JP2001174354A - 破砕型圧力検知デバイス及び圧力検知デバイス付充電型電池並びに携帯型電子機器 - Google Patents

破砕型圧力検知デバイス及び圧力検知デバイス付充電型電池並びに携帯型電子機器

Info

Publication number
JP2001174354A
JP2001174354A JP35606399A JP35606399A JP2001174354A JP 2001174354 A JP2001174354 A JP 2001174354A JP 35606399 A JP35606399 A JP 35606399A JP 35606399 A JP35606399 A JP 35606399A JP 2001174354 A JP2001174354 A JP 2001174354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
crushing
crush
detecting device
pressure detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35606399A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Mine
啓治 峯
Seisaku Hirai
誠作 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP35606399A priority Critical patent/JP2001174354A/ja
Priority to US09/660,511 priority patent/US6602633B1/en
Priority to CN00127099A priority patent/CN1288269A/zh
Publication of JP2001174354A publication Critical patent/JP2001174354A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造工程を簡略化し、しかも安価に作製でき
る信頼性の高い薄型の破砕型圧力検知デバイスを提供す
る。 【構成】 ガラスセラミックスからなる破砕板110上
に、その焼成温度がガラスセラミックスの焼成温度とほ
ぼ等しい銀や銅など導電性金属ペーストを用いて、導体
路120を破砕板110と同時に焼成する。破砕板11
0の裏面側両端部に1対の電極パッド130を設け、破
砕板110に開設されたスルーホール111内の導通部
121を介して、導体路120と電極パッド130を電
気的に接続し、本発明の破砕型圧力検知デバイス100
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は破砕型圧力検知デバ
イス及び圧力検知デバイス付充電型電池並びに携帯型電
子機器に関する。より具体的には、簡単な構造で圧力変
化に伴う変形を検知し、それ以上の危険を防止できる圧
力検知デバイス及びこれを利用した充電型電池並びに携
帯型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯電話やビデオカメラ等の
電子機器には、鉛蓄電池やニッケルカドニウム電池など
の充電型電池(二次電池)が数多く用いられている。こ
れら各種の充電型電池において、例えば、電子機器の故
障や誤使用によって過充電状態や短絡状態になると、電
池内部が加熱され、電解液が分解されてガスが発生し、
電池内圧が上昇して最終的に爆発してしまう場合があっ
た。このような危険を防ぐため、充電型電池には各種の
圧力検知デバイスが備えられている。
【0003】このような圧力検知デバイス500とし
て、例えば図7に示すように、セラミックス板など変形
応力によって容易に破砕されうる破砕板510上に、薄
膜状の導体路520が形成されたものがある。この圧力
検知デバイス500は、電解液を封入した充電型電池筐
体の側壁に接して備えられ、当該導体路520の両端部
がそれぞれ筐体内部の集電体及び出力電極と電気的に接
続され、保護回路が構成される。
【0004】この圧力検知デバイス500にあっては、
電池内圧が上昇すると筐体が外部に膨張し、破砕板51
0に変形応力が加えられる。そして変形応力が加え続け
られ、破砕板510がその変形応力に耐えきれなくなる
と破砕板510が破壊される。この結果、導体路520
が破壊され、保護回路を兼ねた充電回路若しくは放電回
路が遮断されることになる。こうして充電型電池の爆発
を防ぐことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記圧
力検知デバイス500の破砕板510には通常アルミナ
セラミックスが用いられ、導体路520には銀や銅など
の比抵抗の小さな金属からなる導電性金属ペーストが用
いられていた。アルミナセラミックスの焼成温度は、銀
ペーストや銅ペーストの焼成温度と非常に異なるため、
まず破砕板510を形成するためにアルミナセラミック
スの焼成温度(約1600℃)で焼成した後、次に導体
路520を形成するために導電性金属ペーストの焼成温
