JP2001175668A - 色彩を用いた情報比較表示装置および比較表示方法 - Google Patents

色彩を用いた情報比較表示装置および比較表示方法

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JP2001175668A
JP2001175668A JP35856499A JP35856499A JP2001175668A JP 2001175668 A JP2001175668 A JP 2001175668A JP 35856499 A JP35856499 A JP 35856499A JP 35856499 A JP35856499 A JP 35856499A JP 2001175668 A JP2001175668 A JP 2001175668A
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Yoshinori Katayama
佳則 片山
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力情報の検索や分析の結果の表示に色彩を
活用し、入力情報の間の差分や系列的変化を利用者に視
覚的、かつ客観的に理解可能とさせる。 【解決手段】 複数の入力情報を受け取る手段1と、あ
らかじめ定められた比較基準により複数の入力情報を比
較し、色彩を付与すべき特徴的要素を決定する手段2
と、該比較結果に対応して色彩を入力情報に付与する手
段3と、色彩か付与された情報を外部に出力する手段4
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力情報の検索結果
や分析結果などを表示する情報表示装置に係り、更に詳
しくは例えば入力される複数の文字列情報の比較結果に
応じて、その比較結果を視覚的に明確にするために、入
力文字列情報に色彩を付与して出力する色彩を用いた情
報比較表示装置および比較表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複数の入力情報を比較し、情報間
の差分を表示する場合には、対象情報が持っている構造
に対応して提示単位をどのように定めるかが重要にな
る。例えば入力情報がソフトウェアプログラムのよう
に、その構造や意味があらかじめ指定されている場合に
は、情報の構造や意味を表示対象によって示される比較
結果に反映させて利用者が理解しやすい形式とする必要
があり、単に入力情報の間の差分を示すだけでなく、比
較結果の提示単位をどのように設定するかについての検
討が必要となる。
【0003】しかしながら、本発明が主として対象とす
る複数の文字列情報の比較の場合には、比較結果の表示
単位はテキストや単語のように基本的に明確な形式とな
る。従来、一般に情報の検索、あるいは分析の結果など
を表示する場合において、複数の結果の比較を示すため
には、第1の方法として個々の結果を表示して利用者が
それを見比べる、第2の方法として特徴的部分だけを切
り出して利用者に提示する、第3に差分、あるいは共通
部分だけにマークなどをつけて表示するなどの方法が採
用されていた。
【0004】図24〜図26は従来の文字列情報の比較
例の説明図である。図24、および図25はそれぞれ、
例えば1995年と1999年におけるシステムとシス
テム間の関係を示すものであり、それぞれ四角で囲まれ
た文字列情報としての要素と、各要素間の関連を示す線
とで構成されている。これらの図は前述の第1の方法に
対応し、図24と図25とを見比べることにより、19
95年と1999年とのシステムの比較が可能となる。
【0005】図26は前述の第2の方法に相当し、図2
5と図26との共通部分を切り出して表示したものであ
り、利用者に2つの入力情報の間の差分を理解させるこ
とができる。
【0006】このように従来の方法では、複数の入力情
報の間の差分や共通部分だけを利用者に理解させること
は可能であっても、どのような趣旨で結果を表示してい
るかの視点や意図が明瞭でなく、結果の理解も必ずしも
容易でなく、更に漏れが発生する可能性もあった。更に
は3つ以上の入力情報を比較する場合などにおいて、結
果全体の中で2つの入力情報の間の比較結果を把握する
ことは困難であった。
【0007】すなわち比較においては、例えば差分を示
すことだけでは入力情報の局所的な理解を可能にするだ
けであり、利用者に本質的な理解をさせることはできな
い。本質的な理解をさせるためには、全体の情報の中で
どの部分がどのような特徴を表わしているかを把握でき
るようにする必要がある。例えば検索システムの出力結
果は、キーワードの出現数の大小に対応してランキング
表示されるが、それらの比較結果を複数の入力情報があ
る場合に、一部分の入力情報を対象として局所的に提示
するのでは、全体のランキング情報を把握することがで
きない。
【0008】例えば入力情報の要素に印をつける、すな
わち例えばマークによる区別では、全体の中での比較部
分の特徴を1つの視点でしか見ることができない。複数
の観点をマークの違いで表わそうとすると、利用者の誤
解や間違いを起こしやすくなってしまう。検索結果を表
示する場合には検索キーワードをマークする方法が一般
に用いられるが、検索結果の関連を図的に表示したり、
それらの比較を行おうとする場合にはマークを有効に利
用することはできない。
【0009】図27は文字列情報の比較結果の他の従来
例としてのグラフ的な視覚表示の例である。同図のスク
リーンイメージでは、左下のサーチタームプライオリテ
ィに表示されている3つの単語がキーワードとして検索
に用いられ、右側の中央付近にその3つのキーワードが
表示され、それらのキーワードと関連のある単語が周辺
に表示されている。利用者は表示されている関連単語か
ら新たなキーワードを選択して、新しい検索条件を生成
することができる。
【0010】次に文字列情報の比較結果の提示における
