JP2001175549A - 構造化文書通信システム及びその通信方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

構造化文書通信システム及びその通信方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2001175549A
JP2001175549A JP36368999A JP36368999A JP2001175549A JP 2001175549 A JP2001175549 A JP 2001175549A JP 36368999 A JP36368999 A JP 36368999A JP 36368999 A JP36368999 A JP 36368999A JP 2001175549 A JP2001175549 A JP 2001175549A
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Kenji Takeda
憲司 竹田
Naoko Ito
直子 伊東
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NEC Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置での次文書表示の高速性を保ちなが
ら、端末装置とサーバ装置間のデータ転送の効率を向上
させた構造化文書通信システムを提供する。 【解決手段】 文書表示の単位となる文書が階層的に構
成された構造化文書を記憶したサーバ装置2と、サーバ
装置2の記憶する構造化文書を取得、表示する端末装置
1とがネットワーク3を介して接続される通信システム
において、端末装置1が利用者が表示を指示した文書の
識別子をサーバ装置2に通知し、サーバ装置2が通知さ
れた文書の次文書を端末装置1に送信し、端末装置1で
これを保存することにより、端末装置1での次文書表示
の高速性を保ちながら、端末装置1とサーバ装置2間の
データ転送の効率を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造化文書通信シ
ステム及びその通信方法並びにその制御プログラムを記
録した記録媒体に関し、特にネットワーク上に存在する
記憶装置(例えば、サーバ装置)の記憶する構造化文書
を転送する通信システム及びその通信方法並びにその制
御プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯端末によりネットワーク(特
に、インターネット)上に存在するサーバ装置にアクセ
スして、該サーバ装置から文書を取得するシステムが提
案されている。このようなシステムにおいては、(1)
利用者の選択・入力操作による次文書表示指示、(2)
携帯端末からサーバ装置への文書転送要求、(3)サー
バ装置から携帯端末への要求文書の送信、(4)携帯端
末での受信文書の表示、を繰り返すことによりサービス
が提供されている。提供されるサービスが双方向(イン
タラクティブ)であるという特徴を有していることか
ら、利用者の次文書表示指示から次文書表示までに要す
る時間を短縮することは利用者に対するサービス性向上
のために有効である。
【0003】次文書表示の高速化のための従来の技術の
一例が「Wireless Application
Protocol Wireless Markup
Language Specification Ve
rsion1.1, June, 1999 (WAP
WML)」に記載されている。図9に、WAP WM
Lを用いた場合のシステム構成の一例を示す。
【0004】本システムは、図13の従来の構造化文書
通信システムの一例の構成図に示すように、移動通信網
Mに接続される携帯端末Tと、ネットワークN上に存在
するサーバ装置Sと、移動通信網MとネットワークNを
接続するゲートウェイ装置Gからなる。携帯端末Tから
ネットワークNにアクセスするためには、携帯端末Tが
移動通信網Mを介してゲートウェイ装置Gに接続し、ゲ
ートウェイ装置GがネットワークNを介してサーバ装置
Sに接続する。このゲートウェイ装置Gと携帯端末Tと
の間での通信には、移動通信網M及び携帯端末Tの特性
に最適化された通信プロトコル群により通信が行われ
る。該通信プロトコル群の一例としてはWAP(Wir
eless Aplication Protoco
l)がある。また、サーバ装置Sとゲートウェイ装置G
の間はネットワークNの標準プロトコルに基いた通信が
行われる。例えば、ネットワークNがインターネットで
あれば、インターネットの標準プロトコルであるHTT
P(HyperText Transfer Prot
ocol)、TCP/IP(Transmission
Control Protocol/Internet
Protocol)に基いた通信が行われる。
【0005】このゲートウェイ装置Gは、WAPの通信
プロトコルと、ネットワークNで使用される標準プロト
コルの間のプロトコル変換機能やデータフォーマット変
換(例えば、サーバ装置Sに保持されたHTML(Hy
perText Markup Language)形
式とWAPで用いられるWML(WirelessMa
rkup Language)形式間の変換)機能を備
える。
【0006】ここで、ゲートウェイ装置Gと携帯端末T
との間のプロトコルであるWAPの規格言語であるWM
Lについて説明する。WMLは、携帯電話やPDA(P
ersonal Digital Assistan
t)などの帯域や表示サイズに制限のあるデバイス用の
マークアップ言語(文書データ中にレイアウト情報や文
字の大きさ/飾り付けなどの情報を埋め込み、画面表示
または印刷するための言語)として提案されているもの
である。
【0007】WML形式の文書には「カード」と「デッ
キ」と呼ばれる概念が存在する。WMLでは、携帯端末
のディスプレイに表示する1ページ分の文書をカードと
呼び、複数のカードの集合体でありサーバ装置から携帯
端末へ一回で送られる文書のかたまりをデッキと呼ぶ。
【0008】あるサービスを提供するために必要な一連
の文書(カード)を一つのデッキとしてまとめておくこ
とにより、利用者は該サービス利用中にサーバ装置Sと
携帯端末T間のデータ通信によるサービス実行中断を避
け、高速なサービス実行を享受できる。すなわち、利用
者はサービス利用開始時に該サービスのデッキをサーバ
装置Sから携帯端末Tに一度ダウンロード(downl
oad)し、該デッキのデータを携帯端末Tのメモリに
記憶させることにより、利用者が該サービスを実行する
際の表示するカード間の移動の処理は携帯端末Tの内部
処理だけで実現される。
【0009】次に、上記構成のシステムによる動作例を
図14の従来の構造化文書通信システムの動作を示すシ
ーケンス図を参照して説明する。まず、利用者からの文
書取得命令(この場合、カードC1の取得命令とする)
により、携帯端末Tが指示された文書(カードC1)の
取得要求を移動通信網M、ゲートウェイ装置G、ネット
ワークNを介してサーバ装置Sに送信する。サーバ装置
SはカードC1の取得要求を受けると、該カードC1を
含むデッキ(文書Dとする)を記憶装置から取り出し、
該文書DをネットワークN、ゲートウェイ装置G、移動
通信網Mを介して端末装置Tに送信する。端末装置Tで
は、受信した文書Dのデータを記憶し、文書取得命令で
指定された文書(カードC1)を表示する。 次に、利
用者の選択・入力操作により、次文書(カードC2とす
る)の文書取得命令が発行されると、携帯端末Tは、指
示された文書(カードC2)が記憶している文書Dに含
まれるため、記憶した文書Dのデータから該当する文書
(カードC2)のデータを取り出し、表示する。更に、
利用者の選択・入力操作により、次文書(カードC4と
する)の文書取得命令が発行されると、同様に、携帯端
末Tは記憶した文書DからカードC4の情報を取り出
し、表示する。
【0010】又、この種の従来技術の他の例が特開平1
1−191082号公報(以下、文献1という)及び特
開平11−196215号公報(以下、文献2という)
に開示されている。文献1開示の技術は他のWebペー
ジへのリンク先を示すものとしてWebページに識別画
像を貼付けている場合に、この識別画像に代えてリンク
先を示すテキスト情報を貼付けることにより情報量を削
減する、というものである。又、文献2開示の技術は宅
内のPCで受信したFAX画像データを携帯端末のメモ
リ容量に応じた大きさの単位で携帯端末に転送すること
により、搭載メモリ量が小さい携帯端末でFAX画像デ
ータの受信を可能とする、というものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の問題点
は、ネットワーク帯域を無駄に消費することである。そ
の理由は、サーバ装置は、携帯端末からの文書(デッ
キ)取得要求に対して、該文書(デッキ)の全データを
一括して転送するため、サーバ装置から転送される文書
(デッキ)の中には結果的に利用者に選択されない文書
も存在するからである。このような無駄な文書の転送を
防止する技術は上記文献1,2のいずれにも開示されて
いない。
【0012】そこで本発明の目的は、ネットワーク帯域
を無駄に消費するのを防止することが可能な構造化文書
通信システム及びその通信方法並びにその制御プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明による第1の発明は、端末装置においてネット
ワークを介してサーバ装置が記憶する構造化文書を取得
する構造化文書通信システムであって、そのシステムは
前記端末装置にて既に取得されている文書の次の文書と
して関連付けられている文書を前記サーバ装置より前記
端末装置に送信する次文書送信手段を含むことを特徴と
する。
【0014】又、本発明による第2の発明は、端末装置
においてネットワークを介してサーバ装置が記憶する構
造化文書を取得する構造化文書通信方法であって、その
方法は前記端末装置にて既に取得されている文書の次の
文書として関連付けられている文書を前記サーバ装置よ
