JP2001175756A - インターネット携帯電話機を用いた商品役務情報伝送方法及びシステム並びにそのためのサーバ及びクライアント - Google Patents

インターネット携帯電話機を用いた商品役務情報伝送方法及びシステム並びにそのためのサーバ及びクライアント

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JP2001175756A
JP2001175756A JP35516199A JP35516199A JP2001175756A JP 2001175756 A JP2001175756 A JP 2001175756A JP 35516199 A JP35516199 A JP 35516199A JP 35516199 A JP35516199 A JP 35516199A JP 2001175756 A JP2001175756 A JP 2001175756A
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Masaki Sakuma
昌己 佐久間
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インターネット携帯電話を用いて個人に直接
商品役務の情報を届ける。 【解決手段】 サーバ10は、会員登録を受け付けるた
めの会員登録用ホームページ生成部10aと、会員に対
するメッセージを生成し送信する会員情報生成部・送信
部10bと、契約した店舗に対し、会員に送ったメッセ
ージの内容とその送付先等の情報を送信するとともに、
店舗からの情報を受信して処理する店舗情報送信部・処
理部10cを備える。インターネット携帯電話機12に
は商品・役務の安売り情報や、割引件を含むメッセージ
が表示される。店舗において、ユーザの電話番号等の識
別情報を店舗用クライアント13に入力し、その情報
は、提供サービスの内容、提供日時と共にサーバ10に
送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
携帯電話機を用いた商品役務情報伝送方法及びシステム
並びにそのためのサーバ及びクライアントに関する。
【0002】
【従来の技術】店舗における商品・役務の売上を上げる
ために、宣伝広告の一環として商品・役務のチラシを配
布したり、割引券を配布することが広く行われている。
この種のチラシや割引券は、新聞に折り込んだり、ダイ
レクトメールで直接自宅に送付したり、駅前や盛り場で
無料で配布していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
著しい情報通信技術の発達及びそれに伴う携帯電話の普
及により、一人が一台の携帯情報端末を保有するように
なりつつある。特に、近年実用化され急速に普及しつつ
あるインターネット携帯電話は、通常の通話のほかにイ
ンターネットのアクセスも可能であり、大きな可能性を
秘めていると考えられる。この種のインターネット携帯
電話を用いて、従来の方法とは全く異なる宣伝広告の手
法が待たれている。
【0004】この発明は、係る課題を解決するためにな
されたもので、インターネット携帯電話を用いて個人に
直接商品役務の情報を届けるインターネット携帯電話機
を用いた商品役務情報伝送方法及びシステム並びにその
ためのサーバ及びクライアントを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る方法は、
利用者側の抽出理由及び需要者側の抽出理由に基づきメ
ッセージを送信すべき会員を抽出するステップと、抽出
された会員のインターネット携帯電話機に対して前記メ
ッセージを送信するステップと、送信された前記メッセ
ージを受けて、インターネット携帯電話機の画面に前記
メッセージが表示されるステップと、前記インターネッ
ト携帯電話機のメッセージ画面が店舗において提示され
るステップと、前記インターネット携帯電話機から前記
メッセージ画面に関する照合情報が入力されるステップ
と、前記照合情報をサーバから予め送られている情報と
照合して、特典を提供するかどうか判断するステップ
と、前記判断ステップの判断結果に基づき前記特典を提
供するステップと、利用者に関する情報を前記サーバへ
送信するステップと、利用者に関する前記情報を受信し
て分析するステップと、分析された情報を蓄積するステ
ップとを備える。
【0006】この発明に係るシステムは、会員を登録す
るためのホームページを生成する会員登録用HP生成
部、会員に対する情報を生成するとともに会員のもつイ
ンターネット携帯電話機に対して前記情報を送信する会
員情報生成部送信部、及び、会員に対する前記情報に基
づき店舗に対する情報を生成して送信するとともに、店
