JP2001171882A - シート状製品の集積装置 - Google Patents

シート状製品の集積装置

Info

Publication number
JP2001171882A
JP2001171882A JP36184199A JP36184199A JP2001171882A JP 2001171882 A JP2001171882 A JP 2001171882A JP 36184199 A JP36184199 A JP 36184199A JP 36184199 A JP36184199 A JP 36184199A JP 2001171882 A JP2001171882 A JP 2001171882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
product
products
stacking
bundle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36184199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3778415B2 (ja
Inventor
Toshio Shigeta
俊雄 重田
Tadashi Takahashi
正 高橋
Sukeo Nagahashi
甫雄 長橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Automatic Machinery Works Ltd filed Critical Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority to JP36184199A priority Critical patent/JP3778415B2/ja
Publication of JP2001171882A publication Critical patent/JP2001171882A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3778415B2 publication Critical patent/JP3778415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)
  • Forming Counted Batches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定枚数に集積したシート状製品をさらに複
数段積み重ねてまとめる作業とを自動化して、作業能率
の一層の向上を図るとともに、作業の高速化と安定性を
図る。 【解決手段】 搬送手段により一枚づつ送り込まれてき
たシート状製品1は、支持部材150a、151a上で
所定枚数集積され、このシート状製品1の底部が支持さ
れた状態で下方に搬送される。第4ステージ102dま
で搬送されたシート状製品は、第3ステージ102cに
位置する支持部材150a、151aと底プレート10
4との間で圧縮される。そして、第3ステージ102c
と第4ステージ102dとに集積されたシート状製品1
がまとめて搬出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シート状に加工
された海苔をはじめとする各種シート状製品を、自動的
に集積して搬出するためのシート状製品の集積装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、加工された海苔は、所定枚数だ
け集積され、その集積束をさらに複数段積み重ねて帯掛
けした状態で、段ボールなどに収納して輸送されてい
く。このような包装作業における海苔の集積作業は、一
般に手作業で行われることが多く、作業能率が低いとい
う課題があった。
【0003】そこで、特開昭51−1686号公報で
は、海苔の集積作業を半自動化して作業能率の向上を図
った海苔計数取出機が提案されている。図18は、同公
報の海苔計数取出機の概要を示している。同図に示すよ
うに、上記従来の海苔計数取出機は、一定間隔ごとに海
苔支え杆50を取り付けてなる取出コンベヤ51を備
え、コンベヤ52により一枚づつ搬送されてきた海苔1
を、取出コンベヤ51の右端位置で海苔支え杆50の間
に供給し、その供給枚数が所定の枚数に達したとき、取
出コンベヤ51を1ピッチ分移送していく。このように
して取出コンベヤ51を間欠移動させていき、取出コン
ベヤ51の水平移動部で直立姿勢になった所定枚数の海
苔1を作業者が取り出す構成となっていた。
【0004】また、特開平11−208968号公報で
は、回転部の外周面から突出する複数の支持片にシート
体を投入し、このシート体が所定枚数になると、回転部
が取り出し位置まで回転し、プッシャにより支持片から
シート体をコンベヤ上に排出する集積装置が提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置に
よれば、海苔を所定の枚数だけ集積して搬送することは
できるが、さらに集積した海苔(シート状製品)の束
を、複数段に積み重ねてまとめる作業は、作業者の手作
業によらなければならない。そこで、本発明はこれらシ
ート状製品の集積作業と、所定枚数に集積したシート状
製品をさらに複数段積み重ねてまとめる作業とを自動化
して、作業能率の一層の向上を図るとともに、作業の高
速化と安定性を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、シート状製品を所定枚数だけ集積するとと
もに、そのシート状製品の束を更に複数段積み重ねて搬
出するシート状製品の集積装置であって、上方から一枚
づつ送り込まれてきたシート状製品を所定の上部位置で
受け止め、所定枚数集積されたシート状製品束とすると
ともに、該シート状製品束を支えながら下方に移送する
降下手段を備えた第1集積部と、この第1集積部にて所
定枚数集積されたシート状製品束をまとめて移送する移
送手段と、この移送手段により移送されてきたシート状
製品束を所定の段数まで積み重ねていく集積手段を備え