り前記端末装置に送信する次文書送信ステップを含むこ
とを特徴とする。
【0015】さらに、本発明による第3の発明は、端末
装置においてネットワークを介してサーバ装置が記憶す
る構造化文書を取得する構造化文書通信方法の制御プロ
グラムを記録した記録媒体であって、その記録媒体には
前記端末装置にて既に取得されている文書の次の文書と
して関連付けられている文書を前記サーバ装置より前記
端末装置に送信する次文書送信ステップを含む制御プロ
グラムが記録されていることを特徴とする。
【0016】本発明による第1乃至第3の発明によれ
ば、端末装置に既に取得されている文書の次の文書をサ
ーバ装置から端末装置へ送信させる構成であるため、ネ
ットワーク帯域を無駄に消費するのを防止することが可
能となる。
【0017】より具体的に説明すると、本発明の第1の
通信システムは、携帯端末1に利用者が表示指示した文
書の文書識別子をサーバ装置2に通知する文書表示部1
2及び文書要求送信部13(図1参照)と、サーバ装置
2に通知された文書識別子で識別される文書の次に表示
し得る文書を携帯端末1へ転送する次文書判別部22及
び文書送信部23(図1参照)を有する。このような構
成を採用し、利用者が文書の表示を指示したときに随時
サーバ装置から次文書を送信することにより、本発明の
目的を達成することができる。
【0018】本発明の第2の通信システムは、携帯端末
1に利用者が表示指示した文書の文書識別子をサーバ装
置7に通知する文書表示部12及び文書要求送信部13
(図6参照)と、中継装置5に、サーバ装置7から携帯
端末1に転送される構造化文書を携帯端末1に転送せず
に記憶する文書保持部54(図6参照)と、携帯端末1
からの文書識別子の通知に対して、通知された文書識別
子で識別される文書の次に表示し得る文書を携帯端末1
へ転送する次文書判別部52及び文書送信部53(図6
参照)を有する。このような構成を採用し、中継装置5
で構造化文書を保存し、利用者が文書の表示を指示した
ときに随時中継装置5から次文書を送信することによ
り、本発明の目的を達成することができる。
【0019】本発明の第3の通信システムは、携帯端末
1に利用者が表示指示した文書の次に表示し得る文書の
文書識別子をサーバ装置2に通知する次文書判別部16
及び文書要求送信部13(図9参照)を有する。このよ
うな構成を採用し、携帯端末1の要求により利用者が文
書の表示を指示したときに随時サーバ装置2から次文書
を送信することにより、本発明の目的を達成することが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。まず、第1の実施
の形態について説明する。図1は本発明に係る構造化文
書通信システムの第1の実施の形態の構成図である。図
1を参照すると、構造化文書通信システムは、携帯端末
1とサーバ装置2とネットワーク3とから構成され、携
帯端末1とサーバ装置2はネットワーク3を介して接続
される。
【0021】携帯端末1は、選択部11と、文書表示部
12と、文書要求送信部13と、文書受信部14と、文
書保持部15とを含んで構成される。選択部11は、携
帯端末1の備えるボタンなどの入力装置に対する利用者
の操作を監視し、利用者のボタン操作を文書表示部12
に通知する。
【0022】例えば、WAPにおいては、携帯端末の各
ボタンに対して、受理(accept)、前カード移動
(prev)、ヘルプ(help)などの機能を割り当
ててある。ここで選択部11は、携帯端末1のボタンに
対する利用者の操作を監視しており、利用者が、例え
ば、受理機能を割り当てられているボタンを押下した場
合は受理イベントを文書表示部12に通知する。
【0023】文書表示部12は、携帯端末1の表示装置
(不図示)に文書内容を表示し、かつ、選択部11によ
り通知される利用者の操作と表示中の文書内容とから利
用者が指示した次に表示するべき文書(次文書と呼ぶ)
を特定する。文書表示部12は、さらに、文書保持部1
5に該次文書が格納されているか否かを調べ、該次文書
が格納されている場合は該次文書を読み出し、該次文書
を表示装置に表示すると共に、該次文書の文書識別子と
共に次文書取得要求を文書要求送信部13に通知する。
該次文書が文書保持部15に格納されていない場合は、
該次文書の文書識別子と共に文書取得要求を文書要求送
信部13に通知する。
【0024】例えば、WAPのWMLにおいては、各カ
ードやデッキ毎に前記の受理、前カード移動、ヘルプ等
のイベントに対する動作を定義することが可能である。
ここで、文書表示部12があるカードを表示しており、
選択部11からあるイベントの発生が通知された場合、
文書表示部12は通知されたイベントに対する動作定義
を該カードのデータから読み出し、それに対応する処理
(次文書の決定および該次文書の表示や、前文書の表示
など)を行う。
【0025】文書要求送信部13は、文書表示部12に
よって通知された文書識別子を伴う文書取得要求、また
は、次文書取得要求を通知されると、それぞれ、該文書
識別子を含む文書取得要求メッセージ、または、次文書
取得要求メッセージを作成し、該文書を記憶するサーバ
装置2に該文書取得要求メッセージ、または、該次文書
取得要求メッセージを送信する。
【0026】文書受信部14は、サーバ装置2から送信
されてくる文書データ転送メッセージを受信し、該文書
データ転送メッセージに含まれる文書識別子と文書デー
タの組を取り出し、該文書識別子と該文書データの組を
文書保持部15に格納し、該文書の受信を文書表示部1
2に通知する。文書保持部15は携帯端末1で取得した
文書識別子と文書データの組を格納する。
【0027】サーバ装置2は、文書要求受信部21と、
次文書判別部22と、文書送信部23と、文書記憶部2
4とを含んで構成される。文書要求受信部21は、文書
要求送信部13からの次文書取得要求メッセージ、又
は、文書取得要求メッセージを受信し、該次文書取得要
求メッセージ、又は、該文書取得要求メッセージに含ま
れる文書識別子を取り出し、それぞれ、該文書識別子を
伴う次文書取得要求、または、文書取得要求を次文書判
別部22に通知する。
【0028】次文書判別部22は、文書要求受信部21
から文書識別子を伴う文書取得要求を通知されると、該
文書識別子に対応する文書データを文書記憶部24から
読み出し、該文書データの内容から該文書識別子で識別
される文書の次文書にあたる全ての文書の文書識別子を
判別し、該文書識別子と、次文書として判別した全ての
文書識別子を文書送信部23に通知する。
【0029】次文書判別部22は又、文書要求受信部2
1から文書識別子を伴う次文書取得要求を通知される
と、該文書識別子に対応する文書データを文書記憶部2
4から読み出し、該文書データの内容から該文書識別子
で識別される文書の次文書にあたる全ての文書の文書識
別子を判別し、次文書として判別した全ての文書識別子
を文書送信部23に通知する。
【0030】文書送信部23は、次文書判別部22から
通知される一つ、又は、複数の文書識別子を通知される
と、対応する文書データを文書記憶部24から読み出
し、通知された全ての文書識別子と文書データの組を含
む文書データ転送メッセージを作成し、該文書データ転
送メッセージをネットワーク3を介して携帯端末1に送
信する。文書記憶部24は、文書を記憶する部位であ
り、該文書の文書識別子と文書データの組を記憶する。
ネットワーク3はインターネットや電話網、移動通信網
などのデータ通信サービスを提供する通信網である。
【0031】ここで、上記構成の実施形態において適用
される構造化文書について説明する。本実施形態(以下
に示す実施形態においても同様)において適用される文
書は、HTML、SGML(Standard Gen
eralized Markup Languag
e)、XML(eXtensible Markup
Language)、WML(Wireless Ma
rkup Language)等の構造化文書であり、
特にWMLのように、1回の画面表示で表示される文書
(WMLではカードと呼ばれる)と前記文書(カード)
を複数有する文書(WMLではデッキと呼ばれる)の二
種類の文書からなる構造化文書である。
【0032】これらの構造化文書は、一つのデッキ中
に、表示順序で関係づけられた複数のカードが構造化さ
れて定義される。図2はデッキの構成の一例を示す模式
説明図である。図2に示すように、デッキDは例えばカ
ードC1、C2、C3、C4、C5、C6、C7から構
成されており、C1はデッキDを指定したときに最初に
表示されるカードであり、カードC1では次文書として
カードC2、又はカードC3が夫々次文書移動の条件と
なるイベント「ボタン1押下」、「ボタン2押下」と共
に定義されている。カードC2は次文書としてカードC
4、又はカードC5が夫々次文書移動の条件となるイベ
ント「ボタン1押下」、「ボタン2押下」と共に定義さ
れており、カードC3も同様に次文書としてカードC
6、又はカードC7が夫々次文書移動の条件となるイベ
ント「ボタン1押下」、「ボタン2押下」と共に定義さ
れている。
【0033】又、これらのデッキ及びカードには夫々、
各デッキ及びカードを識別する文書識別子が付与、又は
文書識別子が該文書データに内包されており、文書識別
子は、ネットワーク3において対応する文書を一意に識
別可能なものとなっており、かつ、該文書の文書データ
を格納するサーバ装置を一意に特定するための情報を含
んでいる。
【0034】ここで、上記の構成の実施の形態において
適用される文書取得要求メッセージと次文書取得要求メ
ッセージ、文書データ転送メッセージの構成について説
明する。図3は各メッセージの構成例を示す図である。
同図(a)は文書取得要求メッセージ、同図(b)は次
文書取得要求メッセージ、同図(c)は文書データ転送
メッセージを示している。同図に示すように、各メッセ
ージは共通して最初にメッセージ種類フィールドを持
つ。同図(a)の文書取得要求メッセージは、メッセー
ジ種類フィールドに該文書取得要求メッセージを識別す
る値(同図(a)では”1”)を持ち、続けて文書識別
