JP2001174397A - 腐食電位測定装置 - Google Patents

腐食電位測定装置

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 【課題】原子力プラントにおけるような高温高圧水等の
流体の流通する配管等において長期間使用してもシール
性を失うことなく、健全な構造を保つことができる腐食
電位測定装置を提供することを目的とする。 【解決手段】高温高圧水等の流体5を収容しあるいは流
通するプラント部材13,14に接合された接続管15と、こ
の接続管に接合され中心孔を有して前記流体側に電極支
持部を有する外筒カラー17と、この外筒カラーに接合さ
れた筒状部材18と、この筒状部材の他端に接合され中心
孔を有するシール部材19と、前記電極支持部に接合され
た腐食電位測定電極20と、この腐食電位測定電極に芯線
26が接合され前記外筒カラーの中心孔と前記筒状部材の
内部と前記シール部材の中心孔を通りシースが前記外筒
カラーおよび前記シール部材に接合された耐熱性の絶縁
ケーブル21とを備えた構成とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉水や火力発
電用ボイラ水のような高温高圧流体環境における材料の
腐食電位を測定する装置に係り、実プラントの配管等に
取付けられて漏洩等の不具合を生じない耐久性の優れた
腐食電位測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、沸騰水型原子炉(BWR )において
水素注入技術の適用がなされている。水素注入は、BWR
プラントの給水系に水素を注入することにより炉水中の
酸素、過酸化水素等の酸化剤濃度を低減することにより
材料の腐食電位を低下させ、材料の応力腐食割れ(SCC
)感受性を抑制する技術である。この技術を実プラン
トに適用する場合には、水素注入に伴う材料の腐食電位
の低下挙動を定量的に把握する必要がある。水素注入に
伴う腐食電位挙動は、プラント毎に異なることが知られ
ており、当該プラントにおける腐食電位の測定が不可欠
である。特に、原子炉内底部の状態を把握するために
は、原子炉ボトムドレンライン、再循環系、或いはその
分岐ライン等の配管内での腐食電位計測が重要となる。
【0003】一般に、100 〜340 ℃の高温高圧水中にお
ける電気化学的測定のための照合電極(参照電極)とし
て、第2種電極が用いられている。ところで、前記電気
化学的測定方式には、室温下に設けた照合電極と被測定
物を浸漬した試験水とを液絡させて測定する、いわゆる
外部電極方式と、照合電極の全体を被測定物を浸漬した
試験水中に配置して測定する、いわゆる内部電極方式と
がある。
【0004】このうち外部電極方式は、照合電極の本体
が置かれた環境と測定試験対象との温度差や圧力差に基
づく種々の電位差を誤差として含み、さらに温度変化や
圧力変化による測定試験対象の電極電位の相対的変化の
測定等においては、使用範囲が大幅に制限されるという
問題がある。
【0005】一方、内部電極方式は前記外部電極方式の
ような問題はなく、貴金属、金属、難溶性塩と共通イオ
ンを含む電解質の水溶液との反応によって、測定温度で
一義的に決まる熱力学的に意味のある平衡電位が得られ
る。
【0006】現在、銀/塩化銀/塩化カリウム水溶液を
組み合わせた内部照合電極が多く使われているが、水素
を共存した高純度水中では白金を用いた電極も使うこと
ができる。すなわち、白金電極は熱力学的に一般的基準
として扱われる水素の酸化還元電位を示すため、水素電
極電位基準で試料の電位が直接得られる。従って、白金
電極は水素注入下における原子炉水中での電位測定等に
対する照合電極として非常に有効である。
【0007】上述のような照合電極と、対象とする材料
でできた試料電極の組み合わせにより測定することがで
きる腐食電位は、材料のSCC 感受性との強い相関がある
ことが知られている。すなわち、腐食電位を測定するこ
とによりその材料の曝されている腐食環境の程度を評価
することができる。
【0008】図2は従来の腐食電位測定装置を示す。配
管1に接続した胴体2の上部がフランジ構造となってお
り、その内部に照合電極3および試料電極4を設置し、
原子炉水等の高温高圧水5を導く。胴体2の上蓋6との
間のフランジ面にはパッキン7が装着されボルト8の締
め付けにより高温高圧水5をシールする。また、照合電
極3のリード線9および試料電極4のリード線10は上蓋
6の貫通孔を通過して外部に導かれている。リード線貫
通部ではポリテトラフルオロエチレンなどのポリマーで
できた絶縁性シール体11を締付けナット12で締め付ける
ことにより高温高圧水5をシールしている。
【0009】図2は絶縁体11によりシールする例である
が、MIケーブル(Mineral Insulated Cable )のよう
に金属シースと内部の芯線が電気的に絶縁されている場
合には、食い込み継手を用いて金属接触でシールする例
もある。