度(約1000℃)で焼成するという2度の焼成工程を
経る必要があった。一方、導体路520と破砕板510
とを一度に焼成しようとした場合には、タングステンな
どの焼成温度が高い導電性金属を用いる必要があり、製
造コストが非常に高価なものになってしまうという問題
点があった。
【0006】また、アルミナセラミックスを用いた場合
には、焼成時の反りを考慮してその厚さは0.3mm以
上に設計する必要があり、充電型電池の薄型化を図る上
で障害となっていた。さらに、アルミナセラミックスは
その強度が高すぎるため、図7に示すように破砕板51
0にスリット530を設けて破損されやすくし、その強
度を調整する必要があった。
【0007】さらに、ケースの圧力変形を破砕板510
全体で検知する構造となっており、破砕板510全体を
セラミックスから作製していたため、製造コストが高く
なっていた。特に、検知感度を向上するためには破砕板
510を大きくしなければならず、検知感度の向上に伴
ってコストが上昇する。その一方、破砕板510を大き
くすればわずかの変位でも破損されてしまい、しかも落
下衝撃にも弱くなって信頼性が損なわれるという問題点
もあった。
【0008】本発明は叙上の従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、製造工程を簡略化し、しかも安
価に作製できる信頼性の高い薄型の破砕型圧力検知デバ
イスを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明に係る破
砕型圧力検知デバイスは、変形応力により破砕されうる
破砕板上に導体路が形成された破砕型圧力検知デバイス
であって、前記破砕板はガラスセラミックス製であるこ
とを特徴としている。
【0010】当該破砕型圧力検知デバイスにおいては、
前記破砕板の導体路が形成された反対面に電極パッドを
設け、当該破砕板に開設されたスルーホール内に形成し
た導通部を介して、前記導体路と前記電極部を導通する
のが好ましい。
【0011】また、本発明においては、導体路が形成さ
れた破砕板上に、別な破砕板を重ね合わせるのが望まし
い。
【0012】本願第2の発明に係る破砕型圧力検知デバ
イスは、変形応力により破砕されうる破砕板と、当該破
砕板上に形成された導体路と、前記破砕板を両持ち状に
保持する一対の保持部とを具備する破砕型圧力検知デバ
イスであって、前記破砕板はガラスセラミック製である
ことを特徴としている。
【0013】当該破砕型圧力検知デバイスにおいては、
前記保持部としてプリント配線基板やガラスセラミック
ス板、アルミナセラミックス板などの薄板状物を用いる
のがよい。このとき、プリント配線基板上に電極パッド
を設け、前記基板上の配線を介して前記電極パッドと前
記導体路を導通するのが好ましい。
【0014】また、この第2の発明においては、前記破
砕板の長さを、破砕型圧力検知デバイスの全長の1/3
以下に設定するのが望ましい。
【0015】これらの破砕型圧力検知デバイスにあって
は、前記導体路を、その焼成温度が破砕板の焼成温度と
ほぼ等しい導電性金属ペーストから焼成するのがよい。
【0016】本願発明に係る圧力検知デバイス付充電型
電池は、ケース内部に正極若しくは負極の集電体と、当
該集電体と電気的に接続される出力電極とを備えた充電
型電池と破砕型圧力検知デバイスを備えた圧力検知デバ
イス付充電型電池であって、前記集電体と前記出力電極
とを、請求項1乃至8のいずれかに記載の破砕型圧力検
知デバイスを介して、電気的に接続したことを特徴とし
ている。
【0017】また、本発明の充電型電池においては、ラ
ミネートフィルムケースが使用されたものを用いるのが
好ましい。
【0018】本願発 に係る携帯型電子機器は、充電型
電池を備えた携帯型電子機器であって、当該充電型電池
は、上記本願発明に係る充電型電池であることを特徴と
している。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る破砕型圧力検知デバイスを示す概略図であって、同図
(a)はその平面図、同図(b)はその側面図、図2は
本発明の別な実施の形態に係る破砕型圧力検知デバイス
を示す概略図であって、同図(a)はその平面図、同図
(b)はその断面図、同図(c)はその裏面図、図3は
本発明のさらに別な実施の形態に係る破砕型圧力検知デ
バイスを示す概略的側面図、図4は本発明の一実施の形
態に係る充電型電池を示す概略図であって、同図(a)
はその平面図、同図(b)はその正面図、同図(c)は
その側面図、図5は本発明のさらに別な実施の形態に係
る破砕型圧力検知デバイスを示す概略図であって、同図
(a)はその平面図、同図(b)はその側面図、図6は
本発明の別な実施の形態に係る充電型電池を示す概略的
正面図である。以下、各図に基づいて本願発明について
詳細に説明する。
【0020】本願第1の発明に係る破砕型圧力検知デバ
イス100は、図1に示すように変形応力により破砕さ
れうる破砕板110と、該破砕板110上に形成された
導体路120とから構成されている。破砕板110は、
例えば充電型電池等のケースの側面に備えられ、ケース
の側面の変形によって破損されるものである。この破砕