子を格納する一つのフィールドを有する。同図(b)の
次文書取得要求メッセージは、メッセージ種類フィール
ドに該次文書取得要求メッセージを識別する値(同図
(b)では”2”)を持ち、続けて文書識別子を格納す
るフィールドを0個、1個、又は複数有する。同図
(c)の文書データ転送メッセージは、メッセージ種類
フィールドに該文書データ転送メッセージを識別する値
(同図(c)では”3”)を持ち、続けて文書識別子と
対応する文書データの組を格納するフィールドを0個、
1個、又は複数有する。
【0035】次に、図1、図2及び図4を参照して、本
発明の第1の実施の形態の動作について説明する。図4
は本発明の第1の実施の形態の動作を示すシーケンス図
である。文書表示部12によって表示されているある文
書に対する利用者の文書表示要求操作が選択部11によ
って検出され、該操作のイベント通知が選択部11から
文書表示部12に通知され、文書表示部12において該
イベントと表示している文書の文書データの内容を基に
次文書として図2に示すデッキDを特定した場合(図4
におけるシーケンスX1。以下、同様)について、か
つ、この時、該携帯端末1の文書保持部15が、カード
C1〜C7を含むデッキDのいずれの文書データをも記
憶していない場合について説明する。
【0036】この場合、文書表示部12は、デッキDの
文書識別子から文書保持部15にデッキDの文書データ
が格納されているか否かを調べる。ここでは、文書保持
部15にはデッキDの文書データが格納されていないた
め、文書表示部12は、デッキDの文書識別子と共に文
書取得要求を文書要求送信部13に通知する。
【0037】文書要求送信部13は、文書取得要求を通
知されると、通知されたデッキDの文書識別子を含む文
書取得要求メッセージを作成し、該メッセージをネット
ワーク3を介してサーバ装置2に送信する(同、シーケ
ンスX2)。前記文書取得要求メッセージは文書要求受
信部21で受信され、文書要求受信部21は該文書取得
要求メッセージに含まれるデッキDの文書識別子ととも
に文書取得要求を次文書判別部22に通知する。
【0038】次文書判別部22は、文書取得要求を通知
されると、通知されたデッキDの文書識別子に対応する
文書データとデッキDの最初に表示されるカードである
カードC1の文書データを文書記憶部24から読み出
し、更に、カードC1の該文書データの内容から、カー
ドC1の次文書としてカードC2とカードC3が定義さ
れていることを判別し、デッキD、カードC1、C2、
C3それぞれの文書識別子を文書送信部23に通知す
る。
【0039】文書送信部23は、デッキD、カードC
1、C2、C3それぞれの文書識別子を通知されると、
各文書識別子に対応する文書データを文書記憶部24か
ら読み出し、デッキD、カードC1、C2、C3の文書
識別子と文書データの組を含む文書データ転送メッセー
ジを作成し、該文書データ転送メッセージをネットワー
ク3を介して携帯端末1に送信する(同、シーケンスX
3)。
【0040】前記文書データ転送メッセージは文書受信
部14で受信され、文書受信部14は、該文書データ転
送メッセージに含まれるデッキD、カードC1、C2、
C3の文書識別子と文書データの組を取り出し、取り出
した該文書識別子と文書データの組を文書保持部15に
格納し、デッキDの受信を文書表示部12に通知する。
【0041】デッキDの受信を通知された文書表示部1
2は、文書保持部15から該デッキDの文書データを読
み出し、更に、デッキDの最初の表示カードであるカー
ドC1の文書データを文書保持部15から読み出し、カ
ードC1の該文書データを表示装置に表示する(同、シ
ーケンスX4)。ここで、利用者がカードC1の表示を
閲覧し、ボタン1を押下したとする(同、シーケンスX
5)。この時、選択部11は利用者のボタン1押下動作
を検出し、ボタン1押下イベントを文書表示部12に通
知する。
【0042】文書表示部12は、ボタン1押下イベント
を通知されると、該ボタン1押下イベントとカードC1
の文書データの内容から次文書としてカードC2を特定
し、文書保持部15にカードC2の文書データが格納さ
れている否かを調べる。
【0043】この場合、カードC2の文書データは文書
保持部15に格納されているため、文書表示部12は、
カードC2の文書データを文書保持部15から読み出
し、カードC2を表示装置に表示する(同、シーケンス
X5)と共に、カードC2の文書識別子と共に次文書取
得要求を文書要求送信部13に通知する。
【0044】文書要求送信部13は、次文書取得要求を
通知されると、通知されたカードC2の文書識別子を含
む次文書取得要求メッセージを作成し、該次文書取得要
求メッセージをネットワーク3を介してサーバ装置2に
送信する(同、シーケンスX7)。前記次文書取得要求
メッセージは文書要求受信部21で受信され、文書要求
受信部21は、該次文書取得要求メッセージに含まれる
カードC2の文書識別子と共に次文書取得要求を次文書
判別部22に通知する。
【0045】次文書判別部22は、次文書取得要求を通
知されると、通知されたカードC2の文書識別子に対応
する文書データを文書記憶部24から読み出し、カード
C2の次文書を調べ、この場合、カードC4、C5がカ
ードC2の次文書として定義されていることを判別し、
カードC4、C5の文書識別子を文書送信部23に通知
する。
【0046】文書送信部23は、カードC4、C5それ
ぞれの文書識別子を通知されると、各文書識別子に対応
する文書データを文書記憶部24から読み出し、カード
C4、C5の文書識別子と文書データの組を含む文書デ
ータ転送メッセージを作成し、該文書データ転送メッセ
ージをネットワーク3を介して携帯端末1に送信する
(同、シーケンスX8)。
【0047】前記文書データ転送メッセージは文書受信
部14で受信され、文書受信部14は、該文書データ転
送メッセージに含まれるカードC4、C5の文書識別子
と文書データの組を取り出し、取り出した該文書識別子
と文書データの組を文書保持部15に格納し、カードC
4、C5の受信を文書表示部12に通知する。
【0048】その後、利用者がカードC2の表示を閲覧
し、ボタン2を押下したとする(同、シーケンスX
9)。この場合も、同様に、選択部11からボタン2押
下のイベントが文書表示部12に通知され、文書表示部
12は、該ボタン2押下イベントとカードC2の文書デ
ータの内容から次文書としてカードC5を特定し、文書
保持部15にカードC5の文書データが格納されている
か否かを調べる。この場合、カードC5の文書データは
文書保持部15に格納されているため、文書表示部12
は、カードC5の文書データを文書保持部15から読み
出し、カードC5を表示装置に表示する(同、シーケン
スX10)。更に、文書表示部12は、カードC5の文
書識別子と共に次文書取得要求を文書要求送信部13に
通知し、同様に、文書要求送信部13がカードC5の文
書識別子を含む次文書取得要求メッセージを作成し、該
メッセージをネットワーク3を介してサーバ装置2に送
信する(同、シーケンスX11)。
【0049】前記次文書取得要求メッセージは文書要求
受信部21で受信され、以下同様に文書要求受信部2
1、次文書判別部22、文書送信部23で処理される
が、この場合、カードC5の次文書が存在しないため、
文書識別子と文書データの組を含まない文書データ転送
メッセージがネットワーク3を介して携帯端末1に送信
される(同、シーケンスX12)。
【0050】図5は第1の実施の形態の動作の概要を示
すフローチャートである。同図を参照すると、まず携帯
端末1よりサーバ2に対しデッキDの取得要求が送信さ
れ(S1)、次にサーバ2より携帯端末1に対しデッキ
D中のカードC1,C2,C3が送信され(S2)、次
に携帯端末1にてカードC1に次いでC2が選択され
(S3)、次に携帯端末1よりサーバ2に対しカードC
2の文書識別子を含む次文書取得要求メッセージが送信
され(S4)、次にサーバ2にてカードC2の次文書と
してカードC4,C5が判別され(S5)、次にサーバ
2より携帯端末1にカードC4,C5が送信される(S
6)。
【0051】上述のように、携帯端末1に次文書の文書
データを保持しながら、かつ、携帯端末1が選択された
カードの文書識別子をサーバ装置2に通知し、サーバ装
置2が選択されたカードの次文書を携帯端末1に送信す
ることにより、従来技術の利用者の携帯端末操作から次
文書表示までの応答の高速性を保ちながら、文書データ
の転送量を軽減し、ネットワークの負荷を軽減すること
ができる。
【0052】本発明の第1の実施の形態では、次文書が
存在しない文書の表示要求時(上記の説明ではカードC
5の表示要求時が該当する)にも次文書が存在する場合
と同様に処理を行ったが、携帯端末1の文書表示部12
で、次文書の有無を調査し、次文書が存在しない場合に
は文書要求送信部13に次文書取得要求を行わないよう
にする、又は、サーバ装置2の次文書判別部22で、次
文書取得要求された文書に対して次文書が存在しない場
合には文書送信部23に何も通知しないとしても良い。
この場合、送信メッセージ数と送信データ量をを削減す
ることができる。
【0053】又、本発明の第1の実施の形態では、次文
書判別部22において文書送信部23に通知する次文書
を、単に、通知された文書の次文書全てとしているが、
次文書の最大文書数や最大データ数を予め設定しておき
該文書の次文書全ての中から設定された該最大文書サイ
ズまでの次文書や設定された該最大データサイズまでの
次文書を選択したり、又、過去の次文書選択履歴の統計
情報に応じて次文書を選択するようにしても良い。
【0054】例えば、カードC1の次文書がカードC2
とカードC3であり、指定された最大文書数が1の場合
は、次文書判別部22はカードC2、又はカードC3の
いずれか一方を文書送信部23に通知する。携帯端末1
が受信するカードの文書データを格納するのにカード単
位で記憶資源を消費する場合、最大文書数に携帯端末1
の備える記憶資源数またはその時点で使用可能な記憶資
源数に最適化した値を指定することにより、携帯端末1
