JP2009142725A - エアレス塗装装置 - Google Patents

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Katsuhisa Kashiwazaki
勝久 柏崎
Shunji Seki
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Abstract

【課題】本発明は、エアレスガンにおける塗料の吐出量調整機構により、被塗物の形状や狭隘間隔等に対応した吐出量の微量調整を塗装作業員が適宜行って、鉄塔の碍子装置金具の塗装作業を効率良く行うことができるエアレス塗装装置を提供する。
【解決手段】本発明は、燃料タンク内の塗料を加圧した状態で供給ホースに送り、供給ホースの先端に取り付けたエアレスガンを介して塗料を吐出するエアレス塗装装置において、エアレスガンは、塗料の吐出量調整機構を備えている。また、エアレスガンは、先端側部分に握力式レバーを用いた塗料の吐出機構を備え、供給ホースが接続される基端側部分に塗料の吐出量調整機構を備えている。さらに、塗料の吐出量調整機構は、供給ホースが接続されて塗料が送り込まれるバルブ筐体と、バルブ筐体内において、エアレスガンに送り込む塗料の量を調整するネジ式進退構造を用いたニードルバルブにより構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、主として鉄塔の碍子装置金具等を塗装する際に使用する、エアレス塗装装置である。
具体的には、エアレスガンにおける塗料の吐出量調整機構により、被塗物の形状や狭隘間隔等に対応した吐出量の微量調整を塗装作業員が適宜行って、鉄塔の碍子装置金具の塗装作業を効率良く行うことができるエアレス塗装装置に関するものである。
近年、高架送電線用の鉄塔上における碍子装置金具が、経年劣化等により発錆した場合の対策として、発錆した碍子装置全体を取り外して、新しい碍子装置に取り替える措置が採られている。
そして、多導体設備用の碍子装置の場合においては、この碍子装置の取り替えに膨大な費用を要することから、これを抑制するために、作業員が刷毛を使って碍子装置の塗装を行う措置が考えられる。
また、碍子装置の塗装を行う際に、塗料タンク内の塗料を加圧した状態で供給ホースに送り、供給ホースの先端に取り付けたエアレスガンを介して塗料を吐出するエアレス塗装装置を利用することも予想される。
このエアレス塗装装置としては、例えば、特許文献1に開示されているように、引金によってニードル弁を作動させて塗料の吐出量を調整するエアレススプレーガンのニードル弁機構という技術が存在する。
また、特許文献2に開示されているように、主弁座を設けたスプレー管と、スプレー物質用の接続管との流路の開閉を、主弁座に配属されていて主弁ハウジング内に移動可能に支承されている主弁部材を引金レバーによって作動させて、塗料の吐出量を調整する高圧スプレーガンという技術が存在する。
さらに、特許文献3に開示されているように、スプレーの開口から噴出する液体の噴霧量を調節するための弁部材を、ノズルの先端側に備えている調節スプレーノズルという技術が存在する。
実公昭42−17745号公報 特公昭44−11277号公報 特開昭51−77911号公報
しかしながら、作業員が刷毛を使って碍子装置の塗装を行おうとした場合、碍子装置金具が複数の金具を連結した構成となっていることから、この連結部分に狭隘部としての隙間が存在することとなる。
そして、作業員の刷毛を使った塗装においては、この連結部分に存在する狭隘部としての隙間に刷毛が進入できないことから、刷毛を使った塗装が困難である部位や、塗装することができない部位が存在してしまう。
また、塗料タンク内の塗料を、加圧器とエアレス装置等を介して加圧した状態で供給ホースに送り、供給ホースの先端に取り付けたエアレスガンを介して塗料を吐出するエアレス塗装装置を利用した場合、碍子装置金具が存在する鉄塔における塗装作業になることから、作業箇所が、塗料タンクと加圧器を備えているエアレス装置が存在する場所から離れている場合が多い。
