JP2001170044A - 高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングのためのハイブリッド再構成法 - Google Patents

高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングのためのハイブリッド再構成法

Info

Publication number
JP2001170044A
JP2001170044A JP2000327894A JP2000327894A JP2001170044A JP 2001170044 A JP2001170044 A JP 2001170044A JP 2000327894 A JP2000327894 A JP 2000327894A JP 2000327894 A JP2000327894 A JP 2000327894A JP 2001170044 A JP2001170044 A JP 2001170044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
segment
peripheral
subject
slice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000327894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001170044A5 (ja
JP4712956B2 (ja
Inventor
Tin Su Pan
ティン−スー・パン
Mark Woodford
マーク・ウッドフォード
Jiang Hsieh
ジャン・ヘシエー
Yun Shen
ユン・シェン
Kishore Acharya
キショアー・アチャルヤ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2001170044A publication Critical patent/JP2001170044A/ja
Publication of JP2001170044A5 publication Critical patent/JP2001170044A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4712956B2 publication Critical patent/JP4712956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/54Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/541Control of apparatus or devices for radiation diagnosis involving acquisition triggered by a physiological signal
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/027Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis characterised by the use of a particular data acquisition trajectory, e.g. helical or spiral
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computed tomography [CT]
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/40Arrangements for generating radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/4064Arrangements for generating radiation specially adapted for radiation diagnosis specially adapted for producing a particular type of beam
    • A61B6/4085Cone-beams
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S378/00X-ray or gamma ray systems or devices
    • Y10S378/901Computer tomography program or processor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各行がそれぞれのアイソセンタを有する複数
の検出器(18)行を備えるマルチスライス型CTイメ
ージング・システム(10)によって、被検体(22)
をスキャンする方法を提供する。 【解決手段】 マルチスライス型CTイメージング・シ
ステムにより被検体をヘリカルスキャンして、周辺デー
タ・セグメント(56、58)を含むデータ・セグメン
ト(50、52、54、56、58、60、62、6
4)を取得する。次いで、第1の周辺データ・セグメン
ト(56)からのデータを反対側の第2の周辺セグメン
ト(58)と合成して、1つの画像スライスを再構成す
るための1つのデータ組を形成する。この合成データを
画像スライスに再構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体的には、コン
ピュータ断層撮影イメージングの方法及びシステムに関
し、さらに詳細には、周期性の運動をしている被検体に
対してマルチスライス型イメージングを行うためのコン
ピュータ断層撮影イメージング方法及びシステムに関す
る。
【0002】
【発明の背景】周知のコンピュータ断層撮影(CT)イ
メージング・システムの少なくとも1つの構成では、X
線源は、デカルト座標系のX−Y平面(一般に「画像作
成面」と呼ばれる)内に位置するようにコリメートされ
たファンビーム(扇形状ビーム)を放出する。X線ビー
ムは、例えば患者などの画像作成しようとする対象を透
過する。ビームは、この対象によって減衰を受けた後、
放射線検出器のアレイ上に入射する。検出器アレイで受
け取った減衰したビーム状放射線の強度は、対象による
