JP2001172389A - シリケート化合物の製造方法および塗料組成物 - Google Patents

シリケート化合物の製造方法および塗料組成物

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JP2001172389A JP35681699A JP35681699A JP2001172389A JP 2001172389 A JP2001172389 A JP 2001172389A JP 35681699 A JP35681699 A JP 35681699A JP 35681699 A JP35681699 A JP 35681699A JP 2001172389 A JP2001172389 A JP 2001172389A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料に添加した場合、塗料の貯蔵安定性とそ
れから得られる塗膜の耐汚染性とを両立できるシリケー
ト化合物を提供する。 【解決方法】 メチルシリケートに炭素数2〜4のアル
キルアルコールまたは3−メトキシ−1−プロパノール
を反応させ、メチルシリケートのメチル基を炭素数2〜
4のアルキル基または3−メトキシプロピル基に置換す
ることを特徴とするシリケート化合物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリケート化合物
の製造方法および塗料組成物に関するものである。
【0001】
【従来の技術】シリケート化合物が添加された塗料から
得られる塗膜は、その表面が親水化することにより耐汚
染性が発現することが知られている。このシリケート化
合物として、エチルシリケートに比べ加水分解性に優れ
ているメチルシリケートが一般的に用いられている。し
かし、塗料によってはメチルシリケートを添加した場合
に、貯蔵後の塗料から得られる塗膜の光沢が低下するな
ど、貯蔵安定性において問題を有する場合があった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、塗料
に添加した場合、塗料の貯蔵安定性とそれから得られる
塗膜の耐汚染性とを両立できるシリケート化合物を提供
することである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明のシリケート化合
物の製造方法は、メチルシリケートに炭素数2〜4のア
ルキルアルコールまたは3−メトキシ−1−プロパノー
ルを反応させ、上記メチルシリケートのメチル基を炭素
数2〜4のアルキル基または3−メトキシプロピル基に
置換することを特徴としている。ここで、上記置換は、
メチルシリケートのメチル基の9〜90%について行わ
れていてよい。
【0004】また、本発明のシリケート化合物は先の製
造方法により得られるものである。
【0005】さらに、本発明の塗料組成物は、バインダ
ー成分と先のシリケート化合物とを含有しており、ここ
で、バインダー成分は熱可塑性樹脂からなるものであっ
てよく、熱硬化性樹脂と硬化剤とからなるものであって
よい。
【0006】本発明の塗膜は、これらの塗料組成物から
得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のシリケート化合物の製造
方法において、原料となるメチルシリケートはSi(O
CH34で表される化合物またはその縮合体である。上
記縮合体は、Si(OCH34同士が縮合した構造をと
るものであり、直鎖状であっても、分岐していてもよ
い。上記縮合体の平均縮合数は、取り扱い性の点から2
0以下であることが好ましい。市販されているメチルシ
リケートとしては、MKCシリケート51、56、56
S(いずれも三菱化学社製)などを挙げることができ
る。
【0008】本発明の製造方法では、このメチルシリケ
ートに炭素数2〜4のアルキルアルコールまたは3−メ
トキシ−1−プロパノールを反応させる。炭素数2〜4
のアルキルアルコールの具体例としては、エチルアルコ
ール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、t
−ブチルアルコールを挙げることができ、エチルアルコ
ールおよびn−ブチルアルコールが好ましい。また、反
応により置換される官能基の親水性を考慮すると、3−
メトキシ−1−プロパノールを用いて、3−メトキシプ
ロピル基に置換することがもっとも好ましい。
【0009】この反応により、メチルシリケートのメチ
ル基が炭素数2〜4のアルキル基または3−メトキシプ
ロピル基に置換される。この置換は、メチルシリケート
のメチル基の9〜90%について行われることが好まし
い。9%未満だと効果が得られず、90%を上回ると加
水分解性の低下を招き、得られる塗膜の耐汚染性の低下
を招く。
【0010】本発明のシリケート化合物の製造方法にお