具体的には、碍子装置金具は、鉄塔の腕金部の先端や、さらに碍子連を介して電線取り付け箇所に設置されていることから、この碍子装置の塗装作業を行う箇所が、塗料タンクと加圧器を備えているエアレス装置が存在する場所から必然的に離れてしまうのである。
そして、鉄塔における通常の塗装作業においては、アングル材や鋼管材等の被塗物が大きく、また、平坦な状態である為に、塗料タンクと加圧器を備えているエアレス装置が存在する側において、塗料の吐出量を予め調整してから塗装作業を行っている。この通常の塗装作業では、作業中に塗料の吐出量の調整を行う頻度は極めて少ない。
これに対し、鉄塔における碍子装置の塗装作業の場合、碍子装置金具が複雑に組み合わされている被塗物であり、狭隘箇所が多く存在することとなる。
その為、この様な狭隘部の塗装においては、塗料の吐出量を微少量に調整し、また、被塗物の形状や狭隘間隔等に応じて、さらに吐出量の微調整が必要となる。
この様な場合、従来の方式では、塗装作業員が、加圧器等を操作する作業員に合図を送り、加圧器等を操作する作業員がその場で塗料の吐出量を調整して塗装作業が行われていた。
しかし、塗装作業員の合図により、被塗物の形状や狭隘間隔等に対応した吐出量の微量調整を、他の作業員が行うのは非常に困難であることから、塗装作業員の疲労要因となり、また、塗装作業全体の作業効率を悪くする要因ともなっていた。
加えて、碍子装置の塗装作業の場合、碍子装置金具が複雑に組み合わされている被塗物であり、狭隘部と平坦な箇所が混在する為、これらを塗装する場合には、塗料の吐出量を大きく増減させなければならない。
そして、分岐バルブを介して分配されたエアレスガンの吐出量は、主として、加圧器等を操作する作業員がその場で調整しているので、従来の方式では、一台のエアレス塗装装置により、分配された個々のエアレスガンを使用して、狭隘部と平坦な箇所の塗装を同時に行うことができなかった。
さらに、従来のエアレス塗装装置においては、エアレスガンの握力式レバーを操作して、塗料の吐出量を若干調整できるものの、塗料を高圧にして送り込んでいる状況下では吐出量の調整について期待できないのが実状であり、現実的には、加圧器等を操作する作業員がその場で塗料の吐出量を調整することが主となっていた。
その為、塗装作業員による被塗物の形状や狭隘間隔等に対応した吐出量の微量調整を行うことが、強く望まれていた。
この他、特許文献1に開示されている、引金によってニードル弁を作動させて塗料を吐出するエアレススプレーガンのニードル弁機構においては、引金の引き動作加減によって塗料の吐出量を若干調整できるものの、被塗物の形状や狭隘間隔等に対応した吐出量の微量調整は現実的に困難であることから、鉄塔の碍子装置金具の塗装作業を効率良く行うことはできない。
さらに、特許文献2に開示されている技術においては、主弁ハウジング内に移動可能に支承されている主弁部材を引金レバーによって作動させることで塗料の吐出量を若干調整できるものの、被塗物の形状や狭隘間隔等に対応した吐出量の微量調整は現実的に困難であり、特許文献1に開示されている技術と同様の弊害が生じている。
また、特許文献3に開示されている技術においては、ノズル先端側に備えた弁部材により、スプレー開口から噴出する液体の噴霧量を調節するだけで、塗料の送り込み量調整機構が備え付けられていないことから、被塗物の形状や狭隘間隔等に対応した吐出量の微量調整は現実的に困難であり、特許文献1に開示されている技術と同様の弊害が生じている。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、エアレスガンにおける塗料の吐出量調整機構により、被塗物の形状や狭隘間隔等に対応した吐出量の微量調整を塗装作業員が適宜行って、種々の部材が複雑に組み合わされている鉄塔の碍子装置金具の塗装作業を効率良く行うことができるエアレス塗装装置を提供することを目的とする。