板110は、本発明においては、以下に述べるように導
体路120と一体に焼成可能にするために、ガラスセラ
ミックスが用いられる。
【0021】破砕板110の厚さや大きさは特に制限を
受けるものではなく、検知対象物品に応じて適宜設定さ
れるものであるが、薄くすることにより、あるいは破砕
板110を横長方向に長く形成することによって、感度
を上げることができる。このとき、ガラスセラミックス
を用いることにより、反りの発生を抑えながら薄く作製
することが可能になり、厚さ0.3mm以下の破砕板1
10を容易に得ることができる。
【0022】導体路120は圧力検知デバイス100の
重要な要素であって、破砕板110の破損に伴って導体
路120が破損され、導体路120の導通が遮断され
る。従って、該導体路120は、破砕板110の破損と
共に破損されるものでなければならない。この導体路1
20は 例えば導電性金属ペーストを印刷した後に焼成
したり、導電性金属を蒸着することにより形成できる。
当該導電性金属としては、導体路120の形成時の焼成
温度が、破砕板110の焼成温度とほぼ等しい、銀や銅
を用いるのが好適である。なぜなら、焼成温度をほぼ同
じにすることにより、破砕板110と導体路120とを
同時に焼成でき、製造工程を簡略化できるからである。
すなわち、ガラスセラミックスの焼成温度は約1000
℃であり、銀ペーストや銅ペーストの焼成温度とほぼ同
じ焼成温度で焼成できる。
【0023】また、図1に示す圧力検知デバイス100
においては、当該導体路120は破砕板110のほぼ端
から端まで直線的に形成されている。この導体路120
は、破砕板110の破損によって確実に破損される必要
があることから、破砕板110の少なくとも中央領域
(破損されやすい箇所)には形成される。このように破
砕板110の端から端まで形成しておくことにより、破
砕板110の破損により確実に導体路120が遮断され
ることになる。
【0024】このように、本発明の圧力検知デバイス1
00によれば、ガラスセラミックスを用いて破砕板11
0を形成しているため、焼成温度が近くて比抵抗の小さ
な銅や銀などの導電性金属を用いることが可能になる。
従って、圧力検知デバイス100による消費電力が削減
され、検知デバイス100を備えた充電型電池の充放電
特性を向上させることができる。しかも、破砕板110
と導体路120を一体焼成できるだけでなく、従来の圧
力検知デバイス100に比べて破損されやすいので、感
度調整のためのスリットを設ける必要がないなど破砕板
110の形状を単純化できる。このため、製造工程が軽
減され、安価な導電性金属を用いることにより、製造コ
ストが削減される。さらに、破砕板110を薄くしても
反りが少なく、圧力検知デバイス100の薄型化を図る
ことができ、ひいては充電型電池の薄型化にも貢献でき
るものである。
【0025】次に図2に示す圧力検知デバイス100に
あっては、破砕板110の裏面側に電極パッド130が
設けられている。この電極パッド130は、破砕板11
0に設けられたスルーホール111の内面に形成された
導通部121を介して導体路120に電気的に接続され
ている。この電極パッド130は、導体路120の遮断
を検知するための保護回路と接続するためのものであ
る。電極パッド130は、導体路120と同様に導電性
金属ペーストの焼成や、金属蒸着により形成される。ま
た、電極パッド130の表面には金メッキが施されてい
る。
【0026】導通部121は、例えば図2に示すよう
に、薄膜状に形成されており、スルーホール111の内
面に導電性金属ペーストを塗布して焼成することによ
り、導体路120や電極パッド130と同時に焼成でき
る。また、導電性金属ペーストをスルーホール111の
内部に埋め込み、スルーホール111内全体に導通部1
21を形成することもできる。
【0027】このような構造であれば、圧力検知デバイ
ス100の設置時に導体路120が設けられていない面
において電気的な接続ができる。従って、導体路120
へのハンダ付着がなくなり、導体路120の抵抗増加を
防ぐことができる。この結果、例えば充電型電池等に設
けた場合に、導体路120による消費電力が増えること
がなく、充電型電池の充放電に及ぼす影響を少なくでき
る。また、金メッキを施すことにより、ハンダ付けが容
易且つ確実になり、接触抵抗を小さくできる。また、耐
環境性がよくなるため、充電型電池の信頼性が向上され
る。
【0028】また、図3に示す圧力検知デバイス100
では、導体路120が形成された破砕板110上に導体
路120が形成されていない第2の破砕板110Aが重
ね合わせられ、導体路120が一対の破砕板110、1
10Aで挟み込まれたサンドイッチ構造となっている。
2枚の破砕板110、110Aは共にガラスセラミック
スから作製されており、この場合も焼成前にガラスセラ
ミックス板上に金属ペーストを印刷して導体路120と
なる導電パターンを形成し、その後所定温度で焼成する
ことにより、一度の焼成工程で当該サンドイッチ構造の
圧力検知デバイス100が得られる。
【0029】また当該圧力検知デバイス100では、2
枚の破砕板110、110Aの裏面側にそれぞれ電極パ
