC/N0によって選択す
ることができるが、まだ測定していない場合には、任意
の変調方法を採用しておけばよい。
【0109】逆フーリエ変換部(IFFT)403は、
変調された低速なデータ系列を逆フーリエ変換し、並列
直列変換部(P/S)404にて並列直列変換を行っ
て、OFDM無線信号を生成する。
【0110】さらに、ガードインターバル挿入部(GI
I)405にて、各シンボルごとにガードインターバル
を挿入する。これにより、図3に示すようなデータフレ
ームが生成される。
【0111】この後、ディジタルアナログ変換部(D/
A)406にてD/A変換を行い、アップコンバート部
(UP)407にて無線周波数帯域までアップコンバー
トして、送信する。
【0112】(測定装置の概要構成)図5は、測定装置
103の詳細な構成を示す模式図である。この測定装置
103は、情報データを受信する受信装置としても機能
する。なお、本図において、上述の図と同じ機能を果た
す要素には同じ符号を付してある。以下、本図を参照し
て説明する。
【0113】測定装置103は、送信装置102が送信
した信号を受信して、BPF(BandPass Filter; 帯
域通過フィルタ)501を通過させ、ダウンコンバート
部(DOWN)502により周波数帯のダウンコンバー
トを行う。
【0114】さらに、アナログディジタル変換部(A/
D)503によりA/D変換を行い、ガードインターバ
ル除去部(GIR)504でガードインターバルを除去
する。
【0115】この後、直列並列変換部(S/P)505
で直列並列変換を行い、高速フーリエ変換部(FFT)
506で高速フーリエ変換を行い、データ分離部(SE
P)507で、既知シンボルに対応して受信されたR1
(f)、R2(f)と、データシンボルに対応して受信された情
報データとを分離する。
【0116】これらのR1(f)、R2(f)を用いて、評価部
(EST)508では、上述のように、H1(f)やC/N0
評価を行い、これらの情報を元に、変調方法選択部(S
EL)509が、次に採用すべき変調方法を選択する。
【0117】一方、情報データは、評価部508の評価
結果に基づいて、補償部(COMP)510で、各サブ
キャリアごとにマルチパスフェージングによる振幅や位
相の変動の補償を行い、並列直列変換部(P/S)51
1で並列直列変換を行って、伝送された情報データを得
ることができる。
【0118】(実験の結果)以下に、本測定システムに
ついて、C/N0を測定する模擬実験を行ったときの結果を
示す。模擬実験の諸元は以下の通りである。 ・サブキャリア数は、48情報キャリア、4パイロット
キャリア。 ・ガードインターバルの長さは、0.8μsec。 ・サンプリング周波数は、20MHz。 ・FFTサイズは、64ポイント。 ・OFDMシンボル1つ分の長さは、4μsec。 ・変調方式は、BPSK、QPSK、16QAM。 ・1フレーム当りのシンボル数は、既知シンボル2つ、
情報シンボル6つ。 ・伝搬路モデルは、2波独立レーリーフェージング(遅
延時間は、1.050μsec)。
【0119】図6は、上記実施形態の測定システムによ
り推定されたC/N0と、あらかじめ設定したC/N0と、の差
の絶対値を、試行回数で平均化して、それぞれを最大ド
ップラー周波数ごとに表したグラフである。
【0120】このグラフによれば、C/N0が小さい場合に
は、誤差が大きくなってしまうが、C/N0が大きくなると
しだいに誤差が大きくなり、特に、C/N0が75dB・Hz以上
となると、ほぼ一定の誤差で推定値が得られることがわ
かる。
【0121】(第2の実施形態)本実施形態の大部分
は、上記実施形態と同様であるが、NpおよびCpの求め方
が異なる。図7は、本発明の測定システムの第2の実施
形態の概要構成を示す模式図である。なお、本図におい
て、上述した図と同様の機能を果たす要素には、同じ符
号を付してある。以下、本図を参照して説明する。
【0122】本実施形態では、周波数応答関数取得部1
23により、周波数応答関数H1(f)が得られたら、逆関
数取得部(INV)701は、その逆関数H1-1(f)を取
得する。
【0123】次に、レプリカ生成部702で、受信信号
r2(t)のフーリエ変換R2(f)に、この逆関数H1-1(f)を乗
じて、送信信号c2(t)のレプリカのフーリエ変換E2(f)を
得る。
【0124】さらに、ノイズ電力取得部704では、 Np=Σf (C2(f)-E2(f))2 により、送信信号の側を比較して、ノイズ電力Npを求め
る。
【0125】一方、搬送波電力取得部703では、 Cp=Σf C2(f)2 により、送信信号の側の搬送波電力Cpを求める。
【0126】これらの結果から、上記実施形態と同様
に、C/N0を求めることができる。
【0127】上述の実施形態では、伝送路の周波数応答
関数H1(f)を用いて、受信側での電力比からC/N0を求め
ていた。一方、本実施形態では、周波数応答関数H1(f)
の逆関数H1-1(f)を用いて、送信側での電力比からC/N0
を求めている。
【0128】数学的に、周波数応答関数とその逆関数と
は、いずれを使っても、同等の結果が得られることが保
証されているため、計算の手間や電子回路の回路構成と
そのコストとを考慮して、いずれかの実施形態を採用す
ることができる。
【0129】(第3の実施形態)上記の実施形態におい
ては、R1(f)とC1(f)から、c1(t)→r1(t)伝送時の周波数
応答関数H1(f)を求めて、これを用いてC/N0を取得して
いた。
【0130】本実施形態では、これに加えて、R2(f)とC
2(f)から、c2(t)→r2(t)伝送時の周波数応答関数H2(f)
を求めて、これも用いて、より正確な測定を行う。
【0131】c2(t)→r2(t)伝送時の周波数応答関数H2
(f)と、これに基づくレプリカと、は、以下のように定
義される。 H2(f)=R2(f)/C2(f) D1(f)=H2(f)C1(f)
【0132】H1(f)と、H2(f)と、の両方を用いて、Npを
求めるには、たとえば以下のようにして、両者の平均を
とればよい。 Np=(Σf (D2(f)-R2(f))2+Σf (D1(f)-R1(f))2)/2
【0133】同様に、搬送波電力Cpについても、R2(f)
だけを用いて取得するのではなく、たとえば以下のよう