た第2集積部と、所定の段数まで積み重ねられたシート
状製品束をまとめて搬出する搬出手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0007】このような構成とすれば、シート状製品を
第1集積部で所定枚数集積し、さらに第2集積部にて所
定の段数まで積み重ねることができるので、それらの作
業が自動化されて作業能率の向上を図ることができる。
また、第1集積部では、上方から一枚づつ送り込まれて
くるシート状製品を上部位置で受け止めるので、安定し
た姿勢で確実にシート状製品を集積することができ、し
かも集積されたシート状製品束を支えながら下方に移送
していくので、その間にシート状製品束の集積状態が崩
れてしまうおそれもない。
【0008】ここで、降下手段は、シート状製品を下か
ら支える支持部材を所定ピッチごとに複数有し、該支持
部材の移動に伴い所定枚数集積されたシート状製品束を
下方に移送するコンベヤによって構成することができ
る。このコンベヤは、例えば、所定の上部位置にある支
持部材上にシート状製品が所定枚数集積されると、該支
持部材を下方に間欠駆動させるとともに、次の支持部材
をシート状製品を受け止める所定の上部位置に配置する
ものである。
【0009】また、第1集積部の底部に底プレートを設
け、コンベヤが、所定枚数集積されたシート状製品束を
支持部材の間欠移動に伴い順次底プレートの上面まで移
送するとともに、該シート状製品束の上方から間欠移動
してくる次の支持部材によって底プレートの上面に配置
されたシート状製品束を圧縮する構成とすれば、厚みが
均一ではなく膨らみやすいシート状製品であっても、圧
縮状態にて移送手段に安定して引き渡すことが可能とな
る。
【0010】ここで、移送手段は、底プレートの上面に
配置され支持部材によって圧縮されたシート状製品束
と、該支持部材によってその上段に支持されたシート状
製品束とをまとめて挟持し、第2集積部へ移送する構成
とすることできる。これにより、二つのシート状製品束
をまとめて効率的に移送することが可能となる。
【0011】第1集積部には、移送手段によって挟持さ
れる上段側のシート状製品束を上方から押圧する押圧手
段を備えることが好ましい。所定枚数集積されたシート
状製品が反りなど癖によって傾くようなときには、この
押圧手段によりシート状製品を上方から押圧すること
で、移送手段への受け渡しに際して厚みを均一化するこ
とが可能となる。
【0012】また、第1集積部に、集積されたシート状
製品束を側方から押圧して、該シート状製品束を整列さ
せる製品揃え手段を備えれば、集積されたシート状製品
束を自動的に整列させることができ、高品質の包装形態
を形成することが可能となる。
【0013】さらに、第1集積部に、一枚づつ送り込ま
れてきたシート状製品の先端部を位置決めする位置決め
手段を備えれば、シート状製品の先端部を自動的に整列
させ、高品質の包装形態を形成することが可能となる。
【0014】さらにまた、第1集積部に、一枚づつ送り
込まれてきたシート状製品の後端部に向けて上方から気
体を噴射する噴射手段を備えることもできる。この噴射
手段を備えることにより、シート状製品が常時下方に押
し込まれるので、シート状製品の引っ掛かりを防止する
ことができる。
【0015】また、第1集積部へシート状製品を供給す
る経路に、搬送されてくるシート状製品の所定箇所を押
圧して曲げぐせを付けるくせ付け手段を配設すれば、第
1集積部に集積されるシート状製品の形状を規則的なも
のとすることができるので、安定したシート状製品の集
積が可能となる。特に、くせ付け手段によってシート状
製品にV字状の曲げくせを付ければ、供給されるシート
状製品が腰のある形態を保持することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。この実施形態は、
海苔の包装装置に組み込まれるシート状製品の集積装置
を取り上げて詳細に説明していくが、本発明は海苔の供
給に限らず、紙類等、各種シート状製品の自動集積作業
に応用可能であることは勿論である。
【0017】図1は、この実施形態に係るシート状製品
の集積装置が組み込まれる海苔包装装置の全体構造を示
す斜視図である。近年、コンビニエンスストアー等で販
売されているおにぎりは、樹脂製の包装フィルムで海苔
とおにぎりとを仕切り、海苔の乾燥状態を保持する包装
形態が採用されている。この種のおにぎりの包装に用い
られる包装フィルムは、あらかじめ海苔を所定の形態に
包装して、おにぎりのメーカーに納入される。
【0018】図1に示す海苔包装装置は、上記海苔を包
装フィルムで包装するための装置であり、一定枚数(例
えば、100枚)の単位で海苔供給源2から送り込まれ
た海苔1aの束を、海苔供給部3で1枚づつ分離して供
給していく。
【0019】1枚づつ供給された海苔1aは海苔切断部
4で中央を切断された後、海苔検査部5で形状検査(穴
あき、かけ等の形状不良検査)、及び異物検査が行わ
れ、適正な海苔1aだけが下流側へと搬送されていく。
続いて、包装部6にて包装フィルムへの包装、及び同フ
ィルムのコーナーカット、センタースリットの形成、中
央部切断等が行われて所定の包装形態が形成される。そ
の後、包装検査部で包装不良品は排除され、適正な包装
品(シート状製品)1のみがシート状製品の集積装置7
に搬送されていく。
【0020】図2は、図1におけるシート状製品の集積
装置7の組み込み部分を拡大して示す図である。シート
状製品の集積装置7は、第1集積部100、第2集積部
200、台紙供給装置300、後述する移送装置(移送
手段)、及び後述する搬出装置(搬出手段)を備えてい
る。このシート状製品の集積装置7では、搬送手段であ
るコンベヤにより一枚づつ搬送されてきたシート状製品
1を、まず第1集積部100に送り込み、この第1集積
部100で所定枚数集積してシート状製品の束10を形
成するとともに、そのシート状製品束10を第2集積部
200で複数段に積み重ね、搬出する構成となってい
る。
【0021】この実施形態では、例えば20枚のシート
状製品(海苔1aの包装品)1を集積した束10を第1
集積部100で形成し、続いて、そのシート状製品束1