の記憶資源を有効に利用することができる。
【0055】又、例えば、カードC1の次文書がカード
C2とカードC3であり、指定された最大文書サイズが
カードC2、カードC3のいずれの文書データサイズよ
り大きく、かつ、二つの文書データサイズの和より小さ
い場合、次文書判別部22はカードC2、又はカードC
3のいずれか一方のみ、又はいずれか一方全部と他方の
分の送れるだけのサイズを文書送信部23に通知する。
サーバ装置2から携帯端末1への通信の際に、ネットワ
ーク3が1パケットに収容できるデータ数(最大転送サ
イズ)に制限がある場合、最大文書サイズにこの最大転
送サイズを指定することにより、ネットワーク3を流れ
るパケット数を削減するよう制御することができる。
【0056】なお、カードC2、又はカードC3の一部
が携帯端末1に送信された場合で、携帯端末1内の文書
表示部12がこのカードC2、又はカードC3の一部を
読出した場合は、文書表示部12から文書要求送信部1
3に対し、カードC2、又はカードC3の残りの部分を
サーバ装置2に請求するよう構成することも可能であ
る。
【0057】更に、例えば、カードC1の次文書がカー
ドC2とカードC3であり、過去のカードC1からの次
文書の選択割合がそれぞれx%とy%ならば、次文書判
別部22はカードC2とカードC3の文書識別子を文書
送信部23に通知する通知回数の割合をカードC2につ
いてはx%、カードC3についてはy%とする。このよ
うに利用者の利用頻度に応じて送信する文書データを最
適化することにより、送信データ量を削減することがで
きる。
【0058】また、本発明の第1の実施の形態では、携
帯端末1とサーバ装置2がそれぞれ一つずつの構成を示
したが、文書識別子が対応する文書データを格納するサ
ーバ装置を識別するための情報を含んでいることと、携
帯端末1とサーバ装置2間で転送されるメッセージに発
信者(携帯端末1又はサーバ装置2)の識別子、又はア
ドレスを含ませることにより、複数の携帯端末、複数の
サーバ装置から構成される場合においても本発明の第1
の実施の形態を実施することが可能である。
【0059】次に、図6及び図7を参照して、本発明の
第2の実施の形態について説明する。図6は第2の実施
の形態の構成図、図7は第2の実施の形態の動作を示す
シーケンス図である。上述した第1の実施の形態におい
ては、文書データを表示する携帯端末1と文書データを
格納しているサーバ装置2の二者間で直接通信を行って
いた。これに対して、第2の実施の形態では携帯端末1
とサーバ装置7の間にゲートウェイ装置5を配し、次文
書の判別や次文書の文書データの転送管理を該ゲートウ
ェイ装置5によって行う。これにより、本発明の実施の
際にサーバ装置7に既存のサーバ装置を適用することが
可能になる。
【0060】図6に示されるように、本発明の第2の実
施の形態は、携帯端末1と、ゲートウェイ装置5と、サ
ーバ装置7と、ネットワーク4と、ネットワーク6とを
含んで構成され、携帯端末1とゲートウェイ装置5はネ
ットワーク4を介して、又、ゲートウェイ装置5とサー
バ装置7はネットワーク6を介して接続される。携帯端
末1は、上述した第1の実施の形態の携帯端末1と全く
同じ構成、機能を有するためここでは説明を省略する。
【0061】ゲートウェイ装置5は、文書要求受信部5
1と、次文書判別部52と、文書送信部53と、文書保
持部54とを含んで構成される。文書要求受信部51
は、文書要求送信部13からの文書取得要求メッセージ
を受信し、該文書取得要求メッセージに含まれる文書識
別子を伴う文書取得要求を次文書判別部52に通知し、
該文書取得要求メッセージをサーバ装置7に送信する。
【0062】文書要求受信部51はまた、文書要求送信
部13からの次文書取得要求メッセージを受信し、該次
文書取得要求メッセージに含まれる文書識別子を伴う次
文書取得要求を次文書判別部52に通知する。
【0063】次文書判別部52は、文書要求受信部51
から文書識別子を伴う文書取得要求を通知されると、該
文書識別子を記憶しておく。その後、文書送信部72か
らの文書データ転送メッセージを受信すると、該文書デ
ータ転送メッセージに含まれる全ての文書識別子と文書
データの組を文書保持部54に格納し、かつ、上述の文
書要求受信部51から通知された文書識別子に対応する
文書データの内容から該文書識別子で識別される文書の
次文書にあたる全ての文書の文書識別子を判別し、該文
書識別子と、次文書として判別した全ての文書識別子を
文書送信部53に通知する。
【0064】次文書判別部52は、又、文書要求受信部
51から文書識別子を伴う次文書取得要求を通知される
と、該文書識別子に対応する文書データを文書保持部5
4から読み出し、該文書データの内容から該文書識別子
で識別される文書の次文書にあたる全ての文書の文書識
別子を判別し、次文書として判別した該全ての文書識別
子を文書送信部53に通知する。
【0065】文書送信部53は、次文書判別部52から
一つ、又は、複数の文書識別子を通知されると、対応す
る文書データを文書保持部54から読み出し、通知され
た全ての文書識別子と文書データの組を含む文書データ
転送メッセージを作成し、該文書データ転送メッセージ
をネットワーク4を介して携帯端末1に送信する。
【0066】文書保持部54は、ゲートウェイ装置5で
受信した文書の文書識別子と文書データの組を一時的に
格納する手段である。サーバ装置7は、文書要求受信部
71と、文書送信部72と、文書記憶部73とを含んで
構成される。
【0067】文書要求受信部71は、ゲートウェイ装置
5の文書要求受信部51からの文書取得要求メッセージ
を受信し、該文書取得要求メッセージに含まれる文書識
別子を取り出し、該文書識別子を伴う文書取得要求を文
書送信部72に通知する。
【0068】文書送信部72は、文書要求受信部71か
ら通知される文書識別子を伴った文書取得要求に対し
て、該文書識別子に対応する文書データを文書記憶部7
3から読み出し、該文書識別子と該文書データの組を含
む文書データ転送メッセージを作成し、該文書データ転
送メッセージをネットワーク6を介してゲートウェイ装
置5に送信する。文書記憶部73は、上述の文書記憶部
24と同様、文書の記憶部位であり、文書の文書識別子
と文書データの組を記憶する。
【0069】サーバ装置7は、既存の技術で構成される
サーバ装置を想定しており、例えば、既存のパーソナル
コンピュータやワークステーション装置で構成され、文
書要求受信部71と文書送信部72をTCP/IP(T
ransmission Control Proto
col / Internet Protocol)プ
ロトコル制御部とHTTP(HyperText Tr
ansfer Protocol)プロトコル制御部と
を利用して実現するサーバ装置でも良い。
【0070】ネットワーク4とネットワーク6はデータ
通信サービスを提供する通信網であり、互いに異なる技
術で構成されていても良く、また、携帯端末1とゲート
ウェイ装置5の間と、ゲートウェイ装置5とサーバ装置
7間も互いに異なる通信技術を使用しても良い。例え
ば、ネットワーク4を移動通信網、ネットワーク6をイ
ンターネットとし、携帯端末1とゲートウェイ装置5間
は移動通信網に最適化した通信技術(例えば、WAPの
プロトコル群)を利用し、ゲートウェイ装置5とサーバ
装置7間はTCP/IPプロトコル群を利用しても良
い。
【0071】次に、図2、図6、図7を参照して、本発
明の第2の実施の形態の動作について説明する。上述し
た第1の実施の形態の動作の説明と同様、文書表示部1
2に表示されているある文書に対する利用者の文書表示
要求操作が選択部11によって検出され、該操作のイベ
ント通知が選択部11から文書表示部12に通知され、
文書表示部12において該イベントと表示している文書
の文書データの内容を基に次文書として図2に示すデッ
キDを特定した場合(図7におけるシーケンスY1。以
下同様)について、かつ、この時、該携帯端末1の文書
保持部15が、カードC1〜C7を含むデッキDのいず
れの文書データをも記憶していない場合について説明す
る。
【0072】この場合、上述した第1の実施の形態の動
作と同様に動作し、携帯端末1の文書要求送信部13か
らデッキDの文書識別子を含む文書取得要求メッセージ
がネットワーク4を介してゲートウェイ装置5に送信さ
れる(同、シーケンスY2)。
【0073】この文書取得要求メッセージはゲートウェ
イ装置5の文書要求受信部51で受信され、文書要求受
信部51は、該文書取得要求メッセージに含まれるデッ
キDの文書識別子を取り出し、該文書識別子を伴う文書
取得要求を次文書判別部52に通知し、該文書取得要求
メッセージをネットワーク6を介してサーバ装置7に送
信する(同、シーケンスY3)。この時、次文書判別部
52は、通知されたデッキDの文書識別子を記憶する。
【0074】前記文書要求受信部51から送信された文
書取得要求メッセージはサーバ装置7の文書要求受信部
71で受信され、文書要求受信部71は、該文書取得要
求メッセージに含まれる文書識別子(デッキDの文書識
別子)を取り出し、該文書識別子を伴う文書取得要求を
文書送信部72に通知する。
【0075】文書送信部72は、通知された文書識別子
がデッキDの文書識別子であることから、文書記憶部7
3からカードC1〜カードC7を含むデッキD全体の文
書データを読み出し、これら全ての文書識別子と文書デ
ータの組を含む文書データ転送メッセージを作成し、該
文書データ転送メッセージをネットワーク6を介してゲ
ートウェイ装置5に送信する(同、シーケンスY4)。
【0076】前記文書送信部72から送信された文書デ
ータ転送メッセージは、ゲートウェイ装置5の次文書判
別部52で受信され、次文書判別部52は、該文書デー
タ転送メッセージを受信すると、該文書データ転送メッ
セージに含まれる全ての文書識別子と文書データの組、
すなわち、デッキD、および、カードC1〜カードC7
の全ての文書識別子と文書データの組を文書保持部54
に格納し、かつ、上述の記憶していた文書識別子がデッ
キDの文書識別子であり、デッキDの最初に表示される