本発明は、塗料タンク内の塗料を加圧した状態で供給ホースに送り、供給ホースの先端に取り付けたエアレスガンを介して塗料を吐出するエアレス塗装装置において、エアレスガンは、塗料の吐出量調整機構を備えていることで、上述した課題を解決した。
また、エアレスガンは、先端側部分に握力式レバーを用いた塗料の吐出機構を備え、供給ホースが接続される基端側部分に塗料の吐出量調整機構を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、塗料の吐出量調整機構は、供給ホースが接続されて塗料が送り込まれるバルブ筐体と、バルブ筐体内において、エアレスガンに送り込む塗料の量を調整するネジ式進退構造を用いたニードルバルブにより構成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、バルブ筐体は、供給ホースから塗料が送り込まれる円形の直線状流路と、この直線状流路に連設したニードルバルブ保持流路を有し、このニードルバルブ保持流路から横方向に分岐して、エアレスガンに塗料を送り込む分岐状流路を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、ニードルバルブは、バルブ筐体の直線状流路に沿って挿入される円錐突起体を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
本発明は、塗料タンク内の塗料を加圧した状態で供給ホースに送り、供給ホースの先端に取り付けたエアレスガンを介して塗料を吐出するエアレス塗装装置において、エアレスガンは、塗料の吐出量調整機構を備えていることから、被塗物の形状や狭隘間隔等に対応した吐出量の微量調整を塗装作業員が適宜行って、種々の部材が複雑に組み合わされている鉄塔の碍子装置金具の塗装作業を効率良く行うことができる。
即ち、鉄塔における碍子装置の塗装作業の場合、碍子装置金具が複雑に組み合わされている被塗物であり、狭隘箇所が多く存在することから、塗料の吐出量を微少量に調整し、また、被塗物の形状や狭隘間隔等に応じて、さらに吐出量の微調整が必要となる。
その為、本発明に係るエアレス塗装装置により、被塗物と吐出量の状態を確認しながら、吐出量の微量調整を塗装作業員自身により適宜行って、碍子装置金具を効率良く塗装できるようにしたのである。
また、従来のように塗装作業員が合図を送り、加圧器等を操作する作業員がその場で塗料の吐出量を調整する面倒な工程を省いて、塗装作業全体の作業効率を向上させている。
これは、同時に、塗装作業員の疲労を軽減させることにもなる。その為、作業員が必要以上に疲労することがなく、高架送電線用の鉄塔上における高所において、碍子装置金具の塗装作業を継続して行うことができる。
また、作業員の疲労を排除して、作業員の集中力も好ましい状態で維持されるため、高所における碍子装置金具の塗装作業を安全に行うことができる。
さらに、本発明に係るエアレス塗装装置により、種々の部材が複雑に組み合わされている碍子装置金具において、分岐バルブを介して分配された個々のエアレスガン毎に吐出量の微量調整を塗装作業員自身が適宜行って、狭隘部の塗装と、平坦な箇所の塗装を、個々のエアレスガンにより同時に行うことができる。
すなわち、加圧器等を操作してエアレスガンに送り込む塗料の量を多くしている状態であっても、エアレスガンの吐出量調整機構により、塗料を微少吐出量まで調整できるため、エアレスガンに送り込む塗料の量を予め適切なものに調整しておくことで、作業中に加圧器等を操作することなく、個々のエアレスガンにより、狭隘部の塗装と、平坦な箇所の塗装を、同時に行うことができるのである。
さらに、エアレスガンは、先端側部分に握力式レバーを用いた塗料の吐出機構を備え、供給ホースが接続される基端側部分に塗料の吐出量調整機構を備えていることから、被塗物と吐出量の状態を確認しながら吐出量調整機構を操作し、吐出量の微量調整を塗装作業員自身により適宜行って、碍子装置金具を効率良く塗装できるのである。
また、塗料の吐出量調整機構により、エアレスガンから吐出する塗料の量を微少量に調整できるため、例えば、碍子装置金具の連結部分における狭隘部としての隙間に必要以上の塗料を吐出してしまう事態を回避できる。