【0010】このような腐食電位測定装置を使用し、照
合電極3と試料電極4の間の電位差を入力インピーダン
スの高い電位差計により測定して試料電極4の材料の腐
食電位が測定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の腐
食電位測定装置においては、照合電極および試料電極の
リード線貫通部で、ポリマーなどでできた絶縁性シール
体、或いは食い込み継手により高温高圧水をシールして
いるが、熱サイクルや高温での長期使用によりシール性
が劣化するなどの問題がある。
【0012】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、原子力プラントにおけるような高温高圧水等の
流体の流通する配管等において長期間使用してもシール
性を失うことなく、健全な構造を保つことができる腐食
電位測定装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、高温高圧水等の流体を収容
しあるいは流通するプラント部材に接合された接続管
と、この接続管に接合され中心孔を有して前記流体側に
電極支持部を有する外筒カラーと、この外筒カラーに接
合された筒状部材と、この筒状部材の他端に接合され中
心孔を有するシール部材と、前記電極支持部に接合され
た腐食電位測定電極と、この腐食電位測定電極に芯線が
接合され前記外筒カラーの中心孔と前記筒状部材の内部
と前記シール部材の中心孔を通りシースが前記外筒カラ
ーおよび前記シール部材に接合された耐熱性の絶縁ケー
ブルとを備えた構成とする。本発明によれば、外筒カラ
ーと筒状部材とシール部材によって2重の圧力バウンダ
リが形成されるので、高いシール性を得ることができ
る。
【0014】請求項2の発明は、接合は溶接またはろう
付けによる構成とする。本発明によれば、諸部材が溶接
あるいはろう付けにより接合されていることにより、長
期間にわたり高温高圧水等において使用してもシール性
が損なわれず健全な構造を保つことができる。
【0015】請求項3の発明は、外筒カラーに有する電
極支持部は先細りの円筒の形状である構成とする。本発
明によれば、電極支持部が高温高圧水の流れによる振動
等に耐えることができる。
【0016】請求項4の発明は、絶縁ケーブルは、芯線
と、この芯線を包囲する無機質の絶縁体と、この絶縁体
を包囲する金属のシースとからなる構成とする。本発明
によれば、絶縁ケーブルに起因するシール漏れや電位測
定上の不具合を防ぐことができる。
【0017】請求項5の発明は、筒状部材に耐圧試験を
行うための孔が設けられている構成とする。本発明によ
れば、筒状部材に第2の圧力バウンダリの耐圧試験を行
うための孔が設けられていることから、本測定装置の製
造工程でこの孔を使用して耐圧試験を行うことにより、
第2の圧力バウンダリの構造健全性を確認し、実測定に
はいってからの不具合発生を防止することができる。
【0018】請求項6の発明は、プラント部材に接合さ
れる接続管はT字管であり、このT字管が腐食電位の測
定対象である構成とする。本発明によれば、プラント内
の調査すべき配管にT字管を介装することによって、そ
の配管のおかれた高温高圧流体環境における腐食電位を
測定することができる。
【0019】請求項7の発明は、腐食電位の測定対象と
なる配管の材質がステンレス鋼またはニッケル基合金の
いずれかである構成とする。本発明によれば、腐食電位
の測定対象となる配管の材質がステンレス鋼またはニッ
ケル基合金であることから、腐食電位測定電極を照合電
極とした場合に、配管との間の電位差を測定することに
より、SCC 特性に対する腐食環境の程度を把握すること
ができる。
【0020】請求項8の発明は、腐食電位測定電極が白
金電極である構成とする。本発明によれば、腐食電位測
定電極が白金電極であることから、特に水素注入条件の
高温高圧水下において白金電極と配管との電位差を測定
することにより、SCC 特性に対する腐食環境の程度を把
握することができる。
【0021】請求項9の発明は、腐食電位測定電極が銀
/塩化銀電極、金属/金属酸化物電極、等の照合電極の
いずれかである構成とする。本発明によれば、腐食電位
測定電極が銀/塩化銀電極や金属/金属酸化物電極のよ
うな照合電極であることから、配管との電位差を測定す
ることにより、水素注入条件に限らず材料のSCC 特性に
対するその腐食環境の程度を把握することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
を参照して説明する。すなわち、図1にその断面図を示
すように本実施の形態の腐食電位測定装置は、主な構成
部分として、配管13,14のあいだに接続されたT字管15
および異径継手16と、この異径継手16に接続された外筒
カラー17と、この外筒カラー17に接続された筒状部材18
と、この筒状部材18の端部に取付けられたグランドシー
ル19と、前記外筒カラー17の中心の先細りになった円筒
の先端部に取付けられた白金電極20と、この白金電極20
