JP2001176275A - 不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法

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JP2001176275A
JP2001176275A JP35509699A JP35509699A JP2001176275A JP 2001176275 A JP2001176275 A JP 2001176275A JP 35509699 A JP35509699 A JP 35509699A JP 35509699 A JP35509699 A JP 35509699A JP 2001176275 A JP2001176275 A JP 2001176275A
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memory
line
bit line
transistors
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Takayuki Emori
孝之 江守
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1本おきにビット線をシールドして行う読み出
しにおいて、消費電力および読み出し時間の低減と非選
択セルの誤書き込み防止を同時に達成する。 【解決手段】ビット線と直交する方向に隣り合う第1お
よび第2メモリブロック内に、第1および第2トランジ
スタ間に接続された複数のメモリトランジスタM11〜
M1128またはM21〜M2128を備える。2つの
ビット線BL1,BL2が、ぞれぞれ第3トランジスタ
S13,S23を介して接地電位線GNDに接続されて
いる。2つの第1トランジスタS11,S21のゲート
が、それぞれ異なる制御線SG11,SG12に接続さ
れ、2つの第3トランジスタS13,S23のゲート
が、それぞれ異なる制御線DIS1,DIS2に接続さ
れている。これにより、非選択ビット線(たとえば、B
L2)を、メモリブロック内の非選択セル(セル2)と
切り離しながら接地電位で固定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NAND型あるい
はビット線等が階層化された並列接続NOR型など、メ
モリブロック内で複数のメモリトランジスタがビット線
または共通電位線に対し選択用のトランジスタを介して
接続された構成の不揮発性半導体記憶装置と、その読み
出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性メモリ装置では、近年の低電圧
化と微細化の進展により、読み出し時にメモリセル内の
記憶データに応じてビット線に現出する電位変化が小さ
くなり、信号電荷の耐ノイズマージンの低下を引き起こ
している。このための対処方法として、選択されたビッ
ト線に対し、隣り合う非選択ビット線を読み出し時に一
定電圧で保持し、隣接ビット線によるシールド効果を高
めて誤動作を防止した読み出し方法が提案されている。
【0003】図4は、従来の不揮発性メモリ装置の一例
として、いわゆるAND型に代表される、ソース線およ
びビット線が階層化された並列接続NOR型メモリセル
アレイ構成を示す回路図である。また、図5は、このア
レイ構成に対し上記従来の読み出し方法を適用した場合
の各信号線の電圧変化を示す波形図である。
【0004】図4に示すメモリセルアレイでは、その周
辺回路内に設けた1つのセンスアンプSAに対しビット
線BL1,BL2が対で接続されている。図の左側のビ
ット線BL1が奇数ビット線、右側のビット線BL2が
偶数ビット線をなす。ビット線BL1に第1トランジス
タS11が接続され、ビット線BL2に第1トランジス
タS21が接続されている。第1トランジスタS11,
S21は、共通の選択ゲート線SG1により制御され
る。また、たとえば各ビット線と直交する方向に、いわ
ゆる共通ソース線(以下、共通電位線という)CSLが
配線されている。共通電位線CSLに、第2トランジス
タS12,S22が接続されている。第2トランジスタ
S12,S22は、共通の選択ゲート線SG2により制
御される。
【0005】第1トランジスタS11と第2トランジス
タS12との間に、複数(本例では128個)のメモリ
トランジスタM11〜M1128が並列接続されてい
る。同様に、第1トランジスタS21と第2トランジス
タS22との間に、複数(128個)のメモリトランジ
スタM21〜M2128が並列接続されている。メモリ
トランジスタM11〜M1128と第1および第2トラ
ンジスタS11,S12により第1メモリブロックが構
成され、メモリトランジスタM21〜M2128と第1
および第2トランジスタS21,S22により第2メモ
リブロックが構成される。
【0006】ビット線BL1のセンスアンプ寄りの一方
側にトランジスタS10が接続され、ビット線BL2の
センスアンプ寄りの一方側にトランジスタS20が接続