X線ビームの減衰に依存する。このアレイの各検出器素
子は、それぞれの検出器位置でのビーム減衰の計測値に
相当する電気信号を別々に発生する。すべての検出器か
らの減衰量計測値を別々に収集し、透過プロフィールが
作成される。
【0003】周知の第3世代CTシステムでは、X線源
及び検出器アレイは、X線ビームが画像を作成しようと
する対象を切る角度が一定に変化するようにして、画像
作成面内でこの画像作成対象の周りをガントリと共に回
転する。あるガントリ角度で検出器アレイより得られる
一群のX線減衰量計測値(すなわち、投影データ)のこ
とを「ビュー(view)」という。また、画像作成対象の
「スキャン・データ(scan)」は、X線源と検出器が1回
転する間に、様々なガントリ角度、すなわちビュー角度
で得られるビューの集合からなる。アキシャル・スキャ
ンでは、この投影データを処理し、画像作成対象を透過
させて得た2次元スライスに対応する画像を構成する。
投影データの組から画像を再構成するための一方法に、
当技術分野においてフィルタ補正逆投影法(filtered ba
ck projection)と呼ぶものがある。この処理方法では、
スキャンにより得た減衰量計測値を「CT値」、別名
「ハウンスフィールド値」という整数に変換し、これら
の整数値を用いて陰極線管ディスプレイ上の対応するピ
クセルの輝度を制御する。
【0004】ヘリカルスキャンでは、X線源と検出器ア
レイが画像作成面内で被検体の周りをガントリと共に回
転し、一方この被検体を支持しているテーブルは画像作
成面を貫通するように移動する。X線源と検出器が1回
転する間にテーブルが前進する距離は、ヘリカルスキャ
ンのピッチ(pitch) により計測される。ピッチが大きい
ということは、X線源と検出器の1回転あたりのテーブ
ル移動が大きいことを意味する。
【0005】ハーフスキャン再構成では、X線源と検出
器を被検体の周りで1回の全回転させない間で収集した
投影データから画像を再構成している。典型的には、
「ハーフスキャン(half scan) 」再構成では180度に
1ファン角度を加えたビュー角度全体から取得したデー
タを利用している。「ファン角度」とは、画像作成面で
検出器により検出可能なX線ビームがつくる扇形(fan)
の角度のことである。この値は画像作成面での検出器の
角度範囲に等しいと考えることができる。その理由は、
周知のCTイメージング・システムの少なくとも1つに
おいては、X線源が放出するX線ビームの角度カバー範
囲が、検出器の角度範囲と同じであるか、より広いこと
による。
【0006】CTイメージング・システムを利用する少
なくとも1つの診断処置では、石灰化沈着を観察し計数
できるように、患者の心臓がスキャンされかつ画像化さ
れる。この処置の間、患者の心臓は周期的に拍動してい
る。運動誘発性アーチファクトを減少するため、患者の
心拍サイクルの同じ位相での心臓を表している画像のハ
ーフスキャン再構成を作成する。再構成のためには通
常、比較的静まった位相、例えば、心収縮期の直前の位
相が選択される。心臓の全容積、または心臓容積の少な
くとも大部分がこの方式により画像化される。したがっ
て、この処置に関する少なくとも周知の変形形態の1つ
では、マルチスライス型CTスキャナを用いて石灰化計
数が実施される。マルチスライス型CTスキャナは、フ
ァンビームの「面」と平行に複数の画像スライスを取得
するように構成されている複数行の検出器を有してい
る。ファンビームの厚さは、検出器の各行が患者身体の
本質的に平行なスライスを表す減衰計測値を取得できる
ようにして決める。
【0007】石灰化計数処置の幾つかでは、高ピッチの
ヘリカル心臓イメージングが利用されていることは周知
である。例えば、一度に4スライスを収集するように構
成された検出器を有するスキャナでは、3:1のピッチ
が使用される。「3:1のピッチ」とは、X線源と検出
器が患者身体の周りの1回転を完了すると、テーブルが
3検出器スライスの厚さに等しい量だけ前進することを
意味している。こうした高ピッチ型は、計数評価を正確
にするように十分な画像枚数を取得するのに要する時間
を短縮するために使用される。
【0008】周知のヘリカルスキャン技法の少なくとも
1つでは、心臓石灰化計数のためにスキャンをした隣接
した心拍サイクルをもつ画像同士の間で、領域の抜けが
生じることが分かっている。こうした抜け領域により石
灰化計数値の算定が不正確になることがある。例えば、
周知のイメージング・システムの少なくとも1つにおい
ては、3:1のピッチでは、75bpm(拍動/分)未
満で拍動している心臓を0.8秒/ガントリ回転の速度
でスキャンすることができない。60bpm未満の心拍
に対しては、1.0秒/ガントリ回転の速度でスキャン
することができない。
【0009】完全なカバー範囲を得ることができない理
由は、π+γの角度範囲にわたるような有効データに対
する直線セグメントが、心拍サイクルの対応する各位相
での心臓を表しているスライスの全部に対して利用可能
とはならないことによる。(γは、少なくとも0度であ
り、かつファン角度の値未満であるかファン角度に等し
い。)例えば、図3は、従来技術による2回の連続する
心拍サイクルに対する4スライス型ヘリカルスキャンを
表したものである。各検出器行2A、1A、1B及び2
BのアイソセンタのZ軸位置を、2回の連続する心拍サ
イクル中のガントリ回転の関数として表している。スキ
ャン速度が0.8秒/回転であり、心拍数が60bpm
である場合を表しており、したがって、ガントリの1.
25回の回転で1回の心拍サイクルが完了する。ガント
リの各1回の回転は、X線源と検出器の角度2πに及ぶ
移動を意味する。
【0010】データ・セグメント50、52、54、5
6、58、60、62及び64の各々は、4つの検出器
行2A、1A、1B及び2Bの組のうちの互いに隣接す
る1対においてデータの線形補間を使用して取得され
る。各セグメントのデータは、患者の心拍サイクルの一
定の(または概ね一定の)位相φの周りに来るように時
間的な中心を合わせる。検出器行1Aに対するセグメン
ト52及び60では、隣接する検出器行2A及び1Bが
存在するので、完全なハーフスキャン再構成として線形
補間することができる。同様に、検出器行1Bに対する
セグメント54及び62でも、隣接する検出器行1A及
び2Bが存在するので、完全なハーフスキャン再構成と
して線形補間することができる。しかし、検出器行2A
