JP2001173156A - トラス筋 - Google Patents
トラス筋Info
- Publication number
- JP2001173156A JP2001173156A JP36443799A JP36443799A JP2001173156A JP 2001173156 A JP2001173156 A JP 2001173156A JP 36443799 A JP36443799 A JP 36443799A JP 36443799 A JP36443799 A JP 36443799A JP 2001173156 A JP2001173156 A JP 2001173156A
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- JP
- Japan
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- bar
- truss
- section
- cross
- chord
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下弦筋をラチス筋に簡単に溶接できるととも
に、その溶接強度が高められ、かつ座りの良いトラス筋
を提供することである。 【解決手段】 三角形の角部に配置された一本の上弦筋
2と二本の下弦筋3とが波形のラチス筋4で接合された
トラス筋1において、前記下弦筋3は少なくとも下面が
水平面である。
に、その溶接強度が高められ、かつ座りの良いトラス筋
を提供することである。 【解決手段】 三角形の角部に配置された一本の上弦筋
2と二本の下弦筋3とが波形のラチス筋4で接合された
トラス筋1において、前記下弦筋3は少なくとも下面が
水平面である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラス筋に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートスラブの構築においては、
いわゆるハーフプレキャストコンクリート板(以下PC
板という)が多く使用されている。このPC板には、図
14の(1)に示すようなトラス筋15が使用されてい
る。このトラス筋15は三角形の角部に配置された一本
の上弦筋16と二本の下弦筋17とが波形のラチス筋1
8で接合されて構成され、前記下弦筋17には普通丸鋼
が使用されている。
いわゆるハーフプレキャストコンクリート板(以下PC
板という)が多く使用されている。このPC板には、図
14の(1)に示すようなトラス筋15が使用されてい
る。このトラス筋15は三角形の角部に配置された一本
の上弦筋16と二本の下弦筋17とが波形のラチス筋1
8で接合されて構成され、前記下弦筋17には普通丸鋼
が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のトラス
筋はラチス筋と下弦筋とが普通丸鋼同士であるため滑り
やすくなって溶接強度が下がるとともに、図14の
(2)に示すように、下弦筋下面とラチス筋下面とがず
れた状態で溶接されるためトラス筋を水平面に設置する
とガタついて座りが悪く、例えば鉄板などに溶接し難か
った。
筋はラチス筋と下弦筋とが普通丸鋼同士であるため滑り
やすくなって溶接強度が下がるとともに、図14の
(2)に示すように、下弦筋下面とラチス筋下面とがず
れた状態で溶接されるためトラス筋を水平面に設置する
とガタついて座りが悪く、例えば鉄板などに溶接し難か
った。
【0004】本発明はこれらの問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、下弦筋をラチス筋に簡単に溶接
できるとともに、その溶接強度が高められ、かつ座りの
良いトラス筋を提供することである。
のであり、その目的は、下弦筋をラチス筋に簡単に溶接
できるとともに、その溶接強度が高められ、かつ座りの
良いトラス筋を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め手段は、請求項1の発明が、三角形の角部に配置され
た一本の上弦筋と二本の下弦筋とが波形のラチス筋で接
合されたトラス筋において、前記下弦筋は少なくとも一
面が水平面であることを特徴とする。
め手段は、請求項1の発明が、三角形の角部に配置され
た一本の上弦筋と二本の下弦筋とが波形のラチス筋で接
合されたトラス筋において、前記下弦筋は少なくとも一
面が水平面であることを特徴とする。
【0006】請求項1の発明によれば、座りのよいトラ
ス筋が製作できる。
ス筋が製作できる。
【0007】また請求項2の発明が、請求項1おいて、
下弦筋は断面方形、断面長方形、断面L字形、断面溝
形、断面多角形、断面馬蹄形、断面円形であることを特
徴とする。
下弦筋は断面方形、断面長方形、断面L字形、断面溝
形、断面多角形、断面馬蹄形、断面円形であることを特
徴とする。
【0008】請求項2の発明によれば、下弦筋をラチス
筋に簡単に溶接できるとともに、その溶接強度が高めら
れる。
筋に簡単に溶接できるとともに、その溶接強度が高めら
れる。
【0009】また請求項3の発明が、請求項1におい
て、上弦筋は異形鉄筋または普通丸鋼であることを特徴
とする記載のトラス筋。
て、上弦筋は異形鉄筋または普通丸鋼であることを特徴
とする記載のトラス筋。
【0010】請求項3の発明によれば、コンクリートと
の付着強度が大きくなる。
の付着強度が大きくなる。
【0011】また請求項4の発明が、請求項1におい
て、上弦筋は断面溝形、断面台形、断面多角形であるこ
とを特徴とする。
て、上弦筋は断面溝形、断面台形、断面多角形であるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明によれば、上弦筋をラチス
筋に簡単に溶接できるとともに、その溶接強度が高めら
れる。