されている。トランジスタS10は列選択線S1により
制御され、トランジスタS20は列選択線S2により制
御される。ビット線BL1,BL2の他方側に、それぞ
れ第3トランジスタS13,S23のドレインが接続さ
れている。第3トランジスタS13,S23のソース
に、接地電位線GNDが接続されている。第3トランジ
スタS13,S23は、共通のディスチャージ制御線D
ISにより制御される。
【0007】ビット線BL1と電源電圧VCCの供給線と
の間にプリチャージトランジスタTP1が接続され、ビ
ット線BL2と電源電圧VCCの供給線との間にプリチャ
ージトランジスタTP2が接続されている。プリチャー
ジトランジスタTP1はプリチャージ制御線PRE1に
より制御され、プリチャージトランジスタTP2はプリ
チャージ制御線PRE2により制御される。
【0008】第1,第2メモリブロックが、同じビット
線BL1,BL2に対し繰り返し接続されている。ま
た、図示のような接続関係のメモリブロック,ビット線
対およびセンスアンプが、ビット線と直交する方向に繰
り返し配置されている。
【0009】このような構成の不揮発性メモリ装置で
は、通常、奇数ビット線BL1に連なるセル群と偶数ビ
ット線BL2に連なるセル群とに分けて、それぞれペー
ジ読み出しを行う。その際、読み出しを行わない方のビ
ット線を正電圧で保持し、シールド効果をもたせる制御
を行う。
【0010】図5(I)に示す共通電位線CSLは、常
時、ハイレベル(1.5V)で保持されている。また、
初期状態では、図5(H)の選択ゲート線SG2がハイ
レベル(1.5V)、ビット線BL1,BL2電位が不
定となっているほか、他の信号線はローレベル(0V)
となっている。この選択ゲート線SG2の活性化により
第2トランジスタS12,S22がオンし、各メモリブ
ロック内のメモリトランジスタを共通に接続する内部配
線(副共通電位線SSL)に1.5Vに近い電圧が印加
されている。
【0011】まず、図5(L)に示すように、ディスチ
ャージ制御線DISをハイレベル(1.5V)として第
3トランジスタS13,S23をオンさせ、ビット線B
L1,BL2内電荷を一斉に接地電位線GNDに放電す
る。放電後は直ぐにディスチャージ制御線DISをロー
レベルに戻し、ビット線BL1,BL2をフローティン
グ状態にする。奇数ビット線の読み出しにおいて、図4
に示すセル1(メモリトランジスタM12)が選択され
る場合、図5(C)に示すように、プリチャージ制御線
PRE2をハイレベル(1.5V)にしてトランジスタ
TP2をオンさせ、偶数ビット線BL2を電源電圧VCC
の供給線に接続する。これにより、偶数ビット線BL2
が正電圧(1V)程度に充電され、ビット線間のシール
ドがなされる。
【0012】この状態で、図5(B),(E)に示すよ
うに、列選択線S1および選択ゲート線SG1を、それ
ぞれハイレベル(1.5V)に立ち上げる。これによ
り、奇数ビット線BL1とセンスアンプSAが接続さ
れ、また、第1トランジスタがオンして、各メモリブロ
ック内のメモリトランジスタを共通に接続する内部配線
(副ビット線SBL)がビット線BL1またはBL2に
接続される。このため、偶数ビット線BL2からは、シ
ールド電圧(約1V)が第2メモリブロック内の副ビッ
ト線SBLに伝達される。
【0013】これと同時か若干遅れて、図5(F)に示
すように、選択ワード線WL2がハイレベル(1.5
V)に立ち上げられる。このとき、セル1のメモリトラ
ンジスタM12のソース・ドレインのうち副共通電位線
側が1.5Vに近い電位に固定されている一方で、副ビ
ット線側はフローティング状態である。このため、副ビ
ット線に、選択ワード線WL2の印加電圧(1.5V)
から、メモリトランジスタM12のしきい値電圧Vth
(cell1) を引いた電圧が現われる。
【0014】ここで説明を簡単にするため、基板バイア
ス効果はなく、また、第1トランジスタS11による電
圧ドロップも無視できるものとする。その前提下、たと
えば、メモリトランジスタM12のしきい値電圧Vth
(cell1) を0.5Vとすると、副ビット線SBLには約
1Vの電位が現われ、これがオン状態の第1トランジス
タS11を介してビット線BL1に伝達され、センスア
ンプSAにより検出される。いま、センスアンプSAの
データ判別の参照電圧を0.8Vとすると、ビット線B
L1の電圧(約1.0V)は“1”データと判別され
る。一方、メモリトランジスタM12のしきい値電圧V
th(cell1) が0.9Vとすると、副ビット線SBLに
は0.6Vの電位が現われ、これがオン状態の第1トラ
ンジスタS11を介してビット線BL1に伝達され、セ
ンスアンプSAにより検出される。このビット線電圧
(約0.6V)は、センスアンプSAの参照電圧0.8
Vより低いので、今度は、“0”データと判別される。
【0015】このようにセンスアンプSAの参照電圧と
の大小関係において、メモリトランジスタのしきい値電
圧が2値判定される。つまり、大雑把にいうと、ワード
線印加電圧1.5VからセンスアンプSAの参照電圧
0.8Vを引いた電圧0.7Vを基準として、それより