舗から利用状況に関する情報を受信して分析する店舗情
報送信部処理部を含むサーバと、前記サーバから会員に
対する前記情報を受信して表示するインターネット携帯
電話機と、前記インターネット携帯電話機に関するデー
タが入力されるとともに、入力されたデータを前記サー
バへ送信する店舗用クライアントとを備え、会員に対す
る前記情報は、店舗が提供する商品及び/又は役務に関
するものであり、かつ、所定の特典を意味するものであ
ることを特徴とする。
【0007】この発明に係るサーバは、店舗が提供する
商品及び/又は役務に関する会員向けのメッセージを生
成する会員向け情報生成部と、生成されたメッセージに
適する会員を抽出するとともにそのあて先を読み出して
出力する会員抽出フィルタと、生成された前記メッセー
ジを所定のあて先に送信する会員情報送信部と、前記メ
ッセージに対応する店舗に対して、前記メッセージを送
信したこと及び照合情報を送信する店舗用情報送信部
と、前記店舗において利用者がインターネット携帯電話
機の表示画面を提示して所定の特典を要求したことを示
す顧客情報を受ける顧客情報受信部と、前記顧客情報を
分析する顧客情報分析部とを備え、前記会員向け情報生
成部は、前記顧客情報分析部の分析結果に基づき前記メ
ッセージを生成することを特徴とする。
【0008】この発明に係るクライアントは、サーバか
ら送られるメッセージに関する情報及び照合情報を受信
する受信部と、利用者により提示されたインターネット
携帯電話機の表示部のメッセージに関する情報が入力さ
れるとともに、この入力された情報を前記照合情報と照
合する照合部と、前記照合部の出力に基づき会計処理を
行う会計処理部と、前記照合部から前記利用者に関する
情報を受けてサーバへ送信する送信部とを備える。
【0009】好ましくは、インターネット携帯電話機か
ら信号を受信する無線受信部を備え、前記照合部は、前
記無線受信部からメッセージに関する情報を受ける。
【0010】好ましくは、インターネット携帯電話機か
ら信号を受信する電気的接続部を備え、前記照合部は、
前記電気的接続部からメッセージに関する情報を受け
る。
【0011】この発明に係る記録媒体は、コンピュータ
を、前記方法を実行させるためのプログラムを記録した
ものである。
【0012】媒体には、例えば、フロッピーディスク、
ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD−
ROM、DVD、ROMカートリッジ、バッテリバック
アップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメ
モリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含
む。
【0013】また、電話回線等の有線通信媒体、マイク
ロ波回線等の無線通信媒体等の通信媒体を含む。インタ
ーネットもここでいう通信媒体に含まれる。
【0014】媒体とは、何等かの物理的手段により情報
(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されている
ものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理
装置に所定の機能を行わせることができるものである。
要するに、何等かの手段でもってコンピュータにプログ
ラムをダウンロードし、所定の機能を実行させるもので
あればよい。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.この発明の
実施の形態1に係る装置/方法について説明する。図1
は、この装置/方法の全体構成を示すブロック図であ
る。情報を提供する側のサーバ10がインターネット1
1(イントラネットでもよい)に接続されている。同様
に、ユーザ側のデータ通信機能付き携帯電話(インター
ネット携帯電話機)12a,12bがインターネット1
1に接続されている。サーバ10に登録されているイン
ターネット携帯電話機12は、インターネットを介し
て、サーバ10からメッセージを受けることができる。
サーバ10は、会員登録を受け付けるための会員登録用
ホームページ(HP)生成部10aと、会員に対するメ
ッセージを生成し送信する会員情報生成部・送信部10
bと、契約した店舗に対し、会員に送ったメッセージの
内容とその送付先等の情報を送信するとともに、店舗か
らの情報を受信して処理する店舗情報送信部・処理部1
0cを備える。サーバ10からメッセージが送信される
と、インターネット携帯電話機12には所定のメッセー
ジが表示される。例えば、図6のようなメッセージが表
示される。このメッセージは商品・役務の安売り情報
や、割引件を含む。メッセージは、インターネット携帯
電話機の表示画面上に、文字及び/又はグラフィックの