色彩の活用については、視覚的なめりはりをつけたり、
強調表示するために色彩が活用されている例があるが、
複数の情報の間の比較や差分を示すために色彩が活用さ
れている例はない。例えば検索システムにおいて検索キ
ーの出現位置を色づけしてわかりやすくさせるために色
彩が活用されているが、差分や変化を利用者に理解させ
るためには活用されていない。例えばグラフ的な視覚表
示の場合に、量的な違いな表示するためにノードの形状
を変える方法がとられている例があるが、情報の間の比
較や差分など変化を示すための色彩の活用は行われてい
ない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のように文字列情
報の比較の場合には比較結果の提示単位がテキストや単
語として明確に決まっているが、特徴的な部分のみが抜
き出されたり、個々の要素が並べて表示されるだけでは
利用者は比較結果を把握しずらく、情報間の差分を容易
に理解することができないという問題点があった。また
入力される複数の文字列情報の間に時系列などの系列的
な特徴がある場合には、比較結果を示す場合にも系列的
な変化を示すことが望ましいが、そのような系列的な変
化を利用者に理解しやすい形式で提示することは困難で
あるという問題点があった。
【0012】更に従来、関係をグラフで提示する技術
や、色をマークとしてのみ用いる技術はすでに存在した
が、入力文字列情報の間の比較結果や差分を示すために
色彩を活用する技術は存在せず、比較結果や差分を理解
しにくいという問題点があった。
【0013】本発明は、上述の問題点を課題として鑑
み、入力情報の間の比較結果や差分を示すために色彩を
活用することを、システムとしての重要な機能として持
ち、入力情報の検索結果や分析結果の表示に際して差分
や系列的変化などを色彩を活用して表示することによっ
て、利用者が比較結果を視覚的、かつ客観的に理解でき
るように表示することができる、色彩を用いた情報比較
表示装置および比較表示方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
ブロック図である。同図は複数の入力情報、例えば文字
列情報の比較結果を表示する、色彩を用いた情報比較表
示装置の原理構成ブロック図である。
【0015】図1において、情報入力処理手段1は例え
ば複数の入力情報を受け取る情報入力処理機構であり、
受け取った複数の入力情報から例えば共通キーワードな
どの共通項目の抽出などを行うものである。
【0016】情報比較手段2は、例えば比較結果計算機
構であり、あらかじめ定められた比較基準によって色彩
を付与すべき特徴的要素を決定し、そのような要素、例
えば共通キーワードの項目数に対応して各キーワードの
表示に用いる色彩データを整理するものであり、色彩付
与手段3は情報比較手段2によって例えば各キーワード
に対応して整理された色彩データ、すなわちあらかじめ
設定されているデフォルト値、または利用者毎に設定さ
れている色彩を入力情報に付与するものである。
【0017】色彩付与情報提供手段4は色彩が付与され
た情報を外部に出力するものであり、例えば検索システ
ムなどの他のシステムとの連携処理に対応して色彩が付
与された情報を、他のシステムに適合する形の表示用デ
ータとして外部に出力する。
【0018】本発明の実施形態においては、比較対照と
しての複数の入力情報として例えば文字列情報が用いら
れる。本発明の実施形態において、情報比較手段2は複
数の入力情報に共通の要素、例えば共通キーワードを色
彩を付与すべき要素として決定し、色彩付与手段3がそ
の共通の要素に対して色彩を付与することもできる。
【0019】また情報比較手段2が複数の入力情報に共
通でない要素を色彩を付与すべき要素として決定し、色
彩付与手段3がその共通でない要素に対して色彩を付与
することもできる。
【0020】本発明の実施形態においては情報比較手段
2がある指定された情報、例えば1つのキーワードに対
応して複数の入力情報を比較し、色彩付与手段3がその
比較の結果に対応して指定された情報、例えばキーワー
ドに相当する要素に色彩を付与すること、例えば比較の
結果キーワードの出現数が少ない入力情報内のキーワー
ドに対してはある色を付与し、キーワードの出現数の多
い入力情報に対してはそのキーワードに別の色を付与す
ることも可能である。
【0021】また本発明の色彩を用いた情報比較表示装
置の実施形態においては、利用者からの入力を受けて、
情報比較手段2の比較結果に対応してその利用者に対し
て設定されている色彩を変更する色彩変更手段を更に備
えることも可能である。
【0022】この場合色彩変更手段による色彩変更結果
の履歴に対応して、前述の比較結果に対応する色彩のデ
フォルト値を再設定する色彩自動登録手段を備えること
も可能である。
【0023】更に本発明の実施形態においては、複数の
入力情報として入力情報相互間に系列的関係、例えば時
系列の関係のある情報を用いることも可能である。また
この場合、系列的関係のある入力情報の比較の結果、色
彩付与手段3が変化の大きさに応じて入力情報に対して
色彩を付与することも可能である。
【0024】更に本発明の実施形態においては、例えば
キーワードの項目数とシステム内に設定されているデフ
ォルト値、または利用者毎の色彩データの数が一致しな
い場合には、新たな色彩を決定したり、色彩データを間
引きして項目数と一致させたりする割当て色彩データ整
理手段を備えることが可能である。
【0025】また本発明における情報比較表示方法にお
いては、複数の入力情報を受け取り、あらかじめ定めら
れた比較基準によってその複数の入力情報を比較して、
色彩を付与すべき特徴的要素を決定し、その比較結果に
対応してあらかじめ設定されているデフォルト値の色
彩、または利用者毎に設定されている色彩を入力情報に
付与し、色彩が付与された情報を外部に出力する方法が
用いられる。