から再構成される周辺スライスのセグメント50及び5
8に対しては、隣接する行が検出器行1Aだけしかない
ため、利用可能であるのは(π+γ)/2の角度範囲に
わたるデータのみである。同様に、検出器行2Bから再
構成される周辺スライスのセグメント56及び64に対
しても、隣接する行が検出器行1Bだけしかないため、
利用可能であるのは(π+γ)/2の角度範囲にわたる
データのみである。ハーフスキャン再構成は、セグメン
ト52、54、60及び62からの中央のスライスに対
してのみ利用可能である。したがって、検出器行2A及
び2Bは適切なスキャンをすることができず、2心拍サ
イクルからなる画像同士の間で抜け領域ができてしま
う。
【0011】したがって、2心拍サイクルからなる画像
同士の間で抜け領域を起こさせずに高ピッチのマルチス
ライス型ヘリカル心臓イメージングを再構成するための
方法及び装置を提供することが望ましい。
【0012】
【発明の概要】したがって、本発明の一態様では、その
各々がアイソセンタを有する複数の検出器行を備えるマ
ルチスライス型CTイメージング・システムにより被検
体をスキャンするための方法が提供される。本方法は、
周辺データ・セグメントを含むデータ・セグメントを取
得するために、マルチスライス型CTイメージング・シ
ステムにより被検体をヘリカルスキャンするステップ
と、第1の周辺データ・セグメントからのデータを反対
側の第2の周辺セグメントと合成して、1つの画像スラ
イスを再構成するための1つのデータ組を形成するステ
ップと、この合成データを画像スライスに再構成するス
テップとを含んでいる。
【0013】上述の方法及び対応する装置により、2心
拍サイクルからなる画像同士の間で抜け領域を起こさせ
ないような高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イ
メージングを提供できる。この結果、心臓石灰化計数が
より正確になる。さらに、本発明による方法及び対応す
る装置は、より一般的に、周期性の運動を有するその他
の被検体を画像化する際に有用である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照すると、「第
3世代」のCTスキャナに典型的なガントリ12を含む
ものとして、コンピュータ断層撮影(CT)イメージン
グ・システム10を示している。ガントリ12は、この
ガントリ12の対向面上に位置する検出器アレイ18に
向けてX線ビーム16を放出するX線源14を有する。
検出器アレイ18は、投射され被検体22(例えば、患
者)を透過したX線を一体となって検知する検出器素子
20により形成される。検出器アレイ18は、単一スラ
イス構成で製作される場合とマルチ・スライス構成で製
作される場合がある。マルチスライス構成では、検出器
アレイ18は素子20からなる幾つかの平行な行を有す
る。各検出器素子20は、入射したX線ビームの強度を
表す電気信号、すなわち患者22を透過したX線ビーム
の減衰を表す電気信号を発生する。マルチスライス検出
器構成での素子20の各列は、扇形状X線ビーム16の
面と平行な画像スライスの1つに対応している。X線源
14は、ビーム16が選択した検出器行数(例えば、4
行)上に入射できるだけの十分な厚さを有するように構
成される。これらの検出器行は、スキャン中に患者22
に対する平行なスライス(または概ね平行なスライス)
による減衰を同時に検出する動作が可能となるように構
成する。
【0015】X線投影データを収集するためのスキャン
の間に、ガントリ12及びガントリ上に装着されたコン
ポーネントは回転中心24の周りを回転する。ガントリ
12の回転及びX線源14の動作は、CTシステム10
の制御機構26により制御される。制御機構26は、X
線源14に電力及びタイミング信号を供給するX線制御
装置28と、ガントリ12の回転速度及び位置を制御す
るガントリ・モータ制御装置30とを含む。制御機構2
6内にはデータ収集システム(DAS)32があり、こ
れによって検出器素子20からのアナログ・データをサ
ンプリングし、このデータを後続の処理のためにディジ
タル信号に変換する。画像再構成装置34は、サンプリ
ングされディジタル化されたX線データをDAS32か
ら受け取り、高速で画像再構成を行う。再構成された画
像はコンピュータ36に入力として渡され、コンピュー
タにより大容量記憶装置38内に格納される。
【0016】コンピュータ36はまた、キーボードを有
するコンソール40を介して、オペレータからのコマン
ド及びスキャン・パラメータを受け取る。付属の陰極線
管ディスプレイ42により、オペレータはコンピュータ
36からの再構成画像やその他のデータを観察すること
ができる。コンピュータ36は、オペレータの発したコ
マンド及びパラメータを用いて、DAS32、X線制御
装置28及びガントリ・モータ制御装置30に対して制
御信号や制御情報を提供する。さらにコンピュータ36
は、モータ式テーブル46を制御してガントリ12内で
の患者22の位置決めをするためのテーブル・モータ制
御装置44を操作する。詳細には、テーブル46により
患者22の各部分がガントリ開口48を通過できる。
【0017】上記で説明したように、図3は、2回の連
続する心拍サイクルに対する従来技術による4スライス
型ヘリカルスキャンを表している。この従来技術による
実施形態では、周辺セグメント50、56、58及び6
4に対して利用可能であるのは(π+γ)/2の角度範
囲にわたるデータのみであるため、抜けが生じてしま
う。これと比べて、本発明の実施の一形態では、2回の
連続する心拍サイクルにおいてデータを合成し再構成の
ためのハーフスキャンのデータ組を形成することによ
り、これらのセグメント間での抜けを排除している。図
4は、本発明の実施の一形態によるヘリカルスキャンを
表したものである。図4では、75拍動/分の心拍数を
表し、ガントリ12の1回転あたり0.8秒のスキャン
速度での各検出器行のアイソセンタのZ軸位置を、2回
の連続する心拍サイクル中のガントリの回転サイクルの
関数として表している。(Z軸位置は、ヘリカルスキャ
ン中のテーブル46の並進方向に対応させている。)
0.8秒/回転というスキャン速度は、1つの心拍サイ
クル中にスキャンを受けた第1の周辺セグメント56
を、次の心拍サイクルの対応する位相φの間にスキャン
を受ける反対側の第2の周辺セグメント58と少なくと