にして、平均を用いることができる。 Cp=(Σf R2(f)2+Σf R1(f)2)/2
【0134】これらの手法は、上記第2の実施形態に対
しても、同様に応用することができる。
【0135】また、上記実施形態では、既知シンボルと
して2つのシンボルを使っているが、この数は適宜増や
すことができ、同様の手法でC/N0を測定することができ
る。そして、これらの数を変更した実施態様も本発明の
範囲に含まれる。
【0136】(第4の実施形態)上記実施形態では、図
3に示すようなデータフレームのフォーマットを採用し
たが、ほかのフォーマットを採用することもできる。図
8は、本発明の測定システムに利用できる、他のデータ
フレームのフォーマットを示す説明図である。
【0137】図8(a)は、2つの既知シンボルを用い
る場合のフォーマットの例であり、図8(b)は、3個
以上の既知シンボルを用いる場合のフォーマットの例で
ある。
【0138】このように、本発明の測定システムにおい
ては、さまざまなフォーマットのデータストリームを利
用することができる。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
OFDM無線伝送システムにおけるC/N0を測定する測定
システム、送信装置、測定装置、送信方法、測定方法、
および、これらを実現するプログラムを記録した情報記
録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定システムの実施形態の概要構成を
示す模式図である。
【図2】本発明の測定システムの送信装置の概要構成を
示す模式図である。
【図3】本発明の測定システムの送信フレームのフォー
マットの構成を示す模式図である。
【図4】本発明の測定システムの送信装置の詳細構成を
示す模式図である。
【図5】本発明の測定システムの測定装置の構成を示す
模式図である。
【図6】本発明の測定システムによる模擬実験の結果を
示すグラフである。
【図7】本発明の測定システムの第2の実施形態の概要
構成を示す模式図である。
【図8】本発明の測定システムの送信フレームの他の実
施形態のフォーマットの構成を示す模式図である。
【符号の説明】
101 測定システム 102 送信装置 103 測定装置 111 送信部 121 受信部 122 高速フーリエ変換部 123 周波数応答関数取得部 124 高速フーリエ変換部 125 レプリカ生成部 126 ノイズ電力取得部 127 搬送波電力取得部 301 逆フーリエ変換部 302 逆フーリエ変換部 401 直列並列変換部 402 変調部 403 逆フーリエ変換部 404 並列直列変換部 405 ガードインターバル挿入部 406 ディジタルアナログ変換部 407 アップコンバート部 501 BPF 502 ダウンコンバート部 503 アナログディジタル変換部 504 ガードインターバル除去部 505 直列並列変換部 506 高速フーリエ変換部 507 データ分離部 508 評価部 509 変調方法選択部 510 補償部 511 並列直列変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤瀬 雅行 神奈川県横須賀市光の丘3丁目4番 郵政 省通信総合研究所 横須賀無線通信研究セ ンター内 Fターム(参考) 5K022 DD22 DD33 5K042 AA01 CA02 CA11 CA12 DA13 EA01 FA11 GA11

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直交周波数分割多重無線伝送システムの搬
    送波電力対ノイズ電力密度比を測定する測定システムで
    あって、送信装置と、測定装置と、を備え、 (a)前記送信装置は、 第1の送信信号c1(t)と、第2の送信信号c2(t)と、を異
    なる時刻に直交周波数分割多重無線伝送により送信する
    送信部、 を備え、 (b)前記測定装置は、 前記送信装置により異なる時刻に直交周波数分割多重無
    線伝送により送信された当該第1の送信信号c1(t)、お
    よび、当該第2の送信信号c2(t)を、それぞれ、第1の
    受信信号r1(t)、および、第2の受信信号r2(t)として受
    信する受信部と、 前記受信部により受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)と、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/
    C1(f)から、周波数応答関数H1(f)を取得する第1の応答
    関数取得部と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)に前記応答関数取得部により取得さ
    れた周波数応答関数H1(f)を乗じて、第1の擬似受信信
    号のフーリエ変換D2(f)を取得する第1の擬似受信信号
    フーリエ変換取得部と、 前記受信部により受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)と、前記第1の擬似受信信号フーリエ
    変換取得部により取得された第1の擬似受信信号のフー
    リエ変換D2(f)と、の差R2(f)-D2(f)から、ノイズ電力Np
    を取得するノイズ電力取得部と、 前記受信部により受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)から、搬送波電力Cpを取得する搬送波
    電力取得部と、 前記搬送波電力取得部により取得された搬送波電力Cp
    と、前記ノイズ電力取得部により取得されたノイズ電力
    Npと、の比Cp/Npから、搬送波電力対ノイズ電力密度比C
    /N0を取得して測定結果として出力する測定結果出力部
    と、 を備えることを特徴とする測定システム。
  2. 【請求項2】前記測定装置は、 前記受信部により受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)と、前記送信装置により送信された第
    2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、の比R2(f)/