【0026】更に本発明の実施形態においては、複数の
入力情報の比較結果を表示する情報比較表示装置におい
て使用される記憶媒体として、複数の入力情報を受け取
るステップと、あらかじめ定められた比較基準によって
複数の入力情報を比較して、色彩を付与すべき特徴的要
素を決定するステップと、その比較結果に対応してあら
かじめ設定されているデフォルト値の色彩、または利用
者毎に設定されている色彩を入力情報に付与するステッ
プと、色彩が付与された情報を外部に出力するステップ
とを計算機に実行させるための計算機読出し可能可搬型
記憶媒体を使用することができる。
【0027】本発明においては、以上のように入力情報
の間の比較結果を色彩を利用して表示することによっ
て、利用者に比較結果を容易に理解させることが可能と
なる。更にまた色彩に対する利用者の感覚的、嗜好的な
傾向や、比較の意図に対応して利用者が比較結果に付与
する色彩を自由に変更することも可能となる。又系列的
な情報間の推移の傾向を表示するために、システム内に
保持されているデフォルト値としての色彩データだけで
なく、中間色や濃淡変化を用いることも可能であり、複
雑な推移傾向を利用者に容易に理解させることも可能と
なる。
【0028】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の情報比較表示装
置を含む検索システムの例を、データの流れを中心とし
て示す図である。同図において本発明の色彩を用いた情
報比較表示装置10は検索システム11の一部として用
いられており、検索システム内での検索結果データを複
数の入力情報として、その入力情報の間の比較表示処理
を行うものであるが、本発明の情報比較表示装置は検索
結果データに限らず、任意の複数の入力情報に対する比
較表示処理を行うことができることは当然である。
【0029】図2において、検索システム11の内部
で、検索対象データベース12の格納内容と検索キー1
3とを用いて検索情報処理14が行われ、検索結果デー
タ15が得られる。この検索結果データ15は情報比較
表示装置10に与えられる。
【0030】情報比較表示装置10は、検索結果データ
15を比較表示の対象としての入力データ16として受
け取り、例えばあらかじめ設定されているデフォルト値
としての色彩設定データ17を用いて比較表示処理18
を実行し、表示用データ19として出力する。この比較
表示処理18が本発明の中心的な処理であり、この処理
は色彩設定データ17としての基本色彩パターン20、
および利用者別色彩パターン21を用いて実行される。
【0031】図2の情報比較表示装置10が、検索シス
テム11の内部ではなく、独立に用いられる場合には、
比較表示入力データ16としては複数の入力情報、例え
ば複数の文字列情報がファイルなどの形式で与えられ
る。また比較表示処理18の実行を、外部プログラムを
呼び出す構成とすることも可能である。色彩設定データ
17の内部の基本色彩パターン20としてはシステムの
基本的な色彩パターンが登録され、また利用者別色彩パ
ターン21としては利用者が色彩パターンの登録や色彩
の自由な変更ができるように、利用者固有のパターンが
利用者IDなどと共に登録される。
【0032】一般に色彩については利用者の好みが大き
く影響するため、明暗や色調など、色彩の変更を利用者
の意図に合わせて自由に行えることが必要である。色の
印象は利用者個々自によって異なり、特に原色だけでな
く、いくつかの色調を用いる場合には、理解度への影響
も大きく、利用者が色彩を自由に変更可能とすることに
よって、印象の問題を避けることが出来る。すなわち利
用者の色彩の変更を自由とすることによって、各利用者
の好みを常にシステムに反映することができ、比較結果
の判断を容易とさせることができる。更にシステムのデ
フォルト値としての基本色彩パターンと、個人の好みと
しての利用者別色彩パターンとを別に登録しておくこと
により、共通的な議論の場合と、個人利用の場合との切
り分けも可能となる。
【0033】図3は図2の情報比較表示装置10におけ
る処理の説明図である。同図において、まず比較表示入
力データ16を受け取る情報入力処理25が行われる。
この処理では、後述するように共通キーワードなどの共
通項目の抽出などが行われ、その結果を用いて比較表示
処理18が行われる。
【0034】比較表示処理18では、情報入力処理25
の結果を用いて比較計算処理26が行われる。この比較
計算処理26では、後述するように色彩を付与すべき共
通項目、例えば共通キーワードに対応して色彩データが
決定され、その結果は色彩付与処理27に与えられる。
【0035】色彩付与処理27では、例えば共通キーワ
ードに対応して決定された色彩データに対応して、色彩
設定データ17を用いて、例えば入力情報内のキーワー
ドに色彩が付与され、その結果は情報提示処理28に与
えられる。
【0036】情報提示処理28では、色彩が付与された
入力情報を、例えば他のシステムで利用しやすい形に変
形する処理などが行われ、その結果は表示用データ19
として出力される。
【0037】図4は本発明の色彩を用いた情報比較表示
装置の全体処理フローチャートである。同図において比
較対象としての複数の文字列情報30が与えられると、
ステップS1で情報入力処理機構による処理が実行さ
れ、ステップS2で比較結果計算機構による処理が行わ
れる。ステップS3では、比較結果計算機構による処理
結果と色彩設定データ17とが用いられて、比較結果色
彩付与機構による処理が実行され、ステップS4で色彩
付与文字列提供機構による処理が行われて、色彩が付与
された文字列情報31が出力される。
【0038】図5は図3の情報入力処理25の詳細説明
図である。同図において情報入力処理では、複数の入力
データA,B,C,・・・を受け取り、ステップS5で
比較を行うべき項目、例えば共通項目の抽出が行われ
る。ここで抽出される共通項目は、共通のキーワードや
