JPH0720482U - 接点付逆止弁 - Google Patents
接点付逆止弁Info
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- JPH0720482U JPH0720482U JP5599593U JP5599593U JPH0720482U JP H0720482 U JPH0720482 U JP H0720482U JP 5599593 U JP5599593 U JP 5599593U JP 5599593 U JP5599593 U JP 5599593U JP H0720482 U JPH0720482 U JP H0720482U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁自体を小型化し、部品点数を減少せしめ、
もって、配管の管路長の短縮、低コスト化を図ることを
目的とする。 【構成】 両端部に入口3及び出口5が設けられたケー
シング1と、該ケーシング1に進退自在に設けられ、液
体を一方向にのみ流す弁体11と、該弁体11の弁部1
3の端縁の一所に設けられたマグネット17と、該マグ
ネット17に対応するケーシング1の外側に設けられた
マグネットスイッチからなるスイッチ部21と、上記ケ
ーシング1の芯壁8に長手方向に沿って設けられた長溝
9と、該長溝9に摺動自在に係合されるべく弁体11の
芯部15に固着されたガイドピン19とからなり、弁体
11の進退に伴い弁の開閉を検出する信号をだす。
もって、配管の管路長の短縮、低コスト化を図ることを
目的とする。 【構成】 両端部に入口3及び出口5が設けられたケー
シング1と、該ケーシング1に進退自在に設けられ、液
体を一方向にのみ流す弁体11と、該弁体11の弁部1
3の端縁の一所に設けられたマグネット17と、該マグ
ネット17に対応するケーシング1の外側に設けられた
マグネットスイッチからなるスイッチ部21と、上記ケ
ーシング1の芯壁8に長手方向に沿って設けられた長溝
9と、該長溝9に摺動自在に係合されるべく弁体11の
芯部15に固着されたガイドピン19とからなり、弁体
11の進退に伴い弁の開閉を検出する信号をだす。
Description
【0001】
本考案は、弁の開閉を検出する接点付逆止弁に関し、例えば、工場やビルなど の給排水装置、あるいは給排油システムなどの制御をするために利用される。
【0002】
例えば、空気調節装置等においては、冷却水を一方向にのみ循環させるため逆 止弁を設けた回路となっているが、ここで何らかの異常で冷却水が流れなくなっ たとすると逆止弁が閉となる。この場合、冷却水の流れが停止したことは一々判 らないので、これを知らしめるフロースイッチを取り付ける必要があるのである 。
【0003】 しかしながら、従来の逆止弁には弁の開閉を検出するスイッチ機能が付いてい ないため、弁の開閉を検出する信号を出すためには、逆止弁の他にフロースイッ チを取り付けなければならなかった。
【0004】
このため、次の如き問題点であった。まず、弁の開閉を検出するフロースイッ チは逆止弁とは別体であり、必ず液体の流れ方向に設けられなければならないた め、配管の管路長が長大化するという欠点があった。この種の弁は、一般に目立 たない奥まったところに配置される配管系の一環として装備されるため、作業ス ペースが極めて小となる場合が多い。このため、配管の管路長を短縮し、弁構造 そのものも出来るだけ小型化される必要がある。
【0005】 また、フロースイッチ機能は、これがなくとも給排自体は可能であるので、い わば贅沢品であるため、低コスト化の要請は通常に比し大きい。かかる観点から も従来のものは部品点数が増え、材料的にも組立加工的にもコスト増大の原因に なるという欠点があった。
【0006】
本考案は、上記欠点を解消し、弁自体を小型化し、部品点数を減少せしめ、も って、配管の管路長の短縮、低コスト化を図ることを目的とする。
【0007】 上記目的達成のため、本考案は、両端部に入口及び出口が設けられたケーシン グと、該ケーシングに進退自在に設けられ、液体を一方向にのみ流す弁体と、該 弁体の弁部の端縁の一所に設けられたマグネットと、該マグネットに対応するケ ーシングの外側に設けられたスイッチ部と、上記ケーシングの芯壁に長手方向に 沿って設けられた長溝と、該長溝に摺動自在に係合されるべく弁体の芯部に固着 されたガイドピンとからなり、弁体の進退に伴い弁の開閉を検出する信号をだす ことを特徴とする接点付逆止弁を供する。
【0008】
配管内の液体が正方向に流れると、その流圧により弁体が流れ方向に進行する ため入口が開となり、液体がケーシング内に入口より流入し出口より流出する。 弁体の弁部にはマグネットが設けられているため、弁体が進行すると、マグネッ トがスイッチ部から離脱することになる。このため、スイッチ部がマグネットの 動きひいては弁体の動きを判別するのである。
【0009】 一方、液体が流れていないとき、または逆方向に流れようとするときは、弁体 はブロックされ入口が閉となるので、マグネットはスイッチ部から離脱しないの である。
【0010】 このようにして、マグネットの動きひいては弁体の動きを判別したスイッチ部 は弁の開閉を検出する信号を出すのである。
【0011】
次に、本考案にかかる接点付逆止弁を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】 まずケーシング1があり、その両端部は開口され、そこにそれぞれ入口3及び 出口5が設けられる。入口3には若干径小の段部7が形成される。ケーシング1 の中央には芯壁8が形成され、そこに長手方向に沿って長溝9が設けられる。ケ ーシング1内には、コイルばね10により入口3方向に付勢された弁体11が進 退自在に設けられる。
【0013】 該弁体11は、入口3を開閉する弁部13と、ケーシング1の芯壁8に進退自 在に挿入される芯部15とからなる。該弁部13の端縁の一所には、マグネット 17が埋め込まれる。芯部15にはガイドピン19が固着され、該ガイドピン1 9が上記長溝9に摺動自在に係合されることにより、弁体11が進退時回動する のが防止される。
【0014】 21はマグネットスイッチからなるスイッチ部であり、上記マグネット17に 対応するケーシング1の外側に取り付けられる。
【0015】 図中、23はコイルばね10が取り付けられるガイド、25、27、29はパ ッキングである。
【0016】 上記構成の接点付逆止弁を、例えば、冷却水循環回路の中に設けるのである。
【0017】 上記実施例による接点付逆止弁は次の作用、効果を有する。
