JP2001169608A - 乗用農作業機 - Google Patents

乗用農作業機

Info

Publication number
JP2001169608A
JP2001169608A JP35551899A JP35551899A JP2001169608A JP 2001169608 A JP2001169608 A JP 2001169608A JP 35551899 A JP35551899 A JP 35551899A JP 35551899 A JP35551899 A JP 35551899A JP 2001169608 A JP2001169608 A JP 2001169608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
engine
driven
machine
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35551899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001169608A5 (ja
Inventor
Shigeo Zanma
茂雄 残間
Masami Nakamura
正美 中村
Ryuji Ninomiya
龍二 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP35551899A priority Critical patent/JP2001169608A/ja
Publication of JP2001169608A publication Critical patent/JP2001169608A/ja
Publication of JP2001169608A5 publication Critical patent/JP2001169608A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Landscapes

  • Agricultural Machines (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行時の騒音や振動、排気ガスの発生を抑制
できる乗用農作業機の提供を課題とする。 【解決手段】 後方に作業機を装着したトラクター等の
乗用農作業機において、エンジンから取り出した動力に
よって走行系及び作業機を駆動するように構成するとと
もに発電機を駆動してバッテリーに蓄電し、その電力に
より駆動する電動モーターによって走行系を駆動するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリー耕耘装
置などの作業機を後方に装着したトラクター等の乗用農
作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータリー耕耘装置などの作業機
を後方に装着したトラクター等の乗用農作業機は、エン
ジンから伝達される動力によって走行系及びその作業機
が駆動するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、エンジン
によって走行系及び作業機が駆動するように構成されて
いると、エンジンの騒音や振動が大きくなり、かつ排気
ガスも多く発生するため、特に市街地付近で走行すると
きには環境問題に発展するおそれがある。そこで、本発
明は、走行時の騒音や振動、排気ガスの発生を抑制でき
る乗用農作業機を得ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するため、次のような乗用農作業機を提供する
ものである。すなわち、後方に作業機を装着したトラク
ター等の乗用農作業機において、エンジンから取り出し
た動力によって走行系及び作業機を駆動するように構成
するとともに発電機を駆動してバッテリーに蓄電し、そ
の電力により駆動する電動モーターによって走行系を駆
動するように構成したことを特徴とする乗用農作業機で
ある。また、作業機のリフトアップ時にはエンジンの動
力がバッテリー蓄電用に使用されるように構成したこと
を特徴とする乗用農作業機である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を基に説明する。図1は乗用農作業機の一
例としての小型トラクターを示す概略側面図であり、こ
のトラクターは自走可能な走行車両(1)の後部に、作
業機の一例であるロータリー耕耘装置(2)を昇降自在
に装着している。
【0006】走行車両(1)の前部には操向ハンドル
(3)が設けられ、操向ハンドル(3)の後方に運転席
(4)が設けられている。そして、その運転席(4)の
後方にエンジン(5)が設けられるとともに、その前下
方にミッション部(6)が設けられている。前輪(7)
は前車軸(図示しない)を介して取り付けられ、後輪
(8)は後車軸(8a)を介して取り付けられている。
そして、その後車軸(8a)は後車軸伝動ケース(9)
に軸支され、ミッション部(6)からの動力が伝動シャ
フトケース(10)と後車軸伝動ケース(9)を介して
後車軸(8a)に伝達され、後輪(8)が駆動されるよ
うになっている。
【0007】また、操向ハンドル(3)のハンドルコラ
ム(11)の左側部にはブレーキレバー(12)が配設
され、右側部にはPTOクラッチレバー(13)が配設
されている。そして、運転席(4)の左側方には主変速
レバー(14)が配設され、右側方にはロータリー耕耘
装置(2)を昇降させる昇降操作レバー(15)とロー
タリー耕耘装置(2)のクラッチを入・切する操作レバ
ー(16)と耕深調節操作レバー(17)が配設されて
いる。また、運転席(4)の後方には正面視門型形状の
ロールバー(18)が起立自在に立設されている。
【0008】走行車両(1)の下部後端にはエンジン
(5)からの動力をロータリー耕耘装置(2)に伝達す
るためのPTO軸(19)が横架され、上部後端にはロ
ータリー耕耘装置(2)を昇降させるためのリフトシリ
ンダー(20)が配設されている。ロータリー耕耘装置
(2)はヒッチ(21)によって走行車両(1)の後部
に連結されており、PTO軸(19)からの動力が伝動
ケース(22)に伝達されて、耕耘爪軸(23)を駆動
し、図示しないロータリー耕耘爪を回転駆動して耕耘作
業を行うように構成されている。なお、(24)はロー
タリーカバーであり、(25)は回動リアカバーであ
る。
【0009】以上のようなトラクターにおいて、次にそ
の動力伝達機構について説明する。図2で示すように、
本発明にかかるトラクターには、ワンウェイクラッチ
(26)、作業機の位置高さ検出スイッチ(27)、発
電機(30)、バッテリー(31)、電動モーター(3
2)及びコントローラー(33)が備えられている。そ
して、エンジン(5)から取り出した動力はワンウェイ
クラッチ(26)を介してミッション部(6)に伝達さ
れる。ミッション部(6)の駆動力は前述したように後
輪(8)を駆動するとともに、発電機(30)を駆動
し、その発電機(30)によって発生した電気はバッテ