共通関連性である。共通関連性とは、例えば図24〜図
26で説明した文字列情報における、四角で囲んだ要素
の間の関連を示す線である。なお共通項目、例えば共通
キーワードの数などについては図2では検索結果データ
(ランキングデータ)として与えられることも可能であ
る。
【0039】続いてステップS6で共通項目属性値の変
化の整理が行われる。共通項目属性値の変化とは、例え
ば入力データAの中でのある要素の位置が入力データB
でどれだけ変化しているか、というような位置の変化な
どを意味する。
【0040】ステップS6の処理によって、共通項目デ
ータ34と比較対象情報35とが得られる。比較対象情
報35は、例えば共通キーワードの共通度、例ば出現回
数や、その位置の変化のデータである。
【0041】図6は図3の比較表示処理18の詳細説明
図である。同図においてまず比較計算処理26が行われ
るが、この処理では図5の情報入力処理で得られた共通
項目データ34と比較対象情報35とが入力されて、あ
らかじめ規定されている比較基準によって色彩を付与す
べき共通項目が決定され、ステップS7において比較対
象への割当て色彩データ整理の処理が実行され、共通項
目に対応した色彩データ36が得られる。すなわちステ
ップS7で、例ば共通項目としての共通キーワードの複
数種類に対して色彩データ割当てが行われ、各キーワー
ドに対応した色彩データ36が得られる。
【0042】次に色彩付与処理27では、比較計算処理
26によって得られた共通項目に対応した色彩データ3
6と入力データA,B,C,・・・33とを用いて、ス
テップS8で各入力データへの色彩データの付与処理が
行われ、色彩付与済み入力データA,B,C,・・・3
7が得られる。
【0043】このように本実施形態では、複数の入力デ
ータの比較結果として新たな情報が作られてその情報に
色彩が付与されるのではなく、複数の入力データの中で
例えば特有のキーワードに対して色彩データの付与が行
われ、そのデータの出力が行われる。
【0044】図7は図6の比較対象への割当て色彩デー
タ整理処理、すなわちステップS7の詳細フローチャー
トである。図7では、共通項目データ34と色彩設定デ
ータ17の入力に対して、ステップS10で共通項目、
例えばキーワードの数と色彩設定データの数の比較が行
われ、両者が等しい場合には、ステップS11で色彩を
追加したり、変化させることなく、設定データがそのま
ま共通項目数に対応した色彩データ36として出力され
る。
【0045】共通項目数の方が設定データの数より大き
い場合には、ステップS12で設定データの間の新たな
色彩の計算が行われ、色彩が追加されて共通項目数に対
応した色彩データ36が出力される。更に設定データの
数の方が共通項目数より大きい場合には、ステップS1
3で色彩の間引きとして共通項目に対応する設定データ
が決定され、共通項目数に対応した色彩データ36が出
力される。
【0046】本発明の実施形態においては、このように
共通項目の数が設定データの数より大きい場合には、例
えば原色だけでなく、中間色を使用し、また色彩に濃淡
をつけたりすることによって、例えば系列的な情報の間
の推移を色の明暗や色調の変化で表わすことが可能とな
り、静的な結果情報に比べて系列的な推移を色の変化と
して動的に示せることになり、変化の推測を容易とし、
利用者の理解を助けることが可能となる。
【0047】図8は図3の情報提示処理28の詳細説明
図である。同図においては、図6の色彩付与処理27の
処理結果としての色彩付与済み入力データA,B,C,
・・・37の入力に対して、ステップS15で他のシス
テムとの連携処理、例えば検索システムとの連携のため
の処理が行われ、表示用データ19が出力される。例え
ば検索システムに結果を返す場合には複数の入力文字列
情報のうちで色彩を付与する文字列情報が選択されて色
が付与され、表示用データ19として出力される。
【0048】図9は図2,図3における色彩設定データ
17の基本的なデータ構造である。ここでは入力データ
は3つであるとして、例えばあるキーワードが1つの入
力データだけに出現している場合にはベースカラー(シ
ステムデフォルト値)として灰色、2つの入力データに
出現している場合には青色、3つの入力データ全てに出
現している場合には赤色が設定されている。入力データ
が4つ以上である場合には、図7で説明した色彩の追加
処理が必要となる。また系列の変化を表すような場合に
は、本実施形態ではデフォルト値として色の明暗を使用
することにしているため、データ構造は図9には格納さ
れていない。
【0049】図10は色彩設定データの他の例である。
同図においては入力データはN個であり、N個の全てに
出現している、例えばキーワードとしての共通ノードに
対してはベースカラーとして赤が設定され、以下同様に
して1個の入力情報だけに出現しているキーワード、す
なわち固有ノードに対してはベースカラーとして灰色が
設定されている。
【0050】図9、および図10では、あるキーワード
が複数の入力データのうちいくつの入力データに出現し
たかを示す出現回数によって色彩データのベースカラー
がユニークに決定されるものとしたが、実際の入力デー
タにおける出現回数をそのままベースカラーを決定する
ための回数とするのではなく、特に入力データの個数が
多いような場合に入力データにおける項目、例えばキー
ワードの出現回数、すなわちいくつの入力データにその
キーワードが表われたかを示す入力データ間の項目の出
現回数を図9、または図10で説明したシステム内でべ
ースカラーを決定するための出現回数に換算して、色彩
データを設定することも可能である。
【0051】図11はそのような換算の例である。同図
において入力データの個数は4以上であり、例えば全て
の入力データにおいて出現しない、すなわち出現回数が
0、または1個の入力データにのみ出現するキーワード
に対してはベースカラーを決定するための出現回数は1
とされる。