ける、メチルシリケートと炭素数2〜4のアルキルアル
コールまたは3−メトキシ−1−プロパノールとの割合
は、メチルシリケート1モルに対して、炭素数2〜4の
アルキルアルコールまたは3−メトキシ−1−プロパノ
ールが少なくとも1モル以上であればよい。さらに、炭
素数2〜4のアルキルアルコールまたは3−メトキシ−
1−プロパノールの量を目的とする置換の量に合わせ
て、適宜増量することができる。
【0011】また、炭素数2〜4のアルキルアルコール
または3−メトキシ−1−プロパノールをメチルシリケ
ートに対して過剰量用いることで、溶剤は特に使用しな
くてもよい。溶剤を用いる場合には、溶剤の種類および
量は特に限定されるものではないが、メチルシリケート
と炭素数2〜4のアルキルアルコールまたは3−メトキ
シ−1−プロパノールとの合計重量に対して10倍以下
であることが好ましい。
【0012】溶剤の具体例としては、例えば、トルエ
ン、ベンゼン、キシレンなどの芳香族炭化水素、ジクロ
ロエタンなどのハロゲン化炭化水素、THFおよびジオ
キサンなどのエーテル類、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトンなどのケトン類、酢酸エチルおよび酢
酸ブチルなどのエステル類、ジメチルカーボメート、ア
セトニトリルなどが挙げられる。
【0013】本発明のシリケート化合物の製造方法で
は、触媒として、必要に応じて酸または塩基を用いるこ
とができる。酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、スルホ
ン酸などのブレンステッド酸や有機スズ化合物などのル
イス酸が挙げられる。また塩基としては、トリエチルア
ミン、ジメチルベンジルアミン、ジアザビシクロ [2.
2.2.] オクタン、1,8−ジアザビシクロ [5.
4.0] ウンデンセン−7などの3級アミンなどを使用
することができる。
【0014】本発明のシリケート化合物の製造方法は、
例えば、以下のようにして行うことができる。所定量の
メチルシリケートと炭素数2〜4のアルキルアルコール
または3−メトキシ−1−プロパノール、ならびに必要
に応じて、溶剤および触媒を混合する。これを、70〜
180℃まで加熱し、置換反応を進行させる。反応を進
行させるため、例えば、反応系を減圧にすることによ
り、生成したメタノールを系外に留去することが好まし
い。反応の終点は、生成したメタノールやエタノールの
量の測定、1H−NMRスペクトルまたはガスクロマト
グラフィー分析により、炭素数2〜4のアルキル基また
は3−メトキシプロピル基への置換率を求め、これに基
づいて決定することができる。反応時間は限定されない
が、24時間以内であることが好ましい。反応終了後、
必要に応じて分離・精製を行って目的とするシリケート
化合物を得ることができる。このようにして得られるシ
リケート化合物は、一般に無色〜薄黄色の油状物質であ
る。
【0015】本発明の塗料組成物は、バインダー成分と
先のシリケート化合物とを含有している。ここで、上記
バインダー成分は、熱可塑性樹脂からなるものであって
もいいし、熱硬化性樹脂と硬化剤とからなるものであっ
てもよい。
【0016】上記バインダー成分が熱可塑性樹脂からな
るものである場合、この熱可塑性樹脂としては、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデンとアクリル樹脂
との共重合体、ポリフッ化ビニリデンとアクリル樹脂と
の混合物、プラスチゾルなどを挙げることができる。
【0017】一方、上記バインダー成分が熱硬化性樹脂
と硬化剤とからなるものである場合、この熱硬化性樹脂
としては、ポリオールであることが好ましく、具体的に
は、アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、フ
ッ素ポリオール、シリコンポリオールなどの通常の熱硬
化性塗料に用いられるものである。その水酸基価は5〜
300であり、数平均分子量は500〜20000であ
ることが好ましい。これらの範囲外では、得られる塗膜
が充分な物性を有さない恐れがある。このポリオール
は、2種以上を組み合わせて用いても構わない。
【0018】上記硬化剤は、先のポリオールの水酸基と
硬化反応するものであり、ブロック化されていてもよい
ポリイソシアネート化合物やアミノ樹脂を挙げることが
できる。ポリイソシアネート化合物としては、トリメチ
レンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネートトリレンジイソシアネート、フェニレンジ
イソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、リジントリイソシアネー
トおよびこれらの2量体または3量体などが挙げられ