0を移送手段により第2集積部200に移送して、例え
ば5段に積み重ね、合計100枚のシート状製品1を搬
出装置によりまとめて搬出する設定としてある。なお、
第1集積部100におけるシート状製品1の集積枚数、
及び第2集積部200におけるシート状製品束10の積
み重ね段数は、任意に設定できることは勿論である。
【0022】また、第2集積部200では、第1集積部
100から移送されてきたシート状製品束10の境目、
及び最下面と最上面に台紙20を配置し、各シート状製
品束10を台紙20によって仕切るように構成してあ
る。この台紙20は、第2集積部200の側方に設けた
台紙供給装置300から供給される。
【0023】図1に示す海苔包装装置では、海苔切断部
4で切断された海苔1a,1aを包装部6で並行して包
装している。そこで、それら並行して搬送されてくる包
装品(シート状製品)1,1の集積を並行処理するため
に、シート状製品の集積装置7も2台並べて設置してあ
る(図2参照)。そして、各シート状製品の集積装置7
で積み重ねられたシート状製品束10は、搬出装置によ
り第2集積部200から搬出され、後工程の帯掛け部8
に送られて帯8aが巻き掛けされる。
【0024】図3は、シート状製品の集積装置7で積み
重ねられ、かつ帯掛け部8で帯掛けされたシート状製品
束10,…の外観を示す斜視図である。
【0025】次に、シート状製品の集積装置7の各部構
成について、図面を参照して説明する。図4〜図6は、
第1集積部100を示す図であり、図4は正面断面図、
図5は図4のA−A線断面図、図6は右側面図である。
また、図7はくせ付けローラを示す図であり、図8は製
品押えガイドを示す図である。まず、これらの図面を参
照して第1集積部100の構成を説明する。
【0026】第1集積部100は、図5に示すように、
側板101a、101b、101c、101dで四方を
囲むようにして、第1ステージ102a、第2ステージ
102b、第3ステージ102c、及び第4ステージ1
02dから構成される集積空間102を形成している。
ここで、側板101a、101c、101dは固定板で
あり、側板101bは可動板である。一枚の側板101
aの上部には、図4に示すように、シート状製品の送入
口103が開口しており、搬送手段であるコンベヤ9に
より一枚づつ搬送されてきたシート状製品1が、この送
入口103から集積空間102内に送り込まれる。
【0027】集積空間102の底部には、底プレート1
04が設けてあり、図5に示すように、側板101dの
中央下部には、後述する移送装置400の可動プレート
403、404が進入できるように開口部105が形成
されている。また、底プレート104の長さ方向の寸法
はシート状製品1の長さ方向の寸法と略等しくなるよう
に設定されている。
【0028】図4に示すように、コンベヤ9の終端近く
には、第1集積部100に送り込まれるシート状製品1
を計数する計数手段としてのセンサ99が設けてある。
このセンサ99には、例えば反射型光電センサが用いら
れ、コンベヤ9により搬送されてきたシート状製品1を
非接触にて計数している。このセンサ99の計数結果に
より、第1集積部100に集積されたシート状製品1の
枚数を認識することができる。
【0029】また、この実施形態では、図5に示すよう
に、側板101bが駆動源としてのエアシリンダ110
に接続されており、この側板101bとエアシリンダ1
10とにより、集積されたシート状製品1の端部を揃え
る製品揃え手段を形成している。
【0030】すなわち、シート状製品1が送り込まれる
ときには、シート状製品1の送り込みを妨げないよう
に、エアシリンダ110の駆動によって、側板101b
が後退する。そして、シート状製品1が送り込まれた後
は、エアシリンダ110の駆動によって、側板101b
が前進してシート状製品1の端部に接触し、集積された
シート状製品1の端部を整列することができる。
【0031】側板101bは、図4に示すように、第3
ステージ102c及び第4ステージ102d内から集積
されたシート状製品1を引き出すときに障害とならない
ように、第1ステージ102a及び第2ステージ102
bと対応する位置に設けられている。なお、この実施形
態では、側板101bを駆動させるようにしたが、それ
以外の側板を駆動させる構成とすることもできる。
【0032】また、第1集積部100は、図4に示すよ
うに、コンベヤ9により一枚づつ送り込まれてきたシー
ト状製品1の先端を位置決めする位置決め手段としての
鋸刃状ガイド120を備えている。この鋸刃状ガイド1
20は表面が鋸刃状に形成されており、第1ステージ1
02aと対応する位置の側板101dに固定されてい
る。そして、鋸刃状ガイド120はシート状製品1が送
り込まれたときに、シート状製品1の先端と接触してシ
ート状製品1を停止させ、シート状製品1が上下方向に
曲がったり不揃いになるのを防止する。
【0033】また、この実施形態では、図4及び図5に
示すように、コンベヤ9により一枚づつ送り込まれてき
たシート状製品1の後端に上方から下方に向けてエアを
噴射する噴射手段としてのエア吹きパイプ130が設け
られている。このエア吹きパイプ130には、適所に噴
射口130a、130bが形成してあり、これらの噴射
口130a、130bから適当な圧力のエアを常時噴射
している。第1集積部100に送り込まれてきたシート
状製品1は、この噴射口130a、130bから吹き付
けられるエアによって、確実に落下する。
【0034】さらに、この実施形態では、図4及び図7
に示すように、コンベヤ9により一枚づつ送り込まれて
くるシート状製品1に、V字状のくせを付けるためのく
せ付け手段として、くせ付けローラ140を設けてい
る。このくせ付けローラ140は、コンベヤ9の上側プ
ーリ99aと下側プーリ99bとの間で挟まれたシート
状製品1に対して、その中央部を下方に押圧する。この
くせ付けローラ140によって、シート状製品1はV字
状の曲げくせが付けられて腰のある形態を保持すること
が可能となる。
【0035】図4〜図6に戻って、第1集積部100
は、コンベヤ9により一枚づつ送り込まれてきたシート
状製品1を第1ステージ102aで受け止めて、所定枚