【0052】図12は、図11とは逆に入力データ間の
項目の出現回数が少ない場合に、ベースカラーを設定す
るためのシステム側で設定される出現回数を多くする場
合の、入力データ間の項目の出現回数とベースカラーを
決定するためのシステム内の出現回数との対応の例であ
る。同図において2個以上の入力データのうちである項
目、例えばあるキーワードの出現回数がどの入力データ
においても出現しない0、または1個の入力データにお
いてのみ出現する1の場合には、カラーを設定するため
のシステム内の出現回数は3とされ、例えば図9ではベ
ースカラーとして赤が用いられる。
【0053】共通項目の変化、例ば入力データの要素と
してのキーワードの位置の変化に対して、本実施形態で
は位置の変化量が図13の基準値を越えた場合に、例え
ばキーワードに色彩をつけることにする。すなわちある
キーワードの位置のX座標とY座標の変化量の和が1,
000を越えた時に、例えばあらかじめ設定されている
色彩をつけることにする。この場合、例えばキーワード
の個数などの量的な比較結果を位置の変化と同時に表わ
すことができなくなるが、量的な比較の結果は例えば図
24などで要素を囲む四角を楕円に変更することで表わ
すことが可能である。
【0054】図14は図13で説明した位置の変化量が
基準値を越えた場合の、例えばキーワードへの色彩付与
の処理フローチャートである。同図において一般に複数
の入力データ33に対してステップS20で共通項目の
抽出が行われ、ステップS21で共通項目の表示位置の
変化量、例えばあるキーワードの位置の変化量としての
座標の変化量Mが抽出され、ステップS22でその変化
量とシステムにおいて設定されている位置の変化基準値
αとがステップS22で比較される。
【0055】ステップS22で、例えばキーワードの位
置の変化量Mが変化基準値α以上である場合には、ステ
ップS23で色彩付与機構による処理、すなわち例えば
そのキーワードに対する色彩の付与が行われた後に、ス
テップS24の処理に移行する。ステップS22で位置
の変化量Mが基準値α未満である時には、直ちにステッ
プS24において全ての共通項目、例えば全てのキーワ
ードに対してチェックが行われたか否かが判定され、ま
だ全ての共通項目に対するチェックが終了していないと
判定されると、ステップS21以降の処理が繰り返さ
れ、全ての共通項目に対するチェックが終わったと判定
されると、色彩付与された文字列情報31が出力され
る。
【0056】図15は利用者による色彩設定データ変更
処理のフローチャートである。本実施形態においては、
前述のように利用者が自分の好みの色彩を設定すること
ができるが、その色彩を自由に変更することも可能であ
る。
【0057】図15において利用者から変更後の色な
ど、変更する色彩情報51が与えられる。この色彩情報
はステップS26で利用者から色彩入力メニューの選択
という形式で入力され、その入力は色彩入力メニュー処
理機構によって処理され、ステップS27で色彩設定デ
ータ変更処理機構によって色彩設定データ17の該当す
るデータの変更が行われ、ステップS28でそれらの結
果を用いて比較結果色彩付与機構による処理が行われ、
対象文字列が例えば図示しないメモリから取り出され
て、比較結果に対して変更された新たな色彩の付与が行
われ、ステップS29で色彩付与文字列提供機構による
処理、すなわち色彩付与された文字列情報31の出力が
行われる。
【0058】図16は色彩変更処理の詳細フローチャー
トである。同図において処理が開始されると、まずステ
ップS31で項目メニュー選択が行われる。例えば入力
データ複数個のうちであるデータの出現する入力データ
の個数、すなわち出現回数がNのものなど、例えば図2
で説明した利用者別色彩パターン21に格納されている
色彩データが選択され、ステップS32で色彩メニュー
選択、すなわち変更後の色彩の選択が行われ、ステップ
S33で色彩変更入力処理が終了したか否かが判定さ
れ、まだ終了していない場合にはステップS31以降の
処理が繰り返される。
【0059】色彩変更入力処理が終了したと判定される
と、ステップS34で実際に色彩設定データの変更が行
われ、ステップS35で例えばメモリから対象文字列が
取り出されて、その文字列に対する色彩再付与が行わ
れ、ステップS36で色彩付与済文字列が提供されて処
理を終了する。
【0060】図17は色彩自動登録処理の説明図であ
る。図2で説明したように、色彩設定データ17の内容
としては、システムのデフォルト値としての基本色彩パ
ターン20と、利用者が自由に設定、または変更できる
利用者別色彩パターン21とが格納されている。利用者
別色彩パターン21の内容は、図15,図16で説明し
たように、利用者が自由にその内容を変更することが可
能である。図17の自動登録処理は、利用者によって変
更された色彩設定データの履歴を格納しておき、その履
歴を活用してシステムのデフォルト値としての基本色彩
パターンの色彩データの自動更新を行うものである。
【0061】図17において図15のステップS27に
おける処理、すなわち色彩設定データ変更処理機構によ
る処理が行われて、色彩設定データ17、すなわち利用
者別色彩パターン21の内容が変更された時、その履歴
がステップS38において履歴格納機構による処理とし
て履歴登録データ52として格納され、その結果はステ
ップS39で履歴チェック機構による処理、すなわちチ
ェックが行われ、必要に応じて色彩設定データ、すなわ
ち基本色彩パターン20(システムのデフォルト値)の
自動変更が行われる。
【0062】図18はの色彩自動登録処理の詳細フロー
チャートである。同図において処理が開始されると、ま
ずステップS41で色彩設定データの変更が行われ、ス
テップS42で変更前の古い色彩設定データが図17の
履歴登録データ52として格納され、ステップS43で
履歴登録データ内の同値度、すなわち変更前の色、例え
ば赤が履歴登録データの中に何回格納されているかを示