    C2(f)から、周波数応答関数H2(f)を取得する第2の応答
    関数取得部と、 前記送信装置により送信された第1の送信信号c1(t)の
    フーリエ変換C1(f)に前記第2の応答関数取得部により
    取得された周波数応答関数H2(f)を乗じて、第2の擬似
    受信信号のフーリエ変換D1(f)を取得する第2の擬似受
    信信号フーリエ変換取得部と、 をさらに備え、 前記ノイズ電力取得部は、前記受信部により受信された
    第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記第1
    の擬似受信信号フーリエ変換取得部により取得された第
    1の擬似受信信号のフーリエ変換D2(f)と、の差R2(f)-D
    2(f)、および、前記受信部により受信された第1の受信
    信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、前記第2の擬似受信
    信号フーリエ変換取得部により取得された第2の擬似受
    信信号のフーリエ変換D1(f)と、の差R1(f)-D1(f)、か
    ら、ノイズ電力Npを取得することを特徴とする請求項1
    に記載の測定システム。
  3. 【請求項3】前記搬送波電力取得部は、前記受信部によ
    り受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)
    と、第1の受信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、か
    ら、搬送波電力Cpを取得することを特徴とする請求項1
    または2に記載の測定システム。
  4. 【請求項4】直交周波数分割多重無線伝送システムの搬
    送波電力対ノイズ電力密度比を測定する測定システムで
    あって、送信装置と、測定装置と、を備え、 (a)前記送信装置は、 第1の送信信号c1(t)と、第2の送信信号c2(t)と、を異
    なる時刻に直交周波数分割多重無線伝送により送信する
    送信部、 を備え、 (b)前記測定装置は、 前記送信装置により異なる時刻に直交周波数分割多重無
    線伝送により送信された当該第1の送信信号c1(t)、お
    よび、当該第2の送信信号c2(t)を、それぞれ、第1の
    受信信号r1(t)、および、第2の受信信号r2(t)として受
    信する受信部と、 前記受信部により受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)と、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/
    C1(f)から、周波数応答関数H1(f)を取得する第1の応答
    関数取得部と、 前記第1の応答関数取得部により取得された周波数応答
    関数H1(f)の逆関数H1- 1(f)を取得する第1の逆関数取得
    部と、 前記受信部により受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)に前記第1の逆関数取得部により取得
    された周波数応答関数H1(f)の逆関数H1-1(f)を乗じて、
    第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)を取得する第
    1の擬似送信信号フーリエ変換取得部と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)と、前記第1の擬似送信信号フーリ
    エ変換取得部により取得された第1の擬似送信信号のフ
    ーリエ変換E2(f)と、の差C2(f)-E2(f)から、ノイズ電力
    Npを取得するノイズ電力取得部と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)から、搬送波電力Cpを取得する搬送
    波電力取得部と、 前記搬送波電力取得部により取得された搬送波電力Cp
    と、前記ノイズ電力取得部により取得されたノイズ電力
    Npと、の比Cp/Npから、搬送波電力対ノイズ電力密度比C
    /N0を取得して測定結果として出力する測定結果出力部
    と、 を備えることを特徴とする測定システム。
  5. 【請求項5】前記測定装置は、 前記受信部により受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)と、前記送信装置により送信された第
    2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、の比R2(f)/
    C2(f)から、周波数応答関数H2(f)を取得する第2の応答
    関数取得部と、 前記第2の応答関数取得部により取得された周波数応答
    関数H2(f)の逆関数H2- 1(f)を取得する第2の逆関数取得
    部と、 前記受信部により受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)に前記第2の逆関数取得部により取得
    された周波数応答関数H2(f)の逆関数H2-1(f)を乗じて、
    第2の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)を取得する第
    2の擬似送信信号フーリエ変換取得部と、 をさらに備え、 前記ノイズ電力取得部は、前記送信装置により送信され
    た第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、前記第
    1の擬似送信信号フーリエ変換取得部により取得された
    第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)と、の差C2(f)
    -E2(f)、および、前記送信装置により送信された第1の
    送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、前記第2の擬似
    送信信号フーリエ変換取得部により取得された第2の擬
    似送信信号のフーリエ変換E1(f)と、の差C1(f)-E1(f)、