数集積されたシート状製品1を支えながら下方に搬送す
るコンベヤ150、151を備えている。コンベヤ15
0、151は、図6に示すように、所定枚数集積された
シート状製品1の底部を支える支持部材としての羽根1
50a、151aを、タイミングベルト150b、15
1bに所定のピッチで複数取り付けた構成を備えてい
る。タイミングベルト150b、151bは、上下一対
のタイミングプーリ150c、151cに巻き掛けられ
ている。
【0036】図6に示すように、第1ステージ102a
に位置する羽根150a、151a上にシート状製品1
が所定枚数(この実施形態では10枚)集積されると、
図示しない駆動源としてのサーボモータがタイミングプ
ーリ150c、151cを間欠駆動する。その結果、集
積されたシート状製品1を安定した姿勢で、4枚の羽根
150a、151aが一ピッチ分だけ同時に下降する。
そして、次の羽根150a、151aが新たに第1ステ
ージ102aに位置し、コンベヤ9から連続して送り出
されてくるシート状製品1を支える。この動作が繰り返
されて、羽根150a、151aが第4ステージ102
dに達すると、羽根150a、151a上に集積された
シート状製品1が底プレート104上に受け渡される。
【0037】図5に戻って、第1集積部100の底プレ
ート104には、コンベヤ150、151の羽根150
a、151aが進入できる切欠き部104aが形成され
ている。羽根150a、151aは、集積されたシート
状製品1を底プレート104上に受け渡すと、切欠部1
04aを通過していく。このとき、第3ステージ102
cに位置する羽根150a、151aが下降して、集積
されたシート状製品1を底プレート104と羽根150
a、151aとの間で挟み込み、集積されたシート状製
品1を圧縮する。
【0038】この実施形態では、羽根150a、151
aの約1/3ピッチに集積されたシート状製品1を圧縮
しているので、後述する移送装置400の可動プレート
403、404のストロークが小さくなり、集積された
シート状製品1を容易に挟持することができる。なお、
シート状製品1が膨らみにくいものである場合には、こ
のように集積されたシート状製品1を底プレート104
と羽根150a、151aとの間で挟み込む機構を省略
してもよい。
【0039】また、第1集積部100は、図8に示すよ
うに、羽根150a、151a上に集積されたシート状
製品1の側端部を押圧する押圧手段としての製品押えガ
イド160を備えている。すなわち、製品押えガイド1
60は、集積されたシート状製品1が第3ステージ10
2cに位置するときに、支軸160aを中心として図示
時計方向に回動し、集積されたシート状製品1の側端部
を押圧する。シート状製品1が海苔等を挟んでフィルム
包装したものである場合には、側端部に反りぐせがつい
て同端部が膨らむ傾向にある。この実施形態では、集積
されたシート状製品1の膨らんだ部分を製品押えガイド
160が上から押えるので、後述する移送装置400の
可動プレート403、404は、集積されたシート状製
品1を引掛けないで掴むことができる。なお、シート状
製品1が全体的に膨らむ傾向にある場合は、製品押えガ
イド160を側板101c側にも設けて、シート状製品
1の両側端部を併せて押圧する構成とすることが好まし
い。
【0040】図9〜図11は、移送装置を示す図であ
り、図9は正面図、図10は平面図、図11は左側面図
である。移送装置400は、第1集積部100に集積さ
れたシート状製品1の束を把持して、第2集積部200
まで移送するための装置であり、図示しないリニアガイ
ドに沿って第1集積部100と第2集積部200(正確
には、第2集積部200の後方位置)との間を移動自在
となっている。
【0041】移送装置400は、基盤401上にエアシ
リンダ402、可動プレート403、可動プレート40
4、及び駆動力伝達用のリンク機構405、406を備
えている。可動プレート403は、リンク機構405に
より昇降自在となっており、可動プレート404は、リ
ンク機構406により昇降自在となっている。
【0042】リンク機構405は、リンクプレート40
7、408、409から構成された平行リンク機構であ
り、リンクプレート407は、略L字状に形成されてお
り、その屈曲部分が基盤401に固定した支軸410を
中心に回動自在である。また、リンクプレート407の
一端部には、エアシリンダ402の駆動ロッド402a
がボールベアリングと片長孔を介して連結されており、
リンクプレート407の他端部には、可動プレート40
3を固定するリンクプレート408がピンで連結されて
いる。さらに、リンクプレート409の一端部には、基
盤401に固定した支軸411が回動自在に連結され、
リンクプレート407の他端部には、リンクプレート4
08がピンで連結されている。
【0043】また、リンク機構406は、リンクプレー
ト412、413、414から構成された平行リンク機
構であり、リンクプレート412は、略L字状に形成さ
れており、その屈曲部分が基盤401に固定した支軸4
15を中心に回動自在である。また、リンクプレート4
12の一端部には、エアシリンダ402の駆動ロッド4
02aが連結されており、リンクプレート412の他端
部には、可動プレート404が固定されたリンクプレー
ト413がピンで連結されている。さらに、リンクプレ
ート414の一端部には、基盤401に固定した支軸4
16に回転自在に連結され、リンクプレート414の他
端部には、リンクプレート413がピンで連結されてい
る。
【0044】このような構成であるために、エアシリン
ダ402の駆動により、リンクプレート407、409
が図9の時計方向に回動すると、リンクプレート408
を介してその駆動力が可動プレート403に伝達され、
可動プレート403が上昇する。同時に、エアシリンダ
402の駆動により、リンクプレート412、414が
反時計方向に回動すると、リンクプレート413を介し
てその駆動力が可動プレート404に伝達され、可動プ
レート404が下降する。この上昇動作と下降動作とに
よって、可動プレート403と可動プレート404との
間に、シート状製品1の束を把持する。