す値Mがチェックされる。
【0063】本実施形態ではこの履歴のチェック値、す
なわち自動更新を行うための基準値Nが3に設定されて
いるとすると、ステップS44でMとNの値が比較さ
れ、MがN以上である時には、ステップS45でその同
値度Mの履歴データがシステムデータ、すなわちデフォ
ルト値として図2の基本色彩パターン20に登録された
後に、またMがN未満である時には直ちに処理を終了す
る。
【0064】前述のように本実施形態ではシステムのデ
フォルト値としての基本色彩パターン20と、利用者が
自由に設定変更できる利用者別色彩パターン21とが色
彩設定データ17として格納されているが、利用者が例
えばある出現回数に対してその日の気分によって色彩の
変更を繰り返すような場合に変更しても元の色に戻す、
例えば何回も赤に戻すような変更を行う場合には、その
利用者は結局の所その出現回数に対しては赤を用いるの
が好ましいと考えていることになるので、この赤を基本
色彩パターン20、すなわちシステムのデフォルト値と
しての色彩設定データとして自動登録を行うことにする
ものである。
【0065】本発明の実施形態では、以上に述べたよう
に、例えば系列のある文字列情報の比較結果を利用者に
理解させるために、系列の推移や変化の状態の数に合わ
せて、例えばシステムのデフォルト値として与えられた
色彩の間の色調を計算し、計算結果によって決まる色彩
が付与されることになる。原則的には中間的な色調を用
いることによって複数の視点から見た比較結果、すなわ
ち推移を同時に表示することは可能である。色彩を用い
ることによって、用いない場合と比較して他の情報との
混乱を抑えることができ、利用者の観察を容易とし、又
比較結果の直観的な理解を助けることができる。
【0066】しかしながら実際の経験上、原色の数以上
の系列を推移関係として同時に表示させると混乱を招き
やすい。似たような色調が複数存在すると区別をつけに
くくなり、従って確実に確認したい推移毎に、比較結果
としての推移を示す色彩が付与された出力を、それぞれ
個別に提供する必要がある。すなわち利用者が把握した
い比較ポイントが複数ある場合などに、複数の視点から
見た比較結果を同時に表示することは困難であるが、色
彩の推移パターンを切り換えることによって、複数の視
点から見た入力情報の比較結果の表示を実現することが
できる。
【0067】本実施形態における色彩の利用方法をまと
めると、次のようになる。まず最初に系列のない複数の
入力情報を比較して差分を見るもの、すなわち個々の入
力情報の間の対応を重視する方法として次の3つがあ
る。
【0068】A−1: 共通な要素に特定の色を付与
し、共通度の違いに対してその色の階調などを活用す
る。 A−2: 明らかにしたい入力情報との対応を示すため
に色を付与する。
【0069】A−3: 特殊な部分や特徴的部分を把握
するために、共通でない要素に特定の色を付与する。次
に時系列などの推移がある複数の入力情報を比較して差
分を見るもの、すなわち個々の入力情報同志の対応より
も、共通項目とその推移の状態を重視する方法として、
次のような方法がある。
【0070】B−1: 共通な要素に色を付与し、共通
な量に対しては色の階調などを活用することで、推移の
状態を表現する。 B02: 系列のある部分に色を付与し、時期による状
態に対して色の階調を活用する。
【0071】B−3: 要素の新たな出現や要素の消滅
に対して、特定の色を付与する。 B−4: 個々の要素が持つ属性(配置、出現回数な
ど)に変化が大きい特徴的な部分に色を付与し、変化の
度合いに対して色の階調を活用する。
【0072】B−5: 個々の要素が持つ属性に変化が
ないものに色を付与する。 このような色の利用方法について、その具体例を図19
〜図22で説明する。図19、および図20はA−1の
利用法の具体例である。ここでは色を実際に示すことは
できないため、点線や濃淡に対応させているが、複数の
入力情報の間での出現回数が、例えば発生,方法,対
処,対応などのキーワードにおいては5回であることを
示す赤(図では黒枠)、ORACLE,ORACLE
7,ORACLE8,SQLなどのキーワードに対して
は出現回数を示す色が4回であることを示す若草色(図
ではグレー枠)、エラー,パッチ,起動などのキーワー
ドに対しては3回であることを示す緑(図では点線黒
枠)、接続,DB,データ,データベースなどのキーワ
ードに対しては2回であることを示す黄色(図では点線
グレー枠)、バックアップ,ユーザ,ログ,2000年
などのキーワードに対しては1回であることを示す灰色
(図では、1点2点破線グレー枠)で色彩が付与された
四角で各要素が囲まれている。
【0073】図20においても色の付与の仕方は図19
と同様であり、方法,対処,発生などに対しては赤(図
では黒枠)、ファイルに対しては若草色(図ではグレー
枠)、エラー,原因,インストールなどに対しては緑
(図では点線黒枠)、バージョン,DBなどに対しては
黄色(図では点線グレー枠)、権限,フォルダ,産業な
どに対しては灰色(図では1点2点破線グレー枠)で各
要素が彩色されている。
【0074】図21、及び図22はB−1の利用法の具
体例である。図21においては、例ば1998年上期、
同下期、および1999年上期の3つの時期における時
系列の入力データの3つに共通に出現する要素、例えば
インターネットサービス、アウトソーシングサービス、
ソフトサービスなどについては青(図では1点2点破グ
レー枠)、2つの入力データに共通の要素、例えば情報
サービス,保守サービス、教育サービス、エクストラネ
ットサービスなどについては緑色(図では黒枠)、1つ
の入力データにのみ出現する要素、例えばヘルプデスク
サービス,ナレッジマネジメントサービス,通信サービ
スなどについては黄色(図では点線黒枠)の四角で各要
素が囲まれている。
【0075】図22においても同様であり、3つの入力