形態で表示される。そのユーザは、希望に応じて店舗に
行き、そのメッセージを提示して割引サービス等の所定
のサービスを受けることができる。店舗において、前記
サービスを提供して良いかどうか照合を行い、提供可能
なときはサービスを提供するとともに、ユーザの電話番
号等の識別情報を店舗用クライアント(端末)13に入
力する。店舗用クライアント13は専用線、公衆回線、
インターネットなどを介して、入力された識別番号、提
供サービスの内容、提供日時等の情報をサーバ10に送
信する。
【0016】図4に、この発明の実施の形態1の装置/
方法の動作の説明図を示す。図1のシステムによれば、
チラシ・割引券等をインターネットを介して直接ユーザ
のインターネット携帯電話機に届けることができるの
で、配布のコストが低くなるとともに、予め定められた
範囲(ターゲット)の会員に配布するので、必要な情報
を必要な相手に届けることができ、有効性が高くなる。
利用者から見れば、会員登録用HPで送信して欲しいメ
ッセージを選択できるので、必要な情報のみを届けても
らうことができて、煩わしさがない(駅前等で配布され
るチラシに煩わしさを感じることは多い)。また、商品
・役務の提供者から見れば、顧客吸引力を高めて売上の
増加を期待できるとともに、利用者の分析をコンピュー
タでほぼリアルタイムで行うことができて、販売戦略上
も非常に有用である。
【0017】インターネット携帯電話機について簡単に
説明を加える。インターネット携帯電話機は、これまで
の携帯電話機と違い、音声通話はもちろん、銀行口座の
残高照会・振込をはじめ、レストランガイド、タウンペ
ージ検索など、生活に身近で便利なオンライン・サービ
スが利用できる。さらにインターネットを経由しての電
子メールの送受信はもちろん、インターネット携帯電話
機に対応したホームページも携帯電話機単体で見ること
ができる。
【0018】主な特徴は次のとおりである。 ・携帯電話による「音声通話」に加え、インターネット
携帯電話機キーを押すだけでインターネットで公開され
ている多くのサイトにアクセスできる。インターネット
携帯電話機で提供されるサービスは、モバイルバンキン
グやチケット予約だけでなく、ニュース速報やレストラ
ン検索など、生活に身近で便利なものを中心に続々と誕
生している。 ・インターネット携帯電話機のデータ通信方式はパケッ
ト通信(9600bps)方式なので、通信時間による課金で
はなく、送受信したデータの量で課金される。そのた
め、通信時間を気にせず、時間をかけて情報を見ること
ができる。 ・インターネット携帯電話機メールは、インターネット
携帯電話機同士はもちろん、インターネットにも対応し
ているので、外出先からでもインターネットのメールの
送受信が可能である。また、パケット通信なので短いメ
ールであれば1円〜3円程度でメールの送受信ができる。
【0019】インターネット携帯電話機の画面はパソコ
ンの小さな画面に相当します。したがって、ユーザは、
インターネットや各種情報サービスに接続していつで
も、どこでも、ほしい情報を引き出して見ることができ
る。
【0020】インターネット携帯電話機で提供されるお
もなサービスは次のとおりである。 ・インターネット携帯電話機メッセージサービス インターネット携帯電話機メッセージサービスを提供し
ているサイトでメッセージ受信の申し込みをすると、ほ
しい情報が自動的に携帯電話機に届く。たとえば、ニュ
ース速報や天気予報などの情報サービスなどを、通信時
間を気にせずに受けることができる。 ・インターネット携帯電話機メールサービス インターネット携帯電話機同士でのメールのやりとりは
もちろん、インターネットメールのやりとりが可能であ
る。インターネット携帯電話機では、契約している携帯
電話番号がそのまま電子メールアドレスになる。 ・インターネット携帯電話機インターネットブラウス インターネット携帯電話機はインターネット携帯電話機
用に作られたインターネットホームページも見ることが
できる。インターネット携帯電話機用に商用サービスを
おこなっているサイトだけでなく、個人で作ったインタ
ーネット携帯電話機対応のホームページもインターネッ
ト携帯電話機で見ることができる。
【0021】パソコンでインターネットメールを送受信
したり、ホームページを見たりするのためには、所定の
設定を行わなければならないが、この作業は難しいもの
であった、インターネット携帯電話機は最初から電子メ
ールアドレスを持っているとともに、ホームページを見
るためのブラウザも内蔵されているため、面倒な設定は
必要ない。インターネット携帯電話機で特徴的なのは、
既存のインターネット携帯電話機サービス以外にも、イ
ンターネット上にあるインターネット携帯電話機対応の
ホームページを自由に見ることができることである。
【0022】メッセージサービスは、各サイトのメッセ
