JP2001173826A - 流体制御弁 - Google Patents

流体制御弁

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JP2001173826A
JP2001173826A JP35924499A JP35924499A JP2001173826A JP 2001173826 A JP2001173826 A JP 2001173826A JP 35924499 A JP35924499 A JP 35924499A JP 35924499 A JP35924499 A JP 35924499A JP 2001173826 A JP2001173826 A JP 2001173826A
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rotor
fluid control
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control valve
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JP35924499A
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Yukinori Ozaki
行則 尾崎
Masaki Yamaguchi
正樹 山口
Norio Niimura
紀夫 新村
Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉弁の開閉状態を把握できるようにするこ
と。 【解決手段】 コイル15を有するステータ14と、コ
イル15の励磁により回転するロータ16と、ロータ1
6の出力軸18と、ステータ14とロータ16の間に設
けられた隔壁25と、ロータ16の回転を減速する減速
手段24と、減速手段24の位置を検出する位置検出手
段と、出力軸18を介して流路33を制御する弁体40
とを備えている。これによって、規定のパルス数の信号
をコイルに送ったにもかかわらず回転子が停止した時、
減速手段24の位置を検出する位置検出手段により弁体
37の開閉状態を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流路中を流れるガ
ス流体の流れを開閉制御する流体遮断弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の流体制御弁としては、特開
平9−60752号公報に示すようなものがあった。以
下その構成について図面を参照して説明する。図10に
おいて、1は弁筐体、この弁筐体1の中にはガス流体が
流れる主流路2が構成されており、その一部には弁座3
が設けられている。4は主流路開閉手段であり、駆動部
であるモータ5の回転子6の回転運動を上下運動に変換
する変換手段7と、この変換手段7に連結され上下移動
する主流路開閉弁8で構成されている。この変換手段7
は回転子6の回転運動をネジ機構(図示せず)を介して
主流路開閉弁8の上下移動に変換している。9は回転子
6に固定された磁石である。10は回転子6を一定位置
に支持する軸受けである。この軸受10は主流路2内に
設けられた支持板11に固定されている。主流路2内に
設けられた回転子6はカバー12で覆われており主流路
2内のガス流体が漏れない構成となっている。13はモ
ータ5を構成する固定子でありコイルで構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
流体制御弁は、主流路開閉弁8の開閉状態を把握するこ
とが出来なかった。即ち、図10において開成状態にあ
る主流路開閉弁8を閉成する時は、固定子13のコイル
にパルス信号を送り回転子6を回転させ、開成している
主流路開閉弁8を閉成していた。しかし、回転子6にゴ
ミ等が挟まった時には規定のパルス数の閉成信号をコイ
ルに送ったにもかかわらず回転子6が停止した状態が発
生する。従ってこの時にはパルスを送信したにもかかわ
らず実際は主流路開閉弁が開成した状態にあった。そし
て主流路開閉弁の位置を把握するのは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、コイ
ルを有するステータと、コイルへの通電による励磁によ
り回転するロータと、ロータの出力軸と、ステータとロ
ータの間に設けられた隔壁と、ロータの回転を減速する
減速手段と、減速手段の位置を検出する位置検出手段
と、出力軸を介して流路を制御する弁体とを備えたもの
である。本発明によれば、減速手段の位置を検出する位
置検出手段を有するため、回転子にゴミ等が挟まった状
態で規定のパルス数の信号をコイルに送ったにもかかわ
らず回転子が停止した状態である時、減速手段の位置を
検出する位置検手段により主流路開閉弁の開閉状態を把
握することができるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