    から、ノイズ電力Npを取得することを特徴とする請求項
    4に記載の測定システム。
  6. 【請求項6】前記搬送波電力取得部は、前記送信装置に
    より送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2
    (f)と、第1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、
    から、搬送波電力Cpを取得することを特徴とする請求項
    4または5に記載の測定システム。
  7. 【請求項7】直交周波数分割多重無線伝送システムの搬
    送波電力対ノイズ電力密度比を測定するための送信信号
    を送信する送信装置であって、 第1の送信シンボルC1(f)の逆フーリエ変換c1(t)を取得
    する第1の逆フーリエ変換部と、 第2の送信シンボルC2(f)の逆フーリエ変換c2(t)を取得
    する第2の逆フーリエ変換部と、 前記第1の逆フーリエ変換部により取得された逆フーリ
    エ変換c1(t)と、前記第2の逆フーリエ変換部により取
    得された逆フーリエ変換c2(t)と、を異なる時刻に送信
    する送信部と、 を備えることを特徴とする送信装置。
  8. 【請求項8】直交周波数分割多重無線伝送システムの搬
    送波電力対ノイズ電力密度比を測定する測定装置であっ
    て、 送信装置により異なる時刻に直交周波数分割多重無線伝
    送により送信された第1の送信信号c1(t)、および、第
    2の送信信号c2(t)を、それぞれ、第1の受信信号r1
    (t)、および、第2の受信信号r2(t)として受信する受信
    部と、 前記受信部により受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)と、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/
    C1(f)から、周波数応答関数H1(f)を取得する第1の応答
    関数取得部と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)に前記第1の応答関数取得部により
    取得された周波数応答関数H1(f)を乗じて、第1の擬似
    受信信号のフーリエ変換D2(f)を取得する第1の擬似受
    信信号フーリエ変換取得部と、 前記受信部により受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)と、前記第1の擬似受信信号フーリエ
    変換取得部により取得された第1の擬似受信信号のフー
    リエ変換D2(f)と、の差R2(f)-D2(f)から、ノイズ電力Np
    を取得するノイズ電力取得部と、 前記受信部により受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)から、搬送波電力Cpを取得する搬送波
    電力取得部と、 前記搬送波電力取得部により取得された搬送波電力Cp
    と、前記ノイズ電力取得部により取得されたノイズ電力
    Npと、の比Cp/Npから、搬送波電力対ノイズ電力密度比C
    /N0を取得して測定結果として出力する測定結果出力部
    と、 を備えることを特徴とする測定装置。
  9. 【請求項9】前記受信部により受信された第2の受信信
    号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記送信装置により送
    信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、
    の比R2(f)/C2(f)から、周波数応答関数H2(f)を取得する
    第2の応答関数取得部と、 前記送信装置により送信された第1の送信信号c1(t)の
    フーリエ変換C1(f)に前記第2の応答関数取得部により
    取得された周波数応答関数H2(f)を乗じて、第2の擬似
    受信信号のフーリエ変換D1(f)を取得する第2の擬似受
    信信号フーリエ変換取得部と、 をさらに備え、 前記ノイズ電力取得部は、前記受信部により受信された
    第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記第1
    の擬似受信信号フーリエ変換取得部により取得された第
    1の擬似受信信号のフーリエ変換D2(f)と、の差R2(f)-D
    2(f)、および、前記受信部により受信された第1の受信
    信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、前記第2の擬似受信
    信号フーリエ変換取得部により取得された第2の擬似受
    信信号のフーリエ変換D1(f)と、の差R1(f)-D1(f)、か
    ら、ノイズ電力Npを取得することを特徴とする請求項8
    に記載の測定装置。
  10. 【請求項10】前記搬送波電力取得部は、前記受信部に
    より受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2
    (f)と、第1の受信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、
    から、搬送波電力Cpを取得することを特徴とする請求項
    8または9に記載の測定装置。
  11. 【請求項11】直交周波数分割多重無線伝送システムの
    搬送波電力対ノイズ電力密度比を測定する測定装置であ
    って、 送信装置により異なる時刻に直交周波数分割多重無線伝
    送により送信された第1の送信信号c1(t)、および、第
    2の送信信号c2(t)を、それぞれ、第1の受信信号r1
    (t)、および、第2の受信信号r2(t)として受信する受信
    部と、 前記受信部により受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)と、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/