筋に簡単に溶接できるとともに、その溶接強度が高めら
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトラス筋の実施の
形態について説明する。図1は第1の実施の形態のトラ
ス筋の斜視図、図2は同正面図、図3は同平面図、図4
は同側面図、図5は図2のA−A断面図である。
形態について説明する。図1は第1の実施の形態のトラ
ス筋の斜視図、図2は同正面図、図3は同平面図、図4
は同側面図、図5は図2のA−A断面図である。
【0014】トラス筋1は三角形の角部に配置された一
本の上弦筋2と二本の下弦筋3とが波形のラチス筋4で
接合されて構成され、前記上弦筋2が異形鉄筋であるの
に対して、下弦筋3が断面長方形の鉄筋となっている。
この下弦筋3の側面は垂直面であるためラチス筋4の谷
部4aにおける下端部とは面接触となって溶接が簡単に
でき、その溶接強度が高められる。また下弦筋3の下面
も水平面であるため、トラス筋1を平らな面に設置した
ときに座りも良くなり、特に平らな面が鉄板の場合は溶
接が簡単にできる。
本の上弦筋2と二本の下弦筋3とが波形のラチス筋4で
接合されて構成され、前記上弦筋2が異形鉄筋であるの
に対して、下弦筋3が断面長方形の鉄筋となっている。
この下弦筋3の側面は垂直面であるためラチス筋4の谷
部4aにおける下端部とは面接触となって溶接が簡単に
でき、その溶接強度が高められる。また下弦筋3の下面
も水平面であるため、トラス筋1を平らな面に設置した
ときに座りも良くなり、特に平らな面が鉄板の場合は溶
接が簡単にできる。
【0015】図6は第2の実施の形態のトラス筋5を示
し、上弦筋2が異形鉄筋から断面台形の鉄筋に代わった
ものである。この上弦筋2を断面台形としたことによ
り、ラチス筋4の山部4bにおける上端部との溶接が簡
単になり、その溶接強度が高められた。
し、上弦筋2が異形鉄筋から断面台形の鉄筋に代わった
ものである。この上弦筋2を断面台形としたことによ
り、ラチス筋4の山部4bにおける上端部との溶接が簡
単になり、その溶接強度が高められた。
【0016】また図7は第3の実施の形態のトラス筋6
を示し、上弦筋2が異形鉄筋から断面台形で、かつ中空
の鉄筋に代わったものである。
を示し、上弦筋2が異形鉄筋から断面台形で、かつ中空
の鉄筋に代わったものである。
【0017】また図8は第4の実施の形態のトラス筋7
を示し、上記と同様に上弦筋2が断面台形で、かつ上面
が開口した溝形の鉄筋が使用され、第3の実施の形態の
トラス筋6と同じ効果を奏するとともに剛性が増し、か
つ溝内8にコンクリートが打設されるとコンクリートと
の接着強度が大きくなる。
を示し、上記と同様に上弦筋2が断面台形で、かつ上面
が開口した溝形の鉄筋が使用され、第3の実施の形態の
トラス筋6と同じ効果を奏するとともに剛性が増し、か
つ溝内8にコンクリートが打設されるとコンクリートと
の接着強度が大きくなる。
【0018】また図9は第5の実施の形態のトラス筋9
を示し、上弦筋2が断面台形で、かつ下面が開口した溝
形の鉄筋で構成され、図8のトラス筋7と同様の効果を
奏することができる。
を示し、上弦筋2が断面台形で、かつ下面が開口した溝
形の鉄筋で構成され、図8のトラス筋7と同様の効果を
奏することができる。
【0019】また図10は第6の実施の形態のトラス筋
10を示し、下弦筋3を断面方形にしたものである。こ
れも第1の実施の形態のトラス筋1と同じ効果を奏する
ことができる。
10を示し、下弦筋3を断面方形にしたものである。こ
れも第1の実施の形態のトラス筋1と同じ効果を奏する
ことができる。
【0020】また図11は第7の実施の形態のトラス筋
11を示し、下弦筋3を断面L形の鉄筋にしたものであ
る。
11を示し、下弦筋3を断面L形の鉄筋にしたものであ
る。
【0021】また図12は第8の実施の形態のトラス筋
12を示し、下弦筋3を断面溝形の鉄筋にしたものであ
る。前記図11と図12のトラス筋10、11も第1の
実施の形態のトラス筋1と同じ効果を奏することができ
る。
12を示し、下弦筋3を断面溝形の鉄筋にしたものであ
る。前記図11と図12のトラス筋10、11も第1の
実施の形態のトラス筋1と同じ効果を奏することができ
る。
【0022】さらに図13は第9の実施の形態のトラス
筋13を示し、下弦筋3を断面ほぼ半円形の鉄筋にした
ものである。この下弦筋3は断面半円形に限らず、下面
に水平面を備えていれば、断面馬蹄形であってもよい。
筋13を示し、下弦筋3を断面ほぼ半円形の鉄筋にした
ものである。この下弦筋3は断面半円形に限らず、下面
に水平面を備えていれば、断面馬蹄形であってもよい。
【0023】また図10〜図13の実施の形態のトラス
筋10、11、12、13の上弦筋2を、図6〜図9の
トラス筋5、6、7、9の上弦筋2に代えることもでき
る。さらに、上弦筋2および下弦筋3は上記のものに限
定されるものではなく、少なくとも下面が水平面であれ
ばよく、その他の断面多角形の鉄筋をそれぞれ組み合わ
せて使用することもできる。
筋10、11、12、13の上弦筋2を、図6〜図9の
トラス筋5、6、7、9の上弦筋2に代えることもでき
る。さらに、上弦筋2および下弦筋3は上記のものに限
定されるものではなく、少なくとも下面が水平面であれ
ばよく、その他の断面多角形の鉄筋をそれぞれ組み合わ
せて使用することもできる。
【0024】
【発明の効果】座りのよいトラス筋が製作できるととも
に、鉄板などに簡単に溶接することができる。
に、鉄板などに簡単に溶接することができる。
【0025】下弦筋をラチス筋に簡単に溶接できて生産
効率が上がるとともに、その溶接強度が高められる。
効率が上がるとともに、その溶接強度が高められる。
【0026】コンクリートとの付着強度が大きくなる。
【0027】上弦筋をラチス筋に簡単に溶接できるとと
もに、その溶接強度が高められる。
もに、その溶接強度が高められる。
【図1】第1の実施の形態のトラス筋の斜視図である。
