JP2001173052A - 吐水器具 - Google Patents

吐水器具

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JP2001173052A
JP2001173052A JP35988099A JP35988099A JP2001173052A JP 2001173052 A JP2001173052 A JP 2001173052A JP 35988099 A JP35988099 A JP 35988099A JP 35988099 A JP35988099 A JP 35988099A JP 2001173052 A JP2001173052 A JP 2001173052A
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water
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discharge pipe
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JP35988099A
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Yoshiji Sakakibara
佳司 榊原
Kenji Shirai
研次 白井
Masaki Igarashi
正樹 五十嵐
Kazuyoshi Takimoto
和佳 滝本
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キッチンの吐水器具から吐水を行いながら洗い
物その他各種の作業を行う際に、吐水流量の調節操作を
容易に行えるようにする。 【解決手段】吐水管18の内部を部分的に二重管構造と
なしてそれぞれの管内に第一分岐通路32A,第二分岐
通路32Bを形成するとともに、吐水管18に、第一分
岐通路32Aの開口40を開閉する弁体36を有する流
調弁34を設けてその流調弁34に流調操作部24を連
接し、弁体36による開口40の開閉に基づいて吐水口
19からの吐水流量を段階的に変化させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は吐水管又はシャワ
ーヘッドから成る吐水部の吐水口から吐水を行う吐水器
具に関し、詳しくは操作性の改善のための技術手段に特
徴を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】図7はこの種吐水器具の一例として、キ
ッチンの流し台上に設けられたシングルレバー式の吐水
器具を示している。図示の例の吐水器具200にあって
は、流し台202のカウンター204且つシンク206
の奥の部分に本体208が立設されて、その上部に主操
作部(レバー)210が回動可能に設けられ、その主操
作部210を回動操作することで、吐水管212の先端
の吐水口214からシンク206に向けての吐水と止水
及び吐水流量調節と温度調節とが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの吐水
器具200の場合、流し台202の前に立ってシンク2
06を使い、洗い物その他の作業を行いながら吐水と止
水或いは吐水口214からの吐水流量調節,温度調節を
行おうとしたとき、吐水器具200の主操作部210が
遠い位置にあるためにその操作が行い辛く、ひいては吐
水器具200を用いての作業性が悪いといった問題があ
った。
【0004】以上キッチンの吐水器具を例として説明し
たが、この問題は例えばシャワーヘッドを有する浴室の
吐水器具、即ち主操作部を有する本体からシャワーホー
スが延び出してその先端にシャワーヘッドが接続されて
成る吐水器具その他においても同様に生じ得る問題であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の吐水器具はこの
ような課題を解決するために案出されたものである。而
して請求項1のものは、吐水管又はシャワーヘッドから
成る吐水部の内部を少なくとも部分的に二重管又はそれ
以上の複重管構造となしてそれぞれの管内に水流の通路
を形成するとともに、該吐水部に該通路の開口を該通路
ごとに独立に開閉する弁体を有する流調弁を設けて該流
調弁に流調操作部を連接し、該弁体による該開口の開閉
に基づいて吐水口からの吐水流量を段階的に変化させる
ようになしたことを特徴とする。
【0006】請求項2のものは、請求項1において、前
記弁体は少なくとも先端部が先細り形状の尖端部を備え
た棒状に構成してあり、該棒状部を前記開口内に軸方向
に押し込み又は引き戻すことによって前記開口を開閉す
るものとなしてあることを特徴とする。
【0007】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記吐水部が吐水管であって該吐水管の先端