文書がカードC1であることから、カードC1の文書デ
ータの内容からカードC1の次文書にあたる全ての文書
の文書識別子を判別し、この場合、カードC2、カード
C3がカードC1の次文書にあたるので、デッキD、カ
ードC1、カードC2、カードC3それぞれの文書識別
子を文書送信部53に通知する。
【0077】文書送信部53は、次文書判別部52から
デッキD、カードC1、C2、C3の文書識別子を通知
されると、対応する文書データを文書保持部54から読
み出し、デッキD、カードC1、C2、C3それぞれの
文書識別子と文書データの組を含む文書データ転送メッ
セージを作成し、該文書データ転送メッセージをネット
ワーク4を介して携帯端末1に送信する(同、シーケン
スY5)。
【0078】この文書送信部53から送信された文書デ
ータ転送メッセージは携帯端末1の文書受信部14で受
信され、以降、上述した第1の実施の形態の動作と同
様、該文書データ転送メッセージに含まれるデッキD、
カードC1、C2、C3の文書識別子と文書データの組
は文書保持部15に格納され、カードC1が携帯端末1
の表示装置に表示される(同、シーケンスY6)。
【0079】ここで、上述した第1の実施の形態の動作
と同様に、利用者がカードC1の表示を閲覧し、ボタン
1を押下したとする(同、シーケンスY7)。この時、
選択部11からボタン1押下のイベントを通知された文
書表示部12は、次文書をカードC2と特定し、文書保
持部15からカードC2の文書データを読み出し、表示
装置に表示する(同、シーケンスY8)と共に、文書要
求送信部13にカードC2の文書識別子を伴う次文書取
得要求を通知し、文書要求送信部13からカードC2の
文書識別子を含む次文書取得要求メッセージがネットワ
ーク4を介してゲートウェイ装置5に送信される(同、
シーケンスY9)。
【0080】この文書要求送信部13から送信された次
文書取得要求メッセージはゲートウェイ装置5の文書要
求受信部51に受信され、文書要求受信部51は、該次
文書取得要求メッセージに含まれる文書識別子(カード
C2の文書識別子)を取り出し、該文書識別子を伴う次
文書取得要求を次文書判別部52に通知する。
【0081】次文書判別部52は、前記次文書取得要求
を通知されると、通知されたカードC2の文書識別子に
対応する文書データを文書保持部54から読み出し、カ
ードC2の文書データの内容から、カードC2の次文書
がカードC4、C5であることを判別し、カードC4、
C5の文書識別子を文書送信部53に通知する。
【0082】文書送信部53は、次文書判別部52から
カードC4、C5の文書識別子を通知されると、対応す
る文書データを文書保持部54から読み出し、カードC
4、C5の文書識別子と文書データの組を含む文書デー
タ転送メッセージを作成し、該文書データ転送メッセー
ジをネットワーク4を介して携帯端末1に送信する
(同、シーケンスY10)。
【0083】前記文書データ転送メッセージが携帯端末
1で受信されると、該文書データ転送メッセージに含ま
れているカードC4、C5の文書識別子と文書データの
組が文書保持部15に格納される。以下、シーケンスY
11からY14までの動作は第1の実施の形態の図4の
シーケンスX9からX12までと同様なので説明を省略
する。ただし、第2の実施の形態では携帯端末1が通信
する相手方はサーバ装置7ではなくケートウエイ装置5
である。
【0084】図8は第2の実施の形態の動作の概要を示
すフローチャートである。同図を参照すると、まず携帯
端末1よりゲートウエイ装置5に対しデッキD取得要求
が送信される(S11)。次にゲートウエイ装置5より
サーバ装置7に対しデッキD取得要求が送信される(S
12)。次にサーバ装置7よりゲートウエイ装置5に対
しデッキD中のカードC1〜C7全てが送信される(S
13)。次にゲートウエイ装置5より携帯端末1に対し
デッキD中のカードC1,C2,C3が送信される(S
14)。次に携帯端末1にてカードC1に次いでC2が
選択される(S15)。次に携帯端末1よりゲートウエ
イ装置5に対しカードC2の文書識別子を含む次文書取
得要求メッセージが送信される(S16)。次にゲート
ウエイ装置5にてカードC2の次文書としてカードC4
及びC5が判別される(S17)。次にゲートウエイ装
置5より携帯端末1にカードC4及びC5が送信される
(S18)。
【0085】上述のように、携帯端末1とサーバ装置7
の間にゲートウェイ装置5を介在させることにより、サ
ーバ装置7として既存の技術で構成されたサーバ装置を
用いることができるため、本発明の第1の実施の形態で
得られる効果をより低コストで実現することが可能とな
る。
【0086】第2の実施の形態では、次文書が存在しな
い文書の表示要求時(上記の説明ではカードC5の表示
要求時が該当する)にも次文書が存在する場合と同様に
処理を行ったが、携帯端末1の文書表示部12で、次文
書の有無を調査し、次文書が存在しない場合には文書要
求送信部13に次文書取得要求を行わないようにする、
又は、サーバ装置2の次文書判別部52で、次文書取得
要求された文書に対して次文書が存在しない場合には文
書送信部53に何も通知しないとしても良い。この場
合、送信メッセージ数と送信データ量をを削減すること
ができる。
【0087】また、第2の実施の形態では、次文書判別
部52において文書送信部53に通知する次文書を、単
に、通知された文書の次文書全てとしているが、第1の
実施の形態において次文書判別部22について説明した
ことと同様に、次文書の最大文書数や最大データ数を予
め設定しておき該文書の次文書全ての中から設定された
該最大文書サイズまでの次文書や設定された該最大デー
タサイズまでの次文書を選択したり、また、過去の次文
書選択履歴の統計情報に応じて次文書を選択するように
しても良い。
【0088】また、第2の実施の形態では、携帯端末1
とゲートウェイ装置5とサーバ装置7がそれぞれ一つず
つの構成を示したが、文書識別子が対応する文書データ
を格納するサーバ装置を識別するための情報を含んでい
ることと、携帯端末とサーバ装置間で転送されるメッセ
ージに発信者(携帯端末、又はサーバ装置)の識別子、
又はアドレスを含ませることと、携帯端末の利用するゲ
ートウェイ装置が携帯端末に固定的に、又は文書毎に固
定的に決められるという条件を付加することにより、複
数の携帯端末、複数のゲートウェイ装置、複数のサーバ
装置から構成される場合においても本発明の実施の形態
を実施することが可能である。
【0089】次に、図9及び図10を参照して、本発明
の第3の実施の形態について説明する。図9は第3の実
施の形態の構成図、図10は第3の実施の形態の動作を
示すシーケンス図である。図9に示されるように、本発
明の第3の実施の形態は、上述した第1の実施の形態の
携帯端末1に次文書判別部16を備え、文書表示部12
からの文書取得要求と次文書取得要求が次文書判別部1
6に通知され、又、サーバ装置2の文書要求受信部21
が、次文書取得要求メッセージを受信した場合の該次文
書取得要求メッセージから取り出した文書識別子の通知
先を文書送信部23に変更していることを特徴としてい
る。
【0090】次文書判別部16は、文書表示部12から
文書識別子を伴う文書取得要求を通知されると、該文書
識別子を伴う文書取得要求をそのまま文書要求送信部1
3に通知する。次文書判別部16は、又、文書表示部1
2から文書識別子を伴う次文書取得要求を通知される
と、該文書識別子の文書データを文書保持部15から読
み出し、該文書データから該文書識別子の次文書にあた
る全ての文書を判別し、判別した該文書識別子の次文書
にあたる全ての文書の文書識別子を伴う次文書取得要求
を文書要求送信部13に通知する。
【0091】次に、図2、図9、図10を参照して、本
発明の第3の実施の形態の動作について説明する。上述
した第1の実施の形態の動作の説明と同様、文書表示部
12に表示されているある文書に対する利用者の文書表
示要求操作が選択部11によって検出され、該操作のイ
ベント通知が選択部11から文書表示部12に通知さ
れ、文書表示部12において該イベントと表示している
文書の内容を基に次文書として図2に示すデッキDを特
定した場合(図10におけるシーケンスZ1。以下同
様)について、かつ、この時、該携帯端末1の文書保持
部15が、カードC1〜カードC7を含むデッキDのい
ずれの文書データをも記憶していない場合について説明
する。
【0092】この場合、上述した第1の実施の形態の動
作と同様に、文書表示部12が、デッキDの文書識別子
と共に文書取得要求を次文書判別部16に通知する。次
文書判別部16は、通知された文書取得要求をそのまま
文書要求送信部13に通知する。
【0093】文書要求送信部13は、通知されたデッキ
Dの文書識別子を含む文書取得要求メッセージを作成
し、該文書取得要求メッセージをネットワーク3を介し
てサーバ装置7に送信する(同、シーケンスZ2)。
【0094】この文書取得要求メッセージは文書要求受
信部21で受信され、上述した本発明の第1の実施の形
態の動作と同様に、文書送信部23によって、デッキD
とカードC1、C2、C3の文書識別子と文書データの
組を含む文書データ転送メッセージが送信され、ネット
ワーク3を介して携帯端末1に送信される(同、シーケ
ンスZ3)。
【0095】この、文書データ転送メッセージは携帯端
末1の文書受信部14で受信され、以降、上述した第1
の実施の形態の動作と同様に、該文書データ転送メッセ
ージに含まれるデッキD、カードC1、C2、C3の文
書識別子と文書データの組が文書保持部15に格納さ
れ、カードC1が携帯端末1の表示装置に表示される
(同、シーケンスZ4)。
【0096】ここで、上述した第1の実施の形態の動作
と同様に、利用者がカードC1の表示を閲覧し、ボタン
1を押下したとする(同、シーケンスZ5)。この時、
選択部11からボタン1押下のイベントを通知された文
書表示部12は、次文書をカードC2を特定し、文書保
持手部5からカードC2の文書データを読み出し、表示
装置に表示する(同、シーケンスZ6)と共に、次文書
