JP2001171470A - 自動車用シートのサイドサポート - Google Patents
自動車用シートのサイドサポートInfo
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- JP2001171470A JP2001171470A JP35838099A JP35838099A JP2001171470A JP 2001171470 A JP2001171470 A JP 2001171470A JP 35838099 A JP35838099 A JP 35838099A JP 35838099 A JP35838099 A JP 35838099A JP 2001171470 A JP2001171470 A JP 2001171470A
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- JP
- Japan
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- airbag
- skin
- side support
- skin piece
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】側突用エアバッグ内蔵のサイドサポートにおい
て、その表皮の縫製作業を容易化すると共にエアバッグ
が確実に表皮の所定個所より切断できるようにすること
である。 【構成】サイドサポート（Ａ）における表皮をシートバ
ック側から上部に渉って配設する内側表皮片（１）と車
体側部側に位置する外側表皮片（２）とから構成し、こ
の外側表皮片（２）と内側表皮片（１）の接ぎ合わせ個
所の一部が、エアバッグ（４）の膨出時に切断するよう
にしたことを特徴とする。
て、その表皮の縫製作業を容易化すると共にエアバッグ
が確実に表皮の所定個所より切断できるようにすること
である。 【構成】サイドサポート（Ａ）における表皮をシートバ
ック側から上部に渉って配設する内側表皮片（１）と車
体側部側に位置する外側表皮片（２）とから構成し、こ
の外側表皮片（２）と内側表皮片（１）の接ぎ合わせ個
所の一部が、エアバッグ（４）の膨出時に切断するよう
にしたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用シートの側突用
エアバッグ装置を内蔵するサイドサポートに関する。
エアバッグ装置を内蔵するサイドサポートに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車用シートのシートバックにおける
車体側部内にエアバッグ装置を内蔵して側突時にエアバ
ッグが膨出し展開して乗員を保護するものが知られてい
る。
車体側部内にエアバッグ装置を内蔵して側突時にエアバ
ッグが膨出し展開して乗員を保護するものが知られてい
る。
【０００３】そして、リャシートのシートバックの車体
側部側に、このシートバックと別体なサイドサポートを
設け、このサイドサポート内にエアバッグ装置を内蔵す
るものは、サイドサポート、エアバッグとによって側突
時により一層乗員を保護することができる。
側部側に、このシートバックと別体なサイドサポートを
設け、このサイドサポート内にエアバッグ装置を内蔵す
るものは、サイドサポート、エアバッグとによって側突
時により一層乗員を保護することができる。
【０００４】以上のサイドサポートを構成する表皮は、
多数の表皮片を接ぎ合わせてサイドサポートを構成する
フレーム付発泡体製パッドを被覆している。
多数の表皮片を接ぎ合わせてサイドサポートを構成する
フレーム付発泡体製パッドを被覆している。
【０００５】そして、この表皮には衝突時にエアバッグ
が外部に向けて膨出して展開できるようにエアバッグの
真上に位置する表皮に接ぎ合わせからなる切断部を設け
ている。
が外部に向けて膨出して展開できるようにエアバッグの
真上に位置する表皮に接ぎ合わせからなる切断部を設け
ている。
【０００６】この表皮の切断部は、エアバッグの膨出時
に容易かつ確実に縫糸の強度を弱く設定している。
に容易かつ確実に縫糸の強度を弱く設定している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のエアバ
ッグ内蔵のサイドサポートは表皮の接ぎ合わせ用の縫糸
の強度を調節することにより、表皮の切断部を形成して
いる。
ッグ内蔵のサイドサポートは表皮の接ぎ合わせ用の縫糸
の強度を調節することにより、表皮の切断部を形成して
いる。
【０００８】そのため、接ぎ合わせ用の縫糸を接ぎ合わ
せ個所に応じて替える必要がある。従って、縫製に手数
を要する不具合があった。また、エアバッグの膨出時に
確実に切断部から表皮が切断され他の接ぎ合わせ個所が
切断されないように表皮を縫製しているため、更に、縫
製作業を確実にする必要がある。
せ個所に応じて替える必要がある。従って、縫製に手数
を要する不具合があった。また、エアバッグの膨出時に
確実に切断部から表皮が切断され他の接ぎ合わせ個所が
切断されないように表皮を縫製しているため、更に、縫