も概ね一致させるように選択したものである。「少なく
とも概ね一致させる」という表現は、互いに反対側の周
辺検出器行2A及び2Bのアイソセンタが心拍サイクル
の実質的に同じ位相φにおいて実質的に同じZ軸位置に
あり、セグメント56及び58を合成すると不一致に起
因するアーチファクトを実質的に伴なわない画像が作成
されることを意味している。周辺セグメント56及び5
8の各々が、角度範囲(π+γ)/2にわたる画像デー
タだけしか表していない図3の従来技術の方法と比べ
て、周辺セグメント56及び58を合成し角度範囲π+
γにわたるハーフスキャンのデータ組とすることができ
る。同様に、セグメント50は直前の心拍サイクルから
の別のセグメント(図示せず)と合成し、またセグメン
ト64は後続の心拍サイクルからの別のセグメント(図
示せず)と合成する。次いで、得られたハーフスキャン
のデータ組を画像スライスに再構成し、心臓石灰化の計
数を行う。勿論、この実施形態では、中央の各セグメン
トについても画像スライスに再構成して計数を行う。
【0018】周辺セグメントをこの方式により合成する
ことにより、外側の画像スライスの時間分解能が、中央
のスライス52、54、60及び62の時間分解能より
も2倍改善される。さらに、角度範囲がπ+γ未満にわ
たるセグメントのみからハーフスキャン・セグメントを
合成することは不可能であることは明白である。合成が
不可能なセグメントは、スキャン開始時点のセグメント
とスキャン終了時点のセグメントである。この数は、ヘ
リカルスキャン中にいくら多くのセグメントを収集しよ
うとも不変である。これと比べて図3に示す従来技術に
よる方法では、各心拍サイクル中で2つの周辺セグメン
トが無駄になっている。スキャンが非常に長ければ、そ
の間に無駄になる周辺セクタの数も多くなる。
【0019】上で指摘したように、この実施形態では周
辺セグメント56と58の完全な一致は必要でない。し
かしながら、周辺セグメントの合成によりかなりのアー
チファクトが導入される場合には、一致の確度をより高
める必要があることが指摘されている。実施の一形態で
は、ガントリ12の回転速度を調整することにより一致
が改善される。75bpmを超え115bpm未満の心
拍数では、4スライス式で3:1のピッチでの石灰化計
数に対して、0.8秒/回転のガントリ12の回転速度
でのスキャンが適している。60〜75bpmの心拍数
では、4スライス式で3:1のピッチでの石灰化計数に
対して、0.8〜1.0秒/回転のガントリ12の回転
速度でのスキャンが適している。ガントリ12の回転速
度とは、X線源14と検出器アレイ18が患者22の心
臓の周りを回転する速度であることを理解されたい。よ
り一般的には、厚さが等しくピッチがP:1であるN個
の隣接するスライスをもつ実施形態において、B拍動/
分の心拍数では、ガントリ回転速度(R秒/回転)がR
=60P÷[(N−1)B]である場合にセグメント5
6と58は心拍サイクルの同じ位相φで互いに一致す
る。例えば、図4によって、{B,P,R,N}={7
5,3,0.8,4}、並びに{B,P,R,N}=
{60,3,1.0,4}であるような4スライス型の
各実施形態を等しく表すことができる。検出器アレイ1
8が1行しかなければ、すなわち、イメージング・シス
テム10が単一スライス型イメージング・システムであ
れば、合成すべきスライスが存在しなくなるので、当然
Nは1を超える値となる。
【0020】図5で示す4スライス型の別の実施形態で
は、60〜75bpmの心拍数に対して、0.8秒/回
転のガントリ12の回転速度及び3:1のピッチを使用
している。検出器行2Bの有効データ・セグメント56
は、外挿により取得したデータ66の別のセグメントに
より補完される。補完用データ、すなわちセグメント5
6をセグメント56及び66を備えるハーフスキャンの
少なくとも1つのデータ組に延長するためのデータは、
1つまたは複数の検出器行2A、1A、1B及び2Bの
うちのデータ・セグメントの単一心拍サイクル内で同時
に取得したデータから外挿することにより取得される。
この実施形態の変形形態の1つでは、一致するデータ・
セグメントが利用可能でないような場合であっても、直
後及び直前の心拍サイクルのうちの少なくとも1つの対
応する位相で取得した1つまたは複数のセグメント5
8、60、62、64からの外挿により、セグメント5
6をハーフスキャンのデータ組56、66まで延長する
ことができる。これら2つの変形形態では、有効データ
・セグメント58も同様の外挿により補完され、セグメ
ント68が取得される。いずれの変形形態でも、この外
挿により、当該スキャンの周辺スライスの位置でのハー
フスキャン再構成を提供し、従来技術による方法で生じ
ているようなカバー範囲のギャップを防止している。ス
キャンされたセグメントは、ハーフスキャン再構成した
データ組を含め、心臓石灰化を計数するための画像に再
構成される。
【0021】実施の一形態では、本発明に関する1つま
たは複数の方法は、イメージング・システム10のソフ
トウェア内(すなわち、ファームウェア内)で実現され
る。例えば、画像再構成装置34は、これらの方法のう
ちの1つまたは複数を実現するためのソフトウェアまた
はファームウェアを備えている。パラメータP、B、N
及びRのうちの少なくとも幾つかは、オペレータ・コン
ソール40を介してコンピュータ36に入力される。こ
れらのパラメータのうちの1つまたは複数(例えばN)
は、実施の一形態では固定されている。別の実施形態で
は、コンピュータ36は、パラメータP、B、N及びR
のうちの1つを残りの3つのパラメータから算出する。
【0022】本発明の様々な実施形態に関する上記の説
明から、2心拍サイクルからなる画像間で抜け領域を起
こさせずに高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イ
メージングが達成されることは明らかである。本発明の
具体的な実施形態を詳細に記載し図示してきたが、これ
らは説明および例示のためのものに過ぎず、本発明を限
定する意図ではないことを明瞭に理解されたい。例え
ば、本発明の方法及び装置は心臓に対するイメージング
に限定されるものではなく、むしろ周期性の運動を有す
るあらゆる被検体に適用することができる。こうした心
臓以外の被検体に対しては、Bは拍動/分を単位とする
心拍数ではなく、サイクル/分を単位とするサイクル速
度となる。さらに、本明細書に記載したCTシステム