ッド130が設けられ、各電極パッド130はスルーホ
ール111の内部に形成された導通部121により、導
体路120と電気的に接続されている。
【0030】この圧力検知デバイス100によれば、導
体路120全体が2枚の破砕板110、110Aにより
挟み込まれた構造であるため、設置時に生じる不要なハ
ンダ付着を防ぐだけでなく、耐環境性に優れており、長
期間の使用や悪条件の使用環境下でも安定に動作させる
ことができる。また、表裏同じ構造となるため、設置時
における方向性を考慮することなく設置でき、作業性も
向上される。
【0031】また、ガラスセラミックスを用いているた
め2枚の破砕板110、110Aを薄く作製できる。こ
のため、2枚の破砕板110、110Aを重ね合わせた
場合にも、その厚みはアルミナセラミックスを用いた場
合と変わらず、充電型電池の厚みに影響することなく信
頼性を向上できることになる。
【0032】なお、本実施の形態においては、2枚の破
砕板110、110Aのそれぞれの裏面側に4つの電極
パッド130を設けた場合について説明したが、必ずし
も、4つの電極パッド130を設ける必要もなく、2枚
の破砕板110、110Aのうの一方にのみ一対の電極
パッド130を設けることにしてもよいのは言うまでも
ない。
【0033】これらの圧力検知デバイス100は、爆発
の危険性のある充電型電池など内部圧力によって変形を
生じる物品に備えられる。図4は、図1に示す圧力検知
デバイス100を備えた充電型電池300を示す概略図
である。充電型電池300は電解液が封入されたケース
310を有しており、ケース310内には正極(若しく
は負極)の集電体(図示しない)が備えられている。ま
た、ケース310自体は、導電性を有しており、負極
(若しくは正極)を兼ねており、ラミネートフィルムケ
ースが用いられている。
【0034】前記ラミネートフィルムケースは、プラス
チックフィルムにアルミニウム箔などの 導電性金属薄
膜が内面に貼り合わせられたラミネートフィルムから袋
状に作製される。従って、ケース310自体は導電性を
有しており、負極(若しくは正極)を兼ねている。この
ケース310の上端開口は、プラスチック材料などの絶
縁性材料からなるシール部材340によって密封されて
おり、内部には電解液が充填されている。シール部材3
40には、負極となる薄板状の出力電極320が突設さ
れており、その端部はシール部材340を挿通してケー
ス内部でケース310(導電性金属薄膜)に電気的に接
続され、負極が外部に引き出されている。
【0035】また、充電型電池300には圧力検知デバ
イス100を取り付けるための一対の導電性を有する薄
板(若しくは薄膜)状の取付部材350が備えられてい
る。この取付部材350の一方は、シール部材340を
挿通してその一端が集電体に電気的に接続され、残る他
端が検知圧力デバイス100の導体路120に電気的に
接続されている。残る一方の取付部材350は、ケース
310の上端縁で折り曲げられ、シール部材340のほ
ぼ中央でシール部材340上面に固定された後、さらに
上方に折り曲げられ、正極となる出力電極330を形成
している。このとき、取付部材350がケース310と
短絡しないように折り曲げられる。
【0036】圧力検知デバイス100は、取付部材35
0によってケース310に取り付られているが、ケース
310の変化を破砕板110に確実に伝える必要があ
り、接着剤等を用いて破砕板110の裏面をケース31
0の表面に固定するのが好ましい。
【0037】この充電型電池300において、過充電等
により電解液の分解が進み内圧が高まりケース310が
外側に膨らむと破砕板110に変形応力が加わる。さら
に変形応力が加わると、その変形応力に耐えきれなり破
砕板110が破損される。すると導体路120が破壊さ
れ、集電体と出力電極330(正極)との間の導通が遮
断され、充電がストップする。こうして充電型電池30
0の爆発を予防できる。
【0038】特にラミネートフィルムケースを用いた充
電型電池300にあっては、厚みが非常に薄いもの(数
mm程度厚)であり、圧力検知デバイス100の厚みが
及ぼす影響は大きなものとなる。従って、従来のように
厚みのある圧力検知デバイスを使用した場合には、ラミ
ネートフィルムケースの特徴が失われる恐れがある。こ
の点、本発明の圧力検知デバイス100をラミネートフ
ィルムケースを用いた充電型電池300に適用すること
により、本発明の効果をより一層発揮できる。
【0039】次に、図5に示す圧力検知デバイス200
は、本願第2の発明に係る圧力検知デバイスを示すもの
であって、変形応力により破砕されうる破砕板110
と、該破砕板110上に形成された導体路120と、前
記破砕板110を両持ち状に保持する一対の保持部21
0とを具備している。
【0040】前記破砕板110はガラスセラミックスか
ら作製されており、図1乃至図3に示す圧力検知デバイ
ス100の両端部を保持部210で両持ち状に保持した
構造となっている。この圧力検知デバイス200では、
保持部210を介して物品の変形が破砕板110に伝え
られるため、小さな変形によっても破砕板110に大き
な変形応力が加わり、容易に破砕板110が破損される