る。これらは、ブロック化されていてもよく、ブロック
に用いられるブロック剤としては、硬化性の点から、ラ
クタム系、活性メチレン系、オキシム系、アミン系ブロ
ック剤より選ばれた少なくとも1種のブロック剤を用い
ることが好ましい。これらの具体例としては、フェノー
ル、クレゾールなどのフェノール系ブロック剤;ε―カ
プロラクタム、δ―バレロラクタムなどのラクタム系ブ
ロック剤;アセト酢酸エチルおよびアセチルアセトンな
どの活性メチレン系ブロック剤;ホルムアルドキシム、
アセトアルドキシム、アセトキシム、メチルエチルケト
オキシムなどのオキシム系ブロック剤;ジイソプロピル
アミンなどのアミン系ブロック剤などを挙げることがで
きる。
【0019】一方、アミノ樹脂としては、メラミンホル
ムアルデヒドまたはパラホルムアルデヒドとの縮合物の
アルコキシ化物であるアルコキシ化メラミンホルムアル
デヒド縮合物を用いることが好ましい。これらの例とし
て、例えば、メトキシメチロールメラミン、イソブトキ
シ化メチロールメラミンおよびn−ブトキシ化メチロー
ルメラミンを挙げることができる。
【0020】また、この他の熱硬化性樹脂としてアルコ
キシシリル基を有するアクリルシリコン樹脂を用いるこ
とができる。この系では、硬化剤成分が熱硬化性樹脂に
含まれている場合がある。
【0021】なお、上記バインダー成分が熱硬化性樹脂
と硬化剤とからなる場合における、熱硬化性樹脂と硬化
剤とは、固形分重量比で9/1〜5/5であることが好
ましい。これらの範囲外では、得られる塗膜が充分な物
性を有さない恐れがある。
【0022】本発明の塗料組成物に含まれるシリケート
化合物は、先のところで説明したものであり、ここでは
説明を省略する。
【0023】本発明の塗料組成物におけるシリケート化
合物の配合割合は、塗料組成物の固形分100重量部に
対し、0.1〜100重量部、好ましくは1〜40重量
部、さらに好ましくは1〜20重量部である。シリケー
ト化合物の配合割合が少なすぎると、得られる塗膜の耐
汚染性が不十分となり、逆に配合割合が多くなりすぎる
と、塗膜の光沢や塗り重ね付着性が低下する恐れがあ
る。
【0024】本発明の塗料組成物は、上記成分の他に必
要に応じ、着色顔料や体質顔料などの顔料成分、沈降防
止剤、硬化触媒、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリン
グ剤、表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、消泡剤などの
各種添加剤成分を含んでいてもよい。また、これら成分
を当業者に知られた方法により混合し、本発明の塗料組
成物を得ることができる。
【0025】本発明の塗料組成物は、刷毛、スプレー、
ローラーなどの通常の方法を用いて、種々の基材に対し
て塗布され、所定の加熱条件で硬化させることにより、
約5〜200μmの膜厚の塗膜を得ることができる。こ
のようにして本発明の塗料組成物から得られた塗膜は、
耐汚染性に優れているため、PCM鋼板として、家電製
品や事務用品などに用いることができる。
【0026】
【実施例】実施例1 エチル置換メチルシリケートEt
15MS56の製造 MKCシリケート56(三菱化学社製、分子量約105
0)47.25gにエタノール62.1gおよびトリエ
チルアミン1.01gを加えて、74〜84℃で10時
間加熱還流した。その後、生成したメタノールを系外に
留出させながら140℃まで昇温し、1時間加熱撹拌し
た後、放冷した。減圧下で加熱して、系に含まれるトリ
エチルアミン、メタノールおよび未反応のエタノールを
系外に留去して、エチル置換メチルシリケートEt15
MS56 52.3g(収率92.3%)を得た。置換
率は73.3%、粘度は46.5cPであった。
【0027】実施例2 エチル置換メチルシリケートE
t15MS56Sの製造 実施例1で、MKCシリケート56の代わりにMKCシ
リケート56S(三菱化学社製、分子量約1500)4
6.38gを用い、エタノールの量を41.4gに変更
した以外は同様の手順により、エチル置換メチルシリケ
ートEt15MS56S 49.2g(収率93.4
%)を得た。置換率は51.4%、粘度は78.25c
Pであった。
【0028】実施例3 3−メトキシプロピル置換メチ
ルシリケートMP14MS56の製造 MKCシリケート56(三菱化学社製、分子量約105
0)67.2gに3−メトキシ−1−プロパノール2
3.0gおよびトリエチルアミン0.25gを加えて、
90℃で1時間、120℃で2時間、140℃で2時間
撹拌を行った。この間に生成され、系外に留去されたメ
タノールは5.1gであった。放冷後、減圧下で濃縮
し、トリエチルアミン、メタノールおよび未反応の3−
メトキシ−1−プロパノールを留去し、3−メトキシプ
ロピル置換メチルシリケートMP14MS56 79.