加えて、エアレスガンから吐出する塗料の量を微少量に調整することで、狭隘部としての隙間に、好ましい量の塗料だけを集中的に吹き付けることができるのである。
また、塗料の吐出量調整機構は、供給ホースが接続されて塗料が送り込まれるバルブ筐体と、バルブ筐体内において、エアレスガンに送り込む塗料の量を調整するネジ式進退構造を用いたニードルバルブにより構成されていることから、ニードルバルブを操作して、エアレスガンから吐出する塗料の量を塗装作業員により簡単に調整できる。
その為、被塗物が狭隘箇所であるときは塗料の吐出量を微少量に調整し、また、被塗物が平坦な箇所であるときは吐出量を多く調整することで、碍子装置金具を効率良く塗装できるようにしたのである。
この他、バルブ筐体は、供給ホースから塗料が送り込まれる円形の直線状流路と、この直線状流路に連設したニードルバルブ保持流路を有し、このニードルバルブ保持流路から横方向に分岐して、エアレスガンに塗料を送り込む分岐状流路を備えていることから、高圧力の塗料による負荷がエアレスガンに直接掛かる事態を回避することができる。
また、ニードルバルブは、バルブ筐体の直線状流路に沿って挿入される円錐突起体を備えていることから、ニードルバルブを進退させ、円錐突起体の周面により、バルブ筐体の直線状流路を開かせたり閉じたりすることにより、エアレスガンに送り込む塗料の量を調整することができる。
即ち、ニードルバルブの円錐突起体により、直線状流路の断面を連続的に変えて、塗料の流量をコントロールする絞り弁としての機能を発揮するのである。
また、ニードルバルブの円錐突起体により、直線状流路の断面を連続的に変えて塗料の流量をコントロールするため、塗料の送り込み量の微調整を正確に行うことができる。
さらに、ニードルバルブの円錐突起体を、バルブ筐体の直線状流路に、直線的に挿入することから、直線状流路の断面を連続的に変えることができると共に、高圧力の塗料のニードルバルブに対する抵抗力を極力低減させることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係るエアレス塗装装置は、塗料タンク内の塗料を加圧した状態で供給ホースPに送り、供給ホースPの先端に取り付けたエアレスガン1を介して塗料を吐出するもので、エアレスガン1は、先端側部分に握力式レバー8を用いた塗料の吐出機構15を備え、供給ホースPが接続される基端側部分に塗料の吐出量調整機構18を備えている。
具体的には、小型のエアレス装置を鉄塔上における塔体部(腕金部)に設置し、塗料タンク内の高粘度の塗料を加圧器により加圧してから、小型エアレス装置に接続した分岐バルブによって接続された供給ホースPを介して碍子連の先(および手前)にある碍子装置金具まで塗料を圧送して、複数の作業者が所持しているそれぞれのエアレスガン1に塗料を送り込むものである。
尚、塗料タンク内の高粘度の塗料を加圧器により加圧してから、エアレス装置により高所作業場まで塗料を揚上し、高所作業場に設置している分岐バルブに接続された供給ホースPを介して、複数の作業者が所持しているそれぞれのエアレスガン1に塗料を送り込むものであっても良い。
そして、握力式レバー8による吐出機構15より、エアレスガン1の先端部に取り付けたジェットノズル7から塗料を吐出させるのである。
また、図1・図2に示すように、ジェットノズル7と手元バルブ5との間に設けている握力式レバー8を作業員が握り込み、エアレスガン1の手元バルブ5を開弁させて、ジェットノズル7から所定量の塗料を吐出させるのである。
このとき、図2に示すように、エアレスガン1のグリップ部9内に存在する塗料流路13の先端開口部にシリンダー2の開口部を連通させ、このシリンダー2内に配したピストン型の弁座3が、弁バネ6を介して接続パイプ12の先端開口部を常時閉塞するように付勢されている。
そして、手元バルブ5の筐体外壁面に、握力式レバー8が揺動可能に枢着され、この握力式レバー8と前記弁座3を、プランジャー4を介して連結させている。