に接続され前記グランドシール19を通して外部へ引出さ
れたMIケーブル21とから成る。
【0023】白金電極20は、酸化アルミニウム、酸化ジ
ルコニウム、サファイヤなどのセラミックス製の絶縁体
22とろう付けにより接合し、他と電気的に絶縁されて電
極感応部23を形成する。絶縁体22のもう片方は、セラミ
ックスと熱膨脹率等の特性が近いNi−Fe合金、コバール
等でできた中間部材24とろう付けにより接合し、この中
間部材24のもう片方はステンレス鋼等の金属製の外筒カ
ラー17と溶接接合されている。外筒カラー17における電
極の取付部分は共振など流体振動に耐えられるように先
細り円筒状に形成されている。
【0024】白金電極20の内面にスポット溶接等により
接合されたリード線25は、他と電気的に絶縁され、シー
スがステンレス鋼等の金属でできたMIケーブル21の芯線
26と接続し、外部に信号が取出せる構造となっている。
MIケーブル21が外筒カラー17を貫通する部分は、MIケー
ブル21と溶接接合されたステンレス鋼等のカラー27が外
筒カラー17と溶接接合されている。
【0025】腐食電位測定電極感応部23が収容される空
間は、外筒カラー17、異径継手16、T字管15がそれぞれ
溶接接合された部分の内側であり、この部分が第1の圧
力バウンダリを形成している。T字管15はステンレス鋼
又はニッケル基合金製であり、その内面ノズル部で電極
感応部23に最も近い部分が腐食電位測定対象となる。T
字管15の2つの端面はそれぞれ配管13,14と溶接接合さ
れ、高温高圧水5等測定流体の流路を形成している。
【0026】外筒カラー17の上部には筒状部材18が溶接
接合され、この筒状部材18の上部にはさらにMIケーブル
21をシールするためのグランドシール19が溶接接合され
ている。また、MIケーブル21がグランドシール19の中央
貫通孔を通過する部分は直接ろう付け接合されている。
この外筒カラー17、筒状部材18、グランドシール19で構
成されすべて溶接又はろう付けにより接合された部分が
第2の圧力バウンダリを形成する。なお、筒状部材18に
は耐圧試験用孔28が設けられている。製作完了後にこの
孔を使用して耐圧試験を行うことにより、第2のバウン
ダリの構造健全性を確認することができる。試験終了後
この孔は、金属を挿入或いはねじ込み盲溶接にて閉止す
る。
【0027】本実施の形態の腐食電位測定装置の製作手
順は以下のようになる。まず、腐食電位測定電極感応部
23と外筒カラー17とMIケーブル21を接合して一体化し、
その後グランドシール19をろう付けにより取付ける。次
に、外筒カラー17と異径継手16とT字管15を溶接により
接続する。その後、筒状部材18と外筒カラー17とを溶接
により取付け、最後にグランドシール19を外筒カラー17
に溶接する。最後のグランドシール19と外筒カラー17の
溶接結合は、材料の熱変形を考慮して、内部に収納され
るMIケーブル21にたるみをつけて施工する。
【0028】このような構成の本実施の形態の腐食電位
測定装置を高温高圧水5の通過する配管13,14に取付
け、MIケーブル21の芯線26と配管13,14との間の電位差
を測定することにより、高温高圧水の流動状態に応じた
材料の腐食電位が得られる。照合電極が白金電極の場合
は水素注入条件で有効であるが、その他の銀/塩化銀電
極、金属/金属酸化物電極、などの照合電極を用いるこ
とにより広範囲な水質条件で有効となる。
【0029】なお、MIケーブル21は一般的には芯線26の
周りにアルミナを配し、その外側を金属のシースで覆っ
たものであるが、本発明においては、金属シースを有す
る耐熱性の信号線であれば、MIケーブル以外のものも採
用することができる。
【0030】本実施の形態の腐食電位測定装置は、腐食
電位測定電極感応部23を収容する部分の圧力バウンダリ
の接合部がすべて溶接又はろう付けにより構成されてお
り、高温高圧水中での腐食電位測定に使用する場合、漏
洩の危険性が非常に低い。
【0031】ろう付けは他の溶接方法に比べ耐圧強度が
低いため、過剰な圧力が加わるなどして漏洩が発生する
場合には、その発生場所はろう付け部になると考えられ
る。そのため、第1の圧力バウンダリを構成する外筒カ
ラーの外側に溶接又はろう付け接合構造の第2の圧力バ
ウンダリを形成して、万が一の漏洩にも対応するように
している。また、第2の圧力バウンダリは、製作完了前
に、予め設けられている孔を使用して耐圧試験を行うこ
とにより、その構造健全性を確認することができる。こ
のように構成した本実施の形態の腐食電位測定装置は、
長期間にわたり高温高圧水等において使用した場合に
も、シール性が損なわれず健全な構造を保つことができ
る。
【0032】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されることなく、例えば、腐食電位測定電極をステンレ
ス鋼やニッケル基合金のような試料電極とすることがで
きる。この場合には、白金電極又は照合電極を収容した