しきい値電圧が小さいメモリセルの保持データが
“1”、大きなメモリセルの保持データが“0”とな
る。このようにしてセンスアンプSAにより読み出され
たデータは、図示しないデータ線を介して外部に送出さ
れる。
【0016】偶数ビット線BL2側の読み出しでは、セ
ンスアンプとビット線の接続およびシールド電圧印加を
上述の場合と逆に行うと、全く同様にしてセル2のデー
タが読み出せる。
【0017】このような読み出し方法では、選択された
メモリトランジスタに最初の短い間だけドレイン電流が
流れるが、フローティング状態にある副ビット線側が所
定電圧になると直ぐにカットオフ状態になり、副ビット
線はセルフバイアスされる。したがって、読み出し電流
はビット線容量を充電する最小限しか流れず、その点で
は、消費電力が少なくて済む。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シールド電
圧が正電圧であることから、読み出しサイクル中に、ビ
ット線を一つ置きに充電するための充電電流を電源電圧
線から供給する必要がある。次の読み出しサイクルで
は、この充電電荷は一旦放電され、シールドのために他
のビット線が正電圧に充電される。このように、従来の
読み出し方法では、シールド電圧を正電圧としたことに
ともないビット線充放電という読み出しとは直接関係な
い無駄な電力消費があり、また、ビット線充電時間が余
分に必要であるという不利益があった。
【0019】このような不利益をなくすため、仮にシー
ルド電圧を接地電位0Vで固定とすると、非選択セルの
メモリトランジスタのソース・ドレイン間に1V以上の
電圧が印加されることになり、当該非選択メモリトラン
ジスタがオンし、チャネルホットエレクトロン注入によ
って誤書き込みされてしまう。また、非選択列の全ての
メモリトランジスタをオンさせることは、消費電力の面
でも不利益が大きい。
【0020】本発明の目的は、1本おきにビット線をシ
ールドして読み出しを行っても消費電力や読み出し時間
が増えず、かつ、非選択セルの誤書き込みが発生しない
構成の不揮発性半導体記憶装置と、その読み出し方法と
を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る不揮発性半
導体記憶装置は、ビット線と直交する方向に隣り合う第
1および第2メモリブロックを有し、上記第1および第
2メモリブロックそれぞれが、ビット線に接続された第
1トランジスタと、共通電位線に接続された第2トラン
ジスタと、上記第1および第2トランジスタ間に接続さ
れた複数のメモリトランジスタとを備え、上記第1また
は第2メモリブロックに接続された2つのビット線が、
ぞれぞれ第3トランジスタを介して接地電位線に接続さ
れている不揮発性半導体記憶装置であって、上記第1お
よび第2メモリブロック内の2つの上記第1トランジス
タのゲートが、それぞれ異なる制御線に接続され、上記
2つのビット線に接続された2つの上記第3トランジス
タのゲートが、それぞれ異なる制御線に接続されてい
る。
【0022】上記第1トランジスタは、エンハンスメン
ト形である。あるいは、上記第1メモリブロック内の第
1トランジスタに接続された制御線が上記第2メモリブ
ロック内の第1トランジスタとメモリトランジスタの接
続部分と交差する箇所、および、上記第2メモリブロッ
ク内の第1トランジスタに接続された制御線が上記第1
メモリブロック内の第1トランジスタとビット線との接
続部分と交差する箇所に、それぞれ第4トランジスタが
形成され、上記第1トランジスタがエンハンスメント形
であり、上記第4トランジスタがディプレッション形で
ある。
【0023】このような構成の不揮発性半導体記憶装置
では、ビット線を接地電位線に接続するための第3トラ
ンジスタを隣り合うメモリブロック間で別々に制御でき
るため、隣り合うビット線の一方から読み出しを行うと
きは、他方のビット線を接地電位に制御できる。しか
も、ビット線をメモリトランジスタに接続するための第
1トランジスタも隣り合うメモリブロック間で別々に制
御できるため、読み出しを行う選択メモリブロック側で
第1トランジスタをオン、読み出しを行わない非選択メ
モリブロック側で第1トランジスタをオフにできる。し
たがって、この非選択メモリブロック内のメモリトラン
ジスタ側に他方のビット線から接地電位が伝達されな
い。
【0024】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の読
み出し方法は、ビット線と直交する方向に隣り合う第1
および第2メモリブロックを有し、上記第1および第2
メモリブロックそれぞれが、ビット線に接続された第1
トランジスタと、共通電位線に接続された第2トランジ
スタと、上記第1および第2トランジスタ間に接続され
た複数のメモリトランジスタとを備え、上記ビット線と
直交する方向に隣り合うメモリトランジスタのゲート
が、ワード線によってメモリブロック間で共通に接続さ
れ、上記第1または第2メモリブロックに接続された2
つのビット線が、ぞれぞれ第3トランジスタを介して接