コイルを有するステータと、コイルへの通電による励磁
により回転するロータと、ロータの出力軸と、ステータ
とロータの間に設けられた隔壁と、ロータの回転を減速
する減速手段と、減速手段の位置を検出する位置検出手
段と、出力軸を介して流路を制御する弁体とを備えたも
のである。そして、減速手段の位置を検出する位置検出
手段によりロータの位置を把握することが出来る機能を
有すると共に、弁体の位置を把握することができる。
【0006】また、本発明の請求項2記載の発明は、コ
イルを有するステータと、コイルへの通電による励磁に
より回転するロータと、ロータの出力軸と、ステータと
ロータの間に設けられた隔壁と、ロータの回転を減速す
る減速手段と、減速手段の位置を検出する位置検出手段
と、出力軸の回転運動を直線運動に変換する駆動変換手
段と、駆動変換手段を介して流路を制御する弁体とを備
えたものである。そして、弁体を直動して動作すること
により、閉止性能に優れた流体制御弁を得ることができ
る。
【0007】また、本発明の請求項3記載の発明は、減
速手段は、ロータの回転により動作する駆動体吐、前記
駆動体に連動する第2の駆動体とを備えたものである。
そしてロータから第2の駆動体への伝達損失を少なくす
ることができる。
【0008】また、本発明の請求項4記載の発明は、回
転体で構成した駆動体、および第2の駆動体とを備えた
ものである。そして回転するロータを回転体で減速する
ため、少ないスペースで減速手段を構成できる。
【0009】また、本発明の請求項5記載の発明は、第
2の駆動体の1回転動作範囲内で、弁体を制御したもの
である。そして、第2の駆動体の1回転動作以内で弁を
制御するため、弁体位置を正確に検出することができ
る。
【0010】また、本発明の請求項6記載の発明は、位
置検出手段は、第2の駆動体の動作を検出する構成とし
たものである。そしてロータの回転を減速した第2の駆
動体を構成とすることで、低速の移動体を用いて制御す
るため、制御の精度を良くすることができる。
【0011】また、本発明の請求項7記載の発明は、位
置検出手段は、第2の駆動体に取り付けられた磁石と、
流路外に設けられた磁気検出素子とで構成としたもので
ある。そして非接触で機械的な摺動抵抗もなく弁体の絶
対位置を検出することができる。
【0012】また、本発明の請求項8記載の発明は、位
置検出手段の信号で、弁体の位置を制御して行う構成と
したものである。そして送信するパルスの制御が不要と
なり簡単な制御が可能となる。
【0013】また、本発明の請求項9記載の発明は、ス
テータへのパルス制御と、位置検出手段の信号で、弁体
の位置を制御する構成としたものダル。そして規定のパ
ルス数で動作させると共に減速手段の回転位置を検出す
るため、ロータが確実に動作したことを確認することが
できる。
【0014】また、本発明の請求項10記載の発明は、
弁体検出手段を設けた構成としたものである。そして弁
体の位置を直接検出することが可能となる。
【0015】また、本発明の請求項11記載の発明は、
弁体検出手段は、流路内の可動部に取り付けられた磁性
体と、流路外に設けられた磁気検出素子とで構成したも
のである。そして駆動する際に非接触で検出できるた
め、機械的抵抗をなくすことができる。
【0016】また、本発明の請求項12記載の発明は、
減速手段の位置検出手段の信号と、弁体検出手段の信号
で弁体の位置制御を行う構成としたものである。そして
2種類の信号で弁体の位置制御を行うため精度を向上す
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける流体制御弁の弁開時の断面図である。また図2は同
流体制御弁の弁閉時の断面図である。図3は同流体制御
弁の完全弁閉時の断面図である。図4は同流体制御弁が
利用されたガスメータの構成図である。図5〜図6は同
流体制御弁の動作ブロック図である。図7は本発明の他
の実施例における流体制御弁の弁開時の断面図である。
図8、図9は同流体制御弁の動作ブロック図である。
【0019】図1、図2に置いて、14はコイル15を
有するステータであり、16はコイル15への通電によ
る励磁により回転するロータである。ロータ16は円筒
形状をしており、その外周には磁石17が設けられてい
る。ロータ16には回転軸18が設けられている。ロー
タ16の両端には軸受19および20が設けられてい
る。回転軸18の回転は、駆動体の歯車21を回転し、
その回転は磁石22を有する第2の駆動体の歯車23で
ある回転体を回転させる。この駆動体の歯車21と第2
の駆動体の歯車23で、減速手段24を構成している。
第2の駆動体の歯車21に取り付けられた磁石22から
の磁界は、回転軸18の方向で隔壁25を介して設けら
れた磁気検出素子26に作用している。この磁石22と
磁気検出素子26で位置検出手段を構成している。
【0020】また27は隔壁25とベース板28の間を
シールするOリングである。以上のようにしてステッピ