ことになる。このため、上記第1の発明に係る圧力検知
デバイス100に比べて感度が向上し、同じ感度であれ
ば破砕板110を短くできる。なお、破砕板110及び
導体路120については全く同じ構成のものを用いるこ
とができるため、ここでは詳細な説明は省略する。
【0041】保持部210は物品の変形をそのまま破砕
板110に伝達できるものでなければならず、その材質
として剛性が高いものが好ましく用いられる。圧力検知
デバイス200を薄型化する観点からは、例えばプラス
チック板やアルミナセラミックス板、ガラスセラミック
ス板、プリント配線基板などの薄板状のものが好適であ
る。また、導体路120や設置される物品との絶縁を担
保するために絶縁性材料を用いるのが望ましい。特に、
導体路120と保護回路を容易に電気的に接続する観点
からは、プリント配線基板が望ましく用いられる。
【0042】このプリント配線基板からなる各保持部2
10上には、1個の電極パッド230及び該電極パッド
230と電気的に接続された回路パターン220が設け
られている。また、該回路パターン220には図示はし
ないが、導体路120と接続される接続パッドが設けら
れている。この回路パターン220は、プリント配線基
板上に形成された導電性金属薄膜をエッチングして、簡
単に得られる。
【0043】保持部210の大きさや厚さは特に制限さ
れるものではないが、小型化を図る観点からできるだけ
小さく、薄いものが好ましく用いられる。また、一対の
保持部210の間隔を長くすればするほど感度が向上す
るが、その一方で破損されやすくなるため、その間隔は
要求される感度と信頼性に応じて適宜任意に設定され
る。
【0044】破砕板110はその両端を一対の保持部2
10に保持され、破砕板110を浮かせるようにして圧
力検知デバイス200が構成される。また、導体路12
0の両端部がそれぞれ保持部210上の接続パッドに電
気的に接続される。このとき、破砕板110を保持させ
る方法としても数々挙げられるが、例えば、ハンダ付け
や抵抗溶接、超音波溶接あるいはレーザ溶接などの方法
により、導体路120と接続パッドを接合して、保持部
210に破砕板110を保持させることができる。
【0045】このような構成を採用することにより、破
砕板110の長さを短くし、コストの高いセラミックス
部分を少なくすることができる。この結果、圧力検知デ
バイス200の製造コストを削減できる。また、破砕板
1 0の長さを、圧力検知デバイス200の全長の1/
3以下にすることにより、落下や衝撃に強く、しかも小
さな変位でも破砕せず、所望する変位で作動する圧力検
知デバイス200を得ることができる。
【0046】もちろん、図2に示すように裏面側に電極
パッド130を形成した破砕板110や、図3に示すよ
うに2枚の破砕板110で導体路120を挟み込んだも
のを用いることができるのは言うまでもない。
【0047】当該圧力検知デバイス200も、図6に示
すように充電型電池300等に設置されるが、当該充電
型電池300においては、取付部材350は保持部21
0上に形成された電極パッド230に電気的に接続され
る。このような構成によれば、取付部材350の厚み
は、破砕板110及び導体路120の厚みとほぼ同じか
それよりも薄くなる。従って、結果的に保持部210を
用いない場合とほぼ同様な厚さに圧力検知デバイス20
0を構成でき、厚みを増すことなく感度を向上させるこ
とができる。
【0048】以上述べたように本発明に係る破砕型圧力
検知デバイス100,200によれば、破砕板110が
ガラスセラミックスで作製されているため、導体路12
0を破砕板110と共に一体に焼成させることができ、
しかも、比較的安価な銀や銅などからなる導電性金属ペ
ーストを用いることができる。この結果、圧力検知デバ
イス100,200を安価に提供できる。
【0049】また、ガラスセラミックスから作製してい
るため、薄型でも反りの少ない破砕板110を得ること
ができる。このため薄型の圧力検知デバイス100,2
00とすることができ、例えば、Li−ポリマー電池や
Li−イオン電池などの薄型化された充電型電池300
に応用することにより、安全でより一層薄型の充電型電
池300を安価に提供できる。
【0050】特に、ラミネートフィルムケースを用いた
充電型電池300ではその厚みも薄いので、前記圧力検
知デバイス100,200による影響を極力小さくする
ことが可能になり、本発明の効果がより一層発揮され
る。
【0051】さらに、本願第2の発明のように、破砕板
110を例えばプリント配線基板のような薄板状の保持
部210により両持ち状に保持させることにより、高価
なセラミックスの使用量を減らして、より安価にしかも
感度のよい圧力検知デバイス200を提供できる。
【0052】また、このように破砕板110を両持ち状
に保持させることにより、破砕板110を長くして感度
を向上させたり、その一方で、破砕板110を短くして
小さな変位では破損されず、落下強度や衝撃に強い圧力
検知デバイス200を容易に作製できるなど、設計の自
由度が飛躍的に向上される。また、この結果、感度がよ
く信頼性の高い圧力検知デバイス200を安価に提供で
きる。
【0053】このような破砕型圧力検知デバイス10