リー(31)に蓄えられ、蓄電された電気によって電動
モーター(32)が駆動されるものである。コントロー
ラー(33)は発電機(30)、電動モーター(32)
等の電気機器を制御する制御器である。
【0010】また、ロータリー耕耘装置(2)を駆動す
るのはエンジン(5)から取り出した動力により直接的
に行い、後輪(8)を駆動するのはエンジン(5)の動
力及び電動モーター(32)の駆動力により駆動するよ
うに構成している。すなわち、エンジン(5)の動力を
走行系の駆動に利用するとともに、バッテリー(31)
に蓄えられた電気で電動モーター(32)を駆動し、電
動モーター(32)から伝動ベルト(28)によってミ
ッション部(6)に動力を伝達し、ミッション部(6)
から上述の通り後輪(8)を駆動するように構成してい
る。また、エンジン(5)から取り出した動力を伝動ベ
ルト(29)によって直接PTO軸(19)に伝達し
て、ロータリー耕耘装置(2)を駆動するように構成し
ている。
【0011】以上のような動力伝達機構を備えた乗用農
作業機において、農作業機の移動走行時には、電動モー
ター(32)の動力がミッション部(6)に伝達され、
ミッション部(6)からの動力が伝動シャフトケース
(10)と後車軸伝動ケース(9)を介して後車軸(8
a)に伝達され、後輪(8)が駆動され、農作業機が移
動走行する。この際、エンジン(5)の駆動は停止され
ているので、電動モーター(32)側の動力はワンウェ
イクラッチ(26)が動作してプーリは空転するので、
エンジン(5)側の駆動系には影響がない。
【0012】一方、農作業機の走行作業時には、エンジ
ン(5)の動力はワンウェイクラッチ(26)を介して
ミッション部(6)に伝達され、ミッション部(6)か
らの動力が伝動シャフトケース(10)と後車軸伝動ケ
ース(9)を介して後車軸(8a)に伝達され、後輪
(8)が駆動されるとともに、エンジン(5)からの動
力はPTO軸(19)を介してロータリー耕耘装置
(2)に伝達される。
【0013】このような作業駆動系において、ロータリ
ー耕耘装置(2)が作業状態、すなわち、作業機がリフ
トダウン位置にある時はエンジン(5)の動力は走行系
と作業機の駆動系に伝達され、またこのとき、図示しな
い発電機のコイルを解放するすることにより発電が中断
され、発電による動力が不要となる。一方、作業機の枕
地旋回時には、ロータリー耕耘装置(2)が設定位置高
さより高いことを位置高さ検出スイッチ(27)が検知
し、該スイッチ(27)の検知信号をコントローラー
(33)が認識判断し、エンジン(5)の動力を発電機
(30)に伝達し、バッテリー(31)に蓄電するよう
に構成されている。
【0014】すなわち、耕耘作業時は作業機の負荷が大
きい状態で、エンジン(5)の動力を発電機(30)の
駆動に用いると、作業能率が低下するので、このような
不都合を回避するため、作業機が枕地旋回時、すなわち
作業機がリフトアップされ、作業による動力消費がない
状態で、エンジン(5)出力に生じた余裕動力を発電機
(30)の駆動に利用することができるので、バッテリ
ー(31)への蓄電が有効に行える。
【0015】このような構成によれば、作業時以外はエ
ンジンを停止させておくことができるので、従来のよう
な騒音問題等は発生しなくなる。つまり、移動走行時に
は電力によって走行させることができるので、騒音や振
動、排気ガスの発生を抑制することができて、快適に走
行することができる。しかも、そのための充電は作業機
がリフトアップされている時に行えるので効率がよく、
また、作業機の駆動系と車両の走行系とがそれぞれ独立
しているので、作業機に負荷がかかる、即ちエンジンに
負荷がかかっている時にはコントローラーによって発電
機の駆動を停止でき、作業効率がよい。
【0016】
【発明の効果】以上、本発明によれば、後方に作業機を
装着したトラクター等の乗用農作業機において、エンジ
ンから取り出した動力によって走行系及び作業機を駆動
するように構成するとともに発電機を駆動してバッテリ
ーに蓄電し、その電力により駆動する電動モーターによ
って走行系を駆動するように構成したので、移動走行時
は電動モーターのみで機体の走行が可能になり、走行時
の騒音や振動、排気ガスの発生を抑制することができ
る。また、作業機のリフトアップ時にはエンジンの動力
がバッテリー蓄電用に使用されるように構成したので、
エンジンの低負荷領域での動力が有効利用され、電動農
作業機として長時間使用に耐え得る電力を蓄電すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクターの概略側面図
【図2】動力の伝達経路を示す伝動機構図
【符号の説明】
2 ロータリー耕耘装置 5 エンジン 6 ミッション部 26 ワンウェイクラッチ 27 作業機位置高さ検出スイッチ 30 発電機 31 バッテリー 32 電動モーター 33 コントローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二宮 龍二 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 Fターム(参考) 2B041 AA20 AB05 AC03 EA30 3G093 AA04 AA07 AA09 AA16 BA20 BA32 BA33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方に作業機を装着したトラクター等の
    乗用農作業機において、エンジンから取り出した動力に
    よって走行系及び作業機を駆動するように構成するとと
    もに発電機を駆動してバッテリーに蓄電し、その電力に
    より駆動する電動モーターによって走行系を駆動するよ
    うに構成したことを特徴とする乗用農作業機。
  2. 【請求項2】 前記作業機のリフトアップ時にはエンジ
    ンの動力がバッテリー蓄電用に使用されるように構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の乗用農作業機。
JP35551899A 1999-12-15 1999-12-15 乗用農作業機 Pending JP2001169608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35551899A JP2001169608A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 乗用農作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35551899A JP2001169608A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 乗用農作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001169608A true JP2001169608A (ja) 2001-06-26
JP2001169608A5 JP2001169608A5 (ja) 2007-01-25