は、X線源と検出器の双方がガントリと共に回転する
「第3世代」システムである。検出器素子が個々に補正
され所与のX線ビームに対して実質的に均一のレスポン
スを提供できるならば、検出器が全周の静止した検出器
でありかつX線源のみがガントリと共に回転する「第4
世代」システムを含め、別の多くのCTシステムも使用
可能である。したがって、本発明の精神及び範囲は、添
付の特許請求の範囲の各項及びこれと法的に等価なもの
によってのみ限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】CTイメージング・システムの外観図である。
【図2】図1に示すシステムの概略ブロック図である。
【図3】従来技術によるヘリカルスキャンに関し、各検
出器行のアイソセンタのZ軸位置を、2回の連続する心
拍サイクル中のガントリ回転サイクルの関数として表し
たグラフであり、スキャン速度が0.8秒/ガントリ回
転で、心拍数が60拍動/分の場合を表している。
【図4】2回の隣接するサイクルに対するデータを合成
してハーフスキャン再構成を得ている本発明の実施の一
形態についてのグラフであり、スキャン速度が0.8秒
/ガントリ回転で、心拍数が75拍動/分の場合を表し
ていると共に、スキャン速度が1.0秒/回転で、心拍
数が60拍動/分の場合も表している。
【図5】同じ(1つの)隣接する心拍サイクルにおける
他の検出器行からデータを外挿した本発明の実施の一形
態についてのグラフであり、スキャン速度が0.8秒/
ガントリ回転で、心拍数が60拍動/分の場合を表して
いる。
【符号の説明】
10 コンピュータ断層撮影(CT)イメージング・シ
ステム 12 ガントリ 14 X線源 16 X線ビーム 18 検出器アレイ 20 検出器素子 22 被検体(患者) 24 ガントリの回転中心 26 制御機構 28 X線制御装置 30 ガントリ・モータ制御装置 32 データ収集システム(DAS) 34 画像再構成装置 36 コンピュータ 38 大容量記憶装置 40 コンソール 42 陰極線管ディスプレイ 44 テーブル・モータ制御装置 46 テーブル 48 ガントリ開口 50 データ・セグメント 52 別のデータ・セグメント 54 別のデータ・セグメント 56 別のデータ・セグメント 58 別のデータ・セグメント 60 別のデータ・セグメント 62 別のデータ・セグメント 64 別のデータ・セグメント 66 セグメント56を補完するため外挿により取得し
たデータ・セグメント 68 セグメント58を補完するため外挿により取得し
たデータ・セグメント 2A 4検出器行のうちの1行 1A 4検出器行のうちの別の1行 1B 4検出器行のうちの別の1行 2B 4検出器行のうちの別の1行 φ 患者の心拍サイクルの一定の位相
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・ウッドフォード アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ワー ケシャー、オックスフォード・ロード、 1029番 (72)発明者 ジャン・ヘシエー アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ブル ックフィールド、ウエスト・ケズウィッ ク・コート、19970番 (72)発明者 ユン・シェン 東京都日野市旭が丘4丁目7番5号シティ ーハウス5−1403号室 (72)発明者 キショアー・アチャルヤ アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ブル ックフィールド、リッジウェイ、1325番

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各行がそれぞれのアイソセンタを有する
    複数の検出器(18)行を備えるマルチスライス型CT
    イメージング・システム(10)により、被検体(2
    2)をスキャンする方法であって、 マルチスライス型CTイメージング・システム(10)
    により被検体(22)をヘリカルスキャンして、周辺デ
    ータ・セグメント(56、58)を含むデータ・セグメ
    ント(50、52、54、56、58、60、62、6
    4)を取得するステップと、 第1の周辺データ・セグメント(56)からのデータを
    反対側の第2の周辺セグメント(58)と合成して、1
    つの画像スライスを再構成するための1つのデータ組を
    形成するステップと、 前記合成データを画像スライスに再構成するステップ
    と、を含む方法。
  2. 【請求項2】 合成データを再構成する前記ステップ
    が、ハーフスキャンのデータ組を再構成することを含む
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1の周辺データ・セグメント(56)
    からのデータを反対側の第2の周辺セグメント(58)
    と合成して、1つの画像スライスを再構成するための1
    つのデータ組を形成する前記ステップが、前記ヘリカル
    スキャンの並進方向で概ね一致したアイソセンタを有す
    る反対側の周辺検出器行(2A、2B)に対するセグメ
    ントに対応した周辺セグメントを選択することを含む請
    求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記被検体が周期性の運動をしており、
    前記方法は、さらに、周期性の運動をしている前記被検
    体のサイクルの位相が第1のセグメント(56)と反対
    側の第2のセグメント(58)とにおいて実質的に同じ
    となるように、前記ヘリカルスキャンに対するピッチ
    P、スライス数N、及びX線源(14)と検出器アレイ
    (18)の回転速度Rを選択するステップを含む請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 スキャンを受ける被検体が患者(22)
    の心臓であり、かつ周期性の運動をしている被検体のサ
    イクルが心拍サイクルである請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 Bを拍動/分を単位とした心拍数、Rを
    回転/分を単位としたX線源(14)と検出器(18)