判別部16にカードC2の文書識別子を伴う次文書取得
要求を通知する。
【0097】次文書判別部16は、前記次文書取得要求
を通知されると、通知されたカードC2に対応する文書
データを文書保持部15から読み出し、該文書データの
内容からカードC2の次文書がカードC4、C5である
ことを判別し、カードC4、C5の文書識別子を伴う次
文書取得要求を文書要求送信部13に通知する。
【0098】以降、上述した第1の実施の形態の動作と
同様に、文書要求送信部13からカードC4、C5の文
書識別子を含む次文書取得要求メッセージがネットワー
ク3を介してサーバ装置2に送信される(同、シーケン
スZ7)。
【0099】この次文書データ転送メッセージは、サー
バ装置2の文書要求受信部21によって受信され、文書
要求受信部21は、該次文書データ転送メッセージに含
まれるカードC4、C5の文書識別子を取り出し、カー
ドC4、C5の文書識別子を文書送信部23に通知す
る。
【0100】以降、上述した第1の実施の形態の動作と
同様に、文書送信部23からカードC4、C5それぞれ
の文書識別子と文書データの組を含む文書転送メッセー
ジがネットワーク3を介して携帯端末1に送信される
(同、シーケンスZ8)。
【0101】この文書データ転送メッセージが携帯端末
1で受信されると、該文書データ転送メッセージに含ま
れているカードC4、C5の文書識別子と文書データの
組が文書保持部15に格納される。以下、シーケンスZ
9とZ10の動作は第1の実施の形態の図4のシーケン
スX9とX10と同様なので説明を省略する。
【0102】図11は第3の実施の形態の動作の概要を
示すフローチャートである。同図を参照すると、まず携
帯端末1よりサーバ装置2に対しデッキD取得要求が送
信される(S21)。次にサーバ装置2より携帯端末1
に対しデッキD中のカードC1,S2,C3が送信され
る(S22)。次に携帯端末1にてカードC1に次いで
C2が選択される(S23)。次に携帯端末1にてカー
ドC2の次文書としてカードC4,C5が判別される
(S24)。次に携帯端末1よりサーバ装置2に対しカ
ードC4,C5の文書識別子を含む次文書取得要求メッ
セージが送信される(S25)。次にサーバ装置2より
携帯端末1に対しカードC4,C5が送信される(S2
6)。
【0103】上述のように、携帯端末に次文書判別部1
6を備えることにより、上述の本発明の第1の実施の形
態での文書データの転送量を削減することができる。
【0104】本発明の実施の形態では、次文書が存在し
ない文書の表示要求時(上記の説明ではカードC5の表
示要求時が該当する)にも次文書が存在する場合と同様
に処理を行ったが、携帯端末1の文書表示部12又は次
文書判別部16で次文書の有無を調査し、次文書が存在
しない場合には文書要求送信部13に次文書取得要求を
行わないようにする、または、サーバ装置2の次文書判
別部22で、次文書取得要求された文書に対して次文書
が存在しない場合には文書送信部23に何も通知しない
としても良い。この場合、送信メッセージ数と送信デー
タ量をを削減することができる。
【0105】又、第3の実施の形態では、次文書判別部
16及び22において文書要求送信部13および文書送
信部23に通知する次文書を、単に、通知された文書の
次文書全てとしているが、本発明の第1の実施の形態に
おいて次文書判別部22について説明したことと同様
に、次文書の最大文書数や最大データ数を予め設定して
おき該文書の次文書全ての中から設定された該最大文書
サイズまでの次文書や設定された該最大データサイズま
での次文書を選択したり、また、過去の次文書選択履歴
の統計情報に応じて次文書を選択するようにしても良
い。
【0106】又、第3の実施の形態では、携帯端末1と
サーバ装置2がそれぞれ一つずつの構成を示したが、文
書識別子が対応する文書データを格納するサーバ装置を
識別するための情報を含んでいることと、携帯端末とサ
ーバ装置間で転送されるメッセージに発信者(携帯端
末、又はサーバ装置)の識別子、又はアドレスを含ませ
ることにより、複数の携帯端末、複数のサーバ装置から
構成される場合においても本発明の実施の形態を実施す
ることが可能である。
【0107】次に、第4の実施の形態について説明す
る。第4の実施の形態は構造化文書通信方法の制御プロ
グラムを記録した記録媒体に関するものである。図12
は記録媒体駆動装置の一例の構成図である。同図を参照
すると、記録媒体駆動装置はCPU(中央処理装置)8
1と、記憶部82と、入力部83とを含んで構成され、
このCPU81が上述した携帯端末1、ゲートウエイ装
置5及びサーバ装置2,7を制御する。
【0108】又、記録媒体84には上述したフローチャ
ート(図5,8及び11参照)に示される通信方法をC
PU81に実行させるためのプログラムが予め記録され
ている。この記録媒体84は、例えば半導体メモリ、光
ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体により構成す
ることが可能である。
【0109】次に、この記録媒体駆動装置の動作につい
て説明する。まず、入力部83よりCPU81に対しプ
ログラム読込み命令が入力されると、CPU81は記録
媒体84よりプログラムを読込み、その読込んだプログ
ラムを記憶部82に書込む。次に、入力部83よりCP
U81に対しプログラム開始命令が入力されると、CP
U81は記憶部82よりプログラムを読出し、そのプロ
グラムに従い携帯端末1、ゲートウエイ装置5及びサー
バ装置2,7を制御する。その制御の内容についてはフ
ローチャート(図5,8及び11参照)に示したとおり
である。より具体的には携帯端末1、ゲートウエイ装置
5及びサーバ装置2,7はシーケンス図(図4,7,1
0)に示すように制御される。
【0110】
【発明の効果】本発明による第1の発明によれば、端末
装置においてネットワークを介してサーバ装置が記憶す
る構造化文書を取得する構造化文書通信システムであっ
て、そのシステムは前記端末装置にて既に取得されてい
る文書の次の文書として関連付けられている文書を前記
サーバ装置より前記端末装置に送信する次文書送信手段
を含むため、ネットワーク帯域を無駄に消費するのを防
止することが可能となる。
【0111】又、本発明による第2の発明によれば、端
末装置においてネットワークを介してサーバ装置が記憶
する構造化文書を取得する構造化文書通信方法であっ
て、その方法は前記端末装置にて既に取得されている文
書の次の文書として関連付けられている文書を前記サー
バ装置より前記端末装置に送信する次文書送信ステップ
を含むため、上述の第1の発明と同様の効果を奏する。
【0112】さらに、本発明による第3の発明によれ
ば、端末装置においてネットワークを介してサーバ装置
が記憶する構造化文書を取得する構造化文書通信方法の
制御プログラムを記録した記録媒体であって、その記録
媒体には前記端末装置にて既に取得されている文書の次
の文書として関連付けられている文書を前記サーバ装置
より前記端末装置に送信する次文書送信ステップを含む
制御プログラムが記録されているため、上述の第1の発
明と同様の効果を奏する。
【0113】より具体的には、第1の効果は、利用者の
文書表示指示から文書表示までの応答の高速性を保ちな
がら、既存技術に比べて効率的なネットワーク帯域利用
ができることである。その理由は、利用者の文書指示に
対して指示された文書とその文書の次文書の文書データ
だけを転送するからである。
【0114】第2の効果は、構造化文書全ての文書デー
タを端末に格納する必要が無いことである。この結果、
端末の必要メモリ量が削減できる。その理由は、端末で
は、構造化文書中の表示文書と表示文書の次文書の文書
データしかメモリに格納する必要が無いからである。
【0115】第3の効果は、ゲートウェイ装置を導入す
ることにより、サーバ装置に既存の技術で構成された装
置を流用可能なことである。この結果、本発明を実施す
る際の導入コストを低減することができる。その理由
は、本発明の実施の際に、専用のサーバ装置を開発する
必要が無いからである。また、新規にサーバ装置を導入
する場合においても、該サーバ装置は本発明のサーバ装
置として機能するだけでなく、既存技術で構成されたシ
ステムのサーバ装置としても機能するため、より大きな
投資効果が見込めるからである。
【0116】第4の効果は、ゲートウェイ装置を導入す
ることにより、既存の技術で既に運用されているサーバ
装置を本発明のサーバ装置として流用可能なことであ
る。この結果、本発明を実施する際のコストを削減する
ことができる。その理由は、サーバ装置として機能し得
るサーバ装置が既に多数存在することになり、その分の
導入コストを削減することができるからである。又、既
存の技術で構成されたサーバ装置所有者の立場からみる
と、該サーバ装置が、何ら変更を施すこと無く、本発明
のサーバ装置として機能するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る構造化文書通信システムの第1の
実施の形態の構成図である。
【図2】デッキの構成の一例を示す模式説明図である。
【図3】各メッセージの構成例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の動作を示すシーケ
ンス図である。
【図5】第1の実施の形態の動作の概要を示すフローチ
ャートである。
【図6】第2の実施の形態の構成図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の動作を示すシーケ
ンス図である。
【図8】第2の実施の形態の動作の概要を示すフローチ
ャートである。
【図9】第3の実施の形態の構成図である。
【図10】第3の実施の形態の動作を示すシーケンス図
である。
【図11】第3の実施の形態の動作の概要を示すフロー
チャートである。
【図12】記録媒体駆動装置の一例の構成図である。
【図13】従来の構造化文書通信システムの一例の構成
図である。
【図14】従来の構造化文書通信システムの動作を示す