    C1(f)から、周波数応答関数H1(f)を取得する第1の応答
    関数取得部と、 前記第1の応答関数取得部により取得された周波数応答
    関数H1(f)の逆関数H1- 1(f)を取得する第1の逆関数取得
    部と、 前記受信部により受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)に前記第1の逆関数取得部により取得
    された周波数応答関数H1(f)の逆関数H1-1(f)を乗じて、
    第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)を取得する第
    1の擬似送信信号フーリエ変換取得部と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)と、前記第1の擬似送信信号フーリ
    エ変換取得部により取得された第1の擬似送信信号のフ
    ーリエ変換E2(f)と、の差C2(f)-E2(f)から、ノイズ電力
    Npを取得するノイズ電力取得部と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)から、搬送波電力Cpを取得する搬送
    波電力取得部と、 前記搬送波電力取得部により取得された搬送波電力Cp
    と、前記ノイズ電力取得部により取得されたノイズ電力
    Npと、の比Cp/Npから、搬送波電力対ノイズ電力密度比C
    /N0を取得して測定結果として出力する測定結果出力部
    と、 を備えることを特徴とする測定装置。
  12. 【請求項12】前記受信部により受信された第2の受信
    信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記送信装置により
    送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)
    と、の比R2(f)/C2(f)から、周波数応答関数H2(f)を取得
    する第2の応答関数取得部と、 前記第2の応答関数取得部により取得された周波数応答
    関数H2(f)の逆関数H2- 1(f)を取得する第2の逆関数取得
    部と、 前記受信部により受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)に前記第2の逆関数取得部により取得
    された周波数応答関数H2(f)の逆関数H2-1(f)を乗じて、
    第2の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)を取得する第
    2の擬似送信信号フーリエ変換取得部と、 をさらに備え、 前記ノイズ電力取得部は、前記送信装置により送信され
    た第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、前記第
    1の擬似送信信号フーリエ変換取得部により取得された
    第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)と、の差C2(f)
    -E2(f)、および、前記送信装置により送信された第1の
    送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、前記第2の擬似
    送信信号フーリエ変換取得部により取得された第2の擬
    似送信信号のフーリエ変換E1(f)と、の差C1(f)-E1(f)、
    から、ノイズ電力Npを取得することを特徴とする請求項
    11に記載の測定装置。
  13. 【請求項13】前記搬送波電力取得部は、前記送信装置
    により送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C
    2(f)と、第1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、
    から、搬送波電力Cpを取得することを特徴とする請求項
    11または12に記載の測定装置。
  14. 【請求項14】直交周波数分割多重無線伝送システムの
    搬送波電力対ノイズ電力密度比を測定するための送信信
    号を送信する送信方法であって、 第1の送信シンボルC1(f)の逆フーリエ変換c1(t)を取得
    する第1の逆フーリエ変換工程と、 第2の送信シンボルC2(f)の逆フーリエ変換c2(t)を取得
    する第2の逆フーリエ変換工程と、 前記第1の逆フーリエ変換工程にて取得された逆フーリ
    エ変換c1(t)と、前記第2の逆フーリエ変換工程にて取
    得された逆フーリエ変換c2(t)と、を異なる時刻に送信
    する送信工程と、 を備えることを特徴とする送信方法。
  15. 【請求項15】直交周波数分割多重無線伝送システムの
    搬送波電力対ノイズ電力密度比を測定する測定方法であ
    って、 送信装置により異なる時刻に直交周波数分割多重無線伝
    送により送信された第1の送信信号c1(t)、および、第
    2の送信信号c2(t)を、それぞれ、第1の受信信号r1
    (t)、および、第2の受信信号r2(t)として受信する受信
    工程と、 前記受信工程にて受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)と、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/
    C1(f)から、周波数応答関数H1(f)を取得する第1の応答
    関数取得工程と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)に前記第1の応答関数取得工程にて
    取得された周波数応答関数H1(f)を乗じて、第1の擬似
    受信信号のフーリエ変換D2(f)を取得する第1の擬似受
    信信号フーリエ変換取得工程と、 前記受信工程にて受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)と、前記第1の擬似受信信号フーリエ
    変換取得工程にて取得された第1の擬似受信信号のフー
    リエ変換D2(f)と、の差R2(f)-D2(f)から、ノイズ電力Np