従って、握力式レバー8を握り込んでグリップ部9側に移動させることで、弁座3は弁バネ6に抗して上方向に押し上げられ、接続パイプ12の先端開口部が開放されて、加圧された塗料がシリンダー2内を通ってジェットノズル7から吐出されるのである。
また、図1に示すように、グリップ部9と握力式レバー8を囲うようにして、保護枠部10を架設している。
さらに、図1に示すように、握力式レバー8には、回転フック式のストッパー部11を設けている。このストッパー部11は、エアレスガン1を使用しないときに、ジェットノズル7から不用意に塗料が吐出しないようにするために、自身を仮固定するものである。
エアレスガン1に取り付けているジェットノズル7は、図1・図2に示すように、細長のパイプ状に形成されている。
このジェットノズル7は、碍子装置金具の連結部分としての狭隘部に進入させ、狭隘部に塗料を噴出して塗装を行うものである。
そして、図2に示すように、ジェットノズル7は、その基端部に円柱部分7aを連設し、この円柱部分7aの基端部に円形突出部分7bを設けている。このジェットノズル7は、円筒状に形成されたジョイント部70を介してエアレスガン1に取り付けられている。
このジョイント部70は、円筒の基端側における内周面に雌ネジ溝を設けている。また、円筒の先端側には、内向きの係合片70aを設けている。さらに、エアレスガン1の先端部分には、雄ネジ溝を設けている。
そして、ジョイント部70にジェットノズル7を挿入し、ジェットノズル7の円形突出部分7bとジョイント部70の係合片70aを当接させた状態で、ジョイント部70の雌ネジ溝とエアレスガン1の雄ネジ溝を螺合させ、エアレスガン1にジェットノズル7を取り付けているのである。
また、図3・図4に示すように、ジェットノズル7に変えて、スプレーノズル80をエアレスガン1に取り付けても良い。このスプレーノズル80は、図3に示すように、エアレスガン1の先端部分に設けられている所定の回転部材81と、この回転部材81に取り付けられるエアレスチップ82により構成されている。回転部材81は、その側面にエアレスチップ82を挿入する孔83を有している。
エアレスチップ82は、図5に示すように、所定の長さの円柱状部分84を備え、その中央に塗料の吐出口85を有している。また、円柱状部分84には、略T字状に形成された操作片86が連設されている。塗料の吐出口85は、例えば、図6に示すように、エアレスチップ82を横にした状態で塗料を吐出した際に、縦方向において幅広に拡散し、横方向には狭い幅を有するようにしている。その為、スプレーノズル80は、平坦な部分の塗装に適したものとなる。
また、回転部材81には、図3に示すように、略台形の枠部14を、対向するように2個設けている。この2個枠部14は、互いに先端側の離隔距離を大きくするように、傾斜状に固定されている。
そして、塗装作業員は、平坦な部分を塗装するときに、回転部材81を回転させ、幅広に拡散する塗料の吐出方向を適宜変えて、塗装を行うのである。
尚、エアレスチップ82は、その吐出口85の口径や、吐出口85のパターン幅(切り込みの有無および切り込み角度)により、塗料の拡散角度が決定されるもので、塗装作業においては、被塗物の状態に適したエアレスチップ82が適宜選択されるのである。
また、枠部14は、エアレスチップ82部分を保護する機能と、パターン方向(縦パターンor横パターン)の目安がつけられる機能を有している。
この他、吐出する塗料の状態がノズルの先端チップの口径により異なることは、ジェットノズル7も同様である。
ジェットノズル7の場合、口径が0.3mm〜2.0mm(好ましくは0.5mm〜1.0mm)であり、塗料の組成(防錆顔料の大きさ等)や粘性により選択される。ジェットノズル7には、先端の切り込みが存在しないことから、広角的な塗装には不向きとなる。また、吐出状態は、拡散したスプレー状ではなく、連続的および直線的な吐出状態となる。