シーケンス図である。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 サーバ装置 3 ネットワーク 4 ネットワーク 5 ゲートウェイ装置 6 ネットワーク 7 サーバ装置 11 選択部 12 文書表示部 13 文書要求送信部 14 文書受信部 15 文書保持部 16 次文書判別部 21 文書要求受信部 22 次文書判別部 23 文書送信部 24 文書記憶部 51 文書要求受信部 52 次文書判別部 53 文書送信部 54 文書保持部 71 文書要求受信部 72 文書送信部 73 文書記憶部 84 記録媒体

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置においてネットワークを介して
    サーバ装置が記憶する構造化文書を取得する構造化文書
    通信システムであって、 前記端末装置にて既に取得されている文書の次の文書と
    して関連付けられている文書を前記サーバ装置より前記
    端末装置に送信する次文書送信手段を含むことを特徴と
    する構造化文書通信システム。
  2. 【請求項2】 前記次文書送信手段は前記端末装置に設
    けられ前記端末装置に既に取得されている文書を前記サ
    ーバ装置に通知する文書通知手段と、前記サーバ装置に
    設けられ前記通知された文書の次の文書として関連付け
    られた次文書を判別する次文書判別手段及びこの次文書
    判別手段で判別された次文書を前記端末装置に送信する
    文書送信手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の
    構造化文書通信システム。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークは2つのネットワーク
    で構成され、さらに両ネットワーク間には中継装置が設
    けられる構造化文書通信システムであって、前記次文書
    送信手段は前記端末装置に設けられ前記端末装置に既に
    取得されている文書を前記中継装置に通知する文書通知
    手段と、前記サーバ装置に設けられ前記中継装置に前記
    構造化文書全体を送信する構造化文書送信手段と、前記
    中継装置に設けられ前記端末装置から通知された文書の
    次の文書として関連付けられた次文書を判別する次文書
    判別手段及びこの次文書判別手段で判別された次文書を
    前記端末装置に送信する文書送信手段とを含むことを特
    徴とする請求項1記載の構造化文書通信システム。
  4. 【請求項4】 前記次文書送信手段は前記端末装置に設
    けられ前記端末装置に既に取得されている文書の次の文
    書として関連付けられた次文書を判別する次文書判別手
    段及びこの次文書判別手段で判別された次文書を前記サ
    ーバ装置に要求する次文書要求手段と、前記サーバ装置
    に設けられ前記次文書要求手段から要求された次文書を
    前記端末装置に送信する文書送信手段とを含むことを特
    徴とする請求項1記載の構造化文書通信システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介してサーバ装置が記憶
    する構造化文書を取得する端末装置であって、 既に取得されている文書の次の文書として関連付けられ
    た次文書を前記サーバ装置に送信させる目的で、前記既
    に取得されている文書を前記サーバ装置に通知する文書
    通知手段を含むことを特徴とする端末装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して構造化文書を端末
    装置へ送信するサーバ装置であって、 前記端末装置からの既に取得されている文書の通知に対
    して、その文書の次の文書として関連付けられた次文書
    を前記端末装置に送信する文書送信手段を含むことを特
    徴とするサーバ装置。
  7. 【請求項7】 2つのネットワーク及び両ネットワーク
    間に設けられた中継装置を介してサーバ装置が記憶する
    構造化文書を端末装置が取得する通信システムにおける
    前記端末装置であって、 前記中継装置には予め前記サーバ装置からの前記構造化
    文書全体が格納されており、前記端末装置に既に取得さ
    れている文書の次の文書として関連付けられた次文書を
    前記中継装置に送信させる目的で、前記既に取得されて
    いる文書を前記中継装置に通知する文書通知手段を含む
    ことを特徴とする端末装置。
  8. 【請求項8】 2つのネットワーク及び両ネットワーク
    間に設けられた中継装置を介してサーバ装置が記憶する
    構造化文書を端末装置が取得する通信システムにおける
    前記中継装置であって、 前記中継装置は前記サーバ装置から転送される前記構造
    化文書全体を格納する文書保持手段と、前記端末装置か
    らの既に取得されている文書の通知に対して、その文書
    の次の文書として関連付けられた次文書を前記端末装置
    に送信する文書送信手段を含むことを特徴とする中継装
    置。
  9. 【請求項9】 2つのネットワーク及び両ネットワーク
    間に設けられた中継装置を介してサーバ装置が記憶する
    構造化文書を端末装置が取得する通信システムにおける
    前記サーバ装置であって、 前記端末装置からの既に取得されている文書の通知に対
    して、その文書の次の文書として関連付けられた次文書
    を前記中継装置から前記端末装置へ送信させる目的で、
    前記中継装置に前記構造化文書全体を転送する構造化文
    書転送手段を含むことを特徴とするサーバ装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介してサーバ装置が記
    憶する構造化文書を取得する端末装置であって、 既に取得されている文書の次の文書として関連付けられ
    た次文書を前記サーバ装置に送信させる目的で、既に取
    得されている文書の次の文書として関連付けられた次文
    書を判別する判別手段と、この判別手段で判別された次
    文書を前記サーバ装置に要求する文書要求手段とを含む
    ことを特徴とする端末装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して構造化文書を端
    末装置へ送信するサーバ装置であって、 前記端末装置からの既に取得されている文書の次の文書
    として関連付けられた次文書の通知に対して、その次文
    書を前記端末装置に送信する文書送信手段を含むことを
    特徴とするサーバ装置。
  12. 【請求項12】 端末装置においてネットワークを介し
    てサーバ装置が記憶する構造化文書を取得する構造化文
    書通信方法であって、 前記端末装置にて既に取得されている文書の次の文書と
    して関連付けられている文書を前記サーバ装置より前記
    端末装置に送信する次文書送信ステップを含むことを特
    徴とする構造化文書通信方法。
  13. 【請求項13】 前記次文書送信ステップは前記端末装
    置に設けられ前記端末装置に既に取得されている文書を
    前記サーバ装置に通知する文書通知ステップと、前記サ
    ーバ装置に設けられ前記通知された文書の次の文書とし
    て関連付けられた次文書を判別する次文書判別ステップ
    及びこの次文書判別ステップで判別された次文書を前記
    端末装置に送信する文書送信ステップとを含むことを特
    徴とする請求項12記載の構造化文書通信方法。
  14. 【請求項14】 前記ネットワークは2つのネットワー
    クで構成され、さらに両ネットワーク間には中継装置が
    設けられる構造化文書通信方法であって、 前記次文書送信ステップは前記端末装置に設けられ前記
    端末装置に既に取得されている文書を前記中継装置に通
    知する文書通知ステップと、前記サーバ装置に設けられ
    前記中継装置に前記構造化文書全体を送信する構造化文
    書送信ステップと、前記中継装置に設けられ前記端末装
    置から通知された文書の次の文書として関連付けられた
    次文書を判別する次文書判別ステップ及びこの次文書判
    別ステップで判別された次文書を前記端末装置に送信す
    る文書送信ステップとを含むことを特徴とする請求項1
    2記載の構造化文書通信方法。
  15. 【請求項15】 前記次文書送信ステップは前記端末装
    置に設けられ前記端末装置に既に取得されている文書の
    次の文書として関連付けられた次文書を判別する次文書
    判別ステップ及びこの次文書判別ステップで判別された
    次文書を前記サーバ装置に要求する次文書要求ステップ
    と、前記サーバ装置に設けられ前記次文書要求ステップ
    から要求された次文書を前記端末装置に送信する文書送
    信ステップとを含むことを特徴とする請求項12記載の
    構造化文書通信方法。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介してサーバ装置が記
    憶する構造化文書を取得する端末装置の構造化文書通信
    方法であって、 既に取得されている文書の次の文書として関連付けられ
    た次文書を前記サーバ装置に送信させる目的で、前記既
    に取得されている文書を前記サーバ装置に通知する文書
    通知ステップを含むことを特徴とする端末装置の構造化
    文書通信方法。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介して構造化文書を端
    末装置へ送信するサーバ装置の構造化文書通信方法であ
    って、 前記端末装置からの既に取得されている文書の通知に対
    して、その文書の次の文書として関連付けられた次文書
    を前記端末装置に送信する文書送信ステップを含むこと