ングモータ29が構成されている。30は流体制御部で
あり、31は入口、32は出口、33は流路である。流
体制御部30は、ロータ16の回転軸18のネジ34、
およびこのネジに係止されたナット35、回転軸18の
回転運動を直線運動に変換する駆動変換手段36と、ナ
ット35に係止され流路33を開閉する弁体37とで構
成している。
【0021】弁体37とナット35は付勢手段であるス
プリング38を介して弁体37がスプリング38を圧縮
可能な方向に摺動自在に構成されている。39はロータ
16が回転した際にナット35の回転を防止する回転防
止ピンである。40は弁体37に設けられた弁ゴム、4
1はOリングである。ステッピングモータ29と流体制
御部39とで流体制御弁42を構成している。図3にお
いて、43はナット35の先端と弁体37の間に構成さ
れた隙間である。他は図1、図2と同様であり説明は省
略する。
【0022】図4において、44はガスメータであり、
ガスメータ44の内部には、入口45と出口46を連通
する流路47が構成されている。流路47には流路47
を開閉する流体制御弁42と、この流体制御弁42の流
体制御部30を駆動する駆動手段であるステッピングモ
ータ29が設けられている。48は制御手段、49は電
池電源部を示す。50は流量計測手段で超音波流量計で
ある。
【0023】図5〜図6は同流体制御弁の動作ブロック
図であり、51は閉信号ONの動作、52はパルス送信
動作、53は磁気検出素子26による位置検出手段ON
を確認する動作、54は閉信号OFFの動作。55は開
信号ONの動作、56はパルス送信動作。57は磁気検
出素子26による位置検出手段ONを確認する動作、5
8は開信号0FFの動作である。
【0024】次に以上の構成における動作、作用につい
て図1〜図6により説明する。ガスメータ44の入口4
5側に取り付けられた流体制御弁42は通常弁開状態に
あり、この状態でガス流量を計測する。この種のガスメ
ータ44はガス流量の計測の他に、異常時に流体制御弁
42を遮断する機能を有している。その例としては感震
器(図示せず)の信号により地震の時に流体制御弁42
を遮断する。また予め設定された流量値以上が流れた
時、あるいは予め設定された流量値以下が規定時間以上
継続して流れた時にも流体制御弁42を遮断する等があ
げられる。
【0025】今、例えば予め設定された流量値以上が流
れた時を例にとって説明すると、超音波流量計50が予
め設定された流量値以上を計測すると、制御手段48が
異常を感知し、先ず、ステッピングモータ29に弁体3
7を閉成するための動作である閉信号ONの動作51と
なる。その次にパルス送信の動作52となり、制御手段
48からステッピングモータ29へパルスを送信する。
【0026】その結果、ロータ16は回転し、その回転
が回転軸18のネジ34と、このネジ34に係止された
ナット35からなる駆動変換手段36により、図1に示
すように全開状態にある弁体37を移動させ図のように
弁体37を閉成させる。更にステッピングモータ29を
動作させると磁石22が磁気検出素子26の下方向に移
動する。この時の動作は位置検出手段ONの動作53と
なる。
【0027】そして磁気検出素子26の下方向に磁石2
2が来ると、磁気検出手段26はONとなり閉信号OF
Fの動作54となり、制御手段48からステッピングモ
ータ29を停止する信号が出力され、ステッピングモー
タ29は停止する。この時弁ゴム40は図3のように図
2に比べ更に押され完全弁閉時の状態となっている。図
1の状態から図3への動作は、第2の駆動体である歯車
23の1回転動作以内で、弁体37の開閉動作が行われ
ると共に、磁石22と磁気検出素子26からなる位置検
出手段により弁体37の位置制御が行われる。
【0028】しかし、ステッピングモータ29を動作し
ても、位置検出手段ONの動作53で位置検出手段がO
FFの時にはパルス送信の動作52を繰り返すものであ
る。
【0029】次に、流体制御弁42を開成する時には図
6の動作フロー図の動作となる。即ち図3のように完全
弁閉時の状態にある流体制御弁42に対して開信号ON
の動作55を経てステッピングモータ29へパルス送信
の動作56となる。その結果、ステッピングモータ29
は弁閉成時の回転方向と逆方向に回転し、弁体38は図
1のように開成状態となる。位置検出手段ONの動作5
7となり磁気検出素子26の下方向に磁石22が来る
と、磁気検出素子26はONとなり開信号OFFの動作
58となる。
【0030】その結果、制御手段48からステッピング
モータ29を停止する信号が出力され、ステッピングモ
ータ29は停止する。しかし、ステッピングモータ29
を動作しても、位置検出手段ONの動作57で位置検出
手段がOFFの時にはパルス送信の動作56を繰り返す
ものである。このように、弁体37の開閉動作は、位置
検出手段の信号で制御されているが、パルス送信動作5
2、56において、予め設定したパルス数のパルスを送
信して弁体37を一定量動作すると共に、位置検出手段
で弁体の位置を検出する方法がある。