【0018】 配管内の液体が正方向に流れると、その流圧により、弁部13が矢印方向に押 し上げられ入口3が開となる。このとき、弁体11はガイドピン19が芯壁8の 長溝9に摺動自在に係合されているため、回動が阻止されるので、弁部13に埋 め込まれたマグネット17はケーシング1内の円周方向に回動することなく、弁 部13とともに図4に示す位置まで上昇する。このとき、すなわちマグネット1 7がスイッチ部21の横を通過するとき、スイッチ部21の接点(図示省略)が 閉(ON)となる。
【0019】 一方、液体が流れていないとき、または逆方向に流れようとするときは、弁体 11はコイルばね10の付勢力により入口3の段部7に当たるため、入口3は閉 となり、液体は逆方向には流れない。このとき、マグネット17はスイッチ部2 1から離脱しないため、スイッチ部21の接点は開(OFF)となる(図5)。
【0020】 このように弁の開閉に伴って発生するON又はOFFの信号を利用してポンプ (図6)や電磁弁(図示省略)の開閉、ブザーなどを制御することができるから 、事故を未然に防止することができるのである。
【0021】 本考案にかかる接点付逆止弁は上記実施例に限定されることはない。例えば、 スイッチ部21の接点の開閉は上記実施例とは逆にしてもよい。またスイッチ部 21は、上記例のようなリードスイッチを用いた機械式のマグネットスイッチの 他、ホール集積回路を用いてトランジスタセンサーからなるスイッチとしてもよ い。
【0022】
このように、本考案にかかる接点付逆止弁によれば、単一の逆止弁により逆止 弁と弁の開閉を検出するフロースイッチの両方の実を挙げることができるため、 弁の小型化、部品点数の減少を図ることができ、配管の管路長の短縮、低コスト 化に資する効果がある。
【図1】本考案にかかる接点付逆止弁の実施例を示す中
央断面図である。
央断面図である。
【図2】図1の一部平面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本考案にかかる接点付逆止弁の作用を説明する
ための図で、液体が正方向に流れる場合を示す。
ための図で、液体が正方向に流れる場合を示す。
【図5】本考案にかかる接点付逆止弁の作用を説明する
ための図で、液体が逆方向に流れる場合を示す。
ための図で、液体が逆方向に流れる場合を示す。
【図6】本考案にかかる接点付逆止弁の使用例を説明す
る図で、ポンプに接続した場合を示す。
る図で、ポンプに接続した場合を示す。
1 ケーシング 3 入口 5 出口 7 段部 8 芯壁 9 長溝 10 コイルばね 11 弁体 13 弁部 15 芯部 17 マグネット 19 ガイドピン 21 スイッチ部 23 ガイド 25 パッキング 27 パッキング 29 パッキング
Claims (1)
- 【請求項1】 両端部に入口及び出口が設けられたケー
シングと、該ケーシングに進退自在に設けられ、液体を
一方向にのみ流す弁体と、該弁体の弁部の端縁の一所に
設けられたマグネットと、該マグネットに対応するケー
シングの外側に設けられたスイッチ部と、上記ケーシン
グの芯壁に長手方向に沿って設けられた長溝と、該長溝
に摺動自在に係合されるべく弁体の芯部に固着されたガ
イドピンとからなり、弁体の進退に伴い弁の開閉を検出
する信号をだすことを特徴とする接点付逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055995U JP2604091Y2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 接点付逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055995U JP2604091Y2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 接点付逆止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720482U true JPH0720482U (ja) | 1995-04-11 |
JP2604091Y2 JP2604091Y2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=13014671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993055995U Expired - Fee Related JP2604091Y2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 接点付逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604091Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001141094A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体制御弁 |
JP2001173826A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体制御弁 |
JP2007333087A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Toyo Valve Co Ltd | 流水検知装置 |
JP2013030326A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料電池システム |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP1993055995U patent/JP2604091Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001141094A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体制御弁 |
JP2001173826A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体制御弁 |
JP2007333087A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Toyo Valve Co Ltd | 流水検知装置 |
JP2013030326A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料電池システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2604091Y2 (ja) | 2000-04-10 |
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