0,200を備えた充電型電池300は、種々の用途に
用いることが可能であり、例えば携帯電話、持ち運び可
能なパーソナルコンピュータなどを始めとする各種携帯
可能な電子機器に用いることができる。
【0054】本発明に係る破砕型圧力検知デバイス10
0,200は、充電型電池300に用いることにより事
前に充放電回路を遮断してその爆発を防止できるもので
はあるが、その使用用途は爆発防止に限定されるもので
はない。すなわち、破砕板の破損による導体路の導通遮
断を検知することにより圧力センサーとして、あるいは
物品の変形を検知できる変形検知センサーとしても使用
可能なものである。
【0055】
【発明の効果】本願第1の発明に係る破砕型圧力検知デ
バイスは、変形応力により破砕されうる破砕板上に導体
路が形成された破砕型圧力検知デバイスであって、前記
破砕板はガラスセラミックス製であることを特徴として
いるので、反りが少なく破砕板を薄く作製できる。この
ため、圧力検知デバイスの薄型化を図ることができる。
また、後述するように、比較的安価な銀や銅などの比抵
抗の小さな導電性金属ペーストを用いて、ガラスセラミ
ックスの焼成温度とほぼ同じ焼成温度で同時に焼成する
ことができる。さらに、ガラスセラミックス自体の強度
が低いため、アルミナセラミックスを用いたようにスリ
ットなどを施す必要がなくなり、破砕板の大きさにより
感度が概ね決定され、感度調整も容易に行なえる。
【0056】また、前記破砕板の導体路が形成された反
対面に電極パッドを設け、当該破砕板に開設したスルー
ホール内に形成された導通部を介して、前記導体路と前
記電極部を導通することにより、導体路が形成された反
対面にて保護回路との接続が行なえる。この結果、不要
なハンダ付着による導体路の抵抗増加を防ぐことがで
き、性能低下を引き起こすことなく設置作業ができる。
【0057】さらに、前記導体路が形成された破砕板上
に、別な破砕板を重ね合わせることにより、導体路の劣
化を防ぐことができ、長期間に渡る使用や劣悪環境下に
おける性能低下を防げる。また、破砕板を薄く作製でき
るため、このように破砕板を重ね合わせたとしても、ア
ルミナセラミックスを用いた破砕板とほぼ同様な厚みに
作製でき、充電型電池の厚みを増すことなく、安全性や
信頼性を向上できる。
【0058】本願第2の発明に係る破砕型圧力検知デバ
イスは、変形応力により破砕されうる破砕板と、当該破
砕板上に形成された導体路と、前記破砕板を両持ち状に
保持する一対の保持部とを具備する破砕型圧力検知デバ
イスであって、前記破砕板はガラスセラミック製である
ことを特徴としているので、破砕板を薄くできる。ま
た、破砕板は両持ち状に保持されるため、より一層感度
の向上が図れる。この結果、アルミナセラミックスを用
いた場合よりも薄型化され、しかも保持部を持たない場
合と比べて厚みを増すことなく、感度を向上できる。ま
た、上記第1の発明と同様に、破砕板と導体路を一度の
焼成で得ることができるだけでなく、ひいては破砕板を
短くできるため用いるセラミックス量が少なくなり、製
造コストの削減に大きく貢献するものである。
【0059】このとき、保持部として、例えばプリント
配線基板やガラスセラミックス板、アルミナセラミック
ス板などの薄板状物を用いることにより、薄型の圧力検
知デバイスを構成できる。また、保持部にプリント配線
基板を用いることにより、基板上の回路パターンを利用
して、導体路との電気的な接続や保護回路との電気的な
接続を容易に行なえる。
【0060】また、破砕板の長さを、破砕型圧力検知デ
バイスの全長の1/3以下に設定することにより、落下
や衝撃に強く、しかも小さな変位では破砕せず、所望す
る変位で作動する圧力検知デバイスを得ることもでき
る。
【0061】このように、上記本発明の破砕型圧力検知
デバイスにおいては、ガラスセラミックスから破砕板を
形成しているため、導体路をその焼成温度が破砕板の焼
成温度とほぼ等しい導電性金属ペーストから焼成形成す
ることが可能であり、この結果、製造工程が簡略化さ
れ、比抵抗が小さくしかも安価な銀や銅を使用でき、信
頼性の高い高感度な圧力検知デバイスと安価に提供でき
る。
【0062】これらの破砕型圧力検知デバイスは、例え
ば充電型電池に適用することにより、安全性が高く、よ
り一層薄型化され、さらには信頼性の高い充電型電池を
安価に提供できるなどの種々の効果を発揮できるもので
あり、ひいては、これらの圧力検知デバイスを備えた充
電型電池を、各種携帯型電子機器に応用することによ
り、携帯型電子機器の小型化、低廉化に大きく寄与でき
る。
【0063】特に、ラミネートフィルムケースが用いら
れた充電型電池ではその厚みが薄く、当該充電型電池に
適用すれば、圧力検知デバイスによる影響を極力小さく
することが可能になり、本発明の効果がより一層発揮さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る破砕型圧力検知デ
バイスを示す概略図であって、同図(a)はその平面
図、同図(b)はその側面図である。
【図2】本発明の別な実施の形態に係る破砕型圧力検知
デバイスを示す概略図であって、同図(a)はその平面
図、同図(b)はその断面図、同図(c)はその裏面図