地電位線に接続されている不揮発性半導体記憶装置の読
み出し方法であって、上記ビット線のディスチャージ後
に、上記第1および第2メモリブロックの一方のメモリ
トランジスタを読み出すときは、当該一方のメモリブロ
ック内の上記第3トランジスタをオフ、他方のメモリブ
ロック内の上記第3トランジスタをオンさせ、上記一方
のメモリブロック内の第2トランジスタをオンさせて、
上記共通電位線に保持されている所定の正電圧をメモリ
トランジスタ側に伝達し、上記一方のメモリブロック内
の上記第1トランジスタをオン、上記他方のメモリブロ
ック内の上記第1トランジスタをオフさせ、選択した上
記ワード線に所定の読み出しワード線電圧を印加する。
【0025】上記第1トランジスタはエンハンスメント
形であり、上記読み出し時に、上記制御線に正電圧を印
加して当該第1トランジスタをオンさせる。あるいは、
上記不揮発性半導体記憶装置は、上記第1トランジスタ
と上記メモリトランジスタまたは上記ビット線との間に
接続され、上記ビット線と直交する方向に第1トランジ
スタと交互に配置されて第1トランジスタと同じ制御線
に接続された第4トランジスタを、各メモリブロック内
に有し、上記読み出し時に、上記制御線の電圧変化にか
かわらず上記第4トランジスタを常時オンさせる。この
後者の場合、好適に、上記第1トランジスタがエンハン
スメント形であり、上記第4トランジスタがディプレッ
ション形である。
【0026】この不揮発性半導体記憶装置の読み出し方
法では、ビット線をディスチャージした後、たとえば、
第1メモリブロック内のデータを読み出すときは、第1
メモリブロックが連なる選択ビット線に接続された第3
トランジスタをオフ、もう一方の非選択ビット線に接続
された第3トランジスタをオンする。これにより、選択
ビット線は接地電位でフローティング状態、非選択ビッ
ト線はシールドのため接地電位に固定となる。また、第
1メモリブロック内の第2トランジスタをオンさせる。
これにより、共通電位線に保持されている所定の正電圧
が、第1メモリブロック内のメモリトランジスタの一方
の不純物領域に印加される。さらに、第1メモリブロッ
ク内の第1トランジスタをオン、第2メモリブロック内
の第1トランジスタをオフさせる。これにより、第1メ
モリブロック内のメモリトランジスタの他方の不純物領
域が、フローティング状態の選択ビット線に接続され、
第2メモリブロック内のメモリトランジスタの他方の不
純物領域は、接地電位固定の非選択ビット線から切り離
される。
【0027】この状態で、選択したワード線に所定の読
み出しワード線電圧を印加する。これにより、選択した
ワード線が接続された第1メモリブロック内のメモリト
ランジスタの他方の不純物領域に、読み出しワード線電
圧から当該選択メモリトランジスタのしきい値電圧を引
いた所定電圧(読み出し電圧)が現れ、これが選択ビッ
ト線に伝達される。この読み出し電圧は、たとえばメモ
リトランジスタがしきい値電圧が高く書き込み状態にあ
るときは相対的に低く、しきい値電圧が低く消去状態に
あるときは相対的に高くなる。したがって、この読み出
し電圧がとり得る電圧間にセンスアンプの基準電圧レベ
ルを予め設定しておくと、書き込みデータと消去データ
が判別できる。一方、選択したワード線が接続された第
2メモリブロック内のメモリトランジスタにおいては、
他方の不純物領域に同様な読み出し電圧が現れるが、こ
のメモリブロック内の第1トランジスタがオフされてい
るため、この読み出し電圧が接地電位固定の非選択ビッ
ト線から引き抜かれて、他方の不純物領域が接地電位に
固定されることがない。したがって、当該非選択メモリ
トランジスタの誤書き込みが防止される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、ソー
ス線およびビット線が階層化された並列接続NOR型を
例として説明する。
【0029】第1実施形態 図1は、第1実施形態に係るメモリセルアレイ構成を示
す回路図である。また、図2は、このアレイ構成に対し
本発明に係る読み出し方法を適用した場合の各信号線の
電圧変化を示す波形図である。
【0030】図1に示すメモリセルアレイでは、ビット
線が主ビット線BL1またはBL2と副ビット線SBL
とに階層化され、ソース線(本例では、共通電位線とい
う)が主共通電位線CSLと副共通電位線SSLとに階
層化されている。通常、主ビット線BL1,BL2およ
び主共通電位線CSLはポリシリコンまたはメタルの配
線層からなり、副ビット線SBLおよび副共通電位線S
SLは半導体の不純物領域からなる。
【0031】メモリセルアレイの周辺回路内にセンスア
ンプSAが複数設けられ、1つのセンスアンプSAに対
し主ビット線BL1,BL2が対で接続されている。図
の左側の主ビット線BL1が奇数ビット線、右側の主ビ
ット線BL2が偶数ビット線をなす。主ビット線BL1
と副ビット線SBLとの間に第1トランジスタS11が
接続され、主ビット線BL2と副ビット線SBLとの間
に第1トランジスタS21が接続されている。第1トラ
ンジスタS11は選択ゲート線SG11により制御さ