【0045】また、この実施形態では、図9及び図11
に示すように、可動プレート403のストロークS
可動プレート404のストロークSとは、約1:2の
比率で設定されている。そして、可動プレート404と
可動プレート403の合掌位置を、第3ステージ102
cにある支持部材150a、151aの高さ位置に設定
してあっる。
【0046】そして、この実施形態では、第3ステージ
102cの集積されたシート状製品1(この実施形態で
は10枚)と、第4ステージ102dの集積されたシー
ト状製品1(この実施形態では10枚)とを、可動プレ
ート404、403が支持部材150a、151aを中
心にまとめて挟持し、シート状製品1の束(合計20
枚)を第2集積部200まで移送する。
【0047】このように、2つのステージに集積された
シート状製品1を同時にまとめて移送するので、第2集
積部200における作業時間を確保することができる。
なお、必要に応じて第4ステージ102dに集積された
シート状製品1だけを可動プレート404、403によ
り挟持する構造としてもよい。
【0048】図12〜図15は、第2集積部200を示
す図であり、図12は正面図、図13は図12のB−B
線断面図、図14は図12のC−C線断面図、図15は
図12の矢視D−D線図である。第2集積部200は、
側板201に囲まれた集積空間202内に、第1集積部
100から移送されてきたシート状製品の束を所定の段
数だけ積み重ね、それらをまとめて搬出する機能を有し
ている。
【0049】図12の左右に位置する側板201の下部
中央部分には、既述した移送装置400の移動経路を確
保するために、図示しない開口部が形成してある。ま
た、図12の左側に位置する側板201には、その開口
部の両脇に、開閉扉203が設けてある。この開閉扉2
03は、第2集積部200内に移送されたシート状製品
束を後述するごとく押し上げる際の側面ガイドの一部と
して機能する。
【0050】開閉扉203は、常時、自重により閉じて
おり、移送装置400によって移送されてきたシート状
製品の束が接触すると、その押圧力により回動して開
き、シート状製品の束を第2集積部200内に挿入でき
るようになっている。
【0051】第2集積部200における集積空間202
の底部には、押上げプレート210が配設してある(図
12参照)。この押上げプレート210は、エアシリン
ダ211の駆動力により、後述する第1の中間高さ位置
h1、及び第2の中間高さ位置h2まで上昇可能となっ
ている。押上げプレート210の待機位置(すなわち、
集積空間202の底部位置)は、移送装置400によっ
てシート状製品束(図12の10a)が移送されてくる
位置よりも下方に設定してあり、移送装置400との干
渉を回避している。
【0052】第2集積部200における第1の中間高さ
位置h1には、下部支え部材220が集積空間202内
に出没自在となっており、また、第2の中間高さ位置h
2には、上部支え部材230が集積空間202内に出没
自在となっている。
【0053】ここで、第1の中間高さ位置h1は、移送
装置400によって移送され、かつ同装置400による
把持力が解放されて膨らんだシート状製品束(図12の
10a)の上面よりも適宜高い位置に設定してある。
【0054】また、第2の中間高さ位置h2は、第2集
積部200における集積空間202の天井部に設けた上
部プレート240の下面位置h3との間に、適宜の間隔
dを形成する位置に設定してある。この間隔dは、後述
するように台紙20を挟んで所定の段数だけ積み重ねら
れたシート状製品束(図12の10c)を、圧縮して保
持する空間を形成している。
【0055】下部支え部材220は、回転軸221に複
数枚(図では4枚)装着されており、回転軸221とと
もに回動して、集積空間202内の第1の中間高さ位置
h1に下方から出没自在となっている。なお、図12で
は集積空間202内から退避した状態を示しており、一
方、図13では集積空間202内に配置された状態を示
している。
【0056】また、上部支え部材230は、回転軸23
1に複数枚(図では4枚)装着されており、回転軸23
1とともに回動して、集積空間202内の第2の中間高
さ位置h2に下方から出没自在となっている。なお、図
12では集積空間202内から退避した状態を示してお
り、一方、図14では集積空間202内に配置された状
態を示している。
【0057】回転軸221は、側板201に設けた軸受
222により回転自在に支持されている。また、回転軸
231も側板201に設けた軸受232により回転自在
に支持されている。そして、これら回転軸221,23
1は、それぞれ図示しないリンク機構を介して別個のエ
アシリンダに連結されており、各々エアシリンダの駆動
力をもって回動する構成となっている。
【0058】上述した下部支え部材220及び回転軸2
21は、図13に示すように対向して2組設けてあり、
押上げプレート210によって押し上げられてきたシー
ト状製品束(図12の10b)を、それら一対の下部支
え部材220が協同して支持する構成となっている。
【0059】同様に、上部支え部材230及び回転軸2
31も、図14に示すように対向して2組設けてあり、
押上げプレート210によって押し上げられてきたシー
ト状製品束(図12の10c)を、それら一対の上部支
え部材230が協同して支持する構成となっている。
【0060】図13及び図14に示すように、上述した
押上げプレート210には、適宜の箇所に切欠き部21
2が形成してあり、上昇動作に際し、集積空間202内
に配置された下部支え部材220及び上部支え部材23
0を、これら切欠き部212ですり抜けるようにして、
互いの干渉を回避している。
【0061】図16及び図17は、台紙供給装置300
を示す図であり、図16は同装置300の下部構成を示
す正面図、図17は同装置300の平面図である。台紙
供給装置300は、台紙ホッパ301、台紙引き出しス
ライダ302、台紙搬送レール303を備えており、台
紙ホッパ301内に多数枚の台紙20が集積してストッ
クされている。台紙20は、厚手の紙材で四角形状に形
成してある。
【0062】台紙搬送レール303は、先端が第2集積
部200の近くまで延びている。台紙引き出しススライ