部に吐水管キャップが装着されており、該吐水管キャッ
プが前記複重管構造とされていることを特徴とする。
【0008】請求項4のものは、吐水管又はシャワーヘ
ッドから成る吐水部内の水流の通路上に流出開口を形成
する一方、少なくとも先端部が先細り形状の尖端部を備
えた棒状に構成された弁体を有する流調弁を該吐水部に
設けて該流調弁に、前記棒状部を前記開口内に押し込み
又は引き戻すことで該流出開口の開放面積を増減する流
調操作部を連接し、該流出開口の開放面積の増減変化に
よって該吐水口からの吐水流量を変化させるようになし
たことを特徴とする。
【0009】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、前記弁体が前記吐水部の先端部に該吐水部の
軸線方向に進退可能に設けられており、且つ前記流調操
作部が該吐水部の先端面に露出且つ突出状態に設けられ
ていることを特徴とする。
【0010】請求項6のものは、請求項1〜5の何れか
において、前記流調弁及び流調操作部が吐水管の先端部
に配設してあることを特徴とする。
【0011】請求項7のものは、請求項6において、前
記吐水管の先端部に吐水管キャップが装着されていて該
吐水管キャップに前記流調弁及び流調操作部が設けられ
ていることを特徴とする。
【0012】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の吐水器
具は、吐水管又はシャワーヘッドから成る吐水部の内部
を少なくとも部分的に二重管又はそれ以上の複重管構造
となす一方、水流の通路の開口を独立に開閉する弁体を
有する流調弁と流調操作部を吐水部に設けたものであ
る。この吐水器具にあっては、流調弁の弁体が水流の通
路の開口を独立に開閉する結果、吐水部内の水流量が変
化し、これに伴って吐水口からの吐水流量が段階的に変
化する。
【0013】この請求項1の吐水器具の場合、遠い位置
にある本体の主操作部を操作しなくても、吐水部に設け
た流調弁を流調操作部により手元操作するだけで吐水口
からの吐水流量を調節することができ、従って例えば流
し台の前に立って作業をしながら吐水流量を頻繁に調節
するような場合においてもその操作を極めて簡単に行う
ことができ、吐水を行いながらの作業の作業性が向上す
る。また本発明によれば流調弁及び流調操作部を簡単な
構造で構成でき、従って吐水管又はシャワーヘッドから
成る吐水部に流調弁及び流調操作部を容易に設けること
ができる。
【0014】請求項2のものは、上記弁体を、その先端
部が先細り形状の尖端部を備えた棒状を成すように構成
し、その棒状部を上記通路の開口内に軸方向に押し込み
又は引き戻すことで開口を開閉するようになしたもの
で、このようにすれば流調弁の弁体を簡単な構成となし
得るとともに、弁体を押引操作するだけで、吐水口から
の吐水流量を簡単に操作性良く段階的に変化させること
ができる。
【0015】請求項3のものは、吐水部としての吐水管
の先端部に吐水管キャップを装着するようになし且つそ
の吐水管キャップを複重管構造となしたもので、この請
求項3によれば、吐水管本体とは別体をなす吐水管キャ
ップを吐水管本体に装着するだけで、簡単に吐水管の一
部を複重管構造となすことができる。
【0016】次に請求項4のものは、吐水部内の水流の
通路上に流出開口を形成して、弁体の先細り形状の尖端
部を備えた棒状部をその流出開口内に押し込み又は引き
戻すことで開口の開放面積を増減し、以って吐水口から
の吐水流量を変化させるようになしたもので、このよう
にした場合においても簡単に吐水流量を増減変化させる
ことができ、且つ流調弁及び流調操作部を容易に吐水管
等の吐水部に設けることができる。
【0017】尚この請求項4においては、開口の開放面
積を連続的に変化させて吐水流量を連続的に変化させる
ようになすことができる。またこの場合において開口を
完全閉鎖しないように弁体を設けておき、吐水口からの
吐水を止水することなく、小流量から大流量の範囲で流
量調節するようになすことができる。
【0018】これら請求項1〜4において、上記弁体は
吐水部の先端に且つ吐水部の軸線方向に進退可能に設け
ておき、吐水部の先端面に突出状態に設けた流調操作部
によって弁体を軸線方向に移動させ、吐水流量を変化さ
せるようになすことができる(請求項5)。
【0019】本発明は吐水部としての吐水管の先端部に
流調弁及び流調操作部を設けておくことができる(請求
項6)。これにより吐水管を有する吐水器具において吐
水口からの吐水流量の調節を手元操作できるようにな
る。この場合において吐水管の先端部に吐水管キャップ
を装着するようになし、その吐水管キャップに流調弁及
び流調操作部を設けておくことができる(請求項7)。
このようにすれば、吐水管キャップを吐水管本体に装着