である。
【図3】本発明のさらに別な実施の形態に係る破砕型圧
力検知デバイスを示す概略的側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る充電型電池を示す
概略図であって、同図(a)はその平面図、同図(b)
はその正面図、同図(c)はその側面図である。
【図5】本発明のさらに別な実施の形態に係る破砕型圧
力検知デバイスを示す概略図であって、同図(a)はそ
の平面図、同図(b)はその側面図である。
【図6】本発明の別な実施の形態に係る充電型電池を示
す概略的正面図である。
【図7】従来例である破砕型圧力検知デバイスを示す概
略図であって、同図(a)はその平面図、同図(b)は
その側面図である。
【符号の説明】
100 破砕型圧力検知デバイス 110 破砕板 110 スルーホール 120 導体路 121 導通部 130 電極パッド 200 破砕型圧力検知デバイス 210 保持部 220 回路パターン 300 充電型電池 310 ケース 320 出力電極(負極) 330 出力電極(正極) 340 シール部材 350 取付部材
フロントページの続き Fターム(参考) 2F055 AA11 BB20 CC11 DD07 DD09 EE39 FF21 FF31 GG11 5H011 AA09 EE04 HH13 KK01 5H022 AA00 BB27 CC02 CC10 5H030 AA06 AA09 AS11 FF32

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形応力により破砕されうる破砕板上に
    導体路が形成された破砕型圧力検知デバイスにおいて、 前記破砕板はガラスセラミックス製であることを特徴と
    する破砕型圧力検知デバイス。
  2. 【請求項2】 前記破砕板の導体路が形成された反対面
    に電極パッドを備え、当該破砕板に開設されたスルーホ
    ール内に形成された導通部を介して、前記導体路と前記
    電極部が導通されたことを特徴とする請求項1記載の破
    砕型圧力検知デバイス。
  3. 【請求項3】 前記導体路が形成された破砕板上に、別
    な破砕板が重ね合わせられたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の破砕型圧力検知デバイス。
  4. 【請求項4】 変形応力により破砕されうる破砕板と、
    当該破砕板上に形成された導体路と、前記破砕板を両持
    ち状に保持する一対の保持部とを具備する破砕型圧力検
    知デバイスにおいて、 前記破砕板はガラスセラミック製であることを特徴とす
    る破砕型圧力検知デバイス。
  5. 【請求項5】 前記保持部は、プリント配線基板やガラ
    スセラミックス板、アルミナセラミックス板などの薄板
    状物であることを特徴とする請求項4記載の破砕型圧力
    検知デバイス。
  6. 【請求項6】 保持部であるプリント配線基板上に電極
    パッドを備え、前記基板上の配線を介して前記電極パッ
    ドと前記導体路が導通されたことを特徴とする請求項5
    記載の破砕型圧力検知デバイス。
  7. 【請求項7】 前記破砕板の長さは、破砕型圧力検知デ
    バイスの全長の1/3以下であることを特徴とする請求
    項4、5又は6記載の破砕型圧力検知デバイス。
  8. 【請求項8】 前記導体路は、その焼成温度が破砕板の
    焼成温度とほぼ等しい導電性金属ペーストから焼成され
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は
    7記載の破砕型圧力検知デバイス。
  9. 【請求項9】 ケース内部に正極若しくは負極の集電体
    と、当該集電体と電気的に接続される出力電極とを備え
    た充電型電池と破砕型圧力検知デバイスを備えた圧力検
    知デバイス付充電型電池において、 前記集電体と前記出力電極とを、請求項1乃至8のいず
    れかに記載の破砕型圧力検知デバイスを介して、電気的
    に接続したことを特徴とする圧力検知デバイス付充電型
    電池。
  10. 【請求項10】 前記ケースは、ラミネートフィルムケ
    ースであることを特徴とする請求項9記載の圧力検知デ
    バイス付充電型電池。
  11. 【請求項11】 充電型電池を備えた携帯型電子機器に
    おいて、 当該充電型電池は、請求項9又は10記載の充電型電池
    であることを特徴とする携帯型電子機器。
JP35606399A 1999-09-13 1999-12-15 破砕型圧力検知デバイス及び圧力検知デバイス付充電型電池並びに携帯型電子機器 Pending JP2001174354A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35606399A JP2001174354A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 破砕型圧力検知デバイス及び圧力検知デバイス付充電型電池並びに携帯型電子機器