ージサービスで欲しい情報を登録しておけば、自動的に
届くサービスである。メッセージには事前に登録が必要
なメッセージリクエストとメッセージフリーとがある。
どちらも電子メールの受信と同じように自動的に届く。
【0023】インターネット携帯電話機の便利なところ
はパソコンやPDA(Personal Data Assistance:携帯情
報端末)などのコンピュータ機器を持たずに、さまざま
なインターネット情報サービスにアクセスできることで
ある。
【0024】図2は、この発明の実施の形態1のサーバ
の機能ブロック図である。ユーザは、インターネットの
Webをブラウジングして所定のホームページにアクセ
スし、所定のメッセージサービスを受けるための会員登
録を行う。会員登録部100がこの処理を行う。登録さ
れたユーザの情報は会員データベース(DB)に記憶さ
れる。ユーザ情報として、氏名、年齢、職業、勤務先、
自宅、E-mailアドレス、電話番号、希望するメッセージ
種類などがある。登録されたユーザに対しては、この発
明の実施の形態により提供されるサービスとは別に、こ
のHPが提供する所定のサービスが提供される。例え
ば、メーリングリスト、伝言板、フォーラム、天気、株
価、ニュースなどである。このサービスは会員サービス
提供部102により提供される。
【0025】この発明の実施の形態によるサービスを提
供する場合、まず、会員向け情報生成部105が所定の
情報メッセージ、例えば、割引券、チラシ、広告、ダイ
レクトメールなどを生成し、会員情報送信部104に送
る。同時に、会員抽出フィルタ103が、会員DB10
1を検索して、生成されたメッセージに適する会員を抽
出するととともに、そのあて先を読み出す。読み出され
たあて先は、会員情報送信部104に送られる。会員情
報送信部104は、送られたあて先に生成されたメッセ
ージを送信する。
【0026】一方、店舗用情報送信部107は、前記メ
ッセージによる割引等が適用される店舗に対して、その
ようなメッセージを送信したことを知らせる。これは、
利用者が店舗においてインターネット携帯電話機の表示
画面を提示したとき、スムースに支払い処理が進むよう
にするためである。また、イタズラのメッセージが流さ
れたときに対応するためである。ここで送信される情報
は、会員向け情報の内容、送付対象者、照合情報などで
ある。
【0027】利用者がインターネット携帯電話機の表示
画面を提示して所定のサービスを受けると、そこことが
店舗用クライアント13からサーバ10に送られてく
る。顧客情報受信部108がこれを受信し、顧客情報分
析部109がこれを分析する。例えば、メッセージを受
信した人のうちで何人がサービスを利用したか、利用金
額はいくらか、前回のメッセージと比べて利用状況は改
善したか、などを分析する。分析された情報は販売情報
DB110に記憶され、今後のマーケティングに利用さ
れるとともに、次のメッセージ作成のためにフィードバ
ックされる。
【0028】図3は、この発明の実施の形態1のインタ
ーネット携帯電話機及び店舗用クライアントの機能ブロ
ック図である。サーバ10から会員向けに送信されたメ
ッセージは、インターネット携帯電話機のアンテナ12
0、送受信部121、処理部122を経由して表示部1
23に表示される。表示部123は、一般には比較的小
さな液晶表示装置(LCD)である。一方、サーバ10
から送信された店舗用情報は、店舗用クライアント13
の受信部130を経由して照合部131に入力される。
【0029】ここで、利用者がインターネット携帯電話
機の表示部123に送信されたメッセージ(例えば、図
6のようなもの)を提示して、レジで店員に割り引きを
求める。レジ係りはレジに商品名、価格を入力する。照
合部131は、入力された商品名等の情報と、サーバ1
0から送られた店舗用情報とを比較して、サービスを提
供するかどうか決定し、その決定結果を会計処理部13
2に対して出力する。会計処理部132は所定の割引を
行って請求金額を表示する。なお、照合データとして、
電話番号、ID、キーワード、コード、提供者の商号・
商標、提供内容が考えられる。電話番号、IDを用いれ
ば、特定の会員のみに対するサービスを提供でき。キー
ワードやコードを用いれば、所定の商品群・サービス
群、あるいは所定の期間限定のサービスを提供できる。
提供者の商号・商品を用いれば、特定のメーカー・提供
者ごとにサービスを提供できる。これは、キャンペーン
を行っているメーカーにとって利用価値がある。
【0030】図5は、この発明の実施の形態1の装置/
方法の動作フローチャートである。このフローチャート
にしたがって装置/方法の全体の動作について説明す
る。
【0031】会員を抽出する(S1)。これは、メッセ
ージを送信する適切な相手を選択するためである。会員