れ、第1トランジスタS21は選択ゲート線SG12に
より制御される。
【0032】また、各ビット線と直交する方向に主共通
電位線CSLが配線されている。主共通電位線CSLと
各副共通電位線SSLとの間に、第2トランジスタS1
2またはS22が接続されている。第2トランジスタS
12,S22は、共通の選択ゲート線SG2により制御
される。
【0033】第1トランジスタS11と第2トランジス
タS12との間に、複数(本例では128個)のメモリ
トランジスタM11〜M1128が並列接続されてい
る。同様に、第1トランジスタS21と第2トランジス
タS22との間に、複数(128個)のメモリトランジ
スタM21〜M2128が並列接続されている。メモリ
トランジスタM11〜M1128と第1および第2トラ
ンジスタS11,S12により第1メモリブロックが構
成され、メモリトランジスタM21〜M2128と第1
および第2トランジスタS21,S22により第2メモ
リブロックが構成される。
【0034】主ビット線BL1のセンスアンプ寄りの一
方側にトランジスタS10が接続され、主ビット線BL
2のセンスアンプ寄りの一方側にトランジスタS20が
接続されている。トランジスタS10は列選択線S1に
より制御され、トランジスタS20は列選択線S2によ
り制御される。主ビット線BL1,BL2の他方側に、
それぞれ第3トランジスタS13,S23のドレインが
接続されている。第3トランジスタS13,S23のソ
ースに、接地電位線GNDが接続されている。第3トラ
ンジスタS13はディスチャージ制御線DIS1により
制御され、第3トランジスタS23はディスチャージ制
御線DIS2により制御される。
【0035】第1,第2メモリブロックが、同じ主ビッ
ト線BL1,BL2に対し繰り返し接続されている。ま
た、図示のような接続関係のメモリブロック,ビット線
対およびセンスアンプSAが、主ビット線と直交する方
向に繰り返し配置されている。
【0036】このような構成の不揮発性メモリ装置で
は、通常、奇数列の主ビット線BL1に連なるセル群と
偶数列の主ビット線BL2に連なるセル群とに分けて、
それぞれページ読み出しを行う。その際、読み出しを行
わない方のビット線を、本発明では接地電位で保持し、
シールド効果をもたせる制御を行う。以下、第1メモリ
ブロック内のセル1(メモリトランジスタM12)を選
択し、セル2を含む他のメモリセルを非選択とする場合
を例に、奇数列の主ビット線BL1の読み出し動作を説
明する。
【0037】図2(H)に示す主共通電位線CSLは、
常時、ハイレベル(1.5V)で保持されている。ま
た、初期状態では、図2(G)の選択ゲート線SG2が
ハイレベル(1.5V)、主ビット線BL1,BL2電
位が不定となっているほか、他の信号線はローレベル
(0V)となっている。この選択ゲート線SG2の活性
化により第2トランジスタS12,S22がオンし、各
メモリブロック内のメモリトランジスタを共通に接続す
る内部配線(副共通電位線SSL)に1.5Vに近い電
圧が印加されている。
【0038】まず、図2(K),(L)に示すように、
2本のディスチャージ制御線DIS1,DIS2を共に
ハイレベル(1.5V)として第3トランジスタS1
3,S23をオンさせ、主ビット線BL1,BL2内電
荷を一斉に接地電位線GNDに放電する。放電後は、選
択メモリブロックが接続された主ビット線BL1側のデ
ィスチャージ制御線DIS1を直ぐにローレベルに戻
し、もう一つのディスチャージ制御線DIS2はハイレ
ベルのままとする。ディスチャージ制御線DIS2はハ
イレベルのままとするのは、シールドのため非選択な主
ビット線MBL2を読み出し動作中は接地電位に固定と
するためである。
【0039】この状態で、図2(B),(D)に示すよ
うに、列選択線S1および選択ゲート線SG11を、そ
れぞれハイレベル(1.5V)に立ち上げる。これによ
り、奇数列の主ビット線BL1とセンスアンプSAが接
続され、また、第1メモリブロック側の第1トランジス
タS11がオンして、第1メモリブロック内のメモリト
ランジスタM11〜M1128を共通に接続する内部配
線(副ビット線SBL)が主ビット線BL1に接続され
る。このため、奇数列の主ビット線BL1から、フロー
ティング状態の電圧(0V)が第1メモリブロック内の
副ビット線SBLに伝達される。一方、このとき図2
(C)に示す選択ゲート線SG12はローレベル(0
V)のままである。したがって、第2メモリブロック側
の第1トランジスタS21はオフ状態を維持し、第2メ
モリブロック内の副ビット線SBLが、偶数列の主ビッ
ト線BL2からのシールド電圧(0V)で固定されな
い。
【0040】これと同時か若干遅れて、図5(E)に示
すように、選択ワード線WL2がハイレベル(1.5
V)に立ち上げられる。このとき、セル1のメモリトラ
ンジスタM12のソース・ドレインのうち副共通電位線
側が1.5Vに近い電位に固定されている一方で、副ビ
ット線側は主ビット線BL1に接続されてフローティン
グ状態である。このため、副ビット線SBLに、選択ワ