    の被検体の周りでの回転速度としたときに、P、N及び
    Rが、少なくとも概ね、R=60P÷[(N−1)B]
    となるように選択される請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 さらに、再構成画像スライスに対して心
    臓石灰化を計数するステップを含む請求項6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 Nが4スライスであり、Bが60〜75
    拍動/分であり、かつRが0.8〜1.0秒/回転であ
    る請求項4に記載の方法。
  9. 【請求項9】 Pが3である請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 Nが4スライスであり、Bが75拍動
    /分より大きく、Rが0.8秒/回転である請求項4に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 Pが3である請求項10に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 各行がそれぞれのアイソセンタを有す
    る複数の検出器(18)行を備えるマルチスライス型C
    Tイメージング・システム(10)により、周期性の運
    動を有する被検体(22)をスキャンする方法であっ
    て、 被検体(22)をヘリカルスキャンした、そのスキャン
    で互いに反対側の位置の周辺データ・セグメント(5
    6、58)を含むデータ・セグメント(50、52、5
    4、56、58、60、62、64)を取得するステッ
    プと、 前記データ・セグメントよりデータ(66、68)を外
    挿し、周辺データ・セグメントを少なくともハーフスキ
    ャンのデータ組まで延長するステップと、 前記ハーフスキャンのデータ組からのものも含めて、前
    記データ・セグメントから画像スライスを再構成するス
    テップと、を含む方法。
  13. 【請求項13】 データ・セグメントよりデータを外挿
    して周辺データ・セグメントを延長する前記ステップ
    が、前記外挿をするために複数の検出器行によって周期
    性の運動をしている被検体の1サイクル中で同時に取得
    したデータを利用することを含む請求項12に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記被検体が患者の心臓であり、前記
    方法は、さらに、再構成画像スライスに対して心臓石灰
    化を計数するステップを含む請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 データ・セグメントよりデータを外挿
    して周辺データ・セグメントを延長する前記ステップ
    が、周期性の運動をしている被検体の次のサイクル及び
    直前のサイクルのうちの少なくとも一方からの少なくと
    も1つのデータ・セグメントから取得したデータを利用
    して、前記少なくとも1つのデータ・セグメントと一致
    していない周辺セグメントのうちの1つを延長すること
    を含む請求項12に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記被検体が患者の心臓であり、前記
    方法は、さらに、再構成画像スライスに対して心臓石灰
    化を計数するステップを含む請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 各行がそれぞれのアイソセンタを有す
    る複数の検出器(18)行を備えるマルチスライス型C
    Tイメージング・システム(10)あって、被検体(2
    2)をヘリカルスキャンして、周辺データ・セグメント
    (56、58)を含むデータ・セグメント(50、5
    2、54、56、58、60、62、64)を取得し、 第1の周辺データ・セグメント(56)からのデータを
    反対側の第2の周辺セグメント(58)と合成して、1
    つの画像スライスを再構成するための1つのデータ組を
    形成し、 前記合成データを画像スライスに再構成するように構成
    されていること、を特徴とするマルチスライス型CTイ
    メージング・システム(10)。
  18. 【請求項18】 前記システムは、前記合成データを再
    構成するために、ハーフスキャンのデータ組を再構成す
    るように構成されている請求項17に記載のシステム
    (10)。
  19. 【請求項19】 前記システムは、第1の周辺データ・
    セグメントからのデータを反対側の第2の周辺セグメン
    トと合成して1つの画像スライスを再構成するための1
    つのデータ組を形成するために、前記ヘリカルスキャン
    の並進方向で概ね一致したアイソセンタを有する反対側
    の周辺検出器行(2A、2B)に対するセグメントに対
    応した周辺セグメントを選択するように構成されている
    請求項17に記載のシステム(10)。
  20. 【請求項20】 前記システムはさらに、回転するX線
    源(14)及び検出器アレイ(18)を備えており、前
    記システムはさらに、周期性の運動をしている被検体の
    サイクルの位相が第1のセグメントと反対側の第2のセ
    グメントとにおいて実質的に同じとなるように、スライ
    ス数N、並びに前記X線源と検出器アレイの回転速度R
    を用いて、周期性の運動をしている被検体をスキャン・
    ピッチPでスキャンするように構成されている、請求項
    19に記載のシステム(10)。
  21. 【請求項21】 Bを周期性の運動をしている被検体の
    サイクル速度(サイクル/分の単位)とし、Rを被検体
    の周りでのX線源と検出器の回転速度(回転/分の単
    位)としたときに、少なくとも概ね、R=60P÷
    [(N−1)B]である請求項20に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 Nが4スライスであり、Bが60〜7
    5サイクル/分であり、かつRが0.8〜1.0秒/回
    転である請求項20に記載のシステム。
  23. 【請求項23】 Pが3である請求項22に記載のシス