2g(収率96.5%)を得た。このものの置換率は2
1.3%、粘度は68.35cPであった。
【0029】実施例4〜9 3−メトキシプロピル置換
メチルシリケート類の製造 以下の表1の配合に基づき、種々のメチルシリケートを
原料として、実施例3と同様に反応を行い、3−メトキ
シプロピル置換メチルシリケートを得た。得られた3−
メトキシプロピル置換メチルシリケートの収量および収
率、置換率、粘度データなどを表1にあわせて示した。
【0030】
【表1】
【0031】実施例10 シリケート化合物含有塗料組
成物およびそれから得られる塗膜の製造その1 アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、顔料、
添加剤およびブロックイソシアネート硬化剤からなる有
機溶剤型塗料ユニポン400HKタキシエロー(日本ペ
イント社製)100重量部に実施例3で得られた3−メ
トキシプロピル置換メチルシリケートMP14MS56
を8重量部および加水分解触媒4重量部を添加してシリ
ケート化合物含有塗料組成物を調整した。これを下塗り
としてユニグランド930HKプライマー(日本ペイン
ト社製)、中塗りとしてHKサーフェーサー(アトム社
製)を塗装した磨き鋼板に、乾燥膜厚45〜55μmに
なるようにスプレー塗装した。90℃で20分焼き付け
て塗膜を硬化させた。これを一夜放置し、塗膜の水接触
角を協和界面科学社製CA−A型を用いて測定したとこ
ろ、43.7°であった。なお、シリケート化合物を加
えないユニポン400HKタキシエローから得られた塗
膜について、上と同様にして水接触角を測定したとこ
ろ、76.0°であった。
【0032】実施例11 シリケート化合物含有塗料組
成物およびそれから得られる塗膜の製造その2 <バインダー成分が熱可塑性樹脂からなるもの>ポリフッ化ビニリデン/アクリル樹脂系 ポリフッ化ビニリデンとアクリル樹脂との混合物の樹脂
固形分100重量部に対して、タイペークCR97(石
原産業社製、酸化チタン顔料)100重量部を加え、ガ
ラスビーズミルで分散させたものに、このものの固形分
100重量部に対して、表2に示したシリケート化合物
をそれぞれ8重量部添加し、ガラスビーズで再分散する
ことにより塗料組成物を得た。このようにして得られた
塗料組成物を、塗布型クロメート処理された厚さ0.4
mmの溶融亜鉛めっき鋼板の表面に、ユニフロン600
プライマー(日本ペイント社製、変性エポキシ樹脂系プ
ライマー)からなる塗膜が形成された基板の上に、バー
コーターを用いて乾燥膜厚20μmとなるよう塗布し、
これを到達板温245℃で60秒焼き付けることにより
塗膜を得た。
【0033】プラスチゾル系 分子量300万、Tg107℃、粒子径が1μmである
球状アクリル樹脂(PMMMA)100重量部に対し
て、タイペークCR97(石原産業社製、酸化チタン顔
料)25重量部、可塑剤としてのトリクレジルフォスフ
ェート60重量部、テキサノールイソブチレート(イー
ストマンコダック社製、可塑剤)30重量部およびレオ
ドールW320(花王アトラス社製、粘度低下剤)4重
量部を加え、ガラスビーズで混合分散したものに、表2
に示した、それぞれ5重量%相当量のシリケート化合物
を添加し、ガラスビーズで再分散することにより塗料組
成物を得た。このようにして得られた塗料組成物を、塗
布型クロメート処理された厚さ0.4mmの溶融亜鉛め
っき鋼板の表面に、ニッペスーパーコート655(日本
ペイント社製、変性エポキシ/ストロンチウムクロメー
ト系プライマー)からなる塗膜が形成された基板の上
に、バーコーターを用いて乾燥膜厚120μmとなるよ
う塗布し、これを到達板温220℃で60秒焼き付ける
ことにより塗膜を得た。
【0034】<バインダー成分が熱硬化性樹脂と硬化剤
とからなるもの>ポリエステル/メラミン系 ネオペンチルグリコール20重量部、1,6−ヘキサン