データの全てに出現する要素、例えばアウトソーシング
事業,サービス事業,ソフトサービス事業などの要素は
青(図では黒枠)、外販事業,情報サービス事業,ディ
ジタル放送事業など2つの入力データに出現する要素は
緑色(図では1点2点破線グレー枠)、合弁事業,サー
ビスシフト事業,インターネット接続事業など1つの入
力データにのみ出現する要素については黄色(図では点
線黒枠)の四角で各要素が囲まれている。
【0076】最後に本発明の実施形態におけるプログラ
ムのコンピュータへのローディングについて説明する。
本発明の色彩を用いた情報比較表示装置は、例えば図2
3に示されるような一般的なコンピュータを使用して実
現することが可能である。図23においてコンピュータ
60は本体61とメモリ62とで構成されており、例ば
図2で示された検索システムを実現する場合には検索対
象データベース12、検索結果データ15、比較表示入
力データ16、色彩設定データ17、表示用データ19
などはメモリ62に格納され、検索情報処理14、比較
表示処理18などは本体61によって実行されことにな
る。
【0077】本発明の特許請求の範囲第12頁に記載さ
れているプログラムや、図3〜図8、および図14〜図
18に説明されている処理のためのプログラムなどはメ
モリ62に格納され、本体61によってそのプログラム
が実行されることによって、色彩を用いた複数の入力デ
ータの比較表示処理が実行される。
【0078】メモリ62としてはランダムアクセスメモ
リ(RAM)、ハードディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスクなど、様々な形式のメモリを使用することができ
る。またこれらのプログラムは市販され、流通している
可搬型記憶媒体63に記録され、そのプログラムがコン
パレータ60にロードされることによって、あるいはプ
ログラム提供者側から回線64を介して送られ、コンパ
レータ60にロードされることによって実行されること
も可能である。可搬型記憶媒体63としてはフロッピィ
ディスク、CD−ROM、光ディスク、光磁気ディスク
など、市販されている様々な形式の記憶媒体を使用する
ことが可能である。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば複数の入力情報を比較して、その比較結果に対応して
入力情報に対して色彩を付与して表示を行うことによっ
て、入力情報の間の比較の結果を視覚的に明確に利用者
に対して表示することが可能となる。特に結果を図的に
表示するような場合には、入力情報の間の差分などの違
いを利用者に直観的に理解させることが可能となる。更
に時系列など、系列的な関係がある入力情報の比較の場
合には、例えば色調を変化させて結果を表示することに
より、変化の推移を利用者に把握させることが可能とな
る。色彩に対する感覚は利用者毎に一般に異なるが、そ
のような感覚の相違に対しても、利用者毎に色彩の設定
パターンを用意して対応することが可能となり、情報比
較表示装置の実用性の向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成ブロック図である。
【図2】本発明の色彩を用いた情報比較表示装置を含む
検索システムの構成を示す図である。
【図3】図2の色彩を用いた情報比較表示装置における
処理を説明する図である。
【図4】本発明の色彩を用いた情報比較表示装置の全体
処理フローチャートである。
【図5】情報入力処理の詳細を説明する図である。
【図6】比較表示処理の詳細を説明する図である。
【図7】比較対象への割当て色彩データ整理処理を説明
する図である。
【図8】情報提示処理の詳細を説明する図である。
【図9】色彩設定データの基本的なデータ構造を示す図
である。
【図10】色彩設定データの他の例を示す図である。
【図11】実際の入力データ間の項目の出現回数をベー
スカラー決定のための出現回数に換算する例を示す図で
ある。
【図12】入力データ間の項目の出現回数をベースカラ
ー決定のための出現回数に換算する他の例を示す図であ
る。
【図13】位置が変化した共通項目に色彩を付与する場
合の基準値を示す図である。
【図14】位置の変化量が基準値を越えた場合の共通項
目への色彩付与の処理フローチャートである。
【図15】利用者による色彩設定データ変更処理のフロ
ーチャートである。
【図16】色彩変更処理の詳細フローチャートである。
【図17】色彩自動登録処理を説明する図である。
【図18】色彩自動登録処理の詳細フローチャートであ
る。
【図19】A−1の色彩利用方法の具体例を示す図(そ
の1)である。
【図20】A−1の色彩利用方法の具体例を示す図(そ
の2)である。
【図21】B−1の色彩利用方法の具体例を示す図(そ
の1)である。
【図22】B−1の色彩利用方法の具体例を示す図(そ
の2)である。
【図23】本発明を実現するためのコンピュータへのプ
ログラムのローディングを説明する図である。
【図24】文字列情報の具体例(その1)を示す図であ
る。
【図25】文字列情報の具体例(その2)を示す図であ
る。
【図26】図24と図25の文字列情報の共通部分を切
り出して表示した結果を示す図である。
【図27】文字列情報の比較結果の他の従来例としての