するだけで簡単に吐水管に流調弁及び流調操作部を具備
させることができる。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は本例の吐水器具(この
例ではシングルレバー式の吐水器具)で、キッチンにお
ける流し台のカウンター等取付基体12上に立設された
本体14と、その上部に設けられた主操作部(レバー)
16と、本体14から延び出した吐水管18とを有して
おり、その主操作部16の上下回動操作により吐水口1
9からの吐水と止水及び吐水流量調節を行い、また左右
回動操作によって吐水温度を調節するようになってい
る。
【0021】吐水管18は、吐水管本体20とその先端
部に装着された吐水管キャップ22とを有しており、そ
の吐水管キャップ22に吐水口19が設けられている。
またその吐水管18の先端面、具体的には吐水管キャッ
プ22の先端面に、流調操作部24が押込み或いは引戻
し可能に設けられている。
【0022】図2に示しているように、吐水管キャップ
22は小径の嵌入部26を有しており、その嵌入部26
が吐水管本体20の内面にOリング28を介して水密に
嵌合されている。吐水管キャップ22は、軸方向中間部
位までが二重管構造をなしていてその内管30の内側と
外側とに、吐水管本体20内の主通路32に連通した第
一分岐通路32Aと第二分岐通路32Bとが形成されて
いる。
【0023】この吐水管キャップ22にはまた、二重管
構造をなしていない部分において流調弁34と、その弁
体36を押引操作する上記流調操作部24とが設けられ
ている。ここで弁体36は全体が棒状をなしており、そ
の軸線が吐水管キャップ22の軸線方向に図中左右方向
に進退可能に設けられている。
【0024】この弁体36は一端側、即ち内管30側の
一端側が先細り形状のテーパ形状の尖端部38として構
成されており、その尖端部38の第一分岐通路32Aの
開口、即ち内管30の開口40内への押込み或いは引戻
しによって開口40を開閉するようになっている。
【0025】弁体36は、吐水管キャップ22の挿通孔
42内にOリング28を介して水密に且つ軸方向に摺動
可能に嵌合保持されている。而して吐水管キャップ22
内部に入り込んだ部分には大径のフランジ部44が形成
されており、このフランジ部44によって弁体36が吐
水管キャップ22から抜止めされている。尚流調操作部
24もまた弁体36に対し大径とされている。
【0026】この例の吐水器具10においては、主操作
部16を最大流量まで開操作した状態の下で流調操作部
24を押し込み、これにより流調弁34の弁体36を図
2(A)の引込状態から同図(B)に示すように図中右
向きに押込動作させ、尖端部38にて開口40を閉鎖す
ることで、第二分岐通路32Bを流通する水流のみを吐
水口19から吐水させることができる。このとき吐水口
19からの吐水流量は小流量となる。
【0027】一方この状態から流調操作部24の引戻し
によって弁体36を引込動作させ、図2(A)に示す状
態とすると、第一分岐通路32A及び第二分岐通路32
Bの両方を流通する水流が吐水口19から吐水される。
このとき吐水口19からの吐水流量は大流量となる。本
例の吐水器具10の場合、上記のようにして吐水口19
からの吐水流量を小流量から大流量に若しくはその逆に
2段階に調節することができる。
【0028】従ってこの例の吐水器具10の場合、遠い
位置にある本体18の主操作部16をいちいち操作しな
くても、吐水管18に設けた流調弁34を手元操作する
だけで吐水口19からの吐水流量を調節することがで
き、従って例えば流し台の前に立って作業をしながら吐
水流量を頻繁に調節するような場合においてもその操作
を極めて簡単に行うことができ、吐水を行いながらの作
業の作業性が向上する。また本例によれば流調弁34及
び流調操作部24を簡単な構造で構成でき、従って吐水
管18にかかる流調弁34及び流調操作部24を容易に
設けることができる。
【0029】また本例の吐水器具10では吐水管18の
先端部に吐水管キャップ22を装着してこれを二重管構
造となしているため、吐水管本体20とは別体をなす吐
水管キャップ22を吐水管本体20に装着するだけで、
簡単に吐水管18の一部を二重管構造となすことができ
る。
【0030】加えて本例では吐水管18の先端部、具体
的には吐水管キャップ22に流調弁34及び流調操作部
24を設けているため、吐水管キャップ22を装着する
だけで簡単に吐水管18に流調弁34及び流調操作部2
4を具備させることができる。
【0031】尚上例では弁体36を挿通孔42に摺動可
能に挿通しておき、弁体36を直接内管30の開口40
に向けて押し込み或いは引き戻すようにしているが、図
3に示しているように弁体36に雄ねじ部を設ける一
方、挿通孔42に雌ねじ部を設けてそれらをねじ結合
し、弁体36を回転操作することによりねじ送り作用で