によってはメッセージの受信を希望しない者もいるの
で、これらは送付先から除外される(需要者側の抽出理
由)。一方、提供者側から特定の会員にメッセージを送
信したいときもある(提供者側の抽出理由)。例えば、
ある店舗で特別セールを行っている場合、その店舗の近
くに勤務先や自宅がある人を抽出したり、ある商品に限
りサービスする場合、その商品の需要者となりそうな者
を、例えば、年齢、性別、趣味、年収に応じて抽出す
る。また、一定期間全く利用がなかった者を除外するこ
とも考えられる。例えば、図6の例では、お昼をお弁当
で済ますサラリーマンやOLが対象となる。
【0032】会員情報を送信する(S2)。予め作成さ
れたメッセージ(例えば、図6に示すようなもの)を、
ステップS1で抽出された相手に対して送信する。
【0033】送信されたメッセージを受けて、インター
ネット携帯電話機はメッセージの存在を利用者に知らせ
る。利用者がメッセージを読む操作を行うと、メッセー
ジが画面に表示される(S3)。
【0034】利用者は、サービスを受けようとする店舗
でメッセージ画面を提示する(S4)。
【0035】レジ係りは、レジに照合情報を入力する
(S5)。照合部131は、照合情報をサーバから予め
送られている情報と照合して、サービス提供を拒否する
かどうか判断する(S6)。
【0036】サービスを提供してよければ、サービスを
提供する(S8)。これで利用者は商品の割引購入等の
サービスを受けることができる。
【0037】照合部131は顧客の電話番号、ID等の
情報を送信部133へ送り、顧客情報を送信する(S
9)。
【0038】サーバ10は、受信した顧客情報を分析し
て(S10)、その情報を蓄積する(S11)。蓄積さ
れた情報は経営情報としての活用が期待される。
【0039】図7は、この装置/方法に係る効果の説明
図である。HPを介して会員を勧誘できれば、あとは符
号23,20,21の順に会員数が増加すると考えられ
る。そのことにより、符号25の商品売上増加、集客増
大の効果が得られる。一方、HPから見れば会員数の増
加によりアクセス数が増大し(24)、そのコンテンツ
のネームバリューが確立される(26)。このことによ
り、情報ステーションとしてのイメージ構築がなされる
し(27)、HPに広告を載せることにより提供者の知
名度アップ、宣伝広告効果、通信販売といった効果も期
待できる(28)。インターネットにおける情報ステー
ションとしてのイメージは、それ自体商標や商号のよう
に財産的価値を有するものであり、その経済的効果は計
り知れない。この発明によれば、係る効果を奏すること
ができるのである。なお、メッセージにチラシの内容が
書かれているが、このメッセージに誘起されてHPアク
セスし、そこで電子チラシを見ることもあり得る。
【0040】例えば、情報だけでなく、出会い、ゲー
ム、会話、通販、課金サイト、その他、コミュニティサ
イトとしての機能を付加する。また、携帯インターネッ
トにおけるオープンコンテンツの囲い込みを行い、携帯
インターネットにおけるポータル(入り口)化を目指
す。オープンコンテンツ群に対してインターネットプリ
ペイド決済システムの導入を働きかける一方、来店者へ
の販売を促進する。これは情報コンビニとでも定義され
る概念である。
【0041】また、携帯電話番号をIDにした会員の組
織化も考えられる。例えば、1.ポイントカード制の実
施、2.顧客の住所データ(勤務、自宅)に基づくフラ
ンチャイジー毎のイベント企画。
【0042】携帯電話/情報機器によるインターネット
の状況をかいつまんで説明すれば、次のようになる。 1.いつでも、どこでも、誰でも利用できる。 2.利用者側が積極的に携帯電話/情報機器を買うた
め、特別な投資を必要とせずに端末インフラが年々充実
される。 3.一人一台の個人的な端末なので、個人ごとの属性の
把握や管理がしやすい。 4.技術革新が早く、1、2年でパソコン並の能力にな
ると予想される。 5.普及率が極めて高く、一般の人にとってインターネ
ット端末の主役になると予想される。
【0043】インターネット上のコンテンツが、携帯電
話/情報機器を指向してパラダイム変換を起こすのは時
間の問題と思われ、インターネット携帯電話機が個人用
の情報インターフェースとして意識されるようになれ
ば、全てのコンテンツは携帯電話/情報機器用になると
考えられる。この発明は、このような状況を鑑みてなさ
れたもので、従来の紙メディアを超えたサービスを提供
できるのである。
【0044】発明の実施の形態2.上記発明の実施の形
態1では照合情報入力を人手に頼っていたが、もちろん
これを自動化してもよい。図8は、この発明の実施の形
態2のインターネット携帯電話機及び店舗用クライアン
トの機能ブロック図である。店舗用クライアント(レ
ジ)は、アンテナ134と照合データ受信部135を備