一方、スプレーノズル80は、一般的に口径が0.1mm〜1.4mmであり、塗料の組成(防錆顔料の大きさ等)や粘性により選択される。スプレーノズル80において、先端部に切り込みがない場合は、円状の吐出状態となる。また、先端部に切り込みがある場合には、その角度により、楕円状の広角的スプレー塗装パターンを形成するものである。
そして、ニードルバルブ17の円錐突起体40を操作して、塗料の流量を少なくすると、エアレスガン1内の圧力は低下する。この場合、吐出する塗料の量は少なく、塗出圧力も低いものとなる。
この様な状態のエアレスガン1にジョットノズル7を装着した場合には、連続的および直線的な塗料の吐出を繰り返し行うことが可能となる。
また、この様な状態のエアレスガン1にスプレーノズル80を装着した場合に
は、エアレスガン1内の圧力が低くなって広角的なスプレー塗装ができず、スプレーノズル80においても連続的および直線的な塗料の吐出になる。ジェットノズル7との差異は、ジェットノズル7の方が狭隘箇所に塗装し易いということになる。
一方、ニードルバルブ17の円錐突起体40を操作して、塗料の流量を多くすると、エアレスガン1内の圧力は高くなる。この場合、吐出する塗料の量は多く、塗出圧力も高いものとなる。
この様な状態のエアレスガン1にジョットノズル7を装着した場合には、口径および塗料圧力にもよるが、若干、不連続的かつ狭角的な塗料の塗出傾向になる。この場合には、狭隘箇所の塗装ができず、平坦な塗装箇所においても均一な塗装が困難である。
また、この様な状態のエアレスガン1にスプレーノズル80を装着した場合には、エアレスガン1内の圧力が高くなり、広角的なスプレー塗装が可能となる。ジェットノズル7との差異は、スプレーノズル80の方が平坦な塗装箇所に塗装し易いということになる。
さらに、図1乃至図4に示すように、供給ホースPとエアレスガン1との接続部位には、ニードルバルブ17を用いた塗料の吐出量調整機構18を備えている。
そして、図1に示すように、吐出量調整機構18による塗料の所定量の送り込みを前提として、前記握力式レバー8による吐出機構15により、エアレスガン1のジョットノズル7から塗料を吐出するのである。また、図3・図6に示すように、エアレスガン1のスプレーノズル80から塗料を吐出するのである。
尚、握力式レバー8は、主として塗料の吐出の開始と停止を操作するものである。エアレスガン1のノズル7から吐出する塗料の量は、塗料の吐出量調整機構18により定まるもので、握力式レバー8の握り込みの程度に左右されるものではない。
塗料の吐出量調整機構18は、図1・図3に示すように、エアレスガン1のグリップ部9の下方に連設されている。具体的には、グリップ部9と供給ホースPの間に存在するのである。
塗料の吐出量調整機構18は、図7に示すように、塗料が送り込まれるバルブ筐体19と、バルブ筐体19内において、エアレスガン1に送り込む塗料の量を調整するニードルバルブ17により構成されている。このニードルバルブ17は、図7乃至図9に示すように、ネジ式進退構造を用いている。
バルブ筐体19は、図8・図9に示すように、供給ホースPから塗料が送り込まれる円形の直線状流路30と、この直線状流路30に連設したニードルバルブ保持流路31を有している。ニードルバルブ保持流路31は、直線状流路30よりも大径に形成されている。
また、バルブ筐体19は、図8に示すように、ニードルバルブ保持流路31から横方向に分岐して、エアレスガン1に塗料を送り込む分岐状流路32を備えている。この分岐状流路32には、塗料保留室33が連設されている。また、塗料保留室33には、その上方に直線状流路34が連設されている。
バルブ筐体19の直線状流路30は、供給ホースPを介して送り込まれた塗料が通過する流路である。この直線状流路30が存在する部分には、図7に示すように、その外周に雄ネジ溝を設けて、供給ホースPとの接続部20を形成している。
また、ニードルバルブ保持流路31を有している部分は、図8に示すように、全体が所定の長さを有する円筒状に形成されている。さらに、ニードルバルブ保持流路31の上方部分には、雌ネジ溝を設けている。
このニードルバルブ保持流路31には、ニードルバルブ17が進退可能に配置されている。