ード線WL2の印加電圧(1.5V)から、メモリトラ
ンジスタM12のしきい値電圧Vth(cell1) を引いた
電圧が現われる。
【0041】ここで説明を簡単にするため、基板バイア
ス効果はなく、また、第1トランジスタS11による電
圧ドロップも無視できるものとする。その前提下、たと
えば、メモリトランジスタM12のしきい値電圧Vth
(cell1) を0.5Vとすると、副ビット線SBLには約
1Vの電圧(読み出し電圧)が現われ、これがオン状態
の第1トランジスタS11を介して主ビット線BL1に
伝達され、センスアンプSAにより検出される。いま、
センスアンプSAのデータ判別の参照電圧を0.8Vと
すると、主ビット線BL1の電圧(約1.0V)は
“1”データと判別される。一方、メモリトランジスタ
M12のしきい値電圧Vth(cell1) が0.9Vとする
と、副ビット線SBLには0.6Vの読み出し電圧が現
われ、これがオン状態の第1トランジスタS11を介し
て主ビット線BL1に伝達され、センスアンプSAによ
り検出される。この主ビット線電圧(約0.6V)は、
センスアンプSAの参照電圧0.8Vより低いので、今
度は、“0”データと判別される。
【0042】このようにセンスアンプSAの参照電圧と
の大小関係において、メモリトランジスタのしきい値電
圧が2値判定される。つまり、大雑把にいうと、ワード
線印加電圧1.5VからセンスアンプSAの参照電圧
0.8Vを引いた電圧0.7Vを基準として、それより
しきい値電圧が小さいメモリセルの保持データが
“1”、大きなメモリセルの保持データが“0”とな
る。このようにしてセンスアンプSAにより読み出され
たデータは、図示しないデータ線を介して外部に送出さ
れる。
【0043】一方、セル2の非選択メモリトランジスタ
M22においては、副ビット線側の不純物領域に同様な
読み出し電圧が現れるが、この第2メモリブロック内の
第1トランジスタS21がオフされているため、この読
み出し電圧が接地電位固定の非選択ビット線BL2から
引き抜かれて、副ビット線側の不純物領域が接地電位に
固定されることがない。したがって、当該非選択メモリ
トランジスタM22の誤書き込みが有効に防止される。
【0044】つぎに偶数列の主ビット線BL2の読み出
しを行う場合は、センスアンプと主ビット線の接続およ
びシールド電圧印加を上述の場合と逆に行うと、全く同
様にしてセル2のデータが読み出せる。
【0045】このような読み出し方法では、選択された
メモリトランジスタM12に最初の短い間だけドレイン
電流が流れるが、フローティング状態にある副ビット線
SBL側が所定の読み出し電圧になると直ぐにカットオ
フ状態になり、副ビット線SBLは読み出し電圧にセル
フバイアスされる。したがって、読み出し電流はビット
線容量を充電する最小限しか流れず、その点で、消費電
力が少なくて済む。また、従来の読み出し方法のように
シールド電圧が正電圧でなく接地電位であることから、
非選択の主ビット線をシールド電圧設定のために充電す
る必要がない。したがって、その分、消費電力も少なく
てすみ、また、読み出し時間が短縮されるという利点が
ある。
【0046】第2実施形態 図3は、第2実施形態に係るメモリセルアレイ構成を示
す回路図である。
【0047】このメモリセルアレイが、第1実施形態の
場合と異なるのは、第1トランジスタが、エンハンスメ
ント形トランジスタS11EまたはS21Eと、ディプ
レッション形トランジスタS11DまたはS21Dとか
ら構成されていることである。すなわち、奇数列の主ビ
ット線BL1と、第1メモリブロック内のメモリトラン
ジスタM11との間に、ディプレッション形トランジス
タS11Dとエンハンスメント形トランジスタS11E
が直列接続されている。また、偶数列の主ビット線BL
2と、第2メモリブロック内のメモリトランジスタM2
1との間に、エンハンスメント形トランジスタS21E
とディプレッション形トランジスタS21Dとが直列接
続されている。ディプレッション形トランジスタS11
Dおよびエンハンスメント形トランジスタS21Eは、
選択ゲート線SG12に接続されている。また、エンハ
ンスメント形トランジスタS11Eおよびディプレッシ
ョン形トランジスタS21Dは、選択ゲート線SG11
に接続されている。その他の構成は、第1実施形態の場
合と同じである。
【0048】これらのディプレッション形トランジスタ
S11D,S21Dは、しきい値電圧が負であり、読み
出し動作時に常時オンのままでスイッチング制御はされ
ない。したがって、読み出し動作は第1実施形態と全く
同じであり、本実施形態においても図2がそのまま適用
される。
【0049】第2実施形態では、第1実施形態と同じ効
果に加え、選択ゲート線が制御しない方のメモリブロッ
クに寄生トランジスタが形成されないという利点があ
る。
【0050】前述したように副ビット線SBLは、通
常、半導体の不純物領域から構成されるが、この不純物
領域にポリシリコンからなる選択ゲート線SG11また
はSG12が絶縁膜を介して交差すると、その交差部分
に寄生トランジスタができてしまう。この事態を回避す