【図2】第1の実施の形態のトラス筋の正面図である。
【図3】第1の実施の形態のトラス筋の平面図である。
【図4】第1の実施の形態のトラス筋の側面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】第2の実施の形態のトラス筋の側面図である。
【図7】第3の実施の形態のトラス筋の側面図である。
【図8】第4の実施の形態のトラス筋の側面図である。
【図9】第5の実施の形態のトラス筋の側面図である。
【図10】第6の実施の形態のトラス筋の側面図であ
る。
る。
【図11】第7の実施の形態のトラス筋の側面図であ
る。
る。
【図12】第8の実施の形態のトラス筋の側面図であ
る。
る。
【図13】第9の実施の形態のトラス筋の側面図であ
る。
る。
【図14】(1)は従来のトラス筋の斜視図、(2)は
同側面図である。
同側面図である。
1、5、6、7、9、10、11、12、13、15
トラス筋 2、16 上弦筋 3、17 下弦筋 4、18 ラチス筋 8 溝内
トラス筋 2、16 上弦筋 3、17 下弦筋 4、18 ラチス筋 8 溝内
Claims (4)
- 【請求項1】 三角形の角部に配置された一本の上弦筋
と二本の下弦筋とが波形のラチス筋で接合されたトラス
筋において、前記下弦筋は少なくとも一面が水平面であ
ることを特徴とするトラス筋。 - 【請求項2】 下弦筋は断面方形、断面長方形、断面L
字形、断面溝形、断面多角形、断面馬蹄形、断面円形で
あることを特徴とする請求項1に記載のトラス筋。 - 【請求項3】 上弦筋は異形鉄筋または普通丸鋼である
ことを特徴とする請求項1に記載のトラス筋。 - 【請求項4】 上弦筋は断面溝形、断面台形、断面多角
形であることを特徴とする請求項1に記載のトラス筋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36443799A JP2001173156A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | トラス筋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36443799A JP2001173156A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | トラス筋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001173156A true JP2001173156A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18481810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36443799A Pending JP2001173156A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | トラス筋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001173156A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180043127A (ko) * | 2016-10-19 | 2018-04-27 | (주)엔테이지 | 상현재 보강 트러스거더 일체형 데크 |
KR20180049685A (ko) * | 2016-11-03 | 2018-05-11 | (주)엔테이지 | 종방향 인장재를 이용한 탈형 데크 |
CN109597185A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-04-09 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 一种桁架杆的制作方法 |
KR102060342B1 (ko) * | 2017-12-26 | 2019-12-30 | 경희대학교 산학협력단 | 트러스형 데크 플레이트에 적용되는 채움 지지 보강 트러스 거더 |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36443799A patent/JP2001173156A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180043127A (ko) * | 2016-10-19 | 2018-04-27 | (주)엔테이지 | 상현재 보강 트러스거더 일체형 데크 |
KR101885735B1 (ko) * | 2016-10-19 | 2018-08-07 | (주)엔테이지 | 상현재 보강 트러스거더 일체형 데크 |
KR20180049685A (ko) * | 2016-11-03 | 2018-05-11 | (주)엔테이지 | 종방향 인장재를 이용한 탈형 데크 |
KR101885738B1 (ko) * | 2016-11-03 | 2018-08-07 | (주)엔테이지 | 종방향 인장재를 이용한 탈형 데크 |
KR102060342B1 (ko) * | 2017-12-26 | 2019-12-30 | 경희대학교 산학협력단 | 트러스형 데크 플레이트에 적용되는 채움 지지 보강 트러스 거더 |
CN109597185A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-04-09 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 一种桁架杆的制作方法 |
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