    を取得するノイズ電力取得工程と、 前記受信工程にて受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)から、搬送波電力Cpを取得する搬送波
    電力取得工程と、 前記搬送波電力取得工程にて取得された搬送波電力Cp
    と、前記ノイズ電力取得工程にて取得されたノイズ電力
    Npと、の比Cp/Npから、搬送波電力対ノイズ電力密度比C
    /N0を取得して測定結果として出力する測定結果出力工
    程と、 を備えることを特徴とする測定方法。
  16. 【請求項16】前記受信工程にて受信された第2の受信
    信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記送信装置により
    送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)
    と、の比R2(f)/C2(f)から、周波数応答関数H2(f)を取得
    する第2の応答関数取得工程と、 前記送信装置により送信された第1の送信信号c1(t)の
    フーリエ変換C1(f)に前記第2の応答関数取得工程にて
    取得された周波数応答関数H2(f)を乗じて、第2の擬似
    受信信号のフーリエ変換D1(f)を取得する第2の擬似受
    信信号フーリエ変換取得工程と、 をさらに備え、 前記ノイズ電力取得工程は、前記受信工程にて受信され
    た第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記第
    1の擬似受信信号フーリエ変換取得工程にて取得された
    第1の擬似受信信号のフーリエ変換D2(f)と、の差R2(f)
    -D2(f)、および、前記受信工程にて受信された第1の受
    信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、前記第2の擬似受
    信信号フーリエ変換取得工程にて取得された第2の擬似
    受信信号のフーリエ変換D1(f)と、の差R1(f)-D1(f)、か
    ら、ノイズ電力Npを取得することを特徴とする請求項1
    5に記載の測定方法。
  17. 【請求項17】前記搬送波電力取得工程は、前記受信工
    程にて受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R
    2(f)と、第1の受信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、
    から、搬送波電力Cpを取得することを特徴とする請求項
    15または16に記載の測定方法。
  18. 【請求項18】直交周波数分割多重無線伝送システムの
    搬送波電力対ノイズ電力密度比を測定する測定方法であ
    って、 送信装置により異なる時刻に直交周波数分割多重無線伝
    送により送信された第1の送信信号c1(t)、および、第
    2の送信信号c2(t)を、それぞれ、第1の受信信号r1
    (t)、および、第2の受信信号r2(t)として受信する受信
    工程と、 前記受信工程にて受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)と、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/
    C1(f)から、周波数応答関数H1(f)を取得する第1の応答
    関数取得工程と、 前記第1の応答関数取得工程にて取得された周波数応答
    関数H1(f)の逆関数H1- 1(f)を取得する第1の逆関数取得
    工程と、 前記受信工程にて受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)に前記第1の逆関数取得工程にて取得
    された周波数応答関数H1(f)の逆関数H1-1(f)を乗じて、
    第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)を取得する第
    1の擬似送信信号フーリエ変換取得工程と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)と、前記第1の擬似送信信号フーリ
    エ変換取得工程にて取得された第1の擬似送信信号のフ
    ーリエ変換E2(f)と、の差C2(f)-E2(f)から、ノイズ電力
    Npを取得するノイズ電力取得工程と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)から、搬送波電力Cpを取得する搬送
    波電力取得工程と、 前記搬送波電力取得工程にて取得された搬送波電力Cp
    と、前記ノイズ電力取得工程にて取得されたノイズ電力
    Npと、の比Cp/Npから、搬送波電力対ノイズ電力密度比C
    /N0を取得して測定結果として出力する測定結果出力工
    程と、 を備えることを特徴とする測定方法。
  19. 【請求項19】前記受信工程にて受信された第2の受信
    信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記送信装置により
    送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)
    と、の比R2(f)/C2(f)から、周波数応答関数H2(f)を取得
    する第2の応答関数取得工程と、 前記第2の応答関数取得工程にて取得された周波数応答
    関数H2(f)の逆関数H2- 1(f)を取得する第2の逆関数取得
    工程と、 前記受信工程にて受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)に前記第2の逆関数取得工程にて取得
    された周波数応答関数H2(f)の逆関数H2-1(f)を乗じて、
    第2の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)を取得する第
    2の擬似送信信号フーリエ変換取得工程と、 をさらに備え、 前記ノイズ電力取得工程は、前記送信装置により送信さ