るには、たとえば、他のポリシリコン配線などで交差部
分両側の副ビット線箇所を短絡する必要があるが、その
ためには、工程数が増加し、また、コンタクトのための
面積増大は避けられない。
【0051】第2実施形態では、この交差部分に常時オ
ンのトランジスタを積極的に形成しておくことにより、
選択ゲート線の電位変動でオン/オフするような寄生ト
ランジスタの形成を防止することができる。その場合、
ディプレッション形とするためのイオン注入工程が追加
されるが、絶縁膜形成、コンタクト形成、ポリシリコン
成膜およびパターンニングを行う必要がある上記方法に
比べると追加工程数が少ない。また、面積の増大はない
ことから、コスト増大を極力抑制できるという利点があ
る。
【0052】なお、以上説明した第1および第2実施形
態において、接地電位シールドする非選択ビット線およ
び読み出しを行う選択ビット線に対し、接地電位線ある
いはメモリトランジスタとの接続/非接続を異なるトラ
ンジスタと異なる制御線で行う本発明の構成および読み
出し方法は、第1トランジスタと第2トランジスタ間に
メモリトランジスタを直列接続させた、いわゆるNAN
D型にも適用可能である。また、上記読み出し時のバイ
アス電圧例は、メモリトランジスタが、いわゆるMON
OS型であることを前提としたものであるが、メモリト
ランジスタはMNOS型、FG型などであってもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置お
よびその読み出し方法によれば、非選択ビット線をシー
ルド電圧設定のために充電する必要がないため、その
分、消費電力も少なくてすみ、また、読み出し時間が短
い。また、第1トランジスタのオフ制御により、シール
ド電圧として接地電位が印加された非選択ビット線に対
し非選択メモリブロックを切り離すことができるため、
読み出しワード線電圧が印加される非選択メモリブロッ
ク内のメモリトランジスタが誤書込みされない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る不揮発性メモリ装置におい
て、メモリセルアレイ構成を示す回路図である。
【図2】第1または第2実施形態に係る不揮発性メモリ
装置に対し、読み出し時の各信号線の電圧変化を示す波
形図である。
【図3】第2実施形態に係る不揮発性メモリ装置におい
て、メモリセルアレイ構成を示す回路図である。
【図4】従来の不揮発性メモリ装置のメモリセルアレイ
の一構成例を示す回路図である。
【図5】従来の不揮発性メモリ装置の読み出し方法を示
す、各信号線の電圧変化を示す波形図である。
【符号の説明】
SA…センスアンプ、M11等…メモリトランジスタ、
S10,S20…列選択トランジスタ、S11(E),
S21(E)…エンハンスメント形の第1トランジス
タ、S11D,S21D…ディプレッション形の第1ト
ランジスタ、S12,S22…第2トランジスタ、S1
3,S23…第3トランジスタ、BL1,BL2…主ビ
ット線、SBL…副ビット線、CSL…主ソース線(主
共通電位線)、SSL…副ソース線(副共通電位線)、
WL1等…ワード線、S1,S2…列選択線、SG1
1,SG12,SG2…選択ゲート線、DIS1,DI
S2…ディスチャージ制御線、GND…接地電位線。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビット線と直交する方向に隣り合う第1お
    よび第2メモリブロックを有し、 上記第1および第2メモリブロックそれぞれが、ビット
    線に接続された第1トランジスタと、 共通電位線に接続された第2トランジスタと、 上記第1および第2トランジスタ間に接続された複数の
    メモリトランジスタとを備え、 上記第1または第2メモリブロックに接続された2つの
    ビット線が、ぞれぞれ第3トランジスタを介して接地電
    位線に接続されている不揮発性半導体記憶装置であっ
    て、 上記第1および第2メモリブロック内の2つの上記第1
    トランジスタのゲートが、それぞれ異なる制御線に接続
    され、 上記2つのビット線に接続された2つの上記第3トラン
    ジスタのゲートが、それぞれ異なる制御線に接続されて
    いる不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】上記第1トランジスタがエンハンスメント
    形である請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】上記第1メモリブロック内の第1トランジ
    スタに接続された制御線が上記第2メモリブロック内の
    第1トランジスタとメモリトランジスタの接続部分と交
    差する箇所、および、上記第2メモリブロック内の第1
    トランジスタに接続された制御線が上記第1メモリブロ
    ック内の第1トランジスタとビット線との接続部分と交
    差する箇所に、それぞれ第4トランジスタが形成され、 上記第1トランジスタがエンハンスメント形であり、 上記第4トランジスタがディプレッション形である請求