    を特徴とするサーバ装置の構造化文書通信方法。
  18. 【請求項18】 2つのネットワーク及び両ネットワー
    ク間に設けられた中継装置を介してサーバ装置が記憶す
    る構造化文書を端末装置が取得する通信システムにおけ
    る前記端末装置の構造化文書通信方法であって、 前記中継装置には予め前記サーバ装置からの前記構造化
    文書全体が格納されており、前記端末装置に既に取得さ
    れている文書の次の文書として関連付けられた次文書を
    前記中継装置に送信させる目的で、前記既に取得されて
    いる文書を前記中継装置に通知する文書通知ステップを
    含むことを特徴とする端末装置の構造化文書通信方法。
  19. 【請求項19】 2つのネットワーク及び両ネットワー
    ク間に設けられた中継装置を介してサーバ装置が記憶す
    る構造化文書を端末装置が取得する通信システムにおけ
    る前記中継装置の構造化文書通信方法であって、 前記中継装置は前記サーバ装置から転送される前記構造
    化文書全体を格納する文書保持ステップと、前記端末装
    置からの既に取得されている文書の通知に対して、その
    文書の次の文書として関連付けられた次文書を前記端末
    装置に送信する文書送信ステップを含むことを特徴とす
    る中継装置の構造化文書通信方法。
  20. 【請求項20】 2つのネットワーク及び両ネットワー
    ク間に設けられた中継装置を介してサーバ装置が記憶す
    る構造化文書を端末装置が取得する通信システムにおけ
    る前記サーバ装置の構造化文書通信方法であって、 前記端末装置からの既に取得されている文書の通知に対
    して、その文書の次の文書として関連付けられた次文書
    を前記中継装置から前記端末装置へ送信させる目的で、
    前記中継装置に前記構造化文書全体を転送する構造化文
    書転送ステップを含むことを特徴とするサーバ装置の構
    造化文書通信方法。
  21. 【請求項21】 ネットワークを介してサーバ装置が記
    憶する構造化文書を取得する端末装置の構造化文書通信
    方法であって、 既に取得されている文書の次の文書として関連付けられ
    た次文書を前記サーバ装置に送信させる目的で、既に取
    得されている文書の次の文書として関連付けられた次文
    書を判別する判別ステップと、この判別ステップで判別
    された次文書を前記サーバ装置に要求する文書要求ステ
    ップとを含むことを特徴とする端末装置の構造化文書通
    信方法。
  22. 【請求項22】 ネットワークを介して構造化文書を端
    末装置へ送信するサーバ装置の構造化文書通信方法であ
    って、 前記端末装置からの既に取得されている文書の次の文書
    として関連付けられた次文書の通知に対して、その次文
    書を前記端末装置に送信する文書送信ステップを含むこ
    とを特徴とするサーバ装置の構造化文書通信方法。
  23. 【請求項23】 端末装置においてネットワークを介し
    てサーバ装置が記憶する構造化文書を取得する構造化文
    書通信方法の制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 前記端末装置にて既に取得されている文書の次の文書と
    して関連付けられている文書を前記サーバ装置より前記
    端末装置に送信する次文書送信ステップを含む制御プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記次文書送信ステップは前記端末装
    置に設けられ前記端末装置に既に取得されている文書を
    前記サーバ装置に通知する文書通知ステップと、前記サ
    ーバ装置に設けられ前記通知された文書の次の文書とし
    て関連付けられた次文書を判別する次文書判別ステップ
    及びこの次文書判別ステップで判別された次文書を前記
    端末装置に送信する文書送信ステップとを含むことを特
    徴とする請求項23記載の記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記ネットワークは2つのネットワー
    クで構成され、さらに両ネットワーク間には中継装置が
    設けられる構造化文書通信方法の制御プログラムを記録
    した記録媒体であって、 前記次文書送信ステップは前記端末装置に設けられ前記
    端末装置に既に取得されている文書を前記中継装置に通
    知する文書通知ステップと、前記サーバ装置に設けられ
    前記中継装置に前記構造化文書全体を送信する構造化文
    書送信ステップと、前記中継装置に設けられ前記端末装
    置から通知された文書の次の文書として関連付けられた
    次文書を判別する次文書判別ステップ及びこの次文書判
    別ステップで判別された次文書を前記端末装置に送信す
    る文書送信ステップとを含むことを特徴とする請求項2
    3記載の記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記次文書送信ステップは前記端末装
    置に設けられ前記端末装置に既に取得されている文書の
    次の文書として関連付けられた次文書を判別する次文書
    判別ステップ及びこの次文書判別ステップで判別された
    次文書を前記サーバ装置に要求する次文書要求ステップ
    と、前記サーバ装置に設けられ前記次文書要求ステップ
    から要求された次文書を前記端末装置に送信する文書送
    信ステップとを含むことを特徴とする請求項23記載の
    記録媒体。
  27. 【請求項27】 ネットワークを介してサーバ装置が記
    憶する構造化文書を取得する端末装置の構造化文書通信
    方法の制御プログラムを記録した記録媒体であって、 既に取得されている文書の次の文書として関連付けられ
    た次文書を前記サーバ装置に送信させる目的で、前記既
    に取得されている文書を前記サーバ装置に通知する文書
    通知ステップを含むことを特徴とする記録媒体。
  28. 【請求項28】 ネットワークを介して構造化文書を端
    末装置へ送信するサーバ装置の構造化文書通信方法の制
    御プログラムを記録した記録媒体であって、前記端末装
    置からの既に取得されている文書の通知に対して、その
    文書の次の文書として関連付けられた次文書を前記端末
    装置に送信する文書送信ステップを含むことを特徴とす
    る記録媒体。
  29. 【請求項29】 2つのネットワーク及び両ネットワー
    ク間に設けられた中継装置を介してサーバ装置が記憶す
    る構造化文書を端末装置が取得する通信システムにおけ
    る前記端末装置の構造化文書通信方法の制御プログラム
    を記録した記録媒体であって、 前記中継装置には予め前記サーバ装置からの前記構造化
    文書全体が格納されており、前記端末装置に既に取得さ
    れている文書の次の文書として関連付けられた次文書を
    前記中継装置に送信させる目的で、前記既に取得されて
    いる文書を前記中継装置に通知する文書通知ステップを
    含むことを特徴とする記録媒体。
  30. 【請求項30】 2つのネットワーク及び両ネットワー
    ク間に設けられた中継装置を介してサーバ装置が記憶す
    る構造化文書を端末装置が取得する通信システムにおけ
    る前記中継装置の構造化文書通信方法の制御プログラム
    を記録した記録媒体であって、 前記中継装置は前記サーバ装置から転送される前記構造
    化文書全体を格納する文書保持ステップと、前記端末装
    置からの既に取得されている文書の通知に対して、その
    文書の次の文書として関連付けられた次文書を前記端末
    装置に送信する文書送信ステップを含むことを特徴とす
    る記録媒体。
  31. 【請求項31】 2つのネットワーク及び両ネットワー
    ク間に設けられた中継装置を介してサーバ装置が記憶す
    る構造化文書を端末装置が取得する通信システムにおけ
    る前記サーバ装置の構造化文書通信方法の制御プログラ
    ムを記録した記録媒体であって、 前記端末装置からの既に取得されている文書の通知に対
    して、その文書の次の文書として関連付けられた次文書
    を前記中継装置から前記端末装置へ送信させる目的で、
    前記中継装置に前記構造化文書全体を転送する構造化文
    書転送ステップを含むことを特徴とする記録媒体。
  32. 【請求項32】 ネットワークを介してサーバ装置が記
    憶する構造化文書を取得する端末装置の構造化文書通信
    方法の制御プログラムを記録した記録媒体であって、 既に取得されている文書の次の文書として関連付けられ
    た次文書を前記サーバ装置に送信させる目的で、既に取
    得されている文書の次の文書として関連付けられた次文
    書を判別する判別ステップと、この判別ステップで判別
    された次文書を前記サーバ装置に要求する文書要求ステ
    ップとを含むことを特徴とする記録媒体。
  33. 【請求項33】 ネットワークを介して構造化文書を端
    末装置へ送信するサーバ装置の構造化文書通信方法の制
    御プログラムを記録した記録媒体であって、前記端末装
    置からの既に取得されている文書の次の文書として関連
    付けられた次文書の通知に対して、その次文書を前記端
    末装置に送信する文書送信ステップを含むことを特徴と
    する記録媒体。
JP36368999A 1999-12-22 1999-12-22 構造化文書通信システム及びその通信方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JP2001175549A (ja)

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