    れた第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、前記
    第1の擬似送信信号フーリエ変換取得工程にて取得され
    た第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)と、の差C2
    (f)-E2(f)、および、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、前記第2の
    擬似送信信号フーリエ変換取得工程にて取得された第2
    の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)と、の差C1(f)-E1
    (f)、から、ノイズ電力Npを取得することを特徴とする
    請求項18に記載の測定方法。
  20. 【請求項20】前記搬送波電力取得工程は、前記送信装
    置により送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変
    換C2(f)と、第1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)
    と、から、搬送波電力Cpを取得することを特徴とする請
    求項18または19に記載の測定方法。
  21. 【請求項21】直交周波数分割多重無線伝送システムの
    搬送波電力対ノイズ電力密度比を測定するための送信信
    号を送信する処理をコンピュータ、特に、ディジタル信
    号プロセッサに実行させるプログラムであって、 第1の送信シンボルC1(f)の逆フーリエ変換c1(t)を取得
    する第1の逆フーリエ変換手順と、 第2の送信シンボルC2(f)の逆フーリエ変換c2(t)を取得
    する第2の逆フーリエ変換手順と、 前記第1の逆フーリエ変換手順にて取得された逆フーリ
    エ変換c1(t)と、前記第2の逆フーリエ変換手順にて取
    得された逆フーリエ変換c2(t)と、を異なる時刻に送信
    する送信手順と、 を備える処理を実行させることを特徴とするプログラム
    を記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  22. 【請求項22】直交周波数分割多重無線伝送システムの
    搬送波電力対ノイズ電力密度比を測定する処理をコンピ
    ュータ、特に、ディジタル信号プロセッサに実行させる
    プログラムであって、 送信装置により異なる時刻に直交周波数分割多重無線伝
    送により送信された第1の送信信号c1(t)、および、第
    2の送信信号c2(t)を、それぞれ、第1の受信信号r1
    (t)、および、第2の受信信号r2(t)として受信する受信
    手順と、 前記受信手順にて受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)と、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/
    C1(f)から、周波数応答関数H1(f)を取得する第1の応答
    関数取得手順と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)に前記第1の応答関数取得手順にて
    取得された周波数応答関数H1(f)を乗じて、第1の擬似
    受信信号のフーリエ変換D2(f)を取得する第1の擬似受
    信信号フーリエ変換取得手順と、 前記受信手順にて受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)と、前記第1の擬似受信信号フーリエ
    変換取得手順にて取得された第1の擬似受信信号のフー
    リエ変換D2(f)と、の差R2(f)-D2(f)から、ノイズ電力Np
    を取得するノイズ電力取得手順と、 前記受信手順にて受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)から、搬送波電力Cpを取得する搬送波
    電力取得手順と、 前記搬送波電力取得手順にて取得された搬送波電力Cp
    と、前記ノイズ電力取得手順にて取得されたノイズ電力
    Npと、の比Cp/Npから、搬送波電力対ノイズ電力密度比C
    /N0を取得して測定結果として出力する測定結果出力手
    順と、 を備える処理を実行させることを特徴とするプログラム
    を記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  23. 【請求項23】前記受信手順にて受信された第2の受信
    信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記送信装置により
    送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)
    と、の比R2(f)/C2(f)から、周波数応答関数H2(f)を取得
    する第2の応答関数取得手順と、 前記送信装置により送信された第1の送信信号c1(t)の
    フーリエ変換C1(f)に前記第2の応答関数取得手順にて
    取得された周波数応答関数H2(f)を乗じて、第2の擬似
    受信信号のフーリエ変換D1(f)を取得する第2の擬似受
    信信号フーリエ変換取得手順と、 をさらに備え、 前記ノイズ電力取得手順は、前記受信手順にて受信され
    た第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記第
    1の擬似受信信号フーリエ変換取得手順にて取得された
    第1の擬似受信信号のフーリエ変換D2(f)と、の差R2(f)
    -D2(f)、および、前記受信手順にて受信された第1の受
    信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、前記第2の擬似受
    信信号フーリエ変換取得手順にて取得された第2の擬似
    受信信号のフーリエ変換D1(f)と、の差R1(f)-D1(f)、か