US09/660,511 US6602633B1 (en) 1999-09-13 2000-09-12 Crush type pressure detecting device, rechargeable battery with pressure detecting device, and portable electronic device
CN00127099A CN1288269A (zh) 1999-09-13 2000-09-13 破碎型压力检测装置、具有其的充电电池和便携电子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35606399A JP2001174354A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 破砕型圧力検知デバイス及び圧力検知デバイス付充電型電池並びに携帯型電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001174354A true JP2001174354A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18447143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35606399A Pending JP2001174354A (ja) 1999-09-13 1999-12-15 破砕型圧力検知デバイス及び圧力検知デバイス付充電型電池並びに携帯型電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001174354A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002313438A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池およびその電池の劣化判定法
CN101452057B (zh) * 2007-12-07 2012-06-20 株式会社Ntt都科摩 电池试验装置和电池试验方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002313438A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池およびその電池の劣化判定法
CN101452057B (zh) * 2007-12-07 2012-06-20 株式会社Ntt都科摩 电池试验装置和电池试验方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9385399B2 (en) Secondary battery employing safety device
KR100870349B1 (ko) 보호회로기판의 접속단자 및 그를 이용한 이차전지
JP4187685B2 (ja) 二次電池
JP2001256937A (ja) 組電池及び電池パック
EP3637534B1 (en) Cylindrical battery having pressure sensor, and method for measuring internal pressure thereof
JP3154279B2 (ja) 二次電池
CN110120557A (zh) 保护装置及电池
JP2001133472A (ja) 衝撃センサ及び衝撃圧力センサ
US6602633B1 (en) Crush type pressure detecting device, rechargeable battery with pressure detecting device, and portable electronic device
KR101474393B1 (ko) 배터리 팩
JP2000312435A (ja) 圧力破砕型保護デバイスを用いた充電型電池および当該充電型電池を用いた携帯型電子機器
CN111433968B (zh) 电池组
US8039144B2 (en) Electrochemical cell with singular coupling and method for making same
JP5267972B2 (ja) 電池パック
KR101502900B1 (ko) 전지 팩
US9269942B2 (en) Secondary battery
JP2001174354A (ja) 破砕型圧力検知デバイス及び圧力検知デバイス付充電型電池並びに携帯型電子機器
JP2004185861A (ja) 回路基板及び電池パック
KR20180037840A (ko) 이차 전지
KR20170068593A (ko) 전극
JP2004193066A (ja) 保護素子及び電池パック
JP2000114680A (ja) 実装回路基板及び電池
JP2002298830A (ja) 二次電池
JPH08162094A (ja) 蓄電池用安全装置及びそれを備えた密閉型蓄電池
JP2001084995A (ja) 破砕型圧力検知デバイス及び圧力検知デバイス付充電型電池並びに携帯型電子機器