グラフ的な視覚表示の例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報入力処理手段 2 情報比較手段 3 色彩付与手段 4 色彩付与情報提供手段 10 情報比較表示装置 11 検索システム 15 検索結果データ 16 比較表示入力データ 17 色彩設定データ 18 比較表示処理 19 表示用データ 20 基本色彩パターン 21 利用者別色彩パターン 25 情報入力処理 26 比較計算処理 27 色彩付与処理 28 情報提示処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/66 310 5E501 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 5B009 QB18 RB32 5B050 AA04 BA20 CA07 EA09 FA02 FA05 5B057 AA11 AA20 CA06 CA12 CB01 CB06 CB12 CE17 DB02 DB06 5B075 ND03 NR12 PP22 PQ02 PQ23 PQ27 PR01 5C079 LA01 LA02 LA28 LB11 MA01 MA17 MA19 NA06 NA29 PA05 5E501 AA01 AC33 BA03 BA09 CA02 CB02 FA13 FA22 FA44 FA48 FB28 FB44

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力情報の比較結果を表示する情
    報比較表示装置において、 前記複数の入力情報を受け取る情報入力処理手段と、 あらかじめ定められた比較基準によって該複数の入力情
    報を比較して、色彩を付与すべき特徴的要素を決定する
    情報比較手段と、 該比較結果に対応して、あらかじめ設定されているデフ
    ォルト値の色彩、または利用者毎に設定されている色彩
    を前記入力情報に付与する色彩付与手段と、 該色彩が付与された情報を外部に出力する色彩付与情報
    提供手段とを備えることを特徴とする色彩を用いた情報
    比較表示装置。
  2. 【請求項2】 前記入力情報が文字列情報であることを
    特徴とする請求項1記載の色彩を用いた入力情報比較表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記情報比較手段が複数の入力情報に共
    通の要素を前記特徴的要素として決定し、 前記色彩付与手段が該共通の要素に対して色彩を付与す
    ることを特徴とする請求項1、または2記載の色彩を用
    いた入力情報比較表示装置。
  4. 【請求項4】 前記情報比較手段が複数の入力情報に共
    通でない要素を前記特徴的要素として決定し、 前記色彩付与手段が該共通でない要素に対して色彩を付
    与することを特徴とする請求項1、または2記載の色彩
    を用いた入力情報比較表示装置。
  5. 【請求項5】 前記情報比較手段がある指定された情報
    に対応して複数の入力情報を比較し、 前記色彩付与手段が該比較の結果に対応して該指定され
    た情報に相当する要素に色彩を付与することを特徴とす
    る請求項1、または2記載の色彩を用いた情報比較表示
    装置。
  6. 【請求項6】 前記情報比較表示装置において、 利用者からの入力を受けて前記比較結果に対応して該利
    用者に対して設定されている色彩を変更する色彩変更手
    段を更に備えることを特徴とする請求項1、または2記
    載の色彩を用いた情報比較表示装置。
  7. 【請求項7】 前記情報比較表示装置において、 前記色彩変更手段による色彩変更結果の履歴に対応し
    て、前記比較結果に対応する色彩のデフォルト値を再設
    定する色彩自動登録手段を備えることを特徴とする請求
    項6記載の色彩を用いた情報比較表示装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の入力情報が該入力情報相互間
    に系列的関係のある情報であることを特徴とする請求項
    1、または2記載の色彩を用いた情報比較表示装置。
  9. 【請求項9】 前記系列的関係のある入力情報の比較の
    結果、前記色彩付与手段が情報の要素の表示位置の変化
    を含む情報の属性の変化の大きさに応じて入力情報に対
    して色彩を付与することを特徴とする請求項8記載の色
    彩を用いた情報比較表示装置。
  10. 【請求項10】 前記情報比較表示装置おいて、 前記あらかじめ設定されているデフォルト値の色彩、ま
    たは各利用者毎に設定されている色彩の数と前記比較結
    果を示すために必要な色彩の数とが一致しない場合に、
    新たな色彩を決定するか、デフォルト値、または各利用
    者毎の色彩データを間引きして比較結果を示すために必
    要な色彩の数と一致させる割当て色彩データ整理手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1、または2記載の
    色彩を用いた情報比較表示装置。
  11. 【請求項11】 複数の入力情報の比較結果を表示する
    ための情報比較表示方法であって、 前記複数の入力情報を受け取り、 あらかじめ定められた比較基準によって、該複数の入力
    情報を比較して、色彩を付与すべき特徴的要素を決定
    し、 該比較結果に対応して、あらかじめ設定されているデフ
    ォルト値の色彩、または利用者毎に設定されている色彩
    を前記入力情報に付与し、 該色彩が付与された情報を外部に出力することを特徴と
    する色彩を用いた情報比較表示方法。
  12. 【請求項12】 複数の入力情報の比較結果を表示する
    情報比較表示装置において用いられる記憶媒体であっ
    て、 前記複数の入力情報を受け取るステップと、 あらかじめ定められた比較基準によって、該複数の入力
    情報を比較して、色彩を付与すべき特徴的要素を決定す
    るステップと、 該比較結果に対応して、あらかじめ設定されているデフ
    ォルト値の色彩、または利用者毎に設定されている色彩
    を前記入力情報に付与するステップと、 該色彩が付与された情報を外部に出力するステップとを
    計算機に実行させるプログラムを格納した計算機読取り
    可能可搬型記憶媒体。
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