ニードルバルブ17は、先端側に円錐突起体40を備えている。この円錐突起体40は、図8に示すように、バルブ筐体19の直線状流路30に沿って挿入されるものである。
また、円錐突起体40の基端側には、大径に形成されて基部41が連設されている。この基部41は、ニードルバルブ保持流路31に嵌合するように形成され、その外周に水密用のシール部材28が巻装されている。
さらに、ニードルバルブ17の基部41には、外周に雄ネジ溝を設けているネジ部材27が連設されている。このネジ部材27の雄ネジ溝は、図8に示すように、ニードルバルブ保持流路31の上方部分に設けている雌ネジ溝に螺合するものである。
また、ネジ部材27の基端側には、細長の棒状体26が延設されている。この棒状体26は、図8に示すように、バルブ筐体19のニードルバルブ保持流路31から、上方に向けて突出している。
そして、ネジ部材27の棒状体26には、摘み部材25が固定されている。また、図8・図9に示すように、摘み部材25の下部とバルブ筐体19の上部間に、バネ16を配置している。
このバネ16は、ニードルバルブ17の緩みを防止するものである。すなわち、塗装作業員が誤って摘み部材25に軽く接触したり、また、塗装作業時に生じる種々の振動が塗料の吐出量調整機構18に伝わることにより、ニードルバルブ17が緩むことがある。その為、摘み部材25の下部とバルブ筐体19の上部間にバネ16を配置し、振動等の影響により摘み部材25が回転してしまう事態の発生を阻止して、ニードルバルブ17の緩みを防止しているのである。
この様にして、バルブ筐体19内において、ニードルバルブ17は、ネジ式進退構造を形成している。
そして、摘み部材25を、例えば、右方向に回転させることで、ニードルバルブ保持流路31におけるニードルバルブ17を、バルブ筐体19の下方に移動させる。このとき、図8に示すように、直線状流路30の端部が、挿入している円錐突起体40周面により閉じられているときは、ニードルバルブ保持流路31への塗料の流入がストップした状態となる。
また、塗料の流入がストップした状態から、摘み部材25を、例えば、左方向に回転させることで、図9に示すように、ニードルバルブ保持流路31におけるニードルバルブ17を、バルブ筐体19の上方に移動させる。
すると、挿入している円錐突起体40の周面により閉じられている直線状流路30の端部が、円錐突起体40の退出により次第に開いた状態となり、それに伴ってニードルバルブ保持流路31へ塗料が流入し、エアレスガン1に送り込む塗料の量も増えるのである。
この他、バルブ筐体19において、ニードルバルブ保持流路31から横方向に分岐した分岐状流路32、塗料保留室33、直線状流路34を備えている部分は、分岐部材50として独立に構成されている。
分岐部材50の分岐状流路32が存在する部分は、その先端部分の外周に雄ネジ溝を設け、全体として分岐管22を形成している。また、この分岐管22の基端部には、塗料保留室33を有する塗料保留部21を連設している。さらに、塗料保留部21の上部には、直線状流路34を有し、先端部分の外周に雄ネジ溝を設けている接続部23を形成している。
この接続部23は、図2に示すように、接続部材24を介して、エアレスガン1のグリップ部9内に存在する塗料流路13に接続されるものである。
また、グリップ部9内には、フィルター12が配置されている。このフィルター12は、金属メッシュにより筒状に形成されており、塗料を濾過し、目詰まりの原因となる固形分やコンタミをカットする機能を有する。
そして、グリップ部9内の塗料流路13に送り込まれた塗料は、フィルター12の内側に入り、濾過されてから、シリンダー2の開口部に流入するのである。
一方、バルブ筐体19のニードルバルブ保持流路31には、直線状流路30の近傍に、横向きの孔35を設けている。この孔35部分において、バルブ筐体19の外周に分岐接続部材42を突出するように設けている。分岐接続部材42は、内周に雌ネジ溝を設けている。