製作業を確実にする必要がある。
【０００９】そこで、本発明はエアバッグ内蔵のサイド
サポートにおいて該エアバッグを構成する表皮の縫製作
業を容易化すると共に外観品質に優れたエアバッグを提
供することを目的とする。
サポートにおいて該エアバッグを構成する表皮の縫製作
業を容易化すると共に外観品質に優れたエアバッグを提
供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係る自動車用シートのサイドサポートは、
自動車用シートにおけるシートバックの車体側部側に、
シートバックに対して別体に並設して内部に側突用エア
バッグ装置を内蔵する自動車用シートのサイドサポート
において、該サイドサポートの外面を構成する表皮はシ
ートバック側から上部に渉って配設する内側表皮片と前
記車体側部側に位置する外側表皮片とからなり、該外側
表皮片と内側表皮片とはその一部が前記エアバッグ装置
のエアバッグの膨出時の展開方向の略真上で一体に接ぎ
合わせてなることを特徴とする。
めの本発明に係る自動車用シートのサイドサポートは、
自動車用シートにおけるシートバックの車体側部側に、
シートバックに対して別体に並設して内部に側突用エア
バッグ装置を内蔵する自動車用シートのサイドサポート
において、該サイドサポートの外面を構成する表皮はシ
ートバック側から上部に渉って配設する内側表皮片と前
記車体側部側に位置する外側表皮片とからなり、該外側
表皮片と内側表皮片とはその一部が前記エアバッグ装置
のエアバッグの膨出時の展開方向の略真上で一体に接ぎ
合わせてなることを特徴とする。
【００１１】以上の構成により、表皮は内側表皮片と外
側表皮片とから構成され、その両表皮片の接ぎ合わせ個
所がエアバッグの膨出時の切断部となる。
側表皮片とから構成され、その両表皮片の接ぎ合わせ個
所がエアバッグの膨出時の切断部となる。
【００１２】従って、この切断部以外に表皮の接ぎ合わ
せ個所が存在しないため、エアバッグの膨出時に切断部
から表皮が確実に切断する。
せ個所が存在しないため、エアバッグの膨出時に切断部
から表皮が確実に切断する。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図１は、本発明に係るサイドサ
ポート（Ａ）付のリャシートを示し、図中（ＳＢ）はそ
のシートバック、（ＳＣ）は同シートクッション、
（Ｂ）はシートクッション（ＳＣ）のサイドサポートを
各々示す。
面に基づいて説明する。図１は、本発明に係るサイドサ
ポート（Ａ）付のリャシートを示し、図中（ＳＢ）はそ
のシートバック、（ＳＣ）は同シートクッション、
（Ｂ）はシートクッション（ＳＣ）のサイドサポートを
各々示す。
【００１４】サイドサポート（Ａ）はシートバック（Ｓ
Ｂ）の車体側部側に沿って配設され、シートバック（Ｓ
Ｂ）に対して別体に形成されている。そして。このサイ
ドサポート（Ａ）は車体に締結され、内側表皮片（１）
と外側表皮片（２）によって外面が形成されている。
Ｂ）の車体側部側に沿って配設され、シートバック（Ｓ
Ｂ）に対して別体に形成されている。そして。このサイ
ドサポート（Ａ）は車体に締結され、内側表皮片（１）
と外側表皮片（２）によって外面が形成されている。
【００１５】内側表皮片（１）は、図２、図３に示すよ
うにシートバック（ＳＢ）側から上部に渉って発泡体製
パッド（３）を被覆するように、また、外側表皮片
（２）は車体側部（Ｃ）側のパッド（３）を被覆するよ
うに形成されている。
うにシートバック（ＳＢ）側から上部に渉って発泡体製
パッド（３）を被覆するように、また、外側表皮片
（２）は車体側部（Ｃ）側のパッド（３）を被覆するよ
うに形成されている。
【００１６】この内側表皮片（１）と外側表皮片（２）
はその一部がエアバッグ装置（ロ）のエアバッグ（４）
の膨出時の展開方向の略真上において、一体に接ぎ合わ
せてある。
はその一部がエアバッグ装置（ロ）のエアバッグ（４）
の膨出時の展開方向の略真上において、一体に接ぎ合わ
せてある。
【００１７】この接ぎ合わせ個所の一部を切断部（イ）
とする。そして、内側表皮片（１）と外側表皮片（２）
の両端末は多数の締結材（１２）（１２）でフレーム
（５）に締結されている。
とする。そして、内側表皮片（１）と外側表皮片（２）
の両端末は多数の締結材（１２）（１２）でフレーム
（５）に締結されている。
【００１８】フレーム（５）は開口を上向きにした断面
Ｕ字状でその上、下底部には脚片（５０）が溶接され、
この脚片（５０）が車体側に固定される。
Ｕ字状でその上、下底部には脚片（５０）が溶接され、
この脚片（５０）が車体側に固定される。
【００１９】このフレーム（５）内に側突用エアバッグ
装置（ロ）が収容されており、フレーム（５）は発泡体
製パッド（３）で被包され、パッド（３）はフレーム
（５）の外側面に一体に接着されている。
装置（ロ）が収容されており、フレーム（５）は発泡体
製パッド（３）で被包され、パッド（３）はフレーム
（５）の外側面に一体に接着されている。
【００２０】そして、このパッド（３）における前記エ
アバッグ（４）の膨出時の展開方向にはスリット（３
０）が形成され、このスリット（３０）に対応する部分