ジオール15重量部、トリメチロールプロパン6.5重
量部およびε−カプロラクトン26重量部を混合し、1
00℃まで加熱した。原料が融解して撹拌可能となって
から、ジブチルスズオキサイド0.02重量部およびイ
ソフタル酸57重量部を加え、230℃まで昇温した。
ただし、180〜230℃までは3時間かけて一定昇温
速度で昇温した。このとき生成する縮合水は系外に留去
した。230℃を1時間保った後、キシレン5重量部を
徐々に添加し、樹脂酸価7.0に達したところで反応を
終了し、ソルベッソ150 45重量部およびキシレン
23重量部を加え、不揮発分60%、SP値10.7、
水酸基価50、数平均分子量4000のポリエステル樹
脂を得た。こうして得られたポリエステル樹脂の樹脂固
形分100重量部に対して、二酸化チタン130重量
部、サイメル232(三井サイテック社製、メラミン樹
脂)7重量部、表2に示したシリケート化合物60重量
部(固形分)を加え、ディスパーで撹拌して塗料組成物
を得た。このようにして得られた塗料組成物を、塗布型
クロメート処理された厚さ0.4mmの溶融亜鉛めっき
鋼板の表面に、ニッペスーパーコート655プライマー
(日本ペイント社製、エポキシ樹脂系プライマー)から
なる塗膜が形成された基板の上に、バーコーターを用い
て乾燥膜厚20μmとなるよう塗布し、これを到達板温
220℃で60秒焼き付けることにより塗膜を得た。
【0035】ポリエステル/メラミン−ブロックイソシ
アネート系 先のポリエステル/メラミン系のところで製造したポリ
エステル樹脂の樹脂固形分100重量部に対して、二酸
化チタン130重量部、サイメル238(三井サイテッ
ク社製、メラミン樹脂)7重量部、スミマールM40S
(住友化学工業社製、ブロックイソシアネート)20重
量部、表2に示したシリケート化合物60重量部(固形
分)、キャタリスト6000(三井東圧社製、ドデシル
ベンゼンスルホン酸)0.9重量部を加え、ディスパー
で撹拌して塗料組成物を得た。このようにして得られた
塗料組成物を用い、先のポリエステル/メラミン系と同
様にして、塗膜を得た。
【0036】高分子ポリエステル/メラミン系 二酸化チタン25重量部、高分子ポリエステル樹脂(水
酸基価30、数平均分子量21000、不揮発分40
%)43.8重量部、サイメル303(三井サイテック
社製、メラミン樹脂)7.5重量部、キャタリスト60
00(三井東圧社製、ドデシルベンゼンスルホン酸)
0.9重量部に溶剤を加えて100重量部としたものに
さらに表2に示すシリケート化合物を5重量部加えたも
のをディスパーで撹拌して塗料組成物を得た。このよう
にして得られた塗料組成物を、塗布型クロメート処理さ
れた厚さ0.4mmの溶融アルミ亜鉛合金めっき鋼板の
表面に、フレキコート600(日本ペイント社製、ポリ
エステル樹脂系/ストロンチウムクロメート系プライマ
ー)からなる塗膜が形成された基板の上に、バーコータ
ーを用いて乾燥膜厚20μmとなるよう塗布し、これを
到達板温230℃で60秒焼き付けることにより塗膜を
得た。
【0037】フッ素ポリオール/ブロックイソシアネー
ト系 ゼッフルGK500(ダイキン工業社製、4フッ化型フ
ルオロエチレンビニルエーテル共重合体)42重量部、
ディスモジュールBL3715(住友バイエルウレタン
社製、ブロックイソシアネート)16重量部、二酸化チ
タン19.5重量部、ジブチルスズジラウレート(1%
希釈液)0.1重量部、消泡剤0.8重量部、表面調整
剤0.2重量部に溶剤を加え、100重量部としたもの
に、表2に示したシリケート化合物を5重量部加えたも
のをディスパーで撹拌して塗料組成物を得た。このよう
にして得られた塗料組成物を、反応型クロメート処理さ
れた厚さ1.0mmのアルミ板の表面に、オルガセレク
ト30(日本ペイント社製、変性エポキシ/ストロンチ
ウムクロメート系プライマー)からなる塗膜が形成され