え、インターネット携帯電話機が送信する照合情報を受
信する。照合部131は、受信した照合情報を照合す
る。
【0045】図9は、この発明の実施の形態2の他のイ
ンターネット携帯電話機及び店舗用クライアントの機能
ブロック図である。店舗用クライアント(レジ)は、携
帯電話用コネクタ136を備え、これを介してインター
ネット携帯電話機から照合情報を受信する。照合部13
1は、受信した照合情報を照合する。
【0046】発明の実施の形態3.上記発明の実施の形
態は、チラシや割引券をメッセージとして電子的に配布
するものに関するが、これに限らず、いわゆるポイント
カードにも適用できる。この場合、携帯電話番号を個人
のIDとみなして会員認証を行う。
【0047】発明の実施の形態4.紙媒体と違って、電
子的なメッセージはコピーや転送が非常に簡単である。
この特性を生かして、紙媒体では得られなかった使い方
をしてもよい。
【0048】例えば、割引メッセージをもらった人が、
友人にその割引メッセージを転送し、その友人も利用可
能とすることが考えられる。この方法によれば、利用者
が増加して売上増につながる。利用の条件として、HP
に登録を義務づければ会員増加も同時に達成できる。こ
のような条件は、予め照合部131に用意しておけばよ
い。
【0049】一方、メッセージを転送した場合には、転
送先の者は利用できないようにしてもよい。例えば、会
員限定サービスの場合である。この判断も、照合部13
1により可能である。
【0050】発明の実施の形態5.インターネットは公
衆に開放されているネットワークであるため、イタズラ
により提供者の名前をかたった虚偽のメッセージが送信
されるおそれがある。このようなことを防ぐために、何
らかの認証手順が必要である。
【0051】第1の方法として、発信者(企業側)を正
確に特定する手段を設けることが考えられる。例えば、
それとはわからないように画像に発信者固有のコードを
含ませることが考えられる。あるいは、暗号をメッセー
ジに含ませることが考えられる。
【0052】第2の方法として、公開鍵符号を利用した
認証方法である。提供者は予めサーバで自分の公開鍵を
会員に通知しておき、会員は公開鍵を自己のインターネ
ット携帯電話機に記憶させておく。提供者がメッセージ
を送るときに、自己の秘密鍵でメッセージを暗号化す
る。暗号化されたメッセージは提供者の公開鍵でのみ平
文に復号できるので、第三者が提供者になりすましてメ
ッセージを送っても正しく復号されず、メッセージは表
示されない。
【0053】第3の方法として、照合方法の厳密化があ
る。所定の認証用コードが照合部に入力されたときのみ
サービスを提供する。認証用コードは、例えば、毎日、
午前/午後、毎時間のように、頻繁に切りかえることに
より第三者による悪用を防止できる。店舗用クライアン
トが専用線でサーバと接続されていれば、より安全性は
高まる。
【0054】発明の実施の形態6.自分のサーバに会員
登録した者以外にも、メッセージを送ってもよい。その
他の携帯用メールニュースに広告という形でメッセージ
を併せて送信する場合も考えられる。例えば、既存の伝
言HPからの伝言メッセージに提供者の割引券のメッセ
ージを付加するような場合である。
【0055】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
【0056】また、本明細書において、手段とは必ずし
も物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の装置/方法の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のサーバの機能ブロ
ック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1のインターネット携
帯電話機及び店舗用クライアントの機能ブロック図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1の装置/方法の動作
の説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の装置/方法の動作
フローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態1の装置/方法により
インターネット携帯電話機に表示される画面の例であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態1の装置/方法の効果
の説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態2のインターネット携