本発明の腐食電位測定装置と組み合わせて使用し、両者
間の電位差を測定することにより、前述と同様に材料の
SCC 特性に対するその腐食環境の程度を把握することが
できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の腐食電位測
定装置は、高温高圧水等の流体を導く配管等において長
期間にわたり使用した場合、シール性が損なわれず健全
な構造を保つことができる。また、配管での流動状態に
応じた構造材料の腐食電位挙動を精度良く計測すること
ができる。従って、原子炉水中での腐食電位測定におい
て使用することにより、従来に比べより有効で適正な水
素注入運転を行うことが可能になり、原子炉一次系の信
頼性、ひいては原子力プラントの信頼性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の腐食電位測定装置の断面
を示し、(a)は全体図、(b)は(a)のb部拡大
図。
【図2】従来の腐食電位測定装置を示す断面図。
【符号の説明】
1…配管、2…胴体、3…照合電極、4…試料電極、5
…高温高圧水、6…上蓋、7…パッキン、8…ボルト、
9,10…リード線、11…絶縁性シール体、12…締付けナ
ット、13,14…配管、15…T字管、16…異径継手、17…
外筒カラー、18…筒状部材、19…グランドシール、20…
白金電極、21…MIケーブル、22…絶縁体、23…電極感応
部、24…中間部材、25…リード線、26…芯線、27…カラ
ー、28…耐圧試験用孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦田 英浩 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 関 英治 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須電子管工場内 (72)発明者 島津 忠昭 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 Fターム(参考) 2G050 AA01 BA03 BA10 BA11 CA02 CA04 DA01 EA01 EA04 EA05 EB03 EC01 2G075 AA03 BA03 CA07 CA13 CA33 CA40 CA45 DA02 DA14 FA10 FC14 FC16 GA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温高圧水等の流体を収容しあるいは流
    通するプラント部材に接合された接続管と、この接続管
    に接合され中心孔を有して前記流体側に電極支持部を有
    する外筒カラーと、この外筒カラーに接合された筒状部
    材と、この筒状部材の他端に接合され中心孔を有するシ
    ール部材と、前記電極支持部に接合された腐食電位測定
    電極と、この腐食電位測定電極に芯線が接合され前記外
    筒カラーの中心孔と前記筒状部材の内部と前記シール部
    材の中心孔を通りシースが前記外筒カラーおよび前記シ
    ール部材に接合された耐熱性の絶縁ケーブルとを備えた
    ことを特徴とする腐食電位測定装置。
  2. 【請求項2】 接合は溶接またはろう付けによることを
    特徴とする請求項1記載の腐食電位測定装置。
  3. 【請求項3】 外筒カラーに有する電極支持部は先細り
    の円筒の形状であることを特徴とする請求項1記載の腐
    食電位測定装置。
  4. 【請求項4】 絶縁ケーブルは、芯線と、この芯線を包
    囲する無機質の絶縁体と、この絶縁体を包囲する金属の
    シースとからなることを特徴とする請求項1記載の腐食
    電位測定装置。
  5. 【請求項5】 筒状部材に耐圧試験を行うための孔が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の腐食電位
    測定装置。
  6. 【請求項6】 プラント部材に接合される接続管はT字
    管であり、このT字管が腐食電位の測定対象であること
    を特徴とする請求項1記載の腐食電位測定装置。
  7. 【請求項7】 腐食電位の測定対象となる配管の材質が
    ステンレス鋼またはニッケル基合金のいずれかであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の腐食電位測定装置。
  8. 【請求項8】 腐食電位測定電極が白金電極であること
    を特徴とする請求項1記載の腐食電位測定装置。
  9. 【請求項9】 腐食電位測定電極が銀/塩化銀電極、金
    属/金属酸化物電極、等の照合電極のいずれかであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の腐食電位測定装置。
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