    項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】上記2つのビット線ごとにセンスアンプが
    設けられ、 当該センスアンプと各ビット線との間に、それぞれ異な
    る制御線に接続されている列選択トランジスタが接続さ
    れている請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】上記第1メモリブロックと上記第2メモリ
    ブロックが、上記ビット線と直交する方向に交互に配置
    されている請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】上記第1トランジスタを介して上記ビット
    線に接続された副ビット線と、 上記第2トランジスタを介して上記共通電位線に接続さ
    れた副共通電位線とを上記第1および第2メモリブロッ
    クそれぞれの内に有し、 各メモリブロック内の上記複数のメモリトランジスタ
    は、上記副ビット線と上記副共通電位線との間に並列接
    続されている請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】上記第1または第2メモリブロック内の上
    記複数のメモリトランジスタは、上記第1および第2ト
    ランジスタ間に直列接続されている請求項1に記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】ビット線と直交する方向に隣り合う第1お
    よび第2メモリブロックを有し、 上記第1および第2メモリブロックそれぞれが、ビット
    線に接続された第1トランジスタと、 共通電位線に接続された第2トランジスタと、 上記第1および第2トランジスタ間に接続された複数の
    メモリトランジスタとを備え、 上記ビット線と直交する方向に隣り合うメモリトランジ
    スタのゲートが、ワード線によってメモリブロック間で
    共通に接続され、 上記第1または第2メモリブロックに接続された2つの
    ビット線が、ぞれぞれ第3トランジスタを介して接地電
    位線に接続されている不揮発性半導体記憶装置の読み出
    し方法であって、 上記ビット線のディスチャージ後に、上記第1および第
    2メモリブロックの一方のメモリトランジスタを読み出
    すときは、当該一方のメモリブロック内の上記第3トラ
    ンジスタをオフ、他方のメモリブロック内の上記第3ト
    ランジスタをオンさせ、 上記一方のメモリブロック内の第2トランジスタをオン
    させて、上記共通電位線に保持されている所定の正電圧
    をメモリトランジスタ側に伝達し、 上記一方のメモリブロック内の上記第1トランジスタを
    オン、上記他方のメモリブロック内の上記第1トランジ
    スタをオフさせ、 選択した上記ワード線に所定の読み出しワード線電圧を
    印加する不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  9. 【請求項9】上記第1トランジスタはエンハンスメント
    形であり、 上記読み出し時に、上記制御線に正電圧を印加して当該
    第1トランジスタをオンさせる請求項8に記載の不揮発
    性半導体記憶装置の読み出し方法。
  10. 【請求項10】上記不揮発性半導体記憶装置は、上記第
    1トランジスタと上記メモリトランジスタまたは上記ビ
    ット線との間に接続され、上記ビット線と直交する方向
    に第1トランジスタと交互に配置されて第1トランジス
    タと同じ制御線に接続された第4トランジスタを、各メ
    モリブロック内に有し、 上記読み出し時に、上記制御線の電圧変化にかかわらず
    上記第4トランジスタを常時オンさせる請求項8に記載
    の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  11. 【請求項11】上記第1トランジスタがエンハンスメン
    ト形であり、 上記第4トランジスタがディプレッション形である請求
    項10に記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006309870A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Renesas Technology Corp 不揮発性半導体記憶装置
US7180788B2 (en) 2004-01-23 2007-02-20 Renesas Technology Corp. Nonvolatile semiconductor memory device
JP2007172739A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性半導体記憶装置

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