そして、図8に示すように、ニードルバルブ保持流路31の孔35と、分岐部材50の分岐状流路32の先端部が合致するように、分岐接続部材42の雌ネジ溝に、分岐管22の雄ネジ溝を捩じ込んで、分岐部材50を取り付けるのである。
こうしてバルブ筐体19の直線流路30、ニードルバルブ保持流路31から分岐して、エアレスガン1に通じる分岐流路が形成されるのである。
本発明に係るエアレス塗装装置は、主として高架送電線用の鉄塔の碍子装置金具等を塗装する際に使用しているが、この他にも、橋梁や建設用足場等の種々の部材を塗装する装置として、幅広く利用することができる。
ジェットノズルを取り付けているエアレスガンの構成を示す斜視図である。 ジェットノズルを取り付けているエアレスガンの構成を示す断面図である。 スプレーノズルを取り付けているエアレスガンの構成を示す分解斜視図である。 スプレーノズルを取り付けているエアレスガンの構成を示す断面図である。 スプレーノズルに使用するエアレスチップの構成を示す斜視図である。 スプレーノズルを取り付けているエアレスガンにおいて、塗料の吐出状態を示す斜視図である。 バルブ筐体のニードルバルブ保持流路に、ニードルバルブを取り付ける状態を示す分解斜視図である。 塗料の吐出量調整機構の構成を示すもので、直線状流路の端部が、挿入している円錐突起体の周面により閉じられ、ニードルバルブ保持流路への塗料の流入がストップしている状態を示す断面図である。 塗料の吐出量調整機構の構成を示すもので、挿入している円錐突起体の周面により閉じられている直線状流路の端部が、円錐突起体の退出により次第に開いた状態となり、それに伴ってニードルバルブ保持流路へ塗料が流入し、エアレスガンに送り込む塗料の量が増えている状態を示す断面図である。
符号の説明
P…供給ホース
1…エアレスガン
2…シリンダー
3…弁座
4…プランジャー
5…手元バルブ
6…弁バネ
7…ジェットノズル
7a…円柱部分
7b…円形突出部分
8…握力式レバー
9…グリップ部
10…保護枠部
11…ストッパー部
12…接続パイプ
13…塗料流路
14…枠部
15…吐出機構
16…バネ
17…ニードルバルブ
18…吐出量調整機構
19…バルブ筐体
20…接続部
21…塗料保留部
22…分岐管
23…接続部
24…接続部材
25…摘み部材
26…棒状体
27…ネジ部材
28…シール部材
30…直線状流路
31…ニードルバルブ保持流路
32…分岐状流路
33…塗料保留室
34…直線状流路
35…孔
40…円錐突起体
41…基部
42…分岐接続部材
50…分岐部材
70…ジョイント部
70a…係合片
80…スプレーノズル
81…回転部材
82…エアレスチップ
83…孔
84…円柱状部分
85…吐出口
86…操作片

Claims (5)

  1. 塗料タンク内の塗料を加圧した状態で供給ホースに送り、供給ホースの先端に取り付けたエアレスガンを介して塗料を吐出するエアレス塗装装置において、エアレスガンは、塗料の吐出量調整機構を備えていることを特徴とするエアレス塗装装置。
  2. エアレスガンは、先端側部分に握力式レバーを用いた塗料の吐出機構を備え、供給ホースが接続される基端側部分に塗料の吐出量調整機構を備えている請求項1に記載のエアレス塗装装置。
  3. 塗料の吐出量調整機構は、供給ホースが接続されて塗料が送り込まれるバルブ筐体と、バルブ筐体内において、エアレスガンに送り込む塗料の量を調整するネジ式進退構造を用いたニードルバルブにより構成されている請求項1または2に記載のエアレス塗装装置。
  4. バルブ筐体は、供給ホースから塗料が送り込まれる円形の直線状流路と、この直線状流路に連設したニードルバルブ保持流路を有し、このニードルバルブ保持流路から横方向に分岐して、エアレスガンに塗料を送り込む分岐状流路を備えている請求項3に記載のエアレス塗装装置。
  5. ニードルバルブは、バルブ筐体の直線状流路に沿って挿入される円錐突起体を備えている請求項3または4に記載のエアレス塗装装置。
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