に前記切断部（イ）が位置する。
アバッグ（４）の膨出時の展開方向にはスリット（３
０）が形成され、このスリット（３０）に対応する部分
に前記切断部（イ）が位置する。
【００２１】斯して、サイドサポート（Ａ）のシートバ
ック（ＳＢ）側の内側表皮片（１）には接ぎ合わせ個所
が全くないため、側突時にエアバッグ装置（ロ）のエア
バッグ（４）が膨出すると、図４に示すように、内側表
皮片（１）と外側表皮片（２）の接ぎ合わせ個所におけ
る切断部（イ）が切断されて車体側部（Ｃ）の内面に沿
ってエアバッグ（４）が展開する。図中（４０）はエア
バッグ（４）の展開時の状態を示す。
ック（ＳＢ）側の内側表皮片（１）には接ぎ合わせ個所
が全くないため、側突時にエアバッグ装置（ロ）のエア
バッグ（４）が膨出すると、図４に示すように、内側表
皮片（１）と外側表皮片（２）の接ぎ合わせ個所におけ
る切断部（イ）が切断されて車体側部（Ｃ）の内面に沿
ってエアバッグ（４）が展開する。図中（４０）はエア
バッグ（４）の展開時の状態を示す。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、表皮が二枚の表皮片を
接ぎ合わせて形成し、その接ぎ合わせ個所の一部がエア
バッグの膨出部における切断部としているため、エアバ
ッグの膨出時に表皮は切断部から確実に切断される。
接ぎ合わせて形成し、その接ぎ合わせ個所の一部がエア
バッグの膨出部における切断部としているため、エアバ
ッグの膨出時に表皮は切断部から確実に切断される。
【００２３】そして、表皮には他の接ぎ合わせがないた
め、表皮の縫製作業が容易になるし、また、接ぎ合わせ
によるサイドサポートの外観品質の損傷も防止できる。
め、表皮の縫製作業が容易になるし、また、接ぎ合わせ
によるサイドサポートの外観品質の損傷も防止できる。
【図１】本発明に係る構造のサイドサポート付リャシー
トの斜視図である。
トの斜視図である。
【図２】図１のIIーII線断面図である。
【図３】要部の部分切欠図である。
【図４】エアバッグの膨出時の断面図である。
１ 内側表皮 ２ 外側表皮 ４ エアバッグ イ 内側表皮と外側表皮との接ぎ合わせ個所
Claims (1)
- 【請求項１】 自動車用シートにおけるシートバックの
車体側部側に、シートバックに対して別体に並設して内
部に側突用エアバッグ装置を内蔵する自動車用シートの
サイドサポートにおいて、 該サイドサポートの外面を構成する表皮はシートバック
側から上部に渉って配設する内側表皮片と前記車体側部
側に位置する外側表皮片とからなり、 該外側表皮片と内側表皮片とはその一部が前記エアバッ
グ装置のエアバッグの膨出時の展開方向の略真上で一体
に接ぎ合わせてなる自動車用シートのサイドサポート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35838099A JP2001171470A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 自動車用シートのサイドサポート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35838099A JP2001171470A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 自動車用シートのサイドサポート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001171470A true JP2001171470A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18458995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35838099A Pending JP2001171470A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 自動車用シートのサイドサポート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001171470A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017087777A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | トヨタ紡織株式会社 | 発泡成形品及び車両用シート |
-
1999
- 1999-12-17 JP JP35838099A patent/JP2001171470A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017087777A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | トヨタ紡織株式会社 | 発泡成形品及び車両用シート |
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