    テム。
  24. 【請求項24】 Nが4スライスであり、Bが75サイ
    クル/分より大きく、Rが0.8秒/回転である請求項
    20に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 Pが3である請求項24に記載のシス
    テム。
JP2000327894A 1999-10-29 2000-10-27 高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングのためのハイブリッド再構成法 Expired - Lifetime JP4712956B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/429,867 US6597803B1 (en) 1999-10-29 1999-10-29 Hybrid reconstruction for high pitch multi-slice helical cardiac imaging
US09/429867 1999-10-29

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001170044A true JP2001170044A (ja) 2001-06-26
JP2001170044A5 JP2001170044A5 (ja) 2007-12-06
JP4712956B2 JP4712956B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=23705048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000327894A Expired - Lifetime JP4712956B2 (ja) 1999-10-29 2000-10-27 高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングのためのハイブリッド再構成法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6597803B1 (ja)
EP (1) EP1095619B1 (ja)
JP (1) JP4712956B2 (ja)
DE (1) DE60036260T2 (ja)
IL (1) IL139152A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002011001A (ja) * 2000-06-28 2002-01-15 Toshiba Information Systems (Japan) Corp X線コンピュータ断層撮影装置
US7505550B2 (en) 2004-06-16 2009-03-17 Hitachi Medical Corporation Radiotomography apparatus
JP4796739B2 (ja) * 2000-09-29 2011-10-19 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 多数の検出器行によるctのための心臓螺旋ハーフスキャン再構成

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100401984C (zh) * 2001-11-30 2008-07-16 株式会社日立医药 使用x线ct装置的心脏断层图像制作方法及装置
FR2834179A1 (fr) * 2001-12-24 2003-06-27 Chabunda Christophe Mwanza Dispositif de scanographie helicoidale a phases multiples de balayage
JP3911415B2 (ja) * 2001-12-26 2007-05-09 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線ct装置
US6865250B2 (en) 2002-12-23 2005-03-08 Ge Medical Systems Global Technology Company Llc High pitch cardiac helical scan with extended reconstruction windows
US6977984B2 (en) * 2003-10-07 2005-12-20 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Methods and apparatus for dynamical helical scanned image production
US20050201605A1 (en) * 2004-03-11 2005-09-15 Jianying Li Methods and apparatus for CT smoothing to reduce artifacts
DE102004020861B4 (de) * 2004-04-28 2009-10-01 Siemens Ag Verfahren zur Rekonstruktion von Projektionsdatensätzen bei Dosis-reduzierter abschnittsweiser spiralförmiger Abtastung in der Computertomographie
ATE542480T1 (de) * 2005-06-22 2012-02-15 Koninkl Philips Electronics Nv Reduktion von bandartefakten für die ct- herzbildgebung
JP2007236662A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線ct装置およびそのx線ct画像再構成方法、x線ct画像撮影方法。
EP2126842B1 (en) * 2007-01-08 2013-12-25 Koninklijke Philips N.V. Motion determination system for determining the motion of a periodically moving object.