た基板の上に、エアースプレーを用いて乾燥膜厚30μ
mとなるよう塗布し、これを炉温160℃で20分焼き
付けることにより塗膜を得た。
【0038】アクリル/ポリイソシアネート系 アクリル樹脂(水酸基価50、数平均分子量4000、
不揮発分45%)65重量部、二酸化チタン26重量
部、シリコーン系消泡剤0.04重量部、表面調整剤
0.5重量部、タレ止め剤2重量部に、溶剤を加え10
0重量部とした。これに、スミジュールN75(住友バ
イエルウレタン社製、HDIビウレットタイプのポリイ
ソシアネート)25重量部を加え、よく混合したもの
に、表2に示すシリケート5重量部をさらに加え、塗料
組成物を得た。このようにして得られた塗料組成物を2
5℃、フォードカップ#4で18〜20秒に希釈したも
のを、反応型クロメート処理された厚さ1.0mmのア
ルミ板の表面に、オルガセレクト30NC(日本ペイン
ト社製、変性エポキシ/メチル化メラミン硬化系プライ
マー)からなる塗膜が形成された基板の上にエアースプ
レーを用いて、乾燥膜厚が30μmになるように吹きつ
け、10分間セッティングした後、80℃で20分焼き
付け、さらにこれを室温で3日放置することにより塗膜
を得た。
【0039】アクリルシリコン系クリア コーポニール1783S(日本合成化学社製、アクリル
シリコン樹脂、不揮発分45%)100重量部、シリコ
ーン系消泡剤0.04重量部、表面調整剤0.5重量
部、表2に示すシリケート5重量部を加えて撹拌するこ
とにより、塗料組成物を得た。このようにして得られた
塗料組成物を25℃、フォードカップ#4で30秒に希
釈したものを、反応型クロメート処理された厚さ0.5
mmのアルミ板の表面に、オルガセレクト30NC(日
本ペイント社製、変性エポキシ/メチル化メラミン硬化
系プライマー)からなる塗膜が形成された基板の上にエ
アースプレーを用いて、乾燥膜厚が10μmになるよう
に吹きつけ、炉温180℃で20分焼き付けることによ
り塗膜を得た。
【0040】アクリルシリコン系エナメル コーポニール1783(日本合成化学社製、アクリルシ
リコン樹脂、不揮発分45%)100重量部、タイペー
クCR97(石原産業社製、酸化チタン顔料)35重量
部、溶剤10重量部に表2に示すシリケート5重量%を
加え、ディスパーで撹拌して塗料組成物を得た。このよ
うにして得られた塗料組成物を25℃、フォードカップ
#4で30秒に希釈したものを、反応型クロメート処理
された厚さ0.4mmのアルミ亜鉛合金めっき鋼板の表
面に、ニッペスーパーコート655(日本ペイント社
製、変性エポキシ/ストロンチウムクロメート系プライ
マー)およびニッペスーパーコート300HQ(日本ペ
イント社製、ポリエステル系上塗り)からなる塗膜が形
成された基板の上にエアースプレーを用いて、乾燥膜厚
が15μmになるように吹きつけ、到達板温195℃で
60秒焼き付けることにより塗膜を得た。
【0041】各シリケート化合物含有塗料組成物および
それから得られる塗膜について、以下の項目について評
価を行った。これらの結果を、比較例として、MKCシ
リケート60(三菱化学社製、分子量約2200)を用
いた結果とともに表2に示す。
【0042】貯蔵安定性 得られた塗料を40℃で貯蔵し、貯蔵後の塗料から得ら
れる塗膜のグロスが、製造直後の塗料から得られる塗膜
のグロスの95%になる貯蔵時間を測定した。
【0043】親水性 得られた塗膜について、協和界面科学社製CA−W型を
用いて水接触角を測定することにより、塗膜の親水性を
評価した。
【0044】耐雨垂れ汚染性 塗膜を垂直に設置し、10°の傾斜を持った30cmの
波板(3mmピッチで深さ3mmの溝が切ってあるも
の)の屋根から雨が塗装面に流れ落ちるようにし、5ヶ
月間放置した後、汚染状況を観察し、以下の評価基準に
従って目視で評価した。