軸線方向に進退させ、開口40を開閉するようになすこ
とも可能である。
【0032】また上例では弁体36全体を棒状に構成
し、その尖端部38にて内管30の開口40を開閉する
ようにしているが、図4に示しているように弁体36の
端部に平面形状の閉鎖面45を形成しておいて、その閉
鎖面45にて開口40を閉鎖し又は開放するようになす
といったことも可能である。
【0033】尚この場合において、弁体36に尖端部3
8とガイド部46を設けておき、それらを内管30内部
に挿入するようになすこともできる。つまり図1及び図
2の実施例における弁体36のフランジ部44の前面を
開口40の閉鎖面として用いるようになすこともでき
る。
【0034】上記実施例では吐水管キャップ22の内部
に第一分岐通路32Aと第二分岐通路32Bとを形成し
ているが、図5に示しているように吐水管キャップ22
内に吐水管本体20内の主通路32に連通する通路48
のみを形成しておき、その通路48の開口40、即ち内
管30の開口40内に弁体36の尖端部38を挿入し、
その挿入量の変化によって開口40の開放面積を増減変
化させ、以って吐水口19からの吐水流量を変化させる
ようになすこともできる。
【0035】またこの場合において、弁体36の外面且
つ軸方向に所定間隔で複数の係合凹部50を設ける一
方、挿通孔42側に係合突起52を設け、その係合突起
52を係合凹部50に弾性的に係入させることで、弁体
36の軸方向位置を複数位置で位置決めし、これによっ
て吐水口19からの吐水流量を段階的に変化させるよう
になすといったことも可能である。
【0036】尚この例では係合突起52がボールにて構
成され、そのボールがスプリング54(図5(I)参
照)にて突出し方向に付勢されている。但し係合突起5
2をばね片で構成し、これを係合凹部50内に弾性的に
係入させるようにすることも可能であるし、或いはまた
他の手段によって弁体36を軸方向の複数位置に位置決
めするようになすこともできる。また図1〜図3の実施
例において弁体36を軸方向の複数位置に位置決めし、
吐水口19からの吐水流量を段階的に変化させるように
なすといったことも可能である。
【0037】本例においても簡単に吐水口19からの吐
水流量を増減変化させることができ、且つ流調弁34及
び流調操作部24を容易に吐水管18に設けることがで
きる。
【0038】尚本例においては、開口40の開放面積を
連続的に変化させて吐水流量を連続的に変化させるよう
になすこともできる。また本例にあっては開口40を完
全閉鎖しないように弁体36を設けておくことで、吐水
口19からの吐水を止水することなく小流量から大流量
の範囲で流量調節するようになすことができる。
【0039】上記図1〜図4の実施例では吐水管キャッ
プ22を二重管構造となしているが、図6に示している
ように吐水管キャップ22を三重管構造となして、その
内部の第一内管30の内側に第一分岐通路32Aを、ま
た第二内管56と第一内管30との間に第三分岐通路3
2Cを、更に第二内管56の外側に第二分岐通路32B
をそれぞれ形成する一方、流調弁60に第一内管30の
開口40を開閉する第一弁体62と第二内管56の開口
58を開閉する第二弁体64とを具備させて、それらに
流調操作部66を連接し、詳しくは第一流調操作部68
を第一弁体62に、また第二流調操作部70を第二弁体
64に連接し、それらの操作によって図6(II),(II
I)に示しているように開口40或いは開口58を開閉
することで、吐水口19からの吐水流量を3段階に変化
させるようになすといったことも可能である。或いはま
た、場合によって吐水管キャップ22内を四重管若しく
はそれ以上の複重管構造となして、吐水口19からの吐
水流量を4段階若しくはそれ以上に変化させるといった
ことも可能である。
【0040】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば流調弁における弁体の先端
部を棒状に構成する場合において、上記図1〜図5の実
施例のように必ずしも弁体36の全体を棒状に構成する
必要はなく、先端側のみを棒状に構成するだけで十分で
ある。また本発明は、本体からシャワーホースが延び出
してその先端にシャワーヘッドが接続されて成る吐水器
具に対し適用することも可能である。
【0041】更にまた上記実施例では吐水管キャップ2
2を複重管構造としたり、或いはその吐水管キャップ2
2に流調弁34,60と流調操作部24,66とを設け
ているが、場合によって吐水管本体20に吐水管キャッ
プ22を装着するのでなく、吐水管18を単体構成とし
てその一部を二重管若しくはそれ以上の複重管構造とな
したり或いは流調弁34,60及び流調操作部24,6
6を設けるといったことも可能であるなど、本発明はそ
の主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態