ダ302は、台紙搬送レール303と並行に設けられた
ガイド304に沿って、図示しないエアシリンダの駆動
により図16の左右方向に往復移動する。
【0063】台紙ホッパ301における台紙引出し方向
に設けた側板301aの下端縁と、台紙搬送レール30
3との間には、引出し口301bが形成してあり、かつ
側板301aの下端縁中央部には、引出し口301bの
開口寸法を台紙一枚分に調整するための台紙ストッパ3
05が装着してある。
【0064】また、台紙引き出しスライダ302には、
ネイルと称する押出し駒306が装着してある。この押
出し駒306は、前部上端縁部分に爪部306aが形成
してあり、この爪部306aが台紙ホッパ301の最下
部にストックされた一枚の台紙20に当接して引出し口
301bから押し出すように、その高さが調整してあ
る。
【0065】押出し駒306の上面306bは、後部に
いくにつれ徐々に低くなる傾斜面を形成しており、後退
動作の際に台紙ホッパ301の底部を通過するとき、台
紙ホッパ301内にストックされた台紙20を滑り抜け
られるように工夫されている。なお、押出し駒306は
上下方向へ僅かに移動自在となっており、常時、図示し
ないばね部材により上方向へ付勢されている。
【0066】このように構成された台紙供給装置300
は、台紙引き出しスライダ302の前進動作(図16の
左方向への移動)に伴い、押出し駒306が台紙ホッパ
301の最下部にストックされた一枚の台紙20を押し
出し、台紙搬送レール303に沿って第2集積部200
へと搬送し、集積空間202内に供給する。なお、第2
集積部200の側板201には、台紙20を挿入するた
めの開口部が形成されている。
【0067】次に、図12に戻り、第2集積部200及
び台紙供給装置300の作用を説明する。まず、押上げ
プレート210の上面に、台紙供給装置300から台紙
20が供給される。続いて、押上げプレート210が第
1の中間高さ位置h1まで上昇するとともに、下部支え
部材220が回動して、第1の中間高さ位置h1まで上
昇してきた台紙20を保持する。
【0068】次いで、押上げプレート210の上面に、
台紙供給装置300から台紙20が供給される。続い
て、図12に示すように、第1集積部100からシート
状製品束10aを把持して移送してきた移送装置400
が、第2集積部200の集積空間202内で、シート状
製品束10aの把持力を解放し、その後さらに図示右方
向に移動していく。このとき、シート状製品束10a
は、図12の右側にある側板201に接触して集積空間
202内に残され、移送装置400が集積空間202か
ら退避すると同時に押上げプレート210上にある台紙
20の上に落下する。
【0069】その後、押上げプレート210が第1の中
間高さ位置h1まで上昇するとともに、下部支え部材2
20が回動して、第1の中間高さ位置h1まで上昇して
きたシート状製品束10b及び台紙20を保持する。
【0070】次に、押上げプレート210が待機位置ま
で下降してから、台紙20が供給され、さらにその上面
にシート状製品束10a供給されて、再び第1の中間高
さ位置h1まで上昇する。このとき、下部支え部材22
0は回動して集積空間202から退避して、上昇してく
るシート状製品束との干渉を避ける。
【0071】下部支え部材220が集積空間202から
退避するタイミングは、上昇してくるシート状製品束と
干渉する直前に調整してあり、これにより下部支え部材
220の退避動作に伴う、シート状製品束(先に保持し
ていたシート状製品束10b)の落下距離を極力少なく
している。
【0072】押上げプレート210に載置されて第1の
中間高さ位置h1まで上昇するシート状製品束及び台紙
20の上には、先に下部支え部材220が保持していた
シート状製品束10bが積み重ねられる。これら積み重
ねられたシート状製品束10bの最下面が、第1の中間
高さ位置h1まできたとき、再び下部支え部材220が
回動して、それら積み重ねられたシート状製品束10b
を保持する。
【0073】上記台紙20の供給動作及びシート状製品
束10bの積み重ね動作を、所定の段数より一つ手前ま
で実行した後、次に、押上げプレート210の上面に台
紙20が供給され、さらにその上面に最後のシート状製
品束10a供給される。その後、押上げプレート210
が第2の中間高さ位置h2まで上昇する。このとき、下
部支え部材220は回動して集積空間202から退避し
て、上昇してくるシート状製品束及び台紙20との干渉
を避ける。
【0074】押上げプレート210が第2の中間高さ位
置h2まで上昇する過程で、すでに第1の中間高さ位置
h1に保持されているシート状製品束10bが積み重ね
られる。このようにして所定の段数分積み重ねられたシ
ート状製品束10cは、第2の中間高さ位置h2まで上
昇した押上げプレート210と、上部プレート240と
の間で圧縮されて、シート状製品束10cの隙間に存在
していた空気が抜かれる。
【0075】その後、搬出装置500がこれら所定の段
数分積み重ねられたシート状製品束10cを把持して、
後工程である帯掛け部8(図1参照)へと搬出する。搬
出装置500は、図12に示すように固定プレート50
1と可動プレート502が協同してシート状製品束10
cを把持する構成となっている。なお、図15に示すよ
うに、上部プレート240には、搬出装置500の可動
プレート502を通過させるための切欠き部241が形
成されている。
【0076】上述した第2集積部200における動作を
まとめると、以下のようになる。 台紙20を供給 第1の中間高さ位置h1まで上昇して保持 台紙20を供給 台紙20上にシート状製品束10aを供給 第1の中間高さ位置h1まで上昇して保持 上記,の動作を所定段数の一段前まで繰り返す 台紙20を供給 台紙20上にシート状製品束10aを供給 第2の中間高さ位置h2まで上昇
【0077】なお、第2集積部200の動作は、シート
状製品の積み重ね形態に応じて、任意に設定することが
できることは勿論である。例えば、台紙20を最上面と
最下面のみに配置する場合は、次のごとく第2集積部2