US7729467B2 (en) 2007-03-22 2010-06-01 General Electric Company Methods and systems for attentuation correction in medical imaging
US10492756B2 (en) * 2016-03-29 2019-12-03 NeuroLogica Corporation, a subsidiary of Samsung Electronics Co., Ltd. Correction for drive, tilt, and scanning-speed errors in imaging systems
US11717252B2 (en) 2018-08-03 2023-08-08 NeuroLogica Corporation, a subsidiary of Samsung Electronics Co., Ltd. AI-based rendered volume auto-correction for fixed and mobile x-ray imaging modalities and other imaging modalities

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4182311A (en) * 1977-04-22 1980-01-08 Varian Associates, Inc. Method and system for cardiac computed tomography
JPH05317303A (ja) * 1992-05-14 1993-12-03 Toshiba Corp X線ct装置
JPH0628659B2 (ja) * 1985-09-26 1994-04-20 株式会社東芝 X線ct装置
JPH06269445A (ja) * 1993-03-19 1994-09-27 Hitachi Medical Corp ら旋スキャン形x線ct装置及びr−r形x線ct装置
JPH0924045A (ja) * 1995-07-10 1997-01-28 Ge Yokogawa Medical Syst Ltd X線ct装置の制御方法およびx線ct装置
JPH0975336A (ja) * 1995-09-11 1997-03-25 Ge Yokogawa Medical Syst Ltd 画像生成方法、画像表示方法およびx線ct装置
JPH09234195A (ja) * 1995-12-25 1997-09-09 Toshiba Corp X線ct装置
JPH1033521A (ja) * 1996-07-23 1998-02-10 Hitachi Medical Corp X線ct装置
WO1999001736A2 (en) * 1997-07-01 1999-01-14 Analogic Corporation Improved helical scan computed tomography detector geometry
JPH1189830A (ja) * 1997-07-24 1999-04-06 Ge Yokogawa Medical Systems Ltd 放射線断層撮影方法および装置
JPH11137541A (ja) * 1997-09-12 1999-05-25 Siemens Ag コンピュータトモグラフ
JPH11253435A (ja) * 1998-01-13 1999-09-21 Siemens Ag コンピュ―タトモグラフ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5270923A (en) * 1989-11-02 1993-12-14 General Electric Company Computed tomographic image reconstruction method for helical scanning using interpolation of partial scans for image construction
US5974108A (en) * 1995-12-25 1999-10-26 Kabushiki Kaisha Toshiba X-ray CT scanning apparatus
US5960056A (en) 1997-07-01 1999-09-28 Analogic Corporation Method and apparatus for reconstructing volumetric images in a helical scanning computed tomography system with multiple rows of detectors
US6154516A (en) * 1998-09-04 2000-11-28 Picker International, Inc. Cardiac CT system
US6256368B1 (en) * 1999-10-15 2001-07-03 General Electric Company Methods and apparatus for scout-based cardiac calcification scoring

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4182311A (en) * 1977-04-22 1980-01-08 Varian Associates, Inc. Method and system for cardiac computed tomography
JPH0628659B2 (ja) * 1985-09-26 1994-04-20 株式会社東芝 X線ct装置
JPH05317303A (ja) * 1992-05-14 1993-12-03 Toshiba Corp X線ct装置
JPH06269445A (ja) * 1993-03-19 1994-09-27 Hitachi Medical Corp ら旋スキャン形x線ct装置及びr−r形x線ct装置
JPH0924045A (ja) * 1995-07-10 1997-01-28 Ge Yokogawa Medical Syst Ltd X線ct装置の制御方法およびx線ct装置
JPH0975336A (ja) * 1995-09-11 1997-03-25 Ge Yokogawa Medical Syst Ltd 画像生成方法、画像表示方法およびx線ct装置
JPH09234195A (ja) * 1995-12-25 1997-09-09 Toshiba Corp X線ct装置
JPH1033521A (ja) * 1996-07-23 1998-02-10 Hitachi Medical Corp X線ct装置
WO1999001736A2 (en) * 1997-07-01 1999-01-14 Analogic Corporation Improved helical scan computed tomography detector geometry
JPH1189830A (ja) * 1997-07-24 1999-04-06 Ge Yokogawa Medical Systems Ltd 放射線断層撮影方法および装置
JPH11137541A (ja) * 1997-09-12 1999-05-25 Siemens Ag コンピュータトモグラフ
JPH11253435A (ja) * 1998-01-13 1999-09-21 Siemens Ag コンピュ―タトモグラフ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002011001A (ja) * 2000-06-28 2002-01-15 Toshiba Information Systems (Japan) Corp X線コンピュータ断層撮影装置
JP4625565B2 (ja) * 2000-06-28 2011-02-02 東芝情報システム株式会社 X線コンピュータ断層撮影装置
JP4796739B2 (ja) * 2000-09-29 2011-10-19 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 多数の検出器行によるctのための心臓螺旋ハーフスキャン再構成
US7505550B2 (en) 2004-06-16 2009-03-17 Hitachi Medical Corporation Radiotomography apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
IL139152A0 (en) 2001-11-25
DE60036260T2 (de) 2008-05-29
US6597803B1 (en) 2003-07-22
DE60036260D1 (de) 2007-10-18
IL139152A (en) 2004-07-25
EP1095619A1 (en) 2001-05-02
EP1095619B1 (en) 2007-09-05
JP4712956B2 (ja) 2011-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6370217B1 (en) Volumetric computed tomography system for cardiac imaging
US6504894B2 (en) Phase-driven multisector reconstruction for multislice helical CT imaging
JP4487095B2 (ja) 撮像システムの回顧的心臓ゲーティングを用いた冠状動脈の石灰化の検出
JP4796739B2 (ja) 多数の検出器行によるctのための心臓螺旋ハーフスキャン再構成
EP1605826B1 (en) Computerized tomographic imaging system
EP1466559B1 (en) Methods and apparatus for cardiac imaging with conventional computed tomography
EP0983747B1 (en) Cardiac CT system
US6252924B1 (en) Method and apparatus for motion-free cardiac CT imaging
US6307910B1 (en) Methods and apparatus for reduced radiation coronary computed tomography imaging
JP4712956B2 (ja) 高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングのためのハイブリッド再構成法
US6865250B2 (en) High pitch cardiac helical scan with extended reconstruction windows
JP2000107174A (ja) 像再構成方法及び測定デ―タ取得方法
JP4007928B2 (ja) X線ct装置
JP2005040602A (ja) 被検体の周期的な運動を行なう部位の検査方法およびこの方法を実施するためのct装置
US7023958B2 (en) Radiation image-acquiring apparatus, and radiation image-acquiring method

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071024

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100901

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100901

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4712956

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term