    ら、ノイズ電力Npを取得する処理を実行させることを特
    徴とするプログラムを記録した請求項22に記載のコン
    ピュータ読取可能な情報記録媒体。
  24. 【請求項24】前記搬送波電力取得手順は、前記受信手
    順にて受信された第2の受信信号r2(t)のフーリエ変換R
    2(f)と、第1の受信信号r1(t)のフーリエ変換R1(f)と、
    から、搬送波電力Cpを取得する処理を実行させることを
    特徴とするプログラムを記録した請求項22または23
    に記載のコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  25. 【請求項25】直交周波数分割多重無線伝送システムの
    搬送波電力対ノイズ電力密度比を測定する処理をコンピ
    ュータ、特に、ディジタル信号プロセッサに実行させる
    プログラムであって、 送信装置により異なる時刻に直交周波数分割多重無線伝
    送により送信された第1の送信信号c1(t)、および、第
    2の送信信号c2(t)を、それぞれ、第1の受信信号r1
    (t)、および、第2の受信信号r2(t)として受信する受信
    手順と、 前記受信手順にて受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)と、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、の比R1(f)/
    C1(f)から、周波数応答関数H1(f)を取得する第1の応答
    関数取得手順と、 前記第1の応答関数取得手順にて取得された周波数応答
    関数H1(f)の逆関数H1- 1(f)を取得する第1の逆関数取得
    手順と、 前記受信手順にて受信された第2の受信信号r2(t)のフ
    ーリエ変換R2(f)に前記第1の逆関数取得手順にて取得
    された周波数応答関数H1(f)の逆関数H1-1(f)を乗じて、
    第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)を取得する第
    1の擬似送信信号フーリエ変換取得手順と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)と、前記第1の擬似送信信号フーリ
    エ変換取得手順にて取得された第1の擬似送信信号のフ
    ーリエ変換E2(f)と、の差C2(f)-E2(f)から、ノイズ電力
    Npを取得するノイズ電力取得手順と、 前記送信装置により送信された第2の送信信号c2(t)の
    フーリエ変換C2(f)から、搬送波電力Cpを取得する搬送
    波電力取得手順と、 前記搬送波電力取得手順にて取得された搬送波電力Cp
    と、前記ノイズ電力取得手順にて取得されたノイズ電力
    Npと、の比Cp/Npから、搬送波電力対ノイズ電力密度比C
    /N0を取得して測定結果として出力する測定結果出力手
    順と、 を備える処理を実行させることを特徴とするプログラム
    を記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  26. 【請求項26】前記受信手順にて受信された第2の受信
    信号r2(t)のフーリエ変換R2(f)と、前記送信装置により
    送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)
    と、の比R2(f)/C2(f)から、周波数応答関数H2(f)を取得
    する第2の応答関数取得手順と、 前記第2の応答関数取得手順にて取得された周波数応答
    関数H2(f)の逆関数H2- 1(f)を取得する第2の逆関数取得
    手順と、 前記受信手順にて受信された第1の受信信号r1(t)のフ
    ーリエ変換R1(f)に前記第2の逆関数取得手順にて取得
    された周波数応答関数H2(f)の逆関数H2-1(f)を乗じて、
    第2の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)を取得する第
    2の擬似送信信号フーリエ変換取得手順と、 をさらに備え、 前記ノイズ電力取得手順は、前記送信装置により送信さ
    れた第2の送信信号c2(t)のフーリエ変換C2(f)と、前記
    第1の擬似送信信号フーリエ変換取得手順にて取得され
    た第1の擬似送信信号のフーリエ変換E2(f)と、の差C2
    (f)-E2(f)、および、前記送信装置により送信された第
    1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)と、前記第2の
    擬似送信信号フーリエ変換取得手順にて取得された第2
    の擬似送信信号のフーリエ変換E1(f)と、の差C1(f)-E1
    (f)、から、ノイズ電力Npを取得する処理を実行させる
    ことを特徴とするプログラムを記録した請求項25に記
    載のコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  27. 【請求項27】前記搬送波電力取得手順は、前記送信装
    置により送信された第2の送信信号c2(t)のフーリエ変
    換C2(f)と、第1の送信信号c1(t)のフーリエ変換C1(f)
    と、から、搬送波電力Cpを取得する処理を実行させるこ
    とを特徴とするプログラムを記録した請求項25または
    26に記載のコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  28. 【請求項28】前記情報記録媒体は、コンパクトディス
    ク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディ
    スク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、また
    は、半導体メモリであることを特徴とする請求項21か
    ら27に記載の情報記録媒体。
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