00の動作を制御すればよい。 台紙20を供給 第1の中間高さ位置h1まで上昇して保持 シート状製品束10aを供給 第1の中間高さ位置h1まで上昇して保持 上記,の動作を所定段数の一段前まで繰り返す 台紙20を供給 台紙20上にシート状製品束10aを供給 第2の中間高さ位置h2まで上昇
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明にれば、シー
ト状製品の集積作業と、所定枚数に集積したシート状製
品をさらに複数段積み重ねてまとめる作業とを自動化す
ることができ、省力化とともに作業能率を一層向上さ
せ、作業の高速化と安定性を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施形態に係るシート状製品の集積装置が
組み込まれる海苔包装装置の全体構造を示す斜視図であ
る。
【図2】図1におけるシート状製品の集積装置の組み込
み部分を拡大して示す図である。
【図3】シート状製品の集積装置で積み重ねられ、かつ
帯掛け部で帯掛けされたシート状製品束の外観を示す斜
視図である。
【図4】第1集積部を示す正面断面図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】第1集積部を示す右側面図である。
【図7】くせ付けローラを示す図である。
【図8】製品押えガイドを示す図である。
【図9】移送装置を示す正面図である。
【図10】移送装置を示す平面図である。
【図11】移送装置を示す左側面図である。
【図12】第2集積部を示す正面図である。
【図13】図12のB−B線断面図である。
【図14】図12のC−C線断面図である。
【図15】図12の矢視D−D線図である。
【図16】台紙供給装置の下部構成を示す正面図であ
る。
【図17】同装置の平面図である。
【図18】従来装置の概要を示す構成図である。
【符号の説明】
7:シート状製品の集積装置 100:第1集積部 200:第2集積部 300:台紙供給装置 400:移送装置 500:搬出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長橋 甫雄 千葉県流山市駒木台149番地 株式会社東 京自働機械製作所研究所内 Fターム(参考) 3F054 AA00 AB01 BA02 BB26 BD02 BD06 BJ06 3F106 EA06 JA03 JA07 3F107 AA00 AB01 BA02 CB41

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状製品を所定枚数だけ集積すると
    ともに、そのシート状製品の束を更に複数段積み重ねて
    搬出するシート状製品の集積装置であって、 上方から一枚づつ送り込まれてきたシート状製品を所定
    の上部位置で受け止め、所定枚数集積されたシート状製
    品束とするとともに、該シート状製品束を支えながら下
    方に移送する降下手段を備えた第1集積部と、 この第1集積部にて所定枚数集積された前記シート状製
    品束をまとめて移送する移送手段と、 この移送手段により移送されてきた前記シート状製品束
    を所定の段数まで積み重ねていく集積手段を備えた第2
    集積部と、 前記所定の段数まで積み重ねられたシート状製品束をま
    とめて搬出する搬出手段と、 を備えたことを特徴とするシート状製品の集積装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したシート状製品の集積
    装置において、 前記降下手段は、シート状製品を下から支える支持部材
    を所定ピッチごとに複数有し、該支持部材の移動に伴い
    所定枚数集積されたシート状製品束を下方に移送するコ
    ンベヤであることを特徴とするするシート状製品の集積
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したシート状製品の集積
    装置において、 前記コンベヤは、所定の上部位置にある支持部材上にシ
    ート状製品が所定枚数集積されると、該支持部材を下方
    に間欠駆動させるとともに、次の支持部材をシート状製
    品を受け止める所定の上部位置に配置することを特徴と
    するシート状製品の集積装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載したシート状製品
    の集積装置において、 前記第1集積部は、底部に底プレートを有し、 前記コンベヤは、所定枚数集積されたシート状製品束を
    支持部材の間欠移動に伴い順次底プレートの上面まで移
    送するとともに、該シート状製品束の上方から間欠移動
    してくる次の支持部材によって底プレートの上面に配置
    されたシート状製品束を圧縮することを特徴とするシー
    ト状製品の集積装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載したシート状製品の集積
    装置において、 前記移送手段は、底プレートの上面に配置され支持部材
    によって圧縮されたシート状製品束と、該支持部材によ
    ってその上段に支持されたシート状製品束とをまとめて
    挟持し、前記第2集積部へ移送すること特徴とするシー
    ト状製品の集積装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載したシート状製品の集積
    装置において、 前記第1集積部に、前記移送手段によって挟持される上
    段側のシート状製品束を上方から押圧する押圧手段を備
    えたことを特徴とするシート状製品の集積装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載し
    たシート状製品の集積装置において、 前記第1集積部に、集積されたシート状製品束を側方か
    ら押圧して、該シート状製品束を整列させる製品揃え手
    段を備えたことを特徴とするシート状製品の集積装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載し