【0031】次に、図7〜図9により、弁体37の位置
制御について、更に信頼性の高い方法について他の実施
例を用いて説明する。図7において9は弁体37に設け
られた磁石であり、60、61は流路外に設けられた磁
気検出素子である。この磁石59、磁気検出素子60、
61で弁体検出手段62を構成している。他は、図1〜
図3と同様であり説明は省略する。図8〜図9は同流体
制御弁の動作ブロック図であり、63は閉信号ONの動
作、64はパルス送信動作、65は磁気検出素子26に
よる位置検出手段ONを確認する動作、66は弁体検出
手段62により弁体37の位置を検出する弁体検出手段
ONの動作。67は閉信号OFFの動作である。68は
開信号ONの動作、69はパルス送信動作。70は磁気
検出素子26による位置検出手段ONを確認する動作、
71は弁体検出手段62びより弁体37の位置を検出す
る弁体検出手段ONの動作、72は開信号OFFの動作
である。
【0032】次に動作を説明する。ステッピングモータ
29に弁体37を閉成するための動作である閉信号ON
の動作63が行われると、パルス送信の動作64となり
制御手段からステッピングモータ29へパルスを送信す
る。その結果、ロータ16は回転し、その回転が回転軸
18のネジ34と、このネジ34に係止されたナット3
5からなる駆動変換手段36により、図7に示すように
全開状態にある弁体37を移動させ閉成させる。更にス
テッピングモータ29を動作させると磁石22が磁気検
出素子26の下方向に移動する。この時は位置検出手段
ONの動作65が行われる。
【0033】そして磁気検出素子26の下方向に磁石2
2が来ると、磁気検出手段26はONとなる。それとと
もに、弁体検出手段62の磁気検出素子61が弁体37
を閉成したことを検出し、閉信号OFFの動作67とな
り、ステッピングモータ29を停止する。ステッピング
モータ29を動作しても、弁体検出手段ONの動作で、
弁体検出手段がOFFの時にはパルス送信の動作64を
繰り返すものである。尚、流体制御弁42を開成する動
作は閉成の時と逆動作であり説明は省略する。本実施例
では、減速手段の位置検出手段の信号と、弁体位置検出
手段の信号で弁体37の位置制御が行われる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の流体制御弁によれば次の効果が得られる。
【0035】請求項1記載の発明は、コイルを有するス
テータと、コイルへの通電による励磁により回転するロ
ータと、ロータの出力軸と、ステータとロータの間に設
けられた隔壁と、ロータの回転を減速する減速手段と、
減速手段の位置を検出する位置検出手段と、出力軸を介
して流路を制御する弁体とを備え、ロータにゴミ等が挟
まった状態で規定のパルス数の信号をコイルに送ったに
もかかわらず回転子6が停止した状態で有る時、減速手
段の位置を検出する位置検出手段により主流路開閉弁の
開閉状態を把握することができる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、コイルを有
するステータと、コイルへの通電による励磁により回転
するロータと、ロータの出力軸と、ステータとロータの
間に設けられた隔壁と、ロータの回転を減速する減速手
段と、減速手段の位置を検出する位置検出手段と、出力
軸の回転運動を直線運動に変換する駆動変換手段と、駆
動変換手段を介して流路を制御する弁体とを備えたこと
により、弁体を直動して動作し、閉止状態に優れた流体
制御弁を得ることができる。
【0037】また、請求項3記載の発明によれば、減速
手段は、ロータの回転により動作する駆動体と、駆動体
に連動する第2の駆動体とで項制することにより、ロー
タから第2の駆動体への伝達損失を少なくすることがで
きる。
【0038】また、請求項4記載の発明によれば、回転
体で構成した駆動体および第2の駆動体とで構成するこ
とにより、回転するロータを回転体で減速するため、少
ないスペースで減速手段が実現できる。
【0039】また、請求項5記載の発明によれば、第2
の駆動体の1回転動作以内で、弁体を制御することによ
り、ステッピングモータが動作を開始した後、磁気検出
素子が、次に信号を検出した点が、弁体の開或いは、閉
であるため、弁体位置を正確に検出することができる。
【0040】また、請求項6記載の発明によれば、位置
検出手段は、第2の駆動体の動作を検出する構成とする
ことにより、減速して移動する第2の駆動体を用いて制
御するため、制御の精度を良くすることができる。
【0041】また、請求項7記載の発明によれば、位置
検出手段を第2の駆動体に取り付けられた磁石と、流路
外に設けられた磁気検出手段とで構成することにより、
非接触で機械的な摺動抵抗もなく弁体の絶対位置を検出
することができる。
【0042】また、請求項8記載の発明によれば、位置
検出手段の信号で、弁体の位置を制御することにより、
送信するパルスの制御が不要となり簡単な制御が可能と
なる。