【0045】 ◎:雨筋がつかない ○:雨筋がわずかにつく △:雨筋がかなりつく ×:雨筋が顕著につく
【0046】
【表2】
【0047】表2に示された結果から、本発明のシリケ
ート化合物を含む塗料組成物は、メチルシリケートを含
む塗料組成物に比べて、親水性および耐雨垂れ汚染性に
ついて同等レベルでありながら、貯蔵安定性に関して、
はるかに優れていることが認められた。特に3−メトキ
シプロピル基で置換を行ったものは、貯蔵安定性に優れ
るだけではなく、親水性および耐雨垂れ汚染性について
も、メチルシリケートを含むものを上回っていた。
【0048】
【発明の効果】本発明の製造方法によって得られるシリ
ケート化合物は、これを塗料に添加した場合、塗料の貯
蔵安定性とそれから得られる塗膜の耐汚染性とを両立す
ることができる。これは、以下のように考えることがで
きる。すなわち、本発明のシリケート化合物が有してい
る炭素数2〜4のアルキル基または3−メトキシプロピ
ル基は、メチル基に比べて加水分解性が低いため、塗料
中でのシリケート化合物の加水分解の進行が進みにく
く、貯蔵安定性が優れている。一方、塗膜においては、
未置換のメチル基が加水分解して塗膜表面を親水化する
ことができる。このように、本発明のシリケート化合物
の特性は、炭素数2〜4のアルキル基または3−メトキ
シプロピル基の量とメチル基の量とを調節することで、
制御することができるため、種々の設計が可能である。
【0049】また、3−メトキシプロピル基による置換
を行った場合には、この3−メトキシプロピル基の先端
のメトキシ基が親水性を有しており、加水分解が充分に
進行しなくても塗膜表面を親水化することができるた
め、耐汚染性に優れている塗膜を用意に得ることができ
る。
【0050】本発明のシリケート化合物を含む塗料は、
このような特性を有しており、耐汚染性を向上させたい
系に適用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 理会 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内 Fターム(参考) 4J035 AA02 AB06 LA02 LB01 4J038 CD111 CG141 CH121 CJ061 DA162 DD161 DD221 DG111 DG181 DG191 DG271 DG281 DG291 DG301 DL022 DL051 KA03 LA02 NA05 NA26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メチルシリケートに炭素数2〜4のアルキ
    ルアルコールまたは3−メトキシ−1−プロパノールを
    反応させ、前記メチルシリケートのメチル基を炭素数2
    〜4のアルキル基または3−メトキシプロピル基に置換
    することを特徴とするシリケート化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】前記置換が、メチルシリケートのメチル基
    の9〜90%について行われるものである請求項1記載
    のシリケート化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の製造方法により得
    られるシリケート化合物。
  4. 【請求項4】バインダー成分と請求項3記載のシリケー
    ト化合物とを含有する塗料組成物。
  5. 【請求項5】前記バインダー成分が熱可塑性樹脂からな
    る請求項4記載の塗料組成物。
  6. 【請求項6】前記バインダー成分が熱硬化性樹脂と硬化
    剤とからなる請求項4記載の塗料組成物。
  7. 【請求項7】請求項4〜6いずれか1つに記載の塗料組
    成物から得られる塗膜。
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