で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の吐水器具を示す図である。
【図2】図1における吐水管キャップの内部構造を示す
図である。
【図3】本発明の他の実施例の吐水器具の要部を示す図
である。
【図4】本発明の更に他の実施例の吐水器具の要部を示
す図である。
【図5】本発明の更に他の実施例の吐水器具の要部を示
す図である。
【図6】本発明の更に他の実施例の吐水器具の要部を示
す図である。
【図7】従来の吐水器具の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 吐水器具 18 吐水管 19 吐水口 22 吐水管キャップ 24,66 流調操作部 32A 第一分岐通路 32B 第二分岐通路 32C 第三分岐通路 34,60 流調弁 36 弁体 38 尖端部 40,58 開口 62 第一弁体 64 第二弁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 正樹 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 滝本 和佳 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D060 CB01 CC18 CC20 4F033 AA09 AA11 BA04 CA01 DA01 DA05 EA01 GA02 GA10 NA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐水管又はシャワーヘッドから成る吐水
    部の内部を少なくとも部分的に二重管又はそれ以上の複
    重管構造となしてそれぞれの管内に水流の通路を形成す
    るとともに、該吐水部に該通路の開口を該通路ごとに独
    立に開閉する弁体を有する流調弁を設けて該流調弁に流
    調操作部を連接し、該弁体による該開口の開閉に基づい
    て吐水口からの吐水流量を段階的に変化させるようにな
    したことを特徴とする吐水器具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記弁体は少なくと
    も先端部が先細り形状の尖端部を備えた棒状に構成して
    あり、該棒状部を前記開口内に軸方向に押し込み又は引
    き戻すことによって前記開口を開閉するものとなしてあ
    ることを特徴とする吐水器具。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記吐
    水部が吐水管であって該吐水管の先端部に吐水管キャッ
    プが装着されており、該吐水管キャップが前記複重管構
    造とされていることを特徴とする吐水器具。
  4. 【請求項4】 吐水管又はシャワーヘッドから成る吐水
    部内の水流の通路上に流出開口を形成する一方、少なく
    とも先端部が先細り形状の尖端部を備えた棒状に構成さ
    れた弁体を有する流調弁を該吐水部に設けて該流調弁
    に、前記棒状部を前記開口内に押し込み又は引き戻すこ
    とで該流出開口の開放面積を増減する流調操作部を連接
    し、該流出開口の開放面積の増減変化によって該吐水口
    からの吐水流量を変化させるようになしたことを特徴と
    する吐水器具。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記弁
    体が前記吐水部の先端部に該吐水部の軸線方向に進退可
    能に設けられており、且つ前記流調操作部が該吐水部の
    先端面に露出且つ突出状態に設けられていることを特徴
    とする吐水器具。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記流
    調弁及び流調操作部が吐水管の先端部に配設してあるこ
    とを特徴とする吐水器具。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記吐水管の先端部
    に吐水管キャップが装着されていて該吐水管キャップに
    前記流調弁及び流調操作部が設けられていることを特徴
    とする吐水器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142725A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Tokyo Electric Power Co Inc:The エアレス塗装装置
WO2016047817A1 (ko) * 2014-09-23 2016-03-31 조남현 절수용 수도꼭지 배관

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