帯電話機及び店舗用クライアントの機能ブロック図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態2の他のインターネッ
ト携帯電話機及び店舗用クライアントの機能ブロック図
である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者側の抽出理由及び需要者側の抽出
    理由に基づきメッセージを送信すべき会員を抽出するス
    テップと、 抽出された会員のインターネット携帯電話機に対して前
    記メッセージを送信するステップと、 送信された前記メッセージを受けて、インターネット携
    帯電話機の画面に前記メッセージが表示されるステップ
    と、 前記インターネット携帯電話機のメッセージ画面が店舗
    において提示されるステップと、 前記インターネット携帯電話機から前記メッセージ画面
    に関する照合情報が入力されるステップと、 前記照合情報をサーバから予め送られている情報と照合
    して、特典を提供するかどうか判断するステップと、 前記判断ステップの判断結果に基づき前記特典を提供す
    るステップと、 利用者に関する情報を前記サーバへ送信するステップ
    と、 利用者に関する前記情報を受信して分析するステップ
    と、 分析された情報を蓄積するステップとを備えるインター
    ネット携帯電話機を用いた商品役務情報伝送方法。
  2. 【請求項2】 会員を登録するためのホームページを生
    成する会員登録用HP生成部、会員に対する情報を生成
    するとともに会員のもつインターネット携帯電話機に対
    して前記情報を送信する会員情報生成部送信部、及び、
    会員に対する前記情報に基づき店舗に対する情報を生成
    して送信するとともに、店舗から利用状況に関する情報
    を受信して分析する店舗情報送信部処理部を含むサーバ
    と、 前記サーバから会員に対する前記情報を受信して表示す
    るインターネット携帯電話機と、 前記インターネット携帯電話機に関するデータが入力さ
    れるとともに、入力されたデータを前記サーバへ送信す
    る店舗用クライアントとを備え、 会員に対する前記情報は、店舗が提供する商品及び/又
    は役務に関するものであり、かつ、所定の特典を意味す
    るものであることを特徴とするインターネット携帯電話
    機を用いた商品役務情報伝送システム。
  3. 【請求項3】 店舗が提供する商品及び/又は役務に関
    する会員向けのメッセージを生成する会員向け情報生成
    部と、 生成されたメッセージに適する会員を抽出するとともに
    そのあて先を読み出して出力する会員抽出フィルタと、 生成された前記メッセージを所定のあて先に送信する会
    員情報送信部と、 前記メッセージに対応する店舗に対して、前記メッセー
    ジを送信したこと及び照合情報を送信する店舗用情報送
    信部と、 前記店舗において利用者がインターネット携帯電話機の
    表示画面を提示して所定の特典を要求したことを示す顧
    客情報を受ける顧客情報受信部と、 前記顧客情報を分析する顧客情報分析部とを備え、 前記会員向け情報生成部は、前記顧客情報分析部の分析
    結果に基づき前記メッセージを生成することを特徴とす
    るサーバ。
  4. 【請求項4】 サーバから送られるメッセージに関する
    情報及び照合情報を受信する受信部と、 利用者により提示されたインターネット携帯電話機の表
    示部のメッセージに関する情報が入力されるとともに、
    この入力された情報を前記照合情報と照合する照合部
    と、 前記照合部の出力に基づき会計処理を行う会計処理部
    と、 前記照合部から前記利用者に関する情報を受けてサーバ
    へ送信する送信部とを備えるクライアント。
  5. 【請求項5】 インターネット携帯電話機から信号を受
    信する無線受信部を備え、前記照合部は、前記無線受信
    部からメッセージに関する情報を受けることを特徴とす
    る請求項4記載のクライアント。
  6. 【請求項6】 インターネット携帯電話機から信号を受
    信する電気的接続部を備え、前記照合部は、前記電気的
    接続部からメッセージに関する情報を受けることを特徴
    とする請求項4記載のクライアント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003115950A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 Sagin Computer Service Co Ltd 農業情報配信システム

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