【0043】また、請求項9記載の発明によれば、ステ
ータへのパルス制御と、位置検出手段の信号で、弁体の
位置を制御することにより、規定のパルス数で動作させ
ると共に減速手段の回転位置を検出するため、ロータが
確実に動作したことを検出することができる。
【0044】また、請求項10記載の発明によれば、弁
体検出手段を設けた構成とすることにより、弁体の位置
を直接検出することが可能となり、位置検出が確実とな
る。
【0045】また、請求項11記載の発明によれば、弁
体検出手段は、流路内の可動部に取り付けられた磁性体
と、流路外に設けられた磁気検出素子とで構成すること
により、駆動する際に非接触で検出でき、機械的抵抗が
ないので、弁体動作に悪影響を与えないようにすること
ができる。
【0046】また、請求項12記載の発明によれば、減
速手段の位置検出手段と、弁体検出手段の2種類の信号
で弁体の位置制御を行うことにより精度を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における流体制御弁の弁開時
の構成を示す断面図
【図2】同流体制御弁の弁開時の構成を示す断面図
【図3】動流体制御弁の完全弁閉時の構成を示す断面図
【図4】同流体制御弁利用時のガスメータの構成を示す
断面図
【図5】同流体制御弁の弁閉成時の動作を説明するフロ
ー図
【図6】同流体制御弁の弁開成時の動作を説明するフロ
ー図
【図7】同流体制御弁の他の弁開時の構成を示す断面図
【図8】同流体制御弁の他の弁閉成時の動作を説明する
フロー図
【図9】同流体制御弁の他の弁開成時の動作を説明する
フロー図
【図10】従来の流体制御弁の構成を示す断面図
【符号の説明】 14 ステータ 15 コイル 16 ロータ 18 出力軸 22 磁石 25 隔壁 26 磁気検出素子 37 弁体 42 流体制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 金澤 靖之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H062 AA02 AA15 BB26 BB33 CC02 DD07 EE11 FF07 HH02 5H607 BB10 CC01 CC03 CC05 CC07 DD01 DD02 DD03 EE52 FF01 HH01 HH09 JJ10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルを有するステータと、前記コイルへ
    の通電による励磁により回転するロータと、前記ロータ
    の出力軸と、前記ステータの間に設けられた隔壁と、前
    記ロータの回転を減速する減速手段と、前記減速手段の
    位置を検出する位置検出手段と、前記出力軸を介して流
    路を制御する弁体とを備えた流体制御弁。
  2. 【請求項2】コイルを有するステータと、前記コイルへ
    の通電による励磁により回転するロータと、前記ロータ
    の出力軸と、前記ステータと前記ロータの間に設けられ
    た隔壁と、前記ロータの回転を減速する減速手段と、前
    記減速手段の位置を検出する位置検出手段と、前記出力
    軸の回転運動を直線運動に変換する駆動変換手段と、前
    記駆動変換手段を介して流路を制御する弁体とを備えた
    流体制御弁。
  3. 【請求項3】減速手段は、ロータの回転により動作する
    駆動体と、前記駆動体に連動する第2の駆動体とでなる
    請求項1又は2記載の流体制御弁。
  4. 【請求項4】駆動体および第2の駆動体は、回転体で構
    成した請求項3記載の流体制御弁。
  5. 【請求項5】第2の駆動体の1回転の動作の範囲内で、
    弁体を制御する請求項1〜4のいずれか1項記載の流体
    制御弁。
  6. 【請求項6】位置検出手段は、第2の駆動体の動作を検
    出する請求項1〜5のいずれか1項記載の流体制御弁。
  7. 【請求項7】位置検出手段は、第2の駆動体に取り付け
    られた磁石と、流路外に設けられた磁気検出手段とで構
    成した請求項1〜5の何れか1項記載の流体制御弁。
  8. 【請求項8】位置検出手段の信号で、弁体の位置を制御
    する請求項1又は2記載の流体制御弁。
  9. 【請求項9】ステータへのパルス制御と位置検出手段の
    信号と弁体の位置を制御する請求項1又は2記載の流体
    制御弁。
  10. 【請求項10】弁体検出手段を設けた請求項1又は2記
    載の流体制御弁。
  11. 【請求項11】弁体検出手段は、流路内の可動部に取り
    付けられた磁性体と、流路外に設けられた磁気検出素子
    とからなる請求項10記載の流体制御弁。
  12. 【請求項12】減速手段の位置検出手段の信号と、弁体
    検出手段の信号と出弁体の位置を制御する請求項1記載
    の流体制御弁。
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