Family

ID=18444411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35551899A Pending JP2001169608A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 乗用農作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001169608A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008069072A1 (ja) * 2006-12-04 2008-06-12 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 作業車両の走行駆動装置、作業車両および走行駆動方法
KR101006185B1 (ko) * 2008-12-22 2011-01-14 김신길 농업용 전동승용 작업기
KR101152811B1 (ko) 2011-12-29 2012-06-12 김신길 전동승용 농기계의 엔진 및 작업기 취부구조
JP7563291B2 (ja) 2021-04-30 2024-10-08 トヨタ自動車株式会社 トラクタ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008069072A1 (ja) * 2006-12-04 2008-06-12 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 作業車両の走行駆動装置、作業車両および走行駆動方法
US8146691B2 (en) 2006-12-04 2012-04-03 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Travel drive system for work vehicle, work vehicle, and travel drive method
KR101344836B1 (ko) 2006-12-04 2013-12-26 히다치 겡키 가부시키 가이샤 작업차량의 주행구동장치, 작업차량 및 주행구동방법
KR101006185B1 (ko) * 2008-12-22 2011-01-14 김신길 농업용 전동승용 작업기
KR101152811B1 (ko) 2011-12-29 2012-06-12 김신길 전동승용 농기계의 엔진 및 작업기 취부구조
JP7563291B2 (ja) 2021-04-30 2024-10-08 トヨタ自動車株式会社 トラクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008206467A (ja) コンバイン
KR101302404B1 (ko) 전기구동식 농용 작업차
JP4815703B2 (ja) トラクタ
JP2013032039A (ja) 電動トラクタ
CN110696604A (zh) 一种电动拖拉机串联混合动力驱动系统
JP2004350475A (ja) 作業車両の伝動装置
JP2001161114A (ja) 乗用農作業機
JP2001169608A (ja) 乗用農作業機
CA2822587C (en) Crawler vehicle and relative control method
JP2001163070A (ja) 乗用農作業機
JP4150269B2 (ja) 農用トラクタ
JP2001320805A (ja) ハイブリッド方式による走行型農作業機
WO2021213354A1 (zh) 增程器、混合动力插秧机和混合动力插秧机的工作方法
CN110001802A (zh) 一种节能环保型电驱动拖拉机
JP2001169609A (ja) 乗用農作業機
CN210390737U (zh) 电动拖拉机双置动力驱动系统
JP2005016389A (ja) ハイブリットコンバイン
JP5943617B2 (ja) 電動トラクタ
KR101241072B1 (ko) 전기구동식 다목적 운반차량
JP4299510B2 (ja) 乗用作業車の動力取出機構
JP2001161104A (ja) ハイブリッド管理機
JPH09140217A (ja) 無人田植機
JP2001173486A (ja) 乗用農作業機
JPH06125603A (ja) 歩行型移動農機
JP2007022378A (ja) 管理機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512