    たシート状製品の集積装置において、 前記第1集積部に、一枚づつ送り込まれてきたシート状
    製品の先端部を位置決めする位置決め手段を備えたこと
    を特徴とするシート状製品の集積装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一項に記載し
    たシート状製品の集積装置において、 前記第1集積部に、一枚づつ送り込まれてきたシート状
    製品の後端部に向けて上方から気体を噴射する噴射手段
    を備えたことを特徴とするシート状製品の集積装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    したシート状製品の集積装置において、 前記第1集積部へシート状製品を供給する経路に、搬送
    されてくるシート状製品の所定箇所を押圧して曲げぐせ
    を付けるくせ付け手段を配設したことを特徴とするシー
    ト状製品の集積装置。
JP36184199A 1999-12-20 1999-12-20 シート状製品の集積装置 Expired - Lifetime JP3778415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36184199A JP3778415B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 シート状製品の集積装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36184199A JP3778415B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 シート状製品の集積装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001171882A true JP2001171882A (ja) 2001-06-26
JP3778415B2 JP3778415B2 (ja) 2006-05-24

Family

ID=18475039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36184199A Expired - Lifetime JP3778415B2 (ja) 1999-12-20 1999-12-20 シート状製品の集積装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3778415B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017095234A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 株式会社東京自働機械製作所 シート状製品の集積装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017095234A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 株式会社東京自働機械製作所 シート状製品の集積装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3778415B2 (ja) 2006-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3343334A (en) Method and apparatus fof bundling stacked material
JP5480809B2 (ja) ストリングの巻取り方法
US5970834A (en) Depalletizer and hopper feeder
JPH0834413A (ja) フォイルチューブ包装体の切断兼積重ね装置
JP2007331782A (ja) 葉状農作物の選別・包装システム、および、葉状農作物の選別・包装方法
US20070157565A1 (en) High speed, high performance bagging assembly
JP2007084309A (ja) ダンボールケースの積み重ね方法およびその装置
JP4965892B2 (ja) 積層平海苔束結束装置
US4991374A (en) Packaging machine for slide-fastener manufacture
EP0826600A2 (en) Method and apparatus for placing cornerboards and wrapping a load
JP2001171882A (ja) シート状製品の集積装置
JPH04311405A (ja) 帳票の切断集積箱詰方法及び装置
GB2148234A (en) Method and apparatus for automatically de-bagging can ends and like articles
JP5635028B2 (ja) 搬送装置
JPH09100026A (ja) ロール状物の搬送システム
JPH09110226A (ja) 紙葉類搬送装置、紙葉類処理装置及び紙葉類搬送方法
JPH0891661A (ja) 製袋機のデリバリ装置
JP2000191221A (ja) シ―ト状製品の集積装置
JP4402441B2 (ja) 自動梱包方法、及び自動梱包装置
JP3245448B2 (ja) 分包シート集積装置
JP4059487B2 (ja) 部品供給装置
JPH07137181A (ja) 製袋機におけるデリバリ作業工程の自動化装置
JPH0457707A (ja) 物品の集積箱詰装置における内外フラップ開放閉鎖方法および開放閉鎖機構
KR20230040584A (ko) 단위제품의 포장장치
JP3493378B2 (ja) 物品の箱詰め包装方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3778415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term